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プリンタ管理ソフトウェア
C145-E219-04 GL-シリーズ プリンタ管理ソフトウェア 操作説明書 For Microsoft® Windows® 95 Microsoft® WindowsNT® 4.0 目次 はじめに このたびはプリンタ管理ソフトウェア MarkVision™ by Lexmark( 以降単に MarkVision™ と言います ) をお使いいただきまして、誠にありがとうございます。 MarkVision™ は、日本語 Windows 95 または日本語 Windows NT 4.0 の環境下で、プリンタの各種管 理がパソコンから行えるソフトウェアです。 本マニュアルは MarkVision™ の機能、インストール、設定方法およびトラブルシューティングについ て説明しています。 この MarkVision™ を有効に活用して頂くことにより、特にネットワーク環境下で複数のプリンタを統 合的、効率的に管理することができます。 第 1 版 1997 年 10 月 第 2 版 1998 年 1 月 第 3 版 1998 年 3 月 第 4 版 1998 年 4 月 Windows および Windows NT は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。 IBM は米国 IBM Corporation の登録商標です。 AppleTalk および EtherTalk は、Apple Computer, Inc. の米国および他の国々の登録商標です。 Novell および NetWare は、Novell Inc.の商標です。 Lexmark および MarkVision は、Lexmark International Inc.の商標または登録商標です。 その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 本マニュアルには、“外国為替及び外国貿易管理法”に基づく特定技術が含まれています。したがって、 本マニュアルまたはその一部を輸出する場合には、同法に基づく許可が必要とされます。 本マニュアルの内容は予告なしに変更することがあります。本マニュアルの内容の一部または全部を無 断転載することは固くお断りします。 富士通株式会社 All Rights Reserved, Copyright © 富士通株式会社 1997、1998 本マニュアルの見方 目次 前後のページや目次へ移動するにはページ下部の をクリックして下さい。 また目次から直接目的の項目へも移動出来ます。目次の必要項目にカーソルを合わせ、指さし形の アイコンに変わったら、クリックして下さい。 目次 目 次 はじめに ................................................................................................................................................. I 第 1 章 MarkVision™ の機能 .............................................................................................................1-1 1.1 MarkVision™ とは.............................................................................................................1-1 1.2 MarkVision™ の機能 .........................................................................................................1-3 ■ MarkVision™ プリンタユーティリティ画面 ( メイン画面 ) .......................................1-3 ■ メイン画面からプリンタ詳細画面へ............................................................................1-4 ■ 各画面の説明................................................................................................................1-5 ■ ポイントツーポイント (Point-to-Point) 接続によるプリンタの管理 ..........................1-9 ■ 統計情報の使い方.......................................................................................................1-10 第 2 章 インストール ..........................................................................................................................2-1 2.1 必要動作条件 ......................................................................................................................2-1 ■ ワークステーションの必要動作条件............................................................................2-1 ■ ネットワーク環境の必要動作条件 ...............................................................................2-2 2.2 事前準備チェックシート ....................................................................................................2-3 2.3 MarkVision™ のインストール...........................................................................................2-5 2.4 ネットワークサーバへのインストール.............................................................................2-10 ■ サーバインストールとは............................................................................................2-10 ■ ネットワークサーバへのインストール ......................................................................2-10 ■ クライアント PC で利用する時のインストール ........................................................2-12 ■ クライアント PC のプリンタドライバをサーバと同じバージョンに更新する .........2-15 2.5 プリンタドライバのインストール....................................................................................2-16 第 3 章 設定.........................................................................................................................................3-1 3.1 MarkVision™ の設定 .........................................................................................................3-1 ■ 起動 ..............................................................................................................................3-1 ■「設定」-「プロパティ」による詳細設定 .....................................................................3-2 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ).........................................................3-3 ■ MarkVision™ 側の設定...............................................................................................3-3 ■ プリンタドライバの設定..............................................................................................3-6 ■ TCP/IP 設定ファイルの保存........................................................................................3-9 ■ TCP/IP 設定ファイルの読み込み...............................................................................3-10 目次 3.3 SNMP の設定 ...................................................................................................................3-12 ■ SNMP とは ................................................................................................................3-12 ■ SNMP メッセージ .....................................................................................................3-12 ■ MIB ファイル.............................................................................................................3-13 ■ コミュニティ..............................................................................................................3-13 ■ MarkVision™ での SNMP トラップの設定 ..............................................................3-14 3.4 NetWare の設定 ...............................................................................................................3-16 ■ MarkVision™ を起動する前に ..................................................................................3-16 ■ 印刷形態 .....................................................................................................................3-16 ■ 設定を行う上での注意事項 ........................................................................................3-16 ■ NDS ツリー (NetWare4.1J) での PSERVER 接続の設定.........................................3-17 ■ バインダリサーバ (NetWare3.12J) での PSERVER 接続の設定..............................3-25 ■ NDS ツリー (NetWare4.1J) での NPRINTER 接続の設定 ......................................3-31 ■ バインダリサーバ (NetWare3.12J) での RPRINTER 接続の設定............................3-37 ■ PCONSOLE によるプリントサーバの作成(NDS