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コンプライアンス

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コンプライアンス
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
コンプライアンス
企業は法律や社会的規範などを遵守し、公正・誠実な企業活
動を行うことが求められています。
社員一人ひとりにコンプライアンス意識を浸透・定着させるため
には、どのような活動が効果的でしょうか。
キヤノンマーケティングジャパングループの取り組みをご紹介し
ます。
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
コンプライアンス 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
コンプライアンス活動の考え方
キヤノンMJグループでは、コンプライアンスを法令遵守にとどまらず、
「法令や社会のルールを守り、社会正義を堅持し、社会の期待に応
え続けていくこと」と捉えています。
このコンプライアンスを実践する上で最も大切なことは、社員一人ひ
とりが高いコンプライアンス「意識」を持つことと考えています。そのた
めに、まず個人に対して、「意識」啓発を徹底して行っています。その
上で、行動に際して正しい判断をするために必要となる「知識」の教
育を実施しています。そして、個人・職場・会社が一丸となって行動す
るために、さまざまな「組織活動」を展開しています。
キヤノンMJグループでは、このように「意識」「知識」「組織活動」の3
つの視点で、コンプライアンス活動に取り組んでいます。
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
コンプライアンス 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
コンプライアンス・ミーティング
キヤノンMJグループでは、全ての組織(部または課単位)で「コンプ
ライアンス・ミーティング」を、年2回実施しています。その目的は、職
場内でのコンプライアンス意識向上と自発的行動の促進、およびコ
ミュニケーション強化です。
コンプライアンス・ミーティングには、基本方式と応用方式があります。
基本方式では、職場のコンプライアンスリスクの洗い出しと対策の決
定を行います。応用方式では、架空のケース(※事例詳細ページ参
照)を用いて、登場人物の問題点と組織の予防策を協議します。ミー
ティングの結果は、事務局から経営層に報告しています。
コンプライアンス・ミーティングは、社員一人ひとりがコンプライアンス
リスクを認識・共有できる仕組みです。自発的な活動を促進すること
で、意識の向上を目指しています。
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
コンプライアンス 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例詳細
コンプライアンス・ミーティング
コンプライアンス・ミーティングの応用方式では、情報管理(ソーシャルメディア)、営業秘密、
ハラスメント、著作権、下請法、反社会的勢力、許認可(建設業)、第三者特許調査などの
ケースを用いて、ミーティングを実施しています。
応用方式については、社員から以下のような感想があります。
非常に具体的なケースでしたので、内容把握と自分自身への置き換えができて
有用でした。
ケースがあると、受講者にとっても取り組みやすく、よい手法だと思います。
今回のケースは基本的なものであり、問題点を発見しやすいものでした。できれ
ば、意外と見落としてしまうような問題点を含んだケースも取り上げてほしいです。
以下は、ハラスメントのケース見本です。
【ケース】 ハラスメント
周囲の課員の中には「少し行き過ぎているのでは?」と思う者もいたが、I課代が特に制止
していなかったので、誰も何も言わず、無関心を装った。
K君は、日々繰り返されるJさんの厳しい言動に自信を無くし、また、課内で孤立感を感じ、
体調も悪くなっていった。
ある日K君は、H課長に「仕事の悩みについて少しお話しを聞いていただきたい」と言った。
H課長は、出張の準備等で忙しかったのでK君の話をじっくり聞かず「いま忙しいから、後
にして」と言った。
K君は、しかたなくI課代のところへ相談に行き、最近の自分の悩みや思いを伝えると、I課
代は、「Jさんも悪気があって言っているのではない。早く君に一人前になってもらうための
業務指導で言っているのだから、Jさんの言うことをよく聞いてもう少し頑張りなさい」と言っ
た。I課代は、このやり取りを特にH課長には伝えなかった。
それから、K君は休みがちになり、ついに医師の診断のもと1か月の休暇をとることになっ
ソリューション開発第二課は、H課長、I課代と10名の課員で構成されており、お客様の業
務システムの受託開発を担当している。新システムの開発も終盤となり、課全体が繁忙期
にさしかかっている中、入社2年目のK君はなかなか仕事になれずペースについていけな
い状態であった。
そんなK君が早く成長するように、H課長は、非常に仕事熱心でアウトプットには妥協を許さ
ないタイプの先輩社員のJさんをK君の教育係に任命した。
教育係となったJさんは、K君を一生懸命に指導したが、その成果はなかなか出てこなかっ
た。何度説明しても教えたことを忘れて同じミスを繰り返すK君に対して、Jさんの言動がだ
んだん変化していった。最近では、H課長が職場にいない時に限って、JさんがK君に対し、
時には机を強くたたきながら「お前って、最悪だな」「どうしていつも仕事が遅いんだ!」「こ
のぐらいの仕事は小学生でもできるぞ!」「もう、いるだけでいらいらするよ!」等のきつい
口調で注意していることもしばしば行われるようになっていった。
た。
議論の視点
以下のポイントをもとに、各自考えましょう
誰の行動・言動が問題だと思いますか?
組織としてこのような問題発生を未然防止するために、どのように行動するべきで
しょうか?
①誰のどこが問題だと思いますか?
【H課長】
・
・
・
【I課長】
・
・
・
【Jさん】
・
・
・
【その他の課員】
・
・
・
②組織としてこのような問題発生を未然防止するために、どのように行動するべきで
これらの言動は、課内の人たちにも当然聞こえた。I課代は「Jさんの言動が少し厳しいとは
感じていたが、K君に早く一人前になってもらうにはこのくらいの厳しさも必要だろう」と思い、
特にJさんの言動を制止しなかった。
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
しょうか?
URL
・
・
・
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
コンプライアンス 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
コンプライアンス意識調査
キヤノンMJグループでは、独自の「コンプライアンス意識調査」を作
成し、グループ全社員(役員・社員・契約社員・派遣社員など約2万
人)を対象に、年1回実施しています。その目的は、コンプライアンス
活動の浸透・定着状態と課題を、継続的に把握することです。
調査は、Webを利用した無記名方式で、10分程度で回答できます。
設問を厳選しているため、回答者の負荷を最小限にしながら、低コ
ストで効果的に実施できるのが特長です。
調査結果は、事務局にてチェック・評価し、施策の見直しなどにつな
げています。そして、事務局から経営層に報告しています。また、グ
ループ全社員にもイントラネットで公開しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
「コンプライアンス意識調査
コンプライアンス意識調査」
意識調査」サービス
コンプライアンス活動の浸透・定着状態の全体像を把握でき、課題がわかる調査です。
詳しくはエディフィストラーニング株式会社のHPへ http://www.edifist.co.jp/soshiki/compliance_ishiki.html
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例詳細
コンプライアンス意識調査
「コンプライアンス意識調査」では、個人の「意識」「知識」「行動」、職場の「行動」、上司の「行動」の状態や課題およびその原因などを、
さまざまな角度(グループ全体/会社別/職種別/雇用形態別/役職別/年次別など)から「見える化」できます。また、コンプライア
ンス施策の有効性についても調査しています。
以下は、「コンプライアンス意識調査」の設問例、調査結果の見本です。
設問例
設問
選択肢
調査結果
コンプライアンスを徹底して仕事をするうえで、
最も重要な役割を担う人は誰ですか?
