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SQiP 2014 1/25 都度入力スタイルに導く 工数入力定着モデルの提案 デンソーテクノ株式会社 情報通信5部 山路 厚 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 目次 2/25 1. 工数に着目 2. 課題 3. 指標化の方式 4. 着眼:都度入力スタイル 5. 工数入力定着モデル 6. 有効性の確認 7. 確認結果 8. 考察 9. 副次効果 10.まとめ 参考文献 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 1.工数に着目:考えるための材料 仕様が曖昧 決まらない 見えない (組込み)ソフト開発 仕様変更が 多発 派生開発 変更開発 3/25 Moving Target 自ら考え 自ら行動する 小規模開発 緊急・突発開発 自主 自律 人が中心 知的労働 人づくり 基礎的・統一性 工数 皆に等しく 工数がある 自己改善 人を育てたい 自己トレーニング 自ら考え自ら行動するためは、考える拠り所となる材料が必要 工数に着目、技術者一人ひとりに考える材料を与え、人を育てたい C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 1.工数に着目:自分自身と向き合う 見えない 仕様が曖昧で 仕様が曖昧 決まらない 派生開発 変更開発 お客さんに 急に言われて 上記の言葉を使えば、事足りてしまう よく考えずに、反射的に使ってしまう とても便利なフレーズ 思考停止に陥りやすい 事実と向き合えなくなる 仕様が 決まらなくて なんとなく言い訳が 通用してしまう! (組込み)ソフト開発 仕様変更が 多発 4/25 母体ソフトの 作りが悪くて やめられない魔法の言葉 “他”に問題の所在を探してしまう 頭の中のことは、ごまかしやすい 工数を見ることで自分自身と向き合える C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 1.工数に着目:人(立場・状況)によって異なっている 5/25 人によって印象・理解に差あり 身近だからこそ、ずれる 工数で事実と向き合える? 工数が考える材料になる? 見積工数:90人月 実績工数:85人月で予算内で開発完了 工数計測しました 工数が技術者一人ひとりの 自己改善につながる? 自動的に改善策が 出てこないの? PM 総務部長 残業40時間だから これくらいかな 【工数実績表】 プロジェクト 工程 2014年8月 1 2 3 A製品開発 設計 実装 テスト 8月実績 合計 80 40 40 その他 指導 40 4 5 28 29 30 31 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 1.工数に着目:本発表における工数 ・・・ 時間日誌 【イメージ】 6/25 技術者一人ひとりの知的労働の“ありさま”を表現するもの 一日の中で、何にどれくらい時間を使っているかを表現するもの 技術者一人ひとりの“働きぶり”、“仕事ぶり”がわかるもの 【工数実績データ(タイムシート)】 朝から晩まで、何をやっていたか 1から10まで順番におっしゃいなさい つまり 時間日誌 順序性 時 間 軸 時間軸をもった 業務日誌 だから みたいなもの 振り返りが可能(再現) さらに 統計処理も可能 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 2.課題:事実に合わない、使えない 7/25 工数計測に取り組み、データ計測できるようになってきたが... 工数データを 活かせない 【使う段階になると】 【自己改善】 事実に合わない 分けて入れていない から、何もわからない データを取り直します WBSを変更します 計測から 先に進まない 使えないのに 振り回す 工数計測 【管理者・第3者】 分析・評価 カイゼン 分析・評価 こうしたら... できないなら 代わりに... カイゼン 改悪 そんなことをしても... ムダなんだけどなぁ 使う段階になると、“使えない”ことがわかる!“使えない”と言い出す! なかなか活かせず、カイゼンにつながらない。実は、工数計測は難しい! C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 2.課題:工数計測の難しさ 8/25 簡単そうで、難しい理由 対象は知的労働であり、人の頭の中 気づき 忘却曲線:心理学者エビングハウスによる ①記憶に頼る 時間が経てば経つほど、正しい計測が難しくなる( 忘却曲線 ) ★ ★ ②後工程が無い 計測(入力)作業に対する後工程が無い(置きにくい) 「まとめ入れ」が習慣となり、正しいデータになりにくい ③直接的な成果がない データの正しさを確認する手段がない。