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あんしんサポート 手帳

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あんしんサポート 手帳
心配だな… どこに相談に行けばいいの?
!
で
い
まな
こんな時のために
この冊子を作りました。
悩
で
人
一
認知症
あんしんサポート
手帳
認知症
認知症は、特別な病気ではありません。
誰もが関わる可能性がある身近な病気です。早い時期に専門医療機関や、
もの忘れ相談医を受診し、適切な対応をすることで、できる限り住み慣れた
地域で安心して自分らしく暮らし続けることができます。
高松市
自分を知ることから始めましょう
わたしの情報
基本情報
名 前
年 月 日作成
血液型
住 所
本籍地
高松市 町 丁目 番(地) 号
生年月日
T
S
年 月 日
電話番号
( ) ̶
好きなこと・楽しいこと
(ささいなことでかまいません。)
現在の家族構成
名 前
血圧
健康状態
電話番号(携帯番号)
続柄
/
住 所
mmHg
気になること
kg
体重
病 名
病院名
電話番号
担当の先生の名前
現在かかっている病院
(自分の状態のところに○をつけましょう)
現在受けている介護サービス
介護の状態:要支援( 1 2 ) 要介護( 1 2 3 4 5 ) 取得なし
受けているサービス
担当介護支援専門員
担当事業所
氏 名
電話番号
所属事業所
(ケアマネジャー)
電話番号( ) ̶
その他記録しておきたいこと
1
認知症の基礎知識
認知症の症状について
「単なるもの忘れ」と「認知症」の違い
年をとって忘れっぽくなると、「認知症では」と心
配に思うことがありますが、老化に伴う単なるもの忘
れと認知症とは違うものです。例を挙げると、何を食
べたか思い出せないのは、単なるもの忘れです。しか
し、食べたこと自体を忘れていれば、認知症の疑いが
あります。
変性疾患
認知症には、過去のことを覚えていても、最近体験
したことを忘れてしまう記憶障害、判断力の低下、時
間、日にち、場所が分からなくなるなどの見当障害が
あります。また、「お金をとられた」、「部屋に誰かが
いる」などの妄想や幻覚、日常生活能力の低下、問題
行動、不安からいらだったり、落ち込んだりと、うつ的
な状態になることがあります。
脳血管性認知症
アルツハイマー病、
レビー小体病など
若年性認知症
脳梗塞、
脳出血など
自分でチェック
家族・身近な人がチェック
1回目 年
月
日
2回目 年
月
日
3回目 年
月
日
認知症による変化は、周りが気づく場合も多 い
ものです。家族や身近な人がチェックして
みましょう。
認知症をチェックして
みましょう
認知症による変化はゆっくりと
現れることが多いので、半年から
1年前の状態と現在の状態を比べ
てみるとよいでしょう。
認知症
チェック
リスト
25
最近のことを忘れっぽくなった。
周りの人から「いつも同じことを聞く」と言われる。
今切ったばかりなのに電話の相手の名前を思い出せないことがある。
ものの名前や人の名前が思い出せないことがある。
置き忘れ、しまい忘れが多くなった。
今日が何月何日、何曜日か、わからないことがある。
かけなれた番号に電話をかけることができないことがある。
預貯金の出し入れ等、金銭管理が一人で、できなくなってきた。
一人でいるのが不安になったり、外出するのがおっくうになった。
趣味や好きなテレビ番組を楽しめなくなった。
同じことを何度も言ったり聞いたりする。
置き忘れ、しまい忘れが多くなり、よく探し物をしている。
日付や曜日がわからないことがよくある。
話のつじつまが合わない。
同じものをたびたび買う。
料理の味が変わったり、準備に時間がかかるようになった。
慣れた道を間違えたり、迷ったりする。
些細なことでイライラして、怒りっぽくなった。
使い慣れた道具(リモコン、レンジ等)の使い方が分からなくなった。
財布や通帳など、大事なものを盗まれたと人を疑うようになった。
預貯金の出し入れ等、金銭管理のミスが目立つようになった。
実際にないものや、人が「いる」と言う。
以前に比べて、身だしなみを気にしなくなった。
外出するのがおっくうになった。
半年∼1年前に比べて、これまでできていたことができなくなった。
※このチェックリストはあくまでも、おおよその目安で、認知症を診断するためのものではありません。
監修 認知症疾患医療センター 一般財団法人 大西精神衛生研究所附属大西病院
2
わたしに最適な医療・介護は何かな?
