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第9号 平成17年
かのや男女共同参画にゅうす 〈タイトル〉 男らしく女らしくといった性別にとらわれることなく、ひとりの人間として 同じステージ(高さ)で、共に歩む(生きる)ことをイメージして います。紙の緑色は、バランス・調和等を表しています。 回覧 発行:男女共同参画推進室 平成 17 年(2005)2月第9号 ・ ・ かのや男女共同参画プラン 基本目標Ⅴ「男女共同参画の視点で拓く地球社会への貢献」 重点項目2 男女共同参画による地球環境保全活動への取り組みの推進 鹿屋市では平成 14 年3月「かのや男女共同参画プラン」を策定し、地域一体となった資 源・環境問題の取り組みを推進しています。 市民の自主的活動によりごみ分別に取り組んでいる笠之原町の「考える人の会」会長 田 中満江さんを取材しました。 (手作りの立看板) Q 会長 「考える人の会」を発足したきっかけは何でしたか? 常日頃、自分で地域に役立つことは何かないかと考えて いた。 鹿屋市がごみ分別に取り組んでいる今、自分もこれに取り 組み笠之原町を鹿屋市で1番きれいなまちにしたいと、最初 3人に声をかけたのがきっかけです。 2ヶ月経った頃には、100 人(女性 90 人、男性 10 人)の人 が参加するようになりました。 Q 会長 取り組みの方法はどのようにされましたか? 町内のごみステーション 15 ヶ所を5グループに分け、 各ステーションに班長を置きました。 夏は、午前 6:00∼午前 8:00 まで、冬は午前 6:30 ∼午前 8:00 まで当番を割り振り指導しました。 Q ごみ分別指導をした成果は? 会長 指導を始めてから7ヶ月経ちますが、今 では決められた日に決められた物を「きち っ」と守れるようになりました。 何よりも地域で「できる人ができるこ と」をすれば、地域も活気づき、地域の人 との会話も弾むようになりました。 今後は、ごみ問題だけでなく、いろいろ な町づくりに挑戦したいです。 取材した日は、めずらしく鹿屋市に も雪が降る寒い朝でした。それでも、 各ステーションには当番の方が分別指 導をされていました。地域のボランテ ィア活動はますます輝きそうです。 /取材:男女共同参画推進室 (ごみ分別指導の様子) 報告 ◇◆◇男女でつくる市民参画のまち◇ わたし あなた 「女と男 ともに生き・学ぶ 21 世紀」 ∼男女共同参画社会のさらなる実現に向けて∼ 目的 「鹿屋市の各団体等の活動を知ることで共通認識を持ち、またチャレンジしている人の事 例を聞くことで参加者が自ら力をつけるための機運を高める」 去る、平成 17 年1月 23 日(日)、鹿屋市農業研修センターにて、 「平成 16 年度かのや男女共 同参画社会づくりフォーラム」を開催いたしました。各種団体等から約 100 名の方が参加され、 好評の内に終了いたしました。 地域で活動されている 10 団体等の方々がそ れぞれの活動内容を発表しました。 ・鹿屋市更生保護女性会 (中村ユウ子氏) ・ 保護司会 鹿屋支部 (前之原辰雄 氏) ・ 鹿屋市食生活改善推進連絡協議会 (浅井ミヨ 氏) ・ つどいKANOYA (末弘京子 氏) ○各種団体活動発表○ 団体パネル展示 ・ 鹿屋市生活研究グループ (白坂和子 氏) かのや男女共同参画社会づくりフォーラムに 先駆け、市役所壁画前にて、12 団体等のパネ ル、写真等の展示を行いました。 ・ 鹿屋市生活改善加工班 (池畑洋子 氏) ・ 鹿屋市老人クラブ連合会 女性委員会 (今福ミツエ 氏) ・ 鹿屋市中央生活学校 (浅井ミヨ 氏) ・ 鹿屋市母子寡婦福祉会 (川内みより 氏) ・ JA鹿児島きもつき 女性部 (松原月子 氏) 鹿屋支部 ○パネル展示○ ○コーディネーター○ 「あなたもチャレンジしてみませんか!!」 今こそ、レッツ・チャレンジ 「一人の力では限界がある」 鹿児島大学 教育学部 教授 武 隈 晃 氏 ・ネットワークを広めることが 必要であり、地域でどんな課題 をみつけていけば良いか考え てみることが大切であるとまとめられま した。 ○シンポジスト○ シンポジウムにおける5人の事例発表 の要点をまとめてみました。 