ツリー)......................................3-43 ■ PCONSOLE によるプリントサーバの作成(バインダリサーバ).............................3-46 ■ NWADMIN によるプリントサーバの作成(NDS ツリー).......................................3-48 3.5 ネットワークのジョブ管理...............................................................................................3-50 ■ ネットワークのジョブ管理とは .................................................................................3-50 ■ ネットワークのジョブ管理画面の表示 ......................................................................3-50 ■ ネットワークのジョブ管理画面 .................................................................................3-51 ■ ジョブの管理..............................................................................................................3-51 第 4 章 アンインストール ...................................................................................................................4-1 第 5 章 トラブルシューティング ........................................................................................................5-1 5.1 一般注意点および推奨事項.................................................................................................5-1 5.2 問題だと思われたら ...........................................................................................................5-7 目次 1.1 MarkVision™ とは 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 1.1 MarkVision™ とは MarkVision™ は、離れた場所のプリンタの状態をリアルタイムに確認したり、ネットワーク設定を 容易に行うプリンタ管理ソフトウェアです。 ▼ステータス表示(カバーオープン時) ステータス 印刷データ LAN カバーを開ける (1) プリンタの状態を Windows 95 または Windows NT4.0 の画面でリアルタイムに確認できます。 l ビジュアル画面での表示および音声 ( サウンドカード必要 ) で確認できます。 l リアルタイムに Windows の画面に反映できます。 (2) プリンタの内部設定を Windows の画面から操作することができます。 l 操作パネルと同じイメージの画面で容易に設定できます。 (3) 印刷枚数等の情報を記録できます。 (4) 簡単な操作で様々なネットワーク接続を容易に設定できます。 1-1 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 (5) 次のような接続形態でご使用できます。 ローカル接続 ピアツーピア接続 データ データ ステータス ステータス プリンタとパソコンがローカル接続(パラ レル接続)。プリンタは直ぐ近くにあるの で実用上はあまりメリットはありません。 プリンタとパソコンがローカル接続 ( パラレ ル接続 ) 状態でパソコン同士が LAN 接続。 注 ) Windows 95 の時のみこの接続を サポートしています。Windows NT4.0 では、この接続をサポートし ていません。 注 ) Windows 95 の時のみこの接続 をサポートしています。Windows NT4.0 では、この接続をサポートし ていません。 クライアントサーバ接続 ポイントツーポイント接続 サーバ データ データ ステータス ステータス プリンタはネットワークアダプタに より、LAN に直結します。プロトコ ルは TCP/IP プロトコルを使用しま す。 プリンタはネットワークアダプタにより LAN に 直結します。印刷は、サーバ経由。サーバとして は、NetWare サーバを使用できます (Ver3.12J お よび Ver4.1J)。ステータスは、LAN 経由で直接 見えます。ただし NetWare 管理者のみです。一 般ユーザは MarkVision™ でプリンタを管理する ことはできません。なお、サーバにローカル接続 されたプリンタは MarkVision™ はサポートして いません。 1-2 目次 1.2 MarkVision™ の機能 1.2 MarkVision™ の機能 MarkVision™ は以下のような機能を持っています。 ■ MarkVision™ プリンタユーティリティ画面 ( メイン画面 ) l MarkVision™ には多くの情報を表示できるプリンタウインドウがあります。これは、いくつか の表示形式を選択できます。また、詳細表示モードでは並べかえたり、削除することができる 表示項目が数多く用意されています。 l プリンタを表示するウインドウは多重にいくつも開けるので、1 つのプリンタウインドウにすべ てのネットワークプリンタを表示させる必要はありません。1 つのウインドウにいくつかのプ リンタを表示させ、別のプリンタウインドウを開いて、いくつかの別のプリンタを表示させる ことができます。必要な数だけプリンタウインドウを作成することができます。ウインドウは ユーザの手作業で作ることも、フィルタ機能を使って自動的に MarkVision™ に生成させること もできます。 モデル名 プリンタにつけたニックネーム プリンタの状態 ネットワークの詳細情報 接続形態 「IP」は、TCP/IP によるネットワーク 接続です。 アダプタタイプ:イーサネットカードの種類 ネットワークアドレス:イーサネットカードの グローバルアドレス。 詳細表示ボタン 検索されたプリンタをこの例のように詳細まで表示させる。 検索された MarkVision™ 対応 プリンタ アイコン化の例 アイコン表示ボタン 検索されたプリンタをアイコン化して表示させる。 隣は、アイコンの「小さいアイコン」のボタン。 1-3 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 ■ メイン画面からプリンタ詳細画面へ メイン画面の中のプリンタアイコンの 1 つをダブルクリックすると、そのプリンタに関するプリン タ詳細画面が以下のように表示されます。 「ステータス」 「プリンタのアイコン」のダブルクリックで以下の詳細画面 タブのクリックで以下の詳細画面 「コントロールパネル」 「アダプタの設定」 「NetWareの設定」 「統計情報」 「NetWareの拡張設定」 「TCP/IPの設定」 1-4 目次 「ネットワークのジョブ管理」 1.2 MarkVision™ の機能 ■ 各画面の説明 (1)「ステータス」画面 l 実際のプリンタの外観に似せた状態表示画面です。これはプリンタ毎に多重に開くことができま す。また各プリンタについて、最小化にしておき、タスクバー上にアイコンとして表示しておく こともできます。そしてプリンタに異常が発生するか、状態が変化したとき、自動的にウィンド ウを開くように設定しておくこともできます。 本体操作パネルの内容を表示 プリンタの詳細を表示 (オプションを含む) プリンタをイメージ化した画面 プリンタ状態を表示 アラートになるとアラート場所を表示 過去のイベント、エラー等を表示 アラート状態 用紙切れ カバーオープン 用紙詰まり 1-5 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 l 装置の仕様 ( オプション含む ) の確認 をクリックすると オプションが付け ば、画面にも反映 「 カセット 1 」の ・用紙サイズ ・用紙タイプ ・最大枚数 「 両面印刷機構 」 他のオプションが 付いているときは それについても 詳細表示可能 例:カセット 2 (500 枚カセット) 「 各種バージョン 」情報 1-6 目次 1.2 MarkVision™ の機能 (2)「コントロールパネル」タブ プリンタの液晶パネルと同様の表示 本体と同じ形状、機能のオペレータスイッチ (3)「統計情報」タブ (4)「アダプタの設定」タブ 「アダプタ」とは、プリンタの LAN カードのことです。主に設定の確認 に使用。 参考:Microsoft では、LANカード のことをアダプタと呼んでいます。 (5)「TCP/IP の設定」タブ ホスト名の確認や変更に使用 1-7 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 (6)「NetWare の設定」タブ (7)「NetWare の拡張設定」タブ (8)「ネットワークのジョブ管理」タブ 1-8 目次 1.2 MarkVision™ の機能 ■ ポイントツーポイント (Point-to-Point) 接続によるプリンタの管理 MarkVision™ がポイントツーポイント (Point-to-Point) 接続で、プリンタと直接通信している様子 を下の図に示します。ポイントツーポイント (Point-to-Point) 接続は、TCP/IP プロトコルを使って いますので、WAN(Wide Area Network) を通してリモートサイトでプリンタを管理したり、サポー トすることができます。LAN も WAN も同様に扱えるのが大きな特徴です。 管理側端末 TCP/IP WAN クライアント端末 イーサネット 利点は、 クライアントと管理者が同一画面をみながら、プリンタの設定ができる クライアントと管理者が同一画面をみながら、問題点の解析ができる 統計情報を使ってクライアントのプリンタの障害履歴の管理、使用状況の確認ができる ことです。 1-9 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 ■ 統計情報の使い方 MarkVision™ の統計情報収集機能を利用することにより、プリンタに関する様々なジョブ統計値を 集計し、管理することができます。Microsoft Excel を例にその方法を紹介します。 <「統計情報」タブの詳細 > 「統計情報」タブの各項目は以下のように動作します。 プリンタ 印刷ジョブ 印刷ジョブ MV MV クライアント A クライアント B 1 - 10 目次 1.2 MarkVision™ の機能 項目 MV を 起動 しない 機 能 しない 記録 する 記録 しない 記録 する 〇 〇 〇 〇 ※記録 カウンタ リセット後 の印刷枚数 プリンタの電源投入後または「カウ ンタリセット」後の印刷枚数を表示 します。他のクライアントからのリ セットも有効です。 MV を起動 プリンタの電源が投入されてから印 刷された枚数を表示します。プリン タの電源が投入されるたびに、カウ ントは0(ゼロ)にリセットされま す。 〇 〇 〇 〇 総印刷枚数 このプリンタで印刷した総印刷枚数 を表示します。ユーザによる変更や、 カウンタのリセットはできません。 他のクライアントから印刷された分 も含まれます。 〇 〇 〇 〇 ※ 記録する ここをチェックすると、プリンタの 各種動作の統計情報を指定のテキス トファイルに保存します。また、以 下の統計値のカウントを開始します。 - - - - 総印刷枚数 現在のプリンタで印刷された総印刷 枚数を表示します。他のクライアン トから印刷された分も含まれます。 × × × 〇 現在のプリンタで両面で印刷された 枚数を表示します。他のクライアン トから印刷された分も含まれます。 × × × 〇 現在のプリンタで印刷された総ジョ ブ数を表示します。他のクライアン トから印刷されたジョブも含まれま す。 × × × 〇 現在のプリンタで印刷されたジョブ 1 ジョブあた の印刷時間の平均を表示します。他 りの平均印 のクライアントから印刷されたジョ 刷時間 ブも含まれます。 × × × 〇 印 電源投入中 刷 の印刷枚数 枚 数 ジ ョ ブ 総両面印刷 の 枚数 統 計 値 総印刷 ジョブ数 カウント 方法 MV を起 動してい なくても、 カウント は継続し ています。 ※「記録 する」時 のみカウ ントしま す。 MV : MarkVision™ 。〇 : カウントします。× : カウントしません。 ※ 記録する / しない : 「ジョブの統計値」―「記録する」チェックボックス。 1 - 11 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 <統計情報ファイルの設定> MarkVision™ 起動中の各プリンタの統計値をファイルとして記録するためには、以下のようにして 統計情報ファイルの初期設定をする必要があります。 注:ネットワークにつながっているプリンタの統計値を記録する場合は、1 台のパソコンで行って 下さい。 ① MarkVision™ のプルダウンメニューから、「設定」―「プロパティ」を選択し、表示されるプ ロパティ設定画面の中から、「統計情報」タブをクリックします。 ② 「参照」ボタンをクリックすると、統計情報ファイルの指定画面が表示されますので、ファイル を指定します。 1 - 12 目次 1.2 MarkVision™ の機能 ③ 統計情報を収集するプリンタの対象によって、以下のどちらかを選択します。 a. 収集する統計情報の対象をこの MarkVision™ が管理している全てのプリンタとする場合は 「全プリンタの統計をとる」をチェックし、「OK」ボタンをクリックします。これで統計 情報に関する設定は完了です。 b. 個々のプリンタに対して、収集する統計情報の対象を指定する場合は「全プリンタの統計 をとる」をチェックせずに、「OK」ボタンをクリックします。 ④ MarkVision™ のプリンタ詳細画面で、対象とするプリンタを選択して右クリックし、プルダウ ンメニューから、 「開く」―「統計情報」を選択すると、以下の画面が表示されます。 ⑤ 統計情報設定画面の「ジョブの統計値」―「記録する」をチェックします。これで統計情報に 関する設定は完了です。 1 - 13 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 < Microsoft Excel を使用した統計情報の集計> ① Microsoft Excel を起動し、プルダウンメニューから、「ファイル」―「開く」を選択します。 ② 以下の画面が表示されますので、ファイルの種類から「テキストファイル (*.prn; *.txt; *.csv)」 を選択します。読み込む統計情報ファイルを選択し、「開く」をクリックします。 ③ 以下の画面が表示されますので、区切るデータの形式を指定して「次へ」ボタンをクリックし ます。 1 - 14 目次 1.2 MarkVision™ の機能 ④ 以下の画面が表示されますので、フィールドの区切り文字を指定して「次へ」ボタンをクリッ クします。 ⑤ 以下の画面が表示されますので、区切り後の列のデータ形式を指定して「完了」ボタンをク リックします。 ⑥ 統計情報のデータがスプレッドシートに読み込まれますので、これらのデータからプリンタの ジョブに関する統計値を集計することが可能です。 1 - 15 目次 第 1 章 MarkVision™ の機能 章 ⑦ 統計情報ファイルの構成 統計情報ファイルは、1 行を 1 レコード (Job の完了やプリンタの状態遷移などが 1 レコードに 相当します。) として各フィールドがコンマで区切られたテキストファイルとして構成されてい ます。それぞれのレコードは、70 個のデータフィールドで構成され、コンマで区切られていま す。それぞれのレコードは完了した印刷ジョブまたはプリンタから報告されたエラー状態を表 しています。あるレコードがエラー状態を示していたら、エラー状態データフィールドに現れ ます。( フィールド 40) エラー状態フィールドが空白の場合は、そのレコードは支障無く印刷 ジョブを完了した事を表しています。 以下にこのレコードの全てのフィールドの意味を示します。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 ポート名(変数文字)これはひとつ 以上のポートのリストです。;(セミ コロン)で区切られています。 曜日(固定文字、長さ =3) 月(固定文字、長さ =3) 月内の日付(整数) 時刻 ( 固定文字、長さ =8) 年(整数) 入力ソースの番号 ( 整数) ジョブ論理ユニット番号(整数) ジョブ ID(整数) ジョブ処理時間(整数) 手動シートフィーダ全印刷枚数(整 数) 手動シートフィーダ全印刷ページ数 (整数) 未サポート(現在 = 0) 手動封筒フィーダ全印刷枚数(整数) 手動封筒フィーダ全印刷ページ数 (整数) 未サポート(現在 = 0) カセット1全印刷枚数(整数) カセット1全印刷ページ数(整数) 未サポート(現在 = 0) カセット2全印刷枚数(整数) カセット2全印刷ページ数(整数) 未サポート(現在 = 0) 自動封筒フィーダ全印刷枚数(整数) 自動封筒フィーダ全印刷ページ数 (整数) 未サポート(現在 = 0) カセット3全印刷枚数(整数) カセット3全印刷ページ数(整数) 未サポート(currently = 0) フィーダ2全印刷枚数(整数) 30 31 32 33 34 35 36 37-40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 - 54 55 フィーダ2全印刷ページ数(整数) 未サポート(currently = 0) 給紙トレイ全印刷枚数(整数) 給紙トレイ全印刷ページ数(整数) 未サポート(現在 = 0) カセット 4 全印刷枚数(整数) カセット 4 全印刷ページ数(整数) 未サポート(現在 = 0) 未サポート 未サポート 未サポート 未サポート 未サポート 未サポート その他のジョブデータ(変数文字) プリンタのシリアル番号(変数文字) エラー条件(変数文字) 未サポート(現在 = 0) カセット 1 total Contone 印刷枚数(整 数)。カラープリンタでない場合は常に 0。 56 カセット 1 全 4-plane color 印刷枚数 (整数)。カラープリンタでない場合は常 に0。 57 カセット 2 全 Contone 印刷枚数(整 数)。カラープリンタでない場合は常に 0。 58 カセット 2 全 4-plane color 印刷枚数 (整数)。カラープリンタでない場合は常 に0。 59 フィーダ 1 全 Contone 印刷枚数(整 数)。カラープリンタでない場合は常に 0。 60 フィーダ 1 全 4-plane color 印刷枚数 (整数)。カラープリンタでない場合は常 に0。 61 - 70 未サポート(現在 = 0) 注:プリンタが対応していない項目は“0”となります。 1 - 16 目次 2.1 必要動作条件 第 2 章 インストール MarkVision™ をインストールの際には、 「2.2 事前準備チェックシート」を確認しながら作業をすす めてください。 2.1 必要動作条件 ■ ワークステーションの必要動作条件 - MarkVision™ for Windows 95/NT4.0 は Windows 95 または Windows NT4.0 が動作している 以下の IBM-PC AT 互換機 (DOS/V 機とも呼ばれます)および PC-9800 シリーズで動作しま す。ARC 互換 RISC ベースのプロセッサ (MIPS® R シリーズ、Alpha、PowerPC)を使用し た RISC システムでは動作しません。 Intel® 486(25MHz)以上、Intel Pentium®、Pentium® Pro - 1.44MB フォーマットのフロッピィディスクが読めるドライブまたは CD-ROM ドライブが必要 です。 - Windows 95 にインストールする場合はそのバージョンは 4.00.950a 以上が必要です。 (Internet Explorer 4.0 をご使用の場合は必ず 4.01 にバージョンアップして下さい。) - Windows NT4.0 にインストールする場合はそのバージョンは 4.00.1381 以上が必要です。 - MarkVision™ をインストールするにはハードディスクに 9MB 以上の空き容量が必要です。 - プリンタドライバをインストールするにはハードディスクに 1MB 以上の空き容量が必要です。 注 : 本 MarkVision™ は、パソコンのサスペンド/レジューム機能には対応していません。サスペン ド/レジューム機能は使わないでください。 2-1 目次 第 2 章 インストール 章 インストール ■ ネットワーク環境の必要動作条件 ローカル、ピアツーピア以外の接続で MarkVision™ を使用する場合は、以下の動作条件を満たす 必要があります。 l ワークステーションの必要動作条件 : 以下のモジュールがインストールされ、正常に動作していることが必要です。 <TCP/IP プロトコルを使用する場合 > Microsoft 製 TCP/IP プロトコル <NetWare を使用する場合 > Windows 95 : Novell NetWare Client 32 for Windows 95 Windows NT4.0 : Novell IntranetWare Client for Windows NT 注 1: Windows NT4.0 では、必ず Microsoft より無償提供されているアップデートモ ジュール「Service Pack 3」をインストールの上でご使用ください。 注 2: Microsoft 提供のクライアントソフトは使わないで下さい。正常に動作できません。 注 3: NEC PC98 シリーズの一部のパソコンでは、IntranetWare Client が入っていると MarkVision™ が正常に動作しないことがあります。このような場合には、 IntranetWare Client を削除し、NetWare Client 32 をインストールしてお使い下さ い。(この際、IntraneWare の一部の機能は使えなくなります。) l プリンタの必要動作条件 : 以下の版数のネットワークアダプタにより、直接ネットワークに接続されたプリンタが必要で す。 - 「イーサネットカード 2/ T」..... 4.128.1 またはそれ以上 - 「イーサネットカード T」............. 4.128.1 またはそれ以上 注 : ネットワークアダプタに添付されているネットワークプリンタユーティリティガイドを 参照してください。MarkVision™ からネットワークアダプタを設定したりインストー ルするための補足情報が記述されています。 2-2 目次 2.2 事前準備チェックシート 2.2 事前準備チェックシート 重要! 弊社で提供させていただいております日本語入力モジュール「OAK for Windows 95」の バージョンが V4.0 L10rel.10J より古い場合、MarkVision™ のインストールを行うと Windows 95 の環境が破壊されます。必ず更新を行ってください。 □ 本 MarkVision™ は、他のプリンタ管理ソフトと共存させると、ソフトの種類によっては正常に 動作しないことがあります。(当社確認では、Lexmark 社プリンタ用の MarkVision™ ソフトと の共存ができません。共存させてしまった場合は、システムの入れ替えが必要となる場合があり ます。)本 MarkVision™ をインストールする場合は、これらを事前に削除してください。 □ お使いになる環境(プリンタポート) セントロ ネットワーク □ セントロポートの設定(プリンタのコントロールパネルによ □ ネットワーク情報取得 る) プリンタのネットワーク設定(オプション l セントロポート設定の「NPAP」モードが「解 イーサネットカード搭載) 除」の場合は「自動」にしてください。 イーサネットカード 2/T マニュアル 参照 MarkVision™ で統計情報機能を利用する方は、 (ネットワーク管理者に確認してください) 「NPAP」モードを「設定」にして下さい。 IP アドレス ( . . . ) l 「ソウホウコウセントロ」モードは、「設定」又 IP ネットマスク ( . . . ) は「ニブル/バイト」にしてください。 (設定方法は、装置取り扱い説明書 参照) IP ゲートウエイ ( . . . ) □ すでに MarkVision™ がインストールされている場合は、その操作説明書および Readme.txt ファイルを参照してアンインストール(削除)してください。 Windows 95 Windows NT4.0 □ Windows 95 のバージョンの確認 「マイコンピュータ」 「コントロールパネル」「システム」を選択 し、「システム」の右上にある 「4.00.950」の部 分を確認してください。 「4.00.950a」またはそれ以降 □ Microsoft 社より無償提携されている 「Service Pack 3」によるバージョンアップ を行っていない場合は、ご入手の上、バー ジョンアップして下さい。 「4.00.950」 □ Microsoft 社より無償提携されている 「Service Pack 1」を御入手の上、バー ジョンアップして下さい。 □ Administrator(管理者)のアカウント権限 で Windows NT にログインしてください。 □ Internet Explorer 4.0 をご使用の場合はイン ストールの前に必ず 4.01 にバージョンアッ プしてください。 □ 次ページ「MarkVision™ のインストール」 へ進んでください。 次のページへ 2-3 目次 第 2 章 インストール 章 インストール 前ページより 95 NT □ 日本語入力モジュール「OAK for Windows95」を使用していますか ? いいえ はい □ OAK for Windows95 のバージョン確認 「スタート」、「プログラム」、「OAK」、「環境設定」、「ヘルプ」、「OAK のバージョン情 報」を確認ください。 「V4.0 L10 rel.10J」以降 「V2.3」、「V3.0」、「V4.1」 「V4.0 L10 rel.10C」 □ OAK for Windows95 のバージョンアップ 弊社では、常に新しいバージョンの OAK の差分ファイルを、下記の方法で無償提供さ せていただいておりますので、バージョンアップしてください。 ① プリンタ添付のフロッピィディスクもしくは CD-ROM に収録されています。 ② 弊社のインターネット・ホームページからダウンロードできます(URL は以下のと おりです)。 http//www.fujitsu.co.jp/hypertext/fm world/product/lib/ ③ ニフティサーブからダウンロードできます(下記のいずれかに GO コマンドで入ります)。 