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S & I BANGKOK NEWSLETTER NO.80 2001.4.25 発行責任者 井口

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S & I BANGKOK NEWSLETTER NO.80 2001.4.25 発行責任者 井口
S & I BANGKOK NEWSLETTER NO.80
2001.4.25
発行責任者 井口 雅文
発
行
S & I International Bangkok Office
TEL
+66-2-261-6449、6466
FAX/TEL
+66-2-261-6419、6379
Address : Oriflame Asoke Tower 23rd Floor, 253 Sukhumvit Soi 21 (Soi Asoke)
Bangkok 10110, Thailand
E-Mail : [email protected]
(注:mx1 の「1」は数字です。)
[email protected]
S&IWebsite: http://www.s-i-asia.com
CopyRight (C)
S & I International Bangkok Office Co., Ltd.
社内用・社外用を問わず無断複製(電子的複製を含む)を禁ずる
~事務所より~
配信が遅れましたことをお詫び申し上げます。
(4 月、5 月のタイ祝祭日及び弊所休暇のお知らせ)
5 月は 1、7、8、16 日が休暇となります。休日が多くありますので発送書類などにご注意下さ
い。
(ホームページ更新のお知らせ)
弊社ホームページを 4 月 25 日付けで更新しました。今回は、ニュース(英語版及び日本語版)
http://www.s-i-asia.com/news-JPN.htm 、 裁 判 関 係 デ ー タ 、 出 願 関 係 統 計 デ ー タ
http://www.s-i-asia.com/statis.htmを更新しました。ご高覧ください。また、特許法、商標法
等の法律訳文につき英訳を用意しました。ご活用下さい。前回、お知らせしましたが、一部の
ファイル(英文法律、知的財産裁判所統計、ニュースアーカイブなど)にパスワードセキュリ
ティをかけました。もし、ご入用でしたらユーザー登録して戴き、ご利用下さるようお願い致
します。登録は無料で、顧客管理をさせて戴きます。日本での検索エンジン登録のため、ミラ
ーサイトを設けておりましたが、既に主な検索エンジンに弊社サイトが登録済みとなりました
1
ので、ミラーサイトは休止させて戴きます。次回更新は 5 月 25 日に予定しています。
(弊所事務所移転について:再送)新規委任状を作成される場合、ご注意下さい。
2000 年 8 月 1 日付けで
Address : Oriflame Asoke Tower 17th Floor, 253 Sukhumvit Soi 21 (Soi Asoke)
Bangkok 10110, Thailand
から、下記住所に移転致しました。同一ビルでの移動です。電話、ファックス番号に変更はあ
りません。
Address : Oriflame Asoke Tower 23rd Floor, 253 Sukhumvit Soi 21 (Soi Asoke)
Bangkok 10110, Thailand
~編集者より~
4 月中旬に山積みの仕事を放り投げて、急遽幾つかの用事を片付けるため自民党総裁予備選真
っ只中を帰国した。バンコクでは真夏だが京都では丁度八重桜が見頃の時期となっていた。「い
つの頃であつたか。多分江戸で白河樂翁侯が政柄を執つてゐた寛政の頃ででもあつただらう。
智恩院の櫻が入相の鐘に散る春の夕に、これまで類のない、珍らしい罪人が高瀬舟に載せられ
た。」森鴎外の「高瀬舟」冒頭に出てくる一節の時期とほぼ一致する。高瀬舟とは、この小説の
中に説明の下りがある。
「高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。徳川時代に京都の罪人
が遠島を申し渡されると、本人の親類が牢屋敷へ呼び出されて、そこで暇乞をすることを許さ
