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平成26年10月

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平成26年10月
中部地域の普及活動
平成26年10月
中部農林振興局
(中部農業改良普及センター)
1
新規就農希望者と宮崎市農業委員との面談会を実施
1日に、就農希望者18名(ジェイエイファーム12名、実
践塾3名、先進農家研修3名)が参加し、就農希望エリアの
農業委員と面談会を行いました。
今後は、農地貸借の可能性などについて、地元農業委員
に相談を行い、農地等を確保していくこととなりました。
2
鳥獣被害対策モデル展示ほの補強・改修を実施
1日に、田野八重地区に設置しているモデル展示ほの補強
・改修作業を中部地区特命チームと共同で参加者の鳥獣被
害対策実地研修も兼ねて実施しました。
サルネットの消耗が激しく耐久性がやや劣るので見回り、
点検を強化し防護柵の機能向上を図る必要があります。
3
きんかん全園地摘果確認園地巡回及び栽培講習会が開催
JA宮崎中央ハウス金柑部会では、3、6、7、15、17日に、
支部別に全園地巡回及び栽培講習会を開催しました。生産
者と一緒にハウスごとの摘果の実施状況等の確認を行い、
大玉果率や品質向上に向けた、仕上げ摘果や温度管理、害
虫防除について説明しました。
4
27年産水稲及び飼料用稲栽培ごよみを検討
8日および16日に、作物部会を開催し、27年産早期・普
通期水稲及び飼料用稲の栽培ごよみの検討を行いました。
早期水稲及び飼料用稲は、箱施薬剤を中心に、飼料用稲は、
カメムシ類への対策を中心に改訂を行いました。今回検討
した栽培こよみについては、12月中旬頃から生産者に配布
する予定です。
- 1 -
5
ハウスニラの現地講習会が開催
10日に、JA宮崎中央国富営農センター管内のハウスニ
ラ生産者を対象に、現地講習会が開催され、今後の栽培管
理や病害虫防除対策等について説明を行いました。
本年度は、国富町内の各支部(7支部)単位で行い、生
産者間でニラの生育状況や管理手法について意見交換を合
わせて実施しました。
6
第58回宮崎県畜産共進会が開催
22~23日に、高千穂町にて種牛の部、28日にミヤチク高
崎工場にて枝肉の部が開催されました。種牛の部ではJA
宮崎中央から10頭、JA綾町から5頭の出品があり、壱等
に4頭、セットの部で壱等に入賞し、団体成績では、JA
宮崎中央は第6位となりました。
枝肉の部ではJA宮崎中央が11頭、JA綾町が2頭の出
品があり、優等に2頭入賞し、団体成績では、JA宮崎中
央は第5位となりました。
7
SAP伸びる若樹の集い in きゅうりハウスが開催
24日に、これからの夢や希望を知事と語り合うことで、
今後の農業経営の励みとすることを目的に高岡町SAP
会員のハウスで開催されました。
県内各地から大勢のSAP会員が参加し、短時間でし
たが、時間が足りないくらい活発な意見・情報交換が行
われ有意義な会となりました。
8
2年目県職員の体験研修(農家宿泊研修)受入を支援
27日~30日に、県職員(4名)の職場体験研修先として、
管内2戸の先進農家に受け入れていただきました。
今回は、男性2名が焼酎原料用かんしょの収穫作業、女
性2名が露地野菜の栽培管理(播種等)を体験しました。
心地よい汗を流しながら満足している様子が窺え、今後
の県庁生活に大いに活かされることが期待されます。
9
JA宮崎中央トルコギキョウ研究会現地検討会
30日に、標記検討会が開催されました。なにわ花いちば、
姫路生花の市場担当者も同行し、生育状況について意見交
換を行いました。出荷は例年通り12月からが見込まれます。
普及センターからは、窒素肥料の施肥について情報提供を
行いました。
- 2 -
南那珂地域の普及活動
平成26年10月
南那珂農林振興局
(南那珂農業改良普及センター)
1 乳質改善対策プロジェクト巡回の実施
7日と16日、酪農経営における乳質の向上を目的として、串間酪農協、NOSAIみや ざ
き南部センター、宮崎家畜保健衛生所、普及センターで構成する対策プロジェクトチー
