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第5章
ワープロ B(Word2003) (解答と解説)
5B-1. 文書の編集
①スタイルの設定:見出し1の設定
②〔段落〕ダイアロ
グボックス〔インデ
ントと行間隔〕タブ
の〔間隔〕、「行間」
で設定
<解答> (ア)=I
スタイルとは、さまざまな書式を組み合わせて名前を付けて
登録したものです。あらかじめ用意してあるもの以外に新規
に登録することもできます。
ここでは、後で使う目次の項目として、3箇所に「見出し1」を
設定します。
②段落の設定:段落前の間隔:「1行」に設定
<解答> (ア)=E
Wordでは、段落の行と行の間隔を設定することができます。
以下のように、(1)行間を一律に設定するものと、(2)段落の
前または後だけ設定するものがあります。
ここでは、(2)の段落の前を「一行」に設定します。
(1)行間の設定
①書式ツールバーにあるボタンで設定する方法
これも覚えておこう
〔書式〕ツールバー
にある〔行間〕ボタ
ンをクリックして、
行間を設定
②ダイアログボックスで設定する方法
細かい設定をするときに使います。
①〔書式〕メニューバーにある
〔段落〕をクリックしダイアログ
ボックスを起動させる
ダイアログボックスで行間
を設定しても、段落内の
文字のフォントがサイズが
変わると、行間も自動的
に変わってしまいます。
行間を固定したり、間隔を
ポイントで指定したいとき
は「固定値」を選択します。
固定値
標準の行送りに関わらず、隣の「間隔」ボックスで
指定した数値に行間を固定できる。
ただし、フォントサイズより小さな値を設定すると、
文字が欠けて見えなくなる。
最小値
「間隔」ボタンで指定されたサイズまで行間(行送
り)をつめようとしますが、それよりも大きな文字で
ある場合にはつめない行間の設定をしてくれる。
(「固定値」の文字欠けを防いでくれる)
倍数
標準の行送りの何倍にするかで行間を変更する。
「1.25倍」など小数点以下第2位まで設定できる。
第5章
ワープロ
B(Word2003)(解答と解説)
(2)段落の前後の設定
この機能は、段落間の間隔を広げることはできますが、
狭くすることはできません。
③段組みの設定:2段
<解答> (ア)=E
行の途中で文章を折り返し、ブロックのように配置することを
段組みといいます。
段組みは、原則としてセクション単位で設定します。(セクショ
ンとは、編集の単位でブロックのような意味です)
段組みにするには、以下の方法があります。
①〔書式〕メニューバーにある
〔段落〕をクリックしダイアログ
ボックスを起動させる
①〔書式〕メニューバーにある
〔段組み〕をクリックしダイアログ
ボックスを起動させる
②〔段組み〕ダイアログボックスの「種類」で設定
②〔段落〕ダイアログボック
ス〔インデントと行間隔〕タブ
の〔間隔〕、「段落前」で設定
各段の間に縦の線を引きた
いときは、「境界線を引く」に
チェックマークを付ける
ポイントやミリ
単位でも設定
できます。
第5章
ワープロ
B(Word2003)(解答と解説)
④タブとリーダーの設定
<解答>
1.2. (ア)=E、(イ)=タブ設定
タブとは、〔Tab〕キーで入力する空白をいいます。
〔Space〕キーで空白を入力する場合は、空白の字数だけ
キーを打ちますが、〔Tab〕キーで行えば指定した位置まで自
動的に空白が入力されます。
文字などの位置が揃えられ、体裁(ていさい)のよい文書が
作成できます。
リーダーとは、点を2つまたは3つ横に並べた形をした特殊記
号の一種です。
タブとリーダーの機能を使うと、タブによって挿入された空白
に、リーダーが入力されます。
段落の左端や右端を揃えるときは、インデントの機能を使い、
行の途中で項目の先頭を揃えたいときはタブを使います。
タブは、ルーラーで設定する方法と、ダイアログボックスで設
定する方法がありますが、本問題ではダイアログボックスを
使った方法です。
⑤セクション区切りの設定:
現在の位置から開始、余白(左「40」mm)
<解答>
1. (ア)=D
〔挿入〕メニューにある
〔改ページ〕をクリック
表示されたダイアログ
ボックスから[セクション
区切り]の「現在の位置
から開始」を選択
2. (イ)=A、(ウ)=④
3. (ウ)=6(または6字)、(エ)=4字(変更なし)、
(オ)=左揃え(変更なし)
タブを設定
〔ファイル〕メニューにある〔ページ設定〕をクリック。
〔ページ設定〕ダイアログボックスを表示させる。
〔余白〕タブで
「左」を「40mm」
に設定
好みの
リーダーを選択
第5章
ワープロ
B(Word2003)(解答と解説)
⑥透かしの設定:至急(横書き)
<解答> (ア)=E
5B-2. 図・図形の挿入
〔書式〕メニューにある
〔背景〕-〔透かし〕をクリック。
一覧から「至急」を選択
⑨図形の挿入:
角丸四角形、色(任意)、文字(フォントサイズ24pt、中央揃え)
<解答> (ア)=D、(イ)=②、(ウ)=J、(エ)=P
(イ) [図形描画]ツール
バーが表示されていない
場合は、[表示]メニューの
[ツールバー]から[図形描
画]を選択。表示された[図
形描画ツールバー]の[塗
