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地域活性化に向けた取り組み 地域活性化に向けた取り組み
地域密着型金融に関するシンポジウム
地域活性化に向けた取り組み
地域活性化に向けた取り組み
-当行の地域密着型金融の取り組み-
平成23年3月1日(火)
目次
茨城県と当行グループの概要
茨城県と当行グループの概要
・茨城県の概要
・当行の概要
・当行グループによる総合金融サービス
ものづくり企業支援の取り組み
ものづくり企業支援の取り組み
3~4
5
6
茨城県と当行の強み
茨城県と当行の強み
・茨城県の強み
・茨城県のポテンシャル
・当行の強み
・地域密着型金融の取り組み方針
8
9
10
12
アグリビジネスの取り組み
アグリビジネスの取り組み
・アグリビジネスの取り組みのきっかけと狙い
・アグリビジネス取り組みの基本スキーム
・アグリビジネスの取り組み経過
・農業金融の推進
・販路開拓・ビジネスマッチングの支援
・農商工連携認定取得支援
13
14
15
16
17
18
・ものづくり企業支援のきっかけと狙い
・ものづくり企業支援の基本スキーム
・ものづくり企業間のマッチング支援
・技術ビジネス・マッチング事例
・ビジネスイベントの開催事例
・その他の取り組み事例
19
20
21
22
23
25
地域密着型金融における取り組み課題
地域密着型金融における取り組み課題
・地域密着型金融における取り組み課題1 27
・地域密着型金融における取り組み課題2 28
・(参考)農業・製造業向け貸出金の推移 29
茨城県と当行グループの概要
茨城県と当行グループの概要
茨城県の概要1
3
茨城県の主要統計
区分
土地
人口
経済
Mito
茨城県
産業
項 目
単位
茨城県
全国順位
基準年
総面積
k㎡
6,096
24
20.10.1
可住地面積
k㎡
3,976
4
20.10.1
総人口
万人
296
11
21.10.1
%
22.0
37
21.10.1
老年人口割合
県内総生産(名目)
億円
115,779
12
19年度
県民所得(1人当たり)
千円
3,007
12
19年度
農業産出額
億円
4,284
2
20年
製造品出荷額(従業員4人以上)
億円
96,290
8
21年
卸売業年間商品販売額
億円
39,111
16
19年
小売業年間商品販売額
億円
29,588
13
19年
所
127,109
13
21年
19/86
5/1
22年上
事業所数(民営)
工場立地件数/工場立地面積
件/ha
資料:茨城県、内閣府、総務省、経済産業省
茨城県・全国の実質経済成長率の推移
茨城県の景気の現状判断DI推移
ポイント
80.0
6.0%
合計
家計
企業
雇用
70.0
4.0%
60.0
50.0
2.0%
40.0
0.0%
30.0
-2.0%
茨城県
20.0
全国
10.0
-4.0%
0.0
-6.0%
Ⅰ
H11年度
H12年度
H13年度
H14年度
H15年度
H16年度
H17年度
H18年度
H19年度
H20年度
H21年度
出所:内閣府「国民経済計算」、茨城県「県民経済計算」
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
03年度
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
04年度
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
05年度
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
06年度
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
07年度
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
08年度
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅰ
09年度
出所:茨城県「茨城県の景気ウォッチャー調査」
Ⅱ
Ⅲ
10年度
茨城県の概要2
4
都道府県別推計人口の増減率