れた。それから罪人は高瀬舟に載せられて、大阪へ廻されることであつた。」つまり、罪人を運
ぶ舟の事である。が、一般的には「古代以来,河川を主にして使われた喫水の浅い平底の小船
で,湖沼や海辺でも用いられた。」(平凡社世界大百科事典)とあるように、全国各地で海運
に使われた舟のことを言うらしい。しかしながら現代の京都を流れる高瀬川は想像よりも遥か
に狭い。この川に罪人が乗せられた舟が行き交う程の幅は今はない。当時の社会システムから
見て流罪を執行する重要な役割を果たした川である。
終に日本政府が農産物についての緊急輸入制限措置を 4 月 24 日に発動した。NHKのスペシャル
番組(2 月 18 日)でも特集を組んで韓国での日本市場向けの農産物の戦略的生産をレポートし
て い た 。 こ の 急 激 に 増 加 す る 農 産 物 へ の 対 策 と し て BS ビ ジ ネ ス 塾 と し て 4 月 21 日
http://www.nhk.or.jp/business21/bangumi/
大分県九重村を取り上げて解説していた。根本
的な解決策とはならないと思うが、地域農業社会の活性化とすれば上出来なのかもしれない。
問題は国の農業施策にあると誰でもが思うのだが。この危機感は今回の自民党総裁選でもよく
伝わって来ているのではなかろうか。
2
当地バンコクにおいてもスーパーに多くのアジアからの輸入果物を見ることができる。例えば
リンゴである。「紅富士」と称する中国産の良質のリンゴが店頭で山積みとなっているを見掛け
る。特にリンゴや梨は中国、韓国産が多い。価格も日本からの輸入果物に比べ5分の 1 程度。
実に手頃である。日本の農産物は何故これほどまでに輸出競争力を無くしてしまったのかと無
念としか言いようがない。
当地タイからも多くの野菜を日本市場向けに輸出している。例えば冷凍枝豆
http://home.att.ne.jp/yellow/tomotoda/soyabeansfrozen.htm
http://home.att.ne.jp/yellow/tomotoda/ginger.htm
、
し
ょ
う
が
である。どれも中国には量的に劣るも
のの非常な輸出競争力を持っている。日本の緊急輸入制限措置はアジア諸国に対し日本政府へ
の疑念と不安を確実に植え付ける結果となるかもしれない。
3 月頃ある日本の大学とタイの大学との農業共同研究プロジェクトを知った。研究テーマは農
業全般だが、驚いたのはイチゴの栽培についての共同研究である。日本のイチゴと同様の品質
のものをタイで栽培するというものである。そういえば今年に入ってチェンマイ産のイチゴが
極めて大きくなった事を思い出した。恐らく日本政府の援助の結果であろうと直感した。今や
アジアに農業援助を繰り広げる日本政府は日本農業を守ることを視野に入れなければならない
時期に来ているのではなかろうか。援助結果が日本市場を目指していることは明らかである。
競争力を日本農業につけるための対策の中には援助対象となる種苗の保護、それも知的財産保
護を研究開発契約に入れることが重要である事は言うまでもない。
昨日、某民間知的財産関連団体の方が弊所に来られた。色々な話の中で、
「不正商品についてど
のような対策が適切か」と問われた。事例をお話しつつ、頭の中で「何が肝心なのか。」を思い
巡らし、「不断のパトロール」と「継続的な行動」を思わず挙げてみた。発言した後、当たり前
ではないかとも思ったが。犯罪とか自分に不利益な相手の行動を抑える時、様々な権利を主張
する時に我々人間は常に相手の行動を監視し、監視下に置いて常時威嚇するのである。これは
人間を管理する最も簡便で原始的な方法と言ってよい。人間だけではない、縄張りを守る時の
動物行動の一つ「なわばり行動」でもあてはまる。例えば鮎の場合でも然りである。河に遡っ
た鮎は夏場成熟し一匹毎に縄張りを設け、その領域に侵入する他の鮎に対し、威嚇するのであ
る。まさにこの行動原理こそ、権利主張の基本なのではなかろうか。「不断のパトロール」と「継
続的な行動」を行うためにはシステムが必要となる。国だって防空システムは正にこれにあて
はまる。誰がどのように監視するのか。継続的行動は誰が、いつ、どのように行うのか。まさ
に企業の危機管理システムの知的財産版といえる。不正商品対策についてたくさんの調査報告