「地球の汚染は、足元から」 ○シンポジウム風景○ 考える人の会 会長 田 中 満 江 氏 ・自分達の地域で、できることは 何かと考え、ごみ分別指導で環 境問題に前向きに取り組んでい ます。 「かあちゃんたちの元気は、地域の活気!」 吾平町 かあちゃんたちの店 副会長 園屋敷 スミ子 氏 ・出資者 31 人で「かあちゃんたち の店」を立ち上げ、毎週土・日曜 日に営業しています。売上金の一 部を地域に還元し、地域の活気に つながっています。 「更生保護女性と婦人団体との連携」 鹿児島県更生保護婦人会連盟 会長 (有明町更生保護女性会 会長) 吉 利 スミ子 氏 ・青少年の健やかな成長を願い 学校の門前で声掛け・あいさ つ運動をしたり、父親学級と の交流会等をしています。 「『男女共同参画』のクラブづくりと 女性リーダーの育成」 鹿児島県老人クラブ連合会女性委員会 委員長 (鹿屋市老人クラブ連合会女性委員会 委員長) 重 薗 淑 子氏 ・ 鹿屋市の中学校区毎に女性委員会 をつくり女性委員長を中心に自主 企画・自主運営をすることで人材 育成・人材発掘につなげ、女性の参画促進をした。 高齢者の孤独化、孤立化を防止する「友愛活動」 も展開しています。 「行政と市民の対等な関係の創造」 鹿屋市男女共同参画推進会議 会長 吉 野 千代子 氏 ・行政と市民の対等な関係で、 女性の各団体がネットワークを つくり「女性のネット会議」な るものを構成し、相互協力して いけたら良いと思う。 男女共同参画 ∼ 皆さんの活動を応援します!! ∼ 活 動 報 告 ・男女共同参画の促進に向けて研究・活動を行 い、一定の要件(下表参照)を満たす団体に ついて、団体届の受け付けをしています。 ・団体届を承認された団体は、勤労婦人センタ ー、青少年ホーム、農業研修センターの研修 室など月3回を限度に無料で利用できます。 ◎ 団体届について ◎ 所定の届出書に、①団体の規約又は会則 ②会員名簿 ③年間活動計画書を添付して 男女共同参画推進室に提出してください。 1年更新です。 (要件) 1.規約又は会則を定めていること。 2.定期的に活動を行っており、且つ、公 益性・公共性を伴うこと。 3.営利活動又は特定の宗教若しくは政党 を支持する活動を目的としないこと 男女共同参画を一人でも多くの方に理解していた だくために、様々な分野の方を対象に男女共同参 画研修会を実施いたしました。 実 施 日 9月 27 日(月) 10 月 15 日(金) 11 月 18 日(火) 11 月 19 日(金) 11 月 25 日(木) 11 月 25 日(木) 11 月 29 日(月) 12 月 22 日(水) 2月 2日(水) ◎ 対 象 西原台小学校 教職員 鹿屋市役所職員・市議会議員 保育園保育士・幼稚園教諭 鹿屋女子高等学校 教職員 大隅肝属地区消防組合 職員 九州電力㈱鹿屋営業所 職員 古江小学校 教職員 鹿屋女子高等学校 学生 漁業協同組合 女性部組合員 研修会風景 ◎ ビデオ教材の貸出しをいたします! 1.貸出期間 2.貸出本数 3.申込み先 原則2週間以内 1 回につき3本以内 市民学習推進課 【貸出用ビデオ教材一覧】 No 時間 /分 ビ デ オ 教 材 名 1 ドメスティックバイオレンス 家庭内における女性と子どもへの影響 25 2 学校からはじまる男女平等への道 ジェンダー・フリー 37 3 21 世紀はみんなが主役 男女共同参画社会基本法のあらまし 23 4 女性が太陽になるとき ∼男女共同参画を進めるために∼ 26 5 根絶!夫からの暴力 あなたは悩んでいませんか? 27 6 地域こぞって子育てを! 薬丸裕英が聞く樋口先生の育児支援ガイド 7 cheer up! あなたを応援します ∼いつでもどこでも誰でもチャレンジ∼ 8 (改訂版)根絶!夫からの暴力 あなたは悩んでいませんか? ’04 大隅肝属地区消防組合 講師:鹿屋体育大学 助教授 萩 裕美子氏 鹿屋市立鹿屋女子高等学校 講師:第一工業大学 教授 石田尾 博夫氏 28 40 30 《問い合わせ先》 〒893−0013 鹿屋市札元1丁目 21−7 TEL41−2533 FAX31−1176 市民学習推進課(男女共同参画推進室)