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HDMA-4000 - デジタルコンテンツTV

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HDMA-4000 - デジタルコンテンツTV
ネットワーク対応ハイビジョンプレイヤー
HDMA-4000
セールスマニュアル < Ver.0.99 >
[2006/12/28]
カノープス株式会社 企画マーケティング本部作成
<< はじめに~本セールスマニュアル作成の目的 >>
HDMA-4000 は小型筐体内蔵ハードディスク収録内 HD コンテンツを再生するハイビジョン映像再生システムです。
「スケジュール再生」 や 「シリアル制御コントロールによるビデオ ・ オン ・ デマンド再生」 などの特殊再生にも対
応し、 またネットワークや USB ドライブ経由によりコンテンツ更新も容易に行えます。 現在販売されているハイビ
ジョン映像再生システムの中で、 もっとも手軽にハイビジョン映像を利用できるシステム、 といっても過言ではあり
ません。
ハイビジョン映像をプロモーションや情報伝達手段として積極的に活用したいという機運が熟しつつあります。 こ
の機運を的確につかみ、映像利用をお考えのクライアント様に、どこよりも早くハイビジョン映像利用のソリューショ
ンを提案することはクライアント様はもちろん、 販社様にとっても大きなビジネスチャンスをもたらします。
本セールスマニュアルには、 HDMA-4000 の特長 ・ 機能解説はもとより、 HDMA-4000 向きのシチュエーション案
や従来の映像再生機器との相違点 (= HDMA-4000 のメリット) やシステム設計におけるテクニカル情報も記載
しております。
是非、 本セールスマニュアルをご活用いただき、 HDMA-4000 を積極的に拡販いただき、 大きな成果をあげてい
ただければ幸いです。
■ 著作権について
テレビ放送やビデオなど、 他人の作成した映像 / 音声をキャプチャしたデータは、 動画、 静止画に関わらず個人として楽しむ
以外は、 著作権法上、 権利者に無断では使用できません。 また、 個人として楽しむ目的であっても複製が制限されている場
合があります。 キャプチャしたデータのご利用に対する責任は当社では一切負いかねますのでご注意ください。
■ ご利用上の注意
ご使用上の過失の有無を問わず、 本製品の運用において発生した逸失利益を含む特別、 付随的、
または派生的損害に対するいかなる請求があったとしても、 当社はその責任を負わないものとします。
製品本来の使用目的および当社が提供を行っている使用環境以外での動作は保証いたしかねます。
* カノープス、 Canopus およびそのロゴは、 カノープス株式会社の登録商標です。
* Microsoft Windows は米国マイクロソフト ・ コーポレーションの登録商標です。
また、 その他の商品名やそれに類するものは各社の商標または登録商標です。
==
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
目
次
1. ハイビジョン映像のすすめ
5
1-1. ハイビジョン映像が同業他社との差別化を実現します
1-2. ハイビジョン映像をもっともスマートに再生する 「HDMA-4000」 5
5
2. HDMA-4000 のもたらすメリット
6
2-1. HDMA-4000 の先進機能とユーザーズメリット
2-2. 販売店様のメリットも大きい 「HDMA-4000」 6
7
3. HDMA-4000 について
9
3-1. HDMA-4000 の概要
3-2. HDMA-4000 の特長
3-3. HDMA-4000 の用途
9
10
11
《参考 : スケジュール再生とビデオ ・ オン ・ デマンド再生》 12
4. 他のカノープスハイビジョン再生製品との相違点
13
HDMA-4000、 MEDIAEDGE3、 HDSS-P1000 の比較表
14
5. 他の映像再生機との相違点
16
6. 各部の名称と機能、 機器の接続
18
6-1. HDMA-4000 全面部
6-2. HDMA-4000 背面部
18
19
6-3. リモコン
6-4. 機器の接続
20
20
7. コンテンツの更新方法
21
7-1. ネットワーク経由のコンテンツの更新方法
7-2. USB 経由のコンテンツの更新方法
21
23
8. コンテンツの作成方法
24
《参考 : ProCoder 2.0 の特長》 25
9-A. スケジュール再生
26
9-A-1. スケジュール再生
26
9-A-2. HDMA-4000 におけるスケジュール再生特長
9-A-3. スケジュール再生の手順
9-A-4. スケジュール再生 テキストファイル作成例
26
27
28
==
HDMA-4000
9-B. スケジュールの作成方法 (詳細) 30
9-B-1. スケジュールテキストの書式
9-B-2. スケジュールファイルが不正な場合の動作
30
32
10-A. ビデオ ・ オン ・ デマンド再生33
10-A. ビデオ ・ オン ・ デマンド再生
33
10-B. シリアル接続によるコントロール34
10-B-1.
10-B-2.
10-B-3.
10-B-4.
10-B-5.
シリアル接続概要
コマンド詳細
エラーコード
使用方法
コンテンツファイルの管理
34
35
36
37
37
11-A. 設定メニューの解説 (フロントパネル) 38
11-A-1. フロントパネルによる設定メニュー
【1. VIDEO 設定】 【2. NETWORK 設定】 38
39
40
【3. SYSTEM 設計】 【4. INFORMATION 設定】 【5. SHUTDOWN 設定】 41
42
42
11-B. 設定メニューの解説 (WEB ブラウザ) 43
11-B-1. Web ブラウザによる設定 (HDMA-4000 Setup ページの呼び出し) 11-B-2. 準備と起動
11-B-3. HDMA-4000 Setup ページの説明
43
43
44
12. Appendix
47
12-1. ファームウェアのアップデート
12-2. バージョンアップ情報
12-3. 本体サイズ
47
48
49
12-4. ハードウェア仕様
50
==
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
1. ハイビジョン映像のすすめ
1-1. ハイビジョン映像が同業他社との差別化を実現します
私たちはいま、 日常生活のあらゆるシーンで、 製品 PR や情報提供 ・ 施設利用案内などの映像を目にしています。 映
像メディアを利用した情報伝達やプロモーションはもはや、 当たり前のこととなりました。
映像によるプロモーションでは、 その映像の美しさやリアル感が非常に重要な要素であることは、 いうまでもありません。
映像が高画質であればあるほど、 視聴者への訴えかけは強まります。
いま、 映像メディアを最大限に活用している先進の企業などにおいては、 他社との差別化のために、 ハイビジョン映像
による情報伝達に大いに注目しています。 その背景には、 プラズマディスプレイや液晶モニターなど、 各種映像表示機
器の進化があります。 また、 地上デジタル波放送も始まり、 家庭でも大型のモニターでハイビジョン画質が楽しめる時
代に移り変わりつつあります。
一般の人たちがごく普通にハイビジョンを見られる時代になったというのに、 プロフェッショナルな業務用の映像がいつ
までも、 SD レベルの画質のままというわけにはいきません。 ビデオテープや LD (レーザーディスク)、 DVD などでは
ハイビジョン映像を映し出すにはすでに、 その技術面からして力不足であり、 実際、 DVD などに収録された素材を高
品質なプラズマディスプレイや液晶モニターに映し出すと、 かえって画質が荒れて見えてしまうといった現実も出てきて
います。
そうした中、ハイビジョン映像を映し出すもっともスマートで、かつ、リーズナブルなシステムとして注目を浴びているのが、
「HDMA-4000」 です。
1-2. ハイビジョン映像をもっともスマートに再生する 「HDMA-4000」
「HDMA-4000」によるハイビジョン映像は、最新のプラズマディスプレイや液晶モニターに映し出すのに最適です。「かえっ
て画質が荒れて見えてしまう」 という先述の例と比べたときには、 これが同じモニターなのだろうかと疑ってしまうほどの
美しさが再現されます。
もちろん、 「HDMA-4000」 は、 デジタルファイルをそのまま再生する形式ですので、 ビデオテープのような画質の劣化
はありませんし、 LD や DVD のように、 面倒なディスクの入れ替えも不要です。 その上、 複雑なスケジューリングをし
た再生プログラムであっても、 誰でもが非常に簡単に設定できるようになっています。
他に例を見ないコンパクトな筐体も、 「HDMA-4000」 の大きな特長です。 このコンパクト設計により、 設置スペース ・ 再
生場所を問いません。 付属リモコンによる各種操作、 および、 LAN ケーブルで接続された外部の PC から、 コンテンツ
の更新や再生スケジュールの設定なども行えます。 なお、 コンテンツの入れ替えに関しては、 USB メモリーや USB 接
続のできるハードディスクなどから映像素材を取り込むこともできます。
加えて、 RS-232C を介した再生制御も可能になっていますから、 パイオニア製の業務用 DVD/LD 互換コマンドに対応
しており、 博物館などのように、 すでに設置された DVD/LD による映像再生機器環境のリプレース、 そして、 ハイビジョ
ン化も容易に行えるわけです。
「HDMA-4000」 は、 ショーウィンドウでのディスプレイや展示会などのイベントをはじめ、 博物館や公共施設などでの映
像展示まで、あらゆる現場において、ハイビジョン映像をもっとも手軽に、かつ、スマートに再生できます。 「HDMA-4000」
は、 他社との差別化を図り、 より強力な映像プロモーションを実現したいと考える全ての皆さまに、 注目していただきた
いシステムなのです。
==
HDMA-4000
2. HDMA-4000 のもたらすメリット
2-1. 「HDMA-4000」 の先進機能とユーザーズメリット
ネットワーク対応のハイビジョンプレイヤー 「HDMA-4000」 は、 これまでにはないスマートなハイビジョン映像の再生がで
きるシステムです。 現場でのニーズが最大限に考慮された HDMA-4000 のようなシステムは、 現時点ではまだ、 カノープ
ス以外からは出されていません。
■ハイビジョン映像に対応
技術面での HDMA-4000 の最大のメリットは、 なんといっても、 ハイビジョン映像に対応している点です。 美しく精細な
ハイビジョン映像であれば、 映像が視聴者に訴えかけるアピール力が従来の SD 解像度の映像と比べ圧倒的に違って
きます。 HDMA-4000 では、 ハイビジョンコンテンツとしてはもっともポピュラーな 「MPEG2-TS / HDV」 などの形式を
サポート。 1080/59.94i、 720/59.94p をはじめ多彩な映像方式に対応しています。 また、 MPEG1、 MPEG2 (プログラ
ムストリーム) の再生も行えるようになっています。
■使う場所や用途を問わないコンパクトな設計
HDMA-4000 の大きな特徴の一つとして、 そのコンパクトさがあげられます。
「約 15cm(W) × 25cm(D) × 44cm(H) /約 2kg」 というコンパクトなボディの
中に、 コンテンツの収納から再生までの全ての機能が詰め込まれています。
基本的に、本体とリモコンだけで全てが完結していますので、テレビモニター、
あるいは、 PC 用のモニターのある場所であれば、 上映場所を選びません。
ショップのショーウィンドウ、 企業の玄関ホール、 展示会のプロモーションブ
ースなど、 利用できる場所はアイディア次第といえるでしょう。
■シリアル制御に対応
RS-232C を介した再生制御ができるようになっている点にも注目です。
HDMA-4000 では、 パイオニア製業務用 DVD/LD 互換コマンドに対応してお
り美術館や博物館、 各種公共施設などにすでに導入されている LD や DVD
による映像システムをリプレースして、 ハイビジョンにバージョンアップするこ
とも容易に行えます。 デジタルファイルを直接再生する方式は、 LD や DVD などのディスク再生方式、 あるいは、 ビデ
オテープの再生方式に比べ、 最新コンテンツへの切り替えや映像再生の安定度などの面で大きなアドバンテージがあ
ります。 特に、 新しい映像に切り替えたいときには、 わざわざメディアを新たに作成 (=ダビング、 デュープなど) しな
