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Xi5 ワイヤレスマニュアル

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Xi5 ワイヤレスマニュアル
MotorGuide
Xi5 ワイヤレス ・
運転 ・ メンテナンス ・ 保証
マニュアル
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FCC および IC の適合宣言
Xi5ASM‑FTPEDAL,INC,WRLSFCCID‑MVU09291
Xi5ASM‑KEYFOB,TROLLINGMOTRFCCID‑MVU09305
ACMA:N2523
IC:6094A‑09291,6094A‑09305
本装置は FCC 規則第 15 部に準拠しています。本機器の運転は次の二つの要件に適合する必要があります。
1.他の機器に有害な干渉を起こさないこと。
2.有害な動作を引き起こす干渉を含み、他の機器による干渉の影響を受けないこと。
本機器は FCC 規則に準拠しています。モーターガイドの明示的な承認を得ていない変更や改造は、ユーザーの機器
を操作する権利を無効にすることがあります。
謝辞
モーターガイドXi5 ワイヤレストローリングモーターをお買い上げいただき誠にありがとうございます。
Xi5 は釣り人が期待する、静かな動作、信頼性、正確なコントロールを提供できるように設計され製造されました。
Xi5 は、あなたの釣りの経験をより楽しいものにします。あなたがモーターガイドを選んで良かったと思うことを確信し
ています。
保証メッセージ
あなたが購入した製品にはモーターガイドの限定保証が付いています。保証条項は、このマニュアルの保証情報セク
ションに記載されています。保証証書には、保証期間、免責事項と制限事項、その他関連情報が記載されています。こ
の重要情報を確認してください。
本書の記載事項と機器の仕様はこのマニュアルが印刷された時点のものです。モーターガイドは継続的に製品を改良
します。予告なしに、仕様、設計、方法、手順の変更や、モデルの生産中止をすることがあります。モーターガイドは
この変更や生産中止の責任を負いません。
モーターガイド:ミシガン州ローウェル アメリカ合衆国
©2013MercuryMarine
CradleLock は、ブランズウィック株式会社の登録商標です。
マーキュリー、マーキュリー・マリン、モーターガイドはブランズウィック株式会社の登録商標です。マーキュリー製品
保護ロゴは、ブランズウィック・コーポレーションの登録サービス・マークです。
Eagle and Lowrance は Navico の登録商標です。Garmin は Garmin の登録商標です。Humminbird は
JohnsonOutdoorsMarineElectronics,Inc.の登録商標です。VexilarはVexilarInc. の登録商標です。
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目次
第 1 章 − 保証情報
モーターガイドの制限付き 2 年間の保証 …………… 2
第 2 章 − 一般情報およびコンポーネントの識別
コンポーネントの識別 …………………………………… 6
シリアル番号の記録……………………………………… 6
トローリングしている時………………………………… 7
ボートを係留中………………………………………… 7
製品登録…………………………………………………… 7
ボート搭乗者の責任……………………………………… 7
水中の人々の保護………………………………………… 7
乗客の安全………………………………………………… 7
安全なボート操作への提案……………………………… 7
第 3 章 − 製品のインストール、配線、バッテリー情報
トローリング・モーターの設置………………………… 10
一般的な留意事項と手順……………………………… 12
バッテリー接続 ………………………………………… 13
12 ボルトのバッテリー接続………………………… 13
推奨バッテリー …………………………………………
バッテリー使用上の注意 ………………………………
共通グラウンドの確立 …………………………………
電気分解………………………………………………
ワイヤーのカラー・コード ……………………………
24 ボルトのバッテリー接続………………………… 14
36 ボルトのバッテリー接続………………………… 14
ワイヤレス・フット・ペダルの起動 …………………… 15
携帯リモコンの起動…………………………………… 15
トローリング・モーターにソナー・ディスプレイを接続 16
12
12
12
13
13
第 4 章 − トローリング・モーターの操作
ステータス・インジケーター・ライトの識別…………
トローリング・モーターの格納と使用…………………
トローリング・モーターの格納ポジション …………
トローリング・モーターの使用ポジション …………
18
18
18
19
モーター深度の調整…………………………………… 20
フット・ペダルの操作 ………………………………… 21
方向制御………………………………………………
速度制御………………………………………………
携帯リモコンの操作……………………………………
携帯リモコンのオンまたはオフ ……………………
21
22
22
22
操舵…………………………………………………… 23
速度制御……………………………………………… 23
フット・ペダルのオンとオフ………………………… 21
第 5 章 − メンテナンスと保管
トローリング・モーターの手入れ………………………
交換部品の選択………………………………………
点検およびメンテナンス・スケジュール………………
各使用前………………………………………………
26
26
26
26
各使用後……………………………………………… 26
100時間使用後、
または毎年(いずれか早い方)… 26
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保管準備…………………………………………………
バッテリーの点検 ………………………………………
プロペラーの交換………………………………………
プロペラーの取り外し ………………………………
27
27
27
27
プロペラーの取り付け……………………………… 28
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第 6 章 − オーナー・サービス・アシスタンス
トラブルシューティング………………………………… 30
フット・ペダルや携帯リモコンの
フット・ペダル・バッテリーの交換 ………………… 31
携帯リモコンの電池交換…………………………… 32
トラブルシューティング………………………………… 31
レシーバーのメモリを削除 ………………………… 31
ワイヤレス・フット・ペダルまたはリモコンの
サービス・アシスタンス ……………………………… 33
プログラミング ……………………………………… 31
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第 1 章−保証情報
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第 1 章 − 保証情報
目次
モーターガイドの制限付き 2 年間の保証 …………… 2
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第 1 章−保証情報
モーターガイドの制限付き 2 年間の保証
購入時のオリジナルの領収書または売渡証を大切に保管してください。
1.レクリエーションにご利用される、お客様のモーターガイド電気トローリング・モーターは、材料や製造上の欠陥がな
いことを購入日から 2 年間、元購入者に対して保証します。
2.保証サービスを受けるには、購入者がモーターガイド正規サービス・センターに製品を返送(送料前払いで保険を付
保)するか、持ち込む必要があります。「購入した場所に返送しないでください」、但し、購入した場所が正規サービス・
センターの場合ではこの限りではありません。郵便で返送する場合はしっかり梱包してください。また、故障またはサー
ビスのいずれか一方またはその両方の詳細とお客様の住所と電話番号を記入したノートを添付してください。また、
領収書のコピー、売渡証、登録確認、その他購入の証明を添付して返送してください。保証を受けるには、トローリ
ング・モーター購入の領収書または登録の証明書あるいはボート・パッケージの売渡証の提示が必要です。
