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設 計 書

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設 計 書
平成23年度国民健康保険事業費会計
歳出
第1款1項1目
13節
委託料
種目番号
受付
【委託担当】
−
健康福祉局保険年金課保険料係
番号
設
計
担当者
宍戸
TEL(671)2422
FAX(664)0403
書
1 委 託 名
「コンビニエンスストアにおける国民健康保険料収納事務」
2 履行場所
各コンビニエンスストア
3
平成23年4月1日から平成24年3月31日まで
履行期間
4 契約区分
□ 確定契約
5 その他特約事項
なし
6 現場説明
不要
7
委託概要
ほか
■
概算契約
受託者(以下(乙)という。)は、本市が発行した国民健康保険
料納付書により、乙が契約するコンビニエンスストア(以下「コン
ビニ」という。)各店舗で収納した保険料をとりまとめ、横浜市(以
下「甲」という。)に払い込みます。
また、収納した保険料に関するデータを取りまとめ、期日までに
甲に提供します。
8 部
分
払
す る ( 12回以内)
しない
履 行
予定月
数
量
(概算数量)
金
額
(概算金額)
基 本 使 用 料
12
月
収納取扱手数料
(1,622,000)
件
委託代金額
(概算金額)
内 訳
業務価格
(概算金額)
消費税相当額
(概算金額)
内
名
称
形状寸法等
数
訳
書
量
単位
基 本 使 用 料
12
月
収納取扱手数料
( 1,622,000 )
件
合
計
消 費 税 額
委託代金額
単 価
(円)
金 額
(円)
摘
要
仕
様
書
委託業務名
コンビニエンスストアにおける国民健康保険料収納事務委託
履行期間
平成23年4月1日から平成24年3月31日まで
履行場所
各コンビニエンスストア
ほか
委託業務内容
1
受託者(以下(乙)という。)は、本市が発行した国民健康保険料納付書により、乙が契約す
るコンビニエンスストア(以下「コンビニ」という。)各店舗で収納した保険料をとりまとめ、
横浜市(以下「甲」という。)に払い込みます。
2
乙は、収納した保険料に関するデータを取りまとめ、期日までに甲に提供します。
3
コンビニエンスストアにおける国民健康保険料収納事務委託にかかる上記に付帯する業務。
※
詳細は「取扱仕様書」に記載
主任担当者氏名
甲
乙
原田
電話番号
正俊
045(671)2422
045(335)9027
所
属
健康福祉局生活福祉部保険年金課
支給品及び貸与品(入力帳票・データ等含む)
(引渡場所)
横浜市健康福祉局生活福祉部保険年金課(横浜市中区港町1−1)
(返還場所)
横浜市健康福祉局生活福祉部保険年金課(横浜市中区港町1−1)
支・貸別
品
支
名
数
量
引渡時期
返還時期
なし
契約目的物納入内訳
品
名
収納データ(確報)
数
量
納入時期
(1,622,000) 取扱仕様書に記載
納
入
場
所
総務局情報システム課
収納金
(乙預金口座から甲別段預金
口座へ振込処理により入金)
−
取扱仕様書に記載
横浜銀行横浜市庁支店
入金スケジュール表
−
取扱仕様書に記載
健康福祉局保険年金課
支給品、貸与品及び成果品の授受上の留意事項
支給品の引き渡しが甲の代行者による場合、「委託契約約款」第12条第3項による受領書の提出
以前に電話等で速やかに甲に連絡するものとする。
部分払の方法
1
各月の「確報データ」引き渡し完了分に対して支払う。「速報」及び「速報取消データ」は請
求件数には含まないものとする。
2
委託代金内訳に掲げる契約目的物の単価にデータ引き渡し完了分の数量を乗じて得た金額に
消費税相当額を加算した額を支払う。その金額に1円未満の端数が生じたときは、各項目におい
てその端数を切り捨てる。
複写・複製の禁止の解除
必要が生じたときは、甲の主任担当者の指示を受けるものとする。
廃棄の指示
「電子計算機処理等の契約に関する情報取扱特記事項」第8条及び「コンビニエンスストアにお
ける国民健康保険料収納事務委託契約特約約款」第3条第4項を遵守すること。
また、帳票等の誤字及び汚損分等の生じたときは、その都度甲の主任担当者の指示により、原則
として乙の負担において焼却処分するものとする。
検査の時期・場所・方法
1
2
3
時期
甲の主任担当者が指示する日時
場所
契約内容の履行場所及び各コンビニエンスストア
方法
契約目的物の全件について、指示された処理が行われているか検査する。
ただし、大量件数のデータ処理の場合は抽出検査に代えるものとする。
防災保管庫への保管、別施設への保管又はそれと同程度の保管を必要とするもの
必要が生じたときは、甲の主任担当者の指示を受けるものとする。
名
称
収納データ(速報・確報・速報取消)
数量
全件
期
間
保管方法及び保管場所
取扱仕様書に記載
データ保護上の留意事項(含・安全対策)
「電子計算機処理の契約に関する情報取扱特記事項」第2条及び「コンビニエンスストアにおけ
る国民健康保険料収納事務委託契約特約約款」第6条、第7条を遵守すること。
個人情報の保護
乙は、この契約による事務を処理するための個人情報の取り扱いについては、別記「個人情報取
扱特記事項」を遵守しなければならない。
取扱仕様書
「コンビニエンスストアにおける国民健康保険料収納事務委託」
横浜市
本取扱仕様書の適用
„
本取扱仕様書は平成23年4月1日から適用する。
1
取扱コンビニ及び収納事務
2
用語の定義
„
本取扱仕様書で用いる用語は特に定義が無い場合「コンビニエンスストアにおける国民健康保険料収納
事務委託契約特約約款」 で用いる用語と同じ意味とする。
3
収納実施場所
„
コンビニエンスストア(以下「コンビニ」という。)の直営店及びコンビニとフランチャイズ契約を締結している
加盟店(以下「フランチャイズ加盟店」とする)。
„
ただし、コンビニがエリアフランチャイザーとエリアフランチャイズ契約を締結している場合は、そのエリアフ
ランチャイザーの直営店及びそのエリアフランチャイザーとの間でフランチャイズ契約を締結している加盟
店を「フランチャイズ加盟店」に含めるものとする。
„
なお、直営店およびフランチャイズ加盟店をあわせて「取扱店」とする。
4
収納実施コンビニ/コンビニチェーン
„
„
„
„
„
„
収納代行会社が契約を締結するコンビニは、横浜市が指定したコンビニ(下記表の★表示)を必須とする。
収納代行会社が新たなコンビニと料金収納業務の委託契約を締結するときは、速やかに横浜市に通知し、承諾を得るものとする。
収納代行会社は提携するコンビニとの契約の維持に努めるものとする。また、その変更が本契約に影響を与えるときは、速やかに横浜市に通知し、
承諾を得るものとする。
収納代行会社は提携するコンビニの経営状況の情報収集を常時行うことによりコンビニの信用状況を監視し、破綻等の懸念が高まった場合は契約
を打ち切る等の措置をとるものとする。
横浜市は特定コンビニにおける取扱を取りやめることができる。ただし、その場合横浜市と収納代行会社はコンビニとの契約変更について事前協議
するものとする。
収納代行会社は、提携するコンビニの店舗数(全国・横浜市内)及び格付・評点について年1回(4月)報告を行うものとする。
必須
CVS
コード
★
001
株式会社セブン−イレブン
ジャパン
セブン-イレブン
−
★
002
株式会社ローソン
ローソン
−
★
003
株式会社ファミリーマート
ファミリーマート
○
★
004
株式会社デイリーヤマザキ
デイリーヤマザキ
ヤマザキデイリーストア
○
会社名
チェーン店名
エリア
フランチャイズ
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
★
006
007
株式会社サークルKサンクス
サークルK
サンクス
○
★
008
ミニストップ株式会社
ミニストップ
○
★
009
株式会社am/pmジャパン
am/pm
○
★
010
株式会社スリーエフ
スリーエフ
○
−
★
011
株式会社ポプラ
ポプラ、くらしハウス
生活彩花、スリーエイト
★
012
国分グローサーズチェーン
株式会社
コミュニティ・ストア
−
013
株式会社セーブオン
セーブオン
−
014
株式会社セイコーマート
セイコーマート
スパー(北海道地域)
−
015
株式会社ココストア
ココストア
−
018
株式会社エブリワン
エブリワン
RICマート
−
019
株式会社しんきん情報サービス
マルチメディアキオスク
−
★
※
スリーエイトは株式会社ポプラとのフランチャイズ契約を行った店舗のみ。
5
取扱店における収納事務
„
取扱店は、国民健康保険料を収納したときは、納付書所定欄に当該取扱店の領収を証する印(以下「領収
印」とします)を鮮明に押印し、領収書を納付者に交付する。
„
取扱店は納付書に誤って領収印を押印した場合等又は押印した領収印を取り消す必要が生じたときは、
当該納付書のその領収印が無効であることを示す措置を施し、納付者に返却するものとする。
„
取扱店は、国民健康保険料の領収時に、納付書の領収書には収入印紙を貼付しない。
„
取扱店において取扱う納付書は、横浜市が発行した納付書に限るものとする。ただし、次の各号の掲げる
ものは取扱わないのものとする。
(1)受入済通知書にバーコードの印字がないもの
(2)バーコードの読み取りが不可能なもの
(3)金額、その他の事項が訂正又は改ざんされているもの
6
印影の届出
„
収納を実施するコンビニの本部は、各店舗で使用する領収印のひな形となる印影を横浜市へ届け出なけ
ればならない。届け出た印影を変更したときも、また同様とする。
7
作業計画書(作業スケジュール)の作成
„
収納代行会社は、収納事務の実施にあたり、次のとおり作業計画を策定する。
(1)横浜市への確報データ配信及びコンビニで収納した国民健康保険料の入金の日程について、
暦月毎の作業計画書を作成する。
(2)1年度分の横浜市への入金予定日を示した、年間入金予定表を作成する。
„
作業計画書及び年間入金予定表は、委託業務開始までに、1年度分を横浜市へ提出し、横浜市の承認を
得るものとする。
„
作業計画書の作成に当たり、次の各号の基準に従う。
(1)横浜市の営業日は、土曜日、日曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日、12月29日から
31日及び1月1日から3日を除く毎日とする。
(2)速報のとりまとめ期間は、横浜市および収納代行会社で取決めた単位とする。
(3)収納代行会社から横浜市への速報送付日は、前号の期間に基づき取決めた単位の翌日とする。
(4)確報及び速報取消のとりまとめ期間は、横浜市および収納代行会社で取決めた単位とする。
(5)収納代行会社から横浜市への確報及び速報取消送付日は、両者協議して定めるものとする。
(6)収納代行会社から横浜市への速報、確報及び速報取消情報送付時間帯は、両者協議して定める
ものとする。
(7) 収納代行会社から横浜市への収納金払込日は、両者協議して定めるものとする。
ただし、入金回数は、月6回以上とする。
„
作業計画書を変更しようとする場合、変更月の前月20日までに相手方に通知し承諾を得るものとする。
8
確報データ配信及び収納金入金の基本ルール
„ 確報データ配信の基本ルール
z コンビニは、コンビニ側確報締め日(5日毎の最終収納日。該当月の5、10、15、20、25、末日を指
す。)翌日を起算日として4営業日までに、収納代行業者へ確報データを配信する。
z コンビニによって収納代行会社が確報データを取得できる日数が異なるが、収納代行業者は、コンビ
ニから確報を取得した当日に横浜市向け確報データを作成し配信する。
z 収納代行会社は、確報データの「支払予定日」欄に、対応する「入金予定日」をセットする。
„ 収納金入金の基本ルール
z コンビニは、収納代行会社へ確報配信済みの収納金について、コンビニ側確報締め日翌日を起算日
として5営業日までに、収納代行会社へ入金するものとする。
z 収納代行会社は、コンビニから入金された収納金について、その入金日の翌日以後、可能な限り迅
速に、横浜市へ入金するものとする。
z 収納代行会社は、入金予定のデータを集計し、横浜市への入金日の1営業日前に提供するか、また
は事前に入金データの集計を行うためのツールを提供すること。また、それについて横浜市と協議の
上決定すること。
z 収納代行会社から横浜市への入金にかかる日数の目安は、コンビニ側における確報締め日翌日を
起算として、おおむね5営業日から9営業日後となる。
※なお、ここでいう「営業日」とは、全て「銀行営業日」を指す。
9
確報データ配信及び収納金入金のフロー
コンビニ確報締め
日からの基準日数
店舗での収納日 締め
1日∼5日
・・・
+2∼4日
(コンビニによる)
入金日基準日数
+3∼5日
(コンビニによる)
入金日2営業日前