くてすむ点は、 非常に便利です。
■ USB 接続のストレージ、 または、 ネットワーク経由でコンテンツの更新も簡単
映像コンテンツは、 内蔵のハードディスク、 または、 シリコンディスクに収納しますが、 そのコンテンツの更新には、 便
利な 2 種類の方法を用意しました。
(1) まずは、 USB 接続ができるメモリーやハードディスクを本体に直接接続し、 コンテンツを更新する方法です。
こちらの方法は、 上映したい場所の制限を完全に取り払ってくれるものです。 例えば、 期間限定でテレビモニターを設
置し、 そこで上映を行うといったときには、 非常に便利に利用できます。
(2) そしてもう一つは、100Base-TX、または、1000Base-T の Ethernet で接続し、ネットワーク経由で更新する方法です。
ネットワーク接続の場合には、 外部の PC などからコンテンツの更新だけでなく、 日付や時刻を指定したスケジュール
再生のプログラム設定も行えます。 時間帯によって視聴者のタイプが異なるような場所では、 効果的な映像プロモーシ
ョンが行えることになります。 こちらの方法は、一般的には、常設のモニターに上映する場合に適しているといえますが、
持ち運びのできるノート PC などを利用すれば、 さらに柔軟な利用方法も考えられることでしょう。
■簡単な導入と操作、 そして、 メンテナンスフリーの利点
カノープス製品全般の特徴でもありますが、 HDMA-4000 の操作の簡単さは、 他社製品には類のないものです。 まず、
導入に関しては、 テレビモニターやネットワークに繋ぐケーブルを接続し、 電源コードを電源に入れるだけです。 これだ
けで、 準備は完了します。
操作は、 リモコンで行いますが、 テレビやビデオのリモコンが使えれば、 まず問題なく操作可能です。 リモコンを使わ
==
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
ずに、 ネットワーク経由で外部の PC から操作する場合であっても、 利用者の使い勝手が考慮された専用のソフトウェ
アで、 簡単にプログラム設定やコンテンツの更新が行えます。
そして、 HDMA-4000 では、 コンテンツはデジタルファイルそのもので、 内蔵のストレージから直接再生する方式ですの
で、ビデオテープなどのように劣化はしません。 そのため、導入後のメンテナンスは、ほとんど不要と考えてよいでしょう。
なお、 HDMA-4000 は、 ストレージ部分のタイプにより、 4 つのモデルから選択できるようになっており (40GB ハードデ
ィスク内蔵モデル/ 80GB ハードディスク内蔵モデル/ 1GB シリコンディスク内蔵モデル/ 2GB シリコンディスク内蔵モ
デル)、 お客様の目的はご予算に応じた形での販売が可能です。
ちなみに、 4 タイプある HDMA-4000 のうちの 2 つのモデルで採用されているシリコンディスクは、 ハードディスクと同様
に使用できる大容量のストレージですが、 回転駆動部分がありませんので、 製品寿命が長く、 メンテナンスコストも節
減できるという利点があります。
以上のように、 視聴者への訴求力の高いハイビジョンコンテンツで、 すぐにもプロモーションなどのアクションを起こした
いと考えるお客様にとって、 HDMA-4000 はもっともスマートで、 かつ、 便利に使える映像再生システムなのです。 今
注目の 「デジタル ・ サイネージ」 への導入システムとして最適なシステムでもあるのです。
2-2. 販売店様のメリットも大きい 「HDMA-4000」
小型ながらも、美しいハイビジョン映像が手軽に再生できる 「HDMA-4000」 は、お客様はもちろんのこと、販売店様にとっ
ても、 メリットの多いシステムになっています。
■設置、 運用、 メンテナンスなどにかかる見えないコストを削減
HDMA-4000 は、 設置の簡単さ、 操作のしやすさが大きな特徴になっています。 テレビやビデオなどの AV 機器が使え
れば、 配線はもちろん、 リモコンを使っての各種操作も問題なくこなせます。 これはつまり、 販社様 ・ 販売店様にとっ
ては意外と負担になるユーザーサポート部分のコストを大きく削減できることにつながります。
操作については、 基本的には、 製品同梱の 「取扱説明書」 を読んでいただくだけでわかりますが、 仮にサポートやデ
モの必要があったとしても、 1 回のデモでだいたいは理解してもらえるはずです。 お客様に対する特別な教育などは、
ほとんど不要と考えてよいでしょう。
メンテナンスに関しましても、 その手間はほとんど不要と考えて間違いはありません。 特に、 シリコンディスク搭載モデ
ルの場合には、 ハードディスクと違って回転駆動系のメディアではありませんので、 故障の確率もきわめて低く、 製品
寿命も長くなっています。
■ハイビジョン映像の素晴らしさを体験してもらうことが大切
HDMA-4000 は、単体のハイビジョンプレーヤーとしては、一つの完成形になっています。しかし、カノープス製品としては、
お客様のハイビジョンフィールドにおけるさらなる発展を見込んで、 そのほかのバリエーションも用意しています。
そこで考えておきたいのは、 まずは、 ハイビジョン映像の素晴らしさです。 高解像度なハイビジョンの映像は、 一度体
験したら、 そう簡単に SD には戻れないほどに魅力的なものです。 もちろん、 視聴者に対するアピール力に格段の差
があることは、 いうまでもありません。
ハイビジョンの魅力を知ってしまったお客様の多くは、 編集システムや上映システムについて、 新たな構想をお持ちに
なるケースも少なくありません。 新しいビジネスへの展開が可能となるのです。
カノープスでは、 ハイビジョン映像の編集については、 編集ソフトの 「EDIUS」、 編集システムの 「REXCEED」 シリー
==
HDMA-4000
ズや 「HDWS」 シリーズを用意しています。 HDMA-4000 をエントリープランとしてご紹介し、 後導入していただけたなら
ば、 それはすなわち、 後日やってくるハイビジョン編集への発展形をご提案できるチャンスにもなるわけです。
また、 映像の再生に関しましても同様です。 カノープスでは、 複数映像の同期再生などが実現できる 「HDSS」 シリー
ズや HDV カメラで撮影したハイビジョン映像をネットワーク経由で遠隔地に伝送できる 「HDCS-3000」、 さらには、 ネッ
トワークを利用したトータルなハイビジョン配信 ・ 表示システムである 「MEDIAEDGE3」 などをご用意しております。
■バージョンアップによる新しいビジネスプランの構築
HDMA-4000 を始め、 カノープスの業務用機器のほとんどがバージョンアップによる機能強化が可能です。 他社の業
務用 AV 機器ではほとんど見られないカノープスならではの特長です。 バージョンアップによる機能強化によりクライア
ント様から販社様へ 『こんな事はできないか?』 等の相談が入る、 あるいは、 販社様自らが新しい提案をクライアント
様に行う、 など、 新しいビジネスチャンスがひろがります。
ハイビジョン映像にご興味をお持ちではあっても、 具体的なアクションが起こせないクライアント様が大多数の今こそ、
もっとも手軽にハイビジョン映像を利用でき、 かつ、 アフターケアもほとんど不要な HDMA-4000 を提案することは販社
様にとっても大きな利益と、 今後のビジネス展開を拡げるチャンスなのです。
HDMA-4000 をはじめとしたカノープスのネットワークソリューション機器は、 すでに世界中のあらゆる分野において、
多くの導入実績があります。 導入事例に関する情報は、 カノープス側よりご提示できますので、 それをもとにして、 ハ
イビジョン映像の利用に前向きなお客様、 あるいは、 潜在的にそうした意向をお持ちと察せられるお客様にふさわしい
効果的なプロモーションの企画を立案し、 プレゼンテーションしていただきたいものと考えます。
<<HDMA-4000 ・ 製品ラインナップ >>
◎ 40GB HDD 内蔵モデル型番
◎ 80GB HDD 内蔵モデル型番 ◎ 1GB シリコンディスク内蔵モデル型番 ◎ 2GB シリコンディスク内蔵モデル型番 HDMA-4000H40
HDMA-4000H80
HDMA-4000S1
HDMA-4000S2
==
\498,000
\548,000
\598,000
\698,000
(税別)
(税別)
(税別)
(税別) HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
3. HDMA-4000 について
3-1. HDMA-4000 の概要
HDMA-4000 は小型筐体内蔵ハードディスク収録内 HD コンテンツを再生するハイビジョン映像再生システムです。
「スケジュール再生」 や 「シリアル制御コントロールによるビデオ・オン・デマンド再生」 などの特殊再生にも対応し、またネッ
トワークや USB ドライブ経由によりコンテンツ更新も容易に行えます。 シリコンディスク内蔵モデルであれば、 ハードディ
スクの代わりにメモリドライブを使用して完全可動部レスのほぼメインテナンスフリーの再生環境を構築することもできます
(※ HDMA-4000 のラインナップは P.08 囲み記事をご覧ください)。
現在販売されているハイビジョン映像再生システムの中で、 もっとも手軽にハイビジョン映像を利用できるシステム、 といっ
ても過言ではありません。
ハイビジョンの高精細な映像による、 販売促進効果 ・ PR 効果、 情報伝達手段をお考えのすべての方にお勧めできるハ
イビジョン映像再生システムです。
【1】 HDMA-4000 単体での使用
* HDMA-4000 単体と TV (または PC モニタ) を
コンポジットケーブル (D 端子入力付き TV の場合、
D コンポーネントケーブルも可)で接続するだけです。
【2】 HDMA-4000 と PC をネットワーク接続しての使用
* HDMA-4000 単体と TV (または PC モニタ) をコンポジットケーブル
(D 端子入力付き TV の場合、 D コンポーネントケーブルも可) で接続
するだけです。
* HDMA-4000 と PC の接続は、 Ethernet ケーブルになります。
従来の安価なケーブルを利用しての接続のため費用もかからず、 また
誰にでも簡単に接続可能です。
==
HDMA-4000
3-2. HDMA-4000 の特長
■ハイビジョン映像を簡単操作で再生
ハイビジョン映像は販売促進や情報伝達として今一番注目されているメディアです。 その美しく精細なハイビジョン映像
を HDMA-4000 は簡単操作で再生します。 ハイビジョンによる高精細な映像は、 視聴者に訴えかけるアピール力が従
来の SD 解像度の映像と比べ圧倒的に高く、 強い説得力を有し、 高い販促効果・情報伝達効果を生み出すことでしょう。
■スケジュール再生、 ビデオ ・ オン ・ デマンド再生にも対応
ハイビジョン映像をただ単に再生するだけではなく、指定されたスケジュールに従って目的の映像を再生する「スケジュー
ル再生」、 リモコン操作やタッチパネルなどのシリアル制御機器経由のコントロールにも対応し、 視聴者の方のご希望
の映像を再生する 「ビデオ ・ オン ・ デマンド再生」 も可能で、 昨今話題の 「デジタルサイネージ」 システムとしてもご
利用いただけます。
■カスタマイズによる様々なシステムを構築可能
スケジューラによる自動再生システムやタッチパネル操作のシステムなど、 様々な用途への応用が可能です。
■コンテンツの入れ替えもスムーズに実現
コンテンツの変更は、 ネットワーク経由 (インターネット経由も可能)、 USB メモリ経由の2つの方法で可能です。 どちら
の方法でもわかりやすいインターフェースにより、 誰でも簡単に、 そして素早く変更を行うことができます。
■使う場所や用途を問わないコンパクトな設計
「約 15cm(W) × 25cm(D) × 44cm(H) /約 2kg」 というコンパクトなボディの中に、 コンテンツの収納から再生までの全
ての機能が凝縮されています。 テレビモニター、 あるいは、 PC 用のモニターのある場所であれば、 上映場所を選びま
せん。
■バージョンアップによる機能強化
「バージョンアップによる機能強化」が可能です。 他社製業務用 AV 製品ではみられないカノープス独自のサービスです。
※現在のバージョンは v.1.5 です。 バージョンアップ情報は P.49 をご覧ください。
■目的や用途に応じ、 4タイプの製品ラインナップ
ストレージ部分のタイプにより、 4 つのモデルから選択できるようになっており (40GB ハードディスク内蔵モデル/
