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セラリエ
不燃化粧板 セラリエ 施工方法・注意事項 R 1 下地処理 〈使用工具〉 レベル計、 スケール、定規下げ振り、 ウエス ■不陸の無い様に精度よく仕上げてください。 不陸がある場合は、 カベテープを重ね貼りする、捨て板を貼るなどして調整してください。 ■下地の表面のホコリやゴミは払い落とし、完全に乾燥させた状態で施工してください。 ※ゴミやホコリが付いていますと接着しません。 (下地ごと剥がれる恐れがあります。) ※ALC躯体・壁紙面・塗装面への施工はしないでください。 × 使用禁止下地 塗装面 壁紙面 ALC躯体への直接貼り RC壁面への直接貼り 発泡断熱材への直接貼り ユニットバス壁面 湿気を帯びた下地 凹凸のある下地 ○ 推奨下地 石膏ボード t=12.5mm以上を推奨 構造用合板 (耐水合板)t=9.0mm以上を推奨 プライマー処理は 珪酸カルシウム板 t=6.0mm以上を推奨 必要に応じて施し てください。 繊維強化セメント板 t=4.0mm以上を推奨 (フレキシブルボード等) 含水率4.5%以下、密着強度1.5N/mm2以上 モルタル仕上げ面 浮き上がりのないこと タイル面 施工方法 5 穴あけ 〈使用工具〉電動ドリル、 ホールソー、合板 (下敷き用) ■直径12mm以上のドリル、ホールソーを 使用してください。 クラフト面 ■合板を下敷きにしてパネルを固定し、化 粧面側から穴をあけてください。 合板 クラフト面 (裏面) に剥離 が発生しないように仕上 げてください。 6 切り欠き・くり抜き 〈使用工具〉電動鋸、鋸歯 (ケガキカッター、ヤスリ) 注意事項 ■コーナー部にドリル等であらかじめ穴をあけて、 紙やすり等で面取りをしてください。 ※この作業をおこたると、 クラックが発生します。 ■コンセント穴等、 パネル貼り付け後の加工が想定 される場合は、 必ずR処理を申し送りしてください。 ※その他、上記にない下地は必ず当社までお問い合わせください。 2 割り付け 不 燃 化粧板 〈使用工具〉 スケール、鉛筆 セ ラ リエRZ ■貼り付ける位置の寸法を測定してください。寸法取りは正確 に行なってください。定規を使い、 鉛筆などでけがいてくださ い。裏面に線が引けます。 ※セラリエZの突き付け施工はしないでください。 ※パネル周囲のクリアランスを3mm以上考慮のうえ、 寸法を 決定してください。 30 注意事項 3 寸法取り ■切断は電動鋸もしくはケガキカッター、ハン ディーソーを使用してください。 (ボードヤスリ、 鬼目ヤス ■切断面は中目のヤスリ リ、 サンドペーパーなど) で仕上げてください。 7 カベテープ貼付け カベ テープ ■出窓、もしくはカウンターなどの細い切り欠き部分は、 製品を分割するセパレート施工を行なってください。 ■切り欠き部分が、連続するような割付はしないでください。 ■突き付け施工はしないでください。 ※ダンボール等の柔らかい材質のものを 下敷きにして穴をあけた場合、振動に よりクラフト面が剥離し、施工後にクラ ックが発生します。 6R 〈使用工具〉 カッターナイフ (mm) 30 ■製品端部から30mmの位置にカベテープを貼って ください。 ※カベテープは接着剤が硬化するまでの仮止め材です。 接着目的にはご使用にならないでください。 〈使用工具〉 スケール、鉛筆 8 タキボンド塗布 ■セラリエZのクラフト面に鉛筆などで寸法をけがいて ください。 クラフト面は化粧面よりもけがき易くなって 〈使用工具〉 ガン、 カッターナイフ います。 タキボンド 4 切断 〈使用工具〉電動鋸、鋸刃 〈鋸刃選定〉 チップソー50 チップソー60 チップソー72 ダイヤモンドソー タキボンド 外周と加工部分周囲に必ず塗布 タキボンドは、高さ3mmで塗布してください。 