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PT-03 ビッグアナリティクスがもたらす変革 アナリティクスの有効性と効果について 日本電気株式会社 ソリューションプラットフォーム統括本部 マネージャー 堀野 真雄 本日お伝えしたいこと 事例紹介による活用イメージ深堀 なぜSASなのか? なぜNECなのか? Page 2 © NEC Corporation 2014 Agenda 1.ビッグデータ時代・統計ブームの到来 ~情報活用の高度化! 見える化から予見力へ~ 2.ビッグデータ活用 先進事例 3.ビッグデータ活用ソリューション ~IDA × SAS~ Page 3 © NEC Corporation 2014 1.ビッグデータ時代・統計ブームの到来 ~情報活用の高度化! 見える化から予見力へ~ Page 4 © NEC Corporation 2014 NECのビッグデータソリューション NECは、データ収集、蓄積・処理、分析各レイヤの製品群を活用し、 お客様に最適なビッグデータ活用のシステムをインテグレートします お客さま 分析クラウド サービス 顔認証 技術活用 マーケティング 分 不審者 監視 セキュリティ 析 ミドルウェア (データ処理・蓄積) 基 盤 センシング 分析エキスパート ドメインエキスパート テレマティクス インバリアント分析 ・・・ アプリケーション 異種混合学習 行動分析 (InfoFrame DWH Appliance) リアルタイム スケラーブルDB イベント処理 (InfoFrame (CEP) Relational Store) 手間とコストを掛けずに ビッグデータを分析したい! ストレージ テキスト含意認識 顔画像解析 SAS メモリDB (InfoFrame DataBooster) 並列分散処理 (Hadoop) 直観的にビッグデータを 探索できる!! ネットワーク DWH 運用管理 BI(SAS 等) 垂直総合型製品 NEC Solution Platforms (InfoFrame DWH Appliance) M2Mプラットフォーム(CONNEXIVE) 振動センサー PaPeRo ビッグデータ基盤 Page 5 アプリケーション データ収集 データ収集 処理基盤 IDA サーバ 分析 © NEC Corporation 2014 カメラ スマート分電盤 ・・・ アナリティクスのニーズ 高まるアナリティクスの優先順位 2013年における優先テクノロジの トップ3の1つとして選択した順位 2013年 日本 世界 1 1 モバイル・テクノロジー 2 2 クラウド・コンピューティング 3 3 ITマネジメント 4 6 ビジネス・プロセス・マネジメント・ツール 5 14 レガシーアプリケーションの刷新 6 5 コラボレーション・テクノロジ(ワークフロー) 7 4 ERPアプリケーション 8 10 仮想化 9 8 10 13 アナリティクスと ビジネス・インテリジェンス ソーシャル・メディアとコンピューティング 出典:ガートナー プレスリリース「ガートナー、世界のCIO 2,053人への調査結果を発表」発行日2013年3月7日 Page 6 © NEC Corporation 2014 BA(Business Analytics)の必要性 業務の見える化(BI)だけでは不十分 競 争 力 に よ る 組 織 の 優 位 性 ・ 情 報 の 価 値 最善・最適な対処法は何か? 高度な分析 次に何が起きるのか? その傾向でいくとどうなるか? なぜ起きたのか? 予見する 最適化 予測型 モデリング 予測 BA Business Analytics 統計分析 知る 業務の 見える化 アラート 何をすればよいのか? 検索 問題の詳細箇所はどこなのか? ドリルダウン 非定型 どこで何が起きたのか?幾つ?頻度は? レポート 定型 レポート 何が起きたのか? BI Business Intelligence 見る インテリジェンス(知力)のレベル Page 7 © NEC Corporation 2014 2.