自分自身
直属の上司(ライン管理職)
コンプライアンス推進組織
役員
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
スピーク・アップ制度
キヤノンMJグループでは、内部通報制度「スピーク・アップ制度」を設
置・運営しています。その目的は、グループ内の事業活動や業務遂
行に関して、法令や企業倫理に反する事態が生じた場合に、その違
反事実を早期に発見し、是正、再発防止を図ることです。
この制度では、通報者・通報内容の秘密を守ること、通報したことで
人事上の不利益な取り扱いを受けないことを「スピーク・アップ制度
規程」で明文化しています。また、通報者の利便性に鑑み、社内だけ
でなく弁護士事務所にも受付窓口を設置しています。
通報された内容は、直ちに事実関係などを調査し、対応を行います。
対応の経過や結果については、通報者に対し適宜フィードバックす
るとともに、経営層に報告しています。
「CSRナビ
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
コンプライアンス・カード
キヤノングループでは、グループ全役員・社員に「コンプライアンス・
カード」を配布しています。その目的は、コンプライアンスの浸透・徹
底を図ることです。
「コンプライアンス・カード」は、キヤノングループの普遍の行動指針
である「三自の精神(自発・自治・自覚)」と、自らの行動をチェックす
るための6つのテスト項目が記載されています。
このカードを常に携帯し、随時参照することにより、キヤノングループ
で働く社員一人ひとりがコンプライアンスについての共通意識をもっ
て、自らの行動を見つめ直すこととしています。
「CSRナビ
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ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
キヤノングループ行動規範
事例
キヤノングループでは、全役員・社員が業務遂行にあたり、守るべき規準を示した「キヤノングループ行動規範」の周知徹底を図ってい
ます。「キヤノングループ行動規範」は、グループ全役員・社員に冊子を配布し、イントラネットでも公開しています。
キヤノングループ行動規範の目次
社会への貢献
優れた製品の提供/消費者保護/地球環境保護/社会文化
貢献/コミュニケーション
公正な事業活動
公正競争の実践/企業倫理の堅持/適切な情報提供
経営姿勢
1. 企業倫理と法の遵守
公正・誠実/適法な業務遂行/ルールの適正解釈
2. 会社資産の管理
資産の厳格管理/不正利用の禁止/知的財産権の保護
役員・社員
行動規範
3. 情報の管理
ルールに基づく取り扱い/私的利用の禁止/インサイダー取引の禁止/ 他社
情報の不正取得の禁止/他社情報の適切な取り扱い
4. 利益相反と公私の区別
利益相反の回避/贈与・接待・利益供与の禁止/未公開株式の取得禁止
5. 職場環境の維持・向上
個人の尊重と差別の禁止/セクシャルハラスメントの禁止/銃刀・薬物の持込
禁止
「CSRナビ
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
事例集「実践!企業倫理読本」
キヤノングループでは、独自に作成した「実践!企業倫理読本」を配
布しています。企業人・社会人として直面するかもしれない具体的な
ケースを、ポイントや解説とともに1ページに1ケースずつ掲載してい
ます。
「実践!企業倫理読本」は、グループ全社員に冊子を配布し、イント
ラネットでも公開しています。また、メールマガジン「今週のコンプライ
アンス」でも、定期的に取り上げ、社員が再確認できる仕組みにして
います。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例詳細
事例集「実践!企業倫理読本」
「実践!企業倫理読本」では、ハラスメント、情報の管理、輸出入管理の徹底、契約の基礎、公正な競争、贈答・接待、著作権などの具体的なケースを、
ポイントや解説とともに掲載しています。
以下は、契約の基礎と著作権のケース見本です。
契約の基礎
著作権
契約書の重要性
ホームページの転載
契約書を取り交わすことなく、A社と共同開発を行ってきました。ところが、事業
Aさんは自社製品と競合他社製品を比較するプレゼンテーション資料を作成
化の目処が立たないため、共同開発の中止を申し入れたところ、A社がこれま
しています。ホームページで他社の製品仕様を調べていたところ、作成資料
に掲載したい製品写真や、よくまとめられているデータ表を見つけました。
でに負担した費用の一部の支払いを求めてきました。
「ホームページで公開されているのだから、このまま使っても問題ないだろう」
チェック
契約書の重要性を認識していますか?
共同開発を始めた当初は、すべてが
と思い、PC上で自分の資料にコピーしました。
チェック
ホームページの情報を安易な気持ちで流用していませんか?
うまくいくように思うものですが、
ホームページも著作権法で保護さ
リスクのないビジネスはありません。
れています。ホームページ上で公開
されているからといって、自由に利
契約書は、ビジネスを始める前に、双方のリスクを確認しておくために不可欠な
用してよいということはありません。
ものであり、契約書作成の過程を経ることで、双方の主張の隔たりが明確となり、
将来の危機を事前に回避できる場合もあります。取引開始前に、法務部門と相
ホームページ内の文書、写真、イラストなどを、社内資料として複製利用す
談のうえ、相手方と必要な契約書を取り交わすことが大切です。
る場合には、原則として著作権者(このケースではホームページを開設して
いる競合他社)の許可が必要です。
「CSRナビ
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
メールマガジン「今週のコンプライアンス」
キヤノンMJグループでは、メールマガジン「今週のコンプライアンス」
を、2004年6月より毎週配信しています。その目的は、コンプライアン
ス実践に必要な知識・情報の周知を図ることです。
配信テーマは、グループ全社員共通の内容(内部統制、情報セキュ
リティ、環境対応、知的財産、人事・労務など)、職種別の内容(営業、
サービスエンジニア、システムエンジニアなど)、世の中のトピックを
題材にした内容など多種多様です。各主管部門(人事、経理、法務
など)と連携して、作成・配信しています。
「今週のコンプライアンス」は、職場の朝礼や課内のミーティングなど
でも情報共有し、活用されています。配信された内容は、イントラネッ
トにバックナンバーとして公開され、いつでも業務に活用することが
できます。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例詳細
メールマガジン「今週のコンプライアンス」 (1/2)
「今週のコンプライアンス」では、以下のようなテーマを配信しています。
【2】 ソーシャルメディアにおける機密情報の取扱い
プライベートとビジネスの区別 ~ソーシャルメディア・公共の場での
≪ソーシャルメディアの
ソーシャルメディアの不適切な
不適切な利用によって
利用によって発生
によって発生した
発生した事故事例
した事故事例≫
事故事例≫
情報管理~(※)
ホテル内のレストランに勤務するアルバイト従業員が、同レストランに著名人
そのビジネスできますか?? ~業法による制限を理解しよう~(※)
が訪れた際、そのことを複数回にわたって、個人のTwitterアカウントより発信
取引時には要Check! ~反社会的勢力への対応~
しました。
ケースで考えるコンプライアンス ~下請法編~
上記のようなお客様情報は、ホテルにとって守秘すべき個人情報であるため、
このことについて批判が相次ぎ、同ホテルが謝罪する事態になりました。
※以下に見本を掲載しています。
プライベートとビジネスの区別
個人としてソーシャルメディアを利用することに、問題はありません。しかし上
~ソーシャルメディア・公共の場での情報管理~
記の事例のように、会社が保護すべき個人情報を発信してしまうと、ご本人に
最近、ソーシャルメディアを利用する人が増えています。プライベートで利用
迷惑をかけてしまいます。それだけでなく、会社は管理責任を問われ、企業の
することに問題はありませんが、ソーシャルメディアは、インターネット上で多く
信頼が失墜してしまいます。プライベートでの利用の際は、会社の機密情報を
の人が集まる「公共の場」です。したがって、会社の機密情報や個人情報など
発信しないように注意しましょう。
を発信してしまうと問題になります。
そこで今回は、ソーシャルメディアにおける情報管理について、確認しましょう。
【3】 まとめ
ソーシャルメディアには、気軽さや即時性、ユーザーの反応をダイレクトに感じ
【1】 ソーシャルメディアとは
られるなどのメリットがある反面、リスクも伴います。個人で使用する際は、会
ソーシャルメディアとは、Twitter、mixi、Facebookなど、インターネットを通じて
社の機密情報を発信しないでください。
利用者同士のコミュニケーションを促進する仕組みのことです。個人が発信し
た情報は不特定多数の人に公開され、閲覧・返事をすることができます。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例詳細
メールマガジン「今週のコンプライアンス」 (2/2)
そのビジネスできますか??
~業法による制限を理解しよう~
【2】 キヤノンMJグループのビジネスに関わる主な業法は?
みなさんは、「業法」という言葉をご存知でしょうか?企業がビジネスを行う
業法
主なビジネス
建設業法
LAN工事・配線工事、パーテーション工事、電源工事、ネッ
トワーク工事
電気通信事業法
データセンター等を利用したホスティングサービス、その他
の電気通信サービス
貨物利用運送事業法
お客さま所有のMFPの移動を含む引っ越しビジネス、お客
さま所有のハードウェア移設業務
薬事法
AEDの販売、CXDI・眼科検査機の保守
古物営業法
中古MFPの販売
場合、その事業内容によっては、「業法」によって規制を受けたり、行政機関
の許可が必要になります。規制に違反したり、許可を得ずに事業を行うと、
行政からの制裁を受け、社会からの信用を失うことになります。
そこで今回は、キヤノンMJグループの事業に関連する「業法」について確認
しましょう。
【1】 業法ってなに?
