...

新たな年を迎えて感謝とお願いを

by user

on
Category: Documents
146

views

Report

Comments

Transcript

新たな年を迎えて感謝とお願いを
を称えますと共に、哀悼の意を
百五十五名の方の偉大なご功績
年三月までにご逝去された千七
平成十五年四月から平成二十四
にかつ厳粛に執り行いました。
第一部追悼式典は、支部代表
の方々のご参列をいただき盛大
月十七日に挙行されました。
本年度最大のイベント「創立
六十周年記念式典」が去る十二
方四名に感謝状を贈呈いたしま
の方八十四名と、団体・講師の
式典では、本会の礎を築くた
め、特にご尽力くださった会員
格調高いものにしてくれました。
しい掛け軸は、会場の雰囲気を
でした。毛筆で書かれた素晴ら
の六十周年を祝しての短歌展示
に注目されたのは、短歌クラブ
領の扁額も展示されました。特
会旗も飾られました。また、綱
役員は誇らしい気分になりまし
方々から賛辞や謝辞が聞かれ、
に 尽 力 し ま し た の で、 多 く の
た。役員は通年行われている事
掲げ、事業を進めてまいりまし
ローガンに
事業」をス
十周年記念
慶ばれる六
員が「慶び
記念事業の集大成は記念誌の
発行です。現在、会報部が発行
た。
業を何一つ割愛せず、事業運営
表しました。この方々のご尊名
新たな年を迎えて感謝とお願いを
に向け奮闘しています。多くの
方々から頂いた玉稿を編集し、
のご来賓のご臨席をいただきま
は、東京都教育委員会教育長 比留間英人先生をはじめ、大勢
第二部創立六十周年記念式典
す。
し、 今 後 大 切 に 保 管 い た し ま
は名碑板に記し、桐の箱に奉納
で、楽しいうちに会はお開きに
余興は、プロ級の会員のご出演
からご祝辞をいただきました。
信越退職校長会長清水章夫先生
第三部祝賀会は、東京都教育
庁教育監高野敬三先生・関東甲
絆を実感することができました。
和、会歌斉唱は、会員相互の強い
した。特に会員全員での綱領唱
繋げる第一歩を力強く踏み出し
新たな年を迎え、皆様とご一
緒に、本会の良き伝統を後輩に
る重責を感じております。
に思うと共に、その期待に応え
ました。この事業委託は本会の
六十周年記念の年には、都教
育庁から委託事業が二つになり
東京都退職校長会会長
した。そして会場いっぱいの会
ます。本年もよろしくお願い申
三月にはお届けする予定です。
員の方々と、本会創立六十周年
なりました。
し上げます。
片岡 敦子
を迎えられたことを慶び祝いま
創立六十周年関連事業は、役
活動が評価されたからだと光栄
した。式典会場には国旗と並び
―
1
―
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
発行所 東京都退職校長会
発行者 片 岡 敦 子
〒113-0034 文京区湯島4-12-3 日公連鈴木ビル5F
電話 03−5814−5615 東京都退職校長会ホームページアドレス http://www15.ocn.ne.jp/ ~ totaikou/
慶び慶ばれる
創立六十周年記念式典の開催
由衛
また、都教委をはじめ、ご来
賓の皆様方からの温いご指導、
ご鞭撻をいただき、本会の各事
業の発展があることに感謝申し
と感じられます。ありがとうご
援のため会務・事業の充実に努
涯学習の充実、東京都の教育支
今後、会員の皆様とともに、
本会の目的である親睦互助、生
教育の方向性を示した。すでに
東京都教育委員会が第三次教
育ビジョンを策定して、目指す
上げます。
ざいました。
めてまいります。
総務部長 小林
続いて、記念式典は十二時よ
り、五階、芙蓉の間において開
創立六十周年記念式典が十二
月十七日(火)スクワール麹町
ばれる六十周年」事業をスロー
催。ご来賓は都教委教育長比留
式典の準備は総務部会、式場
設営は会報部、来賓受付は会計
められた。
が満席の中、式次第に沿って進
に お い て 挙 行 さ れ た。
「慶び慶
ガンに二年間にわたり進めてき
部、来賓接待、会員受付は総務
(司会)総務部長 小林 由衛
実践的指導力養成講座への協力
をいただき、今後とも都教委と
共に、人材の育成、知・徳・体
を育む教育等、基本理念を活か
した教育支援に期待している。
充様
○東京都公立小学校長会
堀竹
会長
く育てる活動を通した教育現場
教育長 比留間 英人様
創立六十周年をお祝いすると
ともに、長年、子どもをよりよ
に係る事故、世代交代、新採増
し上げたい。学校現場には食育
教育支援に対し敬意と感謝を申
○東京都教育委員会
人材バンク事業の充実、採用前
た大事業である。
部と分担した。
一、開式のことば
副会長 谷 信正
三、式辞 会長 片岡 敦子
本会が千代田会に始まり、戦
後の教育刷新を担い、本会の誕
での功績は現在の貴会の原動力
加に伴う人的向上など、課題が
創立六十周年を祝し、綱領の
理念に基づき、若手教員のニー
生とその歴史の重さを感じ、先
になっていることに敬意と感謝
山積している。例年、夏に園・
ズに応える研修会の実施という
輩の会員の皆様方の築かれてき
指揮 佐々木 勇
四、来賓祝辞
間 英人様をはじめ、三十二名。
会員の参加は二百十四名。会場
比留間教育長
を申し上げる。
挨拶する片岡会長
た功績に感謝いたします。
二、国歌斉唱
式 場 に は、
「創立六十周年に
寄せて」と題し、十名の短歌ク
ラブの作品二十首が墨痕鮮やか
に展示され、式典を盛り上げて
いただいた。
年輪を六十数え野に立てば
見よや苗木もそびえて高し
五味田 稔
皆さまの六十周年に思う気持
ち、明日への励ましの心が切々
―
2
―
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
な方策を立てる上でのご支援に
れ、現役園・校長にとって明確
校長会懇談会で意見交換がなさ
五、来賓紹介 副 会長 和 田 弘
を申し上げる。
姿を重ねながら、心よりお祝い
心に、東京の未来を担っていく
七、綱領唱和発声
演出効果があった。
唱し、式典を大きく盛り上げる
六、感謝状贈呈
感謝している。今後も学校教育
の充実、共通のねらいや課題に
副会長 多
田 丈夫
八、会歌斉唱 指
揮 佐 々木 勇
九、閉式のことば
応じた教育の推進、校長の学校
七月の支部長会に各支部で支
部運営に尽力された方の推薦を