困りごとなんでもメモ
下の表で、どこにご自分の状態があるかチェックしてみましょう。
今の
状態は
チェックした日
年 月 日
年 月 日
年 月 日
区分( A ∼ F )
認知症の経過
正常なレベル
軽度認知障害(MCI)
わたしの様子の例
認知症を有するが
日常生活は自立
誰かの見守りがあれば
日常生活は自立
日常生活に手助け介護が必要
常に介護が必要
B
C
D
E
F
認知症とは診断されないが、
正常とはいえない。
少し前のことが
思い出せなくなる
人のために何かする
ことが苦手になる
身の回りのことに手助けが必要になる
身の回りのことに
手助けが常に必要になる
■もの忘れはあるが、金銭管理
や買い物、書類作成はできる。
■もの忘れがある。
■探し物が増える。
日常生活は自立
A
加齢によるもの忘れは、
体験やできごとの一部
を忘れることはあって
も、ヒントがあれば思
い出すことができる。
認 知 症
1
■服薬管理が難しくなる。
■電話の対応や訪問者と
の対応が難しくなる。
■慣れた道で迷子になる。
初期の頃は、頭の中に霧が かかったような感じや
不安・焦りを感じています。
■食事やトイレ等、身の回りのことに
時間がかかるようになる。
■道に迷って帰れなくなる。
■食事、排せつ、入浴等、
日常の介護が常に必要
になる。
常に介護が必要になっても、人としての自尊心は最後まで持ち続けています。
1 を含みます。
ご家族と相談し、受けたいサービス等の 番号に○をつけてみましょう。
(上の表 のわたしの様子の例の )
認知症の人と家族を支援する体制
医療が
必要になった時
かかりつけ医・認知症疾患医療センター(大西病院、いわき病院)・専門医 療機関・もの忘れ相談医
3
もの忘れ・認知症相談(地域包括支援センター) 4
訪問介護・通所介護・小規模多機能型 居宅介護等の介護保険サービス
高齢者福祉タクシー・紙おむつ給付等の在宅福祉サービス 6
介護が
必要になった時
2
認知症サポーターによる見守り
特別あんしん見守りによる定期的な見守り
7
弁当の宅配、食品日用品配達、移送等のサービス
権利を守る
住まい等
5
8
9
日常生活自立支援事業 10
成年後見制度 11
ケアハウス・サービス付き高齢者向け住宅・有料老人ホーム等 12
グループホーム 13
介護老人保健施設・介護老人福祉施設 14
寝たきり高齢者等介護見舞金 15
徘徊高齢者保護ネットワーク・徘徊高齢者家族支援サービス 16
家族への支援
相談先:地域包括支援センター・老人介護支援センター・長寿福祉課・介護保険課・ 保健センター・たかまつ介護相談専用ダイヤル 17
認知症の人を支える家族のつどい 「 ひ だ ま り 」・ 夕 映 え の 会 ・ 認 知 症 の 人 と 家 族 の 会 な ど 家 族 の 仲 間 づ く り 等 を 支 援 18
1 ∼ は6∼8ページの番号に対応しています。次のページもご覧ください。
18
3
4
開設時間
前ページで○がついたら
地域包括支援センター
まず最寄りの
へ相談を
老人介護支援センター
【相談先一覧】
高松市地域包括支援センター
月∼金曜日
8:30∼17:00
休日・年末年始は
除きます。
夜間・休日でお急ぎの場合
は最寄りの老人介護支援
センターにご相談ください。
老人介護支援センター
お住まいの地区
所 在 地
日新、二番丁
亀阜、四番丁
桜町一丁目9-12
新塩屋町
(高松市保健センター1階)
築地、花園、松島
栗林、女木、男木
鶴尾、太田
太田南、一宮
一 宮
川岡、円座
檀紙
木太、古高松
古高松
屋島、前田
川添、林
電話番号
(FAX)
名 称
所在地
電話番号
さぬき
宮脇町二丁目37-21 831-4498
あかね
西町4-1
834-1165
北浜町7-10
811-4670
上福岡町2004-1
837-0307
玉藻荘
839-2811 はなぞの園
(839-2815)
高松市社会福祉協議会
福岡町二丁目24-10 811-5888
サブセンター
ほのぼの
栗林町一丁目3-24
862-6516
虹の里内
西春日
西春日町1510-1
869-1230
太田下町2020-1
815-1818
一宮町875
886-8168
岡本町527-1
885-3333
大寿苑
鬼無町鬼無882-2
881-6565
法寿苑
木太町3308