80GB ハードディスク内蔵モデル/ 1GB シリコンディスク内蔵モデル/ 2GB シリコンディスク内蔵モデル)、 お客様の目
的や用途、 あるいはご予算に応じた形でのご購入が可能です。
■編集から再生までのトータルソリューションを提供
HDV カメラの映像を当社の HD 対応編集システムに取り込み、 タイムラインから MPEG2-HD 映像で出力。 ネットワーク
を介して HDMA-4000 を接続すれば、 編集と再生の一元化を図れます。
■ DVD/LD プレイヤー互換コマンド制御対応
パイオニア製業務用 D V D / L D プレイヤー互換コマンド (サブセット) に対応。 DVD/LD プレイヤーからの置き換えも
スムーズに行えます。
■対応ファイル
MPEG2 トランスポートストリーム *
MPEG2 プログラムストリーム *
* オーディオは MPEG1 Audio Layer2、 AAC(LPCM で出力 )、 AC3(SPDIF 出力のみ ) に対応
= 10 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
3-3. HDMA-4000 の用途
HDMA-4000 はハイビジョン再生機としては類を見ない小型筐体により、 設置場所や再生場所を選びません。 そのため、
業種 ・ 職種を問わず、 アイデア次第で製品 PR の大きな武器となります。
下記に、 主な導入事例を記しますが、 これら以外での業種 ・ 職種 ・ 用途での使用ももちろん可能です。
【製品 PR やイメージ映像の再生として】
* ショールームや高級ブランドショップなど高価格製品の PV には高精細なハイビジョン映像しか考えられません。 トレン
ドに敏感なお客様が多数集まるこのようなショップでは、 先鋭的な高画質イメージ映像もブランドイメージのアップにつな
がります。 もし、 クライアント様がいまだにビデオデッキ主体の映像利用であれば、 販社様は積極的にハイビジョン映
像を勧めるべきです。
大手デパート内の大手アパレル企業の直営店ウィンドウにて (画面右上のモニタに HDMA-4000 経由のハイビジョンイメー
ジ映像が再生されている)
* スーパーマーケットやレストラン、 パテスリー (ケーキショップ) など今まで一見映像とは無関係な業種にもハイビジョ
ン映像のニーズは存在します。野菜や魚介類の新鮮さはハイビジョン映像でなければ表現できません。また、「美味しさ」
はレストランやパテスリーなどのお客様に対しての一番説得力のある PR ですが、 その 「美味しさ」 をもっとも表現でき
るのがハイビジョン映像なのです。 「スケジュール再生」 を行うことで、 客層や時間帯にあわせて最精映像を事前にプ
ログラムしておくことで、 より効果的な販促効果を得ることが可能です。
* 家電量販店や PC ショップなどでは、 似たような製品が数多く陳列され、 お客様が迷っている風景をよく見かけます。
お客様の知りたい情報を映像で提供する 「ビデオ ・ オン ・ デマンド再生」 を構築することで、 お客様の混乱を防ぐと同
時に、 説明要員やパンフ配布員の人数を減らすことも可能です。 もちろん高精細なハイビジョン映像により従来とは比
べものにならない説得力のある映像を再生することができます。
* 住宅展示場やマンションのモデルルームにて、家屋や部屋の完成イメージや周囲の環境をハイビジョン映像で再生し、
お客様の購買意欲を強く刺激することができます。
【各種情報伝達映像の再生】
* 旅行代理店や観光案内所で再生する映像は視聴者の旅心を擽ります。 ただその映像がノイズだらけの低画質映像だ
としたら興ざめ以外の何者でもありません。 旅心を強く刺激するためにも、ハイビジョンによる高精細な映像が必要です。
* ビルオーナーや広告代理店など、 デジタル ・ サイネージにご興味があるのであれば、 HDMA-4000 は導入のし易さ、
容易な操作とファーストステップとしては最適のシステムです。
= 11 =
HDMA-4000
【レーザーディスクなどの旧システムのリプレースとして】
* レーザーディスクを用いた映像閲覧システムを構築している博物館や美術館などは全国に多々存在しています。 が、
レーザーディスク自体がすでに過去のシステムであり、 今後バージョンアップや新製品の登場は望めません。 リプレー
スとしてハイビジョン対応の HDMA-4000 は、 パイオニア製業務用 DVD/LD 互換コマンドに対応、 簡単な操作体系、
設置 ・ 再生場所を選ばない小型筐体などの性格を有し旧システムのリプレースとして最適です。
【ビデオ ・ オン ・ デマンドによる学習用映像の再生】
* 予備校や塾などではビデオ学習が今では当たり前となりましたが、 ビデオデッキ、 ビデオテープ主体の視聴システム
では、 ビデオテープの劣化による画質低下、 目的のテープがすでに借りられていて試聴できない、 という見る側の不満
は解消できません。 HDMA-4000 を導入することで、それらの不満は一挙に解消できると同時に、ダビングの手間やテー
プ費用などを押さえることも可能となります。
【ネット (IP 網、 インターネット) 経由によるコンテンツ更新】
* 再生装置が全国に多数存在する場合、 従来の再生機 (ビデオデッキ、 DVD プレイヤーなど) によるコンテンツの更
新は想像以上の手間 (ダビング作業、 ラベル作成、 発送) と費用 (ダビング費用、 人件費、 郵送料など) がかかっ
ていました。 HDMA-4000 ならば、 ネットワーク経由によるコンテンツの更新が可能なので、 必要以上の手間と費用を
抑えることが可能です。 複数台の映像再生機による映像 PR をすでに実施されている皆様には強くお勧めしたい機能です。
《参考 : スケジュール再生とビデオ ・ オン ・ デマンド再生》
HDMA-4000 は手軽にハイビジョン映像を再生する再生機ですが、ただ単に映像を再生するだけではなく、カスタマイズにより、
時間や客層に合わせた映像再生をプログラミングしておく 「スケジュール再生」 と視聴者自らが希望する映像を再生せるビ
デオ ・ オン ・ デマンド再生に対応します。
『スケジュール再生』
スケジュール再生 : 駅前など人通りの多い場所に設置した大型プラズマモニタなどに、 店舗や
ショールーム内のモニタに、 指定されたスケジュールに従って映像を流します。 客層や時間帯に
合わせて表示内容を事前に設定しておくことで、 映像を流す側 ・ 見る側、 双方のニーズに合致し
た効果的な映像利用が可能となり、 コマーシャル映像の表示では高い販促効果をもたらします
『ビデオ ・ オン ・ デマンド』
ビデオオンデマンド : リモコン操作やタッチパネル操作により、 お客様のご希望の映像を簡単に選
択し再生できます。 高画質な映像は、 e ラーニング、 商品説明、 観光地案内など、 様々な場所で
有効にお使いいただけます。
= 12 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
4. 他のカノープスハイビジョン再生製品との相違点
カノープスのハイビジョン映像再生機器を下記にリストアップしますが、 HDMA-4000 と同様の用途で使われる、
MEDIAEDGE3、 HDSS-P1000 との比較を次ページにまとめました。
HDMA-4000
ネットワーク対応小型ハイビジョン映像プレイヤー
●筐体内蔵の HDD に収録されたハイビジョンコンテンツをプログラムに従ってスケ ジュール再生します。
●ネットワークやメモリカードなどにより容易にコンテンツ更新が可能です。
●シリコンディスクによる可動部レスによる運用も可能です。
・ HDMA-4000H40 (40GB HDD 内蔵) : \498,000
・ HDMA-4000H80 ( 80GB HDD 内蔵) : \548,000
・ HDMA-4000S1 (1GB シリコンディスク内蔵) : \598,000
・ HDMA-4000S2 (2GB シリコンディスク内蔵) : \698,000
MEDIAEDGE 3
ネットワーク対応の映像配信 ・ 表示システム
●映像を蓄積 ・ 配信するサーバーコンピュータと、 映像視聴用のセットトップボック
スなどで構成されるネットワーク対応型の映像配信 ・ 表示システムです。
● 「MPEG2-HD」 にも対応しハイビジョン映像の配信を実現しました。
●スケジュール再生、 ビデオ ・ オン ・ デマンド再生、 ライブ配信対応。
・ HD 対応サーバーソフトウェア/ MEDIAEDGE-SVS3 : オープン価格
・ HD 対応セットトップボックス/ MEDIAEDGE-STB3 : オープン価格
・ HD 対応ソフトウェアデコーダ/ MEDIAEDGE-SWT3 : オープン価格
HDSS-P1000
大会場 ・ 大人数を対象にした 「画質最優先」 のハイビジョン映像再生
システム
●圧倒的に美麗な映像は、 大型 PDP やハイビジョン対応プロジェクターなどの高解
像度映像表示機器での再生に最適です。
●同期再生機能搭載で、 マルチ画面や 3D 表示も可能です。
・ HDSS-P1000 : \1,980,000 HDCS-3000
ハイビジョン映像ネットワーク伝送システム
●送信ユニットに接続した HDV カメラで撮影したハイビジョン映像をネットワークで遠
隔地に伝送します。
●受信ユニットは受け取った HDV 映像を高画質のまま出力します。
●同一ネットワーク内に複数台の送信ユニット ・ 受信ユニットを設置可能で、 1対1、
または多対多の接続 ・ 表示を行うことができます。
・ HDSS-3000SR (送受信セット) : \498,000
・ HDSS-3000S (送信ユニット) : \268,000
・ HDSS-3000R (受信ユニット) : \328,000
= 13 =
HDMA-4000
HDMA-4000、 MEDIAEDGE3、 HDSS-P1000 の比較表
HDMA-4000
◎
単体での利用
MEDIAEDGE 3
○
内蔵ハードディスク (または
ネットワーク対応型ですが、 映
USB ドライブ経由) からのハイ 像蓄積サーバー1台とクライアン
ビジョンコンテンツ (MPEG2-HD) ト1台の、 いわば単体としての
の再生が可能な単体利用前提 ハイビジョンコンテンツ (MOEG3-
HDSS-P1000
◎
内蔵ハードディスクからの高画
質ハイビジョン映像 (Canopus
HQ Codec) の再生に対応した
高性能ハイビジョンプレイヤーで
のハイビジョンプレイヤーです。 HD) のプレイヤーとしての利用も す。
小型 ・ 軽量の筐体なので、 設 可能です。 また、 ライブ配信に
置場所、再生場所を選びません。 特化した 「MEDIAEDGE-LEB60」
は単体利用が可能です。
○
ネットワーク
◎
○
単体使用が前提ですが、 ネット ネットワークでの使用が前提で 単体使用が前提ですが、 ネット
ワーク経由による、 コンテンツ更 す。 1台~数百台のクライアント ワーク経由による、 コンテンツ更
新が可能です。
での利用
への映像配信など、 ネットワー 新が可能です。
ク環境により、 小規模から大規
模の映像配信システムが構築で
きます。
×
◎
ネットワークによる
△
リアルタイム
映像伝送
NAS からの伝送が可能です。
○
画質
ハイビジョン映像にも対応。
MPEG2-HD、 最大 : 40MBPS
○
ハイビジョン映像にも対応。
MPEG2-HD、 最大 : 30MBPS
◎
運用
○
DVD プレイヤーやビデオデッキ 運用自体は特に難しくはありま
と同じ感覚で運用できます。
せんが、 ネットワークの知識が
有ればさらに有効活用が可能で
す。
= 14 =
◎
HDCAM 画質を保持した
Canopus 独自開発の圧縮技術
"Canopus HQ Codec" による最
高画質のハイビジョン映像の再
生が可能です。
○
PC (ワークステーション) をベー
スに開発されているため、 普段
お使いの通常の PC と同じ感覚
で運用できます。
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
HDMA-4000
○
カスタマイズの
柔軟性
MEDIAEDGE 3
◎
HDSS-P1000
○
シリアルコントロールなど外部制 映像伝送システムの設計を前提 3D 表示や同期再生にも対応し
御対応などのシステム設計が可 に考えられたソリューションであ ます。 また、 シリアルコントロー
能です。
り、 最も設計の自由度が高いシ ルなど外部制御対応などのシス
ステムです。
テム設計が可能です。
◎
◎
◎
スケジュール再生
ビデオ ・ オン ・
デマンド再生
ライブ配信
詳しくは P.26 をご覧ください。
◎
詳しくは P.33 をご覧ください。
×
