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2010 年度 AOS 横浜/AOS 川崎活動報告書

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2010 年度 AOS 横浜/AOS 川崎活動報告書
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
2010 年度 AOS 横浜/AOS 川崎活動報告書
私 た ち AOS 横浜/AOS 川 崎 は 、2010 年 の 一 年 を 通 し て 、
多 く の方々のご厚 意 や ご 支 援 に 支 え ら れ 活 動を 続 け て ま い り ま し た 。
まず、このことを 感 謝 の 気 持 ち を 込 め て 御 礼 申 し 上 げ ま す 。
船員さん達の環境 は 、 グ ロ ー バ ル 化 や 国 際 経 済 の 悪 化 に と も な っ て 、
労働環境は悪くな っ て い る と い う の が 現 状 で す 。
今後とも、横浜港 、 川 崎 港 に 来 港 す る 船 員 さ ん 達 へ の
奉仕活動を進めて ま い り ま す の で ご 協 力 お 願 い 申 し 上 げ ま す 。
1
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
AOS横浜へご支援頂いている皆様へ
AOS横浜/川崎
委員長
林
好
(保土ヶ谷教会所属)
AOS 活動は難民移住移動者委員会(横浜教区での通称は ENCOM)の下での組織であり、横浜教区からは車両購
入資金や活動資金の援助を頂くと共に、難民移住移動者委員会の担当司祭である本柳神父様と大橋神父様にご指導
頂いており、改めてお礼を申し上げます。また、横浜教区第三地区の各教会からも人的・資金的・精神的なご支援
を常々頂いており、感謝の念が尽きません。更には、クリスマスプレゼント用の毛糸の帽子を編んで頂いている方々
や色々なご支援を頂いている方々は横浜教区に留まらず、多くの地方に及んでおり、有り難く存じます。
日本の AOS 活動は、横浜/川崎だけでなく、苫小牧、新潟、東京、名古屋、四日市、大阪、神戸、岡山、北九州、
福岡でそれぞれ行われています。何処のAOSでも、港に行き、船員さんを訪問するという活動の性格上、小教区
の皆さんに知って頂く機会が少ないのが共通の悩みです。AOSの活動に興味のある方は、何時でも結構ですから
是非私達に声をかけて下さい、大歓迎です。
AOS は、港に来港する船に乗り組んでいる船員の皆さんへの奉仕が活動の目的です。日本の貿易量の 96%以上を
運んでくる船員さん達は、ほぼ 100%が外国の方です。昔は、日本人や欧米先進国の船員さんが多くおり、その労
働状況も今ほど厳しいものではありませんでした。船の国籍が自由化されてからは、少しでも給料の安い国の船員
を乗せるようになり、韓国、中国、フィリピン、タイ、マレーシア、ミャンマーなどの賃金の安い国に順次シフト
しています。これらの人々は、給料が安いだけでなく労働環境も悪くなりがちで、乗船期間も 1 年近くと長く、更
新が保障されない 1 年契約の期間雇用が原則になっています。
このような環境にある船員さん達が、日本の豊かな生活を支えるために日本の港にやってくるわけです。ところ
が、横浜港を代表としてほとんどの港が港域を拡大しており、それに伴って船の着岸する場所が街から相当に離れ
た場所になっています。バスなどの便も悪いために、歩いて街に出ようとすれば 2 時間近くかかるところがほとん
どとなっています。また、テロ防止の観点から上陸が制限されがちです。物価の違いも大きいため、安いスーパー
を探そうにもどこにあるのかも分かりません。
AOS では、こうした船員さん達に、まず会いに行くことから始めます。船を訪問し、港の情報を説明したり、手
紙など出す者がいないかなどを聞いたりします。狭い船内で 20 名くらいが 1 年近く休暇もなく同じメンバーで顔
を突き合わせて働いています。ですから、たいていの船では訪問を歓迎し、いろいろな話をしてくれます。家族の
こと、仕事のこと、困っていることなどいろいろな話をします。そんな中で、ミサに行けないので船でミサをして
くれないかという船員さんや、手紙を出して欲しい、街に買い物に行きたいけれど分からないなど、私達が手助け
できることは出来るだけ実現するよう手配しています。
今年から難民移住移動者委員会の担当司祭に就任された松浦司教様は今年のAOS全国大会で「今その場所で皆
さんが、いろいろなきっかけから船員司牧の奉仕を始められたわけです。そのことが、神様の御旨であり、派遣な
のです」と勇気づけてくださいました。このお言葉を皆様方へも贈りお願いしたいと思います。皆様方の色々な形
でのご支援を、来年も是非宜しくお願い致したいと思います。
2010 年 12 月
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
2011 年の活動実績
主な活動
年間の奉仕活動
港巡回(週 5 日程度:横浜、週 1 日程度:川崎)
・ 税関で乗組員の国籍から訪船する船をある程度決めて訪問
・ 船員さん達との対話を第一にコミュニケーション
・ 必要に応じて、船上ミサ、送迎などをコーディネート
・ AOS ニュースの発行(不定期)
・ AOS 横浜 Web の定期更新
AOS 委員会(月 1 回程度)
・ 訪船を行うメンバーと運営支援を担当するメンバーが集まり船員さんへの奉仕活動の調整や
必要とされる事項の検討、AOS の広報活動の検討などを行う。
・
訪船
ある一日・・・
土曜日日中、大黒ふ頭を中心にその日停泊している
本船を巡回訪問。船員さん達への語りかけとニーズを
聞く。午後 4 時ごろ 1 隻からの食料買い出しの同行を
して、夕方 6 時に 1 隻から本牧シーメンスクラブに送
り。さらに 7 時半から別の1隻から本牧シーメンスク
ラブに送り。9 時ごろには本牧シーメンスクラブから
船に送りという動き方でした。
1 月から 2 月初旬
年末に引き続いて、クリスマスプレゼントやカ
レンダーを必要としている船員さん達への配布
を進めました。また、様々な方からのご寄付、ご
支援に関するお礼状など準備しました。
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
2月
横浜司教区梅村司教様のご支援により、AOS の新車両
を導入。排ガス規制で使用できなくなる旧車両を廃棄し
ました。新車両では、遠くからでも船員さん達が AOS の
車両であることが分かるよう、大型の AOS マークを作成
して設置、車両はロングボディで様々なボラティアが利
用するため、バックモニターの設置と車両整備を実施し
ました。また、関係各所にお礼状を発送しました。
3月
横浜港、川崎港の入港状況をインターネットで把握できる情報サ
横浜AOSの集いのお知らせ
イト PORT WEB(月額 6300 円)に加入しました。
7月19日 横浜港の船員さんを訪問しませんか?
