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東京電力の加害者意識の欠如と対応のばらつきの是正について、計画書

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東京電力の加害者意識の欠如と対応のばらつきの是正について、計画書
第4回
生活再建部会 検討状況のまとめ
賠償に関する計画書部会素案
【委員からの修正意見】
①「2.背景・課題」に対する意見
・東電の対応が対応者により違い同じ事例でも認められる場合と認められない場合が
ある。
・東京電力の加害者意識が欠如している。
・就労不能損害について、再就職した人のみに適用されているのはおかしい。
②「3.達成目標」に対する意見
・請求状況の把握方法として東電から未請求者のリストをもらえないのはおかしい。
③「4.施策(取るべき対策)」に対する意見
・効果的な要望活動を実施すべきではないか。
・未請求者(特に請求弱者)の早期把握が必要で精神的損害の 10 万はすぐにでも本人
が受け取れるようにする必要があるのではないか。
・精神的損害について、精神的疾患などの明確化が必要。
○東京電力の加害者意識の欠如と対応のばらつきの是正について、計画書に記載す
論点
る必要がある。
○就労不能損害は公平性のある仕組みに是正の要望をする必要がある。
○国会議員をとおして国政に訴えるなど、これまでの方法以外の要望活動も必要。
○請求しなければ受け取ることができない仕組みに問題があるのではないか。
○町の健康診断で心療内科のカウンセリングを実施するなどし、因果関係を整理で
きる履歴づくりが必要。
避難先自治体との連携強化のための論点整理
【委員からの意見】
①現在の避難生活で何が不足しているのか、何がネックで住民票を異動しないのか
・県外避難者は県内情報を得られないことに不便を感じている。
・転出すると浪江町での選挙権を失ってしまう。
・異動するかどうかは今後の町の方針が影響する。
②各種団体と連携した避難生活支援のために必要なことは
・NPO では避難先情報が得られないことが活動の妨げになっている。
・浪江町で生涯学習に関しサービスが提供されていない。
論点
・・・など
①転出した避難者が浪江町の調整に参加できる仕組みづくりが必要。
②浪江町から避難先団体への情報共有が必要で、連携により避難先団体の主催するイ
ベントや生涯学習事業に参加させてもらうことが必要。
第4回
生活再建部会 検討状況のまとめ
絆づくりに関する取組の検討
【委員から出された具体的な取組例】
○避難先における新たなコミュニティづくり
→避難先地域での環境整備など奉仕作業の実施、避難先住民との交流事業、など
○浪江町の行政区活動の促進・支援
→行政区活動に対する補助金の充実、など
○町民のこころをつなぐ取組の強化
→県外なみえつながろう会(交流、情報交換の場づくり)、交流会開催の周知徹底、など
○ふるさと浪江に接する機会の創出
→浪江町現状写真発信事業、一時帰宅者向け宿泊施設の整備、など
○絆づくりに向けた共通事項
→避難先住所の限定的な公開(同意を得た方の連絡先を同一の県や市に住む方といった単位で共有)
、など
○町外コミュニティの充実
→行政区単位で集まれる場の提供、など
○県外、県内各地での安定的な居住の支援
→復興住宅の早期完成、借上げ住宅の期限延長
○生涯にわたる町民と浪江町との絆の維持
→「浪江の日」や「2011.3.11 震災の日」といった記念日の設定
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