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年度 インターンシップ実施報告書 [PDF形式]

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年度 インターンシップ実施報告書 [PDF形式]
平成 22 年度 経営情報学科
インターンシップ実施報告書
ビジネスパーソンに求められる
人間性と専門性を身に付けるために
平成 23 年 1 月
学校法人
富山国際学園
富山短期大学
は じ め に
富山短期大学経営情報学科では、平成 16 年度よりインターンシップ・プログラムを
カリキュラムに取り入れ、本年で 7 年目を迎えます。経済環境が一向に好転しない中、
学生達のインターンシップに対する関心は大変高く、本年度は過去最多の 66 名が参加
しました。
学生達は、それぞれの受け入れ先で、仕事に臨む基本的な姿勢、仕事に必要な知識・
技能、社会人・組織人としての常識・マナー、お客様へのおもてなしの心、コミュニケ
ーションの大切さなど多くのことを学び、将来のキャリア設計はもとより、間近に迫っ
た就職活動への意識を高めたようです。
インターンシップが、大学の授業や課外活動だけでは得られない、将来設計に向けた
体験・教訓を得る貴重な機会であることは言うまでもありません。
本学科では以前より、「豊かな人間性と真摯な人間関係力を備えた社会人の養成」を
教育目標に掲げ、インターンシップ・プログラムを要とするキャリア教育に重点を置い
てきました。来年度からは更に、様々なカリキュラムとインターンシップならびに各種
のキャリア教育プログラムとの連携を強め、学生達の「就業力」の育成・向上に努めて
いきたいと考えております。
インターンシップと同様、学生達の「就業力」の育成・向上には、企業や機関の皆様
のご協力・ご支援が欠かせません。今後は一層、産官学の連携を深め、インターンシッ
プならびにキャリア教育プログラムの改善に取り組んでいく所存でありますので、企業
や機関の皆様には今後とも益々のご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げる次第でご
ざいます。
最後に今回、受け入れを快く引き受けて頂きました企業・機関各位ならびに富山県イ
ンターンシップ推進協議会に、改めて厚く御礼申し上げます。
平成 23 年 1 月
富山短期大学
学
科
長
経営情報学科
安達
哲夫
目
次
は じ め に
Ⅰ
平成 22 年度インターンシップ実施要領
・・・・・・・・
p1
◆インターンシップとは?
◆インターンシップ・プログラムの概要
◆申込手続・マッチング方法等
◆受入先及び受入概要一覧
◆インターンシップ・プログラム スケジュール一覧
Ⅱ
研修生の「研修レポート」と「研修日報」
1.氷見市
2.氷見市立図書館
3.富山労働局
4.立山図書館
5.射水市中央図書館
6.黒部市吉田科学館
7.(財)射水市絵本文化振興財団
射水市大島絵本館
8.富山市役所
9.富山市立図書館
10.高岡市立中央図書館
11.射水市役所
12.高岡市役所
13.国立大学法人富山大学
14.富山県庁
15.(財)富山県健康スポーツ財団
富山県総合体育センター
16.(財)富山市民文化事業団
17.(株)北陸銀行
18.富山信用金庫
19.高山信用金庫
20.(株)御菓蔵
Ⅲ
・・・・・・・・
p8
21.(株)ボンリブラン
22.阪神化成工業(株)
23.公立学校共済組合富山宿泊所
パレブラン高志会館
24.(株)富山クボタ
25.(株)オレンジマート
26.(株)パノラマ・ホテルズ・ワン
ANAクラウンプラザホテル富山
27.日本海シーライン開発(株)
ホテルグランミラージュ
28.富山県中小企業団体中央会
29.(財)富山勤労総合福祉センター
とやま自遊館
30.(株)ラジオ高岡
31.(株)名鉄トヤマホテル
32.(株)ジェック経営コンサルタント
33.富山シティエフエム
34.(株)ホテルニューオオタニ高岡
35.(株)あんしんグループ
36.(株)チューリップテレビ
37.アイ・ケイ・ケイ(株)
キャナルサイドララシャンス
インターンシップ就業体験発表会
◆学内インターンシップ就業体験発表会
◆県内合同インターンシップ就業体験発表会
◆インターンシップ就業体験発表会に参加して
あとがき
・・・・・・・・
p165
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
平成22年度 富山短期大学経営情報学科
インターンシップ実施要領
1、インターンシップとは?
インターンシップとは、「学 生 が在 学 中 に自 らの専 攻 、将 来 のキャリアに関 連 した就 業 体 験 を行
うこと」とされ、事 前 に学 生 が取 り組 む課 題 を設 定 し、それに基 いて企 業 や機 関 において短 期 間
の実 習 ・研 修 を行 う制 度 のことです。
今 日 、 国 際 化 や情 報 化 の 急 速 な進 展 、あるいは社 会 や産 業 構 造 の 激 しい変 化 により、 雇 用
環 境 も大 きく変 わりつつあります。その中 にあって、人 材 育 成 の核 と なる大 学 には、社 会 や産 業
界 ・企 業 のニーズに応 える人 材 の育 成 をめざした教 育 機 能 の一 層 の拡 充 ・強 化 が求 められてい
ます。
このような要 請 に 応 えるために、本 学 のインターンシッププログラムは産 学 官 の連 携 により、教
育 の一 環 として実 施 されるものです。
2、インターンシッププログラムの概 要
(1)プログラムの目 的
①高 い職 業 意 識 の育 成 ・啓 発
実 習 ・研 修 を通 じて、仕 事 とは何 か、ビジネスはどのように形 作 られていくのか等 について
の理 解 を深 め、自 らの職 業 適 性 や将 来 設 計 を考 える機 会 を得 る。
②学 習 意 欲 の向 上 ・教 育 効 果 の実 現
実 習 ・研 修 を通 じて、これまで学 んできたことを確 かめるとともに、自 らの専 攻 と関 連 のあ
る問 題 ・課 題 を見 出 し、より深 い専 門 分 野 への学 習 意 欲 を高 める。
③自 主 性 ・責 任 感 のある人 材 の育 成
現 実 の活 きた組 織 ・職 場 の厳 しさを体 験 することによって、社 会 人 としての自 覚 を促 すと
ともに、自 主 性 ・責 任 感 のある人 材 の育 成 に役 立 てる。
(2)プログラムの構 成 ・内 容
インターンシッププログラムは、「事 前 研 修 」・「受 入 先 での実 習 ・研 修 」・「事 後 研 修 」をもっ
て完 結 し、全 体 のプログラムを修 了 した者 には単 位 を認 定 します。
①事 前 研 修
実 習 に先 立 ち、その目 的 ・研 修 目 標 を明 確 にし、実 習 を有 意 義 なものとするための研 修
です。
具 体 的 には準 備 としてのオリエンテーションに加 えて、実 習 先 での研 修 テーマ・課 題 の確
定 、及 び 2 年 生 経 験 者 との懇 談 会 、ビジネス・マナー講 座 等 です。
-1-
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
②受 入 先 実 習 ・研 修
実 習 先 において、正 (準 )社 員 ・職 員 と同 じ責 任 ・意 識 を持 って就 業 体 験 をしてもらいま
す。
③事 後 研 修
実 習 を通 じて得 られた経 験 や問 題 意 識 を今 後 につなげていく研 修 です。
具 体 的 には、研 修 テーマに沿 ったレポートの作 成 、日 報 の作 成 、学 内 発 表 会 における発
表 原 稿 の作 成 、県 下 合 同 就 業 体 験 発 表 会 の報 告 書 の作 成 です。
(3)プログラムの概 要
①受 入 先 での実 習 ・研 修 期 間
1 週 間 ~2週 間 (実 質 5 日 ~10 日 間 )で夏 期 休 暇 中 (8 月 1日 ~9 月 30 日 )Ⅱ実 施 。
*研 修 期 間 は受 け入 れ先 の事 情 により異 なる。
*夏 期 休 暇 中 、前 期 追 ・再 試 期 間 の8月 6日 (金 )~10日 (火 )と後 期 オリエンテーション期
間 の9月 29 日 (水 )~30 日 (木 )は可 能 な限 り除 く。
②報 酬 ・費 用 負 担 ・保 険 等
・無 報 酬 :教 育 ・学 習 の一 環 のため原 則 報 酬 はありません。
・交 通 費 ・食 費 等 :受 入 企 業 等 により異 なりますが、原 則 として自 己 負 担 です。
・傷 害 保 険 等 :大 学 が斡 旋 する「学 研 災 付 帯 賠 償 責 任 保 険 」に全 員 加 入 済 みです。
③単 位 認 定 :下 記 の方 法 により、次 の単 位 を認 定 します。
・科 目 名 :インターンシップ
・単 位 数 :2単 位
・評 価 方 法 :事 前 ・事 後 研 修 への出 席 、研 修 先 での実 習 、受 入 企 業 による実 習 の評 価 、
事 後 レポート(「研 修 レポート」、「日 報 」など)、発 表 原 稿 などを総 合 的 に評 価 します。
3、申 込 手 続 ・マッチング方 法 等
(1)申 込 期 間 : 4月 14日 (水 )~5 月 7日 (金 )
(2)定
員 : 40 名 程 度
(3)申 込 手 続 :
①受 講 希 望 者 は HP「インターンシップ TOYAMA」及 び「インターンシップガイドブック 2010
版 」から希 望 研 修 先 候 補 を3つまで選 びます。
②「インターンシップ受 講 申 込 書 」 に必 要 事 項 を 記 入 の 上 、5 月 7 日 (金 )17: 00までに教
養 演 習 担 当 教 員 との個 別 面 談 を行 い、教 員 の承 認 (押 印 )を受 け事 務 室 (A321)まで申
し込 みます。
③申 し込 み後 、研 修 先 に提 出 する「研 修 生 プロフィール」を、教 養 演 習 担 当 教 員 の個 別 指
導 を受 けて作 成 します。
-2-
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
(4)申 込 資 格
①1年 生 でインターンシップの趣 旨 を理 解 した意 欲 的 な学 生 で、ゼミ教 員 の推 薦 がある者 。
②パソコン能 力 、語 学 力 等 は企 業 の受 入 条 件 に適 合 した者 。
(5)受 入 先 とのマッチングおよび履 修 登 録
①提 出 された「インターンシップ受 講 申 込 書 」にもとづき、受 入 側 と相 談 した上 で、申 込 学 生
と研 修 受 入 先 のマッチングを行 います。なお、原 則 申 込 後 の途 中 辞 退 は認 められませ
ん。
②希 望 者 数 または受 入 れ企 業 の事 情 によ っては、プログラムに 参 加 できない場 合 があ りま
す。
③インターンシップの 履 修 登 録 は、受 け入 れ先 の 研 修 を 終 了 した学 生 が 後 期 授 業 科 目 を
登 録 する際 に行 うものとします。
(6)マッチィング後 の研 修 取 止 めの基 準
インターンシップは他 のカリキュラムと異 なり、学 外 の組 織 で行 う研 修 となるため、自 主 性 ・積
極 性 がより求 められる他 、研 修 先 の業 務 遂 行 の妨 げになってはいけません。従 って、マッチ
ィング後 であっても日 頃 の学 習 態 度 から研 修 先 に支 障 をきたすと判 断 された学 生 は、インタ
ーンシップを取 止 めることがあります。その判 断 は以 下 の項 目 によります。
① 健 康 状 態 :インターンシップに耐 えられない心 身 の状 態 にある者 。
② 授 業 の出 席 状 況 :履 修 した科 目 で正 当 な理 由 がなく欠 席 した者 。(原 則 皆 出 席 )
③ 学 習 態 度 :日 頃 の学 習 態 度 がインターンシップにおいて支 障 をきたすと判 断 される者 。
*上 記 の項 目 に一 つでも該 当 した学 生 は、経 営 情 報 学 科 会 議 で協 議 の上 、インターンシ
ップを取 止 める場 合 があります。
-3-
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
4.受 入 先 及 び受 入 概 要 一 覧
教養演習
担当教員
氏
名
研
修
先
研修日程
実働
日数
公共団体等
金融機関
1
安達
宮内 彩佳
氷見市
8 / 2 ~ 8 / 6
5
2
大西
辻口 茜
氷 見 市 (氷 見 市 立 図 書 館 )
8 / 2 ~ 8 / 6
5
3
金田
坂下 恭平
富山労働局
8 / 2 ~ 8 / 6
5
4
金田
林 愛弓
立山図書館
8 / 2 ~ 8 / 6
5
5
大門
湯本 竜也
射水市中央図書館
8/11~8/24
10
6
矢口
谷口 瑞穂
7
矢口
能村 佳奈
8
水谷
藤沢 未紗希
9
大西
坪内 麻依
10
大﨑
佐竹 未香
11
大西
古野 文菜
12
柴田
松林 加恵
13
安達
飯田 里穂
14
大門
山本 真梨子
15
大﨑
山森 綾香
16
大門
飯田 小百合
高岡市中央図書館
8/24~8/28
5
17
坂井
山下 保奈美
射水市役所
8/23~8/27
5
18
矢口
酒井 麻友美
高岡市役所
8/23~8/27
5
19
金田
七間 渉
20
水谷
中 村 はるか
国立大学法人 富山大学
8/23~8/27
5
21
柴田
池田 美保
富山県
8/30~9/3
5
22
小西
講神 佳奈子
23
柴田
松本 香純
財 団 法 人 富 山 県 健 康 スポーツ財 団
富 山 県 総 合 体 育 センター
9/13~9/20
7
24
大門
岩坪 佑香
25
水谷
秋山 理紗
財団法人富山市民文化事業団
7/30~8/6
6
26
水谷
渡辺 美穂子
27
安達
大石 知美
28
安達
笹尾 真杏里
株式会社北陸銀行
8/24~8/30
5
29
水谷
岩 脇 さとみ
30
安達
渋 井 あずさ
31
小西
岡田 貴明
富山信用金庫
8/11~8/17
5
32
矢口
吉實 知美
高山信用金庫
8/9~8/13
5
8/11~8/18
黒部市吉田科学館
8/18~8/25
7
8/25~9/1
8/12~8/22
財団法人射水市絵本文化振興財団
射水市大島絵本館
10
9/2~9/12
富山市役所
富 山 市 役 所 (富 山 市 立 図 書 館 )
-4-
8/17~8/27
9/8~9/17
9/8~9/17
10
9
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
製 造 ・販 売
教養演習
担当教員
氏
サー ビス業 ・その他
研修日程
実働
日数
株式会社御菓蔵
8/11~8/17
5
株 式 会 社 ボン・リブラン
8/24~8/28
5
阪神化成工業株式会社
9/1~9/10
8
公立学校共済組合富山宿泊所
パレブラン高 志 会 館
8 / 2 ~ 8 / 8
7
株 式 会 社 富 山 クボタ
8 / 3 ~ 8 / 7
5
株 式 会 社 オレンジマート
8/6~8/17
株 式 会 社 パノラマ・ホテルズ・ワン
ANAクラウンプラザホテル富 山
8/11~8/20
7
日 本 海 シーライン開 発 株 式 会 社
ホテルグランミラージュ
8/16~8/29
10
名
研
修
先
33
柴田
佐伯 夏海
34
大西
櫻木 祐子
35
柴田
西田 智美
36
水谷
長森 里依子
37
安達
奥村 友苗
38
安達
廣田 萌実
39
大﨑
井澤 優希
40
柴田
久 保 あすか
41
小西
岩城 千佳
42
柴田
窪田 有起
43
柴田
山口 祥子
44
柴田
山田 彰子
45
大門
晴柀 菜摘
46
矢口
畑 啓子
47
大西
酒井 麻菜美
48
水谷
澤井 瑛里
49
大門
谷 理穂
50
安達
宮下 奈津希
富山県中小企業団体中央会
8/23~8/27
5
51
大西
土井 麻里亜
52
大西
中谷 真由美
(財 )富 山 勤 労 総 合 福 祉 センター
とやま自 遊 館
8/23~8/27
5
53
金田
村井 亨
54
小西
杉本 里奈
株 式 会 社 ラジオたかおか
7/30~8/5
5
55
柴田
堀田 麻美
56
柴田
村上 梓
株 式 会 社 名 鉄 トヤマホテル
8/25~9/7
10
57
矢口
中瀬 貴裕
株 式 会 社 ジェック経 営 コンサルタント
9/6~9/13
7
58
大門
西嘉山 望美
富 山 シティエフエム株 式 会 社
8/23~8/27
5
59
矢口
川尻 彩加
60
三上
日詰 茉里
株 式 会 社 ホテルニューオータニ高 岡
8/1~9/30
10
61
小西
渋谷 安莉沙
62
安達
廣田 栞
株 式 会 社 あんしんグループ
8/23~8/27
5
63
安達
津田 歩
株 式 会 社 チューリップテレビ
9/13~9/17
5
64
矢口
高正 美緒
65
水谷
青山 絵里
アイ・ケイ・ケイ株 式 会 社
キャナルサイドララシャンス
8/4~8/15
10
66
水谷
森田 有佳里
-5-
10
10
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
5.インターンシップ・プログラム スケジュール一 覧
日 程
4月8日
内 容
(注)
(木) オリエンテーション(1年生全員)
①インターンシップ概要説明
11:50~
4月14日
②2年生経験者(3名)による体験談とアドバイス
(水) インターンシップガイダンス(1年生全員)
①平成22年度実施要項
教養演習3限
②平成21年度実施報告書(経営情報学内Web)
③受講申込書
④研修希望先調査票
⑤研修生プロフィール様式
⑥HP「インターンシップTOYAMA」の説明(経営情報学内Web)
⑦学生用インターンシップガイドブック2010版
【配布資料】(EDUCATION→インターンシップ→資料配布→第1回資料フォルダ)
4月14日3限
(水) 教養演習所属決定
4/14~5/7
5月7日17:00
教養演習担当教員との相談期間
(金) 「申込書」・「希望調査票」提出締切日
【注】教養演習担当教員の署名・捺印をもらい
⇒学生が事務室(A321)へ提出
前
期
5月~6月
【マッチング作業】
電話で受け入れの打診(1年担任・大門)
学生の追加募集可能
研修生プロフィールの作成指導(教養演習担当教員)
①依頼状、研修生プロフィールの郵送(大門・近江)
②企業から送られてくる研修日程・内容の確認(大門・近江)
③覚書、受入れ条件の作成と誓約書の提出依頼(大門・近江)
【以 降】
6月8日
・マッチングが終了していない学生の打診・依頼
①受け入れに関する不明な点についての電話確認
・マッチングが終了した学生の内容確認
②研修内容未提出企業への依頼
(火) 事前研修①16:30~(HRの時間)A313
①マッチング結果の発表
②「インターンシップ参加の心得、注意事項」
③誓約書署名
④事前研修日程の確認
⑤研修日誌、研修レポート、日報、礼状作成例等の資料配布
6月29日
(火) 事前研修②16:30~(HRの時間)A313
①研修内容の確認 ②2年生経験者との懇談会(質問とアドバイス)
6月下旬
覚書、受入れ条件、誓約書の発送(返信用封筒) *覚書、受入れ条件確認書を返送してもらう
7月~研修前日
教養演習担当教員との個別指導期間
7月14日
(水) 事前研修③13:10~14:40(教養演習の時間)
※ 外部講師によるマナー講座
受入先訪問担当教員の決定
【7/下旬~】
担当教員受入先訪問
①学生を同行し研修注意事項の確認(研修1週間前までに終了)
②書類(評価票、アンケート、返信用封筒)と手土産の持参
-6-
Ⅰ.平成 22 年度インターンシップの概要
【夏季休暇中】
夏
期
休
暇
9月30日
受入先実習・研修(担当教員)
①研修生の激励
日誌の作成
②研修終了後の評価表・アンケートの回収を依頼
研修終了後お礼状の作成
③研修先へのお礼状の作成と郵送(教養演習担当教員の指導)
(木) 「研修日誌」、「研修レポート」、「日報」の提出
*提出されたファイルの確認
研修レポート、日報の添削依頼(教養演習担当教員)
10月4日
(月) 後期授業開始
*報告書原稿の準備
10月5日
(火) 事後研修①16:30~(HRの時間)A327
①科目登録や今後の日程についての説明
研修レポート、日報の見直し、発表原稿作成依頼 ②学内発表会用PowerPointの作成依頼
10月~12月
10月15日
教養演習担当教員との個別指導期間
学内外発表会・大学祭展示発表の指導
(金) 研修レポート、日報の完成ファイル提出
教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出
10月15日(金)17時まで
10月20~22日
後
期
(EDUCATION→インターンシップ→課題提出→大学祭用フォルダ)
大学祭展示発表用Webファイル作成
10月23日
(土) 富山短期大学大学祭
10月24日
(日) 事後研修②学内展示発表会
10月22日
(金) 学内発表会用PowerPointファイル提出
大学祭でHP上による展示発表(在学生・高校生対象)
教養演習担当教員の指導を受け、学籍番号をファイル名にして提出
10月22日(金)17時まで
(EDUCATION→インターンシップ→課題提出→発表会用フォルダ)
10月25~10月29日 提出ファイルの点数評価期間
11月4日
(木) 学内発表者の選定(科内会議)
11月5~24日
11月25日
教員全員による点数評価
全教員による評価の集計を元に発表者を決定(昨年6名)
学内発表者の指導
教養演習教員担当
(木) 事後研修③学内インターンシップ発表会
学外代表発表者の選抜
教養演習の時間(全員参加)
受入れ企業出席者より評価・コメントを頂く
11月18~12月初旬 学外発表者の指導
12月6日
12月16日
23年1月
(木)
教養演習教員担当
事後研修④就業体験発表会(高岡法科大学)
学科代表1名による発表(研修生全員参加)
事後研修⑤就業体験発表会参加レポート
参加内容のレポートと後輩へのメッセージ提出(報告書原稿)
『実施報告書』の編集・作成・配布
大門・海老
6.その他
本学科では、教養演習(1年次ゼミナール)担当教員の指導の元、インターンシッ
プ科目が運営されています(もちろん研修先や全体のプロモートを行っている富山県
イ ン タ ー ン シ ッ プ 推 進 協 議 会 の 支 援 ・ 指 導 も 含 ま れ て い ま す )。 教 養 演 習 担 当 教 員 は 、
様々な個別指導はもちろん、本報告書の添削指導も行っており、真意が伝わらない表
現や不適切な表現があれば、その責めを負っていることは言うまでもありません。ま
た多くの貴重な体験をさせていただきながら、紙数や諸般の事情で割愛せざるを得な
かった内容があったこともご容赦下さい。
-7-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市役所
商工観光課
経営情報学科
1年
10M111
彩佳
宮内
インターンシップで学んだこと
8月2日から5日間、私は氷見市役所で就業体験をさせていただいた。私が配属されたのは
商工観光課という課で、ここではまちづくり事業や食育事業を担当している。商工観光課では、
「キトキト氷見食育ワークブック」という冊子を作っていて、子ども達に氷見でとれた食材を
使った料理の方法や手順などが書いてある。また、様々な氷見の観光に関するパンフレット、
ポスターも作っている。5日間、企画をしたり文章の校正をしたり講演会にお供させていただ
いたりと、様々なお仕事を体験させていただいた。その中でも一番印象に残っているのがコン
シェルジュ業務である。
1日目と4日目に、氷見の道の駅である海鮮館で観光コンシェルジュ業務をお手伝いさせて
いただいた。コンシェルジュとは、お客様の要求に対し、様々なサービスを提供する職業であ
る。海鮮館には毎日県外から多くの観光客が訪れる。海鮮館の一角にコーナーが設置されてお
り、そこで県外の観光客に地図やパンフレットを使って氷見の観光スポットや宿泊所、飲食店
の情報を提供している。すぐに実際に現場に立たせてもらったが、思ったようにはいかなかっ
た。氷見に住んでいても知らない場所が多くあり、質問されても答えられないことがあった。
また、分かっていても上手く説明することが出来なかったりした。そこで、数多くあるパンフ
レット全部に目を通して、氷見の観光スポットや飲食店について学ぶことにした。商工観光課
では氷見の特産であるきときとの魚や氷見牛カレー、氷見うどんなどを多くの人に知ってもら
うために、
「食のまちなか巡り」や「氷見カレー物語」などのイベントを企画していて、ポスタ
ーやパンフレットを多く作成している。それを見ると、知らないだけで、氷見には多くの観光
スポットや飲食店があることがわかった。また、商工観光課ではそれを人々に知ってもらうた
めに様々な工夫をしていることもわかった。パンフレットはわかりやすくレイアウトされてい
て、クーポン券などもついていてとても親切だった。調べているうちに仕事にも慣れ、だんだ
ん客さんの要望に応えられるようになっていった。4日目にコンシェルジュ業務をお手伝いさ
せていただいたときに、午前に民宿に案内したお客さんが午後になってわざわざお礼を言いに
来て下さるということがあった。私はその時に、頑張って接客してよかったと感じ、また、コ
ンシェルジュはとてもやりがいがある仕事だと感じた。
5日間で、私は商工観光課の取り組みや工夫について学ぶことが出来た。商工観光課では氷
見の良さを知ってもらうために様々な工夫をしていて、それは交流人口の増大に資していると
いえる。これはとても重要な仕事であり、氷見の発展に大きく貢献している。観光コンシェル
ジュも氷見について知ってもらうためになくてはならない存在である。このような貴重な体験
が出来て、とても有意義な時間を過ごすことができた。このインターンシップでの貴重な体験
をこれからの学校生活や就職活動等に活かしていきたいと考えている。
-8-
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市役所
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
氏名:宮内
研
修
日
報
設定課題:観光スポット見学、コンシェルジュ体験
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
オリエンテーションでは、
②商工観光課業務概要説明 商工観光課ではまちづくり事
③観光スポット見学
業や食育事業を担当している
④コンシェルジュ体験
という説明を受けた。海鮮館
⑤氷見市街地観光モデルコ では、コンシェルジュ業務を
ースの企画
お手伝いさせていただいた。
午後からは市役所で「氷見市
街地観光モデルコース」の企
画を行った。
設定課題:試作
実 習 内 容
実習生の特記事項
①見学・買出し
保育園児や小・中学生に料
②試作
理を教えるための試作を行っ
た。米粉を使ったうどんや、
氷見で作られた果物を使った
ジャムなどを作った。子ども
目線に立って調理の方法や手
順を考えていった。
設定課題:「新高岡駅(仮称)利用都市サミット」参加
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ポスター、パンフレットセ 「新高岡駅(仮称)利用都市
ッションの準備
サミット」に参加した。会場
②「新高岡駅(仮称)利用都 ではポスター、パンフレット
市サミット」参加
セッションの準備をし、氷見
市を多くの人に知ってもらえ
るように工夫した。パネルデ
ィスカッションなど、とても
有意義な時間だった。
設定課題:コンシェルジュ体験
実 習 内 容
実習生の特記事項
①コンシェルジュ体験
2回目のコンシェルジュ業
②校正作業
務だったので、前回よりも仕
事に慣れ、お客さんの質問に
答えることができるようにな
ってきた。お客さんにお礼を
言われて、頑張って接客して
よかったと感じることが出来
た。
設定課題:観光スポット見学
実 習 内 容
実習生の特記事項
①観光スポット見学
-9-
彩佳
勤務時間:8:30~15:30
指導者のコメント
海鮮館での観光コンシェ
ルジュ業務は夏休みでもあ
り来客が多かったので勉強
になったと思う。モデルコ
ースは良く出来ていた。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
本市を復興する切り口と
して「食」を前面に押し出
す方策を取っているが、地
産地消と食育についての大
切さを体験できればと思い
手伝ってもらった。
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
県西部の6市の市長が新
幹線開通を見越した活性化
策について話したが、実習
生にはやや難しい内容だっ
たかもしれない。観光PR
コーナーにも良く協力して
くれた。
勤務時間:8:30~15:30
指導者のコメント
観光コンシェルジュの仕事
を実際に体験し、観光客と
接することで座学では学べ
ない気付きがあったと思う
。
勤務時間:8:30~15:30
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市立図書館
経営情報学科
10M092
辻口
1年
茜
タイトル:図書館の心遣い
私は氷見市立図書館で5日間、就業体験をさせていただきました。受付カウンター業務を始
め移動図書館へ同行させていただいたり、CDの登録作業をさせていただいたりと、様々な貴
重な体験をすることができました。
CDの登録では、CDのタイトル・製作者・出版社・価格などをデータベースに打ち込みま
す。そして、CDにバーコードを張りCDのデータと認証させます。さらに、歌詞カードをコ
ピーします。これは、歌詞カードが破れたり汚れたりしてもいいように行います。CDは登録
だけでも時間がかかるのに、さらにコピーをするという作業も加わり、大変でした。こういっ
た目に見えない作業が積み重なった図書館は成り立っているのだと実感しました。
受付カウンター業務では、基本的に貸出・返却作業を行いました。ことらから声をかけるこ
と、あいさつの大切さなどを学びました。ほかに、利用者の方から資料検索やリクエストを受
ける場面がありました。これらは図書館の蔵書や分類をある程度理解していなければならなく、
対応が難しかったです。今勉強している知識のほかにその図書館それぞれの配置を理解してい
く必要があると感じました。また移動図書館では、受付カウンター業務にプラスして行き先に
あわせて図書を選択し、入れ替える必要もあり難しかったです。
これらのさまざまな体験を通じて感じたことは、細かい作業や視点が必要だということです。
CDの登録は利用者のかたがこれから利用していくものなので大雑把な作業はできませんし、
これがずっと残っていくと思うとより丁寧できれいな作業が求められます。そして、受付カウ
ンター業務では常に利用者に気を配り心地よいサービスを提供できるように配慮しなければな
りません。ただ貸出すにしても、本は大きいもの順に重ね、相手に手渡しするように心がけま
した。書架にも目を配り、本を見やすく取り出しやすいよう前にだしたり、順番に並べなおし
たりしなければなりません。また、椅子のしわ伸ばしや掲示物の整理などもありました。私は
ただ業務をこなすだけで精一杯でなかなかそこまで目を配ることができなかたと思います。も
ちろん知識は必要ですが、小さなことにも目を配ることのできる心配りが合わさって初めて司
書としての技術やサービスを提供できるのだと思いました。
今回の就業体験を通じて、図書館はこうした小さな努力の積み重ねで成り立っているのだと
実感しました。そして、図書館も知識や情報というサービスを提供しているサービス業だと思
いました。これらのことはただ授業を受けているだけでは学ぶことは出来ませんでした。これ
から、まずは司書としての知識を身につけ、そして心配りのできるようさまざまな活動に参加
し、コミュケーション能力を上げていきたいです。今回実際に体験することで司書になりたい
という思いが強くなりました。この思いをバネにこれからの学校生活も意欲的に頑張っていき
たいです。
- 10 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:氷見市立図書館
氏名:辻口 茜
研
修
日
報
設定課題:これまでの学習内容の理解を深める
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①館内見学
会館準備の段階から、椅子のし 図書館は普段目に見えない
8/2 ②会館準備
わのばしなど利用者に気持ちよ 作業がたくさんある。少しでも
(月) ③新聞製本作業
く利用してもらうため努力して その影の努力をわかってもら
④受付カウンター業務
いるとがわかった。
いたい。
受付カウンター業務では言葉
遣いに注意した。
設定課題:これまでの学習内容の理解を深める
実 習 内 容
実習生の特記事項
①会館準備
登録作業はずっと記録に残る
8/3 ②受付カウンター業務
作業なのでミスのないように注
(火) ③CDの登録
意する。開架されるまでにもさま
ざまな作業があるのだとわかっ
た。
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
勤務時間:8:30~17:30
指導者のコメント
CDの登録作業は機械化さ
れる前は手書きだった。機械化
されているが、やっていること
は機械化する前と同じといえ
る。そう考えると違った見方も
できるのでは?
設定課題:これまでの学習内容の理解を深める
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会館準備
今回、受付カウンターではコピ 移動図書館は積載する図書
②移動図書館
ー・リクエスト・資料検索などを がかぎられているので、考えな
③書架整理
聞かれた。利用者のさまざまな要 ければならない。
④受付カウンター業務
求に答えられるよう、力をつけて
⑤CDの登録
かなければならないと感じた。
移動図書館では普段図書館を
利用していない人とも係わるこ
とができて楽しかった。
設定課題:これまでの学習内容の理解を深める
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会館準備
CDの歌詞カードは破れたり、 難しい作業であったが、地道
②受付カウンター業務
汚れたりしてもいいようにコピ にこなしていた。
③CD歌詞カードのコピー
ーしておく。切り取り、組み合わ
せていく作業は地道で大変な作
業だと感じた。1つのCDを開架
するまでには長い道のりがあっ
た。
設定課題:これまでの学習内容の理解を深める
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会館準備
児童書は逆さまに入っていた
短い時間だったが、何かを得
②移動図書館
り、破れていたりするのでこまめ られたと思う。これからも一生
③絵本の分類
に整理が必要。
懸命、何事にも取り組んでいこ
④受付カウンター業務
絵本には様々な種類があるの う。
で分類することでわかりやすく
しておく。
- 11 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
経営情報学科 1年
10M018 坂下 恭平
収穫があった 5 日間
私は、富山労働局で5日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私のテーマは、働く意
義と富山労働局の職務内容を知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと
思います。
1日目は、オリエンテーションと富山労働局の見学を行いました。労働行政の概要を受け、3つの労働行
について理解することが出来ました。総務課での文章整理を行い、色々の資料がたくさん保管されているの
だと思いました。また、ハローワークに行き、たくさんの方がおられて就職するのが大変だと改めて感じま
した。
2日目・3日目は、労働基準部で働きました。2日目の前半は、労働基準行政についての話を聞き、労働
に関するどのような法律があるのか、また労働基準行政の組織について学ぶことが出来ました。後半はエク
セル作業で、法令遵守状況についてまとめる機会があり、企業がどのような違反をしているのか知ることが
できました。3日目は、労災保険制度について詳しく知ることができ勉強になりました。今まで、自分が聞
いたことのない疾病で富山県の人も苦しんでいることを知りました。建築材などで使用する石綿は、吸い込
んだからかかるのではく、30年・40年たって疾病になると言われています。
4日目は、労働基準監督署で働きました。就業規則の業務や通知の業務を行ってみて、何気ない作業でも
たくさんの処理になると大変だと改めて痛感しました。また、2人で作業を行うときの効率性について考え
させられる時間にもなった。
OCRの作業では、
打ち込む作業でミスが許されないものであり慎重に行った。
最終日は、雇用均等室で働きました。雇用均等室での仕事の概要を受け、3つの法律を管理していること
を知ることができた。富山県では、男女雇用機会均等法についての相談では、セクシュアルハラスメントの
相談が一番多いことが分かった。また、男性の方から相談を受けることがあると聞き驚きました。
5日間の実習を振り返り、富山労働局は事務作業が多くとても大変でした。でも、周りの方々親切に教え
ていただいたおかげで頑張ることができました。また、一人で作業を行うより協力して行った方が効率よく
作業ができるのだと改めて思わされるものでした。それに、スピードかつ正確性を求められるものが多かっ
た。働く大変さと、社会でのマナーというのも学ばせていただきました。この5日間で、また一つ大人に近
づけたと思います。この、インターンシップを受けいれて下さった富山労働局の皆様に感謝しています。ま
た、マッチングしてくださった金田先生や矢口先生にも感謝したいです。インターンシップで体験したこと
を今後の学校生活や就職活動生かしていきたいと思います。
- 12 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山労働局
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
氏名:坂下 恭平
研
修
日
報
設定課題:周りの人とコミュニケーションを取る
勤務時間:8:50~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オリエンテーション
労働行政の概要を行い、3つの労 オリエンテーションの後労働局、
②総務課での文章整理
働行政について理解することが 出先機関の見学を行ったところ興
③出先機関・付属施設等の見学 できた。ハローワークにいって、味深く見学していた。総務課での
たくさんの方がおられ、
就職する 文章整理作業も、確認しながら手
④職業適性検査
⑤ビデオ(若者と仕事・社会人の のが大変のなんだと改めて思わ 際よく行った。初日で緊張も見ら
マナー)
された。
れたが、自らの考え、発言、質問
と積極的に行うよう期待する。
設定課題:労働基準部の仕事の理解
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①労働基準部業務の概要・組織・ 労働基準行政についてのお話を 労働基準行政の担う役割を知って
法律について
聞き、
労働に関するどのような法 もらった上で、労働条件確保改善
②外国人技能実習生労働条件確 律があるのか、
また労働基準行政 対策のひとつである外国人技能実
保・改善対策の評価・分析
の組織について学ぶことができ 習生対策について、現状分析と評
た。
価の業務を体験してもらった。同
人の作業の粘り強さは評価できる
。
設定課題:労働基準部の事務作業の理解
勤務時間:8:50~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①労災保険制度のあらましにつ 30年から40年前から石綿を パソコンによるエクセルでの表作
吸い込み、
今になってその疾病が 成では、工夫が見られました。レ
いて、業務上疾病とは
②パソコンにより資料に基づく 出てきている。色々な疾病で、苦 ポートの作成でも、役所にはない、
統計ディスカッション
しんでいることを理解し、
自分が 独創性を感じ取れました。
③統計資料から読み取れる事実 今後どのように気をつけたらよ
いのか勉強になった。
④レポートの作成
⑤ディスカッション
設定課題:労働基準監督署の業務の理解
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①労働基準監督署業務の概要
就業規則の業務や通知の業務を 署の組織や業務内容の説明を行っ
②就業規則の業務
行ってみて、
何気ない作業でもた た座学では、緊張の緩みが少し見
③通知の業務
くさんの処理をするのは大変だ られたが、体を動かす実践的な業
④データー処理(OCR)
った。また、効率性を考えられる 務実習を制限時間の中でいくつか
⑤データー処理(修正)
時間になった。
行わせたところ、当該業務要領の
説明も理解してテキパキとこなし
、業務の進捗状況の報告も正確に
報告を行っていた。特に、他者と
協力して行う必要がある実務では
、自ら必要なコミュニケーション
や分担を図りながら行うなど、積
極的姿勢が見られており、正確さ
と迅速性が求められる業務の内容
をさらに理解するようになれば、
十分実社会で期待できる資質を有
しているので、今後の活躍が期待
できる。
設定課題:雇用均等室について理解する
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①雇用均等室業務の概要
富山県では、
男女雇用機会均等法 PR用チラシの作成については、
②雇用均等室についてのPR用 についての相談では、
セクシャル 短時間であったにも関わらず雇用
のチラシ作成
ハラスメントの相談が一番多い。均等室の仕事の内容をよく理解し
③ディスカッション
また、
男性からの相談も受けるこ 、自分の言葉でわかりやすいチラ
④5日間のまとめ
とがある。
シが出来上がりました。
- 13 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:立山図書館
経営情報学科 1 年
10M102
林 愛弓
タイトル:図書館業務の大変さ
私は、立山図書館で5日間、インターンシップをさせていただきました。この就業体験での私のテーマ
は、図書館で実際に働き図書館業務の内容を知るということです。
図書館業務は、私が想像していたよりも大変なものでした。まず、ボックスの中に返却された本を配架
するという作業をします。元ある場所に本をラベル通りに返さなければならないので、配架作業のミスは
許されません。しかし、配架作業で一度だけミスをしてしまったことがあり、その時はとても残念でした。
次に行った作業は、貸出・返却業務でした。本を貸し出したり利用者の方が返された本を返却に通す作
業ですが、不慣れで貸出手順を覚えられず、
「慌てて利用者の方に本を渡す」や「本は何冊まで借りられ
るのかの質問」にはスムーズに対応出来ず反省することが多々ありました。
仕事に対する姿勢や態度はもちろんのことですが、一つ一つの作業の丁寧さや正確さは利用者に常に見
られているものであり、利用者への心配りの意識を持っていることが大切であると思いました。
特に貸出の際の利用者の方々に対する対応や言葉遣いは重要であり、施設のイメージにつながり心地よ
いものになるよう努めなければならないと指導をうけました。
さらに、本には欠かせないコーディング作業も体験しました。本の上から透明のカバーをかける作業で
すが、ここではシートのカットが重要です。コーディングシートの大きさを間違えて切り、シートを無駄
にしてしまいました。指導者の方の言われた通りの手順に作業できず、コーティングの難しさを痛感しま
した。
この5日間のインターンシップで、図書館に対するイメージが変わりました。重い本を運ぶ肉体労働や、
細かい作業の連続などがあり、集中力がなくなってしまうことがありました。
とても大変な作業でしたが、日が経つにつれて仕事になれ、スムーズに業務をこなすことができ次第に
働くことに楽しみを覚えるようなりました。
この就業体験でたくさんのことを学ぶことが出来ました。①人の話をしっかり聞くこと。②利用者のこ
とを考えて仕事をすること。③常に緊張感を持って仕事をすること。など働くことの厳しさを知ることが
出来ました。働くことに対する意識が高まったと思います。
このインターンシップで学んだことを今後の学校生活や就職活動に活かし、頑張っていきたいと思いま
す。
- 14 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:立山図書館
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
氏名:林 愛弓
研
修
日
報
設定課題:本の貸出、返却、配架などの図書館全体の業務内容を体験する
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①本の返却、貸出、配架作業
・細かい作業は雑にならないように心が 初めての仕事で戸惑うこと
②背表紙のラベル貼り
ける。
が多かったと思います。
③本のコーティング作業
・集中して仕事が出来るようにする。 少しずつ慣れることができ
④本の整理整頓
たら良いですね。
設定課題:自分で仕事を見つける
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①本の配架作業
・配架作業では元ある場所にきちんと本 指導者が不在のため、コメ
ントなし。
② Excelを利用して読書会のリ
を返すように気を配って行った。
ストを五十音順に並べ替える
・Excelを使った作業では講義で学んだ
知識を活かして仕事をすることが出
③本の紹介文を考える
来た。
④本の整理整頓
・整理整頓では本が綺麗に見えるように
整理するように心がけた。
設定課題:集中して仕事を行うようにする
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①本の配架
・配架作業では、昨日よりもスピーディ だいぶん慣れてきました。
②返却・整理整頓
ーに配架できるように気をつけた。 緊張感がなくなると、ミス
③本の紹介文作成
・返却作業では、利用者の方々の応対な につながります。気をつけ
どに気を使った。
ましょう。
・だいぶ仕事に慣れてきた。
設定課題:配架や返却作業を完璧にこなす
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①本の配架・整頓
・貸出の際の応対が不慣れでうまく出来 小さなミスでも利用者の信
②貸出・返却
ず、今度やるときは注意して応対しよ 頼を失くしてしまうことが
③本の整理整頓
うと思った。
あります。充分気をつけて
④本の紹介文作成
・緊張感がないとミスをしやすいという ください。
ことがよくわかった。
設定課題:細かい作業に気をつけて仕事をする
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ケーブルテレビの収録はとても緊張し 5日間で図書館に対するイ
①ケーブルテレビの収録
②本の配架
た。本の内容がわかるようにはきはき メージが変わったと思いま
③Excelを利用しての読書会のリ 喋るように心がけた。
す。図書館学を学ぶ上で、
スト 五十音順並べ替え
・Excelを使った作業では、以前よりス 少しでも参考になれば良い
④本のコーティング作業
ムーズに作業を進めることが出来た。 ですね。
・本のコーティング作業では、シートの 頑張ってください。
カットが大変でコーティングの難し
さを知った。
・配架作業ではミスなく配架をするこ
とが出来た。
- 15 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市中央図書館
経営情報学科 1 年
10M118 湯本 竜也
多くを学んだ研修
私は射水市中央図書館で 10 日間就業体験をさせて頂きました。この就業体験での目的は図書館での職
務内容を知ることと働く上で自分に足りないところを見つけるということです。その目的をもとに今回の
研修結果を報告したいと思います。
図書館での職務内容は以下のものがありました。
1. 図書資料の選書
2. 図書資料の管理
3. 図書資料の貸出
4. 寄付された本にバーコードをつける
5. 予約案内
6. 延滞本の整理、催促の葉書きや電話を出す
7. 蔵書の点検
8. 本の修理 等です。
この中で私が体験させて頂いたものは、図書資料の貸出、予約案内、本の修理、新聞記事を切り抜き掲
示する等で、その他にも図書館の利用カードの新規作成、射水市に関する新聞の記事を印刷し、それを切
り抜き掲示するということもしました。
仕事を体験して強く感じたことは、図書館の仕事は根気が要るのだということです。その理由は、ある
本棚の整理が終わっても別の本棚で並びが乱れているのを見つける度に、きりがないと気が滅入ったこと
があり、これが毎日続くのだからとても根気の要る仕事なのだと思ったからです。
また、就業体験を通して感じた自分の足りないところは、臨機応変に事に望む柔軟さや気を長く持つ我
慢強さ、コミュニケーションをとること、語彙が少ないこと、等です。こう思った理由は、分からないこ
とが出て来た時に自分が困るばかりで、利用者の方にも迷惑をかけてしまったことが何度もあったからで
す。分からないことは勇気をだして率直に職員の方に聞いてから対応すべきだったと反省しています。
今後はいろいろな人と積極的にコミュニケーションを取るよう心がけるなど、就業体験で学んだことを
これからの学生生活に活かし、自分に足りないところを直していきたいと思います。
- 16 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市中央図書館
氏名:湯本 竜也
研
修
日
報
設定課題:業務内容を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 自己紹介と職員(パート含 初めての事ばかりで作業が遅
8/11
む)紹介
かった。
(水) ②勤務日程、勤務にあたっての 利用者に対しての挨拶の声が
諸注意
小さかった。
③館内の見学と概要の説明
④書架の配置
⑤貸出、返却についての端末機
及びカウンターでの挨拶
設定課題:業務内容を覚える 丁寧な言葉遣いを心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(射水市に関する 作業が遅く挨拶の声が小さか
8/12
新聞記事を印刷し切り抜き った。
(木)
、掲示する)
② カウンター業務
(本の貸出・返却処理)
③配架
設定課題:業務内容を覚える 丁寧な言葉遣いを心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①配架
本を返却された時に利用者に
8/13 ②カウンター業務
返却されていない本の冊数
(金) ③図書館利用カードの新規作 を言わない事が何度かあった。
成
設定課題:業務作業を丁寧にする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
本の予約に手間取ってしまっ
8/17 (清掃)
た。
(火) ②配架
③カウンター業務
設定課題:業務作業を丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
新聞の切抜きで文字を切ってし
8/18 (新聞記事の切り抜きと掲示) まった。
(水) ②カウンター業務
③配架
- 17 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
夏休み中となれば子ども達
が多くてざわざわとした環境
となっています。図書館のイメ
ージとは違っていたかも。初日
から接待等で緊張した一日で
あったと思います。忘れてなら
ないのが挨拶と笑顔、そして確
実な作業です。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
窓口や職員に対して
「挨拶」はしっかり交わされて
おり、配架業務でも丁寧な仕事
ぶりが見受けられました。明日
からも頑張って下さい。
勤務時間:9:45~18:30
指導者のコメント
新規カード作成、図書の予約
、資料検索等一度にたくさん覚
えることが出てきます。窓口業
務では重要なだけにしっかり
と覚えて下さい。分からない点
があれば遠慮せずに聴いてく
ださい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
カウンター業務は、人との対
応が大切。窓口に入れば図書館
の一員として利用者と接する
事になります。そのときに快く
感じられているかどうかだと
思います。本日は今年最高の1
,144人で大変忙しかったと
思いますがその中にあっても
良き接遇を実践するよう心が
けて下さい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
実習5日目になると図書館の
雰囲気に慣れたものと思いま
すが、図書返却処理での確認事
項を怠ることの無いよう注意
を払って下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:業務作業を丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
利用カードを忘れた人の本の
8/19 (新聞記事の切り抜きと掲示) 貸出で手間取ってしまった。
(木) ②カウンター業務
③配架
④本棚の整理
⑤図書館利用カードの新規作
成
設定課題:作業のペースを上げる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
作業を終えて報告の仕方が悪
8/20 (清掃)
かった。
(金) ②カウンター業務
③配架
④ビデオの確認
⑤しおりの裁断と穴あけ
設定課題:挨拶等の声を大きくする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
子どもへの対応が硬かった。
8/21 (新聞記事の切り抜きと掲示)
(土) ②カウンター業務
③配架
④レファレンス
設定課題:業務作業を丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
レファレンスで分からないとこ
8/22 (閉館後に返却された返却本 ろを質問せずに自分だけで解決
(日) の処理)
しようとして手付かずのままの
②配架
状態で終えてしまった
③カウンター業務
。
④図書館利用カードの新規作
成
⑤本棚の整理
設定課題:業務作業を丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
本棚の整理をしている時に作
8/24 (閉館後に返却された返却本 業のペースが落ちることが何回
(火) の処理)
かあった。
②配架
③本棚の整理
④カウンター業務
- 18 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は子ども達が少なかっ
たのか静かで手持ち無沙汰な
一日だったかと思います。業務
にも慣れてきたようですが、作
業処理を少しでも早くするよ
う毎日の目標を持って対応さ
れたい。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今日は画像の調子の確認と
いう事でビデオの視聴としお
りの裁断作業をお願いしまし
た。作業を終えた段階で結果及
び経過の報告は今後どのよう
な職場においても必要です。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
研修で疑問な点があったら
職員にどんどん質問してくだ
さい。仕事が分かってくると仕
事も楽しくなってくるもので
す。子どもの対応には笑顔を忘
れず、元気な声を出してがんば
ってください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
先日 レファレンス課題を
出したところ分からないとの
理由で手付かず状態でした。ど
のようにすれば解決の糸口が
見出せるのか等の質問も無か
ったのが残念です。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
休館の翌日(夏休み中は特に
)返却本の処理が大変多く、朝
から汗をかいてもらいました。
おかげさまでなんとか開館す
ることができました。
この図書館での経験が必ず
や役に立つと思います。良き社
会人として活躍されることと
期待しております。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:吉田科学館
経営情報学科
1年
10M032
瑞穂
谷口
タイトル:「働く」ということを学ぶ
私は、吉田科学館で 7 日間、就業体験をさせていただきました。私は働くとは何を意味する
のか、この天文教育施設でどのような住民サービスが提供されているのかをテーマにして就業
体験に臨みました。
主にプラネタリウム館の仕事は、プラネタリウム投影と来館者の接客がメインとなります。
プラネタリウム投影の準備の際に必ずすることが、入場者の人数確認や座席誘導、そして場内
アナウンスを流すことです。後片付けではお客様が座っていた椅子を元通りにしたり、立体投
影で使われた立体めがねを洗ったりします。接客では多くの子供たちがプラネタリウム館に訪
れるので、子供たちと一緒に遊ぶことも仕事になりますが、公共機関ということもあり、大人
の方が道を聞くためや、トイレを借りたい外国人の方など様々なお客様が来館されるので臨機
応変に対応することが求められます。
インターンシップを通じて学んだことは、吉田科学館は、プラネタリウム館という枠に捕ら
われず様々な取り組みをしていることが分かりました。例えば、DVD を使用した映像祭を開催
したり、ドーム内にアロマキャンドルの香りを漂わせて落ち着く音楽を聴かせる癒しの場を提
供するコンサートを行ったり、ドームの多目的利用事業を展開しています。
7 日間の就業体験を通して、強く感じたことは、「働く」ということは体力的にも精神的にも
大変なのだということです。
「働く」ということは会社の顔になることであり、どの仕事におい
ても責任があることも実感しました。インターンシップ期間中には、慣れていないことが多く
あったため、お客様に迷惑をかけてしまった時もありました。良い印象を持ってもらうのはと
ても難しいのに対して、悪い印象はすぐつくられてしまうことを改めて知りました。私が就業
体験させていただいた期間は、来館者の多い時期であり人手が足りないくらいに忙しかったの
ですが、疲労感以上に達成感ややりがいがあったので良い経験になりました。
このように、あらゆる企業はより良いものを作り上げようと毎日努力をし、従業員の方々は、
「働く」ことによって日々何かを学び、そして人生のどこかで役に立っているのではないかと
思いました。最後に、ご多忙のなかインターンシップを受け入れてくださった吉田科学館の皆
様に心より感謝申し上げます。
- 19 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:吉田科学館
氏名:谷口 瑞穂
研
設定課題:
実 習 内 容
①お客様の人数確認
8/11 ②プラネタリウムのドーム内
(水)
で席の誘導。
③大人のみ入場券確認
④サイエンスショーで椅子の
用意
⑤特別展のキャプション作り
と貼り付け
⑥小中学校に送る資料の配布
手配
設定課題:
実 習 内 容
①お客様の人数確認
8/12 ②プラネタリウムのドーム内
(木)
で席の誘導。
③大人のみ入場券確認
④サイエンスショーで椅子の
用意
⑤立体めがね洗い
⑥科学館の経営についての説
明
設定課題:
実 習 内 容
①お客様の人数確認
8/13 ②プラネタリウムのドーム内
(金)
で席の誘導
③大人のみ入場券確認
④サイエンスショーで椅子の
用意
⑤特別展のキャプション作り
と貼り付け
⑥お客様に立体めがねを渡
す
⑦場内アナウンス喋り、機会操
作を覚える
設定課題:
実 習 内 容
①お客様の人数確認
8/14 ②プラネタリウムのドーム内
(土)
で席の誘導
③大人のみ入場券確認
④サイエンスショーで椅子の
用意
⑤特別展のキャプション作り
と貼り付け
⑥お客様に立体めがねを渡す
修
日
報
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
身だしなみをきちんとする。髪 初日のため、緊張が見られま
の毛が長い場合は縛るようにす した。お客様と接する時は笑顔
る。お客様にしっかりと声をかけ を心がけましょう。
て対応する。
職員の説明を熱心に聞き、積
極的に頑張ろうとする姿勢が
見られるので、明日から頑張っ
てください。
実習生の特記事項
プラネタリウムのドーム内に
おいて暗闇の中でお客様を席に
誘導する際、ライトは下向きにし
て足元を照らす。
館内で展示してある魚が水槽
の外に飛び出すなどのハプニン
グがあった場合は職員にすぐ伝
える。
実習生の特記事項
場内アナウンスはお客様に語
りかけるようにゆっくり、はっき
りと喋る。
真っ暗なドーム内でお客様を
誘導するときは手をつないでも
らうと子供やお年寄りとはぐれ
ないので良い。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
自習二日目ということもあ
り、機能よりもお客さんに対す
る態度が柔らかくなってきた
ようだ。
こちらの指示にも的確に対
応できるようになってきてい
る。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
毎日が新しいことばかりな
ので大変だと思うが臆せず兆
戦していく心が大切です。
先輩たちが何気なくやって
いることにも仕事の厳しさを
感じ取って欲しい。
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
館内を走り回っている子供や
特にお盆中は、常に入り口に
ゲームの部品を取ろうとする子 注意し、お客様の動向に気を配
供がいたら注意をする。
るように心がけてください。
障害者の付き添いの方は無料
また、指示されたとおりにだ
でプラネタリウムを見られるな けうごくのではなく、自分で考
ど館内のシステムを知っておく。 えて行動できるようになると
いいですね。
- 20 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:
実 習 内 容
実習生の特記事項
①お客様の人数確認
席の誘導は見やすい席にきち
8/15 ②プラネタリウムのドーム内 んと詰めて座ってもらう。お盆の
(日)
で席の誘導。
ピークでイベントとプラネタリ
③大人のみ入場券確認
ウムの1日3回投影がある日は忙
④サイエンスショーで椅子の しくなるので気を引き締めるこ
用意
と。
⑤プラネタリウム投影が終わ
ったら、お客様が座っていた
椅子を元通りに戻す
⑥お客様に立体めがねを渡
す
⑦落し物がないかチェックを
する
⑧イベントのイカダ下りを体
験
設定課題:
実 習 内 容
①お客様の人数確認
8/17 ②プラネタリウムのドーム内
(火)
で席の誘導
③大人のみ入場券確認
④サイエンスショーで椅子の
用意
⑤プラネタリウム投影が終わ
ったら、お客様が座っていた
椅子を元通りに戻す
⑥お客様に立体めがねを渡
す
⑦落し物がないかチェックを
する
⑧話し合い
設定課題:
実 習 内 容
①お客様の人数確認
8/18 ②プラネタリウムのドーム内
(水)
で席の誘導
③大人のみ入場券確認
④サイエンスショーで椅子の
用意
⑤プラネタリウム投影が終わ
ったら、お客様が座っていた
椅子を元通りに戻す
⑥お客様に立体めがねを渡
す
⑦落し物がないかチェックを
する
⑧映像祭リハーサルのアナウ
ンス
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
この週末はお盆に重なった
こともあり、来館者の出入りも
多く、大変だったと思います。
お客さんの多いとき、少ない
ときで臨機応変に動けるとい
いですね。
勤務時間:9:00~17:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
壊れているおもちゃや展示物
話し合いの中で「働く」とい
が数個あり、よく見るようにする う経験がまったくの初めてで
。
あるということをはじめて聞
入場券の販売機が壊れていな きました。もっといろいろ普段
いか、自動おりドアが主動ドアに から話を聞く機会を設ければ
なっていないかなど確認をする。 よかったと反省しています。
実習生の特記事項
お客様が来ないときは開演時
間を5分間のばす。
- 21 -
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
決まったとおりではなく、吉
田科学館ではお客様に合わせ
て臨機応変に対応することも
多いです。
今日は新しく来られた実習
生に指導する役をしてもらい
ました。
接客態度もスムーズになり
ましたね。お疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
経営情報学科 1 年
10M040 能村 佳奈
タイトル:コミュニケーション能力の重要さ
私は、黒部市吉田科学館で7日間の職業体験をさせていただきました。この職業体験での私のテーマは、
お客様とのコミュニケーションの大事さとサービスを提供する側の心配りを知ることでした。そのテーマ
をもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
吉田科学館での 7 日間の業務内容は、館内の見回り、プラネタリウム投映の手伝いとアナウンス、魚の
水槽掃除などを主に担当させていただきました。
まず館内を見回り、気持ちよくお客様に来館してもらえるよう、館内の展示物が元の位置にあるか、展
示物が壊れていないかをチェックする仕事から始まりました。それからお客様の質問に答えたり、プラネ
タリウムへの案内をしたりと 1 日に何人ものお客様とコミュニケーションを取りました。吉田科学館に来
館されるお客様は家族連れが多く、大人の方から子供まで様々な人に合わせた接客が必要でした。初めは
子供とのコミュニケーションに戸惑いましたが、子供の目線になり話しを聞くと上手く対応することがで
きました。また、プラネタリウムでは、ドーム内アナウンスという貴重な体験もさせていただきました。
私は、人前で話す機会が多くはなく慣れていませんでしたが、人が聞きやすい声のトーンや読む早さなど
考えて取り組むことができました。
「どうしたらお客様に喜んでもらえるのかを考え、常にお客さんの反応を心において、自分の心がどう
であったかを振り返ってみると良い」というコメントをいただきとても心に残りました。お客様の反応を
見て、次に自分がしなければいけないこと考え実行した時に、お客様に喜んでいただけて嬉しかったこと
を忘れないようにしたいと思います。
コミュニケーションは、自分と来館されるお客様だけの間のものではありません。休憩中に社員の方が
私たちを気遣ってくれる場面もありました。
こういった些細なこともコミュニケーションを取る上では重要
なことだと思いました。
インターンシップに参加し、短期大学の授業では感じることのできない職場での緊張感、与えられた仕事
をしっかりとこなす責任感、そしてその楽しさを肌で感じることができ、とても貴重な経験をすることがで
きました。今まで、自分がどのような進路に進みたいのか、何がやりたいのかと曖昧なところばかりでした
が、今回の経験を通して私は、人と接する仕事がしたいと実感することができました。これから就職活動を
するにあたって、多くの人々と接することができ、自分の能力を成長、そして発揮していける仕事に就きた
いと考えています。
最後に、このたび、貴重な時間をいただき、丁寧にご指導いただきました吉田科学館の従業員の皆様の
ご助力に心より感謝し厚く御礼申し上げたいと思います。
- 22 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
研
設定課題:仕事の内容を覚える
実 習 内 容
8/18 ①館内見回り
(水) ②プラネタリウム投映補助
氏名:能村 佳奈
修
日
報
実習生の特記事項
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
笑顔が自然だった。積極的に仕
事に取り組んでいた。
設定課題:来館されるお客様とコミュニケーションを取る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/19 ①館内見回り
(木) ②プラネタリウム投映補助
③薬品記録
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
笑顔で接客する度量を忘れ
ず続けてほしい。常にお客さん
の反応を心において自分の心
がどうであったか振り返ると
よい
設定課題:笑顔でお客様と接する
実 習 内 容
8/20 ①館内見回り
(金) ②プラネタリウム投映補助
③薬品記録
④3Dメガネの洗浄
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
アナウンスが堂々としてい
てよかった。特技を生かせる場
面ではぜひ頑張ってほしい。
実習生の特記事項
設定課題:フィルムツアーの担当している仕事をこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内見回り
②投映補助
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
ドーム内の注意事項、番組案
内、館内放送など声もハキハキ
していて上手だった。いろんな
仕事を体験してほしい。
設定課題:補助やアナウンスなど役割をしっかりこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内見回り
②投映補助
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
いろんな仕事に慣れ、落ち着
いて作業できている。ハプニン
グや予想外のことはよくある
ことなので柔軟に対応できる
とよい。
設定課題:アナウンスやプラネタリウムなどの操作を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内見回り
8/24 ②プラネタリウム投映補助
(火) ③水槽掃除
④プラネタリウム操作研修
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
水槽のガラス磨きという汚
い仕事も嫌がらず一生懸命取
り組む姿勢は好印象だった。仕
事の内容で不得意なものにぶ
つかったときに、どう乗り越え
るかは社会人になったときと
ても大切なことである。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
どんな仕事も積極的に取り
組んでいた。アナウンスも上手
にできていた。水槽もきれいに
なり、展示の見栄えもよくなっ
た。
8/21
(土)
8/22
(日)
設定課題:プラネタリウム投映など実習内容の引き継ぐ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①館内見回り
8/25 ②プラネタリウム投映補助
(水) ③水槽掃除
- 23 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
経営情報学科 1 年
10M043 藤沢 未紗希
タイトル:仕事をする上で何が大事か
私は、8/25~9/1 に黒部市吉田科学館でインターンシップに参加させて頂きました。このインターンシ
ップでの私のテーマは、
「働く上で何が大事か」と「科学館ではどのような仕事をしているのかを知る」
ということでした。
まず、私が科学館でどのような活動をしたのかというと、主に館内を見回り、お客さんの誘導や投映の
案内などの対応をしました。また、プラネタリウムや3D映像の投映時や終了時にドームへ行き、観覧券
の回収や3Dメガネの回収を行いました。3日目には場内アナウンスにも挑戦させていただき、最終日に
はアナウンスから投映までの一連の作業も行いました。その他には準天頂衛星「みちびき」ペーパークラ
フトの作成や、事務作業、水の調査などをしました。
この活動で学んだことは、まず生き物について学べたかと思います。職員の方と一緒に餌やりをし、詳
しくお話を聞かせていただきました。次に、接客の仕方です。インターンシップの事前訪問では、科学館
での活動について局長さんから「お客さんの気持ちになって接することが大事」とお聞きしていました。
実際に活動してみて、接客の難しさが分かりました。
「私がお客だったらどう思うだろう」と考えて行動
するようになりました。このことは、就職活動にも役立てていきたいと思います。また、科学館に限らず
土曜日や日曜日も出勤の仕事は家族との時間が少なくなるとお聞きしました。そのことについても学べた
と思います。また作業をする上で「この仕事を早くやらなきゃ」と焦ってしまっていました。スピードを
重視ではなく正確さも大事だと思いました。
吉田科学館では季節ごとにプラネタリウムを投映していますが、吉田科学館でオリジナルに作った作品
も投映しているということで大変驚きました。ちょうどインターンシップ中に投映されていた作品がオリ
ジナルのものだったのですが、とても感動しました。シナリオやキャラクターから考えていかなくてはい
けないので大変そうだと思いましたが、私自身工作や絵などが好きなので、そこにやりがいを感じるのだ
と思いました。
最後にインターンシップに参加することができて、とても良かったと思います。小さい頃から興味があ
った科学館での仕事を体験することができ、さらにこれからの就職活動に向けて自分を磨き、成長してい
きたいと思います。
- 24 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:黒部市吉田科学館
氏名:藤沢 未紗希
研
8/25
(水)
8/26
(木)
8/27
(金)
8/28
(土)
8/29
(日)
修
日
報
設定課題:仕事に慣れる。
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 館内見回り
基本的には館内の見回りをし、能 いろいろ質問をするなど、初日
② 投映準備
村さんから仕事の引き継ぎをし から積極的な姿勢がみられまし
③ 事務局長からの説明
た。初日でとても緊張
た。この調子で頑張って下さい。
④ 3Dメガネの回収
してしまった。お客さんへの対応
⑤ 水槽の掃除
がうまくいかなかった。
⑥ 科学館についてのお話
設定課題:覚えた仕事をこなせるようになる。
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 館内見回り
館内を見回り、投映時や投映後に 初のペーパークラフト実際にや
② 投映準備
接客・3Dメガネ回収をした。その ると難しさも発見できると思う
③ 接客
他の時間は事務作業や展示物の ので慎重に挑戦してみて欲しい
④ 事務作業
所に置くモデルを作った。お客さ 。余裕ができた時は館内の展示
⑤ 3Dメガネの回収
んに座席の案内をした。
物をもう一度詳しく見て下さい
⑥ ペーパークラフト
。
設定課題:仕事に慣れる
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 館内見回り
プラネタリウムや3Dを投映する 場内アナウンスはうまくやる事
② 投映準備
際のアナウンスに挑戦した。初め より、気持ちを込めて話すと良
③ データ入力
てのことで緊張してしまったが、 いですよ。
④ ペーパークラフト
職員の方がとても親切に接して
⑤ アナウンス
下さり、仕事に慣れることができ
たと思う。
設定課題:仕事をスムーズにできるようになる。
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 館内見回り
投映時や投映終了時にお客さん 今日はこれまで経験してもらっ
② ペーパークラフト
の誘導や接客をした。投映中は事 た作業の他に急ぎのPCを使った
③ 事務作業
務室で作業をし、ペーパークラフ 事務作業もやってもらったが、
④ 投映準備
トの続きも行い、無事完成させる 快く引き受けてもらいスムーズ
⑤ 3Dメガネ回収
ことができた。
に終了。取り組む姿勢も良かっ
た
設定課題:接客をきちんとできるようになる。
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 資料の郵送準備
資料を郵送するための準備をし くろべ水の少年団指導者への昼
② 投映準備
た。投映時や終了時に接客をし、 食の準備は思いもよらない仕事
③ 館内見回り
館内を見回りつつ評価表を書い だったと思うが、今後に生かせ
④ 3Dメガネ回収
た。今日は団体のお客様もいて、 る経験であってほしい。
⑤ お弁当運び
いつもより館内を見回って整理
⑥ 事務作業
した。
- 25 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:接客をきちんとできるようになる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 投映準備
館内を見回り、接客や整理をし
8/31 ② 館内見回り
た。今日もアナウンスに挑戦さ
(火) ③ 3Dメガネ回収
せていただいたがやはり緊張し
④ 事務作業
てしまった。事務作業ではデー
⑤ アナウンス
タ打ち込みをし、表を完成させ
ることができた。
設定課題:仕事をする上で重要なことは何かを考える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 館内見回り
今日は最終日。午前中は水の調
9/1 ② 水の調査
査をしに清水を回り、飲み比べ
(水) ③ 投映準備
などをした。午後からは投映準
④ 調査のデータ入力
備やアナウンスをした。今日は
⑤ 3Dメガネ回収
投映のスイッチなどを押す作業
⑥ 餌やり・閉館作業
もした。
- 26 -
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
笑顔での接客が良いですね。
パソコンでの作業もスムーズ
にこなしておられました。
勤務時間:9:00~17:30
指導者のコメント
最初説明すると、続きは自分
で考えて行動していたところ
が素晴らしかったです。
(午前
中の作業)一週間お疲れ様で
した。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人射水市絵本文化振興財団 大島絵本館
経営情報学科 1年
10M094 坪内 麻依
百聞は一体験に如かず
私は、財団法人射水市絵本文化振興財団大島絵本館で、8月12~22日の10日間、就業体験をさ
せて頂きました。この就業体験での私のテーマは働くとは何か、働く上で何が重要なのかを知るであり、
そのテーマをもとに今回の研修結果を報告したいと思います。
私は現在の自分の経験を増やし視野を広くし、これからの短大生活や就職活動、就職後などに何らか
の形で生かすことが出来るようにと思い、インターンシップに参加しました。そして図書館学を履修し
ていることから図書館関係の研修先を希望しました。私が就業体験をさせて頂いた大島絵本館は、他の
図書館とは違い絵本等を中心に所蔵されていました。まず絵本館での仕事は私が想像していたものより
ずっと大変で、表面だけを見ているのとでは全く違うのだと思い知らされました。研修前から図書館の
仕事は力仕事で体力勝負だと聞かされていましたが、本当にその通りであり、やり慣れない作業ばかり
で自分の働くことへの甘さを実感できた10日間だったと思います。絵本館の仕事は、新本等の整理や
書架室の整頓、お客様への接客はもちろんのこと、他の図書館にはないワークショップや CG ワークシ
ョップという工作が体験出来るサービスもある為、そこで使用する道具の確認やキット作り、糊の補充
もやらせて頂きました。このような地道な裏方の仕事も多く、根気のいる仕事ですが接客と同じくらい
大切なのだと知りました。絵本館での接客では、年齢の低いお客様が多かったので色々と迷うことも多
かったですが、スタッフの方々がサポートして下さったり、スタッフの方々の接客を見習わせて頂いて
工夫してみたり、学校で誰かの指示をしてもらったり待っていたりするのではなく、社会に出たら自ら
考えて動くということも必要なのだと分かりました。また、大島絵本館にはカフェもあり、そこでもウ
ェイトレスや厨房等の接客の仕事もさせて頂きました。様々な年齢の方と接するので必要以上に丁寧に
なりすぎてしまったりして、お客様の出入りが多いと休憩時間も思うようにとれなかったりするので、
働くと自分優先ということは出来ず、同じ働くと言ってもバイト等とは違うのだと気づきました。
私は、今回の大島絵本館で就業体験をさせて頂いたインターンシップを通して、普段の短大生活の中
では学ぶことの出来ないような経験を多く体験させて頂き、接客をはじめとしてどのような仕事も一つ
一つの作業に心をこめて行い、お客様の気持ちになって作業・行動することが、働く上で重要なことだ
と学びました。これはどのような仕事に就いたとしても変わらないことだと思います。私は研修中に指
導者の田中さんがおっしゃっていた「どのような時もお客様に気持ちよく過ごして頂くことを第一にお
客様にもスタッフにも笑顔で接するように心がけています。
」という言葉が大変印象に残っています。
私も笑顔で働けるように心がけて仕事が出来るようにしたいです。インターンシップで学んだことをこ
れからの短大生活や就職活動に生かしていこうと思います。
- 27 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人射水市絵本文化振興財団 大島絵本館
研
修
日
報
設定課題:どのような仕事があるのか知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①書架室の整頓(本の整理)
・お客様はもちろん、職員の方
8/12 ②ミーティング
への挨拶はしっかりと行う
(木) ③にこにこマグちゃんクラブ ・分からないことはすぐに分か
(手遊び、歌、絵本読み聞かせ る人に聞く
)
・子供に対する接客が多い為、
④CGワークショップの体験 話す際は目線を合わせて接する
⑤ライブラリ・展示室の整頓 。
⑥アンパンマン(アンパンマン
クイズの丸付け、絵本・紙芝
居読み聞かせ)
設定課題:他の図書館との違いを見つける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・館内掃除は、お客様の邪魔に
8/13 ②フロアの片付け(花等)
ならないように気を付けながら
(金) ③ワークショップの補助
行うのは時間もかかり、大変だ
④CGワークショップの補助( った。
使用方法の説明)
・ワークショップでの補助の場
⑤全館フロアの清掃
合、あまり自分から手を出した
⑥CGワークショップの補助( りしない。
使用方法の説明、花作り)
設定課題:他の図書館との違いを見つける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・読み聞かせには子供たちや読
8/14 ②ライブラリ(整頓、検索等) んでいる人を飽きさせない工夫
(土) ③アンパンマン(アンパンマン が必要。
クイズの丸付け、絵本・紙芝 ・読むスピードが早めなのでゆ
居読み聞かせ)
っくりを意識して。
④本型メッセージカード作り ・笑顔を忘れない。(自分が疲れ
⑤英語本読み聞かせ補助
ていても、それを表に出さない)
⑥ワークショップ補助
設定課題:スタッフが気をつけていることを見つける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・読み聞かせは通して、同じス
8/15 ②ライブラリ(整頓、検索等) ピードを心がけて。
(日) ③アンパンマン(アンパンマン ・CGワークショップの作業手順
クイズの丸付け、絵本・紙芝 を覚える
居読み聞かせ)
④CGワークショップ
設定課題: 仕事をする上で何を気を付けるかを考える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・地道で目立たない補充などの
8/17
②ワークショップ補助(のりボ 裏方の仕事こそが重要であり、
(火)
ンドの補充)
大切な作業であること。
③ライブラリ(アンパンマンク ・仕事は優先順位を付けて行う
イズの丸付け、絵本・紙芝居 こと
読み聞かせ、新本の整理、検 ・「いらっしゃいませ」や「ありが
索等)
とうございました」等の一言の
声がけが大切。
- 28 -
氏名:坪内 麻依
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
初日、お疲れ様でした。
初めての仕事で、しかも立ち
仕事が多いので大変だったと
思います。お客様に気持ちよ
く過ごして頂くことを第一の
笑顔で頑張ってください。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
初めてのことばかりで大変だ
と思います。明るい笑顔でお
客様にもスタッフにも接して
くださるので、お客様も楽し
い気持ちで過ごしておられる
と思います。分からないこと
や気になることは何でもスタ
ッフに聞いてくださいね!!
