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実習 : Active Directory のインストールと構成
実習 : Active Directory のインストールと構成 実習 : Active Directory のインストールと構成 この実習では、Server Core インストールにおける ADDS の追加と削除、Windows Server 2008 レプリケーション サービスへの変換、および dcpromo の実行を行い ます。 この実習の推定所要時間 : 3 時間 開始する前に この実習を開始するための前提条件を次に示します。 ■ エンタープライズ環境における Windows Server 2003 のサポート経験がある こと。 学習内容 この実習を完了すると、次のことができるようになります。 ■ Windows Server 2008 でのディレクトリ サービスの構成 ■ ディレクトリ サービスのインストール ■ ディレクトリ サービスの削除 アカウントとパスワード ■ 管理者権限を持つユーザー名とパスワード ■ ユーザー名 : Administrator ■ パスワード : LS1setup! ■ ドメイン : Contoso.com ■ 管理者権限を持たないユーザー名とパスワード ■ ユーザー名 : Student01 ■ パスワード : LS1setup! ■ ドメイン : Contoso.com 重要 この実習には、管理者権限を持つユーザーとしてログオンしなければ実行できないタス クがあります。 1 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 演習 1 : DCPromo による AD の削除 1. Windows インターフェイスを使用して、最後のドメイン コントローラを削除 するには、次の手順を実行します。 a. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。 「dcpromo」と入力し、Enter キーを押します。 b. [Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードの開始] ページで、 [次へ] をクリックします。 c. [ドメインの削除] ページで、ドメインを削除するためのオプションを選択します。 [次へ] をクリックします。 d. [アプリケーション ディレクトリ パーティション] ページで、[次へ] をクリック します。 e. [削除の確認] ページで、ドメイン コントローラ上のすべてのアプリケーション ディレクトリ パーティションを削除するオプションを選択して、[次へ] をク リックします。 f. [DNS 委任の削除] ページで、[このサーバーを指している DNS 委任を削除する] チェック ボックスがオンになっていることを確認し、[次へ] をクリックします。 g. 必要に応じて、このサーバーの DNS 委任を含む DNS ゾーンをホストしている サーバーの管理者資格情報を入力し、[OK] をクリックします。 h. [ネットワーク資格情報] ページで、[次へ] をクリックします。 i. [Administrator のパスワード] ページで、ローカル管理者アカウントのセキュリ ティで保護されたパスワードを入力および確認入力し、[次へ] をクリックします。 j. [概要] ページで選択内容を確認し、[次へ] をクリックして AD DS を削除します。 k. [Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードの完了] ページで、 [完了] をクリックします。 l. [完了時に再起動する] チェック ボックスをオンにして、サーバーを自動的に再 起動することを指定し、[完了] をクリックします。 2 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 演習 2 : Active Directory ドメイン コントローラへの昇格 シナリオ この演習では、サーバーを Contoso.com ドメインのドメイン コントローラに昇格 します。 タスク 1. サーバーを Contoso.com ドメインのフォレスト ルート ドメイン コントロー ラに昇格します。 a. [役割の概要] で、[役割の追加] をクリックします。 b. 必要に応じて、[開始する前に] ページの情報を確認し、[次へ] をクリック します。 c. [サーバーの役割の選択] ページで、[Active Directory ドメイン サービス] チェック ボックスをオンにし、[次へ] をクリックします。 d. 必要に応じて、[Active Directory ドメイン サービス] ページの情報を確認し、 [次へ] をクリックします。 e. [インストール オプションの確認] ページで、[インストール] をクリックし ます。 f. [インストールの結果] ページで、[このウィザードを終了し、Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザード (dcpromo.exe) を起動します。] をクリックします。 g. [Active Directory ドメイン サービス インストール ウィザードの開始] ペー ジで、[次へ] をクリックします。 