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練習8 図のように正九角形ABCDEFGHIの各頂点から
練習8 図のように正九角形ABCDEFGHIの各頂点から最も長い対角線を 2本ずつ引きました。図の影をつけた部分の周囲の長さが のとき、 正九角形と影をつけた部分との面積の差を求めなさい。 練習8 解き方) A~Iの各点は円周上にあるので、円周角の定理が使えます。 3 1辺が の正三角形の面積をSとおくと、S = です。 4 この正九角形に外接する円を考え、その中心をOとする。 360° 弧EFに着目して、中心角∠EOF = = 40°であることがわかるので 9 1 同一弧上の円周角である∠EAF = × 40° = 20°となる。 2 また、弧IHGF上の円周角∠IEFを考えると、円周角の大きさは弧の 長さに比例するので、∠IEF = 3 × ∠EAF = 60°となる。 図形の対称性から、∠BFE=60°となるので、EIとFBの交点をQとすると △ EQFは正三角形になる。 O Q 『影をつけた部分の周囲の長さが36 』より 36 4 EQ + QF = =4 となり、1個の正三角形の1辺 = =2 9 2 正九角形と影をつけた部分の面積の差=9個の正三角形の面積の和 3 =9 × ×2 =9 3 ・・・(答 4 【埼玉県の数学 ☆解法のポイント:22~25】 22)2次関数と1次関数を組み合わせた図形問題では、放物線(2次関数)と直線(1次関数)との交点を求めて、 そこから 軸(あるいは 軸)に垂線を下ろして、囲まれる面積の比などを求めるものが多い。 1次関数と図形を絡めた問題では直線の傾きを利用する。 23)長方形などの四角形の辺上を点が動く問題では、動点が各辺の頂点を通り過ぎるところで場合を分ける。 (※関数が変わる地点) 24)三角形の等積変形(同じ面積を持つ別の三角形に図形を移すこと) →底辺が共通の三角形同士では、高さが等しければ面積も等しい →高さが等しいとき、おたがいの三角形の2頂点を通る直線と底辺は平行 →2頂点を通り底辺に平行な補助線を引く 25)三角形の合同条件 ア)3辺の長さが等しい。 イ)2辺と挟む角が等しい。 ウ)1辺と両端の角が等しい。 ※ア), イ), ウ)のどれかが成り立てばよい。 また、直角三角形では a)斜辺と1つの鋭角が等しい。 b)斜辺と他の1辺が等しい。 ※a)またはb)が成り立てばよい。