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専門︵実コミ - 就実大学・就実短期大学

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専門︵実コミ - 就実大学・就実短期大学
目 次
Ⅰ 教 養 科 目 1
Ⅱ 専 門 教 育 科 目
幼 児 教 育 学 科 41
生 活 実 践 科 学 科 105
実践コミュニケーション学科 147
Ⅲ 教 職 に 関 す る 科 目
生 活 実 践 科 学 科 191
Ⅳ 図 書 館 に 関 す る 科 目
生活実践科学科・実践コミュニケーション学科 203
Ⅴ 司 書 教 諭 に 関 す る 科 目
生 活 実 践 科 学 科 221
Ⅵ 秘 書 士 に 関 す る 科 目
生 活 実 践 科 学 科 227
実践コミュニケーション学科 237
Ⅶ 情報処理士に関する科目
生 活 実 践 科 学 科 239
Ⅷ プレゼンテーション実務士に関する科目
実践コミュニケーション学科 245
Ⅸ 訪問介護員養成2級研修課程に関する科目
生 活 実 践 科 学 科 249
索 引 253
Ⅰ 教 養 科 目
教養科目
哲学(バイオエシックスの諸問題)
虫 明 茂
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
哲学の基本概念について学び,哲学的な身方,考え方を身につける。
哲学史上の主要な人物と思想について学ぶとともに,様々な問題,特に医学・生命科学の急激な発達に伴う
バイオエシックスの諸問題について論理的に考え,自分の考えを表現できるようになることを目標とする。
[授業の概要]
西洋古代ギリシアの主要な哲学者の生涯,著作,思想について学ぶ。
また,現代社会の抱える種々の問題の中でも主にバイオエシックスに関する問題について理解するとともに,
自分の考えを簡潔・的確に表現する技法を身につける。
[授業計画]
1.哲学とは何か,西洋哲学史の流れ,バイオエシックスの諸問題
2.ギリシア神話(ホメロス,ヘシオドス)
3.生殖補助技術(人工授精,体外受精,精子・卵子の提供・売買,代理母,生殖クローン技術)
4.ピュタゴラス学派(輪廻転生,オルフェウス教,ディオニュソス)
5.出生前診断,着床前遺伝子診断,「デザイナー・ベビー」,新優生学の問題
6.ヘラクレイトス(万物流転,神義論,弁証法)
7.人工妊娠中絶,中絶胎児の利用(研究・治療),重症障碍新生児の治療中止問題
8.アテナイ期の哲学,ソフィストたち,ソクラテス,小ソクラテス学派
9.安楽死/尊厳死,SOL(生の神聖性),QOL(生の質),緩和ケア
10.プラトン(イデア論,エロス論)
11.生体・死体・脳死体からの臓器移植
12.アリストテレスの思想,政治体制論
13.再生医療(胚性幹(ES)細胞,体性幹細胞,誘導多能性幹(iPS)細胞,治療クローン技術)
14.ロボエシックス(ロボット,サイボーグをめぐる倫理問題)
15.ニューロエシックス(脳神経倫理),ニューロフィロソフィー(脳神経哲学)の諸問題
[テキスト]
授業中に資料を配付する。
[参考図書・参考資料等
授業中に適宜指示する。
[成績評価の方法]
平常点(授業中に随時課すミニレポート,小テスト)により評価する。
−1−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
倫理学(倫理トレーニング)
九 鬼 一 人
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
倫理学の基本的な問題に目を向け,応用倫理学を含めて様々な倫理的な問いかけを提起する。受講者には,
自分なりの意見・感想を述べることが課せられる。論述のトレーニング・添削によって,倫理に関する諸問題
について,内省を深められる。
[授業の概要]
教科書の章に即して,問いを設定し,それに答えるトレーニングを積む。毎時間,教科書の指示箇所を読ん
でもらう。その後,学生と応答を交えながら,解説資料の空所補充題・設問形式の課題を解いていき,授業の
終わりごとに小レポート(小筆記)を執筆する。適宜,宿題として発展学習〔勉強のすすめ〕を課す。
[授業計画]
http://www.osu.ac.jp/~kazuto/ethics1.htmlで授業の概要は把握できます(順次改訂します)。
1.人を助けるために嘘をつくことは許されるか 義務論と帰結主義の違いが分かる
2.10人の命を救うために1人の人を殺すことは許されるか 自己決定権とは何か説明できる
3.特効薬を如何に配分するか 功利主義に含まれる問題を考察する
