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同 門 会 誌
広島大学医学部小児科学教室 同 門 会 誌 第21号 (平成27年6月) 目 次 巻頭言・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 西村真一郎・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2 副会長就任挨拶・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 和合 正邦 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 同門会総会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 同門会総会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 随想「病(やまい)の歴史断片」 ・ ・ ・ ・ 上田 一博 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・20 教室便り・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 川口 浩史 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・22 新入局員自己紹介・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 24 新規開業挨拶・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 佐々木伸孝 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・44 野本 勝弘 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・45 梶梅 輝之 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 47 捻橋 紀久 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・48 清水 浩志 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・50 近況報告 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 原田 佳明 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 51 河村 一郎 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・54 第116回 日本小児科学会学術集会報告 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 川口 浩史 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 57 国際学会報告・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 早川 誠一 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 61 業績集・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・64 広島大学医学部小児科学教室 同 門 会 誌 第21号 (平成27年6月) 巻 頭 言 にしむら小児科,同門会副会長 西村真一郎 現在の医師臨床研修制度が導入されてか る君とトランプで遊ぶのが私の日課になって ら同門会への新入会も10回目を数えること いました。とりとめのない話をしながら過ご となりました。今では卒業後それぞれの病院 す時間は、自分が主治医であることを自覚さ で研修して小児科学教室に入局するのが当 せてくれる時でもありました。しかし病状は たり前になりましたが、それ以前の研修制度 確実に悪化していき、よしはる君は大部屋か で育った私たちは卒業と共に入局し約1年間 ら個室に移ることになります。旧病棟の個室 を大学病院で同期生と研修していました。文 は今と違い、夏は暑く冬は寒い、お世辞にも 字通り365日24時間を同期生と共にする 快適とは言えない環境でした。その病室で ような研修医生活でしたから、まさに同じ釜 彼は最後まで弱音を吐くことなく、お母さん の飯を食った間柄で自然と同門の意識も生 に見守られる中旅立ちました。病気を治すこ まれてたように思えます。そして、右も左もわ とが医師の一番の仕事ですが、どうしても治 からないまま主治医となった私たちは患者さ らない子ども達がいる以上、せめて最後の時 んから医師として必要な多くのことを教わり は心安らかに家族と過ごしてもらいたい。そ ました。 んな思いも彼が教えてくれたもののひとつで よしはる君は研修一年目に受け持った患 す。 者さんの一人でした。彼は幼児期に急性リン パ性白血病を発症し、その後は何度かの中 今年の4月に念願であった患者さんとご 枢神経系再発のため10年近く外来で治療 家族のための広島大学病院ファミリーハウス を受けていました。そして再発が骨髄にまで がオープンしました。小林正夫教授をはじめ 及んだため入院することとなりました。当時 教室の先生方の熱意とご尽力によるものと思 はまだ骨髄移植などできない時代です。私も います。大学病院のように難病の子ども達が 今なら完治は難しいことも十分理解できま 長期入院を余儀なくされる場合、付き添うご すが、新米医師だった当時、指導医であった 家族だけでなく離れた自宅で待ち暮らすご 故田中義人先生から「絶対治そうぜ」と言わ 家族にも大きな精神的・経済的負担がのし れ、よしはる君は絶対に治ると信じて治療に かかります。家族が一緒に過ごすという当た あたっていました。 り前のことが、難しいご家族を目の当たりに よしはる君の家庭は母一人子一人でした。 することでどれだけ大切なことであるか改め お母さんは毎日のように夕方には会いにい て感じさせられます。そんな患者さんとご家 らっしゃいましたが消灯前には帰らなけれ 族への支えとなるのが「病院近くのわが家」 ばいけません。そんな中で、消灯前によしは であるファミリーハウスです。ファミリーハウ 2 スの目的は単に遠方から治療にいらっしゃ 必要とされます。ファミリーハウスには、アフ る方の宿泊施設にとどまらず、外泊が困難な ラックやマクドナルドなどの企業の寄付で建 患者さんがご家族と共に正月などを過ごした 設されたがんの子どもを守る会により運営さ り、末期となった患者さんがご家族との最後 れる東京や大阪などの比較的大きなものか の楽しい時間を過ごしたりできる「わが家」 ら地域の患者会やNPOが設立運営する小規 のような場でもあります。 模なものまで様々です。 またファミリーハウスは単に患者さんとご 広島大学病院ファミリーハウスのように大 家族のためだけでなく、医療者にとっても精 学病院に併設されたものとしては三重大学 神的ケアの実践の場となり得る、いわばトー 病院の三重ファミリールームがあります。三 タルケアの拠点なのです。ファミリーハウス 重ファミリールームでは運営の窓口を三重大 は全国に125箇所ありますが、小児専用の施 学小児科学教室が担当し経済的支援を同門 設はその半分程度であり中国四国地方では 会が行っています。これはトータルケアの視 愛媛県、高知県に続き3番目となります。広 点から、より良い医療人を育成するのも同門 島大学病院は中国四国地方随一の小児がん 会の使命の一つであるとの趣旨から行われ 拠点病院に指定されており、ファミリーハウ ています。我が同門会においても広島大学病 スの建設は長年の夢でした。 院で研修した小児科医が立派な医療人とな その開設は2億円近くの建設費をみても れるよう、ファミリーハウス建設を一つの機 簡単な道のりではなかったでしょう。また、今 会として教室の支援が行えることを願ってい 後の運営にも年間約500万程度の費用が ます。 3 同門会副会長就任のご挨拶 地方独立行政法人 広島市立病院機構 広島市立安佐市民病院 副院長・小児科部長 和 合 正 邦 午後の慌ただしい乳児健診中に、突然同 一方ではご迷惑も相当数かけてしまいまし 門会会長の新田康郎先生から「副会長を引 た。この場をお借りしてこれまでいただきま き受けていただきたい」旨のお電話を頂きま したご厚情への御礼と、これまでの非礼を心 した。赤ちゃんたちの泣き声・お母さんたち よりお詫びを申し上げる次第です。 のおしゃべり・医療スタッフの話し声など、普 本年4月安佐市民病院副院長を拝命致し 段から聞き慣れた心地よい雑音が私の周り ました。小児科一筋から、病院全体を俯瞰 からスーッと消えて、まるで時間が止まってし し業務を行っていくべき立場となり、副院長 まったかのようでした。小児科教室ならびに に就任してから1ヶ月ちょっとしか経ってい 同門会という“メインストリート”の周辺(遠 ないのに、既に気疲れを感じている今日この 方)でうろうろとたむろしながら平凡に年を 頃です。院内業務に関しては、これまで幾つ 重ねてきた自分にとって、副会長就任要請は かの委員会の委員長を経験してきたのです まさに“寝耳の水”であり、 “青天の霹靂”で が、業務を統括する委員会数が一挙に増え した。返事に窮しましたが、なぜか苦し紛れ ました。毎朝8:10amの小児科カンファの後、 にやっとの思いで「お引き受け致します」と 8:30amから院長・看護部長・担当師長とと 声を絞り出した自分がそこに居ました。思い もに医療安全に関する事例検討で業務が始 がけない自分の返答内容は自分にとって、ま まります。その他私が担当する委員会・会議 さに“後悔先に立たず”でした。 としては、病院経営を話し合う幹部会議をは 副会長就任のご挨拶に替えて、簡単に自 じめ、医療安全・医療機器安全・職員の安 己紹介をさせていただきます。昭和53年に 全衛生・院内虐待対策・倫理委員会・治験審 長崎大学を卒業後大学院に進学し、病理学 査委員会・薬事委員会などの各委員会の委 を選択しました。基礎研究の傍ら、多くの病 員長となっています。さらに、院内感染・職 理解剖や摘出標本の組織診断に従事しまし 員教育研修・診療録保管(診療録管理委員 た。四苦八苦しながら臨床の先生方の疑問 会)・開示などの責任者となっています。極 にお答えしていた頃が懐かしく思い起こされ め付きは以前から担当していた広報委員会 ます。病理を学んでいる途中から、自分には の委員長として2つの広報誌の発行とホーム 外科的な仕事よりも小児科の方が絶対合っ ページ運営を引き続いて請け負うこととなり ているという想いに駆られ、広大小児科教室 ました。ですので、荒新先生をはじめ小児科 に入局させていただきました。以降の30年も の先生方には大変ご無理をおかけしており、 の間、広大小児科教室・同門会の先生方か 本当に頑張ってもらっています。 らは多くの暖かな励ましをいただきました。 皆さんご存知のように、今年4月から安佐 4 市民病院は地方独立行政法人広島市立病院 副院長のひとりとして、これらの課題に対し 機構へと改編されました。そして病院立替が て、全力で責務を果たしていかなければなら 喫緊の課題となっていますが、この機会に病 ないと覚悟を新たにしています。 院機能の見直しと拡充がはかられていくこと 還暦を過ぎた今こうして非才な自分自身を になっています。以下のように多くの協議項 顧みてみた時、ひとの知能には、新しいこと 目が挙がっています。 (1)地域連携強化・緩 を学び獲得していく流動性知能と、知識や 和ケア体制・緩和ケア外来設置などのがん 経験を基に対処していく結晶性知能の2つが 医療の拡充、 (2)救命救急センター設置を あるということに思い至ります。結晶性知能 めざした救急医療の拡充、 (3)低侵襲手術 が発揮されるピークは60歳頃だそうです。副 の充実や白内障手術の充実など変性疾患治 会長就任の御命は、これまでただがむしゃ 療の充実、 (4)院内助産の充実や産科医療 らに小児医療を実践してきた60歳過ぎの1小 の維持・北部で完結する周産期体制の構築 児科医に、 “ここらあたりでちーたー結晶性 など周産期医療の充実、 (5)夜間救急対応 知能を働かせて、教室同門のために恩返しを 日の拡大や療養環境整備など小児医療の充 してみたらどうかいのう”ということであろう 実、 (6)医師派遣・医療従事者への研修機 と自分かってに都合よく解釈させて頂いてい 能拡充などを通した北部地域支援の強化、 ます。今後は「大学小児科学教室の発展に尽 (7)地域医療機関との連携強化や医療と くし、会員相互の親睦をはかる」ため、少しで 介護の連携推進・緩和ケア・急性期リハ強化 も皆様方のお役に立てますよう、努力させて など地域に根ざした医療機能の拡充、 (8) いただきたく存じます。同門会の先生方、皆 病床再編と診療科目の見直しなどです。これ 様方、どうかご指導ご鞭撻のほど何卒よろし ら多くの課題の解決に向けて、計画策定と くお願い申し上げます。 推進・実行はまさに待ったなしの状況です。 5 平成 24 年度 同門会総会 平成25年3月3日 リーガロイヤルホテル広島にて 【総 会】 1.会長挨拶 2.黙祷 3.会員異動(敬称略) ご逝去:梶山泰子(S27入会),杉原満知子(S35入会),松浦良二(S52入会) 退 会:沖田佳奈美(H21入会),勝田愛子(S34入会),佐伯哲也(H5入会) 入 会:佐藤友紀,梅本勇基,小野大地,白石泰尚,玉田智子,冨岡啓太 入会予定:北浦菜月,窪田志保,佐倉文祥,立石裕一,野本仁志,浜本佳子, 松本惇子,森本彩,坂田園子,片岡久子,岡島枝里子 4.事業報告 平成24年 7月20日 同門会幹事会 平成24年12月16日 同門会幹事会 平成25年 3月 3日 同門会総会 5.協議事項 (1)役員交代 監 事:籠崎裕次 → 大谷潔 (2)事業計画 平成25年12月 同門会幹事会 平成26年2~3月 同門会総会 (3)決算・予算 (4)第116回日本小児科学会への支援について (5)同門会奨励賞、功労賞について (6)国際学会奨励金について (7)業績収集について (8)その他 6 6.同門会奨励賞表彰 原三千丸先生「感染症の臨床的研究」 小林良行先生「Brain&Developmentへの論文発表」 7.国際学会報告 原圭一先生 ヨーロッパ先天代謝異常学会(24.9) 小林良行先生 アメリカ血液学会(24.12) 【特別講演】 演題: 「広島県の小児医療、課題と展望」 講師:広島県健康福祉局 局長 佐々木昌弘先生 【懇親会】 7 総会風景 奨励賞講演:原先生 奨励賞講演:小林先生 特別講演:佐々木先生 川本功一先生のご発声で乾杯 8 特別講演の佐々木先生 新入会員挨拶 近況報告:入会 5 年 近況報告:入会 10 年 近況報告:入会 20 年 近況報告:入会 40 年 新規開業挨拶 9 平成 25 年度 同門会総会 平成26年2月23日 リーガロイヤルホテル広島にて 【総 会】 1.会長挨拶 2.黙祷 3.会員異動(敬称略) ご逝去:梶山通(S55入会),捻橋芳久(S49入会) 退 会:天野孝子(S45入会),鄭輝男(S50入会) 入 会:北浦菜月,窪田志保,佐倉文祥,立石裕一,野本仁志,浜本佳子,松本惇子, 森本彩,坂田園子,片岡久子,岡島枝里子 入会予定:浦山耕太郎,江藤昌平,田村尚子,波若秀幸,森田理沙,吉光哲大 4.事業報告 平成25年9月19日 同門会幹事会 平成25年11月17日 小林教授就任10周年祝賀会 平成25年12月15日 同門会幹事会 平成26年2月23日 同門会総会 5.協議事項 1)平成26年、27年度新役員 会 長:新田康郎 副会長:西村真一郎,和合正邦,中村和洋 監 事:大谷潔,吉光千記 幹 事:桑原正彦,早川武敏,坂野堯,西美和,田中丈夫,林谷道子,佐倉伸夫, 波多野修一,岸高正, 下田浩子,神野和彦,佐藤貴,篠原秀久,宮河真一郎, 堂面政俊,川口浩史,但馬剛,岡田賢,藤井裕士,安村純子,早川誠一, 溝口洋子,梶梅輝之,前野誓子, 千々松郁枝,今中雄介 連絡係:西村志帆,郷田聡,内田晃,玉田智子,松本惇子 顧 問:川本功一,上田一博,小林正夫 10 2)事業計画 平成26年12月 同門会幹事会 平成27年2~3月 同門会総会 3)決算・予算(別紙) 4)第116回日本小児科学会準備基金収支(別紙) 5)同門会誌について 6)業績収集について 7)その他 6.同門会功労賞表彰 川本功一先生 7.同門会奨励賞表彰 ①地域医療貢献分野 田原昌博先生 「モンゴルの心臓病児への医療支援」 林谷道子先生 「新生児蘇生法の普及」 ②学術分野 石川暢恒先生 「Neuropediatricsへの論文発表」 平田修先生 「Haematologicaへの論文発表」 藤井裕士先生 「Brain&Developmentへの論文発表」 【特別講演】 演題: 「iPS細胞の未来」 講師:京都大学iPS細胞研究所副所長 中畑龍俊先生 【懇親会】 11 12 功労賞贈呈:川本先生 奨励賞贈呈:林谷先生 奨励賞講演:田原先生 奨励賞講演:石川先生 奨励賞講演:平田先生 奨励賞講演:藤井先生 特別講演:中畑龍俊先生 新入会員挨拶 近況報告:入会 5 年 近況報告:入会 30 年 入会 40 年以上の会員へ感謝状 上田一博先生 入会 40 年以上の会員へ感謝状 早川武敏先生 入会 40 年以上の会員へ感謝状 豊田作次郎先生 入会 40 年以上の会員へ感謝状 新田康郎先生 入会 40 年以上の会員へ感謝状 八木哲夫先生 13 14 集合写真 平成 26 年度 同門会総会 平成27年2月22日 ホテルグランヴィア広島にて 【総 会】 1.会長挨拶 2.黙祷 3.会員異動(敬称略) ご逝去:進藤久人(S57入会),檜垣 毅(S40入会) 退 会:天野孝子(S45入会),森口信子(S51入会) 入 会:土居岳彦,二神良治,浦山耕太郎,江藤昌平,田村尚子, 波若秀幸,森田理沙,吉光哲大 入会予定:下村麻衣子,西山昌志,出雲大幹,小野泰輔,内海孝法, 梶間理人,田村結実,野間康輔,松原千春,山根侑子 4.事業報告 平成26年2月23日 同門会総会 平成26年12月14日 同門会幹事会 5.協議事項 ・事業計画 平成27年12月 同門会幹事会 平成28年2~3月 同門会総会 ・収支報告(別紙) ・その他 6.同門会功労賞表彰 桑原正彦先生 7.同門会奨励賞表彰 ①地域医療貢献分野 橘高英之先生 松永・沼隈地区医師会長としての活動に対して 15 ②学術分野 石川暢恒先生 英文誌 “Seizure” への論文発表に対して 8.国際学会報告 早川誠一先生 European Society for Immunodeficiencies(プラハ) 【特別講演】 座長:上田一博先生 講師:矢崎節夫先生(金子みすゞ記念館 館長) 演題: 「みんなちがって、みんないい。〜金子みすゞさんのうれしいまなざし〜」 【懇親会】 16 安佐南区土砂災害に関する桑原先生の講演 総会風景 功労賞贈呈:桑原先生 特別講演:矢崎先生 奨励賞贈呈:橘高先生 奨励賞贈呈:石川先生 新入会員挨拶 17 近況報告:入会 5 年 近況報告:入会 30 年 新規開業挨拶 矢崎先生を囲んで 18 近況報告:入会 20 年 19 集合写真:また集まりましょう! 随想「病(やまい)の歴史断片」 広島大学名誉教授,同門会顧問 上 淋病 田 一 博 を溺愛するようになった。学生時代は好き であったが、仕事の忙しい壮年期は、軽い音 病、特に感染症の歴史は自分たちの祖先 楽が趣味となり、老いて再びクラシックに趣 の歴史である。 味が帰った。体調の悪いときにでも心地よ おそらく人間と感染症の歴史は、寄生虫、 く出来ることは音楽を聴くことであるのに気 カビ(真菌)、細菌、そして最近(特に現代) 付いた。更に、気分の悪いときには、むしろ はウイルスとの戦いの歴史である。第二次世 暗く甘い音楽が心地よいのに気付いた。その 界大戦以後、人類は細菌感染(梅毒を含む) ような音楽を探す過程で、すぐたどり着いた を制圧し、結核や癩を鎮圧し、現在は最悪の のはシューベルトであった。合唱や声楽に没 ウイルス性疾患:エイズをも克服しようとし 頭した学生時代、最も好きな作曲家は歌曲 ている。 王シューベルトであった。当然のように年老 結核は何時から日本で蔓延したのか不明 いた今たちまちシューベルト・マニアとなり、 であるが、明治維新頃には明らかに存在し 良く知っている歌曲以外のジャンル、ピアノ、 た。長州藩で奇兵隊を編成するなど尊王攘 室内楽、交響曲に目を向けている。短い人生 夷運動を指導した高杉晋作は明らかに肺結 であったのに、数百の歌曲のみならず、何と 核で、29歳で夭逝している。私の母方の祖母 素晴らしい音楽を沢山書いたものだと思う。 は肺結核で52歳でなくなり、その長男、母の もっと長生きしてもっと沢山の音楽を作って 兄は親より早く22歳で肺結核で亡くなった。 ほしかった。 私の母は軽い肋膜炎だけで生き延び、私は シューベルトは31歳の若さで亡くなる前 10代になって良性の初感染結核になったの の数年間、淋病に苦しんだと言われている。 みで生き延びている。 淋病は遷延性感染では尿道・膀胱のみなら ペニシリンに始まる黴(真菌)の作る抗 ず、腎盂を犯し、腎盂腎炎を起こし、更に全身 菌物質、すなわち抗生物質の発見、発展は人 に菌が広がる可能性がある。私の判断では の病気の状況を大きく変えた。今や梅毒も 淋病による腎盂腎炎・腎不全が死因であっ 淋菌も結核も容易に治療できる時代となっ たものと思われる。 (ただし、最近目にした た。 Wikipediaの記述によると、彼が罹っていた のは淋病ではなく、梅毒で、その治療のため 私は今、淋病が過去には命に係わる病気 に使われた水銀化合物中毒であったという だったことに思いを馳せる。 説がある) 私は70歳を過ぎた最近、クラシック音楽 20 淋病に関して思いが及ぶのは、優しく大 ていた可能性がある。一方、みすゞは、純潔 きな宗教的世界観を持つ童謡詩人「金子み で 清潔で全く免疫がなかった可能 性が 高 すゞ」の病苦である。彼女の詩作活動が、病 い。 