本人でもわからない 間接的な成果と関連づける → “データ操作”が始まりやすい ①②は、工数が正しいデータになりにくいというメカニズム(理由)である ③は、工数データ自体の正しさを検証するこが困難であることを示す 正しいデータになりにくく、データ自体の検証も困難である ⇒ 使うには、使えるデータになっているかの目安となる指標が必要 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 3.指標化の方式:モデル化 9/25 【着想】 工数データ自体の正しさの測定は難しい → 直接指標は 正しいデータとなる入力スタイルの測定 → 間接指標で代用できないか 直接的にデータの正しさを検証する指標 入力スタイルの状態を表現する指標 間接指標(代替尺度) 工数 メカニズム 入力スタイル 【指標化の方式】 (2)どれだけ定着しているかを表現するモデル → 指標 (1)入力スタイル:工数データが正しくなるメカニズムを持つ C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 4.着眼:都度入力スタイル 10/25 着眼 ①記憶に頼る 時間が経てば経つほど、正しい計測が難しくなる ★ 忘却曲線 面倒くさいよ ★ 忘却曲線:心理学者エビングハウスによる 人間の記憶は、時間経過とともに指数関数的に減尐する → すぐにやれば簡単だが、時間が経つと難しくなる “面倒くさい”ではなく “楽ちん”ということ それを知らない 理屈 記 憶 量 忘却曲線 時間 ここを 活かす 都度入力:その都度、その都度、 工数を入力していくスタイル 最も簡単で最も効率的で 最も正しいデータ となる 【気づき】 工数の都度入力は理にかなってる(忘却曲線) 都度入力スタイルこそが正しいデータとなる自然な理屈に合った入力方法 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 5.工数入力定着モデル:2軸と4象限 11/25 【工数入力定着モデル】 工数入力スタイルと工数入力データの粒度の2軸により構成されるモデル 2軸により4象限に分類、第4象限を真の定着状態としたモデル メカニズム(忘却曲線)に 合ったスタイル 粒が大きい ②第2象限(まとめ、都度大) やらされ入力 ①第1象限(都度、粒度大) 工数に無頓着 工数入力データの 粒度指標 ③第3象限(まとめ、粒度小) 仮の定着(仮性定着) 粒が小さい ④第4象限(都度、粒度小) 真の定着(真性定着) 行動 まとめ入れ 工数入力スタイル指標 都度入力 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 5.工数入力定着モデル:工数入力スタイル指標(1/2) 12/25 【工数入力スタイル指標】 入力タイミングを「まとめ入れ」しているか「都度入力」しているかを表現 技術者一人ひとりの行動が計測対象 → 計測が難しく、人手がかかる 長年、工数計測に取り組んできた経験による感覚的な値 【刻み幅:定量化】 100:都度入力している 80:時々、都度入力がある(当日中には入力している) 60:当日に入力している 40:翌日に入力している 20:週単位程度でまとめ入力している 10:月末にまとめ入力している(1か月単位) 0:入力していない 0 20 まとめ入れ 40 60 工数入力スタイル指標 100 80 都度入力 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 5.工数入力定着モデル:工数入力スタイル指標(2/2) 13/25 【工数入力スタイル指標の計測方法】 ツールの情報をもとに、技術者一人ひとりの入力スタイルを月単位で判断 工数入力ツール(市販製)の定着モニタ機能を利用して判断 都度入力が定着している 12/20に“まとめ入れ”している 週単位での“まとめ入れ”になっている C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. 5.工数入力定着モデル:工数入力(実績)データの粒度指標 SQiP 2014 14/25 【工数入力(実績)データの粒度指標】 入力した工数の粒の大きさ、単位は時間(H)。1か月間の平均値 工数計測対象そのものであるため、計測が容易な点が特徴 工数入力ツール(市販製)の定着モニタ機能を利用して計測 【指標とした考え方】 技術者の工数に対する意識・関心レベルが粒の大きさに影響を与える ・意識・関心が高ければ、粒が細かくなる 粒が意識・関心を表現 ・意識・関心が低ければ、粒が大きくなる C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 5.工数入力定着モデル:使い方 15/25 【モデルを持つ意義】 指標を使い定着状態を判断 → 真の定着状態なら“使えるデータ”となる 状態に応じて、対策方法を選択 → 症状に応じた手当が可能 メカニズム(忘却曲線)に 合ったスタイル 粒が大きい 意識 ②第2象限(まとめ、都度大) やらされ入力 工数入力データの 粒度指標 関心 目的が分かって ないのかなぁ... 使えるデータとなる はず ③第3象限(まとめ、粒度小) 仮の定着(仮性定着) もっと簡単な やり方があるのに... 