◎
◎
◎
×
ライブ配信のみであれば、
MEDIAEDGE-LEB60 を用いるこ
とでサーバー不要のシステム構
築が可能です。
本比較表をご覧いただくとおわかりのように 「ハイビジョン再生機」 という同一のカテゴリであっても、 HDMA-4000、
MEDIAEDGE3、 HDSS-P1000 にはそれぞれが持つ特長が有ります。
■ HDMA-4000
・ 小~中人数の視聴者を対象として、 リーズナブルにハイビジョン再生環境を構築できます。
・ 「とにかく運用が簡単なシステム」 を希望される場合に最適です。
■ MEDIAEDGE 3
・ サーバーコンピュータによる一元管理とリアルタイムでの映像配信に対応します。
・ 特殊用途などより高度なカスタマイズが必要なクライアント様のご要望にも対応可能です。
■ HDSS-P1000
・ とにかく高画質が必要なクライアント様に最適なシステム構築が可能です。
・ マンションのモデルハウス会場や住宅展示場など、 高価な製品の映像 PR 再生機として最適です。
= 15 =
HDMA-4000
5. 他の映像再生機との相違点
HDMA-4000 と従来から利用されてきた映像再生機とを比較してみました。 表をご覧いただくとおわかりのように
HDMA-4000 は価格を除くすべての項目において、 従来の再生機を凌駕しています。
HDMA-4000
業務用 : ○
価
民生用 : ◎
民生用 : △
○
○
×
SD : △ HD : ○
SD/HD の両方のフ
ォーマットに対応。
40Mbps のハイビジ
ョン MPEG2 ファイ
ルも再生可能なの
で、 非常に高い画
質の映像を表現で
きる。
ハイビジョンの
MPEG2-TS の再生
に対応。 ただし最
大ビットレートは最
大 28.3Mbps
ハイビジョンの
MPEG2 または
MPEG4-AVC 形式
の再生が可能。
ハイビジョン放送の
録画を前提としてい
るため、 ハイビジョ
ン放送と同程度の
画質と考えられる。
地上デジタル放送
のビットレートで、
約 17Mbps、 BS デ
ジタルで約 24Mbps
程度。
SD の録画にしか対
応していないだけで
なく、 タイプによっ
ては SD の解像度
も持たない。
また、 テープとヘッ
ドが物理的に接触
するため、 長時間
の使用において画
質の劣化が発生す
る。
さらにテープそのも
のも保存環境など
による影響を受け
やすい。
SD タイプでは水平
解像度 400 本以上
を誇るといわれて
おり、 NTSC のす
べての信号をその
まま記録できる優
れた規格であった
が、 残念ながら SD
どまり。
×
×
×
◎
×
ファイルコピーによ コンテンツの収録
る入れ替えが可能。 は iLink 経由で
入れ替えに必要な 内部 HDD への直
時間は、 ファイルコ 接ファイルコピーが
ピーにかかる時間 できないため、 1 時
のみ。
間のコンテンツを更
新するのに 1 時間
コンテンツを外付け かかる。
HDD に入れて持ち 同じコンテンツを
込んだり、 ネットワ 100 台にコピーする
ーク経由で更新し のに 100 時間かか
たりと、 業務に使 ることになるのは、
用する上でコンテン 業務用として使用
ツの更新を容易に できるとは言いがた
行える仕組みが用 い。
意されている。
民生用はすでに発 非常に低価格で販
売されているが非 売されている。
常に高価。
業務用については、 業務用 : ×
スタンダードの行方
も含めて未知数で デッキコントロール
あり、 仮に業務用 などの機能をもった
が発売されたとして 業務用ビデオデッ
も相当高額となるこ キについては、 そ
とが予想される。
のフォーマットが多
岐にわたり、 価格
も非常に高い。
レーザーディスク
◎
また HDV や SD の
MPEG2 データも利
用可能なので、 汎
用性も高い。
「入れ
替え」
ビデオデッキ
ハードディスク単体
としては安価だが、
外部にデコーダが
必要。 ただし業務
用としては考慮され
ていないため、 耐
久性などに疑問が
残る。
質
コンテン
ツ/1
Bru-ray Disc /
HD DVD
△
ハイビジョン再生が
可能な業務用プレ
イヤーとして比較的
安価である。
格
画
RECPOD
(Rec-Pot)
民生用 : ◎
ディスクメディアを
実際に持ち込み、
入れ替えを行う必
要がある。
ディスクメディアを
実際に持ち込み、
入れ替えを行う必
要がある。
= 16 =
DVD プレイヤー
民生用 : ◎
民生用として考える 民生用 DVD プレイ
と低価格とは言い ヤーとしては非常
がたい。
に低価格なものが
存在する。
業務用 : ○
業務用 : ○
業務用のコントロー
ルができるタイプと 業務用 DVD プレイ
してはリーズナブル ヤーとしてはリーズ
な価格。 ただ生産 ナブルな価格で入
終了のため入手が 手が可能。
難しい。
△
SD のみ。
MPEG2 圧縮で
DVD ビデオ方式
における映像の最
大ビットレートは
9.8Mbps、 音声とあ
わせて最大ビットレ
ートが約 10Mbps と
いう制限がある。
MUSE の信号を記
録できる HD 対応
タイプもあるが、 機
器、 信号規格とも
に今後の拡張は望
めない。
ディスクメディアを
実際に持ち込み、
入れ替えを行う必
要がある。
×
ディスクメディアを
実際に持ち込み、
入れ替えを行う必
要がある。
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
HDMA-4000
◎
コンテン
ツ/2
「記録メ
ディア」
RECPOD
(Rec-Pot)
◎
HDD またはシリコン HDD を使用。
ディスクを使用。
MTBF は HDD の場
合でも 20 万時間以
上とされるものがほ
とんど。
シリコンディスクを
利用すると、 駆動
部レスの環境も構
築が可能。
Bru-ray Disc /
HD DVD
○
ビデオデッキ
レーザーディスク
DVD プレイヤー
×
○
○
デジタルデータが
記録されたディスク
を使用。
少量生産などで記
録型メディアを利用
した場合、 保管状
態によってはリード
エラーが発生する
可能性がある。
再生すると擦り切
れる、 保管状態が
悪いと伸びる。
当然画質は劣化す
る。
△
×
ただし、 HDD、 シリ
コンディスクは消耗
品のため、 運用時
間にあわせて定期
的な交換が必要。
◎
×
ファイルコピーの
実時間をかけて収 オーサリングとディ
コンテン み、 と容易に行うこ 録する必要がある。 スクコピーが必要。
ツ/3 とが可能。
複数コピーする場
合には 「台数×コ
「複製
ンテンツの長さ分の
の容易
時間」 がかかり、
性」
非常に煩雑な複製
作業を覚悟しなけ
ればならない。
◎
RS- 232C による
外部制御に対応
業務用 LD 制御コ
マンドの一部にも対
応しており、 既存の
システ 施設への置き換え
ム構築 も比較的スムーズ
と発展 に行える。
性
ネットワークなどの
インターフェイスも
備えており、 次世
代システムへの対
応も柔軟に行える
設計となっている。
×
吸湿などによって
実際にディスクが劣
化し、 ノイズなどが
またランダムアクセ 発生する問題が発
スができない。
生したことがある。
巻き戻しが必要、
など現在の記録メ
ディアとしてはすで
に過去の物。
×
少量生産などで記
録型メディアを利用
した場合、 保管状
態によってはリード
エラーが発生する
可能性がある。
△
実時間をかけて収 プロフェッショナル オーサリングとディ
録する必要がある。 ユースであっても、 スクコピーが必要。
すでにディスク作成
複数コピーする場 を行ってくれるプロ
合には 「台数×コ ダクションがほとん
ンテンツの長さ分の どない状況。
時間」 がかかり、
非常に煩雑な複製
作業を覚悟しなけ
ればならない。
△
拡張性が無いた
現時点では未知
め、 一度再生シス 数。
テムを構築してしま
えば、 次なるアップ
グレードが不可能。
アナログ信号が記 デジタルデータが
録されたディスクを 記録されたディスク
使用。
を使用。
×
×
×
ランダムアクセスが
できない。 また、
テープの巻き戻し
が必須と操作性は
最悪。 ビデオデッ
キそのものが過去
の遺物となってい
る。
LD を利用した映像
システムが多数構
築された実績もあ
り、 システム構築
という点では優れ
ているが、 機器や
メディアの生産が
完了しているため、
発展性がない。
ハイビジョンに対応
できないためこれ
からの再生システ
ムとしては役不足
の感は否めない。
= 17 =
HDMA-4000
運
用
HDMA-4000
RECPOD
(Rec-Pot)
Bru-ray Disc /
HD DVD
ビデオデッキ
レーザーディスク
DVD プレイヤー
◎
×
△
×
△
△
外部制御不可
テープ劣化
巻き戻し必須
ランダムアクセス
不可
最悪
ランダムアクセス
などは可能だが、
外部制御機器に
よる制御が必要。
ランダムアクセス
などは可能だが、
外部制御機器に
よる制御が必要。
△
△
○
○
複雑な再生プログ
ラミングなどに対応
した機器も登場して
くるだろうが、 現時
点では、 まだ、 シ
ステム化されてい
ない。
時刻を指定しての
再生など、 複雑な
プログラム再生を
行うためには、 か
なり大がかりなシス
テムを導入しなくて
はならない。
基本的には、 ビデ
オデッキと同様だ
が、 LD/DVD 用の
制御システムが開
発されているので、
博物館などではそ
れを利用している。
ただし、 設定の変
更などは、 プロに
依頼しなくてはなら
ない。
基本的には、 ビデ
オデッキと同様だ
が、 LD/DVD 用の
制御システムが開
発されているので、
博物館などではそ
れを利用している。
ただし、 設定の変
更などは、 プロに
依頼しなくてはなら
ない。
△
×
××
△
ビデオテープの管
理 ・ 保管、 ヘッド
のクリーニングな
どメンテは想像以
上の手間がかか
り、 業務用再生
機としては、 その
役目はすでに終
わっている。
レーザーディスク
自体が終焉を迎
えた技術のため、
今後の保守や運
営はそう遠くない
うちに終了となり、
サポートは望めな
い。
基本的には、 ビ
デオデッキと同様
だが、 ディスクの
劣化がない分だ
け、 メンテナンス
の手間は削減で
きる。
単体で、 スケジュ
ール再生やオン
デマンド再生など
が可能。
外部制御機器に
よる制御にも対
応。
◎
自動
再生
など
映像の再生を行う 業務用としてどの
機器が別途必要。 ような機能を搭載
ユニットそのもの した機種が登場
は再生を行う機器 するのか、 現時
からの制御に対 点でよくわかって
応しているが、 再 いない。
生を行う機器へ外
部から制御を行う
方法がない。
△
かなり複雑なプロ 基本的にプレーヤ
グラム再生が可能。 ーではないので、
また、 その設定も、 再生プログラムなど
プロに依頼しなくて の設定は、 別途接
も、 ユーザーが自 続される録画 ・ 再
ら行うことができる。 生専用機などの機
能に左右される。
◎
○
ハードディスクや 基本的に、 ハード 基本的には、
シリコンディスクに ディスクであるた DVD と同様。 デ
保守 も寿命はあるが、 め、 その寿命は ィスクの劣化が内
バックアップさえ ハードディスクの 分だけ、 メンテナ
メンテ 取っておけば、 問 寿命とイコール。 ンスの手間は削
ナンス 題はない。 特に、 特別なメンテナン 減できる。
シリコンディスク スは不要である。
は、 回転駆動系
ではないため、 故
障率も低い。 = 18 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
6. 各部の名称と機能、機器の接続
6 章では、 HDMA-4000、 各部の名称と機能、 接続方法を解説します。
6-1. HDMA-4000 前面部
①液晶画面 : 現在の動作ステータス、 設定メニューを表示し
⑦セレクトキー : 各種操作の選択を行います。
ます。
⑧ F1 キー : スケジュールファイルに定義されたチャンネル名
② POWER ランプ : HDMA-4000 操作時に点灯します。
のうち、 KEY1 に対応するコンテンツを再生します。
●消灯 : 電源が入っていません。
●点灯 : 動作中
⑨ F2 キー : スケジュールファイルに定義されたチャンネル名
●点滅 : 起動中/終了中
のうち、 KEY2 に対応するコンテンツを再生します。
③ STORAGE ランプ : 内蔵 HDD にアクセス中に点灯します。
⑩ F3 キー : スケジュールファイルに定義されたチャンネル名
のうち、 KEY3 に対応するコンテンツを再生します。
④ LINK ランプ : ネットワークの状態を表示します。
●消灯 : ネットワーク機器 (スイッチングハブなど) と接続さ
