...

派遣スタッフ就業規則

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

派遣スタッフ就業規則
派 遣 従 業 員 就 業 規 則
株式会社ラヴェリオリンクスタッフ
前
文
この就業規則は、会社と派遣従業員が相互信頼の上に立ち派遣従業員の幸福と豊かな生活を実現す
るとともに、社会への貢献を事業の発展を通じて実現することを目的として制定したものである。
会社及び派遣従業員はそれぞれの立場において責任を果たし積極的に義務を遂行しなければならな
い。
第1章 総
則
第 1 条 (目 的)
この規則は、株式会社ラヴェリオリンクスタッフ(以下「会社」という)の派遣従業員(以下「ス
タッフ」という)の雇用期間、服務規律及び労働条件その他就業に関する事項について定める。
第 2 条 (雇用)
会社は、スタッフを会社のスタッフ登録者名簿に登録されている者のうちから、必要に応じて雇用
する。
2.会社は雇用にあたり、その都度、従事する業務の内容、就業の場所、派遣期間、就業日、就業時
間、賃金等の必要な労働条件を明示し、個別に雇用契約を結ぶこととする。尚、スタッフは、派
遣先の指揮命令に従い業務に誠実に従事するものとする。
3.前項の雇用契約は、労働者派遣契約の都度締結する。
4.会社はスタッフと雇用契約を結ぶときに、最長 14 日間の試用期間を設けることがある。
第 2 章 服務・規律
第 3 条 (服務規律)
スタッフは、次の事項を守り、職場の規律・秩序を保つように努めなければならない。
(1)職場内外を整理・整頓し、盗難・火災の予防に努めなければならない。
(2)就業中、みだりに職場を離れてはならない。
(3)願・届等定められた手続きは、正確・迅速に行わなければならない。
(4)業務上の権限を越え、専断的な行為をしてはならない。
(5)業務について、私利を図るような行為をしてはならない。
(6)勤務の服装は業務・職場に適したものでなくてはならない。
(7)化粧、頭髪は、勤務にふさわしく、清楚にしなくてはならない。
(8)エチケットをわきまえた言葉遣いを心得なければならない。
(9)派遣先等職場又はこれに準ずる場所において職務上の地位の利用、その他によって派遣先
従業員(派遣労働者、その他派遣先の従業員に準ずる就業者を含む)に対して、相手方の
望まない性的言動により、他の従業員に不利益を与えたり、就業環境を害するような行為を
行なってはならない。
1
(10)常に健康等に留意し、積極的な態度をもって勤務しなければならない。
(11)派遣先の承認を得ずに日常携行品以外の私物を派遣先等職場に持ち込んではならない。
(12)会社の許可なく、派遣先の構内又は施設において、政治・宗教活動等、業務に関係ない活動を
行なってはならない。
(13)派遣先等職場において口論やけんか、その他のトラブルを起こさないよう万全を期するよう
努めなければならない。
(14)私事に係わる金銭取引その他の証書類に会社の名称を不正に使用してはならない。
(15)会社の内外を問わず、職務上知りえた会社及び顧客の秘密事項の他、会社の不利益となる事項
について、他に漏らしてはならない。
(16)個人情報の取扱いにあたっては、法令を遵守し、個人情報の保護に努めなければならない。
(17)常に品位を保ち、不正不義の行為により会社の体面を傷つけ、又は会社の名誉を汚したり、
信用を失墜するような行為をしてはならない。
(18)出退勤・遅刻・早退に際しては、所定の方法に従ってその時刻の記録を行なわなければ
ならない。
(19)始業時刻には直ちに就業できる態勢でなければならない。
(20)派遣先の就業に関する規定を尊重し、所定終業時刻以降は、承認又は指示を受けたときを除き
速やかに退勤しなければならない。
(21)欠勤、遅刻及び早退をする場合は、事前に派遣先及び会社に連絡しなければならない。
