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20~40代の女性930名を対象にした月経に関する意識調査

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20~40代の女性930名を対象にした月経に関する意識調査
バイエル薬品株式会社
広報本部
〒530-0001
大阪市北区梅田 2-4-9
TEL 06-6133-7333
www.bayer.co.jp/byl
News Release
3 月 1 日~8 日は、「女性の健康週間」
20~40 代の女性 930 名を対象にした月経に関する意識調査

6 割以上が、「月経に関して心配や悩みがある」と回答

月経に関する心配やトラブルにも関わらず、半数近くが「婦人科を受診しようと思わない」
受診しようと思わない理由は、「婦人科受診に抵抗があるから」
大阪、2011 年 2 月 24 日 ― バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:セバスチャン・グー
ト、以下バイエル薬品)は、20~40 代の女性 930 名を対象に、「月経に関する意識」について、インターネッ
ト調査を実施しました。このほど、調査結果がまとまりましたので、3 月 1 日~8 日の「女性の健康週間」*1 に
先立ち、お知らせいたします。
調査結果は、以下のとおりです。
【月経のイメージ】(図 1)
① 月経のイメージは、「面倒くさいもの(75.2%)」、「憂鬱なもの(54.3%)」、「つらいもの(27.4%)」。
② 「面倒くさいもの」、「憂うつなもの」と回答した割合は、各世代で大きな差はみられないものの、「つらい
もの」、「生活の支障となるもの」とした人は若い年代で多く、反対に、「女性であることを実感するもの」、
「健康のバロメータになるもの」は高い年代で多かった。
【月経に関する心配、悩み】(図 2、3)
③ 「とてもある」、「ややある」をあわせ、全体の 6 割以上(63.8%)が「月経に関して心配や悩みがある」と回答。
若い世代のほうが、心配や悩みを抱えている割合が高い。(20 代:68.0%、30 代:63.2%、40 代:60.3%)
④ 心配や悩みの内容は、「腹痛がある(65.7%)」、「イライラする(52.9%)」が 5 割を超え、続いて、「腰痛が
ある(42.6%)」、「眠くなる(38.4%)」、「疲れやすい(37.4%)」、「出血量(35.9%)」、「生理周期が不規則
(33.2%)」と続く。
- 1/6 -
⑤ 心配や悩みの内容は、年代により違いが見られた。年代が若いほど、割合が高いのは、「腹痛がある」、
「気分が落ち込む」、「腰痛がある」、「疲れやすい」、「吐き気がある」、「下痢気味になる」など。特に、
「腹痛がある」、「気分が落ち込む」、「腰痛がある」は 40 代に比べ、20 代で 15 ポイント以上高かった。
【トラブルがあった場合の病院受診意向】(図 4、5)
⑥ 「月経に関して心配や悩み、月経にまつわるトラブルがあったら、婦人科を受診しようと思うか」との質問
に対し、「受診しようと思う」人は、「受診しようと思う」、「やや受診しようと思う」をあわせ、54.3%にとどまっ
た。45.7%の人は、心配や悩み、トラブルがあっても、「あまり受診しようと思わない、」「受診しようと思わ
ない」と回答。
⑦ 「受診しようと思わない」理由は、「婦人科受診に抵抗があるから」(36.7%)がトップ。続いて、「生理は病
気ではない(31.1%)」、「面倒くさい(30.8%)」、「お金がかかりそうだから(27.3%)」と続いた。
今回の結果から、一般女性の多くが、月経に関して心配や悩みを抱えていることがわかりました。一方で、月
経トラブルは、背後に子宮内膜症や子宮筋腫などの器質的疾患や月経困難症*2 の可能性があるにも関わ
らず、月経に関する心配や悩み、トラブルがあっても、婦人科を受診しようと思わない女性が半数近くを占め
ることも明らかになりました。
この調査結果に対し、家坂清子先生(医療法人 清和会 いえさか産婦人科医院)は、以下のように述べてい
ます。
「月経痛など、月経についての悩みや心配があったら、躊躇せず婦人科に相談してください。私には日本の
女性のがまん強さが却って心配なのです。月経のトラブルを放置せず婦人科に相談するなど、早めに対処
することが、疾患の早期発見や、症状の進行を防ぐことにつながります。婦人科は、女性の健康全般につい
てどんなことでも相談できるところです。初経を迎えたら、婦人科をパートナードクター(かかりつけ医)に持
つことをお勧めしたいですね。」
*1 2005 年に、産婦人科医が女性の健康を生涯にわたって総合的に支援することを目指し、社団法人 日本産科婦人科学会、社団
法人 日本産婦人科医会が制定。2008 年からは、厚生労働省も主唱する運動として、様々な活動が展開されています。
*2 月経困難症とは、月経期間中に、月経に伴い起こる病的な症状のことで、下腹部痛、腰痛、腹部の膨満感、吐き気、頭痛、疲
労・脱力感、食欲不振、いらいら、下痢、憂うつなどの症状がみられます。
- 2/6 -
バイエル薬品株式会社
2011 年 2 月 24 日、大阪
Bayer Yakuhin, Ltd./Communications (JPN-BHC-2011-0108))
バイエル薬品株式会社について
バイエル薬品株式会社は本社を大阪に置き、医療用医薬品、皮膚科領域医療用医薬品、一般用医薬品、動物用薬品(コンパニオ
ンアニマルおよび畜産用薬品)の 4 事業からなるヘルスケア企業です。医療用医薬品部門は、診断薬、プライマリーケア、オンコロ
ジー、スペシャリティケア、ウイメンズ ヘルスケアの 5 領域に注力しています。バイエル薬品は、「よりよい暮らしのためのサイエンス
(Science For A Better Life)」の企業スローガンのもと、技術革新と革新的な製品によって、日本の患者さんの「満たされない願い」に
応える先進医薬品企業を目指しています。
バイエル薬品ホームページ:http://www.bayer.co.jp/byl
将来予想に関する記述 (Forward-Looking Statements)
