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Windows 7

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Windows 7
お使いになる前に
HP Retail System
© Copyright 2012, 2013 Hewlett-Packard
Development Company, L.P. 本書の内容
は、将来予告なしに変更されることがあり
ます。
Microsoft および Windows は、米国
Microsoft Corporation およびその関連会社
の商標です。
本書の内容は、将来予告なしに変更される
ことがあります。HP 製品およびサービス
に対する保証は、当該製品およびサービス
に付属の保証規定に明示的に記載されてい
るものに限られます。本書のいかなる内容
も、当該保証に新たに保証を追加するもの
ではありません。本書に記載されている製
品情報は、日本国内で販売されていないも
のも含まれている場合があります。本書の
内容につきましては万全を期しております
が、本書の技術的あるいは校正上の誤り、
省略に対しては、責任を負いかねますので
ご了承ください。
お使いになる前に
HP Retail System
初版:2012 年 5 月
改訂第 1 版:2013 年 12 月
製品番号:697963-292
製品についての注意事項
ソフトウェア条項
このガイドでは、ほとんどのモデルに共通
の機能について説明します。一部の機能
は、お使いのコンピューターでは使用でき
ない場合があります。
このコンピューターにプリインストールさ
れている任意のソフトウェア製品をインス
トール、複製、ダウンロード、またはその
他の方法で使用することによって、お客様
は HP EULA の条件に従うことに同意した
ものとみなされます。これらのライセンス
条件に同意されない場合、未使用の完全な
製品(付属品を含むハードウェアおよびソ
フトウェア)を 14 日以内に返品し、購入店
の返金方針に従って返金を受けてくださ
い。
すべての機能を Windows 8 のすべてのエ
ディションで利用できるわけではありませ
ん。Windows 8 の機能を最大限に活用する
には、ワークステーションをアップグレー
ドするか、ハードウェア、ドライバー、ソ
フトウェアなどを別途購入する必要があり
ます。詳しくは、http://www.microsoft.com/
を参照してください。
Windows 7 ソフトウェアをインストール
し、Windows 7 の機能を最大限に活用する
には、ワークステーションをアップグレー
ドするか、ハードウェアや DVD ドライブを
別途購入する必要があります。詳しくは、
http://windows.microsoft.com/en-us/
windows7/get-know-windows-7/ を参照し
てください。
より詳しい情報が必要な場合またはコン
ピューターの返金を要求する場合は、お近
くの販売店に問い合わせてください。
このガイドについて
警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事
項を表します。
注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事
項を表します。
注記: 重要な補足情報です。
HP の説明書および[HP Vision Diagnostics]ユーティリティへのアクセス(Windows®オペレー
ティング システムをお使いの場合)
メニューおよび説明書は、初期セットアップ時に選択した言語、またはセットアップ後に Windows の
[地域のプロパティ]または[地域と言語のオプション]で指定した言語で表示されます。[地域のプロ
パティ]で設定した言語がサポートされていない場合は、メニューおよび説明書は英語で表示されま
す。
HP の各種説明書にアクセスするには、以下の操作を行います。
▲
[スタート]→[すべてのプログラム]→[HP ヘルプとサポート]→[HP ユーザー マニュアル]の
順に選択します。
[HP Vision Diagnostics]ユーティリティにアクセスするには、以下の操作を行います。
▲
このガイドの「[HP Vision Diagnostics]へのアクセス」を参照してください。
『快適に使用していただくために』にアクセスするには、以下の操作を行います。
▲
[スタート]→[すべてのプログラム]→[HP ヘルプとサポート]→[HP ユーザー マニュアル]→
[Safety and Comfort Guide](快適に使用していただくために)の順に選択します。
保証およびサポート情報の確認方法
一部のモデルでは、ハードディスク ドライブに保証情報が収納されています。保証情報にアクセス
するには、以下の操作を行います。
▲
[スタート]→[すべてのプログラム]→[HP ヘルプとサポート]→[Warranty](保証)の順に選択
します。
以下のサイトで製品のモデル番号およびシリアル番号を入力すると、保証内容を確認できます。
http://h20565.www2.hp.com/portal/site/hpsc/public/wc/home/
HP Care Pack サービスの登録については、以下のサイトで確認できます。
http://www.hp.com/go/lookuptool/
iii
iv
このガイドについて
目次
お使いになる前に ................................................................................................................................................. 1
ソフトウェアのインストールおよびカスタマイズ .............................................................................. 1
Windows オペレーティング システムのインストール ....................................................... 1
Microsoft Windows 更新プログラムのダウンロード ........................................................... 2
デバイス ドライバーのインストールまたはアップグレード(Windows システム) ........ 2
モニター ディスプレイのカスタマイズ(Windows システム) ......................................... 3
ディスク イメージ(ISO)ファイルへのアクセス ............................................................. 3
ソフトウェアの保護 ............................................................................................................................. 3
HP 診断ソリューションの使用 ............................................................................................................ 4
HP Vision Diagnostics(一部のモデルのみ) .................................................................... 4
[HP Vision Diagnostics]へのアクセス(一部のモデルのみ) ............................ 4
HP PC Hardware Diagnostics(一部のモデルのみ) ....................................................... 5
[HP PC Hardware Diagnostics]を実行する理由 ............................................... 5
[HP PC Hardware Diagnostics]へのアクセスおよび実行方法 ......................... 6
USB デバイスへの[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード .................. 6
コンピューターの電源切断 .................................................................................................................. 7
その他の情報の参照先 ......................................................................................................................... 7
お問い合わせになる前に ...................................................................................................................... 8
役に立つヒント .................................................................................................................................... 9
基本的なトラブルシューティング ..................................................................................................... 10
POST 時のフロント パネルのランプおよびビープ音の診断 ............................................ 10
Windows 7 および POSReady 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ ..................................... 10
リカバリ メディアの作成 ................................................................................................. 11
[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)によるリカバリ メ
ディアの作成(一部のモデルのみ) ................................................................. 12
[HP Recovery Disc Creator]によるリカバリ ディスクの作成(一部のモデ
ルのみ) ............................................................................................................ 13
リカバリ ディスクの作成 ................................................................ 13
情報のバックアップ .......................................................................................... 14
システムの復元 .................................................................................................................. 15
システム リカバリ ............................................................................................................ 15
v
Windows が応答しているときの[System Recovery](システム リカバリ) . . 16
Windows が応答していないときの[System Recovery](システム リカバリ) 17
リカバリ メディアからの[System Recovery](システム リカバリ)の実行
(一部のモデルのみ) ........................................................................................ 17
[HP Recovery Disc Creator]で作成したオペレーティング システム ディ
スクの使用(一部のモデルのみ) .................................................................... 18
Windows 8.1、Windows 8、または Industry 8.1 のバックアップ、復元、およびリカバリ ........... 19
リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ................................................................. 20
Windows ツールによる復元およびリカバリ ..................................................................... 20
システムが応答していないときの[リセット]の使用 ......................................... 20
Windows のリカバリ USB フラッシュ ドライブによるリカバリ .................... 21
Windows オペレーティング システム メディア(別売)によるリカバリ ...... 22
コンピューターの使用、更新、および管理(Windows 7、POSReady 7、Windows 8.x、または
Industry 8.1 システムの場合) .......................................................................................................... 23
vi
お使いになる前に
ソフトウェアのインストールおよびカスタマイズ
コンピューターの出荷時に Microsoft®オペレーティング システムが含まれていない場合、この説明
書の内容の一部はお使いのコンピューターには該当しません。オペレーティング システムをインス
トールすると、この他の説明も参照できます。
注意: オペレーティング システムが正しくインストールされるまで、コンピューターにオプショ
ンや他社製のハードウェア(メモリや拡張ボードなど)を増設しないでください。先にハードウェア
を増設すると、エラーが発生してオペレーティング システムを正しくインストールできなくなる場
合があります。
Windows オペレーティング システムのインストール
コンピューターの電源を最初に入れたときに、オペレーティング システムのインストールが自動的
に開始されます。この処理にかかる時間は、インストールするオペレーティング システムによって
異なりますが、約 5~10 分です。画面に表示される指示に沿って、インストールを完了してくださ
い。
注意: オペレーティング システムのインストール プログラムが開始したら、完了するまでは絶対
にコンピューターの電源を切らないでください。インストール中に電源を切ると、コンピューターを
実行するソフトウェアが壊れたり、オペレーティング システムを正しくインストールできなくなっ
たりすることがあります。
注記: コンピューターのハードディスク ドライブに複数の言語のオペレーティング システムが搭
載されている場合は、インストール プロセスに最長で 60 分程度かかります。
ソフトウェアのインストールおよびカスタマイズ
1
Microsoft Windows 更新プログラムのダウンロード
1.