気による痛みや苦しみから、そして夫の横暴 さから、わが子を守るための考えた末の覚悟 同じことはシューベルトにも言えそうで の自殺のようであった。私は本来自殺願望を ある。メイドとの過ちで感染したと言われる 持ったことがないし、自殺する人の気持ちが シューベルトは、女遊びをするような男では 分からない人間であるが、金子みすゞの自死 なく、女性に対しては控えめな、いわゆるウ に至る苦しみには同感できる。夫に詩作す ブな男であったと思われる。それ故に淋病な ることや手紙を書くことさえも封じられ、子 どに対する免疫を全く持っていないために重 供の養育権を奪われそうになり、病苦(おそ い感染症となった、と想像できる。 らくと膀胱や尿道の痛みや骨盤腹膜炎、関 節炎、腎不全症状など)で自死しなくても、 淋病のような感染症は今では簡単に治療 病死に至りかねない状況であったと思われ 出来るのに。生きた時代が違うので仕方が る。 ないが、何とも残念である。二人とももっと 沢山の優れた作品を作って欲しかった。 シューベルトも金子みすゞも淋病で亡く なった。このことを友人に話すと、 「何故、移 2015年1月16日 記 した相手のヒト(金子みすゞの夫)はどうも みちがみ病院院長 小児科医 上田 一博 なかったのだろう」と質問が帰ってきた。 暫く考えて思いついた説明は、みすゞは無 垢で「免疫が無かった」と言うことである。 編者注) 金子みすゞの夫は仕事は出来るけど女遊び 本稿は、平成26年度同門会総会特別講演に先立ち、 がひどい男であったらしい。夫はそれまでに 上田先生から矢崎節夫先生に宛てて、自己紹介文とと 淋病に軽く何度も感染して強い免疫を持っ もに送られた文章を掲載させていただいたものです。 21 教 室 便 り 広島大学小児科 医局長 川 口 浩 史 平成25・26・27年の3年間に20名の初期 科・小児歯科と共に子どもの診療が行われて 研修修了後の先生方を含む29名の先生方が います。 入局され、大学病院や市中病院などで小児 また、広島大学病院は平成25年に「小児 科専門医研修・勤務を開始しています。 がん拠点病院」の指定を受け、中国四国ブ 大学病院には土居岳彦先生(平成10年卒、 ロックにおける小児がん診療の中心的施設 九州大学より)、坂田園子先生(平成18年 となっています。平成26年にはてんかんセン 卒)、今中雄介先生(平成18年卒)、斎藤聡志 ターも開設し、多くの紹介患者さんを受け入 先生(平成19年卒)、西村志帆先生(平成19 れています。 年卒)、郷田聡先生(平成20年卒)、 下村麻衣 診療協力としては従来通り、市中病院の先 子先生(平成20年卒、山口大学より)、西山昌 生方の負担を少しでも軽減するために、三次 志先生(平成20年卒)、松原千春先生(平成 中央病院・庄原赤十字病院・吉田総合病院・ 25年卒)が新たに加わり、病棟・NICU・外来 府中市民病院・済生会広島病院・広島記念 での診療、研究に従事しています。 病院・高陽ニュータウン病院・広島西医療セ 大学院には古江綾先生、斎藤先生、西村 ンター・舟入市民病院・重症心身障害児施設 先生、坂田先生、今中先生、郷田先生、玉浦 鈴が峰・わかば療育園などで当直や外来な 萌先生が進学し、現在14名が在籍中です。 どの診療にあたっています。この他にも学会 小林教授などの指導の下で原発性免疫不全 出張などの際には臨時で外来診療を行って 症や先天代謝異常症の分子生物学的研究、 います。診療協力をご希望の際には大学まで 造血幹細胞の細胞生物学的研究などのテー ご連絡をお願いいたします。 マに継続的に取り組んでいます。米国ロック 最近8年間の入局者数は6~11名を推移 フェラー大学に留学していました岡田賢先生 (表)しており、男性・女性はほぼ同数です。 はNature・Science誌などに輝かしい業績を 医学生の講義・臨床実習・研修指導などの 発表して平成25年9月に帰国されました。現 場で広島大学小児科の魅力を伝え、小児科 在も診療に従事しつつ、大学院生の研究を 医の誕生に繋がるよう、努めています。 精力的に指導しています。 最近の医局の大きなイベントとしては、平 外来・入院診療は各専門領域(血液・免 成27年2月に旧外来棟の1階に医局が引っ越 疫・腫瘍、新生児、神経、代謝、内分泌、アレ しとなりました。従来の医局のおよそ1.5倍 ルギー、膠原病、児童精神)による診療体制 の面積となり、通路を挟んで居住空間と実 が構築されています。平成25年10月には新 験室が配置されています。快適な医局空間 外来診療棟がオープンし、3階の広々とした が実現され、教室員の精力的な研究活動か スペースに配置されました小児科では小児外 ら多くの成果が生まれることが期待されま 22 す。同門の先生方におかれましては、生まれ <最近の入局者数> 合計(男性, 女性, うち初期研修修了後) 変わった新医局にお越し下さいましたら幸い です。お待ちしております。 このように診療・教育・研究の各方面で着 実に歩み続けています。今後とも同門の先生 平成20年度 8(3, 5, 6) 平成21年度 8(4, 4, 7) 平成22年度 8(5, 3, 7) 平成23年度 9(4, 5, 6) 方のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申 平成24年度 6(5, 1, 5) し上げます。 平成25年度 11(3, 8, 8) 平成26年度 8(6, 2, 5) 平成27年度 10(6, 4, 7) 23 新入局員自己紹介 編集委員会からのお詫び ご結婚などにて、頂戴した原稿内容と一部相 編集作業遅延のため、前号発行(平成25年 違が生じています。下掲の一覧と合わせてお 3月)から2年が経過しており、その間の異動や 読みいただければ幸いです。 平成25年度 入会 平成27年4月現在の勤務先 岡島枝里子 先生 国立病院機構呉医療センター 小児科 片岡 久子 先生 埼玉県立小児医療センター 北浦 菜月 先生 広島市立安佐市民病院 小児科 坂田 園子 先生 広島大学病院 小児科 窪田 志保 先生 県立広島病院 新生児科 佐倉 文祥 先生 広島赤十字・原爆病院 小児科 立石 裕一 先生 JA尾道総合病院 小児科 野本 仁志 先生 広島市立舟入病院 小児科 北村 佳子 先生(旧姓 浜本) 広島鉄道病院 小児科 24 松本 惇子 先生 国立病院機構東広島医療センター 小児科 森本 彩 先生 県立広島病院 小児科 平成26年度 入会 平成27年4月現在の勤務先 浦山耕太郎 先生 市立三次中央病院 小児科 江藤 昌平 先生 県立広島病院 新生児科 田村 尚子 先生 広島市立安佐市民病院 小児科 土居 岳彦 先生 広島大学病院 小児科 波若 秀幸 先生 JA尾道総合病院 小児科 二神 良治 先生 広島市立広島市民病院 新生児科 森田 理沙 先生 広島市立広島市民病院 新生児科 吉光 哲大 先生 広島市立舟入病院 小児科 平成25年度入会 岡島枝里子 めに働けるという点に魅力を感じて小児科に なることを選びました。今は新生児から中学 生までいろいろな子供たちと接することがで き、とても楽しく仕事をさせていただいていま す。 今は息子がイヤイヤ期にさしかかり、怒った りおだてたり大変な日々ですが、 できることが どんどん増えていく姿はとても頼もしく、元気 はじめまして、平成25年に入局しました、岡 いっぱいの笑顔に毎日癒されています。また、 島枝里子と申します。 小児の発達のいい教科書(?)になってくれて 広島県出身で、平成20年に高知大学を卒業 いると思っています。そして、子育てを通じて、 し、呉医療センターで初期研修、後期研修を 子供を育てるということはどの一瞬をとって 受けさせていただきました。その間、産休を もかけがえのないものであり、尊いものだなぁ 4ヶ月ほど取らせていただき、少し遅れました と思うようになりました。そしてそれに少しで が無事後期研修を終え、現在も引き続き呉医 も関われる今の仕事にとてもやりがいを感じ 療センターで勤務させていただいています。 ています。 初期研修を始めた頃は、小児科には苦手意 まだ子供が小さく、皆さんにご迷惑をおか 識があり、分野も幅広く難しそうというイメー けしています。子育ても仕事も中途半端で申 ジで、進路としては考えていませんでした。宮 し訳ありませんが、少しでも広島の小児医療 河先生にも完全に勧誘対象外と思われてい に貢献できるよう、これからも細々とですが たようですが、なんとなく誘っていただいた 日々誠実に仕事に取り組みたいと思っており 糖尿病キャンプを満喫し、そこで子供たちと ます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお 関わる楽しさを知り、子供たちのこれからのた 願いいたします。 25 平成25年度入会 片 岡 久 子 ごしていたように思います。 縁あって広島に戻ってくることとなり、平成 23年から呉医療センターで後期研修医とし てお世話になりました。宮河先生をはじめ諸 先生方のご指導のもと診療をさせて頂くなか で、地域医療の大切さを感じ、地元広島で小 児科医を続ける事を決め、現在に至っていま す。小児医療の中でも特に周産期医療に興味 を持ち、現在は県立広島病院新生児科で勉 平成25年4月より広島大学小児科に入局し 強をさせて頂いています。日々の診療の中で、 ました、片岡久子と申します。広島で小中高を 一つ一つの治療や病態について見直しディス 過ごしましたが、外へ出てみたい思いが強く、 カッションする機会が多くあり、より周産期 神戸大学に入学、ヨット部に所属し部活に明 医療の面白さを感じているところです。 け暮れていました。卒業後は倉敷中央病院で まだまだ未熟者で諸先生方にはご迷惑を 研修を行っておりました。医学部に入った頃 おかけすることもあるかと存じますが、今後と から興味を持っていた小児科にすすみました もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致しま が、分からないことばかりで悪戦苦闘の日々 す。 でした。小児科を志す同期に囲まれ何とか過 26 平成25年度入会 北 浦 菜 月 ている子供たちをみたり、しんどくて入院した 子が元気になって笑顔で退院していく姿をみ ていると、やっぱり未来にたくさんの可能性 を持っている子供達が元気になるお手伝いを したい!と思い、最終的に小児科医になること を決めました。 抱負: 小児科医になって約1年、安佐市民病院で先 出身地:福岡県 生方にたくさん指導していただきながらあっ という間に過ぎていきました。最初は知らな 出身大学:広島大学医学部 いことだらけであたふたしてばかりいました が、最近は少しはスムーズに対応できるよう 現在の勤務先:広島市立安佐市民病院 になってきたのではないかと思っています。 それでも外来でよくわからない症例に出会う 趣味:旅行、ダイビング、映画鑑賞、読書、料 と他の先生方に相談しながらたくさん悩み、 理 日々勉強しなければと実感する毎日です。い ろんな患者さんとふれあいながら、一歩ずつ 小児科医になった理由: 前に進んでいきたいです。また、自分にできる もともと子供が好きで、学生のころから小児 ことを少しずつ増やしながら、そのうちどの分 科医になりたいと思っていました。卒業後研 野に興味があるかなどじっくり考えていけれ 修医になってからは、内科での研修も面白く ばと思います。 一時期内科に進もうかと考えた時期もありま とりあえずは小児科専門医試験に合格できる した。ただ、糖尿病キャンプに参加して頑張っ よう頑張ります! 27 平成25年度入会 窪 田 志 保 い私にとっては、毎日驚きの連続で、落胆する ことも多く、撃沈することもまれではありませ ん。周りに優秀な先生方がおられ、いつでも 優しく質問に答えてくださり、また撃沈しても すくい上げてくださいます。その一方、多くの 様々な患者様とお会いすることで、私自身、価 値観が大きく変わり、こんな考え方もできるよ うになったんだと思うこのごろです。たくさん のことを赤ちゃんや子供たちから教えてもら 皆様初めまして、平成25年度に入局させて い、小児科の道に進んでよかったと思ってい いただきました窪田志保と申します。呉医療 ます。 センターで初期臨床研修を終えた後、JA尾道 一年前と比べて現在、成長したかといえ 総合病院で、小児科医として勤務を始めまし ば、はてな?ですが、これからも目の前の子ど た。尾道は景色のきれいな街で、さらに尾道 もたちに対して、どんなときでもまっすぐな態 総合病院は山の上にあるので、とても景色が 度で診療していきたいと思っております。ご迷 素晴らしいです。呉では病院から海に沈む夕 惑をおかけすることがたくさんあるかとは思 日を見ていましたが、尾道では海からの朝日 いますが、しっかり頑張ります。今後ともよろ を見ながら出勤しています。 しくお願い申し上げます。 患者様は多種多様に富み、半人前にも程遠 28 平成25年度入会 坂 田 園 子 守っていけること、前向きな姿勢などに魅力 を感じて小児科になることを決めました。数 年間小児科医として働いてみて、やっぱり選ん でよかったと思っています。 現在は広島大学病院の病棟で勤務させて 頂いております。血液腫瘍分野の診療も、大 学病院という環境も、今まで全く経験がな かったので、戸惑うことばかりで、周りの方に 御迷惑をおかけしています。忙しいけど毎日 初めまして。平成25年に小児科に入局しま 充実しており、小林教授をはじめ諸先生方の した、坂田園子と申します。 温かい御指導の下なんとか頑張っています。 私は広島県出身で、平成18年度に山口大学 サブスぺシャリティーとして内分泌をこれか を卒業し、山口県立医療センターで初期研修 ら学びたいと思っています。また、一般小児科 を終えました。その後広島県に戻り、広島市 もまだまだ勉強不足なので、今後も幅広く経 民病院小児科で後期研修医・レジデントとし 験を積んでいきたいです。 て勤務し、遅ればせながら今年度より入局さ 同門の皆様にご迷惑をおかけすることも多 せて頂きました。 いとは思いますが、広島の小児医療に少しで 初期研修でローテート中は各科それぞれの も貢献できるよう精一杯頑張りますので、今 魅力を感じて進路を迷いましたが、もともと 後ともご指導の程よろしくお願い致します。 大の子供好きで、子供の成長をサポートし見 29 平成25年度入会 佐 倉 文 祥 ました。中でも小児外科に興味を持っており ましたが尊敬すべき小児科Drに出会い、大学 病院の各科で研修を行っていくうちに、小児 医療に携わりたいと思うようになり入局いた しました。 日々の診療の中でいかに患者、家族、医療 スタッフへの負担を減らしながら正確な診断 治療へ導けるか考えております(まだ全く実 践できているとは思えませんが)。今後もより 昭和58年 広島市西区南観音にて生誕 多くの知識を身に付け、経験を重ね既存の知 平成17年 広島学院中高等学校、代々木ゼ 識を洗練していく必要があると思っておりま ミナールを経て広島大学医学部 す。 入学 平成23年 広島大学付属病院にて卒後臨床 研修 平成25年~広島市立舟入病院勤務 日常生活においては2児(姉妹)の父であ り、仕事から帰宅したら子供の遊び相手をし て楽しんでおります。また、無類のサッカー好 きであり月に1回程度は所属のサッカーチー 新入局員の佐倉文祥と申します。現在は舟 ムで草サッカーを嗜んでおります。もし、サッ 入病院にて嘱託医として、同僚、上司に恵ま カー要員をお探しでしたら声をかけていただ れ充実した後期研修を行わせていただいてお ければ幸いです。 ります。非常に多忙な外来業務こなしながら の研修ですが、優秀な同僚に助けてもらい、 このような小生ですが、今後も更なる研鑚 寛大な上司の方々に支えてもらいながら様々 を重ね精進して行こうと思っております。今後 な経験を通じて学ぶことができております。 ともご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたし 手先の器用さには自信がありましたので卒 ます。 後研修当初は外科系に進みたいと考えており 30 平成25年度入会 立 石 裕 一 そのため大学受験に一度失敗。うどんの国で の1年間の浪人生活を経て平成17年、ようや く広島大学医学部医学科に入学しました。 18年間の田舎暮らしから急に都会に移り 住み、その急激な環境の変化への戸惑いから (?)大学時代もフワフワと過ごし、何度か追 試にも引っかかりました。それでもギリギリ留 年することなく、平成23年に何とか卒業する ことができました。 平成23年卒、舟入病院小児科の立石裕一 卒業後、広島市民病院での初期研修2年間 と申します。 を経て平成25年広島大学小児科に入局しま 岡山県北部の田舎で育ち、小学校は全校 した。 生徒80人、同級生は18人でした。家に帰った 現在は広島市立舟入病院にて小児科後期 ら山に秘密基地を作りに行ったり川に魚を捕 研修医として働いています。 りに行ったりしていました。夏はクワガタ取 もともと子供が好きで、また幅広い分野の り、冬は雪合戦と季節の移り変わりを感じな 疾患を診るという部分に惹かれ、小児科を選 がら成長しました。 択しました。舟入病院ではまさに幅広い分野 中学校時代は家から7km離れた中学に毎 の症例を経験でき、とても充実した日々を送っ 日自転車で通っていました。町内の子供が集 ています。 まるため、同級生は一気に100人に増えまし 小児科医としての人生はまだ始まったばか た。この時の友人が医者志望であったことか りですが、この科を選んでよかったと思ってい ら私も一緒に医者を志望するようになりまし ます。 た。 (彼は結局文系の道に進みました・・・) 皆様にはこれからも何かとお世話になるこ 高校は岡山県北では有名な進学校に進み、 とも多いかと思いますが、ご指導ご鞭撻のほ しかしだからと言ってものすごく勉強するわ ど何卒よろしくお願いいたします。 けでもなくのんびりと3年間を過ごしました。 31 平成25年度入会 野 本 仁 志 医への道を歩むことを決めました。 しかし、気持ちばかりで勉強はいま一つで あったため、実際に働き始めると分からない ことだらけ、できないことだらけの毎日でし た。小西先生を始め、上級医の先生方に助け ていただきながら、日々、多くの貴重な経験を させて頂いております。また、多くの子供たち の笑顔に癒されながら、小児科医として働け ていることに喜びを感じています。 初めまして。平成25年より入局をいたしまし その小児科医として働き始めて、もうじき、 た、野本仁志と申します。 はや1年が経とうとしています。あの頃の自分 平成23年に宮崎大学を卒業したあと、宮崎 と比べたら少しは…と思いたい気持ちでいっ 大学附属病院で2年間の初期臨床研修を行い ぱいですが、現実はあんまり変わってないよ ました。平成25年4月より中国労災病院にて小 うな。 児科後期研修医として働かせていただいてお というように、今も自分がどれほど成長で ります。 きたかを実感できる事は少ないですが、この 元々、学生時代より小児科医になりたいと 先、一歩ずつでも小児科医として成長してい いう気持ちは強くありました。初期研修医とし けたらと思っています。 て小児科を含め、内科や外科、精神科や地域 まだまだ勉強不足であり、同門の先生方に 医療など短期間でいくつかの科をローテート ご迷惑をおかけし、お世話になることも非常 して回り、それぞれの科に魅力を感じる部分 に多いとは思いますが、今後ともご指導・ご はありましたが、それでもやはり小児科に優る 鞭撻の程、どうぞよろしくお願いいたします。 気持ちを抱ける科はなく、最終的に、小児科 32 平成25年度入会 浜 本 佳 子 ただきました浜本佳子です。広島大学で2年 間初期研修を行い、体格的に成人のCPRに自 信が持てなかったことと、子供の生命力に惹 かれて小児科を選択しました。現在、東広島 医療センターで先生方のサポートのもと、 日々驚きを持って勉強させていただいていま す。患者さんにとって頼りがいのある医者に なることを目標にこれからも頑張ってまいりま すので、今後ともよろしくお願い申し上げま このたび、広島大学小児科に入局させてい す。 33 平成25年度入会 松 本 惇 子 ました。 小児科を選んだきっかけは、初期研修で小 児科をローテートしているときに、子供たちの ことを大切に思い、日々診療に励んでいらっ しゃる温かい先生方の姿をみて、私もこんな 先生になれたらと憧れの気持ちをもったこと と、単純に面白いと感じたからです。 大学病院で小児科医として働き始めてから まだ一年足らずですが、色々な病気の子供た 34 初めまして、平成25年に入局しました、松本 ちと出会いました。そして色々な親子の姿をみ 惇子と申します。 てきました。経験不足のため、たどたどしい診 平成23年に昭和大学を卒業した後、地元の 療になりがちですが、多くの尊敬する先生方 広島に戻り、広島大学病院で初期臨床研修を のご指導のもと、他職種のスタッフの方々に支 行いました。小児科に入局後、現在は引き続 えられながら、一歩ずつ前進することができ き広島大学病院で診療にあたっています。 ています。改めて小児医療の幅広さと奥深さ 学生時代から大学を卒業して医者になった を知り、この仕事の価値と可能性を感じてお ら、広島で働きたいと思っていました。色々な ります。 ことに興味があったので、診療科は決めきれ まだまだ未熟者ですが、一人前の小児科医 ずにいました。小児科医の父は、小児科を強 になれるよう経験を積んでいきたいと思いま く勧めたりすることはなかったので、研修医に すので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよ なってからも内科に進もうかと考えたりしてい う、よろしくお願い申し上げます。 平成25年度入会 森 本 彩 育てたりしました。こちらの大学でも貴重な 経験ばかりでした。 島根大学卒業後、広島大学病院で研修を 行いました。小児科で研修をしたのは1年目 研修医の時です。小児科の先生方の温かい診 療風景に心惹かれました。病棟や外来が明る く、笑いで絶えないところも非常に魅力的で した。2年目研修医の時、舟入病院で1か月研 修させていただき、元気に退院していく子供 広島市立舟入病院小児科に勤務しておりま さんたちの姿や、楽しそうに和気あいあいと す森本 彩と申します。 診療されている先生方のお姿を見て、小児科 私について簡単に自己紹介いたします。 