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平成28年2月18日(木)にさいたま市大宮区で開催された「彩の国さいたま人づくり広域連 合様」のイベント「埼玉県市町村職員採用情報フォーラム2016」で、UMUをご使用いた だきました。 日 時 平成28年2月18日(木) 13:00~16:00 会 場 さいたま市民会館おおみや 大ホール 来場者数 633名 本フォーラムは、埼玉県内の市町村職員への就職を考えている 方を主な対象として開催され、大学生の方を中心に633名もの 方が来場しました。 本フォーラムではUMUをご使用いただき、来場者の皆様のご 意見・ご質問をその場で収集して共有、パネルディスカッショ ンで質問に応えるという来場者参加型のインタラクティブなイ ベントとなりました。 大規模会場における大人数イベントでのUMU使用は日本初でしたが、トラフィックも感じずスムースに動作、 お役に立てたのではと考えております。 特に昨年度はeメールで収集した来場者の皆様からのご質問が10件程度だったの対し、本フォーラムでは 150件を超えるご質問がその場で集まり、ご担当者も驚きの声を上げていらっしゃいました。 さてこの度、今回のフォーラムにおけるUMUご使用に関してご担当者へインタビューさせていただきました。 UMUの導入ご検討の際に参考にしていただけますと幸いです。 Copyright © 2015-2016 IP Innovations, Inc. All rights reserved. 【参加者】 彩の国さいたま人づくり広域連合様(以下 事務局 人材開発部 主幹 山川 直也様 連合) 事務局 インタビューア:株式会社IPイノベーションズ(以下 人材開発部 市町村職員担当 主事 宮原 潤様 IPi) IPi: 本日はお忙しいところ、インタビューの機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 では、早速インタビューを開始させていただきます。 まず最初に、今回のフォーラムにUMUを導入いただいた経緯・理由をお聞かせいただけま すでしょうか。 連合: 本フォーラムは当広域連合における人材確保事業における大きなイベントで、例年県内市 町村職員への志願者を増やすことを目的として実施しています。毎年、より魅力的な フォーラムとなるよう改良を進めてきましたが、会場との双方向性や来場者間の情報共有 の確保が大きな課題でした。 その一方で、来場者の中心となる大学生の傾向について、大学の関係者の方々からお話を 伺いますと、多くの大学生は会場において挙手し質問するということが、非常に苦手であ ることが分かりました。双方向性を高める上での大きなハードルでした。 そこで、2015年のフォーラム実施に向けて、来場者が気軽に情報発信できるようにとSNS の活用を検討しました。しかし、いずれのサービスも専用アプリが必要であることや個人 情報の取り扱いなど課題が多かったため、断念することとなりました。その結果、Eメール での質問受付を実施しましたが、質問数は10件程度にとどまりました。 Copyright © 2015-2016 IP Innovations, Inc. All rights reserved. 連合: 2016年こそは何かできないかと、新たな サービスを探していたところ、都内で実施さ れたカンファレンスでUMUに出会い、「こ れだ!」と感じました。 アプリの問題、個人情報保護の問題の両方を 解決し、かつ、ビジュアルにも優れたUMU は、2016フォーラムの目玉になると確信し、 フリーアカウントを登録して関係職員に紹介 したところ全員が納得、また、販売パート ナーによるデモを見て採用に至りました。 IPi: 本フォーラムで実際にUMUをご使用いただいた感想をいただけますでしょうか。 連合: 機能としては必要かつ十分と感じました。 最初にカンファレンスで見た時は、20名前後の参加者でしたが、今回のフォーラムでは 633名という多くの来場者の皆様を対象として活用しました。回答者のカウンター表示が 3ケタレベルで推移するのを見て、想定以上のダイナミズムを感じました。 今回のフォーラムに参加された埼玉県内の他の市町村の人事関係職員も「面白いですね」 と興味を示していました。 連合: 今回の来場者は、他の来場者の勉強状況など に関心があると想定されましたので、UMU により情報が収集・共有されたことで疑問や 不安の解消に役立ったのではないかと考えて います。 本フォーラムだけでなく研修事業にとって、 受講者との双方向性は永遠のテーマと思って いますので、UMUのようなICTサービスでそ の点が補完できればいいと思います。 Copyright © 2015-2016 IP Innovations, Inc. All rights reserved. IPi: UMUへの改善点・ご要望があればお聞かせください。 