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プラウドシティ塚口マークフロント新築工事における電力の地産地消・面的

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プラウドシティ塚口マークフロント新築工事における電力の地産地消・面的
ディマンドリスポンスの必要性①
プラウドシティ塚口マークフロント新築工事における電力の地産地消・面的利用事業
<事業のポイント>
再生可能エネルギーの面的利用と
非常時のエネルギー供給および地域密着事業との連携
<事業概要>
総事業費:
事業主:
野村不動産株式会社・JR西日本不動産開発株式会社・株式会社長谷工
コーポレーション・野村不動産パートナーズ株式会社・株式会社長谷工アネ
シス・JA三井リース株式会社による共同事業
事業場所:
兵庫県尼崎市、JR塚口駅前大規模開発事業。総開発面積8.4ha
建物構成:
集合住宅1,200戸(A街区247戸、B街区(587戸)、C街区(366戸)、戸建71区
画、商業施設、駅ビルで構成される
<取組概要>
集合住宅のA街区(247戸)において、再生可能エネルギーを住宅全体で面
的に地産地消する
屋上の太陽光発電エネルギーはマンション共用部および専有部にて利用す
ると共に余剰分を蓄電池に蓄電。非常時にも対応
スマートメータ・HEMS機器等を用いて、電力消費量を30分単位で「見える
化」する事で節電意識を喚起し、電力逼迫時には、共用玄関照明の制御、
専有部の家電制御が行えるエネマネサービスを行う
地域密着の一環として尼崎市環境モデル都市の取組と連携した、地域商業
施設で利用出来る、地域通貨を活用したデマンドレスポンス(DR)を実施、
地域通貨をインセンティブに、お出かけ節電の取組みを行う(スマートタップ
を利用したエアコン使用状況確認によりポイント付与)
プラウドシティ塚口マークフロント新築工事における電力の地産地消・面的利用事業
事業体制・事業スキーム(全体)
尼崎市
環境モデル都市
スマートコミュニティ
推進事業
(申請中)
・節電お出かけ運営
・ポイント運営
節電状況報告
エアコン電力使用量
データ提供
(スマートタップ)
太陽光発電設備等 承継
野村不動産(代表)
JR西日本不動産開発
長谷工コーポレーション
「尼崎市環境モデル都市アクションプラン」
推進の一環として、先進的なスマート
コミュニティモデルの構築を目的とし、
街区全体のエネルギーの見える化と節電、
地域通貨「ZUTTO・ECOまいポ」を活用
した地域密着のデマンドレスポンスを実施。
スマートタップ 承継
HEMS機器の機器調整
野村不動産パートナーズ
長谷工アネシス
尼崎市
マンション分譲
設備等 セル&リースバック
JA三井リース
管理組合
まいぷれ尼崎
お客さま
事業者
各 専有部
居住者
(電力供給契約)
マンション管理サービス
高圧一括受電サービス
エネマネサービス
HEMS機器 無償貸与
共用部制御装置 承継
共用部
プラウドシティ塚口マークフロント新築工事における電力の地産地消・面的利用事業
設備全体概要
駅ビル
戸建
商業施設
MEMSアグリゲータ
スマートメーター
スマートメーター
HEMS機器
メーターデータ
一括受電事業
スマートメーター
パルス検出器
メーターデータ
長谷工アネシス/野村不動産パートナーズ
パルス検出器
共用部
DR
メーターデータ
専有部
DR
一括受電
業務
省エネ(EMS)
連携
尼崎市環境モデル都市
スマートコミュニティ推進事業
(申請中)
タウンEMS
サーバー
MEMSサーバー
太陽光発電
蓄電池モニター
連携
デジタルサイネージ
サーバー
データ
地域経済の発展
(地域通貨連動DR)
連携
メーター
データ
連携
共用部
サイネージ機器
地域情報ポータル
地域通貨運営
共用部
MEMS機器
サーバー
Web
画面
まいぷれ
尼崎版
地域通貨
補助予定
尼崎市
エアコン
状況確認
地域DR発令
エアコンOFF確認
(スマートタップ)
メーター
データ
制御
スマートメーター
専有部
HEMS
機器
エアコン
状態確認
まいぷれ尼崎
地域情報
デジタルサイネージ 更新
長谷工アネシス
MEMSシステム
見える化
EMS・再生可能エネルギー
DR情報・地域情報モニター
再生可能エネルギー
非常時エネルギー
A街区
太陽光発電設備
(34kW)
スマートタップ
マンション
共用部
専有部(247戸)
<面的利用>
電力
面的共有
非常時
電力供給
A街区
蓄電池設備
(8.4kW)
プラウドシティ塚口マークフロント新築工事における電力の地産地消・面的利用事業
導入効果
<再生可能エネルギー等の利用>
集合住宅の屋根に再生可能エネルギー、太陽光発電シ
ステム(34kW)を設置し街区住宅全体で利用、余剰電力
を蓄電池(8.4kW)に蓄電し需要のピークに活用
<エネルギー面的利用>
太陽光発電システムエネルギーを街区住宅全体で面的
(共用部、専有部)に電力源を利用することで、地産地消
を推進
<環境性・経済性>
各住戸にはスマートメーターを設置。30分単位の電力使
用量をもとにHEMS・MEMSで需給状況の確認と制御を
行う。平常時には太陽光発電システムの余剰電力を蓄
電池に蓄電し出力変動調整と夜間ピーク時に放電を実
施、需要調整やデマンドピークカットに繋げ系統電力購
入比率の低減を図り環境経済性を実現
<先導性・非常時のエネルギー供給>
集合住宅としては先導性の高い、非常時のエネルギー
供給として、太陽光発電と蓄電池から給水ポンプや携帯
電話充電など優先度の高い防災電源として利用
<経済の発展・生活の豊かさ>
尼崎市環境モデル都市の一環として地域通貨流通によ
る地域経済の発展とDRポイント付与による住民生活の
豊かさを創造
※尼崎市スマートコミュニティ推進事業との連携
省エネルギー量
<太陽光発電設備>
発電量
電力消費量
• 昼間
• 夜間
:
36.3 MWh/年
: 1,060.4 MWh/年
: 645.8 MWh/年
: 415.5 MWh/年
一次エネルギー消費量合計 :11,533.8 GJ/年
省エネルギー量
:
45.0 kL/年
省エネルギー率
:
13.2 %
システムフロー概略図
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