追悼式について
追悼式は、華の間においてし
めやかに執り行われた。
正面には平成十五年度より平
成 二 十 四 年 度 ま で の 物 故 者、
千七百五十五名のお名前が刻ま
の辞のあと、全員の黙祷、会長
経営への支援をお願いしたい。
式典にふさわしい厳粛さのな
か に、 慶 び 慶 ば れ る 雰 囲 気 を
の 式 辞、 献 花 と 短 い 時 間 で は
ことができて幸せを感じた。
会長式辞は、物故者の長年に
わたる本会へのご尽力により発
いく決意を述べられた。
前進を全会員とともに努力して
りする。そして、今後の本会の
績を称え、謹んでご冥福をお祈
展の礎を築いていただいたご功
ありがとうございました。
あったが、心のこもった、追悼
れた名碑板が供えられた。開式
方々と、本部推薦の方々への感
もって終了することができた。
副会長 林 忠義
謝状の贈呈をご出席した五十二
にふさわしい儀式であった。
依 頼 し、 ご 推 薦 を い た だ い た
名のお一人お一人に会長よりお
ご来賓、会員の皆様、そして、
役員・理事の皆さんの支えと強
○全国退職校長会会長
昭和二十年、戦後の教育界は
日教組による国の教育政策への
手 渡 し す る こ と が で き た。( 贈
い絆を感ずるひとときを過ごす
戸張 敦雄様
反対、尖鋭化による教育現場の
呈会員八十四名)
個人・団体への感謝状贈呈は
次の通りである。
東京都民互助会様
代表挨拶は相田新太郎様より
贈呈への感謝と本会の課題と解
合同会社パンセ様
あり、歴代会長の功績の賜物で
決への期待が述べられた。
―
3
―
混乱の状況下にあった。
昭和七年、誕生した千代田会
は、戦後の教育正常化の後押し
贈呈団体
東京都教職員互助会様
により、教育の混乱を立て直し、 ・贈呈者 花村みつ江様
先達の意志の力を結集し、昭和
二十八年、再編成された経緯が
ある。そして、今日ある退職校
ある。それから、六十年、全会
員の一致結束した諸活動の展開
セレモニーに引き続き、昨年
度、制定された綱領、会歌を出
長会は初代会長、宮内与三郎氏
に頼もしく感じている次第であ
席者全員が心を一つに唱和、斉
の未来志向、慧眼のなせる業で
り、綱領を胸に、会章・会歌を
綱領唱和
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
変賑やかに、そして和やかな雰
だいた。お陰様で祝賀会は、大
支部にお願いして推薦していた
となる様な内容のものにし、各
は、会員の生涯学習の発表の場
こと。祝賀会のアトラクション
会員の皆様に参加していただく
練ってきました。まず、多くの
祝賀会では四名の方々に一言ご
して四団体が表彰されました。
として八十四名、団体功労者と
念事業の一つとして個人功労者
かな歓談に入りました。今回記
都退職公務員連盟会長 渋谷安
様が力強くおやりくださり和や
入りました。乾杯の音頭は東京
清水 章夫様
次に記念品会章・会歌入りオ
ルゴールの披露があり、乾杯に
協議会・埼玉県退職校長会会長
高野 敬三様
関東甲信越地区退職校長会連絡
東京都教育庁 教育監
いただきました。
続き、ご来賓お二人のご祝辞を
しながら落ちないのです。見事
きな輪が上ったり横に動いたり
どいたりするマジックです。大
ング六本の輪をつないだり、ほ
始めは、狛江支部の安達 勉
様のマジックです。チャイナリ
トラクションの始まりです。
会も佳境に入り、いよいよ、ア
お言葉をいただきました。祝賀
株式会社 東京都民互助会社長
長末 眞次様
より、感謝と本会への励ましの
花村 みつ江様
矢崎 善朗様
絵画クラブ常任指導講師
東京都教職員互助会経営企画部長
新之丞様。団体代表として、
個人代表として葛飾支部の今井
し、演技者の口上もリズミカル
玉すだれがいろいろな形に変化
技は日本古来の伝統文化です。
さて、あ さて。さては南京玉
すだれ」の口上で始まるこの演
次は、千葉南部支部多賀義治
様の南京玉すだれです。頭巾を
に参加してくださいました。
上がり、リングを動かして演技
福利厚生部長 中岡 啓子
「慶び慶ばれる創立六十周年」
が今回の記念事業のスローガン
です。福利厚生部はこのスロー
ガン目指して祝賀会の計画を
します。
記念祝賀会は午後一時三十分
より始まりました。参加者はな
んと二百四十一名(ご来賓二十
五名、会員二百十六名)で、会
場となった三階の錦華の間は
いっぱいになりました。
まず、片岡敦子会長の挨拶に
で会場は手拍子があったり、笑
いただいているそうです。
会で演じ、多くの方々に喜んで
の練習で技を磨き、あちこちの
員互助会の講習会で学び、日々
でした。多賀様は、東京都教職
いがあったりで皆さんは大喜び
な手さばきで皆を楽しませてく
かぶり、舞台衣装を着け「あ
れました。片岡会長まで舞台に
多賀様の南京玉すだれ
次は、八王子支部渡辺和則様
―
みんなで作りあげた
囲気に包まれた楽しい会になり
挨拶をいただきました。
―
狛江支部安達様のマジック
記念祝賀会
ました。その内容を以下ご報告
4
祝賀会の様子
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
のマジックです。この日のため
味線の太棹の音の強さと北村様
歓喜の渦となり最高潮に達しま
声高らかに歌いました。会場は、
役員理事の皆さんは舞台に上り、
都退職校長会会歌の合唱です。
と」の大合唱です。続いて東京
の 指 揮 で「 ふ じ さ ん 」「 ふ る さ
いよいよ全員合唱です。佐々
木勇先生伴奏、多田丈夫副会長
ろ大勢の皆々に書いていただけ
最後に急なお願いでしたが皆
様に寄せ書きをお願いしたとこ
たいと思っています。
これからの活動に生かしていき
利厚生部としての反省をまとめ、
事が多々あります。これから福
してみれば良かったと反省する
した。
のはりのある歌声が会場いっぱ
した。
祝賀会が無事に終った今、考
えてみると、あれは、この様に
手伝ってもらい、ハンカチを結
いに響きわたり、日本の伝統あ
りがとうございました。
に五種類のマジックを用意して
び付けて、気合もろとも引っ張
る文化を楽しませていただきま
参与 相田新太郎様の万歳三
唱で参加者の心がさらに一つに
以上あっという間の二時間で
した。祝賀会を皆で成功させた
希望をもって前進しましょう。
」
てさらに飛躍しましょう。夢と