+5∼9日
(コンビニによる)
入金日
入金日1営業日前
コンビニ取扱店
コンビニ本部
収納代行
会社向け
確報作成
確報
収納代行会社
向け入金処理
横浜市向け
確報作成
確報
収納代行会社
横浜市向け
入金処理
15:00以降
受信可能
横浜市
確報取得
入金確認
10
コンビニ別基本スケジュール
CVS
コード
会社名
チェーン店名
横浜市への確報配信予定日
収納代行業者から横浜市への入金予定日
001
株式会社セブン−イレブン
ジャパン
セブン-イレブン
店頭収納日の4日後(但し月曜日配信なし)
確報締切の3営業日後
002
株式会社ローソン
ローソン
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
003
株式会社ファミリーマート
ファミリーマート
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
004
株式会社デイリーヤマザキ
デイリーヤマザキ
ヤマザキデイリーストア
店頭収納日を5・10日毎に締切、4営業日後
確報締切の3営業日後
ヤマザキスペシャルパートナーショップ
006
007
株式会社サークルKサンクス
サークルK
サンクス
店頭収納日の3営業日後
確報締切の3営業日後
008
ミニストップ株式会社
ミニストップ
店頭収納日の4営業日後
確報締切の3営業日後
009
株式会社am/pmジャパン
am/pm
店頭収納日を5・10日毎に締切、4営業日後
確報締切の3営業日後
010
株式会社スリーエフ
スリーエフ
店頭収納日の4営業日後
確報締切の3営業日後
011
株式会社ポプラ
ポプラ、くらしハウス
生活彩花、スリーエイト
店頭収納日の4営業日後
確報締切の3営業日後
012
国分グローサーズチェーン
株式会社
コミュニティ・ストア
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
013
株式会社セーブオン
セーブオン
店頭収納日を5・10日毎に締切、4営業日後
確報締切の3営業日後
014
株式会社セイコーマート
セイコーマート
スパー(北海道地域)
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
015
株式会社ココストア
ココストア
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
018
株式会社エブリワン
エブリワン
RICマート
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
019
株式会社しんきん情報サービス
マルチメディアキオスク
店頭収納日を5・10日毎に締切、3営業日後
確報締切の3営業日後
016
確報締切とは、毎月奇数日および末日を指す。
上記のスケジュールは各コンビニが定義する基本ルールであるため、目安である。
11
作業計画書(下記様式(一例)により作成後、別途提出)
2010年4月度 データ配信スケジュール及び収納金入金スケジュール
※コンビニチェーン本部の処理により確定データ配信が1日前後ずれる場合があります
2010年(平成22年)4月
店頭収納日
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金
3
4
8
9
10
3
5
14
16
18
22 23 24
28
5/1 5/2
支払日データダウンロード
セブンイレブン
確定データ配信日
29
30 31 4/1
2
店頭収納日4日後(月曜配信なし)
6
7
8
9
4
入金予定日
10 12 13 14 15 16
17 19 20 21 22 23
24
11
18
25
26
27
28
29
31 4/1
3
5
7
9
11
15
17 19 21
23
25
27
〆
〆
〆
〆
〆
〆
13
〆
〆
〆
〆
〆
23
24
〆
〆
〆
〆
サンクス
確定データ配信日
28 31 4/1
店頭収納日3営業日後
29
2
3
入金予定日
7
8
9
10 11 14 15
5
30
サークルK
4
16 17 18 21 22
12
6
24
27
19
13
20
29
31 4/1
3
5
7
9
11
15
17 19 21
23
25
27
〆
〆
〆
〆
〆
〆
13
〆
〆
〆
〆
〆
22
23
〆
〆
〆
〆
ミニストップ
確定データ配信日
27 28
店頭収納日4営業日後
31
4/1 2
3
29
30
スリーエフ
入金予定日
4
7
8
9
10 11 14
5
15 16 17 18 21
12
6
23
27
19
13
20
29
31 4/1
3
5
7
9
11
15
17 19 21
23
25
27
〆
〆
〆
〆
〆
〆
13
〆
〆
〆
〆
〆
〆
〆
〆
〆
ローソン ファミリーマート
確定データ配信日
SPAR
店頭収納日を5・10日締め3営業日後
コミュニティストア
ココストア エブリワン
入金予定日
MMK RICマート
3/26
4/1
6
11
16
∼
∼
∼
∼
∼
∼
3/31
5
10
15
20
25
29
31 4/1
3
5
7
9
11
15
17 19 21
23
25
27
〆
〆
〆
〆
〆
〆
13
〆
〆
〆
〆
〆
〆
セイコーマート
am/pm
ポプラ スリーエイト
〆
〆
〆
確定データ配信日
26
4/1
6
11
16
店頭収納日を5・10日締め4営業日後∼
∼
∼
∼
∼
∼
∼
25
30
5
10
15
20
25
生活彩家 くらしハウス
セーブオン
デイリーヤマザキ
21
入金予定日
3/21
21
29
31 4/1
3
5
7
9
11
15
17 19 21
23
25
27
〆
〆
〆
〆
〆
〆
13
〆
〆
〆
〆
〆
〆
〆
〆
〆
なお、「コンビニ収納日」は各コンビニ側の処理により前後する可能性があり、あくまでも目安である点を横浜市・収納代行会社双方了承済である
ものとする。
12
横浜市へ収納金の払込み
„ 資金化日程
z 収納代行会社はコンビニから入金された収納金を取りまとめ、横浜市への入金日毎に締切り、
横浜市指定の口座に入金する。
z 入金日はコンビニからの収納金の入金日以後、最も迅速に入金できる銀行営業日とする。
z 収納代行会社が横浜市へ入金すべき対象は、入金日の1営業日前までにコンビニから収納代
行会社へ入金された収納金とする。
„ 入金予定データの集計
z 収納代行会社は、入金の都度、入金予定のデータを集計し、横浜市への入金日の1営業日前
に提供するか、または、事前に集計を行うために必要な集計用ツールを提供すること。
z 上記について収納代行会社は横浜市と協議の上、その手段について決定すること。
13
手数料の請求
„
毎月月初に前月収納取扱件数に応じて横浜市に請求すべき手数料計算を行い、請求書を郵送する。
„
「横浜市契約事務受任者」あて請求書を作成する。
„
手数料請求対象となるデータは、確報配信日が前月の1日∼月末日までのものとする。
ただし、確報データの取り消しがあった場合は、当該確報データは請求対象から除外する。
14
確報取消等の取扱い
„
コンビニで収納した国民健康保険料が公金化された後、すでに横浜市へ到達している確報データを取り消
すような事態が発生した場合、収納代行会社は横浜市に対し、文書により速やかに連絡するものとする。
„
当該確報取消に関わるコンビニ本部との連絡及び必要な事務処理については、収納代行会社が責任を
もって行うものとする。
„
横浜市新国保システムにおける確報データの取消処理については、原則として横浜市が実施する。
„
コンビニに問い合わせがあった場合、収納代行会社を通じて横浜市へ連絡することとする。
(ケース1)バーコードの金額欄の読み間違い
納付金額が超過の場合 : 過誤収納分を横浜市から納付者に還付する
納付金額が不足の場合 : 対応は随時協議するものとする
(ケース2)バーコードの金額以外の部分の読み間違い
対応は随時協議するものとする
(ケース3)コンビニ店頭でのオペレーションミスにより確報データと実際の領収に不一致が認められた場合
※スキャンした収納表と異なる収納表へ領収印を押下してしまった場合など。
対応は随時協議するものとする
15
コンビニのサービスマークの取扱い
„
横浜市が印刷物等へコンビニのサービスマークを使用する際は、コンビニによる事前の使用許諾を得るこ
ととする。
„
サービスマークの使用はあらかじめ許可を得た印刷物等への使用に限定する。
„
サービスマークの掲載部分はコンビニによる最終原稿のチェックおよび了承を得ることが必要になる場合
があることに配慮する。
„
コンビニより提供された清刷りの管理は適正に行い、目的終了後は返却することとする。
16
苦情・トラブル等の対応
„
取扱店において発生した苦情・トラブル等についての連絡及び必要な事務処理については、収納代行会
社が責任をもって行うものとする。また、苦情・トラブル等の発生後は、収納代行会社は横浜市に対し速や
かに連絡するものとする。
„
取扱店、コンビニ本部から問い合わせがあった場合、収納代行会社を通じて横浜市へ連絡することとする。
(直接取扱店から横浜市へ連絡することはないものとする。)
なお、対応については随時協議するものとする。
17
収納代行会社連絡先
■通常時連絡先
・システム障害による緊急連絡(横浜市側端末の障害含む。例:接続ができない等)
・事故(トラブル)発生時の緊急連絡(入金額が不一致である等)
収納代行会社が指定する連絡先
受付時間 (営業日対応)
担当者が障害の原因を切り分け対応方法を連絡することとする。
■緊急時連絡先
・原則として通常時連絡先の受付時間外の対応とする
ただし、横浜市側連絡ルール等についてはあらかじめ決めておくものとする。
収納代行会社が指定する連絡先(契約締結後決定)
■システム所在地について
収納代行会社システム所在地(契約締結後横浜市に連絡)
18
横浜市連絡先1
■通常時連絡先(緊急時連絡先)
横浜市役所健康福祉局保険年金課
保険料係
TEL:045-671-2422 宍戸
FAX:045-664-0403
受付時間 8:45∼17:15
■システム所在地について
神奈川県横浜市戸塚区舞岡町644−12 株式会社アイネット内
横浜市役所総務局情報システム課 保守・プリントセンタ
19
横浜市連絡先2
横浜市区役所連絡先一覧
区 役 所
鶴 見 区
神 奈 川区
西
区
中
区
南
区
港 南 区
保土ケ谷区
旭
区
磯 子 区
金 沢 区
港 北 区
緑
区
青 葉 区
都 筑 区
戸 塚 区
栄
区
泉
区
瀬 谷 区
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
保険年金課
電話番号
510−1807∼09
411−7029
320−8475
224−8313∼14
743−8234∼37
847−8426
334−6337
954−6137
750−2431
788−7835∼36
540−2350
930−2342
978−2431
948−2338
866−8445
894−8425
800−2427∼29
367−5725∼26
FAX番号
510-1898
322-1979
322-2183
224-8309
711-5180
845-8413
334-6334
954-5784
750-2545
788-0328
540-2355
930-2347
978-2417
948-2339
871-5809
895-0115
800-2512
362-2420
郵便番号
230−0051
221−0824
220−0051
231−0021
232−0018
233−0004
240−0001
241−0022
235−0016
236−0021
222−0032
226−0013
225−0024
224−0032
244−0003
247−0005
245−0016
246−0021
所 在 地
鶴見区鶴見中央3−20−1
神奈川区広台太田町3−8
西区中央1−5−10
中区日本大通35
南区花之木町3−48−1
港南区港南中央通10−1
保土ケ谷区川辺町2−9
旭区鶴ケ峰1−4−12
磯子区磯子3−5−1
金沢区泥亀2−9−1
港北区大豆戸町26−1
緑区寺山町118
青葉区市ケ尾町31−4
都筑区茅ケ崎中央32−1
戸塚区戸塚町157−3
栄区桂町303−19
泉区和泉町4636−2
瀬谷区二ツ橋町190
20
データ伝送及び端末
21
データ伝送仕様
(1)伝送データ配信内容
„速報
z各コンビニエンスストアで収納されたデータを収納代行会社がとりまとめて翌営業日15:00に配信
する。
※コンビニにより、速報締め時間が異なる。
z各店舗においてスキャンもれなどがあった場合、速報が確報と同日配信となるケースも
あり得る。この場合、収納時刻はALLゼロまたは推定時刻となる場合がある。
„確報
