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韓国で第2回「アジア学生交流環境フォーラム」を開催します

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韓国で第2回「アジア学生交流環境フォーラム」を開催します
2013年7月25日
公益財団法人イオン環境財団
中国、日本、韓国、ベトナムの大学生80人が環境をテーマに学習交流
韓国で第2回「アジア学生交流環境フォーラム」を開催します
公益財団法人イオン環境財団(理事長 岡田卓也 イオン株式会社名誉会長相談役、以下
当財団)は、8月2日(金)より7日間、韓国にて第2回「アジア学生交流環境フォーラ
ム」(Asian Students Environmental Platform(ASEP)2013)を開催します。
現在、環境問題は、地域・国に留まらず世界規模で深刻な影響を及ぼすものとなってい
ます。このような状況を受け、2010年10月に名古屋で開催された「生物多様性条約
第10回締結国会議」において「国連生物多様性の10年」
(2011年~2020年)が
提案され、同年12月に国連総会で決議されました。
「国連生物多様性の10年」は、生物
多様性の保全と持続可能な利用を国際社会で協力して実現することを定めています。
当財団は、
「国連生物多様性の10年」のスタートを機に、その推進とグローバルな視野
で活躍する環境分野の人材育成を目的に、2012年より10カ年計画でASEPを開催
しています。ASEPでは、アジア各国の大学生が集まり、各国の自然環境や歴史・文化、
価値観の違いを学びながら生物多様性についてグローバルな視野で意見を交換し合います。
第1回となる昨年は、中国、日本、韓国の大学生60人が日本に集まり、
「文化から環境
を考える」をテーマに生物多様性について意見を交わしました。
本年は、新たにベトナムを加えた4カ国80人の学生が、
「環境と人」をテーマに韓国で
のフィールドワークや有識者による講義を通じて、人と自然の共生や生物多様性の保全と
利用について学び、話し合います。
当財団は、ASEPのほかにも、国内外での植樹活動や生物多様性に関して顕著な貢献
をしている取り組みを顕彰する「生物多様性日本アワード」(国内賞)、「The MIDORI Prize
for Biodiversity(生物多様性みどり賞)」(国際賞)の実施など生物多様性の保全を促進
する取り組みを行っています。
イオンは、水と緑の地球を次代の子どもたちに伝えるため、これからも環境を守る活動
に取り組んでまいります。
【第2回「アジア学生交流環境フォーラム」(ASEP2013)について】
1.日 時:8月2日(金)~8日(木)
2.場 所:韓国(ソウル、済州島、全州)
3.主 催:公益財団法人イオン環境財団
4.共 催:高麗大学校、早稲田大学
5.参加者:清華大学(中国)
、早稲田大学(日本)、高麗大学校(韓国)、
ベトナム国家大学ハノイ校(ベトナム)各20人 計80人
6.日 程:8月2日(金)
ASEP開講式
3日(土)~7日(水)フィールドワーク、講義、
グループディスカッション
8日(木)
成果発表、ASEP閉講式
【ASEPについて】
当財団は、2010年に開催された「生物多
様性条約第10回締結国会議」を機に国連生物
多様性条約事務局と「青少年の環境教育の推進」
や「植樹の実施」等について協力して取り組む
覚書を交わしました。ASEPは、その覚書に
基づいて「国連生物多様性の10年」の推進と
次代を担う環境分野の人材育成を目的に、開催
するものです。毎年、参加の輪をアジア各国に
広げアジアの大学生が国境を越えてグローバル
な視点で、環境について考える場にしていきま
す。
昨年のASEP(最終日の成果発表)
◆2013年テーマ「環境と人」
これまで人は、自然環境の利用を通じて文明を発達させ、便利で豊かな生活を実現して
きました。しかし、近代産業の発達に伴い、自然資源の搾取や環境破壊などのさまざまな
環境問題が引き起こされ、深刻な事態となっています。技術の未発達と短期的な利益を追
求する経済活動によるこれらの問題の解決には、国を越えた人と人の対話が極めて重要と
なっています。自然や歴史、文化の異なる地域での自然資源の利用について学びながら、
持続的な自然との共生を実現するために人ができることを考えます。
◆プログラム
8月2日(金)<ソウル>ASEP開講式
3日(土)<済州島>済州世界自然遺産センター見学
ユネスコ世界自然遺産「コムンオルム」登山
済州島民族自然博物館見学
清華大学教授による講義、グループディスカッション
4日(日)<済州島>KFRI(温暖化亜熱帯地帯リサーチセンター)環境自然保護試験地区見学
済州島民俗村博物館見学
海岸沿い「オレル」ハイキング
早稲田大学教授による講義、グループディスカッション
5日(月)<全 州>巨大干潟「セマングム」干拓事業見学
記念植樹
全州韓屋村(伝統家屋群)見学、講義
6日(火)<ソウル>DMZ(非武装地帯)見学
ベトナム国家大学ハノイ校教授による講義
7日(水)<ソウル>蘭芝島・ワールドカップ公園(環境再生生態公園)見学
清渓川(環境再生親水エリア)見学
高麗大学校教授による講義、グループディスカッション
8日(木)<ソウル>成果発表のプレゼンテーション
ASEP閉講式
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