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平成19年度(祉)日本山岳協会評議員会を開催
登 山 月 報 第 468号 平 成 20年 3月 1 5日発行 昭和 45年 1 2月 1 2日第三種郵便物認可(毎月一回 1 5日発行) 平成 1 9年度評織員会 ・ ・ ・ … 1 .・ . . . . . ・ ・ .. 3 山岳スキー費量技世界選手権 ・ a 少年少女登山教室 海外女性登山懇談会 H ・ ・ … ・ ・ ・ ・ 5 ・ … ー ・ ・ .. .・・ . . . . 7 H JMA、寄贈図書 … ……ー … 7 ・ … ー ・ ・8 AROUNDT H EMOUNT AI N. ・ 編集後記 . . . . . . . . . . ・ ・ . . … . . . ・ ・-……・ 8 H H 平成 1 9年度(祉)日本山岳協会評議員会を開催 競技や組織、事業計画などについて活発に討議 日時 平成 20年 2月 1 7日(日) 場所 10:30~ 1 4:40 (昼食休憩 40分) 日本青年館 502号室 次 第 1.開会 /3=43 会議成立状況(定款第 26条)定足数 2 名以上 1名、常 若月事務局長により都道府県岳連(協会)4 務理事 1 7名 =58名の出席で会議成立を確認される 。 2 . 会長挨拶 田中文男会長が、公益法人化に備えて日山協の進 むべき方向を探るため皆さんの協力を仰ぎ、実り多 い会議を望むと挨拶した。 3 . 議長選出 (定款第 25条)により、立候補者が無かった為、 事務局長より埼玉県の村岡正巳氏と大阪府の飛田典 男氏の 2名を推薦の上異議なく決定。 4 . 議事録署名人 (定款第 30条)により、議長が青森県の服部一 雄氏と 山口県の岡本洋一氏の 2名を指名した。 議事に入り下記の第 l号より第 7号議案まで順次 資料を参照しながら、報告ならびに活発な質疑応答 が行われたが、いずれも満場一致で承認さ れた。 その後 く報告、協議 ・検討事項〉について報告、 討議が行われ承認された。 議 事 第 l号議案 平成 1 9年度事業経過報告について 第 2号議案 平成 1 9年度会計経過報告について 第 3号議案 平成 20年度事業計画案について 第 4号議案 平成 20年度予算原案について 監事候補者の推薦について 第 5号議案 第 6号議案 9年度・同 20年度総会の予 平成 1 定について 第 7号議案 平成 20年度共済会事業について く報告、協議 ・検討事項〉 l 提案議案について(和歌山県山岳連盟) 2 国体山岳競技改革の現状について 3 公益法人改革動向について 4 全日本登山体育大袋平成 20年度の北海道以降) について 5 その他 追加 ①諮問委員会の開催の経緯について ...評議員会で挨拶する田中会長 ②秋田わか杉国体について ③全日本登山体育大会(山 口大会)について 主な質疑応答の報告 〈議事〉 第 l号議案について 1)資料 4ページの ( 2 )オ)夏山レスキュー指導者研 修会について 昨年は滋賀県内の施設を使って実施されたが、 日山協から滋賀県岳連へ直接相談もなく依頼状も 来なかった。近畿ブロックでの開催で主催は京都 府で、あったが、滋賀県にも当然相談してしかるべ きではないか。そのような不手際は今後ないよう にして欲しい。 二宇田中会長より、今後十分配慮します。と回答。 第 2号議案について 1) 14ページの 4競技( 1 )国体関係について ①国体支援としてのルー トセッターの 費用をブ ロック大会でも補助してもらいたい。 ②ボルダリングのセッターがいないので、 資格が 取れるような認定のやり方を考えて欲しい。ま た、滋賀県のクライミングの施設が老朽化して いるので日体協に働きかけて県へ整備するよう 要請して欲しい。 ③クラ イミングについては再度アクセスの問題を 考えて欲 しい。 二今・(田中会長)施設については早速、日体協に当 たって協力して当該県へお願いするようにした いと回答。 .(高山常務理事)国体、ブロック大会への補助 の出し方についてはとれから考えて行きたいと 回答。 2) 17ページの共済会事業について ①山岳共済の内容が変更になるのに、登山月報に は相変わらず同じ記事が記載されている。早く 切り替えて欲しい。 ②登山月報を可能ならば、電子メ ールで配信 して 欲しい。 二字(西内常務理事)共済の内容は次号から切り替え る。電子メールでの配信は可能だが、検討したい と回答。 