インターネット接続を設定するには、[スタート]→[Internet Explorer]の順に選択し、画面の説
明に沿って操作します。
2.
Windows 7、POSReady 7、Windows XP、または POSReady 2009 をお使いの場合は、[ス
タート]→[すべてのプログラム]→[Windows Update]の順にクリックします。
Windows 7 または POSReady 7 をお使いの場合、[Windows Update]画面が表示されます。
[適用可能な更新プログラムの表示]をクリックして、重要な更新プログラムがすべて選択されて
いることを確認します。[インストール]ボタンをクリックし、画面の説明に沿って操作します。
Windows XP または POSReady 2009 をお使いの場合は、[Microsoft Windows Update Web
サイト]が表示されます。http://www.microsoft.com/ からプログラムをインストールするかどう
かを確認するポップアップ ウィンドウが 1 つまたは複数表示されたら、[はい]をクリックして
プログラムをインストールします。Microsoft Web サイトの画面の説明に沿って、更新プログラ
ムをスキャンし、重要な更新およびサービス パックをインストールします。
Windows 8.x または Industry 8.1 をお使いの場合は、スタート画面の右上隅または右下隅にポイ
ンターを置いてチャームを表示します。[設定]→[PC 設定の変更]→[Windows Update]の順
に選択し、画面の説明に沿って操作します。
重要な更新およびサービス パックはすべてインストールすることをおすすめします。
3.
更新プログラムがインストールされた後、コンピューターの再起動を促すメッセージが画面に表
示されます。再起動する前に、開いているファイルや文書があれば必要に応じて保存します。そ
の後、[はい]を選択してコンピューターを再起動します。
4.
その後は毎月[Windows Update]を実行します。
デバイス ドライバーのインストールまたはアップグレード(Windows システ
ム)
オペレーティング システムのインストール完了後にオプションのハードウェアをインストールする
場合は、デバイスごとにデバイス ドライバーのインストールが必要です。
i386 ディレクトリからデバイス ドライバーのインストールを開始する旨のメッセージが表示された
場合は、
「C:¥i386」と入力するか、ダイアログ ボックスの[参照]ボタンを使用して i386 フォルダー
を指定してください。これにより、オペレーティング システムが適切なデバイス ドライバーを検出
できるようになります。
お使いのオペレーティング システムのサポート ソフトウェアなどの最新版は、http://www.hp.com/
support/ から入手できます。国や地域または言語を選択して[ドライバー & ダウンロード]を選択
し、コンピューターのモデル番号を入力して[検索]をクリックします。
2
お使いになる前に
モニター ディスプレイのカスタマイズ(Windows システム)
モニターのモデル、リフレッシュ レート、画面の解像度、色の設定、フォント サイズ、および省電
力機能の設定をユーザーの好みに合わせて選択または変更できます。
Windows XP でディスプレイ設定を変更するには、Windows のデスクトップを右クリックし、[プロ
パティ]を選択します。
Windows 7 および POSReady 7 でディスプレイ設定を変更するには、Windows のデスクトップを右
クリックし、[個人設定]を選択します。
Windows 8.x または Industry 8.1 では、スタート画面およびデスクトップのディスプレイ設定をカス
タマイズできます。スタート画面をカスタマイズするには、スタート画面の右上隅または右下隅にポ
インターを置いてチャームを表示します。[設定]→[PC 設定の変更]→[個人設定]の順に選択して、
ディスプレイ設定を変更します。デスクトップをカスタマイズするには、デスクトップを右クリック
し、[個人設定]を選択して、ディスプレイ設定を変更します。
詳しくは、グラフィックス コントローラー ユーティリティのヘルプまたはモニターに付属の説明書
を参照してください。
ディスク イメージ(ISO)ファイルへのアクセス
追加ソフトウェア用のインストール ソフトウェアを含むディスク イメージ ファイル(ISO ファイ
ル)が、コンピューターに収録されている場合があります。その場合、ディスク イメージ ファイル
は、C:¥SWSetup¥ISOs フォルダーにあります。それぞれの.iso ファイルを CD メディアに書き込ん
でインストール CD を作成できます。コンピューターを最大限に活用するには、これらのディスクを
作成してソフトウェアをインストールすることをおすすめします。ソフトウェアおよびイメージ
ファイルが存在する場合の名前は以下のとおりです。
●
[HP Vision Diagnostics]:コンピューターのハードウェアなどの各種診断を行うためのソフト
ウェア
ソフトウェアの保護
ソフトウェアの損失や破損に備えて、すべてのシステム ソフトウェア、アプリケーション、その他
ハードディスク ドライブに格納されている関連ファイルのバックアップ コピーを作成しておくこ
とをおすすめします。データ ファイルのバックアップ コピー作成手順について詳しくは、オペレー
ティング システムまたはバックアップ ユーティリティの説明書を参照してください。
システム リカバリ CD や DVD を作成できない場合は、HP からリカバリ USB フラッシュ ドライブ
を購入できます。サポート情報について詳しくは、HP の Web サイト、http://www.hp.com/jp/contact/
を参照してください。
ソフトウェアの保護
3
HP 診断ソリューションの使用
HP 診断ソリューションは継続的に変更が行われています。Windows 環境のリテール向け製品では、
2012 年 10 月まで[HP Vision Diagnostics]を使用していましたが、2012 年 11 月からは、Windows 環
境外から使用できる診断ツールの[HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)を使
用しています。
HP Vision Diagnostics(一部のモデルのみ)
注記: [HP Vision Diagnostics]は、一部のコンピューター モデルのみに付属している CD に収録さ
れています。
[HP Vision Diagnostics]ユーティリティを使用すると、お使いのコンピューターのハードウェアのコ
ンフィギュレーション情報を表示したり、コンピューターのサブシステムに対するハードウェア診断
テストを実行したりできます。このユーティリティにより、ハードウェアの問題を効率的に特定、診
断、および分離するための作業が簡素化されます。
[HP Vision Diagnostics]を起動すると、[Survey](調査)タブが表示されます。このタブには、コン
ピューターの現在のコンフィギュレーションが表示されます。[Survey]タブから、コンピューターに
関するいくつかの情報カテゴリにアクセスできます。その他のタブには、診断テストのオプションや
テスト結果などの追加情報が表示されます。各画面に表示された情報は、html ファイルとして USB
フラッシュ ドライブなどの外部メディアに保存および格納できます。
[HP Vision Diagnostics]を使用すると、コンピューターに取り付けられているデバイスがすべてシス
テムに認識されていて正常に機能しているかどうかを判断できます。テストの実行は任意ですが、新
しいデバイスを取り付けたり接続したりした後には実行することをおすすめします。
HP のサポート窓口にお問い合わせになる前に、このテストを実行し、テスト結果を保存および印刷
して手元に用意しておいてください。
注記: 他社製のデバイスは、[HP Vision Diagnostics]では検出されない場合があります。
[HP Vision Diagnostics]へのアクセス(一部のモデルのみ)
[HP Vision Diagnostics]にアクセスするには、[HP Vision Diagnostics]ユーティリティを USB フラッ
シュ ドライブにコピーし、その USB フラッシュ ドライブから起動する必要があります。
注記: [HP Vision Diagnostics]は、一部のコンピューター モデルにのみ付属しています。
すでに USB フラッシュ ドライブに[HP Vision Diagnostics]をダウンロード済みの場合は、以下の操
作の手順 2 から開始してください。
4
1.