z各コンビニ本部が入金確定分として収納代行会社へ送付するデータを収納代行会社が取りまとめて
確報配信予定日15:00に配信するものとする。
„速報取消
z各コンビニ本部にて速報取消されたデータを収納代行会社がとりまとめて翌営業日15:00に
配信する。
z速報と同日に配信される場合がある。
ダブルスキャンの取消データも含まれる。
22
データ伝送仕様
(2)収納データの受渡方法
z収納代行会社は当日に各CVSから受領した収納データを取りまとめて、当日15時までに横浜市宛配信
データを作成する。
z収納データの配信については、暗号化等セキュリティを確保し、横浜市からの起動 (ダイヤルアップ)により
実施するものとする。
z収納データは収納代行会社の1営業日あたり1ファイルとし、データ転送により横浜市開庁日に配信を行う。
zデータ転送は、9時以降18時(当日の配信データはセットされるのは15時です)まで可能とする。
転送データ容量が大きく、オンライン転送が困難である場合には、CD−RW等の媒体による受け渡しを
協議の上採用する。
z受信漏れ等による未受信データは、翌営業日に翌日分と併せて配信するものとする。
23
データ伝送仕様
(3)補足事項
„データ受信日
z原則、横浜市開庁日とする。
年末年始など特別な運用が必要となる場合は、前月20日までに相談するものとする。
„データ受信時の考慮点
z数回のリトライを考慮するものとする。
„確報後の取消について
z伝送データは作成しないものとする。
z文書による事務手続きとする。
„重複データについて
z払込票の再発行の際に同じバーコードで発行した、または、別顧客に対して同じバーコードの
払込票が発行された場合などに発生する可能性がある。
同日に同一バーコードの払込票が支払われた場合、うち1件分の速報は遅れて配信される
ことがある。
24
データ伝送仕様
(3)補足事項
„障害時の対応
z収納代行会社で障害が判明した場合は、13時にCDを作成、16時までに保守センター(戸塚区舞岡)
横浜市職員へ受け渡すものとする。
z横浜市側で受信時等に障害が判明した場合は、16時頃までを目安に収納代行会社へ連絡。
収納代行会社はCDを作成、19時までに保守センター(戸塚区舞岡)横浜市職員へ受け渡す
ものとする。
z障害復旧の目処がたたない場合は、別途協議とする。
„データの保存期間
z収納代行会社は速報データ、確報データ及び速報取消データを磁気媒体により、作成日から
原則5年間保存する。
z収納代行会社は、データ、書類等の保存期間が終了したときは、切断、溶解、消磁等の確実な
手段により廃棄処分するものとする。
z廃棄処分の際には、横浜市に事前に承認をうけるものとする。
25
収納内容のご報告・対応(通常時と障害時)
„ 障害(災害発生・システムの障害)発生の場合は即時に代替手段(直接受渡しなど)によって
対応するものとする。
引渡しタイミング
通常運用時
1
速報データ
平日15:00
データ配信
2
確報データ
平日15:00
データ配信
3
速報取消データ
平日15:00
データ配信
4
手数料請求書
5
確報の取消
月初
発生毎
障害時
CD−RW等の媒体の受渡し
CD−RW等の媒体の受渡し
CD−RW等の媒体の受渡し
郵送
−
文書による受渡し(郵送・FAXなど)
※業務の発生はイレギュラー
−
26
接続端末、接続プログラム 概要
„
„
„
„
„
„
„
„
横浜市に設置する専用接続端末(PC)・ターミナルアダプタは横浜市が用意するものとする。
横浜市と収納代行会社センターを接続するINS64接続回線は横浜市が用意するものとする。
接続端末上で稼動する通信プログラムは収納代行会社が用意するものとする。
通信プログラム及びターミナルアダプタの設定は収納代行会社が実施するものとする。
接続端末の使用方法については収納代行会社が「利用マニュアル」(受信オペレーション内容等も含む)を横
浜市へ提供するものとする。
接続端末で使用するデータ変換ソフトは収納代行会社が用意するものとする。
データ変換ソフトの使用方法については収納代行会社が「利用マニュアル」を横浜市へ提供するものとする。
不具合が発生した場合、収納代行会社がサポート及び修正を行うものとする。
横浜市接続端末
横浜市メイン業務
通信
プログラム
持ち込み
収納代行会社センター
INS64
収納
データ
収納
データ
CD−RW等
27
提供データフォーマット
28
バーコード仕様
„ バーコード体系はEAN128を使用するものとする。
„ 設定コードについて
下記、横浜市推奨の方式に対応するものとする。
z 契約企業設定コードで「横浜市国民健康保険料」(1種類)を、
別途賦課区コード(2桁)で「○○区」(18種類)をそれぞれ設定し、この組み合わせで
入金を行う方法。
29
バーコード仕様(バッチ用レイアウト)
„ 横浜市推奨の方式
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
※1
00
10
20
30
40
41
項目名
AI(データ項目)
国コード
メーカーコード
契約企業設定コード
賦課区コード
被保険者証番号
賦課年度
該当年度
納期
収納事由コード・発行月
支払期限日
印紙フラグ
請求額
全体チェックデジット
鶴見区
神奈川区
西区
中区
南区
港南区
50
51
60
70
80
81
桁数
2
1
5
5
2
8
2
1
2
2
6
1
6
1
44
保土ヶ谷区
旭区
磯子区
金沢区
港北区
緑区
項目内容
(91)
国コードの2桁目 「9」
収納代行会社の企業コード 「○○○○○」
「横浜市国民健康保険料」 として 「○○○○○」を設定
区コード ※1参照。コード数は全部で18
被保険者特定
西暦下2桁
賦課年度との誤差を表示 例)賦課14、該当13 → 14−13=「1」
保険料の納期を特定
※2参照
YYMMDD(西暦下2桁+月+日) 納期限の2ヵ月後を設定
「0」収入印紙不要 を設定
保険料請求額
モジュラス10計算方式で算出
82
83
88
89
90
91
青葉区
都筑区
泉区
栄区
戸塚区
瀬谷区
※2
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
1月発行の定期分納付書
2月発行の定期分納付書
3月発行の定期分納付書
4月発行の定期分納付書
5月発行の定期分納付書
6月発行の定期分納付書
7月発行の定期分納付書
8月発行の定期分納付書
9月発行の定期分納付書
10月発行の定期分納付書
11月発行の定期分納付書
12月発行の定期分納付書
督促状付納付書
30
バーコード仕様(オンライン用レイアウト)
„ 横浜市推奨の方式
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
※1
00
10
20
30
40
41
項目名
AI(データ項目)
国コード
メーカーコード
契約企業設定コード
賦課区コード
被保険者証番号
賦課年度
会計年度
桁数
2
1
5
5
2
8
2
1
⑨ 区分
1
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
3
6
1
6
1
44
連番
支払期限日
印紙フラグ
請求額
全体チェックデジット
鶴見区
神奈川区
西区
中区
南区
港南区
50
51
60
70
80
81
保土ヶ谷区
旭区
磯子区
金沢区
港北区
緑区
項目内容
(91)
国コードの2桁目 「9」
収納代行会社の企業コード 「○○○○○」
「横浜市国民健康保険料」 として 「○○○○○」を設定
区コード ※1参照。コード数は全部で18
被保険者特定
西暦下2桁
納付書作成時の会計年度(西暦下1桁)
2:納付書、3:督促状、4:B/T催告書、5:O/L催告書、
6:年間分納付書、9:納付受託
001∼950
YYMMDD(西暦下2桁+月+日) 納期限の2ヵ月後を設定
「0」収入印紙不要 を設定
保険料請求額
モジュラス10計算方式で算出
82
83
88
89
90
91
青葉区
都筑区
泉区
栄区
戸塚区
瀬谷区
31
データフォーマット
(1)レコード構成
z 流通コードセンター標準仕様に準拠
„ヘッダーレコード (H)
1日分のデータの先頭に1件作成。
„データレコード
(D)
下記種類のデータをヘッダーレコードの後に作成。
・速報収納(POS仮入金)データ
・確定収納データ
・速報取消データ
データの順番は下記項目の昇順とする。
・データ種別
・収納日
„トレーラーレコード (T)
1日分の最後のデータレコードの後に1件作成。
„エンドレコード
(E)
1日分のデータの最後に1件作成。
32
データフォーマット
(2)ファイル構成
„1収納日分配信
z速報配信のみ
D
H
速報
T
速報取消
E
z確報配信がある日
D
H
速報
確報
速報取消
T
E
„複数収納日分配信
z収納代行会社 非営業日明け/伝送障害翌日
D
H
速報
D
速報取消
T
E
H
速報
前日分
確報
速報取消
T
E
当日分
1回の起動で受信可
„データがゼロ件の場合
ゼロ件の場合、ヘッダー、トレーラー、エンドレコードの配信は行わず、担当者による電話連絡を実施する。
連絡時間は、13:30∼14:30分頃を目安とする。
33
データフォーマット
(3)伝送レコードレイアウト
z ヘッダーレコード(H)
項番 項目名
1
レコード区分
2
3
4
5
データ作成年月日
企業コード
相手先企業コード
予備
合計
属性
9
桁数
1
9
9
9
x
8
6
6
79
100
項目内容
'1'(ヘッダーレコード)
データ作成日のマシン日付
'YYYYMMDD'
収納代行会社の企業コード 「○○○○○○」
横浜市のコード「○○○○○○」
All SPACE
34
データフォーマット
(3)伝送レコードレイアウト
z データレコード(D)
項番
1
項目名
レコード区分
属性
9
2
データ種別
9
3
4
店舗収納日
店舗収納時間
9
9
5
バーコード情報
9
7
収納店舗コード
9
8
支払予定日
9
9
経理処理年月日1
9
10
経理処理年月日2
9
11
CVSコード
9
12
13
14
客層コード
バーコード種別
予備
合計
9
9
x
桁数
項目内容
1
'2'(データレコード)
01:速報
2
02:確報
03:速報取消
8
店舗での収納日
4
店舗での収納時間(スキャンもれのとき、ゼロまたは推定時刻)
バーコードの内容を無編集で設定。
44
EAN128の場合、頭1桁は「9」固定。
7
収納した店舗コード(左詰め後ろスペース)
確報データにのみ付与(確報以外のときはALL'0'(ゼロ))
8
収納代行会社からの回収金の振込み予定日
確報データにのみ付与(確報以外のときはALL'0'(ゼロ))
8
手数料請求根拠日付。(手数料請求対象年月+日は'01'固定)
8
ALL'0'(ゼロ)
収納したCVSコード
001:セブンイレブン、002:ローソン、003:ファミリーマート
004:ヤマザキ系、006:サークルK、007:サンクス
3
008:ミニストップ、009:ampm、010:スリーエフ、011:ポプラ系
012:コミュニティ、013:セーブオン、014:セイコーマート系
015:ココストア、018:エブリワン系、019:MMK設置店
2
'00'固定(将来的に提供可能な範囲で設定)
1
2:EAN128バーコード
4
All SPACE
100
35
データフォーマット
(3)伝送レコードレイアウト
z トレーラーレコード(T)
項番
1
2
3
4
5
6
7
8
項目名
属性
9
レコード区分
速報データ件数合計 9
速報データ金額合計 9
確報データ件数合計 9
確報データ金額合計 9
速報取消件数合計 9
速報取消金額合計 9
x
予備
合計
桁数
1
6
11
6
11
6
11
48
100
項目内容
'8'(トレーラーレコード)
データレコード内速報の件数合計
データレコード内速報の金額合計
データレコード内確報の件数合計
データレコード内確報の金額合計
データレコード内速報取消の件数合計
データレコード内速報取消の金額合計
All SPACE
桁数
1
11
88
100
項目内容
'9'(エンドレコード)
ヘッダーからエンドレコードまでの総件数
All SPACE
z エンドレコード(E)
項番
1
2
3
項目名
レコード区分
レコード総件数
予備
合計
属性
9
9
x
36
に譲渡し,若しくは継承させ,又はその権利を担保に供し
委託契約約款
てはならない。ただし、あらかじめ、甲の承諾を得た場合
は、この限りでない。
(総則)
第1条 委託者(以下「甲」という。
)及び受託者(以下「
2 乙は、契約の履行の目的物並びに材料のうち第11条第2
乙」という。
)は、この約款(契約書を含む。以下同じ。
)
項の規定による検査に合格したもの及び第31条第4項の規
に基づき、設計図書(別添の設計書、仕様書、図面、現場
定による部分払のための確認を受けたものを第三者に譲渡