3.モーターガイドの自己裁量によって本保証の条項の対象であるアイテムの修理または交換します。モーターガイドお
よびモーターガイド・サービス・ディーラーは、モーターガイド工場サービス・センター以外の者が実施した修理による、
モーターガイド製品への損害について責任を負えません。モーターガイドおよびアットウッドは、不適切なインストール、
設定、準備、以前のサービス、修理ミスに起因する損害に対する責任は負えません。
4.業務用及び政府機関用として使用されている、お客様のモーターガイド電気トローリング・モーターは材料や製造上
の欠陥がないことを購入日から 1 年間、元購入者に対して保証します。業務用の使用とは本製品の仕事上の使用や
雇用に関連した使用で、本製品の保証期間中に収入を得るために使用することを意味します。レンタル用、ガイド、
魚釣りキャンプ、その他同様の業務で定期的でない一時的な使用も含まれます。保証は元購入者から転売を受けた
購入者に委譲されません。マーキュリー製品の保護プランは業務用または政府機関用のお客様はご利用できません。
5.モーターガイド複合シャフト限定保証は、元購入者に対してモーターガイド複合シャフトの材料または製造上の欠陥に
ついて永久保証をします。モーターガイドは、複合シャフトに材料または製造上の欠陥がある場合、新しい複合シャフ
トを無償で提供します。この場合の設置費用は購入者の負担となります。
6.当該国のモーターガイド・マリンの正規販売代理店から、製品を購入されたお客様に対してのみ保証が適用されます。
保証の範囲と期間は製品が存在する国によって異なります。この限定保証は製品が購入者に販売された日、あるいは
製品を最初に使用した日のいずれか早い日に発効します。モーターガイドのアクセサリーは、この限定保証によって
小売販売の日から 1 年間保証されます。本保証による修理または部品の交換あるいはサービスを実施しても、本保
証の有効期限は延長されません。プロモーション保証は本文の対象外で、保証範囲はプロモーションによって異なる
場合があります。製造から 6 年以上経過し販売あるいは使用開始された製品は保証の対象から除外されます。
7.この保証は通常の摩耗部品(摩耗ケーブル等)、調整部分、あるいは次の原因による製品の損傷には適用されません。
1)
怠慢、
メンテナンスの不足、事故、異常な操作や不適切な取り付け、2)乱用(曲がった金属支柱、曲がったアーマチュ
ア・シャフト、壊れた制御ケーブル)、事故、誤用、過剰な摩耗、お客様による合理的なかつ必要な取り付けとその保
守を怠ったことに起因する損傷、
 3)モーターガイド / アットウッド製以外のアクセサリーや部品の使用、
 4)改造また
は部品の取り外し、5)モーターガイド・サービス・センター以外による下部ユニット(モーター)の開封はこの保証
の対象外となります。
8.トローリング用モーターの設計を改善しても、過去製造されたトローリング・モーターの改造義務を負うものではあり
ません。
9.シリアライズされたすべての「サービス · 修理」トローリング・モーターは、1 年間の保証が付きます。非シリアライ
ズの「サービス・修理」電気トローリング・モーターは保証されません。「サービス・修理」モーターとは、モーター
ガイドから販売され、使用されているトローリング・モーターで、検査や軽微な修理を受けていないものを指します。
「サービス‐修理」の元購入者とは「サービス‐修理」と表示されているモーターの最初の購入者です。「サービス
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第 1 章−保証情報
‐修理」モーターにはバッテリー・ケーブルとボックスに青いステッカーで「メーカー公認サービス‐修理モーター」
と表示されています。
10.この保証は次の費用には適用されません。1)搬出、進水、牽引と保管、輸送費用、移動時間、電話、レンタル料、
不便、時間と収入、その他間接的損害、2)製品への必要なアクセスするための、ボート設計上の理由から必要なボー
トの仕切り壁材料の除去またはその取り換え、3)トローリング・モーターの固定配線の切断と再接続
11.保証の終了:保証は製品が譲渡された場合や、オークション、スクラップ回収場、清算人、保険会社、非正規ディー
ラー、造船業者、その他第三者からの購入の場合には適用されません。
12.すべての偶発的または間接的損害はこの保証から除外されます。市場性と適合性の保証はこの保証から除外されま
す。黙示的保証は本保証の適用期限の制限を受けます。
記録用にお使いください。
□モデル番号__________________________
□シリアル番号 __________________________
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第 1 章−保証情報
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第 2 章−一般情報およびコンポーネントの識別
第 2 章 − 一般情報およびコンポーネントの識別
目次
コンポーネントの識別 …………………………………… 6
シリアル番号の記録……………………………………… 6
トローリングしている時………………………………… 7
ボートを係留中………………………………………… 7
製品登録…………………………………………………… 7
ボート搭乗者の責任……………………………………… 7
水中にいる人の保護……………………………………… 7
乗客の安全………………………………………………… 7
安全なボート操作への提案……………………………… 7
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第 2 章−一般情報およびコンポーネントの識別
コンポーネントの識別
a
a ‑ ヘッド
b ‑ カーリー・ケーブル
b
c ‑ 格納 / 使用レバー
d ‑ バッテリー・ケーブル(格納)
e ‑ ワイヤレス・フット・ペダル
m
l
n
g
j
d
c
k
f ‑ 携帯リモコン
g ‑ デッキ・マウント
h ‑ プロペラー
f
 i ‑ スケグ
j ‑ 下部ユニット(モーター)
k ‑ 深度カラー
 l ‑ 深度カラー・ノブ
e
m‑ コンポジット・コラム
n ‑ ステアリング・トランスミッション
h
i
53443
シリアル番号の記録
将来、サービスや保証を受けるためシリアル番号とモデル番号を記録することが重要です。以下に示すようにシリアル
番号のタグは、トローリング用モーターに付けられています。シリアル番号とモデル番号をこのマニュアルの保証情報セ
クションに用意した欄に記入しましょう。
a ‑ モデル番号
b ‑ シリアル番号
a
b
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第 2 章−一般情報およびコンポーネントの識別
製品登録
同封した保証書に必要事項を記入してください。
ボート搭乗者の責任
操縦者(運転者)はボートの正しく安全な運転と同乗者と一般公衆の安全について責任を負います。トローリング・モー
ターを動作させる前に各操縦者(運転者)はこのマニュアルを読んで理解することを強くお勧めします。
運転者がボートを操縦することができなくなった場合に備えて、少なくとも一人以上の同乗者がトローリング・モーター
の基本操作ができることを確認してください。
水中の人々の保護
トローリングしている時
ボートが低速であっても、水中にいる人はボートを回避する迅速な行動を取ることは困難です。
21604
水中に人がいる可能性がある場所では、常にボートをスローダウンし、細心の注意を払ってください。
ボートを係留中
警告
回転するプロペラー、移動しているボート、ボートに固体された器具は、水泳している人に重傷を負わせたり、死亡
させたりする恐れがあります。ボートの近くの水中に人がいる場合、直ちにトローリング・モーターを停止してください。
ボートの近くで人が泳ぐことを許可する前にトローリング・モーターを停止してください。
乗客の安全
ボートが移動中は、すべての乗客の位置を確認してください。ボート進行方向の急激な変化など、ボート速度の急激な
減少によって乗客がボートから投げ出されることがあります。
安全なボート操作への提案
ボートの航行を安全に楽しむために、地元やその他政府のボート運行規制と制限をよく理解し、以下の提案を考慮して
ください。
浮揚装置の使用: 各搭乗者に対して適切なサイズの承認された浮揚装置を備え、容易にそれらを使用できることが義務
付けられています。
ボートの過負荷を禁止: ほとんどのボートには、認定された最大荷重(重量)が決められています。ボート容量プレート
を参照してください。疑問がある場合には、販売店やボートの製造元にお問い合わせください。
安全点検と必要なメンテナンスを実施: 定期的なスケジュールによって、修理が適切に行われていることを確認してくだ