FMINFO(富士通 FM シリーズ情報)→ 6. ソフトウェア技術情報→ 8. プログラム ④ ユーザ登録済のお客様の場合、富士通ソフトウェアセンタにご要求くだされば、フ ロッピィディスクに格納して郵送(媒体・送料とも無償)させていただきます。 □ MarkVision™ のインストール(2.3 項、2.5 項参照) □ プリンタドライバのインストール MarkVision™ あるいはプリンタドライバのインストール時、一部のファイルより新しいファイル がシステムに存在している場合、「バージョンの競合」の警告画面が表示されることがあります。 この場合は最新バージョンを使用するように指定してください。 □ MarkVision™ の起動 (MarkVision™ のショートカットアイコンをダブルクリックします) * MarkVision™ で設定されているプリンタがオンラインになっていることを、 MarkVision™ 起動 前に確認して下さい。 ① プリンタポートがセントロの方は、MarkVision™ の画面上にプリンタが検出されます。 ② プリンタポートがネットワークの方は、次へ進んで下さい。 (NetWare をお使いの方は 3.4 項参照) □ MarkVision™ で TCP/IP アドレス設定をします。 (3.2 項参照) ① プリンタで設定した TCP/IP のアドレスを MarkVision™「設定」プルダウン→「TCP/IP」 →「アダプタの追加」クリックでアドレスを入力します。 ② 最新の情報に更新します。「プリンタ」プルダウン →「最新の状態に更新」 新たに検索されたプリンタを表示。 □ プリンタドライバのポート設定 (3.2 項参照) ① 「スタート」→「設定」→「プリンタ」により設定を行うプリンタを選択し、「ファイル」→ 「プロパティ」を開き、「詳細」を選びます。 ② 「ポートの追加」をクリックし、追加するポートを「その他」より「Fujitsu Network Printer Monitor」を選びます。 「OK」クリックで接続可能なプリンタを検索し表示します。 2-4 目次 2.3 MarkVision™ のインストール 2.3 MarkVision™ のインストール MarkVision™ のインストールは次の手順で行ってください。 MarkVision™ を Windows NT4.0 にインストールするには Administrator(管理者)のアカウント グループの権限で Windows NT にログインしてください。アンインストールを行う場合も、Administrator のアカウントグループの権限で Windows NT にログインしてください。インストール後は Administrator と Administrators グループと USERS グループが MarkVision™ の機能を使うこと ができます。それ以外のユーザは、どちらかのグループの権限を追加することにより MarkVision™ を使うことができます。 (1)CD-ROM からインストールする場合は、起動メニューより「MarkVision™ のインストール」 をクリックします。起動メニューは通常 CD-ROM をセットすると自動的に起動しますが、起動 しない場合は、「スタート」メニューの「ファイル名を指定して実行」をクリックし、「参照」 をクリックします。CD-ROM のセットされているドライブのフォルダの「Utility」‐ 「Markvis」‐「Japanese」‐「Win32mv」‐「Disk1」の「setup.exe」を選択し、 「開く」を クリックして、「OK」します。 フロッピィディスクからインストールする場合は、MarkVision™ for Microsoft Windows 95/ NT4.0 ディスク1をフロッピィディスクドライブ(通常 A:)に入れて、デスクトップの「ス タート」メニューの中の「ファイル名を指定して実行」をクリックし、 「A:SETUP」と入力し 「OK」します。 (2)以下の画面が表示されたら「次へ」をクリックします。 2-5 目次 第 2 章 インストール 章 インストール (3) インストール方法の選択画面が表示されたら、システムにインストールする場合は「ローカル インストール」、サーバにインストールする場合は「サーバインストール」を選択し、「次へ」 をクリックします。サーバインストールに関しては「2.4 ネットワークサーバへのインストー ル」を参照して下さい。 (4) インストール先の選択画面が表示されたら、インストールするフォルダを指定し「次へ」をク リックします。 2-6 目次 2.3 MarkVision™ のインストール (5) コンポーネントの選択画面が表示されたら、インストールするコンポーネントをチェックし 「次へ」をクリックします。なお、WindowsNT4.0 ではピアツーピア接続はサポートしないた め、「ピアツーピアサーバ」および「ピアツーピアクライアント」コンポーネントは存在しませ ん ( 表示されません )。 注:NetWare Client 32 又は、IntranetWare Client がインストールされていない時は、 NetWare ボックスをチェックしないで下さい。 2-7 目次 第 2 章 インストール 章 インストール (6) オプションの選択画面が表示されたら、オプションを選択し、「次へ」をクリックします。 (7) プログラムフォルダの選択画面が表示されたら、アイコンを追加するプログラムフォルダを既 存のフォルダより選択するか新規にフォルダ名を入力して「次へ」をクリックします。 2-8 目次 2.3 MarkVision™ のインストール (8) ファイルコピーの開始の画面が表示されたら、インストールする項目が正しければ「次へ」を クリックし、コピーを開始します。 (9) 以下の画面が表示されると、インストールは完了です。「終了」ボタンをクリックし、インス トールを終了させてください。 2-9 目次 第 2 章 インストール 章 インストール 2.4 ネットワークサーバへのインストール ■ サーバインストールとは MarkVision™ のインストールを実行する際に、サーバ・オプションを選択することにより MarkVision™ およびプリンタドライバをネットワークサーバ上にインストールすることができます。サー バインストールを実行することにより、以下が可能になります。 (1) フロッピィディスクを使用せずに、ネットワークサーバから MarkVision™ をインストールする ことができます。 (2) プリンタドライバをサーバからインストールすることができます。 (3) サーバ上のファイルをそのまま使用して、クライアントのパソコン上で MarkVision™ を実行す ることができます。 (4) クライアントのプリンタドライバをサーバ上のバージョンと同じにするためクライアントから プリンタドライバの更新をすることができます。 ■ ネットワークサーバへのインストール ① 「2.3 MarkVision™ のインストール」の (3) で「サーバインストール」を選択し「次へ」をク リックすると以下の画面が表示されますので、インストールするサーバのフォルダを指定し 「次へ」をクリックします。 2 - 10 目次 2.4 ネットワークサーバへのインストール ② オプション選択画面が表示されますので、オプションを選択して「次へ」をクリックします。 ③ ファイルコピー開始の画面が表示されますので、確認後「次へ」をクリックします。 ④ サーバへのファイルのコピーが開始されますので、画面の指示に従いフロッピィディスクを差 し替えてください。 2 - 11 目次 第 2 章 インストール 章 インストール ⑤ 以下の画面が表示されると、サーバへのインストールは完了です。「終了」ボタンをクリック し、インストールを終了させてください。 ■ クライアント PC で利用する時のインストール インストールする際に指定したサーバのフォルダにある SETUP.EXE を実行します。サーバへのイ ンストール時の②で、「MarkVision™ のディレクトリを参照する。 」のチェックをしていない時に は、(2) に進んでください。 (1) サーバのファイルをそのまま使用して、MarkVision™ を実行する場合 ① 以下の画面が表示されますので、サーバ上のファイルをそのまま使用して、クライアントのパ ソコンで MarkVision™ を実行する場合には「サーバから実行」を、しない場合には「サーバか らインストール」を選択します。「サーバからインストール」を選択した場合は、(2) に進んで ください。 2 - 12 目次 2.4 ネットワークサーバへのインストール ② 以下の画面が表示されますので、インストールするコンポーネントを選択し「次へ」をクリッ クします。なお、WindowsNT4.0 ではピアツーピア接続はサポートしないため、 「ピアツーピ アサーバ」および「ピアツーピアクライアント」コンポーネントは存在しません。(表示されま せん)。 ③ 以降はローカルインストールの場合と同じです。 2 - 13 目次 第 2 章 インストール 章 インストール (2) サーバから MarkVision™ をインストールする場合 ① 以下のインストール画面が表示されますので、画面の指示に従ってください。これ以降の手順 は、ローカルインストールと同じです。 ② 以下の画面が表示されると、クライアントへのインストールは完了です。「終了」ボタンをク リックしてください。MarkVision™ を実行するには、パソコンを再起動してから実行してくだ さい。 (3) プリンタドライバをサーバからインストールする場合 プリンタドライバは、「サーバへのインストール」時に指定したディレクトリの下のサブディレ クトリ「Drivers.w95」(Windows 95 の時 ) または、「Drivers.wnt」(Windows NT4.0 の時 ) に インストールされています。プリンタドライバをサーバからインストールするには、そのディ レクトリを指定して通常と同じ方法でインストールを行ってください。 2 - 14 目次 2.4 ネットワークサーバへのインストール ■ クライアント PC のプリンタドライバをサーバと同じバージョンに更新する ① MarkVision™ のメニューから、「設定」−「プリンタドライバの更新」を選択します。 ② 以下の画面が表示されます。この画面が表示された状態から、プリンタドライバの更新を実行 する場合には、「スタート」ボタンをクリックします。 ③ 以下の画面が表示されますので、「はい」ボタンをクリックします。 ④ プリンタウィザードが起動されますので、画面の指示に従ってください。 2 - 15 目次 第 2 章 インストール 章 インストール 2.5 プリンタドライバのインストール プリンタドライバのインストールは次の手順で行って下さい。 ① 「スタート」、「設定」、「プリンタ」により「プリンタの追加」をクリックします。 ② プリンタの管理方法を選択し、 「次へ」をクリックします。 ③ プリンタのポートを選択します。ポイントツーポイント接続にてプリンタを使う場合は、「ポー トの追加」でポートを追加してください。 2 - 16 目次 2.5 プリンタドライバのインストール ④ 「富士通」の「FUJITSU PrintPartner GL-XXX」を選択します。 ⑤ 既に、インストールされている場合には「現在のドライバを使う」を選択してください。 ⑥ プリンタ名を付けて「次へ」をクリックします。 2 - 17 目次 第 2 章 インストール 章 インストール ⑦ このプリンタを共有するか選択し、「次へ」をクリックします。 ⑧ インストール後、テストページを印刷するか選択し、「完了」をクリックします。 ⑨ 以上で新規にプリンタがセットされます。プリンタドライバを要求された時は、プリンタドラ イバフロッピィディスク (Windows 95 用または Windows NT4.0 用 ) を入れます。または CDROM の所定のディレクトリを指定します。 2 - 18 目次 3.1 MarkVision™ の設定 第 3 章 設定 3.1 MarkVision™ の設定 ■ 起動 MarkVision™のショートカットアイコンをダブルクリックし ます。 MarkVision™のスタート画面(数秒後、自動的に消滅) 注 : MarkVision™ で設定されているプリンタがオンラインになっていることを、MarkVision™ を 起動する前に確認してください。 3-1 目次 第 3 章 設定 章 設定 ■「設定」-「プロパティ」による詳細設定 「設定」 「プロパティ」による詳細設定 エラー発生時に画面のポップアップをす るとか、音声を出すとか、細かな設定が 可能。 チェックをすべてはずしてエラーを表示 させないことも可能。 (ワープロに専念するときに便利です。) 「オプション」 「確認」 「ステータス通知」 「サウンドセットアップ」 「統計情報」 「プリンタドライバの更新」 3-2 目次 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ) 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ) ポイントツーポイント接続されたプリンタを MarkVision™ で管理するためには、以下のようにし て登録する必要があります。 ■ MarkVision™ 側の設定 ① MarkVision™ メイン画面において「設定」の「TCP/IP」を選択します。 ② 「アダプタの追加」をクリックします。NS,WINS,DHCP 等のネームサーバによる名前解決を使 用する場合は、「ネームサーバによる名前解決を可能にする」をチェックします。 ③ アダプタの追加には以下の2通りの方法があります。 (1) アダプタの追加のボックスの中の「TCP/IP アドレスまたはアダプタ名」に IP アドレスを 入力し、「OK」をクリックします。コミュニティ名「public」は変更しないでください。 3-3 目次 第 3 章 設定 章 設定 (2) アダプタの追加のボックスの中の「TCP/IP アドレスまたはアダプタ名」にアダプタ名 (DNS ホスト名など)を入力し、「OK」をクリックします。