4.エゴイズムは正当化されないか 功利主義と権利の関係について反省できる
5.どうすれば幸福の計算ができるか 規則功利主義とは何か説明できる
6.倫理的判断能力は誰がするか リベラリズムと生命倫理について考察する
7.事実判断から価値判断を導けるか 現実における規範の導出の難しさを発見する(原発問題再考)
8.カント倫理学に含まれている真理とは何か カントの思想について考えを深められる
9.思いやりだけで道徳の原則ができるか 相互性の原則の射程を理解できる
10.正直者が損をすることはどうしたら防げるか 囚人のジレンマに親しむことができる
11.他人に迷惑をかけなければ何をしてもよいか リベラリズムに立つ愚行権を知る
12.二重効果のジレンマ やむを得ずひき起こした罪をめぐって考案する(判例)
13.現代の人間が背負う未来の人間に対する罪 環境倫理学についての童話を作る
14.倫理的相対主義 立場によって意見が変わる,とする見解の限界(ブレーンストーミング)
15.科学の発達は罪をもたらすか 西洋文明における理性と科学の限界を反省できる(パワー・ポイント)
[テキスト]
加藤尚武 『現代倫理学入門』(講談社学術文庫) ISBN 4-06-159267-X
[参考図書・参考資料等]
三浦俊彦 『論理パラドクス−論証力を磨く99問』(二見書房) ISBN 978-4-576-02166-9
[成績評価の方法]
平常の小レポート80%,授業で課した発展学習〔勉強のすすめ〕20%。以上のような得点配分で,授業に主
体的に取り組む態度が見られるか,倫理的考察能力が身についているか,また自分なりの考えを適切に表現で
きているか,という観点から成績を評価する。
−2−
教養科目
歴史(歴史を知り,楽しみ,活かす)
田 中 修 實
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
中学校・高等学校での歴史を暗記科目であるとして苦手意識を持っている人も少なくないが,短大で学ぶ「教
養としての歴史」は,生涯学習的な観点から「人生の糧(かて)」となるようなものでなければならない。人
生を心豊かなものとするために,「歴史はおもしろい。そして,ためになる!」を目指す。
[授業の概要]
現代の歴史を知るために,20世紀を記録映像でたどる。また,歴史の楽しみ方を史跡探訪(ビデオ)・時代
映画に学ぶ。そして,自分自身が「歴史的存在」であることを自覚するために,地域・自分について学習する。
[授業計画]
1.はじめに ― 歴史の学び方
2.歴史を知る 映像の世紀⑴
3.歴史を知る 映像の世紀⑵
4.歴史を知る 映像の世紀⑶
5.歴史を知る 映像の世紀⑷
6.歴史を知る 映像の世紀⑸
7.歴史を楽しむ 史跡探訪⑴
8.歴史を楽しむ 史跡探訪⑵
9.歴史を楽しむ 史跡探訪⑶
10.歴史を楽しむ 時代映画⑴
11.歴史を楽しむ 時代映画⑵
12.歴史を活かす 地域史
13.歴史を活かす 自分史
14.歴史を活かす 21世紀の中の私
15.まとめ
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
堺屋太一 『歴史の使い方』(講談社,2004年)
[成績評価の方法]
各種小レポート,期末レポートの総合評価
−3−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
美術
森 弥 生
短期大学 1・2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
人類の歴史とともにあった美術について,現在の自身の生活と関連付けながら学ぶ。講義とともに美術館で
の実地鑑賞や表現ワークショップ等を挿みながら,多様で広汎な芸術世界をより深く味わい,心豊かに生きる
資質を養う。
[授業の概要]
美術を時代と風土の観点から概観するために行う作品鑑賞は,主にVTSの手法を用いて深めていく。
また,鑑賞したことをワークショップや実制作で確かめたり,地域の美術館を訪ねたりして立体的に美術を
学び,自分の言葉で作品解釈や分析をレポートし,発表したりする。
美術館へも鑑賞に行くが展示内容によって,実施日は変更することがある。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.古代の造形①
3.古代の造形②
4.美術館での実地鑑賞
5.ワークショップ
6.宗教と美術
7.日本美の成立
8.ルネサンス
9.アジアの風土から生まれた美
10.ワークショップまたは美術館での実地鑑賞
11.絶対王権の時代
12.チューブ絵の具の発明