ムによる農家巡回を行いました。
2日間で酪農牛舎を巡回し、NOSAI獣医師から生乳検査結果の説明を行い、普及セン
ターからは、すぐに取り組める乳質改善対策をチェック項目に整理し、農家に提案しま
した。
対策の見える化でわかり易く、農家の対応も良く好評のようです。今後乳質の改善効
果が期待されます。
2 就農相談会を開催
15,29日に、日南市で関係機関と連携して新規就農相談会を開催しました。
相談者に対して、青年就農給付金や認定新規就農者等の説明を行い、現状と今後の計
画について聞き取りし、助言を行いました。
30日には串間市役所にて、新規就農者支援の関係機関検討会が開催され、今後の具体
的な支援体制作りについて話し合いました。
3 低温伸長性品種(みやざきエコグリーン)の展示ほの設置
23日、日南市の促成ピーマンにおいて、低温伸長性品
種(みやざきエコグリーン)の展示ほの設置を行いまし
た。
この品種は慣行栽培と比較して、低温管理でも栽培可
能で、燃油削減対策として期待されていることから、実
施農家に出荷量および燃油使用量を記帳してもらうなど、
実用性を検討していく予定です。
みやざきエコグリーンほ場
4 串間市SAPかんしょプロジェクトの調査を支援
串間市SAPでは、SAP農園ほ場(かんしょ)において、プ
ロジェクト「新品種と現系統の比較」に取り組んで おり、
29日に収穫調査を行いました。
今回、新品種として「あいこまち」「ひめあやか」「九
州138号」と既存品種の「高系14号」の比較を行いました。
今後は、食味試験を行い、冬期大会でのプロ ジェクト発
表に向けて、調査結果の分析と考察について支援してい
調査をしている様子
く予定です。
併せて、同ほ場において市内の幼稚園児を対象とした収穫体験が行われました。本活
動は串間市SAPが食育活動の一環として実施しているイベントであり、今年度は100名ほ
どの幼稚園児 が参加し、一生懸命芋掘りを行いました。
5 マンゴーの産地分析実施に向けた生産者部会との調整
30日、JAはまゆう南郷営農センターにおいて、亜熱帯果樹専門部役員会が開催され、
普及センターからマンゴーの産地分析の目的や方法について説明しました。
部会役員には、生産者自身が自分の園地の状況をしっかり把握することが重要という
意識があり、データをしっかり栽培技術指導に生かしていこうとの前向きな意見があり
ました。
6 加工用米多収性新品種実証ほの収穫
31日、日南市西寺地区において、加工用米多収性新品
種実証ほ場の収穫が行われました。
この実証ほ場では、7月11日に、南海181号、南海182号、
まいひかりを35a作付けし、農事組合法人まるにしファ
ームが管理を行いました。
今年は生育期間中の台風や日照不足等、天候が不順と
なりましたが、普及センターで収量調査等を行っていく
予定です。
収穫の様子
北諸県地域の普及活動
平成26年10月
北諸県農林振興局
(北諸県農業改良普及センター)
1
畑かん水利用展示ほの生育調査を実施
3、7、8、23日にプチベール(三股町)、キャベツ(都
城市丸谷町、万ヶ塚)、にんじん(都城市今町、山田)の
展示ほ巡回指導を行いました。
また、16日にキイチゴ(都城市野々美谷町)の生育調
査を行いました。いずれも生育は順調でした。
2
契約小ギク反省会の開催
6日に、今年初めて行った8月盆だし小ギクの契約栽培についての反省会が行われまし
た。出荷本数は計画より少なかったものの品質が良く、契約先と納品先から、来年以降
の納品依頼があったとの報告がありました。また、品種特性・栽培管理等について意見
交換し、来年の目標出荷数量を決定しました。
3
契約里芋出荷講習会の開催
10日、契約出荷される中生里芋(白芽・富士早生・富士早生2号)の出荷講習会が開
催されました。JAから出荷要領について説明が行われた後、普及センターから今作問
題となっている疫病の発生状況及び貯蔵・収量品質・種イモへの影響について説明を行
いました。
4
いちご専門部会病害虫研修会の開催
15日、いちご専門部会の病害虫研修会が開催されまし
た。定植が終了し、ハウスでの栽培が始まっており、病
害虫の対策が必須となっているため、黒木専技を講師と