主 催:横 浜 教 区 船 員 司 牧 A O S ( 呼 び か け 人:横 浜 大 橋 神 父 川 崎 本 柳 神 父 )
4月
運営支援を中心に7月に AOS 横浜大会を実施することとし、その
ために年の前半は関わりのある教会での説明会などによる広報活
動を実施。8 月からは、年末のプレゼントとバザーでの親睦と活動
厳しい労働環境におかれる船員さんたちを知ってください
港に訪れる船は、横浜港だけで年間20万隻。横
浜教区には川崎、清水などたくさんの港がありま
す。 横浜教区のAOSは、
ミサの奉仕、市街への
資金の自己調達を目指してヨットパーカーの販売を企画しました。
送迎、クリスマスプレゼント配布など、様々な船員
奉仕を行っています。私たちの活動と船員さんの
厳しい状況を知って頂くために、横浜AOSの集
4 月後半には、AOS 横浜大会の申込書とポスターが完成しました。
配布発送数ポスター210 部、申込書 630 部
いを開催します。横浜港を巡りながら、船員奉仕を
まなぶ1日に是非ご参加ください。
日時:7月19日(月曜)10時∼17時
集合:末吉町教会(車で横浜港へ移動し港の様子を見学します)
港訪問後、船員さんの状況、AOSの活動などを分かち合います。
※車での移動の関係で事前申し込みが必要です 締め切り6月末
※昼食はシーメンズクラブでとります。
(費用各自負担)
5月
5 月 23 日菊名教会訪問:ミサの後 AOS の概要についてご説明。
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YOKOHAMA
URL:http://aosyokohama.jp/
別室にてスンホよりより詳しい活動内容や船員さん
達の状況を説明。多くの方々から、支援やボランティ
アの申し出を頂き、とても心強い気持ちになりました。
6月
6月1日大船教会訪問:久我神父様が事前に、聖書の
箇所を選んで参加者の皆さんに、神様の目から見れば
全ての人が旅人である、皆さんも仲間の一人として
AOSのお話を聞いてください。
(要約)とお話しくださ
り、とても話しやすいスタートが切れました。参加者
の皆様は35名ほど、神父様と私以外は全て女性の方々!いつもの、パワーポイントをプリント
してお配りして、船員さんのことAOSの活動のことをお話ししました。伊東さんからも川崎の活
動について、色々とお話をいただきAOS活動のいろいろな面を知って頂く機会になったと思いま
す。皆さん熱心にお話を聞いてくださり、とても充実した時間でした。
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
6月6日末吉町教会バザー参加:林がお邪魔させていただき、末吉町のバザーに出店しました。
入口の一番良い場所にダルクとテーブルを頂きました。ポロシャツやTシャツなどを販売させ
ていただき¥8,500の売上でした。子供用はご婦人が
自分用として買われたのが大半で、今後は女性用の
売り方も大切だと感じました。
6 月 20 日磯子教会訪問:ミサの後お時間を頂き聖
堂にて AOS の説明を行いました。中川から概要を説
明し、青木がパネルを使って AOS の活動について説
明しました。ミサに参加されたほとんどの方が残っ
て下さり、熱心にお聞きいただきました。説明後も、
多くのご質問をいただきました。
AOS 横浜大会のポスターが全国(1,700 部)の関連
教会などに配布されました。
AOS の担当司教様として、大阪教区の松浦・補佐
司教様がご着任されました。前担当司教様の谷司教
様は正義と平和協議会担当にご移動となられました。
6 月 10 日東京でも AOS 東京大会が開催された。
7月
7 月 19 日 AOS 横浜大会が開催されました。前日ま
で事前準備に追われましたが、参加者は 68 名の大所
帯。直前にマイクロバスを 2 台手配し、運転ボラン
ティアとして内木さん、小島さんにご協力いただき、
AOS 車両も参加という大変大がかりなイベントとな
りました。当日は、参加者のみなさんが普段聞いて
いる AOS の活動や港の状況が見られるとあって、な
んとなくうきうきとして印象です。出発の点呼も
早々に一路、大黒ふ頭に向かって出発、車中では AOS
の活動や船員さん達の状況。そして、制限区域内で
ある埠頭に入るための諸注意などがバスガイドよろしく説明されました。前日から、スンホや
デイブが船を訪問しあらかじめ訪問可能な船をピックアップしてくれたお陰で、埠頭に到着後
は船を見ながら、様々な船員さん達の状況が説明できました。参加者の中にフィリピン出身の
ご家族がいたのですが、訪問した船が偶然にもフィリピン人の乗り組み船で、同胞の偶然の出
会いに皆大はしゃぎ。写真を撮ったり母国語で話したりと、船員さん達にとっても思い出深い
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
出会いであったと思います。そして、一行は二手に別れ、本牧のシーメンズセンターと大黒の
シーメンズセンターに向かいました。途中それぞれ、この日招待した船員さん達をピックアッ
プして、船員さんをそれぞれのテーブルにお招きして昼食会を開催しました。得意の英会話で
いろいろな話をする方、限られた単語を駆使して友達になろうと努力する方など、みなさん大
切なお客様をもてなそうと努力されている姿がとても印象的でした。最後に、船員さんからお
礼の挨拶やプレゼントがあり。小さな交流が生まれ、皆はしゃぎながら写真を撮っていました。
船員さんと別れて、一行は末吉町教会に集合。聖堂に集まると、まずはグループに分かれて見
たこと、感じたことを話し合いました。そして、着任さ
れました松浦司教様から小さな人々と共に寄り添うこ
との大切さをお話しいただき。それぞれのグループで話
し合われた内容を発表しました。年々参加者が増加する
のが、うれしい悩みですが、AOS 横浜にとっても多くの
方々に支えられていることを実感するとても大切な一
日になりました。
7 月 10 日には神戸でも AOS 神戸大会が開催。
8月
訪船活動は休み無く行われていますが、運営支援関係
は小休止。秋のバザーシーズンに向けて、ヨットパーカ
ーの種類や色やサイズなどを検討しました。資金が潤沢
にあればよいのですが、なにせ貧乏所帯のため、色もサ
イズも厳選しなくてはなりません。これが大きな悩みで
す。また、車両関係で前輪タイヤのすり減りが激しいの
で、冬に備えて2本交換しました。
