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松尾 昌文 先生 - 埼玉県パワーリフティング協会
松尾 昌文 先生 松尾 昌文(まつお まさふみ)1931 年(昭和 6 年)8 月 30 日 – 2012 年(平成 24 年)6 月 22 日)。 北九州市に誕生し、大学卒業後大分で高校教師として学級 経営を中心に生徒指導に当たりながら、課外活動では陸上 競技部の部長としても活動。砲丸投げ競技者として輝かし い成績を残す ※。その後、東京大学教養部助手、埼玉大学 教養部助教授等を経て、埼玉大学教育学部教授。退官後、 埼玉大学名誉教授となる。1983 年 4 月(51 歳)に、初めて パワーリフティングの公式大会に出場し優勝。その後、マ スターズ世界パワーリフティング選手権大会優勝など数々 の輝かしい成績を残す ※。一方で、パワーリフティングの 指導者としても活躍し、社団法人日本パワーリフティング 協会 副会長、全日本学生パワーリフティング連盟 会長等 を歴任し、2005 年(平成 17 年)春 瑞宝中綬章 (スポーツ 振興功労、教育研究功労)を受章 ※。 ※詳細は下記「学歴・職歴・役歴等」「競技歴」を参照 【学歴・職歴・役歴等】 1955 年 3月 東京教育大学体育学部卒業 4月 大分県立大分上野丘高等学校教諭 11 月 大分大学経済学部非常勤講師 1963 年 4月 東京大学教養学部助手 1967 年 4月 埼玉大学教養部非常勤講師 6月 埼玉大学教養部助教授 10 月 東京大学教養学部非常勤講師 1970 年 4月 東京教育大学体育学部非常勤講師 1974 年 4月 埼玉大学教養部教授 1986 年 10 月 【競技歴】 1954 年 4月 日本学生陸上選手権大会 砲丸投げ 10 月 第 4位 日本陸上選手権大会 砲丸投げ 第 4位 日独対抗陸上選手権大会名古屋大会 砲丸投げ 第 4位 日独対抗陸上選手権大会金沢大会 砲丸投げ 1955 年 7月 在外研究員 第 2位 全国勤労者陸上選手権大会 砲丸投げ (米国カルフォルニア州立大学サンディエゴ校) 1990 年 7月 埼玉大学教育学部大学院 1956 年 10 月 国民体育大会 4月 大分県陸上競技大会 教育学研究科担当 砲丸挙げ 1991 年 4月 日本女子体育大学非常勤講師 1995 年 4月 埼玉大学教育学部教授 1983 年 第 2位 砲丸投げ 第 3位 13m 55cm(大分県記録) 10 月 国民体育大会 砲丸投げ 第 3位 9月 世界 パワーリフティング選手権大会 (カナダ オンタリオ州) ・埼玉大学ウエイトトレーニング部 名誉顧問 ・社団法人日本パワーリフティング協会 ・全日本学生パワーリフティング連盟 ・ 2005 年(平 成 17 年)春 副会長 50 歳以 上 90Kg 級 1984 年~ 91 年 会長 瑞宝中綬章 全日本 マスターズパワーリフティング選手権大会 50 歳以上 1987 年~ 91 年 (スポーツ振興功労、教育研究功労) 優勝 90kg 級・100kg 級 優勝 全国教職員 パワーリフティング選手権大会 90kg級 優勝 備考:初めてパワーリフティングの公式大会に出場されたのは、1983 年 4 月の志木市で行われた埼玉県大会 で、この大会では一般 90kg 級で優勝されています。 ★【松尾イズム】★ ■松尾先生の教え(埼玉大学ウエイトトレーニング部・埼大クラブ 松尾組 モットー) 【辛いことは楽しいことだ】 辛いことは試練だ。試練は感謝すべきだ。感謝は喜びだ。すなわち楽しみだ。 心は運命の生存者だ。 心が豊かで明るいと、運命もやがては明るく豊かになる。 そのように人生が見えてくる。 心が逆に非常に貧しく暗いと、人生もそのようになる。 こう気持ちを持って、これからの人生を乗り切ってもらいたい。 ■松尾先生 名言集 ・「艱難汝を玉にす」 ・「失敗するのはあたりまえだよ。成功したらラッキーだ。」 ・「物事が順調に進むのは、ラッキーなことでむしろ順調でないのが日常のことであり 反省すれば落ち込むことはない。」 ・「人間だって動物だからな。ドキドキしなくなったら種は滅びるぞ!」 ・「イージーゴーイングは、死に至る病気だ!」 ・(主に MAX 挑戦の際に「それが挙がらなかったら・・」)「死ね!」 ・・・「本当に死んでは、いかんぞ」 ・「楽をしたければ死ね!」 ・「人事(トレーニング)を盡して天命(試合)を待て!」 ・「最悪の状態を想定して事にあたりなさい。」 ・「辛いことは楽しいことだ」 2002 年 3 月(松尾先生 70 歳)、埼玉大学ウエイトトレーニング場での練習風景。SQ・DL ともに 300kg !!!?? 以上、松尾先生退官記念誌「逆転プラス発想」および 埼玉大学ウエイトトレーニング部部員・OBOG の先生との思い出より