出所:「日本の都道府県別将来推計人口(平成19年5月推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)より当行作成
6.0
平成12~17年
平成32~37年
平成17~22年
平成37~42年
平成22~27年
平成42~47年
平成27~32年
4.0
2.0
-
-2.0
-4.0
-6.0
全国 茨城県
栃木県
事業所数の増減率(年率ベース)
群馬県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県
出所:「事業所・企業統計」(総務省)より当行作成
1.5%
全国
茨城県
1.0%
0.5%
0.0%
-0.5%
-1.0%
-1.5%
-2.0%
調査年度
S61年
H3年
H8年
H13年
H18年
当行の概要(平成22年12月末日現在)
事業概要
店舗ネットワーク
創 立
昭和10年7月
総資産
7兆4,634億円
資本金
851億円
預 金
6兆7,723億円
貸出金
4兆8,784億円
発行済株数
816,231千株
自己資本比率
13.32%(連結)
格 付
AA-(R&I)、A1(ムーディーズ)
従業員
3,773人
175ヵ店
店舗数
(平成22年10月末現在)
経営理念
『健全、協創、地域とともに』
地域金融機関として、お客様のため、地域の
ために何ができるか、懸命に考え実践してま
いります。
5
当行グループによる総合金融サービス
6
お 客 様
質の高い総合金融サービスの提供
常陽銀行グループ
<法人事業分野>
常陽リース(リース事業)
<個人事業分野>
常陽証券(証券業)
水戸支店、つくば支店
常陽クレジット(クレジットカード事業)
◆銀行との協働により、リース事業を提供。
◆証券業務を通じた資産運用サービスの提供。
常陽産業研究所(コンサルティング事業)
◆証券市場を活用した資金調達手段の提供。
カード事業の受託業務を提供。
◆投資銀行業務(M&A、IPOなど)
◆経営戦略の立案支援、ISO取得、事業承継
常陽信用保証(信用保証事業)
対策などコンサルティング業務を提供。
常陽コンピューターサービス(ITソリューション事業)
◆クレジットカードの発行、加盟店の募集など
常陽銀行
◆住宅ローンなどの個人向け非事業性ローン
の保証業務を提供。
◆ソフトウェア等の開発販売や公金収納サービス
などITソリューション事業を提供。
<アウトソース事業>
事務代行事業
(常陽ビジネスサービス・常陽キャッシュサービス)
不動産管理事業
(常陽施設管理)
茨城県と当行の強み
茨城県と当行の強み
茨城県の強み
8
茨城県の経済活動別総生産(名目)の特化係数
平坦な地形、温暖な気候、自然災害の少なさ、
東京圏から近距離といった地理的有利性。
相対的に盛んな農林水産業と製造業
・全国第2位の農業産出額
・全国第8位の製造品出荷額
⇒地域活性化に向けた強み
出所:茨城県「2005年茨城県産業連関表」より当行作成
農業産出額(H21年)の上位10都道府県
製造品出荷額等(H21年)の上位10都道府県
億円
400,000
億円
12,000
350,000
10,000
300,000
8,000
250,000
6,000
200,000
4,000
150,000
2,000
100,000
50,000
0
北海道
茨城
千葉
鹿児島
宮崎
熊本
愛知
青森
栃木
新潟
出所:農林水産省「平成21年農業産出額(都道府県別) 」より当行作成
0
愛知
静岡
神奈川 大阪
兵庫
千葉
埼玉
茨城
三重
東京
出所:経済産業省「平成21年工業統計」より当行作成
茨城県のポテンシャル
高速交通網(高速道、港湾、空港)の整備進展
が進み、経済圏域拡大のチャンス到来。
9
北関東道ゾーン
◆北関東圏連携による交流が拡大中の都市圏
○H23.3.19全線開通予定(水戸~前橋間 約2h)
通行台数(日平均)
65,000
60,000
55,000
50,000
45,000
40,000
35,000
30,000
25,000
19年度上 19年度下 20年度上 20年度下 21年度上 21年度下
○年間入込観光客数(県内全体)
H21年度 51,525千人(H19年度比+4,650千人)
つくばエクスプレスゾーン
◆東京圏との交流が拡大中の都市圏
○TX1日当りの輸送人員 270千人を突破!
