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地理B Asia 01 アジアについて 1「アジア」について
地理B Asia 01 アジアについて 1「アジア」について ①「アジア」とは? H26.8.( ) 東・西・南・北・中央・東南アジア。 紀元前7世紀ごろまで、古代オリエントの地を支配した、アッシリア人がエーゲ海の東 を asu(東、日の出)と呼んだ。(西を ereb 西、日没と呼んだ。) 現在 47 ②数値から:世界の陸地の 23.5 %を占め、世界の人口 71 ・世界の人口:1位中国 2インド 4インドネシア 6パキスタン 3アメリカ 7ナイジェリア 億の 61 %を占める。 8バングラデシュ ③気候での区分 の国がある。 5ブラジル 9ロシア 10 日本 注意:生業は、伝統的なもの ・モンスーンアジア:モンスーン(季節風、夏の降水)稲作、仏教、儒教 ・乾燥アジア:遊牧、オアシス、ナツメヤシ、小麦、イスラム教 ・(寒冷アジア):遊牧、狩猟、資源開発、シャーマニズム ④大地形 日本に関係するプレート フィリピン海 プレート ユーラシア プレート 北アメリカ プレート 太平洋 プレート ふゆきたと覚えます! プ レ ート テ クト ニ クス 理論 地球は厚さ、約 100km の 10 数枚のプレートで覆われ、そ の移動により大陸、山脈、海 溝、火山が形成。 ⑤気候区 ケッペンの気候区分(B、E は無樹木) 熱帯雨林以下、全て書けますね! A Af 熱帯雨林 Am Aw B BW BS C Cw Cs Cfa Cfb D Df、Dw と分けることも E ET EF -アジア 1 - 2モンスーンアジア モンスーンアジアとは?: アジアの東部から南東部をへて南部にいたる、モンスーンの影響を受ける地域。ほぼ東 アジア・東南アジア・南アジアに相当する。農村人口が多く、その大部分は米作にかかわ り、米作文化をもつという共通点がある。 モンスーン(英語:monsoon)とは?: ある地域で、、季節によって風の吹く方角が変化するもの風。いわゆる「季節風 」。 アラビア語の「季節」( ﻣﻮﺳﻢmawsim、マウスィム)に由来する用語である。これは、ア ラビア海で毎年 6 月から 9 月にかけて南西の風が、10 月から 5 月にかけて北東の季節風が 吹き、沿岸諸国の海上貿易、交通に大きな影響を与えていたことによる。 気候の三大要素とは? 気温・降水量・風 < You remember! ①モンスーンと稲作 東・南・東南アジアは、モンスーンによる夏の大量の降水を利用した米の生産地である。 米の生産と消費がともに多く自給的。世界の 50 %の人口を支え、労働力を生み出す。 米の種類 栽培地 ジャポニカ 中国北部 韓国、日本 インディカ 中 国 南 部 、 東 南 アジア、インド 世界三大穀物とは? 米 : 小麦 : 特徴 粒が丸くねばりけが強い。 ご飯を箸 で食べる。 粒が細長くねばりけが弱い。 ご飯を手 で食べる。 米、小麦、トウモロコシ トウモロコシ: >>ここから見えてくるもの -アジア 2 - の生産ベスト5 地理A Asia 02 モンスーンアジア・中国(1/2) H26.9.( ) ②中国文化について ・漢字(中国→簡体字、台湾・繁体字)→朝鮮半島(15 世紀まで使用、現ハングル文字) → 日本(漢字、漢字からひらがな、カタカナへ) ・宗教:儒教 漢字文化圏 (孔子の思想と信仰、礼節重視)→韓国→日本(江戸の武士、戦前の教育) 注意:韓国はキリスト教多数 ・四大中華料理:北京料理・上海料理・広東料理・四川料理。→世界中へ 注:仏教はインドで誕生→北伝(大乗 →南伝(上座 )紀元前 1 世紀に中国→朝鮮→日本 6 世紀に伝わる )東南アジア(注、ベトナムは大乗)、南アジア ④中国の社会 0中国概要 ( )の都市、地名等を地図に書き入れよ。 都市:特別市(北京、天津、上海 河川:黄河、長江 、チュー川 、重慶)、特別区(香港、マカオ ) タクラマカン砂漠、チベット高原、 ヒマラヤ山脈、天山山脈、華北平原、東北平原 1 経済の改革・開放政策による変化 経済大国としての中国→アメリカに次ぎ GDP(国内総生産) 世界 2 軽工業からハイテク工業まで工業発達→「世界の工場 位の経済大国 」 自動車、家電製品などの急速な普及→「世界の市場」 中国は BRICs(Brazil、 Russia、 India and China)とよばれる新興国の一つ 注:BRICs の最後の s を大文字にして南アフリカ 近代中国の歩み -アジア 3 - を示す場合もある。 