し、天敵及び微生物資材を中心に防除技術に関する研修
を行いました。
普及センターからは、今年の気象状況、ハダニ発生状
況を説明し、天敵の住処である俵の作成実演を行いまし
た。
5
鳥獣害モデル集落役員会の開催
21日、田辺集落役員会が開催されました。
大きな被害はあまりない状況ですが、目撃は多数あり、
山のエサがなくなる冬にむけて守れる集落にするために
集落周辺の整備が検討されました。
6
かんしょ豚グループ研修会が開催
21日、かんしょ豚グループの研修会が普及センターで講師に農済連の辻厚史獣医を迎
え開催されました。研修内容はPED対策を中心とした家畜バイオセキュリティについ
てで、農家や関係機関みんなが抑えておくべき知識や農場での具体的な消毒方法につい
てわかりやすく説明が行われました。今からの農場の防疫強化につなげられていきます。
7
ぼんちアグリスクールを開催
22日に経営管理について演習と講義を行いました。
今回は、これまでに受講生が学んだ「かんしょ」と「さ
といも」について、実績収支の試算を通して経営収支の
把握、部門分析等の演習を行いました。
今回の演習を通して、経費の使い方や部門分析の必要
性や手法について理解が深まったようでした。
また、29日には同スクールの閉講式が開催され、今年
の受講生7名が約8ヶ月の研修を修了しました。
8
SAP「ふれあいフェスタ2014」の開催
25日、北諸県地区SAP主催のフェスタを開催しました。
今回は、一般消費者(女性)との交流をメインに、かぼ
ちゃを使った「ハロウィンランタン」づくり、SAPが作成
したSAP会員紹介DVDの上映、バーベキュー、農業クイズ
等を行いました。
参加者は、SAP19名、一般参加者14名、関係機関7名、
合計40名が参加し、盛況に開催されました。
9
加工用米生産利用拡大協議会第3回推進班会を開催
来年度からの専用多収品種「み系358」の本格的な普及拡大に向け、展示ほの生育状
況や各種基幹作業等で問題が発生するような課題等について、関係者で協議しました。
今後、来年産から作付けが、円滑に進むよう12月を目処に地域の作付推進計画をとり
まとめる予定にしております。
西諸県地域の普及活動
平成26年10月
西諸県農林振興局
(西諸県農業改良普及センター)
1 果樹の視察研修を実施
1、2日、大分県別府市に九州全域の若手ぶどう生産者が集まり、研修会が開催されまし
た。九州内の若手ぶどう生産者同士の交流と連携強化を目的とした当研修会には、ぐれ~
ぷ会員4名が参加し、シャインマスカットや6次化の取り組みについて学修すると共に活発
な意見交換が交わされました。今後、九州が一体となった取り組みが期待されます。
23,24日には、西諸地区果樹技術員会で鹿児島県曽於市のゆず先進地、農業試験場のマ
ンゴー試験研究、薩摩川内市のハウスきんかん部会の担い手育成及び海外輸出の取り組み
について調査研修しました。薩摩川内市では、後継者グループの活発な活動が紹介され、
管内なし・ぶどう後継者育成の参考になりました。
九州若手ぶどうの会
薩摩川内市のきんかん栽培
2 花き部会視察研修会が開催
8、9日、JAこばやし花き部会は、長崎県諫早市及び佐賀市でキク「精の一世」
「神馬」
の栽培状況を視察しました。特に、不耕起栽培と白サビ防除・立ち枯れ症状の対策が参考
となり、部会としてもこれらの栽培法を参考に省力化栽培を図っていくこととしました。
16日、高原町花き部会は、大分県豊後大野市において、有限会社「お花屋さんぶんご清
川」の取り組みを視察研修しました。「ぶんご清川」はキクの切り花を生産、「精の一世」
・「神馬」を主要品種とし、特に経営安定のため7割を契約販売して出荷、規格・品質を守
りブランドの確立に努めている点が参考となりました。部会としても契約販売を推進して、
経営安定を図るための良い参考事例となりました。
3「アグリ★ベーシック(基礎)セミナー」を開催
10月の毎週木曜日に計5回、普及センターにおいて、 新規就農者、農業後継者及び女性
農業者を対象とした「アグリ★ベーシックセミナー」を開催しました。目的は、安定的な
農業経営を実現するために必要な「経営」や「技術」に関する基礎的知識を習得してもら
うことです。