13.写真は語る
14.美術館での実地鑑賞
15.現代の美術 −鑑賞なう・表現なう−
*美術館の入館料は個人負担となります。
[テキスト]
早坂優子 『鑑賞のための西洋美術史入門』 (視覚デザイン研究所)
ISBN-10:488108190X ISBN-13:978-4881081907
[参考図書・参考資料等]
神林恒道・新関伸也 『日本美術101鑑賞ガイドブック』 (三元社)
ISBN-10:4883032280 ISBN-13:978-4883032280
神林恒道・新関伸也 『世界美術101鑑賞ガイドブック』 (三元社)
ISBN-10:4883032299 ISBN-13:978-4883032297
[成績評価の方法]
受講態度,レポート・提出物による総合評価とする。
−4−
教養科目
音楽(鑑賞と表現)
津 上 崇
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
DVD・CDなどのAVシステムを駆使し,西洋音楽(クラシック音楽)の時代的背景を踏まえ,演奏形態や
楽曲の特徴などを学ぶ。
[授業の概要]
音楽の美を感受するために,優れた音楽作品と演奏に触れ,鑑賞能力および感受力を高める。オペラやミュー
ジカルの舞台作品,オーケストラ,吹奏楽,ピアノなどの独奏作品も取り上げる。
[授業計画]
1.音楽の流れ
2.バロック音楽
3.古典派の音楽⑴
4.古典派の音楽⑵
5.ロマン派前期の音楽⑴
6.ロマン派前期の音楽⑵
7.ロマン派後期の音楽⑴
8.ロマン派後期の音楽⑵
9.オペラ作品⑴
10.オペラ作品⑵
11.オペラ作品⑶
12.ミュージカル⑴
13.ミュージカル⑵
14.ミュージカル⑶
15.まとめ
[テキスト]
プリントを用意します。
[参考図書・参考資料等]
ポケット音楽事典 音楽之友社 1143E ISBN4-276-00018-1
岡田暁生著 CD&DVD51で語る西洋音楽史 新書館 ISBN-13:978-4403250965
[成績評価の方法]
受講態度,提出物,レポートとまとめによる総合評価。
−5−
教
養
ブラックボード使用
文学(文学の世界に遊ぶ)
田 淵 博 文
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
この「文学」の授業を通して受講者各自が心の書に出会え,精神の成長につながることを目指す。
味わいのある小説と英詩を読むことによって言葉のリズムを体得してもらいたい。
[授業の概要]
この英詩のテキストはミルワード先生が暗唱用に編まれたものである。ここに挙げた英詩は大多数のイギリ
ス人にとってもなじみのあるものである。日本の大学生のために書き下ろしたユーモアと誠実さのあふれた明
晰な文体を味読し,深く豊かな英詩の世界に遊んでもらいたい。また小説に関しては私の精神形成に強く影響
を与えた作品を紹介する。プリントを配布して概略の説明をし,作品の分析を試みる。
[授業計画]
1.ミルワード先生の著書の紹介
2.Nature ― W.Wordsworth
3.The Waves ― Lord Tennyson
4.To the Virgins ― R.Herrick
5.Kensuke s Kingdom
6.The Wind in the Willows
7.Alice in Wonderland
8.The Owl and the Pussy-cat ― E.Lear
9.Three Men in a Boat
10.The Remains of the Day
11.Pickwick Papers
12.Ivanhoe
13.The Inimitable Jeeves
14.Home-Thoughts ― R.Browning
15.まとめ
[テキスト]
Peter Milward English Poems and their Meanings(鶴見書店) 4-7553-0102-5
Peter Milward Seasons in England(南雲堂)4-523-03647-0
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−6−
教養科目
心理学(心の科学)
鎌 田 雅 史
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.心理学について理解を深めること。
2.私たちの日常を,心理学的な視点から考えられるようになること。
3.可能であれば心理学の知見を日常に役立てていくこと。
[授業の概要]
・心理学の領域には,心の健康や適応,人の成長発達,人間関係論など幅広いトピックが含まれています。