ソマリア沖での海賊撲滅キャンペーンとして世界的
な労働組織 ITF から署名の呼びかけに参加しました。
9月
AOS の事務所を置かせていただいている末吉町教会の
建て替えに伴って、AOS の要望などについて検討させて
いただきました。末吉町教会様には、これまでも多大な
ご協力を頂いており、今後ともご理解いただきながらご
協力いただけるよう検討しました。
ヨットパーカーの仕様も決まり正式発注。
新車両の車検整備完了。洗車清掃をボランティアで行っていただきました。
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
10 月
10 月 6 日(水)
7 日(木) AOS船員司牧全国会議:
全国の港で活動する AOS のメンバーが一堂に集ま
り、日頃の活動状況や船員さんの状況などを共有し
ながら、互いに連携できることなど 2 日間にわたっ
て協議しました。指導司教である松浦司教様を中心
に様々な討議がおこなわれましたが、今回は全日本
船員組合、名古屋税関の方にお越し頂き、それぞれ
の立場から状況をお話頂きました。最終日の午後は
名古屋港で活動される山口神父様に案内いただき、
名古屋港を見学しました。
10月23日24日山手教会バザー参加:土曜は林、保
土ヶ谷教会岡田さんにお手伝いいただき、日曜はサ
ーラの皆さんと西住、深堀、スンホ、青木の家族で
頑張りました。結果は土曜13着、日曜18着、予約4
着で、二日で35着でした。やはり緑が一番人気でつ
いでグレー、日曜は意外と青も興味示す方がいた感
じです。
10月24日二俣川教会バザー参加:保土ヶ谷教会委
員長の平島さん、同壮年会長の岡田さんに販売のお
手伝いを頂きました。緑は10着売れて在庫切れとな
り、嬉しい悲鳴でした。
10月25日訪船活動を行っているAOS車両が、船を
埠頭に泊めておくためのボラードという設備に接
触する事後が発生、事故修理をおこないました。被
害は車だけで人のけがや他の設備の損傷はありま
せんでした。
たくさんの方々から、帽子や歯ブラシ石けんなど
が届き始めました。ある方は個人で、ある方は教会
全体で、いろいろな方が、あったこともない船員さ
んのために届けて下さいます。中にはオリジナルの
カードを添えて下さる方もいらっしゃいます。
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AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
11 月
11月7日大船教会古着販売参加:周りが古着ばかりという厳し
い状況の中伊東と大船教会有志のみなさんにお手伝いいただき
11着販売いたしました。
11月7日三笠教会バザー参加:青木一族で販売。川嶋さんが柚子
を1ケース提供くださりおまけをつける作戦でしたが、反応の鈍
さに作戦変更!柚子だけを売って2,910円を売り上げたものの
ヨットパーカーは健闘むなしく5着の成果でした。
11月14日保土ヶ谷教会バザー参加:林を中心に保土ヶ谷教会
の皆様にご協力いただき販売し9着を販売しました。
11月21日溝口教会バザー参加:青木が伺い、ミサの中で皆様
にご説明させていただき、入り口の一番良いところに机を用意
していただきました。とても関心を持って接して下さり、19着
に信徒の皆様からご寄付を11,108円いただきました。
11月21日磯子教会バザー参加:林が伺わせていただき、13着
販売いたしました。準備を含め教会委員長の服部様を始め磯子
教会の多くの方々にお手伝いいただきました。
プレゼントのご寄付も続々と集まって、月の半ばくらいから
船員さんに渡し始めています。また、来年のカレンダーも少し
ずつご寄付が始まりました。
12 月
12月5日二俣川教会ミニバザー参加:林が伺い、今年2度目の
参加です。販売数は1着でしたが、たくさんの方にお手伝いいた
だきました。
12月5日末吉町教会ミニバザー参加:青木が伺い、今年2度目
の参加です。最初不人気だった青のヨットパーカーですが、結
構女性に人気です。
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
12月10日学校の先生からの問い合わせから始まった交
流も今年で2年目。聖光学院AOS説明会:昨年から年末の
プレゼント作業に参加してくれている聖光学院にお邪魔
して、テストが終わったばかりの学生さん達にAOSの説明
をしました。
12月14日
昨年から始まった聖光学院中学高等学校の
生徒さんとの交流。昨年は、生徒さんに訪船をしてもら
いましたが、今年は韓国の砲撃事件もあり訪船は自粛と
なりました。かわりに今年は、船員さんへのプレゼント
を作ってもらうお手伝いをお願いしました。吉田先生と
斎藤先生にご指導いただきながら、まず金曜日に、AOS
や船員さんの状況などを1時間ほど生徒のみなさんに説
明して、ディスカッションを行いました。中にはお父さ
んが船会社に勤める生徒さんもいて活発な意見交換が行
われました。
15日の土曜日にふたたび集合し、船員さん達へのプレ
ゼントの袋詰めを手伝っていただきました。皆さん頭を
ひねりながら得意の英語でカードに入れる英文を検討し
すべてにカラフルな手作りカードを入れて下さいました。
そして、いろいろ作業効率を考えながら364個のプレゼン
トを作ってくださいました。皆一所懸命取り組んでくだ
さり、下校時間ぎりぎりまで頑張ってくださいました。
12月19日末吉町教会で500個ほど船員さん達のプレゼ
ントづくりをしました。AOSメンバーはもちろん千木良さ
んや偶然いらした信徒のみなさんも手伝って下さり、フ
ィリピンメンバーからは食事の差し入れまでしていただ
きました。本当に感謝の一日でした。
9
私たちは来航する船員さんに奉仕します
年末のプレゼント訪船
日
船名
乗組員国籍
配布数
10
Asian Jupitar
MM
20
King Fisher
PH
18
Becky
PH
15
Taiheiyo Ariadne
PH; EU
22
Asina Harmony
PH ,Japan
19
North Pole
PH
18
EdamGracht
PH+Duthch
15
T.Y green
PH+ Kr
14
YM People
PH
19
MARGUELITE ACE
PH
22
13
15
17
18
20
+Thai
Noshi3ro
22
Fisrt Bright
19
South Islander
20
Coment Ace
19
?