連合: 来場者からのリアルタイムで募った質問が想定していたよりもかなり多かった(150件強) ので、キーワードクラウド(注1)に沢山のキーワードが表示されてしまい、多少見づらい場 面がありました。 キーワードクラウドは見栄えも良く有用な機能なので、その辺が改善されれば使い方も広 がってくるのではないでしょうか。 注1 キーワードクラウド ・参加者からの質問からキーワードを抽出し、 雲のように一覧表示する機能。 文字の大きさは、参加者からのキーワード の数が多いほど大きく表示される。 ★左図は実際に今回のフォーラムで表示 されたキーワードクラウドの画面 連合: また、集まった質問が多い時などに見やすいような工夫、例えば「試験について」の質問 がたくさん出た場合、似た質問をカテゴリー別に表示できれば効果的と思います。 加えて、そのカテゴリー別の質問数をグラフ化し、かつ、そのグラフから関連質問の一覧 が表示され、選択できるような機能があればよいのではないでしょうか。 そのような機能があれば、会場での質問紹介が一部となった場合でも、同じカテゴリーか ら選択された質問であることから、採用されなかった質問者にも一定の納得感は得られる と思います。 IPi: このインタビュー実施日の前に、UMUの開発元が来日してミーティングを実施しました。 今回のフォーラムのレポートや改善要求などについて話し合いましたが、UMUの開発元とは 常に改善についての議論をしており、今回のインタビューやご要望も英訳してレポートした いと考えています。 クラウドでのサービス提供なので、常に改善や新機能実装もされています。 機能が充実してくることによって、使用環境や活用方法も変化してくると考えています。 Copyright © 2015-2016 IP Innovations, Inc. All rights reserved. IPi: 今後のイベント・企画などでUMUをご使用いただけますでしょうか。 連合: 今回のフォーラムのような大型のイベント で、使用してみようかとは考えています。 課題としては、研修中にスマートフォンな どのデバイスを使用することに対しての抵 抗感や、インターネット接続環境の準備な ど越えなければいけないという心理的・ ハード的側面もあるかと思います。 少人数での研修では抵抗感もありますが、 有名スピーカーなどを招聘したカンファレ ンスや、大きい会場でのセミナーなどであ れば、スマートフォンの使用も気にならな いのではないかと考えています。 また、当広域連合の研修に参加する職員は、保育士や消防士、土木関係の職員など幅広い ことから、関心のある職員を起点として波及していくことは考えられると思います IPi: 今後も女性職員向けセミナーなどを企画されているとお聞きしていますが、そういった場で もUMUをご使用いただけそうでしょうか。 連合: 女性職員向けのセミナーなどで女性の本音を聞き出すには、UMUのような匿名性のあるサー ビスが力を発揮するのではないかと考えております。予算の関係などもあり確定している訳 ではありませんが、比較的大きい会場で使用できればと考えています。 Copyright © 2015-2016 IP Innovations, Inc. All rights reserved. IPi: その他のご意見・ご感想はありますでしょうか。 連合: 今回、従来に比べて大幅に質問数が増えたこと から、サイレントマジョリティの多さを感じま した。 IPi: それが可視化されたことで、今後の取り組み をどう改善していこうか、という指標にも なったということですね。 連合: そうですね。 IPi: 来場者からのアンケートでも、今回沢山の質問が集まったことで、「他の質問も見てみた かった」という声もいただきました。 連合: 正直想定外の数の質問をいただきましたので(笑) フォーラム終了後の職員間による全体の振り返り で、上司から「もし今後もUMUを使用するのであ れば、質問主体でやってもいいのではないか」と いう意見もありました。 また、UMUを使用する場合は、ファシリテートす る者の技量が重要で、機能を認識した上で進める 必要があると思います。 IPi: 現時点ではプロモーションもさることながら、教育やイベントの現場をインタラクティブに 変革していきたいという思いもあり、まずは広くご使用いただき、お役に立てていただけれ ばと考えています。これからもサポートさせていただきますので、ぜひお声がけいただけれ ば幸いです。 それでは、本日はありがとうございました。 ・本記事内に記載されている会社・団体名、製品名、その他名称は、一般に各社の登録商標または商標です。 ・当記事内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。 Copyright © 2015-2016 IP Innovations, Inc. All rights reserved.