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
いろいろな人の読み聞かせの
良いところを学びつつ、自分
らしく読めると良いですね。
読み聞かせの方法は100人い
れば100通り!お客様が聞き
やすいように…というのを第
一に取組んでみて下さい。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
CGショップでのバッチ作り等
は慣れることが1番です!最
初は誰にでも失敗はつきもの
…心をこめて仕事をすれば、
たとえ失敗しても気持ちは伝
わると思います。頑張ってく
ださいね。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
ライブラリでは、色々な仕事
を任せてしまいましたが、最
後まで明るく頑張ってくれま
した。接客が最優先なので、
その他の仕事はどうしても後
回しになってしまいます。最
後まで丁寧にやってくれてあ
りがとうございました。ワー
クショップののり・ボンドの
補充は地道な作業ですが大切
な仕事です。ありがとうござ
いました。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
8/18
(水)
8/19
(木)
8/20
(金)
8/21
(土)
研
修
日
報
設定課題:仕事をする上で何を気をつけるかを考える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ミーティング
・田中さんの紙芝居が大変上手
② ライブラリ(アンパンマン で参考にさせて頂いた。
クイズの丸付け、絵本・紙 ・始めてカフェを手伝った。
芝居読み聞かせ、新本の整 ・ありがとうとお客様に言って
理、整頓)
もらえたことが嬉しかった。
③ ワークショップ(のり・ボ ・カレーの仕込みが普段しない
ンドの補充)
作業で大変新鮮だった。
④ カフェ(下準備・カレーの
仕込み)
設定課題:仕事をする上で大切なことを考える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・笑顔で。
②ニコニコマグちゃんクラブ(
絵本、大型絵本、手遊び歌)
③カフェ
④ライブラリ(アンパンマンク
イズの丸付け、絵本・紙芝居
読み聞かせ、新本の整理、検
索等)
設定課題:前日の課題をもとに実行しながら研修する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・私語は慎む。
②表彰式準備
・敬語になり過ぎないように、
③ライブラリ(アンパンマンク 多少方言っぽいほうがお客様に
イズの丸付け、絵本・紙芝居 安心感を持って頂けるかも…。
読み聞かせ、新本の整理、検
索等)
④CGワークショップ
設定課題:前日の課題をもとに実行しながら研修する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・自分で考えて行動する。
②表彰式準備
・一人でも対応できるように、
③絵本館16周年準備(お面付 スタッフの言動に注目しておく
け、ムズムズくん王冠作り) 。
④国際絵本コンクール表彰式( ・スタッフのお仕事の邪魔にな
受付、片付け、交流会場作り) らないように、気を配る。
⑤絵本館16周年会場作り
設定課題:今までの要点を振り返りながら研修する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・接客は笑顔ではきはきと発音
8/22 ②絵本館16周年会場準備
する
(日) ③縁日スーパーボールすくい ・失敗をいつまでも引きずらな
、お面販売
い
④カフェ
- 29 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
お褒めの言葉ありがとうござ
います。坪内さんの紙芝居も
元気で好きですよ。ありがと
うという言葉は嬉しいですよ
ね。これを励みに頑張ってく
ださい。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
本整理、修理ありがとうござ
いました。心をこめて直して
頂いたことで、それを手も取
ったお客様も大切に読もうと
思われると思います、ありが
とうございました。仕事中の
私語は少なめに。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
仕事中の私語は慎みましょう
。指示がなくても仕事が進ん
でいる中で、何をしているか、
何が出来るか、考えながら行
動しましょう。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
慣れない大イベントで大変だ
ったと思います。お疲れ様で
した。この日に限らず、その
日しか絵本館に訪れないお客
様も多いので、お客様の気持
ちになって接客してください
。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
10日間お疲れ様でした。いろ
いろな仕事に積極的に取り組
んでくれてありがとうござい
ました。ここでのことがこれ
からの人生で役立ちますよう
に…頑張ってくださいね!
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市大島絵本館
経営情報学科 1 年
10M020 佐竹 未香
挨拶・言葉は大事
私は、射水市大島絵本館で 10 日間の職業体験をさせていただきました。射水市大島絵本館では、多くの
仕事を体験させていただきましたが、10 日間で学んだことを報告したいと思います。
はじめに体験させていただいたのは、絵本の読み聞かせ・CG ワークショップでの利用方法説明でした。
絵本の読み聞かせは、過去にも体験したことがあったのですが、多くのお客様が聞きに来られていて、緊張
したのか早口で読んでしまいました。その時、お客様に私の緊張感が伝わってしまったと思いましたが、職
員の方に、
「少しくらい読み間違えても大丈夫。ゆっくりはっきり読んで見てください。
」とアドバイスをし
ていただきました。アドバイスを聞いてからの私は、落ち着いてゆっくりと、お客様の反応を眺めながら読
むことが出来るようになりましたし、お客様は、熱心に聞いてくださるようになっていきました。今回の体
験で緊張感が伝わってしまうと、お客様が集中して読み聞かせを聞くことが出来ないことが分かり、また自
信を持って、ゆっくりはっきり読むことが大事ということを知ることが出来ました。
CG ワークショップでは、利用方法の説明を体験させていただきました。利用される方は、たいてい小学
生以下の子ども達で、体験してみて、大人の方より子ども達に説明するのは大変であるということが分かり
ました。子ども達はまだ分からない言葉が多くあり、すぐ集中力が欠けてしまうと思いましたので、子ども
達に説明するときは、言葉に気をつけて、ゆっくり、分かりやすく説明しました。子ども達が、しっかり私
の話を聞き、その後楽しそうに利用しているのを見て私は嬉しくなりました。
次に体験させていただいたのは、ワークショップの補助・本の整理です。ワークショップは、工作が体験
できるフロアで、工作の材料セットをさせていただきました。工作の材料セットは、細かい作業が多くあり、
材料を袋に詰めるのは、1 人ですると、大変でした。そこで作業を分担し、協力し合って作業すると効率が
良く素早くすることが出来、その時、分担して作業することは大事ということが実感出来ました。
本の整理は、お客様が本を見やすく取りやすくするために、背表紙をきれいに前に揃えます。揃えるのは
簡単なことだったのですが、本が項目と間違って棚に返されているときがあり、戻すのが難しかったです。
前期の図書館司書課程の講義で学んだように本は項目ごとに並んでおり、学んだことがためになったので良
かったです。
10 日間を通して学んだことは、挨拶が大切ということです。はじめは挨拶するのをためらっていましたが、
挨拶をすると職員の方やお客様も挨拶を返してくださったので、爽やかな気持ちになることが出来ました。
そのことで、挨拶は人とコミュニケーションをとる際に必要であると分かりましたし、自分から挨拶するこ
とが良いと学ぶことが出来ました。挨拶は日常生活の中でもする機会が多くありますし、挨拶は短大でも出
来るので、今後は、積極的に挨拶し、それを将来も続けていきたいと思いました。
- 30 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市大島絵本館
氏名:佐竹 未香
研
設定課題:
実 習 内 容
①ミーティング
8/12 ②読み聞かせ
(木) ③CGワークショップ補助
修
日
報
実習生の特記事項
・絵本読み聞かせ→ゆっくり
分かりやすく読む
・CGワークショップ→利用方法
を説明するときは丁寧に伝える
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
初日お疲れ様でした。たち仕
事が多く大変だったと思いま
す。お客様に楽しく気持ちよ
く過ごして頂けるよう、明る
い笑顔で頑張ってください。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
明るい笑顔でお客様と接する
ことを忘れず頑張ってくださ
い!何をしたらよいか分から
ないときは何でもスタッフに
相談してくださいね。
設定課題:
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
・ワークショップ→子どもたち
8/13 ②ワークショップ補助
と目の高さを合わせ作り方を説
(金) ③ライブラリ(読み聞かせ) 明する。
・ライブラリ→大きな声で読み
絵本の整理をするときには見や
すくする。
設定課題:
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ミーティング
・CGワークショップ→子どもた ワークショップでキットをつ
8/14 ②ワークショップ補助
ちに分かりやすい言葉で説明す める時はお客様が楽しく作っ
(土) ③CGワークショップ補助
る。
てくださる所を思い浮かべた
り、直接お客様と接する時は、
常にお客様の笑顔の為に頑張
りましょう。
設定課題:
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ミーティング
・ワークショップ→裏での仕事 ライブラリでの読み聞かせは
8/15 ②ワークショップ補助
だからといって、気を抜かない。緊張しますが、少しくらい読
(日) ③ライブラリ
み間違えても大丈夫!ゆっく
④
り、はっきり読んでみてくだ
⑤
さい。
⑥
設定課題:
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ミーティング
・ワークショップ→優しく丁寧 道具を揃えたりするのは地道
8/17 ②ライブラリ
に教える。
な作業で大変ですが、大切な
(火) ③ワークショップ補助
仕事です。お客様の笑顔を想
像しながらやって見てくださ
い。
設定課題:
実 習 内 容
①ミーティング
8/18 ②読み聞かせ
(水) ③ワークショップ補助
④ライブラリ
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・読み聞かせ→大きな声で、問 いろんな人の読み聞かせを聞
いかけるように読む。
くのは楽しいし、勉強になり
ますよね!触れあい遊びも積
極的にやってくださって良か
ったです。いろんな事に挑戦
してくださいね
- 31 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
設定課題:
実 習 内 容
①ミーティング
8/19 ②ライブラリ
(木) ③ワークショップ補助
設定課題:
実 習 内 容
①ミーティング
8/20 ②表彰式準備
(金) ③ワークショップ補助
設定課題:
実 習 内 容
①ミーティング
8/21 ②ライブラリ
(土) ③ワークショップ補助
設定課題:
実 習 内 容
①ミーティング
8/22 ②16周年ミニ縁日
(日) ③ライブラリ
修
日
報
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ワークショップ→お客様に挨 コースターのパウチに素早く
拶をする。
対応してくれて助かりました
。何事も次に何をすれば良い
か考え、行動することが大切
です。
実習生の特記事項
・私語厳禁
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
力仕事も多いので、頑張って
ください。周りを見ながら、
何をするべきか考えながら仕
事してください。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
同じ作業が続く仕事が多いで
すが、与えられた仕事をしっ
かりこなしてください。自分
から進んで行動できるように
もう一日頑張っていきましょ
う。
勤務時間:9:30~17:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・ミニ縁日→お金を使う仕事だ いろんな仕事がある中、急な
ったので、間違えないように気 仕事も入ったりと大変だった
をつける。
と思います。これからの人生
で、ここでの事が役立ちます
ように。
実習生の特記事項
- 32 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市大島絵本館
経営情報学科 1年
10M044 古野 文菜
笑顔が生まれる場
私は、射水市大島絵本館で11日間、就業体験させていただきました。今回の私のインターンシッ
プ研修のテーマは、実際に働くことによって、仕事の大変さや厳しさを学ぶと共に、仕事のやりがい
を実感し、働くことの意義を学びたいと思ったからです。また、研修先で幅広い年代の方々と触れ合
うという、普段の学校生活では体験できないようなことを通し、コミュニケーション能力を身につけ
たいと思い、今回のインターンシップ研修に参加しました。このテーマをもとに、今回の研修結果を
報告したいと思います。
大島絵本館には、様々な絵本が設置されているライブラリー、幼児向けの絵本が設置されているキ
ッズガーデン、万華鏡やしかけ絵本などを自分で工作できるワークショップルーム、パソコンで描い
た絵をカレンダーやキーホルダーなどのグッズにできるCGワークショップルーム、絵本のお話を上
映するシアターや、カフェなど様々な仕事をする場があります。
私は、ライブラリー・キッズガーデン、ワークショップ、CGワークショップ、カフェを日替わり
で担当しました。ライブラリー・キッズガーデンでは、絵本や椅子を整理したり、読み聞かせの時間
には、絵本や紙芝居の読み聞かせをしたりしました。ワークショップでは、小物のキット作りや、袋
詰めをしました。来館者が多い日には、作り方の説明をしたりしました。CGショップでは、子供た
ちにパソコンでの絵の描き方を説明しました。カフェでは、花壇の水やり、調理補助、接客などの仕
事をしました。
どの仕事も共通して感じたことは、人と関わることが多く、改めてコミュニケーション能力が大切
だと思ったことです。特に大島絵本館は、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代の方が来られて、同
世代としか話す機会がなかった私にとって良い経験になりました。また、来館者の方の多くの笑顔を
生み出すために、イベントを開催されたり、新たなグッズの開発をされたりしておられました。他に
も、来館者の目に見えないところで多くの気配りがされていることを、初めて知りました。館内の整
理、工作グッズの袋詰めや、CGワークショップでの見本作りも、来館者の方に直接関わっていなく
ても、最終的には来館者の笑顔につながっているということを、研修中に身をもって実感しました。
それらの体験から、
「働くことの意義」を学ぶことが出来ました。
11日間という短い間でしたが、職員の方々や来館者の方々の多くの笑顔に出逢うことができ、仕
事のやりがいを実感することが出来ました。また、仕事の大変さや厳しさを通し、今の自分に足りな
いと感じるところも見つけることが出来ました。今後の学校生活では、自分の欠点を改善していける
ように努力したいです。また、今回の研修で学んだことをこれからの就職活動に活かし、十分に役立
てていきたいです。
- 33 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市大島絵本館
9/2
(木)
9/3
(金)
9/4
(土)
9/5
(日)
9/7
(火)
氏名:古野 文菜
研
修
日
報
設定課題:早く仕事に慣れる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
絵本館でも様々な仕事があるの
②絵本の読み聞かせ見学
だと初めて知った。
③ライブラリー、キッズガー 早く仕事を覚え、もっと積極的
デンの整理
に活動していきたいと思う。ま
④ブックコートかけ
た、職員の方や来館者の方とも
⑤CGワークショップでの接 笑顔でコミュニケーションをと
客
っていけるように心がけたい。
設定課題:積極的に仕事に取り組む
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
朝早くから、職員の方々が来ら
②CGワークショップでの接 れていて開館準備をしておられ
客
た。私も、自分に与えられた仕
事だけでなく、しっかり周りを
③紙芝居の読み聞かせ見学
見て行動していきたいと思う。
④小物のキット作り
また、来館者の方々が来られて
⑤工作グッズの袋詰め
も、緊張してなかなか声をかけ
られなかったので、自分から積
極的に挨拶をしていきたい。
設定課題:積極的に挨拶する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
今日は主にカフェを担当した。
②カフェでの接客
土曜日ということもあり、来館
③絵本の読み聞かせ見学
者の方がたくさんおられたが、
④ライブラリー、キッズガー 積極的に挨拶をすることができ
デンの整理
た。また、初めて絵本の読み聞
⑤絵本の読み聞かせ
かせをした。読むことに集中し
⑥CGワークショップでの接 すぎて、聞いてくれている子供
客
達のことを考えれていなかった
ので、次回は聞いてくれている
人をもっと引き込めるような魅
力ある読み聞かせにしたい。
設定課題:周りをしっかり見て行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
いつも頼まれた仕事しかできて
②カフェでの接客
いなかったが、今日は周りをよ
③CGワークショップでの接 く見て、他にもしたらいい仕事
客
がないか、考えて行動するよう
④小物のキット作り
に心がけた。来館者が多く、カ
フェやCGワークショップにも多
くの方々が来られた。もっと言
葉遣いや表情に気をつけたい。
設定課題:与えられた仕事だけでなく、気づいたことを実践
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
表には見えない裏方の仕事も、
②CGワークショップでの接 大事だと実感した。また今日は
客
来館者が少なく、CGワークショ
③小物のキット作り
ップでの仕事も少なかったが、
④廃品回収の手伝い
机や見本の整理など、自分で仕
事を見つけて行動することがで
きた。
- 34 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
初日お疲れ様でした。明るく
積極的にてきぱきと仕事をし
てくれました。気づいたこと
は、これからもスタッフに相
談して、どんどん実行してく
ださい。ブックコートもきれ
いにかけてくれました。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
明るく挨拶するだけで、挨拶
する側、される側も気持ち良
くなります。良い雰囲気づく
りは大切です。子供達にも、
また声をかけてあげてくださ
い。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
読み聞かせは子供達をはじめ
、大人でも嬉しいものです。
上手に読み聞かせることも大
事ですが、心をこめて読んで
あげてください。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
明るく笑顔で振舞っておられ
て、とても良かったと思いま
す。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日、接客の仕事はあまりあ
りませんでしたが、材料準備
などありがとうございました
。お客様が常に気持ち良く過
ごしてもらえるよう、準備す
るのも仕事のひとつです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
9/8
(水)
9/9
(木)
9/10
(金)
9/11
(土)
9/12
(日)
研
修
日
報
設定課題:細かい作業も丁寧にする
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
絵本の読み聞かせを見学した。 いろんな人の読み聞かせを聞
②絵本の読み聞かせ見学
心がこもっていて、私も見習う いたり、何度も繰り返しやっ
③ライブラリー、キッズガー べき点だと思った。次回は、私 てみたりすることで、どんど
デンの整理
が絵本の読み聞かせの担当にな ん上達します。落ち着いてお
④CGワークショップでの接 っているので、頑張りたい。
客様の反応を見て、時々声を
客
かけたりしながら、やってみ
⑤小物のキット作り
てください。
⑥工作グッズの袋詰め
設定課題:心をこめて絵本を読む
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
絵本の読み聞かせを練習した時 読み聞かせの際、笑顔と明る
②絵本の読み聞かせ
、読み進めていくうちにどんど いトーンで読んでいるところ
③CGワークショップでの接 んスピードがあがってしまった はとても良いと思いました。
客
。しかし本番では、子供達に語 子供たちも楽しそうにしてい
⑤しかけ絵本の見本作り
りかけながらゆっくり読むこと ました。
ができた。子供達の反応も良く、
嬉しかった。
設定課題:積極的に仕事をする
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
お客様が気持ち良く作業できる お客様の笑顔を見ると励みに
②小物のキット作り
ように、たくさんの準備をされ なりますよね。どんな小さな
③ライブラリー、キッズガー ていることを知った。また、読 作業もお客様の笑顔につなが
デンの整理
み聞かせやアンパンマンクイズ ると思って頑張りましょう。
にも多くの子供達が参加してく
れて嬉しかった。
設定課題:積極的に仕事に取り組む
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
多くの方がワークショップに来 キットを完成させて嬉しそう
②小物のキット作り
られて、いろいろなグッズを作 な子供の笑顔を見るとこちら
③工作グッズの袋詰め
って行かれた。楽しそうに工作 も嬉しくなります。素敵な作
されていたり、完成して喜んで 品を作っている子を見かけた
おられる姿を見ることができ、 ら、また声をかけてあげてく
嬉しかった。大変な作業だが、 ださい。
その分多くの家族の笑顔が見ら
れるので、とてもやりがいがあ
ると思った。
設定課題:積極的に仕事に取り組む
勤務時間:9:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
最初はひとつの作業にとらわれ 来館者の方に気を配りながら
②小物のキット作り
て、他の仕事に手が回らなかっ 、笑顔で仕事をしておられて
③工作グッズの袋詰め
た。しかし後半は、周りをしっ とても良かったと思います。
④ワークショップで子供の作 かり見て行動できた。また、い これからも明るい笑顔で頑張
業補助
つも以上に来館者が多く、コミ ってください。お疲れ様でし
⑤ライブラリー、キッズガー ュニケーションをとる機会が多 た。
デンの整理
かった。
- 35 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:大島絵本館
経営情報学科 1 年
10M109 松林 加恵
タイトル:多くの絵本に触れた10日間
私は大島絵本館で10日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験を通しての私のテー
マは普段接する機会がない子どもとの触れ合い方、絵本館の 1 日の流れを学ぶということでした。こ
のテーマをもとに、今回の就業結果を報告したいと思います。
私がまだ小学生になる前に両親がよく連れて行ってくれた大島絵本館に就業体験に行くというこ
とで、楽しみでもありましたが、不安でもありました。なぜがというと10年以上も絵本館に行って
おらず、しかも今回は小さいころのように遊びにいくのではなく就業体験が目的だったからです。
絵本館では主に絵本・紙芝居の読み聞かせ、絵本の整理整頓、ワークショップ(手作り絵本や万華
鏡を作るコーナー)の手伝い、CGワークショップ(パソコンのお絵かきソフトでオリジナル缶バッ
チや下じきが作れるコーナー)の手伝いなどの仕事があります。思った以上にやることがあり、本当
に10日間で覚えることができるのかと心配でしたが、そんな心配は1日目すぐになくなりました。
なぜかというと1日目にアンパンマンの紙芝居を読んだら、小さい子が「もう1つ読んで欲しい!」
と言って別の紙芝居を持ってきてくれたからです。そして「面白かったよ。お姉ちゃんありがとう!」
と言ってもらえたからです。このように人に何かをしてお礼を言われるということはこんなにも気持
ちのいいものなのだと実感することができました。
また、ワークショップにお客さんがいないときは色紙を切ったり、大量にあるマジックを色が出る
もの・出にくいものに分けたりという作業をひたすらしていました。ずっと机に座って同じ作業をす
るということは思った以上に辛かったですが、空いた時間を上手く使って準備をすることはとても大
切なことだと知りました。土日には親子がたくさん来てとても準備をする暇がないからです。親子で
仲良く絵本や万華鏡を作っている姿を見ると、せっせと準備してよかったなと心から思いました。
このように不安だった就業体験がとても楽しい就業体験となったのは、読み聞かせなど全くしたこ
とがなかった私に優しく指導してくださったり、仕事をわかりやすく説明してくださった職員の方々
のおかげだと思います。
この大島絵本館での10日間を無駄にならないようこれからの就職活動に上手く活かし、後悔のな
いような短大生活を送りたいと思います。
- 36 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:大島絵本館
氏名:松林 加恵
研
修
日
報
設定課題:職員の方の話をきちんと聞く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
ミーティングで1日の流れを聞
9/2 ②にこマグ見学
いたが、正直ちゃんとできるか
(木) ③CGワークショップ
不安だった。
④アンパンマンライブラリ
小さい子が遊んでいるのがとて
⑤本棚の整理整頓
も可愛くて和んだ。
9/3
(金)
9/7
(火)
9/8
(水)
9/9
(木)
9/10
(金)
設定課題:ものづくりに慣れる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①CGの説明
いつでもお客さんがきてもいい
②アンパンマン読み聞かせ
ように、空いた時間を使って手
③ワークショップ
作り絵本の準備をしたり、キッ
ト作りをすることは大切だと思
った。
アンパンマンのよみきかせをも
っと上手くなりたいと思った。
設定課題:丁寧な作業を心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ワークショップ
空いた時間を使って子どもたち
がボンドを使うときにすぐに出
るように半分になったボンドを
集めて出しやすいようにした。
午後からはしかけ絵本の見本を
作った。子どもが作りたいと思
えるようなかわいい絵本にする
のが難しかった。
設定課題:丁寧な作業を心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ワークショップ
色えんぴつの整理をした。一本
②にこマグ見学
色の足りないものや、多い色な
③ワークショップ
どがあり、整理するのが大変だ
った。
午前中ににこマグを見学した時
に、子どもが4人いて4人とも
元気よく手遊びをしていたのが
とても印象的だった。
設定課題:読み聞かせを上手にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①にこマグ
にこマグの時間に自分で絵本を
②CGワークショップ
選び、たくさんの子どもたちの
③ワークショップ
前でよんだ。初めはちゃんと聞
いてくれるか不安だったけれど
、問いかけに対してこたえてく
れたり、手をパチパチしてくれ
たりして嬉しかった。
設定課題:紙芝居を心をこめて読む
実 習 内 容
実習生の特記事項
①アンパンマンライブラリ
アンパンマンの紙芝居をよんで
②CGショップ
いると子どもに「かみしばいっ
て面白いね!」といわれて嬉し
かった。アンパンマンのクイズ
を丸付けしていて、全問正解だ
った子どもがとても喜んでいた
のが印象的だった。
- 37 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
初日お疲れ様でした。紙芝居
をきかせてもらいましたが、
淡々とよんでおられましたが
伝わってきましたよ。男の子
のリクエストに答えてくれて
ありがとう!
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
お客様がおられないときは絵
本館では様々な準備をします
。そんな時間をしっかり有効
活用し、お客様が気持ちよく
利用できるようにします。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
ワークショップでは地道な作
業が多いのですが、これも大
切なことです。絵本の見本づ
くりでは難しいようだったの
ですが、きっと誰かお客さん
で松林さんの絵本をみて、キ
ットを買ってくれることでし
ょう。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
今日は文具のつめ替え作業が
ほとんどで、たいへんだった
と思います。けれど地味に見
えるこういう作業こそがお客
様にとって、館の評価につな
がります。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
あの絵本を選んだのはとても
面白かったです。最後まで落
ち着いて読んでいましたね。
焦らないことは大事ですね。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
お客様から素敵な反応をいた
だくと嬉しいし、かげみにな
りますね。どんな裏方の仕事
でもお客様に喜んでもらうこ
とにつながります。お客様の
笑顔を思い浮かべてがんばり
ましょう!
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
9/11
(土)
9/12
(日)
研
修
日
報
設定課題:たくさんの子どもと触れ合う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ワークショップ
休日ということもあり、ワーク
②アンパンマンライブラリ
ショップもアンパンマンライブ
ラリも人がたくさんいた。午前
中のワークショップでは親子で
仲良く作品を作っているのがと
ても印象にのこった。
設定課題:説明を丁寧にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①CGワークショップ
今日も休日ということもあり、
たくさんの親子がCGワークシ
ョップにきてくださいました。
初めての方が多く、操作方法を
説明するのは大変だったけれど
、みんな素敵な作品を作ってく
れて嬉しかった。
- 38 -
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
お客様がたくさんきてくださ
るとやりがいがありますね。
お客様のよろこんでくださす
姿を糧に最後の1日がんばっ
てくださいね。
勤務時間:9:30~17:00
指導者のコメント
最終日お疲れ様でした。初の
エコバック作りの仕上げは問
題なく終わってよかったです
。教えてあげるときも優しい
対応でよかったです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市役所福祉保健部 子育て支援センター
経営情報学科 1 年
10M064 飯田 里穂
新たな発見
私は富山市役所福祉保健部に属する子育て支援センターという所で10日間、インターンシップをさ
せていただきました。このインターンシップでの私のテーマは「子育て支援センターの役割について知
る」ということでした。このテーマを基に、今回の研修結果を報告したいと思います。
富山市には財務部や市民生活部などの9つの部があり、その下にいくつかの課があって、さらにその
中に多くの施設があります。子育て支援センターは福祉保健部のこども福祉課に属しています。この施
設は富山市立図書館の3階にあって、子育て全般に関する相談指導や支援、言語聴覚士による幼児こと
ばの相談、健康相談、小・中学生の電話相談などを行なっています。私はインターシップに参加するこ
とになって初めてこの施設のことを知りました。
期間中の主な仕事内容はサロン室で子どもたちと一緒に遊ぶことや机での作業がほとんどでした。こ
こにやって来る子どもは生後間もない子から3歳くらいまでの子が多いです。まだ言葉を話すことがで
きないので意思疎通は難しいものでした。保育についての知識がなくて分からないことだらけでしたが、
私に興味を持って近づいて来た子やなついてくれた子がいたので、嬉しかったです。ここに来ると職員
の方々に育児について相談できるし、親同士の交流の中で友達を見つけたり情報交換ができるので、サ
ロン室の役割は大きいと思いました。みなさんここに来るのを楽しみにしておられるようで暑い中毎日
たくさんの方が利用されていました。子育てをする人たちにとってはとても居心地の良い場所で、必要
とされているようです。
この施設では月に1回子育てセミナーというものを開催しています。私は実習2日目の日に中央保健
福祉センターで行われた「親子ふれあい遊び」のセミナーに参加させていただきました。幼児体操講師
の方をお招きして1時間ほど活動しました。暑い中、40組ほど参加者がおられてとても人気のあるセ
ミナーでした。
ここでの体験は普段学校で学んでいることを活かせるようなものではありませんでしたが、10日間
の活動を通して学んだことは多くありました。
「周りの人がいて自分が成り立っているということを忘
れない」
、
「常に向上心を持つ」
、
「たとえ自分のやりたい仕事でなかったとしてもそれがいつか役に立つ
ときが来るだろうから与えられた仕事をきちんとこなすことが大事」など、所長さんをはじめとして、
8人の職員の方々から社会人としての心構えについて教わりました。職員の方々を見ていて、働くとい
うことはやはりあいさつが1番重要だと思いました。あいさつから会話が広がるのだと思います。そし
て笑顔で接することも大切だと感じました。
これから本格的に就職活動が始まりますが、自分のやりたい職に就けるよう頑張ろうと思います。子
育て支援センターの方は毎日いきいきとしておられたので、私も将来、仕事の楽しさを感じ、喜びを味
わえるようになりたいと思いました。学校生活、ボランティア活動、バイトを通して多くの人々とふれ
あって自分を磨きたいと思います。
- 39 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市役所福祉保健部 子育て支援センター
研
修
日
報
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 サロン室に遊びに来られる方が
8/17
察、一緒に遊ぶ
思っていた以上に多かったので
(火) ②健康診断の手伝い
驚いた。赤ちゃんを抱っこさせ
③紙を切って画用紙に貼り付 てもらったり2歳の子と遊んだ
ける
りした。
④おもちゃの消毒、片付け
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 所長さんから「周りの人がいて
8/18 察、一緒に遊ぶ
自分が成り立つ」
、
「向上心が大
(水) ②所長さんに社会人としての 切である」ということなど社会
心得を伺う
人としての心構えを教わった。
③子育てセミナー「親子ふれあ また、富山市の組織についても
い遊び」に参加、準備、片付 説明していただいた。
け
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①言葉や絵がかいてあるカー ラミネートがけは大変だったが
8/19
ドのラミネートがけ
角を丸く切って危なくないよう
(木) ②サロン室で子どもたちの観 にした。
サロン室にいるとき近寄ってき
察、一緒に遊ぶ
てくれたり抱きついてきてくれ
る子がいたりして嬉しかった。
私が首からさげている名札が気
になるようで触ったり口の中に
入れたりする子たちもいた。髪
や顔も気になるようだった。
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 今日も朝からサロンに多くの方
8/20 察、一緒に遊ぶ
が来られていた。手遊びの時間
(金) ②おもちゃの消毒
帯には30組ほど来ておられて、
③両面テープ貼り
にぎわっていた。話しかけてく
④お菓子を入れる袋作り
ださるお母さんたちがいて、会
話ができたのでよかった。
午後からは単純作業が多かった
が自分なりに頑張った。
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 土曜日はいつもより多くの方が
8/21
察、一緒に遊ぶ
来られるのかと思っていたら、
(土) ②お菓子を入れる袋作り
平日の方が多かった。
③シール作り
エコキッズランドといって、着
④服をサイズごとに仕分ける れなくなった服を回収して、そ
の服が着れる子に回すというこ
とをやっているのを知って、と
てもいい制度だと思った。
- 40 -
氏名:飯田 里穂
勤務時間:9:30~16:30
指導者のコメント
慣れない場所での実習大変だっ
たと想います。笑顔で自分から来
られた親子に、こんにちはとあい
さつをされていたので、とてもよ
かったと思います。人と接する時
の大切なことですね。
勤務時間:9:30~15:30
指導者のコメント
本市の子育て支援センターが行
政組織のどこに属しているか等、
大枠のところをお話させていた
だきました。短期間ではなかなか
把握できませんが市の動きを知
る方法として「広報とやま」も有
効かと思います。
勤務時間:9:30~16:00
指導者のコメント
父親が勤めに出た後ずっと母子2
人で過ごすことも多いので、サロ
ンを訪れ、他の親子や職員とこと
ばを交わすことを楽しみにして
いる方も少なくありません。子ど
もたちにとってもよい刺激にな
ります。あまり気負わず、気楽に
笑いかけたりことばがけをして
みてください。
勤務時間:9:30~15:30
指導者のコメント
サロンを利用される親子の様子
から親がどのような思いで利用
し、何を求めているかが伝わり、
そして子育てに一生懸命な姿が
見られると思います。ここへ来て
よかったと親子が元気でいてく
れるよう支援しています。単純作
業の教材作りも子どものために
という思いで取り組んでいただ
きたいと思います。
勤務時間:9:30~16:00
指導者のコメント
平日の利用者の数は多いです。土
曜日など休みの日は父親の来室
もあり、平日とは少し違ったサロ
ン室になります。また平日仕事を
している母と子も土曜日来室さ
れます。すべての方にゆったりと
遊んでいっていただける雰囲気
作りを心がけています。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 外がとても暑かったせいか50組
8/23
察、一緒に遊ぶ
ほどもの親子が来ておられてに
(月) ②シール作り
ぎわっていた。双子の子たちが3
組も来た。別々の所で違う遊び
③おもちゃの消毒
をしている場面もあったが、2人
④清掃
で一緒に遊んでみたりどちらか
一方のまねをしてみたりしてい
て、とても可愛かった。
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 私が座っていると突然よじ登っ
8/24
察、一緒に遊ぶ
てきた子がいて驚いた。
(火) ②牛乳パックを使ってサイコ 牛乳パックで簡単におもちゃが
ロ作り
作れるということが分かった。
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 昨日一緒に遊んだ子が私のこと
8/25
察、一緒に遊ぶ
を覚えていてくれてうれしかっ
(水)
た。母親同士で話をしたり先生
たちと話をしたりしていて交流
が深まるいい場所であると改め
て思った。
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 就職してその仕事が自分のやり
8/26
察、一緒に遊ぶ
たいことでなかったとしても、
(木) ②牛乳パックで作ったサイコ いつか必ず役に立つときがくる
ロに画用紙を貼り付ける
だろうから与えられた仕事をき
ちんとこなすことが大事。
設定課題:子育て支援センターの役割について知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロン室で子どもたちの観 ・笑顔は大切
8/27
察、一緒に遊ぶ
・犯罪以外はすべて勉強にな
(金) ②おもちゃの消毒
る
③清掃
・何事も自分一人では成り立た
なくて周りの人の協力が必要
である
・どのようなことでも一生懸命
取り組むことが大事
- 41 -
勤務時間:9:30~16:00
指導者のコメント
双子を育てるという事は本当に
大変な事で、日中誰の手伝いもな
く育児をしているお母さん方の
苦労ははかりしれません。サロン
に出てくるだけでも大変な思い
をしているお母さん方に少しで
もホッとしていただけたらと思
い日々接しています。また、資格
を持つことで選択の幅も広がり、
将来必ず役に立つと思います。
勤務時間:9:30~16:00
指導者のコメント
赤ちゃんたちはいろんな物や人
に興味を示し、近づいたり触った
りなめたりとあらゆる感覚を使
っています。近づいてきたという
ことは興味を持っているという
こと。びっくりしますが笑顔で声
をかけてあげたらよいと思いま
す。
勤務時間:9:30~16:30
指導者のコメント
今日は69組の利用がありました。
スタッフとの話し合いの中で子
育ての方法を学んだり育児不安
を軽減したりまた親同士の交流
の中で友達を見つけたり情報を
得たり等サロンの役割は大きい
ですね。
勤務時間:9:30~16:30
指導者のコメント
1つ作るにもいかに簡単に見栄
え良くと下準備でほぼ決まりま
す。今後いろいろな作業で仕事の
中で段取りすることの大切さも
分かってこられると思います。
勤務時間:9:30~15:00
指導者のコメント
10日間元気に実習されて何より
でした。利用された方職員にとっ
てもよい刺激となりました。ここ
で見聞したこと感じられたこと
が今後きっとプラスになること
と思います。自分から学び興味を
持ってさらに自己研鑚してくだ
さい。お疲れ様でした。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館
経営情報学科 1年
10M055 山本 真梨子
図書館で働くということ
私は富山市立図書館で 9 日間、インターンシップをさせていただきました。
この研修での大きな成果は、実際に図書館業務を体験することで、図書館の仕事に対する理解を深
められたということです。以前までは、図書館の仕事といっても、窓口での貸出・返却作業や排架作
業などの利用者からよく見える仕事しか想像できませんでした。しかし、今回のインターンシップで
は、図書館には利用者からは見えない仕事が沢山あるということ、そしてそれらの仕事は、図書館を
運営する上で重要な役割を果たしているということがよく分かりました。
例えば、図書館業務には搬送処理、検収処理、予約処理、ブックリスト作成、障害者サービス、選
書、書庫配置変更、破損図書修理などがあります。このどれもが、利用者からはよく見えない仕事で
すが、なくてはならない重要な仕事です。
中でも特に印象に残っているのは、図書の受入業務と除籍手続です。図書館には毎週 500 冊もの本
が新しく入ってくるということ、そして古くなって内容に価値がなくなった本や、壊れて修理が不可
能な本など、除籍される本も多くあるということを知り、驚きました。前期に授業を受けた図書館資
料論に、ランガナタンの「図書館学の 5 法則」が出てきました。その中の第 5 法則目に「図書館は成
長する有機体である」とあります。受入業務、除籍手続を実際に体験して、図書館の本も常に循環し
ているのだということ、図書館も人間と同様に、常に時代の変化や利用者の声に適応し、進化し続け
ているのだということを身をもって実感することができました。
研修中は職員の方から様々なお話を聞くことができました。中でも印象に残っているのは「図書館
で働くために必要な 3 つの条件」についてのお話です。図書館で働くには、1.資料をよく知る。2.
図書館をよく知る。3.利用者をよく知る。ことが必要だそうです。図書館員は本と利用者を結びつ
ける仕事です。図書館員は、幅広い知識・視野を持っていなければならないのだということを改めて
実感しました。
インターンシップは 9 日間という短い期間でしたが、学生生活では経験できない数多くのことを経
験し、学ぶことができたと思います。また、様々な図書館業務を実際に体験することで、図書館学を
今までとは違う視点から見ることができるようになり、今後の勉学に対する意欲が高まりました。こ
のインターンシップで学んだことを、今後の学生生活や、就職活動で生かしていきたいと思います。
- 42 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館
9/8
(水)
9/9
(木)
9/10
(金)
9/11
(土)
9/12
(日)
氏名:山本 真梨子
研
修
日
報
設定課題:図書館業務を理解する。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①図書館の沿革・概要
主に座学が中心で、図書館業務 社会人として仕事をする上で
②図書館資料の保存および補 についての説明を受けました。 、服装や挨拶は基本です。さ
修・修復について
図書館には窓口業務や自動車文 わやかに元気よく笑顔で窓口
③館内見学・かみしばいラン 庫などの利用者から見える仕事 に立ち、図書館業務を行って
ド見学
だけではなく、利用者から見え ください。
④図書館業務全般について
ない仕事も多くあるということ
⑤特殊コレクション見学
が分かりました。
⑥窓口業務
設定課題:図書館業務を理解する。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
「資料管理」では、図書館では 資料・情報を収集し、整理・
②資料管理(収集方針・除籍方 常に除籍・収集を行って、資料 保存し、市民に提供すること
針)
を管理しているということが分 が基本機能です。資料を知る、
③資料管理(選書~発注~受入 かりました。児童PR活動では、 評価する力が必要となります
~検収)
絵本の書評を作成しました。子 。これは児童書についても同
④窓口業務
どもの立場に立って、子どもに じです。
⑤とやま駅南図書館見学
「この本を読みたい」と思って
もらえるように書くのは思った
以上に難しかったです。
設定課題:図書館業務を理解する。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
受入業務では、実際にパソコン 排架や書架整理は単純な作業
②受入業務(寄贈図書)
を使って寄贈図書の受入作業を に思えますが、効率よく正確
③窓口業務
行いました。本のタイトルや著 に進めることや様々な気配り
④児童向PR活動
者など、大切なデータを入力す 、フロアワークとも関わって
⑤書評演習
るので、正確かつすばやく仕事 きます。土・日の窓口業務も
を進めていくことが必要だと感 体験してみてください。
じました。
設定課題:図書館業務を理解する。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
青少年図書室の窓口業務を行い 常にいくつもの業務をこなす
②窓口業務
ました。絶えずやることがあっ 状態だったので、大変だった
③おはなしポケット見学
たので、ずっと立っている状態 と思います。利用者の動きに
でした。体力的に大変でしたが、目を配りながらの作業は難し
1日を通しての図書館業務を体 いことですが、うまくこなし
験することができよかったと思 ていたと思います。
います。
設定課題:図書館業務を理解する。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開館準備
一般図書室の窓口業務を行いま 市立図書館は土・日の利用が
②窓口業務
した。予約されたを探しに書庫 最も多くなるので、忙しさに
へ入ったのですが、書庫内は広 驚かれたことと思います。自
く、その中から目的の本を探す 分の大学の図書館や、他の図
のは大変だと思いました。分類 書館へ行かれた時など、それ
番号の重要性を改めて感じさせ ぞれの特色にも注目してみて
られました。
下さい。
- 43 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:図書館業務を理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①自動車文庫巡回
図書館から半径1~2キロ以内
9/14
にある小学校や施設には自動車
(火)
文庫は巡回していませんが、そ
れ以上離れている地域には巡回
しています。県内どこに住んで
いる人にも平等に本を提供する
という自動車文庫の役割がよく
分かりました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
自動車文庫の機能をよく理解
してもらえたようですね。緊
張していたせいか少し声の出
し方が弱いように思います。
元気なあいさつ、返事が第一
印象をよくします。今後の社
会生活に役立てて下さい。
設定課題:図書館業務を理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
展示企画作成ではとやま駅南図
②窓口業務
書館の展示年間計画を考えまし
③とやま駅南図書館展示年間 た。今まで何気なくしか見てい
計画企画作成
なかった展示ですが、今回実際
に考えてみて、企画を考えるの
は、季節だけでなく、その図書
館の特徴など、色々なことをひ
っくるめて作っていかなければ
ならないという大変さが分かり
ました。
設定課題:図書館業務を理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
おはなし会やかみしばいランド
②窓口業務
で職員の方の読み聞かせを聞き
③かみしばいの読み聞かせ
ましたが、皆さんゆっくり大き
④参考業務演習
な声で読むことはもちろん、絵
を指さしたり、子どもに問いか
けたりして、子どもたちを楽し
ませておられましたし、とても
楽しそうによんでおられて、印
象的でした。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
本日は書庫配置変更、破損図
書修理、除籍手続きなど、表
から見えにくい作業を中心に
してもらいましたが、こうし
た作業も実は図書館を運営す
るうえで欠かせない仕事です
。何故こうした作業を継続し
て行わねばならないか、その
意味を考えてみて下さい。
設定課題:図書館業務を理解する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①開館準備
一般向PR活動では、図書館だよ
9/17 ②一般向PR活動
りの製作過程や概要などの説明
(金) ③障害者サービス
を受けました。図書館だよりに
④窓口業務
は、読者の環境によらず誰でも
⑤実習総括
読むことができる、職員の文章
力育成につながる、などのメリ
ットがある反面、雑誌のように
読者からの意見がくるというこ
とがないので次につながらない
、などの課題もあるということ
が分かりました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今回の実習で図書館の様々な
仕事の経験ができたと思いま
す。今後の勉学に役立ててく
ださい。
9/15
(水)
9/16
(木)
- 44 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
初めての経験で、緊張された
かと思います。私たちは、子
どもやその保護者に本の世界
の楽しさを伝えるために毎日
地道な活動をしています。
「か
みしばいランド」では、その
一端がわかっていただけたか
と思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館
経営情報学科 1 年
10M056 山森 綾香
利用者から見えない仕事に触れて
私は、富山市立図書館で 9 日間、就業体験をさせていただきました。私は、図書館学を 1 年の前期
で学んできた知識を活かし、実際の図書館の現場で仕事をすること、また働くということを体験した
いと考えてインターンシップに参加しました。
インターンシップの初日には、心構えや服装など仕事をするにあたっての指導を受けました。
この指導を受けた後、図書館員の方々や図書館利用者に不快な思いをさせないようにするため、私
は正しい服装や、挨拶をするとしっかり心に誓いました。今回のインターンシップを通して、図書館
についてさまざまなことを教えていただき、今まで自分が知っていたことは利用者から見える仕事だ
けであり、利用者から見えない仕事は全く知らないということが分かり、自分がこれから短大で学習
するのは、見えない仕事の部分なのだと実感することが出来ました。
図書館で見える大きな仕事は窓口業務での貸出、返却作業であり、その他にも利用者登録やレファ
レンス、予約受付、複写サービスなど様々ありました。窓口には 2 人から 3 人程が常に待機していて、
利用者を待たせないようにしていました。他には自動車文庫巡回や広報などの PR 活動などの業務も
あり、自動車文庫巡回は曜日と時間別に近くに図書館がない地域の小学校や、一般駐車地に出向き本
を貸出、返却するサービスでした。自動車文庫でも利用者登録や予約も可能で、図書館になかなか出
向けない人に向けてサービスを広げているようでした。
一方、見えない仕事には新刊図書受入や、寄贈資料、雑誌、AV などの受入作業がありました。
新刊図書は 1 週間に 1 度発行される新刊図書を、実際に手にとって選書するなどした後に、発注、
分類整理、装備、受入をして本棚に並べる、という長い作業があるのだと知りました。
今までは、本が本棚に並べられているところしか知らなかったので、大変な作業が行われているの
だと思いました。その他にも、修理や買換があり、傷んだ図書が修理できるものなら修理をして、貸
出に耐え切れない本をこれからも貸出するために買換をする、それが難しいものは除籍するなど、た
くさんの作業が行われていることを知りました。また、障害者サービスは、視覚障害者や身体障害者
のための郵送貸出、朗読ボランティアの協力による音訳資料など、多くの人の手を借りて図書館は運
営されているのだということを知りました。
今回の富山市立図書館の就業体験では、見える仕事と見えない仕事の多くを経験させていただき、
仕事の大変さ、忙しさを実感できたと共に、働くことの楽しさも実感できたと思います。
私は図書館学をまだ学び始めたばかりで、今回の就業体験では今後学ぶ重要なこともたくさん体験
させていただきました。これらの貴重な体験は、これからの図書館学を勉強するのに大いに役立つと
思いますし、実際の仕事を通して得た働くという経験を、今後の就活や学生生活で役立ていきたいと
思います。
- 45 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市立図書館
氏名:山森 綾香
研
修
日
報
設定課題: 図書館について
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 図書館の概要説明
利用者から見える窓口などの仕
9/8 ② 図書館の資料について
事と見えない図書の受け入れな
(水) ③ 館内見学
どの仕事があり、見えない仕事
④ 図書館業務について
をこなすことによって見える仕
⑤ 特殊コレクション見学
事につながってくるのだと知り
⑥ 窓口業務(青少年)
ました。
設定課題: 資料が図書館にくるまで
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(青少年)
ブックポストに多くの本が返却
9/9 ② 資料管理
されていたので閉館しても本の
(木) ③ 資料管理の実践
動きがあることを知りました。
④ 窓口業務(青少年)
児童PR活動は子供と本をつなぐ
⑤ 児童向けPR活動
1つの手段であり、図書館に来る
⑥ 富山駅南図書館見学
きっかけにつながっている。
設定課題: 寄贈図書の受入作業
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(一般)
寄贈図書は全てを受入すること
9/10 ② 寄贈図書の受入業務
はせずに図書館に必要なものを
(金) ③ 窓口業務(一般)
正確に選んでいることを知りま
④ 窓口業務(青少年)
した。窓口業務ではCDケースな
ど壊れやすいものの修復をしま
した。
設定課題: 窓口業務をこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(一般)
開館直後に多くの利用者が入館
9/11 ② 窓口業務(一般)
されたので、驚きました。文官
(土)
や地域館から多くの本が届いた
り、本館から送ったりと図書館
はつながっているのだと思いま
した。
設定課題: 窓口業務をこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(青少年)
子供から大人まで多くの人が本
9/12 ② 窓口業務(青少年)
を探していたので、配架するの
(日) ③ おはなしポケット見学
が大変でした。絵本は様々な分
類がされていたので灰化には注
意しなければいけないと知りま
した。
- 46 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
社会人として仕事をする上で
服装や挨拶は基本です。明る
く元気よく笑顔で窓口に立ち
、図書館業務を行ってくださ
い。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
図書館業務には利用者から見
えないところで、支えている
仕事がたくさんありま
す。性格に効率的に進めるに
はどのようにしたらよいのか
考えながら仕事を行ってみて
ください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
資料の整理は図書館業務の根
幹となります。資料整理に当
たってNDC、BSH、NCRの習得が
不可欠です。1つずつ確実に覚
えて言って欲しいと思います
。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
公共図書館は一般利用者に広
く開かれた図書館なので土、
日の利用が最も多いです。蔵
書構成も大学図書館とは大き
く異なります。それぞれの違
いに注目してみるとよいでし
ょう。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
窓口業務では灰化作業のほか
に貸し出しや返却等の利用者
対応も少し体験してもらいま
した。簡単に見える作業でも、
多くの注意や配慮が必要だと
いうことに気づかれたと思い
ます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
9/14
(火)
9/15
(水)
9/16
(木)
9/17
(金)
研
修
日
報
設定課題: 自動車文庫の巡回
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 自動車文庫の巡回
小学校には児童書、一般駐車地
には一般書を多く持っていく。
小学校への訪問では、貸出作業
と返却作業と車内での図書整理
など様々な仕事がありました。
一般駐車地では、限られた空間
での作業が大変でした。
設定課題: 読み聞かせ体験
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(青少年)
親子サークルの見学をして、赤
② 窓口業務(青少年)
ちゃんの絵本選びの話を聞きま
③ おはなしポケット見学
した。読み聞かせ体験は子供の
反応を見るなど難しかったです
④ 読み聞かせ体験
。展示企画計画は年齢や性別、
⑤ 展示年間計画企画作成
対称にする人を考え、広い視野
をもって企画することが大事で
ある。
設定課題: 参考業務演習
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(青少年)
除籍作業を体験させてもらいま
② 窓口業務(一般)
した。多くの本が除籍されてい
③ 参考業務演習
ることを知りました。参考業務
演習ではレファレンスサービス
の体験をしました。多くある資
料から必要な資料を見つけ調べ
ることはとても難しかったです
。
設定課題: 図書館について
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 開館準備(青少年)
広報の活動は利用者の反応を知
② 広報活動
ることが出来ないので難しいと
③ 障害者サービス
思いました。障害者サービスは
④ 窓口業務(一般)
著作権の問題で録音する著者が
⑤ 実習総括
決まっているそうです。学校図
書館の話を少しだけですが聞く
ことができてよかったです。
- 47 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
自動車文庫は図書館を身近に
感じてもらえる手段として有
効なものですが、それを身を
もって体験していただけたと
思います。もう少し元気にあ
いさつや返事ができればよか
ったと思います。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
かみしばいランドでの紙芝居
の実演は声もちゃんと出てい
て聞きやすく子供たちも楽し
んでいたようです。紙芝居を
選ぶのは難しかったと思いま
すが、今回は自分にあったも
のを上手に選んでいました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
レファレンスの課題に取り組
むことは初めてで難しいと感
じたと思います。ここでも資
料を知ることが基本となりま
す。図書館の勉学のまだまだ
入り口ですので今後頑張って
ください。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今回の実習で図書館の様々な
仕事の体験ができたと思いま
す。今後の勉学に役立ててく
ださい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市立中央図書館
経営情報学科
1年
10M003 飯田 小百合
図書館をスタッフの目で見て
私は、高岡市立中央図書館で5日間、職業体験させていただきました。この職業体験での私のテー
マは、将来希望している図書館司書という職業に対する適性を見極めるということです。そのテーマ
を元に、今回の研修結果を報告します。
まず研修を通して、利用者の立場では資料の順番や書架の高さなど特に気にしていなかったことが、
スタッフの立場からではとても重要な事柄になりました。利用者は資料がすぐ見つかればそれで良く、
何故その順番で並んでいるのかは無関心なものです。しかし、実際にスタッフの立場で見てみると、
資料が並んでいる理由は、お客様が資料に関して質問されたとき、すぐに対応できるようにするため
だと知りました。私も実際の研修において利用者の方に質問されましたが、お客様が希望される資料
を比較的スムースに探すことができました。また、書架の高さにおいても、今まで図書館を利用して
来てそれほど関心がありませんでしたが、高岡市立中央図書館では、児童書コーナーの書架が児童の
頭の高さに合わせていることに気付き、とても感動しました。
高岡市立中央図書館では幼児とその母親を対象とした企画があり、毎日5組以上の母子が参加して
いました。私も2、3回見学させていただきましたが、対象となる幼児たちはもちろん、お母様方も
大変楽しそうでした。最初は親子の企画がやっている内に自然に広まったのかと思いましたが、宣伝
用のチラシを作成するお手伝いをして、即座にその考えは否定されました。何事も、地道な宣伝をし
て、初めて結果が出るのだと改めて思い知りました。
私は今回の研修で初めて移動図書館というものを知ることができました。移動図書館の訪問先は老
人ホームなどの福祉施設や、高岡市立中央図書館に通いづらい地域などでした。移動図書館では、図
書館で見るよりも、お客様のニーズをはっきりと見ることができ、より地域と密着した親しみを感じ
るやり取りがありました。移動図書館が「最前線の図書館」と呼ばれているわけが、身に染みて実感で
きました。
その他では、利用者の立場からはあまり知られていない「古文書の保存」を見学・体験させていただ
きました。古文書の修復では、ありのまま後世に残すと言う考えに触れ、完璧な形でなくても、偽り
のない姿で保存していくということに感銘を受けました。
私は今回のインターンシップを通じて、図書館がお客様にサービスするところだということを再認
識し、また、重要な書籍を後世に残す役割を果たしていることを実感しました。私に図書館司書の適
性があるのかは短い研修期間で全く把握できませんでしたが、一つ一つの仕事がとても楽しく、お客
様のお役に立てたことがとても嬉しく思いました。また、インターンシップ先の皆さまが自分の仕事
に誇りを感じていたことを知り、ますます図書館に勤めたいと思いました。今後はこの貴重な経験を
活かし、立派な図書館司書をめざして努力していきたいと思います。
- 48 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市立中央図書館
8/24
(火)
8/25
(水)
氏名:飯田 小百合
研
修
日
報
設定課題:将来における職業適性調査
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶
高岡市立中央図書館がどのよう
②実習期間説明
に利用者に使ってもらいやすく
③館内案内・館外サービス概 しているのか、利用者が不自由
要
のないように配慮しているのか
④えほんの時間見学
を理解する事ができました。
⑤巡回車・箱詰め説明・排架
⑥巡回車添乗
設定課題:将来における職業適性調査
実 習 内 容
実習生の特記事項
①BM用書架の排架
本日は一日中BMに添乗していま
②BM添乗・排架
した。その中で、年齢層によっ
て本の好みが異なる事を知り、
③BM用書籍の補充
利用者のニーズというものの断
片を掴むことができました。
設定課題:将来における職業適性調査
実 習 内 容
実習生の特記事項
①和本用のラベル作り
本日は午後より和本の修復作業
8/26 ②修復作業見学
を見学し、このような事が行わ
(木) ③和本のラベルはり
れていたことを知り、ありのま
ま後世に残すのだと聞いて感服
しました。
8/27
(金)
8/28
(土)
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
初日でもあり、いろいろと大
変だったと思います。特に巡
回車では思い荷物を運んだり
してご苦労様でした。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
今日は一日中BMで、色んな所
での貸出だったと思います。
BMは「最前線」の図書館なの
で利用者のニーズも大切な図
書館運営(資料の選択など)に
生かしていけると思います。
明日からも頑張って下さい。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
今日は図書館の「保存」の部分
の仕事を体験してもらいまし
た。
昔の貴重な資料もなるべくそ
のままの形で保存する裏方の
仕事ですが、参考になったか
と思います。
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
資料登録・装備が資料管理の
主な仕事なので、一通りして
もらいました。
移転作業頑張ってくださり、
ありがとうございました。
設定課題:将来における職業適性調査
実 習 内 容
実習生の特記事項
①排架
書誌の登録では、題名だけで判
②書誌の登録・分類
別できないものもあり、分類が
③中田図書館で、移転準備
難しかったです。分類の仕方を
お聞きしたところ、題名、内容
から判断し、どうしても分から
ないものだったたら、国会図書
館の分類を参考にするといいと
のお言葉を頂きました。
設定課題:将来における職業適性調査
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①排架
本日は、児童奉仕と館外サービ 五日間ありがとうございまし
②企画準備
スを見せていただきました。そ た。
③えほんの広場見学
の一つ一つからお客様を大切に
④どんぐりコロコロ見学・準 するという気概が感じられまし
備・後始末
た。
⑤挨拶
- 49 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市役所
経営情報学科
1年
10M116 山下 保奈美
社会人としての責任
私は、射水市役所、港湾商工課で5日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私のテ
ーマは、社会人として求められるスキルや市役所での仕事内容を知るということでした。そのテーマをも
とに、今回の研修結果を報告したいと思います。
1日目から3日目までは主に融資事務、4日目、5日目は福利厚生組織である射水市ゆとりライフ互助
会の企画及び運営事務に携わりました。
はじめに、融資制度について詳しく説明していただきました。市役所が銀行と中小企業や商店で働く
方々の掛け橋となり、中小企業、商店で働く方々に援助しているということを学びました。私は、融資制
度について理解した上で、融資の請求書や県小口等のデータ入力を行いました。与えられたデータを入力
するという単純な作業ですが、間違いがあってはならないため、きちんと確認することが大切であると教
えていただきました。この作業を通して、どんな仕事にも責任を持つことが大切であり、正確さや丁寧さ
も求められるということを学びました。
終盤にさしかかると、射水市ゆとりライフ互助会の企画でもある、勤労者ソフトボール大会の準備をさ
せていただきました。主に、プラカードを作ったり、チームごとに必要なものを準備したりしました。ひ
とつの企画を成功させるためにたくさんの準備が必要であると分かったとともに、事前準備が改めて大切
であると再認識しました。また、作業時に、一緒に作業している人にも気を配り、自分がどう動けばいい
のかしっかり考えることが大切であると教えていただきました。いろんな角度から物事を見るということ
が、仕事をする上で必要な能力であるのだと知りました。
ソフトボール大会の準備後もゆとりライフ互助会の制度や役割、内容について教えていただきました。
勤労者福祉団体は、県内でも富山、高岡、射水の3市だけであり、中小企業にとってみれば、大変重要な
制度だそうです。
今回のインターンシップを通して、実際に体験しないと分からない職場での雰囲気やルールを肌で感じ
ることができました。働くということは、自分が想像していた以上に大変なことでした。社会人になると、
仕事に責任を持つことは当たり前であるため、一つ一つ作業に真剣に取り組まなければならないと気づき
ました。インターンシップを体験する前は、市役所ではどのような仕事をしているのか全く知りませんで
したが、インターンシップを体験して、市役所では、射水市が住み良いまちになるよう様々な業務が行わ
れているということを知りました。市役所の役割について学び、仕事内容を知ることで、仕事に対する理
解を深めることができたので、以前より就職への意識も高まりました。
- 50 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:射水市役所
氏名:山下 保奈美
研
修
日
報
設定課題:融資制度について知る
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/23 ①あいさつ回り
融資制度、事務仕事について詳し 制度や手続きに関しての理解
(月) ②融資制度の説明
く説明していただいた。市役所が が早く、予定よりも事務が早く
③融資請求書等データ入力
銀行と中小企業の掛け橋となり、 進みました。もう少し質問等が
中小企業に援助している流れを あれば、内容が充実していたと
学んだ。
思います。
設定課題:仕事内を知る
実 習 内 容
8/24 ①融資請求書等データ入力
(火) ②県小口の統計入力
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
地味なデータ入力作業をお願
いしましたが、根気強く作業し
ていただきました。
設定課題:仕事を覚える
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/25 ①県小口の統計入力
創業者支援資金制度やワークセ 港湾商工課の関連団体に顔を
(水) ②創業者支援資金について
ンター射水のことなど、市役所に 出してもらいました。様々な団
③功労者賞資料の確認
関わる様々なことを教えていた 体等との関わりあいながら業
④振興資金の統計入力
だいた。
務していることを理解しても
⑤ワークセンター射水、商工会 市役所が雇用を守るなどといっ らったと思います。
議所へ行った
た市役所の役割について深く学
んだ。
設定課題:ゆとりライフ互助会について知る
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/26 ①融資請求書等データ入力
ソフトボール大会の準備を行っ 一緒に作業している人にも気
(木) ②勤労者ソフトボール大会の た。ひとつの企画をするにあたり を配り、自分がどう動けば良い
準備
たくさんの準備が必要であり、事 のかしっかり考えることが大
③プラカード作り
前準備が改めて大切であると学 切です。
んだ。
設定課題:仕事に責任をもつ
勤務時間:8:30~17:45
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/27 ①融資事務
ひとつひとつの作業に責任をも 勤労者福祉団体は県内でも富
(金) ②勤労者ソフトボール大会
つことが大切である。
山、高岡、射水の3市内だけ。
の準備
中小企業の福利厚生の重要性
③ゆとりライフ互助会につい
を理解してください。
ての説明
実習生の特記事項
データ入力は間違いのないよう
確認することが大切であると学
んだ。
- 51 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市役所 経営企画部 広報統計課、男女平等・共同参画課
経営情報学科 1 年
10M081 酒井 麻友美
タイトル:新たな課題が見つかった 5 日間
私は、高岡市役所で 5 日間の就業体験をさせていただきました。この就業体験における私のテーマは、
普段の生活では知ることのできない行政機関と市民の生活との様々な関わり方を知り、自分自身が将来行
政関係の仕事に就きたいと感じるかどうかを見極めることでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果
を報告したいと思います。
私は 5 日間の研修の中で、2 つの課で研修させていただきました。1・2 日目は、広報統計課でお世話に
なりました。広報統計課には、大きく分けて3つの仕事がありました。市の活動などを市民に伝える“広
報”では、職員の方の取材に同行させていただき、実際にカメラで撮影するなど取材をさせていただきま
した。さらに、取材で撮った写真を使って広報誌「市民と市政」の表紙を作る作業をさせていただいて、
実際に職員の方がしておられる仕事の一部を体験することができ、とても良い経験になりました。市民の
声を聞く“公聴”では、職員の方の車に同乗させていただき、市民から市へ事業の要請があった場所や実
際に事業を行った場所に連れて行っていただき、どのような要請があったかを詳しく聞かせていただきま
した。市や住民の様々な統計に関わる“統計”では、国勢調査の調査員の方々への説明会の開催のお手伝
いをさせていただきました。
3・4・5 日目は、男女平等・共同参画課でお世話になりました。男女平等・共同参画課の中には、高岡
市男女平等推進センターがあり、その 2 つが連携して高岡市内の男女平等推進事業が展開されています。
私はその事業の一つとなるイベントのチラシの作成をさせていただきました。自分が作ったものを職員の
方々に見ていただき、多くの指摘をただいて何度も作り直すことで、仕事をする上では様々な人の意見・
視点・捉え方が重要であることを学びました。また、男女平等推進センターの中には、DVや家庭や職場
でのトラブルで悩みを抱えている人が利用できる相談室が設置されており、そのようななかで市民と関係
を持つことができました。
今回の研修では、当初の目標をしっかり達成でき、新たな課題も見つかりました。広報統計課では、市
から市民へ情報等を発信する形や、市民と直接対話する機会を持ち情報を得てこれからの市政に活かして
いこうとする形での市と市民との関わり方を知ることができました。男女平等・共同参画課では、市民の
男女平等に関する知識を深めたり、男女の共同参画を率先して進めるために誰でも参加できる様々な講座
を開いて、市民との関係を持っていることを知りました。私は研修を通じて、どのような業務であれ、市
役所の仕事は市民の生活と密接に関わっているのだと実感し、以前にも増して行政機関と市民の生活との
関わりに興味を持つようになりました。実際に自分の目で見ることができたのは 2 つの課でしたが、これ
から生活していく上で、行政機関と市民の生活との関わりを敏感に感じることを意識していきたいと思い
ます。また、研修先での会話でとっさの一言が出てこなかったりと、研修先の方々への自分の対応などか
ら、社会人としてはとても未熟なことに気づきました。学生生活の中で、勉学に励むとともに、目上の人
との接し方なども身に付け、社会に出る準備をしていきたいと思います。
- 52 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高岡市役所経営企画部広報統計課、男女平等・共同参画課
研
修
日
報
設定課題:広報活動(取材)
実 習 内 容
実習生の特記事項
①打ち合わせ
広報統計課は、市政を市民に知
8/23 ②広報活動(取材)
らせる「広報」と市民の要請を市
(月) ③広報事務事業の説明
政に活かしていくために市民の
④国勢調査の準備
声を聞く「広聴」
、国勢調査など
⑤1日のまとめ
に携わる「統計」があり、市民の
意思を生活に反映させる上で、と
ても重要な役割を果たしている
部署である。市民の生活と非常に
密接に関わっている。
氏名:酒井 麻友美
勤務時間:8:50~17:00
指導者のコメント
突然の現場での取材にも物
怖じせず、カメラの取り扱いや
インタビューに挑戦していた。
雰囲気に慣れてきて、もっと積
極的に質問したり興味を持っ
てくれば、さらに伸びると感じ
た。
設定課題:国勢調査説明会の運営の手伝い
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①国勢調査説明会の準備
国勢調査説明会などの機会を
調査員説明会会場がエレベ
8/24 ②国勢調査説明会
通して、実際に市民と関わる仕事 ーターのない施設だったが、意
(火) ③片付け
であった。想像していたよりも、 欲的に用品を2階まで運んだり
④1日のまとめ
外に出て実際に動く仕事が多く、 、積極的に設営準備をする等、
会場の設営からか助けまで自分 大変評価に値するものでした。
たちで行っておられるのを見て、 これからもがんばって下さい。
インターンシップ前に比べて市
役所での仕事の印象が変わりま
した。
設定課題:男女平等共同参画に関する事業についての理解
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オリエンテーション
行政機関と市民との関わり方
説明の中に、普段聞きなれな
8/25 ②水曜定例会
を、また一つ知ることができた。 い専門用語がたくさんあった
(水) ③男女平等共同参画に関する 市の男女平等共同参画課と民間 と思うが、素直に聞こうとする
現状と課題の説明
の男女平等推進センターが密接 姿勢がとてもよかった。
④男女平等推進センターの概 に連携して、高岡市内の男女平等
要の説明
事業を展開している。
⑤受付
⑥相談事業について
⑦県民カレッジの見学と説
明
⑧生涯学習センター施設見
学
⑨1日のまとめ
- 53 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:男女平等参画に関する事業についての理解
実 習 内 容
実習生の特記事項
①男女参画推進事業の関係者
何かを人に伝えたり宣伝した
8/26
への資料配布の準備
りする際には、そのことについて
(木) ②イベントのチラシの作成
、まず自分が理解する必要がある
③DVに関するDVDの視聴
。
④イベントのチラシの作成
⑤図書館の見学
⑥1日のまとめ
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
1日目・2日目と、男女平等参
画について、資料やDVDを見
て学んでもらいました。次に事
業の広報(チラシの作成)の実
践に、その学んだことが活かさ
れるか、仕上がりが楽しみです
。分かりやすく伝えるためには
、まず自分が理解することが大
切だと知ってほしいです。
設定課題:イベントのチラシ作成
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①イベントのチラシ作成
高岡市役所経営企画部男女平 当課での3日間で、男女平等・
8/27 ②男女平等推進プランの説
等・共同参画課の中に、高岡市男 共同参画について、少しでも理
(金) 明
女平等推進センターがある。
解できるようにメニューを考
③イベントのチラシ作成
えました。予定通り出来なかっ
④資料作成
たことも多く、伝えられなかっ
たこともあります。しかし、職
員一同、仕事は大変だが、やり
がいがあること、楽しいことも
あることを学んでもらおうと
取り組みました。将来に活かさ
れるよう期待します。
- 54 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山大学
経営情報学科 1 年
10M023
七間 渉
タイトル:大学の縁の下
私は富山大学で5日間、就業体験をさせていただきました。
この就業体験を行うにあたって、
大学という私たちにとって身近な機関の内部がどのようになっているのか
とても興味を持っていました。お世話になった部署は、事務局総務部人事企画グループ・人事労務グループ
です。
ここでは人事関係の諸制度での、
給与に関することや手当に関することについて担当している部署で、
その法人で働く職員の給料に直結するとても重要な仕事なのです。
初日は富山大学という組織がどのような枠組みでできているかの講義を受けました。
一部の部署ではある
が、多岐にわたる業務があることを知りました。最初の仕事は郵便物に大量のラベルを貼る作業でしたが、
単純な作業の中にも正確に早くこなさなければならないという責任を感じました。
2日目は給与制度についての説明を受け、実際に手当の認定業務を体験しました。
業務に入る前に扶養手当や通勤手当の講義を受け、
実際に自分が働いた時どのくらいの初任給がでるのか算
出してみました。
実際に計算してみることで給与を出すまでの仕組みや手続きがどのように行われているの
かを肌で感じることができました。
また、非常勤の職員といえども給料の算出方法までしっかり決まっており、安心して働ける環境が整って
いることを実感しました。
3日目は雇用保険の手続きで職員の方に同行してハローワークへ行ってきました。
ハローワークでは教職
員の雇用保険の手続きを行い、膨大な書類の多さに驚きました。
4日目の前半は退職手当について学び、職種、職歴、勤続年数、役職などにより退職金の算出方法や金額
が異なり、作業も複雑化することを学びました。
後半は健康診断通知の発送準備を行いました。検査ごとの仕分けでは、正確さと迅速さが求められます。
最終日は叙勲関係の資料の作成を行いました。書類の作成で日常では知り得ない研究業績の多さに驚き、
それが受賞に繋がるのだと思いました。
5日間の実習を終え印象に残ったことは事務職の大切さとやりがいです。
陰の仕事であり、地道な作業を何度となく繰り返し、しかも100パーセントの正確さが求められます。
教職員や学生達が安心して仕事や勉強ができるのは陰の事務職員の業務があってこそだと改めて痛感しま
した。
インターンシップを終えて、これからの就職活動を積極的に取り組む意欲に繋がり、またこれからの学生
生活や勉学を有意義なものになるよう、この経験活かしていきたいと思います。
- 55 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山大学
氏名:七間 渉
研
修
日
報
設定課題:挨拶をしっかりする
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① オリエンテーション
・富山大学についての説明を受け、大学側の業務説明を真剣に聞
8/23
(人事企画グループ、人事労 様々な内容の業務があることを き、大量のラベル作成作業をこ
(月)
務グループの業務概要等説
改めて知った。
なした。
明)
・郵送物の仕分け、ラベル貼り
② 書類送付先ラベル作成作業 は正確さが求められる。
設定課題:作業に集中して取り組む
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 雇用保険等申請手続き
・通勤手当は公共交通機関を使用 各種給与制度の説明を受け手
8/24 ② 源泉徴収票用扶養者名野の
する場合は一番安い方法を検討 当の認定業務も体験した。また
(火)
入力
し採用する。
パソコンにより源泉徴収票の
扶養者名の入力を適切に実施
した。
設定課題:正確な作業をする
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 給与制度、手当制度につい ・個人情報は外部に漏れないよ 雇用保険の手続きで職員に同
8/25
ての講義
う細心の注意を払う。
行してハローワークまで行っ
(水) ② 諸手当事後確認の通知文
たほか、職員宛文書の袋詰め等
書作成作業、および共済組
の業務を行った。
合員所の検認に関する発
想作業
設定課題:自分なりに考えて行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 退職手当制度についての ・退職手当の算出方法には様々な
8/26
説明および作業
パターンがあるため注意するこ
(木) ② 退職年金請求書類作成お
と。
よびレセプト整理
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
退職手当制度について職員か
ら説明を受け理解した。
健康診断通知の発送準備、レセ
プト整理の業務に従事した。
設定課題:積極的に説明等をする
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 非常勤職員採用について ・初めての作業で不明な点がある 叙勲関係資料の作成を行った。
8/27
の説明
場合自己判断はせず必ず聞くこ また非常勤職員について説明
(金) ② 叙位・叙勲関係書類作成 と。
を受け、十分理解した。
- 56 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人富山大学
経営情報学科 1 年
10M097 中村 はるか
大学図書館で学んだこと
私は富山大学付属図書館で 5 日間、図書館業務を体験させていただきました。この研修での私のテーマ
は、図書館業務と図書館で働くにあたりどんなことが必要かを学ぶことです。そのテーマをもとに、今回
の研修の結果を報告したいと思います。
体験させていただいた図書館業務は主に利用者サービス業務と図書館資料の受入登録業務でした。利用
者サービス業務ではカウンターでの貸出手続き、複写文献の確認・発送作業、受領証の押印、新書の無断
持出し防止作業、蔵書点検を行いました。複写文献とは書誌の一部をコピーしたもので、論文を書く際に
使うそうです。確認は他の大学から取り寄せた複写文献が希望したものと一致するかの確認でした。発送
は図書館に無い書誌を学部ごとの資料室へ取りに行きました。新書の持出し防止作業では、本のページの
隙間に特殊な金属を挿む作業で、この作業を行うと貸出手続きの済んでいない書誌を持出すと入り口のセ
ンサーが反応します。蔵書点検では書誌が正しい棚に並んでいるかどうかの点検などを行いました。図書
館資料の受入登録業務では、新書のID番号や請求番号の登録、ID番号と請求番号のラベル貼りを行い
ました。これらの作業は、図書館の利用者が本を探す際にパソコンの検索システムで探すためには必要な
作業で、研修期間の半分は図書館資料の受入登録業務を中心に行いました。
図書館業務の体験以外にも大学図書館についてのお話もしていただきました。私は今まで公共図書館と
大学図書館の明確な違いをわかっていなかったので公共図書館と大学図書館の違いを改めて実感するこ
とができました。大学図書館だけでなく、富山大学の付属図書館が目指している図書館の形についてもお
話を聞くことができました。その図書館の形は従来の図書館とはまったく違った形の図書館でしたがとて
も面白い案ばかりでした。
今回の研修では本当に貴重な体験やお話を聞くことができました。中には公共図書館ではできない体験
や聞けないお話しもあったので、自分にとってもとても良い経験になったと思います。利用者サービスで
は何を心がけるか、登録作業のような裏方の単純作業がより良いサービスを提供するに当たってどれだけ
大切なことかなど、改めて考えることもたくさんありました。これらは、実際に図書館で働かないと考え
ることはなかったと思います。研修で学んだこと、考えたことをこれからの図書館学の勉強に活かしてい
きたいと思いました。
- 57 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:国立大学法人富山大学
氏名:中村 はるか
研
修
日
報
設定課題:早く作業に慣れるように心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務連絡
複写文献の確認作業では発送ミ
8/23 ②図書館の概要説明
スがないか一つ一つ丁寧に確認
(月) ③館内見学
することを心がけました。
④複写文献の確認作業
⑤複写文献の発送作業
⑥受領書の押印
⑦新書の無断持ち出し防止作業
設定課題:良い利用者サービスを提供できるよう心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①利用者サービス業務
8/24 ②蔵書点検
(火)
設定課題:単純作業も丁寧に行う
実 習 内 容
①利用者サービス業務
8/25 ②蔵書点検
(水) ③新着図書の登録作業
設定課題:作業をスムーズに行う
実 習 内 容
①新着図書のシール貼り
8/26 ②寄贈文献の点検作業
(木) ③大学図書館について講義
④新着図書の登録作業
実習生の特記事項
実習生の特記事項
設定課題:最後まで気を抜かず丁寧に作業を行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①新着図書のシール貼り
単純作業が中心の新着図書の登
8/27 ②新着図書の登録作業
録作業でしたが、利用者が新着
(金) ③まとめ
図書を利用するためにはとても
大切な作業でした。
- 58 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
一度にいろいろな説明を行っ
たので大変だったと思います
が真剣に聞いておられました。
利用者サービスのために地道
な業務も多いことを体験され
ました。これからですががんば
ってください。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
今日は図書の点検・移動作業お
疲れ様でした。新着図書や返却
図書の処理もそうなんですが、
多くの図書を扱うのでできる
だけ効率よく仕事ができるよ
うに心がけています。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
図書の受入・登録作業では細か
い部分にまで気をつけて作業
を行っていただきました。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
社会が変わることで図書館も
変化していくことを理解して
いただければと思います。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
どの仕事にも真剣に取り組ん
でいる様子が感じられました。
図書館の仕事を少しでも理解
していただけたらうれしいで
す。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県庁