セミナ-では、税務や広告関係の専門家、県の専門技術員・普及指導員が講師となり、
儲かる農業の実現を目標に、「農業経営管理の基礎から税金対策」「キャッチコピ-やイラ
ストを活用した効果的なPOPの作成演習」「土づくり・GAP・ICMの取り組み」な
ど幅広い内容で研修を行い、延べ258名の参加がありました。
アンケートでは、研修の内容が「よく分かった」「おおむね分かった」との回答が多く
を占め、さらにもっと詳しく学修したいとの要望も有り、若手農業者の意欲を感じ取るこ
とができました。普及センタ-では今後のフォロ-アップを検討していきます。
セミナ-開会の挨拶
(福元センタ-所長)
第3回セミナ- POPの作成指導
(日高亜矢代表取締役)
第1回セミナ-
農業経営管理の基礎
(山之内普及指導員)
第4回セミナ- 農薬適正使用
(杉下普及指導員)
児湯地域の普及活動
平成26年10月
児湯農林振興局
(児湯農業改良普及センター)
1
JA児湯胡瓜専門部が産地ビジョンの作成に向けた活動を実施
22日、新富町にて、JA児湯胡瓜専門部会員約35名のほ
か関係機関が参加し、出荷打合せ会が開催されました。
新規就農者2名が栽培を開始することなどから、今年作は
昨年に比べ作付面積・出荷量が増える見込みです。
会では、普及センターから、マトリックス分析の概要や
担い手・作付面積の減少等産地が置かれている状況などを
説明し、産地を維持していくための産地ビジョンを作成す
ることについて了承を得ました。現状を把握するためのアン
ケートを実施し、アンケートの結果をまとめた上で、マトリックス分析や産地ビジョンの
作成を行う予定です。
2
第58回宮崎県畜産共進会(肉用種種牛の部、枝肉の部)で児湯地区が活躍
○肉用種種牛の部
23日、高千穂町にて、県畜産共進会「肉用種種牛の部」
が開催されました。児湯地区からは第1類に5頭、第2類に3
頭、第3類に3頭の出品がありました。
第1類では森山延幸さんの「ゆめ」が優等賞首席に選出
されるすばらしい成績をおさめました。また、児湯畜連は
団体賞第5位となりました。
今大会では、西米良村から初めての出品があり、西米良
村の和牛生産にとって、大きな一歩となりました。
○枝肉の部
28日、ミヤチク高崎工場にて、県畜産共進会「枝肉の部」が開催
されました。児湯地区からは「肉牛枝肉の部」に18頭、「肉豚枝肉
の部」に6頭が出品されました。
「肉牛枝肉の部」では(株)壱岐畜産(西都市)がグランドチャン
ピオンに輝く快挙となりました。壱岐社長は、
「口蹄疫から復興し、
やっと児湯生まれの牛を出品することができました」と言葉を詰ま
らせ話されていました。また、他の生産者も上位入賞を果たすなど
すばらしい成績をおさめました。
3
「ピーマン産地の未来を語る会vol.3」を開催
23日、西都ピーマン産地の次代を担う若手後継者20名を
対象に、「ピーマン産地の未来を語る会 vol.3」を開催しま
した。
今回は、栽培・経営面の課題を解決していく上での考え
方やアプローチ方法についてワークショップ形式の研修を
行いました。参加者からは視点を変えて栽培や経営に取り
組んでいかなければならないという前向きな声が聞かれま
した。
4
JA尾鈴きんかん研究会員に秋冬季加温を指導
23日、JA尾鈴きんかん研究会員6戸9ハウスの園地巡回
を実施し、果実肥大、摘果、樹勢及びハダニ発生などの状
況を確認しました。
園地ごとの状況を踏まえ、秋冬季加温の必要性を個別に
判断指導するとともに、病害虫対策を指導しました。
5
「伸びる若樹の集いinきゅうりハウス」が開催される
24日、宮崎市高岡町のSAP会員のきゅうりハウスにて、
「伸びる若樹の集いinきゅうりハウス」が開催され、児湯
地区からは施設野菜を経営する会員を中心に20名が参加し
ました。
知事との意見交換では、参加者から最新技術や支援制度
の情報提供のあり方に対する意見等が出されました。また、
知事や農政水産部長によるきゅうり収穫体験や会員の農産
物を持ち寄った食事会が行われ、なごやかなイベントとなりました。
6
全国お茶まつりで九州各県の茶生産者等が児湯茶産地を視察
31日、全国茶品評会の「蒸し製玉緑茶の部」において農
