自由部門 20039 ∼砂で描くメッセージ∼

∼砂で描くメッセージ∼
自由部門 20039
地面と平行に置いたディスプレイ上に白いキャンバスを表示し、
砂を落としたり息を吹きかけるようなイメージで使うための
専用のデバイス(Wiiリモコン･風力センサ)で絵や文字を描く。
・Wiiリモコンの動き
Wiiリモコンの動き
→画面上のポインタの移動
・WiiリモコンのＢボタンを押す→キャンバスに砂を落とす
・Wiiリモコンの十字キー操作 →砂の色変更
・風力センサに息を吹きかける →ポインタ周辺の砂が飛び散る
これによって絵や線が描ける！！
魅力
・絵や文字などを柔らかいタッチで描ける！
・絵を描くことも文字を書くこともできる！
・雨の日でも家の中で砂遊びができる！
・砂の色を好きな色に選択できる！

天井に２つの赤外線LEDを取り付け、
Wiiリモコンの赤外線センサ側を天井に向けて使う
→リモコンの位置情報(XYZ)が取得できる。

Wiiリモコンの赤外線センサが赤外線LEDを探知し、XYZの位置
情報を、Bluetoothの通信によってパソコンに送信する。データ
を受け取ったパソコンは、プログラム制御と画像処理ソフトに
よって、床に設置したディスプレイ上にポインタを表示する。

風力インターフェースは、パソコンに
USB(シリアル)で接続し 後記する仕組み
USB(シリアル)で接続し、後記する仕組み
によって光センサの値を送信する。
パソコン側では受け取った値を基に風車の
回転数を 計算し、風力の強弱判定を行う。

風車の後ろに と黒が交互に描かれた円盤を取り
付け、円盤に向けて光を当てる。
筒の中に息を吹きかけると・・・
筒の中に息を吹きかけると
→ 風車と同時に円盤が回転
→ 円盤の白い部分で光の反射が発生、
USBによる通信
光センサが感知！
→ パソコンで回転数を計算して風力判定
Wiiリモコンの操作
風力インターフェースに息を吹きかけると、ディスプレ
イ上の砂がポインタを中心に飛び散る。
既存の砂の上にも僅かな砂が覆いかぶさる。
息を吹きかける
風量によって砂の飛び散る量が変わる。
・強く息を吹きかける→多い
・弱く息を吹きかける→少ない
強く息を吹きかけた場合
弱く息を吹きかけた場合
前述のＬＥＤとリモコンでディスプレイの遠近を測る。リモコンをディ
スプレイに近づけて息を吹きかけると、ポインタの周りの砂が集中
的に飛び散る 遠くからだとぼやける範囲が広くなる 全体がぼやける
的に飛び散る。遠くからだとぼやける範囲が広くなる。
ぼやける
遠くから息を
吹きかける
Wiiリモコンのセンサでリモコンとディスプレイの遠近
を測り、落ちる砂の様子を変える。
高い位置で
リモコンを押す
低い位置で
リモコンを押す
砂が薄く広く散らばる
ば
砂が濃く狭く散らばる
Wiiリモコン
赤外線LED
赤外線センサ
ボタン
風車
光センサ
息
手の動き
Bluetooth
ＰＣ
データ解析
・x,y,z 座標の検出
風力によって
砂の飛び散る量が
変化！
・色変更、砂を落とすか判断
砂の量の調節
Arduino
USB
（シリアル）
・風力の強弱判定
回転数の
割り出し
風力インターフェース
ディスプレイ
力の制御
画面出力
・キャンバス
プログラム
・砂の色
・砂の飛び散り
画像処理ソフト
・線の強弱
砂やインクに直接触れないので、
手が汚れるなどの
心配をすることなく
楽しくお絵かきができる！
手を汚したくない人、
息を吹きかければ
誰でも描ける！
手足の不自由な人でも、
友達と一緒になって
わいわい楽しめる！
砂で遊べるアプリケーションやソフトが以下のようにいくつかある。
例１．Virtual Art Sand
http://www.thisissand.com/
ウェブ上で動くアプリケーション。ポインタ
のある場所をクリックすると砂が注がれる。
例２．Adobe Photoshop 砂エフェクト
Photoshopの機能の一つ。選択したテキスト
p 機
。選択
に、まるで砂の上に書かれたようなエフェ
クトを加える。
上記のアプリケーションやエフェクトは、基本的にマウスだけで操作している。
 例１では砂を詰めるだけで、詰まった砂で色々遊ぶことができない。

→ 「すなであそぼう！！」では専用のインターフェースがある。
また、自由に絵や文字をかいて遊ぶことができる！
開発ＯＳ・・・Microsoft® Windows Vista
 開発言語・・・Ｃ++
Ｃ++
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コンパイラ・・・Borland C++ Compiler 5.5
センサ側 ・・・Arduino開発環境
利用する画像処理ソフト・・・ペイント
動作ＯＳ・・・Microsoft® Windows Vista
 ハードウェア・・・Ｗｉｉリモコン,Arduino
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