説明書及びこれらの図書に対する質問回答書をいう。以下
し、貸与し、又は抵当権その他の担保の目的に供してはな
同じ。
)に従い、日本国の法令を遵守し、この契約(この
らない。ただし、あらかじめ、甲の承諾を得た場合は、こ
約款及び設計図書を内容とする業務の委託契約をいう。以
の限りでない。
下同じ。
)を履行しなければならない。
(著作権の譲渡等)
2 乙は、契約書記載の契約の履行を履行期間内に全部完了
第5条 乙は、契約の履行の目的物が著作権法(昭和45年法
(設計図書に定めがある場合は、契約の履行の目的物の引
律第48号)第2条第1項第1号に規定する著作物(以下本
渡しを含む。以下同じ。
)し、甲は、その契約代金を支払
条において「著作物」という。
)に該当する場合には、当
うものとする。
該著作物に係る乙の著作権(著作権法第21条から第28条ま
3 履行方法その他契約を履行するために必要な一切の手段
でに規定する権利をいう。
)を当該著作物の引渡時に甲に
については、この約款及び設計図書に特別の定めがある場
無償で譲渡するものとする。ただし、乙がこの契約の締結
合を除き、乙がその責任において定める。
前から権利を有している著作物の著作権は、乙に留保する
4 乙は、この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らして
ものとし、この著作物を改変、翻案又は翻訳することによ
はならない。この契約が終了した後も同様とする。
り作成された著作物の著作権は、当該著作権の引渡時に乙
5 この約款に定める請求、通知、報告、申出、承諾及び解
が当該権利の一部を甲に無償で譲渡することにより、甲乙
除は、書面により行わなければならない。
の共有とするものとする。
6 この契約の履行に関して甲乙間で用いる言語は、日本語
2 甲は、契約の履行の目的物が著作物に該当するとしない
とする。
とにかかわらず、当該契約の履行の目的物の内容を乙の承
7 この約款に定める金銭の支払に用いる通貨は、日本円と
諾なく自由に公表することができ、また、当該契約の履行
する。
の目的物が著作物に該当する場合には、乙が承諾したとき
8 この契約の履行に関して甲乙間で用いる計量単位は、設
に限り、既に乙が当該著作物に表示した氏名を変更するこ
計図書に特別の定めがある場合を除き、計量法(平成4年
とができる。
法律第51号)に定めるものとする。
3 乙は、契約の履行の目的物が著作物に該当する場合にお
9 この約款及び設計図書における期間の定めについては
いて、甲が当該著作物の利用目的の実現のためにその内容
民法(明治29年法律第89号)及び商法(明治32年法律第
を改変しようとするときは、その改変に同意するものとす
48号)の定めるところによるものとする。
る。また、甲は、契約の履行の目的物が著作物に該当しな
10 この契約は、日本国の法令に準拠するものとする。
い場合には、当該契約の履行の目的物の内容を乙の承諾な
11 この契約に係る訴訟については、専属管轄を除くほか、
く自由に改変することができる。
甲の所在地を管轄する裁判所に行うものとする。
4 乙は、契約の履行の目的物(契約を履行する上で得られ
(内訳書及び工程表)
た記録等を含む。
)が著作物に該当するとしないとにかか
第2条 乙は、この契約書を提出する際に設計図書に基づい
わらず、甲が承諾した場合には、当該契約の履行の目的物
て、内訳書を作成し、甲に提出しなければならない。ただ
を使用又は複製し、また、第1条第4項の規定にかかわら
し、別添の設計書に内訳を記載することによりこれに代え
ず当該契約の履行の目的物の内容を公表することができる。
ることができる。
5 乙は、第1項ただし書の規定により共有となった著作物
2 乙は、この契約締結後7日以内に設計図書に基づいて、
を第三者に提供する場合においては、あらかじめ、甲の承
工程表を作成し、甲に提出しなければならない。ただし、
諾を得なければならない。この場合において、承諾の内容
甲が必要がないと認めたときは、省略することができる。
は、甲乙協議して定める。
3 内訳書及び工程表は、甲及び乙を拘束するものではない。
6 甲は、乙が契約の履行の目的物の作成に当たって開発し
(着手届出)
たプログラム(著作権法第10条第1項第9号に規定するプ
第3条 乙は、この契約締結後7日以内に契約履行着手届出
ログラムの著作物をいう。
)及びデータベース(著作権法
書を、甲に提出しなければならない。ただし、甲が必要が
第12条の2に規定するデータベースの著作物をいう。
)に
ないと認めたときは、省略することができる。
ついて、乙が承諾した場合には、別に定めるところにより、
(権利義務の譲渡等の制限)
当該プログラム及びデータベースを利用することができる。
第4条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者
7 乙は、次条ただし書の規定により第三者に委任し、又は
-1-
請け負わせる場合には、前各号に定める規定を当該第三者
名、数量、品質、規格又は性能、引渡場所及び引渡時期は、
が遵守するように必要な措置を講じなければならない。
設計図書に定めるところによる。
2 甲は、支給材料又は貸与品を乙の立会いの上、甲の負担
(一括委任又は一括下請負の禁止)
第6条 乙は、契約の履行の全部又は主たる部分を一括して
において、検査して引き渡さなければならない。この場合
第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。ただし、
において、当該検査の結果、その品名、数量、品質、規格
あらかじめ、甲の承諾を得た場合は、この限りでない。
又は性能が設計書の定めと異なり、又は使用に適当でない
と認めたときは、乙は、遅滞なく、その旨を甲に通知しな
(特許権等の使用)
ければならない。
第7条 乙は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他
日本国の法令に基づき保護される第三者の権利(以下「特
3 乙は、材料又は貸与品の引渡しを受けたときは、当該引
許権等」という。
)の対象となっている材料、履行方法等
渡しを受けた日から7日以内に、甲に受領書又は借用書を
提出しなければならない。
を使用するときは、その使用に関する一切の責任を負わな
ければならない。ただし、甲がその材料、履行方法等を指
4 甲は、乙から第2項後段の規定による通知を受けた場合
定した場合において、設計図書に特許権等の対象である旨
において、必要があると認められるときは、当該支給材料
の明示がなく、かつ、乙がその存在を知らなかったときは、
若しくは貸与品に代えて他の支給材料若しくは貸与品を引
甲は、乙がその使用に関して要した費用を負担しなければ
き渡し、又は支給材料若しくは貸与品の品名、数量、品質、
規格若しくは性能を変更しなければならない。
ならない。
5 甲は、前項の規定にかかわらず、乙に対して、その理由
(特許権等の発明等)
を明示して、当該支給材料又は貸与品の使用を求めること
第8条 乙は、契約の履行に当たり、特許権等の対象となる
ができる。
べき発明又は考案をした場合には、甲に通知しなければな
らない。
6 甲は、必要があると認めるときは、支給材料又は貸与品
2 前項の場合において、当該特許権等の取得のための手続
の品名、数量、品質、規格若しくは性能、引渡場所又は引
及び権利の帰属等に関する詳細については、甲乙協議して
渡時期を変更することができる。
定めるものとする。
7 甲は、前3項の場合において、必要があると認められる
(現場責任者等)
ときは履行期間又は契約代金額を変更し、乙に損害を及ぼ
第9条 乙は、契約の履行に当たり、現場責任者を定め、契
したときは、必要な費用を負担しなければならない。
約締結後7日以内に、その氏名その他必要な事項を甲に通
8 乙は、支給材料及び貸与品を善良な管理者の注意をもっ
知しなければならない。現場責任者を変更した場合も同様
て保管しなければならない。
とする。
9 乙は、支給材料又は貸与品の引渡しを受けた後、当該支
2 現場責任者は、契約の履行に関して従事者を指揮監督す
給材料又は貸与品に第2項の検査により発見することが困
るものとする。
難であった隠れたかしがあり、使用に適当でないと認めた
3 乙は、契約の履行の着手前に、契約の履行に従事する者
ときは、直ちに、その旨を甲に通知しなければならない。
の氏名その他必要な事項を甲に通知しなければならない。
この場合においては、第4項、第5項及び第7項の規定
(履行の報告)
を準用する。
10 乙は、契約の履行の全部の完了、設計図書の変更等によ
第10条 乙は、設計図書に定めるところにより、この契約の
履行について、甲に報告しなければならない。
って不用となった支給材料又は貸与品を、設計図書に定め
(材料の品質、検査等)
るところにより、甲に返還しなければならない。
11 乙は、故意又は過失により支給材料又は貸与品が滅失し、
第11条 乙は、設計図書に品質が明示されていない材料につ
いては、中等の品質を有するものを使用しなければならな
若しくはき損し、又はその返還が不可能となったときは、
い。
甲の指定した期間内に代品を納め、若しくは原状に復し、
2 乙は、設計図書において甲の検査(確認を含む。以下こ
又は損害を賠償しなければならない。
の条において同じ。
)を受けて使用すべきものと指定され
12 乙は、支給材料又は貸与品の使用方法が設計図書に明示
た材料については、当該検査に合格したものを使用しなけ
されていないときは、甲の指示に従わなければならない。
ればならない。この場合において、検査に直接必要な費用
(設計図書に不適合な場合の措置等)
は、乙の負担とする。
第13条 乙は、契約の履行が設計図書に適合しない場合にお
3 甲は、乙から前項の検査を求められたときは、当該請求
いて、甲が、再履行その他の措置を請求したときは、これ
を受けた日から7日以内に、これに応じなければならない。
(支給材料及び貸与品)
に従わなければならない。
2 甲は、前項の不適合が甲の指示による等甲の責めに帰す
第12条 甲から乙に支給する材料(以下「支給材料」という。
べき理由による場合であって、必要があると認められると
)及び貸与する機械器具(以下「貸与品」という。
)の品
きは履行期間又は契約代金額を変更し、乙に損害を及ぼし
-2-
あると認めるときは、設計図書の変更の内容を乙に通知
たときは必要な費用を負担しなければならない。
(条件変更等)
して、設計図書を変更することができる。この場合にお
第14条 乙は、契約の履行に当たり、次の各号の一に該当す
いて、甲は、必要があると認められるときは履行期間又
る事実を発見したときは、直ちに、その旨を甲に通知し、
は契約代金額を変更し、乙に損害を及ぼしたときは必要
な費用を負担しなければならない。
その確認を求めなければならない。
(1) 設計図書の表示が明確でないこと(設計書、図面、仕
(代替方法等の提案)
様書、現場説明書及びこれらの図書に対する質問回答書
第16条 乙は、設計図書等について、技術的又は経済的に優
が交互符合しないこと、並びに設計図書に誤り又は漏れ
れた代替方法その他改良事項を発見し、又は発案したとき
があることを含む。
)
。
は、甲に対して、当該発見又は発案に基づき設計図書等の
(2) 履行場所の形状、地質、湧水等の状態、履行上の制約
変更を提案することができる。
等設計図書に示された自然的又は人為的な履行条件と実
2 甲は、前項に規定する乙の提案を受けた場合において、
際の履行場所の状態が一致しないこと。
必要があると認めるときは、設計図書等の変更を乙に通知
(3) 設計図書で明示されていない履行条件について、予期
しなければならない。
することのできない特別の状態が生じたこと。
3 甲は、前項の規定により設計図書等が変更された場合に
2 甲は、前項の確認を求められたとき、又は自ら前項各号
おいて、必要があると認められるときは、履行期間又は契
に掲げる事実を発見したときは、乙の立会いの上、直ちに、
約代金額を変更しなければならない。
調査を行わなければならない。ただし、乙が立会いに応じ
(契約の履行の一時中止)
ない場合には、乙の立会いを得ずに調査を行うことができ
第17条 履行場所等の確保ができない等のため又は暴風、豪
る。
雨、洪水、高潮、地震、地滑り、落盤、火災その他の自然
3 甲は、前項の規定による調査について、乙の意見を聴い
的若しくは人為的な事象(以下「天災等」という。
)であ
た上、当該調査の結果(これに対して執るべき措置を指示
って乙の責めに帰すことができないものにより、契約の履
する必要があるときは、当該指示を含む。
)をとりまとめ、
行の目的物等に損害を生じ、若しくは履行場所の状態が変
当該調査の終了後14日以内に、乙に通知しなければならな
動したため、乙が契約を履行できないと認められるときは、
い。ただし、甲は、当該期間内に乙に通知することができ