企業が、建設業や運送業など、特定の営業活動を行う場合に、守らなけれ
ばならない法律が「業法」と呼ばれています。原則として、企業活動は自由
に行うことができますが、企業活動が経済秩序、公共の安全、地球環境など
社会に与える影響は少なくありません。そのため、国や地方自治体の許可
を必要としたり、ルール・手続を定めることで、企業活動を制限し、社会秩序
【3】 まとめ
を保つことを目的としています。
私たちが行うビジネスには、許認可を必要とするものが多々あります。新規
必要な許可を得ない場合や、手続やルールに従わない場合、商品・サービ
ビジネスの実施にあたっては、関連業法を確認しましょう。既存ビジネスにお
スの品質に関係なく、違法な営業となります。
いても、事業規模の拡大により、別途の許認可の取得が必要となる場合が
ありますので注意しましょう。
「CSRナビ
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ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
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コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例
ウェブ教育によるCSR教育
キヤノンMJグループでは、毎年1回、グループの全従業員を対象に、
「設問診断形式」という独自のeラーニングでCSR関連教育を行って
います。
「設問診断形式」とは、設問を読み(学習し)、複数の選択肢の中から
正答を選び(考え)、一設問ごとに正誤を確認して解説を読む(確認
する)プロセスを自ら行い、繰り返すことで『正しい知識を効果的に身
につける』ことができる教育手法です。
現在、eラーニングによるCSR関連教育は、コンプライアンス・情報セ
キュリティ・環境・CSR全般・事業継続の5つの科目で実施しています。
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「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
コンプライアンス 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループのコンプライアンス活動をご紹介します。
事例詳細
ウェブ教育によるCSR教育
「設問診断形式」のeラーニングは、設問・選択肢(3~4つ)・解説を、全て文字情報のみで構成した内容となっています。
形式のメリット
実施概要
1つのテーマについて、複数の選択肢を提示できるので、多く
実施対象者
キヤノンMJグループ全従業員
の実践的ケースを盛り込むことができる。
文字情報のみで構成しているため、法令や規範、ルール等
コンプライアンス
10問
情報セキュリティ
10問
情報セキュリティ 個人情報保護
10問
の制定・改正時に、教育コンテンツを迅速に追加・修正できる。
文字情報のみで構成しているため、グループ各社の事業特
科目と設問数
性に合わせて、各社が自由にコンテンツの追加・差換えがで
環境
5問
災害対応と事業継続
4問
CSR全般
6問
きる。
計 45問
不正解項目についても解説を表示することで、受講者の知識
を是正することができる。
一時保留機能により複数回に分けて受講することができるの
受講所要時間
1時間程度(一時保留機能有り)
で、受講者の時間的制約や負荷がかからない。
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キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
環境
企業活動を行ううえで、環境への配慮は今や不可欠な取り組
みとなっています。
社会的にも関心が高い企業の環境活動を推進するためには、
どのような方法が効果的でしょうか。キヤノンマーケティング
ジャパングループの取り組みをご紹介します。
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環境 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
環境活動の考え方
キヤノンMJグループでは、長期経営計画に沿って環境ビジョン『未来の森』2015
を制定しました。「共生」の理念のもと、地球上のあらゆる生物の多様性に配慮
し、豊かさと地球環境を両立する社会づくりに貢献します。
ビジョンの実現に向けて、事業活動による環境負荷の低減だけでなく、提供する
製品やITソリューションを通じて、お客さまの環境負荷低減に貢献することを目
指しています。
3つの活動テーマを元に、環境保全活動を実施しています
【活動テーマ】
1. 事業所や物流におけるCO2排出量削減
2. 製品・ITソリューションでお客さまのCO2排出量削減に大きく貢献
3. 環境分野で社会に貢献
社員一人ひとりがビジネスや社会とのかかわりを通じて地球環境への貢献を考
え、自社の環境負荷低減にとどまらず、お客さま・社会全体の環境負荷低減を
実現することを目標にしています。
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環境 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
オフィスの運用改善
企業にとってオフィスの省エネ活動は、環境貢献とコスト削減の両方を実現でき
る取り組みです。
キヤノンMJグループの品川本社ビル(キヤノン S タワー)は、設計段階から省エ
ネ対策を組み込み、2004年当時のベンチマークに対して89.3%という「省エネビ
ル」でした。
さらなる省エネ活動を推進するために、総務部門が中心となり現場を目で見て
現状をチェックし、各スペースの目標設定温度一覧、空調運転時間一覧、省エネ
運転マニュアルなどを作成し運用面の改善に取り組みました。
その結果、設備投資は行わない運用面の改善だけで、2010年には32,861GJ
(CO2換算1,431t)削減(対2004年比)を達成しました。2011年はさらに「省エネオ
フィス支援ソリューション」の導入なども行い、50,430GJ(CO2換算2,154t)削減
(対2004年比)を目指しています。
「CSRナビ
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例詳細
オフィスの運用改善
キヤノン S タワー の省エネ活動によるエネルギーコスト削減効果
キヤノン S タワーでは、設備投資をほとんど行わず、運用の改善だけで2008年から2010年までの3年間に、CO2換算で年間1,152トンのエ
ネルギー削減と、約1億円のコストダウンを実現しました。(対2007年比)
これらの省エネ活動はビル管理会社と総務部門が中心になって行いましたが、従業員の協力も欠かせないものであり、各自の環境意識
向上の結果といえます。
2011年にはさらなる省エネ推進のため、「省エネオフィス支援ソリューション」を導入し、「エネルギーの見える化」、「オフィスの照明制御」
、「会議室利用の見える化」などを実施・推進しています。
設備投資による削減効果事例
運用改善による削減効果事例
「CSRナビ
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
省エネオフィス支援ソリューション
企業全体で省エネ活動を推進するためには、エネルギー利用状況の把握と分
析が欠かせません。
キヤノンMJ本社ビル「キヤノン S タワー」では、さらなる省エネ活動を推進する
ために、2011年に「省エネオフィス支援ソリューション」を導入しました。
「省エネオフィス支援ソリューション」は、電力状況の「計測」「見える化」「削減」を
ワンストップで提供するソリューションです。
キヤノンMJでは、「エネルギーの見える化」、「オフィスの照明制御」、「会議室利
用の見える化」などを実施・推進しています。これまでの運用では気付かなかっ
た課題が、日々のデータから読み取れるため、改善につなげることでトータルな
省エネの実現を目指しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
省エネオフィス支援
エネオフィス支援ソリューション
支援ソリューション
オフィスの消費電力を見える化し、統合管理することで省エネを実現するソリューションです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://www.canon-its.co.jp/environment/enecon/index.html
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例詳細
省エネオフィス支援ソリューション
キヤノン S タワーでは、フロアごとの消費電力を詳細に計測し、データを管理サーバーに蓄積します。計測データは、管理画面にグラフ
や図でわかりやすく表示され、不要な電力がひと目でわかる仕組みになっています。
管理システムから照明、空調の電力を制御できるため、消費電力を削減することが可能です。
キヤノン S タワーに導入した機能
各フロアの消費電力見える化
PCからコンセント・照明・空調の消費電力
を確認できます。フロア別の比較や、過去
データの比較をすることも可能です。
人感センサーと連動した照明制御
入退室状況をセンサーで感知し、照明の
ON/OFFを制御しています。(一部フロアの
み)
会議室管理システム
応接室や会議室の利用状況によって、照
明を自動制御・手動制御することが可能で
す。
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
http://cweb.canon.jp/csr-navigation/
環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
省エネタイプの複合機への入れ替え
オフィス機器一台の省エネ効果は小さいですが、企業全体では大きな削減につながり
ます。
キヤノンMJ本社ビル「キヤノン S タワー」では、オフィス機器の見直しにより省エネ効果
の高い機器を導入しました。既存の複合機を省エネタイプのものに入れ替えることで、
消費電力の83%削減を達成しました。
また、機器の使い方を工夫することによって省エネ・省資源を推進しています。
1. 標準デバイスの導入と適正配置
管理・運用コストを削減するために、オフィス機器を統合管理しています。
2. 効果的なレイアウト印刷の推進
両面印刷、2in1印刷、製本印刷などを活用することで、紙の節約に努めています。
3. デバイスの仕様履歴の取得
オフィス機器が利用状況を管理し、コスト削減に努めています。
4.紙資料の電子化
紙資料の電子化を進め、コピーやファクス送信による新たな紙の消費や保管スペース
の削減を推進しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
環境配慮型製品
環境に配慮した適正で効率的な印刷を実現する複合機/プリンターのシリーズです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/product/index.html
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
ドキュメントソリューション
毎日大量のドキュメントが出力される企業にとって、出力管理は環境負荷の低
減のために検討すべき課題です。
キヤノンMJ本社ビル「キヤノン S タワー」では、移転前にこれまでバラバラだっ
た出力機器を見直し、導入する機器を標準化することにより、レイアウト変更費
用や運用管理費用の削減を実現しました。
継続的に出力枚数の集計を行うことで、運用状況の把握に努めています。また、
出力管理ソフトウエアやシステム
を導入することで、放置プリントやミスプリントによる無駄な出力が抑止される仕
組みも取り入れています。一つひと
つの取り組みを積み重ねることで、大幅な無駄の削減へとつながり、環境負荷
の低減とコストの削減を実現しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ドキュメントソリューション
印刷環境に導入することで、環境負荷低減と業務効率化を実現するドキュメントソリューション製品です。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/product/software/index.html