20
Zambales
Filippino
20
Jasmine ace
Chinese
22
Pac antaqes
Chinese,Polish,Fillippino
24
King fisher
Filippino
18
Future wind
Filippino
19
Morning Mermaid
Filippino
22
Delia
Filippino
12
Agros
UK+ Ph
20
Antwepen Express
Dutch,German,Ph
22
Ligurao
Chinese
21
Future Ace
Fillippino
19
Kibi
Fillippino
22
Ivory Ace
Kr+ Ph
18
Franbo Progress
MM+ Indonesia
17
Eastern Princess
PH
19
Princess
PH
18
Saga Horizon
PH+indian
27
Kyowa Hibiscus
Kr+ Ph
19
Kyowa Cattleya
Kr+ Ph
19
Utopia Ace
Kr+ MM
20
Trans Future 2
Kr+ MM
23
Grand Hero
Kr+ PH
21
Sky Aurora
Kr+MM
17
27
Eternity Ocean
Thai
20
29
Muroto
PH
20
合計
781
22
23
24
25
26
10
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
全国のAOSメンバーが感じている船員さん達の状況
最近感じた港、船員さん、船などの環境変化
・―停泊時間の縮小、それが原因か船員さんたちと話す
時間がなくなってきている(神戸)
・保安関係の取り締まり強化により、入構が厳しい。
・埠頭近辺の公衆電話の撤去により、船員にとって家族
との通信手段が不便になっている。
・ 停泊時間の短縮化、船員一人に掛かる労働の過剰。
・ 地球環境の変化により海上が年中荒れること等、船員
の疲労やストレスが目立ち、休息の必要性が高い。
・船内ミサに対する望みが薄く、時間もなく依頼される
回数が減少している
(東京)
・停泊時間が短くなった。
・船員センターの営業時間及び船員へのサービスの縮小
・ソマリアの海賊の問題。被害を受けた船員との出会い。
・船の無線インターネットの普及による船員のセンター
へのニーズ、及び上陸理由の変化
・船会社、国籍等によって船上の環境や、契約期間、船
員への福利の差が広まっている。(横浜)
年間の訪船活動(推計)
横浜港
約720隻
接触人数約14,400人(乗船人員20名として試算)
横浜港来港船数
9,226隻(横浜税関平成21年貿易統計)
推定乗組員数
184,520人
川崎港
96隻
接触人数約1,920人(乗船人員20名として試算)
川崎港来港船数
2,662隻
11
推定乗組員数
53,240人
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私たちは来航する船員さんに奉仕します
ご協力いただいたご寄付団体等
ご紹介させていただく団体様、個人様からは霊的なご
協力に始まり、人的支援、物的支援、金銭的支援などが
含まれます。お一人様で毛糸の帽子や金銭的なご寄付も
して下さるなど様々な形でかかわって下さる場合がほ
とんどです。また、今回ご紹介させていただいた方以外
にも、匿名の方など目に見えない形で支えて下さる方も
たくさんいます。そうしたすべての方に感謝しながら、
分かる範囲でご紹介させていただきます。
特に船上ミサなど霊的支援にご協力いただいている多くの神父様に心より御礼申し上げます。
カトリック横浜司教区様
カトリック貝塚教会様
カトリック戸部教会様
カトリック藤が丘教会
カトリック藤が丘教会
エリザベット会様
カトリック溝口教会様
福音宣教部様
カトリック鶴見教会
カトリック末吉町教会様
カトリック山手教会様
カトリック港南教会様
カトリック磯子教会様
カトリック金沢教会様
カトリック三笠教会様
カトリック保土ヶ谷教会様
カトリック二俣川教会様
カトリック戸塚教会様
カトリック梶ヶ谷教会様
カトリック大船教会様
カトリック雪ノ下教会様
カトリック由比ガ浜教会様
カトリック逗子教会様
カトリック藤沢教会様
カトリック藤沢教会
聖ビンセンシオ・ア・パウロ会様
カトリック茅ヶ崎教会様
カトリック大磯教会様
カトリック富士吉田教会様
カトリック沼田教会
女子パウロ会様
ナザレ修道院様
古川神父様
オスカル神父様
ジャック神父様
井上様
長谷川様
関様
カトリック焼津教会様
船員さんに帽子を送る会様
聖光学院中学校高等学校様
アダム神父様
バーク神父様
Sr.鮫島様
東海林様
村田様
高橋様
馬場様
小田様
戸塚様
手塚様
植木様
兼松様
金様
肥沼様
内藤様
岸様
加藤様
高野様
12
カトリック港南教会様