れていません。
●点灯 : ネットワーク機器と接続されており、 データを送受
信していません。
●点滅 : ネットワーク機器と接続されており、 データを送受
信しています。
⑪ MENU キー : メイン画面と設定メニューの液晶表示を相互
に切り替えます。
⑫停止キー : 再生を停止します。 設定メニューではキャンセ
ルキーとして使用します。
⑬再生キー : 停止中の場合はコンテンツを再生します。 設定
⑤ KEY ランプ : 赤外線リモコン、 または外部リモート端子から
メニューでは決定キーとして使用します。
キー信号を受信した時に点灯します。
⑥赤外線受光部 : リモコンの赤外線受光部が内蔵されていま
す。
= 19 =
HDMA-4000
6-2. HDMA-4000 背面部
① AUDIO OUT (L) : オーディオ出力端子 (左側) です。
⑩ REMOTE 端子 : リモートコントロール端子です。
② AUDIO OUT (R) : オーディオ出力端子 (右側) です。
⑪ DIP スイッチ WOL を有効にするときに使用します。
③ SPDIF : 同軸デジタル音声出力端子です。
⑫ COM ポート : シリアル制御に使用します。 ④ VIDEO OUT : コンポジットビデオ信号出力端子です。
⑬盗難防止用スロット : ロックワイヤなどを使用して盗難を防
止するためのスロットです。
⑤ S VIDEO OUT : S ビデオ信号出力端子です。
⑭ RESET スイッチ : 緊急時のリセットに使用します。 通常は
⑥ DVI-D : DVI-D 端子です。
使用しないでください。
⑦ COMPONENT VIDEO OUT : コンポーネント (Y/Pb/Pr)
⑮電源端子 : 付属の AC アダプタを接続します。 付属の AC
信号出力端子です。
アダプタ以外は絶対に使用しないでください。
⑧ USB 端子 : USB デバイスを接続する端子です。
⑨ LAN : Ethernet ケーブルを接続する端子です。
= 20 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
6-3. リモコン
6-4. 機器の接続
図のように、 接続自体は誰でも簡単に
行うことが可能で、 販社様のサポート
による接続や勉強会などは不要です。
また、 単体でのご利用や、 すでにネッ
トワークケーブルが敷設されている環
境でのご利用ならば、 特別な配線工事
や敷設工事は必要有りません。
加えて機材自体も安価な Ethernet、 コ
ンポーネントケーブルを用いるため、 大
がかりな出費は不要です。
つまり、 ハイビジョン映像を利用したい、
という意志があれば、 すぐにでも映像
再生が可能なもっともスマートなシステ
ムが HDMA-4000 なのです。
= 21 =
HDMA-4000
7. コンテンツの更新方法
USB メモリもしくは、 HDMA-4000 の共有されたフォルダに更新すべきコンテンツファイル、 コンテンツの更新制
御ファイルをコピーすることで、 コンテンツの更新を行うことができます。 スケジュールファイルもコンテンツと同
様にコピーして更新してください。
※スケジュール再生とシリアル制御では、 コンテンツは個別に管理されます。
7-1. ネットワーク経由のコンテンツの更新方法
H D M A - 4 0 0 0 内蔵の H D D 内のコンテンツ ( 動画ファイル )、 スケジュールファイル (Schedule.txt) をネットワーク経
由で更新するには、 共有フォルダにコンテンツファイル、 スケジュールファイル、 コンテンツ更新制御ファイル (update.ctl)
をコピーする必要があります。
【1】 インターネットエクスプローラ、 もしくはエクスプローラを起動し、 アドレスバーに IP アドレス (例 : ¥¥192.168.0.16)
を入力し、 リターンキーを押します。
※ IP アドレスは、 設定メニューで確認できます。
【2】 content フォルダを開きます。
※ c o n t e n t フォルダにアクセスするためのユーザー名は 「HDMA-4000」、 パスワードは、 「hdp」 です。
【3】 content フォルダに、 コンテンツファイルをコピーします。
※シリアル制御で再生を行う場合はフォルダ構成によりタイトル、 チャプター名を設定します (P.29 ~を参照願います )。
【4】 スケジュールファイルを作成し、 content フォルダにコピーします。
※製品付属の CD-ROM 内の [samples] フォルダ→ [Schedule.txt] フォルダにはスケジュールファイルのサンプルを収録しています。
※シリアル制御モードでコンテンツ再生を行う場合、 スケジュールファイルは不要です。
※自動的に指定された日時でコンテンツ再生されるようにスケジュール再生を行う場合、 スケジュールファイル ( Schedule.txt ) をテ
キストエディタで作成します (P.25 「スケジュールの作成方法」 および付属 CDROM 内スケジュールファイルのサンプルを参照願います )。
【5】 content フォルダに、 コンテンツ制御ファイル (update.ctl) をコピーします。
※ content フォルダには使用目的に合ったコンテンツ更新制御ファイルをコピーしてください。 コピーするフォルダにスクリプトファイル (delete.
sh など ) が含まれている場合は、 スクリプトファイル、 コンテンツ更新制御ファイルの順にコピーしてください。
※製品付属の C D - R O M 内 [ S a m p l e s ] フォルダ→ [ c o n t e n t update] フォルダにはコンテンツ制御ファイルのサンプルデータを収
録しています。
●スケジュール再生用コンテンツ更新制御ファイル
[ S a m p l e s ] フォルダ→ [ c o n t e n t u p d a t e ] フォルダ→ [Schedule] フォルダ ( 内容物については p.24 参照 )
●シリアル制御用コンテンツ更新制御ファイル
[ S a m p l e s ] フォルダ→ [ c o n t e n t u p d a t e ] フォルダ→ [Serial] フォルダ ( 内容物については p.24 参照 )
【6】 コンテンツの更新が開始されます。
再生中のコンテンツは停止され、 LCD に update が表示されます。 更新が終了すると、 新しいスケジュールで再生が開始
されます。
※シリアル制御の場合は、 停止状態になります。
= 22 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
★ ヒント ★
● [Schedule] フォルダと [Serial] フォルダの内容物について
CD-ROM 内 [Samples] フォルダ→ [content update] フォルダ内に収録されている [Schedule] フォルダと [Serial] フォ
ルダ内の更新制御ファイルサンプルは、 フォルダ名によって以下の更新制御を行うように作成されています。
* [backup] フォルダ
すでに HDMA-4000 内に保存されているコンテンツをバックアップ用フォルダへ移動し、 新しいコンテンツを書き込みま
す。 バックアップ用フォルダ内のコンテンツは削除されません。 バックアップ用フォルダ内のコンテンツ、 スケジュール
ファイル等は復元することも可能です ( 以下 [restore] フォルダの項参照 )。
* [backup and delete] フォルダ
すでに HDMA-4000 内に保存されているコンテンツをバックアップ用フォルダへ移動し、 新しいコンテンツを書き込みま
す。 バックアップ用フォルダ内のコンテンツは削除されます。
* [copy] フォルダ
すでに HDMA-4000 内に保存されているコンテンツを残した状態で新しいコンテンツを追加します。 同名ファイルの場
合は上書き更新されます。
* [delete] フォルダ
HDMA-4000 内に保存されているコンテンツを削除します。 バックアップ用フォルダ内のコンテンツは削除されません。
* [delete all] フォルダ
HDMA-4000 内に保存されているコンテンツをすべて削除します。 バックアップ用フォルダ内のコンテンツも削除されま
す。
* [play] フォルダ
スケジュールファイルやシリアル制御に関係なく、 HDMA-4000 内に保存されたコンテンツを順番に繰り返し再生しま
す。 コンテンツの内容なども確認することができます。
* [restore] フォルダ
バックアップ用フォルダ内のコンテンツおよびスケジュールファイルを復元します。 最新のバックアップファイルから順
に復元されます。
● [Schedule.txt] フォルダの内容物について
CD-ROM 内 [Samples] フォルダ内に収録されている [Schedule.txt] フォルダ内には、 以下のフォルダおよびファイル
が収録されています。
* [daily] フォルダ
スケジュールの日付に '*' を指定し、 毎日同じスケジュールコンテンツを再生します。
* [date-time] フォルダ
スケジュールに日付と時刻を指定し、 指定した時刻に指定したコンテンツを再生します。
* [RC] フォルダ
リモコン、フロントパネルより操作を行うと、それぞれの KEY に対応したチャンネルを記述したコンテンツを再生します。
* [repeat] フォルダ
コンテンツブロックに記述したファイルを順に繰り返し再生します。
= 23 =
HDMA-4000
7-2. USB 経由のコンテンツの更新方法
前項『ネットワーク経由のコンテンツの更新方法』の手順【3】~【5】にしたがって USB メモリにコンテンツ ( 動画ファイル )、
スケジュールファイル (Schedule.txt)、 コンテンツ更新制御ファイル (update.ctl) をコピーしてください。 更新に必要なファイ
ルすべてを保存した USB メモリを HDMA-4000 の USB 端子に装着することにより、 HDMA-4000 は自動的に USB デバイ
スの接続を認識し、 コンテンツの更新が始まります。 コンテンツの更新が終了すると新しいコンテンツやスケジュール再生
を再開します。
※シリアル制御の場合は、 停止状態になります。
☆ 注意 ☆
更新中に USB デバイスを抜くと正常に更新が行われずファイルが壊れたり、 再生が正常
に行われない場合があるのでご注意ください。
USB メモリ内のコンテンツを直接再生している場合にはリモコンもしくは前面パネルの停止
キーで再生を停止してから、 USB デバイスを抜くと HDD からの再生になります。
★ ヒント ★
コンテンツ更新制御ファイルの書き方や記述例は、 HDMA-4000 同梱の 「取扱説明書」 に
詳しく記載しています (P.26 ~ P.29)。 事前にお知りになりたい方は、 ↓より HDMA-4000
マニュアル (PDF) が可能です。
http://www.canopus.co.jp/download/hdma4000.htm
= 24 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
8. コンテンツの作成方法
8 章では、 コンテンツの作成方法を解説します。 コンテンツ作成に当たり、
「デジタルビデオフォーマット ・ コンバートソフトウェア : ProCoder2.0」 が
別途必要となります。 本ソフトウェアの詳細に関しましては、
http://www.canopus.co.jp/catalog/procoder/procoder20_index.htm をご覧ください。
【1】 ProCoder 2.0 を起動します。
[ スタート ] メニューから [ すべてのプログラム ] → [Canopus] → [ProCoder 2] →
[Canopus ProCoder 2] を選択します。
【2】 画面左の [ ソース ] ボタンが選択されていることを確認し、[ 追加 ] ボタンをクリックして変換するクリップを選択します。
【3】 変換元のクリップがリストに追加されます。
【4】 [ ターゲット ] ボタンをクリックして、 ターゲット選択画面を開きます。
【5】 [ 追加 ] ボタンをクリックします。
【6】 プリセットの選択ダイアログで、 [ システム ] → [MPEG/VOB ファイル出力 (ソフトウェア) ] または、 [MPEG ファイル
出力 (ハードウェア) ] を選択し [OK] をクリックします。
【7】 変換ターゲットがリストに追加されます。
【8】 [ 詳細 ] ボタンをクリックし、 パラメータを設定します。