経営情報学科 1 年
10M004 池田 美保
常識のなさを痛感した5日間
夏季休暇中のインターンシップで5日間富山県庁の労働雇用課にお世話になりました。3日目を除く 4
日間行った新聞スクラップは、自分たちの所属する課に関係のある記事を抜き出し、切り取り、貼り付け
する作業です。話だけ聞いていたら簡単に思えましたが、実際作業をすると汗がでるほど大変な作業でし
た。大きすぎる記事を縮小したり、両面印刷をしたり、ホッチキスを止めてくれたり、コピー機の様々な
使い方の説明を受けました。コピー機はコピーするためにしか使ったことがなかった私は、事務希望なの
にコピー機の基本も分かってない自分に情けなくなりました。また、自分の「常識の無さ」を最初に感じ
た瞬間でもありました。午後からは非正規労働雇用者等総合支援センター等の視察へ行きました。中小企
業に対して助成金を支給する相談窓口をしているところやニート、引きこもりなど様々な理由で働いてい
ない若者の就職活動を支援しているかたにおはなしを聞かせていただきました。どのような仕事内容なの
かを聞かせて頂いたのは勿論ですが、就職活動をする中で何が大切か、どうしたら良いのかも教えていた
だきました。1対1で私の目を見て話してくださったので講演や授業で同じことを言われるよりも心に響
きました。2日目は入力データの確認のお手伝いをさせていただきました。仕事全般に言えることですが、
与えられた仕事にミスは許されません。そのため単純作業である確認が重要であることに気付かされまし
た。3日目はサンフォルテでセミナーが開催されたのでそのお手伝いをしました。主に会場の設営や写真
撮影をさせていただきました。セミナーの雰囲気の撮影の他に来年のセミナーのときに会場設営しやすい
ように壇上の撮影や会場全体の撮影も必要でした。4日目は昨日のセミナーのアンケートの集計を行いま
した。学生とは違い、自由記入欄を埋めている方が大勢いらっしゃいました。午後からは技術専門学院の
視察をさせていただきました。一度離職され、スキルアップを目指す方たちばかりだったのでパソコンに
向かう姿も私たち短大生とは比べ物にならないほど真剣でしたし、教室の空気自体が違いました。夏休み
でたるんでいた私にはよい刺激になりました。最終日の5日目は入力済データの確認やデータ入力を行い
ました。私が任された仕事は比較的簡単な仕事が多かったのですが、他の職場の方々は電話対応や資料作
成など忙しそうに働いておられました。5日間県庁で働かせていただいて公務員の仕事に対するイメージ
が変わりました。公務員は残業が無いイメージがありましたが残業は当たり前で、決して楽な仕事はない
し普通の会社員と変わらないと思いました。5日間のインターンシップは毎日が充実していました。学校
では経験できない貴重な体験だったと思います。参加してよかったと思いました。
- 59 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県庁 労働雇用課
氏名:池田 美保
研
修
日
報
設定課題:基本の挨拶を徹底する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①新聞スクラップ
とくになし
8/30 ②ヤングジョブとやま・非正規
(月) 労働者等総合支援センター等
視察
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
明るく挨拶ができていました。
設定課題:仕事を時間内に終わらせる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①新聞スクラップ
とくになし
8/31 ②労働組合基礎調査の入力済
(火) みデータの確認と調査票整理
③セミナー事前説明
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
新聞スクラップ作業が機能よ
り要領よく出来ていました。積
極的に質問していてよかった
です。
設定課題:臨機応変に対応できるようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①仕事と子育て両立支援セミ
9/1 ナー会場設営等
(水)
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
事前に計画を立てていても現
場で臨機応変に対応する必要
がある仕事の雰囲気を感じと
ってもらえたと思います。
設定課題:
実 習 内 容
①新聞スクラップ
9/2 ②セミナーのアンケート集計
(木) ③技術専門学院本校視察
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
離職者の方の真剣な雰囲気を
見学され刺激を受けられたと
思います。その気持ちを大切に
して欲しいです。
設定課題:
実 習 内 容
①新聞スクラップ
9/3 ②入力済みデータの確認作業
(金) ③東商信用録のデータ入力
実習生の特記事項
実習生の特記事項
- 60 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
今回の研修の経験を生かして、
今後の学生生活や就職活動が
充実したものとなるようお祈
りしています。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県総合体育センター
経営情報学科
10M078
1年
講神 佳奈子
貴重な体験ができた研修
わたしは富山市総合体育センターで7日間職業体験をさせていただきました。
わたしの研修のテーマは「仕事の厳しさを学ぶこと」でした。
この職業体験で、学校やバイトでは学べない仕事の厳しさ、お客様への接客の仕方、電話対応な
ど多くのことを学ぶことができました。わたしが通った体育館は主に三つの部署がありました。
一つ目は体育館の行事や運営などを行う体育館の事務所です。
ここでは電話対応、富山市総合体育センターを利用する際の領収書の計算の仕方、などを主に学
ぶことができました。
二つ目はプールの運営を行うプールの事務所です。ここでは、プールの仕組みや、運営する際
の心がまえなどを学ぶことができました。
三つ目はトレーニング室の運営を行う事務所です。
ここでは、お客様一人ひとりに対して体にあったトレーニングメニューを考えたりするお客様へ
の思いやりなど学ぶことができました。
富山県総合体育センターで働いている方たちはとても気配りが上手ですばらしい方ばかりで
した。プール担当の社員の方は休憩時間でもプールはお客様が素足で歩かれる場所なので、小さ
なごみや破片などが落ちていたら大変だからとおっしゃって何度も何度もごみや破片などない
か確認しておられました。体育館担当の社員の方から職場ではまず人とコミュニケーションを取
り合うことの大切さについて学ぶことができました。これらの体験を通じて,仕事をする際のコ
ミュニケーションの大切さを身に染みるほど学びました。
さらにお客様とのコミュニケーションも大切だが、一緒に働く仲間とのコミュニケーションを
とらなければならないことも学びました。そして同じ仕事を毎日毎日繰り返し行うことはすごく
大変で、慣れてくると適当な仕事になってしまい、ミスをしてしまうことがあります。そのよう
なことに気をつけなければいけないので忍耐力が必要なことも学びました。
ここでの仕事で大変だったことは、出勤時間が二種類あったことです。ある日は朝早くから出
勤し、ある日は午後からの遅番ということがあり,生活リズムがくずれてしまい大変でした。ま
た,急に Word を使った業務を頼まれたりしたので仕事をするには、さまざまな経験がとても大
切だということがわかりました。
7日間という短い期間でしたが、非常にたくさんのことを学ぶことができ、貴重な体験をする
ことができたのでよかったです。この貴重な経験をさせていただいた中で,たくさんの人にお世
話になりました。その好意を忘れず無駄にしないためにも、わたしが仕事に就いたとき、しっか
り生かしたいです。
- 61 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県総合体育センター
氏名:講神 佳奈子
研
修
日
報
設定課題:挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務所で挨拶
今日は体育館の仕組みについて
9/13 ②館内見学
学びました。会館準備、片付け、
(月) ③トレーニング室
エクセル、館内循環、プールの監
④アリーナ
視、受付など行いました。
⑤プール
設定課題:接客になれる
実 習 内 容
①プール
9/15 ②トレーニング室
(水) ③アリーナ
実習生の特記事項
今日は自分の仕事が終わって休
憩時間に入っても、自分から進ん
で仕事を探すことを学びました。
プールの開館準備、監視、受付、
掃除など行いました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
勤務時間:12:45~9:30
指導者のコメント
設定課題:教えて頂いたことをこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①トレーニング室
今日はトレーニング室の器具の
9/16 ②アリーナ
点検、掃除、宿泊室の点検、アリ
(木) ③プール
ーナの掃除、宿泊室の準備、看板
の書きかえ、プールの受付、監視
、開店準備など行いました。
勤務時間:12:45~9:30
指導者のコメント
設定課題:教えて頂いたことをこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①アリーナ
今日はアリーナの館内循環、観客
9/17 ②トレーニング室
の人数確認、トレーニング室の掃
(金) ③プール
除、プールの受付、監視、点検、
弊店準備を行いました。
勤務時間:12:45~9:30
指導者のコメント
設定課題:接客をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①アリーナ
今日はアリーナの開館準備、片付
9/18 ②トレーニング室
け、トレーニング室の専門測定の
(土)
補助を行いました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
設定課題:電話対応の仕方を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①アリーナ
アリーナの開館準備、通常業務、
9/19 ②トレーニング室
計算、トレーニング室でお客様と
(日) ③プール
の接し方、ポスター張替え、プー
ル受付、監視、かたづけを行いま
した。
設定課題:教えて頂いたことを見直す
実 習 内 容
実習生の特記事項
①プール
プールの開館準備、受けつけ、監
9/20 ②アリーナ
視、アリーナの大会の片付け、電
(月) ③トレーニング室
話受付、領収書の計算、トレーニ
ング室で、トレーニングの仕方を
行いました。
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
- 62 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県総合体育センター
経営情報学科 1 年
10M110 松本 香純
タイトル:就業体験を通して
私は、富山県総合体育センターで7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテ
ーマは、働くことの楽しさ・厳しさを知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報
告したいと思います。
私が就業体験させていただいた富山県総合体育センターは、大きく分けてアリーナ・トレーニング室・
プールの3つに分かれて業務を行っていました。アリーナの仕事内容は、主に接客業務や電話対応、予約
の受付、宿泊準備など体育センターの中で中心的な業務を行っていて、人との関わりがとてもたくさんあ
る場所だなという印象を受けました。体験した仕事の中で私が最も難しいと感じたことは電話対応でした。
電話をかけてこられた方の用件を聞いてしっかりメモを取り、答えてあげるという単純なことだけれど、
こっちが聞き取れなかったり、間違ったことをゆってしまったりしたら電話をかけてこられた方に迷惑が
かかるし、とても重要な仕事だと思いました。電話対応はこの仕事に限らず、仕事をすれば必ずしなくて
はいけないことなので、慣れていくことが大切だと思いました。
トレーニング室の仕事内容は、受付や測定に来られた方の補助というものでした。また、トレーニング
室では実際に自分たちも体力測定をさせてもらいました。大学へ入学してから継続して運動をしていない
とゆうのもあって自分の体力の低下にびっくりしました。お話をたくさん聞いて、適度な運動を継続して
行うということが大切だとわかりました。トレーニング室で勤務しておられた職員のみなさんは運動につ
いての知識が豊富ですごいなという印象を受けました。
プールの仕事内容は、主に受付とプールの監視でした。受付ではあいさつなどを通してお客さんが話し
かけてくださったりで楽しんで仕事することができました。また、監視では見ているだけではなく、安全
確認をすることが重要だと教わりました。
この就業体験を通して、働くということは大変で厳しいことだらけだけど、人との関わりなどを通して
学ぶことがたくさんあると感じることができました。また、富山県総合体育センターは職場の雰囲気など
もよく、楽しく働ける環境も大事になってくると思いました。
これから後期も始まり、就活も始めていかなければならないこの時期に、実際の職場で働くことを体験
することができて、さらに就職への意識を向上することができました。実際に就職したら楽しいなんて思
えることはあまりないかもしれないけれど、目的をもって、やりがいを感じたと思える仕事をすればきっ
と楽しいと感じることができるのではないかと思いました。自分に合う仕事は何なのかをしっかり考え、
マイナビやキャリアデザインで学んだことなどを生かしながらこれから自分の将来を考えていきたいと
思いました。
- 63 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県総合体育センター
氏名:松本 香純
研
設定課題:
実 習 内 容
①館内見学
9/13 ②アリーナ:館内巡視
(月)
電話対応
③プール:準備、受付
④トレーニング室:受付
設定課題:
実 習 内 容
① アリーナ:備品・用具の
9/15
準備、点検、ビームラ
(水)
イフルの体験
②プール:受付・監視
③トレーニング室
:受付、閉館準備
9/16
(木)
9/17
(金)
設定課題:
実 習 内 容
①プール:開館準備・受付
②トレーニング室
:通常業務
③アリーナ:いすの掃除
片付け・接客業務
設定課題:
実 習 内 容
①プール:開館準備・監視
②トレーニング室
:一般測定実習
③アリーナ:電話対応・予約の
取り方・閉館準備
設定課題:
実 習 内 容
①アリーナ:開館準備
9/18 ②トレーニング室
(土)
:専門測定補助
9/19
(日)
9/20
(月)
設定課題:
実 習 内 容
①プール:監視・受付
②アリーナ:電話対応
館内巡視
③トレーニング室
:測定の補助
設定課題:
実 習 内 容
① トレーニング室
:事務的な作業
②プール:受付・監視
③トレーニング
:トレーニング実習
修
日
報
実習生の特記事項
電話対応がとても緊張したけれ
ど、仕事をすると必ず必要なことに
なってくるのでいい体験ができた。
どの業務をするときも利用者など
にしっかり挨拶をするということ
を学んだ。
実習生の特記事項
アリーナの仕事をしているとき、
私たちがいつも大会などで使用し
ているバスケットゴールなどの動
作を確認をしたりして、大会などを
開催するにあたって、職員のみなさ
んがこのような準備をしてくださ
っているということを学んだ。
実習生の特記事項
たくさんしなければいけないこ
とがあるけれど、どの仕事を行うと
きも楽しんでする!ということを
学んだ。
実習生の特記事項
一般測定実習では自分たちが実
際に体力測定を行った。継続して運
動していないと体力がおちている
ということを実感することができ
たので、それに関わる食生活なども
見直していきたいと思った。
実習生の特記事項
アリーナ、プール、トレーニング
室の3つの業務をまわってみて、ど
こもそれぞれ大変だけど、特にアリ
ーナはたくさんの仕事があり、大変
だと思った。
実習生の特記事項
トレーニング室で測定の補助の
仕事をやってみて、利用者に分かり
やすく説明することは大変だけれ
ど、伝わったときはとても嬉しかっ
た。
実習生の特記事項
トレーニング実習では実際に職
員の方から説明を受けて自分たち
でも実践してみた。言葉で伝えるこ
とは難しいということに改めて気
づき学ぶことができました。
- 64 -
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
勤務時間:12:45~21:30
指導者のコメント
勤務時間:12:45~21:30
指導者のコメント
勤務時間:12:45~21:30
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
勤務時間:8:30~17:15
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:(財)富山市民文化事業団
経営情報学科 1 年
10M007 岩坪 佑香
コミュニケーションの大切さ
私は、富山文化事業団で6日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、
社会で働くとはどういうことなのかを知ることと、公共ホールという場所の業務内容を知るということで
した。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
研修内容は主に AUBADE サマーフェスティバルに向けての運営や準備、本番業務などでした。初日から
3日目までは、イベントの準備を行いました。社員の方から説明を受けて去年の写真などを参考にしなが
ら野外で行われる会場の看板を設置する場所を決めたり、実際に看板案内やプログラムを作成したりしま
した。看板の設置場所については話し合いをした後、実際の場所を見てどこに何を置くのかを決めました。
看板一つにもお客様の立場にたって考えてみることが大切なのだということを知りました。また、
「WIZ」
というイリュージョンショーの舞台装置の搬入のお手伝いもさせていただきました。大きくて重い装置が
多く、とても体力のいる作業だと感じました。ショーの出演者の方も舞台の設置を手伝っておられるのを
見て、企画の実施にはいろんな仕事に携わらないといけないのだなと思いました。
4日目、5日目は本番業務ということでほぼ一日中外での作業でした。イベント会場の巡回やゴミ拾い、
ゴミ捨て、プログラムの配布などを行いました。また、劇場内での会場誘導の仕事も経験しました。大勢
の人を誘導するのはとても大変で緊張してきちんと対応しきれなかったことが心残りです。お客様の誘導
では、大きな声で分かりやすく伝えるということの重要性を学びました。フェスティバルには2日間で子
供からお年寄りまでたくさんの人に来ていただき、楽しんでいる人々を見ると私も嬉しかったです。職員
の方も生き生きしておられました。
また、本番業務の合間にはオーバードホールのステージの舞台裏も見学させてもらいました。音響や証
明機材、スクリーンなどのあまりの大きさに驚きました。舞台を動かす時には周囲の安全を確認し、必ず
声をかけて動かさないと大きな事故に繋がるので、舞台技術さん同士のコミュニケーションはとても大切
なのだということを教わりました。一見華やかに見える舞台も、裏ではたくさんのスタッフさんが動き、
ひとつの作品を作り上げているのだということを知ることができました。
研修を終えて、イベントを成功させるというひとつの目標に向かってみんなで作り上げる楽しさや、や
りがいを感じた6日間でした。本番業務では打ち合わせ通りにいかなかったことが多く、反省する点がい
くつかありました。その反省を次に活かしてよりよい企画運営がなされていくというプロセスを学ぶこと
ができました。お客様の一人が会場で怪我をされて、それを部下が上司に伝えるのが遅かったために、事
が大きくなったということをイベント終了後に聞かされました。やはり、働くということにおいて早期の
報告、連絡、相談は大切なのだということを改めて思いました。今回いろいろな経験をさせていただき、
たくさんのことを学べたので、インターンシップに参加してよかったと思いました。
- 65 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人富山市民文化事業団
氏名:岩坪 佑香
研
修
日
報
設定課題:オーバードホールの仕事内容を知る
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①財団の説明
舞台を動かすには声かけが最も 今日から一週間、できるだけ多
7/30 ②館内案内
大事で、コミュニケーションも必 くの人たちから何かを吸収で
(金) ③講義
要だということが分かった。
きるよう祈っています。
④舞台裏見学
設定課題:指示されたことをしっかりやる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①AUBADEサマーフェスティ 準備はやればやるほど良い。
8/2
バルの準備
イベントを行う現場の下見は重
(月) ・ 舞台準備、手伝い
要だと感じた。
②講義
③プランニング
設定課題:協力して作業を行う
実 習 内 容
①サマーフェスティバルの準
8/3
備
(火)
・ 看板の配置決め
・ 看板の作成
・ プログラム・抽選券の作成
勤務時間:8:30~17:00
指導者のコメント
非常に熱心に話を聴いていま
した。
勤務時間:8:30~17:00
実習生の特記事項
打ち合わせは重要。
看板を立てる位置などもお客様
のことを第一に考えて設置しな
ければならないと思った。
指導者のコメント
皆さんで考え、準備した結果が
いよいよ見えますね。明日から
の本番頑張りましょう。
設定課題:イベントを成功させる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①イベント準備
指示が出る前に気づいたらすぐ
8/4 ②本番業務
行動するべきだと思った。
(水) ③後片付け
お客様から質問されたことに的
確に答えられるようにしたいと
思った。
勤務時間:8:30~22:15
指導者のコメント
イベント第一日目、頑張りまし
た。
設定課題:イベントを成功させる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①イベント準備
ゴミ捨てはこまめに行う。
8/5 ②本番業務
スタッフの一員だという自覚を
(木) ③後片付け
もつ。
勤務時間:10:00~22:30
指導者のコメント
今日の経験を今後に役立てて
頂けたら嬉しいです。お疲れ様
でした。
8/6
(金)
設定課題:話をしっかり聞く
実 習 内 容
①イベントの反省会
②講義
実習生の特記事項
次回のイベントがよりよくなる
ために反省会は絶対に必要なこ
となのだと思った。
- 66 -
勤務時間:10:00~13:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市民文化事業団
経営情報学科 1 年
10M063 秋山 理紗
成功の裏に隠された従業員の方たちの苦労
私は、富山市民文化事業団で、6日間就業体験をさせていただきました。
私が、研修を希望した目的は、実際に事業所に入って働くことを経験することによって、働くことの意義や厳
しさを知ることであり、併せて社会人としてのマナー、心得を修得していきたいと考えたからです。この目的を
もとに、今回の6日間の研修を報告したいと思います。
研修先での主な仕事内容は、富山市民文化事業団が毎年夏に開催している“オーバードサマーフェスティバル”
に関わる仕事でした。このフェスティバルは、華やかな大道芸、ステージで行われる華麗なショー、美味しいワ
ゴン販売などがあり、思っていた以上にたくさんのお客様が来場し、大変盛会でした。しかし、当日の成功まで
の道のりは私の想像以上につらく、大変でした。
先ず1日目は、館内の案内やフェスティバルの説明を聞くなど、基本的なことから始まりました。
2日目は、フェスティバルの目玉であるショーで使用する小道具の運搬や、指導者の方の話を聞くことでした。
3日目は、本格的に準備が始まり、主に、打ち合わせや、フェスティバルで使用する物を製作しました。4日目
と5日目はフェスティバル本番で、2日間とも猛暑の上に外で開催されるイベントだったので体力を相当消耗し
ました。両日とも、朝から太陽の下でテーブルと椅子を出す仕事から始まり、公演までの30分間は案内の掛け
声を掛け続けたため喉がかれましたし、また立ちっぱなしだったので大変でした。午後は、ステージで公演され
るショーの手伝いや、客席の案内係の仕事として、会場の見回りや本部の見張り役などの仕事を行いました。最
後は会場の椅子やテーブルの片付け、掃除でしたが、連日猛暑で夜も暑く、体力が相当消耗して非常につらかっ
たです。全て終わった時間は両日とも午後10時を過ぎていました。最終日は反省会でした。
6日間の研修で学んだことは、研修目的でもあった働くことの意義と厳しさでした。
今回体験した華やかで楽しいイベントの裏には、従業員の方の並々ならぬ努力と日々の積み重ね、例えば事前
準備や本番業務はもちろん、企画、広告などのご苦労がありました。華やかなイベントの裏には、従業員の方々
の非常に大きな目に見えない努力があるのだと改めて実感しました。
反省会では、イベント中にサービスが至らなかった点や、失敗点もたくさん出てきましたし、私自身疲れでお
客様に対し笑顔が無かったことや、会場の隅々まで見てなくお客様に不満な思いをさせた反省点がありました。
今回私が関わった仕事はほんの一部でしたが、お客様の楽しそうな笑顔、
「ありがとう」の言葉が研修中励みにな
りましたし、普段絶対に体験できないような仕事を従業員の方々と一丸となって取り組めたことは良き体験にな
りました。
今回、
富山市民文化事業団という場所で素晴らしい従業員の方々に出会うことができ、
従業員の方々は優しく、
分からない点があると優しく丁寧に教えてくださいましたことを感謝申し上げます。また、今回の就業体験を通
して得ることが出来た貴重な体験を、今後の就職活動や、短大での授業に活かしていきたいと思います。
- 67 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山市民文化事業団
7/30
(金)
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
氏名:秋山 理紗
研
修
日
報
設定課題:全体の仕事の流れを把握する
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①DVD鑑賞
今日は主に館内を見学した。舞台裏が複雑 今日から約1週間、できるだ
②館内見学
な仕組みになっていて面白かった。
け多くの人たちから何かを
③毎熊さん(指導者)の講義
吸収できるように祈ってい
④仕事の流れの説明
ます。
設定課題:仕事が始まるのでテキパキと動く!!
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①DVD鑑賞
今日は主に舞台裏の手伝いを行った。私な 非常に熱心に話を聴いてい
②舞台裏のお手伝い
りに動いたつもりだったが、指示がないと ました。
③奈木さん(指導者)のお話
動けなかった。そこを今日は反省したい。
④イベント会場の下見
⑤ミーティング
設定課題:フェスティバルの準備を手際よく行う!!
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①フェスティバルの準備
今日はフェスティバルの準備だった。看板 イベントで一番大事な準備
②看板作り
を作ったり、話し合いなど。本格的に仕事 事前準備、良く準備していた
③看板の設置場所の話し合い・下見 が始まった。明日は本番なので頑張りたい と思います。さて、本番はど
④抽選券作り
!!
うでしょうか?楽しみです。
設定課題:仕事をこなしつつ、フェスティバルを楽しむ♪
勤務時間:8:30~22:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サマーフェスティバル準備(テー 今日はサマーフェスティバル1日目。朝か 第一日目がんばりました。
ブル・イス出し)
ら日差しが強く大変だった。仕事ではミス
②WIZの打ち合わせ
をしてしまい従業員の方に迷惑をかけてし
③WIZの客席案内
まった。WIZの公演は素晴らしかった。
④アンケート印刷
⑤会場掃除・見回り
⑥後片付け
設定課題:サマーフェスティバルを成功させる!!
勤務時間:10:00~22:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サマーフェスティバル準備(テー フェスティバル2日目。昨日の疲れがまだ 今回の経験を、今後に役立て
ブル・イス出し)
残り、足も痛かったので体力は限界だった。て頂けたら嬉しいです。おつ
②WIZの客席案内
だけど、2日目から少し慣れたのか初日よ かれ様でした。
③本部見張り
り気持ちに余裕が出てきたので楽しめた♪
④会場掃除・見回り
⑤後片付け
設定課題:ラスト1日なので最後まで頑張る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①反省会(フェスティバルの感想・ 6日日間のインターンシップは私が思った
8/6 反省点)
以上に大変だった。真夏の灼熱の太陽の下
(金) ②DVD鑑賞
は地獄だった。だけど、お客様の喜ぶ顔や
楽しそうな顔を見ると仕事にやりがいを感
じた。私にとってこの6日日間は忘れると
のできない経験ができたと思う。これから
先の短大生活も今以上に頑張りたい。
- 68 -
勤務時間:10:00~13:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名: 財団法人富山市民文化事業団
経営情報学科
1年
10M119 渡辺 美穂子
人と接する仕事を経験して
私は、財団法人富山市民文化事業団で7日間、就業体験をさせていただきました。イベントを企画し成
功させることが主な仕事でした。この7日間で私はたくさんのことを学ぶことができました。そしてその
学んだことを報告したいと思います。
まず、お客さんと接する仕事についてです。今回の就業体験を通して、お客さんと接すことの大変さを
知りました。お客さんと接する上で大切なことは「常に笑顔で」
「大きな声で伝える」
「ダラダラしない」
ということです。これは私たちを指導して下さった方も最初に言われたことですが、改めてその大切さを
実感することができました。そして接客業というのはお客様にサービスを提供する仕事です。更にサービ
スとはお客さんを第一に考え、思い出作りを手伝うということです。そしてなによりサービスは最初から
最後までやり切るということが大切で、中途半端なサービスでは喜ばすことはできないということも、学
ぶことができました。
次に、1つのイベントを成功させることの大変さと喜びについてです。私は今までイベントを開いても
らう側だったので、イベントの楽しさしか知りませんでした。しかし今回の経験によって、イベント1つ
を開催するのに、たくさんの時間や人手が必要だということが分かりました。ゴミ箱1つをどこに置くか
についても話し合って決めるし、看板をどこに置けばお客さんに分かりやすいかもよく考えて決めなけれ
ばならないし、大量のイスや机を運ぶことは簡単なことではありませんでした。しかし、イベント中にお
客さんが笑って楽しそうにしておられる姿や、道案内をした時に笑顔で「ありがとう」と言われると本当
にうれしかったです。その喜びが仕事のやりがいに繋がっているのだと実感することができました。自分
達がお客さんのことを考え行動したことが、お客さんの笑顔に繋がったと考えると、このような素晴らし
い仕事を経験することができて、私は本当に幸せだと感じることができました。
最後に、今回の就業体験を通して学んだことにより、社会人になるとお客さんだけではなく仲間たちと
もコミュニケーションをとることがとても大切なのだということが分かりました。学校のように同年代の
人とだけではなくて、会社には幅広い年齢層の方がいて、その方達とも会話は欠かせません。基本的な挨
拶もコミュニケーションの第一歩です。7日間という短期間で応用的なことは習得できませんでしたが、
今の自分には足りないコミュニケーション能力も分かることができ、今後の就職活動に活かせるような体
験も十分にできたので、これからは自ら進んでコミュニケーション力を身につけられるように努力し、社
会人になる心構えをしっかりしようと思いました。
- 69 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:財団法人富山市民文化事業団
氏名:渡辺 美穂子
研
修
日
報
設定課題:オーバードホールを知る
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①館内案内
1つの舞台を成功させるのにはた 今日から約1週間、できるだけ
7/30 ②舞台の歴史を知る
くさんのスタッフが必要でとて 多くの人達から何かを吸収で
(金)
も大変な事だということを学び きるように祈っています。
ました。
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
設定課題:AUBADEサマーフェスティバルの準備
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①AUBADEサマーフェスティ 今日は奈木さんの貴重なお話を 非常に熱心に話を聴いていま
バルの準備
たくさん聞くことができました。 した。
②奈木さんの講義
例えば就職活動の話では、
「積極
③トイレなどの場所の確認
的に就職活動に取り組むことが
④サマーフェスティバルにつ 大事で、待っててるだけでは行き
いての打ち合わせ
たい就職場所へは行くことはで
きない」という話が印象的でした
。そしてなにより、仕事の現場は
とても緊迫しているということ
が分かりました。
設定課題:AUBADEサマーフェスティバルの準備
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①AUBADEサマーフェスティ 1つのイベントをするのに、とて イベントで一番大事な事前準
バルの準備
もたくさんの人手と時間が必要 備、良く準備していました。さ
だという事を学びました。
て、本番はどうでしょうか?が
んばりましょう。
設定課題:本番業務をがんばる
勤務時間:8:30~22:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サマーフェスティバル本番 人と接する仕事は難しいし大変 イベント第一日目頑張りまし
業務
だけど、その反面とても楽しいと た。
いうことが分かりました。
「お客
さんには常に笑顔で接する、ダラ
ダラしない、精一杯がんばる」こ
の三つがとても大切だというこ
とも学びました。
設定課題:本番業務二日目をがんばる
勤務時間:8:30~22:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サマーフェスティバル本番 自分に与えられた仕事だけでは 今回の経験を、今後に役立てて
業務
なくて、自分で自分の仕事を見つ 頂けたらうれしいです。お疲れ
②後片付け
けてすることはとても大切だと 様でした。
いうことを学びました。そして仲
間達と1つのイベントを成功させ
ることの素晴らしさを改めて知
ることができました。
設定課題:サマーフェスティバルを振り返る
勤務時間:10:00~12:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サマーフェスティバルの反 サービスというのは最初から最 お疲れ様でした。
省、感想発表
後までやりきらなければならな
②DVD鑑賞
いということや、お客さんを第一
に考えなければならないこと、そ
してお客さんの思い出作りを手
伝うことだということを学びま
した。
- 70 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北陸銀行
経営情報学科 1 年
10M009 大石 知美
人と人との信頼関係
私は、北陸銀行で5日間、北陸銀行で職業体験をさせていただきました。この職業体験でのテーマは、
業務内容を理解するということでした。今回の研修結果を報告したいと思います。
研修内容として、1日目は、行員クラブで銀行業務の具体的な業務、金融商品の知識を学びました。2
日目は、研修センターで接客マナー、CS(お客様満足度)向上させるための工夫を学びました。3日目は、
北陸銀行呉羽支店で実際に職業体験をさせていただきロビーでの挨拶、実際の業務を体験させていただき
ました。4日目は、事務センターでお客様の個人情報の管理をしている場であることを学びました。最終
日は、新入行員の方の座談会があり、面接内容、志望理由など今後の就職先に役立つお話を聞く事ができ
ました。
この職業研修で、銀行の業務の流れを学ぶ事ができました。銀行はお金を多く持っている人からお金を
必要としている人に貸出してそれぞれに利息をつけて貸出利息から預金利息を引いた利ざやで収益を得
ている事を知りました。また、お客様の接し方についても学ぶ事ができました。銀行はお客様のおかげで
成り立っているので、お客様第一主義でお客様をいかに満足させるかを考えるのが大切だという事を学び
ました。なぜなら、目に見える商品がある場合、多少サービスが悪くてお客様に不愉快にさせてしまった
としても商品が欲しいという欲求があるのでお客様は我慢する事が多いからです。しかし銀行の場合は商
品が見えないので少しでもサービスが悪かったら我慢できないことが多いからです。ですから、1 人でも
おもてなしの心が無かったら、たとえ100人中99人におもてなしの心があったとしても0人になって
しまうのです。つまり100人-99人=0人になってしまうのです。また、呉羽支店でロビーアテンダ
ントの方に、たとえお客様が間違えた事を言ったとしてもこちら側が一方的に否定するのではなく、最後
までお客様の話に耳を傾けて話の内容を素直に受け止める事が大切だと教えてくださいました。なぜなら、
もしお客様の意見を一方的に否定してしまったらお客様のプライドを傷つけてしまい失礼に値してしま
うからです。更に一人でも接客態度が悪かったら、銀行全体の印象も悪くなってしまうので銀行の代表と
して丁寧に人と接する事が重要だと教わりました。
得た事は、人と接するときは個人としてではなくその会社の代表としてお客様と接する事が重要である
こと・例えばテーブルの端の方にテープやのりがあいてある、番号札が見えやすいように大きく表示され
ているなどの小さな心遣いが大変重要だということです。
この5日間で人と接するときに少しでもお客様を不愉快にさせてしまったら会社の印象が悪くなって
しまうという事を教わりまた。印象も重要だと教わったので面接を行う際に気を抜かないようにしていき
たいと思いました。また、最終日の座談会で就職試験の中に金融についてのニュースを3つ言ったとおっ
しゃっていたのでその会社に関することを事前に勉強することが重要だと知り就職活動では事前準備が
必要だと改めて実感する事ができました。
- 71 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:北陸銀行
8/24
(火)
8/25
(水)
8/26
(木)
8/27
(金)
8/30
(月)
氏名:大石 知美
研
修
日
報
設定課題:銀行の基本的な業務を知り、銀行の役割を理解する
勤務時間:9:00~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①開講、自己紹介
主に銀行業務の基本的な業務
今日から一週間北陸銀行員
②銀行業務のあらまし
と流れの説明を受けた。今まで知 になったつもりでインターン
③ビデオ教材(富山駅前支店
らなかった事を深く知り金融の シップに取り組んでみてくだ
の1日)
要として経済を支えているのだ さい。
④銀行商品の知識
という事を知り大いに勉強にな
⑤CSについて
った。
設定課題:接客の役割を理解し、マナーの重要性を知る。
勤務時間:9:30~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①マナー講座
マナー講座を中心にマナーの
たった一人の対応、たった一
②電話対応、ロールプレイン 大切さについての説明を受けた。 度のミスがお客様の信頼を失
グ
そこで、1人の接客の仕方で銀行 う結果に繋がります。だからこ
③アルプスビル見学
のイメージが左右される事を教 そ一人一人へのCSの徹底が
④実習所注意
えてくださったので改めて接客 必要となってくるのです。
の重要性を知った。
設定課題:実習を通して、実際の職場の雰囲気を体験する。
勤務時間:9:00~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店内見学
今回は、1人1人各営業店へ行 社会人の基本動作の1つに
②ロビーでの挨拶
き実習を体験した。実際にお客様 報(告)・連(絡)・相(談)があり
③支店長の講義
に挨拶、パソコンを使ってのオペ ます。問題を一人で抱え込まな
④オペレーション、加算器を レーション、ATMにお金を入れ いことが何よりも大切です。
使った計算
たりするなど講習だけでは得れ
⑤座談会
ないことを体験させていただい
たので
勉強になりました。
設定課題:社内見学を通して、銀行のシステムを知る。
勤務時間:9:00~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①事務センター見学
見学を中心に行った。最初に見 事務処理を事務センターに
②てるてる亭見学
学をした事務センターでは、多く 集約し、労働力を集中する事で
③PR・ビジネスマッチング のお客様の個人情報を扱ってお 生産性を高める工夫をしてい
④経済・金融の知識
りその情報をコンピュータで管 ます。
⑤金融博物館・貸金庫見学
理されている事を知った。また、
⑥実習店実習報告
期日前の小切手や約束手形の管
理も行っている事も知って驚い
た。
設定課題:実際に働いておられる方の話しを聞いて今後の就職活
勤務時間:9:00~17:10
動に役立てる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① オリエンテーション
新入の行員の方が話の中で面
インターンシップを通じて
②採用担当者より
接を受ける企業については事前 働く事の大変さ、厳しさを実感
③札勘実習
準備が必要とおっしゃっていた。 されたと思います。この経験を
④本部講習
だからいつになっても勉強は重 生かして就職活動がんばって
⑤新入若手行員の体験談
要だという事を知った。
ください。
- 72 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:(株)北陸銀行
経営情報学科
1年
10M019 笹尾 真杏里
タイトル:お客様に選ばれる、親しまれるには
私は株式会社北陸銀行で5日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験でのテー
マは、銀行業務を理解するとともに就業意識を高めることでした。そのテーマをもとに、今回
の研修結果を報告したいと思います。
1日目は、講義を中心に銀行業務である預金金業務、為替業務、貸出業務の3大業務や銀行
商品について、銀行が重要視している CS について学びました。3大業務や銀行商品の講座は専
門用語が多くて難しかったのですが、お客様に選ばれる、親しまれる銀行や行員になるために
は、まず銀行業務や銀行商品の知識を理解していなければならないと思いました。CS の講座で
は、お客様に選ばれる、親しまれる銀行や行員になるために、一人ひとりが CS の心構えをいつ
も考えながらお客様に対応していることを学びました。
2日目は、接遇について学び、会釈や表情、名刺交換、電話応対などの研修を行いました。
北陸銀行は、CS を常に心がけるために行員の研修に力を入れているそうです。一つ一つの行動
や言動で印象は大いに変わってくることなので、接遇はお客様に選ばれる、親しまれる銀行や
行員になるために大変重要になってくることだと思いました。
3日目は、営業店実習でした。ロビーアテンダントとして、ロビーでの挨拶や、営業店の巡
回を行いました。ロビーアテンダントは「CS 向上」と「防犯」の2つの目的があるそうです。
営業店実習を通して、お客様の様子を見て必要に応じて声を掛けるなど、広い視野と心配りが
重要だと思いました。また、お客様に「ありがとう」と言ってもらい自分の喜びや自身になり、
お客様の喜びは、自分の喜びにもなることを実感しました。
4日目は、事務センターを見学しました。事務センターは営業店では処理しない事務処理を
したり、約束手形を保管したりする場所でした。銀行には営業店の他にもたくさんあることに
驚きました。営業店と事務センターで仕事が分かれていることにより、迅速かつ円滑に行うこ
とができると思いました。
5日目は、行員の方々から仕事の体験談や就職活動の体験談、就職活動をこれからしていく
ときに重要なことなど教えていただきました。行員の話で特に印象に残っている言葉は、
「苦労
した分、やりがいや達成になる。やりがいは自分自身がつくるもの。」です。この言葉は、働く
ことはもちろん、学生生活や就職活動にも当てはまることだと思います。これからの学生生活
で様々なことに挑戦し、やりがいをつくっていきたいと思いました。
インターンシップを通して、行員の皆様の働く姿や話を聞き、お客様に選ばれる、親しまれ
る銀行や行員になるには、行員一人ひとりの行員としての心構えが重要だと思いました。また、
行員の皆様の仕事での行動や言動の責任をしっかり持ち、行員として、社会人としての高い意
識に、社会人としての自覚や就業意識が高めることができたと思います。インターンシップの
貴重な経験を今後の学生生活や就職活動に活かしていきたいと思います。
- 73 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:(株)北陸銀行
8/24
(火)
8/25
(水)
8/26
(木)
8/27
(金)
8/30
(月)
氏名:笹尾 真杏里
研
修
日
報
設定課題:銀行業務を理解、金融知識を身につける。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自己紹介
銀行業務や金融知識を中心に学 今日から一週間北陸銀行にな
②銀行業務のあらまし
んだ。行員が特に重要視している ったつもりで、頑張ってくださ
③ビデオ教材
CSについて、CSの心構えにつ い。
(富山駅前支店の1日)
いて学び、お客様から信頼されて
④銀行商品の知識
いる理由を知った。
⑤CSについて
設定課題:接客マナー研修を通して、CSを理解する。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①接遇について
CSを向上するために、研修が大 銀行員はお客様と様々な話題
②マナー研修
切にしていることを知った。マナ についてコミュニケーション
(会釈,名刺交換の仕方)
ー研修をして行員一人ひとりの がとれなければなりません。そ
③電話応対
心構えが、銀行の信頼に大きく繋 のために日々知識の習慣に努
④ロールプレイング
がることを実感した。
めています。
⑤アルプスビル見学
設定課題:1・2日目で学んだCS、接客マナーを生かす。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ロビーアテンダント実習
実際に営業店で実習をして、1・2 ロビーでの声掛けは、
“CS”
②営業店の見学
日目で学んだ知識や研修がいか と“防犯”二つの目的がありま
③行員と座談会
に重要であることを実感した。1 す。店全体を見渡す広い視野が
日を通して仕事の大変さを学ん 必要となります。
だ。
設定課題:事務センターの業務を体験し、理解する。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①事務センター見学
営業店では行われていない事務 銀行は地域に根ざす“企業市民
②事務センターの業務体験
を事務センターが処理していた。 ”として、自行の利益のみを追
③てるてる亭見学
銀行は経済や金融と密接した関 求するのではなく、地域に還元
④PR・ビジネスマッチング 係であり、そのために行員の皆様 する活動も行っています。
⑤経済・金融の知識
は経済、金融の変動について日頃
⑥金融博物館・貸金庫見学
から目を光らしていることを知
⑦営業店実習報告
った。
設定課題:行員の皆様の話を聞き、就業意識を高める。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①採用担当の方の話
色々な行員の皆様から話を聞き、 一週間のインターンシップ
②札勘定実習
一人ひとりが行員はもちろん社 お疲れ様でした。働くことの大
③本部講習
会人としての心構えがしっかり 変さ、厳しさを実感されたと思
④若手行員と座談会
持たれていると思った。皆様の話 います。この経験を生かして就
を聞き、就業意識が高まった。 職活動頑張って下さい。
- 74 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
経営情報学科 1 年
10M068 岩脇 さとみ
社会で働くことの大変さ
私は、株式会社北陸銀行で5日間、就業体験をさせていただきました。銀行の業務内容や、社会にでて
働くとはどういうことか、またこれから始まる就職活動に向けて自分は何をしていけばよいかを知りたい
と思い、インターンシップに参加しました。これから研修結果を報告したいと思います。
インターンシップ 1 日目は、銀行の業務内容を学びました。銀行業務には預金、融資、為替の三大業務
があること、外貨預金や投資信託といった商品も取り扱っていることを学びました。以前は証券会社や保
険会社だけで扱っていた仕事を、最近では銀行でも扱っており、仕事の多さを実感しました。最近特に力
を入れていることは、CS の向上で、行員全員で取り組むべき課題であることを知りました。また、初日
ということで自己紹介もあり、とっさのことで緊張しましたが、社会人にはとっさの出来事にも対応する
力が必要なのだと感じました。
2 日目は、お辞儀の仕方や名刺交換、電話対応の仕方を学びました。午後からはアルプスビルを見学し
ました。マナー講座ではこれから社会に出て役立つことを学ぶことができました。アルプスビルは、セキ
ュリティはもちろん、地震のような自然災害にも強いつくりになっており、お客様の情報は責任を持って
守るといった強い建物でした。
3 日目は、営業店へ実習に行きました。ロビーアテンダントとしてロビーでお客様への対応をしました。
あいさつや ATM 操作の補助、ロビーや銀行のまわりの美化活動など普段は経験できないことをさせていた
だきました。ロビーでは積極的にお客様を観察し、少しでも不審な動きをしているお客様にはすすんで声
をおかけすることで、お客様の手助けや防犯対策につながるのだということを学びました。また実際の銀
行業務を間近でみることで、銀行の仕事は一つ一つが細かくて大変だけど、それだけお客様の大切なもの
をお預かりしているのだと感じることができました。
4 日目は事務センター、てるてる亭を見学し、PR ビジネスマッチングという広告活動について学びまし
た。本店の金融博物館や貸金庫も見学しました。事務処理を事務センターに集約することで、効率的に作
業が行え、経費削減にもつながるという工夫がなされていました。
5 日目は札勘実習を行い、採用担当の方からこれからの就職活動のアドバイスをいただきました。新入
行員の方との座談会では、大学時代に頑張ったことや、就職活動のことなど、ためになるお話をたくさん
お聞きすることができました。
この 5 日間で、社会に出て働くことの大変さを体験することができました。自分勝手な行動は決して許
されないこと、全ての仕事に責任がついてまわること、お客様が大事な存在であることなど、私が今まで
経験したことのない緊張感でいっぱいでした。大変な緊張感に包まれていてもいきいきと仕事をされてい
る行員さんの姿を見ることで、仕事のやりがいのようなものも感じることができました。この 5 日間で経
験したことをこれからの学生生活や就職活動、社会人になってからも役立てていきたいです。
- 75 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社北陸銀行
氏名:岩脇 さとみ
研
修
日
報
設定課題:銀行の業務内容を学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
北陸銀行では、CS向上に日々努め
8/24 ②自己紹介
ておられて、100-1=99でなく0で
(火) ③銀行業務のあらましについ あるほど、CSは行員全員で取り組
ての講義
むべき課題であった。
④ビデオで支店の1日を学ぶ
⑤銀行商品の知識の講義
⑥CSについて
設定課題:接客の仕方を学び、身につける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
お客様へは「平等」ではなく、「公
①マナー講座
8/25 ②電話対応
平」に接することが大事である。
(水) ③ロールプレイング
それは、それぞれのお客様に応じ
た対応をとること。
④アルプスビル見学
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
今日から1週間北陸銀行員にな
ったつもりで頑張ってくださ
い。
勤務時間:8:50~17:10
指導者のコメント
業務を優先すべきかサービス
を優先すべきかは、お客様によ
って異なります。状況に応じた
対応を取ることが必要となっ
てきます。
設定課題:実際の銀行業務を間近で見るとともに、CSの大切さを
勤務時間:9:00~17:00
学ぶ。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/26 ①営業店見学
ロビーアテンダントがお客様へ +αのサービスを行うことが、
(木) ②新湊西出張所見学
声かけや手助けをすることで防 他行との差別化を図る重要な
③営業店実習
犯対策にもなっていた。
取り組みとなります。
④ドル札の確認
お客様に選んでいただくために
⑤若手行員の方々と座談会
は、+αのサービスをすることが
重要である。
設定課題:事務センター、てるてる亭見学
勤務時間:8:50~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①事務センター見学
事務センターで事務処理の多く 事務センターに事務処理を集
8/27 ②てるてる亭見学
をこなしていた。実際にオペレー 約することで、労働生産性を高
(金) ③PRビジネスマッチング
ション作業をさせていただいた。 める工夫をしています。
④経済・金融の知識
⑤金融博物館・貸金庫見学
⑥営業店実習報告
設定課題:これからの就職活動に向けて意識を高める
勤務時間:8:50~17:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①採用担当よりお話
札勘はとても難しかった。採用担 インターンシップを通じて働
8/30 ②札勘実習
当の方からは、これからの就職活 くことの大変さ厳しさを実感
(月) ③本部講習
動に向けてのお話をきくことが されたと思います。この経験を
④新人行員の方と座談会
できた。
糧に就職活動頑張ってくださ
い。
- 76 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科 1 年
10M025 渋井 あずさ
タイトル:お客様の信頼を得る!
私は8月11日から5日間、富山信用金庫丸の内支店で、インターンシップ研修をさせて頂きました。
以前から興味のあった金融機関、わたしの中では厳しく硬いイメージがありました。ですがこの5日間を通
してなぜ金融機関は厳しいのか、少し理解できたと思います。それは、お客様からお金を預かる銀行が、厳
しく仕事を行わなければお客様の信頼を得ることができないからです。
まず私が研修を行った信用金庫は、普通銀行と違う特徴があります。例えば、融資を行う地域が、信用金
庫のある地域に限定されており、また、融資の対象も個人や中小企業が中心で大企業は融資を受けることが
できません。地域で集めたお金を地域の人に貸し出す、地域密着型の金融サービスを行うところに信用金庫
の特徴があり、それだけに地域の発展にも貢献している金融機関です。
金融機関の厳しさの第一は、コンプライアンスの徹底に見られます。コンプライアンスとは法令遵守とい
う意味ですが、
法令だけにとどまらず社内規則や論理規範なども含めて、
規則を守ることにほかなりません。
金融機関の不適切な行為や説明義務の不履行は、裁判上の争いに発展することもあり、顧客の信用を失いま
す。富山信用金庫では、全従業員かコンプライアンスマニュアルというものを常に携帯しています。顧客保
護や顧客目線を大事にし、コンプライアンスを徹底することで小さなミスも事前に防いでいるからこそ、お
客様の信頼を繋ぎとめることができるのだと思いました。日々の業務を徹底し、お客様の信頼を守っていま
した。
第二は、徹底した防犯対策です。世の中には犯罪でうまれたお金がたくさんありこういったお金が増える
と犯罪も増えていきます。金融業界では毎年新しい法律ができています。金融機関の従業員が、ひとつひと
つの法律を理解し顧客に理解してもらうよう説明するのも大切な業務です。犯罪が少しでも減り、顧客が安
心して利用できる環境を作っておられました。
当初もっていた金融機関の硬いイメージは、日がたつにつれ消えていきました。多くの顧客からたくさん
のお金を預かる業務だからこそ、
顧客の信頼を得ることがとても大切だということを少し理解できたように
思います。実習を行いながら、従業員の皆様の業務を見学させて頂いた際には、多くのお客様が来店される
中、ひとつひとつの業務がとても丁寧でなおかつスムーズに行われているのに感心しました。接客も笑顔が
絶えず、行動の全てから顧客の信頼を得ていると感じました。
金融のお仕事は覚えることもたくさんあり、常に責任を持って仕事をしなくては、ならないので、とても大
変だと思います。しかし、お客様の信頼を得るために、顧客目線で決め細やかに仕事をすることは、大変や
りがいのある仕事だとも思いました。以前から興味のあった金融機関について、5日間多くのことを学ばせ
ていただき、私も将来はお客様に信頼していただける人材になりたいと思いました。
- 77 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
氏名:渋井 あずさ
研
設定課題:信用金庫とは
実 習 内 容
①理事長講和
8/11 ②当庫の防犯・出資業務
(水) ③富山信用金庫の歴史と現状
④社会人としての心構え
⑤当金庫の組織
⑥コンプライアンス
修
日
報
実習生の特記事項
今日は信用金庫とは何か学ん
だ。銀行と信用金庫の違いが分か
った。信用金庫は地域密着型と知
り、身近な存在と感じ取ることが
できた。お金を扱う業務なので防
犯にも力が入っていた。
コンプライアンスについては
全く知識がなかったので学べて
よかった。金融機関だからこそコ
ンプライアンスが重要だとわか
った。
設定課題:金融機関の業務内容
実 習 内 容
①預金業務
8/12 ②融資業務
(木) ③応対の基本
④札勘
⑤マナー講座
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
実習初日お疲れ様でした。
今日は社会人として大きな教
訓を教えて頂いたようですね
。今後4日間、人生の先輩か
ら多くのことを学んで下さい
。
・ 若いうちにいろいろなと
ころに行き情報を得る。
勤務時間:8:45~16:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
午前中は預金と融資について。 金融機関がどのような仕事
金融機関の人は融資の利息でお をしているのか、少しは理解
給料をもらっているのは知って できたでしょうか。
いたけど、そのために営業まで行 今日学ばれたマナーは今後
かなければならないのは知らな の就職活動はもちろん社会人
かった。小切手と約束手形につい として役立つものですからし
ては初めてのことばかりで知識 っかりと自分のものにしてく
がふえた。
ださいね。
午後からは、札勘が難しかった
。もっと早くできるようになりた
い。マナー講座は学校でやってい
るのにうまくできなかった。あい
さつぐらいうまくできるように
なりたいと思った。
質問
Q)融資を受けるときに担保が土
地だった場合価値が下がること
はあるか。
A)ある。担保の価値が融資より
多い場合、融資の分しかもらう権
利はない。
設定課題:他の支店で学ぶ。
勤務時間:9:00~16:45
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
~南富山支店~
本人確認がどれだけ大切か分か
窓口では多種多様なお客様
8/13 ①詐欺
った。金融機関は犯罪防止に貢献 が来店されますが、どれだけ
(金) ②本人確認
していると思った。金融機関は規 満足して帰っていただけるか
~B&Lスクエア~
則がたくさんあって大変だと思っ が大事です。仕事の内容もも
③B&Lコンサルティングスク た。犯罪がすごい複雑で驚いたが、ちろんですが、日常会話でも
エアについて
世界的な対策があると聞き安心し お客様心をつかむ事ができま
④代理業務について
た。
すのでお互い頑張りましょう
⑤年金について
午後はB&Lスクエアに行った。と 。
⑥融資業務について
てもきれいなところだた。ここで ・ 社会人になっても勉強す
はお客様の相談にのるのが主な業
ることが大切。
務で地域の役に立っていると思っ ・ いろんなことに興味をも
た。富短の先輩がおられて嬉しか
つ。
った。融資業務の種類がたくさん ・ 在学中にとっておく資格
あって細かかったので大変だと思
は特にない。入社してか
った。
らたくさんとる。
- 78 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
8/16
(月)
設定課題:営業店実習
実 習 内 容
①端末操作実習
②簡単な事務作業
設定課題:先輩から学ぶ。
実 習 内 容
①営業推進業務
8/17 ②為替業務
(火) ③保険業務
④富信の概要と役割
⑤交通安全について
⑥先輩職員の体験談
修
日
報
実習生の特記事項
今日は営業店で実習をした。デ
ータを打ち込んだ。午後からは書
類に判子を押した。どちらも難し
かった。社員の方々はテキパキ仕
事をしておられた。
今日はお盆にも関わらず忙しそ
うでしたが丁寧に仕事を教えてい
ただいてとても分かりやすかった
。一日大変でしたが実際の業務が
見れて良かった。
勤務時間:9:00~16:45
指導者のコメント
今日は一日お疲れ様でした。
慣れない場所で慣れない作業
をして大変だったと思います
。渋井さんは1つ1つ丁寧に仕
事をしてくださってすごく助
かりました。ありがとうござ
いました。あまりうまく説明
できなくてごめんなさい!!こ
のインターンシップを今後に
活かしてくだされば、すごく
うれしいです。目標に向かっ
て頑張って下さい。
勤務時間:8:45~16:45
実習生の特記事項
指導者のコメント
一日お話を聞いた。営推の人た 五日間の実習を通して、金融
ちはより多くのお客様にお店を 業界の違う一面を見て頂き、
利用してもらえるようたくさん さらに興味をもってもらえた
の工夫をしていることを知った。 こと、大変うれしく思います。
保険のお話は、信金で保険の加入 この経験を就活
もできると知らなかったから驚 に活かして下さい。
いた。
・ 人と話すことが好きな人
午後からは先輩の話を聞いた。
は金融機関向き。
どれもためになるものばかりだ ・ いい友達をつくる。
った。
・ 面接のときに自分を売り
五日間たくさんのことを学べ
込む。
てよかった。やっぱり金融業に就 ・ 叱られたらすぐに謝る。
きたいと思った。
(言い訳しない)
・ 土日に一時間勉強。
・ 本を読む癖をつける。
・ ストレスはためない。
- 79 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
経営情報学科 1 年
10M010 岡田 貴明
貴重な経験をした5日間
私は5日間、富山信用金庫で就業体験をさせて頂きました。金融業の仕事に興味があり、信用金庫では
地域密着型というところに魅力を感じ、志望しました。インターンシップでは信用金庫の具体的な業務を
学び、職場の雰囲気を感じて、実際に働くとはどういうことなのかを体験することを目的としました。
1日目は、信用金庫の概要、業務、組織、コンプライアンスについて学びました。理事長の講話では、
最近の金融経済の動きを教わりました。社会人の心構えとして、
「社会人として勉強する時はする。基礎
知識をどう応用するべきなのかが重要になってくる」といわれていました。社会人として働くようになっ
てからの自覚をもつということが必要なのだと思いました。信用金庫でのお客さんが満足・不満足を覚え
るのは「モノ」より「ヒト」であるということを教わり、おもてなしの心が大切であることが分かりまし
た。
2日目は、預金業務、融資業務についての講義、応対の基本、札勘、マナーについて教わりました。預
金、融資業務は信用金庫にとって基本的な業務であることを学びました。自分で電卓を使って利息を計算
する実習や,札勘では縦読みと横読みを教わり、金融機関独特のお札の数え方を体験することができまし
た。男性職員の場合は営業先でお札を数える機会が多くあると聞き、男性職員にとって札勘を習得するこ
とは重要だと思いました。
3日目は、消費者ローンの説明があり、お客様向けの融資というのはしっかりパンフレットに沿ってお
客様に説明しなくていけません。つまり、しっかりとした知識を身につけておかなければならないという
ことを学びました。また、敬意を表す言葉づかいでお客様に合わせるというコミュニケーション能力が重
要になってくることが分かりました。
4日目は、営業店実習を体験しました。実際に担当の方に同行して、中小企業や一般家庭を訪問しまし
た。ここでは積み金の集金を受けたり、住宅ローンの借換の説明をしているところを拝見させていただま
した。企業の社長さんと面会する機会があり、世間話をお聞きしたりなど営業の雰囲気を感じることがで
きました。
5日目は、先輩職員の体験談をお聞きしました。検定取得の為、働いてからでも日々勉強をしていると
いうことが分かりました。就職活動の際には企業説明会に参加するなど積極的に行動することが重要にな
ってくるといわれていました。
インターンシップでの講義や就業体験を通して、信用金庫について基礎知識を身につけることができま
した。また、札勘や営業同行といった学校では学べない体験をさせていただき、貴重な経験となりました。
インターンシップで得たことを今後の学校生活、就職活動に活かしていきたいです。
- 80 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山信用金庫
氏名:岡田 貴明
研
修
日
報
設定課題:富山信用金庫について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①理事長講話
・あいさつの際は、元気よくする
8/11 ②当庫の防犯・出資業務
こと
(水) ③富山信用金庫の歴史・現状 ・社会人になる認識が必要
④社会人としての心構え
・生きる力とやる気が現代社会に
⑤当金庫の組織
必要
⑥コンプライアンス個人情報
設定課題:札勘、マナーについて習得する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①預金業務
・積極的に質問することで能力向
8/12 ②融資業務
上
(木) ③応対の基本
・マナーは社会人になってからも
④札勘
身につけるよう努力
⑤マナー講座
設定課題:金融商品について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オンラインの概要
・本人確認することが最近、重要
8/13 ②本人確認
になってきている
(金) ③B&Lコンサルディングに
ついて
④代理業務について
⑤年金について
⑥融資について
設定課題:営業、職場の雰囲気をつかむ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業同行
・明るく、元気、朗らか
8/16 ②職場体験
・営業で大事なのは情報を得ると
(月)
いうこと
・訪問した際には元気よくあいさ
つ
設定課題:為替業務について学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業推進業務
・誰とでも話ができる人は信用金
8/17 ②為替業務
庫に向いている
(火) ③保険業務
・面接では、自分の思っているこ
④富山信用金庫の概要と役割 とをしっかり相手に伝えること
⑤交通安全について
が重要
⑥先輩職員の体験談
・就活対策としてSPIなど始め
るとよい
- 81 -
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
実習、初日、お疲れ様でした。
今日は人生について大きな教
訓を教えて頂いたようですね。
今後4日間という短い期間で
すが、人生の先輩方から多くの
ことを学んでください。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
金融機関がどのような仕事を
しているのか、少しは理解でき
たでしょうか。札勘を含め技術
的なことも必要ですが、今日学
ばれたようにお客様が第一で
すので忘れないでください。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
商品は様々なものがあります
が、そのお客様に合ったものを
勧める事が大切です。合ってい
るかどうかはお客様からの情
報収集により判断するもので
すので、そこまでの人間関係の
構築が重要になってきます。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
担当者と同行訪問することで
金融機関の営業、また社会の職
場の様子を感じ取ってもらえ
たと思います。この経験を生か
して今後の学校生活を頑張っ
て下さい。
勤務時間:8:45~16:45
指導者のコメント
今日の先輩とのディスカッシ
ョンはいかがでしたか。現場の
生の声を聞くことができ、興味
深く聴くことができたと思い
ます。今日、教わったポイント
、アドバイス等を今後の就活に
しっかり活かして下さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高山信用金庫
経営情報学科 1 年
10M057 吉實 知美
インターンシップを終えて
私は、高山信用金庫で 5 日間、実際の職場を体験しました。私のインターンシップのテーマは「これからの
目標を見つけること」であり、インターンシップで学んだことを報告したいと思います。
1日目は、職場生活の基礎知識、信用金庫職員の服務と論理などを学びました。社会人として大切なことは、
信頼や人間関係など多岐にわたりますが、どのような場面でも「自立」が大切だと学びました。そして一番大
切なことは、学ぶことでなく、実践することなのだと実感しました。
「仕事に雑用はない、雑用と捉えればそ
の高位な雑用になります。すべが欠かすことのできない大切な仕事、という意識で取り組む気持ちを持ちまし
ょう」という言葉が、とても心に残りました。
2 日目は、パソコンを使っての文書作成や資料への判子押しをしました。普段の文書作成は、特に緊張せず
に行っていますので、仕事において最初から最後まで集中して作成することは、短い文書でもとても大変なこ
とだと感じました。判子押しでは、判子を押すということは、とても単純で簡単なことですが、きれいに押す
ことを意識しながらやることで、とても難しい仕事もように感じました。また、仕事は、最初は分からないこ
とだらけなので、そこで落ち込むのではなく、周りの人を見て仕事を覚える、という自分から学ぶ意識を持つ
ことが早く仕事を覚えるコツだと教えていただきました。
3 日目は、事務センターでの業務体験をしました。この業務で強く感じたことはお金を扱うことの大切さと
難しさです。たった 1 円の誤差も許されないので、原因を見つけるまでは仕事を終えることができないと知り
ました。間違いをしないために、何回も確認することが重要だと学びました。
4 日目は、支店での業務体験をさせていただきました。本部では、お客様と接することがなかったので、と
ても緊張しました。自分が仕事をしながら、お客様への対応をすることがとても大変だと思いました。本部と
は少し違った内容の仕事を体験できてとても勉強になりました。
5 日目は、支店での業務体験で、
「最後の日なので、“気持ちよくやりきった”、といえるように」という職
員のかたの言葉を受け、挨拶を1日意識しました。挨拶は、何回しても緊張してしまったので、普段から家族
などの身近な人からでもいいので、自然に身に付くまでやりたいと思いました。
このインターンシップで学んだことは、自分のできることを一生懸命やる、ということです。今までの私は、
完璧にこなそう、全部覚えよう、と自分にとって少し高い目標ばかり設定してきました。始めて行うことは、
分からなくて当たり前なので、そこで立ち止まるのではなくて、人に聞く、周りの人を見て吸収する、という
ことの大切さを学びました。
地元の岐阜県で、貴重な体験をすることができ、インターンシップに参加できとても良かったと感じていま
す。最後に、この場を借りまして、ご指導いただきました高山信用金庫の皆様に心より御礼申し上げます。
- 82 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高山信用金庫
氏名:吉實 知美
研
修
日
報
設定課題:学校生活と職場生活の違いを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
本日は、社会人と学生の違いを
8/9 ②職場生活の基礎知識
学びました。
(月) ③営業店見学
インターンシップでは、信用金
④信用金庫職員の服務
庫の仕事内容を覚えるより、挨拶
⑤通貨の取り扱い方
などの基本的なことを学ぶこと
が何より大切だと教えていただ
きました。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
仕事に雑用はありません。雑
用と捉えればその行為は雑用
となります。前向きな気持ち、
大切にしてください。なれない
環境の中、緊張感もありつかれ
たと思います。明日からも、元
気良く張り切って行きましょ
う。
設定課題:本部業務体験を通じて金融を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①本部業務体験
本日は、実際に本部の業務体験
8/10 ②通貨の取り扱い方
をしました。パソコンでの文書作
(火)
成、印鑑押しをしました。簡単な
仕事だからこそ、真剣に丁寧にや
らなければいけないと思いまし
た。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
仕事で何が大切かというポ
イントをつかんでいますね。こ
の気持ちを忘れず継続して行
ってください。自分自身の大き
な力となります。周りの人を見
て、仕事を覚えるということは
とても大切だと思います。
設定課題:本部と事務センターの違いを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事務センター業務体験
本日は事務センターで業務体
8/11 ②通貨の取り扱い方
験をしました。金融では、一円で
(水)
も誤差は許されません。改めてお
金を扱う難しさを知りました。
お金や、個人情報などが、徹底
的に管理されていることが分か
りました。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
間違いが発生するには必ず
原因がありますので、同じ間違
いを発生させないため、原因を
追究し、改善して行くことが業
務の中で大切です。この体験が
今後の就職活動の中で参考と
なることを願っています。
設定課題:本部と営業店の違いを学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店業務体験
本日は、支店で業務体験をしま
8/12 ②通貨の扱い方
した。自分の仕事をしながら、お
(木)
客様への気配りをしている職員
の方々を見てとても勉強になり
ました。また、札勘の練習をした
ときに、とても難しくて、なかな
か早くできませんでした。職員の
方々の速さに驚きました。
設定課題:集中して一日を過ごして、最期をしっかり締めくくる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①営業店体験
本日は、昨日に引き続き支店の
8/13 ②就職活動の勧め方
業務体験をしました。何人もの職
(金) ③目標設定
員の方とお話をさせていただい
④反省会
て、就職する難しさ、就職してか
らの努力、苦労を知りました。
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
今日一日お疲れ様でした。明
るく元気な挨拶はとても大切
なことです。お客様にいつも感
謝の気持ちを抱いて、笑顔で挨
拶ができると良いですね。頑張
ってください。
- 83 -
勤務時間:10:00~16:00
指導者のコメント
5日間の研修ご苦労様でした
。本部と営業店での研修という
ことで、色々な部署の経験がで
きたのではないかと思います。
社会人として大切なこと、大変
なことなど、学んでいただき、
今後の目標や目的に向かって
大学生活頑張ってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 御菓蔵
経営情報学科 1年
10M080 佐伯 夏海
タイトル:人との関わり
私は、今回のインターンシップ(学外研修)で、株式会社御菓蔵に5日間お世話になりました。御菓蔵
では、おかき専門の製造、販売を行っている会社です。私は伝統と実績のある御菓蔵で、接客に対する心
構えやお客様への対応を学び、社会人になる上での目的意識を高めたいと思い、参加させていただきまし
た。
私が研修中に基本的に行った作業は、レジ横での商品袋詰めや、商品へのシール貼りです。また、湯の
み洗いやレジ打ち、箱商品の包装などもやらせていただきました。初日から、社員の方々の行動を見てど
んどん学んでいこうと思いましたが、やはり言われてみないと分からないことがたくさんありました。お
客さんに背中を向けない、笑顔で挨拶するなど、少しでも気を抜くと忘れてしまい、何度も注意していた
だきました。社員のみなさんは、どんなときでも笑顔でお客さんに背中を見せずに接客しておられたのが
印象的でした。
研修期間がお盆の時期ということもあり、毎日たくさんのお客さんが来店されました。忙しい時間帯は、
ほぼレジ横につきっきりで商品の袋詰めをしていました。大きさや個数によって袋の大きさを変えたり、
小分けの袋が必要か一人ひとりに聞いて対応していくのが大変でした。少しでもお客さんを待たせないよ
うに要領良く動かなくてはならなくて、すこし慌ててしまったけれど、レジを担当してくれていた社員さ
んが、手伝ってくれて、雑な作業をすることなく、スムーズに作業することが出来ました。もし自分がお
客さんの立場で、慌てているのは分かっても雑な仕事をされると不快に感じるだろうなと思います。社員
は常に会社、お店の顔として接客しているという意識を忘れてはいけないと思いました。
研修5日目の最後の日には、お客さんに「あなたの笑顔はとても良いね」と言っていただけるまでにな
り、意識しなくても出来るようになってきたと分かりました。お客さんにも良い印象を与えることが出来
ただけでなく、自分自身もそういったことを言われることによってとても嬉しい気持ちになりました。
この研修を通して、接客業とは、毎日ニーズの違った様々なお客様に対して接する大変さを感じました。
常にお客さんの目線で考え、思いやりを大切に行動するからこそ大変な仕事なんだと思いました。私はず
っとお客様と接するときに緊張してしまい、こちらから関わるということが出来ませんでした。しかし、
社員のみなさんはお客さんがして欲しいことを気付いて行動されていて、観察力がすごいと思いました。
私は今回、今までアルバイトで何気なく接客していたけれど考え方が変わりました。仕事の大変さ、そ
して面白さに気付くことができました。これからの就職活動や、就職してからもインターンシップで学ん
だことを十分活かしていきたいと思います。
- 84 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 御菓蔵
氏名:佐伯 夏海
研
修
日
報
設定課題:お店のことを知る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レジ横での商品袋詰め
レジ横で袋詰めの作業と、商品に
8/11 ②伝票のチェック
シールを貼ったりする作業を主
(水) ③シール貼り
にしました。挨拶を元気よく出来
るように意識しました。言われた
事はしっかり出来るように明日
からも頑張っていきたいです。
設定課題:自分が出来ることをしっかり行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①商品袋詰め
レジ打ちの方の横に付いて、商品
8/12 ②レジ横での商品袋詰め
を袋詰めするサッカーの作業を
(木) ③レジ袋たたみ
主にしました。袋の大きさを考え
④シール貼り
るのに時間がかかり、もたもたし
⑤シール切り
てしまって、お客さんを待たせて
しまったりしました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
注意したことをしっかり意識
して、初仕事良く頑張ったと思
います。素敵な笑顔で明日から
も頑張ってください。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
お客様に対して申し訳なかっ
たなと感じた事を、どうしたら
改善できるのか、不足だったと
思うことをできるように頑張
ってください。
設定課題:笑顔で元気に作業する
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①レジ袋たたみ
お盆ということもあってお客さ 忙しいなか、大変良く頑張って
8/14 ②レジ横での商品袋詰め
んがとても多く来られました。レ 頂きました。今日の笑顔はとて
(土) ③シール貼り
ジ横での商品袋詰めでは、だいぶ も難しいとこですね。でも、袋
④シール切り
考えて出来るようになりました。 詰めのスピードが上がって上
しかし、箱の商品を入れる紙袋の 手になったと思います。
サイズが、まだ分かりませんでし
た。明日も忙しいと思うけど、頑
張りたいです。今日はあまり笑顔
ではなかったと思います。
設定課題:レジ横での作業を極める
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①レジ袋たたみ
レジ横での袋詰めがとても忙し 慣れてきてスピードもあり、丁
8/15 ②レジ横での商品袋詰め
く、大変でした。だいぶテキパキ 寧に作業できるようになりま
(日) ③商品袋詰め
と出来るようになったかなと思 したね。最終日も頑張ってくだ
④閉店作業
います。いろいろ覚えはじめて、 さい。
慣れてきたので最終日頑張って
いきたいです。
設定課題:今まで行ってきたことが出来るようになる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①レジ袋たたみ
御菓蔵に来て、初めてレジ打ちを
8/17 ②袋の補充
したり、箱商品の包装をしたりし
(火) ③湯のみ洗い
ました。レジは使ったことがある
④レジ打ち
けれど、お店によって違うのが難
⑤包装
しかったです。お客さんに笑顔が
⑥閉店作業
良いといわれ、意識していなくて
も出来るようになったのかなと
思いました。5日という短い期間
だったけれど、接客業を体験させ
て頂けて良かったです。
- 85 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
今日はいつもと違った作業を
して、また違う接客業も学べた
のではないかなと思います。短
い期間でしたが、とても助けに
なりました。これからもいろい
ろなことにチャレンジして頑
張ってください。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:やかもち蔵
経営情報学科 1 年
10M082 櫻木 祐子
働くことの大変さとやり甲斐
私は、やかもち蔵で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験で私のテーマは、アルバ
イトやパートと社員との違いと接客の心得を知るということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結
果を報告したいと思います。
まず、研修内容は基本的な接客のマナーや、お客様の商品の注文を受けるにあたっての基本的な応対の
仕方を身につけ、実際に店頭で接客を行うということを中心に体験させていただきました。接客の他にも、
商品を並べ、箱詰めし配達したり、商品の管理や身の回りの掃除、商品を扱う道具の洗浄をしたりしまし
た。
私は今回の研修で、接客という仕事の中で、基本的なことを丁寧に行うということは単純に思えるが、
どんなに難しいのか学びました。お客様に注文を受けるとき、丁寧な言葉遣いや正確な作業が求められま
す。また、お客様とできるだけ多くのコミュニケーションをとり、お客様の要望に正確に応えられるよう
に勤めなければなりません。一つでもミスをしてしまうと、お客様に不快な思いをさせてしまうかもしれ
ません。ですから、ミスをしないように事前にロールプレイングシナリオを思い浮かべ、練習することが
大切だということを学びました。
アルバイトやパートと社員との違いは、仕事の役割の重要さと責任の重さだということがわかりました。
社員は、接客の仕事の内容は同じですが、商品の管理や発注など店の運営に関わる仕事を任されています。
運営に関わるとなると、その責任も重くなってきます。しかし、アルバイトやパートの方と社員の方のお
客様に対する考えは、どちらも真剣なものだと感じました。
今回の研修で、私は応用力が足りないことに気がつきました。基本的なことで精一杯で、それが達成さ
れたら満足して終わっていました。そこで満足せず、更に上手くいく方法を考え実践していくことが大切
なのです。今後の学習では、その課題点を克服できるようにしたいです。また、今回の研修で接客という
仕事の楽しさややり甲斐を感じ、その仕事に関わる職業を詳しく調べたいと思います。就職活動では、ど
の仕事のジャンルを調べていくかまだ悩んでいました。研修で学んだことを大いに就職活動で活かしてい
きたいと思います。
- 86 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 ボンリブラン(やかもち蔵)
研
修
日
報
設定課題:積極的に質問しメモを取る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①挨拶の仕方
挨拶を積極的にすることで
8/24 ②商品を覚える
相手とのコミュニケーション
(火) ③焼菓子のシール貼り
がとれやすくなり、次の行動
④接客の仕方を覚える
に素早く切り替えることがで
きる。
設定課題:自分から行動する
実 習 内 容
①朝礼
8/25 ②生菓子の箱詰め
(水) ③商品の配達
④ケースの温度確認
⑤ロールプレイング練習
⑥接客練習・実践
実習生の特記事項
接客用語をただ言うのでは
なく、言葉のイントネーショ
ンに気をつけたり、明るくは
っきりと相手に伝えることが
大切なのだと学んだ。
氏名:櫻木 祐子
勤務時間:10:00~18:00
指導者のコメント
「いらっしゃいませ」
などの接客用語を自分から
進んで大きな声で言ってい
たのでよかったと思う。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
接客は初めてだったと思
うが、お客様の目を見て確
認しながらできていたので
よかったと思う。
設定課題:焦らず一つ一つの作業に集中する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝礼
そのとき行っている作業に
8/26 ②生菓子をケースに並べる
集中しながらも周りの状況を
(木) ③商品の補充作業
常に意識し、先のことを考え
④商品の箱の形作り
て行動する。
⑤接客
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
お客様の顔を見ながら笑
顔で接客していて良いと思
う。その調子で頑張ってい
きましょう。
設定課題:落ちついて丁寧な対応を心掛ける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝礼
お客様の注文の対応を受け
8/27 ②生菓子をケースに並べる
たとき、淡々と必要事項を聞
(金) ③ケースの温度確認
くのではなく、お客様がどう
④接客
したら一番満足できるのか考
⑤商品の詰め合わせ作業
えて対応する。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
接客、箱折りを中心にし
てもらったが、店が忙しく
なった時間でも落ちついて
お客様の対応をしていたの
でよかったと思う。
設定課題:今までやってきたことを丁寧に素早く行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝礼
お客様は一人一人違うので
8/28 ②ケースの掃除
対応の仕方も異なってくる。
(土) ③生菓子をケースに並べる
それをどう上手く臨機応変に
④ケースの温度確認
対応するかが重要である。
⑤接客
勤務時間:9:00~12:00
指導者のコメント
声の出し方やお客様の対
応がよかった。接客の難し
さや楽しさを少しでも学ん
でくれたら嬉しい。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 ボン・リブラン
経営情報学科 1 年
10M038 西田 智美
タイトル:一つ一つの行動の重要性
私は、株式会社ボン・リブランで5日間、就業体験をさせていただきました。私の研修場所はリブラン
富山空港通店で、ケーキやお菓子などを販売している店舗でした。私は、甘いものが好きでリブランさん
によく通っていました。ですから、今回の就業体験でのテーマは、買い手として行っていたリブランで反
対に売り手側に立つことで、リブランさんの裏側や工夫を知る、ということでした。更に社会に出て働く
ということはどのような感覚なのかを肌で感じる、ということも目的としました。
研修内容は、まず、ケーキの名前を覚えることから始まりました。そしてケーキ屋で大切なショーケー
ス拭き、またケーキの生出しを毎日行いました。ケーキの箱詰や、箱商品を買われた際ののしの種類や包
装の仕方を教わり練習し、実際にケーキ販売をさせていただきました。就業研修後半には、パン出しやパ
ンのスライス補助もさせていただきました。最終日には、お菓子の箱商品が置いてあるテーブルを、夏仕
様から秋仕様に変えるお手伝いをしました。テーブルのカバーを交換し、位置や高さを変えるなど、店の
雰囲気を変えました。
この研修を通して、企業が商品を売るまでにも、それまでには工程があり、さまざまな仕事があること
を改めて感じました。リブランさんのモットーの一つに、新鮮と安全があります。そのモットーの下に社
員やパートの方は手洗い、消毒を必ず細めに行い、清潔を心がけています。仕事をする上では、組織にい
る人一人一人が会社の理念やモットーの下に働くことが大事なのだと学びました。また、店花壇の水やり
や草むしりを毎週一回実施していて、研修中に私もやらせていただいたのですが、店の周りなど外観を綺
麗に保つことも大変重要な役割だと感じました。どの仕事も一つ一つに意味があり、お客さんのためにつ
ながっていることを学びました。ですから、どの仕事にも手を抜いてはいけないと思いました。
研修を通して一番感じたことは、お客さんと触れ合うことが楽しかったということです。いろいろな世
代の方が笑顔でショーケースを覘いている姿を見ていると自然と私も顔が微笑んでいました。私はやはり
人と関わることが好きなので、人と関わる仕事に就きたいと思います。私は最初レジの補助などに積極的
に入ることができず、指摘されてしまったので、これからの生活から、どのようなことでも積極的に行動
することを心がけたいです。就職活動も積極的に行おうと思います。
就業体験を受け入れてくださったボン・リブランには、大変お世話になりました。私の研修のために時
間を割いていただき、ありがとうございます。今回の研修では、リブランさんの理念やモットー、またボ
ン・リブランの歴史やあり方などを知ることができました。アルバイトとはまた違い、社会では、より自
らの一つの行動に責任を持つことが大事だと感じました。今回学んだことを無駄にせず、今後の学校生活、
就職活動に活かしたいです。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社 ボン・リブラン
氏名:西田 智美
研
修
日
報
設定課題:まずは仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース拭き
最初は商品の名前を覚えること
8/24 ②ケーキの名前覚える
から始まった。出勤したときや休
(火) ③商品出
憩から上がったときは必ずショ
④ケーキ販売
ーケースを拭く。生ものを扱うの
⑤はんこ押し
で手洗い・消毒を徹底的にと指導
⑥商品補充
された。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
声の大きさや笑顔がもう少し
あれば良いと思う。生の接客が
できるようになったと思うの
でこれからどんどん入ってほ
しい!