入局を決心いたしました。 広島市の南区で生まれ、黄金山の麓で育ち 昨年から小児科1年目が始まり、ご迷惑ば ました。小学校~高校まで12年間広島大学附 かりかけている私です。なかなか育たない私 属で過ごし、美術部に所属して油絵を描いて を粘り強く教育してくださる先輩方や上司の いました。1つ目の大学は大阪大学の保健学 先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱい 科に入学し、ライフル射撃部に所属しました。 です。来年度からは後輩もできますし、多く 銃を所持するために大阪県警の面接を受けた の方々にこの御恩を返していけたらと思いま り、所持許可をもらう試験を受けたり、貴重な す。 体験ばかりでした。保健学科の研究室の素敵 自分の人生では、素敵な出会いやご縁に導 な教授や先輩方、実習中にお会いした先生方 かれる出来事が多く、そのお陰で今こうして小 や患者さんとの出会いから、医師になりたい 児科医として勤務することができていると考 という気持ちを強めていきました。その後、1 えております。自分も患者さんやそのご家族、 つ目の大学を卒業し、放射線技師の免許を取 先生方にとってそんな存在になれたらと思い 得し、縁あって島根大学医学部に3年次学士 ます。 編入で入学することができました。2つ目の大 これからも頑張りますので、どうぞよろしく 学です。島根大学ではまた美術部に所属し、 お願いいたします。 油絵を作成したり、大学の畑でサツマイモを 35 平成26年度入会 浦山耕太郎 福岡へ帰るか、母校へ帰るか、複数の選択肢 がありましたが、学生時代の後輩である妻の 故郷広島を選択しました。県立広島病院の後 期研修医として、当時の主任部長坂野堯先生 ご指導の下、小児科の研修をスタート致しま した。縁もゆかりもない土地でしたが、県病 院の先生方には公私にわたり手厚くご指導頂 きました。3年間の後期研修を終えた後、広島 で小児科医を続けることを決め、今日に至って 本年度より入局させて頂きました、浦山耕 おります。 太郎と申します。福岡県福岡市の出身です。宮 36 崎医科大学に入学、野球部に所属し、部活に 現在、庄原赤十字病院にて勤務させて頂い 明け暮れていました。5年生の西医体では、2 ております。日々の診療におきまして、既に県 回戦で広島大学と対戦し、9回同点のため、 内各施設の諸先生方にはご相談、ご紹介させ じゃんけんで負けたことは忘れられません。 て頂いており、大変お世話になっております。 卒後臨床研 修は、沖縄 県立南部医療 セン まだまだ未熟者でご迷惑をおかけすることも ター・こども医療センターにて行いました。2 あるかと存じますが、今後ともご指導ご鞭撻 年間の初期研修終了後、沖縄に残るか、故郷 のほど宜しくお願い致します。 平成26年度入会 江 藤 昌 平 りたいとの思いで,母校の広島大学病院を研 修先として選択しました.研修で小児医療を 経験させて頂いた際に,先生方の丁寧で懸命 に患者さんと接する姿を見て,私も次の時代 を担う子供の健やかな成長・発達を支えたい と思い,小児科医を志すことにしました. 現在,後期研修医1年目として広島大学病 院でご指導頂いております.難治な疾患を抱 える子供とそのご家族に接して,身の引き締 この度、広島大学小児科学教室に入局させ まる思いです.先生方の教えをよく聞き,患者 て頂きました江藤昌平と申します.福岡県出 さんに丁寧に接することで,早く一人前の小児 身で、平成24年に広島大学を卒業しました。 科医になれるように努めます.ご指導ご鞭撻 卒後は,地域に根ざした医療の要にいなが のほどよろしくお願い申し上げます. ら,世界に情報を発信できる医療従事者にな 37 平成26年度入会 田 村 尚 子 は興味があり、social skills training のお手 伝いをさせていただいたこともありましたが、 子供が好きで興味があっても、最初はなかな か上手に接することができませんでした。 (一 児の母となった)今は、まずまず自然に子供 とおつきあいできるようになったのではない かなと自負しております。また、1ヶ月健診時の お母さんの悩みなども共感できる点が多く、 自分なりのアドバイスができるといった面で 38 平成24年3月に広島大学を卒業後、2年間 も、子供がいて良かったなと実感することが の初期研修を経て、この度広島大学小児科学 あります。 教室に入局いたしました、田村 尚子(たむら 「どうして退院日がはっきりしないんだ。 なおこ)と申します。現在、安佐市民病院 小 こっちは仕事を休んでいるんだ。」と患児のお 児科にて後期研修をスタートさせ、日々勉強 父さんに詰め寄られて凹んだり、 「喘息を良く に励んでいるところです。研修開始後1年足ら してくれてありがとう。」と退院した患児から ずですが、幸いなことに、感染症のみならず 絵入りの手紙を貰って嬉し泣きしたりと、勉強 様々な分野の疾患を経験することができてお のみならず毎日が様々な感情にあふれていま り、毎日がとても充実しております。 す。こうした、彩り豊かな後期研修をスタート 写真に写っている成人女性が私です。お分 できたことに大変感謝しております。誠実に かりいただけると思いますが、これは七五三 日々の研修に励んで参りますので、今後とも のお参りのもので、現在2歳の女の子のお母 ご指導・ご鞭撻いただきますよう、よろしくお さんもしております。学生時代から小児科に 願い申し上げます。 平成26年度入会 土 居 岳 彦 で石川文彦先生の研究室に所属しヒト化マウ スを用いた疾患モデルマウス(主に免疫不全 症)の研究を行い、2009年4月より九州大 学病院小児科に勤務となりました。 九州大学病院では、血液・免疫グループに 所属し、大賀正一先生(現 山口大学小児科 学教授)や高田英俊先生(現 九州大学周産 期・小児医療学教授)のもとで、おもに良性血 液疾患(主に骨髄不全症候群や血球貪食症 広島大学小児科同門会の皆さま、はじめま 候群、凝固異常症など)、免疫不全症、リウマ して。2014年4月より広島大学小児科に入 チ・膠原病の診療・研究・教育を行ってきまし 局しました土居岳彦です。 た。 自己紹介ですが、生まれと育ちは福岡県北 九州大学病院に勤務していた際、重症慢性 九州市で、1998年熊本大学医学部卒業後、 肉芽腫症の患児の診療を通して、小林正夫教 九州大学小児科に入局しました。福岡市立こ 授にご指導を頂く機会があり、そのころから ども病院・感染症センター、九州大学病院、 広島大学小児科に興味をもつようになりまし 九州がんセンターなどで臨床研修を行い、 た。最終的、その患児は九州大学病院から広 2003年4月に九州大学大学院医学研究院 島大学病院に転院して骨髄移植を行い、今で (大学院)に入学しました。 は元気に学校に通えるようになるまで回復し 大学院生時代は、九州大学生体防御医学 ましたが、それをきっかけに、免疫不全症の診 研究所感染制御学分野で吉開泰信教授の指 療・治療をより深く極めたいと思い、本年度よ 導の下、おもに樹状細胞を用いたワクチン療 り広島大学病院でお世話になることになりま 法や結核免疫について研究を行いました。 した。bench-to-bedsideの精神で広島県の小 学位取得後、2007年4月より理化学研究 児医療に貢献したいと考えております。 所横浜研究所免疫アレルギー研究センター 39 平成26年度入会 波 若 秀 幸 の成長に一緒に関わっていくことができる所 だ、というお話をして頂いた事がありました。 小児科医として働き始めて間もない自分では ありますが毎日を過ごす中でその通りだなと 感じております。日々の目の前のことで余裕が なくなってしまい、未熟者な自分ではあります が、小児科医の職業にやりがいを持っていつ も一生懸命な姿勢でいたいと思っています。 自分は広島県出身ですので、広島県の医療に 今年度より広島大学医学部小児科学教室 貢献をしていければとも思っております。諸先 に入局させて頂きました、波若 秀幸(はわか 輩方には多々御迷惑をおかけしてしまうとは ひでゆき)と申します。 初期臨床研修の2年 思いますが、どうか今後とも御指導御鞭撻の 間を経て、現在小児科医1年目として勤務させ 程お願い致します。よろしくお願いいたしま て頂いております。小児科医になると決める す。 前に先輩の先生から、小児科の良い所は子供 40 平成26年度入会 二 神 良 治 現在は8月より広島鉄道病院に勤務してい ます。久しぶりに広島に戻ってきて広島駅の 新幹線口周辺は大分栄えてきてすごしやすい 環境になってきていると感じています。 熊本の地方は本当に田舎であまり何もなく 車がないと不便な環境であったので尚更そう 感じるのかもしれません。熊本ではおよそ10 年過ごし、熊本大学の医局は移動が多かった こともあり、短期間でしたが色々な事を経験 平成26年8月より広島大学小児科に入局す できて良かったのではないかと思います。 ることとなりました二神良治です。私は中学生 一応小児科医としては一通りのことを学ん まで広島の美鈴が丘で過ごし、修道高校を卒 できましたが、熊本と広島の医療では異なる 業後大学は熊本大学で過ごしました。 部分もあり、少し戸惑ったり疑問に思うことも 医師としては今年で7年目になりますが、小 ありますが、新鮮な感覚でできる部分もある 児科医としては熊本大学医学部付属病院、熊 ので良い刺激になっています。広島に戻ってき 本労災病院、熊本赤十字病院、国保水俣市立 て何をしようかと考えていますが、専門性を 総合医療センター、国立成育医療研究セン 持って少しでも広島の小児医療に貢献できた ターなど熊本の関連病院をまわって勤務して らと思います。よろしくお願いします。 きました。 41 平成26年度入会 森 田 理 沙 トロールするのが今の私の日課です。平成26 年度からは広島市立舟入市民病院で後期研 修医として働かせて頂いております。 最初に小児科に興味を持ったのは、5年生 のポリクリの実習の時でした。最初はなんと なく雰囲気がいいなぁーという程度でした が、その後研修医として働き始めてからも、 日赤病院の浜本先生をはじめとする先生方に 色々教わっているうちに、小児科にどんどん 広島大学小児科同門会の諸先生方、はじめ 興味を持って行って、無事に今年度、先生方 まして。新入局員の森田理沙と申します。私 の仲間に入ることができました。 は、兵庫県伊丹市の出身で、中高は大阪で過 考えるよりも行動派なので、フットワークの ごし、その後広島へやってきました。広島大学 軽さには自信があります!仕事ももちろんです では6年間のほとんどをソフトテニス部生活に が(笑)、飲みに行こう、海に行こう、カープの 注ぎ込みました。平成24年に広島大学を卒業 応援に行こう、テニスをしよう、ゴルフをしよ し、わけあってそのまま広島で働くことになり う、スノーボードをしよう、など何でも気軽に ました。初期研修は広島赤十字・原爆病院で 声をかけてください。よろしくお願いします。 行い、そこで出会った友達と一緒に流川をパ 42 平成26年度入会 吉 光 哲 大 小児科医として働き始め、わからないことだ らけで、戸惑うことも多い毎日ですが、兵藤 先生をはじめとする諸先生方の温かい御指導 のもと、充実した研修を過ごしております。 小児科医になろうとした理由ですが、父が 小児科医であることもあり、元々漠然と小児 科について興味を持っていました。学生時代 は知識が膨大すぎて小児科領域に対し苦手 意識もありましたが、ポリクリ、初期研修を通 はじめまして、平成26年度より広島大学病 して、全身を診ることができ、なにより未来あ 院小児科に入局した吉光哲大と申します。 る子どもを診ることのできる小児科医に魅力 簡単ながら自己紹介させていただきます。 を感じ小児科医として働いていくことを決意し 私は広島出身広島育ちで、高校は広島大学附 ました。 属高校、大学は埼玉医科大学で学び、平成24 小児科医として知識、経験ともに未熟であ 年に同大学を卒業しました。卒業後は関東に り、同門の皆さまには御迷惑をおかけするこ とどまることも考えましたが、地元である広島 とも多いとは思いますが、広島の小児医療に に戻り、広島大学病院で2年間の初期臨床研 少しでも貢献できるよう精一杯頑張りますの 修をおこない、現在は、広島市立舟入市民病 で、御指導・御鞭撻のほど何卒よろしくお願 院にて勤務させていただいています。4月から いいたします。 43 新規開業挨拶 開業医生活 2 年目 ささき小児科医院 佐々木伸孝 平成24年7月に長らく勤務医生活を送って くなり、むしろ気分転換となり楽しみながら いた尾道総合病院から、尾道市西御所町(JR 様々な活動を行っています。また、アルコール 尾道駅西側)に位置する梶山小児科医院の も以前よりすこし飲めるようになりました。特 勤務医として異動し開業医生活に入りまし に尾道はワイン通の方が多く、いろんなワイ た。当初は、病院と診療所の勤務医は全く別 ンを味わうことができます。 の職種のような戸惑いがありました。それで 開業とともになぜか剣舞(詩吟に合わせて も梶山通先生、梶山敏彦先生、武田倫子先生 刀を持って舞う)・居合いを始めました。断り の応援を受けながら、徐々に日々の仕事に慣 きれずに始めた剣舞ですが、袴をはいて、刀 れてきました。平成25年9月に闘病中の梶山 (真剣ではなく居合い刀)を振ると、心が洗 通先生が亡くなられ、伝統ある梶山小児科医 われ、ストレス解消になります(舞台で舞うと 院(昭和38年開院)を継承する事となりまし きはまだ少し恥ずかしいですが)。鉄心流と た。その後、平成26年より医療法人名を、梶山 いう会派に所属して、週1回程度稽古に通って 小児科医院からささき小児科医院へ変更して いますが、まだ50の手習いに近い状態です。 現在に至っています。なにぶん名称が変わっ 診療所の天井が高く刀を振っても大丈夫なの ただけで、看護スタッフ、事務スタッフ等これ で、待合室の椅子を片付けては時々練習をし まで通りの診療体制で行っています。梶山敏 ています。 彦先生を加えると私の年齢がスタッフの平均 写真は、左より武田倫子先生、筆者、梶山 年齢になります。長年勤めているベテラン看 敏彦先生です。現在も両先生には助けていた 護師揃いで、点滴(翼状針で確保、固定をし だいています。両先生に負けないようにと思っ てくれています)、採血もうまくて、筆者の出 てやっている開業2年目です。今後ともよろし る幕はほとんどありません(腕が鈍ってもう くお願い致します。 使い物になりません)。またスタッフが、母親 の事や家庭の事などをよく知っていることも 多々あり、診療だけでなく家族環境を理解す る上で助けとなっています。 日々の業務以外には、医師会活動や小児科 医会活動、ICTによる地域医療連携「天かけ る」等々それなりの雑務に追われる事もあり ます。しかし、いろんな人と話をする機会が多 44 開業の報告 のびのびこどもクリニック 野 本 勝 弘 同門会の皆様、御無沙汰いたしておりま の少ない病院に勤務することになりました。 す。平成24年10月に愛媛県松山市で開業い そこで勤務医か開業かを再考しましたが、結 たしました野本です。そのご報告させて頂き 局開業を選択しました。開業を決めた後は、 ます。 その道のプロのコンサルタント会社の方に開 さて、私は平成5年に広島大学小児科学教 業地の選定等相談し、それからはとんとん拍 室に入局させて頂きました。平成5年入局と 子で話が進み、2年経たないうちに開院の運 いえば知る人ぞ知る曲者ぞろいの学年で、特 びとなりました。 に前年の平成4年入局の先生方が特に優秀 クリニックの名称は「のびのびこどもクリ であったことから、いつも「それに比べて平 ニック」です。研修医時代に「のびちゃん」と 5は…」とよく言われていたものです。そうい 言われたこともあり、子どもの成長とかいろ えば8人入局して、関連病院に出た後、誰も いろかけてみました。ロゴは羊で、これは昔 大学に戻らなかったのも珍しいのではないで からの自分のイメージキャラクターで、いいイ しょうか。というわけで私も大学で研修した ラストにして頂きました。場所は広島にもあ 後はずっと関連病院を回りました。県病院、 るフジの系列の「パルティフジ衣山」の中で 舟入病院をはじめ、地方も東広島、世羅、三 す。パルティフジ内の駐車場は止め放題なの 次と回らせて頂きました。 で駐車場の確保の心配はありません。松山 勤務医として働いていたときは開業は面倒 に観光港から来られた時は市内中心部に行 くさそうだし、このまま勤務医でもいいかな くときに大抵通る道沿いにあります。屋根に と思っていました。ただ、最初のオーベンの 羊が描かれた建物を探してみてください。 先生が開業された後、 「子どもが大きくなる 開業後は診療に関しては場所に恵まれた と開業を考える」と言われていたのは少し心 こともあり、順調にやっていけています。入 に残っていました。そうこうしていると家庭 院が必要な子がいれば、近くに松山日赤、県 の事情で地元の愛媛に戻ることになりまし 立中央、松山市民病院があり、すぐ対応して た。平成21年のことでした。某新聞に広大小 頂いています。救急に関しては松山市は、夜 児科の医局を離れる人数が多いと書かれた 間は急患センター、休日は休日診療所が対応 まさにその時です。その節は大変ご迷惑をお しており、そこに私も出務しています。急患セ かけしました。愛媛に戻る際には将来的には ンターは開業医は21:00~24:00の準夜帯 開業という考えが少し大きくなっていました に約1回/月、休日診療所は15:00~21:00で ので、愛媛大学に入局はせず、大学と関わり 約半年に1回程度出向いています。舟入病院 45 46 を彷彿させますが、小児科と内科がそれぞ とが3年間は起こるのかと思うとぞっとしま れ一人ずつなので、少し心細いです。深夜の す。その他、医師会から松山小児科会の世話 先生が来られるとほっとします。入院が必要 人させられたり、看護学校の講義やらされた な時はその日の2次救急の病院に紹介します りしてます。5年ぶりの松山市の小児科開業 が、救急輪番の体制がきちんとできているの 医で新参者なのでしょうがないと割り切って でありがたいです。 います。 勤務医時代と大きな違いは診療以外の というわけで、遠く離れた松山の地でな ことが多いということでしょうか。特に経営 んとかやっております。広島から離れました 者としてスタッフの問題が大変だよって開業 が、今ももみじの会のサマーキャンプに参加 前に色々な先生に言われていましたが、まさ させて頂いたり、学会に行くと広島の先生た にその通りでした。詳しくは省略しますが、 ちと一緒に食事させて頂いたりしています。 レセプト提出前に事務の総入れ替え問題が 昨年の小林教授の祝賀会のように、何かあ 起こった時はどうなる事かと思いました。ス れば広島に駆け付けたいと思っておりますの タッフが安定するのには3年くらいかかるよ で、同門会の皆様、今後ともよろしくお願い と慰めて頂いたりしましたが、またこんなこ 申し上げます。 新規開業のご挨拶 向洋こどもクリニック 梶 梅 輝 之 平成25年6月1日、安芸郡府中町(向洋駅 のたび縁あって府中町から病児保育のお話を 北口)に向洋こどもクリニックを開院いたしま 頂きました。クリニックの経営がまだ安定し した。 ていない時期でのさらなる投資が恐ろしかっ 開業前は20年ほど小児血液・腫瘍診療や たのですが、同級生の産婦人科開業医をはじ 研究、免疫学の研究に従事させていただきま め、多くの方々に背中を押していただき、平成 した。重病患者の診療の合間に、制限酵素と 26年5月1日から病児保育室も運営開始いた ライゲースでDNAを切り貼りしたり、大腸菌 しました。クリニック開業当初は、もう病棟勤 に自分のデザインした蛋白を作らせたり、ネズ 務に戻れないというさみしい思いがありまし ミに骨髄移植したりと、思いつく限りの研究 たが、病児を預かることで入院患者がいるよ を楽しませていただきました。これからも研 うな気になり、辛いようで楽しかった若かりし 究生活を続けたい思いもありましたが、研究 日々を思い出しながら、現在では楽しく診療し 費が取れなくなり、いろいろ考えた結果、医 ております。 院開業を選択しました。最近はSTAP細胞 病院勤務の先生方に助けていただき、また 関連で良くも悪くも幹細胞の研究が報道され 開業先輩方に様々なご助言をいただきなが ることが多く、あの頃の生活を思い出します。 ら、日々精進して参ります。どうぞご指導ご鞭 これからは、細胞ではなく、細胞の塊として 撻のほどよろ の人間と対面し、地域に貢献できるようにと しくお願いい 思っています。 たします。 また、開業から1年も経っていませんが、こ 47 医院継承のご挨拶 ねじはし小児科 捻 橋 紀 久 平成20年に入局させて頂きました、捻橋 ていなかったことでした。それまでは駆け 紀久と申します。昨年秋に亡くなりました父 出しの小児科医として働きながら、開業医 捻橋芳久の跡を継いで、平成26年1月から である父がリタイアする頃には跡を継ぐこ ねじはし小児科で診療させて頂いておりま とになるのかな、とぼんやり思い浮かべな す。当院は平成6年に東区牛田に開院し、今 がら日々悪戦苦闘しておりました。そうした 年でちょうど20年の節目を迎えました。生 中で平成24年秋に突然父が病にかかり、そ 前は父が皆様に大変お世話になり誠にあり の後約2年間の闘病中はもちろん病気が治 がとうございました。この場をお借りして改 ることを祈っておりましたが、万が一の場 めて御礼申し上げます。 合には自分の身の振り方を決めないといけ 私は広島県安芸郡府中町の生まれで、広 ないとの思いも同時に持つようになりまし 島学院中高等学 校から広島大学医学部を た。 卒業し、福 井県立病院で初期 研 修を行っ いざ父の病状が思わしくなくなってきた た後に広島大学小児科に入局させて頂きま 際も、跡を継いで開業医として働くか、勤 した。以後、県立広島病院小児科・新生児 務医を続けさせて頂くか、なかなか自分で 科、県立安芸津病院小児科、JA尾 道総合 も結論が出せませんでした。小林教授や勤 病院小児科、広島市立舟入市民病院小児科 務していた舟入病院の兵藤部長に何度も相 にて勤務をさせて頂き、現在に至っており 談に乗って頂き、その都度大変親身になっ ます。 て話を聞いて下さいました。