[スタート]→[すべてのプログラム]→[HP ヘルプとサポート]→[HP Vision Diagnostics
USB Creation]([HP Vision Diagnostics]USB の作成)の順に選択し、ウィザードの説明に沿っ
て操作して、[HP Vision Diagnostics]を USB フラッシュ ドライブにインストールします。
2.
コンピューターの電源が入っているときに、USB フラッシュ ドライブをコンピューターの USB
ポートに挿入します。
3.
オペレーティング システムをシャットダウンし、コンピューターの電源を切ります。
お使いになる前に
4.
コンピューターの電源を入れます。システムが起動して[HP Vision Diagnostics]が表示されま
す。
注記: システムが USB フラッシュ ドライブから起動しない場合は、[コンピューター セット
アップ(F10)ユーティリティ]で起動順序を変更する必要があるかもしれません。詳しくは、
『Maintenance and Service Guide』
(メンテナンスおよびサービス ガイド)
(モデルによっては
英語版のみ)を参照してください。
5.
起動メニューで、コンピューター内のさまざまなハードウェア コンポーネントをテストする場
合は[HP Vision Diagnostics]ユーティリティを選択します。メモリのみをテストする場合は
[HP Memory Test]ユーティリティを選択します。
注記: [HP Memory Test]は、[HP Vision Diagnostics]とは別に、スタンドアロン アプリケー
ションとして実行される、総合的なメモリ診断ユーティリティです。
6.
[HP Vision Diagnostics]を実行する場合は、適切な言語を選択し、[Continue](続行)をク
リックします。
7.
[End User License Agreement](使用許諾契約書)ページで、条項に同意する場合には[Agree]
(同意する)を選択します。[HP Vision Diagnostics]ユーティリティが、[Survey](調査)タブを
表示した状態で起動します。
HP PC Hardware Diagnostics(一部のモデルのみ)
これは UEFI ベースのハードウェア診断ソリューションで、一部の HP 製品に付属しています。オペ
レーティング システムが起動されない場合でも、このツールを使用できます。
[HP PC Hardware Diagnostics]を実行する理由
[HP PC Hardware Diagnostic]ツールにより、ハードウェアの問題を診断するプロセスが簡素化され、
問題が検出された場合のサポート プロセスが促進されます。ツールによって交換する必要のあるコ
ンポーネントが特定されるため、時間が節約されます。
●
ハードウェアの障害のみを分離:診断はオペレーティング·システムに依存していないため、オ
ペレーティング システムまたは他のソフトウェア コンポーネントによって引き起こされてい
る可能性のある問題からハードウェア障害を効果的に分離できます。
●
障害 ID:ハードウェアの交換が必要な障害が検出された場合、24 桁の障害 ID が生成されます。
この ID を HP のサポート窓口の担当者に伝えると、担当者はサポートをスケジュールしたり、
交換用の部品を提供したりするときに活用します。
HP 診断ソリューションの使用
5
[HP PC Hardware Diagnostics]へのアクセスおよび実行方法
ユーザーのニーズやコンピューターの状態に応じて、3 つの場所のどれかから診断を実行できます。
1.
コンピューターの電源を入れ、[BIOS Boot Menu]が表示されるまで Esc キーを繰り返し押しま
す。
2.
F2 キーを押すか、[Diagnostics (F2)]を選択します。
F2 キーを押すと、以下の場所から診断ツールを検索するようにシステムに信号が送られます。
a.
接続されている USB ドライブ(診断ツールを USB ドライブにダウンロードする方法につ
いては、6 ページの「USB デバイスへの[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロー
ド」の説明を参照してください)
b.
ハードディスク ドライブ
c.
USB およびハードディスク·ドライブのバージョンが検出されない場合にのみアクセス可
能な BIOS(メモリやハードディスク ドライブの場合)内の診断のコア セット
USB デバイスへの[HP PC Hardware Diagnostics]のダウンロード
1.
http://www.hp.com/jp/ にアクセスします。
2.
[ドライバー & ダウンロード]リンクをクリックします。
3.
テキスト ボックスに製品名を入力し、[検索]ボタンをクリックします。
4.
お使いのコンピューター モデルを選択します。
5.
お使いのオペレーティング システムを選択します。
6.
[診断]セクションで、[HP UEFI Support Environment]リンクをクリックします。このリンク
は、追加の情報を提供します。
または
[ダウンロード]ボタンをクリックして、[実行]を選択します。ダウンロード ファイルには、USB
デバイスへのツールのインストール手順の説明(英語版)が含まれます。
注記: HP 診断ソリューションは、HP 製品に含まれる標準的なコンポーネントをテストするために
開発されています。システムに追加可能な他社製のオプション製品のすべてを診断できるとは限り
ません。
6
お使いになる前に
コンピューターの電源切断
コンピューターの電源を適切に切断するには、オペレーティング システム ソフトウェアをシャット
ダウンします。Windows 7、POSReady 7、または Windows XP Professional をお使いの場合は、
[スタート]→[シャットダウン]の順に選択します。Windows 8.x または Industry 8.1 をお使いの場
合は、スタート画面の右上隅または右下隅にポインターを置いてチャームを表示し、[設定]→[電源]
アイコン→[シャットダウン]の順に選択します。
お使いのオペレーティング システムの設定によっては、オペレーティング システムの起動中に電源
ボタンを押しても電源は切れず、低電力消費のスタンバイ モードになります。これで、ソフトウェア
アプリケーションを終了しなくても、コンピューターを低電力消費モードにできます。また、作業を
再開するときも、オペレーティング システムを再起動したりデータを失ったりすることなく、すぐ
に元の動作状態に戻すことができます。
注意: コンピューターの電源を手動で強制的に切ると、保存されていないデータが失われるおそれ
があります。
電源ボタンを 4 秒間以上押したままにすると、スタンバイ状態にはならず、コンピューターの電源が
強制的に切れます。
一部のモデルでは、[コンピューター セットアップ(F10)ユーティリティ]を実行して、電源ボタン
を電源を入れたり切ったりするためのスイッチとして機能するように設定できます。[コンピュー
ター セットアップ(F10)ユーティリティ]の使用方法について詳しくは、
『Maintenance and Service
Guide』(メンテナンスおよびサービス ガイド)(モデルによっては英語版のみ)を参照してくださ
い。
その他の情報の参照先
コンピューターのハードディスク ドライブには以下の説明書が収録されています。これらの説明書
にアクセスするには、[スタート]→[すべてのプログラム]→[HP ユーザー マニュアル]の順に選択し
ます。
注記: モデルによっては、一覧に記載されていても、一部の説明書が含まれていない場合がありま
す。
●
『お使いになる前に』
(このガイド)
:コンピューターと周辺機器の接続方法や、出荷時に含まれ
ているソフトウェアをセットアップする手順について説明します。初期起動時に発生する可能
性があるトラブルに対する基本的な解決方法についても説明しています。
●
『ハードウェア リファレンス ガイド』
:ハードウェアの概要およびこのコンピューター シリー
ズのアップグレードについて説明します。また、RTC バッテリ、メモリ、および電源装置につ
いても説明します。
●
『Maintenance and Service Guide』
(メンテナンスおよびサービス ガイド)
(モデルによっては
英語版のみ)
:部品の取り外しおよび取り付け、トラブルシューティング、デスクトップ マネジ
メント、セットアップ ユーティリティ、安全性、日常的なお手入れ、コネクタのピン割り当て、
POST エラー メッセージ、診断インジケーターのランプおよびエラー コードに関する情報につ
いて説明します。
●
『規定および安全に関するご注意』
:各国の規制に準拠する規定と安全に関する情報について説明
します。
コンピューターの電源切断
7
お問い合わせになる前に
警告! コンピューターが電源コンセントに接続されていると、電源が入っていなくてもシステム
ボードには常に電気が流れています。感電や火傷の危険がありますので、コンピューターの内部コン
ポーネントに対する作業が必要な場合は必ず事前に、電源コードが電源コンセントから抜き取ってあ
ること、および本体内部の温度が下がっていることを確認してください。