設定課題:落ち着いて接客する
実 習 内 容
①生出し
8/25 ②シール貼り
(水) ③声だし練習
④販売、シール貼り
⑤のし、包装の練習
⑥レジの練習
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
昨日より接客に入る回数が多
く、生の接客も落ち着いてでき
るようになったと思う。もっと
自分からレジの補助に来てパ
ンの袋詰めやサミットにお菓
子を入れたりできると良い!
実習生の特記事項
生の接客を教わり、昨日よりお客
様と関わる機会が多かった。リブ
ランではお客様と触れ合う時間
が少ないので、その短い中でいか
にコミュニケーションを取るか
が大事である。
設定課題:研修中盤!自分から仕事を探してみる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①生出し
パン出しするときにはクリーム
8/26 ②パン出し
系は温かい場所に置かない、揚げ
(木) ③パンのスライス補助
物は揚げ物系と一緒に置く、など
④袋の個数確認
パンを出すにしてもさまざまな
⑤トレー、トング洗う
工夫が必要だとわかった。
⑥商品の補助
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
店にも慣れてきたみたいで、
「
いらっしゃいませ」や「ありが
とうございます」を元気良く言
うことが多く見られた。
設定課題:
(レジなど)周りの状況をよく見て行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ショーケース、風除室掃除 ショーケースにケーキを並べる
8/27 ②生出し、パン出し
ときは、色合いやバランスに注意
(金) ③パンのスライス補助
する。
④水やり
⑤洗いもの、販売
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
積極的にレジ補助に入っても
らえて良かったです。ラスト1
日も笑顔で頑張ってほしいで
す。
設定課題:今まで学んだことを生かす!
勤務時間:9:00~13:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ショーケース、風除室掃除 ケーキの箱を紐止めするときは、 お疲れ様でした!!4日間を
8/28 ②生出し
腰を使って手際よく行う。生の接 通して、慣れない環境でしたが
(土) ③シール貼り
客するとき、自分なりに楽しくで 最後まで元気よく笑顔でお客
④販売
きたので良かった。
様と接してくれたことが良か
⑤パン出し
ったと思います。
⑥テーブル秋仕様に変える
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:阪神化成工業株式会社
経営情報学科 1 年
10M098 長森 里依子
タイトル:自身が誇りを持って行える仕事とは
私は、阪神化成工業株式会社の生産管理部で8日間の就業体験をさせていただきました。この就業体験での
私のテーマは「実際の事務員の業務を知り、どのような仕事であるのかを考える」です。そのテーマに沿い、
就業体験で得たことを話そうと思います。
就業体験に参加しようと思ったきっかけは、実際の仕事に触れることで事務員の仕事は自分に適しているか、
参考になるだろうと考えたためです。実際の職場に、しかも長期の間、触れる機会はなかなかありません。その
ため、進路を考える上で良い刺激になるだろうと思いました。
就業体験先では OA 機器を用いた入力操作・照合作業を中心に行いました。この入力操作というのはコンピ
ュータシステムを用いたもので、情報を入力し、プリンタで出力する作業です。出力されるものは、大きく 2
つに分けられます。受注・発注といった外部に部品を注文するための用紙と、出荷や作業などといった、内部
への依頼をするための用紙です。照合作業は、入力した情報に間違いが無いか、確認するための作業です。ど
ちらの作業も、入力ミスがあると内部、外部ともに迷惑がかかってしまうので、注意して確認する必要があり
ます。
部署の皆さんには、日によって交代で教えていただきました。2 日ごとに教えてもらう業務内容が違い、8
日間という短期間でしたが、様々な種類の業務を教えていただくことができました。担当の方によって、独自
の仕事のやり方があり、工夫されている点や配慮されている点をメモしたり、実際に意識して取り組んで見た
りもしました。業務には家庭で使っているものとは操作方法が異なるキーボードが使用されており、始めはメ
モをとり、覚えながらの業務でした。しかし、仕事の回数を重ねるうちに少しずつ行える業務も増え、5 日目
あたりにはメモをあまり見ずに処理をすることができるようになりました。
担当者の方々の業務の早さには、驚きました。オフィスでは、電話が常に鳴っていて定期的に FAX も流れてき
ます。処理する伝票も次々とまわってきて、時間に追われながら仕事をするという、常に忙しい状態でした。そ
の状況下で、事務員の方々は2コール以内で電話を取り、的確かつ素早い対応をされていました。電話で話しな
がらコンピュータシステムで情報を調べ、次々と答えていく姿に、私はこういった技術を身につけたいと思いま
した。
この就業体験で私が学んだことは、顧客の希望や使い勝手を考えた上で工夫する、ということです。就業体験
先が製造業を営まれていたということもあり、発注や受注の関係についても学ぶことができました。送り状を
書く際、担当者の方がそれぞれの企業ごとに分かりやすい記載方法へ変更されたり、もしものミスを防ぐため
に工夫されたりしていました。私も、就職して働くときにはそういった配慮や工夫をし、誇りを持ってできる
仕事がしたいと思いました。
最後に、就業体験に参加することができて、本当に良かったと思いました。参加する機会をくださった阪神化
成工業の皆様、就業体験を計画して下さった方、本当にありがとうございました。普段の学生生活では味わえな
い体験をすることができ、大変感謝しています。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:阪神化成工業株式会社
9/1
(水)
9/2
(木)
9/3
(金)
9/6
(月)
9/7
(火)
氏名:長森 里依子
研
修
日
報
設定課題:1つ1つの仕事の仕方を覚え、
勤務時間:8:30~17:15
次から生かせるように努める
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①出荷指図書の修正
何度も間違いがないか確認す
初めての作業にもかかわら
②出荷指図書の発行
ることが大切だなと感じました。 ず、順調に作業を行っておられ
③出荷指図書の照合
また、指導担当者である宮田さん ました。短い時間の中での説明
④書類などの整理
が工夫しているのを見て、自分も をすぐに理解して作業されて
仕事をする上でいかに効率よく いました。今日、学んだことを
できるかを考えながら仕事しよ 生かして、明日も頑張ってほし
うと考えました。
いです。
設定課題:1つ1つの仕事の仕方を覚え、
勤務時間:8:30~17:15
次から生かせるように努める
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①出荷指図書の発行。
分からないと思ったことはき
2日目だったので、初日より
②出荷伝票の整理。
ちんと自分が理解できるまで聞 作業が早く進んだと思います。
③出荷指図書の照合。
き、メモを取ることが大切だと思 明日から、違う作業になるので
④データ整理。
いました。
、昨日と今日学んだことを生か
また、判断に迷ったときは積極 していってほしいです。
的に意見を聞くようにしようと
思いました。こうしたことで、仕
事の失敗が減ることにつながる
と思います。
設定課題:1つ1つの仕事の仕方を覚え、
勤務時間:8:30~17:15
次から生かせるように努める
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①資料のコピー。
「事務員」という仕事には、丁 長森さんが私に学ぶことが
②副資材の発注処理。
寧さと正確さが求められるとい あったかどうかは分かりませ
③作業指図書の発行。
うことを学びました。多くの部署 んが、私は彼女に学ぶ点があり
④出荷品リストの作成。
や多くの企業が1つ1つの製品 ました。自信を持って社会人と
づくりに深く
なってください。
関わっています。そういった、チ
ームワークも企業では大切とさ
れているのだと思えました。
設定課題:ミスが出ないよう、確認を忘れないようにする。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①発注所の照合。
メモを取りながら話を聞くこ
ノートなどにメモをとるく
②書類整理。
とを学びました。メモをとること せをつけましょう。社会人にな
③発注所の発行。
によって、普通に聞いているより って、先輩や上司から教えても
④仕入処理。
も整理されて頭の中に残ります。 らったことをメモすることで、
⑤受注書の発行。
きちんと学んだことを記録し、今 それが参考書代わりにもなる
⑥受注書の照合。
後に生かしていきたいと思いま でしょう。
す。
設定課題:ミスが出ないよう、確認を忘れないようにする。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①作業指図書の発行。
作業指図書の入力ミスは、
確認作業の重要性を作業を
②作成前確認書の照合。
同じデータを共有しているかた 通して漢字でもらえたようで
③製品出荷リストの照合。
がたにも影響があるので、しっか 良かったです。データの入力、
④製品情報データの入力。
りと確認することが大切だと思 照合を丁寧にして頂き、実際に
⑤製品移動表の整理。
いました。今日は工場の一部もま 間違いを指摘してもらい助か
わったのですが、たくさんの部署 りました。ありがとうございま
が密接に関わっていると実感し す。
ました。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
9/8
(水)
9/9
(木)
9/10
(金)
研
修
日
報
設定課題:丁寧かつ、早い作業を心がける。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①発注データ入力。
私が仕事させていただいてい
本日は入力を主に行っても
②外注宛資材の準備。
る製造管理部がどのような位置 らいましたが、丁寧に入力し、
③外注宛FAXの送信。
に属しているかなどのお話を聞 さらに確実にチェックされて
④組織製品データ入力。
きました。
いてよかったと思います。残り
⑤売上処理。
私が働かせていただいている の研修期間も頑張ってくださ
⑥発注所の発行・照合。
「製造管理部」は、発注・納品・ い。
検品・運搬などの仕事全体に関わ
っている業務です。今日行った仕
事内容からも、製造管理がさまざ
まな分野と密接に関わっている
ことが分かりました。
設定課題:丁寧かつ、早い作業を心がける。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①売上処理。
担当であった元尾さんが、場合 今日行った工程の先はお客
②出庫表の発行。
に応じて取引先への配慮や製品 様なので目に見えない様な小
③納品書の送付。
を扱う上での工夫をされていて、 さな配慮の必要性を知ってい
④出荷送り状の発行。
私もこういった気遣いができる ただき嬉しく思います。とても
⑤荷付の貼り付け作業。
仕事がしたいと思いました。それ 前向きに取り組み姿勢を見て
⑥出荷処理。
ぞれの方の仕事風景を見ていて、 逆に勉強させていただきまし
そういったそれぞれの工夫の違 た。ありがとうございます。
いを見ていくのも、仕事の面白い
ところであると感じました。
設定課題:今まで学んだことを生かして働く。
勤務時間:8:30~17:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①出庫表の作成。
指導者である安井さんが始業
長森さんは、とても熱心に販
②納品書の発行。
や休憩時間などに机の上を拭い 売管理業務をこなしていらっ
③売上伝票の発行。
たり、書類を整理したりしていま しゃいました。オフコン作業な
④出荷送り状の発行。
した。私もこういうように、身の ども、初めてとは思えないくら
⑤荷札の発行。
回りを整理整頓して、みんなが仕 いスムーズでした。まじめなと
⑥出荷処理。
事がしやすい環境を整えながら ころがとても良かったです。事
⑦荷札貼り付け作業。
仕事ができたらいいなと思いま 務員を目指して頑張ってくだ
した。
さい。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高志会館
経営情報学科 1 年
10M074 奥村 友苗
タイトル:気配りの大切さ
私は高志会館で一週間研修をさせていただきました。この研修の目的は、いろいろな年代の方とのコミ
ュニケーションを通して、コミュニケーション能力を高めることでした。
実習ではお客様と関わる割烹や宴会、ビアガーデン、立食パーティを体験しました。また、お客様とは
直接関わることのない、会場の準備や片付け、部屋のセットなどを体験しました。初めてのことばかりで
自分から積極的に動くことが出来なかったのですが、日を重ねるごとに次に何をすればいいのか考えて行
動できるようになりました。お客様と関わる主な仕事は料理の運搬、皿の回収、片付けなどでした。お客
様と関わらない主な仕事は、会場を左右対称や全体的に揃えて準備することや、部屋の清掃・布団のセッ
トでした。
この体験を通していろいろな年代のお客様や従業員の方と関わりました。年齢層や時と場合を自分なり
に考えながら話すことによって、目的としていたコミュニケーション能力を学ぶことが出来ました。以前
より言葉遣いも良くなったと思います。
もう一つ私がこの体験を通して学んだのは従業員の方が徹底されていたお客様への気配りです。お客様
に直接関わる宴会や立食パーティなどでは、お客様のために料理の位置を食べやすいように置き、お客様
に頼まれると迅速に対処しておられたのを見て感動しました。お客様とは直接関わりのない仕事では、会
場セットでお客様から見て見栄え良くするため、左右対称に置き、コップの口が切れてないか、汚れてい
ないか、一つ一つ確認していました。お部屋のセットでは掃除機を全部の部屋に掃除機をかけ、髪の毛が
落ちていないか確認し布団を引きました。布団のシーツをかける時はしわにならないように二人一組にな
り、息を合わせながらやりました。少しでも汚れているもの、穴があいているのがあれば取り替えておら
れました。このようなことからホテルの従業員の方がお客様へ大変な気配りをされているのだなと思いま
した。私が挙げたことは当たり前のことかもしれません。しかし実際自分で全部やると忙しくて手を抜い
てしまいたくなるくらい大変でした。ホテルの従業員の方はお客様一人一人に気を配り、いつも笑顔でお
られてすごいなと思いました。
このインターンシップ研修を通して、目的としていたコミュニケーション能力だけでなく、普段気付か
ない人への気配りの大切さを学ぶことが出来ました。この経験を生かし、学校生活では友人や先生方、将
来の自分の就職先での上司の方や同僚、もちろん日頃から一緒にいる家族にも気配りしていきたいと思い
ます。
- 93 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高志会館
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
氏名:奥村 友苗
研
修
日
報
設定課題:自分に与えられた仕事を責任をもってする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①和食レストラン
②宴会
③ビアガーデン
設定課題:前回言われたことに気をつける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①和食レストラン
②会議のセッティング
③チャーフィンの片付け
設定課題:従業員の方の良い所を吸収する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①和食レストラン
②部屋のセット
③ビアパーティの準備
④ビアパーティ
設定課題:テキパキ動く。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①和食レストラン
②会場セット
③食器拭き
④立食パーティ
設定課題:言われる前に動く。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①部屋のセット
②会場準備
③宴会
設定課題:お客様のために何をすべきか考える。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①蓮の夢(法事の料理出し)
8/7 ②手伝い(片付け・準備)
(土) ③宴会
設定課題:今まで学んだことを生かす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/8 ① 宿泊準備(布団・掃除)
(日) ②ビアガーデンの準備
③ビアガーデン
- 94 -
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
慣れないながらも頑張ってく
れた。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
今日は雑用を頼んでしまった。
明日の宴会に使う。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
自分の周りにアンテナをはり、
お客様一人一人の行動を注意
深く見ていれば行動が見えて
くる。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
肉体労働の多い環境で、大変だ
ったと思うが、良く頑張ってく
れていた。
勤務時間:11:00~19:00
指導者のコメント
解らない事を聞かれるとパニ
ックになるが、落ち着いて相手
が何を求めているのかを聞き
出し、周りに伝える。その流れ
が早い程お客様のストレスも
なくなる。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高志会館
経営情報学科 1 年
10M107 廣田 萌実
「おもてなし」の心の大切さ
私は高志会館で一週間、インターンシップをさせていただきました。このインターンシップでの私のテ
ーマは、ホテル業の具体的な仕事内容や、その大変さを学ぶというものでした。
高志会館での仕事は何種類かに分かれており、今回のインターンシップで私がさせていただいた仕事は、
宿泊施設のセット、パーティーでの食事運び、ビアガーデンと和食レストランでの接客、パーティー会場
のセットでした。
宿泊施設では、お客様が帰った後のお部屋のお掃除や布団のセットをさせていただきました。布団のシ
ーツを敷くだけでも、シーツにシミや穴や汚れがないかを念入りに確認し、気付かないような程度のもの
でも一つあればすぐに取替え、しわになったところはしっかりと直すなど、宿泊されるお客様が気持ちよ
く利用できるよう、徹底した作業をしました。また、パーティー会場のセットでは、お料理やお皿などを
綺麗に並べ、会場全体を華やかに見えるようにセットしたり、上座や下座を考えて配膳するなどのマナー
を学ぶこともできました。ビアガーデンでは、ビールジョッキを洗う仕事をさせていただきました。洗っ
た後に、ビールジョッキが汚れていないか、欠けていないかをしっかり確認し、少しでも汚れや欠けのあ
るジョッキは、間違ってお客様の元にいかないようにすぐ捨てるなど、ここでも徹底した作業をしました。
さらに和食レストランでは、和室へ入るときは跪座をして一声かけてから入るなど、お客様に不快な思い
をさせないよう、軽い座敷作法も学ばせていただきました。
今まで、ホテルでの仕事と聞くと、具体的な仕事内容は分からないけれど華やかな印象がありました。し
かし実際は肉体労働が多く、何時間も立ちっぱなし、歩きっぱなしの作業の連続で、とても辛かったです。
その立ち方や歩き方にしても、背筋を伸ばして立ち、一本の線の上を歩くようにと教わりました。普段意識
していないようなことですが、お客様が不快な思いをされないよう、気をつけることが多々あることを学び
ました。
最終日に、従業員の方が「マニュアル化していない接客が大切で、その為に従業員一人一人が責任を持た
なければいけない」とおっしゃられたことが、一番印象に残っています。
高志会館の従業員の方々に共通していることは、
来店していただいたお客様に少しでも気持ちよく利用し
ていただきたいという「おもてなしの心」ではないかと思います。
お客様からすると気付かないようなことでもしっかりとすることが、
お客様が不快な思いをする可能性を
潰すことに繋がります。そうして気持ちよく利用していただいたお客様は、また利用してくれるのだと思い
ます。
この一週間で学ばせていただいた「おもてなしの心」を、就職活動や将来に生かしたいと思います。
- 95 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高志会館
氏名:廣田 萌実
研
修
日
報
設定課題:仕事に慣れるようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/2 ①和食レストランでの接客
(月) ②ビアガーデンの会場掃除
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
1日目、慣れないながらも頑張
ってくれました。
設定課題:自分から仕事を見つけるようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/3 ①会議の後のお弁当出し
(火) ②会議会場の机のセット
③銀の器磨き
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
明日の宴会で使う備品を磨い
て頂きました。
設定課題:もっときびきび動くようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/4 ①和食レストランでの接客
(水) ②ビアパーティー
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
表情をもっとやわらかくして、
姿勢にも注意しましょう。
パーティー中のお客様への対
応は良いと思った。
設定課題:自分から進んで仕事に取り組むようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/5 ①和食レストランでの接客
(木) ②新採者のパーティー
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
三人の中では一番すすんで仕
事に励んでいた。
又、ムードメーカー的存在で周
りを和やかにしてくれていた。
設定課題:自分から進んで仕事に取り組むようにする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/6 ①ホテルの客室セット
(金) ②パーティー会場のセット
③ビアガーデンの接客
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
職場の環境にも慣れてきた様
で、会場のセッティングなどは
格段に早くなり、大変助かって
います。
設定課題:料理を出すときのマナーなどに気をつける
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/7 ①パーティー会場のセット
(土) ②同窓会の料理出し
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
なし
設定課題:今までに学んだことを生かして働く
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/8 ①ホテルの客室セット
(日) ②ビアガーデン
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
なし
- 96 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先:パレブラン高志会館
経営情報学科
1年
10M005 井澤 優希
お客様に満足してもらう仕事
私はパレブラン高志会館で1週間、インターシップをさせていただきました。私はインターシップで、働
くということはどのようなことかを知り、
これからの就職活動に役立てていきたいと考えて就業体験に参加
しました。そのテーマをもとに、このインターシップで学んだことを報告します。
インターシップでは、先ず和食レストランでの接客や配膳などをしました。最初の日は自分に何ができる
かが分からず、頼まれることをやっているだけでした。しかしながら、私が緊張していて、どのようにした
らよいか分からないときでも、従業員の方が積極的に話しかけてくださったおかげで緊張も次第にほぐれ、
分からないことがあっても質問がしやすくなりました。そして、毎日仕事を行っていくうちに、次第に仕事
が分かるようになってきました。
私はビアガーデンでも接客などをしましたが、ビアガーデンでは大変暑い中、お客様が座る机やイスをふ
きました。従業員の方々が、毎日暑い中でもお客様が不満に思わないように、このような仕事をしておられ
ると知り、とても驚きました。
その他にも宴会やパーティの準備や片付けも行いましたが、従業員の方は、準備作業で物を置くときに左
右対象になるように置くなど、
私たちが気づかないようなことでも細かいところでも気を配って仕事をして
おられ、すごいと思いました。
また、私は宴会やパーティでは、料理を出したり、食べ終わっている皿をさげたりしましたが、片付けで
は、少しでも早く終わるように協力しながら片付けをしました。
最後の日には、従業員の方と最後にお話をする機会があり仕事についてのお話をしました。その方が話さ
れたことで、
「この仕事は、思っているほど華やかな仕事じゃない。裏方での仕事がほとんどだし、力仕事
もたくさんあってすごく大変だけれど、お客様が笑顔で帰られたり、ありがとうと声をかけてもらったりす
るから、大変でもやってよかったと思う。そういう時にこの仕事をしてよかったと思う。
」とういう言葉が
あり、本当にすごいと思い心に残りました。その方の言葉を聴いた後に考えて見ますと、そこで働いておら
れる方々は、
お客様に満足してもらえるように様々なことを考えて業務に取り組んでおられたと思いました。
私はこのインターシップで、人のことを思いやりながら仕事をする大切さを学び、また、人とコミュニケ
ーションをとることの大切さを改めて感じました。このインターシップで学んだことを、今後の学校生活や
就職活動にも役立てたいと思います。
- 97 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:高志会館
氏名:井澤 優希
研
8/2
(月)
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
8/7
(土)
設定課題:
実 習 内 容
①和食レストランでの接客・配
膳など
②食器の片付け
③イス・机ふきなど
④ビアガーデンでの接客・配膳
など
設定課題:
実 習 内 容
①和食レストランでの接客・配
膳など
②銀の器(チャーフィン)磨き
③机ふき・イス並べ
設定課題:
実 習 内 容
①和食レストランでの接客・配
膳など
②パーティーの準備
③布団敷きなど
④パーティーのお手伝い
設定課題:
実 習 内 容
①机の設置
②和食レストランでの接客・配
膳など
③机やイスの設置など
④パーティーでの皿下げや片
付けなど
設定課題:
実 習 内 容
①宿泊の片付け・布団敷きなど
②会場の準備
③宴会の会場準備
④宴会のお手伝い
設定課題:
実 習 内 容
①和食レストランでの接客・配
膳
②パーティーの準備(食器置き
・皿下げなどや備品ふき)
③宴会の準備
④宴会での接客・配膳
修
日
報
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
- 98 -
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
1日慣れないながらも頑張っ
てくれました。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
明日の宴会で使うための備品
を磨いて頂きました。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
パーティー中、会場内で待機し
ている時、口が開いていたのが
気になった。
会場内では集中しましょう。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
テーブルやイスの持ち運びな
ど重労働が多く、女性には大変
な仕事も黙々とこなしている
姿に感心しました。
勤務時間:?:??~??:??
指導者のコメント
華やかな現場を想像していた
かもしれませんが、実際は仕事
の8割はこういった雑務がほ
とんどです。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社富山クボタ
経営情報学科
1年
10M077 久保 あすか
仕事はチームプレイ
私は、富山クボタで 5 日間インターンシップをさせていただきました。富山クボタでは、針原営業所と、
流通センターにて研修させていただきました。私のインターンシップにおいてのテーマは、働くとはどうい
うことか実際に経験して学ぶということでした。このテーマに基づき、インターンシップで学んだことを報
告いたします。
初日の午前中は、富山クボタ本社にて、会社の概要をパワーポイントや DVD を用いた説明プレゼンテー
ションを聞かせていただきました。富山クボタでは、農業機械を販売しており、営業職、サービス職、営業
アシスタント職があることを知りました。
本社での担当者の方に、
仕事の楽しさは何ですかと質問をすると、
その方は、人事の仕事をされているので、ガイダンスにいた学生が、内定まで進んでいくというような、学
生や、人との繋がりを実感できることが楽しさであるとおっしゃっていました。
初日の午後から 2 日間は、針原営業所にて、営業アシスタントの体験をさせていただきました。送付表・
出納帳の記入、伝票の整理・仕訳、請求書の整理などを、主に体験させていただきました。毎日計算をして
記入していくものが多く、毎日の正確な積み重ねが重要だと学びました。営業アシスタントの仕事の中で、
このような事務の仕事は後回しで、最優先するべき仕事は、お客様との接客であることを教わりました。お
客様との時間を多くとり、会話から、お客様が欲しているものなどを察し、売上につなげていくそうです。
お客様とのコミュニケーションはもちろん、
営業所内の方同士のコミュニケーションも大切だと教わりまし
た。また、お互いに連絡しあうことは欠かせないことだそうです。仕事はチームプレイが重要だと学びまし
た。 残りの 2 日間は、流通センターで研修させていただきました。出荷伝票に基づき、部品を各営業所
の部品箱に入れて配送するというような流れでした。流通センターでは、パソコンでデータを打ち込み伝票
を作成するため、間違えると大変なので確認が大切であるということを学びました。さらに、倉庫の中は、
夏は暑く、冬は寒いので、体力が必要だと思いました。
5 日間研修をして、お客様からの信頼が一番大切であるということ。仲間とのコミュニケーションから成
り立つチームプレイが大切であることを学びました。会社を決める際に、自分の好きなことであるというの
が大切だと教わりました。自分の好きなこと、興味のあることを明確にして、就職活動に臨みたいと思いま
した。
- 99 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社富山クボタ
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/6
(金)
8/7
(土)
氏名:久保 あすか
研
修
日
報
設定課題:働くとはどのようなことか実際に経験して学ぶ
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会社概要説明プレゼンテー 午前中は、本社で富山クボタの概 少しの間でしたが、とても素直で
ション
要のプレゼンテーションを聞い チームの輪にとけ込んで、人の気
②送付表・出納帳の記入
た。午後からは針原営業所にて、 持ちを楽しくできる方で、気分が
③ハガキに宛名の貼り付け
事務の仕事を体験した。毎日必ず とてもよかったです。
④価格表作り
記入していく書類があり、毎日の きっと性格もよいのでしょう。
⑤伝票印鑑押し
正確な積み重ねが重要だと学ん お客様にも楽しんでいただけて、
⑥伝票仕訳
だ。
営業マン、サービスマン全員に元
気を与えていただきました。
事務は、細かな作業も坦々とこな
されました。
そして、学ぼうとする姿勢がとて
も新鮮でよかったと思います。
設定課題:働くとはどのようなことか実際に経験して学ぶ
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①帳票チェック
出納帳に売上などを記入した。奨
②伝票整理・仕訳
励金申請書を計算して記入した。
③現金チェック
計算の仕方が難しかったため、何
④送付表記入
度も確認をした。確認することは
⑤出納帳記入
大切だと感じた。
⑥奨励金申請書記入
設定課題:働くとはどのようなことか実際に経験して学ぶ
勤務時間:8:30~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①帳票チェック
昨日と同様に伝票の整理・仕訳、
②伝票整理・仕訳
出納帳の記入をした。午後からは
③送付表記入
、長期解消計画の記入、請求書の
④出納帳記入
整理をした。その他に、お茶がな
⑤長期解消計画記入
くなったら新しく作ったり、食器
⑥請求書整理
を洗ったりした。営業所の方々が
過ごしやすいようにすることも
大事だと学んだ。
設定課題:働くとはどのようなことか実際に経験して学ぶ
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①出荷伝票に基づき、部品を振 出荷伝票に基づき、倉庫の中から 与えられた業務に対して、前向き
り分け・出荷
部品をとってきて、各営業所の部 な姿勢で真剣に取り組んでいたと
②伝票整理
品箱に振り分けて、配送車にのせ 思います。また、これから仕事を
③コンピュータ操作
た。
やっていく上で確認することの大
パソコンで部品番号の登録・マス 切さを理解してもらえたのではな
ター修正をした。似たような細か いかと思われます。
い部品が多くあるため、確認する
ことが重要だと学んだ。
設定課題:働くとはどのようなことか実際に経験して学ぶ
勤務時間:9:00~17:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①出荷伝票に基づき、部品を振 配送車に同乗して、各営業所へ部
り分け・出荷
品の配送をした。営業所ではいく
②伝票整理
つか返品の部品を受け取り、部品
③コンピュータ操作
の振り分けを間違えたら、時間の
④各営業所へ部品配送
ロスになりお客様に迷惑になる
⑤報告会
ということを教わった。
本社では、体験したことなどを話
した。
- 100 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
株式会社オレンジマート
経営情報学科 1 年
10M067 岩城 千佳
研修を終えて
私はオレンジマート婦中パピ店で 10 日間研修を受けました。研修のテーマは「敬語を正し、挨拶をし
っかりする」ということでした。この事をモットーに 10 日間の研修に取り組みました。
初めて社会人と同じように働いてみてまず思ったことは、社会人になるという事は大変だということで
す。研修当初は朝早く起き出勤し就業時間まで業務を行うことはとても辛いことでしたが、10 日間自分の
為だと思い頑張りました。接客をやってみて、お客様とのコミュニケーションが大切だということがよく
わかりました。これから私は就職活動に入りますが、この時の経験を生かしてコミュニケーション力を身
につけて希望の就職先に就職したいと思います。
オレンジマートでの研修で特に気がついたことは、
・ 時間をしっかり守ること
・ 担当の人からの指示を責任もって取り組むこと
・ 人に会ったら必ず挨拶すること
・ わからないことがあればそのままにしないで必ず誰かに聞くこと
の4つです。研修での私の担当は青果部門でした。新鮮な野菜をお客様に提供する為に特に気を使ったの
は、不良品がないかを確認しながら袋詰めをしたことです。その不良品とは葉っぱが枯れている物、腐っ
ている物、虫に食われていてお客様に提供したら苦情がでると思われるものでした。この仕事を行って、
お客様の立場で考えて不良品を見分けるということは大事だと思いました。
またお盆の間じかだったため、ギフトの包装の仕事も大変忙しかったです。お客様を待たせないように
素早く包装するのは最初とまどいましたが、取り組んでいくうちに慣れて上手になりました。仕事という
のは経験も大切だということがわかりました。
富山短期大学でのインターシップは一人一人研修先が違うのですが、私はオレンジマートにて研修がで
きてよかったと思いました。研修では毎日のスケジュールがしっかりと組まれており、あっという間の
10 日間でした。また、さまざまなことを学ぶことができた内容の濃い 10 日間の研修でした。
今回の研修ではオレンジマートの皆さまに非常にお世話になりました。何もわからない私に一から接客
の仕方、礼儀、社会人の大変さを教えてくださったオレンジマートの皆さまにとても感謝しています。オ
レンジマートの担当の方や皆さまから学んだ「仕事のことは連絡する」
「何かあれば報告する」
「困ったこ
とは相談する」を無駄にしないように、今後の就職活動や学生生活に生かしていきたいと思っています。
- 101 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:オレンジマート
8/6
(金)
8/7
(土)
8/9
(月)
8/11
(水)
8/12
(木)
8/13
(金)
8/14
(土)
氏名:岩城 千佳
研
修
日
報
設定課題:敬語を正し、挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オリエンテーション
挨拶の基本や笑顔、包装の仕方を
②環境問題について
主に学びました。そしてお話では
③挨拶トレーニング
就職の知識、学習知識を実現する
④笑顔の作り方
事、自主性や責任感の育成につい
⑤ラッピング
て知りました。
⑥ビデオ鑑賞
設定課題:敬語を正し、挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①社会人とは?
学生と社会人の違いについて
②バックヤードの説明
詳しく教わりました。そして初め
③店舗実習(青果)
て売り場の裏を見ること
ができて驚いた事がたくさん
ありました。
設定課題:てきぱき行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
この日初めて作業をしたのですが
①店舗実習
②ギフトの箱作り
、1つ1つの手作業がとても大変で
③ラッピング
した。しかし何時間もやっている
と慣れてきて素早くやれることが
④野菜詰め
⑤食育についての話
できました
設定課題:素早く行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店舗実習
1日ずっと立ち仕事をするのは厳
②売り場
しく、とても疲れました
③野菜詰め
そして誰かに会ったら挨拶を
必ずするように心がけた1日
でした。
設定課題:大きな声で挨拶
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店舗実習
実際に売り場に立ち接客をしてギ
②ギフト作り
フトを売り包装をしました。お客
③ギフト販売
様に「ありがとう」と言われた時
④ギフト包装
とても嬉しくなりやる気がでまし
⑤掃除
た。
設定課題:ラッピングを素早くする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店舗実習
お盆というのもあり、お客様が多
②ラッピング
くて忙しかったです。
お客様の待たせないように素早く
することは困難でした。
設定課題:笑顔を忘れない
実 習 内 容
実習生の特記事項
①店舗実習
とにかくお客様の対応が多かった
②ギフト販売
ので笑顔を忘れずに接客をして、
③
ラッピングもキレイに素早くでき
たので満足でした。
- 102 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
挨拶トレーニングにおいては、
笑顔を出すことに努力
され、ラッピングについて
はキレイに出来るよう取り組ん
でいました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
実習の中から「社会人とは?」
の中で学んだことが生かされる
よう、1日の行動をふり返って下
さい。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
単純作業だけではなく、
次の仕事を自分から求めて
いけばどうですか?
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
売り場に出る場面が多くなりま
す。あいさつを目標にしっかり
行ってください。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
お客様からたくさん「ありがと
う」と言われる接客とはどうい
うものかを学んでください。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
接客は難しいですが、充実感も
得られます。お客様からの言葉
に次への活力にもなり反省にも
なります。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:最後まできちんとやることをする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①バックヤード
最後の店舗実習では今までやって
8/16
②新聞記事発表
きた事をふり返り、精一杯やりと
(月)
げることができたので達成感が沸
きました。
設定課題:話をしっかり聞く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①就職活動について
就職するにはさまざまな準備をし
②人が生きるとは
なければならないという事がわか
8/17
り焦りました。とりあえず今自分
(火)
にできることはしっかりしようと
思いました。
(身だしなみ)
- 103 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
指示された話をしっかりと聞き
、一生懸命店舗実習に取り組ん
でいました。
今日も1日努力されました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
真剣に研修に取り組む姿勢がみ
られました。今後の就活に生か
していこうという意欲がありま
した。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:オレンジマート
経営情報学科 1 年
10M015 窪田 有起
成長できた十日間
私はインターンシップで十日間オレンジマートへ行きました。一日目は環境についての講座と、挨拶トレ
ーニングと、ラッピング練習を行いました。環境についての講座では、普段何気なく使っているトレイはよ
り環境に良い物に変化しているとこが分かりました。
まずは一人ひとりが自分が出来る事をしっかりしてい
かなければならないと思いました。挨拶トレーニングでは、外で思い切り発声練習をし、笑顔を作る練習を
しました。ラッピングの仕方が違ったり、のしの種類や、使い時があることが分かりました。
二日目は、
「社会人について」のお話を聞き、学生と社会人は責任感の重さが違うことや、コミュニケー
ションのとり方が違うことなどが分かりました。また午後からは店舗実習を行い、私はレジ部門を担当し、
ラッピングや、レジ周りの仕事をしました。レジ周りではお客様に質問される機会が多いので、その時の接
客の仕方や、言葉使いなどを学びました。
三日目からはずっと店舗実習をしました。初めのほうはまだ慣れていないのもあって、思うようにテキパ
キと動くことが出来ませんでした。しかし、毎日毎日同じ仕事を繰り返し、担当者の方に注意やアドバイス
を頂き、だんだんと自分から進んで動けるようになりました。ラッピングも初めよりだいぶ早く出来るよう
になり、接客も、社員の方々のを見て、焦らず丁寧に受け答えすることが出来るようになりました。
最後の一日は、就職活動についてのお話を聞き、より就職についての意識が深まりました。また、DVD を
見て、社会人の厳しさや、責任の重さなどを改めて知る事ができました。
この十日間で、社会人として働くという事は、バイトとは違ってとても大変な事なのだと思いました。た
だ決まっている仕事だけをするのではなく、お客様に良い気持ちになってもらえるように、笑顔で振舞った
り、心配されないように、自信をもってはきはき喋ることなど、様々なことを学びました。たったの十日間
でしたがとても中身の濃い十日間だったと思います。就職活動はもう始まっているので、早く内定が決まる
よう、精一杯頑張っていこうと思います。初めはインターンシップは、思っていたよりもとても辛く、やら
なければよかったと思いましたが、このインターンシップに参加することで、様々なことが学べたし、自分
自身とても成長したと思えるので、本当に参加してよかったと思います。また、私たちに指導してくださっ
た方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
- 104 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:オレンジマート
8/6
(金)
8/7
(土)
8/9
(月)
8/10
(火)
氏名:窪田 有起
研
修
日
報
設定課題:しっかりあいさつをし、はきはき喋る。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オリエンテーション
環境問題についてのシーピー化 実習の課題をかかげ、これにつ
②環境問題について
成株式会社さんのお話を聞いて、 いて挨拶練習においては、一生
③挨拶トレーニング
普段何気なく使っているトレイ 懸命に取り組んでいました。環
④ラッピング練習
はより環境に良い物に変化して 境問題のセミナーについても、
⑤今日の反省・感想
いる事が分かりました。まずは一 まじめに受講されていました。
人ひとりが自分が出来る事をし 十日間のインターンシップの
ていかなければならないと思い 努力を期待します。
ました。挨拶の練習では、外で思
い切り発声練習をし、笑顔を作る
練習をしました。ラッピングの練
習では、その商品によってラッピ
ングの仕方が違ったり、のしの種
類や使い時があることが分かり
ました。
設定課題:最後まで集中する。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①社会人とは
「社会人について」のお話を聞き 非常に良い笑顔がでています。
②店舗実習
、学生と社会人には様々な違いが あとはこの一週間でメリハリ
あることが分かりました。店舗実 のついた動き(社会人としての
習では、レジ部門になり、ラッピ 責任が行動に現れる)を学んで
ングやレジ周りの仕事をしまし ください。
た。レジ周りはお客様から話しか
けられる機会が多いので、接客の
仕方や、言葉遣いを社員の方々を
見て学びました。
設定課題:仕事を上手くこなす。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店舗実習
実際にお客様のギフトを一人で 食育について知る事は、イコー
②食育について
ラッピングをして、まだまだ自分 ル食品スーパーで働く意義に
は練習が足りないと思いました。 も繋がります。私たちがお客様
また接客では、店員の方々のよう に何を提供したら良いのか?
に安心できる対応ができるよう ただ商品を売るだけでなく商
にならなければいけないと思い 品と一緒に情報も提供すべき
ました。食育のお話では、今まで なのです。今日学んだことは今
全く気にしていなかった栄養バ 後に必ず繋がるはずですので
ランスや健康のことについて、た 覚えておいて下さい。
くさん学ぶことができました。
設定課題:きびきび動く。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店舗実習
一日中店舗実習でとても疲れま 楽してお金はあたりません。自
した。また今日は品出しの仕事を 分でお金を稼ぐには、体力も意
手伝いました。酒などの重い商品 識も責任も必要です。そのうち
を並べるのはとても大変で苦労 慣れますよ。どうしたらお客様
しました。しかし店員の方々はど が満足されるかを意識して業
んなに疲れていても、いつも笑顔 務にあたってください。
で優しく対応されていて、私も頑
張ろうという気持ちになりまし
た。
- 105 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
8/11
(水)
8/12
(木)
8/13
(金)
8/14
(土)
8/16
(月)
8/17
(火)
研
修
日
報
設定課題:最後まで笑顔で精一杯頑張る。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店舗実習
三日目だったので前よりスムー 慌てず正確に仕事をこなすこ
ズにできました。また、PCを使っ と。当然のことですが、常にそ
た作業もしました。しかしこの仕 れを求めます。
事は間違った時の重みが全然違
うので慎重やりましたが、その分
時間がかかるので大変でした。
設定課題:すばやく正確に。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店舗実習
一日中ギフトコーナーでラッピ 混雑したときは誰でも慌てま
ングをしていました。一度にたく す。冷静に判断し、一人ひとり
さんのお客様に頼まれたときは のお客様に迷惑をかけないよ
少してんぱりました。しかし店員 う注意を払わねばなりません。
の皆さんや、インターンシップの その際も自分のことが認識さ
皆が手伝ってくれて助かりまし れているとお客様がわかれば
た。お盆に入りいきなりお客様が それほど問題は起きないと思
増え驚きました。
います。
設定課題:てんぱらずに頑張る。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 店舗実習
今日は昨日よりも更に忙しくて、 一人で処理しようとすると、逆
まったく暇がありませんでした。 にお客様に迷惑をかける場合
また青果のラッピングもたくさ もあります。その時その時の判
んあり、一人では大変な時は皆で 断力が必要となってきます。
協力しました。助け合うことは大
切だと思いました。
設定課題:笑顔をたやさず頑張る。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店舗実習
お盆最後だったけど、ギフトコー
ナーはまだまだ大変でした。でも
ラッピングはもう慣れてきたの
で最初より大分スムーズにする
ことが出来ました。お客様の対応
も焦らず、丁寧に出来ました。
設定課題:最後の店舗実習なので、最後まで元気に頑張る。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①店舗実習
初めて青果の手伝いをしました。 同一業務をする難しさを知れ
②専門紙から経済業界動向を ずっと同じ作業を永遠にするの たことは、大きな成果だと思い
知る
は意外に大変だと思いました。午 ます。新聞での学習では、事前
後からは、新聞についてや、その 学習もされ、発表においては、
内容について学びました。今まで アドバイスをしっかり聞き、実
新聞を真剣に読んだことが無か 行されていたことはすばらし
ったので、皆で発表することで改 いことです。
めて新聞はたくさんの情報が詰
まっていることが分かりました。
設定課題:しっかり聞き、しっかり学ぶ。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①人事担当が想う就職活動
就職活動についてのお話を聞き、 研修での学びから、行動に移そ
②「人」と「ひと」が生きとは 自分はまだ高校を卒業したばか うという姿勢がみられました。
りで、就職はまだまだだと思って 今後の就職活動に生かす意欲
いましたが、採用試験までたどり がくみ取られました。
つくまでをさかのぼると、もう今
年の9月から準備をしていかない
といけない事を知り、焦りました
。この十日間で自分の将来につい
て考える意識が深まりました。
- 106 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル
経営情報学科 1 年
10M053 山口 祥子
楽しみながら働くことの大切さ
私は、ANA クラウンプラザホテルのカフェインザパークで7日間、就業体験をさせていただきました。
この就業体験での私の研修目的は、労働することの意義と社会人に求められる自主性や責任感を学び得る
こと、また、ホテルというお客様と接する機会が多く存在する中でのサービスを知ること、接客マナーや
サービス全般に関する知識を習得するということでした。その研修目的をもとに、今回の研修結果を報告
したいと思います。
カフェインザパークは、基本的に昼と夜のバイキングがメインなため、お客様が自分で料理を取りに行
くので、主な仕事は食べ終わってテーブルの上に置いてある食器をさげたり、お客様がいなくなった後の
テーブルの食器を片付けて、ナプキンとフォークとナイフを用意し、次のお客様が入れるように準備をす
るということでした。バイキングの時間が終わるとカフェになるので、コーヒーなどのドリンクを用意し
て注文したお客様のもとへ運んだり、料理をホテルの部屋の中で食べた方の食器を片付けにいくというパ
ッシングをしました。また、ツアーのお客様の特典のワインを用意したり、おしぼりやグラスを並べたり、
水やバイキングの飲み物の補充をしたり、バイキングの料理の準備をするということもしました。
私はこの就業体験を通して、まず第一に、働くということの大変さに気づきました。ヒールの高い靴を
履き、一日中立っているので足が疲れ、どんなときも笑顔で接しなくてはならないのでいつも笑顔でいる
ことが難しく、一日目から働くということがどんなに大変かということを身をもって知りました。第二に
お客様の顔を見るということが、サービスにおいて重要であると教えてもらいました。お客様の様子を見
て、状況を把握し、より良いサービスをすることがお客様の満足につながり、私たちが働くということの
喜びにつながっていくのだと学びました。後半になると自然に笑顔でいれるようになり、お客様に喜んで
もらえると自分もうれしくなり、楽しみながら働くということが大切であると学びました。自分自身も楽
しみながら働くと仕事をすることが苦痛でなくなり、あまり疲れなくなり、もっと学びたいと思うように
なりました。第三に敬語などのマナーを実際にお客様の前で使おうとするとき、間違った敬語の使い方を
してしまったので、普段から目上の方に対して敬語を使い、慣らしておくことも大事だということに気づ
きました。
この就業体験を通して得たことを、普段の学校生活の中で敬語をつかうよう意識したりなどして活かし
ていきたいと思います。
このような大学の座学では得られない実践に基づいた知識を学ぶことができた大変貴重な体験をさせ
ていただき、本当にありがとうございました。
- 107 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANA クラウンプラザホテル
8/11
(水)
8/12
(木)
8/13
(金)
8/15
(日)
8/16
(月)
8/17
(火)
8/19
(木)
氏名:山口 祥子
研
修
日
報
設定課題:笑顔で挨拶をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
お客様の顔を見ることが大切で
②ナプキン、フォーク、ナイフ あると教わりました。
の用意
③パッシング
設定課題:お客様の顔を見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
笑顔を忘れないようにと教えて
②ナプキン、フォーク、ナイフ いただきました。
の用意
③パッシング
設定課題:笑顔を忘れない
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
特になし
②ナプキン、フォーク、ナイフ
の用意
③ワインの用意
設定課題:丁寧な言葉遣いを心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
特になし
②ナプキン、フォーク、ナイフ
の用意
③ワインの用意
④ドリンクを運ぶ
設定課題:いつも笑顔でいるよう心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
②ナプキン、フォーク、ナイフ
の用意
③ワインの用意
④おしぼりを並べる
⑤グラスを並べる
設定課題:てきぱき行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
特になし
②ナプキン、フォーク、ナイフ
の用意
③グラスを並べる
④水の補充
⑤冷蔵庫の飲み物の補充
⑥生ビールの用意
⑦コーヒーの用意
設定課題:最後まで笑顔でいるよう心がける
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食器の片付け
特になし
②食器の準備
③ナプキン、フォーク、ナイフ
の用意
④グラスを並べる
⑤水の補充
⑥食べ物の準備
- 108 -
勤務時間:10:00~18:00
指導者のコメント
お客様に喜んでもらえるよう
にがんばって下さい。
勤務時間:10:30~19:30
指導者のコメント
自然な笑顔を出せるように。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
お盆中、1日中多忙ですが、が
んばって下さい。
お客様第一で!
勤務時間:12:00~21:00
指導者のコメント
「いらっしゃいませ」の挨拶が
大事です。
明るく、元気にいきましょう!
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
忙しい中、笑顔を心がけて仕事
に取り組んでいますね!!
その調子でがんばってくださ
い
勤務時間:10:30~19:30
指導者のコメント
仕事に慣れてきたと思います。
お客様に喜んでもらうことも
大切ですが、自分自身も楽しん
でください。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
いつまでも「今日のテーマ(笑
顔)
」を忘れず、がんばりまし
ょう!
