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フランス公法最近文献覚え書き
Title Author(s) Citation Issue Date フランス公法最近文献覚え書き 深瀬, 忠一; 中村, 睦男 北大法学論集, 26(4): 175-190 1976-03-29 DOI Doc URL http://hdl.handle.net/2115/16200 Right Type bulletin Additional Information File Information 26(4)_p175-190.pdf Instructions for use Hokkaido University Collection of Scholarly and Academic Papers : HUSCAP 村瀬 陸忠 男 フランス公法最近文献を、取教えず、簡単に紹介・批評しておこ フランス公法最近文献の通観 西欧とくにフランスの政治体制について 身を委ねているか﹂は、現代西欧民主制における大統領ないし首 閉山 なお、一九七五年には、二月にパリ大学E教授J・ロベール氏 相の君主的支配の逆説的実態の類型的分析として、デュヴェルジ 叫 一 2Las-nEE2Z 号ロ再三 ι2 OHm- 司自2. c gユ ピ ﹃ ﹃ Cロ グ U3・日∞ム旬・﹁共和的君主制、もしくは諸民主制か如何に王達に 一 を北大法学部に迎え、講演・研究会三回、一一月には同大学教授 ェ憲法・政治学の特色を大胆に集約した著書であり、示唆に富む。 である。 た誤解もあるかもしれない。同学諸兄の教一不をたまわりうれば幸 ュRYEgg号与芯弘吉rrszpctn-ヨ p h g ロロ耳元号 ( ヨE 円 JO 重な知識・示唆をえた。その成果についても、記録しておくことと ﹁﹀三九六六年、 J・ロベール教授および M・デュヴヱルジェ JJ4F 教授を迎えた際の講演等の記録は、本誌一七巻三号参照、 中深 公法最 近文献覚え書き ス 一九七五年中に筆者が阪を通すことのできた ン う。この覚え書きの趣旨は、前回へ北大法学論集二五巻)と全く 戸四号一四九頁以下﹂ 同じであるが、網羅的・体系的概観には至らず、脱漏があり、ま 前年に引き続き、 まえおき フ 1 ]料 " フ R ・ドラゴ教授を迎えて二回の講演・研究会を行ない、新鮮・貴 北法 2 6 ( 4・ 1 7 5 ) 7 6 5 :;資" 3as 前著﹁ヤヌス、西欧の二つの顔﹂へ駄遣嬉詔吉駅ト M 訳、木鐸社、一九七五年九月刊、あり。戸司戸︼ ・ ・ω 宗 門 UZcom欄に、 W55(]・l F・)の全面的批 la印印P 吉 制初)に統き、一九七三年九月チリ lのクーデターによるアジェ ぃ、例外だという。 毛 ナ Huy--リ ミ テ しかし、この君主制も制限君主制であり、選挙と政党と議会に より君主権力は制限される。現代議会の機能は、立法・財政の法 的限界を画定し、政府を統制し、市民の諸要求を表明すること に、限られるようになってきた。 そして、現代西欧の三つの君主制類型を、アメリカ的大統領君 主制、イギリス的新議会君主制、フランス的半大統領君主制に分 類し、検討する。 そのような動向をふまえ、フランス自体の政治制度運用の規則 まず、﹁共和的君主制﹂を次のように限定的に定義する。﹁一人 り、大統領万能・﹁支配された議会﹂の実態があるのだから、今後 果、先行共和制における政府の不安定・弱体性は今日亡霊とな としての憲法装置の検討に立ち入る。王としての大統領と首相・ の人聞が白からの家中に統治権を集中的に保持するが、その統治 考うべきことは、議会ではなく大統領・政府権力の制限であり、 f r M取鮭⋮、)が、ててルジェは本書において、その用語を軸 権は、真に民主的な過程すなわち自由で競走的な選挙によって、 憲法上の議会権力制限規定を緩和し(綿一時斗が結仙一服院 大臣達との関係、および議会が主人か奴隷かを間い直す。その結 受けかつ喪失するような制度﹂、と。これと類似の古い君主例とし し、議員の発言時聞を与野党半分づ)、録法裁判所にそれらを確保 つとし、調査委員会設立を認める等﹂ さらに、王が議会の政党状況次第で変身するという、今日のプ て、ワシントン、ナポレオン、ジスレリを挙げ、現代の君主例と 現代共和的君主制形成の心理的・経済的・国家機構的理由を述べ ランス憲政実態上の核心部分に分析を加える。もし、議会で規律 させる方向が望ましい改正方向だとする。 る。商欧的大国中、イタリアと日本だけが、共和的君主をもたな して、ドゴ lル、プラント、パルム、ヒ lス、ニクソンを挙げ、 として現代西欧諸民主制の一般的動向と機能の実態を分析する。 Lfp 閥、現代の立法、岩波書底 いたことには、筆者も注目して、こへ深瀬、議会制民主主義の展 いしドゴ lル体制の性格づけとして、一 O余年前既に使用されて ﹁共和的君主制﹂という逆説的用語が、現代イギリスの首相な 憲法・政治学に新たな展望を与える問題提起の書ともいえよう。 の前の時点で、広汎な読者を対象とした、半ば一勝蒙蓄であるが、 吋 ヱ ンデ政権の崩壊直後、一九七四年ポンピドウの急死と大統領選挙 F 和 十 資 l ; t 法2 6 ( 4・ 1 7 6 ) 7 6 6 フランス公法最近文献覚え書き 議会に結束した多数与党が無いか、反対党ないし左翼連合が多数 対・執行権の古典的分立観念は、実態に合わなくなった。もし、 ぅ、﹁多数・対・反対﹂という権力分立が現実に機能し、立法権・ 官的権力﹂として﹁阻止権﹂を持ち、選挙民にアピールするとい 権(﹁国家の権力﹂と呼んだ方がいい)を掌渥、反対党は﹁護民 ある多数党が存在する場合、それに支持された王は執行・立法丙 りも、よりよく民主制を体現しえた、と結ぶ。 統領の任務を死守し、軍事クーデターを支持した議会の多数派よ じて政府権力を奪取した。チリのアジェンデは直接公選による大 ことは、再考を要する。ヒットラーは大統領になれず、議会を通 を民主制の保護者とし、執行権から独裁制の危険が来ると教えた 化)によっておびやかされるように思える。自由主義理論が議会 の政治体制の将来は、反対派よりも体制支持派(のファッショ ルール実行の怠士心なくして解決できることではないが、フランス マジヨリテオ.ホジシオン 1ル ・ ト リ ピ ユ ニ ジ ヤ ン プゲワ I N ・ デ タ プ ゲ ワ しうる可能性を検討するこの部分は極めて興味深い。袋小路に追 議席を占めた場合、大統領は屈従するか辞職するか、様々の予想 本書は、そのように近い将来の大統領選挙を予測した啓蒙・実 践の書であるが、憲法政治学の基礎理論として、その観察や分析命 メディアトウ 1 F い込まれ、暴力・クーデター・独裁制に走ることを警戒。 