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相手や目的に応じて、分かりやすく書いて伝えるための指導の工夫

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相手や目的に応じて、分かりやすく書いて伝えるための指導の工夫
国語実践2
国語実践2 小学校4
小学校4年 材料の
材料の選び方を考えよう「
えよう「四年三組から
四年三組から発信
から発信します
発信します」
します」
相手や
相手や目的に
目的に応じて、
じて、分かりやすく書
かりやすく書いて伝
いて伝えるための
えるための指導の
指導の工夫
芳賀小学校 半田 真弓
することができるのではないかと考えた。
Ⅰ 実践の
実践のポイント
また、学習の過程を分かりやすく表現し、
自分が調べたことについて、相手や目的に
応じて、内容を選択して分かりやすく伝える文
章を書くために、
① 一人学びやペアやグループによる学び合
いの場を工夫し、自分の考えを明確にし
て互いの記事について話し合わせた。
② ワークシートを工夫し、記事をよりよくする
ための推敲ができるようにした。
学習のねらいやポイントを明確にしたワーク
シートを工夫することで、相手や目的に応じ
て書くための一連の学習活動をスムーズに進
められるのではないかと考えた。
Ⅲ 指導の
指導の工夫
1
読 み 手 による書
による 書 き 方 の 違 いを意識
いを 意識させ
意識 させ
るための学
るための学び合いの場の工夫
Ⅱ 指導者の
指導者の願い
新聞を作るためには、伝えたい話題の中で
本学級の児童は、1学期に、
「書くこと」の
も、読み手(相手)に伝えたい、読み手が知
学習である「新聞記者になろう」において、
りたい記事は何かを考え、取材し、記事にす
取材したことを選択し、割り付けを考えて工
るべき内容を吟味し、文章に表現する活動を
夫してまとめる学習を行った。その学習で、
していくことが重要となる。
自分たちが取材した話題について意欲的に文
そこで、グループ学習で、同一題材で読み
章に表わすことができた。しかし、自分の文
手を低学年向きと家の人向きとして2種類作
章を他者に読んでもらうために書く(伝える
ることとし、1つの新聞は二人組(ペア)で
ために書く)経験が少なく、読み返す習慣も
作ることとした。
あまりないため、主述の関係のねじれ、言葉
グループとして一緒に活動し、相手の違い
の重複など、自分の文章の間違いやおかしさ
による、取材内容の違い、記事として選択す
に気付くことはまだ少ない。そこで、文章を
る内容の違い、書き方の違いなどを話し合わ
書く力とともに、自分の文章を推敲する技術
せることで、「読み手を意識しながら分かり
をはぐくんでいきたいと考えた。
やすい新聞を作る」ことが明確になっていく
さらに、グループ学習などには好んで取り
であろうと考えた。
組み、友達の意見を好意的に受け止めること
また、考えをまとめる一人学びの場を工夫
ができるが、考える力や考えたことを自分な
することで、一人一人が自分なりの思いや考
りに理由などを入れて分かりやすく発言する
えをもち、それを相手に根拠となる理由に基
力を育てる必要を感じていた。
づいて分かりやすく伝えようとする経験を多
そこで、相手や目的を明確にした「伝える」
ための文章を書く力を高めるため、グループ
くもてるようにした。
2
児童の
児童の 思考を
思考を助け、「書く」ための
ための学習
やペアによる学び合いの場をもち、話合いを
活動を
活動 を スムーズに
スムーズ に 行 わせるためのワーク
わせるための ワーク
持ちながら学習を進めることで、書く目的や
シートの
シートの工夫
意識を強くもち、自分で考えて取り組もうと
新聞の中で、伝えたいことを分かりやすく
- 57 -
記事に表すためには、伝える相手と目的意識
3~ 9
をもち、書くべき内容を明確にすることと、
分かりやすく伝えるための文章の書き方を習
得していくことが大切である。そのために、
ワークシートに相手や目的を記述させること
学習活動
を り返り、相手や意図に応じた
の選択について、自分の考えをもつ。
新聞について発表を聞いたり見たりしながら、
工夫した点や い点などを話し合う。
ム「選んで伝える」を読み、単 のまとめ
をする。
で明確化を図った。
また、記事を書くときの留意事項を書いた
10
ワークシートを作り、相手に合った文章表現