最終的に父の 学生時代からずっと野球部に所属してい 跡を継いで開業させて頂きたいという決心 たこともあり体力には自信がありましたが、 をして小林教授に報告に伺った際も、身勝 元来あまり理論的な方ではなく、お世話に 手なお願いであるにも関わらず、快く了解・ なった先生方には色々とご迷惑をおかけし 応援の言葉をかけて下さり、感謝しても仕 てきたように思います。そのような私ではあ 切れない思いで一杯です。また医局の先生 りましたが、多くの先生方の御指導により、 方にもこの間色々と助けて頂き、心より感 小児 科一 般 診療 からN ICUでの新生児医 謝申し上げます。 療、そして小児救急医療など様々な経験を 開業医として働き始めてから半年弱が経 させて頂き、大変感謝しております。 ちましたが、いかに自分がこれまで頼れる 平成26年1月から開業医としての生活を 先生方に囲まれて幸せな環 境で働かせて 始めましたが、この転機は自分でも予想し 頂いていたか、またいかに自分が小児科医 48 として未熟であるかを痛感する毎日です。 開業後も同門会の先生方には色々と相談に 乗って頂いたり、アドバイスを頂いたり、食 事に誘って頂いたりとお気遣い頂き、大変 感謝しております。 今後は父の意志を継ぎ、少しでも地域の 小児医療に貢献できるよう日々努力してい こうと思います。同門会の先生方には色々 とご迷惑をおかけするとは思いますが、今 後ともご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒 よろしくお願い致します。 49 新規開業のご挨拶 しみずこどもクリニック 清 水 浩 志 平成26年2月7日に安佐南区祗園で小児科 園地区は旧市内から近いわりにはまだ空地 クリニックを開院しました。昭和60年の入局 も多くこれからも子ども人口の増える地域と で、先々代教授の臼井先生に学4で臨床講 のことで選びました。近隣は再開発が進んで 義を受けた最後の学年になります。学生時 おり、三菱重工の向上跡地にイオンモール 代の小児科の講義は坂野先生で始まり、坂 ができています。クリニック隣のコベルコの 野先生が留学された後は西先生に教えて頂 工場跡地も移転が終わって、残った建物の きました。臼井先生をはじめ諸先生方の学 撤去作業でしばらく騒音と地震のような振 究的な雰囲気にひかれて小児科を選びまし 動でしたが一段落して現在広大な空き地に た。大学病院で1年研修後、福島生協病院、 なっています。何ができるのかまだ分からな 舟入病院を経て平成元年に大学に帰り坂野 いのが気になるところですが、クリニックと 先生の免疫グループに入れて頂き研究もさ は道路を挟んで向かいの来年春には入居の せていただきました。平成5年から3年半病 始まる大型マンションも外観はかなりできて 棟医として新入局の先生方の指導医を務め おりどんな街に変わっていくのか楽しみでも させていただき貴重な経験をさせていただ あります。新しく生まれ変わる街並みに少し きました。その後マツダ病院を1年経たのち でもななじめるようにとハナミズキを植えて 呉の中国労災病院に赴任し途中から部長を もらいました。100年続くのは無理ですがま 務めさせていただいた後、平成21年より広島 ず10年頑張ってみようと思っています。 に帰り東区東蟹屋でのクリニック勤務を経て これまでお世話になった先生方に感謝す 今回の開業となりました。 るとともに、これからもご指導よろしくお願 安佐南区は子どもの多い地域ですが、祇 いいたします。 50 近況報告 協仁会小松病院 病院長 原 田 佳 明 ごぶさたをしています。1982年入局の原田 教授病院教授の免疫・アレルギーグループ、 佳明です。同窓会誌に近況報告をとのご依頼 石崎優子准教授の小児心身症グループなど を戴き原稿を記載しています。1993年から大 多士済々です。2013年には枚方キャンパスに 阪に移り関西医科大学小児科に籍を置き21 新学舎が完成し、教養部・専門部・研究施設 年が過ぎました。1994年から協仁会小松病 が移転しました。昨年の週刊ダイアモンド病 院小児科部長に赴任し、2002年から副院長、 院ランキングで近畿地区1位となっています。 2008年から病院長を勤めています。2009年 私は2004年から関西医大学外臨床教授とな から病棟建替えに着手し、2013年8月に190床 り、小松病院で年間2名~6名の6年生の小児 の新病棟をグランドオープンしました。格段 科実習を受け持っています。当院で研修し小 に入院環境、検査手術環境は向上しました。 児科に入局した医師もいます。本年から1年生 小児科病棟は7階で、淀川流域を一望できま の院外実習も受け入れています。3月に2名の1 す。 年生が実習に来て、小児科だけでなく、手術、 1993年当時の関西医科大学小児科主任教 緩和病棟、在宅診療など盛沢山の研修プログ 授は、1984年に広島大学助教授から転出さ ラムを体験してもらいました。 れた小林陽之助先生でした。2005年から大 小松病院のある寝屋川市は、大阪府北東 阪総合保育大学児童保育学部教授に就任さ 部の淀川と生駒山脈に挟まれた北河内の中 れ、現在も保育士の教育養成に当たられてい 央にある人口23万8千人の都市です。1955年 ます。守口市滝井の小児科学教室に行くと、 までは人口3万5千人の小都市でしたが、高度 広島大学小児科同期の池本裕美子先生がお 経済成長とともに人口増大し、1996年の26万 り、驚くとともに、心強く思いました。臨床面 409人が最多で、その後は漸減し、高齢化が では、広島大学小児科在籍当時と同じく、小 進行しています。中四国地方や九州・奄美・沖 児神経グループに属し、杉本健郎先生、安原 縄にルーツを持つ人が多く、生粋の河内言葉 昭博先生の元で、小児神経臨床に携わってい を話す人は少ないように感じます。主な出身 ます。2005年からは金子一成先生が順天堂 者は、ボストンレッドソックスの上原浩治投手 大学から関西医科大学小児科主任教授に赴 や吉本興業東京の又吉直樹さんや相撲の豪 任されました。2006年からは関西医科大学 栄道豪太郎などスポーツ・芸能関係者を多く 本院が守口市の滝井病院から新設した枚方 輩出しています。 病院に移りました。金子一成主任教授の小児 1994年から勤務している協仁会小松病院 腎臓病学、大学病院 NICU の草分け的存在 は、1963年に故小松良夫理事長が12床の有 で年間入院数300症例のNICU、谷内昇一朗 床診療所として設立し、昨年11月に創立50周 51 年を祝賀することができました。1977年に現 番で月2回の土曜当直を続けています。昨年 在の寝屋川市川勝町に移転し114床の病院と 度の外来実績は延べ31132人、入院患者数は なり、1980年に193床となりました。故小松良 延べ3071人でした。 夫先生は1944年に東京大学医学専門部卒業 小松病院は病児保育所を併設しています。 後軍医となり、敗戦後5年間シベリアに抑留 1973年に開設した「病気あけつくし保育所」 されました。帰国後、呼吸器内科医となり、 から数えると、全国で3番目に歴史のある病 1958年に京都大学麻酔科学教室に入局し、 児保育所です。1994年当時は、病児保育所は 1961年に学位を取得されました。医学史研 全国でも20施設しかありませんでした。当時 究会に参加し、会長も務め、2000年には清風 は「共済会」が運営する病後児保育所で、医 堂書店から「結核-日本近代史の裏側」とい 師としての業務は、日々の回診と、年1回程度 う書籍を出版されました。病院経営だけでな の保護者学習会での講演や、共済会年次総 く、生協おおさかパルコープを創立するなど 会や定例役員会に出席することでした。2006 多方面で活躍されました。 年に医療機関併設型に転換し、感染予防に 小松病院小児科部長に赴任した1994年に 簡易陰圧にした3室を設けました。開所時間 は、現在の小児科部長の中村眞紀子医師との は、月曜から土曜の午前8時~午後6時で、そ 小児科常勤2人体制で、関西医科大学小児科 れぞれ30分有料で早出と延長ができ、年間利 教室から応援を得て、365日の小児科午前診 用者数は1400名前後です。 療と小児科当直、年末・年始と祭日を除く月 小児科関連の役職は、日本小児科学会近 曜~金曜の夜診を行いました。夜診は近畿で 畿地区代議員、大阪小児科学会運営委員、大 一般的な午後6時からの診療で、赴任当初は 阪小児科医会理事、寝屋川小児科懇話会会 1日15名程度でしたが、ほどなく1日40名以上 長、全国病児保育協議会大阪支部長を務め となり、夜診を2名としました。年間の小児科 ています。寝屋川小児科懇話会は、1997年に 診療患者数も4万人を超え、小林陽之助教授 発足し、現在は年に1回学術集会を開催し、 にお願いし、1998年から小児科常勤医を3名 小児科学会専門医認定2単位を取得していま となりました。国立循環器病センターのレジ す。過去25回の平均参加医師数は28名です。 デントの先生方にも当直をお願いし、広島大 講演会終了後の意見 交換会も顔の見える 学小児科学教室出身の豊原啓子先生に当直 関係を築く上で意味のある時間となっていま に来て戴いた事を懐かしく思います。2004年 す。 の新臨床研修制度導入、2006年から関西医 病院運営に関しては、日本医療経営機構第 科大学が枚方病院に本院移転となるなど、非 1期の2010年度医療人材育成プログラムを受 常勤医師の応援が難しくなり、365日の小児 講しました。ほぼ20日毎に送られてくる実際 科当直は2007年に終了しました。現在は私を の病院でのケーススタデイに基づく教材を読 含め男性2名と女性3名の常勤小児科医で1年 み、事前と教訓レポートを作成しメーリングリ 365日の外来午前診療と月~金曜の夜診、輪 ストで議論することは、たいへん面白く参考 52 になりました。いつまでに何をどうするのかを 受賞しました。たいへん繊細で美味しい蕎麦 記載する課題があり、 「法人開設50周年を迎 です。母方の従兄弟が営む「スパニッシュバ える2013年までに、建物などハードとソフト ルゴッチ」もあり、完全予約制ですが、美味し の再構築と、電子カルテ更新とフルペーパー い南欧料理とワインを提供してくれます。広島 レス化を行います。」と誓いました。病棟建替 には入局同期の57回に予定が合えば参加して えは、大阪府耐震化補助金に当選でき、非常 います。同期の西村真一郎先生、脇千明先生、 に助かりました。ソフト面での再構築は、チー 下田浩子先生、田辺道子先生、池本裕美子先 ム医療の推進を行いました。口腔ケアを先ず 生、駒沢克孝先生、和合正邦先生、木原幹夫 立ち上げ、病棟薬剤師による服薬指導、栄養 先生、ご指導戴きました佐倉伸夫先生、吉光 士によるNST、医師事務補助者による診断書 千記先生、田辺恭二先生と歓談すると、入局 作成も順調に推移しています。2003年に導入 した32年前に時間が戻る思いがします。小林 した電子カルテの更新とフルペーパーレス化 正夫先生が会頭をされた第116回日本小児科 は達成できませんでした。電子カルテや画像 学会で「小児マイコプラズマ肺炎に対するステ システムに関しては記録形式や操作性の統一 ロイド剤の有効性の検討」と言う演題で発表 や国による無償整備を行うべきと考えます。 し、診断に関し波多野修一先生にご相談致し 利益率の向上は、医療材料費や薬剤費の見直 ました。昨年11月にはホテルグランビア広島 し、フィルムレスによる放射線科費用の低減、 で開催された小林正夫先生の教授就任10周 入病院係数向上は順調に進行しましたが、道 年祝賀会では、小林先生とご挨拶でき、懐か なかばです。医療人材プログラムは良い取り しい諸先生方ともお会いでき、たいへん楽し 組みで、病院運営に関係する方には受講をお い時間を過ごさせていただきました。 奨めします。 「人間万事塞翁が馬」、 「禍福は糾える縄 尾 道 市の出身で年に数回墓 参に帰りま の如し」と言います。良いことは憶え、良くな す。父方の親戚が尾道市内で営む日本蕎麦屋 いことは忘れることがたいせつと思う此の頃 「笑空」は、昨年ミシュラン広島の一つ星を です。 53 入局から現在まで かわむら小児科 河 54 村 一 郎 山口県周南市で開業しております河村と 常に良くて、それぞれちょっと変わった人間 申します。このたび編集委員長の波多野先 ばかりでしたが個性的な集団だったのが自 生よりご依頼を受け、近況報告を書かせて 分には合っていたと思います。ご存知の先生 いただくことになりました。波多野先生は私 も多いかと思いますが、現在は県外県内で の母校(徳山高校)の大先輩でもあり、県外 ご活躍されておられます。病棟では同姓の の同門医師の近況をなかなか知ることもな 川村先生がおられたので私は“いちろう”の いであろうということから私に依頼が来たの 愛称で呼ばれ、上の先生方にもとても可愛 ではないかと思います。私は平成2年から広 がっていただきました。これも勝手な妄想か 島県を離れておりますので平成以降入局の もしれません(笑)。 先生方は私をご存知ない先生も多いのでは 当時今のような研修システムではありま ないかと思いますので、入局当時の思い出か せんでしたので、2年目はほとんど皆、大学 らお話しさせていただきます。 を出て外の病院で働いていました。私は無 私は昭和61年広島大学卒で私の父が小児 謀にも当時一番人気であった広島赤十字病 科医(私が大学に入ってから開業しました) 院を希望しまして、無事上田教 授の了承も であったことからそのまま広大小児科に入 得られ、希望通り行かせていただくことに 局いたしました。同期新規入局では大学時 なりました。当時西美和先生が部長でおら 代から一緒の田代聡、藤田直人、豊原啓子、 れ、現在もいらっしゃる浜本和子先生、亡く 古本(現藤本)浩美、他大学から入局の児 なられましたが梶山通先生の元、非常に楽 玉諭、川村眞智子、各先生がおられました。 しく2年間過ごさせていただきました。大学 入局当時の教授は上田一博先生。上田先生 病院時代は3日に1日は病棟に泊まっている が私と同郷の山口県の光市のご出身で(現 という大変厳しい状況でしたので、日赤は 在も光市の病院で働かれていますが)その 看護師さんも優しく天国のような気分でした 縁もあってとても可愛がっていただきました (笑)。 (と勝手に思っています)。当時の病棟医長 その後1年間また大学病院病棟で過ごさ は亡くなられました田中義人先生、副医長 せていただきました。当時の病棟医長は現 が現教授の小林正夫先生でした。私たちの 在廿日市市で開業されておられる河口美典 一つ上の60卒の先生方は学生時代から非常 先生、副医長が岸高正先生でした。当時新 に優秀な方ばかりで、61卒はできが悪いと 入局員では平成元年卒の稲田先生、加藤先 思われていたと思うのですが、皆の仲は非 生ら、それと2年目の小西先生、河野先生が 一緒でした。現在もご活躍のほどは皆さん ない年齢だったのですが、平成9年に私の父 ご存知かと思います。当時の思い出は若い が脳梗塞で入院しました。見舞いに行った 医師で近くのとんかつ屋に食べに行ったり、 時、父から「左手が動かんからもう医者はで 夜当時できた当初のセブンイレブンでアイス きん。戻ってきて継いでくれないか」と言わ クリームなどを買ってきて詰め所で看護師さ れました。私が大学に入ったのを確認してか ん達と食べていたりしたことでした。その間 ら(とても医学部に入れる成績ではなかっ に私事ですが結婚式を挙げさせていただき たので)開業した父でしたので、私もこれは ました。もちろん媒酌人は上田教授夫妻、前 帰って継がないといけないなと思い、現小 述の田中先生、西先生、河口先生、そして坂 林教授、倉中の田中部長に無理を言って山 野堯先生にスピーチしていただきました。今 口県に帰らせていただきました。当時37歳 思えばすごく豪華なメンバーにスピーチして でした。一緒にやるのはお互い嫌だったので いただいたと感謝しています。新婚旅行は、 私は父の医院を潰してその横に新たに医院 河口病棟医長の「お前はオーストラリアのグ を建てて開業しました。ただ、その後2週間 レートバリアリーフに行って来い」という指 したら父親は回復し、隣町で新たに開業して 示のもと、オーストラリアのハミルトン島に 現在も診療をしています。当時のことを言う 行きました。ただ、おそらく人生最初で最後 と小林教授から「騙された」と言われていま のダイビングやバルーンを背中に着けてボー すが、当時は切羽詰まった気持ちでした。 トで引っ張ってもらうパラセーリングなど 平成10年山口県旧徳山市(現周南市)で ができたのは貴重な体験で今でもカミさん 開業して約16年になります。山口県は地元 共々とてもいい思い出に残っています。 ですが広島県と違い周囲に知っている先生 その後、これも希望で平成3年から倉敷中 は全くおらず、最初は四面楚歌の状態でし 央病院に行かせていただきました。ここでは た。ただ、うちの父親が山口大学卒で知る先 田中陸男部長の元、腎臓の武田修明先生、 生が多かったのでなんとかそのつながりで 心臓の馬場清先生、新生児の亀山順治先生 始めることができました。開業してからは無 という全国でもご高名な先生方がおられ、 我夢中でやってきましたのであっという間で 私は腎臓グループに属していました他の分 した。平成14年に山口県小児科医会の理事 野の患者さんもいろいろと診させていただ に推挙され、平成22年から総務理事となり き、血液腫瘍や喘息外来も担当させていた 現在も務めさせていただいています。山口県 だき貴重な経験をさせていただきました。今 小児科医会は理事が若く、現在理事17人の もおられますが、私より一つ上の脇研自先 うち私が4番目の年長者になります。小児科 生、私より2年遅れで入って来た渡部晋一先 医による1か月健診の充実、5歳児発達相談 生、同期の豊原先生などが一緒に働いてい の普及などいろいろな活動を行っています。 ました。 県小児科医会から日本小児科医会の委員に まだまだ勤務医として働かなくてはなら も推薦していただき、調査委員、その後現在 55 は乳幼児学校保健委員をさせていただいて を担当しており、診療よりもこちらの方で多 います。平成13年に山口県宇部市の鈴木英 忙な毎日を送っております。 太郎先生が日本外来小児科学会の会長を務 趣味は最近はウォーキングとサックス。 められることになり、この時にお手伝いさせ ウォーキングは倉敷中央病院OBの森先生 ていただいたことをきっかけに日本外来小 や木谷先生方とも歩いていますが、他、毎年 児科学会に参加するようになり、平成19年 萩往還35kmや関門海峡ウォーク30kmな より学会誌編集委員を務めさせていただい どにも参加しています。サックスは8年前ぐ ています。平成22年に、山口県で砂川功県小 らいから周南市内の小児科の先生と一緒に 児科医会会長(当時)が会頭で日本小児科 ヤマハに習いに行きはじめました。ドラムや 医会総会フォーラムを、山口市の田原卓浩先 キーボードなど他の先生方とバンドも組ん 生が会長で日本外来小児科学会年次集会を でつい最近もライブをやりました。10人ぐら 開かれるということで同じ年に全国学会を いのバンドですが、楽しくやっています。趣 二つも担当し、両方の実行委員を務めさせ 味を楽しむために仕事を頑張っています。 ていただきました。この時はダブルで進行し 全国の学会、研究会や広島にも時々顔を ながらで大変でした。昨年は宇部市の鈴木 出しています。同門の皆様にお会いしお話し 先生が全国病児保育研究大会の会長を務め できるのをいつも楽しみにしています。また られ、この時も実行委員としてお手伝いさせ お目にかかる機会がございましたらどうぞお ていただきました。他にも現在、県医師会の 声をおかけください。これからもどうぞよろ 乳幼児保健委員、周南小児科医会の理事、 しくお願いいたします。 徳山医師会の会報委員などいろいろな委員 56 第 116 回 日本小児科学会学術集会報告 広島大学小児科 医局長 川口 浩史 小林正夫教授を会頭として第116回日本小 検討されましたが、世界遺産を有する広島で 児科学会学術集会を2013年4月19日(金)~ は上記の近接した3会場で開催することで理 21日(日)の3日間、広島国際会議場、広島市 事会の承認をいただくことができました。 文化交流会館、アステールプラザの3会場で 2011年秋には担当コンベンションが決定 開催させていただきました。本学術集会が広 され、本格的な準備は2011年末よりスタート 島で開催されるのは1968年に大谷敏夫教授 いたしました。最初の準備として、ポスター・ を会頭とした第71回大会以来、実に45年ぶり ロゴマークとメインテーマの決定から着手し のことであり、全国から小児科医を中心に多 ました。ポスター・ロゴマークは学会コンベン 数の医療関係者が参加されました。同門会の ションにいくつかの候補を提案いただいた上 先生方からは多大なるご寄付や心温まるお力 で、医局員から多数決を取った後に若干の変 添えを頂戴いたしましたことをこの場をお借り 更を加える形で作成しました。多くの方から広 して厚く御礼申し上げます。 島で開催される小児科の学会として分かり易 本学術集会の概要は既に「広島県小児科 いポスター・ロゴマークと好評でした。 医会会報」 「広島大学医学部広仁会報」に報 メインテーマについても医局員からの案を 告いたしておりますので、重複する内容もござ 元に決定いたしました。国際平和文化都市で いますが、開催準備の裏話なども追加いたし ある広島と平和、子ども、医療、医学のキー ましたので、お目通しいただけましたら幸いで ワードを織り込みつつ、子どもの健やかな発 す。 育・医学の発展には平和が礎となることを メッセージに託して「平和とともに歩む 小児 開催準備について 医学・小児医療」といたしました。広島平和記 小児科学会の学術集会は全国各地区の 念公園内の資料館への入館料については広 持ち回りで開催されており、中国四国地区は 島観光コンベンションビューローのご高配に 2013年の担当でした。これまでに比較的近年 より無料としていただくことができました。開 に開催されていた鳥取・岡山・愛媛を除いた 催期間中には多くの参加者が資料館内に足を 県で開催する方針となり、2010年の学術集会 運ばれ、平和への思いを新たにされました。 で3年後の2013年に広島での開催が決定され 全国規模の学会で配布されることの多い ました。 コンベンションバッグについては、軽い素材、 学術集会会場としては、参加者(約5000 A4サイズ、ショルダー長、パーテーション、 名)が同一会場内に収容可能であることが条 ファスナー付、耐久性、カラー3色、ロゴ入りな 件とされていたために神戸や福岡での開催も どの“こだわり”を持ったものとしました。