一日当り輸送人員
(千人)
300
270
20年度
21年度
195
200
150
258
234
250
150
100
50
0
17年度
18年度
19年度
○人口
H21.10.1時点 994,276人(平成17年比+8千人)
○市町村民所得
H19年度 32,522億円(H17年度比+2,016億円)
当行の強み
10
店舗数
県内において安定した
取引シェアを維持
行員数
取引先数
当行の県内預金貸金シェアの推移
茨城県における業態別の預貸金シェア(民間金融機関ベース)
44
預金シェア
貸出金シェア
その他
15.7%
(%)
その他
12.6%
都銀・信託銀行
5.3%
都銀・信託銀行
7.0%
43.24
43.12
43
42.80
42.66
貸金
42.84
42.68
42.75
42.20
当行
42.8%
当行
43.2% 42
41.92 41.95
42.23
42.10
信金・信組
17.1%
信金・信組
18.3%
預金
41
地銀(当行除く)
16.3%
40.70
40.34
地銀(当行除く)
21.7%
40
19/3末
19/9末
20/3末
20/9末
21/3末
21/9末
22/3末
地域密着型金融の取り組み方針
11
経営理念「健全、協創、地域と共に」
経営理念「健全、協創、地域と共に」
社会的使命を果たすための3つの重点項目
ライフサイクルに応じた取引先企業
の支援の一層の強化
・創業、新事業支援
・創業、新事業支援
・地域全体の活性化を視野に入
・地域全体の活性化を視野に入
れた「面」的再生への取り組み
れた「面」的再生への取り組み
→→ベンチャー企業への各種支援
ベンチャー企業への各種支援
・事業承継、M&Aの支援
・事業承継、M&Aの支援
→
→事業承継相談対応、後継者不在先
事業承継相談対応、後継者不在先
へのM&A提案等
へのM&A提案等
・経営改善支援・事業再生支援
・経営改善支援・事業再生支援
→
→再建計画・再生スキームに基づく支援
再建計画・再生スキームに基づく支援
への取り組み、事業再生支援スキル
への取り組み、事業再生支援スキル
の向上
の向上
中小企業に適した資金供給手法
の徹底
持続可能な地域経済への貢献
→→公共関連情報を活用した取引先への
公共関連情報を活用した取引先への
営業支援の実施
営業支援の実施
→→地方公共団体および公共関連法人の
地方公共団体および公共関連法人の
資金ニーズ、PFI等を通じた地域発展
資金ニーズ、PFI等を通じた地域発展
への貢献
への貢献
・地域活性化への独自性ある取
・地域活性化への独自性ある取
り組み
り組み
→→アグリビジネスへの取り組み
アグリビジネスへの取り組み
→→ものづくり企業支援事業
ものづくり企業支援事業
・不動産担保、個人保証に過度
・不動産担保、個人保証に過度
に依存しない融資手法の拡充
に依存しない融資手法の拡充
→→外部保証を活用したローン商品拡充
外部保証を活用したローン商品拡充
・取引先企業の事業価値を見極
・取引先企業の事業価値を見極
める「目利き能力」の向上
める「目利き能力」の向上
→→融資審査能力・実態把握能力の向上
融資審査能力・実態把握能力の向上
に向けた融資スキル認定制度の推進
に向けた融資スキル認定制度の推進
・多様な手法を用いた資金供給
・多様な手法を用いた資金供給
の徹底
の徹底
→→動産担保融資の活用、シンジケート・
動産担保融資の活用、シンジケート・
ローンの組成、私募債受託等
ローンの組成、私募債受託等
営業拠点の渉外・融資担当約1,700名
融資審査部企業経営支援室
法人事業部事業戦略支援室
公務渉外部
16名
12名
12名
アグリビジネスの取り組み
アグリビジネスの取り組み
アグリビジネスの取り組みのきっかけと狙い
背景
背景
アグリビジネスへの関心の高まり
◆雇用吸収
◆農業政策の転換
地域密着型金融の推進
既存産業の資金需要の頭打ち
◆地域活性化の有効策
◆異業種参入