甲は、契約の履行の一時中止の内容を直ちに乙に通知して、
ないやむを得ない理由があるときは、あらかじめ、乙の意
契約の履行の全部又は一部を一時中止させなければならな
見を聴いた上、当該期間を延長することができる。
い。
4 前項の調査の結果、第1項各号に掲げる事実が甲及び乙
2 甲は、前項に定めるものを除くほか、必要があると認め
によって確認された場合において、必要があると認められ
るときは、契約の履行の全部又は一部を一時中止させるこ
るときは、次に掲げるところにより、設計図書を訂正し、
とができる。
又は変更しなければならない。
(1) 第1項第1号に該当し
3 甲は、前2項の規定により契約の履行を一時中止させた
甲が行う。
場合において、必要があると認められるときは履行期間又
、設計図書を訂正する場
は契約代金額を変更し、乙が契約の履行の続行に備え履行
合
(2) 第1項第2号又は第3
場所を維持し、又は従事者、機械器具等を保持するための
甲が行う。
費用等の契約の履行の一時中止に伴う増加費用を必要とし
号に該当し、設計図書を
たときその他乙に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担
変更する場合で、契約の
しなければならない。
履行の内容の変更を伴う
(履行期間の短縮等)
もの
第18条 甲は、特別の理由により履行期間を短縮する必要が
(3) 第1項第2号又は第3
甲乙協議して行う。
あるときは、乙に対して、履行期間の短縮を求めることが
号に該当し、設計図書を
できる。
変更する場合で、契約の
2 甲は、この約款の他の条項の規定により履行期間を延長
履行の内容の変更を伴わ
すべき場合において、特別の理由があるときは、通常必要
ないもの
とされる履行期間に満たない履行期間への変更を請求する
5 前項の規定により設計図書の訂正又は変更を行った場合
ことができる。
において、甲は、必要があると認められるときは履行期間
3 前2項の場合において、甲は、必要があると認められる
又は契約代金額を変更し、乙に損害を及ぼしたときは必要
ときは契約代金額を変更し、乙に損害を及ぼしたときは、
な費用を負担しなければならない。
必要な費用を負担しなければならない。
(設計図書の変更)
(履行期間の変更の方法)
第15条 甲は、前条第4項に定めるものを除くほか、必要が
第19条 第12条第7項(同条第9項後段において準用する場
-3-
合を含む。
)
、第13条第2項、第14条第5項、第15条、
認めるときは、乙に対して臨機の措置を執ることを請求す
第16条第3項、第17条第3項又は前条第1項若しくは第
ることができる。
2項の規定による履行期間の変更については、甲乙協議
4 乙が第1項又は前項の規定により臨機の措置を執った場
して定める。ただし、当該協議の開始の日から14日以内
合は、当該措置に要した費用のうち、乙が契約代金額の範
に当該協議が成立しない場合には、甲は、履行期間を変
囲内において負担することが適当でないと認められる部分
更し、乙に通知するものとする。
については、甲がこれを負担する。
(一般的損害)
2 前項の協議の開始の日については、甲が乙の意見を聴い
第23条 契約の履行について生じた損害(第24条第1項又は
て定め、乙に通知する。
(契約代金額等の変更の方法)
第2項に規定する損害を除く。
)は、乙の負担とする。た
第20条 第12条第7項(同条第9項後段において準用する場
だし、当該損害のうち甲の責めに帰すべき理由により生じ
合を含む。
)
、第13条第2項、第14条第5項、第15条、第
たもの(設計図書に定めるところにより付された保険によ
16条第3項、第17条第3項又は第18条第3項の規定によ
りてん補された部分を除く。
)については、甲がこれを負
る契約代金額の変更については、契約締結時の価格を基礎
担しなければならない。
として、甲乙協議して定める。ただし、協議開始の日から
(第三者に及ぼした損害)
21日以内に当該協議が成立しない場合には、甲は、契約代
第24条 契約の履行について第三者に損害を及ぼしたときは、
次項に定める場合を除き、乙がその損害を賠償しなければ
金額を変更し、乙に通知するものとする。
ならない。ただし、その損害のうち甲の責めに帰すべき理
2 前項の協議の開始の日については、甲が乙の意見を聴い
由により生じたもの(設計図書に定めるところにより付さ
て定め、乙に通知するものとする。
3 第12条第7項(同条第9項後段において準用する場合を
れた保険によりてん補された部分を除く。
)については、
含む。
)
、第13条第2項、第14条第5項、第15条、第17条
甲がこれを負担しなければならない。ただし、乙がその材
第3項、第18条第3項、第22条第4項、第23条ただし書
料又は指示が不適当であることを知りながらこれを通知し
なかったときは、この限りでない。
又は第29条第3項の規定により甲が負担する費用の額につ
2 契約の履行に伴い通常避けることができない騒音、振動、
いては、甲乙協議して定める。
(賃金又は物価の変動に基づく契約代金額の変更)
地盤沈下、地下水の断絶等の理由により第三者に損害(設
第21条 特別な要因により履行期間内に主要な材料の日本国
計図書に定めるところにより付された保険によりてん補さ
内における価格に著しい変動を生じ、契約代金額が不適当
れた部分を除く。
)を及ぼしたときは、甲がその損害を負
となったと認められるときは、甲又は乙は、契約代金額の
担しなければならない。ただし、その損害のうち契約の履
変更を求めることができる。
行につき乙が善良な管理者の注意義務を怠ったことにより
生じたものについては、乙がこれを負担しなければならな
2 予期することのできない特別の事情により、履行期間内
い。
に日本国内において急激なインフレーション又はデフレー
ションを生じ、契約代金額が著しく不適当となったときは、
3 前2項の場合その他契約の履行について第三者との間に
紛争を生じた場合においては、甲乙協議してその処理解決
甲又は乙は、前項の規定にかかわらず、契約代金額の変更
にあたるものとする。
を求めることができる。
(契約代金額の変更に代える設計図書の変更)
3 前2項の規定による請求があった場合において、当該契
約代金額の変更については、甲乙協議して定める。ただし、
第25条 甲は、第12条第7項(同条第9項後段において準用
当該協議の開始の日から21日以内に当該協議が成立しない
する場合を含む。
)
、第13条第2項、第14条第5項、第15
場合には、甲は、契約代金額を変更し、乙に通知するもの
条、第16条第3項、第17条第3項、第18条第3項、第21
とする。
条第1項若しくは第2項、第22条第4項、第23条又は第
29条第3項の規定により契約代金額を変更すべき場合又は
4 前項の協議の開始の日については、甲が乙の意見を聴い
て定め、乙に通知する。
費用を負担すべき場合において、特別の理由があるときは、
(臨機の措置)
変更すべき契約代金額又は負担すべき費用の全部又は一部
第22条 乙は、災害防止等のため必要があると認めるときは、
に代えて設計図書を変更することができる。この場合にお
臨機の措置を執らなければならない。この場合において、
いて、設計図書の変更の内容は、甲乙協議して定める。た
必要があると認めるときは、乙は、あらかじめ、甲の意見
だし、協議開始の日から21日以内に当該協議が成立しない
を聴かなければならない。ただし、緊急やむを得ない事情
場合には、甲は、設計図書の変更の内容を定め、乙に通知
があるときは、この限りでない。
するものとする。
2 乙は、前項の場合においては、その執った措置の内容に
2 前項の協議の開始の日については、甲が乙の意見を聴い
ついて甲に直ちに通知しなければならない。
て定め、乙に通知する。
3 甲は、災害の防止その他契約の履行上特に必要があると
(中間検査)
-4-
第26条 乙は、契約の履行に関し、甲が必要と認めるときは、
(部分払及び部分検査)
第31条 乙は、契約の履行の全部の完了前に、履行済部分に
契約の履行の完了前に立会いの上、甲の検査を受けなけれ
ばならない。この場合において、検査に直接必要な費用は、
相応する契約代金額について、次項以下に定めるところに
乙の負担とする。ただし、甲の故意又は過失により、過分
より、甲に対して、部分払を請求することができる。
2 部分払の回数及び時期は、あらかじめ甲の指定するとこ
の費用を要した分については、甲がこれを負担しなければ
ろによる。
ならない。
2 中間検査の実施の期日及び場所は、甲乙協議して定める。
3 乙は、部分払を請求しようとするときは、あらかじめ、
3 乙は、中間検査の期日までに、当該検査に係る準備を完
当該請求に係る契約の履行の完了部分の確認を甲に請求し
了しなければならない。
なければならない。
4 乙は、正当な理由なく中間検査に立ち会わなかったとき
4 甲は、前項の規定による確認の請求があったときは、当
は、中間検査の結果について異議を申し出ることができな
該請求を受けた日から起算して10日以内に、乙の立会いの
い。
上、設計図書に定めるところにより、当該確認をするため
(完了検査)
の検査を行わなければならない。この場合において、検査
第27条 乙は、契約の履行の全部が完了したときは、遅滞な
に直接必要な費用は、乙の負担とする。ただし、甲の故意
く、その旨を甲に通知しなければならない。
又は過失により、過分の費用を要した分については、甲が
2 甲は、前項の規定による通知を受けたときは、その日か
負担しなければならない。
ら起算して10日以内に、乙の立会いの上、契約の履行の全
5 乙は、契約の履行の内容が前項の規定による検査に合格
部の完了を確認するための検査を完了しなければならない。
しないときは、直ちに、必要な措置を執った上、甲の検査
この場合において、検査に直接必要な費用は、乙の負担と
を受けなければならない。この場合においては、必要な措
する。ただし、甲の故意又は過失により、過分の費用を要
置の完了を契約の履行の全部の完了とみなして前2項の規
した分については、甲がこれを負担しなければならない。
定を適用する。
3 乙は、契約の履行の内容が前項の規定による検査に合格
6 乙は、第4項の規定による検査に合格したときは、甲に
しないときは、直ちに、必要な措置を執った上、甲の検査
部分払を請求することができる。この場合において、甲は、
を受けなければならない。この場合においては、必要な措
当該請求があった日から起算して30日以内に部分払金を支
置の完了を契約の履行の全部の完了とみなして前2項の規
払わなければならない。
定を適用する。
(部分払金の不払に対する契約の履行の中止)
(契約代金の支払)
第32条 乙は、甲が前条の規定に基づく支払を遅延し、相当
第28条 乙は、前条第2項の規定による検査に合格したとき
の期間を定めてその支払を請求したにもかかわらず支払を
は、甲に契約代金の支払を請求することができる。
しないときは、契約の履行の全部又は一部の履行を一時中
2 甲は、前項の規定による請求を受けたときは、その日か
止することができる。この場合においては、乙は、直ちに
ら起算して30日以内に契約代金を支払わなければならない。
その旨を甲に通知しなければならない。
3 甲がその責めに帰すべき理由により前条第2項に規定す
2 甲は、前項の規定により乙が契約の履行を中止した場合
る期間内に検査をしないときは、その期限を経過した日か
において、必要があると認められるときは履行期間若しく
ら検査をした日までの日数は、前項の期間(以下「約定期
は契約代金額を変更し、又は乙が契約の履行の続行に備え
間」という。
)の日数から差し引くものとする。この場合
履行場所を維持し若しくは従事者、機械器具等を保持する
において、その遅延日数が約定期間の日数を超えるときは、
ための費用その他の契約の履行の一時中止に伴う増加費用
約定期間は、遅延日数が約定期間の日数を超えた日におい
を必要とし若しくは乙に損害を及ぼしたときは必要な費用
て満了したものとみなす。
を負担しなければならない。
(完了検査前の使用)
(かし担保)
第29条 甲は、第27条第2項の規定による検査前においても、
第33条 甲は、契約の履行の目的物にかしがあるときは、乙
契約の履行の目的物の全部又は一部を乙の承諾を得て使用
に対して当該かしの修補又は当該修補に代え、若しくは当
することができる。
該修補とともに損害の賠償を求めることができる。ただし、
2 前項の場合においては、甲は、その使用部分を善良な管
当該かしが重要でなく、かつ、当該修補に過分の費用を要
理者の注意をもって使用しなければならない。
するときは、甲は、当該修補を求めることができない。
3 甲は、第1項の規定による使用により乙に損害を及ぼし
2 前項の規定によるかしの修補又は損害賠償の請求は、契
たときは、必要な費用を負担しなければならない。