・心理学に関する理解を深め,心理学的な見方や考え方ができるようになることが目標です。
・講義は,配布資料やスライドをもとに行い,適宜,簡単なエクササイズや心理テストを実施します。
・心理学をより身近な学問として捉え,講義の内容を日常生活に役立てていくことを期待します。
[授業計画]
1.心理学とはどのような学問か
2.知覚に関する心理学
3.学習に関する心理学
4.記憶に関する心理学
5.思考に関する心理学
6.人の成長と心の発達(生涯発達)
7.人の成長と考える力の発達
8.青年期の心理学
9.人間関係に関する心理学
10.集団の中の個人に関する心理学
11.リーダーシップ,チームマネイジメントの心理学
12.心の健康と心理学
13.カウンセリングのこころ
14.精神疾患と心理療法
15.講義の振り返りとまとめ
[テキスト]
適宜,プリントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義中に紹介します。
[成績評価の方法]
毎回の講義の受講態度および課題プリント(40%)と,小テスト及びレポートの得点(60%)で総合的に判
断します。
−7−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
人文地理(生活文化と地理的環境)
芳 賀 修
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
地域文化と地理的環境とのかかわりについて理解を深める。主に中国,四国地方における地域限定文化の背
景にある地理的環境を探ると同時に文化の地理的見方についても講義する。
[授業の概要]
「所変われば品変わる」といわれるが,全国には,その土地の気候風土を反映した地域特有の産物,食・住
文化や習慣などがみられます。講義では,主に西日本と東日本,日本海側と太平洋側,岡山と香川などにおけ
る民家や食物,県民性などを比較すると同時に文化と地理的環境とのかかわりを考察する。
[授業計画]
1.はじめに (所変われば品変わる)
2.各地の異文化くらべ,暮らしと気候
3.雪・風と暮らし,各地の地域限定品・土産物ほか
4.民家と風土
5.民家と風土
6.西日本と東日本の食文化の比較(雑煮,麺食)
7.西日本と東日本の比較文化(しょうゆ,納豆)京料理
8.中国・四国の食文化(広島 ワニ,香川 讃岐うどん・しょうゆ豆)
9.瀬戸内小豆島・淡路島の暮らしと地理的環境
10.高知(太平洋側)の暮らしと地理的環境
11.鳥取・島根県(日本海側)の暮らしと地理的環境,各地の橋・屋敷林
12.岡山県,香川県の暮らしと県民性
13.中国・四国地方の県民性,河川と流域文化
14.大阪・京都・東京三都の比較 西南日本と東北日本の気質
15.文化と地理的環境について授業のまとめ
[テキスト]
【別途販売】
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントや筆記小テストそれに授業態度などの総合評価
−8−
教養科目
山 川 基
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業の課題は三つある。第一は,社会学とはどのような学問なのか。言い換えれば,この学問の特質は
何なのか。第二は,現代社会を解明するのに,社会学はどのような有効性を持つのか。第三は,日本の文化史・
経済史・政治史について社会学的視点を通して論究することである。
[授業の概要]
授業を二つに区分して展開していく。前半で現代の日本,世界の様々の出来事について解説する。現代社会
についての認識を深めること。後半で社会学の基礎理論について解説する。
[授業計画]
1.社会学とは何か
2.人間と社会
3.個人と社会
4.社会と文化
5.社会的行為論
6.社会関係論
7.集団の基礎理論
8.戦後における日本の家族の変容①
9.戦後における日本の家族の変容②
10.戦後における日本の家族の変容③
11.日本の産業構造
12.日本の階級構成
13.日本の政治と経済①
14.日本の政治と経済②
15.まとめとレポート作成のノウハウ
[テキスト]
小笠原真『集団の社会学―理論と実証―』晃洋書房(別途販売する)
[参考図書・参考資料等]
授業時提示。
[成績評価の方法]Method of Evaluation
テスト乃至はレポート
−9−
教
養
社会学
法学
成 澤 寛
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
日常生活で法律問題を意識することはあまりないが,実際には,法律は私たちの生活の隅々にわたって大き