あらかじめ届け出ることが困難なときは、直ちにその旨を連絡し、事後速やかに届け出て
許可を受けなければならない。
(22)会社、派遣先および協力関係企業に帰属する物品、金銭有価証券等を、私的に流用、使用、
着服したり、隠匿してはならない。
(23)会社、派遣先並びに協力関係企業およびそれらに属する個人を中傷、誹謗したり、不利益を
与えるような事実の歪曲を行い、又は虚偽の事実を陳述、もしくは流布してはならない。
(24)その他、会社の命令、通達、注意、通知事項を遵守しなくてはならない。
(25)前各号のほか、これに準ずる当社派遣スタッフとしてふさわしくない行為をしてはならない。
2.前項の服務規律のいずれかに違反した場合は、スタッフの登録を取り消す。
第 4 条(施設、物品等使用上の服務規律)
スタッフは、会社又は派遣先に帰属する施設および物品等を使用等に際し、次の事項を守らなけれ
ばならない。
(1) 会社又は派遣先に帰属する施設、機械器具(インターネット等の通信手段も含む)
、什器備品
(制服、鍵、名札、各種 ID カード等を含む)
、および資料等(以下これらすべてを会社又は派
遣先の物品等という)を破損、汚損することのないよう丁寧に取扱い、かつ、紛失したり第三
者にわたることのないよう管理、保管を厳重に行い、業務遂行以外の目的で利用、使用
または流用してはならない。
2
(2) 会社又は派遣先の物品等を職場外に持ち出してはならない。
(3) 会社又は派遣先から、会社または派遣先の物品等の返還を求められた場合は、原状に復して速
やかに、会社又は派遣先に返還しなければならない。
第 5 条(派遣先情報管理事項)
スタッフは派遣先の情報管理について、次の事項を遵守して就業しなければならない。
(1)情報が記載された帳票類をFAXする場合、必ず番号確認をFAX前と後にする。
(2)情報が記載された帳票類を破棄する場合、派遣先の指揮命令者に確認の上、
必ずクロスシュレッダーにかける。
(3)情報が記載された帳票類は常に整理整頓に努め、紛失に注意し、余分なコピーを取らない。
(4)派遣先の管理規定に従い、外部からの問い合わせに関しては、派遣先の上司に確認し判断
を仰ぐ。
(5)プリント出力した帳票は放置せず、速やかに回収する。
(6)自己のパスワードは、他人に絶対教えてはならない。但し、派遣先指揮命令者については
この限りではない。
(7)インターネットやメールを私的に使用しない。
(8)退社及び外出時にパソコンを点けっぱなしにしない。
(9)ドアの鍵及び電子キーの扱いには充分配慮する。尚、紛失事故が発生した時は、即時に
派遣先及び派遣元に連絡を行う。
第 6 条 (所持品検査)
会社は、危害予防その他職場秩序保持等のために必要な場合に、スタッフの所持品、携行品又は
会社から貸与されたロッカーその他のものを検査することがある。
第 7 条 (損害の弁償)
不法行為・故意又は重大な過失により、会社に損害を及ぼした場合は、損害を弁償させる。但し、
情状により、弁償を軽減、又は免除することがある。
第3章
就業時間・休憩及び休日
第 8 条 (雇用期間)
スタッフの雇用期間は、原則として、1 年を超えないものとし個別契約の定めるところによる。
2 前項の雇用期間は、会社が次の基準に基づき必要と判断した場合、スタッフに事前に通知し、
スタッフの同意を得たうえで更新することがある。
(1)派遣先との更新契約の有無。
(2)派遣業務の内容又は契約の条件変更の有無。
(3)契約期間中の勤務成績、態度又は勤怠状況。
3
(4)業務効率性、又は業務遂行能力。
(5)派遣業務の進捗状況、派遣業務量の変更の有無。
(6)派遣人員の変更の有無。
(7)その他上記各号に相当する状況、又は準じる状況の有無。
3.スタッフと会社との雇用契約は期間を定めた契約であり、会社から前項の通知がスタッフに行な
われない限り、スタッフと会社との雇用契約(更新した場合は更新後の雇用契約)の期間が終了