吉田様
斎藤様
岡野様
吉田様
千木良様
溝口様
佐橋様
田辺様
金岡様
美頭様
服部様
内木様
雲田様
井上様
浦越様
古川様
小島様
吉見様
手束様
井口様
岩本様
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
AOS横浜の運営体制
私たちは、毎月1回程度委員会を開催し、船員さん達の状況や支援のあり方などを話し合ってお
ります。訪船活動では、スンホ、デイブ(横浜港)本柳神父、Sr.柏木、伊東(川崎港)以上の
メンバーがフロントラインとして中心に活動し、他のメンバーは広報活動、財政管理、対外折
衝などを担っています。
注)AOS横浜は、横浜港、川崎港の活動を含む団体としての総称です。
指導司祭
本柳神父様(カトリック貝塚教会)大橋神父様(カトリック末吉町教会)
AOS横浜委員会委員長
林
好(カトリック保土ヶ谷教会)
同
委員
Sr.柏木
同
委員
スンホ・キム(カトリック信徒宣教者)
同
委員
デイブ・オチネロ(カトリック山手教会)
同
委員
西住
哲司(カトリック山手教会)
同
委員
深掘
和雄(カトリック磯子教会)
同
委員
戸田
義彦(カトリック磯子教会)
同
委員
中川
克美(カトリック磯子教会)
同
委員
伊東
和子(カトリック大船教会)
同
委員
青木
淳(カトリック山手教会)
AOS 横浜の今後の活動について
訪船活動を中心に、船員さんをフォローする人材を増やしていくのが中長期的な課題です。
船員さん達に接するには、港湾関係者との定期的な接触を含む信頼関係の醸成が不可欠で、語
学だけでなく継続的で自律的に活動でき、法令を遵守するため、誤った行動を取らないように
配慮する必要もあります。このような人材が参加できる環境整備が重要と考えています。
また、訪船活動を行うフロントラインのメンバーの負担を軽減するためのパイプ役が多くい
ることが船員さん達の奉仕にとても重要です。例えば、船でのミサを依頼されたとき、複数の
神父様に打診をしてピックアップから帰りまでをコーディネートできれば・・、多人数の送迎
が必要になったとき車を出せる人をコーディネートできれば・・このような支援体制によって
より多くの船員さんに奉仕できる環境を整えることができます。
本年も年の前半はいろいろな教会での説明会やご支援のお願いを行いながら 7 月の AOS 大会
の開催に向けて準備を行い、年の後半はプレゼントの準備、バザーへの参加などを行って行き
ます。今年も、皆様へは様々な形でご支援をお願いすることになるかと思いますが、何卒ご理
解ご協力お願い申し上げます。
13
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
AOS 横浜の会計報告
支出
科目
行事費
図書資料費支出
収入
決算額
科目
122,075 ミサ献金収入
49,665 本部補助金収入
決算額
0
700,000
消耗備品費
439,093 バザー収入
369,610
通信費
148,918 一般寄付金収入
772,681
渉外費
22,560
旅費交通費
184,288
自動車諸経費
812,976
会議費
合計
61,000
1,840,575
1,842,291
特記事項
支出関係の多くは自動車諸経費です。この金額には AOS 車
両の整備費や保険料、必要設備の購入費にあてられました。
次に多いのは、消耗備品費で文具関係の購入費やバザーで
販売する品物の購入にあてられました。行事費は、AOS 大
会の準備や当日の物品の購入費レンタカー代などが含まれ
ます。消耗備品費、行事費の多くはバザー収入と一般寄付
金収入の参加費などで相殺されています。AOS の日常活動
は、横浜司教区様の補助金と一般寄付金で賄われています。
14
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS の広報活動
この 1 年間で 5 回のニュースを発行しました。できるだけ多くの方にお配りするよう努力して
いますが、通信費などの負担も多いため、E メールをご利用頂ける方はメールにて送付させて頂
きます。また、AOS 横浜の Web サイトからもダウンロード可能です。
日 本 カトリック 難 民 移 住 移 動 者 委 員 会 横 浜 教 区 船 員 司 牧
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!"# $%&# 2 0 1 0 年 0 2月 No.
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私 た ち は 、横 浜 に 入 港 す る 船 員 の 方 々 に 奉 仕 し て い ま す
日 本 カトリック 難 民 移 住 移 動 者 委 員 会 横 浜 教 区 船 員 司 牧
!"# $%&# 2 0 1 0 年 0 2月 No.