※ MPEG2 で出力する場合 ( 推奨値 )
● [ オーディオストリームタイプ ]…[MPEG Audio layer2]
● [ インターレース ]…………………[ 上位フィールドが先 ]
● [ プロファイル/レベル ]…………[MP@HL]
※ HDMA-4000 は MP@HL、 MP@H14、 MP@ML に対応しています。
● [ ビデオビットレート ]……………最大 40Mbps までを推奨
● [GOP 毎にシーケンスヘッダーをつける ] にチェックをつけます。
【9】 [ コンバート ] ボタンをクリックします。
【10】 [ 開始 ] ボタンをクリックします。
ファイルの変換が開始され、 ステップ8の [ パス ] で指定したフォルダにファイルが作成されます。
☆ 注意 ☆
* コンテンツ名に日本語は使用できません。
* コンテンツ名は大文字、 小文字が区別されます。
= 25 =
HDMA-4000
《ProCoder 2.0 の特長》
■様々なビデオフォーマットに対応したコンバータ
ProCoder 2.0 は MPEG や QuickTime、 AVI などのビデオフォーマットに対応したビデオフォーマット変換ソフトウェアです。 ビデオ編
集やストリーミング、 DVD 制作などで使用される主要なフォーマットにはすべて対応し、 簡単な操作で、 複数のソースから異なった
フォーマットへ高速 ・ 高画質に変換できます。 HD-SD や NTSC-PAL の双方向変換も可能なので、 ハイビジョンコンテンツの制作や
海外向けコンテンツの制作にも活用できます。 一度の操作で、 設定した複数のフォーマットのターゲットファイルに変換できます。 変
換途中で 「停止」 した場合、 変換された途中までのファイルが再生できるので、 これを利用すれば、 一部だけ変換して結果をチェッ
クすることが可能です。
■あらゆるタイプの映像で高画質を実現
動きの多い映像でも、 精細な映像でも、 最高レベルの画質を実現する ProCoder 2.0 の MPEG コーデック。 どのような傾向の映像に
対しても、 それを得意とする他のコーデックと同等以上の画質で変換を行います。 長時間のコンテンツを DVD に収めるため、 ビット
レートを低めに設定しなければならない場合でも、ProCoder 2.0 なら高画質を維持することができます。 DV コーデックも定評あるカノー
プスオリジナル。 圧縮 ・ 伸長を繰り返しても画質劣化は最小限に抑えられています。
映像のデジタルアーカイブや映像フォーマットの比較 ・ 研究など、 高画質が前提となる用途にも十分なクオリティを誇ります。
■簡単 ・ 便利な変換ツール
画面の指示に従って、 ファイルやフォーマットを指定することで簡単に変換を行える 「ウィザード」 や、 変換したいファイルをドラッグ
&ドロップするだけで、 自動的に指定フォーマットで変換できる 「ドロップレット」 をご用意。
また、 指定したネットワーク上のフォルダを監視し、 メディアファイルが移
動 / コピーされると、 指定した形式に自動的に変換する 「ウォッチフォル
ダ機能」 により、 エンコードサーバーとしても利用可能。 ファイルの連続
変換をサポートする 「ジョブ ・ キューイング ・ マネージャー」 も付属して
いるので、 変換ジョブを効率的に行えます。
■スケーラブルテクノロジーとマルチプロセッサ対応
ProCoder 2.0 は、 スケーラブルテクノロジー対応。 CPU の能力をフルに
発揮させて変換処理を行います。 もちろんマルチプロセッサにも対応。
システムの能力に応じて変換速度が向上するので、 高価なハードウェア
エンコーダに匹敵する速さを実現することもできます。
入力元の選択画面
ProCoder 仕様表
入力フォーマット
DirectShow AVI, Video for Windows AVI, QuickTime, WindowsMedia, MPEG1/2 ( エレメンタリー、 プログラム、
トランスポートストリーム (single/multi program TS)), カノープス DV, Microsoft DV, Raw DV, Macromedia Flash
Video (SWF ファイル) ( 映像のみ。 オーディオはサポートしません ), MP3, WAV, AVI Synth script (.avs)
出力フォーマット
MPEG1, MPEG2 ( SD、 HD、 MP@ML、 MP@HL、 CBR、 VBR、 2 pass VBR) , VOB ( チャプターポイント付き ),
QuickTime, QuickTime エクスポーター , DirectShow AVI, VCM/Video for Windows AVI, ACM, カノープス DV,
Microsoft DV, Raw DV, WindowsMedia, RealVideo, DivX Pro 1/2 pass, Flash Video (FlashMX のインストール
が必要です ), MP3 オーディオ , PCM オーディオ
ビデオフィルタ
デインターレース ( 自動適用。 ユーザーフィルタの項目には表示されません )
ビットマップ ・ キーイング , 白 / 黒補正 , ガンマ補正 , ブラー , 円形ブラー , ガウスブラー , カラーコレクション ,
カラーセーフ , クロップ , フェードイン / アウト , メディアン , ビデオプルダウン ( 自動適用。 ユーザーフィルタの
項目には表示されません ), 回転 / ミラー
オーディオフィルタ
拡張機能
ローパス , ノーマライズ , ボリューム
アスペクト比変換 , フレームレート変換 , NTSC/PAL 変換 , 自動プログレッシブ , プログレッシブ - インターレー
ス変換 , マルチパス ・ プロセッシング , サイズまたは時間によるファイルの切り分け , プロジェクト ・ プリセット
の保存 , ドラッグ&ドロップによる変換 , Adobe Premiere 6.5 / Pro プラグイン , ウィザードモード , ネットワーク
ドライブ対応 , 複数の色空間に対応 (YUV, RGB)
= 26 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
9-A. スケジュール再生
HDMA-4000 が他の映像再生機と異なる点として、 「スケジュール再生」 「ビデオ ・ オン ・ デマンド再生」 などの
特殊再生を前提として設計されている点があげられます。 昨今 IT を利用した新しい PR 手法として 「デジタル ・
サイネージ※」 という言葉が注目されていますが、 HDMA-4000 を使うことで 「デジタル ・ サイネージ」 を簡単、
かつ、安価に実現可能です。 9章では 「スケジュール再生」 に焦点を当て、【9-A:スケジュール再生とは?】 を、
【9-B : 実際の設定方法】 を解説します。
※ビル、 デパート、 駅などの壁面に設置された大型ディスプレイに、 その場に位置する人たちのニーズや嗜好に合わせた情報 (映像) を発信すること。
不特定多数に同じ情報を流す TV と異なり 「必要な情報を、 必要な人たちに (場所に)、 必要な時間に」 配信でき、 視聴者の注視度も高く、 旧来の映像
利用に比べ費用対効果が高い。 また情報発信ツールとして学校や地域共同体でのコミュニケーションツールとして商業利用以外でも需要が高まっている。
9-A-1. スケジュール再生
かっての映像利用の花形といえば、 TV-CM でした。 しかし TV-CM のように、 同じ映像を不特定多数に流すことは、 ニ
ーズが多様化した現在において、 決して費用対効果の高い PR 手法とは言えなくなってきました。
そこで、 今、 是非とも注目して頂きたいのがスケジュール再生です。 スケジュール再生は以下のような場合において、 従
来の 「映像垂れ流し再生」 に比べ、 集客効果 ・ 購買意欲の刺激など、 費用対効果が高く、 これからの映像利用として
は必須の再生方法です。
●スーパーマーケットやコンビニでの商品PRとして
スーパーやコンビニは時間帯により客層が大きく変動します。 客層に合わせた商品の映像を再生することで、 購買意欲を
ダイレクトに刺激し、 販売につなげることが可能です。 特に野菜や魚介類などの生鮮食品は、 ハイビジョンによる高画質
な映像は、 それらの命とも言うべき 「新鮮さ」 「美味しさ」 を強烈にアピールすることが可能です。
●映画館での幕間での映像再生
幕間に、 次回作の映像や情報を流し、 次の来場を促します。 また、 他社の CM を流せば広告収入を得ることも可能です。
●旅行代理店や空港、 駅にて
リゾート地の映像や観光案内を高画質のハイビジョン映像で再生し、 良質な環境映像をお客様に提供します。 高品位な
映像はお客様の旅行や観光への期待を大いに高めます。
●高級ブランドショップや高額商品のディーラーなど
高画質な映像がスケジュールに沿って、 次々と更新されているPR手法は、 トレンドに敏感なお客様を呼び込むための最
適なプロモーションを展開します。
その他、 業種を問わず、 スケジュール再生を利用した映像 PR は必ずや高い販促効果、 強力な情報伝達効果を生み出
します。
9-A-2. HDMA-4000 におけるスケジュール再生特長
■スケジュールファイル ( テキスト形式 ) に再生させるコンテンツと日時を指定し、 自動再生させる
■複数のチャンネルを設定することができ、 リモコンなどによって切り替えることが可能
■最新バージョン (Ver1.5) から追加された機能
・ コンテンツのシームレス再生が可能
・ スケジュールごとに音量の調節が可能
= 27 =
HDMA-4000
9-A-3. スケジュール再生の手順 (※詳細な設定方法な 9-B をご覧ください)
1. スケジュール再生の設定
Web コンソールにて、 再生させるコンテンツがあるドライブ、 スケジュールファイルの名前、 再生させるチャンネルを設
定する
スケジュールテキストの構造
2. スケジュールファイルの作成
1で設定した名前でスケジュールファイルを作成する ( 作成の仕方は次ページ参照 )
3. コンテンツの準備
スケジュールファイルにて、 使用を宣言したファイルを準備する
4. コンテンツ及びスケジュールファイルの更新
準備したコンテンツと一緒にスケジュールファイルも更新する
= 28 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
9-A-4. スケジュール再生 テキストファイル作成例
(1) 一般的なスケジュール再生 :
毎日同じコンテンツを 9:00 ~ 18:00 の間、 繰り返し再生させる。
(2) 同じ映像の繰り返し再生 :
毎日同じコンテンツを 1 日中繰り返し再生させる。
= 29 =
HDMA-4000
(3) 特定の時間帯だけ違うコンテンツを再生 :
通常は同じコンテンツを繰り返し再生し、 14 : 00から 14:30 の間だけ違う映像を再生する
(4) リモコンにチャンネルを割り当てる :
リモコンの KEY1 と KEY2 にチャンネルを割り当て、 キーを押すことでチャンネルを切り替える
= 30 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
9-B. スケジュールの作成方法(詳細)
本章では、 スケジュール再生のための設定方法を具体的に解説します (※ビデオ ・ オン ・ デマンド再生は、 次
章をご覧ください)。 HDMA-4000 でスケジュール再生を行うには、 テキストエディタを使用してスケジュールファイ
ルを作成後、 HDMA-4000 本体への登録 ( コピー ) を行ってください。
9-B-1. スケジュールテキストの書式
スケジュールファイルは Schedule.txt という名称のテキストファイルです。 スケジュールファイルはコンテンツ定義ブロック
と、 スケジュール定義ブロックに分けて記述します。
※設定により変更可能です。
※ファイル名は大文字、 小文字を区別します。
■コンテンツ定義ブロック
「;Contents」 で始まり、 コンテンツ名とそれぞれのブロックに含まれるコンテンツファイルを記述します。
コンテンツ名は行の先頭から、 コンテンツファイルは先頭に 「TAB」 を記述してから、 パス名 (Schedule.txt があるフォ
ルダからの相対パス) を記述します。
※スケジュールで指定するコンテンツはここで定義します。
※コンテンツ名で直接コンテンツファイルを指定することはできません。
■スケジュール定義ブロック
「;Schedule」 で始まり、 チャンネル名とスケジュールを記述します。 チャンネル名 (スケジュール) を複数記述した場合