コミュニティ名「public」は変 更しないでください。 ④ 追加したアダプタが「アダプタの一覧」に表示されます。確認して「閉じる」をクリックしま す。 ⑤ 「最新の状態に更新」します。 3-4 目次 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ) ⑥ 新たに検索されたプリンタを確認します。追加したアダプタが表示されますが、「接続」は空欄 のままになっています。これは、このプリンタに“Fujitsu Network Port”による接続が行わ れていないためです。接続は、次の「プリンタドライバの設定」で行います。 ⑦ プリンタ名の横にあるアイコンをダブルクリックするとステータスが表示されます。 3-5 目次 第 3 章 設定 章 設定 ■ プリンタドライバの設定 ポイントツーポイント接続時のプリンタドライバの設定は次の手順で行って下さい。 ① 「スタート」、 「設定」、「プリンタ」により設定を行うプリンタを選択し、「ファイル」、「プ ロパティ」を開き、 「ポート」を選びます。 ② 「ポートの追加」をクリックし、「Fujitsu Network Port」を選びます。 3-6 目次 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ) ③ 「OK」をクリックすると、MarkVision™ は、接続可能なプリンタを検索し、「TCP/IP ポー トの追加」ボックスを表示します。IP アドレスを確認して、「論理ポート名」にポート名を 入れ、 「OK」をクリックします。 ④ 「印刷先のポート」に新規のポートが入力された事を確認し、「OK」をクリックします。 3-7 目次 第 3 章 設定 章 設定 ⑤ 「MarkVision プリンタユーティリティ」の画面で「プリンタ」、 「最新の状態に更新」を選 び、「接続先」に新ポートが表示されることを確認します。 ⑥ 印刷が可能になります。アプリケーションのなかの「印刷」ボックスのなかの「プリンタ 名」から TCP/IP 接続されたプリンタを選択します。 3-8 目次 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ) ■ TCP/IP 設定ファイルの保存 MarkVision™ の「ファイルのエクスポート」機能を使うことにより、「アダプタの一覧」に表示さ れている全ての TCP/IP アダプタの設定情報をファイルに保存できます。 ① 「TCP/IP の設定」画面の「ファイルのエクスポート」をクリックします。 ② エクスポートするファイルを指定し、「保存」をクリックします。 3-9 目次 第 3 章 設定 章 設定 ■ TCP/IP 設定ファイルの読み込み あらかじめ保存しておいた TCP/IP 設定ファイルを読み込むことにより、MarkVision™ に複数の TCP/IP アダプタを一括で追加することができます。 ① 「TCP/IP の設定」画面にて「ファイルのインポート」をクリックします。 ② インポートするファイルを指定し、「開く」をクリックします。 3 - 10 目次 3.2 TCP/IP の設定 ( ポイントツーポイント接続の設定 ) ③ インポートしたアダプタが表示されます。確認して「閉じる」をクリックします。 ④ 「最新の状態に更新」すると、以下のように画面表示されます。 ⑤ 新たに検索されたプリンタを確認します。 3 - 11 目次 第 3 章 設定 章 設定 3.3 SNMP の設定 ■ SNMP とは SNMP (Simple Network Management Protocol) とは、ネットワーク上の各種装置を管理するため の TCP/IP の上位プロトコルのひとつです。従って TCP/IP を使用していなければ使えません。 ネットワーク接続機器が SNMP をサポートしていれば、ワークステーションで動作している汎用の SNMP 管理ソフトから、そのネットワーク接続機器の設定情報を読み込んだり、逆に設定すること も可能です。また、ネットワーク接続機器から管理ソフトに対して非同期の割り込み情報を通知す ることも可能です。SNMP ではネットワーク接続機器は、一般に管理対象ノード、またはエージェ ントと呼ばれ、管理ソフトを動かしているワークステーションはネットワーク管理ステーション、 またはマネージャとも呼ばれます。 本 MarkVision™ にてネットワークアダプタに、所定の設定を行うことにより、例えばプリンタに 用紙ジャムが発生した場合に、汎用の SNMP マネージャに対して、エラー発生とその内容を通知す ることが可能となります。 ■ SNMP メッセージ SNMP によるエージェントの管理は以下の 5 種類のメッセージ ( 相互通信データ ) のみを使って行 われます。 (1) マネージャからエージェントへのメッセージ GetRequest GetNextRequest SetRequest 管理ステーションによる管理対象ノードの動作状況の監視。 管理ステーションによる管理対象ノードの動作状況の監視。 管理ステーションによる管理対象ノードの制御。 (2) エージェントからマネージャへのメッセージ GetResponse Trap 管理ステーションが出したリクエストメッセージに応じた処理を実行 後、レスポンスメッセージを管理ステーションに送信。 トラップメッセージを非同期に管理ステーションに送信。 3 - 12 目次 3.3 SNMP の設定 ■ MIB ファイル MIB (Management Information Base : 管理情報ベース ) ファイルとは、管理対象ノード内の SNMP において管理される、管理オブジェクトと呼ばれる各種資源に対する管理情報を記述してい るファイルのことをいいます。これには 2 種類あり、MIB2 と呼ばれる基本部分と拡張 MIB または プライベート (Private) MIB と呼ばれるネットワーク機器固有の部分があります。 本プリンタ用のネットワークアダプタは MIB2 および Lexmark 社 Private MIB をサポートしてい ます。Lexmark 社 Private MIB ファイル、「Lexmark1.mib」はフロッピィディスク版では MarkVision™ ディスク 4 に、CD-ROM 版ではそれに相当するディレクトリに収録されていますの で SNMP 管理ソフトにインストールして使用してください。 ■ コミュニティ エージェントとマネージャとの集合のことをコミュニティ (community) と呼びます。あるコミュニ ティ内のエージェントは、同じコミュニティのマネージャからの管理要求しか受け付けません。 3 - 13 目次 第 3 章 設定 章 設定 ■ MarkVision™ での SNMP トラップの設定 MarkVision™ にて以下のようにして、選択したプリンタのネットワークアダプタに対し、トラップ の通知先を 20 カ所まで登録することが可能です。 ① MarkVision™ メイン画面において、SNMP トラップ通知先を設定するプリンタを選択・右 クリックし、表示されるプルダウンメニューから「開く」−「TCP/IP の設定」をクリック します。 ② 「SNMP トラップの設定」をクリックします。 3 - 14 目次 3.3 SNMP の設定 ③ トラップの通知先リストの「未定義」となっている番号を選択し、 「通知先の設定」をク リックします。 ④ 通知する「ワークステーションの IP アドレス」と「通知するエラーの種類」をチェック し、「OK」をクリックします。 3 - 15 目次 第 3 章 設定 章 設定 3.4 NetWare の設定 NetWare 環境において MarkVision™ によるプリンタ管理を行うためには以下の初期設定を行う必 要があります。 ■ MarkVision™ を起動する前に ① 以下の NetWare クライアントソフトがインストールされていることを確認してください。 Microsoft 提供のクライアントソフトでは MarkVision™ は正常に動作しません。 [Windows 95 の場合 ] [Windows NT4.0 の場合 ] Novell NetWare Client 32 for Windows 95 Novell IntranetWare Client for Windows NT ② NetWare の管理者あるいは同等の資格でログインしてください。 ■ 印刷形態 NetWare 環境やアダプタの動作モードの違いにより、以下の4種類の印刷形態があります。 1. 2. 3. 4. NDS ツリー (NetWare4.1J) での PSERVER 接続 バインダリサーバ (NetWare3.12J) での PSERVER 接続 NDS ツリー (NetWare4.1J) での NPRINTER 接続 バインダリサーバ (NetWare3.12J) での RPRINTER 接続 ■ 設定を行う上での注意事項 ① 設定を行っている途中で、MarkVision™ がリセットするかどうかを尋ねてきたら、[ はい ] を クリックしてください。 ② 以下の手順で NetWare のアダプタ設定は正常に行えますが、NetWare サーバとアダプタとの 間で通信が確立されていない場合は、その状態でしばらく待つか、または [NetWare の設定 ] タ ブにある [ アダプタのリセット ] をクリックしてください。 3 - 16 目次 3.4 NetWare の設定 ■ NDS ツリー (NetWare4.1J) での PSERVER 接続の設定 ① プロトコルに依存しないパラメ−タを設定 ( または確認 ) します。 a. MarkVision™ の「プリンタウインドウ」で設定したいプリンタ(アダプタ)をダブルク リックします。 3 - 17 目次 第 3 章 設定 章 設定 b. [ アダプタの設定 ] タブをクリックします。 c. フィ−ルドに情報を入力し、プロトコルに依存しない各種のパラメ−タを設定します。 ② アダプタの NetWare プロトコルがオンになっていることを確認します。 a. MarkVision™ の「プリンタウィンドウ」で、NetWare プロトコルに対して設定したいアダ プタポ−トをダブルクリックします。[NetWare の設定 ] のタブが存在して、灰色になって いないことを確認します。 ③ NetWare の印刷ジョブが入ってきたときに障害とならないように、アダプタのポ−トを無効に します。 a. [NetWare の設定 ] タブをクリックします。 b. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クがないことを確認し、ポ−トを無効にします。 c. [ 更新 ] をクリックします。 3 - 18 目次 3.4 NetWare の設定 ④ NetWare のパラメ−タを設定します。 a. プリントモ−ドを [PSERVER] に設定します。 b. ダイアログボックスのその他のフィ−ルドに情報を入力して、NetWare の印刷ジョブに対 してポ−トを設定します。フィ−ルドには、[ アダプタのログイン名 ]、[ ポーリング間隔 ]、[ アダプタ使 用言語 ]、[ サービスを行うファイルサーバ ]、[ バナーページ ]、[ ポートのイネーブル ] があります。 c. [ 更新 ] をクリックし、行なった変更をアクティブにします。 ⑤ このアダプタをプリントサーバオブジェクトとして配置するツリーおよびコンテキストを設定 します。 a. [NetWare の設定 ] タブから [NDS の設定 ] をクリックします。 b. [ 参照 ] をクリックし、配置するコンテキストを設定します。[ 新しいコンテキストの選択 ] に表示 されている箇所をダブルクリックすることで、コンテキストを移動することができ、[ 現在 のコンテキスト ] に選択しているコンテキストが表示されます。 3 - 19 目次 第 3 章 設定 章 設定 c. 設定を有効にするために [OK] をクリックします。 ⑥ 使用するポ−トに対して、プリントキュ−を設定します。 a. [ キューの設定 ] をクリックします。 3 - 20 目次 3.4 NetWare の設定 b. 使用するアダプタに対して、既存のキュ−を指定するか、またはキュ−を作成します。既 存のキューを指定する場合は、[ 利用可能なキュー ] に表示されているキューを選択後、[ 追加 ] をクリックし、[ サービス中のキュー ] に表示されることを確認します。キューを新規に作成する場 合は、[ 作成 ] をクリックし、作成するキューのボリュームを指定します。[ ボリューム ] にボ リューム名が表示されていない場合には、[ コンテキスト ] を操作し、指定するボリュームを表示さ せ、[OK] をクリックします。 3 - 21 目次 第 3 章 設定 章 設定 c. キューユーザまたはキューオペレータの設定を行う場合は、[ サービス中のキュー ] に表示されてい るキューを選択し、[ ユーザ / オペレータ ] をクリックします。 d. NDS 設定の管理画面で [OK] をクリックします。設定が終われば、[OK] をクリックしま す。 3 - 22 目次 3.4 NetWare の設定 ⑦ NetWare の拡張設定を設定(確認)します。 a. [ 拡張設定 ] タブを選択します。 b. フィ−ルドに情報を入力します。フィ−ルドには、[ サービスの通知 ]、[ フレームタイプ ]、[GSQ の設 定 ]、[ パケットの設定 ] があります。 c. 設定を行った場合には、[ 更新 ] をクリックします。 ⑧ アダプタをオンラインにします。 a. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クを入力し、[ 更新 ] をクリックします。 3 - 23 目次 第 3 章 設定 章 設定 ⑨ アダプタがサーバからサービスを受けているかどうかを確認します。