タキボンド カベテープ 3mm ■鋸刃はスレート用のダイヤモンドソーまたはレジノイド砥石を使用してください。 チップソーでも加工できますが、超硬刃の歯数が多いものを使用してください。 製品外周 加工部から30mm 【使用例】 メーカー 品名 外径 内径 歯数 推奨 ダイヤモンドソー LOBTEX LASER SL-180 180 20ø 13 ◎ チップソー ダイヤチップ 工業 BEST CUT 180 20ø 72 ○ 180 20ø 50 × 〈切断〉 化粧板を下に 向けてカットして ください。 ケガキカッター ハンディーソー・ヤスリ ■タキボンド塗布後10分以内で所定の位置に貼り合せてください。 ※パネル周囲のクリアランスを3mm以上確保して貼り付けてく ださい。 ( 窓枠、 カウンターとのクリアランスも3mm以上確保 してください。 クリアランスが無い場合、部材同士の伸縮によ り、 クラックが発生します) ・電動鋸をご使用の場合、回転歯がパネルの下側か ら入るため、化 粧 面を下 側( 裏 側 )に向けて切 断 すると、 きれいに仕上がります。 ※カベテープの位置を手で押さえ込むようにして、十分接着さ せてください。 ※全体を押さえると接着剤が薄く広がってしまい、 接着しない場 合があります。 ※ずらし貼りができない為、位置を決めてから貼ってください。 ※硬化したタキボンドやタキコークSの汚れは、市販のメラミンス ポンジを水に含ませ擦り落としてください。 (事前にセラリエZの端材等で、傷がつかないことを確認の上、ご使用ください) 〈使用工具〉ハンディーソー、ケガキカッター、ヤスリ ※残材はガラス屑および陶磁器屑等として処理してください。 ※指定以外の接着剤、両面テープを使用してト ラブルが生じた場合のクレームには応じられま せん。 ■カベテープの離型紙の剥がし忘れにご注意ください。 ■基本的には電動鋸を使用してください。 ■ケガキカッターでも加 工ができます。粉 塵が出ずク リーンです。 表面から定規をあてて2,3回けがき、傷を付けて、裏側 に折り曲げて切り離してください。切断面は目の粗い ヤスリ (ボードヤスリ、鬼目ヤスリ、サンドペーパー) で 仕上げてください。 ■金切鋸 (ハンディーソー) でも加工ができます。 これらの作業をおこたると、はがれや浮きが 発生します。 9 貼付け ■ 切 断 時には製 品の浮 上がり、振 動がないよう に固定してください。 切断時には眼鏡、 マスクなどの保護具を着 警告 用ください。製品端部で手を傷付ける恐れが ありますので、 手袋を必ず着用してください。 ●手加工の場合 セラリエZ クラフト面 ■左図の要領で、パネル全体に均一に、 3mm ほどの高さで塗布してください。 ※製品外周とくり抜き加工部分の周囲は必ずタ キボンドを塗布してください。 ※目安として製品3×8尺板1枚に対してタキボン ドを1本使用してください。 ■ジョイナー施工の場合、止水及び接着のため、 アルミジョイナーの開口部にタキコークSを 注入してください。 10 養生・コーキング 〈使用工具〉 ガン、 ウエス ■十分に養生させて、接着剤が固まってから タキコークSを使用してください。 ■タキコークSを目地部分に塗布し、 はみ出し部分はきれいに拭き取ってください。 ※表面の手入れには金属(ナイロン) たわし・研磨剤入りの洗 剤を使用しないでください。キズや艶不良の原因となります。 ※汚れが気になる場合は中性洗剤を染み込ませたウエスで拭 き取ってください。 ※油汚れはアルコール・シンナー・ベンジン・塗料用シンナーな どの有機溶剤で拭き取ってください。 ※薄く曇ったように残る場合は、再度乾拭きするか、中性洗剤 で拭き取ってください。 103