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私 た ち は 、横 浜 に 入 港 す る 船 員 の 方 々 に 奉 仕 し て い ま す
AOS2009年度活動報告
AOSの新車両が導入されました
皆様の善意に支えられ、多くの船員さんに奉仕できました。
横浜港でAOS研修会
横浜教区のご支援により、新しい活動がスタートします
横浜AOSの2009年の活動をご報告します。言うまでもなく、横浜港の船員司牧活動はAOSのメンバーだけでな
く、ひろく信者の皆さまに支えられています。今後ともよろしくご協力いただきますようお願いします。
▽訪船活動
AOS活動の中心のひとつは、入港する外国船への訪問と船から市内などへの船員さんの送迎です。
2009年は8人がボランティアとして訪船、送迎に当たりました。ボランティアの人数が増えれば、それだけ多く訪船、
送迎ができます。多くの皆さまの参加をお願いします。訪船、送迎などの内訳は以下の通りでした。
訪問船舶約770隻。船上でのミサ18回(協力司祭4名)。市内の教会でのミサへの船員さんの送迎10回。買い物、
銀行、シーメンズクラブなど各種施設への船員さんの送迎120回。医療関係機関への同行2回。その他、労務相談など。
昨年はまた、韓国インチョンで開かれたAOSの全国大会(日韓AOS会議も同時開催)、フィリピンで開催されたAO
S東アジア・東南アジア会議に代表を派遣しました。
たくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。
2010年2月20日これまで15年間使っていたAOSの車両が排ガス規制のために使えなくなり、新車両を導入しました。
総勢10名が乗れる車両です。車の専門家のボランティアが探してくれた車は中古車なのにまるで新品のようで、皆びっくり
です。今回の新車両については、梅村司教様のご指導のもと、横浜教区のご支援がなければ実現しませんでした。車両が
使えなくなる事が分かってからも、どうすればよいのか分からず活動が危ぶまれる中、救いの手のさしのべて下さったのが
横浜教区でした。本当に、ありがとうございました。そして、教区事務所の古川神父様に、車両の祝別(中古なので新しいス
テッカーに)して頂くことが出来ました。これから、約10年15万キロを目指して、新車両は船員さんたちのために走り始
めます。 すでに納車の20日から船に向かいました。
今年もプレゼントとカレンダーの配布も一段落し、普段の訪
船がはじまっています。世界的に貧困な地域の方々の船員さん
が多くなり、港での停泊時間も短縮化の一途をたどる環境の中
で、横浜港全体でも大きな関心をよせている船員さんたちへ
の奉仕は、多くの皆様方のご支援で成り立っています。今後も、
毛糸の帽子を作ってくださる方、カレンダーを集めて下さる方
、船への訪問や裏方を引き受けて下さる方を募集しています
ので、よろしくお願い申し上げます。
▽クリスマス プレゼント
横浜市、川崎市のカトリック教会を中心に、ニット帽、タオル、セッケン、ヒゲソリなどのクリスマス プレゼントを準備して
いただき、訪船の際に計650個(帽子と他の品のセット、帽子だけ)をプレゼントすることができました。
このほか教会の皆さまや事業所などから提供いただいた2010年のカレンダー約1000枚もプレゼントしました。
訪船、送迎、プレゼントを通して、延べで約1万人の船員さんたちとかかわったことになる計算です。
AOS活動は教区からの予算、皆さまからのご寄付に支えられていますが、船員さんたちからの寄付もいただいていま
す。2009年はTシャツの販売代金、ミサ献金も含みますが約39,000円のご寄付を船員さんたちからいただきました。
▽広報活動
7月12日には、信者さん向けにAOS活動を知っていただくための研修会を開催しました。40人が参加し、横浜港を
見学し、船員さんからのお話をうかがいました。その後、末吉町教会でAOS活動の説明会がありました。2010年も7
月19日の海の日に開催予定です。
このほか、末吉町教会の日曜学校の皆さん(26人)、また聖光学園(横浜市中区)の生徒さん(17人)が港を訪問する
お手伝いもしました。第3地区の各教会のバザーにも参加し、2008年につづきTシャツの販売もしました。
ニュースを定期的に発行し、小教区にお送りしているほか、インターネットのウェブでもニュースをご覧いただけます。
2 0 1 0 年 0 8月 No.
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私 た ち は 、横 浜 に 入 港 す る 船 員 の 方 々 に 奉 仕 し て い ま す
7月19日の海の日、横浜教区の船員司牧(AOS)委員会による研修会が横浜港で行われました。70人近い参加者は、ちょうど入港していた外国船の
船員さんたちと交流する機会も持ち、船員司牧についての理解を深めました。カトリック中央協議会で難民移住移動者委員会を担当する松浦悟郎補佐司教
(大阪教区)も駆けつけてくださいました。
この日、参加者はまず横浜市中心部に近い末吉町教会に集合。バスに分乗して、大型の自動車運搬船などが寄港する大黒埠頭へ。一般の人たちは立ち入
ることができない埠頭に入る許可を得て、巨大なビルのような運搬船の姿を目の当たりにしました。
その後は、大黒埠頭と本牧埠頭それぞれに近い二つの施設に別れての昼食会。大黒サイドでは、韓国人の船長さん、ミャンマー人の若い船員さんなど6
人が加わり、本牧側にはフィリピンの船員さん6人が合流してくれました。
「恋人
は?」
「船の上で辛いことは?」船員さん一人を数人ずつのグループが囲み、<取
材>するような格好で交流を深めました。
昼食後は、再び末吉町教会で合流。横浜AOSの中心メンバーであるキム・
スンホさんの実際の訪船の話を聞いた後、各グループの代表が船員さんへの取
材内容を披露しました。
「一番してほしいことを尋ねたら『祈ってほしい』という
返事が返ってきた」
「海賊を心配していた」
「仕事が終わった後のドリンクが楽し
みだと聞いた」
「国籍でお給料も違うようだ」などなど…。ほとんどの参加者にと
って初めて接する外国人船員さんとの交流が活き活きと紹介されました。
参加者の中からは後日、横浜港での訪船活動への参加者も生まれました。今
AOS事務局
後も継続的な研修の場が持たれるなら、船員司牧活動が一段と活発になること
でしょう。 AOS事務局
最新ニュースはWebサイトで・・・ http://www.aosyokohama.jp/
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最新ニュースはWebサイトで・・・ http://www.aosyokohama.jp/
AOS横浜では皆様からのご寄付をお願いしています 横浜銀行 本牧支店 口座番号1375867 AOS横浜まで
AOS横浜では皆様からのご寄付をお願いしています 横浜銀行 本牧支店 口座番号1375867 AOS横浜まで
AOS横浜では皆様からのご寄付をお願いしています 横浜銀行 本牧支店 口座番号1375867 AOS横浜まで
日 本 カトリック 難 民 移 住 移 動 者 委 員 会 横 浜 教 区 船 員 司 牧
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私 た ち は 、横 浜 に 入 港 す る 船 員 の 方 々 に 奉 仕 し て い ま す
2 0 1 0 年 0 9月 No.