コンピューターにトラブルが発生した場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせになる前に、以下
の解決方法から適切なものを実行してトラブルの解決を試みてください。
●
HP 診断ソリューションを実行します。
●
[コンピューター セットアップ(F10)ユーティリティ]を使用して[IDE DPS セルフテスト](IDE
DPS Self-Test)を実行します。詳しくは、『Maintenance and Service Guide』
(メンテナンス
およびサービス ガイド)
(モデルによっては英語版のみ)を参照してください。
注記:
[IDE DPS セルフテスト]ソフトウェアは一部のモデルにのみ搭載されています。
●
コンピューター前面の電源ランプが点滅しているか、またはコンピューターで連続したビープ音
が鳴っているか確認します。点滅の仕方やビープ音の鳴り方で、問題を特定できる場合がありま
す。詳しくは、
『Maintenance and Service Guide』を参照してください。
●
画面に何も表示されない場合は、モニターのケーブルを他のビデオ ポートに接続してみます(使
用できる場合)
。または、モニターを正しく機能するものに交換します。
●
ネットワークに接続しているときにトラブルが発生した場合は、別のケーブルを使用してコン
ピューターをネットワークに接続してみるか、問題が発生したコンピューターの LAN ケーブル
を正常に動作している別のコンピューターで使用してネットワークに接続してみて、元のネット
ワーク コネクタまたはケーブルに問題がないかを確認します。
●
新しいハードウェアを取り付けてから問題が発生した場合は、そのハードウェアを取り外して、
コンピューターが正しく機能するかを確認します。
●
新しいソフトウェアをインストールしてから問題が発生した場合は、そのソフトウェアをアンイ
ンストールして、コンピューターが正しく機能するかを確認します。
●
コンピューターをセーフ モードで起動してみて、すべてのドライバーがロードされなくても起
動するか確認します。前回正常に起動したときの状態でオペレーティング システムを起動する
場合は、前回の正常起動時の構成を使用します。
●
HP の Web サイト、http://www.hp.com/support/ のオンライン テクニカル サポートを参照しま
す。
●
一般的な問題については、このガイドの9 ページの「役に立つヒント」を参照してください。
●
詳しくは、
『Maintenance and Service Guide』を参照してください。
HP の Web サイトにある HP サポート ウィザードでは、ユーザー自身によるトラブル解決に役立つ
ツールが提供されています。HP のサポート担当者に問い合わせる場合は、HP サポート ウィザード
のオンライン チャット機能を使用します。HP サポート ウィザードには、http://www.hp.com/go/
ispe/ からアクセスできます。
最新のオンライン サポート情報やソフトウェアおよびドライバーなどについては、
http://www.hp.com/go/bizsupport/ を参照してください。
8
お使いになる前に
HP のサポート窓口にお問い合わせになるときは、お客様により良いサポートを HP が提供できるよ
うにするため、以下の点へのご協力をお願いいたします。
●
コンピューターの近くから電話ができるようにします。
●
お問い合わせになる前に、コンピューターのシリアル番号と製品識別番号およびモニターのシリ
アル番号を書き留めておきます。
●
お電話をいただいてから、原因を特定して問題が解決できるまでに時間がかかることもあります
ので、あらかじめご了承くださいますよう、お願いいたします。
●
新しく取り付けたハードウェアを取り外せるようにしておきます。
●
新しくインストールしたソフトウェアをアンインストールできるようにしておきます。
注記: 保証のアップグレード(HP Care Pack)情報などについては、HP の Web サイト、
http://h50146.www5.hp.com/services/ps/carepack/fixed/ を参照してください。
役に立つヒント
コンピューター本体、モニター、またはソフトウェアにトラブルが発生した場合は、まず以下のこと
を確認してください。
●
コンピューター本体およびモニターの電源コードが、電源コンセントに正しく差し込まれていま
すか。
●
コンピューター本体の電源が入っていて、電源ランプが点灯していますか。
●
モニターの電源が入っていて、電源ランプが点灯していますか。
●
モニター画面の表示がぼやけている場合は、モニターのボタン等で輝度とコントラストを調整し
てください。
●
何かキーを押し続けるとビープ音が鳴りますか。ビープ音が鳴れば、キーボードは正しく機能し
ています。
●
すべてのケーブルを正しく接続していますか。ゆるんでいたり、間違ったコネクタに接続したり
していませんか。
●
キーボードの任意のキーまたは電源ボタンを押して、コンピューターを起動させます。システム
がスタンバイ モードから復帰しない場合は、電源ボタンを 4 秒以上押し続けてコンピューター
の電源を切ります。次に、もう一度電源ボタンを押して電源を入れなおします。システムが
シャットダウンしない場合は、電源コードを抜いて数秒待ち、コードを接続しなおします。停電
などによって電源供給が遮断されてしまった後、電源が復旧したときに自動的に再起動するよう
に[コンピューター セットアップ(F10)ユーティリティ]で設定してある場合は、コンピュー
ターが再起動します。再起動しない場合は、電源ボタンを押してコンピューターを起動する必要
があります。
●
プラグ アンド プレイに対応していない拡張ボードやオプションを取り付けた後にコンピュー
ターを再設定しましたか。
●
必要なデバイス ドライバーがインストールされていることを確認してください。プリンターを
使用する場合は、そのモデル用のプリンター ドライバーが必要です。
●
システムから起動可能メディア(CD/DVD や USB デバイス)をすべて取り出してからシステム
を起動してください。
役に立つヒント
9
●
出荷時とは異なるオペレーティング システム(OS)をインストールしている場合は、ご自身で
用意された OS がお使いのシステムでサポートされていることを確認してください。
●
お使いのコンピューターに内蔵の入力ソース以外の PCI または PCI-Express のグラフィックス
ボードが追加された状態で、コンピューターに接続するモニターが 1 台の場合、通常は内蔵の入
力ソースが無効になるため、追加されたグラフィックス ボードのコネクタにモニターを接続す
る必要があります。起動時には、他のモニター コネクタは無効になります。これらのコネクタ
にモニターが接続されている場合、そのモニターは機能しません。なお、[コンピューター セッ
トアップ(F10)ユーティリティ]を使用すると、どの入力ソース(コネクタ)を有効にするかを
設定できます。
注意: コンピューターが電源コンセントに接続されていると、電源が入っていなくてもシステム
ボードには常に電気が流れています。感電やシステムの損傷を防ぐため、コンピューターのカバーを
開ける場合は、電源を切るだけでなく、必ず事前に電源コードをコンセントから抜いてください。
基本的なトラブルシューティング
トラブルシューティング情報は、http://www.hp.com/support から入手可能な『Maintenance and
Service Guide』
(メンテナンスおよびサービス ガイド、英語版のみ)に記載されています。国や地
域または言語を選択して[製品サポート/保守情報]を選択し、コンピューターのモデル番号を入力して
[検索]ボタンを押します。
POST 時のフロント パネルのランプおよびビープ音の診断
コンピューター前面のランプが点滅していたり、ビープ音が鳴ったりする場合には、
『Maintenance
and Service Guide』
(メンテナンスおよびサービス ガイド)
(モデルによっては英語版のみ)を参照
して状態を調べ、推奨される処置を行ってください。
Windows 7 および POSReady 7 のバックアップ、復元、お
よびリカバリ
お使いのコンピューターには、HP が提供しているツールおよび Windows に付属のツールが含まれて
います。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生した場合に保護して
おいた情報を取り出したりできます。さらに、簡単な手順でお使いのコンピューターを正常な状態に
復元したり、工場出荷時の状態に復元したりできます。
ここでは、以下のプロセスについて説明します。
●
リカバリ メディアおよびバックアップの作成
●
システムの復元およびリカバリ
注記: ここでは、バックアップ、復元、およびリカバリ オプションについて説明します。提供さ
れている Windows の[バックアップと復元]ツールについて詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照して
ください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択しま
す。
10
お使いになる前に
システム障害後のリカバリでは、直近のバックアップの時点に戻ります。
1.