さいごに、王と人民との関係について仲介者逮に注目、壬個人 として基本的に正しいと筆者も考えるし、示唆される点が少なく フ ォ ン ダ マ ン タ 戸 マ ン ・ ゾ ユ ス ト ヱ グ ザ クV のカ何・声望で支配する君主制と、自律性ある政党・連合・小集 題は﹁基本的に正当﹂ないし﹁正確﹂と F ・ゴゲルにより-評され N明 J ω ・ 可 -w一 ヘH・ 一 山 吋 一 山 ・ J い る ﹁ 0・プ司・-N ωl芯ととおり、巨視的動向の現実的把握 区別、左翼連合に支持されたミッテランが大統領となれば、後者 ない。デュヴェルジェ憲法政治学の本領である政党論を基軸とし 団の組織により支持・統制される集団指導的・制度的君主制とを に近づくとし、同連合の共同綱領の重要性と社共の分裂の愚を強 結論として、フランス第五共和制の政治の進化は、議会におけ 的である。最近のフランスでは、大統領を﹁玉﹂と呼ぶ論説が目 吋アペ直接公選の大統領こシド強い信頼をおく伎の見解が印象 t ω ω ω 一日月ゅう出辻: hJU る従順な多数党の存在によって支えられてきたが、大統領と議会 ﹃同︾・︿古口由。ロ l句。三少戸伶部内円。伸弘己円♀シ につく { Hhy 向。邑巾志EJ ∞ l 王宮口︿-一勾白)力、本書の論 北法2 6 ( 4・ 1 7 7 )7 6 7 HIH⋮月九九日 た政治制度類型論をふまえ ( 多数派が基本的に相対立するに至れば重大な危機となり、憲法は 調と無関係ではあるまい。なお、本書は、わが国における天皇制 ・﹄ 解決の制度装置を充分備えていない。結局衡に当る人々の民主的 調 料 と民主制をめぐる﹁君主制﹂﹁共和制﹂論議のあり方にも、新たな 仏 血 門 ・ 一 回 吋 一 山 ・ 々琴線な批判キ、革命とは異る現代的改良・変化を指導する権力 の思想が語られている。三-C口。己BtgwFF向。邑めまE- 二 光りを与えうるのではあるまいか。 骨口8 J す ﹃ ・ C D E 舟 百 円 かm ジスカールニアスタン大統領下(﹃宮司ロ仏ぬまE-UNB白二回吋・ 印) わらみ 225ω 円 H O P - 一回目・白石・﹁襲と突﹂は、左翼連合指導者ミッテラ 円 ンが書いた、新聞・社会党誌掲載および未公表の時論・随怨を、 一宮5 2ωロ 品 ( 司BD32)・ H白 L 百 三02-o 四 35・nvgEACP の一九七五年の政治生活の総括は、ヴィアンソン・ポンテの優れた 豆、,ヨコ勾印w mE珍舟-よロ庄内R55PZζcz今 まE L lご自︿一∞吋由 喜申 r o m - 5 仏E h d? hZ耳 PZ2gw ﹄ ( リ7F3pzoc 0 r m w 口 山 ・ ︿ 一一孔自︿・)が 参考になる。また、一九七五年に出版され た次の二 一九七一年九月から一九七四年五月大統領選終了時まで、年月順 円 著が、権力側ナンバー3 および反政府連合ナンバーーの生きた思 にまとめたものである。﹁二つのフランス﹂のうち、権力と反対の J 想と人間を知るため、好文献だと思われる。 側からの見方、批判、指針およびミッテランの人聞を知るため、 参考になる。なおミッテランには、この緩前著 H h g 毛島、盟主 一nF一)唱。。ロE-s-onr田口問内ヨヨグ 2EZC円句。己主057Ff豆 m EミoF-dv己﹃チ一回吋山、吋印 Mち・﹁変化を導く。権力にかんする随 ℃耳目gSPECP 一回目印・がある。 フランス政治制度の最近の諸傾向 丹(﹄ 。 口 弘ω 5 0O crq ω25m)・F2件 ロ円。聞広円。三宮内山口芯悶Ezm ℃E 山 岡 pE32・は、北大法学部で一九七五年二月一九日に行なったスタ 、hソ7 2 勺 J フ・セミナーでの講演であり、明快な総括とジスカール・デスタ まず、一九五六年憲法の改正による執行権強化・議会の抑制装 ン大統領政権の新傾向がわかり有益であった{筆者排酌﹂ 。 〆 衝撃に対する権力のあり方、権力の新しい諸原則ないし﹁解放さ レピユプリ れた社会に向って﹂、諮っている。ミッテランは敗けてばかりの過 去の人物、マルクス主義は時代遅れ、自主管理は官僚制になる等 躍を概観、ドゴ l ルとポンピドウ大統領下の制度の実態が、﹁統領 ク・コングユ ν 1ぐ一九五八l こ 九 六 二l J 命的共和里ご九六二年)から﹁選挙君主制﹂(一九七四年。 大統領選挙、権力をめぐる実際的・理論的諸問題、未来からの も、彼自身の個人的見解であり、公的な政府の意見ではない。 向。邑ゆまE JJ らみた権力﹂論(紹介円h y l一一﹂ロ山口一回吋印﹄ ともいえよう。もっと 戸 印l 2?roH9あ ヘ 円 ﹃ ・ ]mcゲ csiE ?J { } の 、 対 話 録 でユ ∞Y 2・3る 3。h﹁ 権 力 か f r ζgFM 相、独立共和派党首で、現政権第三の人物であるポニアトウスキ 想﹂は、ジスカール・デスタン大統領選挙の総帥であり、現内 資 1 ヒ 援2 6 ( 4・ . 1 7 8 ) 1 6 8 フランス公法最近文献覚え書き gF l fは30・ )、大統領支持の多数と議会における多数が対立 J M F え -MNOZ円デ問、ω 玄ogRY広三和町三︿ J に移行したとし、この制 戸ゆ玄 吋 J 包括又・ 3N 度にどんなリスクがあるかを、大統領と首相の衝突(弘行 げ する場合に分けて、検討。 ついで、ジスカール・デスタン大統領選出後の政治制度の変化 が、同大統領の個性と彼を支持する政治勢力の変化によって惹起 されてきたと、分析。大統領の憲法の考え方は、人民全体の(と 耕一一一一語主)書記長に選ばれ、ポエアトウスキィ内相が がUDR( . m o J J 独立共和派書記長に再選され、与党中二大党派を背景に﹁三頭制﹂ 言 明 ず ユ ・ Fゆ ぜ25dB 同 で﹂の J ともいえる現象がみられる(首相 F 。冨g L 。e D℃・門戸 と内相との衝突はかなり屡々みられるといえよう。 。 例えば、 Z25-og25克己一 ι$85グ ヨ -吋 U 印﹂ さいごに、政党状況の変化であり、多数派内の最大政党である ﹃ UDRは、大統領選における党固有の候補者シヤパン・デルマス nh .C口 口品。珂 CZ2 スvy--J ︿5 53 、 の敗北で痛手を受け、 J - ク 5 一F 切C }白 両 Lω7 Yg ・ 包 gE23 が再結束をはかつているとはいえ、同党の相当数の旧指導者(ザ レ 、 y ヤレ βhnhaレ、〆 ζ ' F J Jl ノ U ノι くに不遇な境遇にある人々の)福利のため﹁博愛﹂を重視する ﹁人民的共和国﹂構想であり、また、議院剣形態を存続しつつも 与えられず、大統領の諸改革には賛成しかねるものがあり、相当 レピユプリク f.