13
<成長業種・期待産業>
■地域独自の魅力を提供できる極めて地域性の強い産業
■関連する各主体に収益をもたらす有望業種
地域特性:農業は茨城県の基幹産業
◆主要地盤である茨城県は全国有数の農業生産額を誇る。
◆温暖な気候で、生産品目は多岐に亘る。
◆大消費地である首都圏に近く、様々なアグリビジネスの創出が期待できる
狙い
狙い
持続可能な地域経済への貢献(活性化・再生)
金融機関における新たな事業領域の拡大(収益機会の創出)
アグリビジネスへの取り組みの基本スキーム
推進カテゴリー
川 上 業 者
川 中 業 者
川 下 業 者
関 連 業 者
農業法人
農業法人
認定農業者
認定農業者
加工食品製造
加工食品製造
卸・市場
卸・市場
外食・量販店
外食・量販店
ホテルなど
ホテルなど
農機具・資材販
農機具・資材販
売店、物流など
売店、物流など
農業分野における変化・ニーズ
担い手の減少・高齢化の進展
事業規模拡大と法人化
食の安心・安全志向の高まり
流通経路の多様化
当行グループ
当行グループ
民間金融からの資金調達・多様化
業態を超えた連携の拡大
ブランド化・高付加価値化
異業種からの参入・事業領域拡大
農業法人の設立、農業経営の高度化
支援機関
支援機関
茨城県
常陽銀行
本部に農業経営アドバイザーを配置
14
当行におけるアグリビジネス戦略
1.農業金融の積極推進
農業者向けの専用融資商品の開発
農業者向けの専用融資商品の開発
不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資手法の
不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資手法の
構築(ABLへの取組み)
構築(ABLへの取組み)
2.新たな販売チャネルの開拓
食の商談会・フードセレクション開催、個別マッチン
食の商談会・フードセレクション開催、個別マッチン
グ支援
グ支援
茨城県中小企業振興公社
3.農商工連携(高付加価値・ブランド化)支援
常陽産業研究所
茨城県農業法人協会
農商工連携、地域資源活用プログラム認定取得支援
農商工連携、地域資源活用プログラム認定取得支援
常陽コンピューター
サービス
中小企業基盤整備機構
常陽リース
つくば研究支援センター
人事交流
日本政策金融金庫
4.経営高度化・異業種参入支援
法人化サポート、異業種参入支援
法人化サポート、異業種参入支援
アグリビジネスの取り組み経過
15
平成16年2月 法人事業部内にアグリビジネスの専担者を設置し取り組み開始
平成16年 6月
日本政策金融公庫(旧農林公庫)と業務協力の覚書を締結(人材交流)
平成17年 1月
農業者向融資商品「大地500」の取扱開始
平成17年 2月
第1回「食の商談会」開催
平成19年 3月
第1回「アグリ交流会セミナー」開催
平成19年 9月
全国肉牛事業協同組合と提携し肉用牛業者に対するABL取扱開始
平成19年11月
「地方銀行フードセレクション2007」開催
平成20年 9月
農商工連携支援事業認定取得支援
平成20年 9月
地域資源活用プログラム認定取得支援(サポート実施)
平成20年12月
茨城県農業信用基金協会との債務保証に関する基本契約締結
平成22年 5月
地元農業資材業者との農業金融に関する業務提携実施
(サポート実施)
農業金融の推進
16
農業経営の特徴
担保価値が不十分
経営実績が大きく変動
制度金融・日本政策金融公庫融資が主な貸し手
他産業と比較して取り組みの難しさ
制度融資スキーム
農業者
茨城県農業信用基金協会
債務保証
申込み
常陽銀行
保証制度の取扱い開始により
積極的に取扱うための体制確立
商品名
基本契約
貸出メニュー充実
ABLスキーム
固体識別番号登録
業務協力(人材交流)、農業金融のノウハウ習得
農業経営アドバイザー認定、協調融資
肉用牛
生産農家
家畜改良センター
借入相談・組合加盟
借入相談
担保状況報告