3) 19年度会計経過報告について 2 ①山岳共済の委託事業の内訳が知りたい。競技の 事業支出が多いように思うが、今後どのような 方針で使って行くのか。 / 2が日山協の会 キ(西内常務理事)共済会員の 1 員である。山岳共済の委託事業は安全登山と技術 力向上を目指して行っている。来年度は補助金事 業の公募もしていきたい。 ②競技事業費の海外派遣費は実際にはどの位なの か。収支計算書の表からは直接読み取れない。 コ・(若月事務局長)基本的に 320万円の財源で運 営している。大きな数字になっているのは、補 助金と参加費で膨らんでいるためである。と説 明 ・(田中会長)詳細を計算 して貰い早急に評議員 の皆さんへ送るようにしますと回答。 第 4号議案について 1)・今年度の予算から日山協として A E Dを購入 して、行事や講習会の時に貸し出して欲しい 0 .AEDは地元の消防や公民館で、持っているの でそとから借りたら良いのではないか。 ニキ(田中会長)購入の方向で今後検討して、 出来れ ば今年度予算化したいと回答。 2) (西内常務理事)共済会予算について、 46, 000 人の加入を見込んで立てている。 5万人を目途に 拡大していきたい。各岳連で実施する遭難事故防 止事業への補助金を一件に付き 5万円で 20団体 分を計上したと説明。 ①岳連で、行っている講習会での事故の保険金は何 処から出るのか。 ニキ(田中会長)日山協と して加入している 責任賠償 保険で対応していると回答。 〈報告、協議、検討事項〉 l 提案議案について若月事務局長が和歌山県山岳 連盟からの提案を朗読 青森県でも和歌山県と同じような現象が起きて いる。共済が誰でも 1000円で加入することが出 来るようになったことで、加盟団体減少に拍車が かかっていってしまうのではないか心配で、ある。 ①東京の ように大きい団体では多額な年会費の支 払いに困っている。公益化を控えてよい方向で 考えていって欲 しい。 二字(内藤専務理事)年会費を変更するととは、定款 の変更になるので一年くらいかけてじっくり審議 し、適正な年会費を探って行きたい。当面は 7号 議案の共済拡大費の 5万円をそれぞれの岳連へ給 付することで凌いで欲しいと回答。 2 国体山岳競技改革の現状について (高山常務理事)数年後に、毎年行われる正式 2日に日体協 種目と隔年競技に分かれる。 3月 1 0 のヒヤ リングがある。山岳が正式種目に残れるよ うがんばって行きたいと説明。 3 公益法人改革動向について 4 全日本登山体育大会について (若月事務局長) 3,4については資料をよく読 んで欲 しい。 5 その他 ①諮問委員会開催の経緯について (内藤専務理事)別紙資料より経緯について 説明の後、出来るだけ提案された事項を 20年 度から、補正予算を組んで事業に反映させたい。 「登山者のために」を主眼に置き、次回の会議 から具体的な審議に入って行きたいと説明。 ②秋田わか杉国体について 秋田県より、晴天にも恵まれ、水害で心配さ れたわか杉国体も成功裡に終了しました。 ご協 力を感謝しますと謝辞が述べられた。 ③全日本登山体育体会(山口大会)について 山口県より、多数の参加を頂き山ではなく洞 窟のルートもありましたが無事に終了いたしま した。 ご協力に感謝いたしますと謝辞が述べら れた。(総務:本木綿子) 第 4田山岳スキー競技世界選手権大会参加報告 スイスアルプス山麓シャンペリースキー場にて開催 実 施 地 :スイスアルプス山麓シャンペリースキー場 周辺(ジ、ュネーブ、から車で、約 2時間) 開催日時 :2008年 2月 23日-29日 旅 程.出発 2月 2 1日 帰 国 3月4日 選手団監督:笹生博夫選手 :佐藤佳幸・藤川健 ・ 平出和也 ・間 瀬 ち が や 計 5名 総評 山岳スキー競技世界選手権としては第 4回となる 8カ園、選手総計数 350名であっ 今回の参加国は 2 た。前回同様スイス、イタリア、フランス、スペイ ン、ドイツを加えチェコなどヨーロッパのアルプス 周辺の国が強かったが、ノルウェー、スウェーデ、ン の両国が前回よりジュニアも含めより多くの選手を 派遣し、力を付けて成績も上位に食い込むなど健闘 した。さらに英国、アメリカ、カナダからの参加人 数が増えていたのが印象的であった。 日本からは男子 3名女子 l名が参加した。日山協 では、昨年 4月の日本選手権大会上位男子 4名女子 2名を世界選手権派遣選考選手としたが、大会期聞 が長いこと、個人負担金が大きいとと等を理由に山 田誠司、横山峰弘両選手が参加辞退した。