小 57 児科学会からは「コンベンションバッグには ができました。お昼の教育セミナーのチケッ 予算を掛けないように、紙袋でも良い」という ト配布については他の学会を参考にして機械 ご意見も頂戴していましたが、可能な限り低 を導入し、自動化を図りました。3会場を結ぶ 予算(700円位)とするということで了承をい 移動手段としてはシャトルタクシーや自転車 ただき、作成しました。 を導入しました。開催期間中には多くの参加 2012年6-7月に学術集会プログラムの総 者が利用されており、 もう少し台数が多くても 合・分野別・多職種シンポジウム、教育講演 良かったものと思われました。 のテーマを決定しました。医局員や同門の先 生方からの提案や小児科学会の各種委員会・ 開催期間について ワーキンググループ・各分科会・中国四国地 参加者は過去最高の5,958名(内訳:招待 区代議員からのアンケートを専門分野毎にま 者68名、医師5237名、医師以外518名、学生・ とめ、特に委員会・ワーキンググループ・各分 初期研修医など135名)を数えました。東京・ 科会からの要望テーマについては3日間のプ 福岡で開催された過去大会の参加者数から、 ログラム内にバランス良く入れ込みました。講 広島では5000名の参加と予測してコングレ 演・発表会場は見込まれる参加者により決定 スバッグやポケットプログラムを作成しました しましたが、特に教育講演の会場は多くの参 が、最終日の午前中には全てなくなる事態が 加者が見込まれ、座りやすい席で聴いていた 生じましたことをお詫び申し上げます。 だけるようにと考え、3日間を通して文化交流 プログラムは一般演題1054題(うち口演 会館のコンサートホールでの開催といたしま 452題)をはじめ、海外招待講演5、特別講演 した。 3、総合シンポジウム10、分野別シンポジウム 抄録集は毎年小児科学会2月号として発行 16、多職種シンポジウム3、会頭講演1、教育 されることになっており、カラー化などの大 講演19、実践講座6、スポンサードセミナー 幅な体裁変更は困難とのことでしたが、イン 35、市民公開講座2などで構成されました。 デックスやスケジュール表に白黒の強調を追 小林教授による会頭講演は「食細胞異常 加することで少しでも見やすいものとなるよう 症:慢性肉芽腫症との出会いから」として、臼 に努めました。更に紙質も厳選したものとし 井朋包名誉教授による本邦初の慢性肉芽腫 て、抄録集の軽量化を図りました。ポケットプ 症の診断から根治的治療法である造血幹細 ログラムについては手に取りやすく、見やすい 胞移植施行例の治療成績などについて講演 サイズとしました。 いただきました。 学会収支の行方を左右する教育セミナー、 特別講演は東京大学神経内科学教授の 展示、広告などの協賛企業についてはアベノ 辻省次先生に「神経疾患と最新の遺伝子解 ミクスとの関連は不明ですが、幸いなことに 析」、慶応大学生理学の赤松和士先生に「iPS ワクチン・インフルエンザ関連製品などを中 細胞技術の神経疾患研究治療への応用」の 心に当初の想定以上に申込みをいただくこと 講演をいただき、遺伝子解析技術やiPS細胞 58 研究の進歩と今後の方向性を伺いました。 講演のテーマは小児科学会委員会・ワーキン また、大阪大学元総長の岸本忠三先生には ググループ・各分科会・中国四国地区代議員 「IL-6:私のトランスレーショナルリサーチ」と からのアンケートや医局員からの意見を専門 して基礎研究の成果を臨床応用への展開さ 分野毎にまとめることで決定いたしました。シ れた世界的な業績をユーモアを交えながら紹 ンポジウムでは各分野の専門家などにより基 介いただき、多くの参加者にとって大変印象 礎から臨床分野における最新の発表をいただ 的な講演となりました。 き、活発な議論が展開されました。また、一般 海外招待講演では岸本先生の大学時代の 小児科医の関心の高い教育講演や実践講座 同級生であるサウスカロライナ医科大学名誉 では早朝から多数の参加者が各会場に足を 教授の小川眞紀雄先生により「若手小児科医 運ばれ、特に最終日午前中の教育講演ではコ 師よ、海外へ:私の経験から」として次世代 ンサートホールが満員となる程の大盛況とな への熱いメッセージをいただきました。また、 りました。教育セミナーは共催である製薬企 岡田賢先生の留学先であるロックフェラー 業などからの希望により会場・テーマを決定 大学のJean-Laurent Casanova教授からは したこともあり、興味深いテーマの会場の多 「Toward a genetic theory of childhood くで満席となりました。 infectious disease」としてScience誌などに 教室員をはじめ同門会の先生方には血液・ 発表されている原発性免疫不全症領域での がん・免疫・神経・内分泌・代謝・遺伝・腎・ 最新研究を紹介いただきました。さらに特別 新生児・循環器・救急・感染症・アレルギー・ 企画では「Current action plans of pediatric 精神などの様々な分野においてシンポジウ societies」として日米中韓の小児科学会会長 ム・教育講演・実践講座・一般口演・ポスター から各国の小児科学会の活動内容を紹介い 発表の座長のご担当や講演・発表をいただ ただき、グローバル社会における共通課題に き、会場内においても活発な議論の中に加 ついての対応を議論されました。 わっていただくことができました。広島大学 市民公開講座は初日・最終日に開催いたし 小児科の実績を全国の先生方に紹介するこ ました。原爆放射線医科学研究所の神谷研 とができたものと思われます。 二教授にご企画いただき、 「放射線災害から 会員懇親会は学術集会2日目にリーガロイ 子どもを守る」として小児における放射線災害 ヤルホテルで盛大に開催され、小林会頭が永 の問題をシンポジストとともに考えていきまし 年に亘り診続けてこられた患者の方の司会に た。また、最終日には一般市民の方の講演に より進行されました。お好み焼きや穴子天ぷ 続いて、湯崎英彦広島県知事にも講演いただ ら、地酒など“広島の味”を満喫しつつ、参加 き、 「みんなで育てよう、子どもの未来」として 者との親睦を深められました。学術集会の申 子育て支援の紹介、父親の育児参加などにつ し送り事項として「公益社団法人となった小 いて理解を深めました。 児科学会の学術集会における懇親会ではアト 総合・分野別・多職種シンポジウム、教育 ラクションは行わない」とされていたために華 59 美な演出は行わない方針でした。このため、 ところで、学術集会参加費ですが、2014年 当初は歓談が中心となる予定でしたが、コン の参加費は13000円と前年よりも2000円の値 ベンションビューローの方から神楽の上演に 下げとなりました。主催された三重大学の先 ついて提案をいただいたために、小児科学会 生にお伺いしますと広島の学会でかなりの黒 事務局に確認いたしましたところ「伝統芸能 字となったために、会費を値下げされたとの の披露であれば結構です」との回答が得られ ことです。全国の小児科学会員の先生方に少 ました。学会事務局のお墨付きが得られたた しでも貢献できたでしょうか。 め、大森神楽団により「八岐大蛇」の上演を いただくことができました。また、広島県の観 学会を終えて 光案内や広島県知事賞の表彰の際には広島 最後になりますが、このような盛大な学会 観光親善大使も参加され、海外からの招待者 を開催できましたのも、同門会の先生方をは をはじめ参加者にとても好評でした。 じめ、多くの方々からのお力添えによるものと 深く感謝申し上げます。広島の地で得られた 収支について 多くの知見や人との繋がりを基に小児医学・ 前年までの学術集会では収支はほぼ均衡 小児医療の更なる発展に力を注いで参ります していましたが、今回は過大な支出を控えた ので、今後とも引き続きご支援賜りますよう、 こともあり、最終的な会計としてはかなりの 宜しくお願い申し上げます。 黒字決算となりました。このために当初の本 体予算に組み込めていなかった多くの支出項 目(懇親会、記念品、反省会費用など)も本学 術集会の支出として承認いただくことができ ました。 60 第 16 回 欧州免疫不全症学会(ESID)に参加して 広島大学 大学院医歯薬保健学研究院 小児科学 早 川 誠 一 2,014年10月29日から11月1日にチェコ、 与が報告されています。私は、無菌に近い プラハで開催された第16回ESIDに参加し 胎内環境から多様な外来抗原との接触が ました。ESIDは原発性免疫不全症の原因 おこる胎外 環 境へ 移 行する新生児期に、 や治療に関する研 究を推 進する目的で設 環 境の変化 対して免 疫の適 応が 起こるの 立された学会で、2年に1度開催される学術 ではないかと考えて研究を行いました。研 集会では、原発 性免 疫 不全症とその管 理 究内容は、新生児期のTregの変化をflow や、免疫にかかわる代謝異常、遺伝学につ cytometryにて解析を行いました。結果と いての最新の情報を得ることができます。 して生後早期にTregが一過性に増加する 今回は、世界各国より約2,000人が参加し 事、それは多様な外来抗原に暴露される胎 活発な議論や情報交換が行われました。広 外 環境に対する免疫の適応に重要な役割 島から開催地のプラハまでは、ドイツ・ミュ を果たしている可能性がある事をまとめ発 ンヘン空港を経由して約19 時間と長時間 表しました。Tregが増加する理由や個々で の行程でしたが、不慣れな海外旅行と初め の反応の違いについて質問があり、拙い英 ての国際学会での発表ということもあり、 会話ではありましたが、何とか答えること 緊張感からかそれほど長くは感じずに、無 ができました。 事にプラハ空港へ到着しました。到着時は、 講演や研 究 発 表では、新規 発見された すでに夜の7時を過ぎ、バスで中心部へ向 免疫 不全症の原因遺伝 子の解 析に関して かうと石畳の道路にさまざまな時代の建物 の発表が多く、最新の研究について知見を が並ぶプラハの街を見て気持ちが昂る思い 得ることができました。特に私が研究して でした。 いるTregの抑制機能に関与しているとされ 学 会 3 日 目 に 、’S i g n i f i c a n t るCTLA4の遺伝子異常による免疫不全に augmentation of regulatory T cells in ついての発表は興味深く拝聴する事ができ early neonatal period’ という演題で、 ました。 ポスター発表を行いました。免疫の恒常性 プラハは、百塔の街と称され、10紀から を維持するために働くヘルパーT細胞は、 数百年を隔てた建物が石畳の道 路に並ん 免疫反応を正の方向へ働くエフェクターT でおり、とてもきれいな町でした。学会の合 細胞(Th1、Th2、Th17など)と負の方向に 間には、カレル橋、プラハ城と中心部の名所 働く制御性T細胞(Treg)に分けられます。 を観 光し、プラハの分化に触れることもで 近年、自己免疫疾患、アレルギー疾患や腫 きました。 瘍免疫など様々な病態において、Tregの関 最新の研究についての情報や、自身の発 61 表と非常に充 実した学 会を過ご すことが できました。日頃よりご指導頂いている小 林教授、大野先生、今回の学会発表にてサ ポートをして下さった岡田先生、並びに御 支 援頂いた同門会の皆様に感 謝いたしま す。 学会会場前にて(Congress Centre Prague)。右より、私、岡田先生、浅野先生、齋藤先生 62 広島大学病院小児科 外来担当表 専門外来 担当医 月 火 小林教授 血液 川口 ○ 三木 ○ 水 木 ○ ○ ○ ○ ○ 西村真 * 午後 佐藤 * 午後 世羅 * 代謝 午前 但馬 ○ 香川 ○ 石川 神経 内分泌 藤井 ○ ○ 循環器 アレルギー ○ 小林良 ○ 岡田 ○ ○ 香川 ○ ○ 坂田 ○ ○ (宇都宮) ◯ 宮河 * 午前 午前 大野 ◯ 唐川 ◯ ◯ 齋藤 ◯ ◯ 小西 * 第4午前 平田 午後 益田 * 午後 膠原病 安村 午後 子どものこころ 梶梅 ○ 新生児フォロー ○ ○ 原* 腎 金 午後 午後 午後 大野 早川 午後 ○ 午後 ○ 午後 63 業 績 集 英文(2013年) 1. Heterozygosity for the Y701C STAT1 mutation in a multiplex kindred with multifocal osteomyelitis. Hirata O, Okada S, Tsumura M, Kagawa R, Miki M, Kawaguchi H, Nakamura K, Boisson-Dupuis S, Casanova JL, Takihara Y, Kobayashi M. Haematologica. 2013;98(10):1641-9. 2. The landscape of somatic mutations in Down syndrome-related myeloid disorders. Yoshida K, Toki T, Okuno Y, Kanezaki R, Shiraishi Y, Sato-Otsubo A, Sanada M, Park MJ, Terui K, Suzuki H, Kon A, Nagata Y, Sato Y, Wang R, Shiba N, Chiba K, Tanaka H, Hama A, Muramatsu H, Hasegawa D, Nakamura K, Kanegane H, Tsukamoto K, Adachi S, Kawakami K, Kato K, Nishimura R, Izraeli S, Hayashi Y, Miyano S, Kojima S, Ito E, Ogawa S. Nat Genet. 2013;45(11):1293-9. 3. Naive and memory human B cells have distinct requirements for STAT3 activation to differentiate into antibody-secreting plasma cells. Deenick EK, Avery DT, Chan A, Berglund LJ, Ives ML, Moens L, Stoddard JL, Bustamante J, Boisson-Dupuis S, Tsumura M, Kobayashi M, Arkwright PD, Averbuch D, Engelhard D, Roesler J, Peake J, Wong M, Adelstein S, Choo S, Smart JM, French MA, Fulcher DA, Cook MC, Picard C, Durandy A, Klein C, Holland SM, Uzel G, Casanova JL, Ma CS, Tangye SG. J Exp Med. 2013;210(12):2739-53. 4. IL-21 signalling via STAT3 primes human naive B cells to respond to IL-2 to enhance their differentiation into plasmablasts. Berglund LJ, Avery DT, Ma CS, Moens L, Deenick EK, Bustamante J, Boisson-Dupuis S, Wong M, Adelstein S, Arkwright PD, Bacchetta R, Bezrodnik L, Dadi H, Roifman CM, Fulcher DA, Ziegler JB, Smart JM, Kobayashi M, Picard C, Durandy A, Cook MC, Casanova JL, Uzel G, Tangye SG. Blood. 2013;122(24):3940-50. 5. Signal transducer and activator of transcription 3 (STAT3) mutations underlying autosomal dominant hyper-IgE syndrome impair human CD8(+) T-cell memory formation and function. Ives ML, Ma CS, Palendira U, Chan A, Bustamante J, Boisson-Dupuis S, Arkwright PD, Engelhard D, Averbuch D, Magdorf K, Roesler J, Peake J, Wong M, Adelstein S, Choo S, Smart JM, French MA, Fulcher DA, Cook MC, Picard C, Durandy A, Tsumura M, Kobayashi M, Uzel G, Casanova JL, Tangye SG, Deenick EK. J Allergy Clin Immunol. 2013;132(2):400-11. 64 6. Wnt3a stimulates maturation of impaired neutrophils developed from severe congenital neutropenia patient-derived pluripotent stem cells. Hiramoto T, Ebihara Y, Mizoguchi Y, Nakamura K, Yamaguchi K, Ueno K, Nariai N, Mochizuki S, Yamamoto S, Nagasaki M, Furukawa Y, Tani K, Nakauchi H, Kobayashi M, Tsuji K. Proc Natl Acad Sci U S A. 2013;110(8):3023-8. 7. Age-dependent association between pulmonary tuberculosis and common TOX variants in the 8q12-13 linkage region. Grant AV, El Baghdadi J, Sabri A, El Azbaoui S, Alaoui-Tahiri K, Abderrahmani Rhorfi I, Gharbaoui Y, Abid A, Benkirane M, Raharimanga V, Richard V, Orlova M, Boland A, Migaud M, Okada S, Nolan DK, Bustamante J, Barreiro LB, Schurr E, Boisson-Dupuis S, Rasolofo V, Casanova JL, Abel L. Am J Hum Genet. 2013;92(3):407-14 8. New and recurrent gain-of-function STAT1 mutations in patients with chronic mucocutaneous candidiasis from Eastern and Central Europe. Soltész B, Tóth B, Shabashova N, Bondarenko A, Okada S, Cypowyj S, Abhyankar A, Csorba G, Taskó S, Sarkadi AK, Méhes L, Rozsíval P, Neumann D, Chernyshova L, Tulassay Z, Puel A, Casanova JL, Sediva A, Litzman J, Maródi L. J Med Genet. 2013;50(9):567-78. 9. Partial IFN-γR2 deficiency is due to protein misfolding and can be rescued by inhibitors of glycosylation. Moncada-Vélez M, Martinez-Barricarte R, Bogunovic D, Kong XF, Blancas-Galicia L, Tirpan C, Aksu G, Vincent QB, Boisson B, Itan Y, Ramírez-Alejo N, Okada S, Kreins AY, Bryant VL, Franco JL, Migaud M, EspinosaPadilla S, Yamazaki-Nakashimada M, Espinosa-Rosales F, Kutukculer N, Abel L, Bustamante J, Vogt G, Casanova JL, Boisson-Dupuis S. Blood. 2013;122(14):2390-401. 10. A novel homozygous p.R1105X mutation of the AP4E1 gene in twins with hereditary spastic paraplegia and mycobacterial disease.Kong XF, Bousfiha A, Rouissi A, Itan Y, Abhyankar A, Bryant V, Okada S, Ailal F, Bustamante J, Casanova JL, Hirst J, Boisson-Dupuis S. PLoS One. 2013;8(3):e58286. 