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こちら - National Australia Bank
800 Bourke Street Docklands Victoria 3008 AUSTRALIA www.nabgroup.com 2016年10月27日 木曜日 ASX ANNOUNCEMENT ナショナルオーストラリア銀行(NAB) 2016 年通期決算 ハイライト ・ ・ ・ ・ ・ ・ 現金収益 1 は、前年比 4%増の 64.8 億ドル、キャッシュ株主資本利益率(ROE) は 14.3% 法定純利益の 3.52 億ドルは、CYBG PLC(CYBG)および富裕層向け事業の 生命保険事業 80%の売却,双方からの損失を反映 最終配当金は 100%適格配当で一株当たり 99 セント、26.3 億ドルと決定 富裕層向けの生命保険事業 80%の売却および日本生命保険相互会社(日本 生命)との戦略的な提携契約を完了 費用は良好に管理され、2016 年 9 月前期に 2%の削減を実現 バランスシートは引き続き堅調、CET1 比率は目標幅である 8.75-9.25%を大 幅に上回る 9.8% 主なポイント 別途記載がない限り、2016 年 9 月末の通年(2016 年 9 月期)の継続事業の業績は、2015 年 9 月末の通年(2015 年 9 月期)の継続事業との比較(前年比)であり、これは、以前発表された対比の財務情報の改訂(2016 年 10 月 13 日に行われた NAB の ASX 発表に詳細を掲載)を反映しています。 法定基準による当社株主に帰属する純利益は、CYBG PLC(CYBG)および富裕層向け事業(NAB Wealth) の生命保険事業 80%の売却双方からの損失を反映して、 前期より 94.4%減少し 3.52 億ドルとなりました。 非継続事業 2 を除いた法定純利益は 5.6%減の 64.2 億ドルとなりました。 現金収益 1 は、前年比 4.2%(2.61 億ドル)増の 64.8 億ドルとなりました。法定基準による当社株主に帰 属する純利益と現金収益の差額は非継続事業(CYBG の会社分割と IPO、および富裕層向け事業の生命保 険事業 80%の売却)、分配、および公正価値とヘッジの無効性1に関連します。 現金収益ベース: 収益は 2.5%の増加となりました。訴訟和解金と英国商業不動産ローンの売却、SGA 資産売却によ る 2015 年 3 月半期の利益を除くと、貸付残高の増加およびマーケット・トレジャリー収益 3 の増加 により収益は約 3.7%増加しました。グループの純利息マージン(NIM)は、主に資金調達コスト増 によって 2 ベーシスポイント低下しました。 ・ 費用は 2.2%増となりました。主な要因は、人件費の増加に加え、技術関連の減価償却枠およびプロ ジェクト支出の増加ですが、一方で生産性向上による節約により一部相殺されています。2016 年 9 月半期の費用は厳格に管理されたことから、2016 年 3 月半期比で 1.9%減となりました。 ・ 貸倒引当金繰入額の総額は 7.0%増の 8 億ドルとなりました。これは、豪州銀行業務の、少数ではあ りますが大口の個別銘柄の減損に対する特定引当金繰入額が増加したことが主な原因です。 ・ グループ保有の返済期限 90 日超および総不良資産が総貸付および引受に占める割合は 2016 年 9 月末で 0.85%となり、2016 年 3 月末より 7 ベーシスポイント上昇しました。これは、主にニュージランドの酪農セ クターにおけるエクスポージャーの減損増を反映していますが、現状ではこの大半が、貸倒引当金および保有 する担保に基づいているため損失外に分類されています。 ・ 弊行グループによるバーゼル III の普通株式等 Tier 1(CET1)比率は、2016 年 9 月 30 日現在で 9.8%と、2016 年 3 月末比で 8 ベーシスポイント上昇していますが、これは富裕層向け事業の生命保険事業 80%の売却およ び強固な資本創出によるものですが、2016 年 7 月 1 日導入の規制により住宅ローンのリスクウェイト上昇の 影響により、大部分が相殺されております。弊行グループでは現在の規制要件に基づき、引き続き 8.75%∼ 9.25%の CET1 比率を目標としています。 ・ 最終配当金は、2016 年中間期と 2015 年最終配当金から変わらず、100%適格配当で 99 セントを維持してい ます。 ・ 弊行グループは十分に分散化された資金ポートフォリオを有しており、2016 年 9 月期にはおよそ 364 億ドル のホールセール資金を調達しました。弊行グループが 2016 年 9 月期に調達した資金の加重平均償還期間は 5.4 年でした。安定資金調達指数は 2016 年 9 月末現在で 91%と、2016 年 3 月末比で 2 パーセント上昇しました。 ・ 弊行グループの四半期平均流動性カバレッジ・レシオは 2016 年 9 月末現在で 121%でした。 Executive commentary “This has been a milestone year for the Group with the completion of major divestments including our exit from CYBG and the sale of 80% of our life insurance business to Nippon Life. NAB moves into 2017 a reshaped business – stronger, simpler and focused on helping our customers in Australia and New Zealand,” NAB Group CEO Andrew Thorburn said. “These changes have been achieved while delivering an improved operating performance and maintaining a strong balance sheet, sound asset quality and tight control of costs. This is against a backdrop of favourable Australian and New Zealand economic conditions, but also rising funding costs and global uncertainty. “Improving momentum and stabilising margins in Business Banking have been particularly pleasing, with lending and revenue growth focused on higher returning priority segments. In Personal Banking, we made good progress in restoring home loan volume growth back to system levels after a period of significant change in pricing and credit policies. 