した日で、スタッフと会社との間の雇用契約は期間満了により終了する。
第 9 条(就業場所)
スタッフは会社が指示する事業所において、職務に従事するものとする。
2.会社は業務上必要と認めた場合、異動を命じることがある。スタッフは正当な理由なくこれを拒
むことはできない。
第 10 条(就業時間及び休憩時間)
スタッフの就業時間及び休憩時間は、労働基準法第 32 条、第 34 条によるものとし、原則、1 日に
ついては 8 時間、1週については 40 時間の範囲とする。尚、始業時刻、終業時刻、休憩時間の配置
については、派遣先の事業所の事情を勘案し、個別契約の定めるところによる。
2.会社は、スタッフの始業時刻、終業時刻、又は休憩時間を業務の都合により変更することがある。
第 10 条の 2(1 ヶ月単位の変形労働時間制)
会社は労働基準法第 32 条の 2 の定めるところにより1ヶ月(原則として基準日は派遣先の基準日
に準ずる)単位の変形労働時間制を使用することがある。この場合において、特定の週または日
における労働時間、始業および就業時刻は、派遣先事業所の就労形態を勘案して、個別の雇用契
約で定める。
第 10 条の 3(1 年単位の変形労働時間制)
会社は労働基準法第 32 条の 4 の定めるところにより労使協定で定めた期間(1 年以内)単位の
変形労働時間制を使用することがある。労使協定により、対象となるスタッフの範囲、対象期間、
対象期間における労働日、およびその労働日毎の労働時間、その他法令で定める事項を定めるも
のとする。
第 10 条の 4(フレックスタイム制)
会社は労働基準法第 32 条の 3 の定めるところにより、始業および終業の時刻についてスタッフの
自主的決定に委ねることがある。この場合派遣先事業所の就労形態を勘案してコア・タイム、フ
レキシブル・タイムを設けることがある。
2.前項に定めるフレックスタイム制を採用する場合は、労使協定により、対象となるスタッフの
範囲、精算期間、精算期間における総労働時間、その他法令で定める事項を定めるものとする。
4
第 10 条の 5(裁量労働時間制)
業務の性質上、その遂行方法を、スタッフの裁量に委ねるのが適切であると会社が判断するとき
は、会社は、スタッフの裁量によって労働させ、個別の雇用契約に定める所定労働時間を労働し
たものとみなすことがある。
第 10 条の 6(事業場外労働)
スタッフに、就業時間の全部または一部において、出張、その他事業場外で労働させる場合で、
労働時間を算定し難いときは、個別の雇用契約により定める所定就業時間を労働したものとみな
す。
第 11 条 (休 日)
スタッフには少なくとも週 1 日の休日を与えるものとし、個別の雇用契約に定めるものとする。
2.会社は前項に関わらず、週 1 日の休日に替えて、4 週間を通じて 4 日の休日を与えることがある。
3.休日は業務の都合により変更することがある。
第 12 条 (振替休日)
会社は業務上の必要により前条の休日を他の日と振替えることがある。
2.休日を振り替えたときは、その日を休日とし、従来の休日は通常の勤務日とする。
第 13 条 (休憩時間の利用)
スタッフは、休憩時間を自由に利用することができる。但し、休憩時間の目的を損なわない限り、
職場の規律保持のための必要な制限を加えることがある。
第 14 条 (時間外・休日勤務)
会社は業務の都合により所轄労働基準監督所長に届出た労使協定の範囲内で法定労働時間を越える
時間外勤務・休日勤務を命じることがある。
第 4 章 賃金
第 15 条(賃金)
スタッフの賃金は原則として時給とする。通勤費及びその他の手当は、原則支給しない。
2.賃金の計算は毎月 1 回計算するものとする。但し、休日、休憩時間は無給とする。
3.賃金は法令又は労使の協定により定められたもの①社会保険料 ②雇用保険料 ③所得税 ④その
