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VN指数は週間で2.2%高と続伸
新興国ウイークリーレポート 2017 2017/1/10 【韓国 韓国】 総合指数は週間で 1.1 1.1%高と 3 週ぶりに反発 週ぶりに反発、海外勢が連日買い越し 海外勢が連日買い越し 先週の動き/今週の展望 海外投資家による 8 営業日連続の買い越しが相場を支えた。このほか、市場予想を上回る四半期業績 営業日連続の買い越しが相場を支えた。このほか、市場予想を上回る四半期業績見通し 見通しを示した を示した サムスン電子が上昇を主導した。 サムスン電子が上昇を主導した。17 年の初取引となった 2 日は世界 世界の主要市場が休場となる 主要市場が休場となる 主要市場が休場となる中、材料不足から小幅安で 、材料不足から小幅安で 終えた。3 日はサムスン電子が業績期待から買われ最高値を更 新したことで で反発し、指数は 反発し、指数は 2040 台を回復した。その後、週 末発表の米雇用統計待ちなどで様子見ムードが高まり、一進一 ▼指数チャート 2,100 [KOSPI/day(2016/10/31 - 2017/1/9)] 2,060 退の値動きとなった。ただ、海外投資家の連日の買い越しが支 2,020 援材料となり、 援材料となり、2040 台を維持して終えている。今週は 台を維持して終えている。今週は 13 日に 最大の貿易相手先である中国の 12 月の貿易統計が発表される 予定。市場予想では 市場予想では輸出は 輸出は 3.9%減。内容 内容を見極めようとの思 ようとの思 惑が強まれば、上値を抑える要因になる可能性がある。 が強まれば、上値を抑える要因になる可能性がある。 【ロシア】 1,980 1,940 1,900 10/31 11/9 11/18 11/29 12/8 12/19 12/28 1/9 RTS 指数は週間で 指数は週間で 1.8%高と続伸 %高と続伸、今週はもう一段の上昇 今週はもう一段の上昇 今週はもう一段の上昇に期待 期待 先週の動き/今週の展望 先週の米ドル建て RTS 株価指数は週間で 1.8%高と続伸。 %高と続伸。4 営業日を通して 営業日 堅調に推移した 堅調に推移したが、ロシア国内 ロシア国内が休日の の ため商いは低調だった は低調だった。年明け 。年明け 3 日はブレント原油先物が終盤に大幅下落したが、12 日はブレント原油先物が終盤に大幅下落したが、 月 30 日に発表された 12 月マーク イット・ロシアサービス業 PMI が前月と市場予想を大幅に上 回るなど、好調な経済指標の結果を好感し終日堅調。取引時間 など、好調な経済指標の結果を好感し終日堅調。取引時間 ▼指数チャート [RTSI$/day(2016/10/28 - 2017/1/9)] 1,200 中に 16 年の高値を上回った。その後 年の高値を上回った。その後は は週末 6 日まで 1180 ド 1,150 ルを挟み上下した。 ルを挟み上下した。6 日の取引時間中に 日の取引時間 に米雇用統計が が発表され 1,100 たものの、株価への影響は限定的だった。 株価への影響は限定的だった。ただ、11 株価への影響は限定的だった。 11 日に行わ れるトランプ米次期大統領の初記者会見が気掛り材料で れるトランプ米次期大統領の初記者会見が気掛 り材料で、引け にかけて調整売りが優勢となった。昨年来高値を上回り原油価 昨年 高値を上回り原油価 格も戻したことで、今週はもう一段の上昇に期待。 格も戻したことで、今週はもう一段の上昇 【ベトナム】 1,050 1,000 950 10/28 11/9 11/18 11/29 12/8 12/19 12/28 1/9 VN 指数は週間で 指数は週間で 2.2%高と続伸 %高と続伸、今週は 今週は一段高 段高の展開か 先週の動き/今週の展望 先週の VN 指数は週間で 2.2%高と続伸。 %高と続伸。1 月 2 日が休場で 4 営業日の取引だった。 営業日の取引だった。終値ベースでは昨年 12 月 29 日か ら 1 月 6 日まで 6 営業日続伸。週明けは銀行株が指数を押し上げた。日経ベトナム製造業 PMI が 52.4 と 50 を上回った 上回った 点もプラスに寄与した。その後 もプラスに寄与した。その後は週末まで主力銘柄が交互に高 もプラスに寄与した。その後は週末まで主力銘柄が交互に高 安を繰り返し 安を繰り返し、指数は小幅ながらも続伸。指数採用 、指数は小幅ながらも続伸。