NetWare の設定タブから [ アダプタのサーバを表示 ] をクリックします。[ このアダプタをサービスしているサーバ ] にファイルサー バ名が表示され、その右側に「サービス中」と表示されていることを確認します。また、[ この ポートをサービスしているキュー ] にキュー名が表示され、その左側に * マークが表示されていないこと を確認します。それ以外の場合はファイルサーバとこのアダプタとの間で通信が確立されてい ませんので、しばらくお待ちください。[ 最新の状態に更新 ] をクリックすることで、最新の状 態を確認することができます。 3 - 24 目次 3.4 NetWare の設定 ■ バインダリサーバ (NetWare3.12J) での PSERVER 接続の設定 ① プロトコルに依存しないパラメ−タを設定 ( または確認 ) します。 a. MarkVision™ の「プリンタウインドウ」で設定したいプリンタ(アダプタ)をダブルク リックします。 3 - 25 目次 第 3 章 設定 章 設定 b. [ アダプタの設定 ] タブをクリックします。 c. フィ−ルドに情報を入力し、プロトコルに依存しない各種のパラメ−タを設定します。 ② アダプタの NetWare プロトコルがオンになっていることを確認します。MarkVision™ の「プ リンタウィンドウ」で、NetWare プロトコルに対して設定したいアダプタポ−トをダブルク リックします。[NetWare の設定 ] の タブが存在して、灰色になっていないことを確認します。 ③ NetWare の印刷ジョブが入ってきたときに障害とならないように、アダプタのポ−トを無効に します。 a. [NetWare の設定 ] タブをクリックします。 b. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クがないことを確認し、ポ−トを無効にします。 c. [ 更新 ] をクリックします。 3 - 26 目次 3.4 NetWare の設定 ④ NetWare のパラメ−タを設定します。 a. プリントモ−ドを [PSERVER] に設定します。 b. ダイアログボックスのその他のフィ−ルドに情報を入力して、NetWare の印刷ジョブにし てポ−トを設定します。フィ−ルドには、[ アダプタのログイン名 ]、[ ポーリング間隔 ]、[ アダプタ言語 ]、[ サービスを行うファイルサーバ ]、[ バナーページ ]、[ ポートのイネーブル ] があります。 c. [ 更新 ] をクリックし、行なった変更をアクティブにします。 ⑤ サービスを行うファイルサーバを選択します。 a. [ 使用可能なファイルサーバ ] に表示されているファイルサーバを選択し、[ 追加 ] をクリックしま す。 ⑥ 使用するポ−トに対して、プリントキュ−を設定します。 a. [ バインダリキューの設定 ] をクリックします。 3 - 27 目次 第 3 章 設定 章 設定 b. 使用するアダプタに対して、既存のキュ−を指定するか、またはキュ−を作成します。既 存のキューを指定する場合は、[ 利用可能なキュー ] に表示されているキューを選択後、[ 追加 ] をクリックし、[ サービス中のキュー ] に表示されることを確認します。キューを新規に作成する場 合は、[ 作成 ] をクリックし、作成するキューの名前を入力し、[OK] をクリックします。 c. アダプタのキューの設定画面で [OK] をクリックします。 3 - 28 目次 3.4 NetWare の設定 ⑦ NetWare の拡張設定を設定(確認)します。 a. [ 拡張設定 ] タブを選択します。 b. フィ−ルドに情報を入力します。フィ−ルドには、[ サービスの通知 ]、[ フレームタイプ ]、[GSQ の設 定 ]、[ パケットの設定 ] があります。 c. 設定を行った場合には、[ 更新 ] をクリックします。 ⑧ アダプタをオンラインにします。 a. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クを入力し、[ 更新 ] をクリックします。 3 - 29 目次 第 3 章 設定 章 設定 ⑨ アダプタがサーバからサービスを受けているかどうかを確認します。NetWare の設定タブから [ アダプタのサーバを表示 ] をクリックします。[ このアダプタをサービスしているサーバ ] にファイルサー バ名が表示され、その右側に「サービス中」と表示されていることを確認します。また、[ この ポートをサービスしているキュー ] にキュー名が表示され、その左側に * マークが表示されていないこと を確認します。それ以外の場合はファイルサーバとこのアダプタとの間で通信が確立されてい ませんので、しばらくお待ちください。[ 最新の状態に更新 ] をクリックすることで、最新の状 態を確認することができます。 3 - 30 目次 3.4 NetWare の設定 ■ NDS ツリー (NetWare4.1J) での NPRINTER 接続の設定 ① プロトコルに依存しないパラメ−タを設定 ( または確認 ) します。 a. MarkVision™ の「プリンタウィンドウ」で、設定したいプリンタ(アダプタ)をダブルク リックします。 3 - 31 目次 第 3 章 設定 章 設定 b. [ アダプタの設定 ] タブをクリックします。 c. フィ−ルドに情報を入力し、プロトコルに依存しない各種のパラメ−タを設定します。 ② アダプタの NetWare プロトコルがオンになっていることを確認します。MarkVision™ の「プ リンタウィンドウ」で、NetWare プロトコルに対して設定したいアダプタポ−トをダブルク リックし、[NetWare の設定 ] タブが存在して、灰色になっていないことを確認します。 ③ NetWare の印刷ジョブが入ってきたときに障害とならないように、アダプタのポ−トを無効に します。 a. [NetWare の設定 ] タブをクリックします。 b. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クがないことを確認し、ポ−トを無効にし、[ 更新 ] をクリックします。 3 - 32 目次 3.4 NetWare の設定 ④ NetWare のパラメ−タを設定します。 a. プリントモ−ドを [RPRINTER] に設定します。 b. ダイアログボックスのその他のフィ−ルドに情報を入力して、NetWare の印刷ジョブに対 してポ−トを設定します。フィ−ルドには、[ アダプタのログイン名 ]、 [ アダプタ使用言語 ]、[ ポート のイネーブル ] があります。 c. [ 更新 ] をクリックし、行なった変更をアクティブにします。 ⑤ プリントサーバの設定を行います。プリントサーバが存在しない場合は「PCONSOLE による プリントサーバの作成」または「NWADMIN によるプリントサーバの作成」を参照してくださ い。 a. [ プリントサーバの設定 ] をクリックします。 b. [ プリントサーバモード ] を「ディレクトリサービス」に設定します。 3 - 33 目次 第 3 章 設定 章 設定 c. [ コンテキスト ] を操作し、プリントサーバが存在するコンテキストに移動します。 d. プリントサーバを選択し、[ プリンタの設定 ] をクリックします。 3 - 34 目次 3.4 NetWare の設定 ⑥ プリントキュ−を設定します。 a. 使用するアダプタに対して、既存のキュ−を指定するか、またはキュ−を作成します。既 存のキューを指定する場合は、[ 利用可能なキュー ] に表示されているキューを選択後、[ 追加 ] をクリックし、[ サービス中のキュー ] に表示されることを確認します。キューを新規に作成する場 合は、[ 作成 ] をクリックし、作成するキューのボリュームを指定します。[ ボリューム ] にボ リューム名が表示されていない場合には、[ コンテキスト ] を操作し、指定するボリュームを表示さ せ、[OK] をクリックします。 b. キューユーザまたはキューオペレータの設定を行う場合は、[ サービス中のキュー ] に表示されてい るキューを選択し、[ ユーザ / オペレータ ] をクリックします。設定が終われば、[OK] をクリックし ます。 c. キューの設定画面で [OK] をクリックし、プリントサーバの設定画面では [ キャンセル ] をクリッ クします。 3 - 35 目次 第 3 章 設定 章 設定 ⑦ 拡張設定を設定します。 a. [ 拡張設定 ] タブを選択します。 b. フィ−ルドに情報を入力します。フィ−ルドには、[ サービスの通知 ]、[ フレームタイプ ]、[GSQ の設 定 ] があります。 c. 設定を行った場合には、[ 更新 ] をクリックします。 ⑧ プリントサーバを起動するために、NetWare ファイルサーバのシステムコンソール上で、以下 のように入力します。この例ではコンテキストが 1stDept.PrinterDIV.FPE、プリントサーバ名 が GL_PSERVER となっています。 LOAD PSERVER .GL_PSERVER.1stDept.PrinterDIV.FPE ⑨ アダプタをオンラインにします。 a. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クを入力し、[ 更新 ] をクリックします。 3 - 36 目次 3.4 NetWare の設定 ■ バインダリサーバ (NetWare3.12J) での RPRINTER 接続の設定 ① プロトコルに依存しないパラメ−タを設定 ( または確認 ) します。 a. MarkVision™ の「プリンタウィンドウ」で、設定したいプリンタ(アダプタ)をダブルク リックします。 3 - 37 目次 第 3 章 設定 章 設定 b. [ アダプタの設定 ] タブをクリックします。 c. フィ−ルドに情報を入力し、プロトコルに依存しない各種のパラメ−タを設定します。 ② アダプタの NetWare プロトコルがオンになっていることを確認します。MarkVision™ の「プ リンタウィンドウ」で、NetWare プロトコルに対して設定したいアダプタポ−トをダブルク リックし、[NetWare の設定 ] タブが存在して、灰色になっていないことを確認します。 3 - 38 目次 3.4 NetWare の設定 ③ NetWare の印刷ジョブが入ってきたときに障害とならないように、アダプタのポ−トを無効に します。 a. [NetWare の設定 ] タブをクリックします。 b. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クがないことを確認し、ポ−トを無効にし、 [ 更新 ] をクリックします。 ④ NetWare のパラメ−タを設定します。 a. プリントモ−ドを [RPRINTER] に設定します。 b. ダイアログボックスのその他のフィ−ルドに情報を入力して、NetWare の印刷ジョブに対 してポ−トを設定します。フィ−ルドには、[ アダプタのログイン名 ]、[ アダプタ使用言語 ]、[ ポート のイネーブル ] があります。[ 更新 ] をクリックし、行なった変更をアクティブにします。 3 - 39 目次 第 3 章 設定 章 設定 ⑤ プリントサーバの設定を行います。プリントサーバが存在しない場合は「PCONSOLE による プリントサーバの作成」を参照してください。 a. [ プリントサーバの設定 ] をクリックします。 b. [ ファイルサーバ ] からファイルサーバを選択すると、[ プリントサーバ ] に利用可能なプリントサーバが 表示されます。 c. 利用するプリントサーバを選択し、[ プリンタの設定 ] をクリックします。 3 - 40 目次 3.4 NetWare の設定 ⑥ プリントキュ−を設定します。 a. 使用するアダプタに対して、既存のキュ−を指定するか、またはキュ−を作成します。既 存のキューを指定する場合は、[ 利用可能なキュー ] に表示されているキューを選択後、[ 追加 ] をクリックし、[ サービス中のキュー ] に表示されることを確認します。キューを新規に作成する場 合は、[ 作成 ] をクリックし、作成するキューの名前を入力し、[OK] をクリックします。 b. アダプタのキューの設定画面で [OK] をクリックし、プリントサーバの設定画面で [ キャンセル ] をクリックします。 ⑦ NetWare の拡張設定を設定(確認)します。 a. [ 拡張設定 ] タブを選択します。 b. フィ−ルドに情報を入力します。フィ−ルドには、[ サービスの通知 ]、[ フレームタイプ ]、[GSQ の設 定 ] があります。 c. 設定を行った場合には、[ 更新 ] をクリックします。 3 - 41 目次 第 3 章 設定 章 設定 ⑧ プリントサーバを起動するために、NetWare ファイルサーバのシステムコンソール上で、以下 のように入力します。この例ではプリントサーバ名が GL_PSERVER となっています。 LOAD PSERVER GL_PSERVER ⑨ アダプタをオンラインにします。 a. [ ポートのイネーブル ] ボックスにチェックマ−クを入力し、[ 更新 ] をクリックします。 3 - 42 目次 3.4 NetWare の設定 ■ PCONSOLE によるプリントサーバの作成(NDS ツリー) によるプリントサーバの作成( ① PCONSOLE を起動します。 ② プリントサーバを作成するコンテキストを指定します。 a. < 利用可能な項目 > から [ コンテキストの変更 ] を選択します。コンテキストの入力画面が表示さ れますので、直接コンテキストを入力するか、コンテキストの参照から選択します。 3 - 43 目次 第 3 章 設定 章 設定 b. ここではコンテキストの参照から選択する場合を示します。[INS] キーを押下すると、コン テキストが表示されますので、プリントサーバを作成するコンテキストを選択し、コンテ キストを確定するために [F10] キーを押下します。 