りつぶしの色]をクリック。
一覧から任意の色を選択。
⑦索引登録:「1号」と登録
<解答> (ア)=D
索引を作るには、あらかじめ索引とする項目を文書の中から
選択して登録しておきます。
登録方法は、本書で出題された方法で行います。
登録をした項目をもとに索引を作成するには、索引を作成す
るところへカーソルを移動し、以下の操作を行います。
<索引の作成方法>
⑩クリップアートの挿入:
ひまわり(任意)、文字列の折り返し(四角)、
図の重なりの順序(前面)
〔挿入〕メニューの
〔参照〕-〔索引と目次を〕をクリックし
ダイアログボックスを表示させる
<解答> (ア)=D、(イ)=③、(ウ)=②
(イ)「折り返しの種類と配置」とは、図形と文字列の配置関係
を設定することです。文書中にクリップアートや図形などが割
り込むとき設定します。
表示されたダイアログボックスで設定
何段にするか設定
書式を設定
⑧目次の作成:書式「フォーマル」の目次を作成
<解答> (ア)=D、(イ)=①
目次を作成するには、事前に目次にしたい見出しスタイルや
アウトラインレベルを設定しておく必要があります。
本書では、問①で「見出し1」をスタイルとして設定しましたの
で、出題文のように「目次」ダイアログボックスから簡単に目
次を作ることができます。
次のような種類があります。
・「行内」:図形が文字と同じように取り扱われ、
文字内に図形が配置される
・「四角」:図形の周囲の四角型にそって文字が配置される
・「外周」:図形の周囲にそって文字が配置される
・「背面」:図形が文字の後ろに配置される
・「前面」:図形が文字の前面に配置される
・「上下」:図形の上下に文字が配置される
・「内部」:図形の周囲や内部に文字が配置される
クリップアートを挿入(そうにゅう)した初期の設定では「行内」に
なっています。「行内」は文字と同じ扱いであるため、図形をド
ラックしても任意の位置に移動をさせることはできません。
そのため、本書の出題にあるように、「文字列の折り返し」を
「四角」や「外周」などに変更をします。
第5章
ワープロ
B(Word2003)(解答と解説)
⑪トリミング:クリップアートの下を「3mm」トリミング
5B-3. 表の作成と編集
<解答> (ア)=④
⑫表の挿入:4行×4列 表の文字列の折り返し:なし
通常トリミングは、右図
のようにクリップアートを
選択したとき、表示され
る〔図〕ツールバーにある
〔トリミング〕をクリックし、
マウスをドラッグして実
行しますが、本書の出題
のようにトリミングの数値
が指定された場合は、ダ
イアログボックスで設定
します。
<解答> (ア)=う、(イ)=G
(イ)表の文字列の折り返しの設定方法
①表内にカーソルがあることを確認。
〔罫線〕にある〔表のプロパティ〕をクリックしダイアログ
ボックスを表示。
②表示されたダイアログボックスの〔表〕タブで設定
①クリップアートの上で右クリック。ショート
カットメニューから〔図の書式設定〕を選択
肢しダイアログボックスを表示。
③「文字列の折り返し」
で「なし」を選択
②〔下〕を
「3mm」に設定
上記の他、表内で右クリックし、ショートカットメニューか
ら〔表のプロパティ〕を選択する方法もあります。
⑬列幅の設定
1列:文字列の幅に合わせる 2~4列:各28mmに設定
<解答>
1. (ア)=①
(ア)=
2. (イ)=G
〔表のプロパ
ティ〕ダイアログ
ボックスの〔列〕
タブで、〔幅を
指定する〕に
チェックを入れ、
「28mm」に設定
第5章
ワープロ
B(Word2003)(解答と解説)
⑭セルに背景色を付ける
列項目(一行目)に色を付ける:青
差し込むデータが取り込まれたので、差し込むデータの場所
を指定します。
<解答> (ア)=G、(イ)=③
セルに背景色を付けるには、〔線種とページ罫線と網かけの
設定〕ダイアログボックスで行います。
ダイアログボックスの〔網掛け〕タブで設定
参照するシートを指定
〔背景の色〕で
「青」を選択
チェックが入っていることを確認
2. (イ)=③
データを差し込む位置を指定します。
5B-4. ページ、印刷の設定
⑮差し込みフィールドの作成
<解答>
1. (ア)=F
[差し込み印刷]ツールバーの
〔差し込み印刷フィールドの挿入〕
をクリック。
「クラス名」を選択。
*クラス名は、Excelで作成した
データの先頭行の項目名です。
⑯ヘッダーの設定:右揃え、先頭のページのみ
同じ内容の案内状などを送付するときなどに、相手の名前な
どを宛先ごとに差し換えて印刷することを「差し込み印刷」と
いいます。
事前に差し込むデータをExcelなどで作成しておき、文書
(Word)で読み込みます。
<解答> (ア)=A、(イ)=C、(ウ)=Q
①[差し込み印刷]ツール
バーにある〔データソースを
開く〕をクリック。
②取り込むファイル
を選択
③〔開く〕を
クリック
先頭のページのみ「ヘッダー」の設定を
するには、
[ファイル]メニューにある[ページ設定]
をクリック。
表示されたダイアログボックス[その他]
タブ-[ヘッダーとフッター]の[先頭ペー
ジのみ別指定]にチェックを入れる
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