指数採用 320 銘柄の 騰落は、上昇 153 銘柄に対し、下落が 銘柄に対し 下落が 136 銘柄(変わらずが ▼指数チャート [VNINDEX/day(2016/10/31 - 2017/1/9)] 700 690 31 銘柄) )と上昇が下落を上回った。個別ではプラスの指数寄与 680 度 3 位となったサイゴンビールが値を戻した。また、 位となったサイゴンビールが値を戻した。また 、サイゴン 670 ビール株の保有全株 の保有全株を 95 億ドンで売却した保険のバオ・ベト・ 億ドンで売却した保険のバオ・ベト・ 660 ホールディングスの上昇も指数を ホールディングスの上昇も指数を押し上げている 押し上げている。 。 先週 先週には 12 650 月の高値を上回った。 を上回った。今週は一段高が期待される。 今週は一段高が期待される。 640 10/31 11/9 11/18 11/29 12/8 12/19 12/28 1/9 2017/1 017/1/10 【インドネシア】 【シンガポール】 【先週の動き/今週の展望】 【先週の動き/今週の展望】ジャカルタ総合指数は ジャカルタ総合指数は 0.9% 高、今週はルピア高の継続に期待 【 先 週 の 動 き / 今 週 の 展 望 】 ス ト レ ーツ タ イ ム ズ 指 数 は 2.8%高、約 2.8 1 年 2 カ月ぶりの高値を更新 ジャカルタ総合指数は 4 日間の取引で 日間の取引 0.9%高と続伸。 0.9%高と続伸。5.4% ストレーツタイムズ指数は 4 日間の取引で で 2.8%高と続伸。 %高と続伸。 高と大幅反発した前週からさらに上値を伸ばした。17 年の初取 年初から 4 日続伸と好調だった。 日続伸と好調だった。3 日は 16 年 10-12 月期の 引となった 3 日は、 日は、16 年 12 月の日経 PMI が 49.0 と市場予想 GDP 速報値が製造業の回復を受けて前年同期比 1.8%増と市場 %増と市場 を下回ったことに加え、財務相が 16 年の財政赤字について対 予想の 0.3%増から大幅に上振れしたことに加え、 %増から大幅に上振れしたことに加え、中国の 12 月 GDP 比で 2.5%と政府の見通しからやや悪化したと発言したこ %と政府の見通しからやや悪化したと発言したこ の財新製造業 PMI が 51.9 と 13 年 1 月以来の高水準に達した とが嫌気されて反落 とが嫌気されて反落した。ただ、 。ただ、4 日に中国や米国の製造業の 点が好感されて反発。 点が て反発。4 日は前日の取引終了後に発表されたシ 景況感改善を受けて終値で 5300 ポイントを回復すると、 ポイントを回復すると、6 日 ンガポールの 12 月の製造業 PMI が 50.6 と前月を上回ったこ は約 2 カ月ぶりの高値を更新して取引を終えた。今週は 10 日 とで買われると、6 とで買われると、 日には終値ベースで約 1 年 2 カ月ぶりの高 に 16 年 11 月の小売売上高が発表される予定。為替相場で前週 値を更新した。今週は 13 日に 16 年 11 月の小売売上高が発表 月の小売売上高が発表 後半からの米ドルに対するルピア高が続けば追い風になる。 される予定。外部要因では中国の貿易統計が注目されそうだ。 ▼指数チャート 5,500 ▼指数チャート [JCI/day(2016/10/27 - 2017/1/9)] 3,000 5,400 2,950 5,300 2,900 5,200 2,850 5,100 2,800 5,000 [FSSTI/day(2016/10/28 - 2017/1/9)] 2,750 10/27 11/7 11/16 11/25 12/6 12/16 12/28 1/9 10/28 【タイ】 11/8 11/17 11/28 12/7 12/16 12/28 1/9 【マレーシア】 【先週の動き/今週の展望】 【先週の動き/今週の展望】SET 指数は 1.8%高、年末から %高、年末から 9 営業日続伸と好発進 SET 指数は 3 日間の取引で で 1.8%高と続伸。週末まで %高と続伸。週末まで 9 営業 【先週の動き/今週の展望】クアラルンプール総合指数は 2.1%高、16 2.1 年 11 月の輸出入がプラスに転換 クアラルンプール総合指数は 4 日間の取引で 日間の取引 2.1%高と続伸。 %高と続伸。 日続伸と好発進した。連休明けの 4 日は、米サプライマネジメ 週半ばからじりじりと値を上げ 週半ばからじりじりと値を上げる展開となった。 