ヒユレ I F 大統領制への傾向を強化しようという﹁議院制的大統領主義﹂ σJ }もよかろ 数の党員は裏切られたとすら思っている(洞境問的情峨恥VFM 結局、このようなフランス政治体制の将来はどうなるのか。政 産党の反発が原因だろう。 を糾弾しはじめた。社会党が党勢を伸してきたことに対する、共 なく、最近の印象では、共産党が突如社会党に対し共同綱領軽視 ろう。反対党陣営においても、社会・共産両党の連合は完全では J や守 }、 は実質的に離党した。独立共和派は、 シャバ γ ・アルマス坐 大統領選で勝ったとはいえ、その後期待した地位を国家権力内で dC 宮 SF二 三 口 一 ﹂ ぅ。また、そのような共和制をより﹁人間的﹂ならしめる﹁変化﹂ 恥紘一一語階)。中道諸派は分裂している(閥幹問問峨錯都道) 古 一 σEOコ ﹁ 河crtゲ匂み己LgthLFE 伶宮町} を推進する諸改革として、既に実現されたもの(械川時哨一笠↑ が、多数派中の第三勢力として合向、しようとしているが難かしか U3 w鋭利積一刀吋物語一齢 雌一群仁一明日山内)と作業中のもの(一同町梢一 一山崎畑伊鉱山崎耕一蜘⋮段w⋮肝耕一耕一一謹一一川一時挙法の)を紹介 制r p ヘただし前掲ヴィアンソン・ポンテ論説一九七五年によれば、多 F は改革実現せず。実現されたものとしては、離婚法、パリの く 新しい規則、六O才定年制、手工業改善策。仏-PJ 向。ロ仏ゆ印 l一一﹄巳口一回吋山、 包巾ヨタ FonE2 問 。 ヨ 叩 ロ デ Fop さらに、新しい政治的事態として、大統領のほか、シヲク首相 北法 2 6 ( 4・ 1 7 9 ) 7 6 9 料 同将軍の憲法構想が、前大戦のフランス解放前から練られ、第 究である。、ドゴlルおよび彼の名を屡々冠せられる第五共和制策 四共和制時代の反省を経て明確化され、第五共和制憲法制定にあ 権﹁交替﹂が導入されるのか。大統領選で僅少差で敗れた左翼連 互に分離させ、極左・極右を切りすてて、白からの傘下に右翼穏 法研究のため不可欠の重要文献の一つであるといえる。 健派から左翼穏健派に至る大幅な多数派を集めようとするであろ たって適用され、同大統領、が政治の実際の試練にあってどのよう 合がいずれ権力を獲るであろうか:::。現政権は、社共両党を相 ぅ。それは社会民主主義ないし自由主義的家族の再結集という旧 にそれを展開したかを、詳細実証的に論じている。別に資料集が 同 とも憲法史的意義以上に、将来に向うフランス固有の憲法構想に フランスが産んだ偉大な英雄の残映を追うものであろうか。それ 本警は、旧いゴ i リスムが衰退しつつある最近の傾向の中で、 ある(雌)。 い夢であるのだが。 なお、同教授の講演﹁フランスの大学改革とその実績一(二月二 E L O -Emo 0 光を与えるものであろうか ・ 司 ∞ 吋 lll ﹁E 二ω・ 三 5ロ︽宮 ) w 己ロ巾口巾ユ巳ロ巾正常常一ω(UCDaH同 。巾門司問。-(﹄凶ロ﹄ロ2 u -エリオの憲法思想﹂は、第三共和制的政治家の憲法思想を理解 口品。 -ωωCH ゲ ロ ロ ロω一 V E r F n m w Z C 回 吋 印 口H 司DZ︿c-FF 行政学について するための示唆的論文。 ︽貯の -pro-UH--u立場品目一司・﹁ドゴ l ル将軍の憲法構想﹂ E一 w一 広 口 の め 防 門 戸EE-ωω口 UBmo( o-ELY(UC口 口 ゆ 司toロ﹃Eロ喝包括ハr もとに、ドゴ l ル の 憲 法 構 想 の 全 貌 を 整 理 分 析 集 成 し た 本 格 的 研 息子が、父から提供された側近・内部・未刊情報を含めた資料を 一九七五年一一月二八日に行なわれた講演であり、その内容の要 astd- ﹁フランスにおける行政学の考え方﹂は、北大法学部で 山 閉 は、同将軍の忠実な部下であり首相であったミシェル・ドプレの 口 伶 ] 一2 仏ロ四品ロb 巳ω B 口市﹃芯(﹂25lFG ﹀・戸2 丘公協同口口問件一件ロ立 D口 照)している。 エノデル、議院制と大統領制の間のフランス(深瀬訳)、ジ く検討7 リスト哩一面五五七号、一九七四年四月一日号一O 九 頁 参 し、大統領制的要素をさらに強化しようという動きについて詳し 統領の任期についての省察﹂は、現行七年を五ないし四年に短縮 ・ ug﹄口山口(﹄2=l富田口。γHNb﹃}巾同一 O口師団己円 FL5b巾牛己 53L 仲 白 口 仲 町 一 y・ 5 ・山一∞戸司・一 ω山由I 一ω∞山・﹁大 買 O 日実施叫については、本誌二六巻一号九Ol九一頁参照。 資 北法 2 6 ( 4・ 1 8 0 ) 7 7 0 間柑(~~ 1)ω引 い Jや 恩 納 兵 判 断 材 脚 本 州 a d m i n i s t r a t i v e,Coll .d e smementosD a l l叫 榊~C- 12 榊伴樹尉 Jν1~ ,...Jド ~~O @補1 懲 ! 紅 葉 . l J . J 立 。 ν , 90. l J . J い @欄恕制緩.lJ.-Jいさま'魁4曜}県 0. B i b l i o g r a p h i ed el af o n c t i o np u b l i q u e,s o u sd i r e ct .H.P u g e t, Drago C R o l a n d ),S c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e,Cours d eD r o i t, 1 9 7 5,2e d . . Gournay,2v o l s .,1 9 6 , 1 1 9 6 7 . r e f a c e,T r a i t ed es c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e, Vedel ( G e o r g e s ),p . l Mouton,1 9 6 6 . o u v r a g ec o l, C o l i n,1 9 6 6 . Gournay ~B.) , K e s s l e r( J . F . )e tJ . Siwek-Pouydesseau. A d m i n i s t r a t i o np u b l i q u e,P . U. F .,Themis,1 9 6 7 . 