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例詳細
ドキュメントソリューション
キヤノン S タワーでは、出力機器の配置の見直しや、出力管理ソフト
ウエアを導入することで、適正で効率的な出力を実現しています。
無駄な出力の抑止
出力管理システム「Anyplace Print 」を導入し、ネットワーク上の複合
機やプリンターであれば、どの場所からでも印刷できる環境を整備しま
出力機器の適正配置
した。出力の際にはIDカードで個人認証を行うため、重複した出力や
キヤノン S タワーの移転前は、複合機やプリンタの導入はオフィスご
プリントの放置を抑止します。無駄な出力を削減するだけでなく、セキ
とに独自に判断していました。そのため、機種や利用しているパソコン
ュアな出力環境も実現しています。
の数がばらばらで、それぞれの使用頻度も把握できていませんでした
。
効率的な印刷設定
ユーティリティツール「SetupAssist」を導入し、管理者が全社員のパソ
そこでS タワーへ移転する際には、各出力機器の使用状況を集計し
コンのプリンタードライバーを設定できる仕組みにしています。出力設
、必要台数を算出しました。S タワーの事務用フロアは統一されたレ
定のデフォルトを2in1両面とし、その他にも用紙節約になる出力設定
イアウトのため、出力機器の設置場所と台数も統一し、効率的に運用
を選択できるようになっているため、パソコンスキルに影響されずに簡
できる環境を整備しました。運用開始後も出力状況の集計を継続し、
単に節約モードを活用できます。
設置台数の変更や出力枚数に合わせた機種選定などに役立ててい
ます。
節約意識の向上
出力状況を集計・分析するソフトウエア「imageWARE Accounting
Manager」を導入し、印刷枚数の節約意識を高めています。複合機で
出力する際に、これまで利用した印刷枚数を操作画面に表示し、本当
に必要な出力か確認する仕組みを導入しています。出力のたびに利
用状況が確認できるため、自然と節約意識が向上します。
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
システムの仮想化
キヤノンMJグループでは、近年グループ企業数の増加に伴い、物理サーバー
数も増加し、スペース・消費電力(CO2含む)・コストなどの増大が課題となって
いました。
そこで、グループ25社約19,000人の従業員が、ユーザー認証、社内掲示板、ス
ケジューラーなどの「生活系インフラ」として使用しているシステムの物理サー
バー84台に、仮想化の概念を取込み、わずか3カ月で台数を1/10の8台までに
圧縮しました。
仮想化を導入することで、消費電力や占有スペース、運用管理、環境負荷、コス
トなどを大幅に削減しました。一方、サーバーのレスポンスは向上し、安定した
運用が実現、利用者の利便性にも寄与しました。
この仮想化の成果は、事業継続のDRサイト構築のしやすさという点でも大きな
貢献をしました。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
サーバー仮想化
サーバー仮想化ソリューション
仮想化ソリューション
物理サーバを統合し、トータルコストの削減と、運用の効率化を実現するソリューションです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://www.canon-its.co.jp/vm/index.html
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
ビデオ会議システム
複数の拠点を持つ企業では、拠点間の会議にかかる移動時間や交通費の削減
が課題になります。
キヤノンMJグループでは、ビデオ会議システムやテレビ電話を積極的に導入し
ています。移動にかかる時間や交通費の削減と業務の効率化、また移動時の
CO2削減にも大きな効果が出ています。
現在、キヤノンMJでは全拠点に、キヤノンMJグループでは使用頻度の高い拠
点に導入しています。2010年はキヤノンMJ単体で23,577.1時間の利用がありま
した。初期投資費用は導入後わずか1年で回収することができました。
今後も利用を推進することで、環境負荷低減とコスト削減を実現します。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ビデオ会議
ビデオ会議システム
会議システム
環境負荷やコストを削減し、業務のスピード化を実現するビデオ会議システムです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/uc/vconfer/lineup/index.html
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
パソコン節電支援ツール
省エネ活動は小さな取り組みの積み重ねです。パソコン一台の節電対策も、企
業全体では大きな省エネ効果を生み出します。
キヤノンMJグループでは、業務用パソコン約8,000台にパソコン節電支援ツール
「HOME-ECO」をインストールしています。「HOME-ECO」はリアルタイムに消費
電力を診断し、最適な省電力に設定するソフトウエアです。「HOME-ECO」の導
入で、1ヶ月あたりの約1,500kwhの電力削減を達成することができました。
また、消費電力が見た目で分かるため、社員の省エネ意識も定着します。
今後も電力使用量の見える化を推進し、省エネ活動につなげていきます。
※HOME-ECOは、HOME 基本サービス(type-U)内のHOME-MANAGERの機能としてご利用
いただけます。HOME スモールスタートパック(type-F)、HOME Webポータルパック(type-P)
ご利用のお客さまも有償オプションを適用いただくことでご利用いただけます。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
クラウドサービス HOME
セキュリティ対策と社内情報システムを提供するITの運用代行サービスです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/solution/home/index.html
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
ドキュメント共有ASPサービス
業務における人や物の移動には、コストだけでなく、移動エネルギーの消費や
CO2の排出が伴います。これらの省エネ・省資源の改善も企業の課題です。
キヤノンMJグループでは、社外スタッフとのデータ共有にドキュメント共有ASP
サービス「C-Cabinet」を導入しています。インターネット上でデータを共有できる
「C-Cabinet」は、物理的な移動にかかるコスト・手間・時間を削減することが可能
です。キヤノンMJグループの広報誌の作成では、バイク便にかかっていた月数
十万円のコストが削減されるだけでなく、移動時のエネルギーやCO2の排出量
を削減できました。
今後もITソリューションの活用を推進し、環境負荷の低減と業務の効率化を実現
していきます。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
インターネットサービス
インターネットサービス C-Cabinet
インターネット上でドキュメントを一元管理し、環境負荷を低減するドキュメント共有ASPサービスです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://www.canonet.ne.jp/service/c-cabinet/index.html
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ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
リサイクルシステム
製品やサービスを提供する企業にとって、消費後のリサイクル活動も重要な役
割です。
キヤノンMJグループでは、下取りや広域認定制度に基づいたグリーンリサイク
ルサービスによって、お客さまから使用済み製品を回収しています。それらをよ
り確実・効率的に再資源化するために、リサイクルシステムを構築し運用してい
ます。
効率的なリサイクルを実現するために、管理にはバーコードが導入されています。
お客さまから製品を回収する際にバーコードを貼付し、回収センターやリサイク
ル拠点ではハンディターミナルでバーコードを読み取ります。読み取られたデー
タはリサイクルシステムに送信されます。集計されたデータは回収部品のリユー
スや、再資源化計画に役立てられます。
効率的なリサイクルシステムの構築は、資源の再利用化を推進し、環境負荷の
低減に貢献できます。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ハンディーターミナル
バーコードリーダーなど多彩な読み取り機能を搭載し、業務の効率化を実現するハンディターミナルです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/ht/index.html
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
電子マニフェスト
産業廃棄物を委託処理する際には、マニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付し「委託し
た産業廃棄物が適正に処理されたか否か」を確認する義務が課せられています。
キヤノンMJグループではこのマニフェストの交付を、委託先であるお取引先のご協力の
もと電子化することで業務を合理化することができました。
これまで紙で行っていた業務を電子化することで、業務が効率化できるだけでなく、紙
資源や保管スペースを削減することができました。全体的には、年間約1,000時間の作
業時間削減と、約126万円のコストダウンを実現しました。
運用・管理コスト:マニフェスト発行年間6,000件以上
紙マニフェスト
電子マニフェスト
基本料金
0円
25,000円
使用料
150,000円(25円/枚)
63,000円(10.5円/枚)
作業費用
3,000,000円(500円/枚)
1,800,000円(300円/枚)
合計
3,150,000円
1,888,000円
時間
約1,400時間(約14分/枚)
約400時間(約4分/枚)
今後もITソリューションの活用を推進し、環境負荷の低減や業務の効率化を実現してい
きます。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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環境 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
EMS文書の電子化
環境活動を推進するためには、環境マネジメントシステム(EMS)の効率化と効果的な運
用が必要です。
キヤノンMJグループは、EMS文書管理システムを導入し、紙文書の電子化に取り組み
ました。
紙文書を電子化することで、年間約15,000文書の削減を達成しました。環境効果は2011
年にCO2換算で約1.238トンを削減し、紙コストは約452万円を削減しました。また、紙文
書の保管スペースも合計24.31㎡を削減しています。
また、ペーパーレスは環境効果だけでなく、電子化によるワークフローの効率化や情報
管理の強化も実現します。業務の効率化による工数削減は、リソースの有効活用につ
ながり、生産性の向上をもたらします。
今後も環境負荷の低減と業務の効率化を実現するために、ITソリューションの活用を推
進していきます。
※削減効果の数値は、キヤノンMJ独自の算出方法にて算出(みなし効果も含む)
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環境 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
環境スペシャリスト教育
環境活動を推進するためには、中心的な役割をになう専門的な知識を持った人
材が必要です。
キヤノンMJグループでは、環境マネジメントシステムの運用・内部監査を担う従