ビッグデータ活用 先進事例 Page 8 © NEC Corporation 2014 データサイエンスと分析テンプレートのご提供 ビッグデータ加工/分析の専任部隊がビッグデータ活用を支援し、 BAソリューションによってお客様の成果を達成します お客様向け 個別アプリケーション 業種・業務 AP 顧客分析 サービス デリバリ (k/h) (リソース) 統計 解析 商品分析 分析テンプレート 追加 拡張 データサイエンス データエンジニア (データ分析コンサル) (BA環境構築Si) データ 加工 IT DB 仮説検証 最適化プロセス SAS ソフトウェア 要件 定義 データ 加工 ETL DB PF BA構築 運用 監視・運用管理 ミドルウェア Data Platform Suite “データ蓄積・解析基盤” OS サーバ ネットワーク ストレージ Page 9 NEC Solution Platforms™ © NEC Corporation 2014 InfoFrame DWH Appliance データサイエンス分析テンプレート 情報活用/分析ノウハウを、IDA×SASプラットフォーム上に集結 BI/DWH導入実績 1995年にDWH専任部門を設置し、 これまでに500社以上のお客様に BI/DWHシステムを導入 データ活用支援サービス データサイエンティストが データ活用支援サービスで実践した 分析ノウハウをテンプレート化 データサイエンス分析テンプレート ETLプロセス データモデル データエンジニア 分析プロセス データサイエンス InfoFrame DWH Appliance × SAS Page 10 © NEC Corporation 2014 分析レポート ビッグデータ分析の進め方 仮説検証サイクルにより、ビッグデータから価値を抽出 ビッグデータから価値を創出するための仮説検証PDCAサイクル 分析要件整理 分 析 業 務 の 進 め 方 仮説検証PDCAサイクル 【1.分析テーマ決定】 【2.仮説立案】 【4.施策立案】 ・課題整理 ・分析目的の明確化 ・分析テーマ決定 ・仮説の洗い出し ・検証可否検討 ・優先順位付け ・実態把握 ・施策立案 ・評価指標の策定 ・目標値の設定 【3.データ整備】 【7.見直し】 ・分析対象の選定 ・分析データの収集 ・分析データの加工 (ローデータ作成) ・施策の見直し ・仮説の見直し P 【5.施策実施】 ・施策準備 ・施策実施 A 【6.施策評価】 ・達成状況の確認 ・施策効果の測定 分析目的、活用成果を明確化し、仮説立案、施策実施のうえ、 施策効果を検証、改善していくことによって精度を上げていきます。 Page 11 © NEC Corporation 2014 D C ~金融業におけるEBM分析への取組み~ Page 12 © NEC Corporation 2014 分析作業の主な流れ 分析業務は以下のプロセスで実施します どのような要因が成約に結びつくか、 仮説を立てて、以下のステップで検証を行う ① 仮説立案 資産変動に特徴的な変 動があると、その後ロー ン商品を購入するので はないか? Page 13 ② データ加工 および変数選択 モデルに使用できる 変数を編集/加工し 選定 © NEC Corporation 2014 ③ 統計解析作業 (試行含む) 検証用データを使用 して、効果および仮 説を検証 ④ 評価/レポート 結果を業務的に解釈 し、仮説検証する 【分析手法】プランニング 2年分データから15か月分を分析データとして使用 2011/5 2011/6 2011/7 2011/8 2011/9 2011/10 2011/11 2011/12 2012/1 2012/2 2012/3 2012/4 2012/5 2012/6 2012/7 2012/8 2012/9 2012/10 2012/11 2012/12 2013/1 2013/2 2013/3 2013/4 2013/5 A B C D F E G この期間で住宅ローンを借りた人にフラグ H この期間にどんな傾向(イベント)があったか探索 ターゲット ▌ 3ヶ月平均の差・比率をとり、ローン商品成約者の傾向をつかむ A-B、 A/B、 C-D、 C/D、 E-A、 E/A、 G-F、 G/F、 E-F、 E/F など ★金融商品は足が長いものが多い為、3ヶ月でデータを切る事が多い ▌ イベント仮説 ローン商品新規成約者は、A~Eの期間で積立金額が減少 ローン商品新規成約者は、出金額がC期間をピークに、それ以降減少 Page 14 © NEC Corporation 2014 など 【分析手法】変数の選択 有用な変数をモデルに採用するための選定をする ▌ 機械的作業 効果のありそうな変数を網羅的に検討する為、変数をスコア化 スコアの高い変数が、ターゲットに対しどれくらい効果的かを判断する為のレポート作成 ▌ 人間系作業 SAS上で作成したレポート確認で、どの変数が効果的かを取捨選択 変数が時系列的でどのような動きをしているか、仮説を立てながらイベントを探索 作成したイベントをフラグ化し、ターゲットに対しての効果を確認 作成した変数の中から、ターゲットに効果的な変数の動き(イベント)を捉える 例) ターゲットは、1年間積立金額が減少し続ける ターゲットは、出金額が半年前をピークに減少し続ける など Page 15 © NEC Corporation 2014 【分析手法】モデル作成 20の変数を抽出し、決定木でモデル作成 ▌ 変数の組合せ条件のモデル化に決定木分析(ディシジョンツリー)で実施 ▌ 最終的なモデルには組合せイベントフラグを採用 変数 効果倍率 フラグ条件 イベントの組合せにより 効果を向上させる 条件変数① データについては割愛します Page 16 © NEC Corporation 2014 条件変数② 条件変数③ 効果倍 率 【分析手法】モデルのシミュレーション スコアモデルと組み合わせて効果を検証 スコアリング 顧客動態観測期間 12か月 A B C 業績検証データ 6か月 D ▌ 実際にモデルを適用した時にどれ位の効果(収益性など)がありそうかを試算 ▌ 既存スコアモデルの結果と掛け合せて、どれくらい精度が向上しそうか検証 •母集団:万世帯、 成約:世帯 ▌ 各変数の効果(開発<->検証) 変数(組合せ) 効果倍率 (開発) データについては割愛します Page 17 © NEC Corporation 2014 効果倍率 (検証) ~流通業ポイントカード分析への活用の取組み~ Page 18 © NEC Corporation 2014 流通業ポイントカード分析事例 「電子マネーによる決済データ」=「ID付きPOSデータ」が対象データ 今回の対象データ <POSデータ類型> POSサマリデータ POS明細データ POS客層データ ID付きPOSデータ TARO SUZUKI 分析軸 いつ どこで 時間帯 店舗 誰が 何を いつ どこで 単品 時分秒 店舗 誰が 08/07 何を いつ どこで 誰が 何を いつ どこで 誰が 何を バス ケット 時分秒 店舗 客層 バス ケット 時分秒 店舗 顧客 バス ケット データ量 少ない 多い 多い 多い 分析単位 単品(SKU) レシート(バスケット) 客層(性別/年齢) 顧客(会員) 分析内容 商品の販売動向 バスケット内の関連性 購買パターンの違い 購買商品の移り変わり 活用施策 単品管理 クロスMD 店舗管理 CRM 狭い Page 19 © NEC Corporation 2014 データ活用範囲 広い CRMのための顧客分析<顧客分析MAP> ID付きPOSデータを活用し、下記の顧客分析を実施 Step Ⅰ Step Ⅱ Step Ⅲ Step Ⅳ Step Ⅴ データ収集 状況把握 課題認識 業務改善 顧客深耕 1.顧客管理 ① ② 2.獲得・増強 ④ 顧客データ の収集 顧客プロファイル の作成 ③ 活動状況 の確認 ⑤ ⑥ ⑦ 購買行動 の把握 ⑧ 4.顧客ロイヤリティの形成・維持 ⑫ 新規顧客 の獲得 休眠顧客 の覚醒 ⑩ 顧客の 離反防止 優良顧客 の識別 ⑨ 3.顧客カテゴライズ・差異化 Page 20 © NEC Corporation 2014 顧客の育成 (ランクUP) ターゲット マーケティング ⑪ 顧客 ロイヤリティ 優良顧客の 囲い込み 流通業向け分析事例<分析内容> 商品分析の分析イメージ 商品時系列分析 トライアル&リピート分析 トライアル率 時間帯ごとの売れ筋商品 レシート数 朝食 昼食 夕食 夜食 米飯 デザート 見直し商品 ベスト商品 通常商品 要アピール商品 高 い 総菜 低 い 0時 3時 6時 9時 12時 15時 18時 21時 24時 商品の売れるタイミングを分析する! Page 21 © NEC Corporation 2014 少ない 多い リピート 率 お客様の支持商品を発見する! 