き袴姿で、まずは曲弾きで六段
とりは、足立支部の北村透様
の津軽三味線でした。黒の紋付
十九名の大合唱でした。ここで
本日の祝賀会一番の出席者数
伴奏で歌ってくださいました。
見事なものでした。
の文字を染めた布が現れるのは
るとほどけて寿や祝(
き付けて結び、二人の協力者に
た。特に、長いロープで体を巻
思えないほどのマジシャンでし
あっと驚く内容のもので素人と
く だ さ い ま し た。 一 つ 一 つ が
周年)
した。会場も一段と盛り上がり、
まとまり、閉会となりました。
ましてほっとしております。あ
賑やかになり歌唱に入りました。
始めは練馬支部の皆様による
練馬支部の歌です。テープによ
いという思いがひしひしと伝
「 六 十 周 年 は 単 な る 通 過 点 で
す。七十・八十・百周年を目指し
る伴奏が放送器具の不備で出来
わってくる感謝の二時間でした。
この様な心強いメッセージを
たくさんいただきました。感謝
(世田谷 鮎川様)
なかったのですが平素、歌い慣
唱でまとめてくださいました。
申し上げます。
れている皆様です。きれいな合
続いて北多摩北部支部の「われ
を続いて津軽じょんがら節です。
飛び入りがあり、有志十名によ
ら集いて」を、佐々木勇先生の
アンコールで津軽甚句を弾き
―
5
―
足立 北村 透様
津軽三味線
る「花は咲く」の合唱が入りま
北多摩北部支部
60
語ってくださいました。津軽三
八王子支部渡辺様のマジック
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
「退職校長会財務状況健全化
○懇親夕食会( : ~ : )
長・戸張敦雄様、埼玉県中学校
久 様、 全 国 連 合 退 職 校 長 会 会
問題点等の説明があり、最後
野の順で各都県の財政状況の
千葉、茨城、群馬、新潟、東
京、神奈川、山梨、栃木、長
聞いたりと、思いがけない経験
を指導されている講師の談話を
の閉会式に立会い、ここの盆栽
「盆栽美術館」では、「盆栽展」
宮にある「盆栽美術館」と「鉄
本年度の関東甲信越地区連絡
協議会は十月十七日、十八日、
校長会会長・笠原浩様からの真
は埼玉県が締めた。東京都は
道 博 物 館 」 を 見 学 し、「 木 曽 路
さいたま新都心駅に近い「ホテ
情溢れるご挨拶を頂く。
をした。
鉄道博物館
大宮店」で昼食後、解散となる。
ル・プリランテ武蔵野」に於い
本会の藤井誠一事務局長が簡
③ 情報交換と続いて、研究協
議は閉会となった。
強くした。
て開催された。昨年度、長野県
① 協議題説明
二日目の十月十八日は、研修
見学会であった。さいたま市大
00
② 各都県発表ならびに協議
••••••••••••••••••••••••
全
国連合退職校長会
•••••••••••••••••••••••• への取組み―財政的視点からの
第
四十二回 関東甲信越地区連絡協議会 埼玉大会
••••••••••••••••••••••••
課題」
••••••••••••••••••••••••
○ 日時 平成二十五年十月十七日(木)~十八日(金)
会場 ホテル・プリランテ武蔵野
○
※ 住所 埼玉県さいたま市中央区新都心 2
2
20
潔にして、要を得た説明を力
都副会長 和田 弘
18
00
そして、参加者全員の自己紹
介があって、開会式は終了した。
協議題
○研究協議( : ~ : )
※
―
6
―
―
14
00
が幹事県であったが、本年度は
埼玉県で清水章夫会長以下三十
余名の埼玉県退職校長会会員の
方々が「新都心駅」からの案内
主催者・開催県の挨拶に続い
て、来賓挨拶。埼玉県教育委員
会教育長・関根郁夫様、さいた
ま市教育委員会教育長・稲葉康
盆栽美術館
16
20
発表する藤井誠一都事務局長
役を初め、各所で綿密な気配り
40
をされて、協議会等がスムーズ
に進行した。
14
○ 開会式( : ~ : )
13
30
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
第二回会員研修会「創立六十周年シンポジウム」
(報告)
豊かな人生を歩む― 」
―
7
―
「生き生き人生を目指して
私の知らない昔話が良かった。
ながった。
・鈴木先生の定時制勤務の話は
・シンポジストの名前と簡単な
経歴の資料があればより話が
心に響いた。かつて自分も定
理解できたと思う。
時制高校に学んだ。今思うと
・今回は記念事業の企画であっ
教壇に立たれた先生方に気合
たが、毎年計画したらどうか。
があったと振り返る。
など、改善点のご指摘をいた
これらのご意見から、シンポ
だいた。
ジウムの内容が参加者にとって
「シンポジストの話は自分に
参考になったものと思われる。
とって大いに参考になる内容
コーディネーターについても
だったか」の問いに対して、全
「良かった」との評価をいただ
員の方々が前問同様プラスの評
いた反面、「発表が羅列的になっ
価 を さ れ て、 内 容 の 面 で も 良
て し ま っ た。 も う 一 工 夫 欲 し
かったことがうかがえる。
か っ た。」 な ど の ご 指 摘 を い た
だいた。
研修会の企画・運営について
は、「 良 か っ た 」 と の 評 価 と と
もに、シンポジウム・シンポジ
ストの紹介の資料を用意してほ
しかった、シンポジストの人数
が多すぎた、聞き取りにくいと
ころがあったのでアナウンスの
方法について工夫がほしかった、
などのご指摘もいただいた。
全体を通して、いくつかの課
題はあったものの、創立 周年
記念にふさわしい研修会ができ
たものと考えている。
なお、会場には水墨画クラブ
の作品が飾られ、会場を飾って
くださった。
(生涯学習部 源原重行)
ご意見には以下のようなもの
があった。
・経験豊かな方に登壇していた
だいたことは、会の成功につ
ながった。
・シンポジストの皆さんが自分
らしく目標を持って生き生き
しているので素晴らしいと
思った。
・大変参考になった。年齢も校
種もいろいろでよかった。
・知人が一人発表者にいたが、
60
―
氏(元江戸川区立瑞江中学校校
長・ 現 退 職 校 長 会 生 涯 学 習 部
長)の五人のそれぞれの方の豊
かな人生経験を語っていただい
た。合わせて参加者からも発言
をいただき、生き生き人生を語
り合い、会員各位の人生の糧と
していただいた。コーディネー