業員や、環境負荷の大きい産業廃棄物・化学物質を取り扱う従業員に対し、専
門的な環境知識を習得してもらうため、集合形式やウェブ形式などによる教育を
実施しています。
• 環境マネジメントシステム 部門責任者・環境スタッフ教育
• 環境マネジメントシステム事務局員教育
• 環境内部監査員教育
• 廃棄物管理者教育
• 化学物質使用者教育
• 階層別教育
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環境 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例
ウェブ教育によるCSR教育
キヤノンMJグループでは、毎年1回、グループの全従業員を対象に、
「設問診断形式」という独自のeラーニングでCSR関連教育を行って
います。
「設問診断形式」とは、設問を読み(学習し)、複数の選択肢の中から
正答を選び(考え)、一設問ごとに正誤を確認して解説を読む(確認
する)プロセスを自ら行い、繰り返すことで『正しい知識を効果的に身
につける』ことができる教育手法です。
現在、eラーニングによるCSR関連教育は、コンプライアンス・情報セ
キュリティ・環境・CSR全般・事業継続の5つの科目で実施しています。
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環境 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの環境活動をご紹介します。
事例詳細
ウェブ教育によるCSR教育
「設問診断形式」のeラーニングは、設問・選択肢(3~4つ)・解説を、全て文字情報のみで構成した内容となっています。
形式のメリット
実施概要
1つのテーマについて、複数の選択肢を提示できるので、多く
実施対象者
キヤノンMJグループ全従業員
の実践的ケースを盛り込むことができる。
文字情報のみで構成しているため、法令や規範、ルール等
コンプライアンス
10問
情報セキュリティ
10問
情報セキュリティ 個人情報保護
10問
の制定・改正時に、教育コンテンツを迅速に追加・修正できる。
文字情報のみで構成しているため、グループ各社の事業特
科目と設問数
性に合わせて、各社が自由にコンテンツの追加・差換えがで
環境
5問
災害対応と事業継続
4問
CSR全般
6問
きる。
計 45問
不正解項目についても解説を表示することで、受講者の知識
の是正することができる。
一時保留機能により複数回に分けて受講することができるの
受講所要時間
1時間程度(一時保留機能有り)
で、受講者の時間的制約や負荷がかからない。
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キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
情報セキュリティ
高度に発達した情報化社会では、企業の情報漏えい・改ざんなど
の事件・事故は社会に大きな影響を与えます。情報セキュリティ
対策を推進するためには、どのような活動が効果的でしょうか。
キヤノンマーケティングジャパングループの取り組みをご紹介しま
す。
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情報セキュリティ 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
情報セキュリティ活動の考え方
急速にITが発達した今日の企業において、情報セキュリティ対策は
避けては通れない課題です。その対象範囲や考え方は、広く多岐に
わたっています。
キヤノンMJグループでは、「企業の社会的責任としての情報セキュリ
ティ基盤強化」と「お客さまへの価値提供における情報セキュリティ品
質の向上」という2つの視点で、グループをあげて情報セキュリティ成
熟度の向上に取り組んでいます。
私たちの情報セキュリティの活動は、情報資産の「機密性」「完全性」
「可用性」を脅かすリスクやマイナス要素を軽減するだけではありま
せん。お客さまの視点に立ち、「より安全に」「より確実に」「より効率
的に」製品やサービスを提供する業務プロセスを実現するために、
情報資産の取り扱いの側面から“顧客満足度の向上を支える業務
改善活動”として推進しています。
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情報セキュリティ 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例詳細
情報セキュリティ活動の考え方
キヤノンMJグループでは、「情報セキュ
リティの主要注力テーマ」を推進するた
めに、推進フレームワークを設定してい
ます。
情報セキュリティ推進フレームワークは、
グループ情報セキュリティ基盤強化に
よるセキュアな社会の実現と、お客さま
への価値提供プロセスにおける情報セ
キュリティ品質の向上による顧客満足
度の向上を目指しています。
情報セキュリティ成熟度の向上にあたっ
ては、情報セキュリティガバナンスと
マネジメントシステムの有効性を継続的
に向上させる取り組みを行っています。
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情報セキュリティ 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
IDカードによる入退室管理とプリント制御
情報セキュリティの物理的な対策として、外部からの不審人物の侵
入防止や、禁止エリアへの社員立ち入り防止等が挙げられます。
キヤノンMJグループでは、各事業所の入退出管理について、IDカー
ドを用いた個人認証を基本とし、さらにセキュリティレベルに応じて、
生体認証なども導入しています。
入退出管理に使用しているIDカードは、キヤノンの「ICカード認証for
MEAP」と「Anyplace Print for MEAP」を導入し、印刷時の個人認証な
らびに印刷ログ管理に使用しています。印刷時に個人認証を行うこ
とにより、印刷物の取り忘れも減少し、印刷ログ管理とあわせて無駄
な印刷や情報漏えいリスクの軽減効果をあげています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
Anyplace Print for MEAP ADVANCE
ネットワーク上の複数の複合機/プリンターから、好きな時に・好きな場所で安全にプリントできるシステムです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/meap/lineup/security/anyplace/index.html
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情報セキュリティ 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
ネットワークカメラによる映像監視
キヤノンMJグループでは、キヤノンMJ品川本社Sタワーをはじめとした事業所
の屋内外にキヤノンのネットワークカメラを設置し、防犯対策と災害発生時の監
視に使用しています。
防犯対策
一般的な防犯対策としてはもちろんのこと、情報セキュリティ面での物理的セ
キュリティ対策として有効です。
災害対策
災害発生時に、事業所内外の被害の状況等を瞬時に確認することが可能です。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ネットワークカメラ
ハイクオリティなモニタリングでセキュリティを強化するネットワークカメラシステムです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/webview/index.html
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情報セキュリティ 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
「5S」の徹底とクリアデスクの実践
情報漏えいの防止には、整然と整理・整頓されている環境を作り上げ
ることが第一歩です。
キヤノンマーケティングジャパングループでは、安全衛生活動として5S
(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の強化月間を年に3回設け、「居室・
会議室の5S」、「セキュリティ対策の5S」の徹底・定着を図っています。
なかでもクリアデスクの実践では、帰宅する際にパソコンや書類をワゴ
ンやロッカーボックスで施錠保管し、机の上下・周辺には物を置かない
状態を継続しています。
これにより、情報の紛失や漏えいリスクを軽減させ、適切な情報資産
の管理に努めています。
5Sを習慣化するには、日々の努力が欠かせません。オフィスをクリア
に保つことで、社員の情報セキュリティ意識が高まり、潜在的なセキュ
リティリスクの低減につながります。
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情報セキュリティ 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
ゴミステーション方式と機密書類回収ボックス
オフィスで発生する廃棄物の中には機密情報が含まれる重要書類
が多く存在します。このようや書類には適切な廃棄が求められます。
キヤノンMJグループでは、大規模な事業拠点を中心に、各デスクサ
イドに設置されていたゴミ箱をすべて撤去し、廃棄場所を各フロアの
決められた場所に集約することで、ゴミの分別廃棄を促す「ゴミス
テーション方式」を採用しています。
また、機密情報や個人情報といった重要書類専用の機密書類回収
ボックスも設置しています。
このような施策によって、機密情報などの重要書類が不用意に廃棄
されることがなくなりました。また、機密情報の安全な廃棄だけでなく、
環境に配慮した適正な分別廃棄の両立を実現しています。
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事例
メールのモニタリングと添付ファイルの自動暗号化
キヤノンMJグループでは、メールフィルタリングソフトを導入するこ
とによって、電子メールの送受信記録と内容をモニタリングして
情報流出を抑止するとともに、添付ファイルの自動暗号化も行い、
電子メールの適切な利用・管理を実現しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
メールフィルタリングソフトウエア GUARDIANWALL
電子メールからの情報流出を防ぎ、統合管理を可能にするメールフィルタリングソフトウエアです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://canon-its.jp/guardian/product/gw/index.html
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事例
PCハードディスクの暗号化
営業など社外にPCを持ち出す機会が多い社員にとって、外出先で
のPC紛失や盗難などによる情報漏えいは重大なリスクです。
キヤノンMJグループでは、社外での情報漏えいリスクを削減するた
めに、PCのハードディスク全体を暗号化する仕組みを導入しました。
これにより、情報漏えいリスクが削減され、より強固なセキュリティ体
制を整えることができました。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ハードディスク暗号化
ハードディスク暗号化 CompuSec シリーズ
パソコンのハードディスクを暗号化し、情報漏えいを防止するソフトウエアです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://canon-its.jp/product/cs/index.html
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事例詳細
PCハードディスクの暗号化
導入前の課題
キヤノンMJグループでは、ITソリューション業務の拡大に伴い、
営業やサービスマン、SEなど多くの外勤社員によるPCの外部
持ち出しが増加しました。そのため、社外持ち出しPCからの情