他の労使協定により控除することを認めたものを控除する。又、誤算あるいは過払いが生じた場合
は、本人に予告した上で翌月の賃金から控除する。
4.賃金の支給は直接通貨により、又はスタッフの指定する銀行口座への振込みによって行なう。但
し、支給日が銀行の休日に当たるときはその前日に振り込むものとする。
5
5.時間外労働・深夜労働に対しては労働基準法の定める割増賃金を支払うものとする。
第 16 条(時間給の改定)
会社は、社会、経済情勢の変化、業務内容の変更等、賃金の見直しを行なう必要があると認めた場
合にはスタッフの賃金の昇給又は降給等の改定を行なうことがある。
第 17 条(賞与)
スタッフには原則として賞与を支給しない。
第 18 条(退職金)
スタッフの退職又は解雇に際して、退職金は支給しない。
第 19 条(休業手当)
会社の責に帰すべき時由により休業した場合においては、休業 1 日につき平均賃金の 100 分の 60 を
支給する。
第 5 章 休暇
第 20 条 (年次有給休暇)
会社は、有休発生の法的要件を満たすスタッフに対して、次の各号に掲げる表の上覧の継続勤続年
数に応じ、それぞれの下欄に掲げる日数の年次有給休暇を与える。
所定労働日数
継続勤務年数
週
年間
6 ヶ月
1 年 6 ヶ月
2 年 6 ヶ月
3 年 6 ヶ月
4 年 6 ヶ月
5 年 6 ヶ月
6 年 6 ヶ月
5日
217 日以上
10 日
11 日
12 日
14 日
16 日
18 日
20 日
4日
169~216 日
7日
8日
9日
10 日
12 日
13 日
15 日
3日
121~168 日
5日
6日
6日
8日
9日
10 日
11 日
2日
73~120 日
3日
4日
4日
5日
6日
6日
7日
1日
48~72 日
1日
2日
2日
2日
3日
3日
3日
1.所定労働日数が週 1 日未満の者は有休付与の対象としない。
2.年次有給休暇は、従業員が請求した時期に与えるものとする。但し、事業の正常な運営を妨げる
場合には、請求された時期を変更することができるものとする。
3.当該年度の年次有給休暇の全部又は一部を消化しなかった場合、その残日数は翌年度に限って繰
り越すことができるものとする。
4.年次有給休暇を取得し休業している期間の給与は、通常の給与を支給するものとする。
5.未就労期間が 1 ヶ月未満の場合は、継続勤務とみなし有休日数、累積就労日数は消滅しない。
6
1 ヶ月に達した場合は有休日数・累積就労日数は無効とし、再び就労を開始した日を新たに起算
日とするものとする。但し、契約期間が 1 ヶ月以上のスタッフに限るものとする。
6.1 ヶ月未満の短期契約のスタッフは、有休付与の対象としない。
第 21 条 (出勤率の計算)
前条の年次有給休暇付与の基礎となる各勤続期間における出勤率が 8 割に満たないスタッフにおい
ては、当該期間に対する年次有給休暇を付与しない。
2.前項の出勤率の算定は法律の定めるところによる。
第 22 条 (年次有給休暇の請求手続き)
年次有給休暇を請求しようとする者は、所定の手続きにより、遅くとも取得する年次有給休暇の指
定日の 3 日前までに届け出るものとする。
第 23 条 (年次有給休暇の振り替え)
スタッフは私傷病その他の理由による欠勤を、会社の許可を得て、年次有給休暇に振替えることが
できる。
第 24 条 (生理日の休暇)
生理日の就業が著しく困難な女性が休暇を請求した場合は、これを与える。但し、無給とする。
第 25 条 (育児、介護休業等)
産前産後及び育児休業、介護休業などの対象者、手続きなどは法律の定めるところによる。
第 26 条 (公民権行使の時間)
スタッフが勤務時間中に選挙権の行使、その他公民としての権利を行使するため、あらかじめ申出
た場合は、それに必要な時間を付与する。