h. [詳細モード インストールを使用する] チェック ボックスをオンにすると、 [ドメイン NetBIOS 名] ページが表示されます。このページでは、既定で生 成される NetBIOS 名を変更できます。既定値を受け入れ、[次へ] をクリッ クします。 i. [展開の構成の選択] ページで、[新しいフォレストに新しいドメインを作成 する] をクリックし、[次へ] をクリックします。 3 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 j. [フォレスト ルート ドメイン名] ページで、フォレスト ルート ドメイン contoso.com の完全ドメイン ネーム システム (DNS) 名を入力し、[次へ] を クリックします。 k. [フォレストの機能レベルの設定] ページで、フォレストにインストールする ことを計画しているドメイン コントローラに対応したフォレストの機能レ ベルを選択し、[次へ] をクリックします。 l. フォレストの機能レベルとして Windows Server 2008 以外を選択した場合は、 次に [ドメインの機能レベルの設定] ページが表示されます。 m. [ドメインの機能レベルの設定] ページで、ドメインにインストールするこ とを計画しているドメイン コントローラに対応したドメインの機能レベル を選択し、[次へ] をクリックします。 n. [追加のドメイン コントローラ オプション] ページでは、DNS サーバーが既 定で選択されています。これにより、AD DS のインストール中にフォレス ト DNS のインフラストラクチャを作成できます。[次へ] をクリックします。 o. DNS サーバーの委任をウィザードで作成できない場合は、委任を手動で作 成できることを示すメッセージが表示されます。[はい] をクリックして、 手順を続けます。 p. [データベース、ログ ファイル、および SYSVOL の場所] ページで、既定の場 所を受け入れ、[次へ] をクリックします。 q. Windows Server バックアップでは、ディレクトリ サービスがボリューム ごとにバックアップされます。バックアップと回復の効率化を図るために、 このようなファイルは、アプリケーションや他のディレクトリ ファイル以 外のファイルを含まない別のボリュームに格納します。 r. [ディレクトリ サービス復元モード Administrator パスワード] ページで、 復元モードのパスワード Password1 を入力および確認入力します。[次へ] をクリックします。このパスワードは、オフラインで実行する必要がある 作業を行うために、ディレクトリ サービス復元モードで AD DS を起動する のに使用されます。 s. [概要] ページで、選択内容を確認します。必要な場合は、[戻る] をクリック して、選択内容を変更します。 4 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 t. 選択した設定を応答ファイルに保存して、これ以降に行う AD DS 操作の自 動化に使用するには、[設定のエクスポート] をクリックします。応答ファイ ルの名前を入力し、[保存] をクリックします。この演習では、D:¥ に autodc という名前でファイルを保存します。 u. 選択内容が正しいことを確認したら、[次へ] をクリックして、AD DS をイン ストールします。 v. [完了時に再起動する] チェック ボックスをオンにしてサーバーを自動的に 再起動するか、または再起動を求めるメッセージが表示されたら、サーバー を再起動して AD DS のインストールを完了します。 2. dcpromo.log で、このコンピュータがドメイン コントローラに昇格された日 付 (年月日) を確認します。 a. C:¥Windows¥Debug¥DCPROMO.LOG ファイルを開きます。 b. 最初の列で日付 (年月日) を確認します。 注 Windows Server 2008 の DCPROMO.LOG には、ドメイン コントローラが昇格 された日付として、月と日だけでなく、年も表示されるようになりました。 5 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 演習 3 : DFS レプリケーションへの変換 この演習では、NFRS レプリケーションを DFS レプリケーションに変換します。 1. DFS レプリケーション サービスがインストールされ、"自動" 開始に設定され ていることを確認します。 a. サーバーで、サーバー マネージャが開いていない場合は、サーバー マネー ジャを起動します。 [スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をクリックして、[サーバー マネージャ] をクリックします。 b. [構成] を展開し、[サービス] をクリックします。 c. "DFS Replication" サービスが開始されていて、[スタートアップの種類] が [自動] に設定されていることを確認します。 d. このサービスがインストールされていない場合は、次の操作を行います。 • 左側のウィンドウで [役割] を展開し、[ファイル サービス] をクリック します。 • [ファイル サービス] を右クリックし、[役割サービスの追加] をクリック します。 • 役割サービスの追加ウィザードが表示されます。 • [Windows Server 2003 ファイル サービス] を展開し、[ファイル レプ リケーション サービス] をクリックします。 • [インストール] をクリックします。 • プロセスが完了すると、ファイル レプリケーション サービスが正常に インストールされたことを示すメッセージが表示されます。 • 左側のウィンドウで、[ファイル サービス] をクリックします。 • 詳細ウィンドウを確認します。 • [システム サービス] の下に [DFS レプリケーション] サービスが表示 されます。 • [状態] は [実行中] であり、[スタートアップの種類] は [自動] に設定さ れています。 6 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 2. PDC で DfsrMig ツールを実行して、DFSRGlobalSettings オブジェクトを作成 します。 a. コマンド プロンプトを起動します。 b. 「DfsrMig /CreateGlobalObjects」と入力し、Enter キーを押します。 c. 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : 開始 成功しました。 d. DfsrMig によって、次のアクションが実行されます。 • ReplicationGroup、Content オブジェクト、ContentSet、および Topology オブジェクトを作成します。 • システムの下に "msDFSR‐GlobalSettings" オブジェクトを作成します。 • "msDFSR‐GlobalSettings" の下に "msDFSR‐GlobalSettings" オブジェクト を作成します。"msDFSR‐ReplicationGroupType" が 1 に設定されます。 • "msDFSR‐ReplicationGroup" の下に "msDFSR‐Content" を作成します。 • "msDFSR‐ReplicationGroup" オブジェクトの下に "msDFSR‐Topology" オブジェクトを作成します。 • "msDFSR‐Content" オブジェクトの下に "msDFSR‐ContentSet" オブジェ クトを作成します。 • NTFRS の互換性のために、コンテンツ セットが、 "DO_NOT_REMOVE_NtFrs_PreInstall_Directory" および "NtFrs_PreExisting___See_EventLog" フォルダをフィルタ処理するよう に設定されます。 • 既存の各 RODC のメンバ オブジェクトを作成します。 • GlobalState を 0 に設定します。 7 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 3. サーバーで DfsrMig.exe を実行して、準備完了段階に移行します。 a. コマンド プロンプトを起動します。 b. 「DFSRMig /SetGlobalState 1」と入力し、Enter キーを押します。 c. 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : 開始 '準備完了' 状態に移行します。DFSR サービスによって SYSVOL が SYSVOL_DFSR フォルダにコピーされます。 いずれかの DC で移行を開始できない場合は、手動ポーリングを試行し てください。 または、/CreateGlobalObjects オプションを指定して実行してください。 移行は 15 分から 1 時間までの任意の時点で開始できます 成功しました。 d. DfsrMig によって、次のアクションが実行されます。 • • SYSVOL_DFSR とその直下のサブフォルダを作成し、元の SYSVOL から ACL をコピーします。 a) Windows エクスプローラを起動します。 b) %SystemRoot% の下に SYSVOL_DFSR フォルダが作成されたこと を確認します。 c) %SystemRoot%¥SYSVOL¥Domain およ び %SystemRoot%¥SYSVOL_DFSR¥Domain の下の Policies フォ ルダと Scripts フォルダの ACL が同じであることを確認します。 ROBOCOPY によって、SYSVOL¥domain が SYSVOL_DFSR¥domain にコ ピーされます。 a) %SystemRoot%¥SYSVOL_DFSR¥Domain の内容 と %SystemRoot%¥SYSVOL¥Domain の内容 が同じであることを確認します。 8 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 • ROBOCOPY の出力が %SystemRoot%¥Debug¥SYSVOL_DFSR‐ RoboCopy.txt に保存されます。 a) ファイル %SystemRoot%¥Debug¥SYSVOl_DFSR‐RoboCopy.txt を 確認します。 • SYSVOL 接合部を作成します。 a) コマンド プロンプトを起動します。 b) 次のコマンドを入力し、Enter キーを押します。 cd %SystemRoot%¥SYSVOL_DFSR¥Sysvol c) 「Dir /a」と入力し、Enter キーを押します。 