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私 た ち は 、横 浜 に 入 港 す る 船 員 の 方 々 に 奉 仕 し て い ま す
AOS横浜の活動資金を集めるために、
今年は、ヨットパーカーを売ることになりました。
皆様の教会で、販売の機会を与えていただけませんか?
年末年始に向けて横浜港、川崎港に来港する船員のみなさんに
プレゼントとカレンダーをお届けします。
皆様のご協力をお願いいたします。
AOS横浜では、例年横浜港と川崎港に来港する船員さん達に、クリスマスプレゼ
ントとカレンダーを送っています。長期の乗り組みで国に帰ることも出来ない船員
さん達に、すこしでもクリスマス気分を味わってもらいたいと願って始めた活動で
すが、昨年は600名以上の船員さんに届けることが出来ました。今年も、皆様のご協
力によって、船員さんの笑顔を1人でも多く見ることが出来るよう頑張っていきます
ので、ご協力お願いいたします。 AOS事務局
こんなプレゼントを集めています。
AOS横浜では、その活動資金を横浜教区からの支援、様々な教会や個人の皆様の寄付に頼っています。私たちは、
毛糸の帽子
新品の石けん
新品の歯ブラシ
新品のタオル
出来るだけ、編み目の詰まった
ものが喜ばれます。
長く使うので、普通の
石けんを渡します。
長く使うので、市販の
歯ブラシを渡します。
ソフト地のものが
よろこばれます。
2年前から少しでも、自立した資金を確保するために、小教区にお邪魔して、Tシャツなどを売って、資金作りをしてき
ました。今年は、AOSのロゴが入ったヨットパーカーを制作して、バザーなどで販売していきたいと考えています。
AOSのスタッフがお邪魔してバザーやミサの後にAOSのヨットパーカーを売らせていただけませんか?
・ご連絡いただきましたら日程を調整して、スタッフが伺います。
ご協力いただける皆様で、バザーやミサの後にAOSのヨットパーカーを売っていただけませんか?
・商品とAOS活動のわかるパネルを一緒にお届けします。
ボランティアでご協力いただける方がいらっしゃれば大変助かります。
英語の本
日本的なお土産
古本でもOK。英語の雑誌も
喜ばれます。
故郷に持ち帰る方も
います。
2011年のカレンダー
今年は、前開きのヨットパーカーを作
りました。右胸と背中にAOSオリジナ
ルマークがついています。
色は、
グレー、
ブリティッシュグリーン、
ブルーの3色。お子様用には水色を用
意しました。
大人用 3,000円(予定)
子供用 2,500円(予定)
お 問い合せは
090-4204-7378 山手教会 青木
0 9 0 - 3 3 3 9 - 9 5 5 0 保 土ヶ谷 教 会 林
11月から配りますので
早めにいただけると助かります。
送 付 先 カトリック山 手 教 会 気 付 A O S 横 浜 宛
〒2 3 1 - 0 8 6 2 神 奈 川 県 横 浜 市 中 区 山 手 町 4 4 番 地
TEL 045-641-0735
お 問い合せは
090-4204-7378 山手教会 青木
0 9 0 - 3 3 3 9 - 9 5 5 0 保 土ヶ谷 教 会 林
最新ニュースはWebサイトで・・・ http://www.aosyokohama.jp/
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AOS横浜では皆様からのご寄付をお願いしています 横浜銀行 本牧支店 口座番号1375867 AOS横浜まで
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APOSTLESHIP
OF THE SEA
YO K O H A M A
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YO K O H A M A
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YOKOHAMA
船員は私たちの
暮らしを支えています?
ヨコハマに来る船員たちは
どんな人たちでしょう?
ヨコハマに来る船員の方々に奉仕する
船員司牧AOSとは
AOSはカトリック教会に属す
現在一般的な貨物船の乗組員は
輸出入を合わせた日本の貿易量
る世界的な組織で、世界各地で
20 名です。ほとんどの場合、
は、年間 9 億トン以上。この内
船員達を訪問し歓迎して、福利
契約雇用で、一度船に乗ると
99.7%を船、残りを航空機が運
厚生や心のケアを目的とした奉
8 ヶ月から 1 年帰ることが出来
んでいます。
仕活動をしています。
ません。
横浜港に来る船舶
船員さんの状況
横浜・川崎AOSの主な活動
日本船主協会調べ
どのくらいの船な来ていると思いますか?
