Comments
Description
Transcript
一 般 質 問
一 般 質 問 質問 新築住宅工事にかかる 助成拡大を 町長 制 度 拡 充 は 難 し い 昨年度の住宅リフォーム助成制度は、 件で1億1690万円になり、町 内限定の商品券で経済活性化につながっている。 本年度の建築確認申請の総件数は 件で内 新築住宅の件数は 件だが、帯広などのハウ 73 29 本年度の町内建築業者による受注件数は、 月末現在で 件中7件である。新築に対す 答弁 村瀨町長 また、住宅リフォーム助成制度を新築住宅 工事にも拡充すべきでは。 本年度の住宅新築工事にかかる地元建築業 者の受注件数は何件か。 スメーカーが非常に目立つ状況である。 21 12月定例会では、5人 議員が定例議会で町長など執行機関の考え方について、 報告や説明を求めたり、疑問をただすことです。 の議員が一般質問を行い とから、町外のハウスメーカーになぜ依頼が 多いのか分析し、きめ細かい対応やサポート 体制など町内企業の自助努力、そして商工会 がそれらをどう認識し、対応していくかが重 要と考えている。 制度の拡充は難しいが、実施するなら一番 効果の上がる方法について商工会と今後協議 していく。 6 広尾町議会だより №172 ※一括質問方式・一問一答方式 一括質問方式は、議員が質問項目すべてを一括して質問し、その後、理事者(町長など)がそ の質問項目について、一括して答弁を行う。それに対し、一問一答方式は1つの質問項目ご とに理事者から答弁を行う。 議員 前崎 茂 る町民ニーズが多種多様になってきているこ 21 広尾サンタランドマスコットキャラクター 議会だよりでは、内容を要約して掲載しています。 ま え ざ き 11 ました。 一般質問とは・・・ 広尾町議会では1回目は一括質問方式、2回目以降は ※ 一問一答方式となっています。 ※ 「さーたちゃん」 町内業者の新築受注件数は約1/3程度 ま え ざ き 質問 北海道の最低賃金は 円 引 き 上 げ ら れ、 一 方、町 の 臨 時 職 員 の 賃 金 は、平成 年度から引き上げ の引き上げとなった。 なり、平成 年度から ・8% 本年 月から時給748円と 14 20 消費税増税は先送りでなく、 地方の財源確保を国に強く求める 撤回・中止を求めるべきでは 町長 また、特老ホームなどの調 理員、介護員、準職員の退職 いると認識されているか。8%でも悲鳴が聞 質問 厚労省は、増税延期でも社会保障制度の見 直しを進めるというが、財源確保がない見切 るべきでは。プレミアム商品券販売について 員化については難しい状況に 討中なので、臨時職員の正職 老人ホーム、特老は今後民 間委託など業務のあり方を検 条件の改善にも取り組んでいる。 保障制度にも影響が及ぶと予測され、今後の された場合、税収を財源に想定していた社会 安定化にあてるとされているが、増税が延期 き上げに伴う増収分は全て社会保障の充実と 消費税 %になった場合、約6400万円 程度の歳出増加が見込まれる。消費税率の引 消費税増税の影響で、町民の生活は厳しさ が増したと認識している。 答弁 村瀨町長 り発車になるのでは。増税は撤回中止を求め 臨時職員賃金は職員給料の 状況を勘案して改定している。 年度 検討されているか。 上昇等も考慮し、平成 から2%程度の引き上げを予 定 し て い る。ま た、休 暇 の 拡 ある。正職員採用の際は一般 充や通勤手当の支給など労働 公募を原則とし、選考試験で 10 プレミアム商品券は緊急措置的な経済対策 であり、厳しい財政状況の中での実施は難しい。 いく。 消費税8%の影響は、町民のくらし、 につながらないよう、国に対して強く求めて 後の正職員が補充されていな こえるなか、安倍首相は、 %への増税は先 業者の経営にどのようにあらわれて いが、臨時職員を正職員化し、 送りするが必ず実施すると言っている。 %になればどれだけの自治体負担増とな るか。 10 職員給与引き上げや最低賃金 答弁 村瀨町長 を図るべきでは。 入所者が安心できる環境改善 改善を図るべきでは。 ていないが、引き上げ等待遇 20 議員 旗手恵子 状況を見守っていく。 次のページも「一般質問・臨時会」 「避難路・政策転換・医療費助成」 10 採用していく。 消費税増税は1年半延期されたが て は た 10 27 来年度の賃金引き上げを検討 町長 10 また、地方の財源縮小や住民サービス低下 広尾町議会だより 2015年3月1日 7 議員 前崎 茂 臨時職員の待遇改善を図るべきでは 老朽化する 避難路の対策は 次年度に改修を実施する 内会からも要望があるので状況を確 町長 東日本大震災以降、本町も 質問 住民目線に立った 福祉的政策への転換を 住民生活と経済の両面に しっかり目を向けていく の増加に取り組み、町の活性化を図っ 町長 ていく。 年度に開催するマラソン大会に は、多くの町民が関わって大会を成 実質賃金指数 か月連続の 功させ、その力を次のまちづくりに 認し、次年度に実施する。