01月01日 01月02日 01月03日 01月04日 01月05日 01月06日 01月07日 01月08日 01月09日 01月10日 01月11日 01月12日 01月13日 01月14日 01月15日 01月16日 01月17日 01月18日 01月19日 01月20日 01月21日 01月22日 01月23日 01月24日 01月25日 01月26日 01月27日 01月28日 01月29日 01月30日 01月31日 02月01日 02月02日 02月03日 02月04日 02月05日 02月06日 02月07日 02月08日 02月09日 02月10日 02月11日 レシート数 16,000枚 発売1週目 Page 22 発売2週目 購入レシート数 発売3週目 © NEC Corporation 2014 発売4週目 トライアル客レシート数 発売5週目 発売5週目でトライアル客レシート数と リピート客レシート数が逆転 発売6週目 10,000枚 6,000枚 0枚 リピート客レシート数 25,000枚 0枚 01月01日 01月02日 01月03日 01月04日 01月05日 01月06日 01月07日 01月08日 01月09日 01月10日 01月11日 01月12日 01月13日 01月14日 01月15日 01月16日 01月17日 01月18日 01月19日 01月20日 01月21日 01月22日 01月23日 01月24日 01月25日 01月26日 01月27日 01月28日 01月29日 01月30日 01月31日 02月01日 02月02日 02月03日 02月04日 02月05日 02月06日 02月07日 02月08日 02月09日 02月10日 02月11日 トライアルリピート分析<時系列分析> 発売1週目 データはテストデータです トライアル率とリピート率の時系列分析 商品A 商品B レシート数 発売2週目 購入レシート数 発売3週目 発売4週目 発売5週目 トライアル客レシート数 リピート客レシート数が増えず、 全体としての売り上げも低下 発売6週目 14,000枚 12,000枚 20,000枚 15,000枚 8,000枚 10,000枚 4,000枚 5,000枚 2,000枚 リピート客レシート数 トライアルリピート分析<散布図> データはテストデータです トライアル率とリピート率の散布図 トライアル&リピート分析<男性> トライアル&リピート分析<女性> (男性の購買レシートを対象として算出) (女性の購買レシートを対象として算出) 14% 14% 12% 12% 商品01 10% 10% ト ラ イ ア ル レ シ ー ト 率 商品01 ト ラ イ ア ル レ シ ー ト 率 8% 商品05 商品04 商品06 商品03 6% 商品07 商品09 4% 商品02 商品07 8% 商品04 6% 商品03 商品09 商品02 商品05 商品06 4% 商品12 商品13 商品11 2% 商品11 2% 0% 0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 0% 10% 20% リピートレシート率 新商品 Page 23 © NEC Corporation 2014 30% 40% リピートレシート率 既存商品 50% 60% 70% 流通業向け分析事例<分析内容> 顧客分析の分析イメージ デモグラフィック分析 アクティブ ○○○○人 (○○%) 準アクティブ ○○○○人 (○○%) 男性 デシル分析 休眠 ○○○○人 (○○%) 女性 優良顧客 有望顧客 100歳 95歳 10等分 客数 構成比 デシル1 10% デシル2 10% デシル3 10% デシル4 10% デシル5 10% デシル6 10% デシル7 10% デシル8 10% デシル9 10% デシル10 10% 売上 構成比 90歳 85歳 80歳 通常顧客 75歳 70歳 80% 65歳 60歳 50歳~ 55歳 50歳 50歳~ 45歳 ~49歳 40歳 35歳 ~49歳 遊動顧客 30歳 ~29歳 ~19歳 ~12歳 25歳 20歳 15歳 10歳 5歳 ~29歳 ~19歳 ~12歳 0歳 自社の客層を把握する! Page 24 © NEC Corporation 2014 優良顧客を発見する! 20% ~O2Oビジネスへの活用の取組み~ Page 25 © NEC Corporation 2014 O2Oビジネスへの活用 サイト会員の行動を分析し、飲食店向けターゲットクーポンを発行 口コミサイト サイト会員 ターゲット クーポン モバイルアプリ PCサイト 新規顧客 獲得 飲食店 © NEC Corporation 2014 ターゲ ティング 嗜好や行動範囲を踏まえた クーポンGet! 