さらに参 加予定だった女子 2位の堀部倫子選手が出発直前、 スキー練習中の事故で参加不能となった。 乙の問、 ヒマラヤで積極的な登挙に取り組む平出君が自費で の参加を表明した。彼はヒマラヤ登山経験以外に 0傑にはいる成績を残しているアス も競歩で日本 1 リー トでもあり山岳スキー競技用 具もそろえ ている ことから自費での参加を認めた。結果と して男女合 わせて 4名の参加 となった。世界選手権など大きな 大会で複数の種目がある場合体調不良者などが出た 場合を考えると 5-6名の参加が望ましかった。今 回は平出君の自費参加でなんとかリレー以外 (4名 必要)全種目参加し、どうにか面白を果たした。参 A左から 藤川、佐藤、間瀬、平出選手 加にあたって、日山協からの参加補助金に加え、国 SMCからも参加補助を得た。藤川健選手と 際連盟 I 間瀬ちがや選手の両新人の参加は日本選手団として は大きな成果といえる。藤川選手は、この競技では 新人だが北海道出身でアルペンスキー経験に加えテ レマークスキーでも世界選手権に出るなど国際レー ス経験もあり、大会後半になると日本人 トップとな るなど将来性を感じさせた。藤川は全種目参加 し総 03位(11 7人中)となった。 合個人ランキングで 1 0 5位、佐藤は 11 3位であ った。間瀬選手は、 平出は 1 もともと山岳マラソンなどで圏内随一の成績を誇る 選手であるが、この競技の国際大会初参加に加え体 調不良もあり、レース結果は今ひとつであった。し かしこの競技の面白さを堪能したとして、今後も取 り組むと大会後発言しており、大会直前に怪我で不 参加となった堀部倫子選手と共に、女子選手を増や す大きな契機と して今後が期待できる 。間瀬選手は 8位の成績で、 女子個人総合ランキングで 44人中 2 チームレースに出ていればさらに順位を延ばしたは 0年アンドラで ずである 。次回の世界選手権は 201 開催されることが決定しているが、次回はジュニア 選手をぜひとも連れて行きたい。 3 レース別結果と講評 3月 24日:個人レース 標高差 1620m 距離 11 km を登り滑るレース コースはスイスアルプスの高峰を右に、レマン湖 とモン トレーの市街を左に望む、すばらしい眺望の 標高 1 300mから 2000mのスキー場ではない山の 斜面に設定された。男子 トップはフランスのフロレ ン ト選手で、美しいコ ースを 1時間 30分 3秒で駆 け抜けた。 日本人は、男子佐藤佳幸選手、藤川健選手、平出 和也選手の 3名が挑戦 佐藤 ・平出両選手はブーツの破損、コース取りの 間違いで棄権、藤川選手のみ完走となった。藤川は 2時間 31分 21秒 、 88人中 81位。藤川は国際 山 岳スキー競技レース初挑戦で完走した。 日本初参加となった女子では間瀬ちがや選手が男 子と同じコ ースを 2時間 50分 27秒で完走、 38人 中 35位(トップ選手から 58分 39秒遅れ)。 2月 25日:二人一組で走るチームレース 距離 16km標 高 差 登 り 1950m、下り 2085m 日本からは藤川健、平出和也選手が出場した。本 来であれば佐藤佳幸選手が出るはずで、あったが、体 調不良のため平出選手が代わりに出場した。優勝は イタ リアチーム 1時間 55分 40秒。藤川 │ ・ 平出組 は 3時間 l分 23秒で完走、 42組中 38位。 アジ アから唯一の出走完走であった。37位以下はアジ ア、北南米というヨーロッパ以外の国であり、欧州 の伝統と選手層の厚さを感じた。 2月 28日 :1 "ーチカルレース (標高差 870mの斜面を一気に駆け上がる) 成年は男子 91名 女子 46名が出走。 間瀬選手は 54分 14秒で女子 35位 (一位はイ タリア人で 43分 39秒)。間瀬選手はチェコやスイ スの選手を抜く健闘ぶりで、あった。彼女は「もう少 しできたかも しれない」と余裕のコメン トであった。 男子は佐藤佳幸選手が 79位 (48分 46秒)。藤 川健選手が 84位 (50分 51秒)。平出和也選手が 4 J .. . , ~る . rt~'ν P ‘ / 、 , ,;:、? ぷ a 87位 ( 51 分 57秒)。男子 l 位はフランスのピエール フロレン ト選手で記録は 35分 04秒であった。 日 2位の記録とほぼ同じ。 本男子 トッフ。 の記録は女子の 1 2月 29日:個人長距離レース距離 28km 登 り 2995m、下り 3250m 完走 75名 今回初採用の種目で競技規約に無いため非公式種 目として実施。 