さい。
アルコールや薬物の影響下のボート操縦は禁止(法律違反)
:アルコールや薬物を使用すると、判断力を損ない迅速に
対応する能力を大幅に低下させます。
ボートへの搭乗:乗客がボートへの乗り降りする際にはトローリング・モーターを停止してください。
注意義務:ボートの操縦者は視覚と聴覚による適切な見張りをすることが法律で義務付けられています。操縦者の視界、
特に正面を、遮られることがあってはなりません。ボートを操縦中、乗客、積載物、魚釣り用座席などで、操縦者の視
界を遮ることがあってはなりません。遮ってはいけません。
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第 2 章 − 一般情報およびコンポーネントの識別
水中危険障害物:浅瀬に侵入する際にはスピードを落とし、細心の注意で進んでください。
つまずき防止:つまずきを防止するため、ケーブルやワイヤーを整頓し、邪魔にならないようにしてください。
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
第 3 章 − 製品のインストール、配線、バッテリー情報
目次
トローリング・モーターの設置………………………… 10
一般的な留意事項と手順……………………………… 12
バッテリー接続 ………………………………………… 13
12 ボルトのバッテリー接続………………………… 13
推奨バッテリー ………………………………………… 12
バッテリー使用上の注意 ……………………………… 12
共通グラウンドの確立 ………………………………… 12
24 ボルトのバッテリー接続………………………… 14
36 ボルトのバッテリー接続………………………… 14
ワイヤレス・フット・ペダルの起動 …………………… 15
電気分解……………………………………………… 13
ワイヤーのカラー・コード …………………………… 13
携帯リモコンの起動…………………………………… 15
トローリング・モーターにソナー・ディスプレイを接続… 16
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
トローリング・モーターの設置
1.トローリング・モーターの側面パネルのネジを外します。位置決めタブを傷つけないように注意しながら、デッキ・マ
ウントからサイド・パネルを外し、トローリング・モーターの両側からサイド・パネルを取り外します。
a ‑ サイド・パネル取り付けネジ
b ‑ 位置決めタブ
b
a
a
53446

2.現在ボートに搭載されているモーターガイドまたは競合ブランドのトローリング・モーターを交換する場合、新しいデッ
キ・マウント用の穴を開ける前に、既存の取り付け穴が新しいデッキに合うかどうか確認してください。取り付け位置
がステップ 4 に記載されている要件を満たしていることを確認します。
3.トローリング・モーターをマウントするための新しい穴を必要としない場合、ステップ 7 に進んでください。
4.トローリング・モーターを設置する場所を、デッキ上の中心線に近い、適切な位置を選定します。前部側の取り付け
ネジが船体を貫通しないことを確認してください。助手にトローリング・モーターを保持してもらい、取り付け場所を
選択します。
重要:取り付け穴を開ける前、モーターの格納ポジションと使用ポジションにおいて問題がないことを確認してください。
重要:ボート船首とデッキ・マウントの間に甲板上 10.2 センチ(4.0 インチ)のクリアランスが確保できるようにしてく
ださい。これは、勾配の急なランプでローディングまたはアンローディングする際に、トローリング・モーターと
船首ローラーが接触を防止するためです。
重要:ヘッドが格納ポジションにある時、ボート・ビームより上に突出しないことを確認してください。
重要:トローリング・モーターが使用ポジションにある時、モーター・コラムと防舷材の間に 13 mm(0.5 インチ)以
上のクリアランスが必要です。
53447
取り付け位置は船首から 10.2 cm(4.0 インチ)のクリアランスが必要です。
5.トローリング・モーターを格納ポジションでボート甲板上の選択された場所に設置します。テンプレートとしてデッキ取
り付けブラケットを使用し、取り付け穴の位置をマークします。
重要:4 つの取り付け穴(両側に 2 本ずつ)によって、しっかりとトローリング・モーターをマウントする必要があります。
デッキ取り付けブラケットの各サイドには 7 つの選択可能な取り付け穴位置があります。ボート構成に最適となるように、
各サイドから 2 つの穴位置を選択してください。
重要:最も安全かつ確実に取り付けるため、ブラケットの各サイドの取り付け穴の間隔を可能な限り大きくとります。
53448
取り付け穴の位置 - 両側同じ位置
6.直径8mm(5/16 インチ)のドリル・ビッドで取り付け穴を開けます。ごみを取り除きます。
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
重要:グラスファイバーのデッキでは亀裂を防ぐため、皿穴ビットを使用するか、大きなドリル・ビッドを使用して皿穴と
します。
7.デッキの穴にデッキ取り付けブラケットを合わせます。ファイバー・グラス・ボートでモーターが設置される場所にカー
ペットが無い場合、ボートのデッキとデッキ取り付けブラケットとの間に絶縁ゴムを設置します。デッキ取り付けブラケッ
トの片側から取り付け穴を通し、3 本のステンレス・スチール取り付けボルトを取り付けます。各ボルトにワッシャーと
ナイロック・ナットを取り付けますが、この時点ではまだ締めないでください。
注:トローリング用モーターをカーペット敷きのボート甲板に設置する場合、防振ゴムは不要です。
a
a
b
b
c
g
d
d
e
c ‑ 絶縁ゴム
d ‑ デッキ
e ‑ ワッシャー
f ‑ ナイロック・ナット
g ‑ カーペット
e
f
a ‑ デッキ・マウント・ブラケット
b ‑ 取り付けボルト
f
52406
8.モーター・コラムを手で握りボルトを取り付けていない側のデッキ取り付けブラケットを持ち上げます。デッキ取り付け
ブラケットの角度を保持した状態で、デッキ取り付け穴にボルトを通します。角度を付けてデッキ取り付けブラケットを
保持することで、フット・リリース機構の干渉を少なくしてボルトを設置できます。ワッシャーとナイロック・ナットを各
ボルトに取り付けます。
53451
9.デッキ取り付け穴にトローリング・モーターの位置を合わせます。7/16 インチのレンチで取り付けボルトを保持しな
がら、デッキ取り付けブラケットの両側のナイロック・ナットをレンチかソケットを使用して下側から締め付けます。
10.位置決めタブを傷つけないように注意しながら、トローリング・モーターにサイド・パネルを取り付けます。サイド・
パネルの取り付けネジを締め付けます。
a ‑ サイド・パネルの固定ネジ
b ‑ 位置決めタブ
b
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
一般的な留意事項と手順
重要:各使用後と充電中はトローリング・モーターを外します。
・メイン・エンジン用のバッテリーをトローリング・モーターに電力を供給するために使用しないでください。
・バッテリー端子のショート事故を防止するため、バッテリーをバッテリー・ボックスで覆って下さい。
・他の配線とはボートの反対側に、トローリング・モーターの配線をしてください。
・メイン・エンジン・バッテリーにボートのアクセサリーを直接接続します。
・トローリングモーターが使用ポジション
(下側の位置)
にある時、トローリング・モーターの電池を充電しないでください。
推奨バッテリー
・12 ボルトのディープ・サイクル・マリン・バッテリーを推奨します。必要な電池の数はトローリング・モーターのモデルによっ
て異なります。バッテリー接続を参照してください。
・一般的なルールとして、より高いアンプ時定格や予備容量定格のディープ・サイクル・バッテリーは、より長時間の実行
時間と優れたパフォーマンスを得ることができます。
・トローリング・モーターのプラス側(+)バッテリーから 180 cm(72 インチ)以内に、手動リセット回路ブレーカー
を設置します。これらは、
お近くのモーターガイド販売店、
またはwww.motorguide.comから購入することができます。
・製品に含まれるゲージ 10 のバッテリー・ケーブルを 1.8m(6 フィート)以上延長しないでください。合計で3m(10
フィート)以上の長さにしないでください。より長いバッテリー・ケーブルが必要な場合は、モーターガイドは 13 mm
(ゲージ 6)のバッテリー・ケーブルを提供しています。