顧客維持 CRM Page 26 データ分析 会員情報 飲食店 利用実績 Web サイトログ 口コミ 投稿内容 【分析テーマ】クーポン送付ターゲティングロジック ネットから リアル店舗への 送客! ▌お客様の要望/課題 飲食店(リアル店舗)に新規顧客を送客したい 常連顧客(優良顧客)を囲い込みたい Webサイトへの口コミ投稿を増やしたい ▌分析内容 <利用部門> ・マーケティング部門 <分析データ> ・POSデータ ・会員データ ・Webログデータ ・口コミデータ Page 27 © NEC Corporation 2014 口コミサイト会員のWebサイト回遊履歴および行動履歴から 送客率(反応率)の高い顧客セグメントを作成 飲食店から半径2km以内での飲食実績あり、かつ 同ジャンル料理の飲食実績/Web閲覧実績ありの会員を抽出 抽出された会員をターゲットとしてクーポン送付 ▌分析の成果 ターゲットクーポン送付により、飲食店に新規顧客を送客 カフェにおける送客効果 来店客数増加:55% 常連客の来店頻度:3倍 ターゲティング方針 クーポン目的を踏まえ、最適なターゲティングを実施 ①デモグラフィック ②会員登録 ③利用エリア ④利用ジャンル ⑦利用人数 ⑧外食傾向 ⑨飲食メニュー ⑩自店舗利用 ⑬お気に入り登録 ⑭自店舗支持 ⑮クーポン利用 ⑯ポイント付与 Page 28 © NEC Corporation 2014 ⑤利用予算 ⑥利用タイミング ⑪クーポン対象メニュー ⑫関連店舗利用 ⑰天候実績 ターゲットクーポン 飲食店の価格帯ごとに、クーポン内容、ターゲティングロジックを選定 飲食店 Page 29 © NEC Corporation 2014 ターゲティング クーポン内容 同ジャンルの店舗で 10回以上 飲食している会員 + 最寄りエリアで 5回以上 飲食している会員 + ポイントを 1000ポイント以上 獲得している会員 + O2O分析フレームワーク クーポン目的ごと『ターゲティングロジック/クーポン内容』を決定 クーポン目的 ターゲティング 新規顧客を 増やしたい ターゲティングロジック クーポン内容 割引き 既存顧客に 来店して欲しい ロイヤル顧客を 囲い込みたい 休眠顧客を 復帰させたい Page 30 お試し券 (値引、増量、無料) × × コース/セットメニュー オフピークを 埋めたい ポイント 時限クーポンを 打ちたい 抽選/景品 © NEC Corporation 2014 事例 情報提供サービス会社 ビッグデータ分析基盤 IDA×SAS導入 新規ビジネス展開に向けたビックデータ分析基盤として IDA×SASを採用! 【導入目的】 ビッグデータを活用し、新規ビジネスの立案や、 既存事業の改善を目指す 【導入内容】 製品、コンサル、SIのトータル提案を実施 SASは「データマイニング」、「統計解析」、「時系 列予測」+レポーティング機能を含む製品を導入 【導入のポイント】 お客様にて、提案構成(IDA×SAS)を評価 ⇒ お客様要件を精査し、IDA×SASを提案 お客様自身がPF調査・情報収集 ⇒ 「正しい選択ということが解った」と高評価 Page 31 © NEC Corporation 2014 【システム構成】 事例 サービス業 全社情報系システムにSAS Visual Analytics導入 全社情報系システムの置換にて、売上分析用のツールとして SAS Visual Analyticsを採用。 現行製品と比較し、VAのインメモリ高速性能とレポートだけに留まらず、 データから最適な統計解析結果を抽出する機能が高く評価される。 【導入目的】 提供サービスの売上分析 レポーティングから統計分析までを実施する、情報戦 略基盤として運用 SAS Visual Analytics 【導入内容】 SAS Visual Analytics(以下VA) ※現行システムの更改置換 【導入経緯】 SAS採用にて正式決定(開発環境) SAS VAでの要求機能の実証検証 最終提案構成の調整実施 ・ビジュアルデータ分析:SAS VAにて実現 ・アドホックレポート:SAS Add-in for MS Office にて実現 Page 32 © NEC Corporation 2014 SAS Add-in for MS Office ※ MS OfficeよりSASを利用可能 Word、Excel、PowerPointなどの Microsoft Officeツールから直接 SASを活用し、レポーティングや 分析を実行 3.