天候はみぞれで稜線部は視界も悪く風も強く 7名 が途中棄権するのという最悪の条件の中で実施され た。男子優勝はイタリア人選手で 2時間 54分 48 秒。 日本人は藤川 66位 ( 77人中)、佐藤 69位、平 出 73位であった。 女子は若干距離を縮め、距離 24km、登り 2454m、 下り 2709m。 優勝はイタリア人選手で 3時間 15分 10秒。間 瀬選手は体調が思わしくない中完走したが順位は 25名中 24位であった(タイムは 4時間 35分 21 秒)。 やはり全体にアルプス周辺国の伝統と選手層の厚 さを改めて感じたが、レース経験の差も大きいので はないか。ヨーロッパではほぼ毎週のように各地で レースがあり、メジ、ヤーなレースには 30年以上続 いているものもある 。その環境の中で、選手達はシー ズン中各地を転戦し経験と技術を積み上げている 。 今回参加した日本人選手もその辺りを感じてお り、世界選手権の無い来年でもワール ドカップ戦が あるので、それに参戦してレース経験者E 積み上げた いと思っているようだ。I SMCから I SMFと名前を 変えた連盟でもワ ール ドカップ戦への参加国数増を ねらって参加補助金を出すことを検討している 。 今回参加にあたって、現地から日本の山岳スキー 競技大会のインタ ーネッ トサイトにブログという形 で毎日報告と 写真を掲載した。帰って来てから、関 係者に聞くとかなりの数の人々が見ていたようで、 臨場感があった」などとのコメン ト 「 面白かった JI を頂戴した。若い選手とともに私も書いてみたが、 やはり生の声をリアルタイムで写真と共に伝えるの はなかなか効果的であると実感した。 大会に合わせ、 ISMC臨時総会と U IAA常務理事 会が開催された。 ISMC臨時総会では昨年の UIAA 松本総会で示された、独立した法人格をもちながら UIAA傘下でユニットメンバーとなる為の規約改正 が執行部原案通り可決された。 UIAAからの完全独 立を主張するドイツなどから動議提出の動きもあっ たが、この動議は次期総会で討議されることで話し SMF山 合いがついた。これにより ISMCは新たに I 岳スキー競技国際連盟となった。常任理事会の為に IAAモティマー会長は私に日山協の 同地入りした U 松本総会開催をあらためて感謝するとともに、山岳 スキー競技の U IAA傘下での 2018年オリンピック O Cに働きかけていきたいと での種目化をめざし I 強調した。 最後に大会参加にあたって物心両面で大きな支援 をしてくださった日本山岳協会と国際部各位に改め て感謝申し上げる。(国際部笹生博夫記) 平成 1 9年度少年少女登山教室を実施(鹿児島岳連) 大隈青少年自然の家とタイアップし開催 日本山岳協会主催、鹿児島県山岳連盟主管による 9年度少年少女登山教室を平成 20年 2月 2 平成 1 日 ( 土 ) 、 3日(日)鹿屋市赤崩の独立法人国立大隈青少年 自然の家において実施した。 応募者 33名の中から抽選で選ばれた小中学生、 男女合わせて 25名が参加して、 l日目は登山の基 礎知識、高隈山系の生態系や自然保護などについて 学んだあと、クライミング実技を楽しんだ。 自然の家プレイホールに設置されている幅 3メー トル、高さ 7メートルのクライミングウオール 2基 に 4ルートのトップローブ。をセットしておよそ 2時 聞に亘って行なったクライミング実技にはほとんど の子供たちが大喜び、半数を超える子供が完登し、 中には連続 6回も完登する子がいた。終了後もっと 登りたいという子供が数人いたが、スケジ、ュ ールの 関係とスタッフも少なかったことから希望そかなえ ることはできなかった。 2日目は登山実技として高隈山系の御岳(1182 m) を 3パーティーに分かれて登った。各班ごとに ....クライミング実技に挑戦する子どもたち ....登山の基礎知識を学ぶ子どもたち 子供たちが自主的に決めた リーダーとサブリーダー を中心に岳連スタッフのサポートを受けながら元気 1時 30分には 良く歩いて、予定より l時間早く 1 高隈山頂に着いた。昼食のため大休止している最中、 突然空が暗くなってそこらじゅうに白っぽい灰が降 り始めた。白いオニギリがたちまち灰色のマダラ模 様になっていく。どうやら、桜島が久しぶりに爆発 したらしい。風も次第に強くなり展望もまったくき かない。これではとてもゆっくり休んでいられない ので早々に下りついた。 気温が次第に下がって雪もちらつきだした山頂を あとに、およそ 1時間半、全員快調に歩いて 13時 30分には全員無事に御岳登山口に下りついた。 