報漏えいリスクを解消するべく、2008年に社外持ち出しPCはす
1. 暗号化を通じて、社外持ち出しPCからの情報漏えいを防止
したい。
2. ユーザーに負担をかけず、かつ一括管理が容易な暗号化を
べて、CompuSecによる暗号化を施すことを決定しました。
実施したい。
現在、キヤノンMJではPCを社外に持ち出す場合は、必ず事前
3. 休止状態やスリープモードから復帰する時にも、パスワード
入力を求める仕様のセキュリティを導入したい。
に申請を行い、PCにはハードディスク全体へCompuSecによる
暗号化を施すことを、社内規定として社員に義務づけています。
改善結果
CompuSecがインストールされた持ち出しPCは5,000台以上に
上り、これらのパソコンの暗号化状況はGlobalAdminにより、IT
本部から一括集中管理しています。
1. 盗難や紛失による持ち出しPCからの情報漏えい事故を防止
する仕組みを確立できた。
2. 管理ツールの活用により、PC5,000台以上の暗号化状況が
一括管理できるようになった。
3. 管理が容易になったと同時に、セキュリティ体制もより強固
になった。
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情報セキュリティ 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
ウイルス対策ソフトウエア
キヤノンMJグループでは、グループ各社で利用しているすべて
のPC に対して、ウイルス対策ソフトウエアを導入しました。
利用状況を統合管理することで、セキュリティ対策レベルを均質
化し、運用コストの削減も達成しました。従業員が安全で使いや
すいIT環境を構築し、セキュリティと利便性の両立を実現してい
ます。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
セキュリティ・ウイルス対策
シリーズ
セキュリティ・ウイルス対策ソフトウエア
対策ソフトウエア ESETシリーズ
高い検出率と、軽快なスキャン動作を実現したセキュリティソフトウエアです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://canon-its.jp/product/eset/index.html
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
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情報セキュリティ 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例詳細
ウイルス対策ソフトウエア
総勢19,000人が在籍するキヤノンMJグループにとって、従業
導入前の課題
改善結果
員が日常利用するPC環境の安全性を確保することはセキュ
リティ対策上の重要なテーマでした。 しかしこれまで使用して
いたウイルス対策ソフトには、スキャン時にPCの動作が遅くな
るなど、いくつかの課題が生じていたため、「ESET NOD32ア
ンチウイルス」へリプレースすることを決定しました。同製品を
採用したことにより、従来の課題を解消するとともに、大規模
ユーザー環境下での管理性の確保や新種のウイルスへの対
1. グループ19,000 人のPC 利用に関わるウ
イルス対策を、より効率的に強化したい。
2. 従来行ってきたウイルス対策に関わる集中
管理の手順を踏襲し、管理負荷の増大を回
避したい。
3. ESET 製品の企業向け用途における拡販
戦略を見据え、社内での実践を通してノウ
ハウを蓄積したい。
1. ウイルススキャン処理が他の業務ソフトに
及ぼす影響を最小限に抑え、生産性とセ
キュリティを両立できた。
2. 新種のウイルスが発生した際にも、確実
にリスクを排除できる仕組みを実現できた。
3. スピーディーな製品サポート対応により、
問題発生時にも迅速な対応がとれるよう
になった。
策、問題発生時の対応のスピード化などを実現しました。
システムの仕組み
データセンターの管理サーバーまたはミラーサーバーから、
グループ各社で利用されている全PC に対して、ウイルス対
策ソフトウエアの定義ファイルや、各種設定情報を自動配
信する仕組みを構築しました。
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情報セキュリティ 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
情報セキュリティのスペシャリスト教育
情報セキュリティー活動を推進するためには、社員のボトムアップを
図るだけでなく、推進役になるリーダーの育成にも力を入れると効果
的です。
キヤノンMJグループでは、情報セキュリティーを組織ごとに異なる業
務プロセスへ適切に組み込むためには、各組織に情報セキュリ
ティーに関するスペシャリストを配置し、推進することが有効であると
考えています。
そこで、個人情報保護に関する専門的な知識を持つ「個人情報保護
キーパーソン」、ならびにISMS取得部門では、「ISMS推進担当者」や
「内部監査員」を育成しています。こうして育成された「スペシャリス
ト」が組織の情報セキュリティーを推進しています。
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情報セキュリティ 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例
ウェブ教育によるCSR教育
キヤノンMJグループでは、毎年1回、グループの全従業員を対象に、
「設問診断形式」という独自のeラーニングでCSR関連教育を行って
います。
「設問診断形式」とは、設問を読み(学習し)、複数の選択肢の中から
正答を選び(考え)、一設問ごとに正誤を確認して解説を読む(確認
する)プロセスを自ら行い、繰り返すことで『正しい知識を効果的に身
につける』ことができる教育手法です。
現在、eラーニングによるCSR関連教育は、コンプライアンス・情報セ
キュリティ・環境・CSR全般・事業継続の5つの科目で実施しています。
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情報セキュリティ 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの情報セキュリティ活動をご紹介します。
事例詳細
ウェブ教育によるCSR教育
「設問診断形式」のeラーニングは、設問・選択肢(3~4つ)・解説を、全て文字情報のみで構成した内容となっています。
形式のメリット
実施概要
1つのテーマについて、複数の選択肢を提示できるので、多く
実施対象者
キヤノンMJグループ全従業員
の実践的ケースを盛り込むことができる。
文字情報のみで構成しているため、法令や規範、ルール等
コンプライアンス
10問
情報セキュリティ
10問
情報セキュリティ 個人情報保護
10問
の制定・改正時に、教育コンテンツを迅速に追加・修正できる。
文字情報のみで構成しているため、グループ各社の事業特
科目と設問数
性に合わせて、各社が自由にコンテンツの追加・差換えがで
環境
5問
災害対応と事業継続
4問
CSR全般
6問
きる。
計 45問
不正解項目についても解説を表示することで、受講者の知識
の是正することができる。
一時保留機能により複数回に分けて受講することができるの
受講所要時間
1時間程度(一時保留機能有り)
で、受講者の時間的制約や負荷がかからない。
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キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
社会貢献
企業は事業活動を通じて社会の持続的な発展に貢献すること
に加え、事業活動で得た利益や資源の一部を社会に提供する
取り組みが求められています。
キヤノンマーケティングジャパングループの取り組みをご紹介し
ます。
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社会貢献 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例
社会貢献活動の考え方
社会には数多くの課題が存在し、企業がそのすべての解決に向けて取り組むこ
とは現実的に困難です。
そのため、キヤノンMJグループでは社会貢献活動を行うにあたり基本的な考え
方を決定し、その考え方に基づき自社の強みを活かせる活動分野を重点活動
分野として選択しました。
重点活動分野を決めて取り組むことで、さまざまなリソースを集中させることが
可能になるため、社会課題の解決に向けた効果的な活動につながります。
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社会貢献 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例詳細
「社会貢献活動の基本的な考え方」と「重点テーマ」の設定
「社会貢献活動の基本的な考え方」の設定
キヤノンMJグループでは、自社の特性を最大限に活かして効果的かつ継続
社会貢献活動の基本的な考え方
的な社会貢献活動を行うことが重要と考え、「社会貢献活動の基本的な考え
• キヤノンMJの社内資源を活かした活動
方」を定めています。
• 社会ニーズや課題に応える活動
• 中長期的な視点で、幅広い活動
重点活動分野の設定
「社会貢献活動の基本的な考え方」を踏まえ、重点テーマとして、「未来につなぐ環境づくり」と「人の未来づくり」を設定しました。
未来につなぐ環境づくり
これまでキヤノンMJグループは、環境配慮型製品の販売やリサイクル活動
など、豊かさと地球環境を両立する取組みに力を入れてきました。社会貢献
活動においても、これらの取り組みとの連携を視野に入れ、未来に多様な生
き物と美しい自然を残していくため、「環境」というテーマを掲げました。
人の未来づくり
キヤノンMJグループは、お客さま、ビジネスパートナー、従業員など、さまざ
まなステークホルダーに支えられています。私たちの事業を支えてくださって
いる方々へ感謝し、すべての人が互いの個性を尊重し合い、助け合い、未来
へ夢を持って生きていけるようにとの願いから、「人」への支援をもう一つの
テーマに掲げました。
「環境」と「人」の支援を重点活動分野として、従業員はもちろん、お客さま、ビ
ジネスパートナー、NPO、行政、地域住民など、さまざまなステークホルダー
と協働しながら社会貢献活動に取り組んでいます。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例
活動の目的・目標の整理
社会貢献活動に取り組む際は、目指す方向性を定めておくことが大切です。
キヤノンMJグループでは、活動を通じて具体的に何を目指し、どのような成果
を出していくのかを検討し、社会貢献活動を行う目的や目標を整理しました。目
的・目標を明確にすることで、軸のぶれない活動を継続的に実施することが可能
になるとともに、効果的に社会課題の解決が図れます。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例詳細
「未来につなぐふるさとプロジェクト」における目的・目標の整理
キヤノンMJグループでは、社会貢献活動を実施する目的・目標を整理し、重点テーマである「未来につなぐ環境づくり」「人の未来づくり」を実現する活動として、「未
来につなぐふるさとプロジェクト」を実施することにしました。
プロジェクトの目的
① 地域社会へ積極的に参加し、地域とのつながりを強化すること。
② お客さま、ビジネスパートナー、従業員など、さまざまなステーク
ホルダーの社会貢献活動への意識の高まりに応えること。
③ 事業と社会貢献を連携させることにより、製品やサービスに社会
的な価値を付加すること。
プロジェクトの目標
① 国内の幅広い地域で活動を行う。
② お客さま、ビジネスパートナー、従業員など、さまざまなステーク
ホルダーが参加可能な仕組みを構築する。
③ 製品やサービスに社会的な価値を付加していくために、社会貢
献活動と事業活動を連携させる仕組みを構築する。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例
必要なリソースの調達
社会貢献活動に必要なリソースの調達方法としては、会社からの寄付や従業員