コンピューターを正常にセットアップしたら、リカバリ メディアを作成します。このメディア
は、ハードディスク ドライブの破損や交換の際、元のオペレーティング システムの再インス
トールに使用できます。11 ページの「リカバリ メディアの作成」を参照してください。
2.
ハードウェアおよびソフトウェア プログラムを追加するときは、システムの復元ポイントを作
成します。システムの復元ポイントは、Windows の[システムの復元]機能によって保存された特
定の時点でのハードディスク ドライブの内容のスナップショットです。システムの復元ポイン
トには、レジストリ設定など Windows が使用する情報が含まれます。Windows は、Windows の
更新時および他のシステムのメンテナンス時(ソフトウェアの更新、セキュリティ スキャン、
システム診断など)に自動的にシステムの復元ポイントを作成します。システムの復元ポイント
は、いつでも手動で作成できます。システムの復元ポイントの作成手順について詳しくは、[ヘ
ルプとサポート]を参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→
[ヘルプとサポート]の順に選択します。
3.
写真、動画、音楽、およびその他の個人用ファイルを追加したら、個人情報のバックアップを作
成します。ファイルをハードディスク ドライブから誤って削除してしまってごみ箱からも復元
できない場合や、ファイルが壊れてしまった場合はバックアップしたファイルを復元できます。
システム障害時には、バックアップ ファイルを使用してコンピューターの内容を復元できます。
14 ページの「情報のバックアップ」を参照してください。
注記: システムが不安定になった場合に備えて、リカバリ手順を印刷し、後で使用するために保存
しておくことをおすすめします。
リカバリ メディアの作成
コンピューターを正常にセットアップしたら、リカバリ メディアを作成します。このメディアは、
ハードディスク ドライブが破損したり交換されたりした場合に、元のオペレーティング システムの
再インストールに使用できます。
リカバリ メディアには 2 種類あります。お使いのコンピューターで実行する手順を確認するには、
以下の操作を行います。
1.
[スタート]ボタンをクリックします。
2.
[すべてのプログラム]をクリックします。
●
[Security and Protection](セキュリティと保護)が一覧に表示された場合は、
12 ページの「[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)によるリカバリ メ
ディアの作成(一部のモデルのみ)
」の手順を続行します。
●
[Productivity and Tools](生産性およびツール)が一覧に表示された場合は、
13 ページの「[HP Recovery Disc Creator]によるリカバリ ディスクの作成(一部のモデ
ルのみ)
」の手順を続行します。
Windows 7 および POSReady 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ
11
[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)によるリカバリ メディアの作成(一
部のモデルのみ)
●
リカバリ ディスクを作成するには、コンピューターに DVD ライターが搭載されている必要があ
ります。DVD+R または DVD-R ディスク(別売)を使用します。使用できるディスクの種類は、
お使いのオプティカル ドライブの種類によって異なります。
注記: DVD+R(2 層記録(DL)対応)
、DVD-R(2 層記録(DL)対応)、または DVD±RW ディ
スクはサポートされません。
●
高品質な USB ドライブを使用して、リカバリ USB フラッシュ ドライブを作成することもでき
ます。
●
リカバリ ディスクを作成する場合は、高品質のディスクを使用してください。通常、ディスク
に欠陥がある場合、そのディスクは拒否されます。その後、新しい空のディスクを挿入してもう
一度試すよう求めるメッセージが表示されます。
●
リカバリ ディスク セットに含まれるディスクの数は、お使いのコンピューターのモデルによっ
て異なります(通常は、DVD が 3~6 枚)
。[Recovery Media Creation](リカバリ メディアの作
成)プログラムを実行すると、セットを作成するために必要な空のディスクの数が確認できま
す。リカバリ メディアとして USB フラッシュ ドライブを使用する場合は、プログラムを実行
すると、すべてのデータを保存するために必要なドライブの容量が確認できます(最低 8 GB)
。
注記: リカバリ メディアの作成処理は時間がかかります。この処理はいつでも中断できます。
次に処理を再開すると、終了した時点から処理が続行されます。
注記: リカバリ メディアを作成するときに、メディア カードは使用しないでください。システム
をメディア カードから起動することはできないため、[System Recovery]を実行できません。
リカバリ ディスクを作成するには、以下の操作を行います。
1.
開かれているすべてのプログラムを閉じます。
2.
[スタート]ボタン→[すべてのプログラム]→[Security and Protection](セキュリティと保護)
→[Recovery Manager](リカバリ マネージャー)→[HP Recovery Media Creation](HP
リカバリ メディアの作成)の順にクリックします。プログラムを続行する許可を求めるメッ
セージが表示されたら、[はい]をクリックして許可します。
3.
[Create recovery media using blank DVD(s)](空の DVD を使用してリカバリ メディアを
作成する)→[Next](次へ)の順にクリックします。
4.
画面の説明に沿って操作します。ディスクを作成したら各ディスクにラベル(リカバリ 1、リカ
バリ 2 など)を貼り、安全な場所にディスクを保管してください。
リカバリ USB フラッシュ ドライブを作成するには、以下の操作を行います。
注記: 少なくとも 8 GB の容量がある USB フラッシュ ドライブを使用する必要があります。
注記: [Recovery Media Creation]によって USB フラッシュ ドライブが初期化され、ドライブ上の
すべてのファイルが削除されます。
12
1.
開かれているすべてのプログラムを閉じます。
2.
USB フラッシュ ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
お使いになる前に
3.
[スタート]ボタン→[すべてのプログラム]→[Security and Protection](セキュリティと保護)
→[Recovery Manager](リカバリ マネージャー)→[Recovery Media Creation](リカバリ
メディアの作成)の順にクリックします。
4.
[Create recovery media with a USB flash drive](USB フラッシュ ドライブを使用してリ
カバリ メディアを作成する)→[Next]の順にクリックします。
5.
USB フラッシュ ドライブをメディアの一覧から選択します。プログラムによって、リカバリ
ドライブを作成するために必要な容量が通知されます。USB フラッシュ ドライブに十分な容
量がない場合は、そのドライブが画面上でグレー表示されるので、より大きい容量の USB フラッ
シュ ドライブと交換する必要があります。[Next]をクリックします。
6.
画面の説明に沿って操作します。処理が完了したら、USB フラッシュ ドライブにラベルを貼
り、安全な場所に保管してください。
[HP Recovery Disc Creator]によるリカバリ ディスクの作成(一部のモデルのみ)
一部のモデルでは[HP Recovery Disc Creator]ソフトウェア プログラムを利用して、リカバリ ディ
スクを作成することができます。コンピューターを正常にセットアップしたら、[HP Recovery Disc
Creator]を使用してリカバリ ディスクを作成できます。リカバリ ディスクを使用すると、ハード
ディスク ドライブが破損した場合に、元のオペレーティング システムを再インストールしたり、ド
ライバーやアプリケーションを選択したりできます。[HP Recovery Disc Creator]では、2 種類のリ
カバリ ディスクが作成されます。
●
オペレーティング システムの DVD:追加のドライバーやアプリケーションを含まず、オペレー
ティング システムをインストールするための DVD
●
「Driver Recovery」
(ドライバー リカバリ)DVD:特定のドライバーおよびアプリケーションが
インストールできる[HP Software Setup]と同様に、特定のドライバーおよびアプリケーション
のみをインストールするための DVD
リカバリ ディスクを作成するには、コンピューターに DVD ライターが搭載されている必要がありま
す。以下の種類の別売のディスクを使用できます:DVD + R、DVD + R(2 層記録(DL)対応)
、
DVD-R、DVD-R(2 層記録(DL)対応)、または DVD±RW。使用できるディスクの種類は、お使い
のオプティカル ドライブの種類によって異なります。
リカバリ ディスクの作成
注記: オペレーティング システムの DVD は一度しか作成できません。Windows の DVD を作成す
ると、そのメディアを作成するためのオプションは選択できなくなります。
Windows の DVD を作成するには、以下の操作を行います。
1.
