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仕様書 - Pmda 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構

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仕様書 - Pmda 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
新霞が関ビル 11 階東事務室の増設に伴う
LAN 敷設工事一式仕様書
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
1
調達件名
新霞が関ビル 11 階東事務室の増設に伴う LAN 敷設工事 一式
2
作業期間
契約日から平成22年3月31日までとする。
なお、各フロアの作業予定は次のとおり。
ア)11階東:平成22年2月中旬(予定)
イ)10階西、7階西:平成22年3月上旬~中旬(※)
(※上記、アが終了し執務室が移転された後)
3
作業の概要
(1) 目的
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下、「総合機構」という。)において
は、役職員等が利用するメール、電子掲示板、電子書庫等の機能や、総合機構内
の各業務システムの基盤として、総合機構の基幹業務システムである共用LAN
システムを整備し、運用を行っているところである。
今般、共用LANシステムにおけるLAN敷設工事に関し、そのネットワーク
敷設工事仕様を示すものである。
(2)
用語の定義
用
語
共用LANシステム
(3)
(4)
概
要
総合機構の共通的基盤システム。メールサーバ
やグループウェアサーバ等で構成され、役職員
等に PC を貸与している。
業務の概要
本業務の範囲は共用LANシステムに係る LAN 敷設工事に関する以下の事項
とし、これに伴う総合機構との協議、打ち合わせ等への出席を含む。
①光ファイバーケーブル及び UTP ケーブルの敷設及び附帯工事
②予備ラック(30U)と 14 階東に既設のラック(35U)とのリプレイス
③取外した 14 階既設ラック(35U)の設置(11 階東に設置。)
④スイッチングハブ等 LAN 機器の取付・調整・設定変更作業
⑤認証サーバ(RADIUS 認証サーバ)の設置・設定、既設認証サーバ(RADIUS
認証サーバ)との冗長構成の設定
⑥ネットワーク通信試験
⑦操作説明書、導入手順書の作成・改訂
⑧執務室移設に伴う空きフロアのケーブル等の床埋め作業
情報システム化の範囲
1
本業務は、現在稼働している共用LANシステムに関して、ファイルサーバ、仮想
化に係るサーバ、バックアップに係るサーバ等機器を導入するものであり、導入
機器一覧および機器概要を下表に示す。
<導入機器一覧>
調達機器
台数
機能概要・要件
19 インチラック用架 1台 ・ 総 合 機 構 に て 用 意 す る ラ ッ ク ( 河 村 製
台
PCV30-7015W)と 14 階西に既設のラック(河
村製 PCV35-7017W)とをリプレイスし、取外し
たラック(PCV35-7017W)を 11 階東へ設置す
る。
・調達する架台は河村製(RPC77-77N10)とする。
・架台設置工事は本調達には含まない。
パッチパネル
注) ・スイッチングハブと支線の接続を行うために、
19 インチラック内に設置する。
・総合機構では予備としてパッチパネル(日立
電線製 C6-MPP48)を 3 個保持しており、これ
を使用すること。なお、ポート数が足りない
場合においては、同等品を追加調達すること。
整線パネル
注) ・スイッチ内の配線には整線パネルを使用する
こと。
・総合機構では整線パネル(日立電線製
PIB-CMP1)を予備として 8 個保持しており、
これを流用し配線を行うこと。配線により追
加が必要な場合には同等品を追加調達するこ
と。
ローゼット
注) ・支線と PC 端末など各機器を接続する線を接続
する。
・支線と各機器を接続する線を接続するローゼ
ットについては 6 口タイプとし、床下に配置
する。
スイッチングハブ
1台 ・日立電線 Apresia 3424GT-SS、または同等品
(フロアスイッチ用)
を調達すること。
光パッチパネル
2台 ・10 階サーバ室内ラック、11 階東内ラックに設
置すること。
・10 階サーバ室側は SC コネクタ付 24 心光パッ
チパネルとする。
・11 階東側は、SC コネクタ付 12 心光パッチパ
ネルとする。
2
SFP モジュール
4個 ・既存のコアスイッチ(AlaxalA AX3640-24SW×
2台)用に 1000BASE-SX-SFP を合計で2個準
備すること。(コアスイッチの設定変更も含
む。)
・新設するフロアスイッチ用に 1000BASE-SX-SFP
を2個用意すること。
ケーブル
注) ・本調達において必要となるケーブル類につい
ては、すべて調達の範囲内とする。
・光ケーブルは、GI50/125 の 12 芯ケーブルを
使用すること。
・幹線、及び支線 UTP ケーブルは、Cat6-4P(若
草色)を使用すること。なお、個別システム
接続用のケーブルについては、Cat6-4P(赤色)
を使用すること。
認証サーバ
1 台 ・総合機構内 LAN(共用 LAN システム)のネット
(RADIUS 認証サーバ)