c. [ESC] キーを押下して、< 利用可能な項目 > に戻ります。[ コンテキスト:] に選択したコンテキス ト名が表示されていることを確認します。 3 - 44 目次 3.4 NetWare の設定 ③ プリントサ−バを作成します。 a. < 利用可能な項目 > より、[ プリントサーバ ] を選択します。 b. < プリントサ−バ > が表示され、[INS] を押すと、プリントサ−バ名を入力するウインドウ が表示されますので、プリントサ−バ名を入力します。 c. < プリントサ−バ > に先ほど入力したプリントサ−バが追加されたことを確認します。 d. [ESC] を数回押して、< 利用可能な項目 > を表示させます。 e. ここで [ESC] を押すと < 終了しますか? > が表示されますので [Yes] を選択し [Enter] を 押します。 3 - 45 目次 第 3 章 設定 章 設定 ■ PCONSOLE によるプリントサーバの作成(バインダリサーバ) ① PCONSOLE を起動します。 ② プリントサ−バを作成します。 a. < 利用可能な項目 > より、[ プリントサーバ情報 ] を選択します。 b. < プリントサ−バ > が表示され、[INS] を押すと、プリントサ−バ名を入力するウインドウ が表示されますので、プリントサ−バ名を入力します。 3 - 46 目次 3.4 NetWare の設定 c. < プリントサ−バ > に先ほど入力したプリントサ−バが追加されたことを確認します。 d. [ESC] を数回押して、< 利用可能な項目 > を表示させます。 e. ここで [ESC] を押すと < 終了しますか? > が表示されますので [Yes] を選択し [Enter] を 押します。 3 - 47 目次 第 3 章 設定 章 設定 ■ NWADMIN によるプリントサーバの作成(NDS ツリー) によるプリントサーバの作成( ① NWADMIN を起動します。 ② プリントサーバを作成します。 a. プリントサーバを作成するコンテキストを選択し、メニューから [ オブジェクト ]-[ 作成 ] を実行 します。 b. 新しいオブジェクトクラスとして、[ プリントサーバ ] を選択し、[OK] をクリックします。 3 - 48 目次 3.4 NetWare の設定 c. [ プリントサーバ名 ] を入力し、[ 作成 ] をクリックします。 d. 新しくプリントサーバが作成されたことを確認します。 3 - 49 目次 第 3 章 設定 章 設定 3.5 ネットワークのジョブ管理 ■ ネットワークのジョブ管理とは アダプタがサポートしている NetWare ファイルサーバ上のキューの状態を表示したり、キューに スプールされているジョブの管理(削除、一時停止、一時停止解除、指定ジョブの印刷)を行うこ とができます。 ■ ネットワークのジョブ管理画面の表示 ① MarkVision™ の「プリンタウインドウ」で管理したいプリンタ(アダプタ)をダブルクリック します。 3 - 50 目次 3.5 ネットワークのジョブ管理 ② [ ネットワークのジョブ管理 ] タブをクリックします。 ■ ネットワークのジョブ管理画面 アダプタがサポートしているキューのジョブの状況を一覧表示します。 ■ ジョブの管理 ◇削除 選択しているジョブを削除します。 ◇一時停止 選択しているジョブを一時停止します。 ◇一時停止解除 選択している一時停止のジョブの一時停止を解除します。 ◇指定ジョブの印刷 選択しているジョブを待機中のジョブの先頭に移動します。 3 - 51 目次 第 3 章 設定 章 設定 3 - 52 目次 第 4 章 アンインストール ローカルインストールした MarkVision™ をアンインストール ( 削除 ) する場合は、以下の2通りのどち らかの手順に従って作業を行ってください。 (1)「アプリケーションの追加と削除」を使用する場合 ① 「スタート」、「設定」、「コントロールパネル画面」より、「アプリケーションの追加と削除」を ダブルクリックします。 ② 「アプリケーションの追加と削除のプロパティ」から MarkVision を選択し、「追加と削除」ボ タンをクリックします。 4-1 目次 第 4 章 アンインストール 章 アンインストール ③ 以降は画面の指示に従ってください。 (2) アンインストーラを使用する場合 ① 「スタート」をクリックし、「プログラム」、「MarkVision プリンタユーティリティ」の 「MarkVision アンインストール」を実行してください。MarkVision™ インストール時、「オプ ションの選択」画面で、 「アンインストールアイコンを作成する」を選択した場合のみこの手順 を使用できます。 ② 以降は画面の指示に従ってください。 4-2 目次 5.1 一般注意点および推奨事項 第 5 章 トラブルシューティング 5.1 一般注意点および推奨事項 l MarkVision™ のインストール MarkVision™ を Windows NT4.0 にインストールするには Administrator(管理者)のアカウント グループの権限で Windows NT にログインしてください。アンインストールを行う場合も、 Administrator のアカウントグループの権限で Windows NT にログインしてください。インストー ル後は Administrator と Administrators グループと USERS グループが MarkVision™ の機能を使 うことができます。それ以外のユーザは、どちらかのグループの権限を追加することにより MarkVision™ を使うことができます。 l ローカル / サーバインストール ローカルインストールは、一般ユーザが自分のハードディスクに MarkVision™ をインストールす る時に選択します。ユーザはインストールする個別のコンポーネントを選択することができます。 サーバインストールは、ネットワーク管理者のために用意されています。サーバインストールを行 うとすべての MarkVision™ のファイルとプリンタドライバのファイルは共有のネットワークドラ イブに置かれます。これを一般ユーザが使うときには以下の 2 つの方法があります。 1. サーバから実行 ネットワークユーザは、遠隔地のサーバ上のファイルをそのまま利用して MarkVision™ を直接 実行することができます。このようにすると、ワークステーション上のハードディスクの使用 容量を最少にすることができます。 - または 2. サーバからインストール 一般ユーザは、フロッピィディスクや CD-ROM を使用せずに、ローカルワークステーションに MarkVision™ とプリンタドライバをインストールすることができます。この方法は、ネット ワーク管理者にとっては、ドライバや MarkVision™ のインストール用の SETUP プログラムの 所在を一般ユーザに知らせる「電子メール」を発行するだけで良いので負担が軽くなります。 * MarkVision™ は 8 文字以下の英数字のサーバ名、サブディレクトリ、またはサブフォルダ 名しか認識しないので注意してください。 5-1 目次 第 5 章 トラブルシューティング 章 トラブルシューティング l サーバインストールの後のプリンタドライバのインストール サーバインストールを実行すると、指定されたサーバのフォルダ ( ディレクトリ ) にはすべての MarkVision™ ファイルがコピーされると共に、すべてのプリンタドライバファイルもコピーされま す。例えばサーバフォルダ ( ディレクトリ ) として「X:\MVSERVER」を選んだら、MarkVision™ ファイルがここにコピーされ、プリンタドライバファイルはその下のサブフォルダ「X:\ MVSERVER\ DRIVERS.W95」(Windows 95 の時 ) または「X:\ MVSERVER\ DRIVERS.WNT」 (Windows NT4.0 の時 ) にコピーされます。 ローカルなワークステーションにプリンタドライバをインストールしようとするとき、このネット ワークサーバ上のフォルダ名を覚えている必要があります。プリンタウィザードが、この項目を要 求してきます。 インストールプログラムは、プリンタドライバをインストールするのにプリンタウィザードを使い ます。また、Windows の「設定」-「プリンタ」の中で「プリンタの追加」アイコンを選択するこ とによって、プリンタウィザードを自分で起動することもできます。プリンタの製造元とモデルを 選択する画面で「ディスク使用」を選択してください。次の「フロッピィディスクからのインス トール」の画面で上記のフォルダ名をタイプ入力してください。ここに、必要となるプリンタドラ イバの情報ファイル (xxxx.INF) が入っています。 l すでに MarkVision™ がインストールされているパソコンに、本 MarkVision™ をインストール 1. すでに MarkVision™ がインストールされている状態で、本 MarkVision™ をインストールする 場合 (1) パソコンにインストールされている MarkVision™ のアンインストールを行って下さい。 (アンインストールの法方は、すでにインストールされている MarkVision™ のマニュアル 及び Readme を参照して下さい。) (2) MarkVision™ のアンインストールを行い、パソコンを再起動させた後、本 MarkVision™ のインストールを行って下さい。 2. すでに MarkVision™ がインストールされている状態で、本 MarkVision™ をインストールして しまった場合 (1) 本 MarkVision™ のアンインストールを実行して下さい。 (2) 本 MarkVision™ のアンインストールを行った後、パソコンを再起動させて下さい。 (3) パソコンを再起動後、最初にインストールされていた MarkVision™ のアンインストールを 行って下さい。(アンインストール方法は最初にインストールされていた MarkVision™ の マニュアル及び Readme を参照して下さい。 ) (4) MarkVision™ のアンインストールを行った後、パソコンを再起動させ、本 MarkVision™ をインストールして下さい。 5-2 目次 5.1 一般注意点および推奨事項 l MarkVision™ のアンインストール MarkVision™ のアンインストールを行う際、いくつかのファイルは削除されずに残ってしまうこと があります。実用上支障はありませんが、完全に削除するには、個別にファイルおよびディレクト リ / フォルダを削除してください。以下のものが対象となります。 ・ルートディレクトリ / フォルダ LEXBCE32.LOG MV32.LOG ・MarkVision ディレクトリ / フォルダ ( 例 : C:\MarkVis) FJ_MARKV.FTG INVENTOR.DAT INVENTOR.TXT JOBSTATS.TXT MARKVIS.GID ・Windows 95 の "START MENU" にある、古い MarkVision ディレクトリ / フォルダ ( 例 : C:\WINDOWS\START MENU\PROGRAMS\MARKVISION) ・Windows NT の "PROFILES" にある、古い MarkVision ディレクトリ / フォルダ ( 例 : C:\WINNT\PROFILES\ALL USERS\STARTMENU\PROGRAMS\MARKVISION) l サーバインストールした MarkVision™ のアンインストール MarkVision™ は、ネットワーク上の任意の共有ハードディスクをサーバに見立てて、そこにインス トールし、後に改めて各クライアントがそこから自分のワークス テーションにインストールした り、サーバ上のファイルをそのまま直接使って動作させることができます。ただし、サーバインス トールを実行したワークステーションについてのみ、ワークステーション上の MarkVision™ のみ をアンインストールする場合は、以下のようにしてください。通常の方法で MarkVision™ のアンイ ンストールを行うとサーバ上のファイルも削除されますので注意してください。 (1) サーバとのネットワーク接続を一時的に解除 ( 切断 ) してください。 (2) [ コントロールパネル ] の [ アプリケーションの追加と削除 ] で MarkVision™ を選択してア ンインストールを行ってください。 (3) この場合はサーバにインストールしたファイルは削除されません。 (4) その後サーバのファイルを削除する場合は、サーバ上のインストールしたディレクトリを 削除してください。 5-3 目次 第 5 章 トラブルシューティング 章 トラブルシューティング l Lexmark 社プリンタ用 MarkVision との共存について 本 MarkVision™ は Lexmark 社プリンタ用の“Lexmark MarkVision”および“Lexmark TCP/IP Network Port”ソフトと同一環境上(ワークステーション)では共存できません。同一環境上で は、共存させないでください。 l “Lexmark TCP/IP Network Port”との共存について(Windows NT4.0 の時のみ) 本 MarkVision™ が提供する“Fujitsu Network Port”と Windows NT4.0 に標準で付属している “Lexmark TCP/IP Network Port”は、共存はできません。どちらか一方のみが使用可能です。但 し、両方をワークステーションにインストールしてしまった場合は、Network Port が 2 つになった り、名称が変わる不具合が発生しますが、印刷は正常に行うことができます。 