832-5400
さくら荘
林町76-14
868-0720
841-7791 香色苑
(841-6421)
逅里苑
高松町1350-22
844-9090
屋島東町408-1
844-8617
弘恩苑
前田西町683-7
847-3131
竜雲舜虹苑
仏生山町甲3100-2 889-1091
おりいぶ荘
一宮町503-40
885-4481
ことでん一宮駅前店舗 (885-4491) 一宮の里
2階
岡本荘
高松町2581-2
(旧古高松出張所)
地域包括支援
センターの窓口
三谷、仏生山
多肥、川島
十河、西植田 山 田
東植田
川島本町191-13
(山田支所南側)
香西、弦打
勝 賀
鬼無、下笠居
平成28年3月末∼
ヨハネの里
仮事務所に移転
鬼無町佐藤31-14
882-7401
香川県農業協同組合
大寿苑
(882-7491)
高松市西部コミュニティ
センター2階
ハピネス
高松市西部鬼無支店南側
848-6451 なでしこ香川
(848-6491) すみれ荘
高松さんさん荘
多肥上町1423-1
815-2000
十川西町1234-1
848-0800
西植田町4212-1
849-1333
鶴市町241
802-3126
鬼無町鬼無882-2
881-6565
中山町741-1
881-8666
840-5133
サテライト
香川
香 川
879-0991 高松市社会福祉協議会
香川町浅野1256-1
(香川保健センター内) (879-0961) 香川
香川町大野450
牟礼
牟 礼
牟礼町牟礼302-1
(牟礼支所内)
牟礼町大町2555-2 845-4417
国分寺
国分寺
874-8961 高松市社会福祉協議会
国分寺町新居1180-1
(国分寺保健センター内)(874-8971) 国分寺
国分寺町新居1150-1 875-9294
香南
香 南
879-7300 高松市社会福祉協議会
香南町横井1028
(香南保健センター内) (879-7722) 香南
香南町横井1028
塩江
塩 江
893-1510 高松市社会福祉協議会
塩江町安原上東99-1
(塩江保健センター内) (893-1620) 塩江
塩江町安原上東99-1 893-0440
庵治
庵 治
871-2534
庵治町978
あじの里
(庵治保健センター内) (871-2534)
庵治町4151-7
845-5711
守里苑
(845-5391)
879-7294
870-3500
高松市地域行政組織再編計画に基づき、総合センターでの総合的な窓口機能の充実を図るため、平成29年1月中の総合センターの開設に合わせ、
地域包括支援センターの出先機関であるサブセンター勝賀・香川・牟礼・国分寺及びサテライト香南・塩江・庵治は順次総合センターへ移転します。
5
総合的な
相談窓口
高松市地域包括支援センター(あん
しんサポート)は、高齢者が自分らし
い生活を続けられるように、介護・福
祉・医療などさまざまな面から地域で
暮らす人たちを支えるためのセンター
です。保健師、社会福祉士・主任介護
支援専門員(主任ケアマネジャー)な
どが連携し、それぞれの専門性をいか
して支援します。また、認知症の相談
には、医療や介護サービス、地域の支
援機関をつなぐ認知症地域支援推進員
が対応します。
地域包括支援センターとは
保健師
社会福祉士
主任ケアマネジャー
平成28年10月から認知症初期集中支援事業が開始されます。
認知症又はその疑いがある方やご家族の家庭を、認知症の知識を持つ専門職(専門医・看護師・介護福祉
士等)の「認知症初期集中支援チーム」が訪問して、必要に応じて認知症に関する情報提供や医療機関の受
診や、介護保険サービスの利用につなげるなどの支援を行います。
地域包括支援センターでは、次の表で記載している市の事業を含め、
具体的な相談先を紹介します。
問い合わせ先一覧
3∼4Pの番号
事項(内容) *簡単な事業内容です。
担当課(電話番号)
元気いきいき教室(65歳からの介護予防教室)
*健康維持に取り組むためのお話や実技を行います。
予
防
1
のびのび元気体操体験会
*本市が独自に作成した体操の体験会です。
居場所づくり事業
*高齢者が気軽に集え、介護予防、健康増進、地域のボラン
ティア活動などを行います。
介護保険利用の手続き
*要介護認定を受ける方法など、介護保険利用の相談に応じます。