d) %SystemRoot%¥SYSVOL_DFSR¥domain の接合部 Contoso.com が 作成されたことを確認します。 e) コマンド プロンプトを閉じます。 • "msDFSR‐Topology" オブジェクトの下に "msDFSR‐Member" オブジェ クトが作成され、"msDFSR‐ComputerReference"、"ServerReference"、 および "ServerReferenceBL" が格納されます。 • "OU=Domain COntrollers,CN=<ローカル サーバー名>" の下に "msDFSR‐ LocalSettings" オブジェクトが作成されます。 • "msDFSR‐LocalSettings" オブジェクトの下に "msDFSR‐Subscriber" オブ ジェクトが作成され、"msDFSR‐MemberReference" および "msDFSR‐ ReplicationGroupGuid" が格納されます。 • "msDFSR‐Subscriber" オブジェクトの下に "msDFSR‐Subscription" オブ ジェクトが作成され、"msDFSR‐RootPath"、"msDFSR‐StagingPath"、 "msDFSR‐ReplicationGroupGuid"、"msDFSR‐ContentSetGuid"、 "msDFSR‐ReadOnly"、および "msDFSR‐Options" が格納されます。 • レジストリで次のキーを作成して設定します。 “HKLM¥System¥CurrentControlSet¥Services¥DFSR¥Parameters¥SysVols ¥Migrating SysVols" 9 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 e. グローバル状態が "準備完了" に設定されたことを確認します。 • コマンド プロンプトを起動します。 • 「DfsrMig /GetGlobalState」と入力し、Enter キーを押します。 • 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : 準備完了 成功しました。 f. すべてのドメイン コントローラがグローバル状態 (準備完了) と同期して いることを確認します。この確認が終わるまでは、"リダイレクト済み" 状態への移行を開始しないことを強くお勧めします。 • コマンド プロンプトで、「DfsrMig /GetMigrationState」と入力し、 Enter キーを押します。 • グローバル状態と同期していないドメイン コントローラが一覧表示さ れます。 • 一覧表示されたドメイン コントローラがある場合は、次のいずれかの 操作を行います。 Repadmin /syncall /AeD を使用して、Active Directory レプリケーションを強制的に行います。 DfsrDiag PollAD を使用して、ドメイン コントローラで Active Directory をポーリング します。または DfsrDiag PollAD /Member:<ドメイン コントローラ名> を使用して、他のドメイン コントローラから Active Directory をポー リングします。 10 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 4. PDC で DfsrMig.exe を実行して、リダイレクト済み段階に移行します。 a. コマンド プロンプトを起動します。 b. 「DFSRMig /SetGlobalState 2」と入力し、Enter キーを押します。 c. 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : 準備完了 'リダイレクト済み' 状態に移行します。SYSVOL 共有が SYSVOL_DFSR フォルダに変更されます。 状態が '準備完了' から 'リダイレクト済み' に移行する間に SYSVOL 共有がなんらかの形で変更された場合は、 レプリケートされたすべての RWDC 上で robocopy を一度実行し、 変更内容を SYSVOL から SYSVOL_DFSR にコピーする必要が あります。 成功しました。 d. DFS レプリケーションのグローバル移行状態が "リダイレクト済み" に設 定されていることを確認します。 • コマンド プロンプトが開いていない場合は、コマンド プロンプトを起 動します。 • 「DfsrMig /GetGlobalState」と入力し、Enter キーを押します。 • 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : リダイレクト済み 成功しました。 e. SYSVOL 共有と NETLOGON 共有が SYSVOL_DFSR 下のパスを指しているこ とを確認します。 • コマンド プロンプトで、「net share」と入力し、Enter キーを押します。 • SYSVOL 共有と NETLOGON 共有が SYSVOL_DFSR 下のパスを指している ことを確認します。 11 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 f. すべてのドメイン コントローラがグローバル状態、つまり "リダイレクト 済み" 状態と同期していることを確認します。