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や対策マニュアルが出回っているが、制度や法制度、裁判制度を理解するのも結構だが、行動
規範を理解し社内システムを構築することこそ対策の本筋と思えるのだが如何なものだろうか。
実はこの行動規範は商売手法でも当てはまる。2年前に私が某紙面に「日系デパート出店競争
その後…兵どもの夢の跡」(99 年 11 月)と題し、如何に日系大規模小売業者がバンコクで失敗
をして消滅したかをレポートした事がある。小売の基本は、店舗の場所と品揃えであることは
言うまでもない。日系企業は第一の条件である店舗場所の選択で大きく失敗したのである。原
因は駐在員の判断ミスであると直感的に論断した。この結論が実は最近東京で行われたある企
業のタイへの進出戦略会議でも話題に挙がったのである。私もいささか驚いたが、
「不断のパト
ロール」(この場合は情報収集)と「継続的な行動」(この場合は営業活動)を怠るといくら優
秀な駐在員でも判断が鈍るのである。感性の鈍化は駐在員の豪奢な生活が原因であると乱暴に
看破したのが私の主張だった。会議の席上、「書生論」と紹介されたが、紹介された趣旨は「あ
る意味で正論」ということらしい。
つい先日もジャパンヤフーに掲載されているタイからの 2001 年 4 月 24 日付けニュース
http://news.yahoo.co.jp/headlines/nna/010424/int/02150000_nnaint015.html
を見ていた
ら、「ベルギー系スーパーが脱落、小売業者の 24 時間営業、採算割れで苦戦」と題し、フード
ライオンのバンコク出店が苦戦している模様を伝えていた。これも日系デパートと現象は同じ
である。原因は店舗場所の選択ミスである。失敗例ばかり紹介しても説得力がない。ジャスコ
は日系で最も成功した進出例である。成功の要因は感性を一般庶民に合わせたからである。も
っと私流に断定すると駐在員の生活を一般庶民並にしたからである。日本人駐在員の生活から
見て社員の生活は過酷だとは私は思わない。商売をするにはその位の行動規範がなければ駄目
なのである。必要なのは現地での視点であろう。
日 本 に 帰 国 し た 時 、 た ま た ま 民 放 の テ レ ビ 番 組 で 和 田 一 夫 氏
http://www.wadakazuo.com/history/history.htm
が出演していた。和田一夫氏は元ヤオハン
グループの総裁である。全盛期年商 5000 億円のグループが崩壊し、今や月 10 万円の家賃に住
む 73 歳の一介の老人である。ヤオハンの失敗は多くの論稿が指摘しているようにデリバティブ
の失敗と言われているが、ご本人は「日本での銀行整理がもう少し早く起こればヤオハンは潰
れなかった」と述懐していた。今はITベンチャー企業を福岡で起こし、その企業家精神には脱
帽するものがある。この気迫はテレビ画面からでも十分に伝わってきた。番組では若者が多く
彼の言葉に聞き入っていた。彼曰く「日本は戦後何も無い処から始まった。だから、今もし何
も無くなっても日本は立ち上がれる能力があるはずだ。あなた方、若者の皆さん、自信を持ち
なさい。」既に視点が元の戦前の八百屋の親父に戻っている(ここが私の言う駐在員の視点と全
4
く違う処で感服するのだが)彼の発する言葉からは「商売する熱い思い」を感じ取ることが出
来た。失敗の原因を分析するよりも彼の視点の確かさを分析することが我々にとって重要であ
るか。
地域社会を領域と考えれば、社会から追放しなければならない人を排除するシステムが流罪で
ある。言ってみれば高瀬舟が活躍した社会追放システムである。自由市場となっている現代社
会は地域社会が孤立することを許さない社会である。その意味で現代では流罪という地域社会
から追放するシステムは機能しない。国外追放といっても昔の流罪とは機能的には同じでも罪
人に与える懺悔の思いへの影響は大きく異なる。流罪は死罪に限りなく近く、かつ禁固刑とも
違い、社会から時間をかけて追放される罪である。遠島では住民との共生も出来るのである。
そういう意味で現代のデジタル的な社会では失われた実にアナログ的で人間的な懲罰である。