った。3 日は年末の ント協会(ISM)が前日に発表した ント協会( )が前日に発表した 16 年 12 月の製造業 PMI お化粧買いで値上がりした銘柄に利益確定売りが出て指数は 5 が 54.7 と 2 年ぶりの高水準に達したほか、同国の 11 月の建設 営業日ぶりに反落。ただ、4 営業日ぶりに反落。ただ、 日に反発すると、 日に反発すると、5 日は FRB が前 支出額が約 10 年半ぶりの規模に回復したことが好感され 年半ぶりの規模に回復したこと が好感され、指 日に公表した 16 年 12 月の FOMC 議事録要旨で経済成長が加 数は前営業日比 1.3%高と続伸 と続伸。5 日に前日 前日の NY 市場で 市場での原 速するとの見方を示したことで 速するとの見方を示したことで続伸。6 日は米ドルに対するリ 油先物価格の反発 油先物価格の反発を受けて買われると、 を受けて買われると、6 日には終値で約 1 年 ンギ安がやや緩和したほか、16 ンギ安がやや緩和したほか、16 年 11 月の輸出入額が前年同月 10 カ月ぶりの高値を更新して引けた。今年は民政復帰に向けた 比でプラスに転じたことが好感され、 比でプラスに転じたことが好感され、3 日続伸して取引を終了 総選挙が予定される 総選挙が予定される。大きな混乱がなければ 大きな混乱がなければ 16 年に年間で した。指数は終値ベースで約 した。指数は終値ベースで約 2 カ月半ぶりの高値を更新してい カ月半ぶりの高値を更新してい 19.8%上昇した 19.8%上昇した SET 指数の一段高が期待できそうだ の一段高が期待できそうだ。 の一段高が期待できそうだ る。 。今週は 11 日に 16 年 11 月の鉱工業生産が発表される予定。 ▼指数チャート ▼指数チャート 1,620 [SET/day(2016/10/26 - 2017/1/9)] 1,700 1,580 1,680 1,540 1,660 1,500 1,640 1,460 1,620 1,420 [FBMKLCI/day(2016/10/27 - 2017/1/9)] 1,600 10/26 11/4 11/15 11/24 12/6 12/16 12/27 1/9 10/27 11/7 11/16 11/25 12/6 12/16 12/28 1/9 本レポートは、株式会社 DZH フィナンシャルリサーチ(以下、「DZH」と称します)により作成されたものです。 本レポートは、DZH が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、DZH はその正確性、完 全性を保証するものではありません。 ここに示したすべての内容は、DZH で入手しえた資料に基づく現時点での判断を示しているに過ぎません。 DZH は、本レポート中の情報を合理的な範囲で更新するようにしておりますが、法令上の理由などにより、これができない 場合があります。 本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、特定の金融商品の売買あるいは特定の金融商品取引の勧誘 を目的としたものではありません。 また、本レポートによる情報提供は、投資等に関するアドバイスを含んでおりません。 本レポートにおいて言及されている投資やサービスは、個々のお客様の特定の投資目的、財務状況、もしくは要望を考慮した ものではありませんので、個々のお客様に適切なものであるとは限りません。 本レポートで直接あるいは間接に取り上げられている金融商品は、株価の変動や、発行者の経営・財務状況の変化及びそれら に関する外部評価の変化、金利・為替の変動などにより投資元本を割り込むリスクがありますが、DZH は一切その責任を負 いません。 DZH は、レポートを提供している証券会社との契約に基づき対価を得ております。 DZH およびグループ会社は、本レポートの論旨と一致しないレポートを発行している場合があり、また今後そのようなレポ ートを発行する場合もあります。 DZH、グループ会社およびその役職員は、本レポートに記載された金融商品について、ポジションを保有している場合があり ます。 本レポートでインターネットのアドレス等を記載している場合がありますが、DZH 自身のアドレスが記載されている場合を 除き、ウェブサイト等の内容について DZH は一切責任を負いません。 本レポートの利用に際しては、お客様ご自身でリスク等についてご判断くださいますようお願い申し上げます。