5M以下 5M~30M 30M~100M 100M~
大地500
(スコアリング審査)
○
大地3000
○
○
○
○
○
○
○
○
(農信基無担保枠)
大地BIG
日本政策金融公庫
保証協会の対象外
(農信基有担保枠)
プロパー貸出
(一般・ABL等)
全国肉牛事業協同組合
・担保評価管理
・経営破綻バックアップ
幹事牧場の選出、担保牛の売却
担保評価管理
<農業者のニーズ>
・多額の運転資金
・タイミングの良い資金調達
<当行のソリューション>
・在庫に見合った当座貸越枠の設定
・在庫管理を通じた経営モニタリング
制度概要説明
貸出実行
常陽銀行
スキーム検討・担保管理
○
業
務
委
託
契
約
販路開拓・ビジネスマッチングの支援
17
■ 「食の商談会」の開催状況
開催地
第1回
県西
17/2
筑西市
第2回
鹿行
17/6
鹿嶋市
第3回
県北
17/11
日立市
第4回
県南
18/6
つくば市
第5回
いばらき
19/3
水戸市
第6回
ふくしま
19/9
郡山市
第7回
いばらき
20/9
水戸市
第8回
いばらき
21/9
つくば市
第9回
いばらき
22/9
水戸市
参加者数
91
90
91
135
335
145
320
450
630
展示数
20
43
52
66
130
100
110
170
200
事前M商談数
200
200
200
250
450
250
400
400
500
商談成約数
21
15
12
12
54
20
85
123
500
800
1,300
商談会開催
来場者数
1,500
■ 「地方銀行フードセレクション」開催状況
開催場所
参加銀行数
第2回
平成19年11月
第3回
平成20年11月
第4回
平成21年11月
第5回
平成22年11月
東京国際フォーラム
東京ビッグサイト
東京ビッグサイト
東京ビッグサイト
8行
14行
15行
32行
出展社数
211社
355社
395社
660社
(うち当行)
30社
31社
31社
33社
約7,000名
約7,300名
約7,500名
8,318名
来場者数
継続的な取り組みから学んだマッチング成約の8つの秘訣と工夫
①徹底したアナウンスと募集活動
②参加企業の多様性(意外なマッチング)
③タイミング良い情報提供
④事前マッチングの実施
⑤参加者ニーズの把握
⑥PR・演出手法、営業手法にかかる情報提供
⑦参加後のフォロー
⑧継続実施
農商工連携認定取得支援
18
<提供メニュー>
アグリ交流会セミナー
アグリ交流会セミナー
(情報提供)
<「農」「食」関連事業者ニーズ>
●新商品・新サービスの開発
●異業種との連携
個別相談会開催
個別相談会開催
(ビジネス構想具体化)
申請書作成サポート
申請書作成サポート
(案件ブラッシュアップ)
販路支援
販路支援
<連携機関>
常陽銀行
常陽産業研究所
(商談会・フードセレクション)
常陽リース等
茨城県、茨城県中小企業振興公社
つくば研究支援センター
中小企業基盤整備機構 など
◇常陽銀行による資金供給、販路支援
◇常陽産業研究所による申請書作成サポート、同次年度以降のコンサルティング契約
◇常陽リースによる設備リース、常陽コンピュータサービスによるIT化支援
ものづくり企業支援の取り組み
ものづくり企業支援の取り組み
ものづくり企業支援取り組みのきっかけと狙い
背景
背景
アグリビジネスの成功体験の活用
20
ものづくり企業にも共通
アグリビジネスを経験して分かったこと(品質と玄関口)
■品 質 :良質なものは売れる。
■玄関口:単独では扉を開け、中に入れてもらうことが難しい。
狙い
狙い
持続可能な地域経済への貢献(活性化・再生)
金融機関における新たな事業領域の拡大(収益機会の創出)
地域特性:全国でも有数のものづくり企業群が集積
◆茨城県は全国有数の製造品出荷額を誇る。
◆地理的優位性を背景に工場立地は常に上位。
◆筑波研究学園都市は国内屈指の研究施設が集積。
当行経営資源の活用