1912 年 中華民国誕生(清の滅亡)→日中戦争、第 2 次世界大戦 第 2 次世界大戦後 1949 年 蒋介石の国民党と毛沢東の共産党による内戦 中華人民共和国の誕生 社会主義の理念→生産手段の国有 共同化 ・計画 化・労働の 経済 1958 年以降…大躍進運動→企業の国有化、農村では人民公社 1966 年以降 文化大 1978 年以降 鄧小平による改革・開放政策の開始 設立 革命開始…権力闘争→経済・社会混乱 社会主義体制を守りながら市場 毛沢東 経済を導入 農業…集団経営から生産責任制の個人経営へ移行 工業…農村地域の自治体が経営主体の郷鎮 1980 年以降 華南の沿海部…経済特区 1984 年以降 沿海部中心…経済技術開発区設置 企業 を設置 外国企業との合弁会社設立→輸出指向型の工業発達 >>政治は社会主義(共産主義)、経済は市場 ・生産責任 制(農業の自由化) 鄧小平 経済という主義市場経済<< 生産量、収入増。内陸、中西部では昔ながらの農業が 行われ、収入に格差。この格差を改善に 2000 年から西部大開発 を実施。 2発展する工業と貿易構造 工業の発達と工業地域の展開 沿海 部…海外との交易に便利、上海の長江デルタ、広東省のチュー川デルタ 内陸 部…原料地指向の工業発達、鞍山(鉄)、武漢のコンビナート で鉄鋼業が発達 コンビナート:効率化の為,密接に関連する工場を結合、集団化したもの。 外国からの工業投資 経済発展の原動力…香港や外国からの投資は沿海部に集中→広東 貿易の構造 省、江蘇省、上海市 中国の貿易額(世界2位) 原料や部品を輸入し工業製品輸出=加工貿易の形態 ・米→中→独→日→仏 輸入…集積回路などの工業部品、石油、鉄鉱石 輸出:米、香港、日 輸出…電子・通信機器のほか衣類や繊維製品 輸入:日、韓、アメリカ 大幅な貿易黒字→貿易摩擦の発生 鉱産資源の分布 → 鉄鉱石、石炭、石油などの産出量多い→消費量上回り輸入量増加 レアメタルやレアアース …中国が世界最大 日本は、中国依存から調達の分散化へ 注:周期表の 3 族(左から 3 番目の縦の列)の元素をレアアース(希土類)という 3経済発展を支える農業 食料生産の動向 経済発展に伴う食生活の変化 肉類の消費拡大→飼料用トウモロコシ増産→小麦の生産減少 野菜生産…大幅増加→日本や香港、東南アジアへ輸出、残留農薬の問題 魚介類…消費増で養殖増加→漁獲量増加=世界最大の輸出国 -アジア 4 - 地理A Asia 03 モンスーンアジア・中国(2/2) 農業生産の地域性 H26.9.( ) 地図 P9、10 教 華中・華南:稲作中心。華南では茶の栽培もみられる 作(同じ耕地で一年の間に 2 種類の異なる作物を栽培)、 華中では二毛 華南では米の二期 華北:畑作 作(同じ耕地に同じ作物を年に 2 回栽培)がみられる 地域。小麦やトウモロコシ、大豆、綿花など 東北部:畑作中心だが耐寒性の稲作増加 都市近郊:露地やビニールハウスでの野菜栽培 農業の基盤となる自然環境 地形:西高東低。西部は山脈、標高 4500m の青蔵(チベット 気候:ホワイ川と秦嶺山脈を結ぶ線(チンリン=ホワイ )高原、黄土高原 川線)を境に大きな差 << → 1 月平均気温 0 ℃、年降水量 800 ~ 1000mm に一致 南側…夏季のモンスーン(季節風)の影響→湿潤 北側…冬季のモンスーンの影響→気温の年較差大。冬は乾燥 農業:米、小麦、トウモロコシ、大豆が主要。 農業地域区分:チンリン (秦嶺)山脈とホワイ川(淮河)を結ぶ年降水量 1000 ㎜の 線が南の稲作地域と北の畑作地域を分ける。 北 畑作 降水量少、低気温、黄河流域の小麦、トウモロコシ、北のコウリャン 南 稲作 降水量多、気温高い、稲作地域 →南船北馬: 目的のために、分秒を惜しみ交通機関を利用して、国内を縦横に活動し続けること。 -アジア 5 - 4経済発展と人口問題 巨大な人口 巨大な人口→安価な労働力を供給、巨大な消費市場を形成 人口密度の高い地域…華北・華中の平野部や四川盆地 海外に移住した華僑 (国外に移住した中国人)や華人 籍を取得し定着している中国人)は約 4000 (主に東南アジアで生まれその国 万人 人口政策の展開 1979 年 一人っ子 2002 年 制限を緩和→一人っ子どうしの夫婦には 2 人目許可 政策の開始→性比の崩れ、人口の急激な高齢化 人口の国内移動 西部・中部→沿海部へ、農民が都市部へ工場労働者として移動=民工潮 る現象。 農村戸籍と都市 とよばれ 戸籍で格差(解消へ) 人口を構成する多様な民族 人口:13 億人。92 %を占める漢民族(漢族)と人口の 8 %の 55 民族:漢民族:12 億人。父系中心の親族集団、血縁 少数民族:チョワン の少数民族から。 が強い。 