2.前項の申出があった場合に、権利行使を妨げない限度において時間を変更することができる。
3.前項の時間については無給とする。
第 6 章 退職
第 27 条 (退職の手続き)
退職を希望するものは、少なくとも 30 日前までに申し出るものとする。
第 28 条 (業務の引継ぎ)
スタッフは、退職しようとするとき(普通解雇及び懲戒解雇のときも含む)は、会社又は派遣先の
指定する者に速やかに業務を引き継がなければならない。
7
第 29 条 (退職の基準)
次の各号に該当する者は、退職するものとする。
(1)雇用期間が終了したとき。
(2)更新なく派遣期間が満了したとき。
(3)自ら退職願を提出して会社の承認を得た者。
(4)死亡又は死亡したと認められる者。
(5)音信不通または行方不明の状況で3日以上連絡がとれない者。
(退職の意思表示とみなす)
第 30 条 (解 雇)
スタッフが次の各号の一に該当する場合は、解雇する。
(1)懲戒解雇に該当するとき。
(2)採用決定後の調査結果や使用期間中の勤務状態などにより、会社が当初知る事が出来ず、
又知る事が予測出来ないような事実を知った為に、その者を引続き雇用することが適当で
ないと認められるとき。
(3)精神又は身体の障害により業務に耐えられないと認められるとき。
(4)勤務成績又は能率が著しく不良で、就業に適しないと認められるとき。
(5)行動や言動により業務の正常な運営を阻害すると認められるとき。
(6)天災地変、その他やむを得ない事由によって、会社又は派遣先の事業の継続が不可能なとき。
(7)事業の縮小その他業務上やむを得ない事由のあるとき。
(8)その他前各号に準ずるやむを得ない事由があるとき。
2.前項によって解雇するときは、次に掲げるものを除き 30 日前に予告するか、あるいは 30 日分
平均賃金を支給し、即時解雇する。但し、本人の責めに帰すべき事由により解雇する場合で所轄
労働基準監督署長の認定を受けたときあるいは、天災地変その他やむを得ない事由のため事業継
続が不可能となった場合で、所轄労働基準監督署長の認定を受けたときは予告手当を支給しない。
(1)日々雇用する者。(引き続き 1 ヶ月を超えて使用した者を除く)
(2)2 ヶ月以内の期間を定めて雇用した者。(所定の期間を超えて使用した者を除く)
(3)季節的事業場に 4 ヶ月以内の期間を定めて使用される者。
(4)試用期間中の者。(採用後14 日を超えた者を除く)
3.前項の予告日数は、平均賃金を支払った日数だけ短縮することがある。
第 31 条 (懲戒)
スタッフに対する懲戒は、戒告、減給、出勤停止、懲戒解雇の 4 種とする。
(1) 戒告
始末書をとり将来を戒める。
(2) 減給
始末書をとり 1 回について平均賃金の 1 日分の半額以内を減額する。但し、
減給の額は当該賃金支払期間における賃金総額の 10 分の 1 を超えることはない。
(3)出勤停止 始末書をとり 7 日以内において出勤を停止し、停止期間の給与は支給しない。
8
(4)懲戒解雇 予告期間を設けずに即時解雇し、行政官庁の認定を得たときは解雇予告手当を
支給しない。
第 32 条 (戒告・減給・出勤停止)
(1)正当な理由なくして出勤常ならざるとき。
(2)勤務に関する手続き、報告等につき、事実を偽ったとき。
(2)定められた書類等の提出、届出の変更を迅速に行わないとき。
(3)職場の風紀・秩序・統制を乱したとき。
(4)会社の信頼を失墜させたとき。
(5)重大な過失、又は著しい怠慢により、事故を発生させたとき。
(6)第 2 章の服務・規律に違反したとき。
(7)業務上の指揮命令に従わなかったとき。
(8)前各号に準ずる行為のあったとき。
第 33 条 (懲戒解雇)
スタッフが次の各号の一に該当する場合は、懲戒解雇とする。
(1)会社が了承できる理由なく無断欠勤を連続し行政官庁の認定を受けたとき。
(2)出勤不良または欠勤が多く、数回にわたって注意を受けても改めないとき。