11. Haploinsufficiency at the human IFNGR2 locus contributes to mycobacterial disease. Kong XF, Vogt G, Itan Y, Macura-Biegun A, Szaflarska A, Kowalczyk D, Chapgier A, Abhyankar A, Furthner D, Djambas Khayat C, Okada S, Bryant VL, Bogunovic D, Kreins A, Moncada-Vélez M, Migaud M, Al-Ajaji S, Al-Muhsen S, Holland SM, Abel L, Picard C, Chaussabel D, Bustamante J, Casanova JL, Boisson-Dupuis S. Hum Mol Genet. 2013;22(4):769-81 12. Electrical stimulation enhances neurogenin2 expression through β-catenin signaling 65 pathway of mouse bone marrow stromal cells and intensifies the effect of cell transplantation on brain injury. Matsumoto M, Imura T, Fukazawa T, Sun Y, Takeda M, Kajiume T, Kawahara Y, Yuge L. Neurosci Lett. 2013;533:71-6. 13. Electrical stimulation accelerates neuromuscular junction formation through ADAM19/neuregulin/ErbB signaling in vitro. Fukazawa T, Matsumoto M, Imura T, Khalesi E, Kajiume T, Kawahara Y, Tanimoto K, Yuge L. Neurosci Lett. 2013;545:29-34 14. Interactive effects of cell therapy and rehabilitation realize the full potential of neurogenesis in brain injury model. Imura T, Matsumoto M, Fukazawa T, Khalesi E, Sun Y, Takeda M, Uwatoko H, Nakata K, Tanimoto K, Kajiume T, Kawahara Y, Yuge L. Neurosci Lett. 2013;555:73-8. 15. Identification of the integrin β3 L718P mutation in a pedigree with autosomal dominant thrombocytopenia with anisocytosis. Kobayashi Y, Matsui H, Kanai A, Tsumura M, Okada S, Miki M, Nakamura K, Kunishima S, Inaba T, Kobayashi M. Br J Haematol. 2013;160:521-9. 16. Central nervous system complications and neuroradiological findings in children with chronic active Epstein-Barr virus infection. Ishikawa N, Kawaguchi H, Nakamura K, Kobayashi M. Pediatr Int. 2013;55(1):72-8. 17. Reduced brain activation during imitation and observation of others in children with pervasive developmental disorder: a pilot study. Kajiume A, Aoyama-Setoyama S, Saito-Hori Y, Ishikawa N, Kobayashi M. Behav Brain Funct. 2013;29;9(1):21. 18. Paroxysmal periodic dystonic postures in an infant with 18q23 deletion syndrome. Ishikawa N, Kobayashi Y, Fujii Y, Kobayashi M. Neuropediatrics. 2013;44(3):163-6. 19. Acute severe encephalopathy related to human herpesvirus-6 infection in a patient with carnitine palmitoyltransferase 2 deficiency carrying thermolabile variants. Kobayashi Y, Ishikawa N, Tsumura M, Fujii Y, Okada S, Shigematsu Y, Kobayashi M. Brain Dev. 2013;35(5):449-53. 20. Leprechaunism (Donohue syndrome): a case bearing novel compound heterozygous mutations in the insulin receptor gene. Kawashima Y, Nishimura R, Utsunomiya A, Kagawa R, Funata H, Fujimoto M, Hanaki K, Kanzaki S. Endocr J. 2013;60(1):10712. 21. Effects of idursulfase enzyme replacement therapy for Mucopolysaccharidosis type II when started in early infancy: comparison in two siblings. Tajima G, Sakura N, 66 Kosuga M, Okuyama T, Kobayashi M. Mol Genet Metab. 2013;108(3):172-7. 22. VLCAD deficiency in a patient who recovered from ventricular fibrillation, but died suddenly of a respiratory syncytial virus infection. Yamamoto A, Nakamura K, Matsumoto S, Iwai M, Shigematsu Y, Tajima G, Tsumura M, Okada S, Mitsubuchi H, Endo F. Pediatr Int. 2013;55(6):775-8. 23. Management of advanced-stage neuroblastoma in a patient with 21-hydroxalase deficiency. Utsunomiya AN, Okada S, Hara K, Miki M, Mizoguchi Y, Kobayashi Y, Miyagawa S, Jinno K, Nakamura K, Sato T, Kobayashi M. Pediatr Int. 2013;55(4):e96-9. 24.Novel c.2216T > C (p.I739T) mutation in exon 13 and c.1481T > A (p.L494X) mutation in exon 8 of MUT gene in a female with methylmalonic acidemia. Imataka G, Sakamoto O, Yamanouchi H, Yoshihara S, Omura-Hasegawa Y, Tajima G, Arisaka O. Cell Biochem Biophys. 2013;67(1):185-7. 25. FAM111A mutations result in hypoparathyroidism and impaired skeletal development. 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NICUに入院している新生児の痛みのケアを発展させるために 横尾 京子, 内田 美恵子, 小澤 未緒, 側島 久典, 田村 正徳, 照井 克生, 福原 里恵, 山田 恭聖, 「新生児の痛みの軽減を目指したケア」ガイドライン作成委員会 Neonatal Car26巻11号 Page1171-1176(2013.11) 14. 夜尿症の診断と治療 日本の小児科夜尿症専門医による病型分類と治療手順西 美和外来 小児科16巻3号 Page332-338(2013.11) 15. 地域での取り組み 倉敷市での取り組み渡部 晋一周産期医学43巻11号 Page13971401(2013.11) 16. ステロイド感受性ネフローゼ症候群の病型予測における初回寛解に要する日数の有用性好 川 貴久, 桑門 克治, 澤田 真理子, 田中 紀子, 藤原 充弘, 武田 修明日本小児腎臓病学会雑 誌26巻2号 Page177-181(2013.11) 17. 不整脈 上室頻拍、心房頻拍豊原 啓子小児科診療76巻11号 Page1767-1771(2013.11) 18. 季節型インフルエンザの現状 毛利 久夫 小児内科45巻11号 Page1971-1977(2013.11) 19. 薬剤耐性菌感染症の外来診療 松原 啓太 日本小児科医会会報46号 Page169-171(2013.10) 20. 放射線被ばくと甲状腺がん 西 美和 日本医師会雑誌(0021-4493)142巻7号 Page1578(2013.10) 21. PMX-DHPを施行した循環動態の不安定な先天性心疾患合併6症例の経験 澤田 真理子, 石井 裕子, 濱田 太立, 好川 貴久, 石塚 潤, 吉永 大介, 羽山 陽介, 荻野 佳 代, 林 知宏, 斎藤 真澄, 脇 研自, 新垣 義夫 エンドトキシン血症救命治療研究会誌17巻1号 Page73-80(2013.10) 22. パーキンソン病症例の腸内菌叢および糞便性状の検討村田 芳夫, 大森 啓充, 市川 麻紀子, 75 原田 暁, 上利 美智子, 福場 浩正, 山崎 雅美, 安澤 紀夫, 竹本 将彦, 池田 政宣, 松本 信 夫, 田村 泰三, 住元 了, 難波 希三子腸内細菌学雑誌27巻4号 Page211-215(2013.10) 23. 1ヵ月健診の現状および小児科医、保護者への意識調査 河村 一郎, 岩田 祥吾, 小松 和男, 飯沼 和枝, 新津 直樹, 長谷 直樹, 渡辺 弘司, 稲光 毅, 松下 享, 川上 一恵, 横山 新吉, 河野 幸治, 桑原 正彦, 日本小児科医会乳幼児学校保健委 員会 日本小児科医会会報46号 Page203-205(2013.10) 24. マイコプラズマ感染症検査法の検討 マイコプラズマ抗原迅速診断キットの有用性につい て波多野 修一, 駒澤 克孝, 西村 真一郎, 藤江 篤志, 大野 令央義, 川口 浩史, 小林 正夫, 高尾 信一小児科臨床66巻10号 Page2105-2115(2013.10) 25. 二次医療圏における研修医マッチ者数の変化について 平成15~17年および平成21~23 年の比較 江原 朗 厚生の指標60巻12号 Page7-12(2013.10) 26. 小児心臓CT検査の最適化に向けて 舛田 隆則, 今田 直幸, 奥 貴行, 丸山 尚也, 稲田 智, 田原 昌博, 佐藤 友保, 粟井 和夫 Rad Fan11巻12号 Page86-89(2013.09) 27. Heart Saving Project モンゴルでの小児心疾患医療支援活動への参加報告 小西 央郎 中国労災病院医誌22巻1号 Page2-5(2013.09) 28. 当院新生児医療の現状青木 大地, 小西 央郎, 守屋 真, 岩本 立, 宮崎 真菜美, 冨岡 啓太, 勝部 泰裕, 藤原 久也, 槙野 洋子, 花岡 美生, 佐川 麻衣子, 中島 貴美中国労災病院医誌 22巻1号 Page12-14(2013.09) 29. 生命危機の所見・指標と管理 新生児における生命危機管理の指標 渡部 晋一 Fetal & Neonatal Medicine5巻2号 Page78-82(2013.09) 30. トルバプタンにより改善したFontan術後蛋白漏出性胃腸症の2例 吉永 大介, 石塚 潤, 荻野 佳代, 林 知宏, 脇 研自, 新垣 義夫 日本小児循環器学会雑誌29巻5号 Page244-250(2013.09) 31. 地方間における研修医の流入・流出について 江原 朗, 宮本 恵弘 日本医師会雑誌142巻6号 Page1330-1335(2013.09) 32. 市区町村の人口規模と成立する診療科との関係について 診療科ごとに対象人口が異なる 76 江原 朗 医療と社会23巻2号 Page113-123(2013.09) 33. 小児救急電話相談 患者との協働を学ぶ方法 広野 優子, 福井 聖子, 平林 優子, 山中 樹, 桑原 正彦 小児保健研究72巻5号 Page745-753(2013.09) 34. 咽頭結膜熱(プール熱) 原田 佳明 日本臨床別冊感染症症候群(下) Page231-234(2013.09) 35. 慢性肉芽腫症における消化管病変 下村 麻衣子, 千々松 郁枝, 浅野 孝基, 古江 綾, 三木 瑞香, 川口 浩史, 中村 和洋, 小林 正 夫 広島医学66巻8号 Page473-474(2013.08) 36. 高肺血流性心疾患を伴う18トリソミーの肺生検組織所見 田原 昌博, 本田 茜, 下薗 彩子, 新田 哲也, 八巻 重雄 日本小児科学会雑誌117巻8号 Page1260-1266(2013.08) 37. 高尿酸血症・腎機能障害をきたしたロタウイルス腸炎の1例 友森 麻衣子, 宮河 真一郎, 下薗 広行, 原 圭一, 米倉 圭二, 壷井 史奈, 岡島 枝里子, 片岡 久子, 白石 泰尚 広島医学66巻8号 Page502-505(2013.08) 38. 長期入院児の在宅医療や重症心身障害児施設等への移行問題 舟本 仁一, 森 俊彦, 梅原 実, 江原 朗 日本小児科学会雑誌117巻8号 Page1321-1325(2013.08) 39. 腎後性腎不全を来し、瘤切開後も排尿困難を認めた尿管瘤の1例古江 健樹, 大田 敏之, 小野 早織, 浦山 耕太郎, 松原 啓太, 小野 浩明, 坂野 堯日本小児腎不全学会雑誌33巻 Page254-256(2013.07) 40. 腹膜透析を併用して施行した薬物療法にて寛解導入できた巣状分節性糸球体硬化症の1女 児例大田 敏之, 古江 健樹, 浦山 耕太郎, 小野 早織, 青木 大地, 多田 昌弘, 松原 啓太, 小 野 浩明, 坂野 堯日本小児腎不全学会雑誌33巻 Page214-217(2013.07) 41. 当院における小児急性血液浄化療法の経験(第三報) 体重5kg未満の新生児・乳児例の検 討大田 敏之, 古江 健樹, 木原 裕貴, 古川 亮, 羽田 聡, 藤原 信, 福原 里恵, 浦山 耕太郎, 小野 早織, 松原 啓太, 小野 浩明, 卜部 可南, 花見 亮治, 浜岡 一幸, 多田 昌弘, 坂野 堯 広島医学66巻7号 Page417-421(2013.07) 42. SLEDとカフ型カテーテルを用いて維持透析を行ったフォンタン術後の18歳女性例 77 澤田 真理子, 好川 貴久, 濱田 太立, 石塚 潤, 荻野 佳代, 田中 紀子, 齋藤 真澄, 藤原 充 弘, 佐野 薫, 脇 研自, 桑門 克治, 武田 修明, 新垣 義夫 日本小児腎不全学会雑誌33巻 Page125-128(2013.07) 43. 高アンモニア血症に対しCHDを施行したOTC欠損症の1新生児例 アンモニア除去の観点 から 澤田 真理子, 吉永 大介, 林 知宏, 田中 紀子, 齋藤 真澄, 藤原 充弘, 渡部 晋一, 桑門 克 治, 武田 修明, 新垣 義夫 日本小児腎不全学会雑誌33巻 Page129-132(2013.07) 44. 小児在宅医療における医療ケア最前線:医療行為別の診療ポイント 在宅人工呼吸 非侵 襲的陽圧換気によるもの 渡部 晋一 小児内科45巻7号 Page1241-1246(2013.07) 45. 経腸栄養剤の種類と特徴、問題点 児玉 浩子, 小川 英伸, 大森 啓充 小児内科45巻7号 Page1227-1229(2013.07) 46. 下肢静脈超音波検査による重症心身障害児(者)の深部静脈血栓症(DVT)の検討 武居 浩子, 大森 啓充, 山崎 雅美, 石田 操, 下川 結花, 市川 麻紀子, 森岡 紀代美, 原田 敏昭, 松本 信夫, 原田 暁, 住元 了, 松尾 汎 医療67巻7号 Page277-283(2013.07) 47. 新生児同種免疫性好中球減少症 中村 和洋, 小林 正夫 臨床免疫・アレルギー科60巻1号 Page78-82(2013.07) 48. 血液腫瘍疾患 新しい診断技術で診断可能となった疾患 好中球減少症 遺伝子変異と 抗好中球抗体 唐川 修平, 中村 和洋, 小林 正夫 小児内科45巻6号 Page1131-1133(2013.06) 49. Omenn症候群の1例 高坂 卓馬, 秀 道広, 小林 正夫 西日本皮膚科75巻3号 Page269(2013.06) 50. Restrictive dermopathyの1例 樫野 かおり, 戸井 洋一郎, 林谷 道子, 高田 晋一, 田村 麻衣子, 河野 通浩 西日本皮膚科75巻3号 Page267-268(2013.06) 51. 前頭葉起源の両側同期性発射の関与が疑われる失立発作を呈した皮質下帯状異所性灰白 78 質の一例 石川 暢恒, 小林 良行, 藤井 裕士, 小林 正夫樫野 かおり, 戸井 洋一郎, 林谷 道子, 高田 晋一, 田村 麻衣子, 河野 通浩 てんかん研究31巻1号 Page40-46(2013.06) 52. VLCAD欠損症の新生児スクリーニング 確定検査実施例からの考察 但馬 剛, 津村 弥来, 香川 礼子, 宇都宮 朱里, 原 圭一, 岡田 賢, 森岡 千代美, 阪本 直美, 吉井 千代子, 濱川 以行, 佐倉 伸夫, 畑 郁江, 重松 陽介 日本マス・スクリーニング学会誌23巻1号 Page69-74(2013.06) 53. カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ-I欠損症のスクリーニング指標の妥当性の検討 重松 陽介, 畑 郁江, 伊藤 順庸, 新井田 要, 但馬 剛, 田崎 隆二, 新宅 治夫, 小林 弘典, 大 浦 敏博 日本マス・スクリーニング学会誌23巻1号 Page93-97(2013.06) 54. ガラクトース血症マス・スクリーニングにおけるペイゲン法と酵素法の比較検討 阪本 直美, 森岡 千代美, 吉井 千代子, 但馬 剛, 佐倉 伸夫 日本マス・スクリーニング学会誌23巻1号 Page55-60(2013.06) 55. 赤ちゃんの命について思うこと 林谷道子 日本小児科医会会報45巻 Page149(2013.06) 56. 内分泌疾患 最近急に他科から問い合わせが多くなった疾患や病態 放射性物質と甲状 腺障害 西 美和 小児内科45巻6号 Page1090-1094(2013.06) 57. 当院における小児急性血液浄化療法の経験(第2報) 小児患者全体の検討 大田 敏之(広島県立広島病院 小児腎臓科), 古江 健樹, 多田 昌弘, 浦山 耕太郎, 小野 早 織, 松原 啓太, 小野 浩明, 木原 裕貴, 福原 里恵, 卜部 可南, 花見 亮治, 浜岡 一幸, 坂野 堯, 山野上 敬夫 広島医学66巻6号 Page361-366(2013.06) 58. 東広島市における学校心臓検診 東広島市方式による6年間のまとめ 波多野 修一, 上野 哲史, 駒澤 克孝, 下田 浩子, 杉原 雄三, 須藤 哲史, 花山 隆三, 槇田 隆二, 馬渡 英夫, 山形 東吾 広島医学66巻6号 Page397-404(2013.06) 59. 極低出生体重児の生後早期の表皮ブドウ球菌定着が人工呼吸器関連肺炎の予防となる 高橋 章仁, 大久保 沙紀, 向井 丈雄, 呉 尚治, 吉崎 加奈子, 澤田 真理子, 林 知宏, 久保田 79 真通, 西田 吉伸, 渡部 晋一 日本未熟児新生児学会雑誌25巻2号 Page205-212(2013.06) 60. 食物アレルギーにおけるアレルゲンコンポーネントの有用性 中川 朋子, 伊藤 浩明 Derma.205号 Page77-82(2013.06) 61. 出産を契機に同定できた優性遺伝型先天性血小板減少症、インテグリンαIIbβ3(GPIIb/ IIIa)変異の2家系 小林 良行, 唐川 修平, 早川 誠一, 大野 令央義, 金井 昭教, 中村 和洋, 松井 啓隆, 稲葉 俊哉, 小林 正夫 日本産婦人科・新生児血液学会誌(0916-8796)23巻1号 Page28-29(2013.05) 62. 血液系機能検査 好中球減少症の負荷試験 三木 瑞香, 小林 正夫 小児内科45巻5号 Page989-991(2013.05) 63. NICUにおける疼痛対策 極低出生体重児が感じる痛みと鎮痛効果についての客観的アセ スメント 福原 里恵 日本周産期・新生児医学会雑誌49巻1号 Page75-76(2013.05) 64. 負荷試験実施時のインフォームドコンセント 神野 和彦, 西 美和 小児内科45巻5号 Page784-788(2013.05) 65. わが国における夜尿症小児の飲水習慣に関する考察 西 美和 夜尿症研究18巻 Page9-11(2013.05) 66. 入院心身医療ガイドライン 島津 智之, 小柳 憲司, 五月女 友美子, 滝澤 昇, 多田 光, 中津 忠則, 新田 初美, 福地 成, 湊崎 和範, 安島 英裕, 入院治療研究班 子どもの心とからだ22巻1号 Page100-128(2013.05) 67. 