訪船活動 (ほうせんかつどう)
訪船活動(ほうせんかつどう)は、AOSにとって最も重要な活動です。船員さん
達に接することで、様々なニーズをお聞きして、私たちに出来るサービスを提供
します。中でも最も重視しているのが話すことです。狭い船の中で限られた人数
の人々と暮らさなくてはならない船員さん達にとって、入港した港で見知らぬ誰
かが気にかけてくれると言うことはとても大きな心の支えになります。
典礼と霊的奉仕 (てんれいとれいてきほうし)
船員さんたちの出
身国はさまざまで
す。キリスト教国
の方には、ご要望
に応じて船でのミ
サの実施、英語ミ
サへの送迎、祝別
などの霊的奉仕を
おこないます。
AOS大会 (えーおーえすたいかい)
年に 1 回、横浜教
区の皆さんに、船
員さん達のを知っ
て頂くための大会
を開催していま
す。港を見ながら、
船員さんの生活や
思いを皆さんと共
有します。
送迎奉仕 (そうげいほうし)
食料の買い出し、祖
国に家族にお土産を
買いたい、病院に行
きたい、送金をした
いなど、港からなか
なか外に出られない
船員さん達の希望を
助けます。
年末奉仕 (ねんまつほうし)
船員さんの精神的状況 (せんいんさんのせいしんてきじょうきょう)
毎年 10 月の終わりか
ら 1 月にかけて、船
員さんへ、クリスマ
スプレゼントとカレ
ンダーを届けていま
す。毛糸の帽子や石
けん、歯ブラシなど
の寄付を届けます。
・長期間の契約による家族との別離
・多国籍乗り組みによるストレス(宗教、文化、言語の違う人が乗り組む)
・狭い環境でストレスが発散出来ない
・社会から隔離されている
・テロ防止の点から上陸を規制される港が増えた
日曜学校やボラン
ティア研修の一環と
して、希望団体があ
れば、AOS活動や
船への訪問、クリス
マスプレゼントの配
布を手伝ってもらっ
たりします。
AOSは世界的組織
であるため、世界大
会やアジア地区大会、
国内AOS大会をお
こない、船員さんの
現状を把握し、活動
にフィードバックし
ています。
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YOKOHAMA
隻数
(隻)
92
9,134
9,226
純トン数
(トン)
2,382,915
99,081,192
101,464,107
横浜税関統計資料 横 浜 港 外 国 貿 易 船 入 港 隻 数より
停泊時間は平均 16 時間
(横浜港湾局入出港予定情報 2010 年より)客船も含むため
時間は長め 2009 年 8 月の外航貨物船のみで平均 3 時間
1 隻に約 20 名の船員さんがいます。そ
うすると、横浜に来ている船員さん達は
年間 18 万 2,680 人です。
船員さんの経済的状況 (せんいんさんのけいざいてきじょうきょう)
・企業は効率的な運行のみを優先
・より給与の安い国の人々が船員になる
・ほとんどが単年度契約で先の保証がない
・怪我や病気の保証もなく、ひどい場合にはクビに・・
ご協力いただいて
いる教会を巡回
し、確証教区の皆
様に、
AOS活動
を知っていただ
き、協力や、心の
支援をお願いして
います。
15
日 本
外 国
計
・24時間労働しているのと同じ
・きつい労働環境
・狭く、汚い生活環境
・危険な環境(自然災害+海賊+戦争地域)
・新鮮な野菜や果物がない。運動が出来ない。
他の港との交流 (たのみなととのこうりゅう)
AOS説明会 (えーおーえすせつめいかい)
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YOKOHAMA
国 籍
船員さんの肉体的状況 (せんいんさんのにくたいてきじょうきょう)
勉強会 (べんきょうかい)
約 10 億トンの物資の内
96.65%を外国の船が運ん
でいます
横浜港に来る船の 99.72%が
外国の船です
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YO K O H A M A
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YO K O H A M A
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YO K O H A M A
APOSTLESHIP
OF THE SEA
YO K O H A M A
私たちは来航する船員さんに奉仕します
AOS YOKOHAMA / AOS KAWASAKI
AOS 活動の歴史
AOS 活動の経過
1. 1986 年教会の司教による協定を結ぶ。
①
②
③
④
Apostleship of the Sea(カトリック教会・船員司牧),
The Mission to Seamen(聖公会・船員司牧で日本聖公会とは別宗教法人),
Deustsche seemannsmission (ドイツ船員司牧教会・ドイツのプロテスタント諸教会による船員司牧)
Dansk Somandskirke (デンマークの船員司牧教会・デンマークのプロテスタント諸教会による船員司牧)
が協定を結び、中区山下町 MTS 所有のフライング・エンジェル(シーメンスクラブ)で共同司牧を開始
(この協定後③、④は数年後、活動を中止し、日本から撤退)。1992 年 AOS 担当司祭 Fr.Wellens 死去(Team
司祭たちが継ぐ)
2. 1992 年 AOS 担当司祭 Fr.Wellens 死去(暫くは 3 人の司祭による活動の継承)
3. 1994 年から担当司祭
Fr.レイモンド専任となる
4. 2007 年 AOS 横浜委員会発足
5. 7 月∼11 月日曜日シーメンズセンターでの AOS ボランティアセンター運営
回数
19 回
ボランティア参加者
船数
94 隻
船員数
延べ 120 名
540 人
(年間シーメンズセンター訪問船員数
約 7000 名)
※ 比較:横浜港に来る外航船 11,506 隻(平成 18 年度横浜市統計)
※ 横浜港に来る外航船の船員数:推定 22 万人
6. 2007 年 12 月末
レイモンド神父様任期終了
7. 2008 年 4 月 13 日シーメンズセンターでのボランティア開始
8. 4 月 17 日 MTS シーメンズセンター閉鎖
9. 訪船活動を中心に、組織を再構成し現在に至る
おわりに
多くの方々のご支援により来年は活動開始 25 周年を迎えることになります。この間の船員さ
ん達の状況変化は少しずつ悪化しています。ひとつは停泊時間が短くなり(2010 年 8 月の平均
入港時間は 3 時間)十分な休息がない状況が進んでいること。もう一つは、船員さんが途上国
の人々で占められているため、日本ではお金を有効に利用できない事です。
(自国の労働賃金ベ
ースでは日本での買い物はとても高くしかも、輸出入で寄港する港の多くは先進国です。その
ため、歯ブラシなど生活必需品を高い値段で買うことになる。)私たちの生活を支える物資の
98%以上が船によって運ばれています。私たちの生活は、船員さん達が支えています。これか
らも AOS 横浜は横浜港、川崎港を中心に少しでも多くの船員さん達とふれあい、励まし、役立
てることを目指していきたいと思います。今後とも、ご指導、ご配慮いただきますようお願い
申し上げます。
AOS 横浜
16
委員会
一同
Fly UP