ビッグデータ活用ソリューション ~IDA × SAS~ Page 33 © NEC Corporation 2014 IDA×SAS連携によりビジネスの加速をご支援します! ビッグデータ専任部隊がビッグデータ活用を支援します Industry Analytics Methodology 流通業 Marketing サービス 金融業 Sales 通信業 CRM データサイエンス その他 SCM QC データエンジニア ビッグデータを分析し価値を生み出す専任部隊 Service Derivery 製造業 ・分析計画の立案から、データ分析、施策提言までを実施 ・統計学や機械学習に精通する分析エキスパート ・分析テンプレートの適用によりQuick Winを実現 ビッグデータの統合/加工を担う専任部隊 ・1995年にDWH専任部門を設置し、 500社以上の情報活用を支援 ・数テラバイト~ペタバイトの システム構築/データ加工経験あり 広告代理店と連携 分析シナリオ プランナー 分析チーフ アナリスト マーケティング ストラテジスト 分析ツール スペシャリスト データベース スペシャリスト ビッグデータを分析するためのプラットフォーム Analytics Platforms ビジネス アナリティクス ソリューション (SAS) NEC独自技術 (異種混合学習/機械学習など) 超高速DWHアプライアンス (InfoFrame DWH Appliance) Page 34 © NEC Corporation 2014 データ加工 スペシャリスト InfoFrame DWH Appliance(IDA) ビッグデータから知恵を引出すプラットフォーム 「高パフォーマンス」 「低コスト」 「簡易性」 を実現 ▌DWHアプライアンスとは DWH構成要素「RDBMS+サーバ+ストレージ」をDWH専用にアプライアンス化した製品 アプライアンス化することにより、大規模データに対する高速性と簡易性を実現 ブレードサーバ ▌InfoFrame DWH Appliance(IDA)の特徴 DBアクセラレータ ブレードサーバ ホスト ストレージ InfoFrame DWH Appliance (IDA) 高い機能と性能をNEC製ハードウェアで提供 DWH専用装置として一からHW・SWを開発 生産~販売・保守までNECで一括対応 データベースのチューニング不要 データのロードも簡単で高速 導入が簡単(設置後1~2日で使用可能) (DBロジック x4) NECの高性能・高信頼なサーバとストレージに、Netezzaの 高度なデータ検索/分析を行うアーキテクチャとソフトウェアを 組み合わせて最適化したDWHアプライアンス製品 ※アプライアンス:特定用途向け作られた専用装置のこと Page 35 © NEC Corporation 2014 SAS 統計解析ソフトの世界最大手、 今はビッグデータ・アナリティクスの「最強ベンダー」と評価 SAS Institute Inc. 設立 :1976年 所在地 :米国ノースカロライナ州キャリー 代表者 :Dr. James Goodnight (CEO、会長、社長、設立者) 拠点数 :56カ国、400拠点以上 従業員数:約13,000名 年間売上:30.2億米ドル (2013年) 最高の評価 SAS Institute Japan株式会社 設立 :1985年 所在地 :東京、大阪 代表者 :吉田 仁志 従業員数:約240名 出典: The Forrester Wave: Big Data Predictive Analytics Solutions, Q1 2013 Page 36 © NEC Corporation 2014 NECの注力ソリューション <SASの製品群> NECは、VA、MA、OAの3つソリューション製品に注力します 分析 SAS® Enterprise Miner ・データマイニング専用の高度分析ツール SAS® Enterprise Guide パワーユーザ ・データ抽出、加工から分析、レポート作成まで カバーする高機能ツール [高度分析] SAS® Visual