な関わりをもっている。この講義では,受講生が初学者であることを前提として,そうした法律と社会の関係
に重点をおきながら,法律の世界へ案内することをテーマとする。この講義の基本的な到達目標は,身近に起
こる法律問題を理解するために必要となる初歩的な法律知識を身につけることであるが,身近な問題を法的に
考えることの面白さなども感じてもらいたい。
[授業の概要]
講義の前半では,法律を知るための基礎知識として,法と社会の関わりや法律の種類を概観した上で,憲・
民・刑の各分野の核心を構成する法原則や法制度について概説する。また後半では,特に日常生活に身近な問
題である離婚問題と悪質商法の問題にテーマを絞り,それらの問題について法的観点から考察していく。
[授業計画]
1.法学の基礎1─法律と社会の関わり
2.法学の基礎2─法律の種類,権利・義務
3.憲法の基礎1─憲法はなんのためにあるか
4.憲法の基礎2─憲法9条をめぐる解釈論
5.刑法の基礎1─犯罪と刑罰
6.刑法の基礎2─刑事裁判の問題点と裁判員制度
7.民法の基礎1─法律における「人」と「物」
8.民法の基礎2─契約の法的意味
9.家 族 と 法 1─日本における離婚の現状
10.家 族 と 法 2─離婚をするためにはどのような方法があるか
11.家 族 と 法 3─離婚と子どもへのケア
12.家 族 と 法 4─離婚に関する諸問題
13.消費者と法1─消費者問題とはなにか
14.消費者と法2─悪質商法の手口とその特徴
15.消費者と法3─悪質商法への対抗策
[テキスト]
本講義の内容と直接対応するテキストはない。各回の講義でオリジナルのレジュメを配布し,それをもとに
講義を行う。
[参考図書・参考資料等]
特に女性を対象として,実生活で役立つ法律知識を平易に解説したテキストとして,副田隆重・浜村彰・棚
村政行・武田真理子『ライフステージと法〔第5版〕』(有斐閣,2008)がある。
[成績評価の方法]
毎回の講義終了時に提出してもらう講義メモの内容と受講態度,学期末筆記試験の成績を総合して評価する。
評価にあたっては前者が占める比重を約30%,後者の比重を約70%として評価する。その他の詳細については
第一回の講義において説明する。
−10−
教養科目
成 澤 寛
短期大学 1・2年 必修(幼) (教職必修)(科) 選択(実) 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
憲法は,国家権力を適切にコントロールし,国家としての理想を追求できるようにするためにある。この講
義では,日本国憲法のもつ思想や基本原理に重点を置きながら,憲法の意義や人権思想の重要性を明らかにす
る。この講義を通じて,日本国憲法の基本的な内容に関する知識を獲得するとともに,様々な社会問題を認識
し,憲法上の原理・原則に照らして批判的に考察する態度を身につけることを目標とする。
[授業の概要]
講義の前半では,近代憲法の成立から日本国憲法の成立に至るまでの歴史を踏まえながら,憲法の意義を明
らかにし,現在の日本国憲法に息づく思想を確認する。また,後半では,現代社会のいくつかの憲法上の問題
を取り上げて,それらの問題を日本国憲法に照らしながら検討し,各条文の意味や憲法と社会との関わりを考
えていく。
[授業計画]
1.憲法はなぜ大切か?
2.近代立憲的憲法の誕生
3.近代憲法の限界と現代憲法への発展
4.日本国憲法の制定
5.平和主義─憲法第9条の意味
6.天皇制と国民主権
7.人権総論─いじめと人権問題
8.包括的人権─監視カメラと憲法
9.平等権─女子大学と男女平等
10.人身の自由─犯罪者の権利?
11.信教の自由─靖国神社参拝問題
12.思想良心の自由─君が代と憲法
13.家族と憲法─同性カップルと憲法
14.生存権と労働者の権利─ワーキング・プアと憲法
15.憲法改正問題
[テキスト]
本講義の内容と直接対応するテキストはない。各回の講義でオリジナルのレジュメを配布しそれをもとに講
義を行う。
[参考図書・参考資料等]
ジュニア向けのものであるが,杉原泰雄『憲法読本』[第3版]
(岩波書店・2004)〔税込924円〕は,初学者
が日本国憲法の意義やその内容の概略を手っ取り早く理解するためには向いている。講義をより深く理解する
ために一読を勧める。
[成績評価の方法]
毎回の講義終了時に提出してもらう課題の内容と受講態度,学期末筆記試験の成績を総合して評価する。評
価にあたっては前者の課題が占める比重を約30%,学期末試験の成績の比重を約70%として評価する。その他
の詳細については第一回の講義において説明する。
−11−
教
養
日本国憲法
人権教育(人も自分も幸せになるために)