林水産大臣賞を受賞した新富町新緑園及び産地賞2位を受賞
した川南町にて、九州各県の生産者約250名が参加し、全国
お茶まつり産地視察が行われました。
普及センター等から、産地の概要を説明するとともに、
お茶や抹茶プリンの振る舞い等でおもてなしをしました。
参加者は、児湯地区の茶産地の技術力の高さに感銘を受け
ていました。
東臼杵南部地域の普及活動
平成26年10月
東臼杵農林振興局
(東臼杵南部農業改良普及センター)
1
完熟きんかんの栽培管理方法習得を支援
3日に、美郷町西郷完熟きんかん部会の定例会を開催し、
部会員24名が参加しました。
10月1日時点の果実肥大は、大玉果で28.6mm(昨年24.6mm)、
中玉果で23.7mm(昨年21.8mm)と、史上最悪だった昨年よりは
肥大が良いものの、平年値よりも小玉傾向でした。
そこで、果実肥大を良くするために、早めのビニル被覆と、
秋期加温の実施について説明を行いました。
栽培講習会の様子
2
マンゴー農家の6次化を支援
3、8、27日、普及センターにおいて、マンゴー農家4件で構
成されている「大山いち三。」の加工品に関する支援を行いま
した。菓子加工業者へ製造委託しているマンゴージェラート
やケーキ類、ういろう等についてマンゴーと砂糖の配合や価
格について検討しました。
現在4カ所の菓子加工業者へマンゴーピューレを活用した菓
子の製造委託を行っており、11月2~3日に、日向市内で開催
されるイベントで販売する予定です。
門川町SAPがニンニクを定植
16日に門川町SAPが、活動費捻出を目的に、ニンニク
を約3a定植しました。
前回の定例会(10/6)で、種の消毒など定植までの準備
をすることとしており、当日は、畦立てからマルチ張り、
定植を行いました。今後の作業は、随時皆で行うことにな
っています。面積が少なく、収益はあまり見込めないので
すが、来年度の種取りと合わせて少しでも儲けようと、会
員一同意気込んでいます。
マンゴー加工品
の検討の様子
3
4
ニンニク定植の様子
肉用牛生産性向上をめざして巡回
16日、17日に椎葉村の肉用牛繁殖技術の向上を目的として、日向地区畜産技術員会の技
術員が中心となり5戸の農場を巡回しました。
母牛の繁殖成績の改善、子牛の増体を向上させるために必要な事は何であるかを考 え、
牛舎環境の改善を中心に指導を行いました。
5
諸塚村柳の越園芸団地定例会で病害虫対策を指導
20日、会員夫婦12名と農薬メーカー等を参集した会議で、
土壌消毒方法の紹介に加え、普及センターから、品種比較展
示ほ調査結果と近年ホウレンソウへの加害が増加しているナ
メクジやダンゴムシの生態と防除対策について説明しまし
た。
定例会の様子
6
ラナンキュラス現地検討会で保温対策を指導
23日に椎葉村尾向園芸団地にて、生産者5名が参加して、
ラナンキュラスの現地検討会を行いました。
今回は、初期生育の確認と低温時期に向けた保温対策で、
品種によっては、葉の枚数が増えて発蕾が見られました。
椎葉村では他地域より早めの9月15~22日にラナンキュラス
の定植が行われており、11月中旬頃からの出荷が見込まれ
ています。
ラナンキュラス発蕾を確認
7
門川町の農用地利用改善組合で中間管理事業を推進
24日に門川町庵川東・牧山地区農用地利用改善組合の総会が行われました。総会の前に
「農地中間管理事業」について説明を行い、当地域の現状や将来をシミュレーションした
データ等を示しながら事業推進を行いました。その後の総会の中で、当事業を活用して今
後の改善組合の在り方や農地の考え方、その他の事業への取り組みについてこれまで以上
に話し合いを行いたいという前向きな意見も出され、組合内での士気が高まるとともに、
今後の活動に期待が持たれました。
8
今年度のへべす出荷量はハウスものが躍進
JA日向平兵衛酢部会役員会が30日にJA日向営農センターで開催され、今年度産の出
荷実績や今後の行事計画について意見交換が行われました。
今年度産の出荷量は露地へべすが約83トン(H25年83トン)、ハウスへべすが約9.0トン(H
25年7.2トン)と、ハウスものが25%も伸びました。これは成木の増加によるものです。