の仕方を考え、記入できるようにした。さら
に、記事を書く時から推敲し、清書し、互い
取材内容を考え、取材する。
取材
から選び、記事を書く。
自分で推敲し、書き す。
互いに推敲し、意見を し合ってよりよい文章
を考える。
話合い活動をもとに自分で記事を す。
割り付けをし、新聞に仕
る。
に 示する。
4 実践授業の
実践授業の展開
4年
に発表し合うまで同じ視点で取り組めるよう
の「書くこと」の中の「推敲」の学
記事の書き方を提示し、児童が常に意識して
習では、
「間違いを したり、よりよい表現に
活動できるようにした。
(表1)
書き
したりすること」を目
している。そ
推敲については、児童が短時間で簡単にで
のためには、どのようなところに視点をあて
きるよう、一番推敲させたい観点について、
て推敲するのかを児童に明確に提示すること
星の数で評価させるようにした。(表3)
が重要になる。
本
では、読み手や目的に合わせて書い
Ⅳ 実践の
実践の概要
た記事を、ワークシートもとに、互いに推敲
1 教材名〔4年〕材料の選び方を考えよう
教材名
し合う学習を行った。
「四年三組から発信します」
(1) 学びの場
びの場の工夫
学びの場の工夫として、
2 指導目標
を
の2点の
定した。
学校に関係するものについて、
「芳賀小のじ
①友達の文章を推敲した経験が少ないため、
まん」として新聞で知らせるために取材し、
推敲の学習を内容の理 しやすいグループ
相手と目的に応じて、書く内容を選択して分
内で行わせ、読み手による文章表現の違い
かりやすく伝えることができるようにする。
を考えさせるようにした。
②自分なりの意見をもつ「一人学び」の場を
3 指導計画
定した。友達の記事を読んで、気付いた
(10 時間予定、本時はその 7 時間目)
1
材文を読み、学習の見 しをもつ。
新聞を作る過程を思い す。
(取材、割付、見 し)
新聞を作る で大事なことを確 する。(事
を 確に書く )
書の作 で大切な点を読み取る。
2
何をどのように伝えるか、おおまかなイ ー
をもつ。
書作 の工夫に気付く。
題材を選び、自分たちのまとめ方のイ ー を
もつ。
3~ 9
グループで 力しながら取材や作 にあたり、
相手や目的に合った選材、表現の工夫をして文
章に書く。
取り
る題材を める。
伝える相手はだれにするか考える。
相手に伝える時の工夫を考える。
題材に合った
を選 。
ことを
に
で を付けさせたり、
付けた星の数について理由を伝えるために、
付
に
書きしたりするようにし、自分
の考えを明確にしてから推敲し合う話合い
の場に
させるようにした。
互いに推敲し合ったことを伝える場では、
児童はそれ
れ活発に意見を
し合うことが
できた。
さんの
が
には、
「こ ん」の
かれていた。
「はにわは こ
ん に ら
れていたこと」を低学年に分かりやすく
しようと、「 こ
- 58 -
ん
は
に
明
かしいよ。他に
言葉はないかなあ。」
「 おはか っていうのは
した。また、推敲の中 となる観点は、
どう
の3点とした。
」
「 こ ん(おはか) っていうのもい
いね。」
「
のえらい人のおはかだよね。
」と話
し合いが進んだ。その
の清書で、
「えらい人のおはか」と し、仕
相手や目的に応じているか
伝えたいことを明確に記述しているか
文章表現は さわしいか
さんは
た。
この観点に
①により、読み手を意識して評価したり、
付
に書き
んだりした児童が多かった。さ
らに、取材内容をよく知っていたことで、事
と違うことを書いていると
分だったらこの言葉はこう
をすぐに
したり、
「自
す。」と
小の自
って推敲できるように、
「芳賀
が読み手に伝わるように書いてあ
る」とまとめて表記した。
②主となる観点については、推敲しやすく、
味をもって取り組めるよう、互いに星の
的に
数で評価させた。そして、
て述べたりすることができて
うに
いた。
したり、書き
的にどのよ
えたりすれ 星の数
ち
が
えるかを自分なりに考えさせた。
を記
見
しについては、自
入していた。そこから、
「 まれたことの に
を
くことを意識しす て記事の内容と
すぐ
れたものになってしまったものが多く見ら
さんは、
という人の い
についての記事に
ね。」「
を入れ
える
くなったと書いてあるのはおかしい
くなったことは
にした
れたため、内容に さわしいものになって
うがい
いるかを評価させた。
いよ。」「その間にしていた仕事のことを入れ