低体温療法の登録事業 プレホスピタル・クーリング 渡部 晋一 日本周産期・新生児医学会雑誌49巻1号 Page176-177(2013.05) 68. 血漿&尿中アミノ酸分析 但馬 剛 小児科診療76巻増刊 Page129-137(2013.04) 80 69. 四肢の疼痛・腫脹を主訴に当科を受診した15例 安村 純子 日本小児科医会会報45号 Page139-142(2013.04) 70. 新臨床研修制度は病院小児科医の偏在を助長したのか 都道府県別の検討 江原 朗 日本小児科学会雑誌117巻4号 Page792-798(2013.04) 71. マッチング参加病院間における研修医マッチ者数の格差について 江原 朗 日本医師会雑誌142巻1号 Page97-101(2013.04) 72. 夜尿症 西 美和 小児科54巻5号 Page639-645(2013.04) 73. 透析患者に対する薬の使い方 疾患別・病態別[感染症] インフルエンザ(新型を含む) 大田 敏之, 松原 啓太 腎と透析74巻増刊 Page588-592(2013.04) 74. カンガルーケア 渡部 晋一 医学のあゆみ245巻2号 Page201-202(2013.04) 75. 小児期からのCKD対策には県全域の園医・学校医を支援する組織が必要 桑門 克治, 田中 紀子, 澤田 真理子, 藤原 充弘, 武田 修明 日本小児腎臓病学会雑誌26巻1号 Page52-57(2013.04) 76. 超低出生体重児の循環不全による急性腎不全に対して腹膜透析を施行した1例 石塚 潤, 澤田 真理子, 桑門 克治, 好川 貴久, 吉永 大介, 田中 紀子, 藤原 充弘, 武田 修明 日本小児腎臓病学会雑誌26巻1号 Page116-121(2013.04) 77. 劇症型心筋炎の1乳児例(A Case of Infant Fulminant Myocarditis) 宮脇 大, 脇 研自, 新垣 義夫 倉敷中央病院年報75巻 Page249-253(2013.04) 78. RSウイルス感染を契機とした可逆性脳梁膨大部病変を有する脳炎・脳症(MERS)の1例 川溿 雄大, 濱田 太立, 藤原 充弘 倉敷中央病院年報75巻 Page147-152(2013.04) 79. 眼窩蜂窩織炎に眼内炎を合併したと考えられる重症心身障害者の一例 大森 啓充, 山本 和隆, 湊崎 和範, 山崎 雅美, 竹本 将彦, 池田 政宣, 村田 芳夫, 松本 信 夫, 長門 晋平, 原田 暁, 住元 了 81 日本重症心身障害学会誌38巻1号 Page155-160(2013.04) 80. 再発・転移の病態と治療・看護 小児がん 川村 眞智子 ナーシング33巻5号 Page140-141(2013.04) 81. リンパ球の異常 リンパ球機能異常と類縁疾患 原発性免疫不全症候群 単独IgGサブク ラス欠損症 平田 修, 小林 正夫 日本臨床別冊血液症候群第2版II Page250-253(2013.03) 82. リンパ球の異常 リンパ球機能異常と類縁疾患 原発性免疫不全症候群 IgM単独(選択 的)欠損症 早川 誠一, 小林 正夫 日本臨床別冊血液症候群第2版II Page246-249(2013.03) 83. リンパ球の異常 リンパ球機能異常と類縁疾患 原発性免疫不全症候群 選択的IgA欠 損症 平田 修, 小林 正夫 日本臨床別冊血液症候群第2版II Page242-245(2013.03) 84. 白血球(顆粒球)の異常(悪性腫瘍を除く) 好中球の異常 好中球減少症 周期性好中球 減少症 平田 修, 中村 和洋, 小林 正夫 日本臨床別冊血液症候群第2版II Page57-60(2013.03) 85. 白血球(顆粒球)の異常(悪性腫瘍を除く) 好中球の異常 好中球減少症 自己免疫性好 中球減少症 唐川 修平, 中村 和洋, 小林 正夫 日本臨床別冊血液症候群第2版II Page54-56(2013.03) 86. 白血球(顆粒球)の異常(悪性腫瘍を除く) 好中球の異常 好中球減少症 同種免疫性好 中球減少症 溝口 洋子, 中村 和洋, 小林 正夫 日本臨床別冊血液症候群第2版II Page50-53(2013.03) 87. 治療 原発性免疫不全症に対する造血幹細胞移植 唐川 修平, 小林 正夫 小児科診療76巻3号 Page476-480(2013.03) 88. 特徴的な造影CT像を呈した腎不全例 尿酸は高いことだけが問題ではない 大田 敏之 82 広島医学66巻3号 Page169-170(2013.03) 89. 今、 マイコプラズマ肺炎にどう対応すべきか? 松井 亨, 洪 真紀, 津川 毅, 鶴岡 美幸, 松原 啓太, 宮入 烈 小児科臨床66巻3号 Page534-539(2013.03) 90. アレルゲンコンポーネントと食物アレルギー 中川 朋子, 伊藤 浩明 小児科54巻3号 Page329-333(2013.03) 91. 小児期の健診・検診の継続性 河村 一郎 小児内科45巻3号 Page460-463(2013.03) 92. 虚血性心疾患・地域連携クリティカルパス使用がかかりつけ医の患者指導に及ぼす効果 川本 俊治, 松田 守弘, 田村 律, 渡辺 弘司 日本医療マネジメント学会雑誌13巻4号 Page180-184(2013.03) 93. 広島県小児救急電話相談事業に関する小児科医へのアンケート調査結果 坂野 堯, 兵藤 純夫, 西 美和, 伊豫田 邦昭, 西村 真一郎, 捻橋 芳久, 広島県小児科医会勤 務医部会 小児科臨床66巻2号 Page340-347(2013.02) 94. 低酸素性虚血性脳症による脳性麻痺 Skin-to-skinの留意点、ALTE 渡部 晋一 周産期医学43巻2号 Page213-216(2013.02) 95. 在宅人工呼吸器装着者の災害時対策 宮地 隆史, 丸山 博文, 小林 正夫, 松本 昌泰 小児内科45巻1号 Page116-120(2013.01) 96. 新医師臨床研修制度導入後8年が経過して マッチング制度、都道府県間の偏在の検討 江原 朗 日本医師会雑誌141巻10号 Page2264-2268(2013.01) 97. Valproate sodiumによる低カルニチン血症 普通食と経腸栄養剤での相違加藤 聰脳と発 達45巻1号 Page17-20(2013.01) 98. 配合剤 白尾謙一郎 日本小児呼吸器学会雑誌24巻1号 Page40-44(2013.01) 99. ハンセン療養所における看護と介護の役割認識と連携の現状 不自由者棟看護師・介護 員へのアンケート調査結果の報告 83 小林 孝子, 井上 美樹, 藤原 実代, 久保田 清美, 宇都 実穂, 武田 美幸, 伊藤 明子, 中本 佳 子 中国四国地区国立病院機構・国立療養所看護研究学会誌8巻 Page80-83(2013.01) 100.こんな時は、何を考え、どのように対応するか チアノーゼ 渡部 晋一 小児科学レクチャー3巻1号 Page145-151(2013.01) 101.安心安全 正期産児へのカンガルーケアの重要ポイント(第3回)(最終回) 『「早期母子接 触」実施の留意点』から渡部 晋一妊産婦と赤ちゃんケア5巻1号 Page107-112(2013.01) 102.新生児に対するAPRV管理の実際 渡部 晋一 Neonatal Car26巻1号 Page38-43(2013.01) 103.若年性一側上肢筋萎縮症(平山病)の女児例 有馬 ふじ代, 池上 千晶, 込山 修, 中村 揚子, 長島 由佳, 篠原 尚美, 岡田 隆文, 後藤 美 和, 松原 啓太, 輿石 薫 小児科臨床66巻1号 Page85-88(2013.01) 104.広島市東区医師会在宅支援ネットワーク 地域での在宅医療の受け皿として 伊藤 利夫, 松原 進, 佐藤 修治, 堀内 賢二, 津谷 隆史, 玉木 憲治, 木村 修司, 山下 喜史, 稲田 准三, 金谷 雄生, 村上 邦康, 山下 郡司, 檜垣 文雄, 住吉 秀隆, 小畠 眞, 古江 俊昭, 松野 清, 新宮 哲司, 小野 栄治, 松浦 将浩, 上田 久仁子, 広島市東区医師会在宅支援ネッ トワーク運営委員会 広島医学66巻1号 Page45-49(2013.01) 105.長期経管栄養施行中の重症心身障害児(者)の腸内菌叢および糞便性状の検討 大森 啓充, 児玉 浩子, 山崎 雅美, 村田 芳夫, 福場 浩正, 松本 信夫, 市川 麻紀子, 竹本 将彦, 池田 政宣, 原田 暁, 住元 了, 難波 希三子 腸内細菌学雑誌27巻1号 Page1-6(2013.01) 106.当院でのCarbamazepine中毒の3例の経験 玉浦 萌, 林 拓也, 梅原 直 こども医療センター医学誌42巻1号 Page36-38(2013.01) 和文(2012年) 1. 小児医療提供体制検討特別委員会 平成23年度 小児医療提供体制の確保について 小林 正夫, 池田 政憲, 伊予田 邦昭, 宇津宮 仁志, 岡畠 宏易, 小野 厚, 川口 浩史, 吉川 84 正哉, 阪谷 幸春, 佐々木 伸孝, 清水迫 義基, 下田 浩子, 田邉 明男, 錦織 康雄, 林谷 道子, 檜谷 義美, 兵藤 純夫, 廣田 要, 福原 里恵, 堀江 正憲, 増中 茂樹, 宮河 真一郎, 山崎 昌 弘, 横山 宏道, 広島県地域保健対策協議会小児医療提供体制検討特別委員会 広島医学65巻12号 Page739-747(2012.12) 2. 免疫不全状態患者への特色ある栄養・食事管理事例集 小児の免疫不全時の食事管理基 準 岡 壽子, 三木 瑞香 臨床栄養121巻7号 Page817-821(2012.12) 3. 乳児の全身の落屑性紅斑 高坂 卓馬, 田中 麻衣子, 信藤 肇, 秀 道広, 小林 正夫, 有廣 光司 日本皮膚病理組織学会会誌28巻1号 Page5-8(2012.12) 4. 脳弓下器官(subfornical organ:SFO)に対する抗体反応を認めた本態性高Na血症の一例 宇都宮 朱里, 檜山 武史, 香川 礼子, 原 圭一, 岡田 賢, 宮河 真一郎, 西 美和, 野田 昌晴, 小林 正夫 ホルモンと臨床60巻12号 Page1029-1034(2012.12) 5. 放射線被ばくと小児がん 放射線被ばくによるゲノム損傷と小児の健康影響 田代 聡 日本小児血液・がん学会雑誌49巻4号 Page461-467(2012.12) 6. 救急救命後の長期入院小児患者における呼吸管理と退院見込み 地域差の検討 江原 朗, 舟本 仁一, 森 俊彦, 梅原 実 日本小児科学会雑誌116巻12号 Page1917-1920(2012.12) 7. 症例報告 肺炎マイコプラズマ感染症におけるloop-mediated isothermal amplification 法の有用性 浦山 耕太郎, 坂野 堯, 青木 大地, 松原 啓太, 小野 浩明, 木下 義久, 古江 健樹, 大田 敏 之, 山本 奈緒子, 大下 久美, 清水 里美, 渡部 八重子 小児科臨床65巻12号 Page2649-2652(2012.12) 8. 持続透析を行った新生児高アンモニア血症の3例 木原 裕貴, 福原 里恵, 藤原 信, 羽田 聡, 古川 亮, 佐藤 友紀, 西 香代子 日本周産期・新生児医学会雑誌48巻4号 Page981-985(2012.12) 9. 院外出生した正期産児の新生児一過性多呼吸の検討 どういう症例を早期に迎え搬送す べきか 林谷 道子, 西村 裕, 隅 誠司, 前野 誓子, 木村 紀子, 西村 志帆, 岩瀧 真一郎 産婦人科の実際61巻13号 Page2131-2136(2012.12) 85 10. 小児がん経験者(CCS)のための内分泌フォローアップガイド 横谷 進, 西 美和, 河野 斉, 安達 昌功, 石黒 寛之, 大竹 明, 田島 敏広, 藤原 幾磨, 堀川 玲子, 有瀧 健太郎, 三善 陽子, 依藤 亨, 日本小児内分泌学会CCS委員会 日本小児科学会雑誌116巻12号 Page1976-1977(2012.12) 11. "地域総合小児医療"に関するアンケート調査 田原 卓浩, 横田 俊平, 布井 博幸, 戸刈 創, 井田 博幸, 上谷 良行, 長村 敏生, 神川 晃, 児 玉 浩子, 齋藤 昭彦, 鈴木 康之, 西 美和, 秦 大資, 宮田 章子, 森 臨太郎, 総合小児医療検 討委員会 日本小児科学会雑誌116巻12号 Page1965-1972(2012.12) 12. 発達障害児(者)養育者の支援に関する一考察 子どものライフステージ、発達障害の程度 と養育者の周囲との対人相互作用の観点から 脇田 佑子, 西村 太志, 洲浜 裕典, 井上 房美, 木村 惇史, 河野 政樹 子どもの心とからだ21巻2号 Page246-251(2012.12) 13. 健康危機管理対策専門委員会 平成23年度 健康危機管理対策専門委員会平成23年度 報告書 桑原 正雄, 市川 徹, 伊藤 俊, 大毛 宏喜, 吉川 正哉, 岸本 益実, 坂口 剛正, 下江 俊成, 田 中 純子, 近末 文彦, 内藤 雅夫, 中島 浩一郎, 永田 忠, 中本 稔, 新田 康郎, 檜谷 義美, 藤 上 良寛, 堀江 正憲, 松岡 俊彦, 村尾 正治, 柳田 実郎, 横崎 典哉, 横山 隆, 渡辺 弘司, 広 島県地域保健対策協議会健康危機管理対策専門委員会 広島医学65巻12号 Page851-862(2012.12) 14. 「早期母子接触」実施の留意点 葛西 圭子, 楠田 聡, 久保 隆彦, 中井 章人, 堀内 勁, 渡部 晋一, 日本周産期・新生児医学 会理事会内「早期母子接触」ワーキンググループ 日本周産期・新生児医学会雑誌48巻4号 Page987-993(2012.12) 15. 腹膜透析 吉崎 加奈子, 渡部 晋一 周産期医学42巻12号 Page1629-1631(2012.12) 16. 血液ガスデータと病態の関係を理解しよう! 渡部 晋一 Neonatal Care25巻12号 Page1266-1273(2012.12) 17. 当院において血液培養より分離された緑膿菌に関する検討 岡田 隆文, 松原 啓太 緑膿菌感染症研究会講演記録46回 Page86-89(2012.12) 86 18. 富士川游先生と富士川英郎先生 富士川游"醫箴""醫五不可"の心を現代医療に役立てる 桑原 正彦 日本医史学雑誌58巻4号 Page489-490(2012.12) 19. 各論 呼吸器感染症 アデノウイルス気道感染症の迅速診断 原 三千丸 小児科臨床65巻12号 Page2509-2515(2012.12) 20. 顆粒球減少症 中村 和洋, 小林 正夫 小児内科44巻増刊 Page554-555(2012.11) 21. 腎性低尿酸血症 大田 敏之, 古江 健樹 小児内科44巻増刊 Page658-659(2012.11) 22. NICUに入院した子どもの退院を決心するまでの母親の経験 入院が長期化しやすい疾患 をもつ子どもの母親に焦点をあてて 木戸 裕子, 横尾 京子, 福原 里恵, 小澤 未緒, 藤本 紗央里 日本新生児看護学会誌18巻2号 Page10-18(2012.11) 23. 安心安全 正期産児へのカンガルーケアの重要ポイント カンガルーケアを安全に実施す るために押さえておくべきこと 渡部 晋一 妊産婦と赤ちゃんケア4巻6号 Page102-106(2012.11) 24. 帝王切開で生まれた赤ちゃんの呼吸が80回/分である。活気があり、皮膚色も良好だが、呻 吟が時々見られる。研修医は「大丈夫だ」と言うけれど…… 高橋 章仁, 渡部 晋一 ペリネイタルケア31巻11号 Page1112-1115(2012.11) 25. 母の精神神経疾患と乳幼児の薬物中毒についての考察 輿石 薫, 池上 千晶, 山本 恭平, 後藤 美和, 岡田 隆文, 長島 由佳, 中村 揚子, 松原 啓太, 有馬 ふじ代, 込山 修 日本小児科学会雑誌116巻11号 Page1743-1747(2012.11) 26. 必須微量元素欠乏 大森 啓充, 越智 史博, 児玉 浩子 小児内科44巻増刊 Page98-101(2012.11) 27. WPW症候群 豊原 啓子 87 小児内科44巻増刊 Page520-521(2012.11) 28. アミノ酸代謝異常 含硫アミノ酸代謝異常 亜硫酸酸化酵素欠損症(亜硫酸塩尿症) 小林 良行, 但馬 剛 日本臨床別冊先天代謝異常症候群(上) Page280-285(2012.10) 29. アミノ酸代謝異常 含硫アミノ酸代謝異常 シスタチオニン合成酵素欠損症 香川 礼子, 但馬 剛 日本臨床別冊先天代謝異常症候群(上) Page272-279(2012.10) 30. アミノ酸代謝異常 含硫アミノ酸代謝異常 メチオニンアデノシルトランスフェラーゼI/III 欠損症 原 圭一, 但馬 剛 日本臨床別冊先天代謝異常症候群(上) Page268-271(2012.10) 31. アミノ酸代謝異常 含硫アミノ酸代謝異常 概論 但馬 剛 日本臨床別冊先天代謝異常症候群(上) Page262-267(2012.10) 32. ガラクトース血症 先天性門脈-体循環シャントによる高ガラクトース血症 但馬 剛, 西村 裕, 佐倉 伸夫 日本臨床別冊先天代謝異常症候群(上) Page32-39(2012.10) 33. 急性巣状細菌性腎炎 10症例の検討を含めて 郷田 聡 日本小児科医会会報44号 Page152-156(2012.10) 34. 地域の小児救急医療体制の発展を目指そう これまでを振り返り、新たな道筋を共に考え よう 日本小児科医会が「小児救急医療体制」について今まで提言・実行したこと、これから 目指すこと 太田 八千雄, 市川 光太郎, 岩佐 充二, 小川 實, 桑原 正彦, 高砂 祐平, 森 美喜夫, 山中 樹, 渡部 誠一, 日本小児科医会小児救急医療委員会 日本小児科医会会報44号 Page44-47(2012.10) 35. 地域の小児救急医療体制の発展を目指そう これまでを振り返り、新たな道筋を共に考え よう 北海道および全国の過疎地域の現状報告と今後の課題 山中 樹, 市川 光太郎, 岩佐 充二, 小川 實, 太田 八千雄, 桑原 正彦, 高砂 祐平, 森 美喜 夫, 渡部 誠一 日本小児科医会会報44号 Page52-55(2012.10) 36. 正期産新生児の望ましい診療・ケア 佐藤 和夫, 林 時仲, 網塚 貴介, 板橋 家頭夫, 大木 茂, 加部 一彦, 楠田 聡, 田村 正徳, 中 88 尾 秀人, 渡部 晋一, 和田 和子, 梶原 眞人, 日本未熟児新生児学会医療提供体制検討委員 会 日本未熟児新生児学会雑誌24巻3号 Page791-813(2012.10) 37. 放射線による遺伝子の傷とその修復の仕組み 河野 一輝, 田代 聡 チャイルド ヘルス15巻9号 Page618-621(2012.09) 38. 広島原爆被爆者における直接被爆線量では説明できないリスクの地理分布について 冨田 哲治, 佐藤 健一, 大谷 敬子, 佐藤 裕哉, 原 憲行, 丸山 博文, 川上 秀史, 田代 聡, 星 正治, 大瀧 慈 長崎医学会雑誌87巻特集 Page176-180(2012.09) 39. 広島原爆被爆者における黒い雨降雨地域の死亡危険度について 佐藤 健一, 冨田 哲治, 大谷 敬子, 佐藤 裕哉, 原 憲行, 丸山 博文, 川上 秀史, 田代 聡, 星 正治, 大瀧 慈 長崎医学会雑誌87巻特集 Page186-190(2012.09) 40. 構造関連蛋白質による放射線誘発核内フォーカス形成を介した組換え修復の制御機構 時 林, 孫 継英, 木野村 愛子, 沖本 聡, 田代 聡 長崎医学会雑誌87巻特集 Page199-201(2012.09) 41. 広島原爆被爆者の子供における白血病発生について 鎌田 七男, 大瀧 慈, 田代 聡, 星 正治, 三原 圭一朗, 木村 昭郎 長崎医学会雑誌87巻特集 Page247-250(2012.09) 42. 広島入市被爆者の死亡リスクに関する統計解析 大谷 敬子, 冨田 哲治, 佐藤 健一, 佐藤 裕哉, 原 憲行, 丸山 博文, 川上 秀史, 田代 聡, 星 正治, 大瀧 慈 長崎医学会雑誌87巻特集 Page261-264(2012.09) 43. 勤務医に関する労務管理の現状 職場環境と労働法規遵守 江原 朗 日本臨床麻酔学会誌32巻5号 Page675-681(2012.09) 44. 過去10年間に当センターに入院したダウン症候群と告知の現状について 林谷 道子, 西村 裕, 隅 誠司, 前野 誓子, 木村 紀子, 中川 朋子, 西村 志帆, 沖田 佳奈美, 岩瀧 真一郎 周産期医学42巻9号 Page1205-1209(2012.09) 45. 小児期から成人期へ GH分泌不全症の移行期医療を考える 島津 章, 香川 二郎, 都 研一, 高橋 裕, 堀川 玲子, 高野 幸路, 中村 明枝, 沼倉 周彦, 北中 89 幸子, 長崎 啓祐, 河野 斉, 西 美和, Forum on Growth Hormone Research 2011 ワーキ ングショップ 内分泌・糖尿病・代謝内科35巻3号 Page275-283(2012.09) 46. 増え続ける児童虐待に如何にして対処するか? 中国労災病院における現状と今後の課題 小西 央郎, 守屋 真, 岩本 立, 渡部 貴子, 宮崎 真菜美, 田内 志恵, 田中 寿恵, 藤原 久己 子, 広瀬 伸弘, 中国労災病院児童虐待対策委員会 中国労災病院医誌21巻1号 Page6-12(2012.09) 47. 当院における母乳育児の取り組み(パートII) 加納 美雪, 上原 菜穂子, 守屋 真 中国労災病院医誌21巻1号 Page76-80(2012.09) 48. 安心・安全 正期産児へのカンガルーケアの重要ポイント カンガルーケアの基礎知識 渡部 晋一 妊産婦と赤ちゃんケア4巻5号 Page34-38(2012.09) 49. 輸血後蕁麻疹発症前の末梢血一般検査所見 梶梅 輝之, 浅野 孝基, 世羅 康彦, 小林 正夫 アレルギー61巻8号 Page1086-1091(2012.08) 50. プロプラノロールが有効であった巨大な乳児血管腫の1例 戸田 さゆり, 田中 麻衣子, 河合 幹雄, 秀 道広, 唐川 修平, 青木 恵美, 宮本 義洋 西日本皮膚科74巻4号 Page394-398(2012.08) 51. 