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使用済燃料輸送の概要[PDF:109KB]

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使用済燃料輸送の概要[PDF:109KB]
(解 説)
使用済燃料輸送の概要
中部電力は、日本原燃株式会社との再処理役務契約に基づき、浜岡原子力発電所の使用
済燃料を日本原燃株式会社使用済燃料受入れ・貯蔵施設へ輸送しました。
今回の輸送を含め日本原燃株式会社使用済燃料受入れ・貯蔵施設への使用済燃料輸送は
計9回となります。
今回輸送した使用済燃料
今回の輸送で搬出した 216 体の使用済燃料は、浜岡3号機で昭和 61 年 12 月~平成 13
年 9 月に使用した、燃料タイプ「新型8×8燃料」及び「高燃焼度8×8ジルコニウムラ
イナ燃料」です。
使用済燃料の輸送実績
浜岡原子力発電所からの使用済燃料輸送は、昭和 55 年 3 月に旧動燃 東海再処理工場(現
日本原子力研究開発機構 東海研究開発センター )へ輸送して以来、今回を含め合計で 64
回実施いたしました。使用済燃料を輸送した施設別の詳細は下表のとおりです。
1 号機
回数 体数
施設名
研究開発
機構東海
日本原燃
六ヶ所
イギリス
フランス
合 計
2 号機
回数 体数
3 号機
回数 体数
4 号機
回数 体数
5 号機
回数 体数
合計
回数
(注)
体数
10
341
5
170
1
34
-
-
-
-
16
545
1
122
-
-
7
1,106
2
312
-
-
10
1,540
9
8
28
588
595
1,646
5
19
29
294
1,496
1,960
-
-
8
-
-
1,140
-
-
2
-
-
312
-
-
0
-
-
0
14
27
67(64)
882
2,091
5,058
(注)合計数には、イギリスへの 1・2 号機同時輸送、1 号機でイギリス・フランス同時輸
送、日本原燃への 3・4 号機同時輸送があるため、浜岡原子力発電所からの輸送回数
は 64 回(カッコ内)となります。
今回の輸送に使用した輸送容器の概要
型
式
NFT-38B 型
NFT-32B 型
輸送物の総重量
(内、輸送容器重量)
119.0 トン以下
(102.5 トン以下)
106.0 トン以下
(92.1 トン以下)
全
長
外
径
燃料収納体数
約 6.4m
約 2.6m
38 体
約 6.4m
約 2.4m
32 体
輸送容器は、9m の高さから落下、800℃の環境下に 30 分間放置する等の厳しい条件下
においても問題がないように設計されています。
NFT 型輸送容器の所有者は原燃輸送株式会社です。
今回の輸送に使用した輸送船の概要
船名
全
長
約 100m
六栄丸
全
幅
約 16.5m
載貨重量
輸送容器積載数
約 3,000 トン
最大 20 基
輸送船「六栄丸」の所有者は原燃船舶株式会社です。
使用済燃料プール内の使用済燃料貯蔵体数
平成 20 年7月 31 日現在
設備容量
(体)
原子炉内に装荷
する燃料の数
(体)
最大貯蔵可能量
(体)
貯蔵量
(体)
1号機
740
368
372
14
2号機
1,820
560
1,260
648
3号機
3,134
764
2,370
2,036
4号機
3,120
764
2,356
1,831
5号機
3,696
872
2,824
330
号
機
上表の使用済燃料貯蔵量には今回の輸送で搬出した使用済燃料体数(3 号機 216 体)を
含んでいます。
今後の輸送計画
平成 20 年度の使用済燃料輸送については、本年3月28日にお知らせしたとおり、今
回の輸送をもって終了です。
なお、平成 21 年度の具体的な輸送計画については、今後、関係各所と調整を行ない策
定する予定です。
以上
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