ワークに接続する機器の認証を行う。
総合機構にて現在稼働している認証サーバ
(RADIUS 認証サーバ)の冗長化のために調
達 を 行 う た め 、 導 入 機 器 は Net'Attest
EPS-ST03 2K User とする。
・認証のための基本設定・既存機器との冗長化
のための設定を行うこと
注)システムを安定稼働させ、管理するための必要数を調達する。
(5) 調達・作業内容
① 新規フロア等へのLAN敷設等工事
・11階東、10階西、7階西LAN整備工事、LAN環境の導入において必要
となる機器(以下、
「機器等」という。)、本調達を行う上で必要となるケー
ブル類、認証サーバ(RADIUS認証サーバ)の調達。
② ラックのリプレイス等
・総合機構にて用意するラック(河村製PCV30-7015W)と 14 階西に既設の
ラック(河村製PCV35-7017W)とをリプレイスし、14 階西から取外したラッ
ク(河村製PCV35-7017W)を 11 階東へ設置する
③ LAN敷設工事に必要なスイッチングハブ等のラックマウント作業
(11 階東に設置するためのラック、エッジスイッチ用のスイッチングハブ
については総合機構にて準備。なお、ラック内の配線については、整線パ
ネルを用いて行うこと。)
④ LAN敷設工事完了後のネットワーク通信試験
⑤ ネットワーク機器、ラック等の搬入、耐震を考慮した据付、配線、調整、
3
⑥
⑦
⑧
およびこれらに必要な導入作業
機器等の設定が適切であることを証明するための導入テストの実施とその
結果の報告
認証サーバ(RADIUS認証サーバ)設置・基本設定、現在稼働している認証
サーバ(RADIUS認証サーバ)との冗長化設定、フェイルオーバーテストの
実施、ハードウェア保守(24 時間 365 日、平成 25 年 3 月 31 日まで)
本調達にて調達する操作説明書、導入手順書の作成・改訂
(6) 納入成果物及び期限
① 調達機器一式
搬入、据付(予定) 11階東
②
③
④
⑤
⑥
⑦
平成22年2月1日から
2月26日までの期間
10階西、7階西
平成22年3月1日から
3月19日までの期間
※他の工事(電源、電話等)及び引越日とのスケジュール調整後に作
業日を決定すること。
※10階西、7階西については、11階東工事完了・執務室の引越後
に行う事。
※騒音が発生する工事については土日で行うこと。またLAN敷設工
事を完了し通信テストが行える環境構築までを含む
検収予定日
平成22年2月26日及び3月19日(工事終了日)
システム機器一覧
平成22年3月31日
・製品カタログ等、製造メーカーが公に提供しているもの
・ハードウェア一覧、ソフトウェア一覧
・機器諸元のイメージ図
・機器設置に係る配線施工図等(ラック内搭載図を含む)
導入・構築体制図及び保守体制図(予定)
平成22年1月8日
導入機器設定書
平成22年3月31日
(導入機器のスペック一覧、設定項目をまとめた資料)
操作説明書及び運用説明書
平成22年3月31日
(導入機器に関してメーカー側が用意しているマニュアル・ユーザーガイ
ド類、運用操作説明書)
導入実施計画・報告書
平成22年3月31日
(「9 テスト要件定義」にその詳細を記載)
作業実施報告書
平成22年3月31日
(7) 検収条件等
① 支払契約形態
工事終了後に一括払い
② 納入場所
4
総合機構指定の場所
③ 検収条件
設置された機器等の数量がそろっていること及び導入テストに記載され
た事項をパスしていること(正当な理由がある場合は条件付パスを認める)、
及び「3(6)項」に定める納入成果物の納入が完了していることをもって検
収合格とする。但し、検収後に受注者の責による瑕疵が認められた場合、受
注者の責任及び負担において対処しなければならない。
④ 所有権等
本調達の範囲内で、第三者が権利を有する著作物または知的所有権等を利
用する場合は、受注者の責任において、その権利の使用に必要な費用の負担
及び使用許諾契約等に係る一切の手続を行わなければならない。
4
情報システムの要件
(1) 機能等要件
本業務において調達等する機器等の要件は以下のとおり。
<共通要件>
①設置場所
設置場所は総合機構内とする。なお、詳細な設置場所については、業務受託
後、総合機構と協議し取り決めること。
②ハードウェア要件
「3 作業の概要(4)情報システム化の範囲<導入機器一覧>に示す。
③ソフトウェア条件
なし
(2)
画面要件
なし
(3) 帳票要件
なし
(4) 情報・データ要件
なし
(5) 外部インターフェース要件
なし
5
規模・性能要件
(1) 規模要件
「8 情報システム稼動環境」を参照
(2) 性能要件
「8 情報システム稼動環境」を参照
5
6
信頼性等要件
(1) 信頼性要件
・ 機器等に使用するパーツ類については、メーカー保証品とする。
(2) 拡張性要件
なし
(3) 上位互換性要件
なし
(4) システム中立性要件
なし
(5) 事業継続性要件
なし
7
情報セキュリティ要件
受注者は、
「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準(第 2 版
)」
(2007
年 6 月 14 日、情報セキュリティ政策会議決定)に定めるほか、総合機構が定める
情報セキュリティの規定に基づき、対策を講じること。
8
情報システム稼動環境
下記(1)~(2)に関わる構成等は、「別紙図1.ネットワーク構成図」「別紙図2.