[スタート]→[すべてのプログラム]→[Productivity and Tools](生産性およびツール)→[HP
Recovery Disc Creator]の順に選択します。
2.
[Windows disk](Windows のディスク)を選択します。
3.
リカバリ メディアの作成に使用するドライブをドロップダウン メニューから選択します。
4.
[Create](作成)ボタンをクリックして、作成プロセスを開始します。ディスクを作成したら、
ディスクにラベルを付け、安全な場所に保管します。
Windows 7 および POSReady 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ
13
オペレーティング システム DVD の作成が完了したら、続いて『Driver Recovery』(ドライバー リ
カバリ)DVD を作成します。
1.
[スタート]→[すべてのプログラム]→[Productivity and Tools](生産性およびツール)→[HP
Recovery Disc Creator]の順に選択します。
2.
[Driver disk](ドライバーのディスク)を選択します。
3.
リカバリ メディアの作成に使用するドライブをドロップダウン メニューから選択します。
4.
[Create]ボタンをクリックして、作成プロセスを開始します。ディスクを作成したら、ディスク
にラベルを付け、安全な場所に保管します。
情報のバックアップ
ソフトウェアの初期セットアップが完了したら、すぐに初期バックアップを作成することをおすすめ
します。バックアップを常に最新にしておくために、新しいソフトウェアやデータ ファイルを追加
したときなど、定期的な頻度で継続してシステムをバックアップするようにしてください。初期バッ
クアップおよび定期的なバックアップにより、障害が発生した場合に、データおよび設定を復元でき
ます。
別売の外付けハードディスク ドライブ、ネットワーク ドライブ、またはディスクに情報をバック
アップできます。
バックアップをするときは以下の点を参考にしてください。
●
ドキュメント ライブラリに個人用のファイルを保存し、定期的にバックアップします。
●
関連ディレクトリに保存されているテンプレートをバックアップします。
●
設定のスクリーン ショットを取ることによって、ウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バー
に表示されるカスタマイズされた設定を保存します。設定をリセットする必要がある場合、スク
リーン ショットは時間を節約できます。
●
ディスクにバックアップするときは、ドライブからディスクを取り出した後、各ディスクに番号
を割り振ります。
注記: バックアップおよび復元オプションの手順については、[ヘルプとサポート]で関連するトピッ
クを検索して参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサ
ポート]の順に選択します。
注記: 特定のタスクの実行時に、ユーザー アカウント制御の許可またはパスワードを求めるメッ
セージが表示されることがあります。その場合、タスクを実行するには、適切なオプションを選択し
ます。ユーザー アカウント制御について詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください。[ス
タート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。
Windows の[バックアップと復元]を使用してバックアップを作成するには、以下の操作を行います。
注記: バックアップ プロセスは、ファイルのサイズやコンピューターの速度に応じて、1 時間以上
かかる場合があります。
14
1.
[スタート]→[すべてのプログラム]→[メンテナンス]→[バックアップと復元]の順に選択しま
す。
2.
画面の説明に沿って操作し、バックアップのセットアップを行います。
お使いになる前に
システムの復元
コンピューターにインストールしたソフトウェアが原因と思われる問題が発生した場合、または個人
情報を失わずにシステムを以前の状態に復元したい場合は、[システムの復元]を使用してコンピュー
ターを以前の復元ポイントに戻します。
注記: [System Recovery](システム リカバリ)機能を使用する前に、必ずこの[システムの復元]
の手順を実行してください。
[システムの復元]を起動するには、以下の操作を行います。
1.
開かれているすべてのプログラムを閉じます。
2.
[スタート]ボタンをクリックして[コンピューター]を右クリックし、[プロパティ]をクリックし
ます。
3.
[システムの保護]→[システムの復元]→[次へ]の順にクリックし、画面の説明に沿って操作しま
す。
システム リカバリ
警告! この手順はすべてのユーザー情報を削除します。情報の損失を防ぐため、システムのリカバ
リ後に復元できるように、すべてのユーザー情報をバックアップするようにしてください。
[System Recovery]を実行すると、ハードディスク ドライブが完全に消去および再フォーマットされ
るため、作成したすべてのデータ ファイルが削除されます。その後、オペレーティング システム、
プログラム、およびドライバーが再インストールされます。ただし、工場出荷時にインストールされ
ていなかったソフトウェアは、別途再インストールする必要があります。別途インストールが必要な
ソフトウェアには、コンピューターのオプション製品ボックスに付属のメディアに収録されているソ
フトウェア、およびコンピューターの購入後にインストールしたすべてのソフトウェアが含まれま
す。個人用ファイルは、作成したバックアップから復元する必要があります。
システム リカバリ DVD または USB フラッシュ ドライブを作成できない場合は、HP のサポート窓
口からリカバリ ディスク セットを購入できます。http://www.hp.com/support/ にアクセスして、国
や地域または言語を選択し、画面の説明に沿って操作します。
注記: [System Recovery](システム リカバリ)プログラムを使用する前に、必ず[システムの復
元]の手順を実行してください。15 ページの「システムの復元」を参照してください。
[System Recovery]を実行するには、以下の方法のどちらかを選択する必要があります。
●
リカバリ イメージを使用する:ハードディスク ドライブに保存されているリカバリ イメージ
から[System Recovery]を実行します。リカバリ イメージとは、工場出荷時に最初から搭載され
ていたソフトウェアのコピーが含まれているファイルのことです。リカバリ イメージから
[System Recovery]を実行する方法については、16 ページの「Windows が応答しているとき
の[System Recovery](システム リカバリ)
」または17 ページの「Windows が応答していな
いときの[System Recovery](システム リカバリ)
」を参照してください。
●
リカバリ メディアを使用する:ハードディスク ドライブに保存されているファイルから作成し
たか、または別途購入したリカバリ メディアから[System Recovery]を実行します。
17 ページの「リカバリ メディアからの[System Recovery](システム リカバリ)の実行(一
部のモデルのみ)
」を参照してください。
Windows 7 および POSReady 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ
15
Windows が応答しているときの[System Recovery](システム リカバリ)
注意: [System Recovery]を実行すると、作成したデータおよびインストールしたプログラムがす
べて削除されます。重要なデータは、事前に CD や DVD、または USB フラッシュ ドライブにバック
アップしておいてください。
注記: この手順にリカバリ メディアの使用が必要になることがあります。このメディアをまだ作
成していない場合は、11 ページの「リカバリ メディアの作成」の説明に沿って操作してください。
コンピューターが動作し、オペレーティング システムが応答している場合は、以下の操作を行って
[System Recovery]を実行します。
1.
コンピューターの電源を切ります。
2.
モニター、キーボード、およびマウスを除くすべての周辺機器をコンピューターから取り外しま
す。
3.
コンピューターの電源を入れます。
4.
Windows が読み込まれたら、[スタート]ボタン→[すべてのプログラム]の順にクリックします。
●
[Security and Protection](セキュリティと保護)が一覧に表示された場合は、手順 5 に
進みます。
●
[Productivity and Tools](生産性およびツール)が一覧に表示された場合は、
17 ページの「Windows が応答していないときの[System Recovery](システム リカバ
リ)
」の手順に沿って操作します。
5.
[Security and Protection]→[Recovery Manager](リカバリ マネージャー)→[Recovery
Manager]の順にクリックします。プログラムを続行する許可を求めるメッセージが表示された
ら、[はい]をクリックして許可します。
6.
[I need help immediately](早急に手助けが必要)で、[System Recovery]をクリックしま
す。
7.
[Yes](はい)→[Next](次へ)の順にクリックします。コンピューターが再起動します。
8.
コンピューターが再起動すると、[HP Recovery Manager]の[Welcome](ようこそ)画面がもう
一度表示されます。[I need help immediately]で、[System Recovery]をクリックします。
ファイルのバックアップを求めるメッセージが表示され、まだバックアップを実行していない場
合は、[Back up your files first (recommended)](最初にファイルをバックアップ(推奨))
→[Next]の順にクリックします。すでにバックアップが完了している場合は、[Recover
without backing up your files](ファイルをバックアップせずに復元)→[Next]の順にクリッ
クします。
9.