流罪復活を主張しているのではない。懲罰とは視点が異なるが、地域社会を守るためには、地
域社会を「縄張り」と表現した場合、
「不断のパトロール」と「継続的な行動」により、侵入者
への排除システムを構築しなければならない。流罪のような人間的排除システム、このアナロ
グ的な排除施策が現代社会、特に農業社会、地域社会では実現出来ないものだろうか。今、WTO
の理想と現実との相克から様々な弊害が発生している。現代社会において、地域社会を如何に
守るか、企業を如何に守るか、それは国家レベルや村落レベルそして企業でも真剣に考えなけ
ればならない時期が既に来ている。
~タイで著作権侵害事件~
著作権法違反のため 5 名が 9 ヶ月の実刑判決を受けた。裁判所の発表によると、Danai Suporn
及び 4 名の被告は Grammy Entertainment(訳者注:タイ最大のプロダクション), RS
Promotion など 18 者の被害者から映画 CD の複製をしていたため告発されたもの。裁判所は
当初 18 ヶ月の懲役を言い渡したが被告が有罪を認めたため刑期を減らした。(2001 年 3 月 27
日、タイネーション紙)
~タイで最初の e-commerce law が今月発効される~
Electronic Transaction Act が今月発効されるとタイ政府副首相 Suwit Khunkitti が発表した。
この法律は Electronic Commerce Law と Digital Signature Law を融合したもので、前政権が
完成させたもの。この法律により電子商法がタイで活用され、電子商法を行うことによる信用
を築くものと期待されている。同氏はこの法律が発効されるが、未だ変更しなければならない
個所がある。これらの個所は発効後に改正を準備すると語っている。
(2001 年 4 月 3 日、タイネー
ション紙)
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~タイでネットによる著作権侵害が膨大となっている~
メディア、出版、ソフトウェア企業団体がインターネットプロバイダーに対し知的財産権侵害
を抑制するように協力を要請した。BSA と協力して行動している Say Sujuntaya 氏は海賊行
為はメディア、ソフトウェア産業に多額な被害を及ぼしている。これらを調べるためには
ISP(Internet Service Provider)からの協力なしには困難であると、タイ政府知的財産局主催の
「インターネット海賊行為と ISP の役割」と題したセミナーにおいて語っている。ISP はホー
ムページを掲載する時の契約で、著作権侵害があった場合、掲載を取りやめるべき条項を盛り
込むべきであると付言した。映画、レコード産業、出版業界の団体が発表したが、ISP の代表
は侵害を排除することは非常に困難であるとし、被害者からの通報のみホームページを掲載中
止に出来るかもしれないとだけ答えた。(2001 年 4 月 3 日、タイネーション紙)
~タイで著作権の行動指針作成を要請~
海賊行為被害の経験から、タイの4つの著作権保護団体がインターネットを通じての著作物の
搬送を止めさせようとする行動に出た。4 つの団体とは、 Business Software Alliance (BSA),
Thai Recording Industry Association(TRIA), Motion Picture Association(Thailand),
Association of Booksellers and Publishers of Thailand の各団体。インターネット上の著作権
侵害にガイドラインを設けようと活動している。いわゆる行動指針には著作権侵害が発見され
た場合、インターネットプロバイダに通知し、そのウェブサイトを排除し、閉鎖してもらおう
というものである。この動きは他のアジア諸国、台湾でも同様である。台湾では著作権所有者
団体が協力して行動指針を作成し、プロバイダに侵害しているウェブサイトを閉鎖及び排除の
権限を与えている。タイではこの行動指針作成を第一歩とし、この半年で完成施行させたいと
している。(2001 年 4 月 10 日、タイネーション紙)
~台湾の学生が著作権侵害で訴えられる~