粒が小さい ①第1象限(都度、粒度大) 工数に無頓着 まとめ入れ ④第4象限(都度、粒度小) 真の定着(真性定着) 行動 工数入力スタイル指標 都度入力 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 6.有効性の確認:検証方法 16/25 【測定対象】 自組織内6部門(全部門)、48名の技術者を対象 【測定期間】 2013年8月~12月(5か月間) 【検証項目】 (1)工数入力スタイル指標の定量化 ・経験より定めた刻み幅の妥当性を確認する ・[方法]工数入力データの粒度との相関関係で判断する 都度入力すれば、その度合いに応じて工数入力データの粒度も細かくなる(因果) (2)工数入力定着モデルの表現力 ・2軸の指標によりデータを計測し、工数入力定着モデル上での分布を確認する 分布により定着状態の表現力を観察する ・[4象限に分別する閾値] ①工数入力スタイル指標:60~80の間 ②工数入力データの粒度指標:1.25H 2013年 ~7月 工数入力 モデル 測定 8月 9月 10月 11月 12月 2014年 1月 2月~ 6部門(48名) モデル定義 検証 測定 測定 測定 測定 測定 測定 測定 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 7.確認結果:(1)工数入力スタイル指標の定量化(1/2) 17/25 スタイルと粒度の相関(8~12月度) (h) 2.50 70 8月 相関係数:-0.81 p値:5.7e-08 70 100 100 9月 100 47 10月 2.00 52 44 11月 39 43 12月 30 21 29 1.50 32 33 実績粒度 工数入力データの 粒度 60 50 37 47 70 1.00 36 30 35 42 41 47 44 0.50 38 40 44 0.00 0 10 20 30 40 50 スタイル 60 70 80 90 100 工数入力スタイル 工数入力スタイルと工数入力データの粒度との間には強い負の相関あり 工数入力スタイル指標の刻み幅が適当、定量化は有効と判断 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 7.確認結果:(1)工数入力スタイル指標の定量化(2/2) 18/25 ★ ★ 忘却曲線 忘却曲線:心理学者エビングハウスによる 因果を確認するため Y軸を対数変換 人間の記憶は、時間経過とともに指数関数的に減尐する → すぐにやれば簡単だが、時間が経つと難しくなる (h) 10.00 8月 相関係数:-0.90 p値:1.7e-11 70 70 9月 100 100 10月 100 11月 工数入力データの 粒度(対数軸) 12月 項目 ベース4752 相関係数 p値 -0.81 44 39 Y軸対数変換 -0.90 43 5.7e-08 30 21 1.7e-11 29 32 33 60 1.00 0 20 40 60 80 100 “より” 強い負の相関を確認 50 37 47 70 36 工数入力スタイル 30 35 42 41 裏付けとなるメカニズムを適当に表現した指標に仕上がっていると判断 47 44 38 40 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 7.確認結果:(2)モデル上の表現力(1/2) 19/25 対象者48名分の2013年8月データを個人毎にモデル上にプロット (h) 4 閾値:60~80 Ⅰ群 第1象限の存在は 確認できず 個人 3.5 【やらされ入れ】 【無頓着】 3 工数入力データ の粒度 2.5 2 粒度のばらつきが小さい 粒度は概ね1H以下 1.5 閾値:1.25(h) 1 Ⅱ群 0.5 【真の定着】 【仮の定着】 0 0 20 粒度のばらつきが大きい 40 60 80 100 120 都度入力が Ⅰ群:非定着の技術者 Ⅱ群:定着した技術者 で差がありそう 工数入力スタイル C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 7.確認結果:(2)モデル上の表現力(2/2)・・・2群の差 20/25 都度入力が非定着・定着の2群の差を「箱ひげ図」で確認 (h) 分散比の検定(F検定) p値:0.000156 平均値の差の検定(t 検定) p値:1.33e-05 有意である ばらつき、平均値に差がある ①Ⅰ群のばらつきが大きく領域が重なる 非定着と定着を分別する粒度指標の 閾値は決められない 非定着と判断する粒度指標の閾値は 決められる ②Ⅱ群の粒度のばらつき小さい 都度入力が定着すると工数データの 粒度が平均値付近で揃う → 使えるデータとなる期待値が大きい 都度入力が非定着 (第2・3象限) 都度入力が定着 (第4象限) Ⅰ群 Ⅱ群 都度入力スタイルが良いと判断 定着に向けモデルが使えそう C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. 8.考察 SQiP 2014 21/25 ① 工数入力スタイル指標の刻み幅が適当であり、指標の定量化は有効である ② 入力スタイルと工数入力データの粒度との間には強い負の相関があるため粒 度指標のみで定着度合いの目安を測ることができる。