遠 藤 陽 士
短期大学 1・2年 必修(幼) (教職必修)(科) 選択(実) 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
○「第3次岡山県人権政策推進指針」の基本的考え方と,「岡山県人権教育推進プラン」を踏まえ,学校教育・
社会教育において,計画的に実施される人権教育について,理解と認識を深め,人権感覚を育成する。
[授業の概要]
○人権や人権擁護に関する基本的な知識を学び,その理解と認識を深め,人権感覚を育成する。
○自分や他の人の大切さを認め合えるような学校園や地域の雰囲気づくりについて学ぶ。
[授業計画]
1.人 権 教 育―はじめに
2.同 和 問 題―歴史についての理解と認識
3.同 和 問 題―現状と課題
4.女 性―男女共同参画社会の実現
5.子 ど も―子どもの権利条約について
6.子 ど も―虐待・いじめ・不登校等の課題
7.障害のある人―障害のある人についての理解・バリアフリー・ユニバーサルデザイン
8.障害のある人―特別支援教育
9.患 者 等―現状と課題
10.患 者 等―ハンセン病についての正しい認識
11.高 齢 者―高齢化社会・高齢者理解
12.高 齢 者―虐待・交流・介護・生き甲斐
13.在住外国人・アイヌの人々・日本に帰国した中国残留邦人とその家族
14.犯罪被害者・刑を終えて出所した人
15.様々な人権をめぐる問題 人権教育のまとめ
[テキスト]
講義テーマ全体をカヴァーするテキストはない。授業の中で,適宜,関連文献等を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
「第3次岡山県人権政策推進指針」23.3 「岡山県人権教育推進プラン」19.1
[成績評価の方法]
平生の授業態度,受講後の「ふりかえりカード」での人権に関わる理解度・熱意等をもって評価する。
−12−
教養科目
数学
原 田 龍 宜
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
小中高で学んだ算数や数学を日頃の生活に活用することが出来るようになること。小中学校で学んだ算数・
数学が中心となる。数学を通じての新しい発見が出来るといい。
[授業の概要]
教科書と配布するプリントの内容に基づいて,授業を行う。
[授業計画]
1.半身浴まではあと何分?
2.ダイエットの効率
3.お得なお買い物
4.クッキーとシュークリームをいくつずつ買えばピッタリ?
5.動く歩道の上で歩くと
6.エレベータとエスカレータ
7.キレイに見えるスカートの選び方
8.今もっている服で,どれくらい着回しできる?
9.ワリカン出来るお値段は
10.誕生日は何曜日
11.クッションカバーを作りたいのですが
12.パンフレットを作りたい,ページ番号は
13.コピー機の倍率設定
14.聞きにくいアンケートの取り方
15.ケイタイの電話帳
[テキスト]
秋山仁 『数学センスをみがこう<<基礎編>>』 NHK出版 978-4-14-081234-1
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,提出物,試験
−13−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
化学
豊 村 隆 男
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
本講義の目標は,高校化学を復習しながら,社会生活における身近な事象を理解できるようにすることです。
私たちが生活する中には,物質・反応の化学というものが,そこかしこに絶え間なくちりばめられています。
その一端を理解することは,社会に対する価値観さえも変えてくれるでしょう。
身近なテーマを題材とし,見落としていた化学の不思議を紹介していきます。
[授業の概要]
日常生活において,どんな所に化学が隠れているか,テーマを絞って紹介していきます。高校までの化学で
学んだことを思い出せば,充分理解できる内容を設定しています。授業内容の理解度を確認するために,期末
試験までに数回の小テストを行います。
[授業計画]
1.物質の三態 固体・液体・気体
2.化学の言葉 原子・分子とモル
3.原子の中身 電子レンジでなぜ温まる?
4.エネルギー 電池から原子力まで
5.水と浸透圧 真水の作り方
6.水に馴染む 光触媒の可能性
7.油と疎水性 油汚れを落とすには
8.物が溶ける 溶ける・蕩ける・湿気る
9.物が固まる 寒天とゼリーは同じもの?
10.食べ物化学 健康と化学の関係
11.錆びること 酸化は悪い事?