・バッテリー・ケーブルをターミナルに固定するため、ナイロック・ナットを使用してください。バッテリー・ケーブルの固
定にウィング・ナットを使用すると接続不良を引き起こす可能性があります。
・測深器や魚群探知器はエンジン始動用バッテリーから電力を供給します。トローリング・モーター用のバッテリーに電子
機器を接続すると電気的干渉または電気分解を引き起こす可能性があります。
推奨モーターガイド・アクセサリーの説明
部品番号
ゲージ6バッテリー・ケーブルと50アンペアの手動リセット回路ブレーカー
MM309922T
50アンペア手動リセット回路ブレーカー
MM5870
60アンペア手動リセット回路ブレーカー
8M0064076
バッテリー使用上の注意
警告
モーターの運転とバッテリーの充電はガスを発生させます。そのガスは、発火爆発し、重度の火傷を引き起こす可能
性がある硫酸を撒き散らすことがあります。バッテリーの周囲を換気し、バッテリーを取り扱う時には保護具を着用し
てください。
電池を充電すると、各セル内に爆発性混合ガスが生成されます。このガスの一部はベント・プラグの穴を通って外部に
漏出します。換気が悪い場合にはバッテリー周囲に爆発性の気体が充満します。この爆発性ガスは充電後も数時間はバッ
テリー周囲に残ることがあります。スパークや炎によって、このガスが点火され内部爆発によってバッテリーを破損するこ
とがあります。
爆発を防止するために以下の注意事項を守って下さい。
1.充電中または最近充電されたバッテリーの近くでは、喫煙しないでください。
2.通電回路を遮断すると通常スパークが発生するので、バッテリーの端子で通電回路を遮断しないでください。充電
器のケーブル・クランプの接続や取外しには、常に注意してください。爆発を引き起こす電気アークの一般的な原
因は接続不良です。
3.ケーブル接続する際には、バッテリー端子の極性を逆にしないでください。
共通グラウンドの確立
共通グラウンド(−)の接続は、ソナー感度を高め、ソナー表示を改善し、腐食や電気分解の原因となるグランド回路
を回避し、他の電子機器との干渉を低減します。12 ボルトのトローリング用モーターでは、トローリング・モーター・バッ
テリー端子(−)を共通のグラウンドを確立するため、エンジン始動バッテリー端子(−)に接続します。
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
24 ボルトと 36 ボルトのトローリング・モーターの場合、回路の電圧が異なるため、12 ボルトの電気システムの共通
のグラウンド(−)接続できません。あなたのボート上の他の電子機器との干渉を低減するための一般的なルールとして、
全てのバッテリーの配線は、他のボートの配線(可能であればボートの反対側)と距離を置くようにし、可能な限り短
いバッテリー・ケーブルを使用し、常に適切なサイズ(ゲージ)のバッテリーケーブルを使用することがあげられます。
電気分解
トローリング用モーターの電源として主エンジン用のバッテリーを使用すると、金属部品の電気分解を引き起こすこと
があります。モーターとバッテリーの配線が正しく設置されているのに、電気分解の問題が継続して発生する場合は、他
のボートの電子機器からトローリング・モーターを隔離します。トローリング・モーターの電源として主エンジンのバッテリー
を使用することは推奨できません。正しいインストールのため、バッテリーの接続を参照してください。
ワイヤーのカラー・コード
ワイヤー・カラー略語
BLK
ブラック
BLU
ブルー
BRN
ブラウン
GRY
グレイ
GRN
グリーン
ORNorORG
オレンジ
PNK
ピンク
PPLorPUR
パープル
RED
レッド
TAN
タン
WHT
ホワイト
YEL
イエロー
LTorLIT
ライト
DKorDRK
ダーク
バッテリー接続
警告
電気系コンポーネント廻りの作業を始める前に、不慮の電気ショートによる電気システムへの損傷や破損を防ぐために、
バッテリーからバッテリー・ケーブルを外します。
注意
バッテリー・ケーブルの接続と切断の順序を誤ると、感電によるけがの原因となったり、電気系統の損傷を引きおこし
たりする場合があります。常に、最初にマイナス側(−)のバッテリー・ケーブルを取り外し、取り付けは最後にして
ください。
お知らせ
推奨する仕様電圧の範囲外でのトローリング・モーターの運転は、製品の損傷を引き起こす可能性があります。最大
電源電圧を超えないようにしてください。
重要:トローリング・モーターの電圧要件は、トローリング・モーターのヘッド上のステッカーに記載されています。
12 ボルトのバッテリー接続
1.最初に、エンジン始動用バッテリーからマイナス側(−)のバッテリー・ケーブルを外します。
2.50 アンペア(良好)、または 60 アンペア(最適)の手動リセット回路ブレーカーを、トローリング・モーター電源
ケーブルのプラス側(+)リード線とトローリング・モーター・バッテリーのプラス側(+)端子のライン上に設置し
てください。
3.ト
 ローリング・モーター・バッテリーのプラス(+)側リードを、トローリング・モーター・バッテリーのプラス側(+)
端子に接続します。
4.ト
 ローリング・モーターのマイナス側(−)をバッテリーのマイナス側(−)端子に接続します。
5.ト
 ローリング・モーター・バッテリーのマイナス側(−)端子からジャンパー・ケーブル(共通アース)をエンジン始
動用バッテリーのマイナス側(−)端子に接続します。
注:12 ボルトのトローリング・モーターと複数の電池を使用する船舶は、共通のアース接地回路が必要です。船舶
のバッテリー間で共通グラウンド(接地)を確立しないと、重大な腐食、電気分解、感電の原因となります。
注:共通接地ボンド・ケーブルは、バッテリー・ケーブルの 1 サイズ(ゲージ)以上小さいサイズ、または 16 ゲー
ジ(AWG)以下であってはならない。共通グランド・ボンド・ケーブルは絶縁され、
リング型コネクターでバッテリー
のマイナス側(−)端子に固定する必要があります。
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
6.プラス側(+)のリード線を最初に、エンジン始動バッテリーへバッテリー・ケーブルを再接続します。
共通接地ボンドと 12 ボルトのバッテリー接続
a ‑ トローリング・モーターへの電源ケーブル
b ‑ マニュアル・リセット回路ブレーカー
c ‑ トローリング・モーター・バッテリー

d ‑エンジン始動電バッテリー
e ‑ エンジン用電源ケーブル
f ‑ 共通グランド(−)ボンド・ケーブル
44291
24 ボルトのバッテリー接続
1.最初に、エンジン始動用バッテリーからマイナス側(−)のバッテリー・ケーブルを外します。
2.50 アンペア(良好)、
または 60 アンペア(最適)の手動リセット回路ブレーカーを、
トローリング・モーター電源ケー
ブルのプラス(+)側リード線とトローリング・モーター・バッテリーB のプラス側(+)端子のライン上に設置して
ください。
3.トローリング・モーター・リードのプラス(+)を、
トローリング・モーター・バッテリーB のプラス側(+)を接続します。
4.ジャンパー・ワイヤー(グレイ)をバッテリーAのプラス(+)端子とバッテリーBのマイナス端子(−)を接続します。
重要:マイナス(-)とプラス(+)用のジャンパー線は、両方とも同じワイヤー・ゲージを使用する必要があります。
5.トローリング・モーターのマイナス側(−)リードをバッテリーA のマイナス(−)端子に接続します。
6.プラス側(+)のリード線を最初に、バッテリー・ケーブルをエンジン始動バッテリーに再接続します。
24 ボルトのバッテリー接続
a ‑ トローリング・モーター用電源ケーブル
b ‑ 手動リセット回路ブレーカー
c ‑ ジャンパー線(別売)
d ‑ マイナス側(−)バッテリー
バッテリー A
バッテリー B
37824
重要:24 ボルトと 12 ボルトの電気回路で共通の接地ボンド・ケーブルを接続しないでください。
36 ボルトのバッテリー接続
1.マイナス側(−)リード線から始めます、エンジン始動用バッテリーからのバッテリー・ケーブルを外します。
2.50 アンペア(良好)、
または 60 アンペア(最適)の手動リセット回路ブレーカーを、
トローリング・モーター電源ケー
ブルのプラス(+)側リード線とトローリング・モーター・バッテリーC のプラス側(+)端子のライン上に設置します。
3.トローリング・モーター・リードのプラス(+)を、
トローリング・モーター・バッテリーC のプラス側(+)を接続します。
4.ジャンパー・ワイヤー(グレイ)をバッテリーB のプラス(+)端子とバッテリーC のマイナス端子(−)を接続します。
重要:マイナス(-)とプラス(+)用のジャンパー線は、両方とも同じワイヤゲージを使用する必要があります。