族、マン族、ホイ族、ウイグル族、モンゴル族、チベット族 チベット族・モンゴル族…チベット ウイグル族・ホイ族…イスラム 仏教(ラマ教)を信仰 教を信仰 →民族問題 -アジア 6 - 地理B Asia 04 モンスーンアジア・東南アジア(1/3) H26.9.( h i a g j さ d あ し こ d'' い b f c e'' e' う け b' え か く き e''' e e'''' k お 地図帳 P21 ~ 22 国名 a タイ 旧宗主国 独立 特徴 米の輸出世界1 b マレーシア 英 ブミプトラ c シンガポール 英 東南アジア No1 の GDP d フィリピン スペイン→米 宗教 上座仏教徒 95% 政策(マレー人優遇) イスラム教徒多数、ヒンドゥー等 仏教、イスラム、ヒンドゥー,キリスト 海外への出稼ぎが GDP の1割 カトリックが 80 % e インドネシア 蘭 世界第4、東南アジア 1 の人口 世界最大のイスラム国,87 % f ブルネイ 英 石油、天然ガスの生産 イスラム教国 g ベトナム 仏 ドイモイ 大乗仏教国 h ミャンマー 英 バランス外交模索中 上座仏教国 i ラオス 仏 内陸国、農業国 上座仏教国 j カンボジア 仏 国内混乱 上座仏教国 (刷新)政策 k 東ティモール ポ→インドネシア 2002 年独立、 -アジア 7 - カトリック 注意! ) あ(インドシナ )半島 い(マレー )半島 う(マラッカ )海峡 え(スマトラ )島 お(ジャワ )島 か(ニューギニア )島 き(マルク諸島 ) く(スラウェシ )島 け(カリマンタン こ(ミンダナオ )島 さ(ルソン )島 し(南沙 )島 )群島 東南アジアの気候 東南アジアの文化(宗教) インド(仏教、ヒンドゥー教) 中国(儒教、道教 ) 東南アジア 西アジア(イスラム教) 固有の文化 欧米(キリスト教 ) 宗教 スリ・ヴ ィラマカリアン寺院 ミヤンマー マレーシア シンガポール 東南アジアにおける中国系住民 東南アジアの国々に中国系住民が移住し、大都市にはチャイナ タウンがある。彼らは、最初、商業活動、鉱産労働者に従事する ために長期間滞在し、華僑 とよばれた。 第 2 次世界大戦後、彼らは貿易などに従事、この地域の経済活 動の中核として、富裕な人々も増えた。現地生まれの中国系住民 で、東南アジアの国々の国籍を持つ華人も増えた。 アから分離独立し、華人 シンガポール は 1965 年にマレーシ 中心の国となっている。 マレーシアは、優位な中国系住民に対して先住民であるブミプトラ を優遇するブミプ トラ政策(アメリカの affirmative action を参照)をとるが、中国系住民の反発もある。 -アジア 8 - 地理B Asia 05 モンスーンアジア・東南アジア(2/3) H26.9.( ) 東南アジアの自然 ・ジャングル 狭義には東南アジアの熱帯雨林を指すいう 破壊>>油ヤシ林、焼畑、焼畑、南洋材 ・マングローブ 海水と淡水が混じり合う潮間帯に生息する植物 の総称。注:マングローブという名前の木があるわけではない。 破壊>>エビ養殖、炭 マレーシアのジャングル インドネシアのマングローブ <生産量ベスト5> 天然ゴム 1 2 タイ 3 インドネシア マレーシア 4 インド パーム油 コーヒー豆 バナナ インドネシア ブラジル インド マレーシア タイ ベトナム インドネシア 中国 コロンビア コロンビア フィリピン エクアドル 5 ベトナム ナイジェリア エチオピア インドネシア 世界中で毎年 1500 万 ha あまり(北海道、九州、四国を合計した面積)の熱帯林が減少 している。熱帯林が減少すると、遺伝子資源や木材資源がなくなるばかりでなく、二酸化 炭素の吸収量も減少する。また熱帯林は、地球上でもっとも多様な生物たちが生活する場 所です。森林の喪失で野生生物や鳥類、昆虫などの生態系に影響を及ぼしている。 <ボルネオ島のジャングル破壊> ボルネオ島(インドネシア名はカリマンタン島)のジャングル(熱帯雨林)の現状の 報告をパワーポイントで見ました。焼畑が熱帯雨林の破壊の元凶のようにいわれていま すが、その多くは、パーム油をとるアブラヤシの栽培のために、熱帯雨林が失われている 現状を 2008 年に現地を訪れて、(その後資料でも)確認しました。世界1の生物多様性を 誇り、命の宝庫であるジャングルが、アブラヤシ以外の命を認めないアブラヤシ林になっ ています。オランウータンは、その命を守るためのプロジェクトがあり、その内容を紹介 し、また、ジャングルの中で自然と共生しながら生きるダガット村の生活を紹介しました。 自然を破壊し、資源を浪費して、豊かで、便利な生活を享受じています。