l ワークステーションのパラレルポートの BIOS 設定について ワークステーション用パソコンのパラレルポートの BIOS 設定は、標準(NORMAL、 STANDARD)あるいは互換(COMPATIBILITY)モードにする必要があります。一部の機種では DMA なしの「ECP」モードでも動作します。その他の拡張(EXTENDED、ECP、ECP-DMA) 等の設定は Windows95 添付の LPT.VXD ドライバがサポートしていない場合があり、印刷結果が おかしくなったり、MarkVision™ が正しく動作しないことがあります。この時は、BIOS 設定を変 更してください。あるいは、MarkVision™ を終了するか、プリンタドライバを(MV)なしのもの に変更してください。BIOS 設定の方法については、パソコンメーカによりすべて異なりますので、 パソコンの取り扱い説明書を参照して下さい。機種によっては、説明書に記述がない場合がありま すが、その場合は、メーカのサービスセンタ等に問い合わせて下さい。 l プリンタのセントロポートの設定について セントロポートの設定の「NPAP」モードが「カイジョ」の場合は、 「ジドウ」または「セッテイ」 にしてください。「ソウホウコウセントロ」モードは、「セッテイ」または「ニブル/バイト」にし てください。 5-4 目次 5.1 一般注意点および推奨事項 l MarkVision™ からプリンタが見えない。 「検出できない」プリンタ ( 詳細表示の「ステータス」欄に表示されます ) は、以前の MarkVision™ 起動時では表示されていたものが、今回見つけられないプリンタです。初めて MarkVision™ を起動したときは、 「検出できない」プリンタは存在しません。 「検出できない」プリ ンタは、以前の MarkVision™ 起動時に少なくとも一度は表示されていたはずです。 プリンタはいくつかの理由で「検出できない」状態になります。 1. 最も一般的な理由は、プリンタの電源がオフになることです。プリンタの電源をオンにし、 MarkVision™ を再起動するか、 「最新の状態に更新」を行うと「検出できない」から「オン ライン」状態に変化します。 2. 別の理由としては、MarkVision™ が最後に呼び出された後で、プリンタが別のメーカまた は別のモデルに取り替えられていることが考えられます。 「設定」-「プロパティ」のオプションタブで、 「検出できない」プリンタを表示するかどうかを選ぶ ことができます。また、「検出できない」プリンタを選択してマウスの右ボタンを押し、ポップアッ プメニューの「削除」をクリックすることで削除できます。 MarkVision™ 内の項目にある、" プリンタのレジストリの保存 " のチェックをはずした場合、 MarkVision™ のウィンドウサイズや位置等は保存されます。ただし、MarkVision™ に表示されて いるプリンタは、記録されません。次回 MarkVision™ を起動させた時には、フィルタの設定等で 設定している項目に合ったプリンタが、MarkVision™ に表示されます。 注意: MarkVision™ プリンタウィンドウから「検出できない」プリンタを個別に削除した後、 この情報を保存するために一旦 MarkVision™ を終了させてください。終了していない 場合、「最新の状態に更新」を行うと再び「検出できない」表示となります。 l MarkVision™ 使用中にプリンタとの双方向通信が切れる。 MarkVision™ を使用している時に、プリンタの状態が見えなくなった場合又は、プリンタとの双方 向通信が切れた場合は、以下の操作を行って状態を復帰させて下さい。 (1) MarkVision™ の [ プリンタ ] メニューにある [ 最新の状態に更新 ] を選択して、MarkVision™ をリフレッシュして下さい。 (2) MarkVision™ のリフレッシュを行った後、[ 非双方向のプリンタ ] となった場合は、プリン タプロパティ内の [ アダプタの設定 ] タブにある [ アダプタのリセット ] を行って下さい。 (3) その後、MarkVision™ の [ プリンタ ] メニューより、[ 最新の状態に更新 ] を選択し、 MarkVision™ をリフレッシュして下さい。 (一度行って復帰しない場合は、この操作を再度 行って下さい。) 5-5 目次 第 5 章 トラブルシューティング 章 トラブルシューティング l 「最新の状態に更新」を行っても「検索中」のまま、となってしまう。 ネットワークケーブルが抜けていたり等、回線上のトラブルにより、稀にこのような状態になって しまうことがあります。この時は CTRL+ALT+DEL キーを押下して MarkVision™ タスクを一旦終 了させ、再度起動してください。 l MarkVision™ メイン画面のプリンタ名について MarkVision™ のメイン画面において各プリンタは「詳細表示」の場合を除いて、接続名 ( [IP] ∼ ) が自動的に付加された文字列がプリンタ名として表示されます。この時、プリンタ名を変更する場 合は接続名部分も含めて変更してください。 5-6 目次 5.2 問題だと思われたら 5.2 問題だと思われたら l MarkVision™ でローカル接続されたプリンタが見えない。(Windows NT4.0 の時のみ ) MarkVision™ は、Windows NT4.0 上ではローカルポートに接続されたプリンタをサポートしてい ません。MarkVision™ でプリンタを表示させるためには、プリンタにネットワークアダプタを接続 する必要があります。 l MarkVision™ でピアツーピア接続されたプリンタが見えない。(Windows 95 の時のみ) 本 MarkVision™ はピアツーピア接続では NetBEUI プロトコルのみをサポートしています。また、 このプロトコルはダイアルアップ接続にも使用する設定になっていると、正しく動作しなくなって しまいます。以下のようにして NetBEUI プロトコルを正しく設定して下さい。 (1) ワークステーションのデスクトップ上にある「ネットワークコンピュータ」アイコンを右ク リックし、「ネットワーク」プロパティを開いてください。 (2)「ネットワーク」プロパティ上の「ネットワークの設定」タブを選択してください。 (3)「現在のネットワーク構成」のリスト内に、「NetBEUI」プロトコルが追加されていない場合は (4) 項の手順で追加してください。既に追加されている場合は (5) に進んでください。 (4) NetBEUI プロトコルの追加方法 1. 「現在のネットワーク構成」プロパティ内にある「追加」ボタンを押下してください。 2. 「インストールするネットワーク構成ファイル」のリストより、「プロトコル」を選択し、 「追加」ボタンを押下してください。 3. 製造元リストから「Microsoft」を、ネットワークプロトコルリストより「NetBEUI」を選 択し、OK ボタンを押下してください。 (5) 以下の手順でピアツーピア接続で NetBEUI プロトコルを使用するように設定してください。 1. 現在お使いの「ネットワークアダプタ」を選択し、「プロパティ」ボタンを押下して開いて ください。 2. 「バインド」タブを選択し、「NetBEUI」のチェックボックスにチェックマークを付け、OK ボタンを押下してください。 (6)「現在のネットワーク構成」のリスト内に、「ダイアルアップアダプタ」が追加されている場合 は以下の手順で削除してください。 1. 「ダイアルアップアダプタ」を選択し、「プロパティ」ボタンを押下して開いてください。 2. 「バインド」タブを選択し、「NetBEUI」のチェックを外して OK ボタンを押下してくださ い。 (7) 上記の処理を行った後、 「ネットワーク」のプロパティを閉じ、ワークステーションを再起動さ せてください。 l 「アダプタの設定」タブで「拡張設定」ボタンを押したとき、通信エラーが発生する。 「アダプタの設定」タブで「拡張設定」ボタンを押したとき、通信エラーが発生する場合、「ゲート ウェイ」アドレスおよび BOOTP サーバアドレスが正しく設定されているか確認してください。そ れらの 1 つがネットマスクで制限されたアドレスの範囲外にあると、MarkVision™ は、このエラー を表示します。すべての値がゼロのアドレスはいかなる場合でも指定できませんので注意してくだ さい。リモートコントロールパネルかプリンタ本体のコントロールパネルを使用して、正しいアド レスを設定してください。リモートコントロールパネルを使用する場合には、MarkVision™ の「最 新の状態に更新」を行って、通信エラーから復旧させてください。 5-7 目次 第 5 章 トラブルシューティング 章 トラブルシューティング l アダプタの「拡張設定」項目を変更したとき、通信エラーが発生する。 MarkVision™ で TCP/IP アドレス、ネットマスク、あるいはゲートウェイアドレスを設定すると き、通信エラーが表示されるかもしれません。これは、ネットワークアダプタに関する情報を更新 するのに多くの時間がかかってしまう場合に、通信プロトコルのタイムアウトにより、起こります。 しかし、通信エラーが表示されても、TCP/IP アドレスなどは正確にネットワークアダプタに更新 されているかもしれません。更新が成功したかどうか確認するには、以下を行ってください。 (1) MarkVision™ のメインメニューのプルダウンメニューの「最新の状態に更新」をクリック してください。 (2)「アダプタの設定」タブの「拡張設定」ボタンをクリックしてメニューを表示させてくださ い。 (3) TCP/IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス等が正しく更新されているかを確 認してください。 l ゼロにリセットした印刷枚数のカウンタが、元の値に戻る。 以下の操作を行うと、「統計情報」タブにある「カウンタリセット後の印刷ページ数」が、正常にリ セットされませんので、この操作を行わないようにしてください。 (1)「統計情報」タブ内にある「カウンタリセット」を押下し、「カウンタリセット後の印刷ページ 数」をゼロにリセットします。 (2) コントロールパネルで、 「オンライン」ボタンを押下する。(この時、プリンタはオフラインの 状態になっています。) (3) コントロールパネルの「リセット」ボタンを押下し、プリンタをオンラインの状態にします。 (4) プリンタがオンラインに復帰後、「統計情報」タブで、「最新の状態に更新」ボタンを押下しま す。 ※ ここで示している「統計情報」タブは、プリンタアイコンをダブルクリック(または、右ク リック− [ 開く ] − [ 統計情報 ] を選択)して開かれるプロパティ内のタブです。 l 通信が切断されても通知されない 設定メニューのプロパティ − 「オプション」タブで、" 双方向通信の喪失時に通知を行う " を指定 すると、プリンタとの通信が切断された場合にこれを通知することができます。プリンタとの通信 が切断されていても通知されない場合は " 最新の情報に 更新 " を実行してください。 l "Fujitsu Network Port" を追加する時にエラーが発生し、追加することができない。あるいは、プ リンタにエラーが発生している時に、ステータス画面のプリンタのビットマップが変わらない。 (Windows NT4.0 の時のみ ) 以下の場合、この現象が発生します。この時は、hosts ファイルの記述を削除するか、アダプタの 追加を hosts ファイルに記述されているホスト名で行ってください。 ・TCP/IP 設定のアダプタを追加する時に、IP アドレスではなく、DNS 名を使用し、かつ、 そのアダプタの IP アドレスが DNS 名とは別の名称でワークステーションの hosts ファイ ルに登録されている場合。 5-8 目次 5.2 問題だと思われたら l パラレルポート(LPT)に接続されたプリンタで MarkVision™ を動かしていると、 「LPTx への書き 込みエラー」(ポートの競合)になる。 MarkVision™ をパラレルポート接続のプリンタに使用していて、ポートの競合エラー「LPTx への 書き込みエラー、プリンタ(プリンタ名)のポートにアクセスできません。ほかのアプリケーショ ンが使っているかもしれません。ほかのアプリケーションを終了して、もう一度印刷して下さい。」 が表示された場合は、プリンタの電源を入れなおして「オンライン」であることを確認した後に、 Windows95 を再起動することによって問題を解決することができます。「アプリケーションを終了 し、Windows にログオンし直す」ではだめです。 MarkVision™ をパラレルポート接続のプリンタに使用している場合はいつも Windows95 および MarkVision™ を起動する前に、プリンタの電源を先に入れておき、「オンライン」であることを確 認することをお勧めします。また、必ず(MV)付きのドライバと(MV)なし両方のドライバをイ ンストールし、(MV)付きのドライバを LPT 接続となるように設定して下さい。 l 統計情報のデータを作成した時、一部のデータが記録されない。 統計情報を作成した場合、“ポート ID”、 “ホスト名”、 “ユーザ名”、 “ソースプロトコル” 、“ジョブ 名”、“キュー名”の領域には、データが記録されません。これらの項目が記録される場所等の詳細 については、第 1 章の“統計情報ファイルの構成”を参照して下さい。 l 印刷ジョブが正常にカウントされない。 多数の印刷ジョブが次から次へと高速に連続して処理された場合、ジョブが正常にカウントされな い場合があります。 l 双方向通信エラーが発生し、MarkVision™ から認識できない。 給紙トレイ用紙無しエラーが発生している時に、プリンタにジョブを送ってしまった場合、プリン タのリセットは行わないでください。この時、プリンタのリセットを行うと不具合が発生しますの で、用紙を補給してエラーを解除して下さい。 5-9 目次