12.大気の組成 有用なガスと有害なガス
13.ヒトの嗅覚 「匂い」と「臭い」の違い
14.環境とガス 地球温暖化の諸問題
15.まとめ
[テキスト]
使用しない。
[参考図書・参考資料等]
特に指定無し。適宜,配布プリントを参考資料とする。
[成績評価の方法]
期末試験の成績を主とし,小テスト・課題を合わせて総合評価とします。期末試験成績を7割,その他を3
割として計算します。
−14−
教養科目
生物学
森 宏 樹
短期大学 1・2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
私たちヒトを含め,地球上には様々な生き物で溢れています。では,生命とは何でしょうか?生き物の巧み
な仕組みについて理解することで,生命とは何かについて考えていきます。
[授業の概要]
私たちヒトに係わる生命現象についての話題を交えながら,生き物の仕組みについて学んでいきます。
[授業計画]
1.生命とは
2.細胞
3.細胞分裂
4.代謝
5.遺伝子
6.ゲノム
7.遺伝
8.ヒトの器官
9.個体の制御
10.薬
11.発生とクローン
12.遺伝子組換え技術
13.免疫
14.ワクチン・臓器移植
15.アレルギー
[テキスト]
武村政春,奥田宏志,小野裕剛,髙野雅子著 『これだけはおさえたい 生命科学』 実務出版
ISBN 978-4-407-32166-1
[参考図書・参考資料等]
・田村隆明著,コア講義 生物学
・朝倉幹晴著,休み時間の生物学
[成績評価の方法]
授業態度,課題,定期試験を総合的に評価する。
−15−
教
養
ブラックボード使用
キャリアデザイン論
キャリア支援・開発委員会
短期大学 1・2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
地元岡山の経営者等が,企業の役割,企業の求める人材のほか,現在直面している諸問題やその解決への努
力を現場の立場から解説します。経営者の生の声を聞くことにより,社会に出て働く意味を考えるきっかけと
します。
[授業の概要]
地元企業の経営者等によるオムニバス授業です。
[授業計画]
1.岡山県の企業について
2.地場企業の現状①
3.地場企業の現状②
4.地場企業の現状③
5.地場企業の現状④
6.地場企業の現状⑤
7.地場企業の現状⑥
8.地場企業の現状⑦
9.地場企業の現状⑧
10.地場企業の現状⑨
11.地場企業の現状⑩
12.地場企業の現状⑪
13.地場企業の現状⑫
14.地場企業の現状⑬
15.まとめ
予定講師:アルマ経営研究所額田信一社長,トミヤコーポレーション古市大蔵社長,
アトリエ フルール・ド・ジュアン石山ふみ枝代表,さえら木谷忠義社長,岡山旭東病院土井章弘院長,
中谷興運中谷庄吾社長,おかやま信用金庫藤原鈴加支店長,はるやま商事治山正史社長,
フジワラテクノアート藤原恵子社長,三菱化学小野榮一顧問,
富士通岡山エンジニアリング田中耕平顧問,ザグザグ下村かほり部長,広島銀行三吉吉三支店長,
岡山外語学院片山浩子社長,就実学園青井賢平相談役
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
使用しない
[成績評価の方法]
各授業ごとのレポート提出(15回)による「認定」「不認定」の2段階で評価します。
−16−
教養科目
キャリア支援・開発委員会
短期大学 1・2年 選択 各1単位 集中
[授業の到達目標及びテーマ]
在学中に就業体験をすることにより,仕事や企業に対する理解を深め,各自の将来へのビジョンが明確にな
ることを目的とします。
[授業の概要]
社会において,働くとはどのようなものであるかを学生時代に実体験することにより,大学での学びと実社
会における職業とのつながりを実感することが出来ます。また普段とは異なる環境のもとに身を置くことで学
習意欲が喚起され,専門能力・実務能力の向上を図れる機会を提供します。
[授業計画]
【認定単位数】
科 目 名
期 間
単 位
インターンシップⅠ
5日間
1単位
インターンシップⅠ・Ⅱ
10日間
各1単位
【インターンシップの流れ】
実施説明会
↓
申込・選考・決定
↓
関係書類をキャリアセンターへ提出
↓
事前指導
↓
インターンシップ実施
↓
単位認定申請書・実習報告書を提出,事後指導
【注意事項】
・インターンシップ希望者は,実施説明会に必ず参加のこと
・履修登録は,インターンシップ終了後の後期追加登録時に申し出ること
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
インターンシップ実習評価及び実習報告書などから,委員会が総合的に評価します。
−17−
教
養
インターンシップⅠ・Ⅱ
ブラックボード使用
ボランティア入門
的 野 秀 利
短期大学 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
経済利害を超えた積極的な社会参加の方法であるボランティア活動を通じて自己実現の機会拡大,新たな人
間関係の形成,或いは社会貢献への臨場感によって,我々が現代社会生活の中で失いかけている社会的連帯感
の修復等が期待されている。このようなボランティア活動について体系的に学習する。
[授業の概要]
ボランティアの行動原理,歴史と現状,諸問題について学習する。近年,CSR(企業の社会的責任)の一環
として社会貢献活動を行う企業が増加しており,ソーシャルビジネスの分野についても紹介する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ボランティア概論A(ボランティア基礎知識)