今回の登山教室では総じて運動能力が高く、山や 自然に関心の高い子供が多かった。募集に当たって は青少年自然の家とのタイアップが奏功して、予定 を上回る応募者があった。全体としてこれまでの登 山教室のなかでは最も高い成果を得られたのではな いかというのが参加したスタッフの一致した感想で あった。 5 r 1 . 山岳共済会J (入会費無料、年会費 1,000円)※高校生及び 18歳未満は年会費500円です 0 ・山や自然が好きな人の相互扶助と自立をめざす仲間の集まり、それが、 「日本山岳協会山岳共済会」です。 .山岳共済会は安全登山をめざし、登山技術の向上や普及、遭難予防と対策など各種の事業を支援しております 0 .山岳共済会は日本の山岳遭難・捜索保険の草分けで、 4 万4 0 0 0人の会員を持つ最大級の山岳共済です。 ・山岳共済会会員向けに各種補償制度を準備しています。 山岳共済会員にならないと加入できません。 2 .団体傷害保険の種類(家を出てか 5帰るまで、日常の傷害事故も補償しています) 。 団体傷害保険 制の登山からロープ、アイゼン、ピッケルを使用する登はんまで幅広く補償しています。 <山岳登はんコース>傷害時の入・通院費用については、オプションの<入院・通院保険>に加入しないと補償されません。 保保険タイプ 死亡・後遺 険遭難捜索 金入院(1日) 通 院 (1日) 額賠 償 イ 呆 険 開 始 保 料 月 保保険タイプ 死亡・後退 険救援者費用 金賠 償 入院(1日) 額 通 院 (1日) 険 1 位、円 S , 5 3 0 3 3 , 2 4 0 2 , 9 5 0 2 , 6 6 0 2 , 3 5 0 2 , 0 6 0 , 7 7 0 1 , 48 0 1 1 , 18 0 8 9 0 5 9 0 3 0 0 18 5 , 8 2 0 5 , 3 4 0 4, 8 6 0 4 , 3 8 0 3 , 8 8 0 3 , 3 9 0 2 , 9 2 0 2 , 4 4 0 1 , 9 4 0 1 , 46 0 9 8 0 4 9 0 @ 団体傷害保陳<軽登山コース> 保 8 1 0 0万 円 1 0 0 万円 18 1 6 2 万円 1 5 0 万円 1 , 0 0 0円 6 0 0円 1 億円 8 1 6 2万 円 1 5 0万 円 一 lí~、円 1C 2 3 8 万円 2 0 0 万円 1 , 5 0 0円 9 0 0円 1 億円 C 2 3 8 万円 2 0 0 万円 1 億円 1E 5 0 0 万円 5 0 0 万円 2 , 5 0 0円 1 .5 0 0円 1 億円 E 5 0 0 万円 5 0 0 万円 l 億円 料 5, 820円 3, 530円ア,490円 5, 200円 0,440円ア, 000円 1, 680円 5, 950円 4月 5月 6月 7月 8月 9月 1 0月 1 1月 1 2月 1月 2月 3月 険 18 1 0 0 万円 1 0 0 万円 1 , 0 0 0円 6 0 0円 1 億円 18 7 , 4 9 0 6 , 8 7 0 6 , 2 5 0 5 , 6 2 0 5 , 0 0 0 4 , 3 7 0 3 , 7 6 0 3 , 1 3 0 2 , 49 0 1 , 8 8 0 1 , 2 6 0 6 3 0 B 5 , 2 0 0 4 , 7 7 0 4, 3 4 0 3 , 9 0 0 , 4 7 0 3 , 0 4 0 3 2 , 6 1 0 2 , 17 0 1 , 7 3 0 1 , 3 1 0 8 7 0 4 4 0 1C 1 0, 4 4 0 9 , 5 8 0 8 , 7 0 0 7 , 8 4 0 6 , 9 5 0 6 , 10 0 5 , 2 3 0 4 , 3 5 0 3 , 49 0 2 , 6 1 0 1 , 7 4 0 8 7 0 C 7 , 0 0 0 , 43 0 6 5 , 8 3 0 5 , 2 6 0 4 , 6 6 0 4 , 0 9 0 , 5 1 0 3 2 , 9 2 0 2 , 3 4 0 1 , 7 5 0 1 , 1 7 0 5 8 0 1E 2 1, 6 8 0 1 9 , 8 8 0 0 6 0 1 8, 1 6, 2 7 0 4 6 0 1 4, 1 2, 6 5 0 1 0, 8 5 0 9 , 0 4 0 7 , 2 2 0 , 4 3 0 5 3 , 6 2 0 , 8 1 0 1 E 1 5, 9 5 0 1 4, 6 2 0 1 3, 2 9 0 9 7 0 1 1, 1 0, 6 4 0 9 , 3 1 0 7 , 9 8 0 , 6 5 0 6 5 , 3 1 0 4, 0 0 0 2 , 6 6 0 1 , 3 4 0 ハ イ 件 キ 竹 ン グ 灼 や 軽 臨 笠 釧 山 帥 な M 山 ど 出 ロ ト イ プ ア 川 イ ゼ U、 ン ピ川 け 7 巾 ケ 加 川ル j 州 峨 レ ほ 峨 を 剖 矧 f 使 史 問 肌 用 し 凶 、 劫 悦 場 胎 合 Z 事 の 轍 捌 柵 持 鰍 州 故 船 l に 附 こ 功 声 対I川 f 情 償 供 さ 制 M れ ま す。 