からの募金に加え、近年は、コーズリレイテッドマーケティングに代表されるよう
に、事業活動と結び付けた施策を行う企業が増えています。
このような施策によって継続的な資金調達が可能になるため、社会課題への対
応と、製品・サービスの販売促進の相乗効果が期待できます。また、事業で培っ
たノウハウや、自社製品の活用などにより、さまざまなリソースを組み合せて効
果的な活動を推進することができます。より実効性の高い活動とするためには、
同じ考え方や目的を持つNGO/NPOなど外部団体との連携を検討してもよいで
しょう。
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社会貢献 活動の考え方
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例詳細
「未来につなぐふるさとプロジェクト」における活動資金の調達
ボランティア活動や外部団体への寄付など、「未来につなぐふるさとプロジェクト」の活動資金は、事業と連携した仕組みで調達しています。
事業と連携した資金調達
・主たる調達方法
たる調達方法
キヤノンが既に20年以上にわたり取り組んできた、使
用済みカートリッジ回収・リサイクル活動と連携し、回
収本数に応じて積み立てていく仕組みを構築しました。
・その他
その他の調達方法
用紙の販売数や、お客さま向けアンケート回答数に
応じて寄付金を積み立てていく仕組みやイベント収益
の寄付など、あらたな事業との連携も実施しました。
このように製品、サービスと連動することで、販売促進な
ど事業への貢献も期待できます。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例
外部団体との連携
社会課題の解決に向けて、より実効性の高い活動とするためには、社会貢献に
対して同じ考え方や目的を持つNGO/NPOなど外部団体との連携を図ることも、
ひとつの方法になります。
キヤノンMJでは、取り組み内容やリソースの調達方法などを決定し、必要な承
認を得た後に、連携する団体の選定を行いました。活動分野での専門知識や経
験を持つNGO/NPOとお互いのリソースを組み合せることで、効果的でスムーズ
な活動を展開できるようになりました。
具体的なステップとしては、右図のように進めました。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例詳細
「未来につなぐふるさとプロジェクト」におけるNGO/NPOとの連携
キヤノンMJではNPOの支援組織である特定非営利活動法人パブリックリソースセンターと協働し、各地の環境団体と連携するにあたっての目的やさまざまな要件
を整理した上で、候補となる団体群を選定し、初期の段階では同センターの仲介機能を活用しながら、候補団体とプロジェクトづくりを進めました。
1.候補団体の情報収集
目的と要件に基づき、特定非営利活動法人パブ
リックリソースセンターに、候補団体を調査・紹介
頂きました。
3.具体的な活動内容の決定
要件について合意した後、
具体的な取組内容や年
間スケジュールなどを決
めました。
2.候補団体との交渉
① 自社の活動目的・目標を伝えました。
② 連携にあたっての詳細要件(活動予算、活動
内容、活動場所、ボランティア受入れ人数等)
を伝えました。
【例】
山形県での
山形県での活動内容
での活動内容
・ナラ枯れの被害木を伐採した地域で森づく
りを行い、年間1000本の広葉樹を植樹する。
・年間3回の活動を予定
・1回あたりの参加定員は30名
【参考リンク】 未来につなぐふるさとプロジェ
クト 山形県での活動
http://cweb.canon.jp/csr/furusato/activity/y
amagata.html
茨城県での
茨城県での活動内容
での活動内容
・耕作放棄地を再生し、ヒマワリや菜の花の
栽培、ビオトープ作りを行う
・年間4回の活動を予定
・1回あたりの参加定員は50名
【参考リンク】 未来につなぐふるさとプロジェ
クト 茨城県での活動
http://cweb.canon.jp/csr/furusato/activity/i
baraki.html
③ 連携にあたって順守してほしいことを伝えまし
た。
1. 安全衛生面
(ボランティア活動参加にあたって危険な活
動がないか、傷害保険の内容など)
2. 情報セキュリティ
情報セキュリティ面
セキュリティ面など(参加者リストの管
など
理方法など)
④ 団体からの要望などを確認しました。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例
活動の運営
社会貢献活動の運営には、さまざまな業務が発生します。
寄付やボランティアなどの受け付けや、必要事項の伝達、活動改善のためのア
ンケートの収集など、多岐にわたる業務を管理する運営フローを構築する必要
があります。
特に複数のボランティア活動や寄付の受け付けを行う場合は、これらの業務が
重なり煩雑になりがちです。
そのため、キヤノンMJでは効率的な運営のためにITを活用し、ボランティアや寄
付の案内、受け付けなどを自動化する専用サイトを導入しました。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例詳細
「未来につなぐふるさとプロジェクト」専用サイトの開設
キヤノンMJでは、ボランティア募集案内や寄付の受付を効率的に実施するために、専用サイト「ボランティア・寄付申込サイト」を、特定非営利活動
法人パブリックリソースセンター運営のサイトをベースに協働して開発しました。希望者はこのサイトから、寄付やボランティアの申込みができます。
寄付の受け付け
ボランティアの受け付け
専用サイト上でクレジットカードやネット銀行の決済による募金が可能
ボランティア活動の実施案内をサイト上に掲載し、参加やキャンセルの
です。募金箱の設置や現金管理などが必要なく、短期間での受け付け
受け付け、ボランティア活動実施後のアンケート回答を自動化していま
開始や効率的な収集が可能です。
す。
【実績】
東日本大震災の復旧・復興支援に関する寄付では、1.5カ月で約850
年間に数十回のボランティア活動を行うため、煩雑になりがちなボラン
ティアの案内や受け付けなどを効率的に実施しています。
万円を集めることができました。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例
活動の情報発信
社内外にむけて活動内容や実績を積極的に発信することで、活動の充実化を
図りやすくなります。
情報を発信するには、ホームページでの活動報告や、広報部門と連携した各種
メディアへの掲載の働きかけ、自社イベントやフェアでの告知など、さまざまな方
法があります。自社にあった方法を検討するとよいでしょう。
情報を発信することで社会活動の認知度が高まり、企業としての信頼性を高め
ることにつながります。結果として、目的として定めた社会課題の解決にも貢献
できます。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
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社会貢献 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの社会貢献活動をご紹介します。
事例詳細
「未来につなぐふるさとプロジェクト」における情報発信
キヤノンMJでは、積極的に社会貢献活動の情報発信や広報活動を行っています。
クリック募金の実施
クリック募金のサイトを開設しました。
ホームページでの情報発信
クリック募金とは、社会貢献プロジェクトの中で応援
したい活動をクリックすると、キヤノンMJがクリックし
特設サイトを開設しました。
た人に代わり、その活動に寄付する取り組みです。
各地域で行われている活動の紹介や報告、協働するステークホルダー(NPOや地域
誰でも気軽に参加でき、社会貢献意識の醸成と、各
住民等)の声を紹介しています。
地域の活動の認知度を向上することが可能です。
「未来につなぐふるさとプロジェクト」特設サイト
http://cweb.canon.jp/csr/furusato/index.html
また、クリック募金の特設ページから、その他のCSR活動の情報ページへリンクを設
けることで、キヤノンMJグループのCSR活動の認知度向上を図っています。
[参考情報]
【実績】月間平均約18000アクセス
上記サイトは、以下の外部サイトにおいて紹介
「未来につなぐふるさとプロジェクト」クリック募金サイト
されています。
http://cweb.canon.jp/csr/donation/index.html
・地球温暖化防止ポータルサイト
http://www.ondankaboushi.jp/
・生物多様性民間参画パートナーシップ
http://www.bd-partner.org/
広告活動
各地の自然再生活動をテーマとした、製品広告キャン
広報活動
ペーンを実施しました。
広報部門と連携した、各種メディアへの情報発信
【実績】
社会貢献の取組みについて、ニュースリリースを行ったり、各種メディアへのアプ
2010年に製品広告キャンペーンを行い、全国紙に2回、
ローチを行いました。
地方紙に10回、記事広告が掲載されました。
【実績】
右:静岡新聞平成22年(2010年)7月28日(水曜日)掲載
多数の地方紙に記事掲載されました。
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CSR活動のヒントをご紹介しています。
URL
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キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事業継続
企業は、災害発生時などの不測の事態においても、重要な業
務は中断せず、中断しても可能な限り短期間で再開されること
が求められています。
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事業継続活動の考え方
事例
企業は、災害発生時などの不測の事態においても、重要な業務を中断せず、中断して
も可能な限り短期間で再開することが求められています。
キヤノンMJグループでは、CSR活動方針に掲げた「ステークホルダーと協力し、安心・
安全な社会づくりに取り組む」という方針に基づき、BCP*1(事業継続計画)の基本方針
を定め、重大災害リスクと重要継続業務を特定した上で、BCPを策定しています。策定
したBCPは、「BCM*2(事業継続マネジメント)委員会」を中心に、一年サイクルでPDC
Aを回しています。
1. キヤノンMJグループが対象とした重大災害リスクとBCP
(ア)首都直下地震対応 BCP
人的、物的被害の最小化を図るとともに、社内インフラが著しく制限された際に、代替拠
点へ業務を移管し、予め定めた重要継続業務を継続すると共に、早期に復旧できる体
制を整備しています。
(イ)新型インフルエンザ対応 BCP
従業員と家族の生命・安全の確保を第一に優先し、関係省庁より指定されている社会機
能維持事業者を中心としたお客さまへのサービス提供業務を継続する体制を整備して
います。
2. 事業継続マネジメント(BCM)
経営会議傘下にBCM委員会を設置し、キヤノンMJグループ全社のBCP方針の審議、PDC
Aサイクルの管理、見直しなどを行っています。
※1 BCP Business Continuity Plan:事業継続計画
※2 BCM Business Continuity Management:事業継続マネジメント
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
オフィスの耐震対策
キヤノンMJグループでは、オフィスの耐震対策基準を策定し、それに沿って、耐震対策
を実施しています。
3つの耐震対策
1. レイアウトによる対策 (配置や必要間隔)
耐震対策の1つ目は、防災を意識したオフィスレイアウトです。 安全で迅速な避難
の実現を意識して、出入り口(避難口)を前提にしたレイアウト、机と机との必要間隔
の確保、オフィス什器やOA機器の配置場所などのレイアウト基準を定め、徹底して
います。
2. オフィス什器・機器の固定による対策 (固定基準)
耐震対策の2つ目は、オフィス什器やオフィス機器の固定です。机、キャビネット、棚
といった什器や、複写機等のオフィス機器の固定基準を定めて徹底することで、転