5.ジャンパー・ワイヤー(グレイ)で、バッテリーA のプラス(+)端子とバッテリーB のマイナス端子(−)を接続
します。
6.トローリング・モーターのマイナス側(−)リードをバッテリー Aのマイナス(−)端子に接続します。
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
7.プラス側(+)のリード線を最初に、エンジン始動バッテリーへバッテリー・ケーブルを再接続します。
36 ボルトのバッテリー接続
a ‑ トローリング・モーター用
   電源ケーブル
b ‑ 手動リセット回路ブレーカー
c ‑ ジャンパー線(別売)
d ‑マイナス側(−)
バッテリー端子
バッテリー A
バッテリー B
バッテリー C
37825
重要:36 ボルトと 12 ボルトの電気回路で共通の接地ボンド・ケーブルを接続しないでください。
ワイヤレス・フット・ペダルの起動
各ワイヤレス・フット・ペダルとワイヤレス・リモコンには固有のシリアル番号が付いています。各ワイヤレス・リモコン
はトローリング・モーターの受信機と個別に同期する必要があります。トローリング・モーターの受信機は最大 40 個の
ワイヤレス・リモコンと同期できます。トローリング・モーターは指定されたリモコンのコマンドのみに応答します。以下
の手順に従って、トローリング・モーターに対してリモコンを有効にします。情報の消去と書き換えについては、第 6 章
- レシーバーのメモリを削除、第 6 章‐ワイヤレス・フット・ペダルとリモートのプログラミングを参照してください。
重要:複数のフット・ペダルやリモコンを有効にするには、各コントロール機器を有効にした後、モーターをその都度
電源から抜き再び差し込みます。
1.バッテリーにバッテリー・ケーブルを接続するか、電源にバッテリー・ケーブルを接続します。端末にバッテリー・ケー
ブルを接続後 10 秒以内に、
ワイヤレス・フット・ペダルの[プロペラー]
と[アンカー]ボタンを同時に押し続けます。
2.受信機が電子シリアル番号に同期されたことを知らせるマルチ・トーンのビープ音を鳴らします。
a ‑ アンカー・ボタン(フット・ペダルオン / オフ)
b ‑ プロペラー・ボタン(プロペラーオン / オフ)
51767
3.ペダルをオンまたはオフにするには、
[アンカー]ボタンを押し続けます。フット・ペダルからの 1 つのビープ音はフッ
ト・ペダルがオンになったことを示し、2 つのビープ音はフット・ペダルがオフになったことを示します。
携帯リモコンの起動
1.トローリング・モーター・バッテリー・ケーブルが接続されている場合、トローリング・モーター・バッテリーからバッ
テリー・ケーブルを外します。最初にマイナス側(−)リード線を外します。
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第 3 章−製品のインストール、配線、バッテリー情報
2.バッテリー・ケーブルをバッテリーに接続するか、電源にバッテリー・ケーブルをプラグに差し込みます。端末にバッ
テリー・ケーブルを接続後 10 秒以内に、携帯リモコンの[左矢印]と[右矢印]ボタンを同時に押し続けます。
3.受信機が電子シリアル番号を保存したことを知らせるマルチ・トーンのビープ音を鳴らします。
a ‑[+]ボタン−増速
b ‑ プロペラーボタン−プロペラーオン / オフ
c ‑ 右矢印ボタン
d ‑[−]
ボタン−減速
e ‑ 左矢印ボタン
51842
トローリング・モーターにソナー・ディスプレイを接続
注:この手順では、統合ソナーを装備したモデルにのみ適用されます。
このソナー・ディスプレイ接続手順は、Eagle、Garmin、Humminbird、Lowrance、Vexilar のソナー・ディスプ
レイと互換性のある内蔵型 200/83kHz のソナー変換器を提供する内部ソナーを装備したトローリング・モーター・モ
デルに適用されます。
他のソナー・ユニットとの互換性については、www.motorguide.com を参照してください。
トローリング・モーターは、Lowrance の 6ピン・プラグが装備されています。他のブランドのソナー・ディスプレイ
を接続するためアダプターを使用できます。ソナー・ディスプレイ背面にあるソナー・ポートにケーブル・コネクターを合
わせてください。ソナー・ケーブルがしっかり接続されていることを確認するためユニットに電源を入れます。
a ‑ ハーネス−ノーズ・コーン・ソナーへ
b ‑ 6‑ ピンのLowranceプラグ−ソナー・ディスプレイへ
53441
モーターガイドから入手できる変化器用のアダプター・ケーブル
部品番号
Lowrance6対7ピン・アダプター
8M4000386
Garmin6ピンアダプター
8M4001961
Vexilar3ピン
8M4001960
Humminbird7ピン
8M4001962
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第 4 章−トローリング・モーターの操作
第 4 章 − トローリング・モーターの操作
目次
ステータス・インジケーター・ライトの識別………… 18
トローリング・モーターの格納と使用………………… 18
方向制御……………………………………………… 21
速度制御……………………………………………… 22
トローリング・モーターの格納ポジション ………… 18
トローリング・モーターの使用ポジション ………… 19
モーター深度の調整…………………………………… 20
携帯リモコンの操作…………………………………… 22
携帯リモコンのオンまたはオフ …………………… 22
操舵…………………………………………………… 23
フット・ペダルの操作 ………………………………… 21
フット・ペダルのオンとオフ………………………… 21
速度制御……………………………………………… 23
4
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第 4 章−トローリング・モーターの操作
ステータス・インジケーター・ライトの識別
このトローリング・モーターは、多機能のステータス・インジケーター・ライト・パネルを搭載しています。操作中に迅
速かつ簡単に参照できるように、モーター、プロペラー、バッテリー充電、GPS の状態を表示します。
a‑インジケーター・ライト・スイッチのオン / オフ
b‑プロペラーのオン / オフ・インジケーター
c‑GPS ナビゲーション・インジケーター・ライト
d‑バッテリー・ステータス・ライト
51836
トローリング・モーターの格納と使用
警告
回転しているプロペラーに触れると、重傷を負ったり死亡したりする恐れがあります。水中以外ではモーターをスター
トさせないでください。
注意
ヒンジや、ピボット・ポイントなどの部品の移動によって、重大な人身事故を引き起こす可能性があります。モーターを、
傾けたり、使用状態にしたり、格納したりする時、可動部品に近づかないでください。
トローリング・モーターの格納ポジション
1.格納 / 使用リリース・レバーを片手または片足で押し下げます。片手でしっかりコラムをつかみ、
マウント方向にトロー
リング・モーターを傾けます。
53452
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第 4 章 −トローリング・モーターの操作
2. 水中からモーターを持ち上げ、下部ユニットがマウント・クレードルに揃うようにコラムを回転させます。ケーブルが
トローリング・モーター・コラムを包むようにならないように下部ユニットを正しい位置にします。下部ユニットをマ
ウント・クレードルへスライドさせ、格納 / 使用リリース・レバーをリリースします。マウントは格納ポジションにトロー
リング・モーターをロックします。
a - 下部ユニット(モーター)
b
c
d
e
f
-
深度カラー
コラム
カーリー・ケーブル
格納 / 使用リリース・レバー
マウント・クレードル
53458
3. 操舵トランスミッションに対して深度カラーをしっかりとスライドさせます。深度カラーを回転させて、操舵トランス
ミッションに噛み合わせその後深度カラーを締めつけます。
a - 操舵トランスミッション
b - 深度カラー
c - 深度カラー・ノブ
51780
注:波が非常に高い条件下でトローリング・モーターをサポートするためオプションのマウントを利用できます。
推奨モーターガイド・アクセサリーの説明
部品番号
標準ラム ® マウント・スタビライザー
8M4000977
ロングラム ® マウント・スタビライザー
8M4000978
トローリング・モーターの使用ポジション
1. 深度カラー・ノブをゆるめ、操舵トランスミッションから外します。その後、任意のポジションに深度カラー・ノブを
締めます。