1 叫 万3 一ゆ 3 0 0 万円 0 0 万円 1 億円 1 億円 険 2 , 0 0 0円 4 , 0 0 0円 料 - 1 , 7 0 0円 料 2, 000円 5, 000円 ※<軽登山コース>の注意 軽登山コースの救援者費用は疾病 のl 時には補償されませんのでご注 意ください。 @ E 開始月 E 4月 5月 6月 7月 8月 9月 2 , 0 0 0 1 , 8 4 0 1 , 6 8 0 1 , 5 1 0 1 , 3 3 0 1 , 17 0 開始月 0月 , 0 0 0 1 5 4, 5 9 0 1 1月 2月 4, 1 7 0 1 3 , 7 6 0 1月 3 , 3 3 0 2月 2 , 9 2 0 3月 1 , 0 1 0 8 4 0 6 7 0 5 1 0 3 4 0 1 7 0 E 2 , 5 1 0 2 , 0 9 0 1 , 6 7 0 1 , 2 5 0 8 4 0 4 2 0 海外旅行総合保隙<海外山岳コース> [契約基本タイプ] 保険料は対象の山岳、日数により個別に見積り 死亡後遺 1 0 0万円することになりましたので山長共済事務センタ ーにお問合せ・保 申込をお願い します。 00 万円・保険料の例 険期間 9日迄 3 , 9 1 0円 遭難・捜索 5 1 億円 3 0日迄7 , 3 0 0円 個人賠償 3 .団体傷害保険加入方法(継続会員な 5びに団体申込会員) ・「共済会費+団体傷害保険保険料+オプション保険料」を払い込んでください。 例)団体傷害保険 lCコースに 6月から加入する場合 共済会費+団体傷害保険保険料 ( 1, 000円 +8, 700円 =9, 700円)を払い込んでください。 . 共済会新規加入者は先に共済会入会申込(入会費無料)をし、入会受付確認後上記手続きをお願いします。 事務受託:日本山岳協会山岳共済事務センター 干 170 ・0 013東京都豊島区東池袋 3-7-11-707 月 金 10 :OO~ 17 :00 (土・日・祭日除く) 電話03-5958-3396 FAX03-5958-3397 Eメールアドレス s a n g a k u k y o u s a i @ m b d . o c n . n e . j p 第 21回海外登 山女性懇談会が 1 2月 4日オ リンピック記念青少年センターで 40名が参加 し開催された。 今年度は「それでも登り続ける主婦たち」の テーマで行われ、普通の主婦、社会人、母親業 をとなしながら数々の海外の山に登り続ける 宮津美渚子、坂上員知子両氏を講師に迎え行わ 平成 2 0年 2月度常務理事会 日 時 平成2 0 年l 月7 日 ( 木 )1 8 : 3 0~ 2 : 1 0 0 場 所 岸記念体育会館 5 04号室 出席者 田中会長、城、坂場、大森各 副会長内藤専務理事、青木、尾形、 相良、佐藤、仙石、高山、西内、永 井、長谷川、牧野、福田、本木、若 月各常務理事 委 任 北 山常務理事 ( 1 9名中 1 8名席) 1 . 専門委員会動静 1月常務理事会以降 (1 月 10 日 ~2 月 6 日) (報告〕 ( 1 )自然保護委員会 1月 1 5日附 (出席者 9名)若月常務理事 ①平成 2 0年度事業計画案について ②自然保護指導員規程の見直しについ 3、 於 谷川岳) ②平成 20年度コーチ養成について →クライミング指導員(案)の資料を 配布。ご意見のある方は 2/18まで によろしく。それに対して、安全 対策についてのポイントを増やし て欲しいとの提案あり 。 ③平成 20年度総会及び研修会について →内容が繊まってきたので 3月の常務 理事会に諮りたい。 ③ 関係団体との連携強化について ( 2 ) 競技委員会 l月 1 8日凶 (出席者 21名)高山常務理事 ① ブロック別研修会講師派遣について ・寄 贈 本・ 側)全日本弓道連盟 国際弓道連盟際立記念大会議事録 松阪山岳会台高 1 9号 消水山岳会 自 J I 立 60周年記念特別号岩棚 近畿山岳愛好会 記念浸; 一等三角点 ②国体ルートセッター費用 の予算要望 について ③ アジアユース大会の誘致計画につい て → 10月の最終週に山口県で国体用の ボートを使用し、開催予定。 ④ 日体協国体改革の動きと対応につい て → 3/12の自体協ヒヤリングに向けて 資料作成中。 ⑤国体後催の準備状況について ⑤その他報告事項 ( 3 ) 事務局 ・財政合同委員会 1月 31日 ( 木 : ) (出席者 6名) 若月事務局長 ①平成 1 9年度決算見込み (20年 l月 末)について ②平成 20年度予算計上の状況について ( 4 ) 指導委員会 2月 4日 ( 月 ) (出席者 11名)永井常務理事 ①氷雪技術事前研修会報告 (2/2~ て 寄脳 x目 図 童 Eヨ れた。6 0歳を越えて元気に海外のトレッキン グや 6 000mを超えるアルパインクライミング を実践されているお二人に啓発されるばかりで あった。 ワークライフバランスや女性活躍推進が叫ば れているが、山の世界では男性が老後をしっか り考えなくてはならないようだ。 -雑 誌. 東京新聞出版局岳人 山と渓谷社山と渓谷 ・会 3月号 3月号 報・ (凶日本カヌ一連盟 側)健康、体力づくり事業財団 兵庫県山岳連盟 京都下京山岳会 側日本卓球協会 検浜山岳会 ④日 体協指導員登録関係事務担当者説 明会について ⑤その他 ( 5 ) 選手強化部会 2月 5白川 (出席者 5名)大森副会長 ①平成 2 0年度競技会開催計画について ②日本代表選手について ③競技者育成プログラムについて ( 6 )医科学委員会 l月 1 9日制 (出席者 8名)大森副会長 ① 平成 2 0年度の計画について ( 7 ) 避難対策委員会 2月 3日 ( 日 ) (出席者 8名)牧野常務理事 ① 冬山レスキュー研修会(秋田県)の 総括 ②平成 2 0年度の計画について ③平成 2 0年度委員長会議の開催地に ついて 2 . その他の重要事項 (1 月 10 日 ~2 月 6 日) (報告〕 ( 1 ) 新春懇談会について(1月 1 9日出) 内容別紙 ( 2 )諮問委員会について(1月 2 2日(火)) 内容別紙(部外持ち出し禁止) →内藤専務理事より ・日J I 紙をよく読ん で内容を把握しておいて欲しい。 -提 案 さ れ た こ と に つ い て ワ ー キ ン グクループを立ち上げて出来るこ H A T J 中国登山協会 側旧本ゲートボール連合 (制全日本ボウリング協会 日本ヒマラヤ協会 日本テントシート工業組合連合会 日本体育協会日本スポーツ少年団 側日本武術太極拳連盟 (側高校生新聞社 神奈川県山岳連盟 新潟県山岳協会 日本フリークライミング協会 日本勤労者山岳連盟 側)万歩クラブ やまびと山想会 日本山岳会 側旧本体育協会 日本山岳写真協会 大線山岳連盟 東京野歩路会 (紛東京都山岳連盟 日本オリンピアンズ協会 六つ星山の会 福岡山の会 7 登山月報第 4 68号 平 成 2 0年 3月 1 5日発行 とから実施して行きたい。 あと三回開催予定だが、出来るだ け会長、副会長は出席して諮問委 員の生の声を聴いて頂きたし、。 ( 3 )ナショナル トレーニングセンタ ー完 成式典出席について (2月 2日) 3 . 議事 ( 1 ) 平成 1 9年度 (H 20年 1月) 1月度 常務理事会議事録の承認について 。別紙により議長の田中会長より提案 される。 安一部、字句者E 修正して承認される。 ( 2 )平成 20年度事業計画案及び予算原 案について O若月常務理事より、予算原案を審議 して事業計画案者E 決めたい、各委 員会で精査して間違いがあったら 至急事務局へ連絡して欲しいとの 話の後、相良常務理事より別紙一 月末現在の収支決算書と予算原案 について提案される。 →高山常務理事より、 山岳スキー競技 の事業及び予算は競技部に入れる べきではないかとの意見が出され た 。 女討議ののち、組織として未だ決まっ ていないので山岳スキー競技を競 技部に入れる方向で、次年度早急 に組織の改定を考えていくことに し、次年度予算は従来どおり国際 部に入れておくことに決定。 。 さらに相良常務理事より別紙「予算 協議事項」が配布され、大幅な支 出増となる項目について討議が行 われた。 → ・アジアユース大会は特別な事業な ので仕方がないが、出来るだけ協 賛 ・広告などの補助を期待したい。 .国 体 や ブ ロ ッ ク 大 会 の 補 助 は 毎 年 の支出になるのであまり多くは出 来 な い が 、 ル ー トセ ッ タ ー の 費 用 は必要である。 -富士山測候所を活用する会には、で きるだけ支援したい。 - 自然保護の啓発ポスターは広告を とることにして、予算は減らす。 • ( 5 )の和 歌山県からの提案事項のこ とを考えての岳連の交付金は、何 らかの処置が必要。組織強化 費と して共済から支出 した方が良い。 などの意見が出された。 女討議された内容を反映した形で予算 原案を一部修正し、評議員会へ提 出することを承認。 ( 3 )平成 1 9年度評議委員会の開催につ いて O若月常務理事より 別紙の内容で 2月 8 昭和 4 5年 1 2月 1 2日第三種郵便物認可 ( 毎月一回 1 5日発行) 1 7日 ( 日)10時 30分より日本青年館 で開催したいと提案される。 女異議なく承認される。 ( 4 ) 報告事項 ①全日大会 (北海道大会 ) ②公益法人改革に向けての考え方につ いて ③国体改革に向けた取り組みについて 女以上三項目について、若月常務理事 よりそれぞれの内容について報告 があり、承認。 ( 5 )提案議題について ①和歌山岳連提案(会費負担問題 ) 。別紙提案事項について話し合いが行 われた。 女①岳連の加盟費については来年度一 年がかりで検討していく。② 20年 2 )の 競 技 事 項 で 決 め た よ う に 度は ( 各都道府県岳連ヘ共済会から共済 会員拡大のための資金として補助 金を出すことを評議員会で説明を する。以上二点を決議。 ( 6 )平成 20年度共済会の運営について 別紙参照 。西内常務理事より、別紙のカー ドに ついてのご提案について検討中で あると説明。 ( 7 )法人化実地検査について 別紙 。若月事務局長より、別紙の通り説明 が行われた。 4 . 役員等の派遣について ( 1 )アイスクライミングジャパンカップ ( 日 ) 大会 2 月 9 日仕)~ 10日 坂場副会長 ( 2 )ブロック別研修会 ①中国ブロック 2 月 1 6 日出 ~ 1 7 日(日) 西原、安形常任委員 2 月 23 日比)~ ②北信越ブロック 24日(日)松田、山本常任委員 ③九州ブロック 3 月 l 自国 ~2 日(日) 北山常務理事、滝内常任(委) ③東海ブロック 3 月 8 日(劫 ~9 日(日) 必 鍾h -広島岳連 「わんぱく登山部」が 「トム・ソーヤスクール企画 コンテスト」で大賞を受賞 0 0万円+副賞チ 安藤百福賞賞金 1 キンラーメン 1年分 団体名 広島県山岳連盟 企画名 「わんぱく登山部」 活動内容:山登りや沢登などの山遊 びを通して、子どもたちに「楽しい」 「好き」といった、気持ちの原体験 を提供する活動。 受賞理由:山岳連盟が組織をあげて 子どものための登山を企画、運営、 指導にあたったもので、わが国では 数少ないユニークな取り組みであろ 1回計 1 7日登山を実施し、 う。年間 1 それぞれ小学 3~6 年生 30 ~3S 人 が参加している点は高く評価できる。 また、昔からおこなわれていた大人 から子どもへの遊びゃ文化の継承が、 「山あそび」という形でごく自然に行 われていることと、それがきっかけと なって現代の若い親たちにも、自然 に自を向けさせる乙とに成功している 点が特に高く評価できる。日本の登 山界復興のためにも、このような地 道な努力が大切であろう。 高山常務理事、 一人未定 5.報告 ( 1 ) 後援名義の使用承認 ①第 8回全日本山岳スキー競技大会兼 第 28回秋田県山岳スキー競技会 2 月 23 日出 ~2 月 24 日(日)、秋田 県山岳連盟 (総務 本木線子) 68号 登山月報第4 諮問委員会を聞く機会があり、 聞いて感 じたのは、バックグラウンドとしての専門 性は持たれているが諮問委員も私たちと大 差のない登山愛好家である。考えもそう大 きな違いがあるわけではない。違いは与え られた課題の違いだけである。「行事を遂 行し、組織をどう 問題をおこさず運営する か」ではなく「登山界のためにどうあるべ きか」という乙とを考えている点である。 改革には「凍って寒からず」の信念が必要 だ 。 広 報 西 内 博 記) ( 定価 1 0 0門(送料別) 0円送料共 予約年間1.20 5年 1 2月 1 2日 昭和 4 第三種郵便物認可 5日発行) ( 毎月 1回 1 発行日 平 成 2 0年 3月 1 5日 の1 の1 発行者東京都渋谷区神南 1 岸記念体育会館内 社団法人日本山岳協会 3-3 4 8 1-2 3 9 6 電 話 0 FAX 0 3-3 4 8 1-2 3 9 5