倒や移動による被害防止につなげています。
3. 使い方による対策 (5Sの徹底による飛散や落下防止)
耐震対策の第一歩は、日常のオフィスの使い方から始まります。
被災時にものが飛散することを防ぐため、5Sを徹底しています。
具体的には、就業時間中は机上に必要最低限のものしか置かず、帰宅時は何もな
い状態を実現し、また、棚・ラテラル等のオフィス什器の上にはものを置かないこと
を徹底しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
複合機(
)の耐震対策
複合機(MFP)
キヤノン製オフィス向け複合機の地震対策商品(簡易キャスタータイプ、長周期地震動対応タイプ)です。
http://cweb.canon.jp/office-mfp/coop-solution/earthquake.html
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
AED (自動体外式除細動器) の設置
キヤノンMJグループでは、事業所に来訪されるお客様と社員並び協力社員等
の安全管理・危機管理の施策の一環として、各社のAED設置基準に基づき事
業所にAEDを設置し、防災訓練や講習等を実施しています。
来訪されたお客様や事業所で働く従業員が、何らかの事情で万が一心停止に
なった場合でも、速やかに救命活動が行えるようにしています。
*AED:Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器の略称
AEDは救命処置のための医療機器です。AEDを設置したら、いつでも使用出来
るように、AEDのインジケーターや消耗品の有効期限などを日頃から点検する
ことが重要です。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
AED(
(自動体外式除細動器)
自動体外式除細動器)
AED(自動体外式除細動器)は、心肺停止の一次救命活動にいかせる医療機器です。
http://cweb.canon.jp/medical/aed/index.html
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
防災備蓄品の整備
地震等の災害発生時、帰宅困難者の発生が社会問題となっています。帰宅困
難者抑制を目的として、一部の自治体では、企業や学校等へ災害時に従業員を
建屋に一時留め置くような要請も出て来ています。
キヤノンMJグループでは、今後起こりうる災害に備え、「キヤノンMJグループ備
蓄品統一数量基準」を策定し、グループ全社、全拠点で防災備蓄品を整備して
います。
備蓄品の一部は、総合防災訓練時に配布訓練も行い、保管場所や個人向け配
布物を誰もが理解し、円滑な配布が行えるようにしています。
また、従業員個人にも、災害時の徒歩帰宅に備え、歩きやすい靴をオフィスに置
くことを推奨しています。
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
安否確認システムの導入
事例
キヤノンMJグループでは、震度5強以上の地震やその他の災害・事故・テロ等
が発生した際に、対象地域の従業員に対して、安否の確認や、緊急連絡を行う
ことを目的として「安否確認システム」を導入しています。
「安否確認システム」を導入することによって、従業員の安否の迅速な把握や情
報伝達が可能となります。
キヤノンMJグループの「安否確認システム」の主な機能
1. 予め従業員が登録した携帯電話・スマートフォン・パソコン・固定電話等に対
し、メールや電話で安否を確認します。一定期間回答が無い場合、登録され
た確認手段の順(例:メール→携帯電話→固定電話)に再度安否を確認しま
す。
2. 従業員への安否確認内容は、本人の安否・家族の安否・家屋の状態・出社
の可否などです。
3. 上司は、部下の安否情報を確認することが出来ます。
4. 従業員は、家族の安否を「伝言サービス」で確認することができます。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
C-
-Office 安否確認機能
グループの情報を共有し、業務の効率化を図るグループウエアASPサービスです。
http://www.canonet.ne.jp/service/c-office/standard/product/func/24_safety.html
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
ネットワークカメラによる映像監視
キヤノンMJグループでは、キヤノンMJ品川本社Sタワーをはじめとした事業所
の屋内外にキヤノンのネットワークカメラを設置し、防犯対策と災害発生時の監
視に使用しています。
防犯対策
一般的な防犯対策としてはもちろんのこと、情報セキュリティ面での物理的セ
キュリティ対策として有効です。
災害対策
災害発生時に、事業所内外の被害の状況等を瞬時に確認することが可能です。
ネットワークカメラ
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ハイクオリティなモニタリングでセキュリティを強化するネットワークカメラシステムです。
詳しくはキヤノンのHPへ http://cweb.canon.jp/webview/index.html
「CSRナビ
「CSRナビ」
ナビ」 では、キヤノンマーケティングジャパングループの事例を中心に、
CSR活動のヒントをご紹介しています。
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
システムの仮想化
キヤノンMJグループでは、近年グループ企業数の増加に伴い、物理サーバー
数も増加し、スペース・消費電力(CO2含む)・コストなどの増大が課題となって
いました。
そこで、グループ25社約19,000人の従業員が、ユーザー認証、社内掲示板、ス
ケジューラーなどの「生活系インフラ」として使用しているシステムの物理サー
バー84台に、仮想化の概念を取込み、わずか3カ月で台数を1/10の8台までに
圧縮しました。
仮想化を導入することで、消費電力や占有スペース、運用管理、環境負荷、コス
トなどを大幅に削減しました。一方、サーバーのレスポンスは向上し、安定した
運用が実現、利用者の利便性にも寄与しました。
この仮想化の成果は、事業継続のDRサイト構築のしやすさという点でも大きな
貢献をしました。
サーバー仮想化
サーバー仮想化ソリューション
仮想化ソリューション
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
物理サーバを統合し、トータルコストの削減と、運用の効率化を実現するソリューションです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://www.canon-its.co.jp/vm/index.html
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事業継続 組織の取り組み・仕組み
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
システムの二重化 DR
キヤノンMJグループでは、災害時であっても、継続的にお客様に商品やサービス
をご提供するべく、これを下支えするシステムのインフラ環境を二重化しています。
二重化については、現在千葉県の事業所と、同時被災が発生しない沖縄県の関
係会社の商用データセンター内に、DRサイトを構築しています。このDRサイトの
構築については、2011年の年初より検討を開始し、4月からわずか3ヵ月という
スピードで構築を行いました。東日本大震災を機に加速もしましたが、短期間で構
築できた要因は、下記の通りです。
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ITインフラの標準化、サーバ仮想化を進めていたこと
冗長構成がシンプルであったこと
サーバのIPアドレスを変更していないこと (ネットワークルーティングで対応)
バックアップするデータ量の抑制
過去の激甚災害を経験したグループ企業のノウハウの活用
3段階による計画の実施
最終的には、現在のメインサイトを弊社グループにて建設いたしました、西東京
データセンターに移設をすることで、より強固なシステム基盤の上で運用するこ
とで、止まらないシステムの実現を目指しています。
CSR活動にいかせる製品・サービスのご紹介
ストレージ / 災害対策サービス
災害対策サービス
災害時に業務を速やかに再開・復旧できるように、企業のシステムデータをガードするサービスです。
詳しくはキヤノンITソリューションズ株式会社のHPへ http://www.canon-its.co.jp/service/storage.html
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事業継続 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
防災訓練
キヤノンSタワーでは総合防災訓練を年2回実施し、より実践的な内容を目指して
取り組んでいます。
実施内容例
• 徒歩帰宅グループ編成訓練
• 防災備蓄品配布訓練
• エレベータ閉じ込め救出訓練
• 応急手当訓練
• 顧客誘導訓練
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事業継続 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
BCMメールマガジンの配信
キヤノンMJグループ全従業員へ定期的に、防災・BCMに関するメールマガジンを
配信しています。 災害発生時にはどのような行動をとればよいのか、会社はどの
ような準備をしているのか、などわかりやすく伝えることにより、従業員の防災・
BCMの認識レベルを高めるよう努めています。
過去の配信内容(例)
• 今、BCPへの関心が高まっている!?
• 津波から身を守るには!?
• 東日本大震災から1年、今後の災害への備えはどうする?
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事業継続 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例
ウェブ教育によるCSR教育
キヤノンMJグループでは、毎年1回、グループの全従業員を対象に、
「設問診断形式」という独自のeラーニングでCSR関連教育を行って
います。
「設問診断形式」とは、設問を読み(学習し)、複数の選択肢の中から
正答を選び(考え)、一設問ごとに正誤を確認して解説を読む(確認
する)プロセスを自ら行い、繰り返すことで『正しい知識を効果的に身
につける』ことができる教育手法です。
現在、eラーニングによるCSR関連教育は、コンプライアンス・情報セ
キュリティ・環境・CSR全般・事業継続の5つの科目で実施しています。
「CSRナビ
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事業継続 人材育成
キヤノンマーケティングジャパングループの事業継続活動をご紹介します。
事例詳細
ウェブ教育によるCSR教育
「設問診断形式」のeラーニングは、設問・選択肢(3~4つ)・解説を、全て文字情報のみで構成した内容となっています。
形式のメリット
実施概要
1つのテーマについて、複数の選択肢を提示できるので、多く
実施対象者
キヤノンMJグループ全従業員
の実践的ケースを盛り込むことができる。
文字情報のみで構成しているため、法令や規範、ルール等
コンプライアンス
10問
情報セキュリティ
10問
情報セキュリティ 個人情報保護
10問
の制定・改正時に、教育コンテンツを迅速に追加・修正できる。
文字情報のみで構成しているため、グループ各社の事業特
科目と設問数
性に合わせて、各社が自由にコンテンツの追加・差換えがで
環境
5問
災害対応と事業継続
4問
CSR全般
6問
きる。
計 45問
不正解項目についても解説を表示することで、受講者の知識
の是正することができる。
一時保留機能により複数回に分けて受講することができるの
受講所要時間
1時間程度(一時保留機能有り)
で、受講者の時間的制約や負荷がかからない。
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