2
本人・家族への支援
4
5
長寿福祉課
(839-2346)
介護保険課
(839-2326)
たかまつ介護相談専用ダイヤル
*介護支援専門員(ケアマネジャー)などの介護・福祉の
専門職が24時間365日、日常の様々な相談に応じます。
3
地域包括支援センター
(839-2811)
認知症の専門医療機関
*県が公表している認知症の専門医療機関です。
もの忘れ・認知症相談
(0120-087-294)
・かがわの認知症高齢者
支援サイトで検索
・香川県長寿社会対策課
(832-3270)
地域包括支援センター
(839-2811)
*専門医による個別相談を行います。
介護保険で利用できるサービス
*介護保険で利用できるサービスを紹介します。
6
介護保険課
(839-2326)
メ モ
3∼4Pの番号
事項 *簡単な事業内容です。
担当課(電話番号)
在宅福祉サービス
6
*65歳以上の高齢者を対象に、高齢者福祉タクシーや紙お
むつ給付など、介護保険以外の、在宅で利用できるサー
ビスを紹介します。
長寿福祉課
(839-2346)
認知症サポーターによる見守り
7
*研修を受けた市民(平成27年度末32,018人)がサポー
ターとして見守っています。
注:認知症サポーターになりたい方もご連絡ください。
地域包括支援センター
(839-2811)
様々な方々による見守り
8
*特に定期的な見守りが必要な高齢者に対し、シルバー人
材センターの訪問員による対面での訪問・安否確認のほ
か、新聞配達・郵便・金融・宅配などの事業者にも見守
りをお願いしています。
本人・家族への支援
弁当の宅配等
9
*食事の準備などが難しいひとり暮らし高齢者等に弁当の
配達(民間事業者等)などを行っています。
その時に見守りもお願いしています。
長寿福祉課
(839-2346)
長寿福祉課
(839-2346)
・配食見守り
・施設交流
・地域交流
日常生活自立支援事業
10
*認知症などによって、判断能力が十分でない方に対し、
福祉サービスの利用手続きや日常的金銭管理などを支援
する制度です。
成年後見制度
11
12
*認知症などによって、判断能力が十分でない方に対し、
法律に基づき、本人を援助する人を選任して、判断能力
の程度に応じた援助をする制度です。
ケアハウス・サービス付き高齢者向け住宅・有料
老人ホーム等
*自立から要介護の方を対象とした、在宅系の住まいです。
13
長寿福祉課
(839-2346)
グループホーム
*認知症の人を対象に、共同生活を送りながら、日常生活
の世話や機能訓練などのサービスを提供しています。
介護老人保健施設・介護老人福祉施設
14
地域包括支援センター
(839-2811)
介護保険課
(839-2326)
*要介護の方が、在宅復帰に向けてリハビリテーションを
中心としたケアを受けたり、常時介護が必要で、在宅で
の生活が困難な人が入所する施設です。
寝たきり高齢者等介護見舞金
15
家族への支援
16
17
*要介護4、5の方を在宅で常時介護している方に対し、
見舞金を支給しています。
徘徊高齢者保護ネットワーク・徘徊高齢者家族
支援サービス
長寿福祉課
(839-2346)
*認知症の方が行方不明になったりした場合、関係機関が
連携して、早期発見と速やかな保護に努めます。また、
探索機器の購入費の助成も行っています。
相談先一覧
*市では様々な事業に対する相談に応じていますが、
まずは最寄りの地域包括支援センターにご相談ください。
7
最寄りの地域包括支援セ
ンター・サブセンター・
サテライトの連絡先は5
ページをご覧ください。
メ モ
3∼4Pの番号
事項 *簡単な事業内容です。
担当課(電話番号)
家族への支援
家族の仲間づくりを支援
18
*同じ悩みを抱えた家族等に対し、仲間づくりを支援して
います。
認知症の人を支える家族のつどい(ひだまり)
*認知症の人の家族を対象にグループミーティング、
ミニ講話を行います。
メ モ
・夕映えの会
(833-6133)
・公益社団法人
認知症の人と家族の会
(823-3590)
・さぬき男介護友の会
(802-3126)
地域包括支援センター
(839-2811)
認知症予防の10か条
1 塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を