ターは生涯学習部顧問の黒田貞
夫と理事の大崎美代子が担当した。
シンポジウムの様子について
は事後のアンケートでご紹介し
たい。アンケートは「とても良
かった」
「良かった」「もう一工
夫」の三段階で回答をいただい
た。
最初の「今回は〈創立六十周
年記念〉シンポジウムの形式に
したがいかがだったか」に対し
て、
回答者全員が「とても良かっ
た、良かった」と回答され、シ
ンポジウム形式で良かったとの
評価をいただき、成功裏に終え
ることができたと考えている。
具体的なご意見には以下のよう
なものがあった。
・経験豊かな人に登壇していた
だいたことは、会の成功につ
コーディネーター
の2人
本年度第二回会員研修会は平
成二十五年十一月二十日、スク
ワール麹町で行われた。参加者
は約六十名。本年度は本会創立
六十周年に当たり「創立六十周
年記念シンポジウム」と銘打っ
て行われた。内容は「生き生き
人生を目指して―豊かな人生を
歩む―」をテーマとした。
シンポジストには、今井新之
丞氏(元葛飾区立奥戸小学校校
長・ 元 退 職 校 長 会 葛 飾 支 部 長 )
、
落合勇氏(元都立葛飾養護学校
校長、NPO法人アジアマイン
ド)
、 粂 幸 子 氏( 元 文 京 区 立 西
片幼稚園園長・現退職校長会会
計部副部長)
、 鈴 木 一 正 氏( 元
都立練馬高等学校校長・現退職
校長会文京支部長)
、新井田晃
5 人のシンポジスト
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
◇現職教員対象 研 修 会
全
1
全体
体会
会 1
○片岡会長挨拶
教育への期待がたくさんあり、
区教委には注文が多い。現場を
東京都公立小学校校長会
景子様
最後は先
子供の
期待に応
情報部長
若い先生方は、先輩の先生方
に教えてもらった知識・技能等
生方が授
えるには
を日頃の経験・体験を通して積
業を通し
経験が必
図るには】
ラウ
ウン
ンド
ド 1
1
ラ
【教員としてスキルアップを
導・育成に感謝。
七回に
亘り、若手・現職の先生方の指
鶴巻
み重ねながら身につけてもらい
て子供達
えたいか
になる。
若手教員の研修会に感謝して
いる。
場を千寿
東京都教育庁
の援助により作成した。
お手元
の冊子は、東京都教職員互助会
かかって
かせるかは、一人一人の研鑽に
る。どのような実戦を考え、活
若手教員の多数退職者がいる。
新採用が毎年三千人と続いてい
若手教員を三つのグループに
分け、「教師は授業で勝負する」
◇講師 藤田 修史先生
(東京都教委指導主事)
実りの多い研修会になっても
らいたい。研修方法は、ワーク
いる。
「授業参観・
また、「自己評価」
参 観 さ れ た 回 数 」「 授 業 記 録 の
には何が必要か、退職校長が加
向山 行雄先生
(元中央区立泰明小学校長)
◇コーディネーター
ショップの形式で行う。
校とした。
常東小学
人事企画担当部長
粉川 貴司様
して、会
支えるスタッフを配置している。
教員のスキルアップ
たいと願っている。そのことが
要。
子供の期待に応える
~子供に向かい 合 っ て の
日々 の 実 践 ~
に何を伝
本年度
は、足立
スキルアップにつながると思う。
教育支援活動委員会が中心に
なって計画を進めてきた標記研
本会は、現職教員を対象にし
た研修会であり、本年度で七回
目になる。
当日は、やや寒かったが好天
に 恵 ま れ た。 参 加 者 は、 来 賓
わり相談・助言をした。
○来賓挨拶
に感謝。
立区教委
退職校
長会・足
六名、受講者七十七名、会員・
青木 光夫様
理事七十名の合計百六十九名で
あった。
足立区教育委員会教育長
十六名、
講師・コーディネーター
にお願い
区教育長
時
月 日(土)
13 30
時~
16
―
8
―
修会が開催された。
期日 平成 年
11
会場 足立区立千寿常東小学校
25
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
校 長、 講 師 よ り ア ド バ イ ス が
量についてまとめ発表し、退職
付け方」などの授業に関する力
護 者 の ク レ ー ム 」。 そ の 対 応 に
に応じて工夫すること。事例「保
が必要。ルールづくりは、学年
内で話し合うこと。統一と創造
全
2
全体
体会
会 2
各ラウンドの代表から、協議
内容が報告された。
R1 黛 慶太先生
(足立区立花畑小学校)
を熟読されたい。
※片岡会長の謝辞の後、閉会。
○終わりに
会場の千寿常東小学校では、
校長先生・副校長先生・先生方・
主事さん方のご支援、ご協力を
【参加者の声【抜粋】】
ざいました。
いただき、スムーズな運営をす
R2 古谷けい子先生
(足立区立保木間小学校)
ることができた。ありがとうご
R3
伊藤 浩平先生
(足立区立中川小学校)
※各ラウンドの講師の藤田修
史・秋田博昭・斉藤一裕先生か
話が聞けてよかった。
◆全体会2で、他のラウンドの
きうれしかった。
若手を温かく見守っていただ
◆指導してくださった先生方が
あったのがよかった。
ら、講評・まとめの話があった。 ◆若手同士で話し合う場が多く
東京都教育庁指導部
○来賓挨拶
指導企画課教育計画担当課長
酒井 泰様
学ぶ姿勢や自らを磨こうとす
る努力が教師には大切である。
数計算」について、グループに
が大切。例題として「算数の小
授業では、絶えず子供たちに
自分なりの考えを持たせること
重要。本
つことが
相手を持
良き相談
あげます。
(写真・塩見晴康)
(文・苗村崇伶)
会のご熱意に感謝し、お礼申し
てくださった足立区教委、校長
清水 朋子先生
(元葛飾区立清和小学校長)
◇コーディネーター
◇講師 斉藤 一裕先生
(足立区教委統括指導主事)
スキルアップを図るには】
ラウ
ウン
ンド
ド 3
3
ラ
【学習指導の
交えて話し合い、発表した。
ついてグループで、退職校長を
あった。
ラウ
ウン
ンド
ド 2
2
ラ
【学級担任として
スキルアップを図るには】
◇講師 秋田 博昭先生
(東京都教委指導主事)
◇コーディネーター
井上 文敏先生
(港区立高輪台小学校長)
若手教員を四つのグループに
分け、冊子・二章の「学級づく
り」について計画の作成は学年
分かれ板書計画を作成し、発表
日の資料
達成感や成就感は義務感やや