には、 最初に記述したチャンネルが実行されます ( 初期設定時 )。
チャンネル名とスケジュールの日付は行の先頭から、 時間は先頭に 「TAB」 を記述してください。 (日付や時間に 「*」
を指定すると、 実行時の日付、 時間と一致する項目がない場合には、 このスケジュールが実行されます。) スケジュー
ルに現在の日時に該当するものがない場合、 再生停止状態になります。
【参考】 スケジュールでシームレス再生の設定や音量の設定が可能です。
◎シームレス再生について
シームレス再生とは 2 つの異なったファイルを切れ目なく連続して再生する機能のことをいい、 HDMA-4000 で同一コン
テンツに記述されたファイルは、 シームレス再生を行います。 シームレス再生を指定するにはコンテンツ定義ブロックの
コンテンツ名の後ろ ( ※ 1) に数字 1 を記述します。
(1-ON、 0-OFF)。 シームレス再生を行うファイルは同一フォーマット、 および同一パラメータでエンコードされている必要
があります。異なったフォーマットのファイルの場合 ( 例:MPEG2 トランスポートストリーム / プログラムストリーム ) はシー
ムレス再生を行いません。 異なったパラメータのファイルの場合は、 2 つめ以降のファイル再生が正常に行われない恐
れがあります。
◎音量の設定について
HDMA-4000 では再生時間にあわせて音量の設定が可能です。 音量を指定するにはスケジュール定義ブロックのコン
テンツ名の後ろ ( ※ 2) に 50,50( 左 , 右 ) のようにボリューム数値を記述する必要があります。 ボリューム数値は 0-50
の範囲内で設定可能です。 ボリューム数値の記述がない場合は既に設定されている値が適用されます。 また、ボリュー
ム数値の範囲内を超える数値を入力しないでください。初期状態ではボリューム数値は 50,50(0db) に設定されています。
= 31 =
HDMA-4000
☆ 注意 ☆
* コンテンツ名、 チャンネル名は英字 [a-z,A-Z] で始めなければなりません。 使用可能な文字列は [0-9、 a-z、
A-Z、 |#$%&'()+-:;[]^_`{}~] です。 コンテンツファイル名、 コンテンツ名、 チャンネル名に日本語は使用できません。
* コンテンツファイル名、 コンテンツ名、 チャンネル名は大文字と小文字が区別されます。
* 連続したスケジュールのコンテンツ名およびリピートフラグが同一の場合には、 一つのスケジュールとして処理さ
れます。
* スケジュールファイル中の空行および '#' で始まる行は無視されます。
* スケジュールファイルの一行の長さは改行文字も含めて 1023Byte までです。
* 時刻、 リピートフラグ、 コンテンツ名、 シームレスフラグ、 ボリューム値の区切りは TAB でなければなりません。
= 32 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
【参考】 キーとチャンネル名の対応
チャンネル名 「KEY1」 ~ 「KEY9」、 「KEY0」 は、 リモコンボタン、 前面パネルキー、 USB キーボードを押したときに再生
するスケジュールを記述するために使用します。
チャンネル名 (KEY1 ~ KEY0) と入力するキーの対応は次のとおりです。
KEY1........ リモコンボタン 1、 前面パネルキー F1、 USB キーボード (テンキーの) 1
KEY2........ リモコンボタン 2、 前面パネルキー F2、 USB キーボード (テンキーの) 2
KEY3........ リモコンボタン 3、 前面パネルキー F3、 USB キーボード (テンキーの) 3
KEY4........ リモコンボタン 4、 USB キーボード (テンキーの) 4
KEY5........ リモコンボタン 5、 USB キーボード (テンキーの) 5
KEY6........ リモコンボタン 6、 USB キーボード (テンキーの) 6
KEY7........ リモコンボタン 7、 USB キーボード (テンキーの) 7
KEY8........ リモコンボタン 8、 USB キーボード (テンキーの) 8
KEY9........ リモコンボタン 9、 USB キーボード (テンキーの) 9
KEY0........ リモコンボタン 0、 USB キーボード (テンキーの) 0
9-B-2. スケジュールファイルが不正な場合の動作
スケジュールファイルの書式にエラーがあった場合には、 次のように動作します。
エラー
動作
コンテンツ定義ブロックで指定されたファイルがない場 次のファイルが再生されます。
合
スケジュール定義ブロックで指定されたコンテンツがコ 再生停止状態となります。
ンテンツ定義ブロックに見つからない場合
スケジュール定義ブロックの終了時刻が開始時刻より そのスケジュールは無視されます。
前の場合
スケジュール定義ブロックに同じ日付がある場合
一番下にあるスケジュールが実行されます。
同名のコンテンツ定義ブロックやスケジュール定義ブ 再生停止状態となります。
ロックが複数ある場合
同名のコンテンツ名やチャンネル名が複数ある場合 再生停止状態となります。
★ ヒント ★
スケジュール設定の記述例は、 HDMA-4000 同梱の 「取扱説明書」 に詳しく記載しています
(P.26 ~ P.40)。 事前にお知りになりたい方は、 ↓より HDMA-4000 マニュアル (PDF) が
可能です。
http://www.canopus.co.jp/download/hdma4000.htm
= 33 =
HDMA-4000
10-A. ビデオ・オン・デマンド再生
前章で解説した 「スケジュール再生」 と並び、 HDMA-4000 は 「シリアル制御コントロールによるビデオ ・ オン ・
デマンド再生」 にも対応しています (※シリアル制御を使用して外部機器との組み合わせで実現します)。 従来
の映像利用は、 不特定多数に同じ映像を見せる、 いわば、 「視聴者不在」 の面が有りましたがビデオ ・ オン ・
デマンド再生は、 スケジュール再生以上に 「視聴者優先」 の映像 PR 手法です。
10-A. ビデオ ・ オン ・ デマンド再生
大手家電量販店などでは、 ビデオデッキ経由で製品 PV を流している場面をよく見かけます。 しかし、 目的の映像が再生
されるまで、立ち止まって見ている人は皆無に等しいと言えるでしょう。 お客様も多忙なため、目的の映像を素早く見たい、
と考えるのは火を見るより明らかです。
お客様ご自身が目的の映像を選んで視聴していただくために、 ビデオ ・ オン ・ デマンド再生は不可欠な再生システムな
のです。 また、 ビデオ・オン・デマンド再生を実現することにより、 販売員や説明要員などの人的リソースの節約にもなり、
お店側としては人件費の圧縮にもつながります。
●大手家電量販店にて
●博物館や美術館
館内の数多くの展示物の中から、 来場者の方がご自身で見学希望される展示物の情報や最新情報を簡単に取り出して
ご覧いただけます。
●旅行代理店、 空港 ・ 駅などで
お客様の希望する国や地域の高品位な映像をお客様ご自身でダイレクトに選択し、 ご覧いただくことでお客様の旅心を強
く刺激します。
●予備校や塾などの教育機関にて
ビデオテープによるビデオ授業では、 既に借りられていて見ることができない、 テープの劣化による画質低下などの問題
がありましたが、 ビデオ ・ オン ・ デマンドでは、 そのような問題を一挙に解決します。
●TV局、 CATV 局などの放送事業にて
放送を終えた番組をライブラリ化して、 来局者に自由に見て貰うシステムがビデオ ・ オン ・ デマンドにより構築できます。
その他、 業種を問わず、 スケジュール再生同様に、 「ビデオ ・ オン ・ デマンド再生」 を利用した映像 PR は必ずや高い
販促効果、 強力な情報伝達効果を生み出します。
= 34 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
10-B. シリアル接続によるコントロール
10 章 -B では、 10 章 -A で解説した 「ビデオ ・ オン ・ デマンド再生」 を実現するために、 タッチパネルなどのシ
リアル接続した機器による HDMA-4000 のコントロール方法を解説します。
10-B-1. シリアル接続概要
■接続
RS-232C ポートを備える機器と HDMA-4000 をシリアルケーブルを使って接続します (PC と接続する場合はクロスケー
ブルを使用します )。
■通信設定
初期状態では 9600bps、 8bit、 パリティなし、 ストップビット 1bit に設定されています。 Web ブラウザによる設定で変更
可能です。
■コマンド
2文字、 コマンドラインの最後は <CR>(0x0d)。 一行に複数のコマンドを記述できます。
また、 コマンド制御はかならずコマンドのレスポンスが戻ってから次のコマンドを発行してください。
★ ヒント ★
シリアル制御コンテンツフォルダのルートにあるファイルを、 大文字、 小文字を区別してソー
トし (大文字が先にリストされ、 次に小文字の順になります) タイトル番号を割り振ります。
また、 サブフォルダのファイルはそれぞれのタイトルのチャプターとして、 ソートして番号を
割り振ります。
Web コンソールでネットワークシリアル制御を有効にするとネットワークから同一のコマンドで制御可能となります ( 設定さ
れたポート ( デフォルトでは 12000) に telnet などのターミナル通信ソフトで接続してください )。
☆ 注意 ☆
シリアル制御モード使用時には、 拡張子が m2p、 m2t、 mpg のファイルがコンテンツファイ
ルとして認識されます。
= 35 =
HDMA-4000
10-B-2. コマンド詳細
= 36 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
※ ( ) で囲まれた個所は省略可能。 省略した場合にはデフォルトの値を使用します。
※スケジュール再生モードでは P0、 POFF、 ?I のみ有効です。
10-B-3. エラーコード
* E00 .......... 通信エラー
* E04 .......... 使用できない機能
* E06 .......... 正しいパラメータが指定されていない
* E12 .......... サーチアドレスが見つけられない
* E99 .......... 致命的なエラーが発生した
* R ............ 正常に通信が完了した ( 値を返さないコマンドの場合の応答 )
= 37 =
HDMA-4000
10-B-4. 使用方法
【1】 HDMA-4000 がスケジュール再生モードになっている場合は最初にシリアルポートにコマンド 1PO を送信し、 切り替
えてください。
【2】 再生したいコンテンツへコマンド TI,CH,SE を送信し、 移動します。
※タイトル 2、 チャプター 3 へ移動するには、 TI2SECH3SE を送信します。
【3】 コマンド PL を送信して再生を開始してください。
【4】 必要に応じてコマンド MS でリピートモードを設定します。
【5】 スケジュール再生モードへ戻るには、 コマンド 0PO を送信します。
●シリアル制御モードの初期状態
* 現在位置 ............. タイトル1、 チャプター1
* アドレスモード ....... タイトル指定
* リピートモード ....... リピートしない
* 動作モード ........... 停止
10-B-5. コンテンツファイルの管理
一般的な DVD/LD のシリアルコントロールと互換性を保つため、 アドレス指定モードにタイトル、 チャプターなどを使用し
ます。これらアドレスの値は DVD/LD で使用する値の意味とは異なり、HDD 上のフォルダ構成と対応してタイトルナンバー、
チャプターナンバーが決められます。
HDMA-4000 では、 コンテンツファイルはすべて、 ある特定のフォルダ (シリアル制御再生用コンテンツフォルダ) 下に配
置することとします。 シリアル制御再生用コンテンツフォルダには、 任意のフォルダおよびコンテンツファイルを配置できま
す。
チャプターはコンテンツファイル一つ一つに対応し、 タイトルはそれらのコンテンツファイルを複数個格納するフォルダに対
応します。 また、 その順番は、 タイトルの場合は対応するフォルダ名、 チャプターの場合は対応するコンテンツファイル名
のソート順になります。 タイトル、 およびチャプターの上限数は 99 です。
それぞれのアドレスモードに関する詳細は、 は、 HDMA-4000 同梱のマニュアルに詳しく記載しています (P47 ~