れ
クで、 味
いいんじ ないかな。」と意見が された。
にうな
その
いていた記事を書いた
の清書で
を入れ
さんは、
えて書き、仕
ていた。
②により、理由を付
話合いで
に記入したことで、
とんど発言しない児童の多く
が、付 には「じまんがわかりやすいと思い
ます。」などの内容を書き
み、一言読んで伝
えることができた。また、文章を書くのが得
意な児童が
した方が いところを
ことにより、その他の児童も
した
図1 推敲チェックカード
推敲チェックカード
気付かない
など内容の分かりやすさに視点を
あるグループは、内容の少なさが話題とな
てて考えることができ、意見を し合って
った。文章表現が得意な さんは友達の記事
文章の
話し合うことにつながった。
を読み、星の数を3とした。話合いの場では、
(2) ワークシートの
ワークシートの工夫
「
本時では、
事の
ク項目を
考え、ワークシートとして推敲
ク ー
ク項目は3点にし
くなると思うよ。」と
的に述べていた。自
分では何を書いてよいか分からない
り、短時間でね
現を考えて書き え、仕
らいとする観点について推敲できるように
- 59 -
さんは、
を見せ、付け え
る内容を 示してもらった。
の点である。
の
を作った人のことも入れるとくわし
グループの友達に取材
を作 した。
(図1)作 時の留意点は
①
や
時の自分で推敲して した記
書きをもとに、推敲の
さんの記事は短いけど、芳賀 ル
、自分で表
た。(図2)
のグループは、文の さが話題となった。
さんは さんの星の数を4とし、
理由を「
な
のことを自
るなど評価されていた。見
しているが、文が くて読み
づらい。」と伝えていた。
さんは、「分かり
やすくしようと思って、
は2文だったの
味を く見 しは、記事の 番が
であ
しについては、
時間をとり、付け方の学習や
めて評価し合
う必要 を感じた。
を1文にした。」と述べた。他の児童からも意
見は
されたが、その の清書においても記
事は
いままであった。しかし、
「やっ
Ⅴ まとめ
本
り
くした。その方が分かりやすいと思うから。
でも、短くする方 も分かった。」と自分がな
では、新聞を作る活動を して、ワ
ークシートを
いた一人学びや学び合いの場
を取り入れ、伝えるための記事を書く力の向
を目 した。
いままなのかを 明することができた。
【成果】
1つのグループの中で読み手を2つに分け
て新聞作りをしたことは、
「他のペアの書く
記事と書き方を える。
」と、児童が意識す
ることにつながった。そして、一人学びの
場を取り入れたことで、一人一人が
る言葉の選択や言葉
す
いなどに気を
りな
がら、じっくりと新聞作りに取り組
こと
ができた。また、ペアやグループの友達に
して意見やア
図2 グループでの
グループでの推敲後
での推敲後の
推敲後の記事
イスなども言いやすく、
発言の活発化につながった。
①と②より、文章を書いたり読んだりする
のが
手な児童も、友達の記事を読
間がかかったが、
のに時
ワークシートを工夫したことで、ま
児童
は、ワークシートを
よい
って何をすれ
かをペアで話し合い、学習を進めることが
が星での評価をするこ
とができた。また、記事の分かりやすさが星
できた。そして、分からないことが
てき
の数となって視 的に明確となったことは、
たペアは、グループの他のペアに
した
評価される
にも読み手がどう思うかが一目
り、意見を聞いたりして、
に
を
で分かり、
的であった。また、星を や
めることも少なく、児童間で
題を
し、
すことが い記事にすることにつながるため、
分かりやすい新聞を作ろうとする意欲につ
友達の星の数を やす方 を考えようと記事
ながった。
をくり返し読
など、互いが
ことにつながった。しかし、
のように、作者と めて読
方や思いが
いかを
び、
に読み合う
【課題】
さん
本時における互いに推敲する場では、 く
友達とでは感じ
の話題で活動してきた児童に読ませるこ
さんと
なる。この場は、どちらが し
する場ではなく、推敲の仕方を学
い文章とは何かについて、それ
れが
とで、より記事を新
な目で読み、何も知
らない人が読んでも分かりやすい記事を考
える手だてとなる。
グ ー学習を取り入
考え、意見を述べ合ったことが大切であった
れるなど学習方 を工夫したい。
と考える。
推敲の仕方については、さらに項目をし
については、 とんどの児童が見
しに
ついては 題なしと評価した。 に、