約の履行の目的物の引渡しの日から1年以内に行わなけれ
(前金払)
ばならない。ただし、当該かしが乙の故意又は重大な過失
第30条 乙は、別に定めるところにより、前払金の支払を甲
により生じた場合には、当該請求を行うことのできる期間
に請求することができる。
は、10年とする。
-5-
とき(確定した納付命令が独占禁止法第51条第2項の規
3 前項の規定にかかわらず、かし担保期間について設計図
定により取り消されたときを含む。
)
。
書で別段の定めをした場合は、その図書の定めるところに
(2) 前号に掲げるもののほか、確定した排除措置命令又は
よる。
4 甲は、契約の履行の目的物が第1項のかしにより滅失し、
納付命令(独占禁止法第51条第2項の規定により取り消
又はき損したときは、前2項に定める期間内で、かつ、甲
されたものを含む。次号において同じ。
)により、乙等
がその滅失又はき損の事実を知った日から6箇月以内に第
が、この契約について独占禁止法第3条又は第8条第1
1項の権利を行使しなければならない。
号の規定に違反する行為があったとされたとき。
5 第1項の規定は、契約の履行の目的物のかしが支給材料
(3) 確定した排除措置命令又は納付命令により、乙等に独
の性質又は甲の指示により生じたものであるときは、これ
占禁止法第3条又は第8条第1号の規定に違反する行為
を適用しない。ただし、乙がその材料又は指示が不適当で
があったとされた期間及び当該行為の対象となった取引
あることを知りながらこれを通知しなかったときは、この
分野が示された場合(この契約が示された場合を除く。
限りでない。
)において、当該期間にこの契約の入札(見積書の提出
(履行遅延の場合における損害金等)
を含む。
)が行われたものであり、かつ、この契約が当
第34条 乙の責めに帰すべき理由により履行期間内に契約の
該取引分野に該当するものであるとき。
(4) 乙(法人にあっては、その役員又は使用人を含む。
)の
履行の全部を完了することができない場合においては、甲
は、損害金の支払を乙に請求することができる。
刑法(明治40年法律第45号)第96条の3又は独占禁止
2 前項の損害金の額は、契約代金額から履行済部分に相応
法第89条第1項若しくは第95条第1項第1号に規定する
する契約代金額を控除した額につき、遅延日数に応じ、契
刑が確定したとき。
約日における、政府契約の支払遅延防止等に関する法律(
2 前項の規定は、この契約による業務が完了した後におい
昭和24年法律第256号)第8条第1項の規定に基づき財務
ても同様とする。
大臣が決定する率を乗じて計算した額(計算して求めた額
3 第1項に規定する場合において、乙が共同企業体であり、
の全額が 100円未満であるときは全額を、 100円未満の
既に解散しているときは、甲は、乙の代表者であった者又
端数があるときはその端数を切り捨てるものとする。
)と
は構成員であった者に賠償金を請求することができる。こ
する。ただし、遅延日数は、甲の責めに帰すべき理由によ
の場合において、乙の代表者であった者及び構成員であっ
る日数を控除したものとする。
た者は、連帯して当該賠償金を支払わなければならない。
3 甲の責めに帰すべき理由により、第28条又は第31条の規
(甲の解除権)
定による契約代金の支払が遅れた場合においては、乙は、
第35条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、
未受領金額につき、遅延日数に応じ、契約日における、政
この契約を解除することができる。
府契約の支払遅延防止等に関する法律(昭和24年法律第
(1) 正当な理由なく、契約の履行に着手すべき期日を過ぎ
256号)第8条第1項の規定に基づき財務大臣が決定する
ても着手しないとき。
率を乗じて計算した額(計算して求めた額の全額が 100円
(2) その責めに帰すべき理由により履行期間内に契約の履
未満であるときは全額を、 100円未満の端数があるときは
行の全部を完了しないとき又は履行期間経過後相当の期
その端数を切り捨てるものとする。
)の遅延利息の支払を
間内に契約の履行の全部を完了する見込みが明らかにな
甲に請求することができる。
いと認められるとき。
(談合等不正行為に対する措置)
(3) 第9条に規定する現場責任者を設置しなかったとき。
第34条の2 乙は、この契約に関して、次の各号のいずれか
(4) 契約の履行に当たって法令の規定により必要な許可又
に該当するときは、契約代金額の10分の2に相当する額を
は認可等を失ったとき。
(5) 前4号に掲げる場合のほか、この契約に違反し、その
損害賠償金として甲の指定する期間内に支払わなければな
らない。
違反によりこの契約の目的を達することができないと認
(1) 乙又は乙を構成事業者とする私的独占の禁止及び公正
められるとき。
(6) 経営状態が悪化し、又はそのおそれがあると認められ
取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54号。以下「
独占禁止法」という。
)第2条第2項の事業者団体(以
る相当の理由があるとき。
(7) 第37条第1項の規定によらないでこの契約の解除を申
下「乙等」という。
)が、この契約について独占禁止法
第3条又は第8条第1号の規定に違反したとして、乙等
し出たとき。
に対する独占禁止法第7条若しくは第8条の2の規定に
2 前項の規定によりこの契約が解除された場合においては、
基づく排除措置命令(以下「排除措置命令」という。
)
乙は、契約代金額(契約の一部の履行があったときは、こ
又は独占禁止法第7条の2第1項(独占禁止法第8条の
れに相当する金額を控除した額とする。
)の10分の1以内
3において準用する場合を含む。
)の規定に基づく課徴
において甲の定める額を違約金として甲の指定する期間内
金の納付命令(以下「納付命令」という。
)が確定した
に支払わなければならない。
-6-
る。
)の利息を付した額
第35条の2 甲は、この契約に関して、乙が第34条の2第1
(2) 解除が前2条の規定に
項に該当する場合は、この契約を解除することができる。
第36条 甲は、契約の履行が完了しない間は、第35条第1項
当該余剰額
基づくとき。
及び前条に規定する場合のほか、必要があるときは、この
3 乙は、この契約が解除になった場合において、支給材料
契約を解除することができる。
があるときは、第1項の契約の履行の完了部分の検査に合
2 甲は、前項の規定によりこの契約を解除したことにより
格した部分に使用されているものを除き、甲に返還しなけ
乙に損害を及ぼしたときは、その損害を賠償しなければな
ればならない。この場合において、当該支給材料が乙の故
らない。
意又は過失により滅失し、若しくはき損したとき、その返
(乙の解除権)
還が不可能となったとき、又は契約の履行の完了部分の検
第37条 乙は、次の各号のいずれかに該当するときは、この
査に合格しなかった部分に使用されているときは、代品を
契約を解除することができる。
納め、若しくは原状に復して返還し、又は返還に代えてそ
(1) 第15条の規定により設計図書を変更したため契約代金
の損害を賠償しなければならない。
額が3分の2以上増減したとき。
4 乙は、この契約が解除になった場合において、貸与品が
(2) 第17条の規定によるこの契約の履行の中止が履行期間
あるときは、当該貸与品を甲に返還しなければならない。
の10分の5(履行期間の10分の5が6月を超えるときは、
この場合において、当該貸与品が乙の故意又は過失により
6月)を超えたとき。ただし、中止が契約の履行の一部
滅失し、若しくはき損したとき、又はその返還が不可能と
のみの場合は、その一部を除いた他の部分の契約の履行
なったときは、代品を納め、若しくは原状に復して返還し、
が完了した後3月を経過しても、なおその中止が解除さ
又は返還に代えてその損害を賠償しなければならない。
れないとき。
5 乙は、この契約が解除になった場合において、履行場所
(3) 甲がこの契約に違反し、その違反によってこの契約の
に乙が所有し、又は管理する材料、機械器具その他の物件
履行が不可能となったとき。
(下請負人が所有し、又は管理するこれらの物件及び前2
2 乙は、前項の規定によりこの契約を解除した場合におい
項の材料又は貸与品のうち甲に返還しないものを含む。
)
て、損害があるときは、その損害の賠償を甲に請求するこ
があるときは、乙は、当該物件を撤去するとともに、当該
とができる。
履行場所を修復し、取り片付けて、甲に明け渡さなければ
(解除に伴う措置)
ならない。
第38条 甲は、前4条の規定によりこの契約が解除された場
6 前項の場合において、乙が正当な理由なく、相当の期間
合においては、契約の履行の完了部分を検査の上、当該検
内に当該物件を撤去せず、又は履行場所等の修復若しくは
査に合格した部分に相応する契約代金額を乙に支払わなけ
取片付けを行わないときは、甲は、乙に代わって当該物件
ればならない。この場合において、検査に直接要する費用
を処分し、履行場所等の修復若しくは取片付けを行うこと
は、乙の負担とする。
ができる。この場合においては、乙は、甲の処分又は修復
2 前項の場合において、第30条の規定による前金払があっ
若しくは取片付けについて異議を申し出ることができず、
たときは、当該前払金の額(第31条の規定による部分払を
また、甲の処分又は修復若しくは取片付けに要した費用を
しているときは、その部分払において償却した前払金の額
負担しなければならない。
を控除した額)を前項の契約の履行の完了部分に相応する
7 第3項前段又は第4項前段の規定により乙が支給材料又
契約代金額から控除する。この場合において、乙は、支払
は貸与品を返還する場合の期限、方法等については、次の
済みの前払金になお余剰があるときは、次の各号に定める
各号に定めるところによる。
ところにより、その余剰金を甲に返還しなければならない。
(1) 解除が第35条及び
(1) 解除が第35条及び
第35条の2の規定に
基づくとき。
当該余剰金に、前払金の支
甲が定める。
第35条の2の規定に
基づくとき。
払の日から返還の日までの日
(2) 解除が前2条の規
数に応じ、契約日における、政
乙が甲の意見を聴いて定める。
定に基づくとき。
府契約の支払遅延防止等に関
する法律(昭和 24 年法律第
8 第3項後段、第4項後段及び第5項の規定により乙が執
256 号)第8条第1項の規定に
るべき措置の期限、方法等については、甲が乙の意見を聴
いて定めるものとする。
基づき財務大臣が決定する率
を乗じて計算した額(計算し
(相殺)
て求めた額の全額が 100 円未
第39条 甲は、この契約に基づいて甲が負う債務をこの契約
満であるときは全額を、 100
又は他の契約に基づいて乙が負う債務と相殺することがで
円未満の端数があるときはそ
きる。
の端数を切り捨てるものとす
(補則)
-7-
第40条 この約款に定めのない事項については、横浜市契約
規則(昭和39年3月横浜市規則第59号)(水道事業管理者の
権限に属する契約にあっては「横浜市水道局契約規程(平
成20年3月水道局規程第7号)第2条の規定により読み替
えて準用する横浜市契約規則」と、交通事業管理者の権限
に属する契約にあっては「横浜市交通局契約規程(平成20
年3月交通局規程第11号)第2条の規定により読み替えて
準用する横浜市契約規則」と読み替えるものとする。
)の
定めるところによるほか、必要に応じて、甲乙協議して定
める。
-8-
電子計算機処理等の契約に関する情報取扱特記事項
(情報を取り扱う際の基本的事項)
第1条 この特記事項(以下「特記事項」という。)は、委託契約約款
(以下「約款」という。)の特記条項として、電子計算機処理等(開発、
運用、保守及びデータ処理等をいう。)の委託契約に関する横浜市
(以下「甲」という。)が保有する情報(非開示情報(横浜市の保有する
情報の公開に関する条例(平成12年2月横浜市条例第1号)第7条
第2項に規定する非開示情報をいう。以下同じ。)及び非開示情報
以外の情報をいう。以下同じ。)の取扱いについて、必要な事項を定
めるものである。
2 情報を電子計算機処理等により取り扱う者(以下「乙」という。)は、
情報の保護の重要性を認識し、この契約による業務を遂行するため
の情報の取扱いにあたっては、甲の業務に支障が生じることのない
よう、情報を適正に取り扱わなければならない。
(適正な管理)
第2条 乙は、この契約による業務に係る情報の漏えい、滅失、き損及
び改ざんの防止その他の情報の適正な管理のために必要な措置を
講じなければならない。
2 乙は情報の取扱いに関する規定類を整備するとともに、情報の適
正な管理を実施する者として管理責任者を選定し、甲に通知しなけ
ればならない。
3 乙は、第1項の目的を達成するため、電子計算機を設置する場
所、情報を保管する施設その他の情報を取り扱う場所において、入