①上場企業取引400社
(内製造業150社)
②幅の広い企業DBの構築
2,000社
③金融目線からのスクリーニ
ング力提供
ものづくり企業支援の基本スキーム
21
H20年4月スタート
常陽ものづくり企業支援実績
①技術ビジネスマッチング
②各種ビジネス・イベントの開催
③研究・開発支援(大学・研究機関へのマッチング)
④技術講習会・セミナーの開催
⑤ものづくり関連助成金等の申請支援
⑥新しい取り組み
ものづくり企業間のマッチング支援
手法のオリジナリティ
①幅の広い企業DBの構築2,000社
②“ニーズ”オリエンテッドな事業展開
③“技術”に着目したマッチング
④経営情報・技術情報の更新力(8都府県175営業拠点による日常訪問:直接訪問800社)
⑤専任人材の充実(経済産業省OB・工業技術センター長OBの採用)
22
技術ビジネス・マッチング事例
23
(昨年度案件例)
技術ユーザー大手企業約12社を追加したほか、約350社の紹介を実施。
●県内大手製鉄メーカーの発注募集(応募総数:111社)
●県内A社守谷工場で「仕事探しの工場見学会※」参加者募集(応募社数122社)
●大手自動車部品メーカー向け提案企業募集(応募20社)
●自動車メーカー向け提案企業を募集
●第二回常陽ものづくり企業フォーラムinつくば(プレゼン25社、商談94件)
※「仕事探しの工場見学会」
県内A社のご協力を得て、守谷工場にて現場
見学会・見積会を開催。その後各社宛に図面送付、
参加各社で見積を実施。
■開催日:2009年6月10日(水) 15:00~16:30
■場 所 :A社守谷工場(茨城県守谷市)
■参加者:116社 / 約200名(事前申込み:122社)
■実施内容:120社を2グループ×3班に分け、
現場見学会・図面説明会
写真:「仕事探しの工場見学会」
ビジネスイベントの開催事例
24
常陽ものづくり企業フォーラムの開催
第一回(2009.12.12/常陽つくばビル)
・主催 :常陽銀行法人事業部
・後援 :日本政策投資銀行等 13機関
・大手企業講演 :日立建機&IHI
・ショートプレゼン(個別商談)45社
(優良・良好の評価獲得 37社)
■フォーラム参加企業
271名/169社
■大手ユーザー企業
25名/9社
■後援機関等
35名/13機関
■総計
331名/192社・機関
第二回(2010.3.3/常陽つくばビル)
・主催
:常陽銀行法人事業部
・専門家講演
:C-TPM(現場力強化)講演会
・ショートプレゼン(個別商談)25社
■フォーラム参加企業
281名/162社
■大手ユーザー企業
54名/26社
■総計
335名/188社
第三回(2010.12.16/常陽つくばビル)
・主催
:常陽銀行法人事業部
・ショートプレゼン
35社
・パネルセッション
30社
■フォーラム参加企業
250名/150社
商談会を開催するだけでなく、専門家による講演や中小企業
自らが自社技術のプレゼンテーションを行うことなどを通し、
経営のレベルアップを図っていただいていることが特徴。
写真:「ものづくり企業フォーラム」
その他の取り組み事例
25
溶接技術習得研修会
日立建機様のご協力を得て、トッププロによる溶接技術を研修。日本溶接協会(JWES)で行われる半自動
溶接技能者の検定試験に向けた基礎知識の習得や、受験対策ポイントを整理した宿泊研修を実施。
■第一回:平成21年9月14日(月)~16日(水)(宿泊研修)
■第二回:平成22年3月9日(火)~10日(水)(宿泊研修)
■場所
:日立建機㈱霞ヶ浦総合研修所(茨城県稲敷郡阿見町)
■主催
:㈱常陽産業研究所 協賛:日立建機㈱ 後援:㈱常陽銀行
■参加者:第一回 10社 第二回 13社
常陽ものづくり企業経営体制強化プロジェクト
実施内容:ものづくり企業に特化した営業ツールの開発からホームページ受注体制の整備までをサポート、商
談会・プレゼンテーション・展示会の実践を含め展開。
■募集〆切:平成22年3月31日