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山
経営情報学科 1 年
10M054 山田 彰子
人と接する仕事の大変さ
私は、ANAクラウンプラザホテル富山で7日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での
私のテーマは、働くということの大変さを知ることとホテルの仕事内容を知ることでした。そのテーマをも
とに、今回の研修結果を報告したいと思います。私は、ANAクラウンプラザホテル富山の『雲海』という
日本料理店で働かせいただきました。お客様に心からくつろいでもらえるよう、最高のサービスとおもてな
しについて学びました。料理の配膳やおしぼり、ナフキンなどの準備をしました。ホテル業は、お客様に常
に最高のサービスを提供しなければいけません。社員の方々の料理の出し方、言葉遣いなど、お客様に対す
るおもてなしが徹底されており、学ぶことがたくさんありました。社会人の厳しさを感じました。お客様と
接する際、
お客様からすると私は研修生ではなく、
一社員ですので大変緊張しました。
料理を配膳する際に、
お客様に質問されることもありましたが、上手く要望に応えられないことも多かったです。正しい知識をつ
けておくことの大切さや、相手のために何をすればいいのかを考える、接客業の難しさを実感しました。相
手の立場になって、相手が今何をして欲しいかを考えることが、サービス業にとって大切なことだと社員の
方に教えていただきました。また、礼儀作法や正しい言葉遣いをするのが如何に大切かを学びました。それ
が社会人のマナーなのだと思いました。短大の授業では、ビジネスマナーや言葉遣いについて学んでいます
が、実際に働くことで、社会人にとって大変重要であることを実感しました。社員の方にも教えていただき
ましたが、仕事は一人一人が役割をこなすことによって、成り立つのだなと思いました。
今回のインターンシップ研修を通して、働くことの大変さ、社会人の厳しさについて学びました。ホテル
というサービス業は、社員の方々の細かい気配りとおもてなしが徹底されていることを知りました。また、
知識や言葉遣いなど、自分が社会人になるには、まだまだ能力不足であることを実感しました。コミュニケ
ーション能力を身につけることは大切だと感じました。今後の学習では、言葉遣いなどの社会人としてのマ
ナーについて更に学ぼうと思います。今回の研修で、自分の職業適性について考えたことを、就職活動の際
に参考にしようと思います。初めての就業体験で、分からないことばかりでしたが、社員の方々が大変丁寧
に指導してくださってうれしかったです。ANAクラウンプラザホテル富山という企業で、大変貴重な経験
をすることが出来て良かったです。
- 109 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山
氏名:山田 彰子
研
修
日
報
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:10:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ホテル内の案内、説明
部屋のセッティングをしている ホテルは、完璧なサービスで非
8/11 ②煎茶の入れ方
際に、サービス業は第一印象であ 日常的時間をお客様に過ごして
(水) ③おしぼりの折り方
る見た目が大切だと教えて頂き 頂きます。見た目は、サービス
④ナフキンの折り方
ました。お客様に気持ち良く過ご の入り口のはじめの一歩です。
⑤部屋のセッティング
していただくために、細かい気配 どんな些細なことにも気を配っ
⑥料理の配膳の仕方
りをすることが大切だそうです。 て業務にあたってください。
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①煎茶の入れ方
椅子を並べるとき、横から見て一 セット一つにしても、気を配る
8/12 ②おしぼりの折り方
直線になるように並べることが ことが大切です。
(木) ③ナフキンの折り方
大切だそうです。
④テーブルふき
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①料理の配膳
お客さまの料理を下げるときは、 まだ、お膳に料理が残っていて
8/13 ②煎茶の入れ方
分からないときは一度聞いてか も、食べられないかもしれない
(金) ③生ビールの入れ方
ら、下げるよう気を付けなければ し、食べるかもしれないし、見
④飲み物の補充
いけないなと思いました。
極めが難しいですね。
⑤ナフキンの折り方
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/15 ①煎茶入れ
インターンシップの初日よりも、 特に県外からのお客様は、いろ
(日) ②ナフキン折り
お客様に声をかけられる回数が んな事を質問されるので、知識
③料理の配膳
増えましたが、失礼のない態度を を付けることが大切です。
④料理の盛り付け補助
今後も気をつけようと思います。
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①煎茶入れ
飲み物を下げるときに少しこぼ 料理を出すとき、下げ物をする
8/16 ②テレビの取材
してしまったので、慎重に運ぶよ とき、どんな時でも丁寧にしま
(月) ③おしぼり折り
うに気をつけようと思います。 しょう。
④料理の配膳
⑤ナフキン折り
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①煎茶入れ
今日は、ミニ会席を頼まれたお客 難しいことですが、常にお客様
8/18 ②おしぼり折り
様の料理を配膳しましたが、料理 に目を向け、お客様の目線にた
(水) ③料理の配膳
を下げるタイミングや、出すタイ って、今、して欲しいベストの
④ナフキン折り
ミングを見計らうのが難しかっ 事をできるよう心がけて行動
たです。
すれば、サービスも必然的に向
上します。
設定課題:仕事内容を知る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ランナーをした
今日はインターンシップ最終日 裏方の仕事も大切な業務です。
8/19 ②料理の配膳
でランナーをしました。今回のイ 一人一人が役割をこなしてお
(木) ③おしぼり折り
ンターンシップで学ぶことがた 店はまわります。短い間でした
くさんありました。実際に働くこ がお疲れ様でした。これからも
とで、社会人は大変だということ 将来のためにがんばって下さ
が分かりました。貴重な体験をで い。
きてよかったです。
- 110 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名: ANAクラウンプラザホテル富山
経営情報学科 1 年
10M104 晴柀 菜摘
礼儀やマナーについて
私は、ANAクラウンホテルプラザホテルで7日間、就業体験をさせていただきました。私が就業体験
を通して学ぼうとしたことは、ホテルではどの様な仕事をするか、サービスする上でどの様なことが大事
か、また自分にサービス業が適しているかなどでした。このことをもとに、今回の研修結果を報告したい
と思います。
私は 1 階のカフェで研修をしていました。ここは朝と昼と夜にバイキングで、それ以外はカフェという
ところでした。私の仕事は主にバイキングでのお客様の食べ終えた皿を回収すること、テーブルを片付け
ること、お客様の注文を聞くなどでした。このようなことは普通のバイトなどでもしそうですが、ANA
クラウンプラザホテルでは一つ一つのことに気を配り、お客様に最高のサービスをしておられました。テ
ーブルの上のナイフとフォークのセットはお客様から左に置き、ナイフが外側でフォークが内側に置くや、
ナプキンはお客様が取りやすいように指一本余裕があるようにしておく、お客様の呼ばれたときは必ずお
客様より低い姿勢で対応する、そしてたとえバイキングであっても「食べ物を取ってきて」と言われたら、
その食べ物を取ってきてお客様にお渡しするなど他にもたくさんしていました。ANAクラウンプラザホ
テルは富山県でもトップクラスのホテルであることもあり、お客様に対しての接し方がとても丁寧だった
ことと、お客様第一として考えることが大事だと学べました。
私がこの研修で1番辛かったことは長時間立ち続けなければならないことでした。普段あまりたち続け
ることをしてないので余計辛く感じたのかもしれませんが、1日目から最終日まで足の痛さだけは慣れる
ことが出来ませんでした。長時間立ち続けていたホテルの従業員はすごいと本当に感心しました。
ホテルでの仕事は自分が想像したものよりはるかに大変なことだとだと実感しました。しかし、お客様
に喜んで頂けたりするといままでの辛かったことがなかったかのように感じることができました。そして
言葉遣いや常に笑顔を絶やさないことなど社会に出る上で基本的なことですが、改めてその基本が以下に
大切なことかを学ぶことができました。そして自分は人の役に立つことのできる仕事をしたいということ
をインターシップを通して発見でき、ためになることをたくさん学べ、私の良い人生経験となりました。
このインターシップで学んだこと、経験したことを今後の就職活動、または就職した時に活用していきた
いと思います。
- 111 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山
研
修
日
報
設定課題:仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/11 ①フォークとナイフ並べ
ホテルでする仕事やバイキング
(水) ②ナプキン補修
での仕事、おぼんの持ち方などを
③バイキング皿運び
学びました。
設定課題:従業員の動きを真似る
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/12 ①フォークとナイフ並べ
バイキングのときはとても忙し
(木) ②ナプキン補充
く、焦ってしまいますが、お客様
③バイキング皿運び
を第一として考え落ち着いて行
④水の補充
動しなければならないと思いま
した。
設定課題:焦らず落ち着いて行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/13 ①フォークとナイフ並べ
皿を下げる際に、一回で下げよう
(金) ②ナプキン補修
とすると、皿を割ったりお客様に
③バイキング皿運び
不快な思いをさせてしまうので
④水の補充
余裕をもって行動しようと思い
⑤コップの組み立て
ました。
設定課題:常に笑顔
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/14 ①フォークとナイフ並べ
指導者に「もっと笑顔」と言われ
(土) ②ナプキン補充
てしまい、もっと笑顔でいなけれ
③バイキングの皿運び
ばならないと思いました。
④注文取り
⑤掃除
設定課題:
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/15 ①フォークとナイフ並べ
お盆でとても忙しかったですが、
(日) ②バイキングの皿運び
お客様に感謝されると忙しいこ
③注文取り
とも忘れてしまうぐらい嬉しく
④掃除
感じました。
⑤料理の手伝い
設定課題:言われなくても自分から行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/16 ①バイキング皿運び
これまでは指導者の方に教えて
(月) ②フォークとナイフ並べ
もらったことをただこなすだけ
③ワイン注ぎ
でしたが今回は自分から積極的
④水の補充
に行動するように取り組んでみ
⑤お手拭補充
ました。
⑥カフェの注文取り
設定課題:今まで学んだことを振り返りながら仕事をする
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/18 ①バイキング皿運び
今日で最後でしたが「最後」と考
(水) ②ナプキン補充
えずに初心の心を忘れず一つ一
③お手拭補充
つ丁寧に取り組みました。
④ワイン注ぎ
⑤バイキング準備
⑥ワイン配り
- 112 -
氏名:晴柀 菜摘
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
勤務時間:10:30~19:30
指導者のコメント
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
勤務時間:12:00~9:00
指導者のコメント
勤務時間:12:00~21:00
指導者のコメント
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山 日本料理雲海
経営情報学科 1年
10M101 畑 啓子
おもてなしの心を通して
私は 7 日間、ANAクラウンプラザホテル内にある日本料理レストランで、配膳などの仕事をさせて頂
きました。
今回の研修は、実働 7 日間の1日 8 時間半労働で、仕事中はずっと立ちっぱなしだったので、足が痛く
なり大変なものでした。1 日目は慣れていないので、特に足がむくみ辛かったのですが、指導者の方々が、
もうちょっとだから頑張ってね、などと声をかけてくださったので乗り切ることができました。2 日目は
配膳の作業が増え、ドリンク作りも任せられるようになりました。3 日目はお盆ということもあり、お客
様がたくさん来られて忙しかったので、私も何か役に立てればと思い、自ら出来ることを見つけ頑張りま
した。4 日目はケーブルテレビの取材があったので、その日は一日中緊張していました。配膳やおしぼり
折りの風景を撮影されました。5 日目には、新しくランナーという仕事を任されました。ランナーとは裏
方の仕事で、この仕事がないとお店が回らないので、いつも以上に気を遣ってやっていました。6 日目・
最終日にもなると、だいぶ作業に慣れてきて、ホールの仕事はほぼ実習生2人に任されました。また、料
理を出すタイミングやお客様の状況などを把握できるようになりました。
このインターンシップ研修における私のテーマは、お客様に満足していただくための「おもてなしの心
を身につける」ということでした。実際に、私はフロント業務を体験し、お客様と接する機会を持ちたい
と思っていました。しかし、この研修で分かったことは、ホテル内のどこに居ても、お客様と関わること
ができるということです。確かに、フロントに居ればお客様と接する機会は多いと思いますが、レストラ
ンのウエイトレスや客室の清掃係りでも、同じホテル内に居るということは変わりませんので、別の形で
お客様と繋がりあえます。フロントでお客様を出迎え、客室でお客様リラックスさせる。そして、レスト
ランで料理のおもてなしをする。こういった一連の流れがホテルにはあって、その1つ1つがホテルには
欠くことができません。お客様に満足していただくことは、やりがいを感じられて、自分自身の喜びにも
繋がるのだと思いました。
この他に配属先で学んだことは、常にお客様から見られていることを忘れない、忙しくても表情を明る
く保つ、お客様の立場になって業務にあたる、といったことでした。やはりお客様のことを第一に考えた
内容ばかりで、全てが接客に生かせる大切な示唆を得ることができました。日ごろより、私は接客のアル
バイトをしているので、ここで学んだことをアルバイトにも生かしてより良い接客に努めたいと考えてい
ます。短期大学の講義では学べない経験ばかりで、この1週間で自分が変われたような気がしています。
これを参考に自分の将来について考えようと思います。丁寧にご指導いただきました ANA クラウンプラザ
ホテルの皆様には心より感謝申し上げます。
- 113 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ANAクラウンプラザホテル富山 日本料理雲海
氏名:畑 啓子
研
修
日
報
設定課題:受入先に失礼のないようにする
勤務時間:10:00~18:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・御膳の並べ方など、まずは見た目 料理や器などは、お客様へ提
①ホテル内の案内
8/11 ②煎じ茶作り
供するまで気を遣い、清潔感を
が肝心
(水) ③配膳
・お客様の口に触れるものには、触 保つようにしましょう。
れないように配膳を行う
④おしぼり・ナプキン折り
⑤ドリンクの調達
⑥テーブル拭き
設定課題:1日目のことを思い出して業務にあたる
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
常にお客様から見られてい
・ホール内では休み立ちをしない
①煎じ茶作り
8/13 ②配膳
・お客様に料理を出すときなどは、 るという意識を持つことが大
(金) ③おしぼり・ナプキン折り
切です。
失礼しますなどと一言添える
④ドリンクの補充
⑤テーブル拭き
⑥アテンション
設定課題:忙しいので足を引っ張らないようにする
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・お盆ということもあり、昼間から お盆中で忙しい中、本当によ
①煎じ茶作り
8/14 ②配膳
くがんばっていました。
ずっと忙しかった。
(土) ③おしぼり・ナプキン折り ・配膳の回数も増えてきたので、早
くメニューを覚えたい
④ドリンクの補充
・お客様から見て、利き手側になる
⑤テーブル拭き
ように並べる
⑥アテンション
・椅子などは横から一直線になるよ
うに並べる
設定課題:できるだけ早くお客様に料理を提供する
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・TVの取材があり、仕事風景を撮 忙しいと、つい表情が暗くな
①煎じ茶作り
8/16 ②配膳
ってしまいがちですが、モチベ
影された
(月) ③おしぼり・ナプキン折り ・今日はスタッフが少なかったので、ーションを上げる事で頑張ろ
気づいたことはじぶんから行った う。
④ドリンクの補充
⑤テーブル拭き
⑥アテンション
設定課題:5日目なので、同じことを何度も質問しないようにする
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・今日はランナーの仕事を任された 1つのお店の仕事にも様々
①煎じ茶作り
8/17 ②配膳
・料理を運ぶだけでなく、裏方の仕 な役割があり、どの業務もお店
(火) ③おしぼり・ナプキン折り
を円滑に運営するには必要な
事もした
・裏の仕事の手が空いたら、ホール ものばかりです。協力してより
④ドリンクの補充
良いサービスができるように
でできることを見つける
⑤テーブル拭き
しましょう。
⑥アテンション
設定課題:分かることは自分から行うようにする
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・大分慣れてきたので、料理を運ぶ お客様の立場になって業務
①煎じ茶作り
8/18 ②配膳
タイミングが分かるようになった に当たりましょう。お客様と会
(水) ③おしぼり・ナプキン折り ・お客様との会話も増えた。
話ができることは素晴らしい
・常にお客様を気にかけ、状況を把 ことです。つながりもできます
④ドリンクの補充
し、やりがいも感じられるはず
握しておかなければならない
⑤テーブル拭き
です。
⑥アテンション
設定課題:6日間で身につけたことを、思いっきり出し切る
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
・気づいたことを進んで行えて、指 自ら積極的に行動すること
①煎じ茶作り
8/20 ②配膳
導者からありがとうと言われた は素晴らしいことです。これか
(金) ③おしぼり・ナプキン折り
らもそういう姿勢を大切に頑
張ってください。お疲れ様でし
④ドリンクの補充
た。
⑤テーブル拭き
⑥アテンション
- 114 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
経営情報学科 1 年
10M017 酒井 麻菜美
タイトル:多くのことを得た 10 日間
私は、夏季休業中のインターンシップに参加し、ホテルグランミラージュで職業体験をさせていただき
ました。私がインターンシップに参加したのは、いろいろな体験をして仕事の楽しさや厳しさを体感した
いということと、インターンシップで学んだことを今後の就職活動に役立てていきたいと思ったからです。
また、社会人として働くということの意識を高めるというテーマでインターンシップに臨みました。これ
らをもとに、研修結果を報告したいと思います。
今回のインターンシップでは、10 日間という期間の中で日替わりで、宿泊・婚礼・企画の仕事をさせ
ていただきました。宿泊の仕事では、フロントでお客様にご挨拶をするなど、接客の仕事をしました。正
しい言葉遣いをしなければいけないし、フロントはホテルの顔なので、作業をする際も常に姿勢に気をつ
けなければならず、想像以上に大変な仕事でした。また、接客の仕事において、笑顔でお客様と接するこ
とも重要なことだと学びました。また、外で仕事をしているとき、ホテルにいらっしゃったお客様があた
たかい言葉をかけてくださり、とても嬉しかったし、もっと頑張ろうという気持ちになりました。ホテル
の仕事はお客様と接することが多いから、お客様の言葉や笑顔が励みとなり、仕事のやりがいに繋がって
いくのだと思いました。婚礼の仕事では、チャペルやサロンの清掃などの作業をしました。お客様が使用
される場所だから、気を抜かずに心をこめて行わなければならないと感じました。企画の仕事では、パソ
コン入力や広告のコピーなどの仕事をしました。数が多くて大変でしたが、一つひとつ丁寧な作業をする
ことが大切だと思いました。
今回インターンシップに参加して、実際に企業で、普段できない貴重な体験をたくさんさせていただき、
同じ職場で働く目上の方に対する言葉遣いはもちろんのこと、お客様と接する仕事では、心配りも大切な
ことであると学びました。また、様々な仕事をさせていただいたことで、どの仕事も一つひとつ重要な仕
事であり、精一杯取り組まなければいけないと強く思いました。働くのは簡単なことではないし、辛いこ
とや大変だと思うことがたくさんあるけれど、それを乗り越えてやり遂げたときに喜びや楽しさ、達成感
を感じる、それが働くことの良さなのだと思いました。インターンシップを通して、働くということにつ
いての自分の考えが甘かったことに気が付いたし、社会に出て働くには、自分はまだまだ未熟だと感じま
した。
企業で職業体験をさせていただいたことで、社会に出て働くということへの意識が高まりました。お客
様と接する際に気をつけることや働く上で大切なことなど、今回のインターンシップで学んだことを今後
の活動に大いに活用していきたいと思います。
- 115 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
氏名:酒井 麻菜美
研
修
日
報
設定課題:お客様や従業員の方にはしっかり挨拶する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①フロントでの接客
ごみが落ちていたり汚れてい
8/16 ②商品ディスプレイの清掃
るところがあるなど、気が付くこ
(月) ③ロビーのテーブル拭き
とがあれば、自分から
④客室の見学
進んできれいにする。
⑤鍵拭き
お客様が大きな荷物を持って
いる場合は、積極的に声をかけて
お運びする。
設定課題:積極的に行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①パソコン入力
お客様には「いらっしゃいませ
8/17 ②チラシを切る、折る
」
、ホテルで働いていらっしゃる
(火) ③封筒に入れる
従業員の方には「おはようござい
④部屋の清掃
ます」
「お疲れ様です」ときちん
⑤札作り
と挨拶する。
設定課題:一つ一つの作業を丁寧に行う。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①パソコン入力(マリエス)
8/18 ②チラシを折る
(水) ③封筒に入れる
④金額の確認
⑤予定を書く
⑥券の日付を変更し、切断
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
一人一人に対する気配りを学
んだ事は、とても大切なことで
す。どんな仕事にも言える事で
すので、ぜひ今後にも生かして
もらえればと思います。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
チラシを折ったり切ったりと
単純作業にもかかわらず丁寧
に取り組んでいたのでよかっ
たと思います。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
ホテルシステムの顧客につい
ての操作をお願いしたのです
がシステムに関わることなの
で慎重に取り組んでいました。
今後も一つ一つ丁寧にお願い
したいと思います。
設定課題:集中して仕事に取り組む。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①パソコン入力(ワード)
8/19 ②看板の印刷、切断
(木) ③発注書を書く
④地図の印刷
⑤チラシを切る
⑥ごみ捨て
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
パソコン入力の仕事もあった
ので、打ち込みが早くて助かり
ました。細かい作業が多くて大
変だったと思いますが、集中力
をもって取り組んで頂きあり
がとうございました。
設定課題:てきぱきと行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①チャペルの清掃
8/21 ②神殿の清掃
(土) ③ブライダルノートを印刷し、
組み合わせる
④雑誌を読む
⑤看板の印刷、切断
⑥パンフレットを折る
設定課題:フロントで仕事をする際は、姿勢に気を付ける。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①フロントでの接客
お客様の個人情報が書かれて
8/22 ②書類の整理
いる書類等は、フロントの上に置
(日) ③パソコン入力
かない。
④荷物運び
髪の毛が顔にかからないよう
⑤ロビーのテーブル、出入り にするなど、身だしなみに気をつ
口のガラス拭き
ける。
⑥チラシのコピー
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
チャペル・神殿の清掃をしても
らいました。清掃は仕事の基本
だと思うので忘れないでほし
いと思います。
- 116 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:書類の取り扱いに注意する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①フロントでの接客
フロントはお客様から見える
8/23 ②出入り口のガラス拭き
から、作業をするときは姿勢を正
(月) ③荷物を詰める
す。
④書類の整理
作業に集中しすぎて、まわりが
⑤机の上、じゅうたんの清掃 見えなくなることのないように
⑥荷物運び
する。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
設定課題:気を抜かずに、真剣に作業をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロンの清掃
8/25 ②コピーし、日付けを書く
(水) ③バージンロードのアイロン
がけ
④荷物運び
⑤発注所を書く
⑥事務所の清掃
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
暑い中、バージンロード清掃に
長時間頑張っていただき、大変
助かりました。
設定課題:細かいところにも気を配る。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①サロンの清掃
8/26 ②ごみ捨て
(木) ③着付室の清掃
④地図の印刷
⑤行灯の印刷、切断
⑥発注書を書く
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
設定課題:最終日だから、精一杯仕事をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①パソコン入力(エクセル・
8/27 ワード)
(金) ②弁当運び
③看板行灯の印刷、切断
④伝票作り
⑤紙を切る
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
とてもよく仕事していただき
ました。ありがとうございます
。
- 117 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
経営情報学科 1 年
10M021 澤井 瑛里
タイトル:自分を知った8日間
私は、ホテルグランミラージュで研修をさせていただきました。ホテルの仕事を経験し、人と接する仕
事ではなにが重要でどのようなことが求められるのか・今の自分に足りないものはなにか・働くことの厳
しさなどを学びたいと思ったからです。
研修の最初の3日間は宿泊部門で、フロントでの挨拶やお客様の荷物運び、ロビーの清掃などを主に行
いました。そこではフロントはホテルの顔であり非常に重要なポジションであるため、お客様の前では常
に笑顔でいるよう心がけることがまず基本であるということ・小さなごみのひとつでも気が付いたら拾う
など、お客様からどう見られているかを常に意識し、細かな気配りを大切にするということを教えていた
だきました。
またフロントでは、お客様から電車の時間や近くのお店の場所を聞かれたり、飲み物を注文されたり、
急に部屋を手配しなければならなかったりということがよくあります。宿泊手続きの他にも、このような
お客様からのさまざまな質問や要望に応えなければならず、どのようなことにも臨機応変に素早く対応す
ることが大切であるのだと思いました。そして何よりお客様への思いやりの気持ちを持って行動すること
が重要なのだなと感じました。
次の企画・婚礼部門では、広告のカットや折り・バージンロードのアイロンがけなどの単純作業や、パ
ソコンを使って表を作ったりするという作業が多かったです。どの仕事をするにしても根気強く取り組み、
特にパソコンを使った作業では分からないことがあれば分かるまで何度も聞いたりして確実に仕事をこ
なしていくことが大切なのだと思いました。
このインターンシップを通して、誰が相手でも自分の伝えたいことを的確に伝えたり、相手が伝えたい
ことを早く理解したりするなどのコミュニケーション能力・接客をするにあたり笑顔は基本であること・
言葉遣い・多くの知識などが非常に重要であると学びました。それと同時に今の自分にはコミュニケーシ
ョン能力や敬語の使い方がまだまだ未熟であり、勉強しなければならないことがたくさんあるのだと感じ
ました。パソコンの技術についても、知識が足りないと感じることが何度もあり、今のままでは実際に働
いたときに通用しません。
だから、学校で行われている授業で教えてもらうことはどれも自分にとって本当に必要なことなのだと
わかったし、今まで以上に真剣に取り組まなければならないと思いました。またアルバイトだけでなく、
ボランティア活動などにも積極的に参加し、いろいろな人と触れ合いコミュニケーション能力を高め、さ
まざまな経験を積んでいかなければならないと感じました。これからはインターンシップでわかった自分
に足りないものを補い、実際に働くときに自分の強みになるよう努力していきたいです。
- 118 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
8/16
(月)
8/17
(火)
8/19
(木)
8/20
(金)
8/22
(日)
8/23
(月)
氏名:澤井 瑛里
研
修
日
報
設定課題:なんでも積極的に行い、仕事に慣れる。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝礼
フロントでは宿泊手続きの他
②フロントで挨拶
に、お客様からの質問や要望(電
③1階・客室見学
車の時間・飲み物の注文・ホテル
④清掃
近くのお店の道案内など)にも素
⑤キー磨き
早くきちんと対応しなければな
らいのだとわかった。
設定課題:笑顔で挨拶
実 習 内 容
実習生の特記事項
①フロントで挨拶
お客様に対して失礼のないよ
②清掃
う丁寧に接することは難しいと
③客室の冷蔵庫チェック
感じた。失敗もあったが
④宴会場など見学
良い経験になったと思う。
⑤紙の整理
設定課題:自分からもできることを見つけ行動する。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①机を拭く
お客様と接するにあたってさ
②紙を切る
まざまな分野の知識や頭の回転
③お客様の荷物運び
の速さも重要であると思った。ま
④清掃
た敬語についてもまだまだ勉強
⑤フロントで挨拶
しなければならないと思った。
⑥パソコン入力
設定課題:仕事をひとつひとつ丁寧にこなす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①紙を切る
フロントとは違い作業ばかり
②住所のシール貼り
ではあったが、ホテルの裏方の仕
③アイロンがけ
事を知ることができたと思う。
④パソコン入力
勤務時:9:00~18:00
指導者のコメント
本人が持つ課題の通り、積極
的に何かをしようと努力して
いるのが見受けられました。常
にお客様から見られていると
いう意識で、何事にも取り組み
ましょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
お客様との世間話一つでも
「仕事」です。人と接する楽し
さ・喜びを知ってもらえばと思
います。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
言葉遣いは非常に重要であ
り、大切な仕事のスキルです。
これから社会に出るにあたり、
大きな課題となるでしょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
単純作業が多いと思います
が、仕事は丁寧にしていただき
ました。どんな仕事でも真剣に
取り組んでおられてよかった
と思います。
設定課題:笑顔でお客様と接する。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①お客様を誘導
今日は挙式が行われた。お客様 笑顔でもって接することを
②飲み物の注文を取る
を誘導したり飲み物の注文を取 覚えておいてもらいたいです。
③片付け
ったりなど、普段できない経験を
④披露会会食見学
多くさせていただいてたくさん
⑤着付け室清掃
の事を学んだ1日だった。
⑥パソコン入力
設定課題:できるだけ効率よく作業をこなす。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①広告を封筒に入れる
今日も作業が多かったが、周り 広告のカットや折りなど細
②広告を折る
の方々が話しかけたりしてくだ かい作業ばかりでしたが、どれ
③タグに名前を書く
さり、楽しくリラックスして作業 も正確に早くこなされていま
④広告を切る
をすることができた。
した。助かりました。
⑤看板の紙作る
⑥パソコンに名前など入力
- 119 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:確実な仕事をする。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①はんこを押す
パソコンを使っての作業が多
8/24 ②紙を切る
く大変だった。学校でパソコンの
(火) ③パソコン入力(席表作る) 操作をある程度は学んだが、仕事
④看板を作る
で有効にパソコンを使うにはま
だまだ知識が必要だと感じた。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
最初はパソコンの操作など
苦労しておられましたが、しば
らくすると慣れて表を完成さ
れていました。要領を得るのが
早く良かったと思います。
設定課題:どんな作業も一生懸命取り組む。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サロン清掃
アイロンがけや地図を使って
今回の研修で学んだことを
8/27 ②アイロンがけ
の家の場所の確認作業は時間も 基に、今後の就職活動に役立て
(金) ③チャペル清掃
かかり本当に大変だったが、根気 てもらいたいと思います。
④地図で家を探し、印刷する 強く取り組むことができたと思
う。
- 120 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
経営情報学科 1 年
10M089 谷 理穂
自分の未熟さを思い知った10日間
私はホテルグランミラージュで10日間、職業体験をさせていただきました。この職業体験での私の目
的は、仕事の辛さや楽しさを体感することで、仕事と自分というものをより具体的に考えることができる
ようになることでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
第一に、ホテルグランミラージュでの職業体験の研修内容を報告したいと思います。主に実習部門は宿
泊・企画・婚礼に分かれていて、数日間ずつ各部門で仕事をさせていただきました。宿泊は主にフロント
で仕事をしていて、お客様と接することが多い仕事でした。また、企画は主に中で仕事をしていて、企画
関係の書類の入出力や整理をしました。また、婚礼も主に中で仕事をしていて、挙式関係の書類の入出力
や整理、掃除をしました。
第二に、研修を終えて学んだことを報告したいと思います。宿泊では、あいさつの大切さ、周囲への気
配りの大切さ、良い姿勢の大切さを学びました。フロントはホテルの顔であるし、お客様を気持ちよくお
迎えしたり、お見送りしたりする場所です。そのためには笑顔で元気な挨拶が必要だと学びました。また、
従業員の方が、雨に濡れてホテル内へ入ってこられたお客様にタオルをお渡ししたり、トイレの場所など
が分からないお客様をご案内したりしていました。それを見て、お客様が何かを求めていたり、困ってい
たりすることにすぐに気づくことが大切だと学びました。そのためには、仕事中常にお客様など周囲のこ
とを意識し、気配りができるように準備しておくことが大切だと思いました。また、従業員の方に髪型の
崩れや仕事中の姿勢の乱れを指摘され、フロントでの仕事や、ロビーの清掃は、常にお客様から見られて
いるから、良い姿勢や身だしなみを常に意識することが大切だと学びました。企画では、主に企画に関係
する書類をコンピュータに入出力してファイルに閉じるという仕事をしました。正確かつすばやく打ち込
み、また、見直しもするこの仕事から、仕事に集中することの大切さを学びました。婚礼では、主にブラ
イダルサロンやチャペル、新郎新婦の控え室などの掃除をしました。実際に、自分がお客様だったらここ
が気になるなど考えて掃除をすることにより、綺麗にすることができました。この仕事により、自分がお
客様の立場になって考えることの大切さを学びました。どの部門の従業員の方もお客様の応対で、喋り方
が大変丁寧だったため、敬語がとても大切だと学びました。
第三に、研修で学んだことを今後の生活にどう活かしていくかを報告したいと思います。私は、研修を
終えて、自分の敬語やビジネスマナーの未熟さを知りました。そのため、今後は敬語やビジネスマナーに
ついてしっかりと勉強していきたいです。また、この研修が、仕事と自分というものをより深く考えるこ
とができる良いきっかけとなったので、就職活動につなげ、積極的に活動していきたいです。
- 121 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルグランミラージュ
氏名:谷 理穂
研
8/16
(月)
8/17
(火)
8/18
(水)
8/20
(金)
8/21
(土)
設定課題:仕事を把握する
実 習 内 容
婚礼
①ブライダルサロン掃除
②式場見学
③引き出物の名札書き
④挙式で使う曲の入力
⑤挙式関係書類の出力
⑥新郎新婦の住所探し
⑦広告折り
⑧造花掃除
⑨看板の紙出力
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
婚礼
①ブライダルサロン掃除
②ケーキの切り抜きファイル
閉じ
③広告折り
④バージンロード掃除
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
婚礼
①ブライダルサロン掃除
②くじ引き作り
③広告折り
④席次表出力
⑤バージンロード掃除
⑥発注伝票記入
⑦タグの整理
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
婚礼
①ブライダルサロン掃除
②席札出力
③ウエディングケーキ写真コ
ピー
④新郎新婦の控え室掃除
⑤看板の紙出力
設定課題:仕事を把握する
実 習 内 容
企画
①食券作成
②食券連絡表作成
③協賛各社入出力
修
日
報
実習生の特記事項
お客様を不快にさせないように
ホテル内を掃除して常に綺麗に
しておくことが大切だと思いま
した。今日は積極的に行動できな
かったので、明日は積極的に行動
したいです。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
館内掃除や造花掃除をするこ
とによって感じていただいた
想いを今後も大事にしていた
だきたいと思います。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は主に掃除をしました。自分 清掃の重労働ばかりで申し訳
がお客様の立場だったらという なかったのです、率先して行動
ことを考えながら掃除に取り組 していただきました。
みました。今日は昨日より積極的
に行動できたと思うので良かっ
たです。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
結婚式のためにバージンロード 席次表作成等、パソコン入力す
を掃除や席次表の作成など他に る際、一字ずつ再確認するよう
も多くの準備が必要なことが分 に心がけてください。些細な間
かりました。お客様の喜んでくれ 違いでクレームになることも
る姿があるからこそ仕事を頑張 あります。
ることができると思いました。
実習生の特記事項
今日は新郎や新婦の控え室を掃
除しました。快く部屋を使用して
もらうために掃除は細かなとこ
ろまで丁寧にしなければいけな
いと思いました。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
毎日、積極的に取り組んでもら
っています。清掃は基本だと思
いますので、脱用途は思わずや
ってもらえればと思います。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
食券を作成したら食券連絡表を 協賛会社を大判プリンターで
作成するなど細かな作業が多く 出力する作業ではこちらの不
あるので、ひとつひとつ丁寧にし 手際もあり何回かやり直して
なければいけないと思いました。 いただいたのですが最後まで
協賛各社入出力ではなかなか上 一生懸命取り組んでもらいま
手くいかなかったけれど最終的 した。
に仕上げることができて良かっ
たです。
- 122 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
8/23
(月)
8/24
(火)
8/25
(水)
8/26
(木)
8/27
(金)
研
修
日
報
設定課題:積極的に行動する
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
企画
企画の仕事はお客様から見える 細かく面倒な仕事もてきぱき
①精算表整理
表側の仕事ではないけど、とても とこなしておられました。
②胸章整理
大切な仕事が多くあり、重要な役
③入金伝票入力
割をしていることが分かりまし
④メンバーズ脱会者の紙整理 た。
⑤料理メニュー出力
⑥食券作成
⑦食券連絡表作成
設定課題:仕事を把握する
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①書類整理
今日はお客様に対して積極的に フロントでは初日ということ
②掃除
挨拶することができなかったの でお疲れ様でした。掃除や荷物
③荷物運び
で、明日は積極的にしたいです。 運びなどの力仕事が多かった
④客室見学
お客様への気遣いがとても大切 ですが、ロビーに立って作業を
だと思いました。
している以上は常に、お客様か
ら見られているという意識で
取り組みましょう。自分が思っ
ている以上に細かな所まで見
られています。姿勢や応対、言
葉遣い、身だしなみ、そして何
より笑顔を忘れずに。
設定課題:姿勢や身だしなみに気をつける
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①書類整理
今日はお客様から見られている お客様をお出迎えするだけな
②掃除
という意識が低く、姿勢などをく ら誰でも出来ることかもしれ
③客室の冷蔵庫チェック
ずしてしまいがちだったので、明 ませんが、そのお客様への気配
④客室の脱臭
日は気をつけたいです。また、ひ りというのは容易ではありま
⑤雑務
とつひとつの仕事に丁寧に取り せん。自分の事はもちろんです
組みたいです。
が、自分に話しかけてきたお客
様の理由をくみとり、対応して
みましょう。難しいことかもし
れませんが大きな収穫になる
はずです。
設定課題:姿勢や身だしなみに気をつける
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①掃除
今日は気づくと姿勢がくずれて 本日は朝より女子野球の出発
②書類整理
いるということがよくあったの で重たい荷物を運び、ご苦労様
③ドリンク賞味期限チェック で普段から姿勢を正すことを心 でした。姿勢注意してください
④講演会会場への誘導
がけたいと思いました。また、お 。
⑤食券ハンコ押し
客様を常に意識しながら仕事を
⑥雑務
しなければいけないと思いまし
た。
設定課題:姿勢や身だしなみに気をつける
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①書類整理
私は敬語を使い分けることが苦 10日間の研修お疲れ様でした。
②掃除
手ですが、従業員の方々の電話で 将来のホテルウーマンとのこ
③雑務
のお客様の対応などを見てとて とでグランミラージュでお待
も勉強になりました。10日間の研 ちしております。
修を終えて、周囲への気配りなど
自分に不足しているものを見つ
けることが出来たので、今後の課
題にしたいと思います。
- 123 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県中小企業団体中央会
経営情報学科 1年
10M112 宮下 奈津希
研修で学んだこと
―分業で成り立っている企業活動―
私は、富山県中小企業団体中央会で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私の
テーマは、働くことの意味や、社会に出る厳しさなどを知るということでした。
まず中小企業団体中央会は、経営規模の小さい企業同士が集まり、組合を作って互いに協力し助け合い、
経済的地位の向上を図るための様々な取り組みを行っている団体です。例えば、組合等の設立や運営の支
援、中小企業組織の形成支援、金融・税制や労働問題などの経営問題についての相談等が、主な事業内容
です
私がインターンシップで行ったことは、会員組合の視察や富山市中央卸売市場へ視察、富山市ハイテク
ミニ企業団地の視察などでした。中央卸売市場では、不況の影響もあり、値段が大幅に下がっているなど、
大きな影響がありました。また、富山市ハイテクミニ企業団地では、機械を造ったり、頼まれた商品を設
計図通りに造るなどの作業をしていました。このハイテクミニ企業団地から、自分で会社を興して社長を
している人もいると聞いて、そこに至るまでの長い積み重ねがあっての成功だと思うので、尊敬の念が湧
きました。その他に、会員組合の視察では、協同組合水橋ショッピングセンター、富瀋国際事業協同組合、
富山問屋センター協同組合へ行きました。この中で一番印象深かったのは富瀋国際事業協同組合でした。
ここでは、日本語の練習や富山弁の練習など、日本で働く中国人のサポートや管理、世話などをしてい
ました。また、会社に入った後も世話を続けており、差別や給料の不正な支払いがないかなど、定期的に
訪問してチェックしたり、社長にその日の仕事内容などを書いて報告してもらうなど、毎日大変な仕事が
続いています。そのような仕事でも、世話をしてきた人から感謝されると遣り甲斐を感じ、こうして続け
られるのだと話をききました。
私はこの5日間のインターンシップを通して、社会で働くには世間の知識はもちろんのこと、人と接す
る際には身だしなみ、マナー、態度などがとても重視されることが改めてわかりました。また、世の中や
会社の仕組みが少しながら分かり、どんな会社でも私たちの生活に少なからず関わりがあるのだと実感し
ました。
5日間という短い期間でしたが、企業の経営問題や相談等に触れてみる機会を得、参加して本当に良か
ったと思います。私はどのような職種が向いているのか、接客が好きなのかなど、将来を考えるための参
考になる良い機会でした。この体験を通して今後の学校生活や、進路を決めるためにいかしていきたいで
す。
- 124 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山県中小企業団体中央会
氏名:宮下 奈津希
研
修
日
報
設定課題:受けた仕事をしっかりと早くこなす。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①企業名簿記入
研修会では米トレサビリティー
8/23 ②県庁に同席
制度について・食品の消費動向に
(月) ③食品産業協会での技術向上 ついての話を聞いた。
研修会に参加
設定課題:アドバイスをしっかり聞き、今後に生かす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①富山市ハイテクミニ企業団 将来に必要なものを教わった。
8/24 地の視察
(火) ②企業名簿記入の続き
8/25
(水)
設定課題:社会の仕組みを理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①発送
会社の仕事や循環がよくわかっ
②中央会会員組合視察
た
設定課題:視察先で聞いた話を将来に生かす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①発送の封筒
ショッピングセンターで行って
8/26 ②協同組合水橋ショッピング いる行事等を説明してもらった
(木) センター視察
設定課題:市場の仕組みを理解する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①事業所の入力
市場や八百屋、花屋さんが抱えて
8/27 ②富山市中央卸売市場関係へ いる問題が分かった。
(金) 視察
不況の中生き抜くには色々な工
夫が大事
- 125 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
事前の日程が変更となり、午前
中、県庁との打ち合わせに同席
した。打ち合わせの内容をしっ
かり聞き取る態度が立派だっ
た。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
午前中は現場見学を実施し創
業まもない企業の実情を理解
した。午後は担当の指導を受け
、一般事業主行動計画策定事業
に関わる調査票整理を熱心に
行った。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
市内の視察研修を実施した。中
国からの研修生を受け入れし
ている組合及び卸売団地組合
から業務内容や社会との繋が
りの役割などお話をいただき
熱心に理解する姿が伺えた。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
地域の小売業者が共同で運営
するショッピングセンターの
見学を行い小売業の状態につ
いて理解を深めた。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
富山中央卸売市場を訪問し、市
場の機能と役割を理解した。商
品調達を行っている魚・青果・
花の各組合により小売業の厳
しい現状のお話をうけ、色々感
じることがあったようだ。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:[財]富山勤労総合福祉センター とやま自遊館
経営情報学科 1 年
10M033 土井 麻里亜
サービス業から学ぶ
私は、とやま自遊館で5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは、社
会人としての自分をイメージすることと、サービス業における仕事の厳しさと喜びを知ることでした。そ
のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
一番最初に気づいたことは、社会人の間では「おはようございます」や「お疲れ様です」
、
「お先に失礼
します」など、相手が知らない人であろうと、すれ違うたびに挨拶をすることが普通であるということで
す。学校内で、知らない人に挨拶をすることはあまり無かったし、今まで、家族や友人、先輩、学校の先
生にだけ挨拶をしていれば「挨拶ができる人」だと思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。私は、
このことを通して挨拶の重要性を改めて痛感しました。
サービスを提供する場では、常にお客様の目があるということを自覚して、自分の態度や行動に気をつ
ける必要がありました。例えば、表情や話すときの口調、待機中の姿勢、カードや鍵を手渡すときなどで
す。反対に、オープン準備など、利用者の目が届かないところでも、たくさんの仕事があることを知りました。
また、利用者にはいろんな人がいらっしゃるので、それぞれのお客様のニーズに応えることがサービスに
とって大切になります。中には、外国人の方もいらっしゃるので、接客する場合は言葉が通じないため、
ジェスチャーを使うなどして、相手の伝えたいこと読み取る必要があります。このように、相手の気持ち
を理解しようとする力や先を予測すること、臨機応変に対応できる柔軟な考え方が良いサービスにつなが
るのだと思いました。
研修も終わりに近づいて、仕事の内容や環境にも慣れてきた頃、お客様に声をかけて頂いたり、会話を
する機会が少しずつ増えてきたので、とても嬉しかったです。それと同時に、お客様にサービスを提供す
ることに喜びを感じました。仕事をしているときは、とても充実していて、生き生きとした気持ちになり
ました。私たちが、働く意義にはこのような理由があるのではないかと思いました。
サービスにおいては、
「笑顔、元気、そして誠意」ある対応が一番重要であることを学びました。一番
良くないことは、自分の気分で接客をすることです。なぜなら、自分の心の状態が不安定なままで接客し
ても、気持ちの良い対応ができず、お客様の気分を害するだけだと思うからです。同じ言葉でも、声の覇
気や表情によって印象が全く違うことがよく分かります。だから、気分の浮き沈みの激しい私は、強いメ
ンタルを培う必要があると感じました。
お客様やスタッフの方々に迷惑をかけてしまうこともありましたが、私にとってこの就業体験はとても
有意義なものでした。ここで色々と経験したことや、学んだこと、感じたことは、今後、社会人となる自
分の課題に気づくきっかけになりました。また、社会人としての自分のイメージをより具体的にするため
に、日ごろから情報収集や学習に一生懸命取り組んで、課題が達成できるように努力していきたいと思い
ます。
- 126 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:[財]富山勤労総合福祉センター とやま自遊館
研
修
日
報
設定課題:元気よく挨拶をすること。
実 習 内 容
実習生の特記事項
挨拶はとても重要であり、常にて
①オープン準備
8/23 ②フロントでの挨拶
きぱきとした行動を心がけなけれ
(月) ③フロントのチェックイン業務
ばいけない。外国人の方への対応
④駐車券処理
など、それぞれのお客様のニーズ
⑤風呂の水質調査
に応えることも、サービスにとっ
⑥プールの水温メモなど
て大切である。お客様と話すとき
は、はっきりとした口調で話すこ
と。
設定課題:初日に教えて頂いたことをできるようにすること。
実 習 内 容
実習生の特記事項
①オープン準備
サービスを提供する場では、常に
8/24 ②プール監視
お客様の目があるということ。自
(火) ③プールの水質調査
分自身の、何気ない行動に、注意
④フロントのチェックイン、 する必要がある。お客様から指摘
チェックアウト業務
を受ける前に、先を予測した行動
⑤駐車券処理
をとるべきである。
⑥お茶の補充など
8/25
(水)
8/26
(木)
8/27
(金)
氏名:土井 麻里亜
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
1日、お疲れ様でした。慣れな
い環境で大変だったと思いま
す。実習はわずか5日間しかあ
りません。この実習をどう過ご
すかは土井さん次第。積極的に
質問し、目標をもって、有意義
な実習になるよう努力して下
さい。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
各セクションによって色々な
見方ができますが、どのセクシ
ョンも、まずは「安全第一」で
す!特にプールやジムと言っ
た場所では突発的な事故やト
ラブルが多く起こります。利用
される方の安全を図ることも
サービスの一環です。短い日数
ですが、一つでも多くの知識を
身につけて、これからに活かし
て下さい。
設定課題:元気よく仕事をこなすこと。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①かぎ番号の記録
仕事をする上で、確認は大切なこ フロントカウンターでは勤続
②フロントのチェックイン、 とである。外国人の方を接客する 年数や技術よりも「笑顔、元気
チェックアウト業務
際は、ジェスチャーを使うなどし 、そして誠意」ある対応が一番
③プール監視
て、相手の伝えたいこと読み取る 重要と考えます。お客様から「
④プールの水質調査
ことが必要になる。お客様に対し ありがとう」と言って頂けるサ
⑤コップ洗い
て、常に配慮ある接客を心がける。ービスを目指して、これからも
⑥お茶の補充など
頑張って下さい!
設定課題:心にゆとりを持って仕事をすること。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ゴミ出し
仕事の内容が濃くなるにつれて、 少しずつ表情にもゆとりが出
②プール監視
責任を持って仕事をしなければい てきたように思います。お客様
③プールの水質調査
けないという気持ちが高まった。 にサービスを提供するのも当
④プール利用者のカウント
自分の気分で接客をしてはいけな 然ですが、元気も提供してあげ
⑤フロントのチェックイン、 い。お客様と会話する機会が少し れるようになれるとさらに良
チェックアウト業務
ずつ増えるなど、サービスを提供 いですね。
⑥お茶の補充など
することに喜びを感じた。
設定課題:最後まで責任を持って仕事に取り組むこと。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オープン準備
お客様から質問を受けた場合は、 本日の目標「最後まで責任をも
②プール監視
分からないまま対応するのではな って仕事に取り組むこと」実行
③プールの水質調査
く、すぐにスタッフの方に聞くこ 出来ましたか?5日間お疲れ
④マットの水切り
とが大事だということ。
様でした。ここで色々経験した
⑤プール周辺のごみ取り
ことを今後に活かしていって
⑥フロントのチェックイン、
下さい。
チェックアウト業務など
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山自遊館
経営情報学科 1 年
10M096 中谷 真由美
タイトル:多くのことを得た研修
私は、8月23日~27日の5日間、富山自遊館で就業体験をさせていただきました。フロント、業務、
スポーツジムの3つの場所があり、私は業務で働かせていいただきました。業務での仕事は会議・宴会場
の会場設営や飲み物の準備、ホールのスタンバイなどを行いました。会場設営では、机や椅子の移動とそ
のセッティングや机のクロスかけをしました。机や椅子の移動は思っていたよりの力が必要でした。クロ
スをかけるのも見た目が重要で、なかなかうまくいきませんでした。飲み物の準備は、全部の飲み物を均
等に入れることが意外と難しかったです。また、その飲み物をトレイに乗せて運ぶときには重くてバラン
スよく持てませんでした。その飲み物を持ちながらの接客はとても大変でした。指導者の方からは、接客
のときは、もっとハッキリした声と笑顔があればもっと良いと言われました。
4日目と5日目には、会場設営の他にビアホールの仕事をさせていただきました。ドリンク作りをやらせ
ていただきましたが、お客様がいるととても緊張しました。
私はインターンシップ研修を通して働くことの大変さを改めて理解できたと思います。私はアルバイト
もしたことなかったので働くということがよく分かっていなかったと思います。けれど、インターンシッ
プを通して働くことがどういうことなのか少しは分かることができたのではないかと思います。5日間体
験して思ったことは、自分の体力は自分が思っている以上にないことです。たった5日間だったのにとて
も疲れました。こんなのでは将来大変だなと思いました。
また、自分が普段お店とか利用しているときは気づかないような細かいところにも気を使っていて驚きま
した。グラスやお皿の汚れやひびが入っていないか、かけているところがないかなど自分が利用する立場
なら当たり前に思っているようなところにも注意を払われていて、こういう小さな心遣い大事も大事なの
だと改めて思いました。インターンシップ研修では、5日間という短い期間でしたがとてもいい経験にな
ったと思っています。もうすぐ就職活動も本格的に始まっていくので、インターンシップ研修で学んだこ
とを生かしていけるよう努力していきたいです。
- 128 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山自遊館
氏名:中谷 真由美
研
修
日
報
設定課題:教えていただいたことをしっかり覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/23 ①飲み物の準備
しらないことをたくさん教えて
(月) ②会場設営
いただいたので、わすれないよう
③ホールのスタンバイ
にしたいです。
④部屋のセット変え
設定課題:昨日教わったことを生かす
実 習 内 容
実習生の特記事項
8/24 ①会場設営
昨日教えていただいたことをし
(火) ②ホールの準備
っかりできるように頑張りまし
③ホールの手伝い
た。
8/25
(水)
8 /26
(木)
8/27
(金)
勤務時間:12:00~21:00
指導者のコメント
部屋のセット変えなど、初日か
ら大変だったと思いますが頑
張ってやっておられました。
勤務時間:12:00~21:00
指導者のコメント
初めての接客にしてはよくや
っていたと思います。接客も人
対人のコミュニケーションな
のではっきりした声、笑顔がも
っとあればよかったと思いま
す。
設定課題:
勤務時間:09:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会場設営
今日は利用者の人にドリンクを 真面目に仕事に取り組む姿勢
②ホールの準備
出しました。トレイに乗せて運び がよかったと思います
ましたがやはり重かったです。
設定課題:丁寧な接客をできるようにする。
勤務時間:12:00~21:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①飲み物の準備
今日はビアホールのドリンクの 指導されたこと事をしっかり
②会場設営
手伝いをさせていただきました。 されていたので大変よかった
③ホールの準備
こういうことは初めてだったの です。
④ビアホールの手伝い
でとてもいい経験になりました。
設定課題:昨日の接客の反省を生かす
勤務時間:12:00~21:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会場設営
今日もビアホールの仕事を手伝 最終日でしたが5日間通して
②ホールの準備
いました。忙しかったけれど、接 真剣に取り組んでいたように
③ビアホールの手伝い
客はいい勉強になりました。
思います。
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Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ラジオたかおか
経営情報学科 1年
10M050
村井 亨
行動することの大切さ
私は、株式会社ラジオたかおかで5日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテーマは
「ラジオ局の仕事を知ること」と「社交性を高める」ということでした。そのテーマをもとに、今回の研修結果
を報告したいと思います。
研修内容についてですが、5日間という日程の中で、氷見祭りや氷見の花火大会などの地域のイベントに同行
させていただく機会がありました。ラジオたかおかではこのような地域のイベントの際に、司会業や音響などの
仕事も行っているということで、仕事模様を見学させていただきました。また、氷見祭りではビラ配りのお手伝
いもさせていただいたのですが、道行く人に話しかけることを憚ってしまい、初めのうちは配るのに手間取って
しまいました。徐々に慣れていきましたが、それでも受け取ってもらえないことが多く、忍耐力及び精神力を要
しました。しかし、ラジオ放送をより多くの人たちに聴いていただくためには、様々な地域イベントに参加した
り、ビラを配ったりするなどの地道な宣伝努力が大切だということを教わるとともに、体感することができまし
た。
今回体験させていただいた仕事の中で、最も緊張したのが電話対応です。初めに、企業からの電話とリスナー
の方からの電話の2通りの対応の手順を教わりました。説明を聞いてから、少しだけ練習しましたが、言葉遣い
に気をつけ、メモを取りながら話を進めるということが非常に難しく、電話対応を任されるということに不安感
が募りました。結果として、電話がかかってくることはさほどありませんでしたが、伝達する内容を少しでも間
違えてしまえば会社の損害に繋がってしまうため、責任感というものを実感しました。
ラジオたかおかでは、仕事を体験して学んだことの他にも、話を聞いて学んだこともありました。インターン
シップ初日で、
ラジオの生放送の見学をしていた際、
パーソナリティの方と少しだけ話をすることができました。
その方から、
「仕事は楽しくて自分に合ったものを選んだ方が良い」
「目標の仕事ができるようになるためには、
とにかく行動すること」などの言葉をいただきました。
インターンシップで得られたことは多いですが、今回のテーマの1つの「社交性を高める」というのは、あま
り叶えられなかったと思っています。しかし、社会人として仕事をする上で、社交性が必要なことは改めて理解
できました。それは、電話対応が社会人として基本であり重要な仕事と言われたからです。電話の対応が良けれ
ば、つまり相手とうまくコミュニケーションをとることができれば、相手に好印象を与えることができます。様々
な企業とうまく付き合っていければ、より多くの仕事を得られるので、個人個人の社交性が損益に大きく影響す
ると思います。
5日間で体験、伝聞したことは今後の就職活動や学生生活に活かしていきたいです。また、これからは何事に
もチャレンジすることを恐れず、行動を起こしていこうと思いますし、このような良い経験ができたのも、私が
「インターンシップでラジオたかおかに行く」という行動を起こした結果であると言えます。
- 130 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ラジオたかおか
氏名:村井 亨
研
修
日
報
設定課題:ラジオ放送の現場を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①リクエスト曲探し
会社では楽しく仕事をすること
7/30 ②新聞整理
が大切。
(金) ③生放送見学
業者の方のみならず、一般の方も
④生放送出演
来訪されるので、朗らかに対応す
ること。
設定課題:宣伝の努力を知る
実 習 内 容
①氷見祭り見学
7/31 ②ビラ配り
(土)
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
生放送出演はいかがでしたか
?
ラストの日にも出てもらおう
かなと思っています。
明日明後日は暑さとのたたか
いです。
勤務時間:13:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
ビラというものは、相手にとって なかなかなれない仕事で大変
本来、いらないものであるから、 だったと思います。
それをいかに受け取ってもらえ お疲れ様でした。
るかを考えなくてはならない。
設定課題:イベントでの仕事を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①花火大会での本部席の組み このようなイベントに積極的に
8/1
立て、および片付け。
参加することは、会社の宣伝やラ
(日)
ジオの話の材料にもなる。ラジオ
を放送することだけが仕事では
ない。
設定課題:電話対応を学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①新聞整理
電話の応対というのは、社会人に
8/3 ②電話の対応について
とって基本的なことであるが、会
(火) ③野球の試合での音響作業の 社の損益に関わる重要な仕事で
見学と機材の片付け
ある。
勤務時間:14:00~22:00
指導者のコメント
氷見の花火はいかがでしたか
?
一般席から見るものとは一味
違ったのではないかと思いま
す。
勤務時間:13:00~23:00
指導者のコメント
実は電話対応が社会人になっ
て最初にぶつかる「かべ」なん
だそうです。
顔が見えない分、気を使ったと
思います。
設定課題:社会人としての電話対応
勤務時間:11:00~15:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①電話対応
インターンシップといえど、社員 車さんとのマシンガントーク
8/5 ②生放送出演
の一員として、会社や相手に迷惑 とはまた一味違った雰囲気を
(木)
をかけないように、責任感を持っ 味わえたのではないでしょう
て電話に対応する。
か。
- 131 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ラジオたかおか
経営情報学科 1年
10M088 杉本 里奈
自分にも出来る事の有無
私は株式会社ラジオたかおかで 7 月 30 日から 31 日・8 月 1 日・3 日・5 日の 5 日間の研修をさせていただきま
した。その短い期間に私は多くの事を得、成長することが出来たと思います。それを以下に述べます。私には
身体障害者というハンディキャップがあるため、
「自分に出来ない事がありすぎる」と思っていました。就職
したときに企業の方々にはご迷惑をおかけしてしまうのではないかと思い、就職活動に臆していました。そこ
で、この「インターンシップ」に参加し、
「
『自分に出来る事は何か』という事を探す」ということを課題にし
て 5 日間に取り組みました。
初日はラジオの見学という事でした。車吉章さんがパーソナリティを勤める「万葉マルチラジオ」が生放送
されていて、途中飛び入りゲストとしてラジオに出演させて頂きました。約 10 分間という中で、車さんと少
しだけ話をさせて頂きました。初日から、学生として私が(社会人になっても)心に留めておくべき情報を得
ることができました。私は、今まで迷惑になるのが怖くてアルバイトもやった事がありませんでした。しかし、
車さんに「何でも経験すればいい」という事をお聞きしました。
「叱られてもいいからやる。たくさん叱られ
た方が良い」と聞きました。私はそこで、
「恐れずに挑戦すれば良い」のだと感じました。
ラジオたかおかは地域密着型のラジオである為、たくさんのイベントに参加していました。そして 2 日間、
氷見祭りのサポートをさせて頂きました。ビラ配りという一見簡単そうで、難しいという作業をしました。私
はあまり、ビラを受け取る立場の人間ではないので、逆の立場になったのだと感じました。課せられた枚数の
ほとんどを配ることが出来ず、とても悔しかったです。また、ラジオたかおかは富山新聞の傘下である為、富
山新聞のサポートもさせて頂きました。サンダーバーズ対ゴールデンゴールズの試合のグッズ販売のサポート
で、私は売り子を人生で初めて経験させて頂きました。成果をあまり出す事が出来ませんでしたが、私でも出
来るのだという自信に繋がりました。
そして、ゲストの方・企業の方が訪問なされた時にそっとお茶を出すという作業がとても難しかったです。
私の歩き方が問題なのですが、
「カタカタ」と音を立ててしまった事に対し、自分自身が抱えているハンディ
キャップを改めて思い知りました。
私には、自信が全くありませんでした。何をするにも臆病になり、仕舞いには何もできなくなるというよう
になってしまっていました。
「自分にも出来ること」
「自分にだって出来る事」を探してきました。ですが、そ
れはなんだってあるのだと、迷惑をかけてしまうことを臆せず何にでも挑む事が大切であるのだと思いました。
叱られても、その叱られる事がいいのだと感じました。ラジオ局であるにも関わらず、たくさんの事を経験し、
学ぶことが出来て本当によかったと思います。私の将来設計においては、未だ漠然としたところがあります。
今回のインターンシップにおいて学んだこと経験し、得た事を忘れず、これからの短大生活に臨みたいです。
- 132 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ラジオたかおか
7/30
(金)
7/31
(土)
8/1
(日)
8/3
(火)
8/5
(木)
氏名:杉本 里奈
研
修
日
報
設定課題:
「自分に何が出来るか」を探す
勤務時間:10:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自己紹介
CDを探すのにとても苦労し
初日からいきなり濃い放送
②研修内容の説明
た。新聞整理にも苦労し、効率の に出演していただいておつか
③リクエスト曲のCD探し
悪い作業をしてしまった。
れさまでした。
④ラジオ生放送見学
また、初日から出演して緊張し 明日明後日は暑さ対策をし
⑤ラジオ出演
た。
っかりと。
⑥新聞整理
設定課題:
「自分に何が出来るか」を探す
勤務時間:13:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①氷見祭りサポート
ラジオ局はこんな仕事もして
暑い中お疲れ様でした。
(ビラ配り)
いるのかと思った。ビラ配りは「 ラジオ局とイベントのかか
ただ配れば良い」という風に思っ わりは参考になりましたか?
ていたが実際は難しいのだと感
じた。一方同様に配っていた方々
との差を感じて、呆然としてしま
った。
設定課題:
「自分に何が出来るか」を探す
勤務時間:14:00~21:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①氷見祭りサポート
音響のセットの見学や打ち合
昨日に続き、氷見祭りのサポ
わせの風景を見させてもらった。 ートありがとうございました。
アナウンサーの仕事の大変さを
イベントは重労働だが、その
目の当たりにした。貴重な現場を 分楽しみもありますよ。
間近でみる事ができ、本当に良か
った。
設定課題:
「自分に何が出来るか」を探す
勤務時間:13:00~22:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①富山サンダーバーズ対茨城
自分はあまり力になれなくて、 今日は新聞グループのサポ
ゴールデンゴールズの試合会 申し訳なかった。
ートありがとうございました。
場でのグッズ販売(富山新聞の 売り方のコツを教えてもらっ
ラジオでは直接販売するこ
サポート)
た。
とはあまりありませんが、幾分
か参考になったでしょうか?