(3)誓約書に反する行為を行い、注意を受けても是正しなかったとき。
(4)与えられた業務に非協力的で協調性に欠け、指導してもスタッフとして全く不適切なとき。
(5)会社が了承できる理由なく、業務命令に従わず、反抗的な言動または越権行為により業務
に支障を生じさせたとき。
(6)重要な経歴を偽り、その他不正な方法を用いて雇い入れられたことが判明したとき。
(7)職務上の地位を利用して私利を得たとき、または得ようとしたとき。
(8)会社の金品を盗み、または横領するなど不正行為におよんだとき。
(9)会社に対する届出内容に故意に虚偽の記載をしていたとき。
(10)会社の内外において法令に触れる行為をし、社名を汚し信用を失墜させたとき。
(11)会社の内外において法令に触れる行為をし、その行為の内容から、会社で勤務を
継続させることによって他の社員に影響があると会社が判断したとき。
(12)故意または重大な過失により災害または事故を発生させ、会社に重大な損害を与えたとき。
(13)故意または重大な過失により会社の商品、什器備品、施設その他(電子データを含む)に
損傷を与え、会社に損害を及ぼしたとき。
(14)お客様、取引先、関連会社、会社の機密に関わる情報または業務上知り得た秘密事項を外
部に漏らし、または漏らそうとしたとき。
(15)お客様、取引先、関連会社に重大な迷惑をかけるなど、取引関係に悪影響を及ぼしたとき。
(16)セクシャルハラスメントの行為が悪質であったとき。
9
(17)会社内で暴行、脅迫、傷害、賭博、暴言またはこれに類する行為を行ったとき、また職場
の秩序を乱したとき。
(18)刑事、民事等事件に関与し起訴されたとき、または起訴される前であっても犯罪事実が明
白で、ただちに懲戒解雇処分に処することが妥当であると会社が判断したとき。
(19)消費者金融等の金融業者からお金を借りて会社にまで再三督促があり、そのため業務に
支障を生じさせたとき。
(20)第 2 章の服務・規律に違反し、数回にわたって注意を受けても改めず、その行為が悪質で
あったとき。
(21)就業規則に付随する諸規程に違反し、数回にわたって注意を受けても改めず、その行為が
悪質であったとき。
(22)前各号に準ずる行為のあったとき。
第 34 条 (教 唆)
スタッフが、他人を教唆して懲戒事項に掲げる行為をさせたときは、行為者に準じて懲戒に処す。
第 35 条 (解雇の制限)
会社は、スタッフが業務上の傷病により、療養のため休業する期間およびその後の 30 日間ならびに
女性が産前 6 週間(多胎妊娠の場合14週間) 産後8週間休業する期間、およびその後 30 日間は解
雇しない。但し、第 42 条 1 項 6 号に該当する解雇の場合および、業務上の傷病の場合において、療
養開始後3年を経過しても傷病が治らないで、打切保障を支払った場合は、この限りではない。
第 36 条(登録の取り消し)
会社は、スタッフが次の各号のいずれか一つに該当する場合は、スタッフの登録を取り消す。
(1)スタッフから登録の取り消しの申し出があったとき。
(2)スタッフの責に帰すべき時由で雇用契約が解除、解約、又は終了した場合で、会社が必要
と判断したとき。
(3)会社が、派遣就業が困難である、または適当でないと判断したとき。
(4)登録時、または採用時に経歴、資格、職能を詐称した場合、またはその他の事項について
虚偽の申告をしたとき。
(5)故意又は過失により会社、派遣先、派遣先関係者に不利益を与える行為、または第三者に
損害を与えたとき。
(6)会社、派遣先もしくは派遣先関係者に不利益を与える行為、または名誉、信用を損なうよ
うな行為があったとき。
(7)その他、
「派遣従業員就業規則」
、又は「機密保持誓約書」に違反したとき。
第 37 条 (解雇時の支払い及び貸与品の返還)
10
スタッフが退職又は解雇された場合においても賃金の支払いは雇用契約書(兼)就業条件明示書通