退室の規制、防災防犯対策その他の安全対策を講じなければなら
ない。
4 乙は、委託業務に着手する前に前2項に定める安全対策及び管
理責任体制について甲に報告しなければならない。
5 乙は、第2項及び第3項に定める乙の安全対策及び管理責任体制
に関し、甲が理由を示して異議を申し出た場合には、これらの措置
を変更しなければならない。なお、措置の変更に伴い経費が必要と
なった場合は、その費用負担について甲乙協議して決定する。
(従事者の監督)
第3条 乙は、この契約による業務に従事している者(以下「従事者」と
いう。)に対し、この契約による業務に関して知り得た非開示情報を
みだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用しないよう、必要か
つ適切な監督を行わなければならない。この契約が終了し、又は解
除された後においても同様とする。
(収集の制限)
第4条 乙は、この契約による業務を遂行するために情報を収集する
ときは、当該業務を遂行するために必要な範囲内で、適正かつ公
正な手段により収集しなければならない。
(目的外利用の禁止等)
第5条 乙は、書面による甲の指示又は承諾があるときを除き、この契
約による業務に係る情報を、当該業務を遂行する目的以外の目的
で利用してはならない。
(複写、複製の禁止)
第6条 乙は、あらかじめ甲の指示又は承諾があった場合を除き、この
契約による業務を遂行するに当たって、甲から提供された非開示情
報が記録された資料等を複写し、又は複製してはならない。ただし、
契約による業務を効率的に処理するため乙の管理下において使用
する場合は、この限りでない。
2 前項ただし書の場合は、乙は、複写又は複製した資料の名称、数
量、その他甲が指定する項目について、速やかに甲に報告しなけ
ればならない。
(再委託の禁止等)
第7条 乙は、この契約による業務を遂行するために得た非開示情報
を自ら取り扱うものとし、第三者に取り扱わせてはならない。ただし、
あらかじめ、甲の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。
2 乙は、前項ただし書の規定により非開示情報を取り扱う業務を再
委託する場合は、当該再委託を受けた者(以下「再受託者」という。)
の当該業務に関する行為について、甲に対しすべての責任を負うと
ともに、第1条第2項に定める基本的な情報の取扱いを再受託者に
対して課し、あわせて第2条の規定を再受託者に遵守させるために
必要な措置を講じなければならない。
3 乙は、前項の再委託を行う場合は、乙及び再受託者が特記事項を
遵守するために必要な事項及び甲が指示する事項を再受託者と約
定しなければならない。
4 乙は、再受託者に対し、当該再委託による業務を遂行するために
得た非開示情報を更なる委託等により第三者に取り扱わせることを
禁止し、その旨を再受託者と約定しなければならない。
(資料等の返還)
第8条 乙は、この契約による業務を遂行するために甲から貸与され、
又は乙が収集し、複製し、若しくは作成した非開示情報が記録され
た資料等を、この契約が終了し、又は解除された後直ちに甲に返還
し、又は引き渡すものとする。ただし、甲が別に指示したときは、当該
方法によるものとする。
2 前項ただし書の場合において、甲が当該資料等の廃棄を指示した
場合、廃棄方法は焼却、シュレッダー等による裁断、復元困難な消
去等当該情報が第三者の利用に供されることのない方法によらなけ
ればならない。
3 第1項の場合において、乙が正当な理由なく指定された期限内に
情報を返還せず、又は廃棄しないときは、甲は、乙に代わって当該
情報を回収し、又は廃棄することができる。この場合において、乙
は、甲の回収又は廃棄について異議を申し出ることができず、甲の
回収又は廃棄に要した費用を負担しなければならない。
(報告及び検査)
第9条 甲は、委託契約期間中必要と認めた場合は、乙に対して、情
報の管理の状況及び委託業務の履行状況について報告を求めるこ
とができる。
2 甲は、委託契約期間中必要と認めた場合は、乙に対して、電子計
算機を設置する場所及び情報を保管する施設その他の情報を取り
扱う場所で検査することができる。
3 前2項の場合において、報告又は検査に直接必要な費用は、乙の
負担とする。ただし、甲の故意又は過失により、過分の費用を要した
分については、甲がこれを負担しなければならない。
(事故発生時等における報告)
第10条 乙は、甲の提供した情報並びに乙及び再受託者がこの契約
による業務のために収集した情報について、火災その他の災害、盗
難、漏えい、改ざん、破壊、コンピュータウイルスによる被害、不正な
利用、不正アクセス等の事故が生じたとき、又は生ずるおそれがある
ことを知ったときは、速やかに甲に報告し、甲の指示に従うものとす
る。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(引渡し)
第11条 乙は、約款第27条第2項の規定による検査(以下「検査」とい
う。)に合格したときは、直ちに、契約の履行の目的物を納品書を添
えて甲の指定する場所に納入するものとし、納入が完了した時をも
って契約の履行の目的物の引渡しを完了したものとする。
(契約の解除及び損害の賠償)
第12条 甲は、次のいずれかに該当するときは、この契約の解除及び
損害賠償の請求をすることができる。
(1) この契約による業務を遂行するために乙又は再受託者が取り扱
う非開示情報について、乙又は再受託者の責に帰すべき理由によ
る漏えい、滅失、き損及び改ざんがあったとき。
(2) 前号に掲げる場合のほか、特記事項に違反し、この契約による
業務の目的を達成することができないと認められるとき。
2 甲は、乙が特記事項前条の規定による検査に不合格となったとき
は、この契約を解除することができる。
(著作権等の取扱い)
第13条 この契約により作成される成果物の著作権等の取扱いにつ
いては、約款第5条の規定にかかわらず、次の各号に定めるところ
による。
(1) 乙は、著作権法(昭和45年法律第48号)第21条(複製権)、第26
条の3(貸与権)、第27条(翻訳権、翻案権等)及び第28条(第二
次著作物の利用に関する原著作者の権利)に規定する権利を、
目的物の引渡し時に甲に無償で譲渡するものとする。
(2) 甲は、著作権法第20条(同一性保持権)第2項第3号又は第4号
に該当しない場合においても、その使用のために、この契約によ
り作成される目的物を改変し、任意の著作者名で任意に公表でき
るものとする。
(3) 乙は、甲の書面による事前の同意を得なければ、著作権法第18
条(公表権)及び第19条(氏名表示権)を行使することができない
ものとする。
(4) 乙がこの契約の締結前から権利を有している著作物の著作権
は、乙に留保されるものとする。この場合において、乙は、甲に対
し、当該著作物について、甲が契約の履行の目的物を使用する
ために必要な範囲で、著作権法に基づく利用を無償で許諾する
ものとする。
2 前項の規定にかかわらず、著作物の利用について設計図書で別
段の定めをした場合には、その図書の定めに従うものとする。
3 乙は、この契約によるすべての成果物が、第三者の著作権、特許
権その他の権利を侵害していないことを保証するものとする。ただ
し、甲の責に帰すべき事由を起因として権利侵害となる場合は、この
限りではない。
コンビニエンスストアにおける国民健康保険料収納事務委託契約特約約款
この特約約款は、委託契約約款の特約条項として、委託者(以下「甲」という。)と受託者(以
下「乙」という。)の横浜市国民健康保険料の収納事務委託に関して、必要な事項を定めるもので
ある。
(総
則)
第1条
甲 は 、 国 民 健 康 保 険 法 ( 昭 和 33年 法 律 第 192号 ) 第 80条 の 2 及 び 同 法 施 行
令( 昭 和 33年 政 令 第 362号 )第 29条 の 23の 規 定 に 基 づ き 国 民 健 康 保 険 料 の 収 納 事
務を乙に委託し、乙はこれを受託する。
2
乙は、乙が別途コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア の 経 営 母 体 ( 以 下 「 コ ン ビ ニ 」 と
す る )と 締 結 し た「 料 金 等 収 納 業 務 委 託 契 約 書 」に 基 づ き 、国 民 健 康 保 険
料の収納業務を行うものとする。
3
乙 は 、国 民 健 康 保 険 料 の 収 納 事 務 を 履 行 す る に あ た り 、横 浜 市 予 算 、決
算 及 び 金 銭 会 計 規 則( 昭 和 3 9 年 3 月 3 1 日 規 則 第 5 7 号 )、横 浜 市 委 託 契 約 約 款
そ の 他 関 係 法 令 を 遵 守 す る ものとする。
4
乙 は 、こ の コ ン ビ ニ 特 約 約 款 に 定 め る 事 項 の ほ か 、取 扱 仕 様 書 に 従 い 、委 託
の 本 旨 に 従 い 善 良 な 管理者の注意をもって収納事務を履行するものとする。
5
乙 は 、前 項 に 基 づ き コ ン ビ ニ で の 国 民 健 康 保 険 料 の 収 納 事 務 に 関 し て 、指 導 ・
監督義務を負うものとする。
(収納事務の内容)
第2条
乙は、甲の委託を受け国 民健 康 保 険料 に 関 し次 の 各 号に 掲 げ る事 務 を
行 うものとする。
(1) 甲 が 発 行 す る バ ー コ ー ド 付 納 付 書 ( 以 下 「 納 付 書 」 と い う ) に 基 づ く 国
民健康保険料の収納。
(2) コ ン ビ ニ の 直 営 店 及 び コ ン ビ ニ と フ ラ ン チ ャ イ ズ 契 約 を 締 結 し て い る 加 盟
店 ( 以 下 、「 フ ラ ン チ ャ イ ズ 加 盟 店 」と い う 。た だ し 、コ ン ビ ニ が エ リ ア フ ラ
ンチャイザーとエリアフランチャイズ契約を締結している場合は、そのエリ
アフランチャイザーの直営店およびそのエリアフランチャイザーとの間でフ
ランチャイズ契約を締結している加盟店を「フランチャイズ加盟店」に含む
も の と す る 。さ ら に 直 営 店 と フ ラ ン チ ャ イ ズ 加 盟 店 の 両 者 あ わ せ て「 取 扱 店 」
という)で収納したすべての国民健康保険料の収受と甲への確実かつ迅速な
払い込み。
(3) 納 付 書 に 記 載 さ れ た バ ー コ ー ド を 判 読 し た 結 果 に 基 づ く 国 民 健 康 保 険 料 の
収納情報の収受と甲への送信。
(4) そ の 他 上 記 業 務 に 付 帯 す る 業 務 。
(収納情報等の保管と廃棄)
第3条
乙は、コンビニに対し、国民健康保険料を収納した時に受け取った受 入
済 通 知 書 を 収 納 日ごとに整理し、コンビニにおいて、領 収 印日付 の 属する 年
度を含めて6年間保存するよう別途乙とコンビニとの間で取り決めるもの
とする。
2
乙 は 、コ ン ビ ニ に 対 し 、国 民 健 康 保 険 料 を 収 納 し た 時 に 受 け 取 っ た 原 符 を 収
納 日ごとに整理し、取扱店において、領 収 印日 付 の 属す る 月 を含 め て 3 か 月
間保存するよう別途乙とコンビニとの間で取り決めるものとする。
3
乙は、国民健康保険料に関する収納情報を取扱仕様書に示す期間保管する。
なお、同様の取り決めを別途乙とコンビニとの間で取り決めるものとする。
4
乙 は 、保 管 期 間 が 満 了 し た 収 納 情 報 等 を廃棄しようとするときは、切断、溶解、消磁
等の手段によって処分しなければならない。なお、同様の取り決めを別途乙とコンビニとの間
で取り決めるものとする。
(委託料の支払い)
第4条
収 納 事 務 の 委 託 料 は 、1 月 ご と に 計 算 す る も の と し 、そ の 額 は 内 訳 書 に 定
める額とする。
2
乙 は 、 毎 月 15日 ま で に 、 前 月 分 の 委 託 料 を 甲 が 指 定 す る 方 法 に よ り 請 求 す
るものとする。この場合、乙は明細書を添付するものとする。
3
甲 は 、前 項 の 規 定 に よ り 委 託 料 の 請 求 を 受 け た と き は 、検 査 確 認 を 行 っ た
後、委託料を乙に支払うものとする。
4
コンビニに係る費用は、乙がコンビニに支払うものとする。
な お 、 乙 と コ ン ビ ニ と の 間 で 生 じ た 費 用 に つ い て は 、別 途 乙 と コ ン ビ ニ と の
間で取り決め、甲は一切負担しない。
(秘密の保持)
第5条
乙は 、 甲 が 認 め る 場 合 を 除 き 、 収 納 事 務 の 遂 行 に 際 し 、 直 接 又 は 間 接
に知り得た資料、情報等一 切 の 事 項 を 第 三 者 に 漏 ら し て は な ら な い 。