本研修会にご理解をいただき
らされている感では得られない。 様々な形で、教員に参加を勧め
しあった。
―
9
―
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
第183号
東京都教育庁からの業務委託
平成二十六年度都公立学校教員
採用候補者を対象とする
実践的指導力養成講座
東京都教育委員会では、平成
二十六年度東京都公立学校教員
採用候補者を対象として、実践
的指導力養成講座を開催するこ
とになりました。
その講座の講師を東京都退職
校長会に委託されました。
目的
◇ 学級経営・学習指導が円滑
にできるように、講義や学校体
験を通して児童・生徒理解や学
級集団への指導の仕方を学ぶ。
◇ 特別支援教育の意義や発達
障害等、特別な支援を必要とす
る児童・生徒への指導について
講義や学校体験を通して実践的
に学ぶ。
◎延べ千四十八人の方が講師
として活躍しました。
2 実施内容・規模
コース
C
A
コース内容
学級経営・特別支援
学級経営
B
特別支援教育
学級経営
特別支援教育
実施日
12月8日 12月9日 1月7日 1月10日 1月8日 1月9日 1月12日 1月14日 1月13日 1月15日
講座内容
全体会 校種別 全体会 校種別 全体会 特別支 全体会 校種別 全体会 特別支
(講座) 訪問 (講座) 訪問 (講座)援教育(講座) 訪問 (講座)援教育
実施場所
小学校
中学校
配置講師
高等学校
特別支
援学校
特別支
特別支 銀座ブ
特別支
学校
各公立 日比谷
日比谷 各公立 日比谷
多摩教
援学級 全体会
援学級 ロッサ
援学級
訪問
学校 公会堂
公会堂 学校 公会堂
育会館
併置校
併置校 ム
併置校
学校数
配置講師
15
30
学校数
配置講師
12
58
12
8
8
58
13
26
26
12
24
4
学校数
配置講師
30
29
6
学校数
配置講師
合計
24
3
14
56
7
14
14
7
14
28
14
5
26
12
24
7
14
56
13
24
25
14
196
196
88
88
64
64
7
14
7
14
26
14
7
14
5
14
25
6
6
10
10
50
50
10
10
50
50
126
126
本部配置
10
10
10
10
10
10
10
10
10
10
50
50
計
66
66
116
116
114
114
114
114
114
114
524
524
―
10
―
1048
間を差し繰り参加してくれまし
た。講師を引き受けた方々は時
と夜の部の合計四回開催しまし
九日と十二月七日に、午後の部
都教育庁のご協力をいただき、
講師対象の事前連絡会を十一月
講座開催に当たって
内容でした。
研修にスムーズにリンクできる
た。それはまた、学校訪問での
変有効な学習の機会となりまし
にも触れ、受講生にとっては大
た。講座内容では、今日的課題
級経営のポイントの三講座でし
等」
「いじめの未然防止等」学
午 後 は「 人 権 感 覚 」「 危 機 管 理
指導について」の三講座でした。
「 学 級 経 営 の ポ イ ン ト 」「 学 習
その後、授業観察や休み時間の
て具体的な説明を聞きました。
活動、児童生徒の実態等につい
学校経営の方針、特色ある教育
研修内容は登校指導の見学か
ら始まり、訪問校管理職から、
ととしました。
二十人の受講生)を引率するこ
グ ル ー プ 編 成 の 受 講 生( 最 大
し、一校当たり二人の講師が二
学校訪問研修は、一人の講師
が十人の受講生の担当を原則と
学校訪問研修での指導
・学校訪問研修を引き受けてく
のやりがいがあった。
講生の真摯な態度を見て、講師
・四月から教壇に立つ予定の受
◇講師
授業観察や休み時間の見学は、
・講師の先生の解説を受けての
の姿が見られて良かった。
校訪問で実際の指導や子供たち
・全体会で学んだ内容を基に学
研修会に関わった人の声
全体会での講師の活動
してもらうことが出来ました。
での講座内容等を具体的に理解
問時の受講生の引率方法、そこ
は資料を用意し、集合時刻・集
もちました。退職校長会の講師
講義終了後グループ別に学校
訪問に当たっての事前説明会を
ました。
生の様子に応じ適宜助言等をし
自分の担当するグループの受講
研修の終わりは、本日のまと
めとして講師のコーディネート
修が行われました。
画に沿って、充実した内容の研
に学校と打ち合わせした研修計
内容は多少異なりますが、事前
解させました。学校により研修
見学等児童生徒の実際の姿を理
・本会の底力を示せた。
た会員へ感謝する。
・本事業を理解し協力してくれ
げて協力できた。
・都教委の重要施策に組織を挙
◇退職校長会本部
れた学校に、感謝する。
今後の自信になった。
◇受講生
た。
全体講座に参加した退職校長
会の講師は、講義内容に沿い、
全体会での講座はA・Bコー
スは二日、Cコースは一日開催
合場所、留意事項等を行い訪問
で受講生の意見交換や研修内容
委託授業は本年度を契機に更
に充実させ、受講生が採用後に
採用前研修会の実 施 状 況
事業の趣旨・講師の役割等の
説明に続いて、二日目の学校訪
されました。
研修事前指導をしました。
への質問・感想、それらに対す
教員として円滑にスタートでき
経営を例に内容の一部を紹介す
を図ってまいります。
まとめ
講座の内容は、前記表のよう
に学級経営と特別支援教育に分
る講師の解説等の話し合いを持
る学びの場となるよう改善充実
かれています。Aコースの学級
満席の会場には、受講生の、
真剣に学ぶ姿がみられました。
つなどして締めくくりました。
ると学級経営の内容は、午前は
「東京都の児童生徒について」
―
11
―
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
青空に恵まれた会場
た。
った。参加者は約二千人になっ
た。どのコーナーも大盛況であ
機会とすることであった。
ての意義や価値の再認識を促す
育てに対する意識を高め、子育
もう一つは、保護者や地域の子
アピールする機会とすることで、
小中学校は施設を開放し遊具用
「 子 育 て 研 修 会 」 の 後 援 は、
各区や各区教育委員会である。
考えると感慨深い。
り前のようになっていることを
り、親子に遊び方を伝えていた。
が昔遊びのコーナーで、膝を折