持続可能な地 球のために、考え、行動に移す時が来たと思います。各自考えてください。 -アジア 9 - ・東南アジアの自然と農業 東南アジアでは、モンスーン を利用した稲作とプランテーション農業が盛ん。5 月~ 9 月に吹く南西モンスーンによる降水で雨季、11 月~月は北東モンスーンで乾季。赤道に近 い地域は 1 年中高温多雨(夕方のスコール )である。 タイではチャオプラヤ川の流域を中心に稲作が行われて いる。また、増水でも生育できる浮稲もある。インドネシ アやフィリピンでは、斜面を水田にする棚田 が発達して いる。 ・プランテーション農業 植民地時代に始まる、熱帯性の商品作物を大規模に栽培する農業、。作物は、天然ゴム ・コーヒー・バナナ・ココヤシ・油ヤシなど。マレーシアでは天然ゴムに代わり、油ヤシ を植え、食用油や洗剤の原料となるパーム 油をとる。インドネシア とマレーシアで世 界の 83 %のパーム油を生産。(安価で酸化しにくいことから、食用油の首位に)。 バナナ栽培には、生産から流通までドールなどの会社 や日本の商社がかかわることが多い。 (バナナの生産は1位インド 4エクアドル 2中国 3フィリピン 5ブラジル) ベトナムのコーヒー 栽培は、1990 年代から急増、ブラジルに次ぐ世界第2位、東南ア ジアの生産量の半分以上を占める。3位インドネシア 4位コロンビア 5位エチオピア 熱帯林は木材輸出のために伐採されて広大な面積が減少したため、フィリピンなどは木 材の輸出を禁止している。 ・東南アジアの工業と経済発展 東南アジアは、インドネシアの石油、ブルネイ レーシアのすず 、ベトナムの石炭 の石油や天然ガス、インドネシア・マ など鉱産資源に恵まれている。輸入に依存していた 工業製品を国内生産に切り替えるる輸入代替 型工業化政策から、1967 年の ASEAN 結成 以後、安価な労働力を背景に外国企業を誘致、製品輸出をめざした輸出指向 工業化政策 へ転換。結果、各国の主要な輸出品は、農産物や鉱産資源などの一次産品から工業製品に 変化。輸出先はアメリカや中国、日本が中心。 近年、人件費が高くなった中国から、ASEAN 諸国への進出が注目されている。 ・東南アジアの世界遺産、観光地 世界遺産のカンボジアのアンコールワット、インドネシアバ リ島のボロブドール、ベトナムのフエや、リドート地のタイの プーケット、フィリピンのセブ島。 エコツーリズムで熱帯雨林を訪れるツアーも注目。各国は、 宣伝やリゾート地の開発を行い、観光を新たな収入源とする。 -アジ ア 10 - 地理B Asia 05 モンスーンアジア・東南アジア(3a/3) H26.9.18 <タイ> 面積:51.4 万平方キロメートル 人口:6593 万人 首都:バンコク 民族:大多数は(タイ族)他華僑、 山岳少数民族 言語:タイ語 宗教:仏教 94 %、イスラム教 5 % 気候:Aw 政体:立憲君主制 通貨:バーツ 外交:タイは伝統的に柔軟な全方位外 交を維持し,ASEAN 諸国との連携と 日本,米国,中国といった主要国との 協調を外交の基本方針とする。 世界一高い仏塔(高さ約 127m) ①仏教国タイ: A 最も仏教徒の割合が高い国。 ワット プラ・パトムチェーディー 仏教国:いるタイ・スリランカ・カンボジア・ ラオス・ブータン cf.インドは仏教国ではない! 仏教の発祥の地のインドの仏教徒は 0.8 % C 釈迦:紀元前 463 年? - 紀元前 383 年 人の一生は苦であり永遠に続く輪廻の中で終わりな く苦しむことになる。その苦しみから抜け出すこと が解脱であり、修行、正しい行いにより解脱。 D タイの仏教は上座部仏教と言われる。日本の仏教とどう違うか! チベット仏教: 仏教 大乗仏教: 上座仏教(小乗仏教): ②タイが植民地にならなかった理由。 ③ 経済(2012 年) A 輸出入品目 (1)輸出:コンピューター関連,自動車・同部品,機械器具,電子集積回路,天然ゴム (2)輸入:原油,機械器具、電子部品 B 主要貿易相手国・地域(2012 年) (1)輸出 1.中国 2.日本 3.米国 (2)輸入 1.日本 2.中国 3.アラブ首長国連邦 -アジ ア 11 - ②タイは世界1の米の輸出国 A イネは、大きく長粒種のインディカ米、 インディカ米 短粒種のジャポニカ米にわけられる。 粘り気が少ない インディカ種は世界のコメ生産量の 米の 80 %占める ジャポニカ米 粘り気が多い。 寒冷 な気候に比較的強い 80%以上を占める B 浮き稲 チャオプラヤ川の沖積平野はタイにおける米の生産の中心地である雨季に 入ると川の水位が上昇し,水深が深くなるところでは,水位の上昇と競い合 うように茎が伸びる浮稲が無肥料で栽培される。