P48)。 事前にお知りになりたい方は、 ↓より HDMA-4000 マニュアル (PDF) が可能です。
http://www.canopus.co.jp/download/hdma4000.htm
= 38 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
11-A. 設定メニューの解説(フロントパネル)
11-A-1. フロントパネルによる設定メニュー
MENU キ ー で 設 定 に 入 り、 セ レ ク ト キ ー の
キーで設定項目を選択キーでそれぞれの項目を設定します。
※設定内容によっては、 システムの再起動が必要になる場合があります。
1.VIDEO............... ビデオの形式の設定を行います。
2.NETWORK............. ネットワークの設定を行います。
3.SYSTEM.............. 日時、 リモコン ID、 液晶画面表示の設定を行い
4.INFORMATION......... システムの情報を確認できます。
5.SHUTDOWN............ HDMA-4000 の終了または再起動を行います。
※各種設定モードにおけるパネル画面は次ページ以降にまとめています。
【設定モードでのキー操作】
= 39 =
HDMA-4000
【1. VIDEO 設定】
※ DVI 出力時にはコンポーネント出力
に TV をつながないでください。
※ DVI 出力を PC のモニタに接続する
と、 機器によっては映らないことがあり
ます。
※初期状態では [ Video 1080/59.94i]
に設定されています。
= 40 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
【2. NETWORK 設定】
※初期状態では [IP configuration DHCP] に設定されています。
= 41 =
HDMA-4000
【3. SYSTEM 設定】
※初期状態では [Remocon ID ID0]、 [LCD Information Player status] に設定されています。
= 42 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
【4. INFORMATION 設定】
【5. SHUTDOWN 設定】
= 43 =
HDMA-4000
11-B. 設定メニューの解説(WEB ブラウザ)
11-B-1. Web ブラウザによる設定 (HDMA-4000 Setup ページの呼び出し)
HDMA-4000 と同一ネットワーク上にある PC を使います。 Web ブラウザを起動し、 設定対象となる HDMA-4000 のセット
アップ画面 (Web ページ ) を呼び出します。
例 ): IP アドレスが 192.168.0.16 である場合、 次のように URL を入力します。
http://192.168.0.16/
HDMA-4000 のセットアップ画面 (Web ページ ) を起動すると英語画面が表示されます。 画
面右上の [Japanese] をクリックして日本語表示に切り替えてください。
11-B-2. 準備と起動
■必要なシステム
Internet Explorer6(IE6) でのみ動作確認をしています。 IE6 が動作可能な Windows XP を搭載した PC をご用意ください。
■ PC の設定
設定に使用する PC は設定を行いたい HDMA-4000 と同一ネットワーク上に存在する必要があります。 また、 PC のネッ
トワーク設定を、 HDMA-4000 を設置したネットワーク環境に適合する形に設定する必要があります。
DHCP
パソコンの IP アドレスを自動取得する設定にしてください。
Auto IP
パソコンの IP アドレスを自動取得する設定にしてください。 Windows XP は DHCP サ
ーバーが存在しない場合、 自動的に AutoIP によるアドレスが割り当てられます。
Manual
IP アドレスとサブネットマスクを接続するネットワークにあわせて設定してください。
■ Web コンソールの起動
Web コンソールを起動するには、 設定を行いたいユニットの IP アドレスを IE6 のアドレスバーに入力してください。
※ユニットの IP アドレスはフロントパネルの設定メニューから [INFORMATION] を選ぶことで確認できます。
■設定パスワード
Web コンソールで設定の変更を行う場合は、ユーザー ID とパスワードが必要です。 工場出荷時のユーザー名とパスワー
ドは以下のとおりです。
・ ユーザー名 admin
・ パスワードなし ( 設定されていません )
※ユーザー名およびパスワードは変更することができます。
= 44 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
11-B-3. HDMA-4000 Setup ページの説明
Web コンソールを起動すると以下の画面が表示されます。
メイン画面
情報表示
ファームウェアのバージョン、 動作中の設定値を表示します。
詳細は、 → P.39 ~をご覧ください。
状態表示
内部ステータスや動作ログを表示します。
ローカル設定
HDMA-4000 本体に保存されているローカル設定を変更します。 設定項目には保
存されている設定値が表示されるので、 ローカル設定の確認にも利用できます。
日時の設定
HDMA-4000 の日時を設定します。
システム管理
内蔵ドライブのチェックと異常の修復、 初期化を行います。
再起動
HDMA-4000 を再起動します。
工場出荷時の設定に戻 ローカル設定を工場出荷時の状態に戻します。
す
ファームウェアの更新
ファームウェアを更新します。
ユーザー名 ・ パスワード 設定時に必要なユーザー名 ・ パスワードを変更します。
の変更
ソフトウェア ・ ライセンス 使用しているソフトウェアのライセンス情報を表示します。
= 45 =
HDMA-4000
☆ 注意 ☆
P44 のメイン画面で表示される 「情報表示」 の詳細を説明します。 その他の項目 : 「状態表示」 「ロー
カル設定」 などのその他の設定に関しては、 HDMA-4000 の 「取扱説明書」 を参照願います。
●バージョン情報
現行バージョン
●システム表示
LCD 表示
リモコン ID
NTP サーバー
表示言語
リモートログ
起動時モード
起動時の内蔵ドライブの チェック
内蔵ドライブのスピンダウン
UPS モード
ネットワークドライブ
●ネットワーク設定
IP アドレス設定
DNS サーバー設定
ホスト名
Telnet 機能
Samba 共有
現在のファームウェアのバージョンを表示します。
LCD 表示情報を表示します。
リモコン ID を表示します。
NTP サーバーの使用状況および設定状況を表示します。
HDMA-4000 での表示言語を表示します。
リモートログ出力設定を表示します。
HDMA-4000 起動時のモードを表示します。
HDMA-4000 起動時の内蔵 HDD チェックの設定状況を表示します。
HDMA-4000 内蔵 HDD のスピンダウン時間を表示します。
UPS 動作モードの使用状況および設定状況を表示します。
ネットワークドライブ使用時の設定状況を表示します。
現在の IP アドレス設定を表示します。
現在の DNS サーバー設定を表示します。
ホスト名を表示します。
Telnet 機能の設定状況を表示します。
HDMA-4000 内蔵 HDD の共有状態を表示します。
= 46 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
●スケジュール再生機能
コンテンツドライブ
スケジュールファイル
チャンネル名
スケジュール再生時のデフォルトコンテンツドライブ設定を表示します。
スケジュールファイル名を表示します。
デフォルトチャンネル名を表示します。
●シリアル制御設定
コンテンツドライブ
シームレス再生
通信速度
データビット長
パリティ
ストップビット長
フロー制御
ネットワークシリアル制御
シリアル制御のデフォルトコンテンツドライブ設定を表示します。
シームレス再生設定状況を表示します。
シリアルポートの通信速度を表示します
シリアルポートのデータビット長を表示します。
シリアルポートのパリティ設定を表示します。
シリアルポートのストップビット長を表示します。
フロー制御状況を表示します。
ネットワークシリアル制御状況を表示します。
●ビデオ出力設定
表示モード
出力モードを表示します。
モニタアスペクト比
アスペクト設定を表示します。
4:3 モニタへ映すときのモード モニタアスペクト比が 4:3 の場合の表示方法を表示します。
☆ 注意 ☆
上記以外のその他の項目 : 「状態表示」 「ローカル設定」 などのその他の設定に関しては、
HDMA-4000 の 「取扱説明書」 を参照願います。
= 47 =
HDMA-4000
12. Appendix
12-1. ファームウェアのアップデート
【1】 WEB ブラウザによるアップデート
1. HDMA-4000 と接続する PC にファームウェアをコピーします。
2. Web ブラウザを使い、HDMA-4000 Setup ページを呼び出します。
3. ファームウェアの更新を選び、ファイルを指定して更新を行います。
4. 更新完了後、HDMA-4000 は自動的に再起動します。
【2】ネットワーク、USB 経由によるアップデート
1. ファームウェアおよびファームウェア更新用の制御ファイルを USB メモり、 もしくはコンテンツ更新用フォルダへコピー
します。
2. 更新完了後、 HDMA-4000 は自動的に再起動します。
[更新されない場合]
* ファイルが不正なとき。
* 同じ、もしくはより新しいバージョンが既に更新されているとき。
☆ 注意 ☆
・アップデート中にコンテンツの再生やリモコン操作などを行わないでください。
・アップデート中に HDMA-4000 の電源を切らないでください。
= 48 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
12-2. バージョンアップ情報
Ver1.0 から Ver1.5 での主な変更 (機能追加) 点は、
【1】 再生関連
1. シームレス再生のサポート
同一パラメータで作成した MPEG2 ファイルのシームレス再生をサポートしました。 スケジュール、 シリアル制御モードで
シームレス再生の設定が可能です。
2. 再生の停止、 再開機能をサポート
スケジュール再生の場合はリモコンの操作で、 PAUSE/STOP/PLAY を操作できます。 シリアル制御では ST コマンドで
PAUSE できます。
3. 音量調整サポート。
スケジュール、 シリアル制御、 リモコン操作で音量の調整、 ミュートをサポートしました。
4. SPDIF サポート
SPDIF にも音声データが出力されます。 AC3 の場合は SPDIF のみのサポートになります。
5. 再生できないファイルをチェック
ver1.0 ではファイルの拡張子でエンコードタイプを判定していましたが、 ファイルのデータをチェックするようにしました。
【2】 設定関連
1. Web コンソールのサポート
STB3 や HDCS-3000 と同等の Web コンソールをサポートしました。 内部状態や設定の変更をネットワークに接続した
PC から行えます。 再起動、 ファームの更新、 時刻の設定などが web コンソールから可能です。
2. 設定項目の追加
起動時にスケジュール再生モードかシリアル制御モードかコンテンツフォルダの共有および読み書きの可否などを設定
可能にしました。
【3】 シリアル制御コマンド
1. コマンドの拡張
ST-Pause、 CD- ドライブ設定、 AD、 VL- 音量設定、 POFF- 電源断など
2. ネットワーク経由によるシリアル制御コマンドのサポート
設定により使用、 未使用を変更可能
【4】 その他 表示モードの設定、 WOL のサポート、 UPS (OMRON BX35F/50F) のサポート、 内部状態をネットワーク経由で取得、
HDD の初期化、 チェックなどのサポート、 NTFS でフォーマットされた USB HDD への対応、 コンテンツ更新認証ファイ
ルの廃止、 などです。
= 49 =
HDMA-4000
12-3. 本体サイズ
= 50 =
HDMA-4000 Sales Manual Ver.0.99
12-4. ハードウェア仕様
= 51 =
HDMA-4000
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