冬期間の 子育て世代・高齢者と全ての階層で 生かしていくという目的もある。 積極的に防災対策に取り組 弱者が増大している。また地方創生 減や四半期連続のマイナス 町の地形は傾斜地が多く災害発生時 とは名ばかりで地域消滅が現実味を 質問 には、傾斜地に数か所ある避難路ま 帯び、厳しい地方の疲弊が顕著である。 除雪は、町内会と協議をしながら進 たは、避難階段を通って高台の安全 成長に加え格差社会が進み、若者・ なところまで避難することになる。 東日本大震災以降、行政には現実 的な福祉政策への転換が求められて めていきたい。 老朽化した避難路は、路盤などの 傷みが激しく、更に近年高齢化も進 いるように思う。 できる部分にもしっかり目を向けな 心がけている。町民が安心して生活 災などバランスのとれた行政運営を まちづくり推進総合計画に基づき、 産業振興や子育て、福祉、教育、防 答弁 村瀨町長 か疑問が残るのでは。 過性の事業は住民目線に立ったもの み 手 す り な ど も 必 要 と な っ て い る。 及び冬期間の除雪についての考えは。 答弁 村瀨町長 東日本大震災以降、防災対策は本 町の喫緊の課題として取り組んでい る。防災行政無線のデジタル化、潮 位監視カメラの設置、避難所の耐震 改修、避難階段の新設、自主防災組 織の設立支援、職員の招集・避難訓 練などを実施している。 がら、経済対策も実施していく。各 イベントを実施することで交流人口 イベント開催で町の活性化を図る 今後の老朽化した避難路などの対策 んでおり、避難訓練の実施や自主防 議員 小田雅二 費用が増額傾向の町の毎年の花火 大会や新規のマラソン大会などの一 災組織の設立など行っているが、本 だ お 議員 浜頭 勝 避 難 路 の 老 朽 化 対 策 に つ い て は、 日常の生活道路としての補修など町 避難路の改修を実施 16 はま がしら 27 8 広尾町議会だより №172 質問 歳まで助成拡大する 医療費も全額無料に して子どもを産み育てる事ができる 町長 完全無料化を実施 子育て世代から要望の多い 環境づくりに向けて、子育て負担軽 減を進めていく。 「医療費無料の対象年齢を 歳まで拡大すべき」と何度も一般 質問してきた。その実現が行政報告 で明らかにされたことは、厳しい財 専決処分の承認(補正予算) した。 (内訳は別表) 給与の増額改定等に伴い、一般 会計ほか9会計の予算を補正しま 給与改定に伴う補正予算 た。 る職員の通勤手当も増額されまし 第3回 臨 時 会 平成 年第3回臨時会が 月 日に開かれ、特別職・職員の給与 条例、議員報酬条例の改正や補正 予算、専決処分について審議。い ずれも原案どおり可決し、閉会し ました。 特別職・職員・議員の 給与を引き上げ 人事院勧告に基づき、職員の給 料 月 額 を 平 均 0・3 % 引 き 上 げ ま 月 日執行の衆議院議員総選 挙にかかる予算724万1千円に 簡易水道事業特別会計 9923万円 10万円 増 下水道事業特別会計 5億355万円 14万円 増 国保事業勘定特別会計 11億9747万円 49万円 増 介護保険特別会計 7億271万円 16万円 増 介護サービス事業特別会計 2億6153万円 175万円 増 政状況にあって、慎重に財源確保を 画策された結果であり、町長が掲げ した。また、特別職・職員・議員 広尾町議会だより 2015年3月1日 る「安心して生み育てる事のできる 増 ついての専決処分を承認しました。 (1万円未満切り捨て) の期末・勤勉手当支給率を0・ 子育て支援をさらに推進(写真:ブックスタート事業) 子育て支援策」として実効性が高い 15万円 増 か 月 分 引 き 上 げ て、年 間 4・1 か 3040万円 月分としたほか、自動車を使用す 港湾管理特別会計 2億5544万円 と評価する。 減 関係条例の改正にあたっては、現 行 と 同 様 に 所 得 制 限、月 額 上 限 額、 増 15 7万円 一 部 負 担 な ど の 給 付 条 件 を 設 け ず、 次のページは 「委員会所管事務調査」 全額無料にすべき。 答弁 村瀨町長 平成 年4月から子どもたちの疾 病の早期診断と治療を促進し、子育 て世帯の負担軽減を図り、子育て支 援、人口減少対策としての定住促進 を推進するため、医療費の全額助成 40万円 28 議員 の対象年齢を満 歳まで拡大する。 増 11 一般会計 79億8860万円 ※専決処分 議会が議決または決定すべき事項を、地方公共団体の長が地方自治法の規定に基づき、議 会の議決・決定の前に自ら処理すること。 9 ※増減なし 26 11 28 4万円 水道事業会計 収益的収入 1億6085万円 収益的支出 1億1916万円 資本的支出 3億5570万円 し 所得制限や自己負担など給付条件 を設けず完全無料化を実施し、安心 平成26年度 補正予算の内訳 14 15 15 ※ 国保病院事業会計 収益的収入・支出 9億1500万円 27 12 む ら 志村國昭 15