6 興味と好奇心をもつように
2 適度に運動を行い足腰を丈夫に
7 考えをまとめて表現する習慣を
3 深酒とタバコはやめて規則正しい生活を
8 こまやかな気配りをしたよい付き合いを
4 生活習慣病(高血圧、肥満など)の
予防・早期発見・治療を
9 いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに
10 くよくよしないで明るい気分で生活を
5 転倒に気をつけよう 頭の打撲は認知症招く
認知症介護の10か条
1 コミュニケーション
語らせて微笑みうなずきなじみ感
6 活動
できること見つけて活かす生きがい作り
2 食事
工夫してゆっくり食べて満足感
7 睡眠
日中を楽しく過ごして夜安眠
3 排せつ
排せつは早めに声かけトイレット
8 精神症状
妄想は話を合わして安心感
4 入浴
機嫌みて誘うお風呂でさっぱりと
9 徘徊などの周辺症状
叱らずに動機考え予防策
5 身だしなみ
身だしなみ忘れぬ気配り張り生まれ
10 自尊心
自尊心支える介護で生き生きと
認知症家族の接し方の10か条
1 なじみの関係
顔なじみ落ち着き与える安心感
6 孤独にしない
寝たきりや孤独にしない気づかいを
2 心の受容
意に添って心受け止め温かく
7 人格の尊重
プライドやプライバシーの尊重を
3 心のゆとり
怒らずに相手に合わせるゆとり持つ
8 過去の体験は心のよりどころ
本人の過去の体験大切に
4 説得より納得
理屈より気持ちを通わせ納得を
9 急激な変化を避ける
環境の急変避けて安住感
5 意欲の活性化
本人をいきいきさせるよい刺激
10 事故の防止を
事故防ぐ細かな工夫気配りを
認知症予防財団ホームページより
8
こんな時、こんなことで悩んでいませんか
ケース1
ご本人へ
Q
A
認知症かなと不安ですが、
どの診療科を受診すればいいですか
認知症の診断は、「神経内科」、「神経科」、「精神科」
、「心
療内科」
、「脳神経外科」などの医療機関で可能です。かが
3 に記
わの認知症高齢者支援サイト(6ページ相談先一覧 載)でも紹介されています。
○月
15
日(水)
ケース2
Q
最近物忘れが多くなってきましたが、
日常生活で工夫できることってありますか
A
ちょっとした工夫の一例ですが
・メモ…………大切な約束や連絡先などは、決まった方法でメモ書きを
・カレンダー…カレンダーの日めくりを毎日確認する習慣を
・貼り紙………保管場所を忘れないよう、引き出しなどへのラベル貼りを
・ボード………ボードに、1日の予定を書いて壁にかけてみては
・アルバム……何度もアルバムを見て、これまでのことや周りの人の顔の学習を
・一行日記……その日の出来事の一行日記を書いてみては
これらを参考に、ちょっとした工夫をすることで、日常生活を困らずに送ることができます。
ケース1
ご家族へ
Q
A
ケース2
発行
家族は認知症を疑っているのに、病院へ行くことを嫌がる
強引に受診日を決めてしまったり、何度もしつこく誘うことは避け、腰痛、足・ひざなどの悪い
ところや痛みのある部分を「専門の先生に診てもらいましょう」といって誘ってみたり、家族が病
気なので付き添いできてくれるようお願いしてみてください。また、かかりつけ医の先生に対応
してもらうのもよいかもしれません。
Q
何度も同じことを聞く、同じことを話す
A
本人は、初めてのつもりで話したり質問していますから、「それはさっき聞きま
した」
「何度言ったらわかるんですか」などと相手からいわれてしまうと、ショッ
クで気持ちが落ち込んだり、感情が混乱して怒りだすこともあるかもしれません。
このようなことへの対応は一概には言えませんが
・「ところで夕食は、野菜炒めと鍋物、どちらがいいですか」など、話題をそらす。
・その場からしばらくはなれて、気持ちを落ち着かせたり、ほかの家族に対応を代わってもらう。
・デイサービスなどの通所サービスを利用することで、家族がリフレッシュする時間を作る。
など、
「認知症は病気である」ということを理解して、本人の気持ちに寄り添った対応を心がけま
しょう。
高松市健康福祉局長寿福祉部地域包括支援センター
電話:087-839-2811 FAX:087-839-2815 〒760-0074 高松市桜町一丁目9番12号
H28.10 8000
Fly UP