Comments
Description
Transcript
紹介資料(PDF) - フォーカスシステムズ
i5/OS用暗号バックアップパッケージ 2012年12月1日 株式会社フォーカスシステムズ 1. 製品概要 /C4 Back up/400 とは? IBM i(AS/400)バックアップデータは安全ですか? 昨今、外部に保管されるバックアップデータについて情報漏洩対策と改竄防止 は必須となっています。ただ、セキュリティ対策の製品は複雑な設定が必要な ものが多く、導入、運用に手間がかかることが多いです。 “C4 Back up/400”はi5OSの既存のバックアップコマンドとほぼ同じ設定方式で 簡単に利用できる製品です。 ライブラリ1 ライブラリ2 ライブラリ3 ファイル1 メンバー1 DISK C4 Backup/400で 暗号化 メンバー2 ファイル2 メンバー3 テープ 堅牢性が求められるビジネスシーンに安心のバックアップシステムを提供いたします。 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 2 2. 利用事例(1) - 業務データの暗号バックアップ 毎日更新されるデータをバックアップ+暗号で保護!! SAVコマンドでの単なるバックアップからより安全な 暗号バックアップへ簡単に移行できます。 暗号定義 ライブラリ、暗号鍵、出力先 etc・・・を指定する HDD 毎日夜10:00 データライブラリ データライブラリ 暗号化処理 テープ -利点- ・暗号化されているので、テープの盗難・紛失があっても情報が漏れません。 ・バックアップと暗号がこのソフトひとつで対応できます Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 3 2. 利用事例(2) - IBM i同士のデータ交換のセキュリティ 拠点間の定期的なテープ搬送/データ送信を、暗号化する IBM i 間でデータ統合や災害対策のデータ分散を暗号化で 安全におこなうことが簡単に実現できます。 バックアップセンター 本社 支社A ファイル転送 テープ搬送 ※暗号データをやり取りする場合、各地点の機器にC4 Back up/400の導入が必要です。 -利点- ・暗号化されている為、盗難・紛失、送信先の間違いがあっても情報が漏れません。 ・復号もスケジュール機能で簡単に実施可能 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 4 2. 利用事例(3) - ユーザプログラムに暗号処理を組み込む 自社のプログラムへ暗号処理を組み込む 自社の業務プログラムの中にデータの暗号処理をCLコマンド を使って簡単に実現できます。 業務プログラム(CL) 日 次 集 計 処 理 日 次 更 新 処 理 デ ー タ 暗 号 化 フ ァ イ ル 送 信 -利点- ・組込用のCLコマンドを提供するため、CLで作成されているあらゆる 業務プログラムに簡単に組込が可能です。 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 5 3. C4 Back up/400の導入メリット 暗号データの紛失・漏洩がおこった場合も、情報自体の 漏洩の危険が減り、その後の事故対応の時間やコスト等 の負担も軽減されます。 テープにもHDDにも暗号データを作成できるため、本製品 ひとつでファイル転送、保管といったセキュリティ対策をカ バーできます。 導入・設定が簡単で、運用者の教育にも時間とコストが かからず、すぐに運用ができます。 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 6 4. C4 Back up/400の機能(1) - 機能一覧 C4 Back up/400には以下の機能があります。 ライブラリの暗号・復号 ユーザライブラリ毎の指定 ユーザライブラリ全体の指定 オブジェクトの暗号・復号 物理ファイルの暗号・復号 設定はi5OS標準の SAVコマンドとほぼ 同じで、簡単です ファイル指定 メンバ指定 C4 Back up/400の実行ユーザの管理機能 実行ログの管理機能 配布用キーファイルの作成と取り込み ソフトウェア圧縮(ライブラリ・オブジェクトの暗号時) マルチタスク(複数同時処理) Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 7 4. C4 Back up/400の機能(2) - 操作画面イメージ 標準的なi5OSのQUERY処理画面と同じイメージなので、簡単 操作で暗号・復号を行うことができます。 行いたい処理の 項目番号を入力 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 8 5. 製品情報・動作環境 対象OS (2012年12月現在) 日本語版 V5R3 ~ V7R1 英語版 V5R3 ~ V7R1 ※暗号/復号処理についてはバックアップ対象となるライブラリの中で最大の大きさと同等の 空き容量が必要です。(テープ暗号時) ※V5R2以前のOSについてはご相談ください。 提供媒体 ・ CD-ROM (導入にはCD-ROMドライブが必要です。) 運用実績 金融業をはじめ、官公庁、システム開発・運用、医薬品製造・販売、 教育出版・人材会社など様々な業種で使用されています。 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 9 6. 価格 C4 Back up/400 価格表 機械グループ 製品価格(税抜) 保守料(製品の15%) P05 ¥800,000 ¥120,000 P10 ¥1,000,000 ¥150,000 P20 ¥1,400,000 ¥210,000 P30 ¥2,000,000 ¥300,000 P40・P50 ¥3,000,000 ¥450,000 P60 ¥4,000,000 ¥600,000 ※導入の前には、評価版による検証を推奨します。 実際にお試し頂いた上で、導入をご検討ください。 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 10 7. 技術サポート内容 電話・FAX・E-mailによる技術的な問い合わせ対応 修正ソフトウェアの無償配布 ソフトウェア無償バージョンアップ インストールメディアの無償交換 (機器移行時またはOSの変更に伴う対応版の提供) 9.お問い合わせ 株式会社フォーカスシステムズ ITサービス事業本部 セキュリティ&ソリューション室 E-mail : [email protected] TEL : 03-5420-2470 URL : http://www.focus-s.com Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 11 参考資料(1) - 処理時間 ライブラリの暗号・復号(テープ保管) 【マシン環境】 モデル:520(3300CPW) OS:V5R4 メモリ:4096MB 【暗号ライブラリ】 サイズ:4GB オブジェクト数:653(PF:309 LF:340 その他:4) 【使用テープ】 テープ装置 : #6384 ¼データカートリッジ テープ密度 : *QIC5010 最適化ブロックの適用 : *NO アクセスパス保管 : *NO <暗号時間> 通常のSAVLIB(テープ保管) 11分31秒 C4 Back up/400 ライブラリ暗号(テープ保管) 32分37秒 <復号時間> 通常のRSTLIB 17分57秒 C4 Back up/400 テープからのライブラリ復号&復元 33分28秒 Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 12 参考資料(2) - 暗号処理時間短縮 暗号バックアップの時間を運用方法で短縮して、業務がストップ する時間を短くできます! (ただし、処理対象ライブラリ容量の2倍以上のDISK空き容量が必要です) ① C4 Back up/400 で「ライブラリ暗号&DISK保管」 ② DISK保管した暗号結果を、SAVLIBでテープ保管 合計 : 02分56秒 : 18分11秒 : 21分07秒 前頁参照 DISKに書 き出す テープに 保管 約33分かかる暗号バックアップが、21分程度に可能。 ①の処理終了時点から業務を再開することができるので、実際に業務をストップさせる 時間は3分程度となります。 ※ ②の処理時間は「通常のSAVLIB(テープ保管)」の処理時間より長くなります。 理由 ・ 暗号化されたデータは、ハードウェア圧縮が適用されない ・ ①で行うソフトウェア圧縮は、ハードウェア圧縮より、圧縮率が悪い Copyright 2002-2011 Focus Systems Corporation. All rights reserved. 13