[System Recovery]が開始されます。[System Recovery]の完了後、[Finish](終了)をクリック
してコンピューターを再起動します。
10. Windows が読み込まれたら、いったんコンピューターの電源を切り、すべての周辺機器を再接
続した後に、コンピューターの電源を入れなおします。
16
お使いになる前に
Windows が応答していないときの[System Recovery](システム リカバリ)
注意: [System Recovery]を実行すると、作成したデータおよびインストールしたプログラムがす
べて削除されます。
コンピューターが動作していても Windows が応答していない場合は、以下の操作を行って[System
Recovery]を実行します。
1.
コンピューターの電源を切ります。必要に応じて、コンピューターの電源が切れるまで電源ボタ
ンを押したままにします。
2.
モニター、キーボード、およびマウスを除くすべての周辺機器をコンピューターから取り外しま
す。
3.
電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れます。
4.
HP ロゴ画面が表示されたらすぐに、[ファイルを読み込んでいます...]というメッセージが表示さ
れるまでキーボードの F11 キーを繰り返し押します。
5.
[HP Recovery Manager]画面で、画面に表示される指示に従います。
6.
Windows が読み込まれたら、いったんコンピューターの電源を切り、すべての周辺機器を再接
続した後に、コンピューターの電源を入れなおします。
リカバリ メディアからの[System Recovery](システム リカバリ)の実行(一部のモデル
のみ)
12 ページの「[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)によるリカバリ メディアの作
成(一部のモデルのみ)
」の手順でリカバリ メディアを作成した場合は、このセクションの手順に
従ってください。[HP Recovery Disc Creator]を使用してオペレーティング システム DVD および
『Driver Recovery』
(ドライバー リカバリ)DVD を作成した場合は、18 ページの「[HP Recovery
Disc Creator]で作成したオペレーティング システム ディスクの使用(一部のモデルのみ)
」の手順
に従ってください。
注意: [System Recovery]を実行すると、作成したデータおよびインストールしたプログラムがす
べて削除されます。重要なデータは、CD や DVD、または USB フラッシュ ドライブにバックアップ
しておいてください。
リカバリ メディアを使用して[System Recovery]を実行するには、以下の操作を行います。
1.
リカバリ DVD を使用している場合は、1 枚目のリカバリ DVD を DVD ドライブ トレイに挿入
し、トレイを閉じます。リカバリ USB フラッシュ ドライブを使用する場合は、USB フラッシュ
ドライブを USB ポートに挿入します。
2.
[スタート]ボタン→[シャットダウン]の順にクリックします。
または
コンピューターが応答しない場合は、電源ボタンを約 5 秒間、またはコンピューターの電源が切
れるまで、押したままにします。
3.
モニター、キーボード、およびマウスを除くすべての周辺機器をコンピューターから取り外しま
す。
4.
電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れ、電源が入ったらすぐに Esc キーを押してス
タートアップ メニューを表示させます。
Windows 7 および POSReady 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ
17
5.
矢印キーでブート メニューを選択して Enter キーを押します。矢印キーでリカバリ メディア
が挿入されている場所(USB または DVD)を選択します。Enter キーを押して、選択したデバ
イスから起動させます。
6.
[HP Recovery Manager]によって[System Recovery]をメディアとハードディスク ドライブの
どちらから実行するか尋ねるメッセージが表示されたら、[Media](メディア)を選択します。
[Welcome](ようこそ)画面の[I need help immediately](早急に手助けが必要)で、[Factory
Reset](工場出荷時状態へリセット)をクリックします。
7.
ファイルのバックアップを求めるメッセージが表示され、まだバックアップを実行していない場
合は、[Back up your files first (recommended)](最初にファイルをバックアップ(推奨))
→[Next](次へ)の順にクリックします。すでにバックアップが完了している場合は、[Recover
without backing up your files](ファイルをバックアップせずに復元)→[Next]の順にクリッ
クします。
8.
次のリカバリ ディスクを挿入するよう求めるメッセージが表示されたら、ディスクを挿入しま
す。
9.
[HP Recovery Manager]が終了したら、コンピューターからリカバリ ディスクを取り出すか、
またはリカバリ USB フラッシュ ドライブを取り外します。
10. [Finish](終了)をクリックして、コンピューターを再起動します。
[HP Recovery Disc Creator]で作成したオペレーティング システム ディスクの使用(一部
のモデルのみ)
[HP Recovery Disc Creator]を使用してオペレーティング システム DVD および『Driver Recovery』
(ドライバー リカバリ)DVD を作成した場合は、このセクションの手順に従ってください。
12 ページの「[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)によるリカバリ メディアの作
成(一部のモデルのみ)」の手順でリカバリ メディアを作成した場合は、17 ページの「リカバリ メ
ディアからの[System Recovery](システム リカバリ)の実行(一部のモデルのみ)
」の手順に従っ
てください。
[HP Recovery Disc Creator](一部のモデルのみ)を使用して以前に作成したリカバリ ディスクを使
用できない場合、オペレーティング システム DVD を購入してコンピューターを再起動し、オペレー
ティング システムを修復する必要があります。
オペレーティング システム DVD の購入については、HP のサポート窓口にお問い合わせください。
http://www.hp.com/support/ にアクセスして、国や地域または言語を選択し、画面の説明に沿って操
作します。
注意: Windows 7 または POSReady オペレーティング システム DVD を使用した場合、ハード
ディスク ドライブの内容が完全に消去され、ハードディスク ドライブが再フォーマットされます。
これまでに作成したすべてのファイルおよびコンピューターにインストールされたソフトウェアは
完全に削除されます。再フォーマットが完了すると、オペレーティング システムのほか、ドライ
バー、ソフトウェア、およびユーティリティの復元も続けて行えます。
Windows 7 または POSReady オペレーティング システムの DVD を使用して復元を開始するには、
以下の操作を行います。
18
お使いになる前に
注記: この処理には数分かかる場合があります。
1.
可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。
2.
コンピューターを再起動した後、Windows オペレーティング システムがロードされる前にオペ
レーティング システムの DVD をオプティカル ドライブに挿入します。
注記: コンピューターが DVD から起動しない場合は、いったん終了し、コンピューターの電
源を入れ直したらすぐに、Esc キーを押してスタートアップ メニューを表示させます。矢印
キーでブート メニューを選択して Enter キーを押します。矢印キーでリカバリ DVD が挿入さ
れている場所を選択します。Enter キーを押して、選択したデバイスから起動させます。
3.
指示が表示されたら、任意のキーボード キーを押します。
4.
画面に表示される説明に沿って操作します。
5.
[次へ]をクリックします。
6.
今すぐインストールを選択します。
7.
画面の説明に沿って操作します。
修復が完了したら以下の操作を行います。
1.
オペレーティング システムの DVD を取り出して『Driver Recovery』DVD を挿入します。
2.
画面の説明に沿って操作して、まずハードウェア有効化ドライバーをインストールし、その後で
推奨アプリケーションをインストールします。
Windows 8.1、Windows 8、または Industry 8.1 のバック
アップ、復元、およびリカバリ
お使いのコンピューターには、HP が提供しているツールおよび Windows に付属のツールが含まれて
います。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生した場合に保護して
おいた情報を取り出したりできます。さらに、簡単な手順でお使いのコンピューターを正常な状態に
復元したり、工場出荷時の状態に復元したりできます。
ここでは、以下のプロセスについて説明します。
●
リカバリ メディアおよびバックアップの作成
●
システムの復元およびリカバリ
注記: ここでは、バックアップ、復元、およびリカバリ オプションについて説明します。提供さ
れているツールについて詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘル
プ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択します。
Windows 8.1、Windows 8、または Industry 8.1 のバックアップ、復元、およびリカバリ
19
リカバリ メディアおよびバックアップの作成
システム障害後のリカバリでは、直近のバックアップの時点に戻ります。
1.