具を貸し出している。地域の企
午後は、保護
者によるコン
サートに続き、
•••••••••••
十
年目の「子育て研修会」と
•••••••••••
東京都退職校長会
•••••••••••
江東支部 山本三起子
•••••••••••
•••••••••••
十月二十七日(日)に江東区
立南陽幼稚園・小学校において
業が土産品を提供してくれるこ
講演会が開催さ
第二回開催から、主催は東京
都国公立幼稚園長会・東京都公
「子育て研修会」が開催された。
とが多い。毎回、開催区が一丸
れ た。
「子ども
立幼稚園PTA連絡協議会とな
第十回開催という節目に相応し
となって、都内の大勢の親子を
の発達と生活リ
り現在に至っている。当時は、
く、雲一つない青空に恵まれた。
迎えるという雰囲気が生まれる。
ズム~これから
父親の子育てへの関心を高めて
江東区長のご臨席を賜り、華や
の子どもたちに
いこうという意見があり、父親
かな雰囲気に包まれて開会式が
東京都退職校長会の「子育て
研修会」への協力は、第四回か
今必要なこと」
の子育て参加を促し、親子で一
行われた。会場は、例年と同じ
という演題で和洋女子大学の鈴
楽しさに気付い
ら始まった。数人の元園・校長
ような豆つかみ
木みゆき氏の講演があった。幼
てもらうために
工夫が重ねられ
た。第一回から
第三回はテーマ
を「お父さん一
緒に子育て語ろ
うよ」としてい
た。 そ の 後、
様々な家庭に配慮して、テーマ
が「子どもと一緒にあそぼう」
に変更された経緯がある。今こ
そ「イクメン」という姿が当た
当時、運営に携わっていた一人
として、その光景が忘れられな
い。園長たちとPTAの役員た
ちは大いに励まされた。先輩方
の支援がありがたかった。その
後も退職校長会の「子育て研修
会」への協力は続いている。今
年は四名の退職校長会員が参加
した。
これからも、この協力が続く
ように心から願っている。
―
12
―
緒に遊ぶことの
やスリッパ飛ば
児期の睡眠のとり方は、思春期
などに、幼稚園教育の重要性を
趣旨の一つは、保護者や自治体
の主催により始められた。会の
都公立幼稚園PTA連絡協議会
東京都国公立幼稚園長会・東京
この「子育て研修会」は、十
年前に全国国公立幼稚園長会・
のヒントを得る内容であった。
育てを振り返ることや、子育て
会場からため息が聞こえた。子
に影響することが話されると、
しなどのコーナ
ーに加えて、開
催地江東区なら
ではの魚釣りコ
ーナー、くじ引
きのお土産コー
ナーがあった。
また、消防署
の協力を得た親子防災教室コー
ナーは、消火器・AEDの体験
や消防署員の制服を試着するこ
とができる体験の場となってい
子どもと一緒にあそぼう
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
講師の鈴木みゆき氏
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
平成 25 年 秋の叙勲受章会員
••••••••••••••••••••••••••
栄えのご受章お祝い申し上げます。 計 13 名(敬称略)
瑞••••••••••••••••••••••••••
宝 小 綬 章 1 名
支 部 氏 名 年 齢 退 職 時 勤 務 校
埼 玉 山崎 功 7 0 都 立 第 一 商 業 高
瑞 宝 双 光 章 12 名
支 部 氏 名 年 齢 退 職 時 勤 務 校
大 田 須藤 光郎 8 5 大 田 石 川 台 中
世 田 谷 今関 武 8 7 品 川 後 地 小
世 田 谷 森 孝士 8 5 江 東 水 神 小
杉 並 新井 哲雄 8 7 新 宿 四 谷 六 小
杉 並 納田新八郎 8 6 豊 島 文 成 小
葛 飾 前沢 正己 8 5 葛 飾 梅 田 小
八 王 子 辻野 具成 7 5 八 王 子 第 一 中
日 南 青 宏 8 5 大 田 東 調 布 中
北 多 摩 北 塚本 俊和 8 6 豊 島 大 成 小
西 多 摩 高木 藤男 8 7 瑞 穂 瑞 穂 一 小
神 奈 川 溝江 力 8 6 大 田 矢 口 小
••••••••••••••••••••••••••
神 奈 川 上原廣三郎 8 6 大 田 大 森 三 中
••••••••••••••••••••••••••
••••••••••••••••••••••••••
高齢者叙勲受章会員
••••••••••••••••••••••••••
栄えのご受章お祝い申し上げます。 計 6 名(敬称略)
••••••••••••••••••••••••••
(会報 182 号以降 支部からの報告による)
瑞宝双光章
近藤 英(文 京)
森 清見(世田谷)
います。このたびの台風災害に
椿の花も目につくようになって
大島では例年より早く西風が
ふきはじめ、さざんかに続いて
大島支部長 願法勇四郎
できませんでしたが、私達の気
りとしました。たいしたことは
ことで、ひとまず今回は打ち切
定でしたが、重機が入るという
ら購入させていただきました。
生々しい崩落の跡を見ながらの
対しましては、ほんとうにご心
持ちが少し晴れたというところ
作業でした。熊手やスコップな
配をおかけしました。島の全会
です。大島町としては、がれき
どの用具も、お見舞い金の中か
員あてのお見舞い状やお電話、
の撤去や港湾の整備、仮設住宅
―
災害ボランティアに
ついて
過分なお見舞い金までお送り下
のことなど課題は多くあります
13
作業は十一月いっぱい続ける予
さいましたことにつきまして、
ご心配いただきました会員の皆
が、人情のある観光の島をめざ
ばず、児童・生徒、六校の小・
様に心から感謝しつつ、ご報告
―
時松 茂親(埼 玉)
赤木 康二(埼 玉)
心からお礼申し上げます。幸い
中学校校舎も無事でした。こう
とさせていただきます。ありが
して再出発しようとしています。
した中、大島支部としても何ら
とうございました。
会員およびその親類に被害は及
かの行動をおこそうということ
になり、十一月十三日から五日
間、「 災 害 ボ ラ ン テ ィ ア 」 を 実
施しました。作業内容は元町に
ある小学校グラウンドのがれき
置場跡の小石や破片を集めて捨
てるというものです。会員十七
名中、十名が参加しました。現
場 か ら は 三 原 山 が よ く 見 え、
きれいになったでしょう!