設定課題:
「自分に何が出来るか」を探す
勤務時間:11:00~15:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①電話番
最終日という事でまた番組に出
Disc Jockeyの体験をしてい
②番組出演
演させてもらった。DJの体験も ただきました。
でき、大変参考になった。
何かの参考になれば幸いで
す。
- 133 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄トヤマホテル
経営情報学科 1 年
10M046 堀田 麻美
仕事の楽しさと難しさ
私は、名鉄トヤマホテルで10日間、就業体験をさせていただきました。この研修での目的は、仕事内
容を知るとともに、自分の欠点や適性を見つけることでした。その目的をもとに、今回の研修結果を報告
したいと思います。
研修では主にロビーでお客様のお出迎えや売店、客室でのチェック、各部屋へ新聞配達、レストランの
お手伝いをしました。
客室のチェックでは、各部屋を備品が揃っているか、ゴミは落ちていないかなど細かく点検する作業で
した。各部屋への新聞配りも客室のチェックも同じ事の繰り返しのようだが、お客様も要望によって異な
ることもあり、とても大変な作業でした。しかし、お客様が快適に過ごされ、喜んでいただくためには、
チェックや掃除など見えない気配りがとても大切なのだと感じました。レストランでは、従業員の方々は
忙しい中、色々な作業を迅速に行っていました。丁寧に迅速に作業し、周りを見て積極的に行動すること
を学びました。ロビーでの売店はとても忙しく、たくさんのお客様を対応しレジや袋詰めしていると、笑
顔や気持ちを込めた挨拶があまり出来ていませんでした。気持ちの余裕を持つことも大切なのだと学びま
した。余裕を持つことで、広い視野をもち、細かな点まで気配りできるのだと思いました。ロビーで立っ
ている時は、疲れていても様々な角度からお客様に見られていることを意識して立っていなければなりま
せんでした。
お客様を迎える側は、お客様が快適に過ごし、喜んでいただけるよう常に考えておられることを知りま
した。ホテルの仕事は、体力も知識も使う仕事であり、お客様を思う気持ちも大切だと思いました。接客
やマナーをはじめ、見えない努力や心配りがお客様からの信頼と好感へと繋がるのだと感じました。ホテ
ルの仕事はとても大変な仕事ではあったが、その分多くのお客様と関わり、感謝の言葉が嬉しく感じまし
た。しかし、積極的に声をかけることや、気配りが出来ず周りが見えていませんでした。相手の要望を考
えて行動する難しさを知りました。笑顔や言葉遣い、対応も上手くできませんでした。働いたときにこれ
らが当たり前に出来るようにしておきたいと思いました。
研修の中で笑顔や挨拶、気配りが大切でしたが、私はどんな事にも「気持ち」が大切だと思いました。
感謝の気持ちや一生懸命な気持ち、仕事への熱意など強い気持ちや想いが表情や態度にも表れるのではな
いかと感じました。人と人とをつなぐものも気持ちだと思います。感謝も謝罪も誠意を持つことが大切だ
と学びました。
今後の就職活動に向けて、就職への意識を高め、日々の生活の中から笑顔や挨拶を意識して行い、今か
ら様々な知識、マナーを身につけておくべきだと改めて思いました。挨拶・マナーを身につけられる今の
段階がとても大切であると思いました。また、様々なことに関心をもっていきたいと思います。実際にホ
テルで研修することができ本当に良かったと思います。
- 134 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄トヤマホテル
氏名:堀田 麻美
研
8/25
(水)
8/26
(木)
8/28
(土)
8/29
(日)
8/30
(月)
9/1
(水)
9/2
(木)
設定課題:仕事に慣れる
実 習 内 容
①清掃
②新聞配り
③チェッカー
④お出迎え
設定課題:仕事内容を覚える
実 習 内 容
①清掃
②レストラン
③荷物運び
④備品回収
⑤チェッカー
⑥新聞配り
設定課題:すばやく作業する
実 習 内 容
①清掃
②喫茶店
③レストラン
④チェッカー
⑤喫茶店
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
①清掃
②お出迎え
③チェッカー
④挨拶
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
①清掃
②お出迎え
③チェッカー
④あいさつ
⑤新聞配り
⑥売店
設定課題:笑顔で挨拶する
実 習 内 容
①清掃
②広告の入れ替え
③売店整理
④新聞配り
⑤お出迎え
⑥売店
設定課題:仕事に責任を持つ
実 習 内 容
①売店
②お出迎え
③新聞配り
修
日
報
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
実習生の特記事項
- 135 -
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
初日ということで緊張して、思う
ようにいかない部分もあったか
と思います。まず、笑顔で挨拶を
心がけましょう。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
単純な作業も気を抜くと、誰でも
ミスをする可能性があります。面
倒だと思わずに注意を払って取
り組みましょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
少し慣れてきたかと思うので、積
極的に行動するのが良いと思い
ます。不明な点は、何でも質問し
て下さい。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
疲れると、誰でも笑顔でいること
が厳しくなってきます。私達も気
を付けるようにしますので、一緒
に頑張りましょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
明るく元気の良い挨拶は、好感が
持てます。明日からも心がけまし
ょう。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
今日は、たくさんのお客様と接す
る機会があったかと思います。今
までの接客経験を生かして、明日
からもお願いします。
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
今日は、慌ただしい1日だったか
と思います。疲れているとは思い
ますが、笑顔はいつも通り絶やさ
ないようにしましょう。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:笑顔で接客する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①売店
9/4 ②皿など回収
(土) ③新聞配り
④売店の片付け
⑤客室への荷物運び
⑥お出迎え
設定課題:すばやく、丁寧に行動・作業する
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/5 ①売店
(日) ②レストラン
③商品整理
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
9/7 ①清掃
(火) ②挨拶
③喫茶店
④お話と挨拶
- 136 -
勤務時間:8:00~18:00
指導者のコメント
だいぶん慣れてきたようですね。
忙しくても終わった後に充実感
を得られたという事は、それだけ
一生懸命に取り組んだからだと
思います。明日からもその調子で
よろしくお願いします。
勤務時間:9:00~16:30
指導者のコメント
迅速に正確に仕事を行う事が一
番大事だと思います。少しずつ慣
れるように頑張りましょう。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
何よりもまず笑顔を心がける事
が一番だと思います。社会に出て
も忘れないで下さいね。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄トヤマホテル
経営情報学科 1 年
10M051
村上 梓
お客様とかかわること
今回私は名鉄トヤマホテルで 10 日間実習させていただきました。このインターシップでのテーマは、本
当の接客を知るということでした。その研修結果をお知らせしたいと思います。
研修はまず朝の掃除から始まります。
これはお客様に気持ちよくホテルを使用していただくことの基本だと
知りました。
また、あいさつで一番心がけなければならないのが笑顔だと教わりました。表情で印象がずいぶん変わって
くることも知りました。笑顔を作りお客様と接することは簡単なように思いましたが、実際は緊張と不安で
笑顔で接客することがなかなかできませんでした。
実際に接客してみると、今お客様がしたいことが何なのかを見失いがちですが、逆に自分がお客様の立場だ
ったら何がしたいのかと置き換えて考えてみることで、行動を起こせると感じました。お客様に対する言葉
選びがとても重要になることも実感しました。言葉を選びながらお客様に説明したり、対応することがこれ
ほど難しいことだと思いませんでした。
客室では、バスルームに髪の毛一本落ちていないように確認し、お客様の荷物の置き方や備品の確認をフロ
ント係の人が一部屋一部屋回らなければなりません。お客様の気づかないような細かいところまで目配り、
心配り、気配りが行き届いていることに感動しました。
社員の皆さんが、
相手が話しやすくなるためのコミュニケーションを心がけていらっしゃることに驚きまし
た。好意を伝えるボディーランゲージとして、笑顔と共感の感情、背筋を伸ばした姿勢、相手を見て話す(目
線の高さを合わせる)ことがあげられます。
お客様の事前期待を超える実際の行動がお客様の満足につながると思いました。
まずは笑顔で、お客様が話しやすくなる雰囲気を作っていくことが重要になると思いました。ホテルの社員
の方で連携を取り働きやすい職場作りが形成されていると感じました。
そして、社会人として働くうえの心構えも学びました。例えば、10 分前には出社すること、あいさつを重
視すること、そして何よりも笑顔と元気が必要なのだと感じました。
常に自分を高めることにおいては、
「私がやります」の気持ちを持ち続けることが大切だと学びました。
この就業体験を通じて今の自分に何が足りないのかが明確になったと思います。
もっと周りに関心を持って、
自分で実践する力を活かせる社会人になれるように、あいさつ・笑顔・言葉遣い・礼儀など今すぐに必要な
ことを確実に実践していかなければならないと強く感じました。
お客様と関わり言葉を交わすことで、自分の行動がお客様の感謝の言葉となって返って来たとき、それが働
き甲斐につながり生きがいとなることを今回の就業体験で学びました。
- 137 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:名鉄富山ホテル
氏名:村上 梓
研
8/25
(水)
8/26
(木)
8/28
(土)
8/30
(月)
8/31
(火)
修
日
報
設定課題:仕事を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
① ガイダンス
②清掃
③レストラン接客・片付け
④客室チェック
⑤フロント作業
⑥カフェ(片付け)
⑦ロビーでのお迎え
設定課題:昨日教わったことをスムーズにやる
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 掃除
② フロント事務
③ チェッカー
④ 新聞配り
⑤ フロント売店
⑥ ロビーでのお迎え
設定課題:作業を丁寧に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 掃除
② フロント事務
③ レストラン(接客)
④ 新聞配達
⑤ ロビーでのお迎え
設定課題:挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 掃除
② お迎え
③ フロント事務
④ チェッカー
⑤ 新聞配達
⑥ 売店整理
⑦ 入り口水撒き
⑧ エレベーター案内
設定課題:お客様に対する挨拶をしっかりする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① フロント事務
② 売店準備
③ お客様お迎え
設定課題:客室のチェッカーを正確にする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 客室しょうじ貼り
9/1 ② 売店準備
(水) ③ 売店
④ 客室へ夜食いれ
設定課題:売店での接客をしっかりとする
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 売店
9/2 ② 備品回収
(木) ③ 新聞配達
④ お迎え
⑤ 荷物の部屋入れ
⑥ 夜食部屋入れ
- 138 -
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
初日ということで、緊張されて
いたかもしれません。まずは、
笑顔で挨拶を心がけて、明日か
らも頑張りましょう。
勤務時間:9:00~1800
指導者のコメント
1つ1つの作業を丁寧に正確に
する事は大事です。頑張ってく
ださい。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
サービスをする上で、細かい気
遣いや心遣いは、私たちも日頃
から心がけるようにしていま
す。難しいですが、一緒に頑張
りましょう。
勤務時間:9:00~18:15
指導者のコメント
お客様に最初から最後まで気
持ちよく施設をご利用いただ
くためにはきれいに掃除され
ていることも大事ですし、従業
員の応対も大事です。常に心が
けましょう。
勤務時間:10:00~17:30
指導者のコメント
明日から3日間、たくさんのお
客様と接する機会があります。
今日までの接客経験を生かし
て頑張って下さい。
勤務時間:10:00~17:30
指導者のコメント
今日は、通常よりも時間を延長
して実習して頂き、大変だった
と思います。お疲れ様でした。
明日からもよろしくお願いし
ます。
勤務時間:10:00~19:30
指導者のコメント
今回の実習では一人で出来る
こと、協力して出来ることの両
方をもなんでいただけたと思
います。社会に出るといろいろ
な事がありますよ。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:お客様に対する挨拶を徹底する
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 売店
9/3 ② ロビー掃除
(金) ③ 備品回収
④ チェッカー
⑤ 荷物部屋入れ
設定課題:作業を丁寧に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 掃除
9/5 ② 宿泊カード作成
(日) ③ チェッカー
④ 朝食券作成
⑤ 包装紙きり
設定課題:今まで学んできた作業を確実に行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
① 掃除
9/7 ② フロント事務
(火) ③ お迎え
④ カフェ接客
⑤ 先輩のお話
- 139 -
勤務時間:8:00~17:00
指導者のコメント
お客様は、いつどんな質問をさ
れるか分かりません。基本的な
ことは覚えておいたほうが良
いです。その他は、いろいろな
経験によって自然に身につい
てくると思います。
勤務時間:9:00~16:00
指導者のコメント
今日は事務作業の多い1日でし
た。村上さんの言われるとおり
、お客様の少ない日は裏方の作
業を効率的に行う事が大事で
す。
勤務時間:9:00~17:00
指導者のコメント
社会に出ると、まだまだ経験し
ていないことがたくさん出て
くると思いますが、当ホテルで
の経験も少しは役立つことが
来ることを願います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ジェック経営コンサルタント
経営情報学科 1 年
10M035 中瀬 貴裕
社会に正解はない
私は、株式会社ジェック経営コンサルタントで、7日間の就業体験をさせていただきました。私は、
「緑
の駅なめりかわ」という農業直売所での経営、および魚津の「緑の駅移動直売所」でも研修を行いました。
研修における私のテーマは、誰にでも積極的に話しかけるということでした。直売所を評価する人は、
従業員の方々、他学校のインターンシップ生、お客様などです。様々な人々から、あらゆる意見を聞き、
それを参考にして自分の意見を発展させることができると考えたからです。私達は、2つの農業直売所で
の研修中に気付いたこと、また、お客様から頂いた意見を参考に、なめりかわ直売所をどう変えていくか
についての会議を行いました。その後、新たに売場を作り変え、販売促進、接客にも新しい工夫を加えて、
もう一度研修を行い、売り上げを伸ばしました。
私は、このインターンシップを通じて、経営コンサルタントという仕事は、積極的に情報を集め、自分
で考えて、自分で決めることがとても大切だと学びました。研修では、直売所の売り上げを伸ばすという
目的が与えられますが、売場の商品の配置、POP の作成、接客、新たな試みなどは、以前からのやり方を
変えて行いました。私達は、直売所への出品者や、お客様から、直売所の良い点や悪い点を聞き、自分達
で課題を発見し、どのように改善していくか考えなければなりませんでした。会議では、一人一人が自分
の意見を述べることで、新しいアイディアが産まれますが、周囲の人たち全員が私より年上であることも
あり、緊張してしまい自分の意見をなかなか言い出せませんでした。こうすれば正解だというマニュアル
がなかったため、多くのことについて自分の判断に頼らなければなりませんが、積極性に欠け、独創的な
作業も苦手な私にとっては困難ことがとても多かったと感じています。
インターンシップでは、決まった答えがない状況で、自分の考えが正しいのか間違っているのかわから
なくても、実行に移さなければなりませんでした。私は、正しいのか、間違っているのかをはっきさせた
い性格のため悩むこともありましたが、正しいという確信がなくても積極的に進んでいく必要性を学ぶこ
とができました。これは日常の学習にも言えることであり、レポートを作成するときにも、完璧な出来は
存在せず、間違えることもあります。それは悪いことではなく、成長する過程では必要なことです。レポ
ートやディスカッションでは、自分の考えに自信を持って、積極的に発表していこうと考えました。
経営コンサルタントという仕事は、難しい面もありましたが、自分で自由に売場をつくれるなど面白い
面もあり、自分に向いているか、否かは、すぐには決められないと感じました。就職活動では、コンサル
タントの仕事も含めて幅広い業種を研究し、就職セミナーや説明会に参加し、仕事をしっかりと選びたい
と考えています。正しい答えなどないと思いますが、自分なりに良いと思える職業を決めようと考えます。
- 140 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社ジェック経営コンサルタント
氏名:中瀬 貴裕
研
修
日
報
設定課題:農業事業所と直売所の基本的な仕事を知る。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①オリエンテーション
手書きPOP作りに挑戦した。
POPは販促の1つに過ぎません
9/6 ②農業事業所と直売所
POP作りは販売促進に大事な物 し、最初から皆が上手く作れる物
(月) ③直売所紹介
だ。分かりやすく人目に付くも でもありません。
④売場作りと接客について
のを作りたかったが、上手くい ポイントは、必要な情報と消費
⑤基本的な販売促進について かなかった。
者への思いやりです。
設定課題:直売所で多くの課題を見つける。
勤務時間:6:30~15:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様は、商品を注意深く見 生産者がこだわって作ってい
①集合・移動
9/7 ②実地体験①緑の駅なめりか て選んでいた。加工品は見た目 ても、消費者に伝わらなければ意
(火)
わ(生産者と会話、POP作り で判断できないためか、あまり 味がありません。
だからこそ、POP
売れていなかった。試食は生産 や試食は大切になります。
接客等)
者の許可次第で実行できる。
③課題・改善点を設定
④棚卸し・片付け
⑤課題(特徴)の抽出・整理
設定課題:魚津店と滑川店を比較して課題を設定する。
勤務時間:7:00~15:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
魚津店は狭いが、滑川店より 滑川も、魚津店同様に接客も意
①集合・移動
9/8 ②実地研修②移動直売所 魚 もお客様との触れ合いが多く、 識しています。ぜひ、土曜日は最
(水)
接客に力を入れていた。販促は 大限にアピールしましょう。
津
あまり行っていなかった。
③棚卸し・片付け
④課題(特徴)の抽出・整理
設定課題:積極的に意見を言う。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①社内ミーティング(売り上げ 自分の頭の中にあるアイデ
限られた時間、そして条件の中
9/9
・集客確認)
ィアをはっきりとした提案や で少しでも効果の高い取り組み
(木) ②議事録作成
形にするのは大変だと思った。 を考えて、実行しましょう。
③目標の明瞭化(ゴールの
お店のためにできることは、探
設定)
せば多くあった。
④対策・立案
設定課題:明日に向けて万全の準備をする。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
前日準備を行った。準備は面 しっかりと下準備があって初
①目標達成に向けた準備
9/10
①(POP、予約表作成)
倒な作業だが、大切なことで、 めて、成果につながります。ぜひ
(金) ②目標達成に向けた準備
時間をかけてしっかり行わな 、今日の準備が実を結ぶことを期
②(実地研修の前日準備)
ければならないと学べた。
待しています。
③報告書作成(現状、課題、目
標)
設定課題:客単価を1400円以上にする。
勤務時間:6:30~15:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
客単価UPを目標とした。机や 客単価UPの目標に対しては、後
①集合・移動
9/11 ②実地体験③緑の駅なめりかわ パレットの移動、POP、試食や 一歩と言うところでしたが、全体
(土)
(売場作り、接客、試食等) 接客によって売り上げを伸ば として「活気」や「売り上げUP
③報告書作成(目標に向けた取 した。8/24から測定して、今日 」には直結しました。
り組み)
の売り上げ一番良かった。
設定課題:大きな声でプレゼンテーションをする。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①報告書作成(実績・まとめ・ プレゼンテーションやディ
少しでも理解して欲しいとい
9/13
更なる可能性 など)
スカッションを行った。多人数 う姿勢が伝わってきましたし、元
(月) ②報告書修正
の前で話をするのはとても緊 気の良い発表であったと思いま
③プレゼンテーション
張した。質問や質問への対応な す。
④ディスカッション
ど、発言する場では積極的にな
らなければならず、とても難し
かった。
- 141 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
経営情報学科 1年
10M037 西嘉山 望美
伝えるということ
私は、8月23日から27日までの5日間、富山シティエフエム株式会社で実習をさせていただきまし
た。今回、私がインターンシップ先としてラジオ局を選んだ理由は、普段聞いているラジオの裏側での仕
事や、声だけで伝えることの工夫などが知りたかったからです。実習前はどんなことをするのか、あまり
想像できなかったので緊張しましたが、実習が始まってからは、番組作成や生放送出演など貴重な体験を
させていただきました。とても楽しみながら実習し、たくさんのことを学んだ5日間を報告したいと思い
ます。
インターンシップ初日は、ラジオ局に置いてある機材の説明や、富山シティエフエムの歴史、コミュニ
ティ局について様々な講義を聞きました。その後、インターンシップに来ていた研修生同士で相互インタ
ビューを行いました。初めて出会い、お互いのことを何も知らないので、何を聞いても良いと言われまし
た。時間制限がなかったため、1つ1つの質問に対する答えから、話を広げていかなければいけませんで
した。話を広げていくためには質問の設定の仕方に気をつけること、質問に捕らわれないこと、大まかな
質問を作りそこから膨らますことを学びました。2日目は、生放送出演とCMについて学びました。番組
出演では、パーソナリティの方にいくつか質問をされ、それに答えることをしました。前日に行った相互
インタビューの反省も兼ねて、どのように話を広げていくかを考えながら出演させていただきました。パ
ーソナリティの方は「プロ」ということもありますが、普通の会話をしているように話すと話題がどんど
ん広がっていくことがわかりました。また、CM作成では何を広告しているのか相手に伝わらなければ意
味がないことや、CMの内容、文章によって声のトーンや読む速さが変わるということを学びました。
3、4、5日目は実際に放送される番組の説明、作成に取り掛かりました。番組作成は、期限がありと
ても大変でした。私たちが作成する番組は、
「音」でその場所の風景を伝えるものでした。そのためにま
ずその場所の下見をし、どんな音があったのかを紙に書き出しました。その後、実際に現場に行き、構図
を考えながら録音をしていきました。録音のときは風の音が入りすぎると何の音を録っているのかわから
ないので、できるだけ入らないようにすることやその音だけを録りたいときは近づけて録ることに気をつ
けました。その後スタジオに戻ってから録音してきた音を編集し、番組を作成していきました。また、5
日目には朝7時から生放送される番組も見学させてもらいました。出演者は朝早いということと2時間と
いう長丁場な番組ということもあり、原稿の見直しや読み直しをCMなどの間にしておられました。
5日間研修をして、相手にわかりやすく伝えるためには声のトーンや話す速さに気をつけること、誰に
向けて話しているのかを理解しながら話すこと、また、社会に出たときにはコミュニケーション力が必要
不可欠であるということを学びました。今後の学生生活や社会に出たときに活かしていきたいと思います。
- 142 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:富山シティエフエム株式会社
氏名:西嘉山 望美
研
修
日
報
設定課題:ラジオ局を知る。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自己紹介
初日ということもあり、とても緊 インタビューでは、相手の回答に応
8/23 ②概要説明
張した。また、研修生はお互い初 じて展開していくよう努力し
(月) ③N・天 説明、見学
対面なため相互にインタビュー ていました。目新しいことばか
(Qシートなど)
をした。質問は大まかに考えて、 りと思いますが、自分で考え、
④スタジオ機器説明
そこから話を広げていく。
経験してほしいと思います
⑤研修生相互インタビュー
設定課題:CMについて理解する。
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①CM 説明、作成
CM作成では、本の紹介CMを作 CM作成という比較的難易度
8/24 ②スマイル 見学、出演
成した。何を伝えたいのか簡潔に の高い作業をやってもらいま
(火) ③ソフト見学
しなければならないのと、文章に したが、試行錯誤はありつつも
よっては声のトーンなどを変え 一所懸命やっていました。広告
なければならないことを学んだ。 とあわせて、メディアの見学も学
んでいってもらえればと思い
ます。
設定課題:番組を作成すること。
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①音さんぽについて
今日から、実際に放送される番組 いよいよ番組制作に向けた第
8/25
(延命地蔵尊下見)
作成を開始した。何をするにして 一歩というところでしょうか。
(水) ②中継同行
も下見をしておくことは大切で じっくり考え、自分なりの番組
(ガラス工房)
ある。生中継に同行し、中継作業 を作るよう頑張ってほしいと
③音さんぽ作成
を手伝った。
思います。
設定課題:
勤務時間:9:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①音さんぽ作成
番組作成のために音録りをしに ようやく緊張がやや解けてき
8/26 ②元気発信 見学
行き、帰ってきてから編集作業を たように見受けられます。実際
(木)
行った。また、1時間の生放送番 の作業の中で思ったこと、疑問
組を見学させてもらった。
点があれば、積極的に意見や質
問をしてほしいと思います。
設定課題:モーニングcity見学
勤務時間:6:30~14:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①モーニングcity 見学
朝の生放送を見学した。2時間番 編集作業は具体的に成果が見
8/27 ②音さんぽ作成
組で、すべて1人で行っていた。 えるということもあって熱心
(金) ③ミーティング
CMの合間などに原稿を読み直し にやっていました。ラジオ放送の
たりしていた
現場に触れることで、今後もラ
ジオという媒体に興味を持って
もらえると嬉しいです。
- 143 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
経営情報学科 1 年
10M013 川尻 彩加
すべてはお客様のために
私は、ホテルニューオータニ高岡で 10 日間の職業体験をさせていただきました。今回、インターンシ
ップを体験するうえで、サービスとは何か、接客業とは何かをテーマに実習を行いました。
10 日間でレストランや調理場、エステサロン、サービスエリアなど様々な部署で研修をさせていただ
き、初めての仕事が多く戸惑うこともあったのですが、様々なことを学びました。
研修の中で最も印象に残ったのが客室清掃です。客室清掃ではベッドメイクやバスタブ・トイレ掃除、
掃除機かけ、リネンたたみなどの作業をするのですが、あちこち動き回ったり腰をまげて床を拭いたりと
体力を使う重労働でした。また、お客様に一切不快な思いをさせないように、ペン 1 本、紙 1 枚の配置ま
で気を配り、部屋の匂いは大丈夫か、髪の毛が落ちていないかなど細かい部分のチェックに神経を使いま
した。大変な仕事だと思っていたのですが、ホテルに宿泊していた外国人のお客様が通りかかった際に、
日本語で「ありがとう」と言ってくれたときは疲れも忘れ、とても嬉しく思いました。お客様に気持ちよ
く部屋を使ってもらうために、ただ清掃するのではなく自分で客室を“つくる”というやりがいのある仕
事でした。
フロントではお客様のチェックイン、チェックアウトやお出迎え、お見送りなどの業務をするのですが、
立ち姿、表情、話し方だけでなく、語彙力や幅広い知識も要求されます。お客様が何を求めているか正確
に理解し、お客様に何を聞かれてもすぐ答えられるように、日常のあらゆることに興味を持ち、知識を深
めることが大切だと教えられました。実際にスタッフの方々の机には様々な資料があり、日々努力をして
いることに深く感心しました。
10 日間で様々な現場を見て研修しましたが、どの現場においても共通しているのは“お客様のために”
という強い思いでした。どんな小さな仕事でも、一つ一つの作業がお客様の笑顔と満足につながっている
のだと考えると、自分も誠意を持って取り組むようにしました。また、お客様を満足させるためにはまず
お客様を理解すること、そしてお客様の求めているものを知るためにコミュニケーション能力が重要であ
ることを実感しました。
短い期間でしたが、従業員として働くことで一見華やかに見えるホテル業の裏側にある多くの努力を知
ることができ、仕事にともなう自己責任や仕事に対する姿勢を学びました。研修を終えて、私の就職に対
する意識も大きく変わりました。このインターンシップで学んだことを忘れず、今後の就職活動や社会に
出てからの生活に生かしていきたいと思います。
- 144 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
氏名:川尻 彩加
研
設定課題:ホテル業を学ぶ
実 習 内 容
①タオル・エプロンたたみ
8/5 ②食器拭き
(木) ③おぼん洗い
④ごみ拾い
⑤シルバー・グラス磨き
⑥カクテル作りの練習
設定課題:きびきびと動く
実 習 内 容
①洋食調理
8/12
皿洗い
(木)
大根おろしを丸める
②宴会補助
料理のセット
ドリンク補充
設定課題:素早く行動する
実 習 内 容
①大根おろしを丸める
8/13 ②野菜・肉・きのこ切り
(金) ③皿洗い
設定課題:積極的に行動する
実 習 内 容
①洗濯
8/15 ②洗い物
(日) ③タオルたたみ
④エステ体験
⑤ロッカーのセット
⑥浴室消毒
8/16
(月)
設定課題:笑顔で対応
実 習 内 容
①レジの袋詰め
設定課題:効率よく作業する
実 習 内 容
①皿洗い
8/21 ②フルーツカット
(土) ③シャーベット作り
④ケーキ飾りつけ
⑤パン製造の補助
設定課題:笑顔を忘れない
実 習 内 容
①会場の椅子並べ
8/22 ②引き出物の準備
(日) ③結婚式見学
④お客様の見送り
⑤皿洗い
⑥お茶下げ
修
日
報
勤務時間:10:00~19:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
常にゲストの立場になって
地道な作業の積み重ねがお客
様に提供するサービスの一部と 考えるよう指導を受けた。
なる。一つ一つの作業を丁寧にす
ることが大切だと実感した。常に
お客様への気配りを忘れないこ
と。
勤務時間:12:30~21:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
大変な作業への工夫や、終わ
短時間で大量の食器を洗わな
ければならないので大変な作業 った作業に工夫を発見するよ
うに指導を受けた。
だと思った。
宴会では突然の要望もあるの
で、できるだけお客様の希望に応
えることや、混雑時はお客様を待
たせることがないよう素早く動
くことを意識した。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
数を間違えない為の工夫を
短時間で調理しなければなら
ないので、無駄を省いて素早く丁 発見するよう指導を受けた。
寧な作業が大切であり、食材のカ
ウントを正確にする。
勤務時間:11:00~20:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
改善点を常に発見し改善点
お客様に気持ちよく使っても
らうために、髪の毛やごみが落ち を工夫し実行するよう指導を
ていないよう清掃は小まめにす 受けた。
る。サービスの改善点を発見し、
お客様の目線に合わせたマッサ
ージやリラクゼーションを提供
する。
勤務時間:12:30~21:30
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様を待たせることが無い
子どもに限らず相手の目線
ように瞬時に判断し行動する。言 に合わせ相手の目を見る。挨拶
葉遣いはお客様に合わせて使い 、接客の原則を日常生活でも身
分ける。子どもに対応するときは につけるよう指導を受けた。
目線を合わせる。
勤務時間:8:00~16:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
飾り付けや盛り付けは、お客様 効率よい作業に努めるため
の第一印象を左右するのでずれ 工夫するよう指導を受けた。
や乱れが無いように丁寧に行う
こと。
勤務時間:9:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
お客様には常に笑顔で対応す
どうしたら親身になれるか
る。見送りでは最後まで感謝の心 考えるよう指導を受けた。
を持ってお辞儀をする。お客様に
喜んでもらえるサービスは何か
考え、親身になって話を聞く。
- 145 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:効率よく作業する
勤務時間:12:00~21:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会場設営
大規模な催し物であれば準備
するべき行動の前に状況確
8/23 ②食器並べ
に時間がかかり現場も慌しくな 認し考える。大切なことですが
(月) ③料理の積み込み・セット
るので、状況をみて判断し行動す これを迅速に行うことも合わ
④ドリンク補充
ることが大切だと思った。ドリン せて大切である旨指導を受け
⑤宴会後の片付け
ク補充がスムーズにできるよう た。
にお客様の様子をよく観察した。
設定課題:自ら考え行動する
勤務時間:9:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①客室清掃
客室は、お客様に商品として売 サービス業の幅広い知識は
8/30 ②お出迎え
るので、紙一枚・ペン一本の配置 机に向かってだけではとても
(月) ③フロント補助
まで気を配る。フロントではお客 吸収しきれません。日常のあら
④ナイトマネージャー
様にどんな質問をされるのか分 ゆることに興味を持ち学び続
⑤試泊
からないので、様々な知識を身に けることとなります。
“知る楽
つけておくことと、笑顔での対応 しみ”を感じられるよう指導を
が重要である。
受けた。
設定課題:気持ちをこめて丁寧な仕事をする
勤務時間:9:00~14:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①客室清掃
お客様に気持ちよく部屋を使っ
自分の部屋を掃除するとき
8/31 ②階段掃除
てもらうために、お客様が気づか も同じような気持ちになるよ
(火) ③タオルたたみ
ないようなところまで気を配る。 う指導を受けた。
自分の部屋を掃除するときとは
全く違う気持ちで取り組んだ。
- 146 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
経営情報学科 1 年
10M105 日詰 茉里
お客様のためのおもてなし
私は、ホテルニューオータニ高岡で10日間、就業体験をさせていただきました。今回のインターンシ
ップでは、責任力や行動力、協調性を養い、接客マナーや礼儀など、多くの知識を学ぶほかにも、仕事場
をよく見るというテーマを設定し、研修を行いました。これらのテーマを基に、研修結果を報告します。
様々な部署で実習をさせていただのですが、どの部署も内容の濃い実習ばかりでした。普段体験のでき
ないことを多く経験させていただきました。初日はフォーシーズンで実習をさせていただきました。おし
ぼりを作ったり、エプロンをたたんだりしたのですが、これらの作業はお客様が快適にレストランをご利
用されるために欠かせない作業であることを知りました。お客様のために事前に準備をしておくことが大
切だと感じました。調理では洋食と製菓の両方の実習をさせていただきました。1つの料理を作るにして
も、数人で役割を分担し作業をされており、効率良く作業を行うために、様々な工夫が施されていること
を知りました。宴会では、ホテル内とホテル外での実習をさせていただきました。宴会の規模が大きくな
るほど、準備を行う人数も増え、多くの人々が関わっていることを知りました。また、お客様が「ありが
とう」や「頑張って」など、声をかけてくださることが何度かあり、嬉しかったです。お客様からのお言葉
は、自分にとって励みになることを実感した瞬間でもありました。
フロントの業務では、常にお客様のことを考え、お客様のご要望に対しどうしたらよりお客様に喜んで
いただけるのかを考える大切さや、接客マナーや礼儀を教えていただきました。お客様に失礼のないよう、
マナーや礼儀を身に付けることが重要だと思いました。客室清掃では、実習の中で一番大変でした。次の
お客様が使用出来るように、客室を元通りにしなければなりません。この日はホテルに試泊させていただ
き、翌日自分が使用した客室の清掃を行いました。髪の毛やほこりが落ちていたり、指紋が残っていたり
してはいけないので、何度も確認しました。お客様が快適に客室を使用していただくために、細心の注意
を払って清掃を行うことが大切だと学びました。また、試泊させていただいた日の夜には、ナイトマネー
ジャーという仕事をさせていただきました。この仕事は、夜にホテル内の見回りを行うのですが、安全を
守るために重要な仕事だと実感させられるものでした。管理が行われているからこそ、私たちが安全に過
ごせることが出来るのだと思いました。
この10日間の実習を通して、最後まで責任をもって作業に取り組むことや、自ら行動することの大切
さを学びました。自分の適性を考えるきっかけにもなり、職業選択をする際に参考にしようと思います。
また、仕事場をよく観察し、様々な視点から捉えることで、多くの考えを導くことが出来ました。ホテル
で行われているサービスは、多くの人々が関わっているからこそ成り立っているのだと実感しました。今
回の実習で身に付けた責任力や行動力、協調性を、今後の学校生活で生かしていこうと思います。
- 147 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
8/3
(火)
8/4
(水)
8/5
(木)
8/12
(木)
8/14
(土)
8/15
(日)
氏名:日詰 茉里
研
修
日
報
設定課題:挨拶をしっかり行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①説明、ナプキン、タオル、エ お客様のために、事前に準備をし
プロン、カバーたたみ
ておくことが大切であると感じ
②おしぼり作り
た。
③砂糖の補充、容器拭き
④皿運び、皿拭き、ナプキン置
き
⑤ポット磨き(洗う、拭く)
⑥テーブル拭き、磨き
⑦ソフトカクテル作り
設定課題:効率良く作業をこなす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食材を切る
料理を作る際、数人で作業を分担
②ソース作り
されており、効率良く作業を行う
③スープを容器に分け、
ために必要なことであると学ん
冷蔵庫にしまう
だ。
④調理道具を洗う、掃除
⑤料理の盛り付け
⑥野菜の水切り
設定課題:作業内容を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①食材を切る
宴会を準備する際に、多くの方々
②宴会準備
が関わり成り立っていることを
③コップの用意、並べる
知った。
④氷入れ
⑤お酒づくり
⑥ビール、飲み物を注ぐ
設定課題:効率良く作業を進める
実 習 内 容
実習生の特記事項
①カップ並べ、ゼリー作り
調理道具を洗った際、包丁など危
②玉子を割る
ない道具は、別の場所に置くなど
③シュークリーム・ケーキの 、次に使う人のことを考えて行動
盛り付け
する大切さを学んだ。
④牛乳を鍋に入れる
⑤グラス拭き
⑥調理道具を洗う、掃除
設定課題:笑顔を忘れず、大きな声で接客を行う
実 習 内 容
実習生の特記事項
①商品の袋詰め
裏では多くの方々が商品を運ん
②レジ打ち
でおり、商品を作ったり仕入れた
りし、それをお客様に提供するま
でに多くの方々が関わっている
ことを改めて感じた。
設定課題:作業内容を覚える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①案内
お客様にきれいになって帰って
②タオル、ガーゼたたみ
いただくために、様々な工夫がな
③エステ体験
されていることを知った。
④タオルを洗って干し、収納
⑤岩盤浴の清掃
⑥受付、電話の受け取り
- 148 -
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
様々な疑問が発見となり、工夫
を考え出し付加価値が生まれ
ます。
勤務時間:10:00~19:00
指導者のコメント
小さな工夫の積み重ねで、効率
の良い作業をこなせることが
出来ます。
勤務時間:12:30~21:30
指導者のコメント
作業内容をよく把握し、効率良
く行うことで少しでもお客様
と接し、自分と双方が喜び合え
る時間を多く取れるよう心が
けて下さい。
勤務時間:8:00~16:00
指導者のコメント
作業の意義をよく観察し吸収
し、次の段階への意欲、創造も
あり秀逸です。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
マニュアルを不要のものとせ
ず、”頼らない”と位置づけるこ
とはマニュアルとの付き合い
方として重要な意味を持ちま
す。
勤務時間:11:00~20:00
指導者のコメント
サービスは、し上手され上手と
いうことの意味を理解して下
さい。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
8/17
(火)
8/18
(水)
8/20
(金)
8/23
(月)
研
修
日
報
設定課題:積極的に作業を行い、マナーについて学ぶ
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室清掃
常にお客様のことを考え、お客様
②説明、館内、客室の案内
のご要望に対し、どうしたらより
③お客様の荷物を届ける
お客様に喜んでいただけるのかを
④新聞折り、エレベーター内の 考える大切さを学んだ。
清掃
⑤エレベーターの待機
⑥ナイトマネージャー
設定課題:効率よく丁寧に作業を進める
実 習 内 容
実習生の特記事項
①客室清掃
お客様が快適に客室を使用してい
②窓拭き、ほこり拭き
ただくために、細心の注意を払っ
③不足用品の補充、収納
て清掃を行うことが大切であるこ
④不足用品の確認
とを学んだ。
設定課題:周りの様子をよく見る
実 習 内 容
実習生の特記事項
①パンフレット作り
作業を行うときは、間違いが無い
②チャペル、神殿の案内
か確認することを怠らないよう
③エンディングロールの
心がけようと思った。
確認
④コップ洗い
⑤ゴミを集める
⑥名前の確認
設定課題:周りをよく見て、積極的に行動する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ミーティング
事前に会場内を把握し、自分が担
②皿、箸、ナプキン並べ
当する場所を確認しておくこと
③料理を運ぶ、並べる
で、スムーズに行動や作業を行う
④ビールの抜栓
ことが出来る。
⑤飲み物の補充
⑥片付け
- 149 -
勤務時間:9:00~19:00
指導者のコメント
ゲストニーズの重要性に気付
き、そこからお客様満足を導き
出す順序を的確につかんでい
ます。
勤務時間:9:00~14:00
指導者のコメント
目標を立てる視点が高度であ
るにもかかわらず的確に行動
と考察を組み立てています。
勤務時間:9:00~18:00
指導者のコメント
確認までが作業を行うという
ことです。
勤務時間:12:00~22:00
指導者のコメント
積極的に視点を多く持つほど、
発見と工夫が生まれます。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
経営情報学科 1 年
10M085 渋谷 安莉沙
働くことに生きがいと喜びを感じる
私は、ホテルニューオータニ高岡で9日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での私のテ
ーマは、なぜ人は働くのか、人々は何を感じながら働いているのか、その意義を知るということでした。そ
のテーマをもとに、今回の研修結果を報告したいと思います。
私は、研修に行く以前までは、
“働く”ということは何なのか。なぜ、人は働かなければならないのかを
何度も考えたことがありました。しかし、何度考えても答えは見つからず、人に尋ねてみるという手段もあ
りましたが、この答えは、自分自身で見つけることで、この先の未来に向けて何か得ることができるのでは
ないかと思いました。
今回、研修先ではさまざまな部署で就業体験をさせていただきました。各部署、仕事内容はもちろんのこ
と、その場の雰囲気や得たものは大きく異なりました。そのような、仕事に対する感じ方や考え方が変わっ
てくるのだと思いました。正直、辛いと思う仕事もありました。
その反面、楽しいと思える仕事も多くあり、自分の新たな一面が発見できたような気がします。
研修中、多くの方に話しを伺う中で、ある社員の方が同じ部署の一人の男性について話してくださいまし
た。その男性は、今の仕事に就く前は人と接することはない、いわゆる、裏方の仕事をしていましたが、彼
は人と話しをし、人と接することがとても好きだったので、今の人と接する仕事に就いたと話しておられま
した。確かに、その男性は社交的で、人と話しをするときは笑顔で目が輝いており、人と接するのが本当に
好きなのだ、と見ていて伝わってきました。
私は、働いている人であんなに輝いている人を初めて見た気がします。その人をとてもうらやましく、ま
た、尊敬しました。
仕事に生きがいを求め、喜びを感じながら働くことは、口では簡単に言えますが、実際とても容易なこと
ではないことをあらためて感じさせられました。しかし、だからといって簡単に諦めてはいけないというこ
とも学びました。誰もが、自分に合った仕事を探すうえで大きな壁にぶつかると思います。そこですぐに挫
折をせず、その壁を乗り越える際にも学ぶことはたくさんあり、その壁を乗り越え、壁の向こうには自分の
本当に探し求めていたものが見つかると学び、
何事もすぐに挫折をしてしまいそうになる自分はまだまだ未
熟であることを感じさせられました。
仕事というものは、
“働かなければならない”ではなく、自ら“働きたい”と思うことが大切であると学
びました。
なぜ、
人は働かなければならないのか?そう思っていた自分が今ではとても恥ずかしく感じます。
自分の思い通りの仕事に就くことが簡単なことではないことは十分承知していますが、
人それぞれそう思え
る仕事に巡り合えることができるということも今回の研修で知ることができました。
そのために、
私は今後、
ひとつひとつに目的を持って全力でやりきり、挫折も成長の過程であり、前進することで真に生きがいを求
め、喜びを感じられる仕事を見つけていきたいと思いました。
- 150 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:ホテルニューオータニ高岡
8/13
(金)
8/19
(木)
8/20
(金)
氏名:渋谷 安莉沙
研
修
日
報
設定課題:慌てず、ゆっくり接客する
勤務時間:12:30~21:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①サービスエリアの売店でレジ
サービスエリアはお客様が疲れ 全てのことにいえますが、+α
②商品の陳列
を癒しにくる休憩の場であるか を考えるゆとりを常に確保し
③売店のレジ(一人で)
ら、お客様が一体何を求めている てください。
のかを考え、尋ねられる前に行動
する。商品の会計後、
「ありがと
うございます」だけでなく、
「気
をつけていってらっしゃいませ」
など、常にお客様のことを気にか
ける対応をする。
設定課題:1つの“商品”として客室を提供
勤務時間:9:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①使用済みの客室を清掃
“自分”ではなく、
“お客様”の 清掃は飽くまでも商品を作り
②シーツの取替えなど
目線で考える。
上げる1過程であることを念
③ホテルのフロントで接客
お客様が何をしようとしている 頭から消さないようにしてく
④お客様をご案内
のかを逸早く察し、行動にうつす ださい。
。
設定課題:お客様に心からリラックスしてもらうためには?
勤務時間:9:00~19:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①自分が使用した客室の清掃 お客様は、ホテルやエステには疲 素直な気持ちで物事を見据え
②エステの受付で接客
れを癒しに来られているから、笑 ています。素直さは吸収力を高
③ロッカーのタオル補充
顔で出迎え、気分よくお帰りにな めます。
られるように気配りを常に抱い
ておく。
設定課題:素敵な結婚式の裏の努力を知る
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①結婚式の準備
“結婚式”というものは、多くの 興味が増す。この体験での成果
8/21 ②結婚式見学
人の努力が報われてできるもの を得ることができました。
(土) ③披露宴見学
だとあらためて感じました。
④お客様にお茶をだす
⑤お客様をご案内
設定課題:自ら出来るとこを考えて行動する
勤務時間:9:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
8/22 ①野菜を切る
野菜を切る時は、上下に包丁をお それぞれの役割にあった役立
(日) ②調理器具を洗う
ろすのではなく、手前から奥に包 ち方があります。充分役立って
③パセリを細かくちぎる
丁をすべらす感じで切る。
います。
8/23
(月)
8/27
(金)
設定課題:来客のために全力を尽くす
実 習 内 容
実習生の特記事項
①宴会会場の準備
料理の配置はいかに美しく、おい
②接客
しそうに見せるか重要。
空きびん、ゴミなどはさりげなく
、すばやく片付ける。
設定課題:お客様の気持ちになって考える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ナプキンをたたむ
裏方の仕事をしていて、自分が客
②清掃
だったら・・・のことを考えて、グ
③おしぼりを丸める
ラスなど丁寧に綺麗に磨きまし
④グラスを磨く
た。
⑤バーテンダーの仕事体験
- 151 -
勤務時間:12:00~22:00
指導者のコメント
できない経験ができることへ
の重要な過程となります。恐れ
て行動をおこさないことが一
番の愚行です。
勤務時間:12:00~22:00
指導者のコメント
清掃や整頓はお客様への気遣
いと自らの作業効率向上のた
めに行うものです。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
8/28
(土)
8/29
(日)
研
修
日
報
設定課題:てきぱき、動く
勤務時間:12:30~21:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①披露宴見学
ただ、何も考えないで披露宴を見 “最上のサービスを完結する
②片付け
るのではなく、目的をもって見る こと”から逆にたどると“当た
③宴会場準備
とまた違った風に見ることがで り前のことをする”にたどり着
④ナプキンをたたむ
きる。
きます。
設定課題:最後まで気をぬかない
勤務時間:8:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①苺のヘタを切る
グラスは、水で綺麗に洗ってある 目線を変えることを学びまし
②苺をミキサーにかける
ように見えるけど、光に照らすこ た。
③洗い物
とで、グラスに水垢
④グラスの水垢を乾いたタオ が多く残っていることが分かる。
ルでふきあげる
調理室は、目に見える所だけでな
⑤調理室の清掃
く、普段見えにくい場所の衛生面
⑥ロールケーキ作り
もしっかりしておく。
⑦フロントの接客
⑧ホテルの出入り口でお客様
をお出迎え
⑨客室に荷物を届ける
- 152 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:株式会社あんしんグループ
経営情報学科 1 年
10M042 廣田 栞
人と人とのつながりの大切さ
私は8月23日から27日の5日間、インターンシップ研修に参加させていただきました。私の研修先
は、保険代理店の『株式会社あんしんグループ』様でした。私は「社会人の心得を学ぶ」ということを大
きな目的とし、このインターンシップ研修に臨みました。
毎朝掃除から始まり、主に電話の取次ぎをしました。電話というのは、相手の顔が見えないため、声の
トーンや口調など重要になってきます。研修の4日目には、他の企業の方も交えて、電話応対研修もあり
ました。講師の方から学ぶことも多くありましたが、何よりも他の社員の方の実際の電話対応をしておら
れる姿を見たことは、学校ではできないような貴重な体験でした。その他に、保険代理店ということで自
動車保険や、生命保険についての勉強もしました。自分の将来の保険設計を考えるなど、これからの自分
の人生を考える貴重な経験にもなりました。また新入社員の方のお話を聞くこともできました。これから
の就職活動においても、たいへん参考となるお話ばかりでした。
私は会社というのは、人と人のつながりがあってこそ、成り立つものだなとこの5日間で感じました。
社員同士はもちろん、お客様とのつながりもたいへん重要となってきます。初日に社長さんから次のよう
なお話がありました。
「契約を取るというのは、とても大変なこと。しかしお客様を大切に、自分が信頼
されるような人間であれば、お客様の輪は広がっていくものです。
」またこちらの会社は、社員の方同士
もたいへん仲がよく、話を聞いたところによると、社員の方から話を聞いて入社したという方もおられる
と聞きました。このようなことから、本当に信頼される人間というのは、人と人のつながりを大切にして
いる人ではないかと思いました。
私がこの5日間で、様々なことを学ぶことができました。取引先に同行させていただいたり、プレゼン
テーションをしたりしました。1つ1つのことがたいへん新鮮でしたが、何よりも会社の雰囲気を味わえ
ることは私自身にとってたいへん貴重な経験となりました。また、人とのつながりがこんなにも重要だと
気づかされた5日間でもありました。これからの大学生活でもたくさんの人と出会うと思います。一期一
会を大切にして、これからの大学生活、そして就職活動に活かしていきたいと思いました。
最後に大変貴重なお時間を割いて、たくさんのことを学ばせていただいた、株式会社あんしんグループ
様には、心より御礼を申し上げます。
- 153 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:あんしんグループ
氏名:廣田 栞
研
設定課題:
実 習 内 容
①スケジュール説明
8/23 ②経営理念
(月) ③営業の心得
④職場の基本マナー
⑤名刺交換練習
設定課題:
実 習 内 容
①職場の基本マナーテスト
8/24 ②電話の取次ぎ練習
(火) ③電話の取次ぎ
④自動車保険について
⑤その他損害保険について
⑥保険設計
設定課題:
実 習 内 容
①生命保険について
8/26 ②保険設計
(水) ③電話の取次ぎ
設定課題:
実 習 内 容
①電話の取次ぎ
8/27 ②事務の手伝い
(木) ③先輩との談話
④電話応対研修
設定課題:
実 習 内 容
①電話の取次ぎ
8/28 ②保険設計
(金) ③プレゼンテーション
修
日
報
実習生の特記事項
会社の雰囲気を味わうことがで
きるのはめったにない体験だっ
たのでとても新鮮でした。営業の
お仕事というのはとても勇気の
いるお仕事だなと思いました。
勤務時間:8:20~17:15
指導者のコメント
朝はあんしんグループのメン
バーの誰よりも早く出社し、積
極性を大いに感じます。これか
ら1週間少しでも多くの「気付
き」を得て欲しいと思います。
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
今日は電話の取次ぎをしました。 職場の基本マナー巻末のテス
自分から積極的に電話をとれる トにて理解度チェックを行っ
ようになりたいと思いました。最 たところ50問中正解50問
初に電話をとるときはとても緊 でした。理解力は優れていると
張しました。少しでも自分にプラ 思われます。事務所床タイルカ
スになるようになれればいいな ーペットの染みの戦場を依頼
と思います。
した際も素直に応じてくれ、と
trもきれいになりました。
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
生命保険というのは、これから生 今日はじっくりと教えること
きていくにあたって絶対に必要 が出来なくてすみませんでし
なものだから、しっかり知識をつ た。
けておきたいと思いました。
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
電話応対研修では、学校では学べ 先輩からいろいろと話を聞く
ないようなことを実践的に出来 事が出来たことは良かったと
たのでわかりやすかったです。他 思います。また、本日の「電話
の社員の方の電話応対を見たり 応対研修」も良い経験が出来た
聞いたりすることはなかなか出 のではないでしょうか。
来ない体験だったのでよかった
です。
勤務時間:8:20~17:15
実習生の特記事項
指導者のコメント
プレゼンテーションをしました 十分な指導が出来なかったに
が、プレゼンテーションというの も関わらず、自主学習によって
は商品の良さを伝えることなの システム操作にも慣れたよう
で、知識が必要だなと思いました で能力の高さを感じます。また
。
急な雑用も嫌な顔ひとつ見せ
ずに取り組んでくれました。
- 154 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:チューリップテレビ
経営情報学科 1 年
10M093 津田 歩
最も重要なのは目的意識を持って行動すること
私は、チューリップテレビで5日間、就業体験をさせていただきました。今回の就業体験では、何に
おいても目的意識をもって行動することが一番重要であるということを学びました。
まず、準備の大切さを教わりました。
「若者に聞く!民主党代表戦後の日本について」というテーマで
実際に取材を行った時、自分の政治に関する知識が不十分だったため、深く掘り下げた良い質問を投げか
けていくことができませんでした。事前の準備が不十分だったからこのような結果になってしまったので
すが、そもそも事前の準備ができなかったのは、目的を分かっていなかったからだと思います。
第 2 に、他校のインターンシップ生の意識の高さに驚かされました。政治や今起こっている問題等に
対し、とても興味・関心を持っているようで、知っていて当たり前という意識が感じられました。もうす
ぐ社会人になるという意識があるから、政治等、日本で起きている出来事を身近なことのように感じられ
るのではないかと思いました。関心の高さは、年齢や、周りにいる学生達の意識の高さも関係するかもし
れませんが、私もニュース・新聞等に目を通し、たくさんの知識を得ていこうと思いました。そして自信
を持って意見を述べられるように、ひとつひとつきちんと理解していくことが大切だと思いました。
第 3 に、どのような職業でも、雑用・雑務がたくさんあるということを知りました。とても面倒だけ
れど、目的意識さえしっかり持っていれば、雑用・雑務でもなんでも最後まで責任をもってやり遂げるこ
とができるのではないかと思いました。
第 4 に、どんな職業も、失敗を繰り返しながら成長していくものなのではないかと思いました。失敗
を恐れて小さくなるよりも、そこから少しでも多くのことを学ぼうとする積極的な考え・姿勢を持つこと
が大切だと思いました。また、たとえどんな失敗をしたとしても、目的意識さえ持って行動していれば、
その失敗は、必ず成長の糧となってくれるのだと思います。
今回のインターンシップ研修では、何においても目的意識を持って行動することが一番大切だという
ことを学びました。しかし、その目的意識を持つためには、目的を明確にする必要があると思います。私
にとって目的を明確にするということは、何が一番大切なことなのかを見つけ出すことだと思います。例
えば取材は、視聴者に映像等を使って情報を伝えるために行うものですが、一番大切なことは“何を、ど
う、分かりやすく伝えるのか”だと教わりました。本当の目的というのは実は奥深いところにあって、も
しかしたら、経験を積んでいく中で見つかるものなのかもしれません。これからは、勉強やさまざまな活
動の中で、一番大切なことを見落とさないよう、自分の経験や先生の話の中からヒントをみつけていきた
いと思います。そして、深く考えるべきこととがむしゃらにやるべきことを自分なりに判断し、充実した
活動にしていきたいと思います。
- 155 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:チューリップテレビ
9/13
(月)
9/14
(火)
9/15
(水)
9/16
(木)
9/17
(金)
氏名:津田 歩
研
修
日
報
設定課題:積極的に人と関わり、自分で判断せず必ず質問する。
勤務時間:11:00~19:20
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①ビデオテープ編集体験
ビデオテープの編集体験を通し、 撮影や編集も大事ですが、一番大
②ビデオ撮影体験
操作方法はもちろんどんなことに 事な事は何をどう分かりやすく
③スタジオで生放送(ニュー 苦労をされているか、また、他に 伝えるかであり、手段にとらわれ
ス)の見学
はどんな作業があるのかなど、積 ず明確な目的を持つ事です。情報
極的に質問をしていくことができ は自分でとりに行くものです。分
ました。また、他の学校の学生の、からない事があれば、聞いたり調
インターンシップに対する意識の べたりしてすぐに解消しましょ
高さに驚き、良い刺激を受けまし う。
た。
設定課題:たくさんの事に気がつき、行動にうつす。
勤務時間:8:30~19:15
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①富山第一銀行にて取材
初めて取材に同行させていただき 取材現場では、思っていた映像が
②原稿作成
ましたが、企業に入って働くとい 撮れない事もあります。しかし、
③ミタイノコレクション撮影 うことは一生かけて勉強をしてい 困難の中で取材する事で実力も
④副調整室で生放送(ニュー く、あるいは学ぶということなん ついてきます。取材に出る際は、
ス)の見学
だと改めて思いました。
目的を明確にし、質問を想定して
おくと作業が効率的に行えます
よ。
設定課題:実際にインタビューを行う。
勤務時間:9:30~19:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①富山大学で学生にインタビ
インタビューでは、同じ質問を繰
ュー
り返すだけでなく、相手によって
②取材結果の編集
は聞き方を変えてみたり、質問を
追加するなどして取り組んで下
さい。
設定課題:インタビューでは、決められた質問だけではなくどん
勤務時間:10:00~19:10
どんつっ込んで聞いていく。
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①富山駅前で学生にインタビ
新聞、本をいっぱい読んで、知識
ュー
を蓄えておけば、間違いなく人生
②取材結果の編集
が豊かになり、良い意味で価値観
の幅が広がります。また、色々な
人の事を理解できるようになり
ます。人は誰でももっと勉強して
おけばよかったと思う時が必ず
きますが、これからなので頑張り
ましょう。
設定課題:たくさん気付いて、できる事は行動にうつす。
勤務時間:9:30~19:10
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①VTR編集
一生懸命に原稿を書いたり、取材
②本番のためのリハーサル
で頑張っている姿はとても感じ
③出演
ました。スタジオでのキャスター
とのやりとりも堂々としていま
した。テレビの現場での実習体験
を生かし、これからもどんどん活
躍の場を広げていってください。
- 156 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:キャナルサイドララシャンス
経営情報学科 1 年
10M030 高正 美緒
タイトル:究極のサービスとは
私は、キャナルサイドララシャンスで10日間、就業体験をさせていただきました。この就業体験での
私のテーマは、コミュニケーション能力を身につけることと、キャナルサイドララシャンスの信念である
“お客様の感動のために”企業側がどのような工夫をこなしているのかを知るということでした。そのテ
ーマに基づき、今回の研修結果を報告したいと思います。
まず、毎日の日課として朝の環境整備がありました。30分という短い時間ですが、会場周辺や外周の
歩道までの草むしりやゴミ拾いを行います。研修担当の方は、通常の業務よりも環境整備が大切だと言っ
ており、朝の環境整備以外にもプールや倉庫など、掃除をすることが多かったことが印象的です。その他
にも、グラス磨きやシルバー磨きなど、バックヤードでの作業がほとんどを占めており、平日はお客様と
接する機会は全くありませんでした。
ララシャンスでは、朝礼と終礼のほかに昼礼があり、そこではサービススタッフ以外にもシェフやプラ
ンナーなど出勤しているすべての従業員が集まります。その場では、情報の共有や意見交換などを行い、
全体の士気を高めています。一つの問題に対して、社員全員で考え、情報を共有して問題解決に役立てて
いこうという姿勢が強く見られました。その時の話しで、私が一番印象に残っているのは、つねに現状に
満足してはいけないというお話でした。現状に満足して、その状態をキープしようとしていても、いずれ
衰退するだけでそれ以上にはならない。今がどれほど良い状況でも、常に上を目指す上昇志向の気持ちが
大切なことを学びました。
研修4日目には、婚礼業務をすることになり、初めてお客様と接する機会が訪れました。私たちにとっ
ては、月に何十件もある婚礼の一件に過ぎなくとも、挙式される新郎新婦にとっては長い時間をかけて準
備してきた大事な一日です。そのため、失敗が許されない状況にとても緊張しました。しかし、新郎新婦
や出席者の方々の幸せそうな顔を見ているうちに私まで温かい気持ちになりました。2時間半という短い
時間でしたが、その2時間半には多くの人々が力を貸しています。サービススタッフはプランナーとは違
い、新郎新婦と何回も打ち合わせをするわけではないけれど、両者は、婚礼当日は強い信頼関係の下で仕
事をしていることを実感いたしました。
日常では、なかなか足を踏み入れることのないブライダルという世界での就業体験は、とても貴重な体
験になりました。何よりも、その重要さに気づかされたのは、やはりコミュニケーション能力です。お客
様との信頼関係を築くには、円滑なコミュニケーションは欠くことができません。究極のサービスとは、
コミュニケーションを通じて、臨機応変のサービスをすることで、お客様の目線に立ってサービスを提供
することであると実感いたしました。
ララシャンスの従業員の方々には、ご多忙にも関わらず、私たちの研修に時間を割いていただき、丁寧
にご指導いただけましたこと心より感謝申し上げます。研修で学んだことを、今後の学校生活や就職活動
に活かして生きたいと思います。
- 157 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:キャナルサイドララシャンス
研
修
日
報
設定課題:
実 習 内 容
実習生の特記事項
①環境整備
・業務よりも環境整備が大切
8/4 ②グラス磨き
・地味な仕事こそ大事
(水) ③プール掃除
④ドリンク補充
⑤シルバー磨き
設定課題:元気よく
実 習 内 容
実習生の特記事項
①環境整備
・引き出物など、やることには全
8/5 ②おしぼり
て意味がある
(木) ③引き出物の検品
④会場設営
⑤ファイル綴じ
設定課題:ひとつひとつ意味を考える
実 習 内 容
実習生の特記事項
①環境整備
・現状に満足していては伸びない
8/6 ②会場設営
・常に、現状不満足であるこ と
(金) ③引き出物の検品
・何のために来ているか、常に意
④アンケート用紙切り
識してやる
⑤会場設営
⑥掃除
設定課題:笑顔でいる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①婚礼準備
・会場の中ではきびきび動く
8/7 ②婚礼
・暗い顔せず笑顔で
(土)
設定課題:きびきび動く
実 習 内 容
①婚礼準備
8/8 ②婚礼(チャペル見学)
(日)
氏名:高正 美緒
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
一日一日大切にしながら学ん
でください。挨拶、返事は明る
く笑顔で行きましょう。
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
元気・笑顔でいられるように
しましょう。
勤務時間:10:00~18:00
指導者のコメント
婚礼日はお客様と接する仕事
なので、笑顔で楽しんで仕事し
ていきましょう。
勤務時間:12:00~19:30
指導者のコメント
結婚式には時間とお金がかかっ
ています。簡単に働いていい場
所ではないし、お客さんには何
の関係もない。
勤務時間:13:00~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・たかが一件と考えていたらクオ
学んだことを今後に活かして
リティは向上しない
ください。
・究極のサービスとは、その方に
向けた臨機応変のサービスができ
ること
勤務時間:10:00~
実習生の特記事項
指導者のコメント
・環境整備をすることでコスト削 特になし。
減に繋がる
勤務時間:13:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
・笑顔で
特になし。
設定課題:元気よく
実 習 内 容
8/11 ①環境整備
(水)
設定課題:笑顔
実 習 内 容
①見学
8/12 ②エントランス
(木) ③ブルージュ
④休憩室ドリンク出し
設定課題:きびきび動く
実 習 内 容
実習生の特記事項
①環境整備
・決められたことはしっかり守る
8/13 ②会場設営
・コミュニケーションをとる
(金) ③掃除
・笑顔を忘れない
④倉庫整理
⑤体験型
設定課題:笑顔で元気よく
実 習 内 容
実習生の特記事項
①環境整備
・”何十件のうちの一件”ではなく,
8/14 ②グラス磨き
一件一件を大事に
(土) ③体験型
・一つ一つの作業を丁寧に
④搬入口の片付け
設定課題:お客様とコミュニケーションをとる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①グラス磨き
・お客さんとコミュニケーション
8/15 ②設営
をとって、信頼関係を築いてい
(日) ③試食会
く
④片付け
- 158 -
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
笑顔は非常に大切です。恥ず
かしがらずに満面の笑みで接す
ることを心がけてください。
勤務時間:10:00~16:30
指導者のコメント
私たちの仕事は、新郎新婦に
なりかわってゲストの皆様をお
もてなしすること。
勤務時間:12:00~20:30
指導者のコメント
コミュニケーションをとるこ
とで、いろいろなことが見えて
くると思います。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ株式会社 キャナルサイドララシャンス
経営情報学科 1 年
10M061 青山 絵里
タイトル:自己成長できた研修
私は、アイ・ケイ・ケイ株式会社 キャナルサイドララシャンスで 10 日間、就業体験をさせていただき
ました。この就業体験での私のテーマは、積極性を身につけることでした。そのテーマをもとに、今回の
研修結果を報告したいと思います。
そもそも私は今回の就業体験をするまで婚礼に参加したことすらなく、テレビなどでほんの一部を見た
ことがある程度で、婚礼に対して漠然としたイメージしかなく、さらにスタッフの仕事がどのようなもの
なのかについては全く無知でした。
平日は土日の婚礼に向けての準備が主で、会場設営や引き出物の準備など、婚礼と密接に繋がってくる仕
事から、プール掃除や倉庫の掃除など、直接婚礼とは結びつかない仕事もあったりと様々でした。しかし
スタッフの皆さんは直接婚礼に繋がらない地道な作業に対しても一切手を抜くことなく真剣に取り組ん
でおられ、その姿に私も刺激を受けました。どんな仕事にも必ず行う意味は存在し、倉庫の掃除などの直
接婚礼には繋がらない仕事も、常に綺麗にしておけばどこに何があるのかが明確になり、無駄な時間を費
やす必要がなくなると共に、物を大量発注する際に確認がしやすく、無駄なコストを削減することができ
たりと役立つ時があるそうです。これは仕事のみに関わらず、私生活でも言えることだと思います。
土日は婚礼に参加させていただきました。平日と違い、ただマイペースに作業をこなせばいいというわ
けではなく、正確な中にもスピーディーさが求められ、さらにゲストに対する気遣いや笑顔も決して忘れ
てはならず、とても大変でした。しかし、お客様の喜んでおられる姿を間近で見ることができた点や、一
生懸命磨いたシルバーやグラス、汚れやほつれがないか一つ一つ丁寧にチェックして折りたたんだおしぼ
りなどが実際に婚礼時に使用されているのを見て、平日に行ってきた地道な作業もこうして婚礼の役に立
っているということがわかり、努力が報われた気持ちになり、とても嬉しかったです。
10 日間を振り返ってみると、初めのころはなかなか緊張感が抜けず、表情が硬い、返事や挨拶の声が
小さいとよく注意を受けました。しかし、そのおかげで意識が高まり改善することができ、指示を受ける
までただボーっとしているのではなく、手が空いたら次に何をすればいいのか自ら指示を仰ぎ、さらに何
度か行ったことがある作業の場合は、指示される前に次の行動を予測して作業を進めたりと、自分では、
テーマにしていた積極性を多少なりとも身につけられたのではないかと思っています。結婚式場での仕事
は大変でしたが、とてもやりがいを感じ、自分自身を成長させることができました。今回の就業体験を通
して、ただお金を稼ぐために働くのではなく、自分自身がやりがいを感じることのできる仕事に就くこと
が何よりも大切であると感じました。
- 159 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ株式会社 キャナルサイドララシャンス
研
修
日
報
設定課題:仕事の内容を把握する
実 習 内 容
実習生の特記事項
①ナフキン折り
環境整備が第一に優先されると
8/4 ②プール清掃
いうこと。
(水) ③ドリンク補充
例え展示用のものであっても、清
④シルバー磨き
潔にしておかなければならない
⑤グラス磨き
ということ。
8/5
(木)
8/6
(金)
8/7
(土)
8/8
(日)
氏名:青山 絵里
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
今日行った仕事は全て婚礼に
つながっている意味のある大
事なものです。残りの研修も自
分の中で目標を見つけて、ただ
作業をするだけでなく、意味の
ある仕事と研修にしていきま
しょうね。
設定課題:笑顔
勤務時間:10:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
一つ一つの業務には意味があ
引き出物の検品は、
新郎新婦様の
①おしぼりたたみ
思いを汲み取って準備をお手伝 り、その先にはお客様の顔があ
②引き出物の検品
いするためのものであるという ることを忘れずに取り組んで
③会場設営
こと。
いくと、仕事への姿勢や見方が
④ファイル整理
変わってくると思います。
設定課題:笑顔であいさつ
勤務時間:10:00~18:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会場設営
現状に満足していては、よりよい 平日に取り組んできた仕事は、
②引き出物の振り分け
サービスは生まれないというこ 当日のお2人やゲストの方の
③アンケート用紙切り離し
と。
ために行っています。結婚式で
④環境整備
はまず元気に、お客様の様子を
しっかり見てください。そして
周りのスタッフ達とコミュニ
ケーションがとれるよう質問
してみたり、自分から話しかけ
ていって下さい。
設定課題:明るく笑顔で
勤務時間:13:00~20:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①婚礼準備
ドリンクや料理を提供する際に、 疲れたとは思いますが、宴中お
②チェアサービス
一言添えたり、お客様の名前を呼 客様の前では笑顔を保たなけ
③グラスアップ
んだりすることで、わずかでも良 ればなりません。本日のテーマ
④迎賓ドリンク
い印象を与えることができると は重要なことなので常に意識
⑤パン皿返し
いうこと。
して次につなげましょう。
設定課題:明るく、笑顔で、動く!
勤務時間:13:30~21:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①婚礼準備
究極のサービスとは個人個人に 学んだことを今後に生かして
②チェアサービス
合わせた臨機応変なものであり、 くださいね。全ては自分次第で
③使用済みの食器を下げる
サービスを行う際はまずお客様 す。
④ドリンクのケア
に興味・関心を持つことが大切で
あるということ。
設定課題:よく動く!
実 習 内 容
①グラス磨き
8/11 ②カップ磨き
(水) ③会場設営
④プール清掃
実習生の特記事項
個別にモノを発注するより、大量
に発注した方がコストが削減さ
れるため、在庫チェックを入念に
行わなければならないが、そのた
めには整理整頓が非常に大切だ
ということがわかった。
- 160 -
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
自分の周りのプロフィットコ
ストとロスコストを探してみ
るのも無駄を見つけたり、環境
整備になっていいかもしれま
せん。少し業務に慣れてきたら
、次はどうすればさらに正確に
、スピードアップできるか意識
しましょう。
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
設定課題:笑顔を保つ
実 習 内 容
8/12 ①ラウンジの扉の開閉
(木) ②カサの始末
8/13
(金)
8/14
(土)
8/15
(日)
報
勤務時間:13:00~18:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
パーソナルレクチャーは、婚礼に 笑顔を意識しましょう。
とても大切なものだということ
がわかった。
設定課題:よく動く!
勤務時間:10:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①会場設営
倉庫などは直接お客様の目に触 整理整頓は仕事をしていく上
②大掃除
れる場所ではないが、倉庫を整理 でとても重要になります。一見
③体験型
しておくことによりスペースが 地味な仕事の中にも意味はし
作られたり、どこに何があるのか っかりあります。たくさん質問
が明確になるため作業がスムー などをして自分のものにして
ズに進み、直接お客様へのサービ いきましょう。
スに繋がることもあるというこ
と。
設定課題:笑顔
勤務時間:10:00~16:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①グラス磨き
作業は、ただマイペースにこなせ 笑顔は、最初は大げさなくらい
②体験型
ばいいということではなく、丁寧 に口角をあげたり、自分で意識
③荷物搬入口の清掃
さだけでなく速さも求められて しないと相手に伝わらないと
くるということ。
きもあります。笑顔もトレーニ
ングできますので、やってみて
もいいかもしれません。
設定課題:できるだけ多くのお客様と笑顔で接する
勤務時間:12:00~20:30
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①グラス磨き
情報を共有することにより作業 話し方がぎこちなくても、常に
②会場設営
が円滑に進み、お客様によりよい 笑顔で接すれば必ずお客様に
③棚清掃
サービスが提供できるというこ 伝わります。このことを意識し
④試食会での料理出し
と。
てこれから先、学業・仕事に取
⑤汚れイス集め
り組んでください。
- 161 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイケイケイキャナルサイドララシャンス
経営情報学科 1年
10M115 森田 有佳里
研修で学んだこと
私は、キャナルサイドララシャンスで10日間、就業体験させていただきました。この就業体験での私の
テーマは、結婚式場とはどのような仕事をしているのか、お客様にとって最高の1日とするためにどのよう
な演出をし、おもてなしをするのかを知るということでした。そのテーマをもとに、研修結果を報告したい
と思います。
キャナルサイドララシャンスは富山駅北口の近くにある結婚式場で、チャペルが1つ、披露宴会場が3つ
あるところです。私は、まだ結婚式に出席したことが無く、結婚式がどのような流れで行われるのか全くわ
かりませんでした。
就業体験の始めは緊張ばかりしており、10日間がとても長いように感じていました。しかし、体験して
いるうちにもっとお客様の喜ぶ顔が見たいと思うようになり、最終日には寂しさを感じました。
私が体験したのはサービスという部門であり、主に結婚式当日お客様のおもてなしをする部門です。結婚
式当日はもちろん、各会場にあるプール掃除やグラス磨き、会場の設営、引き出物の準備をするなどという
仕事がありました。どの仕事も結婚式当日の成功につなげるためのものであり、欠かせないものでした。
ララシャンスの会社の信念が、
「お客様の感動のために」というものでした。誰もが、お客様のことを第
一に考え行動していることを目にし、大変な仕事でも、苦と感じていないのではないかと思うほどでした。
そして、お客様の前では常に笑顔でいるという心がまえを持っておられました。
実際結婚式を体験させていただいた時には、お客様のドリンクサービスやチェアサービスを行いました。
一人ひとりの求めているものに的確に答えるために、多くの連携をとりました。そこでは、プランナーさん
調理場さんバイトさんなど様々な方が関わっておられるのを知り、
連携をとることで必ず成功させようとい
う思いが伝わってきて、とてもいい環境で体験させていただいているのだと感じました。
体験を通して、お客様に対する接し方や礼儀、笑顔の大切さを学ぶことができました。そして、結婚式場
での仕事は、お客様の最高の1日をお手伝いするところだと10日間で知ることができました。インターン
シップで学んだことを今後に生かしていきたいです。
- 162 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研修先名:アイ・ケイ・ケイ株式会社キャナルサイド・ララシャンス
研
修
日
報
設定課題:返事を大きく
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝礼
アイ・ケイ・ケイは環境整備を必
8/4 ②グラス磨き
ず業務の前にしており、とても大
(水) ③プール掃除
切にしている。
④ドリンク補充
プールは入ることは無いけど、3
⑤シルバー磨き
つの会場全てにあり、美しさや
⑥プール掃除
⑦終礼
8/5
(木)
8/6
(金)
氏名:森田 有佳里
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
元気に挨拶すること。
誰に対しても何か言われたら
返事をすること。
仮に分からなければ、その場で
聞くことを心がけてください。
サービススタッフだけでなく、
他部署のスタッフにも積極的
に声かけを行いましょう。
設定課題:笑顔で対応
勤務時間:10:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①朝礼
実習ですることが全て土日の婚 お疲れ様でした。貴重な時間を
②おしぼりたたみ
礼に繋がっているのだと感じま 使っているので、その時間を無
③引き出物検品
した。
駄にしないようにして下さい。
④昼礼
実際に引き出物に不備が無いか 明日は積極性でがんばってく
⑤会場設営(キャナル)
ひとつひとつ確認することで、事 ださい。
⑥引き出物検品
前にトラブルを防ぐことができ、
⑦ファイルとじ
お客様に不快感を与えなくて済
⑧終礼
みます。
また、引き出物にも意味があり、
バームクーヘンは、木の年輪を意
味し、何十年もかけて2人で年輪
を作り上げていこうという意味
があるそうです。
設定課題:信念3つ覚える
勤務時間:10:00~21:
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
① 朝礼
「現状不満足でないと向上でき 明日は初披露宴です。
②会場設営(ミラノ)
ない。
」常によいサービスを考え、新郎新婦様、ご家族、ご友人全
③引き出物振り分け
それを実行することで、顧客満足 ての方に楽しんでいただける
④アンケート用紙の切り離し
に繋がる。
よう、明るく、元気にハキハキ
⑤会場設営(ブルージュ)
シルバーやグラスをセットし、新 トをテーマに仕事に取り組ん
⑥婚礼について
郎新婦様が考えて決めた引き出 でください。お疲れ様でした。
⑦終礼
物を袋につめセットしました。
設定課題:行動をテキパキと動く
勤務時間:13:00~20:00
実 習 内 容
①婚礼準備
8/7
(土) ②婚礼
③片付け
設定課題:常に笑顔で
実 習 内 容
①婚礼準備
8/8 ②婚礼
(日) ③片付け
実習生の特記事項
指導者のコメント
カメラを撮る人の前は横切らな 初披露宴お疲れ様でした。
い。スタッフとマメに連携をとる チェアサービス緊張されたと
。
思いますが、よくできていたと
思います!笑顔は完璧でした
が、元気さをもっと出していき
ましょう。恥ずかしい気持ちを
捨て、次につなげましょう。
勤務時間:13:30~21:00
実習生の特記事項
指導者のコメント
よいサービスを提供するために 学んだことを、これからの人生
は、働く環境を整えることが大切 や生活の中で「生かして」くだ
。自分の家に友達が来たときのよ さいね。
うな接客をするとよい。楽しそう
にしていると相手も楽しめる。
スタッフ=調味料・スパイス
- 163 -
Ⅱ.研修生の「研修レポート」及び「日報」
研
修
日
報
設定課題:社内の連携をよくとる
実 習 内 容
実習生の特記事項
①朝礼
整理整頓することでコスト削減
8/11 ②グラス磨き
につながる。
(水) ③会場設営
④昼礼
⑤プール掃除
⑥デミカップ磨き
⑦掃除
⑧終礼
設定課題:笑顔で対応する
実 習 内 容
①休憩の場でのドリンクサー
8/12 ビス
(木) ②メニューの紹介
設定課題:よく動く
実 習 内 容
①ミラノ・ブルージュ設営
8/13 ②ミラノの倉庫片付け
(金) ③チャペル倉庫片付け
④体験型
⑤終礼
8/14
(土)
8/15
(日)
実習生の特記事項
笑顔で対応すると、会社の印象が
上がる。
失礼します×
失礼いたします○
3600円のドリンクと4200円のド
リンクの違い(玄、立山、ノンア
ルコールビールなど)
勤務時間:10:00~17:00
指導者のコメント
ショールームでの設営やドン
デンなど、日に日に自ら進んで
動くことが多くなってきてい
て頼める仕事も増えてきまし
た。明日のパーレクは、スタッ
フ以外の来館されたお客様と
も進んでコミュニケーション
をとるように心がけてみてく
ださい。お疲れ様でした!
勤務時間:13:00~18:00
指導者のコメント
勤務時間:
~
指導者のコメント
お疲れ様です。ショールームは
、お客様の目にふれる部分です
ので、意識してつくらないとず
れていたり、間違って作ってた
りすると、目立ちますので必ず
作り終わった後にモレがない
かチェックしましょう。
明日もがんばってください
設定課題:積極的に声かけ
勤務時間:10:00~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①環境整備
女性の営業の方は母性があるた お疲れ様でした。環境整備は地
②グラス磨き
め、安心感を与えることができる 味な仕事ですがとても重要な
③体験型
。
仕事です。凡事徹底でどんな仕
④搬入口の片付け
事にも繋げていきましょう。最
⑤掃除
初に出勤した日よりもだいぶ
⑥体験型
笑顔が出てきましたね。自分か
⑦掃除
ら質問もどんどんされるよう
⑧終礼
になってきました。とてもいい
傾向です。明日は最後の1日で
すが、より積極的にアピールし
ていきましょう
設定課題:全てのスタッフに元気にあいさつ
勤務時間:8:30~17:00
実 習 内 容
実習生の特記事項
指導者のコメント
①準備
お客様がいてこそ会社がある
10日間お疲れ様でした。あいさ
②試食会
つや笑顔など基本から学び、基
③10日間の振り返り
本こそしっかりしてないと次
④グラス磨き
の応用はできません。
⑤ミラノ設営
10日間の自分の学びを今後に
⑥グラス磨き
生かしてくださいね。ありがと
うございました。
実習生の特記事項
社内のコミュニケーションを良
くすると、連携がとれる。
お客様の前では常に笑顔!
- 164 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
インターンシップ就業体験発表会
本学では、事後研修として学内・学外インターンシップ就業体験発表会を行っています。学内
発表会では、『Ⅱ 研修生の「研修レポート」と「研修日報」』を Web 形式で展示発表し、さら
に PowerPoint を使用した口頭発表会を行っています。学外発表会では、県内の大学が合同で行
うインターンシップ就業体験発表会に全学生が参加し、本学から代表者1名が発表を行っていま
す。以下にその概要を掲載いたします。
1. 学内インターンシップ就業体験発表会
平成 22 年 10 月 23 日(土)と 24 日(日)に行われた大学祭で、インターンシップに参加した全学生は、
『Ⅱ研修生の「研修レポート」と「研修日報」』を Web 形式で展示発表を行いました。
平成 22 年 11 月 25 日(木)に経営情報学科1年生全員の前で PowerPoint を使用した口頭発表会を実
施しました。事前に提出された発表用資料を基に、学科教員によって行われた厳正な審査結果から選考
された以下の 8 名の発表者が、10 分以内で、就業体験で得た良さや苦労話、そして将来への抱負をプレ
ゼンテーション致しました。聴講した学生達の多くは、様々な職業観を知ることができ、今後の進路選択
に役立てていました。
①廣 田
栞:㈱あんしんグループ
②古野 文 菜:射水市大島絵本館
③笹尾 真杏里:㈱北陸銀行
④渋谷 安莉沙:㈱ホテルニューオオタニ高岡
⑤杉 本 里 奈:ラジオたかおか
⑥長森 里依子:阪神化成工業㈱
⑦吉 實 知 美:高山信用金庫
⑧酒井 麻友美:高岡市役所
2.学外インターンシップ就業体験発表会
平成 22 年 12 月 6 日(月)、高岡法科大学ミレニアムホールにて県内合同インターンシップ就業
体験発表会が実施されました。この発表会は、富山国際大学、高岡法科大学、北陸職業能力開発
大学校、富山短期大学、富山工業高等専門学校本郷キャンパス、富山工業高等専門学校射水キャ
ンパス、富山大学、富山県立大学の各校よりインターンシップを体験した代表学生1名がどのよ
うな研修であったか、どのように有益であったのか等を発表し、学生間、企業間、学校間で情報
交換の場として活用するために実施されました。本学を代表して、ラジオたかおかで就業体験を
行った杉本里奈さんが発表を行い、高い評価を頂きました。
また、北陸コカ・コーラボトリング(株)代表取締役社長稲垣晴彦氏による特別講演も行われま
した。これらの発表会と講演会にインターンシップに参加した本学の学生全員が参加し、インタ
ーンシップ科目の総括を行いました。これらの総括の一部として、「3.インターンシップ就業
体験発表会に参加して」に学生達の意見を記述致しました。また後輩達へのメッセージとして、
インターンシップを経験した学生より、その良さや効果、さらに苦労話や取り組み姿勢などにつ
いても併せて記述致しました。
- 165 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M111
宮内
彩佳
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では、とても有意義な時間をすごすことができた。
まず、どの発表者も完成度が高く、驚かされました。また、話し方も上手で、聞きやすく、わ
かりやすい説明でした。富山短期大学の代表として発表した杉本さんのせりふは完璧でした。
発表を聞いて印象に残ったのは、やはり、コミュニケーションをとることは大切だということ
です。それは、私自身がインターンシップに参加して感じたことでもあります。対お客様でも、
対上司でも、コミュニケーション能力は必要になってきます。コミュニケーションをとらないと、
意思の疎通ができず、自分の思っていることは相手に伝わらないし、相手の思っていることもわ
かりません。気持ちが通じ合ってこそ、相手と良い関係が築け、良い仕事が出来るのだと思いま
す。
また、責任感を持つことも重要だと思いました。学生の間は、親や学校が責任を取ってくれる
ことがありますが、社会に出るとそうはいきません。自分の行動・発言に責任を持たなければい
けないと思いました。
この就業体験発表会で様々な人の意見を聞くことによって、改めて働く上で大切なことを確認
することができました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加するにあたって後輩に伝えたいことは、「目的意識を高く持つ」とい
うことです。目的も持たずにただなんとなくインターンシップに参加しても、自分のためになる
ことはありません。「社会で自分自身がどれだけできるか試してみたい」、「学校で勉強してきた
ことを活かしたい」など、何のためにインターンシップに参加するのかを明確にすることで、イ
ンターンシップ期間を有意義に過ごすことができると思います。
また、終わった後に反省し、次の目的を設定することも大事です。インターンシップを通して
上手くいかなかったことや失敗したことなどをしっかり確認し、これからの学校生活でそれを克
服し、活かしていかなければなりません。それをしないと、インターンシップに参加した意味が
なくなってしまうと思います。
自分の力を試し、自分を成長させるためにも、インターンシップはとても良い機会だと思うの
で、ぜひ参加してみてください!
