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清林館高等学校生84 名、UCI を訪問

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清林館高等学校生84 名、UCI を訪問
発行者:JAAC 日米学術センター
4月号 2007 年3月 15 日発行
清林館高等学校生 84 名、UCI
名、UCI を訪問
3月1日木曜日、清林館高等学校(愛知県津島市本町 5-2)の生徒84名と引率の先生方4名の総勢88名が、JAAC カリフォルニアオフィ
スがある University of California, Irvine(カリフォルニア大学アーバイン校:UCI)を訪れました。一行は、5泊7日間の同校米国修学旅行
で3月1日に日本を出発し、同日にロサンゼルスに到着いたしました。アメリカ到着直後の UCI 訪問で、長旅の疲れもあったかと思われます
が、UCI 訪問中、生徒の皆さんは終始笑顔を絶やさず UCI での行事を楽しまれていました。
UCI では異文化研修の一環として清林館高等学校の生徒さんに対し、英語のレクチャー形式によるカリフォルニア州と UCI、そして、アー
バイン市についての講義を行い、また、ESL 英語集中講座の講師による ESL 体験授業を行いました。アメリカの大学で体験するこれらの授業
は、同校の生徒さんにとっては新鮮で、且つ又、貴重な経験となったことでしょう。また、2006 年に同校を卒業し、現在 IVC(Irvine Valley
College)の1年生で、Music Business を専攻している水野友博君(2006 年度 JAAC 生)から貴重な留学体験談のお話しをしていただきまし
た。その後、Pizza とサンドウィッチというアメリカのキャンパスならではの昼食を摂り、UCI キャンパスツアーが行われました。キャンパス
ツアーでは、生徒さん方は3つのグループに分かれて、それぞれのグループには UCI の学生が2人ずつリーダーとして付き、キャンパスの案
内をしながら生徒さん方との会話を楽しんでいました。この後、一行は次の研修見学地であるロサンゼルス市内へ向けて出発いたしました。短
いアメリカ滞在ではありましたが、素晴らしい思い出と貴重な体験を持ち帰っていただけたことを、スタッフ一同、心から願っております。
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《 親と子の絆(3)
“育児大作戦”シリーズ全 11 回
(カリフォルニア担当:照井 紀久夫)
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『名前を呼ぶと、こっちを向いて笑うのよ』
、と実母が嬉しそうに言う。孫がいる家で見られる、ごくありふれた光景です。こんな幸せそうな光景の影には、家
族総出による“育児作戦”が行われていました。ほぼ 24 時間態勢によるオムツの交換、授乳と食事、入浴、夜鳴きの対応、そして、日に何度も様子を見たり・・
等々。まさに、我が子はお大臣様か、お殿様か。でも、所詮、赤ちゃんの仕事は、食べて、出して、泣く、こと。これら一連の作業が滞りなく行われていることが、
赤ちゃんの健康の証。私も父親の役目として、当然、この“育児作戦”に参加しました。ウンチをした後のオムツ交換。お尻を拭いた時にチョッと手に付いたウン
チ。それを知らずにその手で額の汗を拭えば、おでこと目の脇にそのウンチが付いて、どこへ行ってもほのかに臭う『田舎の香水』
。人の排泄物は臭いし、汚いモ
ノと思うのが普通ですが、でも、不思議とこれを汚いと感じませんでした。
『我が子のオシッコやウンチだもの、何で汚いものか!』という想い。自分の骨肉と血
を分けた分身である我が子への、この不思議な想いと感情は何なのか。これも、我が子への『愛・愛情』という想いからなのか。とにかく、我が子の全てを受け入
れることができる、と思った瞬間でした。今朝も元気な泣き声が我が家に響き、一日の始まりを告げています。
“作戦開始、総員配置に付け!”
。
(次号につづく)
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◆◇● 企業が求めるこれからの留学生(後編①)
企業が求めるこれからの留学生
米国企業では新卒者を採用する場合、その学生の『専攻学位』と『成績』を重視
「その学生が大学で学んだ学術分野の学位」と言うのではなく、
「その分野のスペシ
FAQ
「トランスファー(編入)の際に推薦状は必要?」
ャリストとしての資格」を意味するものなのです。企業が求める人材のあり方を比
編入する学校の規定によって異なります。学校によっては、複
すると言われています。アメリカのビジネス社会においては、
『専攻学位』とは単に
較するとすれば、米国企業は Specialist を求め、日本企業は Generalist を求める、 数の推薦状を必要とする場合や、また一方では、推薦状等は一切
と一般的に言われます。これは、日本型企業とアメリカ型企業の業務運営の仕方の
受け付けない、という学校もあります。事前に、編入を希望する
違いに起因すると思われます。日本型企業の多くは、ほぼ共通の専門知識(学位)
学校の Admission Office に確認を取ることを勧めます。また、
を有する者でグループを編成し、いわば Generalist としての集団を形成した上で、 推薦状が必要な場合、「どこの誰に」その推薦状を書いてもらえ
その集団ごとに仕事を行います。一方、アメリカ型企業では、その分野の Specialist
ば一番、有効なものになるのかも考える必要があります。推薦状
としての「個人」を、仕事を行う上での最小 Unit として機能させています。この は、自分自身のことを良く知っている人に依頼することが望まし
ことからも、米国企業の多くは学生が大学で何を『専攻』し、その中でも特に専門
く、普段からあまり接点の無い人に、その時だけ良いように書い
的に学び、身につけた知識と技術は何なのか、という点を重視することがうかがえ
てもらうものではありません。推薦状が必要な場合は、必ず
ます。言うなれば、アメリカの大学の『専攻』は、そのまま米国企業で行う仕事に
JAAC 担当者に相談してください。皆さん一人ひとりの立場や状
密接に関係するものであり、また、種々の業務に直結していると言えます。
(続く) 況に応じて、有効な推薦状についてアドバイスをいたします。
★ JAAC 生の皆さん、保護者の皆さん、何でもお気軽にご相談く
生の皆さん、保護者の皆さん、何でもお気軽にご相談くだ
何でもお気軽にご相談ください ★
●JAAC 本部内保護者様専用ご連絡・ご相談窓口:フリーダイヤル 0120-525-626 [email protected] 担当:高瀬
◎カリフォルニア担当:照井(てるい)[email protected] ◎JAAC 日米学術センター 鈴木:[email protected]
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