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株式会社 有斐閣 - TeamFile
TeamFile 導 入 事 例 (印 刷 ・出 版 企 業 事 例 ) 株式会社 有斐閣 安全で待ち時間ゼロの入稿・出稿,時と場所を選ばない共同執筆が可能に 意外と知られていない電子化 現 在 の出 版 では本 来 の意 味 での“活 字 ”はまっ 有 斐 閣 のファイル転 送 たく姿 を消 しました。我 が社 でも 20 年 以 上 前 か ・利 用 単 位 45 グループ ら段 々と活 版 印 刷 から移 行 し,今 では全 ての書 ・利 用 者 数 115 人 (社 員 35 人 ・社 外 80 人 ) 籍 ,雑 誌 が電 子 組 版 となっています。著 者 や印 刷 所 とのやり とりも電 子 化 され,原 稿 の 入 手 ,印 ・利 用 環 境 Win/MacOS9/X 混 在 刷 所 への入 稿 も添 付 ファイルや FD に変 わって ・交 換 回 数 (平 均 ) きました。その後 ,やりとりするデータが大 容 量 化 ・交 換 データ量 (最 大 ) 130 回 /月 3GB(月 ) し,MO や CD-R,DVD-R と変 わってきています。 でも,人 の行 き来 が必 要 でした。我 が社 の看 板 商 品 「六 法 全 書 」は,日 本 の現 行 法 令 の1割 強 の1千 法 令 を収 めた約 6,000 頁 の書 籍 です。印 刷 に 50 日 を要 し,毎 日 多 くの法 令 を校 了 にしなければなりません。し かし,出 力 した校 正 紙 を人 が運 んで来 るのを待 つ時 間 がありました。書 籍 の表 紙 や広 告 のデザインの場 合 にも,人 が届 ける行 為 が介 在 します。このような行 為 は作 業 の効 率 が悪 く,関 係 者 の負 担 も非 常 に高 く なっていました。 情報格差 どの出 版 物 もそうですが,いろいろな協 力 者 の方 なしでは本 は出 版 できません。しかし,我 が社 も含 めて,協 力 者 の方 すべ てがコンピュータの知 識 をもっていないのが現 状 です。すべ て の 書 籍 が デ ー タ 化 さ れ た 今 日 で は , デー タを如 何 に 早 く , 簡 単 に交 換 できるかは非 常 に重 要 でした。協 力 者 全 員 が 足 並 みを揃 え,情 報 格 差 をなくすことは今 後 の我 が社 にとっ ても非常に重要なファクターであると考えています。 TeamFile の直 感 的 な仕 組 み は , こ の 点 に 関 し て 非 常 に 優 れていると思 いました。 TeamFile 上 で共 同 作 成 して刊 行 した ロースクール国 際 私 法 ・国 際 民 事 訴 訟 法 (下 図 参 照 ) たかがファイル転送,されどファイル転送 広 範 囲 に活 動 を行 っていただいている方 々を無 理 な教 育 無 く利 用 可 能 なものにしてくれたことに関 しては TeamFile の仕 組 みは受 け入 れやすいものでした。メールもそうですが,我 社 の仕 事 は外 部 の協 力 者 か らのデータ入 稿 から始 まります。 たかがファイル転 送 ではありません。我 が社 にとっては非 常 に重 要 な位 置 づけになっています。 TeamFile のもう一 つの便 利 さは,メール監 視 の機 能 があることです。「登 録 」「取 得 」などのアクセスが あったときに,メールが配 信 される仕 組 みは,「FTP サーバに上 げました」などの連 絡 を別 にする必 要 もなく 便 利 です。これまではメールにファイルを添 付 して送 付 することが多 かったのですが,添 付 する前 に送 信 ボ タンを押 してしまったという経 験 は誰 にもあります。そしてあわてて再 送 したり,場 合 によっては「添 付 ファイ ルがありません」と返 信 メールが来 てしまったりします。その点 TeamFile はフォルダに入 れる感 覚 でファ イルを登 録 すると関 係 者 (グループ登 録 者 )に自 動 的 にメールが送 信 されるので,そういったミスは生 じよ うがありません。