- 166 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M092
辻口
茜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の就業体験発表会では8人の方が発表されました。その中で私が印象に残っているのがと
なみ通信衛星テレビ株式会社で研修された高岡法科大学の本吉さんの発表です。「きどにたちか
けし衣食住」。これは本吉さんの発表で印象に残っている言葉です。季節・道楽・ニュース・旅・
知人・家族・健康・仕事・衣装・食べ物・住まいの頭文字をとったもので、このどれかを使えば
共通の話題となるという考え方だそうです。コミュニケーションをうまくとるには何か共通の話
題を作れば良いそうで、逆に言えば共通の話題を作らなければうまくコミュニケーションをとる
ことができないということになります。本吉さんは取材・製作・収録など様々な体験を通して、
表現することの難しさを知り、そこからコミュニケーションの重要性を感じたそうです。私も今
回のインターンシップを終えてコミュニケーションの重要性を実感しました。そして、学内発表
会や今回の発表会を聞いてみると、発表者の多くの方がやはりコミュニケーションの重要性をあ
げていることがわかりました。職種・業種を問わず、コミュニケーションが必要であり、企業も
そういった人材を求めているのではないかと感じました。
特別講演では、北陸コカ・コーラボトリング株式会社社長稲垣さんの講演を聞きました。その
中でライフワークバランスについて話がありました。ライフワークバランスとは「仕事と生活の
調和」と訳され、ライフとワークを分けて考えるということです。稲垣社長はこのライフとワー
クを分けて考えるという考え方が好きではないそうです。ライフの中にワークがあるのであり、
ワークが充実しなければライフも充実しないという考えからだそうです。たしかにこれから先、
仕事をする時間が人生の大半を占めるわけで、仕事も自分の人生なのです。人生と仕事が一致す
ることで人生も仕事も充実したものになると思い、共感することができました。
私のこれから就職活動も本格化していきますが、仕事選びの中で稲垣社長の考え方を思い浮か
べ、自分のライフとして受け入れられるようなワークを見つけていきたいと思いました。今回の
発表会に参加して新たな発見をすることができ、また自分のインターンシップについて振り返る
ことができました。インターンシップでの経験をこれからの就職活動にいかしていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は図書館学を学んでおり、実際に図書館業務を体験したいと思いインターンシップに参加し
ました。図書館では想像以上に力仕事だということや、利用者の方の様々な質問や要求に応える
応用力やコミュニケーション能力が必要であると身をもって体験することができました。また、
利用者の方に感謝してもらえ、司書としての喜びも同時に感じることができ、就職について考え
る機会を得ることができました。
興味のある分野がある人も、まだ考えていない人もぜひインターンシップに参加してみてくだ
さい。会社の業務を知ることができ、また、ビジネスの場にあったマナーも身に付けることがで
きると思います。他にも、就職活動や自分の将来に向けて何か参考になることがあると思います。
インターンシップに参加し、その経験を生かしていってください。
- 167 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M018
坂下
恭平
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ職業体験発表会では、インターンシップに参加した大学や短大、専門学校な
どの各学校の代表である計 8 名の学生の、研修内容や体験して得たことの報告がありました。そ
の中で、特に印象に残った3名の職業体験の発表レポートを書きたいと思います。
一人目は、富山国際大学の任さんの「財団法人とやま国際センター」についてです。彼女は、韓国
人は方で、見えない壁を感じておられたようです。しかし、職業体験をして共生社会のために考える
べきテーマになったと聞き、自分の考えまで変わってしまうほどの大きな意味のある日々をすごされ
たのだと感じました。また、韓国にいるときと違い立場も変わり、
「みんなもマイノリティーになる可
能性を持っている」という言葉に共感を持つことが出来ました。
2人目は、高岡法科大学の本吉さんの「となみ衛星通信テレビ株式会社」についてです。その発表
の中で印象に残っている言葉は、共通点があると仲間意識につながる。そしてその仲間意識により仲
良くなれるという体験談に共感をもちました。共通点を持っていると、話をする回数が増え、内容が
広がり仲良くなれると思います。また、吉本興業の方の言葉を例に「きどにたちかけし衣食住」がコ
ミュニケーションを取るコツだと聞きました。今後、相手に話しを伝えるときは、この言葉や5W1
Hに気をつけ、自分の意思を伝えることができるよう意を用いたいと改めて感じました。
3人目は、北陸職業能力開発大学校の今井さんの「北星ゴム株式会社」についてです。その中で印
象的だったのは、
「自分自身と向き合うチャンスは、インターンシップ」という言葉です。インターン
シップに参加することにより、普段学べないことをたくさん学ぶことができ、また自分自身の今後の
進路を考える上でとても良い経験だと思うからです。自分自身と向き合うことができれば、見つめな
おすことができ、成長することができるからです。
私は、自分以外の人の発表を聞くことにより、どのような体験をされているのか知ることができ、
どのようなことが社会に出る上で大切なのかを理解することが出来ました。
インターンシップを経
験した者として、発表者の気持ちに共感できる部分も沢山あり、プレゼンでも近親感をもって聞くこ
とができました。残りの短大生活を有意義に過ごし、自分の行きたい就職先に行けるよう努力してい
きたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、コミュニケーション力が必要だと改めて思いました。分からないこと
があれば、自分から質問をしないと仕事についていけないからです。私の研修先では、事務作業
が多かったです。そこで気がついたことは、一人で作業を行うより他の人と協力してコミュニケ
ーションを取りながら作業を行った方が効率がよいこと。また、事務作業の大半は、スピードか
つ正確性を求められることが多く、作業の繰り返しと努力で乗り切ることができるのだと思いま
した。そして、普段なかなか学べない社会でのマナーも学ぶことが出来ました。
私は、始めはインターンシップに参加することを迷っていましたが、インターンシップに参加
してみて、たくさんの収穫があったと思いますし、今後の就職活動の無駄にはならないと思いま
した。インターンシップの参加を迷っている人は、是非参加することを勧めます。
- 168 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M102
林
愛弓
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では、富山県内の学校から8名の学生が就業体験を行いました。富山短期大学
の他に、大学生や専門学校生など様々な学校の発表を聞きました。ソフトウェア関係の会社や製
造会社、ラジオ局、新聞社など様々な職種の違う体験を聞くことができ、就職活動の視野を広め
る良いものとなりました。プレゼンテーションでの発表はそれぞれが体験したことをわかりやす
く説明していて、しっかりと内容を聞くことができました。
また、8人の体験内容を聞き、働くということの厳しさを改めて感じることができました。単
純作業でも手を抜くと会社全体の問題になり、もう一度やり直さなければならないのでどんなこ
とでも慎重に責任をもって仕事を行わなければなりません。「仕事は慎重に責任をもって行うこ
と」が大事なのだということを実感しました。そして、何事にも挑戦し自分の仕事の可能性を広
げ、たくさんの知識を吸収することも必要ということを学びました。受け身のままでは仕事の効
率も上がらず、前に進むことができません。今後、どんなことにも勇気をもって挑戦するチャレ
ンジ精神を養っていきたいと思います。
さらに、就業体験を聞いて思ったことは、コミュニケーション能力が大切であるということが
一番印象に残っています。仕事は自分一人の力ではやりとげることができません。仲間と協力し
て初めて仕事はやりとげることができます。仲間と信頼しあって仕事をするためにはコミュニケ
ーション能力が必要です。私はいろんな世代の人と話したりして、コミュニケーション能力を身
につけていきたいと思います。
この就業体験発表会では、たくさんのことを学ぶことができました。そして自分が今やらなけ
ればならない課題を見つけることができました。この学びを今後の就職活動に活かしていきたい
です。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは「社会に出て働くとはどういうことなのか?」「仕事とは何なのか?」
ということを学ぶことができました。私は最初図書館で働きたいと思っていましたが、実際体験
してみると精神的にも肉体的にも大変で、働くことの考えの甘さを痛感しました。しかし、つら
いことだけでなく働くことの楽しみや喜び、仕事をやりとげる達成感など日常では得られない体
験をすることができます。仕事に対する考えが変わり、就職活動にプラスになる体験になるので
ぜひインターンシップに参加してみてください。
- 169 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M118
湯本
竜也
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私がインターンシップ就業発表会に参加して大切だと思ったことは、コミュニケーションをと
ること、積極的になること、自分なりの工夫をすることです。
自分もインターンシップに参加した時にコミュニケーションをとる事は大切だと感じました。
また、他の人の体験発表でもコミュニケーションは大切だと言っていたので、コミュニケーショ
ンをとることの大切さをより一層実感することができました。これからの学生生活で心がけるこ
とは、もっと人と話すことを増やすことです。
積極的になることが大切だと思った理由は、興味が無いからといって何事にも無関心でいるの
は、良くないと思ったからです。他にも、様々なことに興味を持っていた方が価値観を広げるこ
とにもなると思ったからです。
自分なりの工夫をするのが大切だと思った理由は、ただ言われたことだけをやれば良いという
訳では無いという話に共感できたからです。この他、発表者の見やすいスライドを見て、自分も
何かを発表するときには、色を付けたりして注目してもらえるように工夫したいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは普段とちがう環境にいることで、今まで気づかなかった自分の改善点を
見つけることができます。また、多くのことを学ぶことができます。
私は図書館司書になりたいと思っていて、インターンシップ先は図書館を選びました。そこで
体験した業務で印象に残っているのは、動くことが多かったことです。私は今まで図書館での仕
事は、配架はあってもカウンターでの業務が多いのかと思っていたので意外でした。
また、体験してみて感じたことは、あいさつが大切だということや分からないことは聞くこと
が大切だということです。これらのことは、当たり前のことですが、なかなか実行できませんで
した。他にも敬語など、気をつけなくてはならないことがたくさんありました。インターンシッ
プに参加しようという人は、これらのことに気をつけ、実りある研修にしてほしいと思います。
- 170 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M032
谷口
瑞穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
県下合同発表会では 8 名の発表を聞きました。「態度やマナー・知識を学び、自分の自信にするた
め」「自分にあった職業を見つけるため」、「社会へ自立の 1 歩を踏み出すため」、「これを機に自分自
身と向き合うチャンスだと思った」という志望動機で就業体験に参加した発表者がほとんどでした。
また、身体が不自由なハンディキャップを抱えていたり、外国人という壁を乗り越えようと努力した
り、関係ないように見えて自分と繋がっている問題に向き合おうという気持ちでインターンシップに
臨んでいた方もいました。
あるテレビ局の心得で『困ったときは「きどにたちかけし衣食住」。「き」気候「ど」道楽「に」ニ
ュース「た」旅「ち」知人「か」家族「け」健康「し」趣味の話題をする』をモットーにしていると
いう発表が印象的でした。表では見られない仕事が裏ではたくさんあり、表面にでないところでも、
多くの努力がなされていることを改めて実感しました。
県下合同発表会では、大学内での発表と違った感想や意見がたくさんあってとても勉強になりまし
た。動きやすさ・TPO を考えた身だしなみや服装に気をつけ、メモは日時・場所・時間を簡潔かつ正
確な情報を取るなどがあげられていました。普段の学校生活と違うのは、任された仕事を指定された
日時までに仕上げることが意外と難しく、自分の力不足を感じたとの感想に働くことの大変さが伝わ
ってきました。
大学内での発表では、感じたことは知識やマナー、コミュ二ケーション力のなさが取り上げられて
いましたが、今回の発表では具体的に自分の意見が表現できないもどかしさや、相手の気持ちを感じ
取ることに苦労したということを話している方が多くいました。大切なことは毎日の生活の中で様々
な方々と接触し、意思疎通をできるようにすることです。多くの企業では、いくつかの部署が会社内
で設立されており、それぞれが各々の仕事をすることで会社が成り立っています。しかし、同僚が困
っているときには助けたり、ミスがあった場合には協力したり、チームワークを強くする必要があり
ます。会社の雰囲気もその企業の成功に繋がるのではないかと思いました。
そして、最後には北陸コカ・コーラボトリング株式会社の稲垣氏の講演を聞きました。稲垣氏が述べ
ていた、自分の好きな仕事に就き、充実した毎日を送るということも大切だなと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップやインターンシップ発表会に参加して、自分に足りないマナーや知識、コミュニ
ケーション力を実感しました。インターンシップでの失敗や成功体験は、私の将来のための大きな糧
になりました。皆さんも、ぜひインターンシップに参加して、自分の足りない点を自覚して、成長す
るためのステップにしてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M040
能村
佳奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私はインターンシップ職業体験発表会に参加して、8 名の発表を聞きました。発表された方は
大学生から専門学生など、学校や年齢の違う人たちの発表を聞くことができとても新鮮でした。
富山環境科学センターのような専門的知識がないと研修体験できない貴重な発表や、富山新聞社
やラジオたかおかのようなメディアを使った研修体験の発表に興味を持って聞くことができま
した。事前にマナーなどを習いましたが、研修先で実際に接客をしてみて難しいことを実感した
方が多く、やはり接客や電話対応などは経験が必要であることがわかりました。ほかにも、富山
新聞社では特に記事の提出に締め切りがあり、言葉も選んで使わなければならないとても緊張感
のある仕事であると思いました。8 名のどの発表でも共通していたことは、コミュニケーション
能力が重要であることでした。仕事の中ではお客様とのコミュニケーション以外にも、営業の仕
事はもちろんですが、製造でも人々とのつながりはあります。会社の上司や仲間にもコミュニケ
ーションをとることで、仕事のつながりが持つことができ、より良い製品やサービスをお客様に
提供できると思いました。今回のインターンシップ就業体験発表会に参加し、様々な職種の研修
発表を聞いてさらに職種や就職先について深く考えることができました。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社の稲垣さんの講義では、「自分と企業の価値観が一緒に
なる企業を選ぶ」という言葉が心に残りました。自分の価値観や就きたい仕事を自分なりに分析
し、自分に適した企業を見つけることで、やりがいのある仕事ができるというお話しは、まさに
そのとおりだと思いました。稲垣さんの、思いがあれば叶う、その言葉を胸にとどめて私もがん
ばりたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、実際にたくさんのお客様と接して改めてコミュニケーション能力の重
要さ、自分に与えられた仕事への責任感を肌で感じることができます。働くことに対するやりが
いは実際に研修を行ってみないと分からないことが多いです。この経験をとおして、私は就きた
い職業や仕事について考えるきっかけを得ることができました。インターンシップで実際の仕事
を体験して、皆さんも就職を考えるきっかけにしてください。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M043
藤沢
未紗希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、高岡法科大学で 8 人のインターンシップの研修を通しての発表を聞いてきました。どの
方も話の内容がまとまっていて聞きやすく、スライドも分かりやすくてじっくり聞くことができ
ました。
特に印象に残ったのは、株式会社オープンシステムズで研修をした酒匂祐太郎さんの発表です。
酒匂さんはソフトウェア会社で研修をしたということでしたが、私もソフトウェア会社の仕事が
気になっていたこともあり、とても興味深く聞くことができました。システムエンジニアの仕事
もプログラミングの作業では分担して作業をするのでコミュニケーション能力がとても重要で、
お金が絡んでくるので顧客から仕事を請け負う責任の重大さも知ることができました。
発表を聞いていると、ソフトウェア会社に限らずどの企業もコミュニケーション能力を必要と
しているということが分かりました。
また、北星ゴム工業株式会社で研修された今井佑輔さんの発表では、企業選びのポイントでや
りたいことができる企業、特技がいかせる企業、成長できる企業、の3つが上げられていました。
私もそのような企業に就職ができたらいいなあと思いました。そのために就職活動に対して真剣
に取り組み、もっと企業研究に励まなければいけないと改めて実感しました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私がインターンシップに参加したきっかけは、就職活動へ向けて視野を広げておきたかったこ
とと、「仕事をする上で何が大事か」ということを知りたかったからです。インターンシップに
参加したことによってアルバイトや学校のビジネス授業では体験できないような仕事をさせて
いただいたり、自分にはどんな能力が足りていないのかなど、見直すきっかけにもなりました。
また、実際に社会に出て研修をしたことにより、少し自分に自信を持つこともできました。
私は黒部市吉田科学館で研修をしましたが、水の調査、アナウンス、プラネタリウムの投映作
業など今までしたことのないものばかりでした。職場の方からは「お客さんの気持ちになって接
することが大事」とコミュニケーションの大切さも教えていただき、実践することができました。
一番参加してよかったと思うことは、就職活動に対する考え方が変わったことです。インター
ンシップに参加するまでは、就職活動なんてまだまだ時間あるし、と甘い考えでいました。これ
からも就職活動に対して手を抜くことなく励んでいきたいと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M094
坪内
麻依
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
高岡法科大学で行われた就業体験報告会に参加して、8 名の発表は、同じくインターンシッ
プを体験した私にとって大変勉強になりました。まず私は、インターンシップにおいて「働く」
ということがどういうものかという、インターンシップ先において何をしたかではなく、何を
学んだか、今の自分に何が必要なのかを目的に参加しました。しかし、他大学の方たちは、ど
ちらかというと前者に重点をおいて発表しておられて驚きました。特に北陸職業能力開発大学
校の今井佑輔さんの発表では、実際に働くことでしか見えてこない内側から見た会社の印象、
社員や業務中の様子などにしっかりと目を向けていて、すごいと思いました。その中でも、イ
ンターンシップを通して、
「自らの成長」、
「やりたいことが出来る」、
「趣味などが両立できる」、
「特技が生かせる」という企業選びのポイントまで発見されていて、私もそういう所にも目を
向けていたら、もっと違う考えや発見が得られたと思います。その点は残念に思いますが、今
井さんの発表を聞いたことで気付くことが出来て良かったと思いました。また、企業選びのポ
イントについては、私はこれからの合同説明会や会社説明会などに参加する際に、ぜひ参考に
させていただきたいと思いました。全く違う 8 人の発表でしたが、社会人としてのマナーや態
度、言葉遣い、仲間の大切さ、仕事に対する誇りと責任感などが大切だということは同じでし
た。このことは、どの仕事に関わらず社会に出て働くという上で大変必要となってくるスキル
だと発表を聞きながら思いました。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長稲垣氏の特別講演会では、より多くの
お客様に買っていただくために、人の生活についての研究や他社製品との比較、施設内の自動
販売機の設置データなどを調べるエリア・マーケティングを実施しておられるなど、お客様の
喜ぶ笑顔のために日々従業員と一緒に努力しているところが素晴らしいと思いました。特に、
稲垣氏の言葉で印象に残っているのが、「出来ない問題があって当たり前、問題があるから人
は成長できる」という言葉です。解決しようと自ら考えることが大変重要なのだと気付かされ
ました。また、私たちを新種のウニに例えて、人と違うところを見つけてトゲを内側にも外側
にも伸ばすというお話も大変面白かったです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップにはぜひとも参加しておいたほうがいいと思います。
私自身がそうだったように、短大生活の中では学ぶことが出来ないような様々なこと
を学ぶことが出来ました。また、バイトとは違い、銀行や市役所、大手の会社などにも先生方
がマッチングをはかってくださるので、将来を考えるとき、の自らの視野を広くするいい機会
になると思います。また、就職活動の際に大変役立つと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M020
佐竹
未香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会では、8人の方の発表を聞かせてもらいました。8 人の方の
発表の中で特に印象に残っている発表は3つあります。
1人目は、財団法人とやま国際センターで体験してこられた方です。
この方は韓国人の方で発表では国際交流について話しておられました。韓国にいるときには、
国際交流に興味が無かったそうですが、日本にいる現在では、韓国にいるときの考えとは変わり、
国際結婚をするかもしれないという考えが出てきたこともあって、国際交流に興味を持ったそう
です。
私は、生活する環境が変わると人の考えが変わることを知ることができました。
また、発表者の方は、国際交流をする中で、大切なことは態度やマナー、言葉遣いに注意をする
ということでした。私が体験した就業体験先でも言葉遣いはとても大切でした。
2人目は、日本オープンシステムズ(株)で体験してこられた方です。
ソフトウェア開発について話をされ、ソフトウェアの開発とは、プロジェクトを開発するために行
うものだそうです。
ソフトウェアを開発するためには、プログラムの修正が大事であるということです。プログラムの
修正では、同僚やユーザーと上手くコミュニケーションをとらないと、意見が食い違ってくることも
あるそうです。この話を聞いて私は、コミュニケーションはどこの就業先でも必要なものだと分かり
ました。
3人目は、北日本新聞社で体験してこられた方です。記者体験実習について詳しく話しておられ、
特に取材する際には、5W1H で質問することが大事だということです。
北日本新聞社では、自分がしている仕事に誇りを持ち、自分の行動一つ一つに責任を持っているそ
うです。この発表を聞いて、私は新聞社の仕事は、積極的に行うことと、受身の姿勢にならないこと
が大切だと考えました。また、新聞社の仕事では様々なことに興味を持つことも良いことだそうです。
私は、あまり興味を持つことが多くないので、今後は何事にも無関心でいるのではなく、興味を持つ
ようにしていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、今回射水市大島絵本館での就業体験に参加させていただきました。この就業先は私の第
1志望の就業先ではなかったのですが、自分で射水市大島絵本館について調べてみました。実際
に調べて見ると、第1志望の就業先と仕事内容が似ていることもあり、興味を持ち、就業体験を
して見ようと思いました。
結果としては、多くの方と接する機会があり、そのためコミュニケーション能力が向上し、積
極的に行動できるようになるなど、自分なりに成長できたと思います。
仮に、私のように第1志望の就業体験先に選ばれなくても、挑戦してみて分かることも多くあ
るので、インターンシップへの参加を諦めず、体験して欲しいと思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M044
古野
文菜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では様々な職種がありましたが、発表者がインターンシップ研修を通して学ん
だことの中に、いくつかの共通点を発見することができました。1つは、時間を大切にするとい
うことです。限られた時間の中で、迅速かつ正確に仕事をこなすことの重要性について気づくこ
とができました。2つめは、責任感を持つことです。自分の言動1つ1つが、会社の顔となり、
それが大きな信用につながり、時には信用を失うきっかけとなってしまいます。社会では、個人
の責任だけではなく、企業全体の責任につながるのだということを知り、責任の重さについて改
めて考えることができました。3つめは、コミュニケーション能力の大切さです。お客様のニー
ズに答えるには、お客様が何を求めているのかを把握し、意思疎通することが大切です。そして、
いかにお客様の心に寄り添い、興味を惹きつけるかが重要となってきます。また、お客様だけで
はなく、他の社員と連携をとっていくことで、ミスを無くし、より良い職場の雰囲気が保てるの
だと知ることができました。どの職種においても、これらのことが社会で求められるのだと改め
て実感しました。
また、富山大学人文学部人文学科の方が「いろんなことに興味を持つことで、アンテナができ、
多くのことを吸収することができた。」と言われたことが、とても印象に残りました。このこと
は、就業体験だけではなく、普段の学校生活や就職活動においても同じことが言えると思いまし
た。目の前にあるチャンスを、どう受け取り、どのように吸収していくかは自分次第だと思いま
す。私は、自分の目の前にある多くのチャンスに気づき、様々なことを学んでいける人間になり
たいと思いました。そのためには、普段から積極的に行動し、多くのことに興味を持っていくよ
うに心がけたいです。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社
代表取締役社長
稲垣氏の特別講演では、自分の中で
深い想いを持つこと、そして難しい問題にぶち当たったとき、「できません。」ではなく、その中
で自分にもできることはないか考えることが大切だと言われました。これから社会にでていく人
間として、多くの心構えを教えていただくことができ、大変貴重な時間となりました。今回学ん
だことを、これからの学校生活や就職活動に活かしていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ研修で実際に仕事を体験することにより、仕事のやりがいや大変さを肌で感
じることができ、自分にとって良い経験になりました。また研修を通し、自分に欠けているもの
を発見することができ、今後の学生生活や就職活動に向けての目標を見つけることができました。
皆さん、ぜひインターンシップ研修に参加してみてください。新たな自分を発見できると思いま
すよ!
- 176 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M109
松林
加恵
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は 12 月 6 日、高岡法科大学で開催された就業体験発表会にて8名の体験発表を聞きました。
11 月下旬に開催された学内発表では同じ短期大学生の発表しか聞くことができなかったが今回
は国際大学や富山大学、県立大学などの4年制の大学の発表や高等専門学校の発表も聞くことが
できて、とてもいい経験になりました。
特に興味をもったのは高岡法科大学の学生がとなみ衛星通信テレビ株式会社に就業体験にい
った発表です。毎週笑顔で放送をしている裏で、取材や映像作成や原稿作成などを思っていた以
上にハードな作業を一週間という短い期間で行っていると知り、大変驚きました。また、インタ
ビューのコツとして聞きたいことを事前に決めておくなど基本的なこと以外にインタビューす
る際に共通点を探し、仲間意識をもってもらうことによってインタビューを円滑に進めるために
「きどにたちかけし衣食住」ということが大切だと知りました。5W1H をよく意識することによ
って表現するとわかりやすいなど、テレビ製作会社に勤めなくても社会人として大切なことをた
くさん聞くことができました。
また、男子生徒は製造業やソフトウェア開発の会社に就業体験にいっており、あまり自分が興
味をもっていなかった職種についての話を聞くことができました。北星ゴム株式会社については、
自動車関連のゴムや新幹線の窓枠のゴムも作っている縁の下の力持ちのような存在だと知り、職
種は違うけれど人のためになっていることには変わりはないのだと思いました。どんな職種でも
データをとることの大切さ、単純作業でも手を抜けないということを知り、基本的に大切なこと
はどの仕事においても同じなのだということがわかりました。
この就業体験発表会を通して、自分の興味のなかった職種についての発表も聞くことができた
ので、これを機に将来の選択の視野を広げていこうと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
10 月からはエントリーをしたり合同企業説明会に行ったりなど、慌しい就職活動が始まります。
スタートに遅れないためにもインターンシップにはぜひ参加してください。私は大島絵本館に 10
日間インターンシップへ行ってきました。そこでは絵本や紙芝居の読み聞かせ以外にもワークシ
ョップで使う材料を袋詰めしたり、色紙を指定の大きさに切ったりなどお客様の目に見えないと
ころでも大切な仕事を経験しました。10 日間を通して、単純作業でも時間を費やして来館してい
ただいているお客様にとっては大事な仕事なので、集中してやらなければならないということを
学びました。インターンシップは 2 ヶ月ある夏休み中のわずか一週間ほどしかありません。した
がって自分が何を学びにいくのか、何を知りたいのかなどを明確にしてから行くのが良いでしょ
う。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M064
飯田
里穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
8 人の話を聞いて、特に印象に残ったのは、高岡法科大学の本吉さんの発表です。本吉さんは、
「となみ衛星通信テレビ株式会社<制作課>」でインターンシップをされました。番組制作のた
め、幼稚園に取材に行く際、インタビューするときは相手のことをよく知り、理解すること、イ
ンタビューする内容を事前に決めておくことが大事であると教わったそうです。また、話す相手
との共通点を見つけることができると、こちらに対して相手は仲間意識が生まれて、仲良くなれ
るそうです。本吉さんは吉本興業流コミュニケーションとして「きどにたちかけし衣食住」とい
う言葉を挙げていました。
「き」は季節、
「ど」は道楽つまり趣味、
「に」はニュース、
「た」は旅、
「ち」は知人、「か」は家族、「け」は健康、「し」は仕事、そして衣食住。この中から話題を選
べば、話がはずみ、どんな人とでも仲良くなれるということです。まとめとして、「自分の話を
分かってもらうには5W1H を意識し、相手の立場になってみるということが大事。」、
「うまく
コミュニケーションをとるには、人の話を聞くのはもちろんのことだが、それだけではなく、自
分のことをしっかりと相手に伝えることも大事。」と言っておられました。
コミュニケーション力は大事とよく言われますが、本吉さんの話はとても具体的だったので参
考になりました。私は初対面の人と打ち解けるには時間がかかるのですが、今日聞いたことを活
かして、自分から積極的に話しかけていこうと思いました。その上で、相手のことを思う気持ち
が 1 番重要なのではないかと思いました。
他の 7 人の話からも、今やるべきことは多くあると思いました。第一はやはり勉強です。会社
に入ってからの仕事というものは学校で習ったことの応用のようなものと言っておられたので、
今のうちにしっかりと基礎を固めておかなければいけないと思いました。第二は、積極的になる
ことです。毎日をただ何気なく過ごすのではなく、人との関わりを多く持ち、様々なことに興味
を持つようにしたいと思いました。
コカ・コーラの社長さんは、心に残ることをたくさん言っておられました。特にワーク・ライ
フ・バランスの話が良かったです。ワーク・ライフ・バランスという言葉は、仕事とプライベー
トを分けて考えています。しかし、この2つは分けて考えるべきことではなくて、ワークが充実
すればライフが充実する、ライフが充実すればワークが充実するというように相互に密接な繋が
りがあります。このことを聞いて、自分の得意なことが活かせたり、好きなことができたりする
職に就きたいと強く思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを通して学校では学べないことを多く得られるので参加するべきだと思い
ます。私はあいさつや笑顔の大切さを改めて知りましたし、周りの人がいて自分が成り立ってい
るということに気づかされました。将来について考えたり、自分を見つめ直したりする良い機会
になると思います。
- 178 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M055
山本
真梨子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、就業体験発表会で各大学、高等専門学校の代表者 8 名の発表を聞きました。とやま国際
センターや通信テレビ株式会社、環境科学センターなど、様々な業界の企業にインターンシップ
に行っており、それぞれが学校で学んだ専門知識を生かせていると感じました。
中でも印象に残ったのは、(株)北日本新聞社のインターンシップに参加した富山大学人文学
部の学生の発表です。北日本新聞社には記者からイベントの運営まで、様々な職種があり、職種
のデパートと呼ばれています。新聞の原稿を書く体験では、決められた時間内に原稿を書けず、
添削箇所も多かったそうで、文章を通して国民に分かりやすく伝える難しさを痛感したそうです。
インターンシップを通して社員の方は皆仕事に誇りと責任を持っていて、それが国民から信頼さ
れる新聞作りにつながっているということが分かったと言っていました。また、受け身の姿勢で
はなく積極的に行動すること、様々な分野に興味を持つことが大切という考えに共感しました。
私もこれから就職活動をしていく上で、常に視野を広く持つことを心がけ、積極的に行動してい
きたいと思いました。
学生の発表の後に、「活き活きとした会社を目指して」という題で、北陸コカ・コーラボトリン
グ株式会社代表取締役の稲垣晴彦氏による特別講演を聞きました。お話の中で、これから社会に
出て行く私たちに、「人とは違う変わったことをやるべき」と言っておられたのが印象的です。
就職試験の面接で、大学で何を頑張ったか?という質問に、アルバイトやサークル活動と答える
学生が多いそうです。それでは個性がないとも言え、他の大勢の学生(ライバル)の中に埋もれ
てしまします。「これだけは誰にも負けない」と自信を持って言えるものを作ることの必要性を
改めて感じました。
他にも、「何か問題が発生したとき、問題には必ず原因があると考えて、次に何をすればよい
のか、解決法を考える。」この論理的思考が大切だと言っておられました。私も今後問題にぶつ
かったときは、問題があるからこそ人間は成長できるのだと考えて、諦めずに取り組んでいきた
いと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、インターンシップでは大学生活では決して体験できないような貴重な体験をできたと思
います。実際に企業の中に入り仕事をすることで、社会の厳しさを実感し、自分自身の課題も見
つかりました。また、大学の授業で習ったことが仕事の場で役に立つことが何度もあり、今後の
勉学に対する意欲も高まりましたし、逆にインターンシップで学んだことが、今は大学の授業を
理解するのに役立っています。インターンシップでの体験は、これからの学生生活、就職活動に
も生かせると思います。是非参加してみて下さい。
- 179 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M056
山森
綾香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では 8 人だけの発表でしたが、様々な業種の就業体験の発表がありました。
どの体験も業種は違いますが、正式な場での態度やマナー、言葉遣いなどは実際に身を持って
学ぶことができたのではないかと思います。学校で学んだマナーなどを実際にどれぐらい使うこ
とができたのか、それぞれに思うところがあったと思います。
一番心に響いたのは「となみ衛星通信株式会社」のインターンシップ就業体験報告でした。自
主制作番組の制作、カメラマンアシスタント、インタビューなど、学校では習わない様々なこと
を体験していたからです。インタビューとは、相手のことをよく知るコミュニケーションで、初
対面では共通点を見つけ仲間意識を持って仲良くなるとよいというアドバイスがありました。こ
の発表を聞いて、これから始まる就職活動でも、就職したい企業のことをよく知ることが大切だ
と思いました。
他にも、放送原稿の作成では、10秒で50文字を読むなどの指示があり、考える文章は何度
も添削されており、とても難しいものだと思いました。また、5W1Hをもっと意識して表現を
分かり易くすることがとても重要で大切なことであり、常に分かり易い表現を心掛けることによ
り、自分の苦手なことも見えてくるのだと思いました。
自分の学んでいることを活かすことのできる場に体験に行く人もいれば、新たな分野に挑戦す
る人もいました。そのようなことができるインターンシップ就業体験に参加できてよかったと改
めて思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを行っている企業はたくさんあるので、自分の興味のあることについての仕
事を体験できる企業や、自分が今学んでいることについての仕事を体験できる企業がきっと見つ
かると思います。学校で知識・技能やマナーは学べても、実際に仕事をするということは体験で
きないので、インターンシップに参加して仕事を知るということを身を持って実感すると良いと
思います。
- 180 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M003
飯田
小百合
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、インターンシップ就業体験発表会に出席し、8 人の方々の体験発表を聞きました。専門
性が強い発表もあり、その分野に強くない私には理解しにくいものもありましたが、皆が皆、そ
れぞれの体験先で有意義な時間を過ごしたのだなということが分かりました。
8 人それぞれが明確な目的を持って体験先を選んでおり、体験先で個性的な体験をさせてもら
い、そこから自分なりに考え、様々な答えや教訓を導き出していました。特に私は、「財団法人
とやま国際センター」を体験先に選んだ、富山国際大学の任・ダジョンさんの発表で、他人事と
考えず、自分のことと考え、問題に取り組むことを学ぶことが出来ました。国際化が進んでいる
現在では、彼女が導き出した答えは非常に重要なものとなるだろうと思います。
また、8 人の体験発表の中、共通して出てきたコミュニケーションの大切さや基本の大切さ、
5W1H をもっと深く理解していかなければならないと再認識させられました。専門知識も大切
で欠かせないものではあるのですが、人間として、社会人として大切なものは上記の 3 つだと私
は考えます。
私は、専門性の知識も含め、上記の 3 つをこれからの生活で学んでいきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、高岡市立中央図書館で 5 日間研修させていただきました。元々司書を志望した上での研
修先の選択だったのですが、実際の研修を始め、学内発表会、県下合同就業体験発表会を通して、
自分の認識の甘さと想いの弱さを実感しました。
仕事上で発生するお客様への責任、自分を雇っている企業への責任を軽く考えていたのです。
インターンシップへ参加する前の司書の志望動機は「この仕事(作業)が好きだから」などと言
った浅はかで独りよがりな代物でした。しかし、実際に体験して、お客様に頼られたときの嬉し
さと、自分の力が及ばず、他の司書の方に頼んだときの悔しさ、その二つを感じたときに私はや
はり図書館司書を生涯の職業にしたいと改めて感じることができました。
私はインターシップを通して以上のことを学ぶことができました。これから就職し、社会に飛
び出していく上で、明確な意識を持って飛び出すのと、明確な意識を持たずに飛び出すのではか
なり差が生まれてしまいます。インターンシップは、その企業に関して理解しきるには短い期間
ですが、仕事に対する意識、社会に対する意識を確認する場として最適な場といえます。インタ
ーンシップを体験することは、社会に出る上で大切なことを知るきっかけになるでしょう。
- 181 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M116
山下
保奈美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会では、自分がどのような職業に就くべきなのか、など自分な
りに考えることができる良いきっかけとなりました。働く上で大切なことや様々な分野の職業の
仕事内容を聴いたことで、就職に対する意識がさらに高まりました。
働く上で大切なこととは、独りよがりになるのではなく、受け取る側の立場になるということ
と、単純作業であっても決して手を抜かないという慎重さが必要であるということです。このこ
とは、私自身もインターンシップ中に実感したことでもあり、重要なことだと思いました。自分
のミスが会社全体のミスになり、そのことが会社の信用を失うことになるかもしれないと思うと、
手を抜くことはしてはいけないと改めて実感しました。また、様々なことに興味を持つことが大
事であるということに、とても共感しました。様々なことに興味を持つことで話題のボキャブラ
リーが増え、自然とコミュニケーションをとることができるのではないかと感じたからです。
更に、職業を選択する際のポイントを発表されている方がいました。「趣味と仕事の両立がで
きる」「特技を活かすことができる」「やりたいことができる」「日々自分が成長できる」という
ことです。このような職場で働くことが働くことの生きがいにつながるのだと感じました。
発表の後に、北陸コカ・コーラボトリング株式会社、稲垣さんの貴重な講演も聴くことができ、
インターンシップを終えた後だったので、とても心に響きました。特に、今求めている本質は何
かを把握することが必要だとおっしゃられていたことが印象に残りました。そのためには歴史を
学び、深い哲学をもつことが重要とおっしゃられていたので、私も実践してみたいと思います。
今回のインターンシップ就業体験発表会に参加したことで、就職に対する視野を広げることが
できました。このインターンシップで学んだことを就職活動に活かしていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
実際に実務を体験することで職場でのルールや雰囲気を肌で感じることができました。働くこ
とは大変であると分かっていても、実際に体験してみないと社会の厳しさは分からないと思いま
す。私は、実際に体験することで、働く人の責任の重さを実感し、仕事に対する理解を深めるこ
とができました。インターンシップは、自分には何が足りないのかを確かめる良い機会だと思い
ます。今後の進路を考える上での参考にしてみてください。
- 182 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M081
酒井
麻友美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
発表会では、8 名の方の発表を聞きましたが、その中でも私は、北日本新聞社でインターンシップ
研修を経験した富山大学人文学部の方の発表が特に印象に残りました。私がインターンシップに参加
して体験した研修内容や感じたことに共通する部分があったからです。研修先が新聞社ということも
あり、取材の際にはコミュニケーション能力のひとつとして、取材相手から言葉を引き出す能力の必
要性を学んだそうです。私も市役所の研修で取材をしたときに同じことを感じました。私以外の人も
同じことを感じていることを知り、
「相手から言葉を引き出す」ことは、気心の知れた友人とばかり接
している私たち学生にとっては、新しい視点であり、大切なことを学ぶことができたのだと改めて感
じました。
複数の発表者に共通していた発表内容は、5W1H の意識が大切だということでした。コミュニケー
ションについては、私自身も研修を通じて感じたことは多くありましたが、「5W1H の意識」までは
気づけませんでした。今回の発表会で、「一人よがりのコミュニケーションを防ぐために 5W1H を強
く意識することが大切だと感じた」という意見に共感を持つことができました。コミュニケーション
という漠然とした考えに対して、それを向上させるためには何が必要かということまで視野を広げた
発表者は素晴らしいと感じました。自分とは違う視点を持つ学生の意見や考えを聞くことができ、刺
激を受けたとともに、彼らの経験を糧として今後の学生生活に役立てていきたいと考えています。
<講演「活き活きとした会社を目指して」を聞いて>
講師の先生が言っていたことで心に残ったのは、「できません」という暇があったら「できる方法」
を考えるべきだという言葉です。解決できない問題があったら、どんなに時間を使っても答えが出る
まで考える必要があるということでした。理想とする結果の本質を探ることで、多くのことは解決で
きるそうです。これを今の私に置き換えてみると、自分が思い描く将来や理想に到達するために、理
想をより明確にして、結果を出すために今何をすべきかを考えるべきだと解釈しました。また、講師
は「本質を高めるためのヒントは歴史を学ぶことだ」とも述べていました。歴史を学ぶことで何が本
質かを見極める力を身に付け、人としての生きる力を養っていく必要性を実感しました。私は、これ
から「できる方法」を考えることを心掛けるのはもちろん、それを考えるために必要な様々な知識を
身に付けていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加するにあたって、参加目的を明確にすることが大切です。これによって、
終了後には研修で何を学んだか、インターンシップに参加したことで自分の中にどのような変化があ
ったか、ということを振り返る目安になると思います。
- 183 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M023
七間
渉
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回 8 人の就業体験発表を聴きました。短大の他にも専門学校生や大学生の発表がありました。
発表者の中には留学生の人もいてとても貴重な体験を聴くことができました。
その体験談に共通する大切なことが3つありました。
1つ目はコミュニケーション能力の大切さです。小売業はもちろん、事務職、製造業、など、
あまり人との関わり合いのないような業種でもコミュニケーション能力が重視されていること
を知りました。また職場内でコミュニケーションをたくさんとることが円滑かつ効果的な仕事に
繋がることを学びました。
2つ目は自分で考えて行動することの大切さです。ただ支持されたことを漠然とこなすのでは
なく、より良い方法はないかを自ら考えて行動することが必要だと感じました。
3つ目は常識とマナーです。どんな能力や資格をもっていても、基本である、人としての常識
とマナーがなければ信頼に欠け、働くことの意味も薄れてしまいます。
普段から意識しているつもりではいますが改めて常識やマナーの大切さを感じました。
これら3つのことは日々の生活で少しずつ培っていくものですが、これからの就職活動に向け、
自分の中で意識付けていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は当初インターンシップの参加に前向きではありませんでした。しかし体験を終えた今、本
当に参加してよかったと感じています。なぜならインターンシップでコミュニケーション能力を
始め、働くことの大切さなど、新しい発見がたくさんできたからです。
インターンシップの参加職種は、ただ何となく事務職に就きたいと考えていました。また事務
職において何をすべきか目標を特に定めることなく参加してしまいました。
しかし、今回の体験を通して、具体的な業務の内容を体験することはもちろん、職員の方々からた
くさんのお話も聞くことができ、働くことの意味や大切さを知ることができました。それと同時に自
分の考えが甘いことにも気づかされました。
インターンシップは辛いことばかりではありません。仕事をやり遂げた時の達成感、働くことの楽
しみや喜び、日常では決して得ることのできない体験ができ、就職活動への取り組み方も違ってくる
と思います。
目標が見つかっていない人もインターンシップに参加してみてください。
体験を終えたとき必ず得るものがあります。
- 184 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M097
中村
はるか
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会では、8 名の方が自身の就業体験について発表を行い、多種
多様な就業体験のお話を聞くことができました。その中で、私が気になったのは、発表者の方の
インターンシップの参加動機です。「学校ではできない体験をするため」や「自分自身と向き合うチャ
ンス」など、業種を限定していない動機を挙げていると感じました。
私が研修先として富山県立大学の付属図書館を選んだときは、業種を絞り込んだ参加動機を挙げていた
し、漠然とした参加動機はいけないと思っていたのでこれらの参加動機には驚きました。
発表は、どの発表者の方も分かりやすく、中には今後の参考になるような発表も多数ありました。環境
センターや新聞社など、自分が体験した業種とは違った業種での体験談を聞くのは滅多にできないことな
ので、インターンシップ就業体験発表会では、本当にたくさんのことを学ぶことができました。
特別講演では、北陸コカ・コーラボトリング株式会社の代表取締役社長である稲垣晴彦さんによる「活
き活きとした会社を目指して」というテーマでの講演を聴きました。講演では北陸コカ・コーラグループ
の概要をはじめとし、過去の変革などに加え、経営のうえで大切にしたいことや今後、ありとあらゆる場
面で役に立ちそうなお話などを聞くことができました。とくに、
「これから社会へ出て行く人へ」というテ
ーマでのお話では、「人と同じことをしなくてもいい」や、「常に人や自分に対する言い訳をできなくする
方法を探す」など、普通の人には絶対に教えてもらうことはできないだろうと思うようなことをたくさん
聞くことができました。これらのことは、今後の意識改革につながると思うし、インターンシップ就業体
験発表会と、稲垣さんの特別講演で学んだことを、今後の学校生活や就職活動でも活かして生きたいと思
いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、挨拶や身だしなみなどの社会人には必要最低限のマナーだけでなく、仕事
に対する責任感や自分の能力、欠けているものなど今後の学生生活でとても重要なことをたくさん学
ぶことができます。また、インターンシップが就職活動のきっかけになることもあるので、私はイン
ターンシップに参加して良かったと思っています。就職活動のきっかけが掴めない人や迷いがある人
は参加をお勧めしたいと思います。
- 185 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M004
池田
美保
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
他の学生の発表を聞いて様々な研修先での体験を聞くことが出来ました。外国から留学してい
る方のお話を聞いたときは、自分の国でない場所での就業体験だからこそ得るものが多かったの
ではないかと思いました。国際コミュニケーションは今を生きていくためには必要なことであり、
他人事ではないと思いました。専門知識を生かした就業体験をした学生もいて、様々な職業があ
るのだと感じました。私たちが分からない分野の研究をしている人がいることを実感しました。
同じ情報系の分野を学んでいる学生でもまったく違った職業体験をしていました。2 度目となる
本学の学生の発表を聞きましたが、自分の学校以外の学生の前で発表している姿を見て、プレッ
シャーが大きいなかで素晴らしい報告をした姿に感動しました。また、北日本新聞社へ就業体験
行かれた方の発表の声や話し方スピードは、聞き手に配慮されたプレゼンでとても聞きやすかっ
たです。報告会でも数多くのことを感じ取れたので県下の発表会に参加してよかったと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、学校の講義では学べないことが数多くあります。華やかに見える仕事や
楽そうに見える仕事の裏側を見ることで、社会の厳しさを学べるのと同時に仕事のやりがいや楽
しさを体験できます。アルバイトをしている学生も多いと思いますが、バイトという立場では出
来ない職種や業務を体験させていただけるので貴重な経験になると思います。また、直接社員の
方ともお話が出来るので、生の声を直接聞くことも出来ます。そして、最大の魅力は就職活動に
対する意識を高めるこができるという点にあります。友達が体験したインターンシップの発表を
聞くことで視野が広がり、興味の無かった業種に興味がでたりすることもあります。さらに就職
活動において、面接時に話題のひとつひとつとして挙げることもできます。短大の夏休みは長い
ので、約 5 日間から 10 日間有意義な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。きっと将来の自
分にプラスになると思います。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M078
講神
佳奈子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ職業体験発表会にて、私が印象に残った二つの発表について書きます。一つ目は、
北星ゴム工業へ研修に行かれた北陸職業能力開発大学校の今井
裕輔さんの発表です。企業で大切な
ことは、自分たちが作った製品に責任を持つことです。作業は手を抜かないことです。
会社の印象は、挨拶がよくて、整理整頓ができていて、親切な人が多いことだったそうです。挨拶
をすることは、コミュニケーションの第一になることなので、とても大切なことだと思います。整理
整頓がされているということは、何がどこにあるかすぐに見つけることができるので、効率よく仕事
をすることができるのでとても大切なことだと感じました。企業選びのポイントは自分を高められる
企業であることと、自分の趣味を生かせる職業を選ぶことだといわれていました。私もそう共感しま
した。職業を選ぶ時の参考にしたいと思いました。
二つ目は、北日本新聞への研修へ行かれた富山大学の正木
麻由さんの発表です、正木さんは、北
日本新聞へ研修に行かれたそうです。実習内容は、記者体験実習、編集部、営業局、メディア本部で
の実習です。そこで記者として、大切なことを三つ学んだそうです。それは、記者は時間との勝負と
いうこと、緊張感、親切さの3つです。わたしはこの三つのことは、どんな職業でも共通して大切な
ことだと思いました。どんな仕事も期限があり、それを守ることは大切であり、緊張感がなければ中
途半端な仕事になってしまいます。親切ということは相手のことを考えなければ仕事は成り立たない
ためとても大切なことだからです。
北日本新聞で働いておられた方はとても自分の仕事に誇りと責任感をもっていたそうです。とても
すばらしいことだと思いました。わたしも自分の仕事に誇りと、責任感が持てるような職業に就きた
いと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは是非参加した方がいいと思います。最初は分らないことばかりで、不安なこ
とばかりでしたが実際に仕事ということにふれてみて企業への見方がとても変わりました。
まずインターンシップでは学校だけでは学べないたくさんの多くのことを学ぶことができま
す。企業での仕事は実際に体験してみないと分らないことばかりでした。企業の人は皆さん優し
くて、たくさんのことを教えてくださったので感謝でいっぱいです。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M110
松本
香純
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、インターンシップ就業体験発表会に参加し、大学生、短大生、専門学校生 8 名の発表を
聞きました。様々な職種の体験した発表を聞くことができ、他の人たちがインターンシップでど
のような体験をしたのか大変よく分かりました。
8 名の発表を聞き、「責任をもつこと」「コミュニケーション能力が大事だということ」という
ことをどの発表にも共通して言っていました。責任をもつことについては、お客様があっての企
業であり、自分が責任をもって作った製品やサービスがお客様に満足してもらえたら、それが自
信につながり、誇りにもなると思いました。コミュニケーション能力が大事だということについ
ては、コミュニケーションをとることにより、その相手との共通点が見つかり、仲間意識が芽生
え、仲良くなる。そうした簡単なことを繰り返すだけで、自然とコミュニケーション能力が身に
ついてくるものだと思いました。
また、コカ・コーラボトリング株式会社の社長さんの講演の中で、必死になって考える、結果
を出そうとする思いからできない理由ができる方法へ変わっていくと言っておられたことがと
ても印象に残りました。できないからといってすぐあきらめるのではなく、何事も積極的に取り
組み、試行錯誤を繰り返し、自分にできることを増やしていけば会社の力になることができるし、
自分自身のやる気へとつながっていくと思いました。
この発表会を通して、就職活動も大事だけれど、就職してからのほうがもっと重要であると感
じました。自分の力を最大限に発揮できるところに就職し、この発表会で学んだことを生かして
いきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを体験して、働くことは大変で厳しいことばかりだけれど、人との関わりな
どを通して学ぶことがたくさんあるということを知りました。インターンシップを体験する前は、
とりあえず就職できればいいと思っていたけれど、社会はそんなに甘くないし、自分の考えがい
かに甘いか分かりました。
また、インターンシップに参加し、実際の職場で働いてみて、職場の雰囲気や環境など、楽し
く働ける環境も大事になってくるということ、そして、どんな仕事をするときも、楽しんで仕事
をするということを学びました。給料や待遇なども大事だと思うけれど、それ以上にやりがいや
生きがいを感じることができる仕事に就くことができれば、さらに仕事に対する思いが強くなる
と思いました。
あいさつや言葉遣いなどの基本的なことから、インターンシップでしかできない仕事もたくさ
ん体験させていただき、インターンシップへ参加してほんとによかったと思いました。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M007
岩坪
佑香
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
8 名の各学校の代表者の発表を聞いて、共通して言えることはコミュニケーション能力が仕事
をする上で最も必要となってくるということでした。複数の人が言っていたのは、相手に伝える
時は5W1H を常に意識しなければならないことでした。報告、連絡相談の大切さを改めて思い
知らされました。話す時は、受け取る立場になり、独りよがりにならないようにすることが大切
なのだそうです。また、自分の意志をしっかり伝えることも重要だそうです。相手とのコミュニ
ケーション不足で作業を修正しなければならないこともあったと、発表者の一人が言っていまし
た。企業選びのポイントとして、やりたいことができる、成長できる、特技が活かせる、仕事と
趣味が両立できるということを踏まえて選べば良いと話していました。この中のひとつでもあて
はまる企業を私自身も見つけていきたいと思いました。また別の学生は、社員教育がしっかりし
ていて、上司が部下につきっきりで指導していたと言っていました。私はそういった所をインタ
ーンシップでは見ていなかったので、もっと広い視野で違う視点から企業のことを見ておけばよ
かったと反省しました。
やはり各学校の代表者だったので、間のとり方などが上手い人もいて、発表の仕方で見習わな
ければいけない所がいくつもありました。インターンシップを体験して、自分なりの考えを言っ
ている所は、さすがだと思いました。また、自分たちの学校で学んだ専門知識を活かして企業を
選んだ学生もいて、就職に対する強い意識を感じ、私も良い刺激を受けました。いろいろな学校
の発表が聞けて良かったです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを今回体験してみて、働くということを少し理解できたと思います。大変だ
ったこともありますが、それ以上に職員の方々がとても活き活きしておられたのがとても印象に
残っています。やはり仕事を楽しむことが一番大切なのだと思いましたし、それが仕事を続けら
れることにつながっていると思います。社会に出る前にそういうことに気づくことができたので
インターンシップに参加してよかったと思います。コミュニケーションの大切さや、報告、連絡、
相談の重要性など学ぶことがたくさんありました。社会で働いている人と一緒に仕事をする上で
気づくことがたくさんあり、アルバイトと仕事の違いも分かると思います。きっとこの体験で自
分を成長させることができるはずです。このような機会は一度しかなので、面倒くさいと思わず
に絶対に参加した方が良いと思います。
- 189 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M063
秋山
理紗
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、就業体験発表会で 8 人の発表を聞きました。専門学校や四大、高専など様々な学校から
きていました。富山短大からは、杉本里奈さんが代表で出ていました。各学校の先生や北陸コカ・
コーラボトリング株式会社代表取締役社長も来られていたので、会場の雰囲気はとても厳かでし
た。発表者の研修先は様々でしたが、主に製造業、テレビ・ラジオ関係が多かったです。
全体の発表を通しての感想は、皆さんパワーポイントも見やすくきれいにまとめてあり、説明
も詳しく、声も大きくハキハキしていて分かりやすかったです。その中でも、私が一番良かった
と思ったのは杉本さんでした。杉本さんの発表は学校内でのインターンシップ発表会で一度聞い
ていたのですが、学校外で聞いたときよりも発表のすごさを実感しました。すごいと思った点は、
他の人たちは発表の原稿をみながら話している感じでしたが、杉本さんは原稿を見ずに正面を見
て堂々と話していました。話の内容も印象に残る言葉がたくさんありました。“叱られてもいい
から恐れずに何でも挑戦”、“言われたとおりにやるのではなく、自分なりの工夫が必要”、“プロ
フェッショナルとアマチュアは求められるものが違う”、“言われたとおりにしてもうまくいかな
いときは・・・試行錯誤が必要”などです。“叱られてもいいから恐れずに何にでも挑戦”とい
う言葉は、何をするにも失敗ばかり恐れてしまう自分に言い聞かせたいと思いました。
皆さんの発表の中で共通して出てきた言葉がありました。その言葉は、“コミュニケーション
能力を高める”という言葉でした。企業で働くうえで従業員の方とのコミュニケーションがうま
くできないと仕事が進みません。私もインターンシップを通して1番大切だと思ったことが“コ
ミュニケーション能力を高める”ことでした。
実習、レポート作成、パワーポイント作成、そして今回の就業体験発表会の参加、これでイン
ターンシップに関わる実施要項は全て終わりますが、これからも就職活動に向けて自ら動き、何
事も一生懸命頑張っていきたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私が、インターンシップに参加した理由は“働くことの意義や厳しさを知ることであり、併せ
て社会人のマナー、心得を修得していきたいと考えたからです。実際にインターンシップに参加
して学んだことは、”コミュニケーション能力“の大切さでした。企業で働く上で、従業員の方々
とコミュニケーションができないと円滑に仕事を進めることができません。そのことに気付けた
のは、インターンシップに参加したからです。
研修中楽しいことはありましたが、つらいこともたくさんありました。けれど、研修が終わっ
てみると、つらいことも楽しいことも今ではいい思い出です。
私は、後輩の方達に是非インターンシップに参加することをお勧めします。
- 190 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M119
渡辺
美穂子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は高岡法科大学で開催された、インターンシップ就業体験発表会に参加し各大学の代表者
である 8 人の発表を聴きました。その中でも印象に残った 3 人の感想を書きます。
【財団法人とやま国際センター】
発表者は富山国際大学の任多姓さんでした。
任さんは、韓国人ということでしたが、とても日本語が上手く、とても聞き取りやすい発表だっ
たと思います。
発表の中で、「共生社会」について強く主張していて、誰もが異文化を理解しようという気持
ちが必要なのだと改めて実感させられました。
【ラジオたかおか】
発表者は富山短期大学の杉本里奈さんでした。杉本さんの発表は学校で 1 度聴いたことがあり
ましたが、この 8 人の中でも1番印象に残りました。「何事にも恐れずに挑戦する!怒られなく
なったら終わりだ!」という言葉は私の心に、とても響きました。
次に印象に残った言葉は、「ただやるのではなく、自分なりの工夫をする!」です。失敗を恐
れて、自分に与えられた仕事はそのままこなしてしまいがちですが、自分なりの工夫をすること
も、これから社会に出る私には必要な能力なのだと、改めて実感させられました。
そして、なにより「自分は何だってできる!」という言葉が、今の私を励ましてくれた気がし
ました。私は杉本さんの発表が 1 番素晴らしかったと思います。
【(㈱)北日本新聞社】
発表者は富山大学の正木麻由さんでした。
正木さんは、北日本新聞社でのインターンシップで「積極的になる」と「様々のことに興味を
持つ」ということを学んだと言っておられました。これを聴いて、2つとも今の自分には欠けて
いるものだと思いました。これからの短大生活で、少しでも身に付けられるように努力したいと
思いました。
最後に、どの発表でもコミュニケーション能力が大切だと言っていたので、これから少しでも
その能力を身に付けられるように努力したいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ体験は、バイトとはまた違った体験だと思います。将来の仕事の参考にする
ためにも、ぜひ参加してみてください。得られるものがきっとあると思います。
- 191 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M009
大石
知美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
8 人の発表を聞きました。一人ひとり参加目的が異なっており、自分の考えをしっかり持っ
ていると思いました。
発表者の人たちは、働く上で重要なこととして主に 3 つのことを言っていました。それは、
「コ
ミュニケーション能力」、「責任感」、「積極性」です。私は北陸銀行へ行ったのですが、同じくこ
の 3 つが大切だと教えていただきました。
この発表で新たに知ったことは、経験を積むことも大切で、失敗しても次のバネになるから、
失敗を恐れずに挑戦することが大切だということです。また、怒られるのは、その人に可能性が
あると思われているからであり、怒られなくなったら諦められているということも知りました。
この内容は、就職して働く上で大切なことであり、今からでも遅くないので何事にも挑戦しよう
と思いました。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社
代表取締役社長
稲垣
晴彦様の「活き活きとした
社会を目指して」の特別講演では、就職の面接で学校生活で何をしたのかという質問に対して、
「サークルをしました」「勉強をがんばりました」「アルバイトをがんばりました」などと答える
のでなく、しっかりとした根っこ(思い)と体の内外にあるトゲ(人それぞれの思い)を持つこ
とが大切であるとおっしゃっていました。また、結果を出そうという思いが大切で、そのために
は、次に何をするかを考えることが大切だともおっしゃっていました。自分なりの思いを持つた
めには、多くのことを体験する、多くの人とコミュニケーションを取ることが重要だと思いまし
た。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、高校では、商業科で簿記や情報処理を習っていたので金融業に興味を持ち、北陸銀行で
就業体験をさせていただきました。しかし実際体験してみると、想像以上に仕事内容が難しく、
責任も重くまた、また少しでもお客様に不安を与えると信頼関係が崩壊してしまい、それを回復
することが難しいことなどを教えていただき、自分の就職に対する考え方が甘いことを思い知り
ました。しかし、就職する事の厳しさを知ることができたので良い経験の 1 つになりました。
また、今まで知らなかったことを知ることができ、大いに勉強になりました。たとえば、私は、
体験する前までは銀行は、お客様との接点があまり無く業務だけを黙々とこなしているイメージ
がありました。しかし、実際は、CS(お客様満足度)に力を入れており、お客様第一主義である
ことを知りました。ですから、ロビーアテンダントの方がお客様との対応、店の周りの掃除、挨
拶などを丁寧にやっているのを見て新鮮な驚きを感じました。
従って、就業体験は今まで知らなかったことを知ることができる、とてもすばらしい機会だと
思います。
- 192 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M019
笹尾
真杏里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会に参加し、私がインターンシップで気付けなかったことや私が体験した金融業の他
の業種について知ることができました。また、自分が就職活動と並行して今後何をしていかなければ
ならないのかを考えさせられました。
特に、富山国際大学の任多姃さんの発表は、共生社会や国際交流について考えさせられる内容でし
た。私は、今まで外国人と交流したことはほとんどありませんでした。機会がなかったのではなく、
機会を設けようとしなかったのです。そんな考えを改めなければならないと思いました。私は現在、
自分が生まれ育った国で生活しているために、不自由とは感じたことがありません。しかし、外国に
生活をすることになると、見えない壁を感じると思います。任多姃さんが言っておられたように、共
生社会は自分の立場になって考えてみることが重要だと思いました。これからの学生生活ではもっと
国際交流をしていき、共生生活について考え、幅広い視野を持てるようにしていきたいと思います。
北陸コカ・コーラの稲垣社長の特別講演は、働いておられる方の貴重な話でした。コカ・コーラと
いう大きな会社でも、様々な工夫をして日々進化しているのだと思いました。いかに物流を効率化に
するのかという問題では、データをコンピュータで管理したり、楽に品物を運ぶために、カートで運
んだりするなどの様々な工夫がなされています。だからこそ、お客さんに愛されて続け、商品を買っ
ていただけるのだと思いましたまた稲垣社長の
言葉の中で、
「失敗をずっと悔やむのではなく、失敗
から成功の道を探すことが重要だ」という言葉は私の心に響きました。私はできなかった場合、その
まま悔やんで諦めてしまうことが多いです。それではできないままで終わってしまうので成長できな
いと、稲垣社長のおかげで気付きました。私もできなかった場合にはできる方法を探し、諦めないよ
うにしていきたいと思いました。そのために、学生生活ではできない問題があったとしても、できな
いと思うのではなく、できる方法を様々な視点から考え、必ずできるようにしていきたいと思います。
発表された皆様は、自分がインターンシップを体験して気付いたこととは違うことに気付いており、
私自身もまだ卒業までにしなければならないことがたくさんあることに気付きました。就業発表会で
気付いたことをしっかり受け止め、学生生活で積極的に行動していきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを通して、自分の未熟さに気付きました。しかし自分の未熟さを就職活動前
に気付くことができて良かったと思います。インターンシップで就業体験したことも重要でした
が、インターンシップを終えた後の事後研修は、特に今後の学生生活で何をしなければいけない
のかを気付くとても良い機会となるので、インターンシップ全体を通して真剣に取り組むことが
重要だと思います。
- 193 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M068
岩脇
さとみ
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会では8名の発表を聞いた。発表を聞いて思ったことは、8
名は自分の将来を見据えてインターンシップに参加していたことである。自分の興味や関心のあ
る分野でインターンシップをされた人が多く、発表の中でその分野の専門用語もよく耳にした。
8名の発表で一番印象に残っているのは、となみ衛星通信テレビ株式会社で研修された方の
発表である。インターンシップを通して、表現することの難しさや、意思疎通の大切さを学ばれ
た。人と仲良くなるためには、自分と相手の共通点を見つけることが一番大切で、その共通点か
ら話が広がり、仲間意識が芽生え、親しくなれるのだそうだ。人と接することが多い仕事なので、
取材のときなども早く相手と親しくなることが大事である。「コミュニケーション能力」という
言葉がよく出てきたが、社会に出て働く上でコミュニケーション能力はとても大事なのだと改め
て思った。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社の稲垣晴彦社長からは普段聞けないお話をたくさんお聞
きすることができた。北陸コカ・コーラボトリング株式会社は人の努力を大切にされている会社
であることを知った。毎年 1 週間を通して、営業の人が 1 人 1 時間で自分の近況などをプレゼン
するということが行われているそうで、社員一人ひとりの仕事に対する熱意が伝わってきた。稲
垣社長のお話で印象に残ったことは、「work を cost として考えず、work も life の一部であると
考える」ということである。人生の 10 万時間は仕事をしているので、自分の人生と会社の価値
観が合う会社を選ぶことが大事だとおっしゃっておられた。就職活動を前向きに取り組んでいこ
うと思った。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、金融業界に興味があったので、銀行でインターンシップを体験しました。インターンシ
ップでは、学校では学べないことをたくさん知ることができました。インターンシップは会社見
学ではなく、1 週間その企業の社員として働きます。企業側の目線でお客様に接することができ、
新たな発見も数多くありました。
インターンシップに参加することで、自分のイメージしていた企業と実際の企業は違っている
ことが多くあります。私自身、銀行員は、事務的な仕事を淡々とこなすだけかと思っていました
が、実際は「金融サービス業」と言われるほど、接客業なのだということをインターンシップに
参加して初めて知ることができました。
インターンシップに参加することで、これからの就職活動のヒントを得られたように思います。
- 194 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M025
渋井
あずさ
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、自分が体験したことのない、また関心のなかった業種の
話が聞けたので、就職活動の参考になりました。
特に、印象に残っているのは北陸職業能力開発大学校の今井裕輔さんの発表です。私はどんな企業に就
きたいかまだ曖昧でした。ですが、仕事選びのポイント、自分が成長できる、技術が活かせる、やりたい
ことができる、仕事と趣味の両立、と話しておられ、とても参考になりました。私も企業を選ぶときにど
ういったことがしたいかしっかり決めておきたいと思いました。
特別講演として聞いた、コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長、稲垣晴彦さんのお話は参考に
なることがたくさんありました。
まず、ライフワークバランスのお話で、人生(ライフ)の中で仕事(ワーク)というコストを除いたものが利
益となるが、仕事(ワーク)が、自分の好きなこと、楽しいものであれば、人生(ライフ)全てが利益になる。
というものです。実際、自分の好きなことを仕事にすることは難しいですが、就職活動を前向きに考えさ
せてくれるものでした。
また、最近、できないと言う人が多いが、その前にしっかり答えを探してみなさい、という言葉です。
分からないことをすぐ他人に聞いて解決するのでなく、自分で答えを見つけることが大切ということです。
確かにその通りだと思います。これからの自分の改善点でもあると思いました。
これらのことを、今後の就職活動に活かしていきたいです。
インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは絶対に参加したほうが良いと思います。インターンシップに参加すること
でたくさんのメリットがあります。まず、就職意識がとても高まります。インターンシップでは
他の学校の学生もたくさん参加するので、他校生の就職活動への意気込みや、他校の就職活動の
情報を知ることができ、とても圧倒されます。今まではまだ先のことのようにに考えていた就職
活動がとても身近に感じられ焦りがでてきました。ですが、インターンシップに参加したことで、
就職活動に対するの自覚を持つことができました。また初対面の人と何日も生活を共にするので
コミュニケーション能力も高めることができます。また、自分の気になっている業種が実際どの
ようなものなのか、自分に目で見ることができます。どのような職業に就こうか迷っている人も、
インターンシップに参加することで就きたい職業を見つける参考になると思います。最後に基本
的なマナーも身に着けることができます。私の研修先ではマナー講座があり、服装、敬語などさ
まざまなマナーを学び、社会でマナーがどれだけ大事かも教えていただきました。このようにイ
ンターンシップで得られるものはたくさんあるので、ぜひ参加してほしいです。
- 195 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M010
岡田
貴明
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、インターンシップ就業体験発表会に参加して、様々な職種について理解を深めることが
できました。8人の発表者から、専門的な工学系の企業の説明、ソフトウェアの開発、マスコミ
関連の話まで、知らなかった企業の就業内容について知れたことはよかったと思いました。
まず、富山国際交流センターで就業体験をされた方は韓国出身で、インターンシップに参加さ
れたことは素晴らしいことだと思いました。その方のプレゼンで印象に残ったことは、正式な場
での言葉遣いやマナーに慣れる必要があると言われていたことです。仕事に慣れること、言葉遣
いやマナーを使い慣れるということは、経験を積み、人間として成長することができます。積極
的に行動することによって、必要な言葉遣いやマナーといった経験を積むことが大切になってく
ると思いました。
となみ衛星通信テレビで就業体験された方は、相手のことを知ること、聞きたいことを聞くと
いうことが重要になってくることを言っていました。これは、事前準備や目的意識をはっきりさ
せるという点で重要だと思いました。5W1H を意識することによって常に分かりやすく伝えられ
ることができます。相手に自分の意思を伝える為に 5W1H を十分に意識し、活用するよう日常会
話で生かしていくべきだと思いました。
北星ゴムで就業体験された方は、製造業という仕事から縁の下の力もちという特徴を言われて
いました。データをとること、単純作業でも重要な仕事だということが分かりました。
ソフトウェア開発をしている日本オープンシステムズで就業体験された方は、セキュリティ管
理がしっかりしていると言われていました。進捗会議とよばれる朝の会議では、前日までの進行
状況を確認するために意思疎通をおこなっているということが分かりました。
北日本新聞で就業体験をされた方は、取材をされ、記事を書かれていた経験から新聞社の特徴
は時間との勝負であり、緊張感があることを言われていました。分かり易く伝えるというところ
に人間味あふれる仕事であることが分かりました。ここでは新聞社の仕事から、積極的になるこ
と、様々なことに興味を持つことが重要だということが分かりました。
その他の企業では専門的な業務内容の発表であったり、研究内容を細かな分析でプレゼンをさ
れていたり、驚きました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを体験して、社会に出る為には、自分の思っていた以上に、言葉遣いやマナ
ーや一般常識を身につける必要があると思いました。また、インターンシップに参加して、より
一層コミュニケーション力を高めたいと思いました。
実際に体験して、就業内容の詳しいところが知れるのはインターンシップの魅力的なところで
あるので、積極的に参加して欲しいと思います。
- 196 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M057 吉實
知美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会に参加して、私が想像していた以上に、たくさんの
業種でインターンシップが行われていたことに驚きました。特に、アイシン軽金属株式会社や、
富山県環境科学センターでインターンシップを行った人たちの発表は、専門的なことばかりで、
学生でも、ここまで難しいことができるのだと驚きました。自分が大学で学んでいる知識を活か
した体験を行うことができているので、とても良い体験になったのだと感じました。
発表した人たちの中で多かった意見は、コミュニケーション能力の向上と、積極的に行動する
というものでした。コミュニケーション能力を身に付けるために必要なことは、相手との共通点
を見つけること、自分のことを考えるのではなく、どうすれば相手に伝わるのかなど、相手のこ
とを気遣うことが、コミュニケーションを円滑にするためのコツであることが分かりました。今
までは「発信者は、自分の意見を積極的に発言する。受信者は相手の言いたいことを聞き取る。」
ということだけがコミュニケーションだと思っていましたが、発信者は、ただ伝えるのではなく、
相手に「伝わるように伝える」ということも大切なのだと感じました。また、積極的に行動する
ことは、受け身になっていては知ることができない知識やチャンスを得ることができるのだと学
びました。うまくいかないことがあっても、どうしてできなかったのか、次に活かせることは何
かと、積極的に考え行動することで、自分の能力をより向上させることができ、多くのことを吸
収することができると思います。これは、就職活動でも必要なことだと思います。受け身になっ
ていては情報はなかなかはいってきません。さまざまなことに興味を持ち、挑戦することで新し
い発見をすることができます。たくさんの経験のなかで、自分にできることをひとつでも多くみ
つけ、自分の中にたくさんのアンテナをつくることができたら、今まで考えていなかった新しい
進路を見つけることもできると思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
今回のインターンシップを通じて、私に足りないことは、積極性がないことだと分かりました。
私は、自分から次の仕事を探したり、担当者の方に聞く、ということができませんでした。分か
らないことがあっても、恥ずかしい、迷惑を掛けるかもしれない、となかなか聞くことができま
せんでした。しかし、自分の力でできないことは聞かなければ仕事が進みません。どうすれば効
率よくできるか、次に何をすればいいのかなど、積極的に聞くことが大切だと思います。そして、
もう一つ大切なことは、挨拶をしっかりすることです。私は、お客様と接する仕事を体験させて
いただいたときに、大きな声で挨拶することができませんでした。挨拶ぐらいできると思ってい
ましたが、実際にお客様を相手にすると緊張してしまい、なかなか気持ちの良い挨拶ができませ
んでした。挨拶は日々の積み重ねだと思うので、たかが挨拶と思わず日ごろから意識すると良い
と思います。家族や友人、近所の方など挨拶の練習はいくらでもできるので、将来の自分のため
にも、挨拶の練習をしておくと良いと思います。
- 197 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M080
佐伯
夏海
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
高岡法科大学で開催された就業体験発表会で、8 名の体験談を聴講しました。話を聞いて思っ
たことは、みんな自分の興味のある分野の企業へインターンシップに参加しているということで
す。その中でも、となみ衛星通信テレビ株式会社で研修した法科大学の本吉遥さんと、株式会社
日本オープンシステムズへ行った富山高等専門学校の酒匂祐太郎さんの話が印象的でした。
本吉さんは、TPO を考えた服装で実習に参加したことなど、イラストを用いて発表していたの
でとても分かりやすかったです。共通点から仲間意識を持ち、仲良くなるというコミュニケーシ
ョン術を聞き、小さな共通点からでも話題を広げ、コミュニケーションをとることの大切さを学
びました。また、表現することの難しさということで、自分の考えをしっかり相手に伝えること
の難しさを知りました。やはり、コミュニケーションはとても大切であり、いろいろなことに結
びついているのだと分かりました。
酒匂さんは、ソフトウェアの開発ということで、顧客から要望を聞いて概要を決定するという
仕事内容でした。やはりこの仕事でも、コミュニケーション不足でお互いに違う点が見つかり直
さなければいけない点が出てきたということでした。最初の設計の時点から仲間とコミュニケー
ションをしっかりとって、顧客のニーズに答えられる製品を作らなければならないと思いました。
また、仕事を請け負う責任の重要さも大切だと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は将来地元の企業へ就職したいと考えているため、伝統と実績があり、地元に根付いており、
接客業をしている企業へ就職体験に行きました。そこでは、毎日ニーズの違った様々な顧客に対
して接する大変さを感じました。常に顧客の目線で考え、思いやりを大切に行動するからこそ大
変な仕事なのだと思いました。私はずっとお客様と接するときに緊張してしまい、こちらから関
わるということができませんでした。しかし、社員のみなさんはお客様が、して欲しいことを気
付いて行動されていて、観察力がすごいと思いました。また、自分の言葉遣いや行動などひとつ
ひとつが企業の顔となるということが分かりました。
とても短い数日の研修だが、働く意義と自分に向いている業種であるか、今の自分の実力はど
れくらいなのか現状の実力を把握することが出来ました。また、これからの就職活動や社会に出
てから必要となる力をとても鍛えられたと思います。
- 198 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M082
櫻木祐子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、インターンシップ就業体験発表会で様々な学校の発表を聞きました。学校での発表会
とは違い、多くの他の学校の学生も一緒だったので、良い緊張感を持って発表を聞くことができ
ました。富山短期大学では発表者は女性ばかりでしたが、今回の発表会では男性の発表者が目立
っていました。
「となみ衛星通信テレビ株式会社」に研修に行った本吉遥さんは、一見華やかに思えるテレビ
局の仕事の大変さやその仕事の概要を発表していました。1つの番組を作成するにも多くの労働
力や機材が必要になり、とても時間が掛かるそうです。その仕事をするにあたって重要なことは、
自分の意見を積極的に相手に伝え、コミュニケーションをとることです。コミュニケーションを
とることで相手と意思疎通し、作業の行き詰まりを確認し助けることができたり、自分が困って
いるときに助けを頼むことができるので作業を効率良く進めることが可能になります。また、
「株
式会社日本オープンシステムズ」に研修に行った酒匂祐太郎さんは、ソフトウエア開発を体験し
企業に求められる能力はどういうものなのか、その能力はどのように身につけるものなのかを発
表していました。その仕事では、1つの作業を何人かで分担してする場面があり、相手とコミュ
ニケーションをとらなければそれぞれ間違いに気づかず、作業をやり直さなければいけない状態
になってしまいます。そのため、コミュニケーション力は欠かせないということを感じたそうで
す。
8人の発表を聞いていて、どの発表も研修先や内容が異なるものばかりでしたが、研修を通し
て感じたことには、共通点がありました。それは“表現することの厳しさ”“コミュニケーショ
ン力の重要性”です。このことは、普段の生活でも注意する点が多いことだと思います。私も、
研修先では、伝えたいことを正確に相手に伝えることの難しさを感じたので、とても共感しまし
た。やはり、様々な経験が大切になってくるのだと思いました。これからは、ボランティア活動
などに積極的に参加して、様々な年代の方と交流を深め、自分のコミュニケーション力を鍛えて
いきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、普段では味わえない職場の雰囲気や社員の仕事を体験できるので、就
職活動に向けての良い刺激になりました。アルバイトの仕事とは違うことも実感したので、まだ
正社員とアルバイトの違いがわからない人はぜひ参加したほうが良いと思います。積極的に行動
あるのみです!