販売単価は露地へべすが429円/kg(H25年414円)、ハウスへべすが998円/kg(H25年1,019円)
でした。
東臼杵北部地域の普及活動
平成26年10月
東臼杵農林振興局
(東臼杵北部農業改良普及センタ-)
1
ベビーハンズ現地検討会・出荷目揃え会を開催
管内のキイチゴ「ベビーハンズ」の生産者と技術担当者が参加し
て、3日に現地検討会を、16日には出荷目揃え会を開催しました。
現地検討会では、県の花き専門技術指導担当も管内全ほ場を巡回
し、作柄検討と今後の管理について指導を行いました。
また、JA選果場での目揃え会では、経済連担当者がサンプルを
見ながら出荷基準について説明し、生産者・関係者で確認を行いま
した。
ベビーハンズについては、10月中旬から地元花市場への出荷が始
まっており、比較的高単価で取引が行われています。
キイチゴ
「ベビーハンズ」
2
シキミ担当者会で産地戦略の進捗を確認
7日、JA延岡北川支店において、シキミ担当会を開催しました。
先月実施した新規就農予定者への巡回活動の結果や青年部を対象とした研修会等につ
いて検討を行い、産地戦略に定めた具体的取組について進捗状況を確認しました。
また、チャトゲコナジラミの県内における発生状況や展示ほの中間実績等についても
情報を提供し、担当者間での共有を図りました。
3
東臼杵管内「人・牛プラン」の説明会が開催
8日、JA日向において、東臼杵地域肉用牛振興会議が開催され、今年8月に策定され
た東臼杵南部及び北部地域における「人・牛プラン」について、各JA組合長や自治体
首長等への説明会が開催されました。
このプランに基づき、関係機関が一体となって、繁殖母牛頭数の維持や生産性の向上
を目指し、肉用牛生産基盤強化に向けた取組を推進していくこととしています。
4
延岡市が6次産業化・農商工連携塾を開催
17日、のべおか6次産業化・農商工連携推進会議が、農林
水産物の需要拡大と産業振興を目的に、「のべおか6次産業化
・農商工連携塾」の第1回セミナーを開催しました。
市内の農業者・食品関係業者を対象とし、来年3月まで6回
の研修会や講演会が開催されるもので、開講式とセミナーに
は42名が出席し、「フードビジネスの必要性」や「食品加工
概論」、「地域ブランド戦略」について受講しました。
セミナーの様子
5
技術員会で加工品開発について調査
20日、北川町総合支所及び現地で、6回目の延岡地区営農振
興協議会 定例技術員会を開催したところ、関係者23名の参加
がありました。
総合支所での室内検討後、主に加工原料用に町内で生産さ
れているしょうがとソバの生産状況を調査し、さらに道の駅
「北川はゆま」に移動して、中島支配人から、地元農産物を
活用した加工品の開発・販売について話を聞きました。
北川町では、地場産品を使ったヒット商品の開発が期待さ
れています。
道の駅での研修の様子
6
スナップエンドウ研修会で誘引方法等を指導
22日、延岡市大門町で、JA営農指導員と連携し、スナップエンドウ現地研修会を開
催しました。
スナップエンドウについては、拡大品目として推進した結果、新規生産者が多くなっ
たため、各生産者のほ場を巡回し誘引方法や今後の管理について細かく指導を行いまし
た。
生産者からは、多くの質問が出て、有意義な研修会となりました。
7
新規就農者学修会を開催
23日に、第2回目の新規就農者学修会を開催し、対象者6名
が参加しました。
今回は、農業経営とは何か、経営管理のための複式簿記、
マーケティングや6次産業化、県産農産物の輸出状況につい
ての講義を行いました。
次回は、11月に農作業事故対策と機械実習を内容とした学
修会を行なう予定です。
学修会の様子
8
次期モデル地区で座談会を開催
24日、北川町における鳥獣被害対策の次期モデル集落候
補である本瀬口地区で、座談会を実施しました。
鳥獣被害を減らすため「怒られない餌」を如何になくす
か、動物にとって餌場としての魅力をなくすための取組の
必要性、地域全体で取り組むことの重要性について説明を
行いました。
11月には、現状把握のために現地ほ場での勉強会を開催
し、具体的な対策を進めて行きます。
座談会の様子
9
加工ネットワーク会のふるさと便検討会を支援