付 加l i n o t( J . ) , Hommes e ta d m i n i s t r a t i o n,Gauthier-Vi l Ia r s, 枕叫 * 事*話再哀 J1 2必t{l: ' ; ! , . . , . l J , ; : .. , Q ヒ古語1仲居E駅 0 1-2づ~0 p 肘h 活 6 釦 由 n 向 伽 om畠 e 問 n eh山u l 汀叩 1 m a 叩i n Revue A d m i n i s t r a t i v e 冶ど術主主に揺が槌や喝の )J. l J : ' ; ! l i @ 泉 。 L'a d m i n i s t r a t i o np u b l i q u e .R e c .d e st e x t e s, Coll .U., S ci e n c e @総乞!と童話1小品Jj l1 ゃ 0+<w~穏 *12 令駁4眠時。 C a t h e r i n e( R . ) , L af o n c t i o np u b l i q u e,1 9 6 6 . 挺将 C h e v a l l i e rC J . )e tLoschak( D . ),I n t r o d u c t i o na l as c i e n c e G r e g o i r e ~R.), La f o n c t i o np u b l i q u e,1 9 5 4 . サ﹀U N * J0令〈経.lJ.-Jν。 ω 「鍵剣吉.a l e i 悩 : 1 t il 信 2e d .,1 9 7 2 I 欄4 骨名占士 t { l0 a d m i n i s t r a t i v e,C o l i n,1 9 7 1 . t D 仙 c h,( C . ),S c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e,D a l l叫 1 ' ¥ )J0 同援活話網 1~ 叶必ロ理者冷 ~c--' 一hh( ∞ 一 護 1968 露 P i(V. A. dι L'Admir帥 at 若 Coll .L ' A d m i n i s t r a t i o nn o u v e l l e,1 9 6 8 1 ト B u l l e t i ns i g n a l e t i q u et r i m e s t r i e ld eS c i e n c eA d m i n i s t r a t i v e, ( C .E .R .S . A.) C . N. R . S,1 9 7 1ー. Derochc(H.),L e smythesa d m i n i s t r a t i f s,P . U. F .,1 9 6 6 . 吋 B i b l i o g r a p h i ed el as c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e,s o u sd i r e c t . R. Drago,1 9 7 1,C . N. R .S . Gournay ( B . ), I n t r o d u c t i o na l a s c i e n c e a d m i n i s t r a t i v e, 内 1 9 4 8 . B i b l i o g r a p h i ed eI ' a d m i n i s t r a t i o nf r a n 9 a i s e,s o u sd i r e c t .B . 味 o 遅刻叶 0 .,9Ç,:.jl:-J掛ー乞墜 ~~QÈ←.lJ O 仰 1 9 7 4 Long (M.)e tB 1anc ( L . ) , L'economied el af o n c t i o np u b l i - minis~rative , 1 9 7 0 . V a l e n t i n,L ' a c t i o na d m i n i s t r a t i v ed a n sl av i er u r a l e,1 9 6 2 . ed e st e c h n o c r a t e s,1 9 7 3 . Thonig,L屯r Ber n a r d( P . ),Leg r a n dt o u r n a n td e s communes de F r a n c e, P a p p a l a r d o( J . ) , Etudes o c i o l o g i q u edup e r s o n n e ld ' u nc e n t閃 .U. s c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e,1 9 6 9 . Coll de t r i( d e sP . T. T.),1 9 6 9 . Lav e r s i n( ] .d e ),L'amenagementdut e r r i t o i r ee tl ar e g i o - 9 7 0 n a l i s a t i o n,1 C o n s e i Jd ' E t a t1 9 65 -1966,C. E .,Etudee tDocuments1 9 6 7; cf .Groshens( ] . C.),D r o i ta d m i n i s t r a t i fe ts c i e n c e admie v . Adm. 1 9 6 7,p . 657e ts . n i s t r a t i v e senF r a n c e,R .D r:;ö 4~1!小~l長 +:J Drago( R . ) , Etude r e J a t i v e aux d e c i s i o n sr e n d u e sp a rl e Qゃ く 竜 王 。 C r o z i e r(M.),Lephenom 在n eb u r e a u c r a t i q u e,1 9 6 3 . 