1 2 本文書の 4ページにある現金収益に関する注釈を参照してください。 非継続事業は、主にCYBGおよび富裕層向け事業の生命保険事業80%の売却双方の業務および損失に関連しています。比較情報には、グレート・ ウェスタン銀行(GWB)非継続事業の税引後損益が含まれます。詳細は、注釈14「2016年通期決算発表の非継続事業」をご参照ください。 3 マーケット・トレジャリー収益は、顧客リスクおよびNABリスクマネジメント収益を表しています。 “We have lifted our Priority Segments Net Promoter Score (NPS)4,5 performance among the major banks from third to first over the year to 30 September 2016. However there is more to do to achieve a level of customer advocacy we can be proud of, particularly in our priority segments. “Our sustained focus on driving the right culture, living our core values and putting customers at the centre of everything we do has seen us address over 100 customer pain points over the past two years. This has made it easier for 4.6 million customers to do business with us. We know customers expect simple and easy banking and we continue to focus on improving services and reliability. “We completed the national roll out of the Personal Banking Origination Platform (PBOP), which is now used for originating and fulfilling personal products, resulting in simpler processes and faster turnaround times for cards and personal lending. With this significant step in our technology transformation complete, our focus shifts to fully leveraging the benefits and expanding the capability to other channels. “In August 2016 we announced a refresh of our organisational structure and management team to create a simpler, more customer-focused organisation. “NAB is well positioned to deliver improved customer outcomes and attractive returns for shareholders in the year ahead, with a clear plan and the right organisational structure in place,” Mr Thorburn said. Business Unit Commentary Australian Banking cash earnings were $5,472 million, an increase of 7% reflecting higher revenue and lower B&DD charges. Revenue rose 5% benefitting from stronger Markets and Treasury3 performance, combined with higher volumes of housing and business lending and a 3 basis point lift in NIM. Revenue for Business Banking increased 2% and for Personal Banking increased 7%. Expenses rose 4% due mainly to personnel cost increases, but over the September 2016 half year decreased 1%. B&DD charges of $639 million fell 4% reflecting improved credit quality in the broader business lending portfolio partly offset by higher specific charges arising from a small number of large single name impairments. NZ Banking local currency cash earnings of NZ$836 million rose 2% over the year. The key drivers were improved revenue and lower B&DD charges reflecting favourable economic conditions outside the dairy sector. Revenue rose 1% with improved lending