28日、市内の7つの農産加工グループで組織する延岡ふるさと加工ネットワーク会が、
お歳暮企画の「ふるさと便」の詰め合わせ検討会を開催し、普及センター職員が組み合
わせや価格設定などを支援しました。
5つの新商品が持ち寄られ、参加者で協議した結果、従
来からの10品に加え、新たに「椎茸の佃煮」をふるさと便
に入れることになりました。
また、夏の便を反省し、価格については据え置くことと
しました。
検討会の様子
10
第58回宮崎県畜産共進会(肉牛枝肉の部)で躍進
28日、都城市のミヤチク高崎工場において、第58回宮崎県畜産共進会の枝肉部門が開
催されました。
前回に引き続き、非常にレベルの高い共進会となりましたが、延岡地域から肉牛6頭が
出品され、その中で北浦町 星川牧場の出品牛が優等6席に入賞しました。
また、団体でも2位と好成績をあげました。
11
小学生のたまねぎの定植作業体験を支援
30日に、延岡市長浜地区のたまねぎ生産農家のほ場におい
て、たまねぎの定植作業体験学習が開催され、普及センター
職員が定植方法の指導を行いました。
参加した小学生は、生産者が用意した約3,000本の苗をみん
なで丁寧に定植し、地元の特産品である「新たまねぎ」の貴
重な農作業体験となりました。
収穫体験は、来年3月に行われる予定です。
定植体験の様子
西臼杵地域の普及活動
平成26年10月
西臼杵支庁
(西臼杵農業改良普及センター)
1
新規就農者学修会開講式の開催
1日、普及センターにおいて、2名の新規就農者と1名の研修生が参加し新規就農者学修
会開講式を開催しました。
来賓として普及指導協力委員、SAP地区長に出席していただき、新規就農者へ激励の
言葉をいただきました。
今後は、経営、農作業安全、土壌肥料、病害虫、品目の基礎等について4回の学修会の
開催を予定しています。
開講式の様子
2
高千穂町水ヶ崎地区で鳥獣被害対策研修会の実施
3日、高千穂町水ヶ崎地区において鳥獣被害対策研修会を実施しました。
まず、鳥獣被害対策の基礎について公民館で研修しました。その後、昨年度および今年
度の農作物の被害状況や獣の目撃情報を航空写真に記入し、情報共有に役立つ「鳥獣被害
対策マップ」を作成しました。
その後現地で、マップで確認した被害の多い箇所を点検し、対策について検討を行いま
した。
研修の様子
マップ作成
現地点検
3
ラナンキュラスの展示ほ調査
14日に、営農振興協議会花き部会で設置しているラナン
キュラスの展示ほ調査を行いました。
球根堀取り時期の違いが、球根冷蔵時の腐敗の発生に影
響があるかを確認しています。
調査の様子
4
高千穂町農産物加工連携会議の各種バザーへの参加
12日、23日、高千穂町加工連携会議(通称:T-キッチン)が、高千穂町内にて福祉ま
つりと県畜産共進会に出店しました。
加工連携会議としては2、3回目の出店となり、カレーや高千穂牛おこわ、団子汁、会員
の商品を出品し、好評でした。
今後も加工連携会議として各種イベントにて出店する予定です。
出店の様子
商品の様子
5
第58回宮崎県畜産共進会の開催
22日、23日に、第58回宮崎県畜産共進会(肉用種雄牛の部)が高千穂町総合運動公園に
おいて開催されました。
高千穂地区農協が団体優勝を果たすとともに、第3類に出品された後藤聡さん(日之影
町)、佐藤清美さん(高千穂町)、松本功さん(日之影町)がグランドチャンピオンに輝き
ました。
審査の様子
西臼杵からの出品者
6
高千穂地区果樹振興会きんかん部会研修会の開催
30日に、室内での栽培研修会と高千穂町内園地で現地研修
会を実施しました。また、31日に日之影町内の園地で、生育
状況調査も行いました。
室内研修会では、普及センターから今後の栽培管理につい
て、専技から「早期出荷に向けた総合的技術体系」について
説明を行いました。また、5カ所の園地では、生育状況に対
応した栽培管理を検討しました。
生産者は早期出荷の各種技術について再認識するととも
に、全ての技術が一連の技術であるということを確認する良
い機会となり、今後の栽培意欲向上につながる研修会となり
ました。
現地研修の様子
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