コンピューターを正常にセットアップしたら、リカバリ メディアを作成します。この手順を実
行すると、コンピューターに復元用パーティションのバックアップが作成されます。このバック
アップは、ハードディスク ドライブの破損や交換の際、元のオペレーティング システムの再イ
ンストールに使用できます。
注記: 32 GB SSD を搭載したコンピューターには、リカバリ パーティションが存在しませ
ん。それらの製品では、製品に付属のリカバリ メディアを使用するか、HP から別途リカバリ
メディアを入手して使用する必要があります。
USB フラッシュ ドライブを使用して起動可能なリカバリ ドライブを作成し、起動できないコ
ンピューターのトラブルシューティングに利用できます。USB フラッシュ ドライブを使用す
ると、工場出荷時にインストールされていた元のオペレーティング システムおよびプログラム
を再インストールできます。
注記: USB フラッシュ ドライブに関する情報は、リカバリ メディアが作成される前にすべ
て消去されます。
2.
●
Windows 8.1 または Industry 8.1 のリカバリ メディアを作成するには、スタート画面で
「リカバリ ドライブ」と入力し、[Create a recovery drive](リカバリ ドライブの作成)
をクリックします。画面の説明に沿って操作を続行します。
●
Windows 8 のリカバリ メディアを作成するには、スタート画面で「リカバリ ドライブ」
と入力して[設定]をクリックし、[Create a recovery drive]をクリックします。画面の説
明に沿って操作を続行します。
Windows のツールを使用して、システムの復元ポイントや個人情報のバックアップを作成しま
す。詳しい内容および手順については、[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面
で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択します。
Windows ツールによる復元およびリカバリ
Windows には、バックアップからの復元、コンピューターのリフレッシュ、および元の状態へのコン
ピューターのリセットを行うためのオプションが用意されています。詳しい内容および手順につい
ては、[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサ
ポート]を選択します。
システムが応答していないときの[リセット]の使用
注記: 特定のタスクの実行時に、ユーザー アカウント制御の許可またはパスワードを求めるメッ
セージが表示されることがあります。その場合、タスクを実行するには、適切なオプションを選択し
ます。ユーザー アカウント制御について詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください。スター
ト画面で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択します。
重要: このオプションでは、ユーザーが作成したデータなどのバックアップ機能は提供されませ
ん。保持したい個人データは、このオプションを使用する前にバックアップしておいてください。
20
お使いになる前に
Windows のリカバリ手順が実行されず、システムが応答しない場合は、以下の手順で[リセット]を起
動します。
1.
可能な場合は、すべての個人用ファイルをバックアップします。
2.
可能な場合は、HP の復元用パーティションの存在を確認します。
●
Windows 8.1 または Industry 8.1 の場合は、スタート画面で「PC」と入力して[PC]を選択
します。
●
Windows 8 の場合は、スタート画面で「コンピューター」と入力して[コンピューター]を
選択します。
注記: HP の復元用パーティションが一覧に表示されない場合や、その存在を確認できない場
合は、作成しておいたリカバリ メディアを使用してリカバリを行う必要があります。
21 ページの「Windows のリカバリ USB フラッシュ ドライブによるリカバリ」を参照してく
ださい。または、Windows オペレーティング システム メディアおよび『Driver Recovery』
(ド
ライバー リカバリ)メディア(別売)を使用する必要があります。22 ページの「Windows オ
ペレーティング システム メディア(別売)によるリカバリ」を参照してください。
3.
HP の復元用パーティションが一覧に表示される場合は、コンピューターを再起動して HP のロ
ゴが表示されている間に Esc キーを押します。コンピューターの[Startup Menu](起動メ
ニュー)が表示されます。
4.
F11 キーを押して、[System Recovery](システム リカバリ)オプションを選択します。
5.
キーボードのレイアウトを選択します。
6.
[Troubleshoot](トラブルシューティング)を選択します。
7.
[リセット]を選択します。
8.
画面の説明に沿って操作を続行します。
Windows のリカバリ USB フラッシュ ドライブによるリカバリ
以前に作成したリカバリ USB フラッシュ ドライブを使用してシステムのリカバリを行うには、以下
の操作を行います。
注記: 復元用 USB フラッシュ ドライブを作成していない場合や、作成した復元用 USB フラッシュ
ドライブが動作しない場合は、22 ページの「Windows オペレーティング システム メディア(別
売)によるリカバリ」を参照してください。
1.
可能な場合は、すべての個人用ファイルをバックアップします。
2.
作成したリカバリ USB フラッシュ ドライブをコンピューターの USB ポートに挿入します。
3.
コンピューターを再起動し、HP のロゴ画面が表示されたらすぐに F9 キーを押して、ブート デ
バイスの一覧を表示します。矢印キーを使用して、[UEFI Boot Sources](UEFI ブート ソース)
一覧から USB フラッシュ デバイスを選択します。Enter キーを押して、選択したデバイスから
起動させます。
4.
キーボードのレイアウトを選択します。
5.
[Troubleshoot](トラブルシューティング)を選択します。
Windows 8.1、Windows 8、または Industry 8.1 のバックアップ、復元、およびリカバリ
21
6.
[PC をリフレッシュする]を選択します。
7.
画面の説明に沿って操作します。
Windows オペレーティング システム メディア(別売)によるリカバリ
Windows オペレーティング システム DVD の購入については、HP のサポート窓口にお問い合わせく
ださい。http://www.hp.com/support/ にアクセスして、国や地域または言語を選択し、画面の説明に
沿って操作します。
注意: Windows オペレーティング システム メディアを使用すると、ハードディスク ドライブの
内容が消去され、ハードディスク ドライブが再フォーマットされます。これまでに作成したすべて
のファイルおよびコンピューターにインストールされたソフトウェアは完全に削除されます。再
フォーマットが完了すると、オペレーティング システムのほか、ドライバー、ソフトウェア、およ
びユーティリティの復元も続けて行えます。
Windows オペレーティング システム メディアを使用してリカバリを開始するには、以下の操作を行
います。
注記: この処理には数分かかる場合があります。
1.
可能な場合は、すべての個人用ファイルをバックアップします。
2.
コンピューターを再起動したら、Windows オペレーティング システム メディアで提供されて
いる説明に沿って操作し、オペレーティング システムをインストールします。
3.
指示が表示されたら、任意のキーボード キーを押します。
4.
画面の説明に沿って操作します。
修復が完了し、Windows デスクトップが表示されたら、以下の操作を行います。
22
1.
Windows オペレーティング システム メディアを取り出して『Driver Recovery』
(ドライバー
リカバリ)メディアを挿入します。
2.
まずハードウェア有効化ドライバーをインストールし、その後で推奨アプリケーションをインス
トールします。
お使いになる前に
コンピューターの使用、更新、および管理(Windows 7、
POSReady 7、Windows 8.x、または Industry 8.1 システム
の場合)
Windows 7 または POSReady 7 がインストールされたシステムでは、コンピューターを 1 か所から
簡単に管理できます。管理には以下の操作を含みます。
●
コンピューター名およびその他のシステム設定を表示または変更する
●
デバイスやプリンターを追加し、その他のシステム設定を変更する
●
特定のモデルに関するヘルプとサポートを入手する
●
お使いのコンピューターに HP サポート ソフトウェアをインストールする
●
お使いのコンピューター用のサプライおよびオプション製品を購入する
Windows 7 または POSReady 7 で PC を集中管理できる場所にアクセスするには、[スタート]→[デ
バイスとプリンター]の順にクリックし、PC の画像をダブルクリックします。
Windows 8.x または Industry 8.1 で PC を集中管理できる場所にアクセスするには、スタート画面の
右上隅または右下隅にポインターを置いてチャームを表示し、[設定]→[PC 設定の変更]の順に選択
します。
コンピューターの使用、更新、および管理(Windows 7、POSReady 7、Windows 8.x、または 23
Industry 8.1 システムの場合)
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