International Federation of the Phonographics Industry(IFPI)は台湾の 14 大学の学生を不法
に MP3の音楽データを複製販売したとして著作権侵害で告発した。この告発は台湾の多くの
大学でショック波が起きている。台北タイムズによると、同団体は刑事告発だけではなく、民
事訴訟を計画しており、損害賠償を学生に求める予定である。同団体の Li Juibin 氏は大学で
の著作権侵害は深刻な状態となっていると語っている。この事件では過去の犯罪については告
発されていないが、学生達には警告として受け止められている。(2001 年 4 月 15 日、シンガポー
ルストレイトタイムズ紙)
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~タイで米国衣類企業が ARROW ブランドで海賊行為摘発を強化する計画~
ARROW ブランドを所有する CLUETT American Group は同ブランドの偽シャツに対しタイ
で強硬な対抗措置を取ることを発表した。今年は既に4件が裁判となっており、同社は ICC
International Plc(タイでの販売会社)と地元警察とで偽シャツを販売している販売店を摘発
している。既に数千の偽商品を発見したと発表した。これらの偽商品は一部は他国からの流入
で、一部は地元で生産されている。偽商品シャツは 200 ないし 300 バーツ、正規品は 500 ない
し 600 バーツで販売されており、生地の質が違っている。
(2001 年 4 月 18 日、タイネーション紙)
~タイのエイズ団体は政府に対し南アフリカに続くよう要請した~
エイズ団体はタイ政府に対し南アフリカ政府に続いてエイズ違約をより安価に供給できるよう
に要請した。エイズ団体は南アフリカでの 39 の医薬品企業による裁判で告発を取り下げたこ
とを歓迎した。「南アフリカの前例は良い例である。これはこのような公衆衛生手法が変更を受
けないことを示している」とし、「タイ政府はジェネリック医薬製造についての政策を明瞭にす
べきである。
」とエイズ団体 Thai Network for People Living with HIV/Aids の Paisal Than-ud
氏は語っている。(2001 年 4 月 21 日、タイネーション紙)
~南アフリカで医薬品巨大企業がエイズ訴訟に終止符~
南アフリカで医薬品巨大企業が南アフリカ政府を相手取って争われていたエイズ訴訟で訴えを
取り下げ、この国際紛争にピリオドが打たれた。この訴訟は特許権を巡って行われたもので、
エイズ団体からは歴史的訴訟と見られていた。南アフリカの法律では政府に安価なジェネリッ
ク医薬を製造する権利や輸入する権利が与えられる。39 社の医薬品企業を代理する Stephanus
Cilliers 弁護士が「告訴を取り下げる」と裁判官に向かって発言した時、裁判所に詰めていた
エイズ活動家から歓声と歌声に満ち溢れた。この裁判は 6 週間前に開始されて以来、医薬品企
業は非難の渦の中にあった。多くの企業は価格を自社で値引きしたが、未だに大幅に値引きし
たのは数社だけであった。人権団体は価格はジェネリック医薬と競合するためさらに下がるも
のと期待している。(2001 年 4 月 20 日、タイネーション紙)
~南アフリカの裁判原告取り下げで米国政府は歓迎した~
米国政府国務省スポークスマン Mr. Charles Hunter によると、米国政府は医薬品企業が南ア
フリカでの告訴取り下げを歓迎すると発表した。米国政府は、裁判の当事者ではないが、この
事件の結末に満足しているとした。米国政府は医薬品企業によるエイズ、結核、マラリアなど
の途上国で蔓延している病気の医薬品製造努力を奨励しかつ歓迎するとした。(2001 年 4 月 20
日、シンガポールストレイトタイムズウェブサイト)
7
編者注:http://japan.cnn.com/2001/WORLD/03/05/southafrica.aids/
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(参考まで)
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