Analytics Explore ・データの自由探索/非定型分析 ・レポートやダッシュボードの作成 ミドルユーザ SAS® Visual Analytics Viewer [データ探索/レポートの作成] ・定型帳票の参照や、ドリルダウン等の多次元分析 ・パワーユーザ作成のレポートをWeb環境で閲覧 SAS® Add-In for Microsoft Office ライトユーザ [レポート参照] BI ・MS Officeからのレポート閲覧 SAS® Web Report Studio ・Webブラウザでのレポート閲覧 Page 37 © NEC Corporation 2014 NECの注力ソリューション <SASの製品群> NECは、VA、MA、OAの3つソリューション製品に注力します 分析 SAS® Enterprise Miner ・データマイニング専用の高度分析ツール SAS® Enterprise Guide パワーユーザ ・データ抽出、加工から分析、レポート作成まで カバーする高機能ツール [高度分析] VA (SAS® Visual Analytics ) ミドルユーザ SAS® Visual Analytics Explore ・データの自由探索/非定型分析 ・レポートやダッシュボードの作成 SAS® Visual Analytics Viewer [データ探索/レポートの作成] ・定型帳票の参照や、ドリルダウン等の多次元分析 ・パワーユーザ作成のレポートをWeb環境で閲覧 SAS® Add-In for Microsoft Office ライトユーザ [レポート参照] BI ・MS Officeからのレポート閲覧 SAS® Web Report Studio ・Webブラウザでのレポート閲覧 Page 38 © NEC Corporation 2014 NECの注力ソリューション <SASの製品群> NECは、VA、MA、OAの3つソリューション製品に注力します 分析 SAS® Enterprise Miner ・データマイニング専用の高度分析ツール SAS® Enterprise Guide パワーユーザ OA [高度分析] (SAS® Office Analytics ) ・データ抽出、加工から分析、レポート作成まで カバーする高機能ツール ミドルユーザ [データ探索/レポートの作成] SAS® Add-In for Microsoft Office ライトユーザ [レポート参照] ・MS Officeからのレポート閲覧 BI SAS® Web Report Studio ・Webブラウザでのレポート閲覧 Page 39 © NEC Corporation 2014 NECの注力ソリューション <SASの製品群> NECは、VA、MA、OAの3つソリューション製品に注力します 分析 MA (SAS® Marketing Automation) パワーユーザ SAS® Enterprise Miner ・データマイニング専用の高度分析ツール SAS® Enterprise Guide ・データ抽出、加工から分析、レポート作成まで カバーする高機能ツール [高度分析] SAS® Customer Intelligence Studio ・ワークフローによるキャンペーン管理ツール ミドルユーザ SAS® Data Integration Studio [データ探索/レポートの作成] ・データ管理者向けETLツール SAS® Add-In for Microsoft Office ・MS Officeからのレポート閲覧 ライトユーザ [レポート参照] BI SAS® Web Report Studio ・Webブラウザでのレポート閲覧 Page 40 © NEC Corporation 2014 NECがSAS製品を採用したポイント 市場背景、製品特性を考慮しSASを採用 ①世界No.1のアナリティクス分野の認知度 分析、統計解析ツールとしての実績、信頼性、知名度 ②DWHアプライアンス(IDA)との親和性 ビッグデータ時代の大容量・高速性能DWHの相乗効果を得られる組合せ ③「分析」に適した豊富なデータ加工機能 いかにして有用な変数を作れるか、は分析の重要要素 Page 41 © NEC Corporation 2014 データ分析、統計解析機能 購買行動パターン毎に顧客をセグメント化 顧客特性に最適化された施策の企画・実行ができるようになります 