■募集対象:販路開拓の積極的展開を考えるものづくり企業
■契約期間:平成22年4月~平成23年3月(1年間)
■募集企業:5社限定
■費用
:525,000円(消費税込)(助成金申請サポート有)
新たな取り組み
■塑性加工を科学するフォーラム
■日産自動車向け技術提案型展示商談会
■ものづくり支援技術習得のための人材派遣(ひたちなかテクノセンター)
写真:「溶接技術習得研修会」
地域密着型金融における取り組み課題
地域密着型金融における取り組み課題
地域密着型金融における取り組み課題1
27
1.地域活性化事業のさらなる展開
1.地域活性化事業のさらなる展開
・アグリビジネス、ものづくり企業支援で得たノウハウやスキル
の一層の活用(他分野への展開)
2.販路開拓・ビジネスマッチング支援
2.販路開拓・ビジネスマッチング支援
・参加者の裾野の拡大
・経済交流圏の拡大への対応 (交通インフラ整備の進展、海外
進出への対応)
3.取引先の経営高度化支援
3.取引先の経営高度化支援
・いわゆる目利き能力に加え、発想力、行動力、プレゼンテー
ション力、セルフマネジメント力(強い意志)などといったビジネ
スに関するあらゆる面での行員の能力底上げ
・地域活性化に向けた連携支援ネットワークの拡充
地域密着型金融における取り組み課題2
28
4.産学官金の連携
4.産学官金の連携
従来
金
(地域金融機関)
産
今後
限定されたプロジェクト
領域での取り組みにな
りがちで、広がりに難し
さはないだろうか?
学
官
金
産
(地域金融機関)
官
学
・産官学の共有フィールド(相互にリスクを共有
しないフィールド)に地域金融が参加
・産金の共有フィールド(実業とリスクを共有する
フィール ド)に官と学が参加
・産学官間のプロジェクト的な接点による活動
(信頼関係の基盤構築から始める必要あり)
・産金間の日常的な接点を軸にした活動
(長期安定的な信頼関係からの展開)
・財務フィールドに焦点を当てた活動
・財務フィールドから技術フィールドへの展開
・金融機関内の情報活用は限定的
・金融機関内情報にもとづいた事業展開
(参考)農業・製造業向け貸出金の推移
29
農業・食品製造業向け貸出残高(期末残)の推移
百万円
110,000
平成16年2月 アグリビジネス取り組み開始
農業
90,000
食品製造
70,000
50,000
H16/3
H17/3
H18/3
H19/3
H20/3
H21/3
H22/3
製造業向け貸出残高(期末残)の推移
百万円
平成20年4月 ものづくり企業支援取り組み開始
700,000
500,000
300,000
H16/3
H17/3
H18/3
H19/3
H20/3
H21/3
H22/3
本日はご説明の機会をいただき、誠にありがとうございました。
私ども常陽銀行は、地域の皆様のご支持を頂戴しながら、可能性
の大きな茨城県を主要地盤に発展を目指し、役職員一丸となって
引き続き努力してまいる所存です。
<本件に係る照会先>
<本件に係る照会先>
株式会社
株式会社 常陽銀行
常陽銀行 経営企画部
経営企画部
TTEELL:: 029-300-2603
FFAAXX:: 029-300-2602
029-300-2603
029-300-2602
E-mail:
UURRLL:: http://www.joyobank.co.jp/
E-mail: [email protected]
[email protected]
http://www.joyobank.co.jp/
• 本資料には、将来の業績に関わる記述が含まれています。こうした記述は将来の
業績を保証するものではなく、経営を取り巻く環境の変化などによるリスクや、不
確実性を内包しておりますことにご留意ください。
• また、本資料は特定の商品を推奨するものではありません。
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