医師不足 都市部と地方の差 江原 朗 小児外科44巻8号 Page705-707(2012.08) 52. 当院におけるClostridium difficile感染症例の検討 松原 啓太, 保阪 由美子 日本臨床腸内微生物学会誌14巻1号 Page63-68(2012.08) 53. システイニルロイコトリエン受容体1拮抗薬 モンテルカストナトリウムの小児気管支喘息 患者における血漿中濃度と臨床効果に関する検討 藤高 道子, 八田 信朗 小児科臨床65巻8号 Page1881-1887(2012.08) 54. 抗てんかん薬治療の現在と展望 脳炎・脳症後てんかんの薬物治療 高橋 幸利, 山崎 悦子, 長尾 雅悦, 遠山 潤, 岡田 久, 渡邊 宏雄, 白石 一浩, 高田 裕, 夫 敬憲, 宮河 真一郎, 田中 滋己, 四家 達彦, 田中 茂樹, 中根 俊成, 佐久間 啓, 宇留野 勝久 てんかんの総合学術誌6巻Suppl. Page102-104(2012.08) 90 55. 災害・事故後のPTSDに対する神経言語プログラミング(NLP)による治療経験 河野 政樹 広島医学65巻8号 Page561-564(2012.08) 56. 肺高血圧で発症したイオン飲料多飲による脚気衝心の1例 片岡 久子, 新垣 義夫, 脇 研自, 林 知宏, 荻野 佳代, 花岡 義行, 羽山 陽介, 吉永 大介 日本小児科学会雑誌116巻8号 Page1228-1232(2012.08) 57. 先天性横隔膜ヘルニアの予後予測因子についての検討 高橋 章仁, 吉崎 加奈子, 澤田 真理子, 林 知宏, 久保田 真通, 西田 吉伸, 渡部 晋一 日本周産期・新生児医学会雑誌48巻3号 Page611-617(2012.08) 58. 小児における生活習慣病予防研究報告書 渡辺 弘司, 小児期における生活習慣病予防研究委員会 若年者心疾患・生活習慣病対策協議会誌40巻1号 Page28-29(2012.08) 59. 先天性横隔膜ヘルニアの予後予測因子についての検討 高橋 章仁, 吉崎 加奈子, 澤田 真理子, 林 知宏, 久保田 真通, 西田 吉伸, 渡部 晋一 日本周産期・新生児医学会雑誌48巻3号 Page611-617(2012.08) 60. 小児特発性ネフローゼ症候群の病態における末梢血単核球内グランザイムB発現に関する 検討 秋岡 祐子, 浅野 達雄, 吉田 雅樹, 今村 秀明, 菅原 典子, 藤井 寛, 石塚 喜世伸, 久野 正 貴, 近本 裕子, 服部 元史 Therapeutic Research33巻8号 Page1191-1193(2012.08) 61. 残存腎機能・生命予後 小児APD患者の残存腎機能に関する検討 秋岡 祐子, 今村 秀明, 浅野 達夫, 吉田 雅樹, 菅原 典子, 藤井 寛, 近本 裕子, 服部 元史 腎と透析73巻別冊 腹膜透析2012 Page327-328(2012.08) 62. 抗てんかん薬治療の現在と展望 抗てんかん薬の催奇形性 大谷 英之 Epilepsy: てんかんの総合学術誌6巻Suppl. Page54-57(2012.08) 63. FGFR2異常症(Beare-Stevenson症候群) 宇都宮 朱里 ホルモンと臨床60巻7号 Page527-533(2012.07) 64. 脳腫瘍を含む小児がんに対するステロイド使用の現状 全国アンケートの集計結果 山崎 文之, 中村 和洋, 杉山 一彦, 小林 正夫, 栗栖 薫 Neurological Surgery40巻7号 Page607-616(2012.07) 65. 広島県小児科医会子どもの心委員会の子どもの心を育み守る活動報告 91 河野 政樹, 細木 瑞穂, 梶梅 あい子, 湊崎 和範, 河村 理英子, 山根 希代子, 林 優子, 田中 丈夫, 有廣 英明, 新田 康郎, 桑原 正彦, 広島県小児科医会子どもの心委員会 広島医学65巻7号 Page506-508(2012.07) 66. 新臨床研修制度導入後における各二次医療圏の研修医マッチング数の変化について 江原 朗, 勝岡 宏之 日本医事新報4605号 Page26-29(2012.07) 67. 小児腎移植の現状と問題点 小児腎移植のウイルス感染症管理と対策 ワクチンを中心に 大田 敏之 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page21-24(2012.07) 68. 片側経尿道的尿管ステント留置後の十分量輸液により改善したロタウイルス腸炎経過中の 腎後性腎不全の1男児例 大田 敏之, 古江 健樹, 坂野 堯, 亀山 和也, 斎藤 聡志, 浦山 耕太郎, 青木 大地, 小野 浩 明, 桐谷 玲子, 角西 雄一 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page179-181(2012.07) 69. 急性腎不全を合併したYersinia pseudotuberculosis感染症の1例 古江 健樹, 大田 敏之, 青木 大地, 小野 浩明, 木下 義久, 坂野 堯, 小野 厚, 阿部 淳 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page182-184(2012.07) 70. インフルエンザA/H1N1 2009による呼吸障害 桑門 克治, 石原 万理子, 新垣 義夫, 飯田 久子, 石塚 潤, 三木 康暢, 宮下 徳久, 吉永 大 介, 大久保 沙紀, 土本 啓嗣, 羽山 陽介, 向井 丈雄, 河村 加奈子, 花岡 義行, 荻野 佳代, 吉崎 加奈子, 美馬 文, 前場 珠子, 澤田 真理子, 林 知宏, 田中 紀子, 久保田 真通, 高橋 章 仁, 石原 明子, 西田 吉伸, 藤原 充弘, 渡部 晋一, 脇 研自 日本小児科学会雑誌116巻7号 Page1081-1088(2012.07) 71. エンドトキシン吸着療法を施行した低体重児9例の検討 澤田 真理子, 渡部 晋一, 荻野 佳代, 田中 紀子, 林 知宏, 久保田 真通, 高橋 章仁, 藤原 充 弘, 脇 研自, 桑門 克治, 齋藤 真澄, 新垣 義夫 日本急性血液浄化学会雑誌3巻1号 Page34-39(2012.07) 72. 不全型川崎病における冠動脈病変の頻度とガンマグロブリン治療に関する比較検討 向井 丈雄, 荻野 佳代, 林 知宏, 脇 研自, 新垣 義夫 Progress in Medicine32巻7号 Page1465-1468(2012.07) 73. CHDF濾液内の白色凝集物の分析とその考察 澤田 真理子, 田中 紀子, 藤原 充弘, 桑門 克治, 武田 修明, 新垣 義夫 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page89-91(2012.07) 92 74. 巣状分節性糸球体硬化症の腎移植後再発に対し血漿交換療法の継続にて部分寛解を維持 している1例 上田 博章, 藤井 寛, 菅原 典子, 本多 貴実子, 古山 政幸, 近本 裕子, 秋岡 祐子, 敦賀 和 志, 石田 英樹, 田邊 一成, 服部 元史 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page116-118(2012.07) 75. 移植後19ヵ月に発症したplasma cell-rich acute rejectionの15歳女児例 近本 裕子, 菅原 典子, 古山 政幸, 谷口 貴実子, 上田 博明, 藤井 寛, 石塚 喜世伸, 久野 正 貴, 秋岡 祐子, 清水 朋一, 白川 浩希, 石田 英樹, 田邉 一成, 大野 真由子, 中山 英喜, 堀田 茂, 森山 能仁, 本田 一穂, 小池 淳樹, 山口 裕, 服部 元史 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page119-121(2012.07) 76. 肝移植後に同一ドナーからの腎移植を行ったJeune症候群の1例 本多 貴実子, 近本 裕子, 菅原 典子, 上田 博章, 藤井 寛, 末広 真美子, 石塚 喜世伸, 久野 正貴, 秋岡 祐子, 藤原 充弘, 緒方 さつき, 佐野 薫, 中島 一郎, 渕之上 昌平, 服部 元史 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page134-136(2012.07) 77. 難治性ネフローゼ症候群を呈し体液管理に苦慮した多発奇形症候群の1例 菅原 典子, 秋岡 祐子, 石塚 喜世伸, 古山 政幸, 谷口 貴実子, 上田 博章, 水谷 誠, 藤井 寛, 久野 正貴, 近本 裕子, 鎌田 文顕, 熊谷 直憲, 森本 哲司, 吉田 竜二, 世川 修, 長谷川 公 弥, 秋葉 隆, 服部 元史 日本小児腎不全学会雑誌32巻 Page306-309(2012.07) 78. A群β溶連菌感染症に対するアモキシシリン7日間投与と10日間投与の比較検討 多施設 共同研究 河村 一郎, 武田 修明 外来小児科15巻2号 Page134-140(2012.07) 79. Epileptic spasmsを呈した重症心身障害児の2症例 藤井 裕士, 小林 良行, 石川 暢恒, 小林 正夫 てんかん研究30巻1号 Page51-59(2012.06) 80. 赤ちゃんのトラブル 下の子に鼻汁と咳が出ており、熱も38度あります。お兄ちゃんが4~5 日前に風邪をひいていましたが、新生児は風邪をひかないから大丈夫だと思って、気にして いませんでした 渡部 晋一 ペリネイタルケア31巻6号 Page591-593(2012.06) 81. 多量の腹水を伴う腹痛発作の反復に降圧薬の関与が疑われた腎移植後慢性腎不全の2例 石塚 喜世伸, 近本 裕子, 水谷 誠, 谷口 貴実子, 上田 博章, 古山 政幸, 菅原 典子, 藤井 寛, 93 秋岡 祐子, 服部 元史 小児高血圧研究会誌9巻1号 Page52-57(2012.06) 82. Glanzmann thrombastheniaへの遺伝子組み換え活性型第VII因子製剤による止血効果 溝口 洋子, 鎌田 綾, 三木 瑞香, 谷 博雄, 世羅 康彦, 中村 和洋, 小林 正夫 日本小児血液・がん学会雑誌49巻1-2 Page61-66(2012.05) 83. PKHD1遺伝子変異を認めた常染色体劣性多嚢胞腎(ARPKD)によるPotter sequenceの1 例 真田 和哉, 宮河 真一郎, 米田 祐梨子, 才津 浩智, 岡島 枝里子, 片岡 久子, 壷井 史奈, 友 森 麻衣子, 花山 隆三, 下薗 広行 小児内科44巻5号 Page807-810(2012.05) 84. 隠れた異常を見逃さない!新生児の観察スキルアップ講座(第9回)(最終回) 新生児をケアす る上で注意しなければならないポイント 生後数時間から退院まで 渡部 晋一 妊産婦と赤ちゃんケア4巻3号 Page86-90(2012.05) 85. Vocal Cord Dysfunction(VCD)の肺音解析 気管支喘息発作との比較 網本 裕子, 増本 夏子, 新垣 洋平, 田場 直彦, 村上 洋子, 本村 知華子, 小田嶋 博, 石松 明 子, 中野 博 薬理と臨床22巻2号 Page79-82(2012.05) 86. 慢性皮膚粘膜カンジダ症と機能獲得性STAT1変異 溝口 洋子, 津村 弥来, 岡田 賢, 小林 正夫 臨床免疫・アレルギー科57巻4号 Page437-443(2012.04) 87. 小児がん患者における疼痛緩和に関するアンケート結果 大杉 夕子, 山口 悦子, 西村 真一郎 日本小児科学会雑誌116巻4号 Page719-727(2012.04) 88. 造血器腫瘍の基礎 発がんとがん抑制の分子機構 白血病のゲノム不安定性 田代 聡, 孫 継英 日本臨床70巻増刊2 造血器腫瘍学 Page91-95(2012.04) 89. 放射線被ばくの人体への影響について 小児の健康を考える 田代 聡 大阪小児科医会会報161号 Page48-51(2012.04) 90. 広島原爆被爆者コホート1970~2010年におけるリスク地図の推定 冨田 哲治, 佐藤 健一, 大谷 敬子, 佐藤 裕哉, 丸山 博文, 川上 秀史, 田代 聡, 星 正治, 大 瀧慈 94 広島医学65巻4号 Page255-258(2012.04) 91. 医療の国際化 江原 朗 日本小児科医会会報43号 Page167-170(2012.04) 92. 放射性物質と甲状腺障害 西 美和 小児内科44巻4号 Page570-575(2012.04) 93. カンガルーケア(STS)中の急変例 アンケート結果を踏まえて 渡部 晋一 産婦人科の実際61巻4号 Page643-646(2012.04) 94. 免疫グロブリン大量療法後の川崎病回復期に特発性血小板減少性紫斑病を合併した1例 池上 千晶, 岡田 隆文, 松原 啓太, 込山 修 小児感染免疫24巻1号 Page15-18(2012.04) 95. 低・異形成腎に対する腎代替療法の選択と開始時期の検討 本多 貴実子, 秋岡 祐子, 菅原 典子, 上田 博章, 藤井 寛, 近本 裕子, 服部 元史 日本小児腎臓病学会雑誌25巻1号 Page1-5(2012.04) 96. シンチグラフィ 池田 亜希 小児科診療75巻増刊 Page269-273(2012.04) 97. 最近、問題となっているミネラル・ビタミンなどの過剰・欠乏 放射性物質の人体への影響 田代 聡 小児内科44巻3号 Page492-494(2012.03) 98. 放射線障害の基礎 放射線によるDNA損傷と修復機構田代 聡, 孫 継英日本臨床70巻3号 Page383-387(2012.03) 99. 成人重症心身障害児(者)の血中低カルボキシル化オステオカルシン濃度に関する検討 小野 浩明 脳と発達44巻2号 Page153-154(2012.03) 100.母乳栄養と栄養強化 福原 里恵 Neonatal Car25巻3号 Page257-261(2012.03) 101.2007~2008年に経験した季節性インフルエンザに伴う急性呼吸不全の3例 高本 聡, 田辺 真奈美, 米倉 圭二, 大西 博之, 岡野 里香, 兵藤 純夫 日本小児救急医学会雑誌11巻1号 Page110-115(2012.03) 95 102.ヘルペス性歯肉口内炎治療中に判明した高安動脈炎の14歳男児例 花山 隆三, 真田 和哉, 岡島 枝里子, 壷井 史奈, 友森 麻衣子, 下薗 広行, 宮河 真一郎 小児科53巻3号 Page389-392(2012.03) 103.純型肺動脈閉鎖に経皮的肺動脈弁形成術を施行した8例の検討 森田 純次, 吉永 大介, 荻野 佳代, 林 知宏, 脇 研自, 新垣 義夫 倉敷中央病院年報74巻 Page137-140(2012.03) 104.心房内臓錯位症候群の1例 平田 和裕, 荻野 佳代, 土本 啓嗣, 林 知宏, 脇 研自, 新垣 義夫 倉敷中央病院年報74巻 Page235-238(2012.03) 105.隠れた異常を見逃さない!新生児の観察スキルアップ講座(第8回) 各時期における新生児 の観察ポイント 特に注意するポイントや各時期で起こりやすい問題とケア(2) 渡部 晋一 妊産婦と赤ちゃんケア4巻2号 Page82-88(2012.03) 106.シリーズで学ぶ最新知識 カンガルーケア カンガルーケア概論 渡部 晋一 産婦人科の実際61巻3号 Page491-496(2012.03) 107.小児尿路感染症の管理 大橋 正博, 清益 功浩, 山口 禎夫, 津下 充, 松原 啓太 小児科臨床65巻3号 Page514-518(2012.03) 108.当院喘息児サマーキャンプ20年間における喘息児の実態の変化 村上 洋子, 新垣 洋平, 村上 至孝, 網本 裕子, 田場 直彦, 増本 夏子, 手塚 純一郎, 本村 知 華子, 本荘 哲, 岡田 賢司, 小田嶋 博 日本小児難治喘息・アレルギー疾患学会誌10巻1号 Page37-43(2012.03) 109.広島県の小中学校における医療に係る文書料に関する調査 新田 康郎, 堀江 正憲, 泉 恭博, 杉原 雄三, 高場 誠司, 野田 益弘, 日野 二郎, 藤堂 浩敏, 向井 皇, 温泉川 梅代, 綿枝 耕二, 渡辺 弘司, 渡辺 泰三郎 広島医学65巻3号 Page211-214(2012.03) 110.大規模・広域にわたる震災対策 早川 誠一, 飯田 久子, 小籏 菜穂, 田中 克典, 寺田 光次郎, 富田 陽一, 畠中 大輔, 松沢 麻 衣子, 宮下 徳久 日本未熟児新生児学会雑誌24巻1号 Page157-159(2012.02) 111.膵体尾部欠損を伴った糖尿病の1例 香川 礼子, 中川 朋子, 友森 麻衣子, 宇都宮 朱里, 原 圭一, 岡田 賢, 宮河 真一郎, 神野 和 96 彦, 西 美和 小児科臨床65巻2号 Page248-251(2012.02) 112.当科で入院加療を行った、パンデミックインフルエンザA(H1N1)2009による肺炎105例の検 討 重症と軽症・中等症の比較 西村 志帆, 岡田 泰之, 今中 雄介 小児感染免疫23巻4号 Page401-406(2012.02) 113.当院で脳低温療法を必要とした重症新生児仮死の予後判定 向井 丈雄, 吉崎 加奈子, 澤田 真理子, 前場 珠子, 林 知宏, 久保田 真通, 高橋 章仁, 西田 吉伸, 渡部 晋一 日本未熟児新生児学会雑誌24巻1号 Page121-126(2012.02) 114.分娩室におけるearly skin to skin contactのガイドライン 渡部 晋一 周産期医学42巻2号 Page194-197(2012.02) 115.出生後分娩施設での新生児急変に関する全国調査 大木 茂, 梶原 眞人, 網塚 貴介, 石田 明人, 加部 一彦, 楠田 聡, 佐藤 和夫, 田村 正徳, 中 尾 秀人, 林 時仲, 和田 和子, 渡部 晋一, 日本未熟児新生児学会医療提供体制検討委員会 日本未熟児新生児学会雑誌24巻1号 Page73-81(2012.02) 116.重症心身障害児(者)にみられた深部静脈血栓症の検討 大森 啓充, 越智 史博, 田沼 直之, 大貫 英一, 山崎 雅美, 武居 浩子, 菅 美樹, 松本 信夫, 住元 了, 原田 暁 静脈学23巻1号 Page17-24(2012.02) 117.イムノクロマト法と銀増幅技術を組合せたインフルエンザウイルス抗原迅速診断キットの有 用性 原 三千丸, 高尾 信一 医学と薬学67巻2号 Page315-322(2012.02) 118.腎疾患をもつ学童の運動管理 坂野 堯 小児科53巻1号 Page3-8(2012.01) 119.上気道閉塞を来し、気管切開を施行したHunter症候群の16歳男児例 花山 隆三, 田中 丈夫, 岡島 枝里子, 真田 和哉, 壷井 史奈, 友森 麻衣子, 下薗 広行, 西村 裕, 佐倉 伸夫, 宮河 真一郎 広島医学65巻1号 Page34-36(2012.01) 120.隠れた異常を見逃さない!新生児の観察スキルアップ講座(第7回) 各時期における新生児 97 の観察ポイント 特に注意するポイントや各時期で起こりやすい問題とケア(1) 渡部 晋一 妊産婦と赤ちゃんケア4巻1号 Page69-78(2012.01) 121.MRIによる溶血性尿毒症症候群の腎皮質壊死の評価 河村 加奈子, 桑門 克治, 藤原 充弘, 石原 万理子, 大久保 沙紀, 美馬 文, 澤田 真理子, 田 中 紀子, 新垣 義夫, 河村 晃, 武田 修明 小児科臨床65巻1号 Page126-132(2012.01) 122.1歳以下で発症した基礎心疾患のないWPW症候群に対する電気生理検査および高周波カ テーテルアブレーション 豊原 啓子, 芳本 潤, 尾崎 智康, 福原 仁雄, 中村 好秀 日本小児循環器学会雑誌27巻1号 Page11-17(2011.01) 123.広島県安佐地区における小学6年生時のメタボリック症候群の現状 桑原 正彦, 広島県安佐医師会・学童血液調査委員会 若年者心疾患・生活習慣病対策協議会誌39巻2号 Page27-28(2012.01) 124.インフルエンザウイルスおよびRSウイルス同時検出迅速キット「プライムチェックFlu・ RSV」の有用性の検討 波多野 修一, 原 三千丸, 鈴木 英太郎, 植村 幹二郎, 高尾 信一 小児科臨床65巻1号 Page145-150(2012.01) 125.季節型インフルエンザ流行の特性と流行パターン分類の試み 毛利 久夫 日本医師会雑誌140巻10号 Page2154-2158(2012.01) 126.小児生活習慣病をめぐる今後の課題 渡辺 弘司, 小児期における生活習慣病予防研究委員会 若年者心疾患・生活習慣病対策協議会誌39巻2号 Page29-30(2012.01) 98 オンライン閲覧のご案内 同門会ホームページにて、同門会誌のバックナンバーを PDF として閲覧可能です。 PDFファイルにはパスワードロックをかけますので、閲覧の際は下記の通り入力してくだ さい。※パスワードは本誌面上に限って案内しています。 同門会ホームページへの入り口: http://home.hiroshima-u.ac.jp/syoni/hiroped/doctors/alumni.html 「同門会誌 archive」ページに進むとPDFファイルがあります。 パスワードとして hiropedomon **(**は閲覧する号数を2桁で)と入力ください。 例)第 5 号の場合:hiropedomon05 第 19 号の場合:hiropedomon19 などとなります。 データサイズが非常に大きいため、ご使用の端末機器によっては、読み込むのにかな りの時間を要する場合があります。予めご承知ください。 平成27年6月30日 広島大学医学部小児科学教室同門会 同門 会 誌 発行者 広島大学医学部小児科学教室同門会 同門会誌編集局 〒 734-8551 広島市南区霞一丁目2番3号 電 話 (082) 257-5212 編集委員長 波多野 修一 編集委員 早川 武敏,高橋 真弓,岸 高正,下田 浩子, 佐藤 貴,堂面 政俊,但馬 剛 印刷所 新和印刷有限会社 電 話 (082) 232-7773 99