粒度指標は計測が容 易なため、開発現場に導入しやすく実用性が高い ③ 提案した工数入力スタイル指標は、忘却曲線のメカニズムを適当に表現した 指標に仕上がっている ④ 工数入力定着モデルを用いることで真の定着状態か仮の定着状態かを見極 めることが可能である。定着状態に応じた手当を個人毎に施すことができる ⑤ 都度入力が非定着・定着のグループ間で、工数入力データの粒度に関し、個 人間のばらつき・平均値に差があることがわかった ⑥ 非定着グループのばらつきが大きいため、2群を分ける閾値は決められない が、非定着グループを推定する閾値を決めることが可能である ⑦ 都度入力が定着すると、工数入力データの粒度の個人間のばらつきが小さく なり平均値付近で揃うことがわかった(概ね1H以下となる) 説明は割愛します 論文をお読みください 提案モデルは定着状態を適当に表現、都度入力スタイルに導くことが可能 都度入力スタイルの定着により、正しい・使えるデータとなるという筋書き C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 9.副次効果:小さなループ ここを 活かす 都度スタイル 最も簡単で最も効率的 理屈 記 憶 量 忘却曲線 ・1時間後には、44%の記憶量 ・1日後には、 26%の記憶量 22/25 小さなループ 小さな単位で仕事をやり終える 議事録、アンケート、出張報告 エビデンス作り、履行チェック ウォーニング除去、帳票メンテ... そして、工数入力! その中でも工数入力は難しい だから、行動変容の訓練となる そのためには、指標が必要 このデータを集めていない? ここで仕事をしていない? 時間 当たり前とか躾と言われると精神論に聞こえる、価値を感じない 実は理屈(原理・原則)がある。理にかなう業務スタイルに変容させたい C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 9.副次効果:行動変容に向けて 23/25 【モデル活用の可能性】 粒度指標:意識・関心を表現 → 工数に対する意識レベルの指標 スタイル指標:行動を表現 → 小さなループへの行動変容の指標 メカニズム(忘却曲線)に 合ったスタイル 粒が大きい 意識 ②第2象限(まとめ、都度大) やらされ入力 工数入力データの 粒度指標 関心 意識が低いのかな 興味・関心がない? 行動変容できたね ③第3象限(まとめ、粒度小) 仮の定着(仮性定着) 分かっても 行動を変えられない 粒が小さい ①第1象限(都度、粒度大) 工数に無頓着 まとめ入れ ④第4象限(都度、粒度小) 真の定着(真性定着) 行動 工数入力スタイル指標 都度入力 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 10.まとめ 24/25 ①工数計測は実は難しい ・・・ 簡単そうだけど、難しい理由がある 難しい理屈(メカニズム)があり、メカニズムに合った対策が必要である 正しいデータとなりにくく、データ自体の検証が困難である ②工数の都度入力 ・・・ 最も“楽で理にかなった”方式 都度、都度、工数を入力していくスタイルが“理にかなっている” 最も簡単で、最も効率的で、正しいデータとなる方式である 都度入力が身につくと、工数データの粒度が揃ってくる ③モデル化手法と指標化 ・・・ 理屈に裏付けされたモデル 目指す姿をモデルとして定め、指標を創出する手法は有用である 良い理屈が代替尺度の有効性を高める 指標を使うことで自らの状態を診断でき、状態に応じた対策を施せる モデルを活用して、都度入力スタイルを定着させる!行動変容につなげる 日々の仕事の中で工数を意識し、興味を持つことで改善文化を築いていく C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. SQiP 2014 END:ご清聴ありがとうございました 25/25 ご清聴ありがとうございました C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved. 参考文献・謝辞 SQiP 2014 26/25 山路厚,トレーニング指向アプローチによるプロセス改善 -“アジリティさ”を持つ人づくりを支 える「事実を捉える」仕組み-,ソフトウェア・プロセス・エンジニアリング・シンポジウム2010 F4b 発表資料,2010 山路厚,トレーニング指向アプローチの土壌作り -疲弊した組織を蘇らせる-,ソフトウェア プロセス改善カンファレンス2009 1A1 発表資料,2009 ヘルマン・エビングハウス,忘却曲線,フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』,2013 デンソークリエイト,TimeTrackerFX 工数入力の定着状況を見える化, http://www.timetracker.jp/utilization/establish.html 謝辞: 本論文の作成にあたり、データ分析にご協力を頂いた (株)デンソークリエイトの柏原一雄様に心より感謝いた します。 C DENSO TECHNO CORPORATION All rights reserved.