茎の長さは数mにもなる。 近年は灌漑の普及で浮稲は減少し,全体の約 1/5 の 80 万 ha となっている -アジ ア 12 - 地理B Asia 05 モンスーンアジア・東南アジア(3a/3) H26.9.18 <インドネシア> 世界最大のイスラム人口国 面積:約 189 万平方 km(日本の約 5 倍) 人口:約 2.38 億人(2010 年) (人口 960 万人) 首都:1)ジャカルタ 民族:大半がマレー系(他約 300 種族) 言語:インドネシア語 教 88.1 %、 宗教:2)イスラム キリスト教 9.3 %、ヒンズー教 1.8 %、 仏教 0.6 %、儒教 0.1 %、その他 0.1 % <略史> 1799 年:3)オランダ、東インド会社を解散、インドネシアを直接統治下におく。 1942 年:4)日本軍による占領(~ 1945 年)。 1945 年:8 月 17 日、スカルノ及びハッタがインドネシアの独立を宣言。5)スカルノが初代 大統領に選出。オランダとの間で独立戦争(~ 1949 年)。 1949 年:ハーグ協定によりオランダがインドネシアの独立を承認。 1955 年:バンドンで「アジア・アフリカ会議」開催。 1965 年:軍部と共産党との緊張の高まりを背景に「9 月 30 日事件」が発生。 1966 年:3 月 11 日、スカルノ大統領は権限をスハルトに一部委譲。 1968 年:スハルト大統領就任(第 2 代大統領)。 1998 年:アジア通貨危機をきっかけに、ジャカルタを中心に全国で暴動が発生。 民主化運動も拡大し、スハルト大統領は辞任。ハビビ大統領就任(第 3 代大統領)。 1999 年:住民投票により 6)東ティモール の独立が決定。 2004 年:国民による初の直接投票によりユドヨノが大統領に選出。ユドヨノ大統領就任 2009 年:ユドヨノ大統領再任。 <政治・経済> 1.政体:大統領制、共和制 2.主要産業:製造業(24%):輸送機器(二輪車など),飲食品など 農林水産業(15%):7)パーム油 ,ゴム,米,ココア,キャッサバ,コーヒー豆など 商業・ホテル・飲食業(14%) 鋼業(12%):LNG,石炭,ニッケル,錫,石油など 3..貿易相手国・地域(2011 年、総額) (1)輸出 8)日本 (2)輸入 中国(14.8 %)、シンガポール(14.6 %)、日本(11.0 %) (16.6 %)、中国(11.3 %)、シンガポール(9.1 %) -アジ ア 13 - 地理B Asia 05 モンスーンアジア・東南アジア(3a/3) インドネシアの初代大統領 → (9)開発 H26.9.18 )独裁 スハルトは 30 年余にわたりインドネシ アに独裁体制を敷いた。自らの体制を「新 秩序」と呼び、「安定」と「開発」を国家課 題に掲げ、強権支配を正当化しようとした 10)デヴィ )・スカルノ(Dewi Sukarno、 1940 年(昭和 15 年)2 月 6 日 - )は、日本 生まれでインドネシア国籍のタレント。イ ンドネシアのスカルノ元大統領第 3 夫人[ <生存捕鯨>ロンバタ島 (11)ラマレラ )村 捕鯨 →商業捕鯨、調査捕鯨、原住民 12)生存 cf. 捕鯨、 捕鯨支持国(39 カ国) 反捕鯨国(49 カ国) インドネシアは IWC 非加盟国 概要:なぜ、ラマレラ島民は安全で効率的で近代捕鯨を捨てたのか。 捕鯨: 国際捕鯨委員会(IWC)88 カ国加盟(内捕鯨支持国 39 カ国、反捕鯨国 49 カ国) 商業捕鯨:1982 年商業捕鯨の全面禁止決議 調査捕鯨:研究用の捕鯨 注:国際司法裁判所・2014.3 に南氷洋の調査捕鯨禁止判決 生存捕鯨:イヌイト、チュクチ、(ロンバタ島住民) -アジ ア 14 - 地理B Asia 06 モンスーンアジア・東南アジア(3b/3) g-map (1)シンガポール ・中継ぎ H26.9.22 気候:Af 貿易。加工貿易。ジュロン工業地域。所得水準高い。 の割合が高い国。(中国 76 %、マレー系 14%、他インド系等) ・世界1の華人 (2)ベトナム g-map 首都:ホー=チミン 気候:北 Cw 南Am ・メコン、トンキンデルタは、有数の穀倉地。石炭(ホンゲイ)、原油など ・コーヒー の生産世界第2位。・ドイモイ (3)フィリピン g-map 首都:マニラ ・16 世紀末から 300 年に渡りスペイン 環太平洋造山 政策(刷新と言う意味。資本主義導入) 気候:北 Am 南 Am が支配。その後、アメリカ、日本が支配。 帯で火山が多い。 ・ルソン島で米作、ミンダナオ島でバナナ。中国、ベトナム等と、南沙群島の領有問題。 ・キリスト教徒 93 %(内、カトリックが 81 %) ・IR-8 ・モロ 族はイスラーム教徒 (稲の品種):フィリピンで 1962 年開発された高収量品種→ 「緑の革命」 1940~1960年代に、途上国において米や小麦など穀物の収穫量を増やすため、高収 量品種の導入や化学肥料の使用で、在来種の2~3倍も多く収穫できる品種を育てた。 しかし次のような問題点も! ・大量の化学肥料 ・水争い や水が必要。化学肥料や農薬、生態系や環境への悪影響。 が発生、社会的に不安定な状態になった。 ・農家は 種子 会社から毎年種を買う必要。品種の特質を一世代しか保てない。 ・遺伝的な 多様性 が失われ、害虫や病気や気候の変化に対する抵抗力が低下。 (4)タイ g-map 首都:バンコク 面積:51.4 万平方キロメートル 人口:6593 民族:大多数は(タイ族)他華僑、 政体:立憲君主 気候:Aw 万人 山岳少数民族 制 外交:タイは伝統的に柔軟な全方位外交を維持している。 チベット仏教:チベット、モンゴル 仏教 大乗 仏教:中国、韓国、日本、ベトナム 上座 仏教:東南アジアの多くに国! タイは世界最大の仏教国: 仏教徒 94 %、イスラム教徒 5 % 但し:インドネシア、東チモール、フィリピン、ベトナム除く 米の輸出世界1位。 チャオプラヤ川増水でも水の上に伸びで実る稲(浮き稲 )もある。→ (4) ASEAN(東南アジア諸国連合)とは 東南アジア10か国のASEANは,1967年の「バンコク宣言」で設立。 原加盟国はタイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアの5 か国。現在10か国。地域協力により高い経済成長。 -アジ ア 15 - 地理B Asia 07 南アジア・インド (1)南アジアの生活・文化 No1 H26.9.25 仏教やイスラム教、ヒンドゥー教 古くから中国とヨーロッパの東西貿易の中継地として繁栄。仏教はインドで誕生したが、4 世紀ごろヒンドゥー 教が優勢。後、西からイスラム教の勢力が流入、18 世紀に、イギリ ス、フランス、オランダなどヨーロッパの勢力が進出。第 2 次大戦後は、イギリスの植民 地「インド」はイスラム教徒中心のパキスタン(後に現在のバングラデシュが分離)、ヒ ンドゥー教徒中心のインド、仏教徒中心のセイロン(現在のスリランカ )に分かれて独立。 100 ルピー札(部分)→ (2)インド ・インドの言語:インドでは、人口の約 40 %が日常 的に使用するヒンディー語を公用語、英語が準公用 語。インドの紙幣には、15 ・映画大国インド の言語で金額が記載。 ボリウッド cf.ハリウッド インド映画は、ダンスと歌でストーリーが進行し、3 時間を超える長編。 長編映画の製作は、アメリカで年間約 810 本、インドは約 1200 本である ・インドの人口と食料生産:労働力確保や宗教的な考えで、伝統的に子ども数が多く、医 療の向上で、2028 年までに中国を抜いて世界一の人口大国となると予想。 インドは 1960 年代からの緑の革命(米などの高収量品種の導入)や 1970 年代後半からの 農業総合開発計画で、現在では穀物自給達成。経済の発展で中間 ら、国民の 3 分の 1 は 1 日 1.25 層が増加。しかしなが ドル以下の所得の貧困層。 ・カースト制:憲法でカーストにもとづく差別は禁止だが、職業やヒンドゥー教の教えと 結びつき、社会・文化に大きく影響を与えている。 バラモン、クシャトリア、バイシャ、 シュードラ ・工業:豊富な資源と労働力で、20 世紀前半から工業が発展。デカン 高原の綿花を使っ た綿工業は、独立後に生産量を伸ばす。鉄鋼業は炭田と鉄山が多い北東部にタタ 財閥が 製鉄所を建設し、ここ 20 年間で生産量を 4 倍以上に。 自動車生産は日本のスズキ 現代 の子会社が生産1位で、2位タタ 自動車、3位は韓国の 自動車。田舎では未舗装の道路、都会では牛や象なども入り込んで渋滞が起こるな ど、インフラが未整備だが、所得向上に伴い、車の売り上げは向上している。 ↓ インドのシリコンバレー ・インドの ICT 産業 「湧き上がる頭脳パワー」都市名:バンガロール インドでは、ICT(情報通信技術)産業が、アメリカとの時差(インド GMT+5:30、カリ フォルニア GMT-8)や、政府の策、技術者のすぐれた英語 力・数学 力を背景に発展。 インドの ICT 産業は、生産額では全産業の半分以上を占めている。ICT 産業はカーストに 関係無く実力で高い所得を得られるので、ICT 関連会社への就職を目指し IIT インド工科 大学 Indian Institutes of Technology)等の超難関大学への進学を目指す若者が増加。 -アジ ア 16 - A 国旗 サフラン、白、緑の横三色の中央に「チャクラ 」という法輪を配 教,緑はイスラム教,白は 2 宗教 した旗。サフランはヒンドゥー の和解とその他の宗教を表す。 イギリス支配下からの独立を目指し たガンディー が独立運動の象徴として使用した旗のデザインを元 にしている。中央のチャクラは独立運動時の「糸車 運動」に使われた糸車。イギリス支 配以来、英国製の綿製品がインド国内に流通し古来からの製糸文化が衰退した事から、ガ ンディーは宗教闘争を越えて皆で糸を紡いで独立を勝ち取るという願いを糸車に込めた。 B 独立の父:13)ガンディー 1947年 英 国領より独立 南アフリカで弁護士をする傍らで公民権運動に参加し、帰 国後はインドのイギリ スからの独立運動を指揮した。その 形は民衆暴動の形をとるものではなく、 「非暴力、不服従 」 を提唱した。この思想は、1947 年インドを独 立させ、イギリス帝国 をイギリス連邦へと転換させただけでなく、政治思想として植民地解 放運動や人権運動において平和主義的手法として世界中に大きな影響を与えた。ガンディ ーに倣った指導者にアメリカのキン C グ 牧師、チベットのダライ・ラマ 14 世等がいる。 インド全体で一番通じる言葉は:皮肉なことに強制された、英 語 が広く通じる。 ・民族 インド・アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族等 ・言語 連邦公用語はヒンディ ・宗教 ヒンドゥー教徒 80.5 教徒 1.9 %、仏 れている州の言語が 21 ー語、他に憲法で公認さ %、イスラム教徒 13.4 %、 キリスト教徒 2.3 %、シク 徒 0.8 %、ジャイナ教徒 0.4 % <作業> ①地図でムンバイ、コルコタを探せ。 ②夏と冬の風向きを書け。 ③パキスタンと領土を争っている地域は カシミール地方である。 この場所を斜線で塗れ。 ④紅茶栽培のアッサム地方、小麦栽培のパ ンジャブ地方、綿花栽培のデカン高原を 示せ。 ⑤ガンジス川を書き入れよ。 ⑥大インド砂漠を書き入れよ。 ⑦インダス川を書き入れよ。 ⑧ IT 産業が盛んな、バンガロールを示せ。 ⑨インド最大の都市のムンバイを○で囲 め。 -アジ ア 17 - 地理B Asia 08 主要貿易相手国 南アジア・インド No2 H26.9.29 日本との経済関係は希薄! (1)輸出:米国、UAE、中国、シンガポール、英国、香港 (日本は第 12 位) (2)輸入:中国、サウジアラビア、UAE、米国、イラン、スイス(日本は第 14 位 写真で見るインド(写真の下に表題を書け) 1 タージマハル 動画 2 国民車 ナン カレー 最安モデル44万円 3 タタ・ナノ 神のお使い 4 聖牛 5 聖地 7 ヴァラナシ 路上生活者 石窟寺院の壁画 動画 商業の神・学問の神 10 ガネーシャ 8 アジャンター 煮出したお茶 11 チャイ 学問・商業の神 6コルコタ 市街 インドは(映画)大国 9ボリウッド 保養地、紅茶 12 ダージリンから 山はカンチェンジェンガ 人間身体に牙折れ、象の頭、4本腕 ダージリン・ヒマラヤ鉄道 -アジ ア 18 - 壁に注目 13 牛糞 積んでいる物 燃料 14 牛糞 制作 この世 で最 大 の不 幸 は、 戦 争 や 貧 困 な ど では あ りません。人 から 見 放 さ れ 、「自 分 は誰 から も 必 要 とさ れ ていな い」と感 16 マザー=テレサ インドについて cf. 女性の服 1枚の布 15 サリー 燃料運搬 シーク教徒の被り物 IT産業の都市 17 ターバン 18 バンガロール BRICs 、世界最大の民主主義 国(クーデター無し、選挙で変わる) 1 多様性を持つ人口大国インド 人口も、面積も日本の9倍 インドの人口は、12 億 5200 万人(2013 年)。2030 頃年には中国を抜き、世界第一! はヒンドゥー 宗教 教が主流。仏教発祥地で、タージ・マハルのようなイスラム教の影響も濃 く、キリスト教、ジャイナ教等の宗教が混在。言語も、公用語のヒンディー 語、植民地 時代からの英語以外にも多くの言語が使われている。 2「ゆっくりと、しかし着実に」がインド流 インドは核保有国、人工衛星打ち上げ国 12 億人の巨大マーケットとして世界中から注目。近年の規制緩和、外資導入、公的企業 民営化等、競争原理に基づく市場経済を整備するなどの改革が功を奏した。経済成長の恩 恵を受けた人が購買力を持ち、これが新たな需要を生み出し国内需要が順調に拡大。 3GDP成長率9%、人口の半分が若年労働層 インドの GDP 成長率、最近では 9 インドの平均年齢26 歳、日本は40歳を越える %以上と、特に高い伸び率を示す。