顧客セグメント分析イメージ セグメントの特徴(プロファイリング) セ グ メ ン ト Page 42 家族向け パッケージ商品 購入多い © NEC Corporation 2014 来店時間帯 昼間中心 購入価格帯 安めの商品 購入アイテム 少なめ 購入カテゴリ 少なめ ・・・ データ加工、および分析タスクプロシジャ Page 43 © NEC Corporation 2014 「分析データ準備」でよく使う機能 データ加工、および分析タスクプロシジャ 「分析データ準備」でよく使う機能 Page 44 © NEC Corporation 2014 ビッグデータの分析アプローチ 2ステップ(1:分析データ準備、2:分析モデル作成、適用) を実施する必要があります InforFrame DWH Appliance 1 分析データ準備 データ内容確認 分析データ作成 2 分析モデル 分析モデル 作成、適用 分析モデル作成準備としてのステップ1は、大量データからの試行錯誤が必須作業 であり、DWH検索パフォーマンスが作業効率のキーとなります Page 45 © NEC Corporation 2014 分析業務における分析データ準備 足りないのはデータから知恵を引出す仕組です データマイニングに不可欠な作業 分析作業ステップ INPUT DATA ・基本属性 ・明細 ・各種マスタ ・GGM 等 ステップ① データ スクリーニング 分析用整備 ・サブジェクト ・統合化 ・時系列 ・(不変性) ステップ② データ俯瞰 INPUTデータ単位に試行錯誤 分析用 データマート 分析用 INPUT データ ステップ③ 分析指標の 作成・選択 ステップ④ 項目間の 関連探索 分析項目の抽出 データの取得 9% データの精査 (クリーニング・結合) 25% データの傾向把握 (サンプリング・探索・加工) 19% ステップ⑤ データマイニング の実施 分析目的毎に 試行錯誤 ステップ⑥ 顧客セグメントの プロファイルリング 分析レポート毎に 試行錯誤 データ整備 データ分析 どうやって蓄積し、どうやって活用可能なかたちに整理できるか 勝負は、「分析データ準備」で決まります!(分析作業の60%以上のウエイト) Page 46 © NEC Corporation 2014 IDA×SASによりデータから知恵を引出します IDAとSASの組合せにより、高速かつ繰返し分析可能な環境を提供 既存システム SASシステム構築時の考慮点 SASサーバ ストレージ SASソフトウェア 加工・集計処理 SASデータセット IDA(Netezza)導入イメージ SASサーバ IDA(Netezza) SASソフトウェア 処理命令 データ参照 SAS社提供の 接続インターフェース SAS Access to Netezza 加工・集計 処理 SASデータセット をIDA(Netezza)へ テーブル としてロード ・サーバ・ストレージサイジング ・SAN構成 ・ストレージ構成 ・処理分散 ・データ共有 IDA(Netezza)連携によって ・分析データの高速ロード ・分析処理の高速実行 ・大量データの繰り返し分析 超高速なデータ加工・集計 処理環境を提供しします 分析データ作成の時間を効率化、試行錯誤の時間を最大化できます! Page 47 © NEC Corporation 2014 最適なデータ分析基盤 IDAとSASの組合せにより、最適なデータ分析基盤を提供 ビッグアナリティクスによる価値創出を実現します ビッグデータ InfoFrame DWH Appliance In-Database機能 RDMS活用で高速化 相乗効果 高速レスポンス 導入・運用の簡易性 低管理コスト Page 48 © NEC Corporation 2014 分析・キャンペーン管理国 内No.1実績 チューニングレス 高速処理 アドホッククエリー 柔軟対応 統合プラットフォーム TCO最適化 「簡易な操作性」 「柔軟性」 3F 【NEC展示ブース】 IDA×SASによる実機デモ!! Room A Room B 〈ウエスト〉 〈イースト〉 展示エリア拡大図 パートナー展示エリア 現在 位置 Room C 〈タラゴン〉 ・来場者 受付 ・プレス 受付 ・ハンズオンチケット配布所 Page 49 © NEC Corporation 2014 Page 50 ご清聴ありがとうございました。