2. 格納 / 使用リリース・レバーを片手または片足で押し下げます。しっかりとコラムをつかみ、マウント・クレードルか
ら下部ユニットをスライドさせて外します。
a - 下部ユニット(モーター)
b - 深度カラー
c - コラム
d - カーリー・ケーブル
e - 格納 / 使用リリース・レバー
f - マウント・クレードル
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第 4 章−トローリング・モーターの操作
3.格納ポジションからモーターを傾け、深度カラーがステアリング・ハウジングのカラーの上に載るまで、トローリング・
モーターを下げます。トローリング・モーターを回転させて、深度カラーをステアリング・ハウジングのカラーの位
置にロックし、格納 / 使用リリース・レバーを放します。モーターが使用ポジションにロックされます。モーターがしっ
かりと使用ポジションにロックされることを確認するためモーターを後方に引きます。
a ‑ 深度カラー・ノブ
53460
モーター深度の調整
注意
モーターを使用ポジションにする時、あるいはモーター深度を調整する時、体重の急激な移動による負傷に注意して
ください。モーターを上下させるために深度カラーを緩める前に、片手でしっかりとモーター・コラムをつかみます。
水深に応じって、トローリング・モーターの性能を向上させるためモーターの深度を調整します。
重要:モーター深度を調整するとき、プロペラーのキャビテーションを避けるために下部ユニットを 30cm 以上完全
に水没させます。
1.コラムが自由に動けるようにしっかり片手でカラムをつかみ深度カラーを緩めます。
a ‑ 深度カラー・ノブ
b ‑ 深度カラー
53461
2.お好みの深さまでコラムを上下します。コラムを固定するため深度カラー・ノブを締め付けます。
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第 4 章−トローリング・モーターの操作
フット・ペダルの操作
警告
回転しているプロペラーに触れると、重傷を負ったり死亡したりする恐れがあります。水中以外ではモーターをスター
トさせないでください。
警告
トローリングモーターを操作中は、予期しない加速やボートの動きによる重大な人身事故を回避します。フット・ペダ
ルを使用する場合、モーターは前回選択したスピードとコース設定で起動します。フット・ペダルを押す前に座席や手
すりを掴みます。乗客にも同じように座席や手すりを掴むようにアドバイスします。
フット・ペダルを使用してトローリングモーターを操作するには、トローリング・モーターの受信機とフット・ペダルを同
期させる必要があります。第 3 章 - ワイヤレス・フット・ペダルの起動または、携帯リモコンの起動を参照してください。
a ‑ トウ・ダウン位置−右旋回
b ‑ プロペラーの一時的なオン / オフ
c ‑ プロペラーの持続的なオン / オフ
d ‑ ヒール・ダウン位置−左旋回
e ‑ アンカー・ボタン−GPS 装備モデル ;



またフット・ペダルのオン / オフ
f ‑ スピード・コントロール・ダイヤル
51747
フット・ペダルのオンとオフ
アンカー・ホールド・ボタンを長押し。フット・ペダルからの 1 つのビープ音はフット・ペダルがオン、2 つのビープ音
はオフになったことを示します。
方向制御
右操舵するにはフット・ペダルをトウ・ダウン、左操舵するにはヒール・ダウンします。旋回を停止するにはフット・ペダ
ルのトウやヒールのダウンを中央位置に戻します。モーターを後退方向へ操作するには、ヘッドが所望の進行方向になる
までフット・ペダルをいずれかの旋回方向に押し続けます。利用可能な操舵範囲として操作者はいずれの方向でも 360°
を超えてトローリング・モーターを操舵することができます。
a ‑ トウ・ダウン−右旋回
b ‑ 中央戻り−操舵オフ
c ‑ ヒール・ダウン−左旋回
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第 4 章 −トローリング・モーターの操作
速度制御
警告
トローリングモーターを操作中は、予期しない加速やボートの動きによる重大な人身事故を回避します。フット・ペダ
ルを使用する場合、モーターは前回選択したスピードとコースの設定で起動します。フット・ペダルを押す前に座席や
手すりを掴みます。乗客にも同じように座席や手すりを掴むようにアドバイスします。
フット・ペダルの速度制御ダイヤルを調整してトローリング用モーター速度を制御します。モーター速度を上げるため
に前方にダイヤルを回し、減速するためには後方に回転させます。選択した速度でモーターを運転するため、一時的ボ
タンを押し続けます。モーターを停止するには一時的ボタンを離します。選択した速度でモーターを運転するには、プロ
ペラー定速オン / オフ・ボタンを押します。モーターをオフにするにはもう一度ボタンを押します。モーター運転中にモー
ター速度を調整することができます。
a - スピード・コントロール・ダイヤル
− 増速するには前に回転させる
b - 一時ボタン
c - プロペラー定速オン / オフ・ボタン
51753
携帯リモコンの操作
警告
回転しているプロペラーに触れると、重傷を負ったり死亡したりする恐れがあります。水中以外ではモーターをスター
トさせないでください。
携帯リモコンを使用してトローリングモーターを操作するには、トローリング・モーターの受信機とフット・ペダルを同
期させる必要があります。第 3 章 - ワイヤレス・フット・ペダルの有効化または、携帯リモコンの有効化を参照してくだ
さい 。
a - 増速
b - プロペラー オン / オフ
c - 右旋回
d - 減速
e - 左旋回
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携帯リモコンのオンまたはオフ
携帯型リモコンは常に電源が入っています。トローリング・モーターに電源が入り準備できている場合いつでも使用で
きます。
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第 4 章−トローリング・モーターの操作
操舵
・左に曲がるには、携帯型リモコンの左回転ボタンを押してください。
・右に曲がるには、携帯型リモコンの右回転ボタンを押してください。
・利用可能な方向操作範囲としてトローリング・モーターの後進の場合は 180 度を超えることができます。
速度制御
・プロペラーをスタートするにはプロペラー オン / オフボタンを一度押します。停止するにはもう一度プロペラー オ
ン / オフボタンを押します。
・システムは 20 段の速度レベルを設定できます。モーター速度を 1 段増速するには、増速ボタン[+]
を押します。
1段減速するには減速ボタン
[−]を一回押します。
・増速ボタン[+]あるいは、減速ボタン[−]を押し続けると、速度レベルが、増速または減速し続けます。増速ボ
タン[+]または、減速ボタン[−]
 を 2.5 秒間押し続けると、速度レベルがそれぞれ 100%から 0%、0%から
100%まで変化します。100%または 0%の速度レベルに達したとき、トローリング・モーターは 2 つのビープ音を
出します。
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第 4 章−トローリング・モーターの操作
Notes:
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第 5 章−メンテナンスと保管
第 5 章 − メンテナンスと保管
目次
トローリング・モーターの手入れ……………………… 26
交換部品の選択……………………………………… 26
保管準備………………………………………………… 27
バッテリーの点検 ……………………………………… 27
点検およびメンテナンス・スケジュール……………… 26
各使用前……………………………………………… 26
各使用後……………………………………………… 26
プロペラーの交換……………………………………… 27
プロペラーの取り外し ……………………………… 27
プロペラーの取り付け……………………………… 28
100 時間使用後、または毎年(いずれか早い方)26
5
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第 5 章−メンテナンスと保管
トローリング・モーターの手入れ
トローリング・モーターを最高の動作状態に維持しその信頼性を保持するには、トローリング・モーターの定期点検や
メンテナンスが必要です。あなたと乗客の安全を確保するために適切にメンテナンスすることを強くお勧めします。
警告
トローリング・モーターの検査、保守、修理を怠ると、製品の破損や、重大なけがや死亡事故につながることがあります。