人口の約半分が 15 ~ 44 歳の若い労働力人口で、財閥による潤沢な民族資本もインド経済の強み。 4カースト制度に縛られない IT産業 ゼロを発見した国 わき上がる頭脳パワー IT 産業や金融等の第三次産業は成長が著しく、インド国内に「中間所得層」を創り出す。 第三次産業が発展したのは、カースト制度と関係がある。カーストというインド古来の身 分制度は世襲で職業を規定するが、この制度には、IT 産業のような新しい職業は存在しな い。可能性を求めて優秀な若い世代が IT 産業に集中し、競争が生まれ、更なる発展へ。IIT (インド工科大学)倍率 60 倍。この大学を落ちて MIT に合格!? また、帰国し海外でキ ャリアを積んだ人たち(印僑)がインドに戻って起業する U ターン現象が起こっている。 -アジ ア 19 - 地理B 内陸アジア、カシミールを学ぶ H26.9.30 <作業> ①「カシミール」地域を赤で塗れ。 ②集落・都市名:カシュガル、タシコルガン(タシクルガン)、フンザ、ギルギット、イスラマバード、ラワルピンディ ③山脈・山・砂漠・川:タクラマカン砂漠、テンシャン山脈、パミール高原、カラコルム山脈、インダス川、K2 カシミール問題とは カシミール地方の領有をめぐるインドとパキスタンの争い。ここは伝統的な毛織物「カ シミヤ織り」発祥の地。風光明媚で、「南アジアのスイス」とも呼ばれてきた。 イスラム 教徒が住民の多数を占めたが、藩王がヒンドゥー 教徒だったため、1947 年 の印パ分離独立時に帰属が決まらず、宙に浮いた。独立から 2 カ月後、イスラム教徒によ -アジ ア 20 - る暴動が発生。藩王はインドへの帰属を表明し、暴動の鎮圧にインド軍派兵を要請した。 これをきっかけに第 1 次印パ戦争が勃発。49 年に国連の調停で停戦が合意されたが、カシ ミールは停戦ラインをはさんで分断統治されることになった。 65 年の第 2 次印パ戦争、東パキスタンがバングラデシュとして独立した 71 年の第 3 次 印パ戦争でも戦場になった。また、アフガニスタンから旧ソ連軍が撤退した 89 年以降、イ スラム過激派の民兵がカシミールを新たな「聖戦」の舞台と位置づけ、パキスタン側から インド側に入ってくる「越境テロ」が激化し、緊張が増した。 99 年には印パ間のカルギル紛争が発生。 2002 年 5 月にも計 100 万人に及ぶ両国軍が対峙し、緊張が高まった。 インドはジャム=カシミール、パキスタンはアーザード(自由)カシミールを実質支配。 注:中国はアクサイチン(インド名はラダック)領有を主張 問1)昔、長安からローマまでの交易のルートはこの地域を通っていた。この道路の名前。 ドイツ語:Seidenstraße から →英語名: シルクロード 問2)タクラマカン砂漠が形成された理由を下から選び記号で答えよ。 b. 海から遠い [a.大山脈の風下 c. 標高が高い d.モンスーン 答 b e. サイクロン ] 問3)この地域の主要民族のウイグル人が信仰している宗教名を書け。 イスラム教徒 BW 問4)カシュガルの月別の気温と降水量である。ここの気候は何か。 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 月平均 合計 気 温 -5.9 -1.1 7.6 15.3 19.8 23.6 25.7 24.3 19.5 12.2 3.4 -4.0 11.7 降水量 2.4 2.0 1.4 5.25 5.3 5.5 4.6 12.0 6.4 8.3 7.7 5.3 2.1 63 問5)この地域では周辺の山麓の地下水を 20 ~ 30 m毎の竪穴式井戸を掘り繋いだ地下水 道で集落まで運んで利用している。坎尓井、坎児井(カンアルチン)と呼ばれているが、 その技術はイランから伝来したともいわれている。 ①この施設の構造を図示せよ。 気候で既に学びました! 資料集参照 ②この施設の各地での呼び方 イラン(カナート)、アフガニスタン(カレーズ)、北アフリカ(フォガラ ) 問6)カラコルム山脈やヒマラヤ山脈が形成された理由。 (インド )・オーストラリアプレートと(ユーラシア)プレートが衝突して隆起。 問7)インダス川は下流の乾燥地域を貫流してインド洋に注ぐ。このような河川は? 外来河川 問9)かつてこの地域には氷河が道路の近くまで迫ったいたが近年では、その末端は谷の 奥まで後退。このことは、地球的規模の環境問題と関係ある。 この問題とは何か。 地球温暖化 問 10)高山病に備えて、その症状に最も効果的なものは何か。 [a. 酸素 b. 湿布薬 c.頭痛薬 d.非常食 e. 水 -アジ ア 21 - ] 答 a