このニュースリリースには、バイエルグループもしくは各事業グループの経営陣による現在の試算および予測に基づく将来予想に関
する記述 (Forward-Looking Statements) が含まれています。さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の
実績、財務状況、企業の動向または業績と、当文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。これらの要因には、
当社の Web サイト上(www.bayer.com)に公開されている報告書に説明されているものが含まれます。当社は、これらの将来予想に
関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。
- 3/6 -
調査結果詳細
【調査概要】
■調査目的:
月経の実態と月経に対する女性の意識を把握する
■調査対象:
20-49 歳の女性 930 名(全国)
※20-24 歳、25-29 歳、30-34 歳、35-39 歳、40-44 才歳 45-49 歳と 5 歳刻みで、同数を割付
■調査方法:
インターネットによるアンケート調査(調査機関マクロミル)
■調査時期:
2010 年 8 月 30 日~8 月 31 日
【アンケート調査結果】
図 1. あなたにとって、月経はどのようなものですか?(複数回答可、3 つまで)
100%
80%
75.2
60%
54.3
40%
27.4
18.8
18.5
20%
21.1
21.7
20.5
0.8
0%
つ
ら
い
も
の
な生
る活
もの
の支
障
に
憂
う
つ
な
も
の
面
倒
く
さ
い
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い
と
困
る
も
の
実女
感性
すで
るあ
もる
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と
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妊
告娠
げの
る有
も無
のを
と健
な康
るの
もバ
のロ
メ
ー
タ
そ
の
他
(930)
27.4
18.5
54.3
75.2
18.8
21.1
21.7
20.5
0.8
20代
(310)
34.5
23.5
54.8
75.5
18.7
17.7
26.1
15.5
0.6
30代
(310)
28.7
17.1
56.8
74.8
18.4
16.8
28.1
21.6
1.0
40代
(310)
19.0
14.8
51.3
75.2
19.4
28.7
11.0
24.5
0.6
n=
全体
年
代
別
- 4/6 -
図 2. 月経に関して、心配や悩みはありますか?
は、生理に関して、心配や悩みがありますか?
<全体>
<年代別>
全くない
3.1%
とてもある
11.8%
とてもある
14.5
20代
あまりない
33.0%
ややある
52.0%
ややある
30代
11.3
40代
9.7
(n=930)
あまりない
53.5
全くない
29.4
51.9
34.5
50.6
35.2
(n=930)
図 3. 心配や悩みが「とてもある」「ややある」と回答した方に伺います。
それはどのようなものですか?(複数回答可)
100%
80%
65.7
60%
52.9
42.6
38.4
40%
28.1
年
代
別
29.0
25.6
20%
0%
37.4
33.2
35.9
22.9
11.8
19.9
9.3
腹
痛
が
あ
る
腰
痛
が
あ
る
頭
痛
が
す
る
お
腹
が
は
る
吐
き
気
が
す
る
眠
く
な
る
疲
れ
や
す
い
食
欲
が
な
く
な
る
下
痢
気
味
に
な
る
イ
ラ
イ
ラ
す
る
気
分
が
落
ち
込
む
生
理
周
期
が
不
規
則
出
血
量
(
多
い
・
少
な
い
)
出
血
期
間
(
長
い
・
短
い
)
9.1
6.6
不
正
出
血
が
あ
る
そ
の
他
全体
n=
(594)
65.7
42.6
28.1
25.6
11.8
38.4
37.4
9.3
22.9
52.9
29.0
33.2
35.9
19.9
9.1
6.6
20代
(211)
73.5
49.8
28.0
25.6
16.1
45.0
42.7
10.4
26.5
53.6
41.2
33.2
35.1
19.4
8.1
5.2
30代
(196)
68.4
42.3
22.4
25.0
11.7
29.6
35.7
6.6
21.9
53.6
22.4
28.6
32.1
19.9
9.2
7.7
40代
(187)
54.0
34.8
34.2
26.2
7.0
40.1
33.2
10.7
19.8
51.3
21.9
38.0
40.6
20.3
10.2
7.0
- 5/6 -
図 4. 月経に関して心配や悩み、月経にまつわるトラブルがある場合、婦人科を受診しようと思いますか?
[Q4]
(※現在の心配や悩み、トラブルに関係なく、全員に質問)
受診しようと思わ
ない
6.9%
受診しようと思う
18.4%
あまり受診しよう
と思わない
38.8%
やや受診しようと
思う
35.9%
(n=930)
[Q5]
図 5. 「あまり受診しようと思わない」「受診しようと思わない」と回答した方にお聞きします。それは何故です
か?(複数回答可、最大 4 つまで)
生理は病気ではないので、病院に行くよう
なものではないから
受診しなくても、市販の薬で対処できると
思うから
31.1
22.8
受診しなくても、そのうち治ると思うから
22.1
治療できると思わないから
7.1
治療内容がわからず、不安だから
14.4
婦人科受診に抵抗があるから
36.7
どこの病院へ行ったらよいかわからないか
ら
13.4
15.3
忙しいから
30.8
面倒くさいから
27.3
お金がかかりそうだから
その他
6.6
(n=425)
- 6/6 -
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