1 e s 1967-1968,E t .Doc., s u rT r i b u n a la ε l m i n i s t r a t i f' d eV e r s a il 1 9 6 8 . o n c t i o na d m i n i s t r a t i v ec o n t e n t i e u 記. G j i d a r a (V. M.),La f 氏t u d ed es c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e,1 9 7 2 . C a t h e r i n e( R . )e tThui 1 1i e r (G.),l n t r o d u c t i o nau n ephi ¥o- aI ' a d m i n i s t r a t i o nf r a n 9 a i s e ?,1 9 7 5 . C r o z i e r,ouv C r o z i e r,Pour une s o c i o l o g i ed el ' a d m i n i s t r a t i o np u b l i q u e, R .F .S .P .,1 9 5 6,p .7 5 0e ts . . U.,S c i e n c eA d m i n i s t r a t i v e, s o p h i edel ' a d m i n i s t r a t i o n,Coll 1 9 6 9 . ' a d m i n i s t r 百t i o nv u ep a rl e ss i e n se tpard ' a u t r e s, Soudet ( P . ),L 1 9 6 0 . Meynaud( J . ) , Lesg r o u p e sd ' i n t e r e te tI ' a d m i n i s t r a t i o n en .F .S .P .,1 9 5 7,p .5 7 3e ts . F r a n c e,R r e a t i o nd e sd i r e c t i o n s 'd e p a r t e Thoenige tF r i e d b e r g, La c C a t h e r i n ee t Thuil Ji e r,S c i e n c ea d m i n i s t r a t i v e;c o n s c i e n c ee t p o u v o i r,1 9 7 4 . u r 誕祭糾 JQさ 告+ : 0 B a r a t i n (H. L . )e tGuesdon(M. J . ) , O r g a n i s a t i o ne t me- 9 7 1 . t h o d e sd a n sl ' a d m i n i s t r a t i o np u b l i q u e,1 訓崎将 N∞ て 寸 ) 由N que,1 9 6 9 . 史 民 mer 1 t a l e sde l 'Eq uipement,phenomenesde. c o r p se tr e f o r m ead- 刊 に ︹ 互 主 プランス公法最近文献覚え書き ・ ∞ 吋 cgま 舟 宮 ZFtor--ミミl- ω 0・ -9両 7 日 なお、プランマハ行政学の古典的文献として挙げられたものは。 zno-E舟 帽 ﹀ 邑BEEEZDロ宮ゲ-25 g Eロ( ( u r日-oωlvg P E口一宮ωL、 回 ∞ 一 日 ・ UN 合同・一∞印口 J ヘ SZユ(のニ宮同門)・玄DOZEω門︼ヨ 5Z昨日巴SF M ∞ 一・ 印 m D L R I P ω 口司02﹀・円山宮内山何回白LEE-弘司首己︿2・一生・ ︿右目ロ(﹀]伺H ∞ 品 印 咽 Cロ ECロ C20(CY ﹀‘司︿=片口(一吋∞中l 丹 ロσロ ( 門 町 ・2 ﹃ -∞印品)・円U N) 今後の論争の成行きが注目される。 w -吋一凶・、、 司 ・ ︺ 1hpo-吋 U E宮内-5(﹀﹀ ヘなお、スフェーズ教授の社会科学について、ぇ・( 円 、.)wC口同﹃ω守昨日牛巾}ω︽山内同H 角 川 S円UFP一、晶円。ロ D 戸内円切除 Nへ M E己 ヨ5 555-0・m - 出 ω・ ア ロ0・ J。 。ω己巳ヨ ω=(開NBZγ E n p 唱。=2・ ω口︽日 σロ吊mZ533、-口 ・ 句 品 u u u 可 印 ,内 町 冨 ロ 円 。 一 日 、H } E E一回丹EZ︿ r 巾 巾 一X 0・司ユロロ巾丹(︾ロ CE︿ q 句呂田田( 開 ﹃ω h行政的エ‘リ lト﹂は、高級官僚の政治的役割についての、包括的・体系的・ 一 句 phpAO同 y ﹁フランスにおける政治権力と官僚制 実証的研究である。アメリカでは﹁開拓的﹂と評されるが、フラ ンスでもこれだけのまとまった研究はみあたらず、フランス行政 、 H r l句。戸︿仏o ω芸 m m R W C u m m J ω 、E 学者の厳しい批判にもかかわらず L -一 回 吋 F F p一 一 山 田U 位 ] 、 血 丹 戸 川 } ぬ 仏 、EWEr品 -℃ E一 ω己門(︾ユ吉岡﹃ク丹}︼市川凶O ロ。昌三OE(}向。ロミγ 戸内司Cロ ︿D可。L252門司白骨子一回 -N- ω印ω)、有益な重要文献である。 fJ5・N¥33・℃・忠一l・ 円 山gtF司 t D w d百 }rm仲間品ロ念。-p-U5・ 昨 ﹃p 明白山吉-ハ図。ロコ﹀ w﹀ι ヨ5F切 , ロ﹀・γ H ﹀55 O口問(﹄ GT Z 何 己C旬何回=﹀︽HBEFaaz再 開E0・ 同 件 3 ι ロ円。件。ロ CESBHq 司58--U吋ω・呂田宮・﹁ヨーロッパにおける 4 四百一貝)に﹁官僚制﹂について記し 以上は、前回(←刊誌町百 たところを、大きく補充するものである。筆者は一九六八年渡仏 行政的エリート﹂が、参照されてよかろう。 公法一般 ﹂ ・﹁マルセル・ワリ u l ヌ献 u 伊豆民主 4zzpro cmozrecFSErfcy白色gmmmC2 M--U 吋デ∞印∞ 泰斗である同教授に五七名の第一級公法学者が寄稿している。同 塁 論 文 集 、 裁 判 官 と 公 法 ﹂ は 、 フ ラ γス 公 法 学 と く に 行 政 法 学 の ド・の・ 0・]﹂?プゲ ﹃﹃ E N A研 究 に 際 し 、 ド ラ ゴ 教 授 ら の 法 学 的 行 政 学 と グ ル ネ l教団以 fAAf らの政治一社)学的行政学の傾向の違いを感じていたが、新進ス 、 目 フェーズ教 授のドラゴ教授ら伝統的・法学的アプローチに対する ﹁社会学・政治学的実態を重視するアプローチからの﹂真正面か 占 u m u J d日込山 J混同hu らの批判もあり(汗自信将一一一 s - ワリ I ヌ教授のドラゴ教授支持の立場からの反批判あり。同州・ J ' ヲ ωο 今本誌二五巻四号一五五!一六三頁﹂ プ一回吋ω U・同 v ・ 北法2 6 ( 4・ 1 8 3 ) 7 7 3 料 教授についての短評 (Mデ)、同教授自身の業績目録にはじまり、 諸論文が取扱う領域は、比較法および外国法、税法、国際公法 で、旧訳にこだわらず、今後は窟法院に一定することにした。 