- 199 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M038
西田
智美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回のインターンシップ就業体験発表会では、8名のさまざまな研修先での就業体験ついて
聞くことができました。発表者の中では、ソフトウェア開発をしたり、設計実習をしたりと実際
に専門分野の業務を体験した学生もいて驚きました。
株式会社日本オープンシステムズでソフトウェア開発を体験した酒匂祐太郎さんは、富山高等
専門学校の情報工学科に所属していますが、開発する際は学校で教わる基本の内容がとても重要
で、基本を十分に把握し、それを応用する力が必要になってくると述べていました。やはりどの
分野の仕事でも基本の物事は存在すると思うので、まずは確かな土台を作ることが大事だと感じ
ました。
富山大学人文学部人文学科の正木麻由さんは、新聞社で研修を行い記者体験実習なども体験したと
聞きました。正木さんはこの研修を通して、緊張感をもつこと、わかりやすく親切に伝えること、そ
して積極的な姿勢をもち様々なことに興味を抱くことが重要であると述べていました。発表を聞いて、
正木さんが述べるように程よい緊張感がなければ良い仕事はできないと思うし、働く上で積極的な姿
勢は欠かせず、日ごろから積極的に行動することが大事なのだと改めて感じました。私は、物事に慣
れてしまうと緊張感が無くなってしまうところがあるのでこれから気をつけようと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを終えて、このインターンシップを体験できたことは私にとってとても貴重な経
験となりました。私は株式会社ボンリブランさんで1週間研修を行い、実際に店舗に出て販売やケー
キ出しやパン出しを体験しました。袋詰めやシール貼りなどこまめな作業も多いですが、全てお客様
の笑顔のためであると考えるととても嬉しかったです。何より私は甘いものが好きでボンリブランさ
んについて興味があったので、インターンシップでの研修を通してリブランさんの裏側や方針を知る
ことができ、意義ある時間となりました。
インターンシップでは社会で働くとはどういうものかを知ることができます。また、実際に将来就
きたい企業で研修を行えば、自分が創造していたものと現実との違いを感じることができ、将来自分
が働いている姿を明確にできるはずです。ぜひ、インターンシップに参加してみてください。
- 200 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M098
長森
里依子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私がこの就業体験発表会に参加したのは、ぜひ参考にしたいと考えたことからです。私は恐れ
ながらも、「平成 22 年日本ビジネス実務学会中部ブロック研究会学生プレゼンテーションコンテ
スト」に出場させていただけることになりました。それまでの期間、プレゼンテーションの修正
などを行うことになっています。そういった経緯から、今後のプレゼンテーションの参考にと思
い、参加しました。
就業体験発表会は高岡法科大学で開かれました。発表者は 8 名おり、中には海外からの留学生
の方もいらっしゃいました。発表者の方々は、それぞれの専門知識に基づいたプレゼンテーショ
ンをされており、見ている私も興味を持ちました。とくに私が素晴らしいと思ったプレゼンテー
ションは、「財団法人とやま国際センター」に就業体験されていた任
多姃さんのプレゼンテー
ションです。任さんは韓国からの留学生であり、富山国際大学に通われています。自身の経験か
ら、韓国人と日本人との間に「見えない壁」があることを知り、共生社会や国際交流について考
えるようになったそうです。
このお話を聞き、私は、自分が考えていた問題から世界の問題を考え始めた任さんに感心しま
した。その考えから、私は自分の問題を広い視野を持って考えることができるようになりたいと
思いました。
就業体験報告だけでなく、
「北陸コカ・コーラボトリング株式会社」の代表取締役社長である、
稲垣晴彦さんの講演があると聞き、大変驚きました。お話を聞くことで企業研究にもなり、大変
貴重な機会をいただけたと思います。稲垣さんは『仕事では「できません」ではなく、何か「で
きる」方法を自分で切り開いていくことが大切だ』という話をされていました。それを聞いて、
私はそういった姿勢が新たな商品を創り出すきっかけとなるのだと思いました。社員 1 人 1 人の
姿勢を変えていくことによって、「活き活きした会社」を作っていくことにつながるのだと思い
ました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップを体験して、志望している職業だけではなく、企業がいかにして成り立
っているのかを知ることができました。私の場合は、事務員を志望して「阪神化成工業株式会社」
の生産管理部で就業体験を行いました。製造業を営まれていることもあり、工場内に書類を渡し
に行ったり実際に使用するダンボール箱をとりにいったりもしました。業務を通して、事務員と
いっても様々な種類の業務があるのだなと感じました。就業体験を行ったことで、より具体的に
進路を考えられるようになりました。
私の考えですが、インターンシップは、業種・業界の研究だけでなく、仕事に取り組む姿勢や
「仕事とはどういうものなのか」という考えを深める場でもあります。こういったものは、実際
に職場を訪れてみたいと分からないものです。企業訪問の参考にもなると思うので、皆さんもぜ
ひ参加してみてください。
- 201 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M074
奥村
友苗
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回の発表会では富山短期大学では行けないような体験先の話だったので、初めて聞く内容
や専門用語があり、新鮮でした。
この発表会で学んだことは、4つあります。
第一に、仲良くなるには、コミュニケーションによって共通の話題を探すことが大事だ、とい
うことです。私はインターンシップで幅広い年代の方と関わりました。その方々と話すのには、
その人と自分が共通して話せる話題を選び、話していました。お互いが興味ある話題なら話が弾
み、コミュニケーションがスムーズになるからです。ここから仲間意識が生まれ、会社の雰囲気
や会社職場の環境が良くなるのだと実感しました。
第二に、叱られてもいいから恐れずに挑戦するということです。私だけでなく、誰もが叱られ
ることは避けたいことだと思います。しかし逆に、叱られることがバネになること、そして叱ら
れなくなったら終わりだということを聞いて、叱られることは必要なことなのだと知りました。
第三に、失敗したときに何が原因であるのかを自分で考え、その解決に向けて言われたことだ
けではなく自分で工夫することです。確かに先輩や上司の方の言う通りにするのは当たり前のこ
とですが、そこからそれだけでなく自分で考えてうまくいく方法を導き出さなければならないと
思いました。常に成功したイメージを持って、積極的に行動しようと思います。
4 つ目に、言葉には重みがあるということです。私はこれまで、新聞など自分が書いたものを
大勢の方に見てもらう機会がなかったので言葉の重みを考えたことがありませんでした。しかし
社会に出ると、自分が発する言葉には全て重みがあるので、言葉一つ一つを大事にしようと改め
て思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加する際には、自分が行きたい分野をしっかり把握してから決めた方が
良いと思います。私はあまり分からないまま、コミュニケーション能力を高めるために参加しま
した。しかしやりたい業種であればコミュニケーション能力だけでなく他にも学べることが種々
あると思います。
少しでも興味があれば参加してみた方が良いと思います。インターンシップ先では職場の方か
ら社会についても色々なことを学べるのでこれからの生活に活かせると思います。
- 202 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M107
廣田
萌実
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会に参加して特に印象に残ったのは、となみ衛星通信テレビ株式会社、北星ゴム
工場株式会社、コカコーラボトリング株式会社の3社です。
まず、となみ衛星通信テレビ株式会社で特に印象に残ったことは、コミュニケーション術です。
コミュニケーション力が大事だということは何度も聞いていましたが、この発表では、具体的な
方法などを紹介していただきました。コミュニケーション術には、相手のことをよく知るという
ものがあり、共通点を見つけることから仲間意識が芽生え、仲良くなることができるのだなと思
いました。
また、情報を伝えるときは、情報を受け取る側のことを考えて、しっかりと自分の意見を伝え
られなければ、ただの独りよがりになってしまうのだと思いました。
次に、北星ゴム工場株式会社で特に印象に残ったのは、自分の作った製品に責任を持たなけれ
ばならないというものでした。たとえ単純作業が多くても、その作業が何かを作るための大切な
一部だということを忘れず、手を抜いて製品作りをしてはいけないということを改めて考えさせ
られました。このようなことは、実際に工場などで働いてしまうと薄れていってしまいそうなこ
とだと思うので、忘れずにいたいと思います。
最後は、コカコーラボトリング株式会社の特別講演会で、今回のインターンシップ就業体験発
表会で私が最も印象に残ったもので、この特別講演会では、代表取締役社長の方がお話をしてく
ださったのでとても新鮮で、為にもなりました。
中でも特に印象に残った言葉が、とげを出すなら自分の内側にしっかりと根を持たなければい
けないというものです。たとえ、髪の毛が金髪でも、しっかりと自分を持っていて、芯のある人
は企業に採用されるというものでした。
また、歴史を学ぶことの大切さについては、歴史には本質的なものしか残らず、歴史を学ぶこ
とは本質を把握することだという話では納得させられました。
他にも、人と同じことをするのではなく、どんどん人と違うことをしていくことが大事だとい
うものもありました。A か B で迷った場合は、A と B と使って C を作り出すような姿勢が大切
であり、思いがあればなんでもすることができ、結果を出すこともできるという話も印象に残り
ました。
今回のインターンシップ就業発表会で学んだことをこれからの就職活動に生かしたいです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
自分がやりたい仕事や興味のある仕事は、自分でイメージしているものと実際は違うかもしれ
ないし、興味だけでは仕事はできないと思います。就職活動のためにも、興味のある仕事にはぜ
ひインターンシップに行ってみたらいいと思います。
- 203 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M005 井澤
優希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私はこの就業体験発表会に参加し、他の学校の人たちの発表を聞いて、どの人各自の体験や
就業体験で得たことを分かりやすくプレゼンテーションをしておられたので、とても素晴らしい
と思いました。
また、体験している仕事も専門的なものが多く、私が進路として考えていなかったような企業
についても数多くのことを知ることができました。
例えば北日本新聞では、1つの会社で様々な仕事を行っており、記事を書く人は読者の心によ
り沿って、どの年代の人にでも分かりやすく親切に伝えなくてはならないことを知りました。ま
た、取材で質問などをするときは5W1H で質問することが必要になってくることも分かりまし
た。
新聞は 1 分でも遅れたらダメなので、記者の方は時間との勝負があり、また1つ1つの言葉に
細心の注意を払うという緊張感を持って仕事をしておられるのだと知りました。
また、どのような企業でも、コミュニケーション能力が求められており、とても大切なものだ
と改めて認識することができました。
さらに、挨拶や積極性、作業がしやすいように整理・整頓・清掃も大切であると知ることがで
きました。
そして、北陸コカコーラボトリング株式会社代表取締役の稲垣様のお話を聞き、これから社会
に出ていく上で必要な、次のような大切なことを知ることができました。
稲垣様の会社は、社会に提供する価値、顧客、仲間を大切にされていることを知りました。ま
た、お客様の喜びが自分の喜びであり、また仲間を大切にしていると話され、本当にすばらしい
企業だと思いました。
さらに、人に合わせたり、人と同じことをやる必要はなく、自分で考えて行動する必要がある
ということも知りました。また、本質を知ることの大切さを知ることが出き、結果の本質を知れ
ば、正しい答えが出てくるということも知りました。
このインターシップ就業体験発表会に参加して、いままで知らなかったことをたくさん知るこ
とが出きましたし、大切なことを改めて認識することができたので、本当に参加してよかったと
思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はこのインターシップを体験することで、就職するにあたって必要となるたくさんの大切な
ことを知りました。また、普段学校生活で知ることのできない、人との関わり合いや、大変さを
知ることができました。
また、この経験のおかげで、今自分には何が足りないかを知ることができました。
ですから、面倒臭いと思わず、進んで参加した方がこれからの自分のためになると思います。
- 204 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M077
久保
あすか
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会に参加して、8 人の発表を聞きました。様々な富山県内の学生の発表を聞くこ
とができ、貴重な体験となりました。皆、報告するにあたって落ち着いた立ち振る舞いで、発表
されていて、素晴らしかったです。国際交流や、共生社会について体験された方や、新聞社で実
際にリポートをして、原稿を作った方や、専門的な実験をされた方など、様々な場所で様々なこ
とを体験されていました。8 人の方の発表を聞いて多くのことを学びました。特に仕事をする上
で、積極的に挑戦すること、コミュニケーション能力、あいさつをすることが必要だと思いまし
た。富山高等専門学校の酒匂さんの報告で、分担して作業をしたときに、理解しているだろうと
いう思いではなく、言葉にしないと伝わらなかったため、コミュニケーションは大切だと思った
という話が印象的でした。
特別講演会では北陸コカ・コーラボトリング株式会社の稲垣社長の話を聞きました。いかに不
便な環境で効率的な仕事をするか、どうしたらより飲料を飲むのか、など常に向上心を持ち続け
ることが必要であるのだと学びました。毎年、一人一時間、自分が取り組んだことを発表する機
会を作っておられ、社員の能力を高める努力を行っていることも知りました。話の中で特に印象
的だったのは、ライフワークバランスの話でした。ライフとワークを別のことと考えるよりも、
ライフとワークを一緒のことと考えて、ワークを充実させるとライフも自然と充実するという話
を聞き、自分の人生の価値観と会社の価値観が合うところで仕事をしたいなと思いました。これ
から社会に出て行く私たちに、外側だけではなく、内側にしっかりとした自分の思いを持つこと
が大切と教えてくれました。会社の代表取締役社長から実際に話を聞くことができ、非常に貴重
な体験となりました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを体験して、多くのことを学ぶことができました。インターンシップを体験
する前は、会社の実際の仕事や雰囲気などが想像できませんでしたが、実際に 5 日間働いてみる
と、仕事の毎日の流れや、職場の雰囲気を肌で感じることができ、明確になりました。インター
ンシップを体験して感じたことは、コミュニケーションの大切さです。お互いに元気よく積極的
に挨拶を交わすことで、そこから会話が生まれたり、気持ちが和らいだりしました。仕事をして
いるときもわからないことはすぐに聞くというコミュニケーションが大切です。コミュニケーシ
ョンを意識してインターンシップに臨むと良いと思います。インターンシップでは、必ず自分の
ためになることを学べると思うので、積極的に参加するべきだと思います。
- 205 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M067
岩城
千佳
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
高岡法科大学で代表8人の発表を聞き、パワーポイントも発表内容もとても素晴らしかったと
思いました。印象に残ったのは任さん、今井さんの発表でした。任さんは富山国際交流センター
で、国際的なお仕事をしたそうです。富山国際交流センターでは「さまざまな国との交流がある」
と知り、色んな人と交流することが大切なのだと分かりました。もし私だったら簡単に交流する
ことはできないと思うので任さんは自分自身の力で頑張ったのだと思います。
次に今井さんの発表で印象に残ったのは発表の始まり方です。他の人とは違い会社のことから
話すのではなく、「インターシップとは?」という所から話をしていたので興味深かったです。
インターシップは1人ではできないという事で、学校の先生や企業の方々のおかげでインターシ
ップができるのだと今井さんは言っていたのでよく考えていたと思います。今井さんの研修先は
北星ゴム工業株式会社で、会社で心がけていることは「挨拶」
「整頓」
「親切」と言っていました。
その中で親切と出てきましたが、ただ仕事をするのではなく相手を想っていかなければ仕事は成
り立たないと改めて知ることができました。
今回体験発表会を聞けて本当に良かったと思っています。1人1人が全く違う研修先に行って
発表の進め方や話し方を工夫していたと思いますし、感想もしっかりしたものでした。就業体験
発表会での発表内容や私がインターシップで体験した経験をこれからの就職活動に生かしたい
です。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップ参加が決まった時私は不安だらけでした。
どんな仕事をするのか、どんな雰囲気の企業なのか、ちゃんと自分の仕事をできるのか、気にな
ることがたくさんでした。きっと他の参加者も少し不安はあったと思います。
しかしその気持ちは最初だけで、慣れていくにつれて自分に自身が付きました。その時仕事とい
うのは慣れというものもあるのではないかと思いました。
普段学校では学べない社会のマナーや人との接し方をインターシップでは学べると思うので
ぜひ後輩方の皆さんにはインターシップに参加して社会人になる為の勉強をしてほしいです。そ
してどの企業か選ぶ時にはまず自分の興味あること、できないかもしれないけどやってみたいと
思える企業を探して先生とも相談するといいと思います。わからないことがあれば、自分で調べ
実際に先輩に質問することも良いのではないかと思います。今しかできないことを今やっていく
ことが大切です。
- 206 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M015
窪田
有起
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私はインターンシップ就業体験発表会に参加し、8 人の方の体験発表を聞きました。短大生だ
けではなく、大学生や専門学生など様々な年齢の人が発表会に参加していました。私はオレンジ
マートでインターンシップをしましたが、他の全く違った仕事内容の企業に参加した人の発表を
聞いて、驚くことがたくさんありました。
例えば、高岡法科大学の本吉遥さんの、となみ衛星通信テレビの体験発表では、取材から、映
像作成、放送原稿作成までを体験し、その過程でインタビューする難しさや、コミュニケーショ
ン能力が必要なことが分かりました。また、富山高等専門学校の酒匂祐太郎さんの、株式会社日
本オープンシステムズの体験発表では、情報システムに関することや、ソフトウェア開発など
様々な出来事を、とても詳しく説明していました。何の知識もない私でも理解することができた
ので、とても分かりやすい説明だったと思います。
そして、8 人の発表内容を聞いて思ったことは、どんな仕事をするにしても、コミュニケーシ
ョン能力が一番必要なのだと思いました。それは、私のインターンシップの体験からも学んだの
で、今回のインターンシップ就業体験発表会で、改めて実感しました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、将来自分が企業に就いたときに、すぐに役立てるよう、社会勉強しておきたかったので
インターンシップに参加しました。私の企業では 10 日間ありましたが、開始 3 日間はイメージと
のギャップに苦しみました。アルバイトとは違い、責任感、仕事内容も全く違い、とても大変でし
た。しかし、毎日仕事を続けるうちに、だんだん自信もつき、自分は必要とされているのだと思
い、迷惑をかけないよう精一杯頑張りました。
インターンシップでは、業務以外に、相手の気持ち、自分に欠けているところ、自分が得意な
ことなど、様々なことが分かると思います。またインターンシップに参加することで、自分には
どんな仕事が向いているのか、どんな仕事が向いていないのか、発見できると思います。
私にとって 10 日間は、本当に大変でしたが、インターンシップに参加して、たくさんのこと
を学ぶことができ、成長したと思うので、参加してよかったと思います。
- 207 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M053
山口
祥子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
12 月 6 日に高岡法科大学でインターンシップ就業体験発表会があり、大学や短大などから選出
された8人の発表を聞きました。研修内容を日程に合わせて、その日の出来事をとても分かりや
すく説明していました。また、高専の発表者は化学式を使って説明しており、レベルの違いに驚
きました。財団法人とやま国際センターで就業体験をした発表者は共生社会、マイノリティーに
ついて発表しており、関心を持ちました。となみ衛星通信テレビ株式会社で就業体験をした発表
者の発表では、インタビューは相手のことをよく知ることが必要であること、放送原稿は少ない
文字数でどのように情報を伝えるか、常に情報を受け取る側のことを考えて伝えているというこ
とを知ることができました。他の発表者の、仕事選びのポイントで、やりたいことができる、自
分が成長することができる、特技を生かすことが出来るということにとても感心し、参考にした
いと思いました。発表者の研修先はテレビ関係や情報関係など様々ですが、皆コミュニケーショ
ン能力が大事であると述べていました。私もインターンシップに参加して、お客様や周囲の様々
な年齢層の方たちと接する上でコミュニケーション能力が必要だと感じていました。このインタ
ーンシップ就業体験発表会で改めてコミュニケーション能力の大切さに気づき、残りの短大生活
でコミュニケーション能力を養っていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は人と接することが好きで、その中でもホテル業に就きたいと考えインターンシップに参加
しました。私が就業体験で最初に感じたことは、働くということがいかに大変であるかという
ことです。働くことに対してこれまで持っていた自分の考えがどんなに浅はかだったか身をも
って知りました。それと同時に楽しみながら働くということが大切であると学びました。自分
自身も楽しみながら働くと仕事をすることが苦痛でなくなり、もっと学びたいと思うようにな
りました。また、学校で得たビジネスマナーなどの知識を上手く活かすことができず、普段か
ら目上の方に対して敬語を使い、慣れることも大事だということに気づきました。この就業体
験は、今までの自分の意識を変える良い機会となりました。インターンシップは、大学の座学
では得られない実践に基づいた知識を学ぶことのできるまたとない機会です。就業意識の向上
にも繋がるのでぜひ参加してみてください。
- 208 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M054
山田
彰子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
高岡法科大学で、県内の大学などの代表者8名の発表を聞きました。発表者の皆さんは、各
大学の代表の方なのでパワーポイントのつくり方や、話し方など素晴らしかったです。テレビ
局、北日本新聞、科学センターなど様々な業種の就業体験を聞くことができました。富山県立
大学や富山高等専門学校の方は、それぞれの専門分野の発表をされており、普段聞いたことの
ないような分野の話を聞くことができました。株式会社北日本新聞で就業体験された、富山大
学の正木麻由さんの発表がとても分かりやすくて印象的でした。記者の仕事は時間との勝負で、
1分でも期限に間に合わないと、その欄が白紙になってしまうことに驚きました。社会人にと
って時間厳守は学生以上に重要なのだなと、厳しさを感じました。
様々な業種の発表を聞いて、働くということは大変なのだと改めて思いました。どのような
仕事でも、手を抜仕事だと思いました。また、職場での良好な人間関係を保つためにもコミュ
ニケーションをとることは、どの業種にとっても大切なことだなと思いました。そして、イン
ターンシップに参加することをゴールにするのではなく、研修を通して学んだことや考えたこ
とを、就職に活かせるように努力をすることが大切だなと感じました。様々な大学の8名の方
の貴重な就業体験を聞けて良かったです。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加し、就業体験することで学ぶことがたくさんありました。社会に出て
働くということは、想像以上に大変でした。私はホテル業で就業体験させていただきました。常
にお客様の気持ちになって物事を考え、最高のおもてなしをするという、接客業の難しさを思い
知りました。また、誤った言葉遣いや様々な知識不足という、自分の能力の無さを実感しました。
私はインターンシップに参加して、慣れないことばかりで戸惑うこともありましたが、それ以上
に得ることが多かったので、参加して良かったと思っています。インターンシップは、自分の職
業適性についても考えることができる絶好の機会だと思います。また、社会人としてのマナーや
言葉遣いなど、授業で習ったことを確認することができます。インターンシップに参加して得る
ことはたくさんあると思うので是非参加してみると良いと思います。
- 209 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M104
晴柀
菜摘
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ発表会を聞いて、たくさんのことについて学べました。
8 名の学校代表が発表される中で、発表に力を入れている部分が学校ごとに違うとゆうことに気づ
きました。富山大学、富山高等専門学校(射水キャンパス)、富山県立大学、富山短期大学などは話し
方に気を配っていて、その他の学校は自分が体験した内容や体験を重視して発表していました。発表
する上で、」どちらも欠かしてはいけませんが、やはり相手に伝えようとする気持ちがないと、どんな
素晴らしい内容もダメになってしまうので、伝えようとする姿勢を持つことはとても大切だと思いま
した。
また、どこの学校も共通でこれから働く上で大切なことは「コミュニケーション能力」と「あいさ
つをすること」としていました。どちらも一般常識であり、個人の専門能力などより、まず身近なこ
と、つまり人としての常識を大切にすることが、今後社会人として生きていく上で最も重要なことな
のだと感じました。
コミュニケーション能力はつけようと思ってできるものではなく、やはり普段から人と接するとき
に少し意識を変えることから始めなければならないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
自分の少しでも興味のある仕事がある人、また、たとえ興味がなくてもインターンシップを行うべ
きです。インターンシップを行うことで社会勉強や、自分の興味のある仕事をじかに肌で感じること
ができるなどメリットが多くあるからです。
インターンシップをすることで今まで気づかなかった自分が見えてきます。私はずっと憧れていた
仕事を実際に、インターンシップを通して体験させていただきましたが、自分にはあまり合っていな
いと気づくことができました。もしインターンシップを行わず、いきなり何の体験も無くその仕事に
就いたとしたら、私はその仕事を辞めていたと思います。
インターンシップは自己分析になると思うので、積極的に体験してみてください。必ず今後の就活
に役立ちます。
- 210 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M101
畑
啓子
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
県内就業体験発表会では、8 名の方が発表を行い、各々が様々な業種の職業を体験していて、
その貴重な体験を聞くことができました。
ある 1 人の発表者が企業選びのポイントについて述べていました。それは、「日々自分が成長
できること」、「特技を活かせること」、「やりたいことができること」、「趣味と仕事の両立が出来
ること」の4つです。私は企業を選ぶ以前に、自分の趣味や特技が見つからず、面接で聞かれた
らどうしようかと思っていたので、まずは自己分析からはじめなければなりません。今更だとは
思いますが、短大生活やアルバイトなどを通して、自分のPRポイントは何なのかを考えていき
たいと思いました。受身ではなく、自分自身が積極的に動かなければ何も学べないことを実感し
ました。
また、インターンシップは体験するだけで終わりではないことに気づきました。インターンシ
ップ後に、日誌や日報を書いたり、後期の授業でのパワーポイントの作成、学内・県内の発表会
へ参加したりと、事後の活動の方が多いことです。このような活動に取り組むことによって、達
成感を得ることができたとともに、体験内容を人に伝えることによって、自分自身の経験を振り
返ることができたと感じました。
私は接客業に興味がありますが、今回の発表会に参加して多くの発表を聞いて、他の業種にも
目を向けるきっかけとなりました。今後、企業研究をする際は、接客業だけにとどまらず、製造
業など、もっと大きく視野を広げていき、自分に合う業種を見つけたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
できるだけ多くの方がインターンシップに参加することを望みます。私は、第一希望の企業で
体験できましたが、自分が希望する業種に行けなくても、働くことの大変さややりがいを体験し、
企業の仕組みや人間関係を学べます。どの企業においてもそのような体験をすることができます。
もしかしたらその業種に興味を持てるかもしれません。そうなれば就職活動の視野を広げること
ができ、新しい自分を発見できるきっかけにもなります。だから自分の希望通りにならなくても、
精一杯頑張ってほしいと思います。また、レポートや発表会など、何かと大変かもしれませんが、
この取り組みも皆さんにとって貴重な経験になることは間違いありません。インターンシップに
参加することで、多くのことを経験し、自分自身の成長を実感してほしいと願っています。
- 211 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M017
酒井 麻菜美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、就業体験発表会で大学生や短大生、専門学校生などの 8 人の発表を聞きました。様々な
企業でのインターンシップでの発表を聞くことができました。インターンシップに参加した多く
の学生の代表として発表しているだけあって、8 人ともはきはきと話していて聞きやすく、落ち
着いて発表していました。パワーポイントも分かりやすく、とても素晴らしい発表であったと思
います。
発表を聞いて、やはりどの仕事においてもコミュニケーション能力が必要であるということ、
また、責任を持って仕事することが重要だと感じました。
富山県環境科学センターやアイシン軽金属株式会社などでインターンシップを行った人の発
表では、自分には全く馴染みのない難しい話をしていて、とても驚きました。
自分もインターンシップに参加したので、発表者の人と共感する点もあり、自分が感じたこと
とは異なる点もあり、新しい発見がありました。今回いろいろな人の発表が聞けて大変参考にな
りました。
発表会の後の特別講演では、コカ・コーラ社長の稲垣さんの話を聞き、経営の上で大切にした
いことなど、学ぶことが多くありとても勉強になりました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、ホテルで 10 日間のインターンシップを行い、普段できないような貴重な体験をたくさ
んさせていただきました。どうしてホテルでインターンシップをしようと思ったかというと、お
客様に対するおもてなしの仕方など、接客について学びたい、また、社会人としての基本的なル
ールやマナーを学び、身に付けたいと思ったからです。
ホテルでは、宿泊・婚礼・企画といった様々な仕事を体験させていただき、どのような仕事が
自分に合っているのか考えることができたし、どの仕事もそれぞれ大事な仕事であり、精一杯取
り組まなければいけないということを感じました。インターンシップを通して、今までの自分の
考えの甘さに気が付き、自分はまだまだ未熟であるということを強く感じました。
現在、将来どんな仕事に就きたいのかが、決まっていない人や悩んでいる人が多いと思います。
インターンシップに参加することで実際に企業で働くことの厳しさが感じられ、進路について考
えるきっかけになり、就職活動をする上でとても役に立つと思います。
アルバイトの経験がある人はたくさんいるけれど、インターンシップではアルバイトとは違っ
た体験ができると思います。皆さんも是非インターンシップに参加してほしいです。
- 212 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M021
澤井
瑛里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表に参加して、将来自分自身が働き社会と関わっていくというこ
とについて考えを深めることができたと思います。
どの発表を聞いても、仕事に対して真剣に取り組みひとつひとつの仕事をきちんとこなすこと
が大切だということが重要なのだなと感じました。またすべての仕事をきちんとこなすためにも
チームワークを大切にし、情報のやり取りをスムーズに行っていくことが仕事の効率化にもつな
がるのだと気づくことができました。
私自身もインターンシップを通して、自分の考えていることなどを相手に正確に伝えることは
自分が思っているよりも難しいと感じており、これから身に付けていかなければならない能力で
あると思いました。そして自分の伝えたいことを伝えるだけでなく、周りの人としっかりと挨拶
をかわし、日頃からコミュニケーションをとっていくことも重要であると感じました。
また、発表のなかで「自分のした仕事すべてに責任を持つ」という言葉が特に印象に残りまし
た。どんな単純作業でも気を抜いてはならず、プロの世界の厳しさや求められるものの違いを感
じました。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社
代表取締役社長
稲垣
晴彦さんによる特別講演では、
「結果の本質を探す」という言葉が特に印象に残りました。結果を出そうとする思いが強くなけ
れば答えは出ず、仕事に対してのこだわりや情熱を持ち続けることが大切なのだなと思いました。
私も仕事に対して自分なりの考えを持ちながら仕事をし、自分の仕事に誇りを持てるようになり
たいです。
今回のインターンシップ就業体験発表会と特別講演で学んだことを、今後の就職活動に活かし
ていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、学校の授業やアルバイトでは学ぶことのできない様々なことを体験す
ることができました。
私はホテルでのインターンシップを体験したのですが、そこではお客様のことを考えて行動す
ることや笑顔でお客様と接することの大切さ、ホテルの裏方の仕事についてなど多くのことを学
ぶことができたと思います。
また、インターンシップを通して今の自分に足りないものは何かを知り、今後の学校生活をど
う過ごしていくべきか考えるきっかけにもなりました。
インターンシップを経験して新たに知ることや感じることはたくさんあると思います。みなさ
んもぜひインターンシップに参加して、多くのことを吸収してください。
- 213 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M089
谷
理穂
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
職業体験発表会での8名の発表中、北陸職業能力開発大学校応用課程生産電子システム科の今
井裕輔さんの発表がとても印象に残りました。
今井さんは、地元で自分が所属しているバスケットボールクラブと仕事を両立したいと考えて
おり、地元にある企業で「北星ゴム工業株式会社」に研修先を決めたのですが、この企業がイン
ターンシップを行う企業の中になかったため、学務課の人に協力してもらい、インターンシップ
に行ける事になりました。このことから、今井さんは自分の将来についてとても真剣に考えてお
り、それに比べ私は、インターンシップを行う企業の中で限定して研修先を決め、気になる企業
などを調べることもしなかったので、これからはもっと自分の将来について視野を広げて考えて
いかなければならないと思いました。また、就職活動をする上で積極的に行動することはとても
大事になってくると思いました。
今井さんはインターシップで自分を見つめ直すことができ、成長することができたと言ってい
たのですが、私もインターンシップを終えて自分を見つめ直し、今後の課題などを見つけること
ができたので、その言葉に共感することができました。私もインターンシップに参加して本当に
良かったと思いました。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長である稲垣晴彦さんの特別講演で特に印
象に残った言葉は「難しい問題に出会ったとき、できない言い訳を考えるのではなく、必死に答
えを考える」ということです。今までの私はどちらかと言えば、困難に立ち向かうというよりは
避けてきたので、これからは、難しい問題に対しては必死に考え、困難に立ち向かっていきたい
と思いました。
また、稲垣社長は、新種のウニということで将来社会に出てもトゲを折らないためには、外側
だけではなく内側にもトゲをつくるべきだと言っておられました。人それぞれ違うと思いますが、
私はこの言葉を、いくら外見を正しても中身がきちんとしていなければだめ、また、結論だけ出
しても、その結論を導き出すための過程が大切であると捉えました。今後は、外側だけでなく、
内側のトゲをつくるためにも、一つ一つのことに真剣に取り組み、また必死に考えるといった努
力をしていきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターシップは自分を見つめなおし、成長することができるとても良い機会だと思うので、
積極的に参加してほしいです。また、インターンシップを行う企業の中に自分の興味がある企業
がなかったとしても、そこであきらめるのではなく、インターネットなどで自分が興味のある企
業を探し、先生や事務の方に相談するなど自分で積極的に行動して、研修できるよう努力してほ
しいです。
- 214 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M112
宮下
奈津希
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では、専門学生や大学生、短大生など様々な学校の人が様々な企業での就業体
験を発表してくれたので、大変勉強になりました。
特に私が興味を持った話は、北日本新聞社での体験発表でした。新聞記事を作るにあたっては、
5W1H を意識してインタビューをすることがまず基本で、それ以外にも、時間との勝負である
ことや、分かりやすく親切に「伝える」こと、何にでも積極的になり様々なことに興味を持つこ
となどが重要だそうです。
発表者はまた、長期循環型インターンシップに参加し、自身の体験を中学生に伝える中で更に
考えが深まり、自身の今までを振り返ることができた、と話していました。
次に興味を持った体験先は、北星ゴム工業株式会社です。建材関連や新幹線の窓枠等の生産を
しています。仕事の中で大切なことは、裏付けるデータをしっかり取ることや、単純作業でも手
を抜かないことなどだそうです。この会社では、挨拶がしっかりとされていて、整理・整頓・清
掃も見事にされ、また、みなさんが親切であることに感心したということでした。インターンシ
ップを通して、自分自身を見つめ直し、成長できるきっかけができたと話していました。
今回のみなさんの発表を聞いて、私も共感できる部分が多くありました。なかなか訪問する機
会がない企業へ行かせてもらったり、そこで貴重なお話を聞かせていただいたりと、私にとって
プラスになる体験ばかりでした。
実際に会社の雰囲気を肌で感じることによって、自分に合った仕事は何か、やりがいを見出せ
る仕事場なのかなど、もっと真剣に将来を考えなければいけないと思いました。インターンシッ
プをきっかけに、挨拶や言葉遣い、思いやりの心やコミュニケーションが大切であることも、改
めて感じることができました。この貴重な経験を忘れず、将来に繋げたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを体験してみて、自分自身にこの仕事が合っているのかいないのか、という
ことをしっかりと考えることの大切さが分かりました。私は、インターシップを体験する前まで
は、事務の仕事に就きたいと思っていました。しかしながら、体験してみて、インターンシップ
先の方にコミュニケーション能力があるね、と言われ、私は人と関わる仕事が好きであり、接客
する仕事が向いていると思いました。実際に体験し、自分に合っていることや合わないことを、
身をもって感じることができたので、参加して良かったと思いました。皆さんも是非、参加して
みて下さい。
- 215 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M033
土井
麻里亜
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表を聞いて、8人の発表者が共通して言っていたことは、挨拶やマナーの大切さ、
コミュニケーション能力の必要性であった。どれも、円滑な人間関係を築くための内容で、仕事
をする上で人間関係はとても重要だということが分かった。
企業によって雰囲気も様々だと思った。例えば、社員個人が集中して行う仕事や、社員の外出
が多い企業は、比較的静かな環境だという。また、整理・整頓・清掃を徹底している企業や、仲
間を大事にする企業もあるということが分かった。
専門分野での仕事は、とても難しそうで、発表者の「学校での授業は基本。企業での仕事は応
用。基本が身に付いていないと、仕事ができない。」という言葉が強く印象に残っている。
特別講演では北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長の稲垣氏の話を聞いた。こ
の会社では、組織上、年齢に関係なく能力別で力を発揮するシステムを採用しているようだ。そ
れは、若い世代にもチャンスが多くあり、社員全体のモチベーションも向上すると思うが、同時
に能力別というところに少し不安を感じた。その不安を取り除くためにも、授業に真剣に取り組
んで、1つでも多くの知識を吸収していかなければならないと思った。
人生においての時間について、“ライフ ワーク バランス”という言葉がある。「“ライフ”と
“ワーク”を分けて考えるのではなく、“ワーク”を充実させれば、無駄な時間は無くなる。」と
いうことを聞いて感動した。人生において仕事が占める割合が高いことに気づき、改めて自分が
本当にやりたいことを見つけることが重要だと感じた。
その他にも、「人と同じことをする必要はないが、自分の外側にとげを持つなら、内側にもと
げを持つ必要がある。」や「本質を知るためには、歴史を学ぶこと。」など、参考になる話が聞け
て良かった。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、学生生活では経験することのない出来事と直面する。それに対して、
自分でいろいろと考えたり、悩んだりすることで、自分を成長させることにつながったし、社会
での自分の存在がどんなものなのか感じることができた。また、興味のある業種を体験するのも
いいが、あえて自分が苦手だと思う業種に挑戦してみることも、新しい自分を発見するチャンス
だと思う。
インターンシップで経験したことや、学んだこと、感じたことは、必ず自分にとって糧になる。
だから、この機会を社会人になるためのスタートラインに立ったと考えて、社会の様子を知るた
めの時間に使って欲しい。
- 216 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M096
中谷
真由美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、就業体験発表会で 8 人の体験発表を聞きました。
財団法人とやま国際センターの発表は、私が思いつかないようなや考え方だったのでとても新鮮
でした。英語教育の重要性も改めて感じることができたと思います。また、マイノリティーにつ
いてももっと考えていかなければいけないと感じました。自分自身の立場が変わってからでなけ
れば気づかないかもしれません。けれど、普段からもっと意識して生活していけるように頑張り
たいです。
砺波衛星通信テレビ株式会社の発表はインタビューの仕方がすごくよく分かりました。インタビュ
ーする側も、される側も気持ちよくインタビューできるのは当たり前のようで難しいことだと思いま
す。普段はインタビューなんてしないけれど機会があったらこの発表のことを思い出して実践したい
と思いました。
ラジオ高岡の発表は学内発表の時にも聴きましたが、納得できる部分が多かったと思います。
「自分ができることは何なのか」を知りたいという強い気持ちが伝わってきた。
チラシを配るなど、普段何気なく見かけることも、実は、そう簡単なことではないことが分かっ
た。自分も行動するときはただやるだけではなくて、もっと考えて行動していきたいと思いまし
た。社会人としての常識を身に付けることについては、自分にも足りないところがたくさんある
と思いました。そのため、これからの学生生活の一日一日をもっと大事にしていきたいと思いま
した。また、試行錯誤重ねていくことも大切だと思い、もっといろいろなことに積極的に挑戦し
ていきたいです。
北星ゴム工業株式会社
生産技術部の発表では、挨拶などの社会人としての常識的なことの大切さ
が改めて分かりました。
「何事にも常に慎重に」というのは今の自分にはできていないことだと思いま
す。また、誇りと責任感、積極性や様々なことに興味を持つことも今の自分にはないものだと思いま
す。これから常に意識して生活していけるようにしたいと思います。
(株)日本オープンシステムズの発表は、聞いていてとても驚きました。自分と同じ年代の人でこの
ような仕事を体験しているなんて思ってもいませんでした。特に、引継ぎで相手に自分の仕事を的確
に伝えなければいけないので、コミュニケーションの大切さを再認識できました。
北陸コカ・コーラボトリング株式会社
代表取締役社長の稲垣晴彦氏の講演も就職活動生かしてい
けるお話でした。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップ研修では、普段の学校生活では体験できないことを体験できるとても良い機
会だと思います。働いてみると裏方の仕事など、利用する側の目線では分からなかったことも実
際に体験するとよく分かりました。特に、就職活動への意識も高まるので積極的に参加してほし
いと思います。
- 217 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M050
村井
亨
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、高岡法科大学で行われた就業体験発表会で、8 名の体験発表を聞きました。発表者は大
学生だけでなく、専門学校生や留学生もいました。メディア系の会社で体験をした人が 3 人いま
したが、それぞれテレビ・ラジオ・新聞と、様々なメディアだったので、新鮮に聞くことができ
ました。また、科学あるいは化学系の会社で就業体験した人もいて、幅広い職種について知るこ
とができ、自分の視野も広がりました。
発表では、各自が体験した業務や学んだこと、今後の展望などを独自のプレゼンテーションで
説明していました。事前に学内で富山短期大学生だけの発表会があり、その後、他校の人たちの
インターンシップ就業体験報告という名のプレゼンテーションを聞けるとのことで、たいへん期
待し、傾聴することができました。
発表者の中で、北日本新聞社で就業体験をしたという富山大学の正木麻由さんが、とても印象
に残っています。新聞社での取材、原稿の作成などの体験から学んだ、
「時間との勝負」
「緊張感」
「わかりやすく親切に伝える」という 3 点があり、特に「わかりやすく親切に伝える」は、発表
を聞いていて実感できました。また、これらは社会に出てから重要になってくることでもあると
思うので、とても参考になりました。
今後は、この就業体験発表会に参加して 8 人の発表を聞いたことで学んだことを学生生活や就
職活動に活かしていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加することで学ぶことはとてもたくさんあります。まず、インターンシ
ップは、働くということを実際に体験することで自分の将来について決める、考える良い機会で
す。働くということについては、アルバイトをしている人が多くいると思いますが、企業で働く
のとでは責任の度合いが違ってくるので、社会に出る前に責任感というものを体感するのは大切
だと思います。そして、インターンシップに参加した人たちが必ずといっていいほど口にするこ
とは、「コミュニケーション能力」の重要性です。コミュニケーション能力は、いわゆる社交性
ですが、実際に企業で働くことになると、老若男女問わず、様々な人たちとコミュニケーション
をとる機会が増えます。働く上でのコミュニケーションは、接待や営業、電話対応など多くあり、
それらは個人あるいは企業の信用に繋がります。
学生生活において、学業が大切なのはもちろんのことですが、それ以外にもサークル活動やボ
ランティアなどで人と関わる機会を増やすことも大切です。何事にも積極的に取り組むことを心
がけましょう。
いろいろ経験することは自分の成長に繋がることであり、いつか必ず役に立つ日が来ると思い
ます。
- 218 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M088
杉本
里奈
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は発表する立場として緊張していたが、その緊張を忘れる程、他の発表に聞き入っていた。
専門分野での自分の得た事を次々と述べ、聞き手側を引き込む話術に長けていた。私の能力の足
らなさ、未熟さを感じた。
そして発表者の中でも富山大学人文学部人文学科 3 年正木麻由さんの発表は、理解しやすく、
聴衆を惹きつけるものであった。スライドもさることながら、その発表の仕方から、四年制の大
学のレベルを見せ付けられた。
そこから得られる事は、正木さんがインターンシップで得た事である「時間との勝負」
「1 つ 1
つに細心の注意を払うという緊張感を持つこと」「わかりやすく、かつ親切に『伝える』」という
事である。また、これらは人文学を学んでいる正木さんだからこそ気づける事であり、発表し聴
衆を惹きつけることができたのだと思う。自分の専門分野を、インターンシップ先に見出し、さ
らにそれを活かす事で自分の成長につなげるという過程も学ばせてもらった。
また、
「記者/ライター」は自分の志望職種であり、
「活字が持つ影響力」
「誇りと責任感」
「積極
的になる」「様々なことに興味を持ち、情報を吸収する」というスライドの文章が印象的であっ
た。自分の気持ちを表現し、なおかつそれが自分の独りよがりにならないように何回も文章を校
正するという作業には私が一番好きな作業であるからだ。不特定多数の人が理解しやすいと感じ
る文章を書くという業務を研修中に体験した正木さんにもっと話を聞きたいと感じた。
私の就職活動においての「自分の専門分野(やりたい事)」は何であるのかをよく考えたいと思
う。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私のインターンシップのテーマは「『自分にできること』とは何かを見つける」というもので
あった。5 日間という短い期間でありながら、そこから多くのことを得、可能性を広げ、学生生
活に活かす事ができるものとなった。
「テーマを持って取り組むことで、新たな可能性が広がる。」そう思い、個々のテーマを持つ
ことで、例えどんな期間であろうと、得るものはたくさんあると思われる。ただ言われた通りに
何も思わぬまま研修期間を過ごしても、それではただの宝の持ち腐れである。インターンシップ
に参加できる学校、自分を受け入れてくれる企業にありがたみを覚えてほしい。細かい話となる
が、研修中にメモを取る事が出来ると感じたのならば、すぐにメモを取ることを勧める。研修先
の企業の方が言われている事をメモすることも大事であるが、自分が感じたことをメモする事も
大事である。そのメモを日誌に書き直すことによって、得られるものは倍増する。
- 219 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M046
堀田
麻美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、就業体験発表会で 8 人の発表を聞きました。大学や専門学校、短大など様々な分野を体
験してきた人たちの発表を聞くことができました。短大では金融系やホテルなどの研修発表が多
かったですが、この発表会ではテレビ局や工業、環境や情報関連など幅広い分野の企業での研修
発表を聞くことができました。写真や画像を入れてイメージをし易くする工夫や、実際の調査過
程や仕組みなどを説明しているものもあり興味を抱きました。たとえば、となみ衛星通信テレビ
株式会社の発表では、言葉だけでなく服装について画像を用いていました。さらに、原稿は実際
の原稿の写真を用いて説明をするなどの工夫がされており、今後の参考にする点が多かったです。
8 人それぞれのまとめ方がありましたが、いずれも研修してきた内容がよく分かる内容だった
と記憶しています。インターンシップに参加することで、コミュニケーションの重要性や、積極
性などを学べる以外にも学校では体験できないことが学べるとても良い機会だと改めて感じま
した。各企業での研修発表を聞いて、それぞれの人が自分の強みを活かし、活躍できる企業があ
ると感じました。私も、就職活動の際には狭い視野で企業を探すのではなく、広い視野を持ちい
ろいろな企業に目を向け、興味を持っていきたいと思いました。
北陸コカ・コーラボトルリンク株式会社の講演では、多くの人にどうやったら飲んでもらえる
かを考えることや、年に 2 回自分の行動などを 1 時間ほどかけて発表し、人の能力を高める努力
をしておられることを知りました。また、仕事に対する姿勢は「仕事を充実させたいという思い
を持つこと」や、「どのように仕事・組織と関わっていくのか」ということを学びました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップでは、自分に不足している能力やコミュニケーションの大切さなどを学ぶこ
とができました。新たな環境での研修はとても新鮮で、自分の適性や新たな発見もすることがで
きました。また、就職活動に向けての良い刺激や、参考になりました。
私は、ホテルの研修に参加しましたが、事前のイメージとは大きく異なる点に衝撃を受けました。
実際に仕事をさせていただくと、とても大変でした。たとえば自然に創り出す笑顔や気配り、一
日を通した体力の配分、そしてお客様に満足していただくための知識を必要とする仕事でした。
しかし、たくさんの人と関わりを持つことができ、感動を得られる仕事でした。授業で学んだ、
マナーや言葉遣いなどはあまり上手く使うことができなかったので、改めて学び直すべきだと思
いました。このようにインターンシップに参加することで、実際に仕事を体験し多くのことを学
べると共に、授業で学んでいることを実践できるので、就職活動を始める準備段階として、意識
を高めることができる良い機会だったと思います。就職活動の参考と自分が成長できるものだと
思うので、ぜひ参加して欲しいです。
- 220 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M051
村上
梓
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は今回インターンシップ県下合同発表会に参加し、8 人の研修報告を聴講しました。研修期
間が短いにもかかわらず、企業の方から教わった仕事内容を行うだけでなく、実行してみて失敗
する箇所がある場合は、自分なりに工夫し実践した発表者もいて素晴らしいと思いました。いず
れの発表者も、職場の人や仕事先の人々との関わりが多くあったことが分かりました。コミュニ
ケーションをとる方法を紹介している発表者もおり、これに関してはまず共通の話題を見つけ、
そこから目的・目標の方向性を統一することで協調性が生まれ、職場全体に一体感が生まれるこ
とを知り得ました。
また生産分野では、細かい作業ほど慎重かつ丁寧な作業が求められるようです。これを疎かに
すると不良品が発生し、重大な社会問題に発展してしまうことを懸念した発表者もいました。こ
れらを未然に防ぐためには、データで裏づけしておくことの大切さも学びました。これらの発表
と、私が今学んでいる勉強、そして今夏に自身が体験したインターンシップを活かせれば、大き
な成果が得られると期待しています。
また今回、北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長の稲垣晴彦氏の講演も聞き、
初めてコカ・コーラの商品にこめられた思いを知りました。まず、飲料水をどうすれば飲んでい
ただけるのかというアプローチから始まり、自動販売機を設置する場所、人の生活行動を小さな
エリアで把握する努力の重要性を知りました。さらに、生産工場を集中化させることで、効率的
に企業を世の中に広めることができることを知りました。どのような売り場を提供するのかを
日々考察し、小さな商品で大きな価値と満足を提供するために、常に行うべき点を探し実行する
事業内容の重大性に大きく共感を得ました。講演を通じて、歴史から事実を学び、反省から本質
を知ることでそれらに対応するという「行動力」の重要性を、改めて実感することができました。
8 名の研修報告と稲垣氏の講演を聴講したことで、就職活動を目前に控えた今、自分自身を見
つめ直す機会になったことが大きな収穫でした。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私がインターシップに参加した目的は、社会人としての基本的なマナーとコミュニケーション
スキルを向上させることでした。ホテル業を通じて、実際にお客様とコミュニケーションを取る
ことは想像以上に難しかったと記憶しています。言葉遣いや気持ちの伝え方ひとつに関しても、
「気配り」や「心配り」が求められることを学びました。
10 日間の研修を通じて、これから就職活動に向けて課題が明確になりました。自分の弱さを克
服する意味で、今回の体験は非常に価値のあるものでした。1 年生の皆さんには、同じような感
動を覚えて欲しいと願い、強く参加を勧めたいと思います。
- 221 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M035
中瀬
貴裕
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
この発表会に参加して、8 つの高等教育機関の発表を聴きました。私もインターンシップに参
加しましたが、発表していた学生は、私よりもしっかりとした目標を持って参加して、多くのこ
とを学んでいました。発表者した学生は皆、自分の今後の進路についてもしっかりと考えており、
富山高専の学生は、専門的な体験をしていました。自分も負けていられないと感じました。以下
は、それぞれの発表について説明します。
富山国際大学の任多姃さんは、富山国際センターへ就業体験に行ったそうです。彼女は韓国か
らの留学生で、日本人と自分との間に文化の壁を感じていたそうです。共生社会を築くために何
をしたらよいか学びに行き、英語教育の普及、日本の正式な場でのマナー、言葉遣いを学び、多
くの人に国際交流へ関心を持って欲しいと言っていました。私は、国際交流に今まで関心があり
ませんでしたが、グローバル化が進んでいる現在では、英語等の外国語はしっかりと勉強してお
くべきだと感じました。
高岡法科大学の本吉遥さんは、砺波衛星通信 TV 株式会社で就業体験をしたそうです。番組制
作、取材、映像・放送作成、番組収録などを行い、彼女はカメラアシスタントとして保育園でイ
ンタビューを行い、相手のことをよく見て、自分との共通点を探すことがコミュニケーションに
は大切だと言っていました。コミュニケーション力を取るための具体的な方法を学んで、すばら
しいと感じました。
富山高等専門学校 2 人目の酒匂祐太郎さんは、日本オープンシステムズで、ソフトウェアの開
発を行ったそうです。ベテラン社員の教育がしっかりとしており、責任感のあるよい企業だと語
っていました。企業をしっかり見るという意味でも、インターンシップに意味はあるようです。
その良い環境で、顧客から仕事を請け負う大変さ、学校で学ぶ内容はあくまで基礎で、しっかり
と経験を積む必要があると感じたようです。しっかりと企業を見て、自分についても振り返って
おり、優秀な方だと感じました。
富山大学の正木麻由さんは、株式会社北日本新聞社で、記者、編制、営業局、メディア情報局、
事業局などの仕事を行ったそうです。取材をするためにコミュニケーションを取るのは大変で、
原稿にも時間制限があり、書いても添削を受けて書き直さなければならず大変なようです。イン
ターンシップの後、「14 歳の挑戦」の手伝いもされたそうで、他の人より多くの体験を積み、仕
事に誇りと責任を感じたそうです。
<インターンシップを終了して後輩たちへのメッセージ>
インターンシップでは、アルバイトよりもコミュニケーションの大変さ、責任を持って仕事を
することなど、多くの経験をすることができるため、絶対に参加することを皆さんに勧めます。
ただ参加するのではなく、自分が体験したい業種を選び、理想と現実を比較することが大切です。
事後のレポートも丁寧に書いて、自分の考えをまとめてはじめて意味のある体験になると思いま
す。
- 222 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M037
西嘉山
望美
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は就業体験発表会で高等専門学校生2名、大学生6名の体験発表を聞いてきました。発表者が研
修した企業は偏りが無く、就業体験について幅広く知ることができました。
8人の発表を聞いて、様々なことを学ぶことができました。社会人として服装は、TPOをわきま
えるためにフォーマルとカジュアルの間の服装をすること。会話をしてコミュニケーションをとると
きは、自分と相手の共通点を見つけること。受身姿勢にならず、積極的になること。仕事をする際に
単純作業でも手を抜けないこと。作業をするのが複数人であればあるほど、初期設定を詳しくしてお
くこと。挨拶や社内の環境で会社の印象が決まること。顧客から仕事を請け負う責任の重要さを学び
ました。また、就職活動の面接では、1人よがりにならずに、会社側に自分のことを知ってもらえる
ように積極的にアピールすることが大切だと知りました。
8人の学生の発表のあと、
「活き活きとした会社を目指して」という題で、北陸コカ・コーラボトル
リング株式会社代表取締役社長の稲垣晴彦さんの講演を聞きました。これから社会へ出て行く私たち
に、
「部活を頑張りました」、
「アルバイトで人間関係を築いてきました」のようにほかの人と同じこと
をしない方が興味を持たれること、その会社の歴史を学ぶことが、本質を知ることだと教わりました。
今回の就業体験の発表、特別講演を聞いて、これからの自分の就職活動に活かすことのできること
をたくさん学びました。今の日本は就職氷河期とも言えるほど就職が困難な時代になってきています。
自分の就職したい会社に、どれだけ自分のことをアピールできるのかを今後の課題として、心がけて
いきたいと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加して、社会に出て必要になること、今の自分に足りないことなど多くのこ
とを学びました。1つの企業にしか行けないのは残念ですが、そのなかでも学ぶことはたくさんあり
ます。また、ほかの研修生の就業体験報告を聞くことで、自分が研修した企業以外のことを知ること
もできるので、ぜひ、インターンシップに参加してください。インターンシップに参加することで、
自分に合った職業は何なのか見つけることができると思います。
- 223 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M013
川尻
彩加
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
就業体験発表会では、県内の 8 高等教育機関から 1 名ずつの発表が行われました。各校の学生
の発表を聞いたことで、参考になることや新しい気づきも多くありました。
私とは、異なる学科の学生の発表だったので、それぞれの学科の特性を生かしたインターンシ
ップでの研修内容はとても興味深く聞くことができました。中でも、専門性の高い分野で新しい
商品の開発・設計などに携わり、実際の職員のような仕事を体験している人もいることに驚きま
した。そして、自分も社会で通用する知識や能力を身につけなければならないと強く実感しまし
た。
また、印象深かったのは、富山大学の正木麻由さんの発表です。私は、富山大学が実践してい
る“長期循環型インターンシップ”について、今回初めて知りました。インターンシップに行っ
た大学生が、そのインターンシップ先で「14 歳の挑戦」を行う中学生をサポートするというもの
です。企業目線で 14 歳の挑戦に参加できるので、自分の体験をもとに中学生にアドバイスをし
ながら、自身でも新たな発見を得られる画期的なプログラムだと思いました。このようなプログ
ラムを実施する大学が更に増えれば良いのではないかと思います。
特別講演では、北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役稲垣晴彦氏にご講演いただきま
した。会社を経営するうえで、社会に提供する商品、サービスの価値をいかに大きくしていくか
ということ、同じ職場で働く仲間との信頼関係を築くことの大切さについて深く考えさせられま
した。また、稲垣氏は、ワーク・ライフ・バランスのようにライフとワークを別々に考えるので
はなく、自分の人生を充実させるための仕事をみつけることが大切だと主張していました。さら
に、社会人として活躍するには、他の人には負けない自分だけの強みを持つことが必要だとも述
べていました。私は、自分だけの個性を身につけ、それを発揮できる仕事に就き、社会で活躍で
きる人材を目指したいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップを体験して、体験前の自分のイメージと実際に職場で働くことの間では、大
きな違いがあることを知りました。研修を終えて、自分の中の職業観は大きく変わりました。ま
た、社会人としてのあり方や責任の重さなど学んだことも多く、これによって視野を広めること
ができ、多様なものの見方をできるようになりました。
インターンシップは今後の自分の目標を具体的にし、そのために必要な準備を発見できる良い
機会になります。ぜひ多くの学生に参加してほしいと思っています。
- 224 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M105
日詰
茉里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
8名の発表者の中には文系や理系など様々な学部出身の方がいらしたので、他分野の企業のお
話を聴くことが出来ました。まず、北星ゴム工業株式会社で研修なさった今井佑輔さんの発表で
は、共感出来ることや参考になった点がいくつもありました。北星ゴム工業株式会社では、自動
車関連のゴム製品の加工が行われ、縁の下の力持ちのような仕事であることを知りました。今井
さんは作業を行う上で、データを取ることや製品に責任をもつこと、そして、単純な作業でも手
を抜かず慎重に行うことが大切だと感じたそうです。今井さんは、インターンシップに参加する
ことは自分自身と向き合うチャンスであると話されました。私も、インターンシップに参加して、
自分自身を見つめ直し、自分の適性を考えることが出来ました。
次に、株式会社北日本新聞社で研修なさった正木麻由さんは、姿勢が良く、ちょうど良い声量
で話され、とても良い発表でした。北日本新聞社では、越中座の見学や記者体験実習、また編成
本部、営業局、メディア情報局、事務局で実習があり、正木さんは、主に記者体験実習について
話されました。記者体験実習では、記者として取材をし、その後編集を行うという作業を行い、
正木さんはその中で、読者に伝える難しさに気付いたそうです。また、取材や編集を円滑に進め
るためには、「5W1H」を意識することが重要であることを教わったそうです。
インターンシップ発表後に行われた特別講演では、北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表
取締役社長の稲垣晴彦氏から、同社の概要や過去の変革、また経営上で大切にしたいことやこれ
から社会に出て行く人へのメッセージなど、多くのお言葉を頂きました。その中で最も印象に残
ったことは、「問題が起こるからこそ成長し、出来ないからといって諦めない姿勢が大切である」
と同氏が強調されたことです。ただ単に「出来ない」と言って諦めるのではなく、出来るように
なるために解決策を見つけ出すことが重要であると学びました。
今回のインターンシップ発表会で、発表者の様々な意見を聴くことによって、今まで自分が気
付かなかったことを数多く学びました。今後の学校生活や就職活動に生かしていこうと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップに参加し、多くの知識やマナーを身に付けることが出来ました。また、実際
に職場で実習を行ったことで、さまざまな視点から物事を捉えることが出来るようになり、何度
も新しい発見をしました。今後の就職活動に、大変役立つと思います。
- 225 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M085
渋谷
安莉沙
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
今回8人の方の就業体験発表聞いて、それぞれの発表者が学んだことは同じこともあれば、ま
ったく違うこともあり、それは職種や、どのような人に教えてもらうかでも変わってくるのだと
思いました。そして、さまざまな場所で多くの経験をすること、たくさんの人とコミュニケーシ
ョンを密に取ることで、多くのことを学ぶことができるのだと感じることができました。発表に
よっては、表現の仕方は違っていましたが、共通して「成長できた」と話していました。私は、
「成長」することは決して容易なことではないと思います。しかし、成長できたと話していた人
はもちろんのこと、8人の発表者の方全員から何かきらきらと輝くものを感じることができまし
た。
また、北陸コカ・コーラボトリング株式会社代表取締役社長の稲垣氏の話の中で、あきらめる
暇があったら考えること、「あきらめる」ということが無駄であるという風に話しておられまし
た。そして、WORK と LIFE を別ものにするのではなく、WORK を LIFE とすることが大事で
あるというこの 2 点の話しについてとても感銘を受けました。あきらめる暇があったら考える、
本当にその通りだと感じさせられ、今後に向けて私の中で何かが大きく変わったような気がしま
す。今後は、何事にも積極的になり、いろんなことに興味を持つことが大切であると思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、実はインターンシップに参加することを決めて少し経った頃、「やっぱり面倒だな・・・」
と思うことが何回かありました。しかし、今頑張らなければだめだ!就職活動の前に実際に社会
で多くのことを経験できれば、就職に必要な知識や技術など学ぶことはたくさんあるはず!と考
えました。今思えば、一瞬でも「面倒くさい」と思ったあの時の自分をとても恥ずかしく思いま
す。そして、私は今回、インターンシップに参加することで、自分自身を見つめ直し、普段の生
活からは決して見つけることのできなかった自分の新たな一面を発見することができました。ま
た、想像と現実は違うという、自分が就職について抱えていた疑問点を解決することができまし
た。また、辛い仕事もあり、いくつもの壁にぶつかることで、自分がまだまだ未熟であることを
思い知らされ、その反面、今後に向けて大きく成長することができました。
私がみなさんに伝えたいこと、それは今を大事に生きてほしいということです。今、この先の
ことを考えても、今を大事に生きていかないと明日は来ません。楽をしても何も良いことはあり
ません。何事も「面倒だな・・・」と思わずに、もし、思ってしまったとしても、その壁を乗り越
えて、明日に繋げてほしいと思います。
- 226 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M042
廣田
栞
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加し、8人の中で私は、北日本新聞社で研修を行った、
富山大学の正木麻由さんの発表が印象に残りました。
私も小学生の頃、北日本新聞社に社会見学へ行ったことがあります。マスコミの世界というの
は、1秒を争う世界です。「今日の新聞は、明日になればただの古新聞になってしまうんだよ。」
という社員の方の言葉が未だに忘れられません。正木さんの発表の中でも「時間との勝負」とい
う言葉がありました。しかしこれは、マスコミに限ったことではなく、一般企業においても時間
というのは限られたもので、たいへん大切となってきます。相手のことを考えて時間を守るとい
うのは、社会人としての最低限の常識です。時間は絶対に戻ってはきません。正木さんの発表を
聞いて、改めてそのように感じることができました。また、「正確な情報を伝える」とも言われ
ました。新聞の情報というのは、当たり前のように「正確なもの」だと思っていました。新聞と
いうのは、私だけでなく、多くの人が信用しているものではないでしょうか。しかしそれは当た
り前のことではなく、社員の方が「時間との勝負」の中で「正確なもの」を作っていく、並大抵
のことではない仕事だと思いました。
仕事というのは、一人ひとりの責任感はもちろん大切となってきますが、仲間はそれ以上に大
切となってきます。私にも様々な仲間がいます。高校時代を共にした仲間、現在短大生活を共に
している仲間、そして将来一緒に仕事をしていく仲間。どれもかけがえのない仲間だと思います。
そんな仲間達に常日頃から感謝して、これからを過ごしていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
インターンシップは、自分一人で出来るものではありません。担当の先生や、協力企業があっ
てこそのインターンシップです。私は「どうやったら感謝の気持ちを協力企業の方に伝えられる
か」を考えてきました。このインターンシップを就職活動に活かしていくこと、与えられた課題
をしっかりとやること。できることはたくさんあります。個人でしっかりと考えて、感謝の気持
ちを伝えていってください。
インターンシップ先の選択はたいへん悩むものだと思います。インターンシップに参加すると
決めたら、自分の興味のある企業はもちろんのこと、同じような業種の企業、全く興味のない業
種の企業も参加してみるとよいかもしれません。
インターンシップを有意義なものにするかしないかは、あなた次第です。一つでも多くのこと
を学べるよう、事前準備や事後報告などをしっかりとして、有意義なインターンシップを行って
ください。
- 227 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M093
津田
歩
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
印象に残っているのは、富山大学の正木さんの発表です。正木さんの発表には、とても興味が
持てました。それは、自分にあてはまる点や参考にできる点が多かったからです。
やはり、人に伝える時は、聞く人の立場にたってどうすれば耳を傾けてもらえるのかというこ
とを常に考え、工夫を凝らす必要があると思いました。また、話し方もとても大切だと思いまし
た。適度なスピード、適度な抑揚、そして高めの声であれば、聴く人はとても安心します。
第2に、高岡法科大学の本吉さんの発表が印象に残っています。社会に出ると、
“「コミュニケ
ーション能力が最も必要になる」”ということをよく耳にしますが、本吉さんの発表を聞くこと
で、コミュニケーション能力に対する考え方が少し変わりました。それは、“「自分と相手との共
通点を見つける」”ということです。コミュニケーションとは、相手との意思の疎通を図ること
だと思うので、親しくなることが第一歩なのではないかと思います。また、話しかけるまではと
ても勇気がいりますが、そこで積極性が求められるのだと思います。
発表会の後、北陸コカ・コーラボトリング株式会社の社長の講演がありました。その講演の中
で、やはり働く上で、自分が主役になれることが大切なポイントだと思いました。それは、自分
が主役となることで、責任感を持って仕事に取り組むことができるからです。また、1人1人が
工夫を凝らしていくことで従業員全員の能力を最大限に発揮することができると思いました。そ
の他に、 “「人と違うことをどんどんやればよい」”と言っておられたことも心に残っています。
忙しく、なかなか時間がありませんが、少しずつ時間を見つけながら自分の興味のもてるものを
増やしていきたいと思いました。また、アルバイトでも企業に入っても同じだと思いますが、人
と接する際、いきいきと元気よく振舞えることはとても大切なことだと思います。さらに、働く
環境もとても大切だと思うので、自分も良い環境作りに貢献できるよう、常に前向きに、そして
向上心を持って取り組みたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私は、インターンシップに参加して良かったと心から思っています。それは、たくさんの良い
刺激を受けたことで、意識が変わったからです。研修中、他の大学のインターンシップ生の意識
の高さに驚かされました。そこで、自分ももっと勉強をして、やりたい仕事を見つけていきたい
と思いました。また、企業の方にも大切なことをたくさん教わりました。実生活にどんどん生か
しています。インターンシップに参加する目的を自分なりに明確にし、失敗を恐れず行動すれば、
きっと良い体験になると思うので頑張って下さい。
- 228 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M030
高正
美緒
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は、インターンシップ就業体験発表会で8人の体験発表を聞きました。大学生や短大生、専
門学校など様々な学生による発表が行われました。それぞれの発表は、体験してきたことを詳し
く分かりやすく説明するものでした。発表を聞いて、私が特に印象に残った言葉を中心に感想を
述べます。
まず、となみ衛星通信テレビ株式会社で就業体験した高岡法科大学の本吉さんの発表では、コ
ミュニケーション術についての話しが印象に残っています。お客様とコミュニケーションを取る
ために、まず、お客様と自分の共通点を見つけ、仲間意識を高めていき、そこから会話を広げ仲
良くなっていくというものでした。これは、簡単そうに見えて、意外と難しいことだと思います。
しかし、共通点から仲間意識を高めることができると、自然に信頼関係もつくられていくのでは
ないかと思います。そう考えると、コミュニケーションの一歩として大変重要なことだと思いま
した。
次に、北日本新聞社で就業体験をした富山大学の正木さんの発表を聞いて、時間との戦いで緊
張感の漂うなかでも失敗が許されない報道の世界の厳しさを感じました。新人だからといって、
先輩が付きっ切りで丁寧に仕事を教えてもらえるような時間はなく、先輩の姿を見て仕事を覚え
ていかなければいけません。企業で社会人として働くためには、しっかりとメモを取り、分から
ないことがあったら直ぐに聞いて解決するなど、積極的に行動しなければいけないと思います。
言われたことだけ淡々とこなすだけのような受身の姿勢では何も学べないと思いました。仕事を
するうえでは積極的な行動力がとても必要になると思いました。
8人の発表者の研修先はバラバラであるため専門的な部分も違ってきましたが、「仕事をする」
うえで、コミュニケーション能力や行動力が大切になることなど、基本は一緒であり、どの企業
に入っても必要だということがわかりました。今回、他の学校の学生の発表を聞くことができ、
就職活動に向けて早く動き始めていかなければいけないと思いました。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私がインターンシップに参加した理由は、私の思い描いている仕事と現実とのギャップを埋め
たい、私に向いている仕事は実際にどのようなものかを考えたいと思ったからです。実際に参加
してみると、そのギャップに戸惑いました。しかし、大きな達成感を得ることもできたし、とて
も良い経験にもなったと思っています。興味のある職業や業種がある方は、ぜひインターンシッ
プに参加することをお勧めします。自分自身を成長させることもできるし、就職活動を進めるう
えでもとても役立つと思います。
- 229 -
Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M061
青山
絵里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
私は先日、高岡法科大学で行われた就業体験発表会に参加させていただきました。この就業体験発
表会では、本学以外の大学の方の発表を聴くことができ、とても良い経験になりました。
8名の中で私が特に印象に残ったのは、となみ衛星通信テレビ株式会社でインターンシップを行っ
た高岡法科大学の本吉遥さんの発表です。人に物事を伝える際には、ただ情報をそのまま伝えるので
はなく、いかに相手にわかりやすく伝えるかを意識しなければなりません。そのために「誰が、何を、
いつ、どこで、どうして、どのようにしたのか」を表す「5W1H」が必要になってくるのだそうです。
しかし、これはテレビ局の仕事に限ったことではなく、私たちの日常生活での会話にも必要なことで
あると思います。また、コミュニケーションをとるためには、相手と自分との共通点を見つけること
が大切であり、一つの手段として、話題のボキャブラリーを増やすことが必要だということを学びま
した。
8名が共通して述べていたことは、コミュニケーション能力と責任感が社会に出て働く上で大切で
あるということでした。それは、私自身もインターンシップに参加した際に感じました。しかし、こ
れらは社会に出てから身に付けるのではもう遅いと思います。コミュニケーション能力や責任感は、
学校生活やアルバイトなどを通して、十分に養うことができます。8 名の発表を聴き、短い学生生活
をただなんとなく毎日過ごすのではなく、社会に出て働くまでの準備期間として多くの知識や技術を
身につけ、さらにコミュニケーション能力や責任感など、内面も磨いていかなければいけないと思い
ました。
そして、各大学のインターンシップ参加者の発表の他に、特別講演として北陸コカ・コーラボトリ
ング株式会社
代表取締役社長、稲垣晴彦様のお話がありました。稲垣社長のお話の中で私が特に印
象深かったのは、「ワークライフバランス」の捉え方についてです。「ワークが充実するからこそ、ラ
イフも充実する」といったように、ワークとライフを繋がったものとして捉えるということでした。
それは逆の場合にも言えることで、ライフが充実していれば、ワークに対するモチベーションも高ま
ります。私たち学生にとってのワークとは学業のことであると思います。これからもワークに一生懸
命取り組み、ライフを充実させていきたいと思います。
<インターンシップを終了して後輩達へのメッセージ>
私はインターンシップに参加し、自分自身を成長させることができました。それは、ただ普通に学
生生活を送っていくなかでは学ぶことができなかったことを多く学ぶことができ、自分に足りないも
のに気づくことができたからです。また、インターンシップは企業のことを知る絶好のチャンスです。
今後の就職活動の参考にもなるので、参加することをお勧めします。
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Ⅲ.インターンシップ就業体験発表会
10M115
森田
有佳里
<インターンシップ就業体験発表会に参加して>
インターンシップ就業体験発表会に参加して、さまざまな業種での体験を聞くことができてよ
かったと思います。中には私の知らない企業もありましたが、報告会を通していろいろな企業に
ついて知ることができました。
特に印象的だったのが富山大学の正木麻由さんの株式会社北日本新聞社での就業体験です。体
験内容、工夫したこと、今後の目標などがわかりやすくまとめてあり、聞いている側を飽きさせ
ないような話し方をしておられました。
多くの人がコミュニケーション能力は大切だと言っており、私もインターンシップでその重要
性を感じました。社会に出ると、いろいろな年代の人とコミュニケーションをとらなければいけ
ないため言葉の知識が要求されるからです。そして、自分のコミュニケーション力が低いと感じ
させられました。今のうちから誰とでも話ができるようにしておくことが必要だと思いました。
みんなインターンシップで体験することも違えば、感じることも違うので、他の人の意見を聞いて、
少しでも私が実行できることをして、向上していきたいです。
就業体験発表会の後、特別講演として北陸コカ・コーラボトリング株式会社、代表取締役社長
稲
垣 晴彦氏のお話を聞きました。その一部のウニの話は、ウニは体の外に向かってとげを生しているけ
ど、人間は生やせない。人間が外にトゲがあるとしたら、それはツンツンしていて近寄りがたい人か
もしれない。しかし、体の中にトゲがあると、人に流されず、芯の強い人なのではないかとお話にな
られました。私は今までそういう考え方をしたことが無かったので、新鮮でした。
<インターンシップを終了して後輩たちへのメッセージ>
私は、インターンシップに参加して学ぶことが多くありました。興味のあった結婚式場で体験
してみて、事前にインターネットでホームページを見たのですが、文字だけでは知ることのでき
ないことが体験を通してたくさんありました。そして、アルバイトとは違う雰囲気や、社会人と
しての意識を感じることができました。インターンシップへの参加を迷っている人は、将来の仕
事について考える良いきっかけになると思うので、参加してみることをおすすめします。
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あ と が き
最近の雇用環境の悪化は、「過去に例を見ない就職氷河期」といわれるほど厳しい状況にあります。こ
のような社会情勢は、これから就職活動を控える学生達にとっても重大な問題であり、今後も学生達が自
らの職業適性を考え、職業観や就労意識を形成するインターンシップやキャリア教育が益々重要になると
思われます。
富山短期大学経営情報学科では、1年次の早期からキャリア形成に関する講座を全員に課すとともに、
インターンシップ教育を推進し、個別教育が可能なゼミナールと連携しながら、これらの教育効果を高め
る工夫を行っています。インターンシップは業種、企業、職種、仕事への理解、社会における基本的マナ
ー、コミュニケーション能力などを肌で感じるとともに、その成果を日頃の学習、就職活動、自分の将来な
どに活かすことができます。今年度は66名の 1 年生に対して、このような有益なインターンシップを実施す
ることができました。これは、学生を快く受入れてくださいました企業・機関の方々のご理解のお蔭であり、
改めて厚くお礼を申し上げます。また、インターンシップ推進協議会並びに事務局のご指導に深く感謝
申し上げます。
本学科では、このような貴重な経験を得た学生達が立派にキャリアを形成し、地域社会に貢献してくれ
ることを願い、より一層の努力をする所存でございます。地域社会の企業・機関の皆様には今後とも益々
のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
経営情報学科 教授 大門信吾
平 成 22 年 度
発 行 日
発 行 者
経営情報学科インターンシップ実施報告書
平 成 23 年 1月 吉 日
富山短期大学経営情報学科
〒930-0193
富山市願海寺水口 444
T E L :076-436-5146
F A X :076-436-0133
E - M a i l :[email protected]
U R L :http://www.toyama-c.ac.jp/
製作担当者 教 授 大 門 信 吾
事 務 海老 優美子
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