正しいサービスと安全手順に精通していない場合、トローリング・モーターの保守またはサービスを実行しないでください。
実行されたすべてのメンテナンスを記録し、保守作業指示や領収書を保存します。
交換部品の選択
オリジナルのモーターガイドの交換部品のみを使用してください。
点検およびメンテナンス・スケジュール
各使用前
・配線接続のゆるみと腐食を目視点検してください。
・バッテリー・リードの接続を確認してください。バッテリー・ケーブルを端末に固定するため、ナイロックナットを推奨
します。
・プロペラー・ナットが固定されていることを確認してください。
・プロペラー・ブレードに損傷がないことを確認してください。
・ボートのデッキにマウントが固定されていることを確認してください。
各使用後
・電源からバッテリー・ケーブルを取り外すか、ボートからモーターを外してください。
・プロペラーの両面とプロペラー・シャフトに海藻や釣り糸等のごみが絡んでいないことを確認してください。すべての
ごみを取り除きます。
・プロペラー・ナットが固定されていることを確認してください。
・表面を傷つける汚れやほこりを取り除くために、きれいな水と Attwood® プレミアム・ボート・ウォッシュなどの中性
洗剤でトローリング・モーターを洗ってください。
重要:トローリングモーターをきれいにするため、漂白剤や柑橘類のクリーナーなどの強力な洗剤を使用しないでくだ
さい。これらのクリーナーは、トローリング・モーターの仕上げを損傷する可能性があります。
重要:トローリング・モーターを電動器具による洗浄をしないでください。
100 時間使用後、または毎年(いずれか早い方)
1.深度カラーのネジ部分に、2‑4‑CwithPTFE と共に適用します。
注:2‑4‑CwithPTFE は、船舶用品店やモーター・ガイド・ディーラーで購入きる船舶グリースです。
チューブ番号
説明
2‑4‑CwithPTFE
使用場所
パーツ番号
深度カラー・ノブ・ネジ部分
92‑802859A1
2.マウント両側に 2 本のネジを外し、サイドパネルを取り外します。カバーをマウントから外し、フット・リリース・レバー
の方向へ引き出します。
a ‑ 深度カラー・ノブのネジ山
b ‑ サイド・パネル固定ネジ
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第 5 章−メンテナンスと保管
3.デッキ・マウントの両側にフット・リリース・レバー・リンケージ上のスロットに、2‑4‑CwithPTFE を適用します。フッ
ト・リリース・レバーを押して、スロットの長さに沿ってグリースを塗るように 2‑4‑CwithPTFE を適用します。
a ‑ スロット
53466
重要:トローリング・モーターにグリースや油をさす場合、エアロゾル潤滑油や溶液ベースの潤滑油を使用しないでくだ
さい。エアロゾル潤滑油のほとんどはトローリング・モーターの様々な部分に損傷を引き起こす可能性がある有害
な推進剤が含まれています。
チューブ番号
説明
2‑4‑CwithPTFE
使用場所
フット・リリース・レバー・リンケージのスロット
パーツ番号
92‑802859A1
4.デッキ・マウントにサイド・パネルを設置しネジを締めます。
5.ネジ、ナット、その他締め付け器具の締り具合をチェックします。
6.バッテリーをチェックします。バッテリーの点検を参照します。
保管準備
トローリング・モーターを保管する上で考慮すべき重要事項は、付着した水の凍結による腐食や損傷を避けることです。
バッテリーは保管前に取外し、バッテリーを長期保存するには室内の乾いた場所で保管することを推奨します。長期保存
の場合は、携帯リモコンやワイヤレス・フット・ペダルからもバッテリーを取り外してください。
あなたのトローリングモーターを適切に保存するため、点検 · 保守のスケジュールを参照してください。 温度が−
29℃
(− 20°F)以下にならないような乾燥した場所にトローリング・モーターを保存します。
重要:0°C(32°F)以下の温度で保存されトローリング・モーターは 30%以上の運転をする前、15 分間以上微
速運転が必要です。
バッテリーの点検
バッテリーは、適切なトローリング用モーターの運転できるように、定期的に検査しなければなりません。
重要:お使いのバッテリーに付属の「安全とメンテナンス」に関する指示をお読みください。
1.バッテリーが容器に固定されていることを確認してください。
2.バッテリー・ケーブル端子が清潔で確実に正しく取り付けられていることを確認してください。取り付けの手順につ
いては、
第 3 章 - バッテリー接続を参照してください。
3.バッテリー端子の短絡事故を防止するため、バッテリー・ボックスが装備されていることを確認してください。
プロペラーの交換
警告
バッテリーを取り外さずにサービスやメンテナンスをすると、製品の破損や、けがや、火災、爆発、感電、または予期し
ないモーター始動のために死亡事故を引き起こす可能性があります。メンテナンス、サービス、取り付け、モーターを取
り外す前には、バッテリーケーブルを取り外してください。
プロペラーの取り外し
1.バッテリーから電源ケーブルを外します。
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第 5 章−メンテナンスと保管
2.手袋をはめた手でプロペラー・ブレードを保持した状態で、9/16 インチのレンチまたはラチェットとソケットを使用
して、
プロペラー・ナットを取り外します。プロペラーナットとワッシャーを取り外します。(塩水モデルの場合はアノー
ド(Anode))
重要:レンチまたはラチェットとソケットで、プロペラー・ナットを取り外します。別の道具を使用すると、プロペラー・ナッ
トやシャフトを破損する恐れがあります。プロペラーが容易に取り外せない場合、ゴム槌でブレード反対側の裏
側を軽く叩いてください。プロペを取り外せない場合は、プロペラーは正規販売代理店で取り外してもらってく
ださい。
注:プロペラーピンが曲がっている場合には、プロペラーのピンを交換してください。
53442
44663
プロペラーの取り付け
1.水平にプロペラー・ピンを挿入するために、モーター軸を回転させてください。
a ‑ プロペラー・ピン
44664
2.プロペラー・ピンにプロペラーを噛み合わせ、モーター軸にプロペラーを取り付けます。
44663
3.プロペラー・シャフトにワッシャー(塩水モデルの場合は、アノード(Anode))を取り付けた後、プロペラー・ナッ
トを取り付けでください。しっかりとプロペラー・ナットを締めます。
53442
4.プロペラー・ナットをさらに 4 分の 1 回転締めます。
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第 6 章−オーナー・サービス・アシスタンス
第 6 章 − オーナー・サービス・アシスタンス
目次
トラブルシューティング………………………………… 30
フット・ペダルや携帯リモコンの
フット・ペダル・バッテリーの交換 ………………… 31
携帯リモコンの電池交換…………………………… 32
トラブルシューティング………………………………… 31
レシーバーのメモリを削除 ………………………… 31
ワイヤレス・フット・ペダルまたはリモコンの
サービス・アシスタンス ……………………………… 33
プログラミング ……………………………………… 31
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第 6 章−オーナー・サービス・アシスタンス
トラブルシューティング
注:サービス情報については、
モーターガイド認定サービスセンターにお問い合わせください。モーターガイド・サービス・
センターのリストは、www.motorguide.comを参照するか、マーキュリー・マリン・サービスの営業所にお問い合わせ
ください。
症状
考えられる原因
解決法
トローリング・モーターが
ワイヤレス・コマンドに
応答しない
トローリング・モーター・
バッテリーが弱い
トローリング・モーターのバッテリー充電インジケーターを
確認してください。必要に応じてバッテリーを充電するか
交換してください。
電力の損失
過度の騒音と振動
モーター故障
(モーターは
低速で回ります)
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携帯リモコンまたは
フット・ペダルの
バッテリーが弱い。
携帯リモコンの電池(1個の単4サイズ)、
またはフットペダ
ルの電池(2個の単3サイズ)
を交換してください。
ワイヤレス・コントローラーが
同期されていません。
第3章 - ワイヤレス・フット・ペダルの起動あるいは
携帯リモコンの起動を参照してください。