2 前 項 の 規定は、こ の 契約の期間が満了又は本契約が解除された後においても 同 様 と す る 。
3
乙はコンビニとの間において本条項と同様の秘密保持を別途取り決めるもの
とする。
(収納事務に関する報告及び検査)
第6条
甲 は 、契 約 期 間 中 必 要 と 認 め た 場 合 に は 、乙 に 対 し て 、収 納 事 務 の 履 行 状
況について報告 を求め、並びに収納事務に関する乙の帳簿、書類、その他の物
件等を検査することができる。また、甲の請求があったときは、乙は関係書類
等を甲に提出しなければならない。
2
乙 は 、甲 に よる報 告 及 び 検 査 の 要 請 に 対 し 、コ ン ビ ニ の 最 大 限 の 協 力 が 得 ら れ
るよう乙及びコンビニの間で別途取り決めるものとする。特に、コンビニでの
個人情報保護の対策に疑義が生じた場合には、甲がコンビニに対し書面等によ
る報告を求めることができる旨別途乙とコンビニとの間で取り決めるものとす
る。
(事故発生等の通知)
第7条
乙は、収納事 務 の 履 行 に あ た っ て 事 故 が 発 生 し た と き は、直ちに甲に
報告し、その指示を受けなければならない。
2
コンビニで事故等が発生した時は、直ちに乙に報告し、対応を協議する旨、
別途乙とコンビニとの間で取り決めるものとする。
(権利義務の譲渡等の禁止)
第8条
乙は、収納 事務 に基 づき 生ず る権 利又 は義 務を 第三 者に 譲渡 し、若し
く は継承させ、又はその権利を担保の目的に供してはならない。
(再委託の禁止)
第9条
乙は、収納事務の履行にあたり、契約の履行のいかなる部分についても、
コンビニ及びその取扱店を除く第三者に委託、又は請け負わせてはならない。
ただし、あらかじめ書面により甲の承諾を得た場合はこの限りではない。
2
乙は、前項ただし書の規定により第三者に委託し、又は請け負わせる場合には再委託した業
務に伴う第三者(以下「再委託者」という)の行為について、甲に対しすべての責任を負うも
のとする。
3
乙は、第1項ただし書の規定により第三者に委託し、又は請け負わせる場合
には、乙が本契約の規定を遵守するために必要な事項並びに甲が指示する事項
について、再委託者と約定しなければならない。
(苦情・照会等への対応)
第 10条
納付者から乙又はコンビニに対し国民健康保険料の内容について苦情・
照会等の申し出があった場合には、乙は甲の担当部署に報告し、納付者に対す
る一切の折衝は甲が直接行うものとする。
2
納付者から甲又は乙に対し取扱店における収納業務について苦情・照会等の
申 し 出 が あった場 合 に は 、乙 は コ ン ビ ニ の 担 当 部 署 に 報 告 し 、コ ン ビ ニ に 善 処 を
促すものとする。
(損害賠償責任)
第 11条
乙が、収納事務の遂行にあたり、乙の責に帰すべき事由により甲又は第
三者に損害を与えたときは、乙がその損害を賠償する。
2
コンビニ又は取扱店の責に帰すべき事由により甲または納付者に生じた損害については、コ
ン ビ ニ がその損害を賠償する旨別途乙とコンビニとの間で取り決めるものとする。
なお、この場合甲乙協力してコンビニに対して求償するものとする。
(免責事項)
第 12条
乙は取扱う国民健康保険料の内容及び国民健康保険料の対価としてのサ
ービス等の内容については責任を負わないものとする。
2
甲と国民健康保険料の納付者との間の債権債務及び納付書の記載事項に基
づく紛議については、甲の責任において処理し、乙は責任を負わないものとする。
3
甲の納 付 書 誤 作 成 等 、 甲 の 責 に 帰 す べ き 事 由 に よ り 生 じ た 損 害 に つ い て は 、 甲
の責任において処理し、乙は責任を負わないものとする。
(履行遅滞の場合の損害金)
第 13条 乙 は 、納 入 し た 国 民 健 康 保 険 料 を 指 定 期 日 内 に 甲 の 指 定 の と お り 払 い 込 む
ことができない場合は、その収納金額につき、遅延日数に応じ、契約日におけ
る 、 政 府 契 約 の 支 払 遅 延 防 止 等 に 関 す る 法 律 ( 昭 和 24年 法 律 第 256号 ) 第 8 条 第
1項の規定に基づき財務大臣が決定する率を乗じて計算した額(計算して求め
た 額 の 全 額 が 100円 未 満 で あ る と き は 全 額 を 、100円 未 満 の 端 数 が あ る と き は そ
の 端 数 を 切 り 捨 て る も の と す る 。)を 損 害 金 と し て 、甲 に 納 付 し な け れ ば な ら な
い。ただし、甲が止むを得ない理由があると認めたときは、これを免除するこ
とができる。
(解約)
第 14条
甲又は乙は、本 契 約 を 解 約 す る と き は 、 3 か 月 前 ま で に 契 約 終 了 の 日
を定めて書面をもって通知しなければならない。
2
本 契 約 が 終 了 し た 時 、 甲 は 本 契約に基づいて発行される納付書の発行を中止する。
3
本契約の終了時点で完結していない業務及び本契約終了後に取扱店が納付書に基づき収納し
た国民 健 康 保 険 料 に つ い て は 、 乙 は 当 該 収 納 金 引 渡 事 務 完 了 ま で 業 務 を 遂 行 す
る。
(解除)
第15条
甲、乙は、相手方がその責に帰すべき事由により本契約の条項のいずれかを履行しない
場合、相手方に相当の期間を定めて書面による催告を行い、なお履行がないとき、書面による
通告をもって本契約を解除することができる。
(1) 契約に違反したとき
(2) 本契約の履行に関し、不正又は不当な行為があったとき
2
甲又は乙が本契約を履行することが困難になったときは協議の上契約 を
解除することができる。
3
甲 、乙 は 、相 手 方 に 下 記 の 各 号 に 掲 げ る 事 由 の 一 が 生 じ た と き に は 、何 ら
催 告することなく相手方に対する一方的な通告をもって直ちに本契約を解除あ
るいは解約することができるものとする。
(1) 支 払 の 停 止 又は差押、競売、破産、民事再生手続開始、会社更生手続開始会社整理開始、
特別清算開始の申立があったとき。
(2) 任意整理に着手したとき。
(3) 銀行及び手形交換所の取引停止処分を受けたとき。
(4) 公租公課の滞納処分を受けたとき。
(5) 監督官庁による営業許可の取消、営業停止等の処分があったとき。
(6) 廃業、転業あるいは重要な営業権もしくは営業資産の譲渡等の処分の決議を行なったとき。
(7) 資産、信用又は事業に重大な変化が生じ本契約に基づく債務の履行が困難に な る お そ れ
があると認められる相当の理由があるとき。
4
前 項 各 号 の 事 由 の 一 が 生 じ た 場 合 、そ の 事 由 が 生 じ た 当 事 者 は 期 限 の 利 益 を 喪
失し、その時点における全債務を弁済するものとする。また、相手方が直ちに
本契約を解除しないとしても、書面によって解除権を放棄しない限り解除権は
消滅しないものとする。
5
第 1項 、第 2 項 、第 3 項 の 規 定 に よ り 、甲 が 本 契 約 を 解 除 し た 場 合 に お い て 、
乙 に 生 じた損失があっても甲はこれを一切補償しないものとする。
(受託証明書)
第 16条
甲は横浜市国民健康保険料の収納業務の受託を証する受託証明書を発行
し、乙はこれを受領するものとする。
2
乙はコンビニに対し、横浜市国民健康保険料の収納実施コンビニであること
を証する証明書を発行するものとする。なお、この証明書の内容は甲が乙に発
行する受託証明書の内容に準ずるものとする。
(契約期間満了等に伴う事務引継ぎ)
第 17条
乙は、契約の期間を満了したとき、又は本契約が解約若しくは解除され
たときは、直ちに収納事務に関するすべてを甲に引き継がなければならない。
(協議)
第 18条
本契約に定めのない事項又は本契約に関して疑義が生じたときは、横浜
市 契 約 規 則( 昭 和 39年 3月 横 浜 市 規 則 第 59号 )の 定 め に よ る ほ か 、必 要 に 応 じ て 、
甲、乙が協議のうえ定めるものとする。
個人情報取扱特記事項
( 平 成 18年 3 月 )
(個人情報を取り扱う際の基本的事項)
第1条
横 浜 市( 以 下「 甲 」と い う 。)が こ の 契 約 に お い て 個 人 情 報 を 取 り 扱 わ せ る 者( 以
下「 乙 」と い う 。)は 、個 人 情 報 の 保 護 の 重 要 性 を 認 識 し 、こ の 契 約 に よ る 事 務 を 処 理 す
るための個人情報の取扱いにあたっては、横浜市個人情報の保護に関する条例その他個
人情報の保護に関する法令等を遵守し、個人の権利利益を侵害することのないよう、個
人情報を適正に取り扱わなければならない。
(適正な管理)
第2条
乙は、この契約による事務に係る個人情報の漏えい、滅失、き損及び改ざんの防
止その他の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
2
乙は個人情報の取扱いに関する規定類を整備するとともに、管理責任者を特定し、甲
に通知しなければならない。
(従事者の監督)
第3条
乙は、この契約による事務の処理に従事している者に対し、この契約による事務
に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用しないよう
必要かつ適切な監督を行わなければならない。この契約が終了し、又は解除された後に
おいても同様とする。
(収集の制限)
第4条
乙は、この契約による事務を処理するために個人情報を収集するときは、当該事
務を処理するために必要な範囲内で、適正かつ公正な手段により収集しなければならな
い。
(目的外利用の禁止等)
第5条
乙は、甲の指示又は承諾があるときを除き、この契約による事務に係る個人情報
を当該事務を処理する目的以外に利用してはならない。
(複写、複製の禁止)
第6条
乙は、あらかじめ甲の指示又は承諾があった場合を除き、この契約による事務を
処理するにあたって、甲から提供された個人情報が記録された資料等を複写し、又は複
製してはならない。ただし、事務を効率的に処理するため、乙の管理下において使用す
る場合はこの限りではない。
(再委託の禁止等)
第7条
乙は、この契約による事務を処理するための個人情報を自ら取り扱うものとし、
第三者に取り扱わせてはならない。ただし、あらかじめ、甲の書面による承諾を得た場
合はこの限りではない。
2
乙は、前項ただし書きの規定により個人情報を取り扱う事務を第三者(以下「再受託
者 」と い う 。)に 取 り 扱 わ せ る 場 合 に は 、再 受 託 者 の 当 該 事 務 に 関 す る 行 為 に つ い て 、甲
に対しすべての責任を負うものとする。
3
乙は、個人情報を取り扱う事務を再受託者に委託し、又は請け負わせる場合には、乙
及び再受託者がこの規定を遵守するために必要な事項並びに甲が指示する事項について、
再受託者と約定しなければならない。
4
乙は、前項の約定において、甲の提供した個人情報並びに乙及び再受託者がこの契約
による事務のために収集した個人情報を更に委託するなど第三者に取り扱わせることを
例外なく禁止しなければならない。
(資料等の返還)
第8条
乙は、この契約による事務を処理するために甲から貸与され、又は乙が収集し、
複製し、若しくは作成した個人情報が記録された資料等を、この契約が終了し、又は解
除された後直ちに甲に返還し、又は引き渡すものとする。ただし、甲が別に指示したと
きは、当該方法によるものとする。
(報告、資料の提出等)
第9条
甲は、個人情報を保護するために必要な限度において、乙に対し、個人情報を取
り扱う事務について管理状況の説明若しくは資料の提出を求めることができる。
(事故発生時等における報告)
第 10条
乙は、個人情報の漏えい、滅失、き損及び改ざん等の事故が生じ、又は生ずるお
それがあることを知ったときは、速やかに甲に報告し、甲の指示に従うものとする。こ
の契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
(契約の解除及び損害の賠償)
第 11条
甲は、次のいずれかに該当するときは、この契約の解除及び損害賠償の請求をす
ることができる。
(1)
この契約による事務を処理するために乙又は再受託者が取り扱う個人情報について、
乙又は再受託者の責に帰すべき理由による漏えいがあったとき。
(2)
前号に掲げる場合のほか、この特記事項に違反し、この契約による事務の目的を達
成することができないと認められるとき。
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