ありがとうございました
武田 進(板 橋)
大和 裕子(足 立)
信正
社会保障対策
合同研修会報告
副会長 谷
十二月十日、恒例の東京都退
職公務員連盟との合同研修会を
%それぞ
分でできることは自分で行って
月に
早起きで皆快眠。毎日入浴が多
年
いる。参考にしたい事柄ばかり
%、
く冬は冷えに注意している。
に
れ減額される。
である。
(資料提供は退公連)
食事は三食決まった時刻に食
べ、好き嫌いがない。晩酌は
合(男性)で喫煙はしない。
ア活動、公園の花植え、ゴミ拾
ている。何事もプラス思考で自
を集計した。それらを要約する
時間はとる。早寝
主に年金関連法案の中身と健康
会や老人会の役員、ボランティ
趣味をもち自分の仕事として町
~
退公連には減額に驚いた方か
らの相談が来ていると言う。
二、健康寿命の延伸調査
1
い、登下校児童の見守りなど、
~
9
岩井 昭
根岸 美智子
教育に携わりきて六十余年
志をつらぬきて道歩みきし
同胞集いゆめを語らん
苗を育てて花は咲いたか
五味田 稔
張江 幸男
年輪を六十数え野に立てば
還暦を迎へし退職校長会
見よや苗木もそびえて高し
良き国たれとさらにつくさむ
立花 徳子
武藤 貞子
左右見て車通らぬ赤信号
顔と手がやけて休暇の終わりたる
渡れ渡れと低く声する
医師の笑顔に山の匂いす
辰嶋 幸夫
山下 孝
遠ざかる夜の靴音聞きながら
すぎこしの六十年を偲びたり
明日の会議がまた気にかかる 絆はかたく未来へ歩まん
7
「東京都退職校長会創立60周年に寄せて」より
メダカの歌会こそとはに盛らめ
歌人のうまずたゆまず学び来し
いつしか老後の生きがいとなる
岡崎 洋次郎
矢部 正子
さそわれて入会したる短歌会
発表する福利厚生部長
中岡啓子
2
と、家庭は円満で、経済的にも
現在元気な長寿な方( 歳~
歳)を訪問調査し健康の秘訣
80
0.5
寿命の延伸についての研究内容
日退連会館三階会議室で開催。
4
恵まれている。適度の運動をし、 人のために役立つことを心がけ
月
4
―
27
が示され、意見交換を行った。
26
14
1
91
睡眠は
%、 年
1
短歌十首
一、年金関連情報
二三〇万円より下がらないよう
にする等)を示し獲得内容が報
告された。
年 月に
10
年金制度については、年金額
の特例水準を本来水準に戻すた
め、
25
―
昨年八月『被用者年金制度の
一元化等を図るための厚生年金
保険法等の一部を改正する法
律』が成立し、共済年金にある
公的年金としての三階部分(職
域部分)は廃止となる。恩給部
分 %削減となると大変で、何
% 以 上 は 引 か な い、 年 額
とか押さえるための策(年金額
27
10
第183号
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
故 田 辺守一先生を悼む
惜しい人を亡くした。
残念、無念。
府中市立第九中学校長退職後
は、中友会副会長等多くのボラ
ンティアをなさった。
最近は、都教職員互助会の退
職教職員ボランティアや東京都
教育委員会教育庁人材バンクア
ドバイザー、また、学校の警備
員や学級支援員等もされていた。
「 月 に 入 る も 残 暑 と は、 自
然の変化に驚くばかりです。毎
度取りまとめをおやりいただき
感謝に堪えません。近いうちに
上 州 の 温 泉 に 行 き ま せ ん か。
」
とのお便りの矢先。昨年 月交
通事故でご逝去。信じられない。
日通夜。教え子の東村山市長
の花輪もあり、会場にはあふれ
んばかりの人々。
先生は、前掲の便りに見られ
るように、気配りの細やかな方
だった。報告書は締切日2、
日前には必ず届いた。誠に惜し
い方を亡くした。
もっと一緒に仕事をしたかっ
合掌
たが。 アドバイザー委員 阿久津
応募コーナー
― 作品募集 ―
短 歌・ 俳 句・ 川 柳( ひ
と り 三 首 ま で )・ コ ン
ト( 百 字 程 度 ) 等 を 葉
書でお寄せください。
送り先
―
―
〒
東京都文京区
湯島4― ―3
日公連ビル5F
東京都退職校長会
p143・17石原彦文 315-0013
茨城県石岡市府中 1-3-9
常陸国府館 401
15
0034
12
p124・94山中昭夫 245-0022
横浜市泉区和泉が丘 3-27-3
―
113
p69・78阿部悦子 206-0004
多摩市百草 1103-1
042-374-4688
会報部
平成 24 年度会員名簿訂正・転居等
平成26年1月25日
東京都退職校長会会報
第183号
25
10
10
3
東京都退職校長会会報
平成26年1月25日
第183号
4
24
23
21
20
19
16
11
8
25
15
29
30
21
18
21
15
22
99
76
86
89
83
61
100
85
86
85
90
91
83
93
85
86
82
125
85
112
84
87
116
25
139
73
131
29
129
31
7
118
63
・ ・
町 田 小
千葉西 小
江 東 小
豊 島 小
埼 玉 中
杉 並 小
埼 玉 小
武・三 小
神奈川 小
中 野 小
小
千葉西 小
北多摩中
小
府 中 小
北多摩中
中
千葉中 小
北多摩中
埼 玉 小
校種
年齢
頁
新
17
年 月 日 支部名
23
10
氏 名
財津 哲夫
24
11
・ ・
24
6
・ ・
25
6
・ ・
吉原 竹虎
池田 等
25
7
・ ・
25
8
・ ・
伊藤 一郎
塩田 正行
25
9
・ ・
奥 宣
森嶋 亮
25
9
・ ・
・ ・
25
10
・ ・
内田 輝弥
中坪 昭義
25
10
・ ・
25
10
・ ・
25
10
・ ・
伊藤 芳雄
土屋 元治
石井 文明
伊藤金次郎
25
10
・ ・
25
