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豊橋創造大学資料(PDF形式:1314KB)
学生による中心市街地の空き店舗 を利用したチャレンジショップ ー取組と今後の展開ー 豊橋創造大学 経営情報学部助教授 花岡 幹明 豊橋創造大学チャレンジショップ の位置づけ 教育理念の実践 起業家マインドの養成 「自ら考え、創造的な思考により強い意志を持って現実 の問題に立ち向かう精神の養成」 専 関 連 起業家との出会い (総合講座) 職場での実体験 ○体験に基づく創造的な 思考のトレーニング (ビジネスプランニング) 専 ○各専門科目を横断的に 関連付ける (インターンシップ) 事業計画書の作成 起業体験による問題解決 (チャレンジショップ) 科 目 各•専門科目の連携を重視 実•習や体験教育を導入 実践的な連携・体験教育 門 チャレンジショップを支援する 本学授業科目 経営学、経営戦略論、組織戦略論、生 産管理、中小企業論、・・・ 会計・ファイナンス 簿記、会計学、管理会計、経営分析、 ファイナンス、・・・ マーケティング マーケティング論、マーケティングリ サーチ、商品企画論、・・・ 情報関連科目 情報・システム 情報処理論、情報管理論、システム理 論、・・・ ソフトウェア・メディア データベース論、シュミレーション、コン ピュータグラフィックス、・・・ ネットワーク 経営情報ネットワーク論、・・・ ビジネス プランニン グ・演習 チャレンジショップ 経営関連科目 経営・ベンチャー チャレンジショップ開店プロセス ビジネスプラン ニング・同演習 3年次開講科目 (2002年∼) ビジネスプ ラン発表会 3年次秋 チャレンジ ショップ 翌年4月スタート (最終講義後) 開店準備 優秀プラン の選考 ※開業決定後、大学より店舗賃貸料(全額)と開店準備及び 運転資金として50万円が提供される。 チャレンジショップの効果 チャレンジショップという『起業・経営』体験 1.問題発見(問題の認識) 1.知識の重要性を理解 2.事例共有・問題明確化 2.専門科目の学習へ 3.自信・積極性・協調性 3.経験を伴う論理の習得 豊橋創造大学チャレンジショップ の取組と今後の展開 歴代チャレンジショップ 開業期間 1 2 3 4 5 『店名』(業種) H13年12月∼15年3月 『MK』 (香水販売) → 独立開業 H13年12月∼14年3月 『アメニティ』 (紅茶葉販売) H15年4月∼16年3月 『Eワーカー豊橋』 (PC教室) → 独立開業 H16年5月∼17年2月 『茶房なかやす』 (日本茶葉販売) H17年5月∼現在 『茶房 創』 (日本茶葉販売) 1 2 4 平成17年度 豊橋創造大学チャレンジショップ 『茶房 創』の概要 事 業 内 容 日本茶葉及び関連商品の販売 参加学生数 22名(4年3名:3年9名:2年2名:1年8名) 営 業 日 火曜日、木∼日曜日(週5日) 営 業 時 間 10時∼19時(木曜日15時∼19時) 定 例 会 議 時間:水曜日(12:10∼13:00) 場所:大学教室 本 年 度 ①店舗販売、②オンラインショップの開設、③店 舗管理情報システムの構築、④新商品企画、⑤ 活 動 企 画 広告宣伝活動、⑥イベント参加、・・・ 活動風景1 開 店 ① メンバー 商 品 開 店 ② 活動風景2 企画制作中 HP: http://sabo-hajime.com/ 平成17年度チャレンジショップの実績 ∼昨年度との比較∼ (6∼10月期) H17:『茶房 創』 参加学生数 H16:『茶房 なかやす』 22名 18名 (4年3名:3年9名:2年2名:1年8名) (4年5名:3年0名:2年6名:1年7名) 営業日数 95日 110日 来客者数 152人 販売個数 237個 取扱商品数 30品目 (関係者15人) 82人 180個 (茶葉12品目) 11品目 (56.7%) (26.2%:関係者20人) (35.1%) (茶葉9品目) 豊橋創造大学チャレンジショップ の問題点 ◎時間的制約 (大学講義、アルバイト、通学、・・・) ◎参加者・協力者の数 (店舗スタッフ、商品企画や店作りのアドバイザー、・・・) • • • • 営業できない。 会議や企画提案に参加できない。 商店街や地域のイベント依頼に応えられない。 商品・店づくりに関する問題解決に時間が掛かる。 ・・・etc 豊橋創造大学チャレンジショップ の課題と展望 課題 ¾ 協力者のネットワークを構築する • 学内の現メンバー以外で店舗営業を手伝える人材の組織化 • 事業経験を有する学外アドバイザー制度の設立 展望 ¾ ショップ起業を希望する人たちの交流の場 • 本学学生、一般の人、商店街の経営者、・・・ • 商店街で店を出したい人、・・・