的
- 60 -
る、
的に話し合う記事を
示するなど、
より内容についての推敲をさせたい。
【資料】 実践を生かした授業案
第4学年 単元名 材料の選び方を考えよう
「4年3組から発信します」 (本時は7/10)
本時のねらい 自分や友達の文章を読み手にとって分かりやすいものにしようと、チェックカード
につけたポイントをもとに、話合いをしながら互いに文章を推敲することができる。
めあて
指導の工夫
児童の活動
1
本時のめあてを知ろ
う。
記事 の書 き方
①わすれ物を しな い。
*小さ い 「つ」 *読点 「
、」 *句点 「
。」
②漢字 (
送 りがな)をまちがえな い。
③ 一つの文 の中 で、 同じ言葉をくり返さな い。
④取材 メ モをもと に事実を正かくに書 く。
⑤読 み手に合 った漢字や 言葉 の使 い方 をす る。
⑥ 「
芳賀 小 のじまん」が読 み手に伝わ るよう に書く。
⑦読 み手にき ょう みを持 ってもらえ る見出 しを考え る。
本時のめあて
表1
記事の
記事の書き方
・初めて読む人にとって分かりやすい記事
となっているか確かめるために、異なる
題材で、読み手が同じ者同士で読み合う
ようにし、初めて読んで感じた、率直な
意見交換ができるようにする。
◎友達と記事を読み合い、読み手に
分かりやすい記事を考えよう。
〔学習のしかた〕
1.3つのチェック項目に沿って友達の記事を読み、チェ
ックする。
2.チェック項目3については、
「芳賀小の自慢」の分か
りやすさを考えて「なるほどポイント」をつける。
3.つけた星の数をもっと増やすための話合いをする。
・記事を書く時の留意事項を確認し、どの
ように書いたか思い出させ、書くことと
推敲に一貫性をもたせる。
(表1)
・推敲の仕方をワークシートに沿って説明
する。チェック項目3については、評価
の3つの観点を具体的に説明し、理解を
深めさせる。
〔チェック項目3における観点〕
・相手や目的に応じているか
・伝えたいことを明確に記述しているか
・文章表現はふさわしいか
友達の記事を読もう。 ・この時間は、一人学びの場であると知ら
見直 しのしかた
① チ ェック項 目毎 に、友達 の記事 を読 む。
②直す 必要 のな い項 目 には、 チ ェックら んに○を記入す る。
③直す 必要があ る文
・記事
赤 い線 を引 いたり、印を つけたりす る。
・付 せん紙
かんたんにメ モし、自分 のふり返りカードに
はり つけ る。
④項 目③ は 「
な るほどポ イ ント」を つけ る。
(
1) 星 の数を考え て色 をぬ る。
(
2) 理由を付 せん紙 に書き、自分 のふり返りカード に
はり つけ る。
2
・
・
・
・
・
・
表2
推敲の
推敲の仕方
せ、自分なりに友達の記事をしっかりと
推敲させる。
・
「伝えたいこと:芳賀小のじまん」を「読
み手:お家の人、低学年」に分かりやす
く伝える新聞を作るための話合いである
ことを確認し、推敲と話合いの目的がず
れないように声かけをしていく。
・読み合う時間と話し合う時間を決め、時
間を確保する。
・記事はコピーして人数分用意し、読む児
童のペースを確保する。
・読みに手間取っている児童には、考えさ
せたい文を指示し、自分にとってどの程
度「なるほど」と納得できるか考えるよ
うにし、星に色を付けさせる。
- 61 -
・記事の書き方を振り返る。
・推敲のしかたと大切な点を
聞く。
○ 反応例
・違うグループの友達の記事
を読むんだ。初めての文だ
から、よく読まなくちゃ。
・私が読んで分からないって
ことは、新聞を読むお家の
人や低学年の人もよく分か
らないってこと。気を付け
て読もう。
・読み手のことを考えながら、
分かりやすさでポイントを
つけるんだね。
・よいところや直した方がよ
いところを見付け、考えて
いくんだね。
・分かりづらいところは、よ
くなるように文をみんなで
意見を出し合うんだ。
・ワークシートのチェック項
目に沿って記事を読む。
・記事に直した方がよい箇所
を赤鉛筆で印や線を付け
る。
・付箋に、星の数の理由や直
した方がよいところの理由
を簡単にメモする。
・チェック欄に印を付ける。
○ 反応例
・なんだか、読んでいてよく
分からないなあ。星3つだ
な。なぜだろう。
・この言葉は、低学年の子に
はちょっと難しいな。何か
よい言葉はないかな。
3
推敲したことをみん
なで伝え合い、よい記事
になるよう考えよう。
→名前
なるほど!