10
・ ・
竹内 辰雄
原田 敦
25
10
・ ・
25
10
・ ・
田辺 守一
遊馬 正三
25
6
1
1
25
23
20
19
18
10
30
26
22
13
11
7
7
6
4
3
29
27
27
27
79
78
93
85
100
78
86
89
87
84
78
91
88
89
95
83
91
88
93
84
90
97
88
88
116 123 102
41
4
111
64
76
118
34
141
20
75
53
114 135 140
18
19
28
13
74
69
16
世田谷 小
南 小
山王小
西原小
香取小
日野第四小
おおさわ学園 第七中
石神井西小
余丁町小
明治小
江東ろう
林町小
葛飾養護
光が丘第三中
赤塚第一中
城南特別支援
蒲田小
大崎中
編 集 後 記
新しい年が始まりました。昨
年は世界も日本も慌ただしい動
大田
渋谷
江東
日野
三鷹
練馬
新宿
江東
都立
文京
都立
練馬
板橋
都立
大田
品川
きの中で過ごしました。その中
で本会は六十年の時を刻みまし
15.3
20.3
20.3
23.3
22.3
23.3
23.3
15.3
8.3
22.3
16.3
20.3
24.3
25.3
17.3
20.3
日
田 中
た。
会報百八十三号は、創立六十
周年式典・同記念祝賀会関係が
トップ記事です。この記念事業
では多くの会員が集まり、数々
の成果をもたらしました。その
数々の宝をぜひ本年以降へと繋
大田区東六郷 3-19-20
世田谷区瀬田 5-25-20
江戸川区小松川 2-10-1-1013
日野市日野本町 4-19-21
武蔵野市緑町 3-6-11
三鷹市井口 4-15-10
小平市学園西町 2-11-7-4
あきる野市野辺 768-6
松戸市小金原 9-14-20
松戸市六実 3-60-2
坂戸市鶴舞 4-22-20
川越市吉田新町 1-2-2-1-204
志木市柏町 2-27-12
川崎市宮前区宮前平 3-4-13-406
横浜市都筑区池辺町 4331-5
横浜市戸塚区小雀町 2388-2
武・三 中
大
並 小
飾 小
―
千葉中 中
葛
16
149-0046
158-0095
132-0034
191-0011
180-0012
181-0011
187-0045
197-0823
270-0021
270-2204
350-0241
350-0808
353-0007
216-0006
224-0056
244-0004
ぎたいものです。
―
小
本号は、各種の〞報告〟を取
り挙げました。例年の「現職教
員研修会」も足立区立千寿常東
男 03-3738-8049
男 03-3708-6627
男 03-5609-3558
男 042-581-0560
女 0422-55-5433
男 0422-32-7308
男 042-332-5145
男 042-559-4678
男 047-341-8292
男 047-387-4418
男 049-281-6135
男 049-232-6102
男 048-476-8166
男 044-866-2061
女 045-933-5065
男 045-851-6557
小学校で七回目を行いました。
「採用前実践的指導力養成講
座 」 は 新 し い 試 み で す。「 全 連
退・関東甲信越大会」も貴重な
報告です。本年度二回行った「会
員研修会」は新しい内容・方法
で行われました。
本年も会報部は会員の皆様の
ご理解とご協力をいただきなが
(八重樫)
ら会報作りに励みます。
S 19.5.7
S 22.6.7
S 22.12.7
S 26.3.19
S 24.12.22
S 24.7.18
S 26.1.7
S 18.2.3
S 11.2.1
S 23.2.15
S 18.9.9
S 23.3.19
S 26.9.23
S 27.4.14
S 20.2.6
S 23.10.1
北多摩北
世田谷 小
川 小
神奈川 高
荒
千葉西 小
小
田 小
北多摩北
町
京 小
千葉中 小
文
馬 小
千葉西 中
平成 25 年度会員名簿追加
きたむら ふみお
いちかわなおみち
みやぎ てつお
おおた ゆきお
かのう すみこ
さとう さちお
まめだ けいじ
つかの いさお
いぐち あきら
もりしゅういちろう
おちあい いさむ
こばやしかずひで
みやぎ ただし
さとうしょういち
すずき しげこ
おおたき よしお
・ ・
比護 繁
13
・ ・
柴山 秀男
10
・ ・
25
10
・ ・
安念 弘
永栄 敬之
・ ・
25
10
杉
・ ・
25
10
世田谷 小
田中 忠男
・ ・
25
11
世田谷 中
木匠 顕一
森 清見
・ ・
25
11
神奈川 小
・ ・
25
11
神奈川 小
飯島 正
天野 軍吉
25
11
・ ・
25
11
・ ・
近藤 政明
25
11
・ ・
25
11
・ ・
宮野 進
丸木 守
高柳美知雄
25
11
・ ・
25
11
・ ・
25
11
北村 文夫
市川 直道
宮城 哲夫
太田由紀夫
狩野 澄子
佐藤 幸穂
豆田 啓二
塚野 征
井口 昭
森 秀一郎
落合 勇
小林 一英
宮城 正
佐藤 正一
鈴木 重子
大瀧 吉夫
野中 敬一
村田英三郎
25
12
・ ・
外川 武
25
12
・ ・
25
12
・ ・
岡 善太
鈴木 真一
25
12
・ ・
25
12
・ ・
宮本 周二
植田 正次
・ ・
25
12
練
・ ・
25
1
西多摩 小
深谷 一男
26
1
埼 玉 小
・ ・
26
1
・ ・
26
1
大 田
世田谷
江戸川
日 南
武・三
武・三
北多摩中
西多摩
千葉西
千葉西
埼 玉
埼 玉
埼 玉
神奈川
神奈川
神奈川
並木 信一
谷田部壽雄
石井 信雄
26
Fly UP