勾 lNミ・﹁二年を -吋 U印 " 司 -M 内 ω 2 0 口氏︿FBEYCEEZ2LoES;EPZFZ ﹄ E B Fロ即日昨日ZFB 一目印・E F lEロ 経たメディアトウ lル﹂が、高級行政官の立場から、この新制度 (4結局)および公法一般(御三時一γ一一況一用紙、)にわたってい る。各論文は平均約一五頁の短篇であるが、今日的重要問題を検 の実績を検討している。 経済的訴訟の増大、﹁自由主義的国務院﹂から﹁干渉主義的国務 セミナーでの講演である。 メカニズム﹂は、ドラゴ教授の北大法学部一一月二九日スタフ・ 、白色 BEH込町白色D口 臥 円ODOE-AEO ﹁経済行政に対する裁判的統制の 向臥 UE向。(問。}gewP B22HMopnoE5rτ ユ丘nzgz-E 経済行政法について 討し、優れた洞察を含む論稿が多く、現代フランス公法(慨制的) 研究のため貴重な示唆に富み、全体として壮観である。 phnq包括乙 ﹄ロユ的問︾門口LOD 円。一 33・ lG印?﹁憲 旬 ・ 50吋 F c s c C H n﹀伶伸明白︿己目ロF 刷y v F}片岡︾ハド 右35河口 a fω 町 ・23・が従来の憲法院重要判決を知るた 院﹂に移行した判例の傾向、経済的干渉主義は共通法に抵触する 要因を多く含むが、裁判官は合法性のコントロールを通じて次第 に裁判統制を拡げる傾向にあること、を国務院諸判決にそくして ①国務院は、経済的諸概念を法律的誇概念に転化して判、決しつつ 体系的に解明。 gx 宮rrn あり(浦雄江古川はそ)、今日では、﹁一般的経済法﹂ι 結論として、次の二点に最近の動向を要約。 対応もよい簡潔な訳語(輔諮問市蹴枕一想以鴻合、) で あ る の 一ぴ)ように思うが、野田良之教授編﹁フランス判例百選﹂Oh m -翫)で憲法院と訳されて以来定着の傾向にあり、国務院との した。この訳も捨て難いよさがある(駐お域消均崎怖いれ一刊紙 関としての実体を表わすため憲法審査院と改訳(が計ノ一軌一ト一ト) 憲法評議会(ザ炉州以和一月)と訳したが、その後、違憲審査機 い O口証言三8 なお、の8 3ご 5F の訳語について、筆者は、当初 め便利である。 。agtztcロロ巾 E F -司共著の円hmmgE2 な丘ω52EhcEE一 法院の判例﹂が、引き続き紹介・検討されている。 92E205。 e s m U -ア 5 ・ 印 咽 資 北 法2 6 ( 4・ 1 8 4 ) 7 7 4 フランス公法最近文献覚え書き 合0 ヨ55mbロbE-が生れつつあるといえる。それら法律的概念 2 0 が明確化されれば、裁判官は、経済的分野における多くの﹁法的 諸要件﹂が明らかになり、裁判統制の範囲を拡大することになろ う。②経済行政における行政庁の裁量権の範囲は拡大してきたと いわれるが、むしろ、国務院の経済的事案に対する判決において は、﹁裁量権の後退のしるし﹂がみられる。明白な誤謬 2布日 EFa司および行政庁に要求される正当性立証責任の法理によ ヨ 丹 ﹃ DEω の審査を拡大する傾向があるからである、と指 り、動機 B 邑2 見円息苦ユ 語へこの講演のもとになる論文。﹀ω32ニロBE 抗ニヱロ間内邑E5MmEzrcF B一王﹄号品口80555があるよ フランスにおいては、経済法23 の発建が行政法(学)に比べ て遅れているといわれるが、右動向は参照しうるところがあるの 清いは日刊逮)、奥 (J ではあるまいか。同教授は、わが国の薬事法違憲判決に対し﹁経 済干渉主義の限界﹂をあらわすものとして 也 イ --o t u wふれ hrζcコ舟一回血E 戸 肢の・﹂ Sロ 2 ・33・ ZMN︽ ミヨ号夕日印晃司昨J F222己 CZ25R-p-吋口司︿・∞ フランスにおける人権の現状 ︼ 円、、再丹民同 ℃ J Ncg ユ (F222)" r -﹄ロゆ仏ぬロ 22 F2zm E 。-ι2一 FEE- ﹁フランスにおける基本的人権の現状﹂は、ロベール教授 の、北大法学部スタフ・セミナー(一九七五年}および京都日仏 二一月二一日、 関西学館(一一回目)での講演であり、明快に現況と新傾向を説 明 。 まず)現行人権保障の法文(糊喫,益田一♂'ゴか一がいい耕一同 冊一問叫す)とそれらの法的拘束力について述べ、人権保障が、法 律によるハに対する﹀保障、行政に対する保障、裁判所の前での 保障の三次元にわたることが解明、人権保障の実際を論ずる。 個人的自由・人身の自由について、それが実際上侵害されてい る事例(齢制か何研一間滞伽齢一時十時一)、および私生活の侵害(組問一 朝一躍隣町一院船一伎町位、)、について述べ、それらに対し一九七O 年七月一七日法律(籍回官版伽)や検討中の措置を紹介。精神的 カ国をめざし、また通常戦力の近代化政策をとりつつあること、 ては、ドゴ lル路線をつぎ、これに若干修正を加え、第三の核戦 由として、結社の自由の保護へ一九七一年憲法でおよび集団行動 戸院判決を説明﹂ 人の差別という三つの領域の微妙な問題を解説。さらに集団的自 自由について、表現留保義務(報錦、)、新聞・放送 (mmi これに対し核への疑惑や対独潜在敵国視についての疑問も目につ 北法 2 6 ( 4・1 8 5 ) 7 7 5 味を示していた。 の ﹁ジスカール・デスタン大統領のフランスの国防政策﹂につい そ アンチ・方ツソ l w に対する規制としての﹁反致損者﹂法律に言及。 r さいごに、右伝統的自由のほか、今日、新しい諸権利(駐繭輪 i 惇 繍 一 理 詰 時制 一戦)が問題になりつつあること、フランス 匂 N OH h 、o ζc-尋問伊豆五戸百♂ロ 0・NU 恥広一回目・℃-一 ωω│一 rts 8 戸t ・ t oロ凶}巾円一命 芯 円 。=gL25広広三5 E Y Dロ巳自♂日間 巾 丹 市 門 口 白 ︿ ロ ロ B・ A--U吋品唱℃-Uω│豆町﹁回中角栄から三木 F OB宮 CF 同行 ル教授のダイナミックな分析がみられ参考になる。日本誌聞が読め 武夫へ﹂および﹁日本の諸制度の最近の進化﹂は、知日家ロベー ﹃ 。 人は自由の意識(糊蹴識)が強くわずかの侵害にも敏感に反発す ることが、 フランスをして﹁自由の国﹂たらしめている、 a - 円品開 羽田 同り・ ム沼田︾・﹁アジアにおける諸政治制度﹂は、アジア 全体の諸国の比較憲法的概説書として、開拓的な文献といえよ 1 J M品EMF-∞ F E O ) c -芹5522M ﹀ 己 タ 可-C- なくても、ル・モンド誌等の情報だけで、基本的問題点を把握す Dロ CLF同F n m凶 門 戸 円 いて概観したうえ、全面的行政手続法典ないし法案をもっ国々を 四つに分類(①オ l ストリャ、スイス、酒独、②アメリカ、//ルヴェ l、スウェーデン、母ポーランド、チエコス ロヴアキア、ユーゴスラヴィア、ブ)および部分的に法律化され ルカリア、④スペイン、ギリシア、﹂ ている国々(刈妹、エ同一酢一敗ダ、)につき、各国ごとに短いコメン 吋 ﹀ ZKFFhrp 吋ω r m c富男HLロ ω25ω)切りm 穴mr5F 、 UC 芯 ( 同 りE=己 防 ) 噌 Hhom ぷ。