トローリング・モーター・
バッテリーが弱い
トローリング・モーターのバッテリー充電インジケーターを
確認してください。必要に応じて、
バッテリーを充電するか
交換してください。
ゆるんでいるか腐食して
いるバッテリーの接続
バッテリー接続の清潔さと締め付け度を点検します。
プロペラーが緩んでいるか、
損傷があるか、
バランスが悪い
第5章 - プロペラーの交換を参照してください。
配線や電気的接続の不良
バッテリーからトローリング・モーターへのワイヤー・ゲージ
が小さ過ぎます。6ゲージのワイヤーを推奨します。
マグネットが割れたり、
欠けたりしています。
モーターからうなり音やきしみ音がします。
サービス・センターに連絡してください。
下部ユニット内へ浸水
サービス・センターに連絡してください。
プロペラーが緩んでいるか、
損傷があるか、
バランスが悪い
第5章 - プロペラーの交換を参照してください。
破損したベアリングや
ブッシュ
サービス・センターに連絡してください。
マグネットがアーマチュアと
干渉
電源をオフにして手動でプロペラーを回転させる。プロペ
ラーがわずかな磁気ドラッグ抵抗とともに自由に回転しな
い場合は、サービス・センターにお問い合わせください。
マグネットが割れたり、
欠けたりしています。
モーターからうなり音やきしみ音がします。
サービス・センターに連絡してください。
電気接続のゆるみ
ヘッドの接続が緩んでいるか、
破損している恐れがあります。
サービス・センターにお問い合わせください。
温度防護が過負荷になって
いる。
温度が仕様を超えています。
サービス・センターに連絡してください。
プロペラーが緩んでいるか、
損傷があるか、
バランスが悪い
第5章 - プロペラーの交換を参照してください。
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第 6 章 − オーナー・サービス・アシスタンス
症状
考えられる原因
モーター故障
トローリング・モーター・
(モーターが回わらない) バッテリーが弱い
ゆるんでいるか腐食して
いるバッテリーの接続
解決法
トローリング・モーターのバッテリー充電インジケーターを
確認してください。必要に応じて、
バッテリーを充電するか
交換してください。
バッテリーの接続部の清潔さと締め付け度を点検します。
配線や電気的接続の不良
バッテリーからトローリング・モーターへのワイヤー・ゲージ
が小さい。6 ゲージのワイヤーを推奨します。
電気接続のゆるみ
バッテリーの接続の清潔さと締め付け度を点検します。
温度防護が過負荷となってい
ます。
トローリング・モーターの電池を外し、
プロペラーの周りの
海草やゴミが付着していないことを確認してください。
温度が仕様を超えています。サービス・センターに連絡。
ヒューズまたは回路ブレーカー
が開いている。
問題の根本的な原因を解明した後、
ヒューズを交換する
か、回路ブレーカーをリセットしてください。
マグネットがアーマチュアと
干渉
電源をオフにして手動でプロペラーを回転させる。プロペ
ラーがわずかな磁気ドラッグで自由に回転しない場合は、
サービス・センターにお問い合わせください 。
ボート配線の不良
サービス・センターに連絡してください 。
下部ユニットが完全に水中に
入っていない。
モーターの深さを調整します。下部ユニットが完全に沈ん
でいることを確認してください。
第4章 − モーター深度の調節を参照してください 。
破損したノーズ・コーン
サービス・センターに連絡してください 。
ソナー・ケーブルの損傷
サービス・センターに連絡してください 。
モーターのポジションを
変えるのが困難
ラッチ機構が引っ掛かる
ラッチ機構に潤滑油を塗布します。
第5章 − 点検およびメンテナンス・スケジュールを参照し
てください 。
プロペラーの取り外しが
困難
プロペラー・ピンの曲がり
ブレードを持ち、軽くゴム槌で反対の刃をタップします。
不正確な温度測定値
(内部ソナーを搭載した
モデル)
プロペラーの両側にパテ・ナイフで等しい圧力を加える。
アーマチュア軸の曲がり
サービス・センターに連絡してください 。
フット・ペダルや携帯リモコンのトラブルシューティング
レシーバーのメモリを削除
レシーバーのメモリを消去すると、レシーバーのメモリに保存されているすべての電子 ID 番号が消去されます。
1. 電源にバッテリー・ケーブルを接続します。10 秒以内に、携帯リモコンの、[左矢印]、[右矢印]、[+]、[−]、
ボタンを同時に押します。
2. レシーバーがすべての格納されている電子 ID 番号を消去したことを示す長いビープ音を鳴らします。
注:リモコンの 4 つのすべてのボタンが 10 秒以内に同時に押されない場合、
または長いビープ音が聞こえない場合は、
電源からバッテリー・ケーブルを外し、第 3 節 − ワイヤレス・フット・ペダルの起動および携帯リモコンの起動を
参照します。
ワイヤレス・フット・ペダルまたはリモコンのプログラミング
注:この有効化の手順は、フット・ペダルと携帯リモコンに適用されます。
重要:複数のフット・ペダルやリモコンを有効にする場合、各制御装置を有効にする間、モーターを電源から抜いてか
ら再び差し込みます。
1. 電源からバッテリー・ケーブルを外します。30 秒待って電源にモーターを接続します。
2. 10 秒以内に、携帯リモコンの[左矢印]、[右矢印]ボタンを 押し続けます 。フット・ペダル・コントローラーの場
合、同時に[プロペラー]
、
[アンカー]ボタンを 押し続けます 。
フット・ペダル・バッテリーの交換
必要な電池:単 3 形アルカリ乾電池
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第 6 章−オーナー・サービス・アシスタンス
1.電池カバー・プレートを固定している 2 本のネジを外します。電池カバープレートを取り外します。
a ‑ 電池カバー・プレート
b ‑ ネジ
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2.電池ホルダーから電池を取り出します。
3.正しい極性に合わせて適切な向きに新しい電池を取り付けます。
4.電池カバープレートの周囲に、ゴム製のシールが正しく配置されていることを確認してください。
a ‑ 単三アルカリ電池
b ‑ ラバー・シール
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5.電池カバー・プレートを取り付け 2 本のネジを締めます。しっかりとネジを締めます。
a ‑ 電池カバー・プレート
b ‑ ネジ
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携帯リモコンの電池交換
必要な電池:一つの AAA アルカリ電池
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第 6 章 − オーナー・サービス・アシスタンス
1. 携帯リモコンの背面から 4 本のネジを外します。背面カバーを取り外します。
a - ネジ(4 本)
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2. 電池ホルダーから古い電池を取り外します。
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3. 電池ホルダーのプラス(+)側に、電池の(+)側を合わせて新しい電池を挿入します。
4. 携帯リモコンのバック・プレートを取り付けて、4 本のネジを締めます。ゴム製のシールが携帯リモコンの両半分の
間に正しく配置されていることを確認します。しっかりとネジを締めます。
a
b
c
d
-
電池ホルダーのマイナス側(−)端子
電池
電池ホルダーのプラス側(+)端子
ゴム・シール
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サービス・アシスタンス
あなたが製品に満足することは、私達にとって大変重要です。モーターについての質問や問題がある場合、販売店ま
たはいずれかの認定を受けたモーター・ガイドのサービス・センターにお問い合わせください。サービス支援情報につい
ては、第 1 章 − 保証情報を参照してください。
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第 6 章−オーナー・サービス・アシスタンス
サービス・オフィスで、以下の情報が必要です。
・あなたの名前と住所
・電話番号
・トローリング・モーターのモデル番号とシリアル番号
・購入または登録確認の証明書類
・問題の詳細
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