○「
芳賀小のじまん」
が読み手に伝
わる良いうに書いてある。
↓チ ェック項目
1
○読 み手 に合 った漢 字 や言 葉 の
い方になって る。
2
○新 聞記事としてふさわしい書き
方になっている。
3
・これからは、学び合いの場であることを
知らせ、一人学びの場で考えたことを推
○ 反応例
敲し合った友達に分かりやすく伝えた
児1「記事のここは低学年の子に
り、互いに意見を出し合ったりする場で
は読みづらいと思いました。
あることを理解させる。
この言葉は難しいので、簡単
・表記
の間違いなどは、記事に記した赤
ます。
」
話合いは
「 れでは、どんな言葉に直
・
わないよう
意する。
についての推敲の話合いができるよ
児2「 というのはどうですか。
」
のようにすれ
児1「たしかに、 の方が簡単な
、数が増え、友達の記事
認し、取り組ませる。
することで、互いを認め合い、
意的に
友達の意見を
気を作
け
められる
が児童の記事に目を
し、
推敲させたい箇所を見つけておく。話合
いが
していたり、推敲する
を見
き箇所
としたりしている場合には、
う声をかける。
で文章を直せないと
む児童のいる
し、友達
この文はす く くので、もう
し くした方がいいと思いま
児2「 、 ド イスをもらったけ
ません。
」
「 れでは、どんな に直せ
が具体例として記事を書いてみせるな
よいと思いますか。意見を出し
ど、具体的な直し方まで
てください。
」
書に
ド
イスし、
かせるようにする。
児3「はい、この言葉が2
・意見がまとまらない場合は、
体に
が学
かけて、考えさせたり、
・
れ
れの話合い
に、「
言
く書けてい
る箇所」「直す箇所」「直し方」がだい
たい分かったか
の大切な点を確認し、
書する
も自分
意して文章を読み返すとさらに相手
に伝わりやすくなることを知らせる。
・友達や自分の文章がよくなるような推敲
ができたか
時は、
取り
考え、
表で振り返りをする。
ド
よいと思います。
」
児2「本 だ。自分では気づかなか
ったよ。では、どっちを切るか
考えてみます。
」
手をさせ、確認する。
・チェック項目を振り返り、推敲するとき
で
われ
ています、どちらかをなくせ
したりして新たな考え方を知らせる。
・
く書けていると思います。でも、
ど、どう直せ いいか、わかり
グループには、大きな付箋を
本時の学習を振り返
り、推敲の大切なところ
を確認しよう。
○ 反応例
す。
」
が読ませたい記事を指示し、話し合うよ
4
れて書いてみます。
」
児1「○ちゃんの記事は分かりやす
・あらかじめ
・自
言葉でよいと思います。
」
児3「 うですね。 の言葉を
る。
を
せると思いますか。
」
う、チェック項目3に付けた星の数をど
がよくなるかについての話し合うよう確
推敲の
推敲 の
の
な言葉に直せ よいと思い
印やチェックカードなどで分かるので、
・はじめに互いの記事のよいところを発表
表
・話し合う。
・推敲するときの大切な点を
聞く。
・
の 3 点について
表
に◎○ で記 する。
・めあて
・ んで意見を言ったか
・友達の意見を聞けたか
スのよいと思うところを
れながら、自分自
で
度記事を
書することを知らせる。
評価の観点
友達や自分の記事をよくするために、互いの書いた
文章をよく読み、話し合いながら、記事を推敲する
ことができる。(観 ・発言・振り返りカード)
- 62 -
○ 反応例
・ さんの言ってくれたこと
を 考にすると、もっと記
事がよくなり う。取り
れて書いてみよう。
Fly UP