質疑応答・討論も活凝であった。本講演をもふまえ、一九七 ︿ ゆEZ20 庇一松一昨)ので、 比 F 一蹴﹂﹁略体的)参照されたい。 比較ないし外国公法 三宮内﹃(CE 予 同 YEa-AZ℃・﹁行政手続の法臭化に向 凶 甘 円 。 円 恥 ︽ 山 口 叶 内 M - る限光は鋭い。 と 五年秋の公佳子会( u w b v wス)で、中村墾宗行なわれた(恥蝕 結 トをつけ法文を仏訳している。フランスにおいて類書のみあたら ユ(﹄ ねテ l マについての参考文献として注目される。 p v H 況において、木書は概括的とはいえ、 一つの試論として氏重な示 わが国、アメリカにも、この種アジア比較憲法体系警が無い状 説、最後に国家的統合・連邦制の問題を検討している。 の分割﹂状況を、独裁下の中国大陸、南北朝鮮、日本に分けて解 産国(ヴヱトナム、一フォペオランダ遺産国ヘインドペ /戸、ヵン-ホ、ジア﹄/、不シア、 産国(白川リ)に分類して概観(計れ都諸宝、﹁極東 れか壮一旬月刊行⋮一一一一戸川 hhvhl 口和作一酎一針作)フランス遺 ヘインド、パキスタン、 東南アジアを、イギリスの遺産継 承ン国 ィシ エ /バ グ{ ラデ ュ、七イ う 、 って﹂は、行政手続を法曲開化することの重要性・得失・実畿につ 邑E-=-aEttP ‘ HYC ロ r- 料 資 ;j t法~26(4 ・ 186)776 プランス公法最近文献覚え書き 唆を含む。 ﹄ 容が詳しくなっている。第六版の﹁序文﹂で、ジッケルおよびジ への決定的な貢献は残っている。本体系警ならびに一九七一年お エラ l ル教授は、﹁アンドレ・オ lリュウは今は亡いが、その憲法 よび一九七四年に﹃公法・政治学雑誌﹄に発表した論文におい o 。。み(目γγ 、円ロ含牛、mzoc丘、rzrMM.C・HY二勾ヂ一Mm司﹁今 て、彼は基本的部分について憲法学を新しくした。我々が皆負っ 日のインド﹂は、基礎的データーが収録されており、便利 江畔広三cp mFr虫目。四ω己臥 LQ2 ・戸3F C ωロ5cmmι。Fω口。品pncロω 司悶 OE、﹃叶CロprcFM5TM 切 ているオ lリュウの発見は無数である。すなわち、主要なものの 回 50﹃広︽山内宮古﹃2mpωgnrrc-24・一回目'﹁スウェーデン憲法的法 みあげても、古典的憲法と現代の挑戦、自由の科学的基礎、政治 m仏山間ψF2色目EnngmFCロ HN品川四一向自作口丹色cmr 律の改正﹂は‘英文もあり、一九七四年憲法改正についての解説 第五共和制憲法制定資料につレて 同 ) ぬσ内角川(]R51rcEm)・円、向山内Cロaxztcz︽山内 ゼ芯pnnrgFnz-00ずみ-Hν・C-HJ り 33 ω ・ 合唱・ -B︿ 。河内山間Errs号Y は、昨年度紹介した(北大法学論集二五巻四号二ハ一一一良)。 なお、 A ・オ 1リュウのスフェーズ教授と共著の体系書について の関連づけなど、わが国の憲法学にも示唆するところが大きい。 展途上国まで含めた比較憲法的視野や経済発展水準と憲法構造と ウ憲法学の位置づけを行なっているが、社会主義国のみならず発 することなく高度発展社会(の分析﹀である﹂として、オ l リュ 機構と経済発展水準との連関、さらには機構的な面をおろそかに ︹以上、 F) -正文を掲せている。 憲法体系害について ユCZハ﹀Z丸円臥)・。守︽主命一(し﹃22)えの弘一回三︿同︾えロnmY03 ユ 日 山 内 M C 神戸 小 A島 MEG=・一回吋印・一一一山N℃・ 3 5 Etcコロ均一己百三広三一cE円5-一三宮2・hdιECEζ由三円}Ml ヨ出立。=・∞, 一九六六年に初版が出された故 A ・オ Iリ ュ ウ の 憲 法 体 系 書 は、生前第五版まで版を重ねていた。本書第六版は、死後弟子の ジッケルハパリ第十大学)教授およびジヱラ l ル(ル 1 ア ン 大 教授によって改訂されている。ジエラ 1 ル教授が社会主義国 第五共和制憲法制定にあたってのドゴlルの指一不、ミッシェル J の部分を担当し、残りの部分はジツケル教授が担当している。第 -トブレによって起草された種々の草案、閣議での議論など未公 学 一販は八二六頁であったのが、第六版では一、一五二頁になり内 6 ( 4・ 1 87 )7 7 7 北法 2 割を果したミッシェル・ドブレの序文とともに、本書は第五共和 刊の資料を含めた憲法制定の資料集である。憲法制定に大きな役 めぐる法理論が検討されている。 格、許可の賦与および拒否の形式、許可の効果について、許可を わき司}(見 GEe-CBm自称2502口伝?︿20F-Era-B り o ' Z 豆 t o 経g. 社会 玄 B *- L量 円山 ( デ 制憲法の研究に貴重な資料として利用できるものである。 ・同 刷 C J 否認-由民司A、 ハ ﹃rbE2va W J4E 5FHI FFQEDnFmγ ﹃ロω色合同仲間052宮rzg 25D35ι ・ EaFcpHJ284EFaEロ凹芯ロ l広広三巴gwg-rntsAC包括E 志 よ宮 基本的人権について r一 D丹}︼品川︽山口m L m M 2p∞- 口剛山一︿ w m 角川]命 度目‘ 丹 ι 七宮 は、許可制が最大限に使用されることが明らかにされている。第 状が明らかにされている。第三部﹁諸外国における新聞﹂では、 び経常、ジャーナリスト、定期刊行物、ラジオおよびテレビの現 は、フランスにおける新聞の法体制、広告、新開企業の集中およ レピの歴史が扱われている。第二部﹁フランスにおける新聞﹂で いる。第一部﹁新聞、昨日から明日へ﹂では、新聞、ラジオ、テ び社会学的側面から扱うものである。全体は四部から構成されて ける新聞、ラジオ、テレビを、歴史学的、法学的、経済学的およ 前書﹁新聞と視聴覚報道手段﹂は、フランスおよび諸外国にお ス・メディアに関する全体像を知るのに有益な体系議である。 設されたが、ここに掲げた二書は、主として学生に向けられたマ QK3332-22ω 舟]よと25ぇ3る の コ l ス が 創 大 学 片品﹃出向。 -v 年 品E Fa自己︿め司みとω乞ゆえ] 2 FZZ(HV5﹃耳γ F . α P M02EECロωg 2・ ν H 、 . . . / 司 二二 E 3 子 司己﹃一五ロ 九三 報道学土 科三 学 5 会 2 r 巾 ユω 恥 ロ円♀仲間︼戸HEMP 件 。 対 ︿ 口 ・ ﹁ の ロ ﹄ J 一一山︺ロナ 晶司 ω ﹁事前の行政許可と基本的人権﹂は、自由と正面から衝突する ものであるが、実際上各種の人権に対して加えられている行政上 の許可制の問題に取り組み、人権法の一般理論を樹立しようと試 みた優れた内容の博士論文である。全体は三部に分かれている。 第一部﹁事前の許可の概念﹂では、種々の用語で表現されている 事前の許可の概念が明らかにされている。第二部﹁事前の許可の 領域﹂では、対象となる人権の種類によって許可制の適用のしか たが異なるところから、人身の自由および精神的自由のような個 人的人格の諸白自については、許可制が最小限にしか使用されな コ o 三部﹁事前の許可の一般理論試論﹂では、事前の許可の基本的性 いこと、﹁山,品業の自由﹂や所有権のような経済的自由権について - 巳 料 資 ~t法26(4 ・ J 8 8 ) 7 7 8 フランス公法最近文献覚え書き ﹁テレビジョン、権力および金﹂は、一元フラγス国営テレビ局 。 凶 一g m wロロ!?払︿可-一回吋ω・二 O-y 中華人民共和国、ソビエトという七ヶ国の新聞、ラジオ、テレビ かに番組における商業主義と報道におけあ権威主義を生み出して 副ディレクターによって書かれたもので、フランスのテレビがい アメリカ合衆国、イギリス、イタリー、ドイツ連邦共和国、日本、 の状態が紹介されている。ちなみに、日本については、一四頁さ いるかということを告発したものである。 かれている。第四部﹁︿マス・メディアV の影響﹂では、マス・ メディアの社会的、政治的な影響の問題が、幾つかの面から明ら ・ ↓ 司・ 戸。司認可OP22u ニ︾司 DruヨmmLめγ 胃2um ∞EDGE(何回円﹃阻止γ 司 cm -u u M M M ﹁日刊新聞の諸問題に直面するフィガロ紙﹂は、フランスの代 5ZR22ロ P かにされている。 後書﹁報道手段の制度と公衆ll新聞、ラジオ、テレピ﹂は、 ﹄戸 表的な日刊新聞の一つであるフィガロ紙の創刊から現代までの歴 新聞、映商、ラジオおよびテレビを社会学的観点から扱ってい る。序章で﹁報道とその伝播手段の社会学入門﹂が扱われたの ロ紙の全体像を明らかにしている。 史、企業の内部組織と特色、読者について検討を加えて、フィガ 己2 コ﹀え穴自立(﹀ロι芯γ , ︼ upMa ∞市片岡巾門戸刊︿包己]デ一 勺 目 ﹁偉業の自由﹂は、問題についての行政裁判所の判例を総合的 町 一 r v 22︿ 八戸、﹀L22 2 凹件 5 2 ち、第一部﹁集合的伝播の諸道具﹂および第二部﹁公衆と聴衆﹂ (UPNOB と DC 回一 v - UB 三E(m E Z0・3会 S L o p 毛色・ 8225= に大別され、それぞれ報道の送り手の制度や機能、受け手への効 同 ( H N o r g -γ 果などの問題が社会学的に究明されている。 σ ∞巳﹃ 臼問命 門 河野 amlCEFnc-ra-cロ八C 同ν 耳切詰-B-zm同志広三五GDE ・品一品℃・ かつ体系的に分析した優れた内容の博士論文である。フランスに N ﹁合衆国における新聞、一ブジオおよびテレビジョン﹂は、アメ おいて、﹁営業の自由﹂は一七九一年一一一月二i 一七日法│いわゆる ﹀コ同出口L nc-E- 一 回 吋 リカ合衆国の新聞、ラジオおよびテレビの概説と資料を集めたも ダラ中ドのデグレーで認められたが、憲法上明文で宣言されるこ とはなかった。したがって、﹁営業の自由﹂の内容は行政裁判所の ので、学生向のものである。 ErECm口﹄己ゆる 戸山一寸弘一臥︿ F20 岡 田 作 丹 一 、ω ロ・一ぬ唱。己︿ CM 円 向 。 ロ ゲ 、 ﹃ 北法 2 6 ( 4・ 1 8 9 ) 7 7 9 ことが究明されている。第三部では、﹁初日業の自由の原則﹂は、行 済的自由として経済的干渉主義の必要性によって侵害されている が個人的自由として保護されていること、第二部では、それが経 判例によって形成されたものである。第一部では、﹁営業の自由﹂ のである。なお、本書についてワリ i ヌ教授の書評がある(河口・ に関するフランス法の理論および判例の実際を知るのに格好のも および学説が問題点ごとに詳細に参照されており、ストライキ権 り上げ、ストライキ権に理論的な検討を加えたものである。判例 キと企業主の懲戒権、ストライキと公役務など問題を多面的に取 NGh2γ 円、。牛円。一昨﹃ ω口 明 白 広 也 市 ] 山 間 ﹁ 市 ︿ ク ∞ 田 町 ゆuJ 司 J γ EMgZEd-qpnc-ra--ロ入、叶広ヨZ V 円。ω弓 一回吋プ由(︺同℃ ナンテール﹀教授のケ I ルに f pzzEFGRA5czζ255( 河合口弘)・ 仏(川 ︿ ロ Lzm丹切 m OFf- 岨10・ 円 、 。m 動などの問題、が扱われており、本書はフランスの労働組合の全体 運動の歴史、労働者階級、そのイデオロギー、組合組織、組合活 よって警かれたフランスの労働組合に関する体系番である。組合 ﹁労働組合﹂は、パリ第十大学 w 同・ 。25( c ミ 。 同ν・ ∞ 吋ω・2c・?-u-∞ 一 吋 ﹀ 。 政判例によって杉成されたが、この原則の法的価値が不確かであ ること、そしてこの原則は録法上の価値ではなく、法律上の価値 を有していることが明らかにされている。なお、本書の書評とし ι 一 ・ て 、 ζ ・毛田署名のものがある。(河-DHY--uaW20・φ 一 ∞ 一ω 。 ﹀ ドお円02円コ何回 。 ( ﹃ ω Me 吋 吋 由一司・ ﹁ストライキに閲するフラ γス法﹂は、一冗コンセィユ・デタ社 法前文で、﹁出向業権は、それを規制する法律の枠内で行使される﹂ MV噌 ﹀Bdg 2 2コ雪印gFEE-gFEg 八C 像を知るのに便利である。 と規定されており、法律による規制を予定しているが、今までス 組合活動に関する学生向けの資料集である。 (以上、 NJ ﹁フランスにおける労働組合﹂は、フランスの労働運動および 一 日 目 ℃ ・ ストライキの定義、ス卜権の濫用、ストライキの効果、ストライ に、裁判官の任務、ストライキ権の性質、スト中の企業の権利、 その限界を定める権限が委ねられている。本書は、判例を素材 トライキを規制する一般的な法律は制定されておらず、裁判所に 会部部長による七九一頁にわたる大著である。フランスでは、意 一 一 コ セ 料 資 北法 2 6 ( 4・ 1 9 0 ) 7 8 l :