LAN 敷設先フロア図」のとおり。なお、これら別紙については、入札説明資料を受
け取りに来た業者にのみ、配布する。
(1) ハードウェア構成
(2) ネットワーク環境
(3) ソフトウェア環境
なし
(4) アクセシビリティ要件
なし
9
テスト要件定義
下記の項目を含むテストを実施するにあたって予めその計画書を作成して提出
し、総合機構職員の承認を得た上で実施し、その結果を報告書にまとめて提出しな
ければならない。
<LAN 敷設工事が適切であることを証明するためのテスト>
絶縁抵抗測定の実施、光ファイバーケーブル接続試験(損失測定)、パケット送
受信試験(Ping 試験)、UTP ケーブル伝送品質測定を行うこと。
6
<ハードウェア機器の導入が適切であることを証明するためのテスト>
ハードウェア機器について、契約書に定めた数量が備わっていること、その基本
動作が正常であること、瑕疵のないことを確認するための導入テストを行なわなけ
ればならない。そのテストは以下のテスト項目を含む。ただし、今回のために特別
にテストプログラムを作成する必要はなく、BIOS 内蔵機能、ROM に内蔵または付属
する自己診断プログラム等を実行して確認することでよい。
(1) 各機器に装備された CPU ユニット、コア、メモリ、ネットワークインターフェ
ース、ハードディスクが契約書に定めた数量を満たして認識されていることの
確認
(2) 各機器に装備されたメモリに初期欠陥がないことの確認
(3) 冗長化機器において、片方に異常が発生した場合にも、他方で正常な動作が継
続されることの確認
(4) すべてのネットワークインターフェースが導通することの確認
(5) 各機器において、必要となる機能が正常に動作していることの確認。
(確認範囲、確認方法については、別途協議を行うこと)
10 移行要件定義
(1) 移行に係る要件
なし
(2) 教育に係る要件
なし
11 運用要件定義
(1) 情報システムの操作・監視等要件
なし
(2) データ管理要件
なし
12 作業の体制及び方法
(1) 作業体制
・ 受注者は、業務受託後1週間以内に総合機構に対して作業体制を報告し、承
認を得て業務を進めること。
(2) 開発方法
なし
(3) 導入
・ 「9 テスト要件定義」に定める要件を満たすよう、導入作業を行うこと。
(4) 瑕疵担保責任
・ 「3 作業の概要」の(5)の①、②、⑦の各項目に対して、検収後 1 年以内に
受注者の責による瑕疵が認められた場合、受注者の責任及び負担において対処
7
しなければならない。
13
14
特記事項
① 守秘義務
受注者は、本業務中に知り得た総合機構の情報を他に漏らしてはならない。
特に、機密情報(総合機構より明確に機密と指定されて開示される情報で、公
には入手できない情報)については、別に『機密保持誓約』を締結し、これを
遵守しなければならない。
② 本稼動に向けての支援
LAN 敷設工事、ネットワーク機器の設置後に、執務室の引越を行い本稼動を
予定するが、総合機構から要請された場合、安定稼動するまで支援作業を実施
すること。
③ その他
本業務の実施にあたっては、総合機構担当者と十分な協議の上実施しなけ
ればならない。
窓口連絡先
独立行政法人
医薬品医療機器総合機構 情報化統括推進室
電話 : 03-3506-9485
e-mail: [email protected]
医薬品医療機器総合機構 情報化統括推進室
電話 : 03-3506-9485
e-mail: [email protected]
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今尾
飛知和
一隆
康史
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