りの支払いとする。
2.スタッフが退職又は解雇された場合において、会社から借用した金品・作業衣等従業員としての
資格に基づいて付与された一切のものは退職日までに返還する。但し、紛失破損した場合につい
ては、直ちに同じもの若しくは其れ相当のものを弁償するものとする。
第 38 条 (使用証明)
会社は、退職又は解雇された者が、雇用期間・業務の種類・地位及び賃金又は退職の理由(退職の理
由が解雇の場合は、その理由を含む)について、証明書を請求した場合は、遅滞なくこれを交付する。
第 39 条 (守秘義務)
スタッフは、退職した後(普通解雇及び懲戒解雇により退職したときを含む。)も、在職中に知り得
た業務上の機密事項を他に漏らしてはならない。
第 7 章 安全および衛生
第 40 条 (健康診断)
会社は、雇用期間が 1 年以上のスタッフに対し、1 年に 1 回定期的に健康診断を行う。ただし、所定
労働時間が週30時間未満のものについては健康診断を行わない。
第 41 条 (病者の就業禁止および制限)
会社は、前条の診断に基づき就業の禁止、制限又は業務の転換、その他衛生上必要な措置を命じる
ことがある。
第 42 条(安全衛生上の等の就業禁止)
会社は下記のいずれかに該当するスタッフの就業を禁止する。
(1) 伝染病、感染症の疾病にかかった者、検診受信の勧告を受けた者又は入院勧告を受けた者。
(2) 精神障害の為、自身を傷つけ、又は他人に害を及ぼすおそれのある者。
(3) 就業のため病状悪化のおそれのあるもの。
(4) 前各号に相当する事由がある場合。
2.前項の就業禁止期間中は無給とする。
第 43 条 (安 全)
スタッフは、次の事項を順守する。
(1)火気又は爆発性物品の取扱いについて、細心の注意を払うこと。
(2)火災防止の設備・器具の取扱い方法を熟知しておくこと。
(3)消火器の位置および使用方法を心得ておくこと。
11
(4)非常災害の場合は、互いに協力し、被害を最小限に止めること。
(5)自動車の運転に際しては、法規を守り、安全運転に努めること。
(6)什器の取扱いについては、細心の注意を払うこと。
第 8 章 雑則
第 44 条 (知的財産権)
スタッフが、派遣業務を職務として遂行したことに伴う発案考案(以下「職務発明等」という)に
ついて、特許権、実用新案権、意匠権を受ける権利または工業所有権を会社及び又は派遣先は、ス
タッフから承継することができ、スタッフはこの承継に一切の意義を述べないものとする。
2.スタッフは、スタッフの発明について会社及び派遣先が職務発明等に概要しないと認定した後で
なければ、当該発明において特許・登録の出願をし、または特許・登録を受ける権利を第三者に
譲渡してはならない。
3.スタッフは派遣業務を職務として遂行したことに際して作成された研究資料、理論、各種書類、
ソフトウエア、等のあらゆる業務作成物に関する一切の著作権が派遣先に帰属するものであるこ
とを確認し、これに対して会社及び派遣先にいかなる権利主張も対価の要求も行なわないものと
する。
第 45 条 (災害補償等)
スタッフが業務上災害又は通勤災害を被ったときは、労働基準法、労働者災害補償保険法等の定め
るところによりその療養等に必要な給付を受けることができる。
第 46 条 (損害賠償)
スタッフが故意又は過失によって会社又は派遣先に損害を与えたときは、その全部又は一部の賠償
を求めることがある。但し、これによって第 30 条の懲戒を免れるものではない。
第 47 条 (民事上の損害との相殺)
スタッフが民事上の損害賠償を従業員から受けた場合で、当該事故を理由に見舞金その他の支給が
なされている場合は、その額を民事上の損害賠償額から控除する。
付
則
・
この規程は、平成 19 年 6 月 1 日から実施する
・
平成 24 年 11 月 1 日改正
12
Fly UP