この確認が終わるまでは、 "削除済み" 状態への移行を開始しないことをお勧めします。 • コマンド プロンプトで、「DfsrMig /GetMigrationState」と入力し、 Enter キーを押します。 • グローバル状態と同期していないドメイン コントローラが一覧表示さ れます。 • 一覧表示されたドメイン コントローラがある場合は、次のいずれかの 操作を行います。 Repadmin /syncall /AeD を使用して、Active Directory レプリケーションを強制的に行います。 DfsrDiag PollAD を使用して、ドメイン コントローラで Active Directory をポーリング します。または DfsrDiag PollAD /Member:<ドメイン コントローラ名> を使用して、他のドメイン コントローラから Active Directory をポー リングします。 5. PDC で DfsrMig.exe を実行して、削除済み段階に移行します。 a. コマンド プロンプトを起動します。 b. 「DFSRMig /SetGlobalState 3」と入力し、Enter キーを押します。 c. 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : リダイレクト済み '削除済み' 状態に移行します。このステップを元に戻すことはできません。 いずれかの RODC が長時間にわたって '削除済み' 状態になっている場合 は、/DeleteRoNtfrsMembers オプションを指定して実行してください。 成功しました。 d. DFS レプリケーションのグローバル移行状態が "削除済み" に設定されて いることを確認します。 • 「DfsrMig /GetGlobalState」と入力し、Enter キーを押します。 • 次のレポートが表示されます。 DFSR の現在のグローバル状態 : 削除済み 成功しました。 12 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 e. DfsrMig によって、次のアクションが実行されます。 • NTFRS SYSVOL Active Directory 構成オブジェクトを削除します。 a) Adsiedit.msc を起動します。 b) "既定の名前付けコンテキスト" に接続します。 c) [DC=Contoso, DC=Com] を展開します。 d) [OU=Domain Controllers] を展開します。 e) [CN=Your_servername] を展開します。 f) [CN=DFSR‐LocalSettings] を展開します。 g) [CN=Domain System Volume] をクリックします。 h) 詳細ウィンドウに msDFSR‐Subscription クラスの "CN=SYSVOL Subscription" オブジェクトが表示されます。 i) CN=your_servername の下に "CN=NTFRS Subscriptions" オブジェ クトがないことを確認します。 j) [CN=System] を展開します。 k) [CN=File Replication Service] を展開します。 l) [CN=Domain System volume (SYSVOL share)] をクリックします。 m) nTFRSMember オブジェクトがないことを確認します。 n) • adsiedit を閉じます。 SYSVOL フォルダを削除します。 a) Windows エクスプローラを起動します。 b) %SystemRoot% に移動します。 c) SYSVOL フォルダがないことを確認します。 d) Windows エクスプローラを閉じます。 13 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 f. SYSVOL 共有と NETLOGON 共有が SYSVOL_DFSR 下のパスを指しているこ とを確認します。 • コマンド プロンプトを起動します。 • 「net share」と入力し、Enter キーを押します。 • NETLOGON 共有と SYSVOL 共有が %SystemRoot%¥SYSVOL_DFSR を指 していることを確認します。 • コマンド プロンプトを閉じます。 • レジストリ エディタを起動します。 • HKEY_LOCAL_MACHINE¥System¥CurrentControlSet¥Services¥Netlogon ¥Parameters に移動します。 • "SysVol" の値が %SystemRoot%¥SYSVOL_DFSR¥Sysvol であることを確 認します。 • レジストリ エディタを閉じます。 14 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved. 実習 : Active Directory のインストールと構成 課題演習 : Server Core の DC への昇格 この課題演習では、テキストに記載されている情報と、演習 2 で Windows Server 2008 Core インストールを DC として構成した際に autodc.txt に保存した設定を使 用します。 15 © 2007 Microsoft Corporation. All rights reserved.