volumes and fee income, partly offset by a decline in NIM due to competitive pressure and higher funding costs. Expense growth was contained to 1% despite continued investment in the Auckland focused growth strategy. --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 4 Net Promoter® and NPS® are registered trademarks and Net Promoter Score and Net Promoter System are trademarks of Bain & Company, Satmetrix Systems and Fred Reichheld. 5 Priority segments Net Promoter Score (NPS) is a simple average of the NPS scores of five priority segments: Mortgage Customers, Debt Free, Micro Business (<$1m), Small Business ($1m-<$5m) and Medium Business ($5m-<$50m). The Priority Segments NPS data is based on six month moving averages from Roy Morgan Research and DBM BFSM Research. NAB Wealth cash earnings increased 13% to $356 million reflecting stronger revenue and lower expenses. Net income rose 2% benefitting from higher average funds under management (FUM), up 12% given strong investment markets, positive net funds flow and the inclusion of JBWere FUM from January 2016. Expenses declined 4% reflecting lower regulatory and compliance spend combined with tight control of discretionary costs. For further information: Media Mark Alexander Jessica Forrest M: +61 (0) 412 171 447 M: +61 (0) 457 536 958 Investor Relations Ross Brown Natalie Coombe M: +61 (0) 417 483 549 M: +61 (0) 477 327 540 免責条項と将来の見通しに関する記述 本発表には、将来の見通しに関する記述である、あるいはそうみなされる可能性のある記述が含まれています。そうした将来の見通しに関する記述 は、「信ずる」「予想する」、「計画する」、「予測する」、「期待する」、「思われる」、「意図する」、「おそらく」、「かもしれない」、 「∼だろう」、「可能性がある」「べきである」などの用語とそれぞれの否定形、その他の活用形、もしくはその他類似表現を含む用語、または戦 略や計画、目的、目標、ゴール、将来の出来事や意図などの記載によって示される場合があります。将来の収益や財務状況、業績に関する示唆また は予想も将来の見通しに関する記述です。こうした将来の見通しに関する記述は将来の業績を保証するものでもなく、また既知および未知のリスク、 不確実性その他の要因を含み、その多くは弊行グループの管理を超えており、また実際の結果が本記述で明示または暗示した内容と大幅に異なる可 能性もあります。実際の帰結がこれらの記述内容と大幅に異なる可能性を否定する、いかなる保証も存在しません。実際の結果が本記述での予想と 大幅に異なる原因となる主要因については、弊行グループの年次報告書に詳細が掲載されています。弊行グループは、本発表に記載されている将来 の見通しに関する記述に関し、新たな情報または今後の展開その他によるものであるかどうかにかかかわらず、それを更新、見直し、修正する義務 も約束も明示的に否定します。法で認められている限りにおいて、弊行グループとそのアドバイザー、関係者、関連会社の取締役、役員、パートナ ー、社員および代理人は:いかなる理由あるいは方法にせよ、本発表の情報が不正確であったもしくは不完全であったことに起因する経費、損失、 損害、コストに関し、(過失も含めるがそれに限られない)いかなる債務も除外し、否定します。かつ、明示・黙示を問わず、本発表の情報の最新 性、正確性、信頼性、完全性に関していかなる表明も保証も行いません。 現金収益に関する注釈 2016年通期の現金収益の定義方法の完全な詳細、非現金収入項目についての検討、および当社株主に帰属する法定純利益との完全な照合は、2016 年通期業績発表2ページから8ページの「利益照合」セクションに記載されています。 弊行グループの決算および部門別業務および業績の検討は、別途記載がない限り現金収益ベースで提示されています。現金収益は、NAB、投資業界 および類似の事業特性を持つNAB の豪州における競合他社が使用する財務業績を測るための主な指標です。また現金収益はNAB が弊行グループの 基礎となる業績と考えるものをよりよく反映していることから、NAB では社内用経営報告にも使用しています。現金収益は法定財務基準ではなく、 豪州会計基準に従って提示されたり、豪州監査基準に従って監査または検討が行われたりするものでもありません。「現金収益」は、当社株主に帰 属する法定純利益に含まれる非継続事業に関連するもの等いくつかの項目を除外して計算されます。通年業績報告のセクション5 には、当社株主に 帰属する法定純利益を含めた弊行グループの連結利益計算書が含まれています。2001年会社法(Cth)および豪州会計基準に従って作成された弊行 グループの監査済財務諸表は、2016年11月14日に予定される2016年 年次財務報告の際に発表される予定です。 英語による発表内容が公式なものでこの邦訳は参考資料です。内容について齟齬がある場合は、英語による発表内容が優先します。 201610 (OR&C 2016-144)