メールに添 付 して送 る作 業 と比 較 して,わずかなことですが時 間 的 にも節 約 されます。そし て,この時 間 は積 もり積 もって大 きなものとなっています。 使うたびにわかる経済的効果 TeamFile を利 用 し始 めて2年 経 ちますが,大 きな問 題 もなく快 適 に利 用 しています。 最 近 では我 が社 のインフラとして定 着 し,書 籍 ・雑 誌 の入 稿 ・出 稿 作 業 は当 然 のこと,新 刊 案 内 の制 作 プ ロセス,書 籍 の装 幀 ・デザイン関 係 のデータ交 換 ,我 が社 の電 子 製 品 ――法 律 学 ・経 済 学 ・心 理 学 の電 子 辞 典 ,ジュリスト・判 例 百 選 DVD,重 要 判 例 検 索 サービスシステム Vpass(Web サイト),法 律 用 語 変 換 辞 書 etc の制 作 における関 係 会 社 とのデータ交 換 にも大 いに利 用 しています。さまざまな業 務 がデータ 交 換 を TeamFile に置 き換 えたことによる,我 が社 の経 済 的 効 果 は算 出 すると郵 送 料 や交 通 費 ,CD-R の作 成 費 等 の直 接 費 で約 100 万 円 /年 になりました。さらに,データ受 渡 しのための時 間 (CD-Rを焼 く, 人 が移 動 する等 )やデータ到 着 の待 機 のためだけに時 間 を費 やしていた時 間 がすべてほかのクリエイティ ブな作 業 に向 ける時 間 へとシフトしていることを考 えると,直 接 的 な費 用 削 減 以 上 にはるかに大 きな効 果 があったと思 います。さらに人 がものを持 ち歩 かなくても済 むというデータ交 換 の安 全 性 も,経 済 的 効 果 以 上 に大 きなものがあると言 えます。 ロースクール国 際 私 法 ・国 際 民 事 訴 訟 法 B5 変 型 402 頁 ,5040 円 (05 年 4 月 刊 ) 11 人 の異 なる法 科 大 学 院 の教 官 が共 同 執 筆 。35 ユニットからなる本 文 について,初 校 (レヴェル1)から 校 了 (レヴェル4)まで,執 筆 内 容 の確 認 ・調 整 を TeamFile 上 でファイルを共 有 管 理 して行 い刊 行 した。 時 と場 所 を選 ばす,マイコンピュータにまさにファイルがあるかのように,互 いに簡 単 に他 の 執 筆 者 の原 稿 を確 認 できることから,海 外 留 学 中 でもストレスなく執 筆 していただき,スムーズな刊 行 につながった。 メールや郵 送 を全 て TeamFile でのデータ共 有 へ 北海道大学 東北大学 京都大学 早稲田大学 熊本大学 学習院大学 香川大学 慶應義塾大学 同志社大学 立教大学 ロースクール国際私法・国際民事訴訟に関わった先生方の大学 概略図 TeamFile グループフォルダ Level Level2 Level3 印刷所 原 稿 アップ・閲 覧 ・調 整 ・修 正 /再 調 整 ・再 修 正 ゲラ(PDF) ダウンロード・印 刷 ・校 正 執筆者 編集部 1887 年 創 立 の社 会 科 学 書 ・人 文 科 学 書 の専 門 出 版 社 。六 法 全 書 をはじめとする法 律 書 のほか, 大 学 の講 義 用 テキストを主 体 に法 律 ・経 済 ・政 治 ・社 会 学 ・心 理 学 などの分 野 で年 間 200 点 ほど の書 籍 を発 行 している。役 員 ・社 員 計 103 人 。年 商 47 億 円 (2005 年 ),本 社 ・千 代 田 区 神 田 神 保 町 。他 に雑 誌 編 集 部 ・文 京 区 本 郷 (東 大 前 ),京 都 支 店 ・京 都 市 左 京 区 田 中 門 前 町 (京 大 前 )が ある。 お問 合 せ: コンピュータ・ハイテック株 式 会 社 〒110-0015 東 京 都 台 東 区 東 上 野 3-18-7 Phone: 03-3839-9807 / fax: 03-3839-5432 E-mail: [email protected] / http://www.teamfile.com 記 載 されている製 品 名 は各 社 の登 録 商 標 です。 http://www.yuhikaku.co.jp/