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Neutrino Astronomy キーワード集 Cross section:【(相互作用の)断面積
7:Neutrino Astronomy 1/2 Neutrino Astronomy キーワード集 Cross section:【(相互作用の)断面積】Cross section が大きくなれば相互作用確率が大 きくなる。あるいは、 (ニュートリノなどの)平均自由行程が短くなる。 Flux : 【(飛来するニュートリノなどの)強度】 Gravitational collapse : 【重力崩壊】超新星爆発の際、星の中心部でおこっている現象。寿命が来 て、核融合で燃えなくなった巨大な星の中心部では、巨大な重力に対抗 して星をささえる力がなくなり、星がつぶれる。 GeV : 【ギガ電子ボルト(= 109 電子ボルト、エネルギーの単位) 】なお、GeV/c なら運動量の単位、GeV/c2 なら質量の単位を示す。ただし、質量の場 合は c2 が略されていることがある。1 GeV=1.6×10-10 J=1.6×10-3 erg。 Hadron : 【強い相互作用をする粒子の総称】陽子、中性子、パイ中間子などはこの 分類にいる。 Heliograph : Lepton : 太陽の写真とでも訳すか? 【強い相互作用をしない粒子の総称】電子、ニュートリノなどはこの分類 にいる。 MeV : 【メガ電子ボルト(= 106 電子ボルト、エネルギーの単位) 】なお、詳しく は GeV の項目を参照のこと。 MSW effect : ニュートリノ振動は真空中をニュートリノが飛行する場合と物質中を飛 行する場合で、条件次第では大きく違うことがある。この現象を発見し た、Mikheyev, Smirnov, Wolfenstein の頭文字を取ってMSW効果という。 Neutrino oscillation : 【ニュートリ振動】ニュートリノに質量があるとおこる現象で、飛行中に ニュートリノの種類が、例えば電子ニュートリノからミューニュートリ ノへと、変わる現象。 Neutrino telescope :【ニュートリノ望遠鏡】 Neutron star :【中性子星】超新星の爆発の後にのこる非常に密度の大きい星。密度はほ とんど原子核の密度ほどある。 Nucleus : 【原子核】 Nucleon : 【核子】陽子と中性子の総称。 (Nuclear) fusion reaction :【核融合反応】 Quark : ニュートリノや電子などとならんで物質を作る構成要素。陽子や中性子 は quark3個から構成される。 Shower : 電子などの素粒子が物質中を通過すると、電子がガンマ線を放出し、そ のガンマ線が電子陽電子対を生成するという具合に粒子数が非常に増え 7:Neutrino Astronomy 2/2 る現象がある。これを電磁シャワーという。同様なことは高エネルギー の陽子などを入射した場合にも起こり、これをハドロンシャワーなどと いう。総称してシャワーという。 Supernova : 【超新星】太陽のおおよそ10倍以上の質量をもった巨大な星がその一生 の最後に爆発する現象。 (Supernova) neutrino burst : 超新星爆発の際に放出されるニュートリノ。約10秒間に大量のニュー トリノが放出されるため”burst”という言葉が使われる。 Target : (ニュートリノなどが)相互作用する標的。 TeV : 【テラ電子ボルト(= 1012 電子ボルト、エネルギーの単位)】なお、詳し くは GeV の項目を参照のこと。