3.ボランティア概論B(ボランティアの行動原則)
4.ボランティア概論C(ボランティアの活動史)
5.ボランティア活動の実例(ボランティア元年・阪神淡路大震災)
6.ボランティア活動における危機管理
7.ボランティア活動の実例(災害救援ボランティア・国内編)
8.ボランティア活動の実例(災害救援ボランティア・海外編)
9.ボランティア活動の実例(国際ボランティア・社会開発編)
10.ソーシャルビジネスとは
11.ソーシャルアントレプレナー(社会企業家)を目指して
12.広範多様化する社会貢献活動について
13.クラスルームディベート(討議テーマ:地球環境保全について)
14.演習:国際人道支援活動や身近なボランティアを想定して,活動の実施計画を策定する。
15.まとめ
[テキスト]
授業の中で,適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて,授業で紹介する。
[成績評価の方法]
毎回の授業で小レポートの提出を求める。レポートと期末テストを総合的に評価する。
−18−
教養科目
松 田 文 子
短期大学 1・2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
学生に関心があると思われるテーマを題材に,授業を通して,日本社会・日本人の意識や行動への関心を深
める。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本事情Ⅰ」「日本事情Ⅱ」において,現代日本社会における身近なテーマをもとに,授業を通して,現代
社会に対する認識を深めるようにする。
[授業計画]
1.授業内容に関するオリエンテーション
2.テーマ⑴「科学の定義」(テキストで知識の確認)
3.テーマ⑴「科学の定義」(テキストで知識の確認)
4.テーマ⑵「現代の若者のマナー」(知識の確認)
5.テーマ⑵「現代の若者のマナー」(調べる/発表)
6.テーマ⑶「親孝行な男の子」(知識の確認)
7.テーマ⑶「親孝行な男の子」(書く)
8.テーマ⑶「親孝行な男の子」(タスク発表)
9.テーマ⑷「ゲーム依存症」(知識の確認)
10.テーマ⑷「ゲーム依存症」(書く)
11.テーマ⑸「言語と文化」(知識の確認)
12.テーマ⑸「言語と文化」(書く)
13.テーマ⑹「ローソクの変化」(知識の確認)
14.テーマ⑹「ローソクの変化」(書く)
15.各自の発表
[テキスト]
堤 良一・長谷川 哲子 『「大学生」になるための日本語⑴』 ひつじ書房
ISBN978-4-89496-435-4
(授業開始前に購入する必要はありません)
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
課題への取り組み,授業中の質疑応答,ディスカッション等により総合的に評価する。
−19−
教
養
日本事情Ⅰ(外国人留学生履修科目)
日本事情Ⅱ(外国人留学生履修科目)
松 田 文 子
短期大学 1・2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に引き続き,学生に関心があると思われるテーマを題材に,授業を通して,日本社会・日本人の意識や
行動への関心を深める。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本事情Ⅰ」(前期)に引き続き,現代日本社会における身近なテーマをもとに,授業を通して,現代社会
に対する認識を深めるようにする。
[授業計画]
1.授業内容に関するオリエンテーション
2.テーマ⑴「ぼくは勉強ができない上」(テキストで知識の確認)
3.テーマ⑴「ぼくは勉強ができない上」(意見を書く)
4.テーマ⑵「ぼくは勉強ができない下」(知識確認)
5.テーマ⑵「ぼくは勉強ができない下」(意見を書く)
6.テーマ⑶「「待つ」こと」(知識の確認)
7.テーマ⑶「「待つ」こと」(意見を書く)
8.テーマ⑷「民話・昔話」(知識の確認)
9.テーマ⑷「民話・昔話」(書く)
10.テーマ⑷「民話・昔話」(発表)
11.テーマ⑸「大学で学ぶこと」(知識の確認)
12.テーマ⑸「大学で学ぶこと」(書く)
13.テーマ⑶「大学で学ぶこと」(発表)
14.各自のミニリサーチ
15.各自の発表
[テキスト]
堤 良一・長谷川 哲子 『「大学生」になるための日本語⑵』 ひつじ書房
ISBN978-4-89476-462-0
(授業開始前に購入する必要はありません)
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
課題への取り組み,授業中の質疑応答,ディスカッション等により総合的に評価する。
−20−
教養科目
高 田 哲 史
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
スポーツを通じて自分の身体(からだ)の在り方を意識し,生涯スポーツ・運動の基礎を作る。そのために,
⑴社会的な身体(社会的態度としての身体)を意識できる⑵身体の動きをコントロールできる⑶身体の健康安
全に配慮できる,という3つの目標をかかげ,学習する。
[授業の概要]
バドミントン,卓球の講義及び実技を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.バドミントン⑴(ルール確認,グループ分け,基本ストローク練習)
3.バドミントン⑵(課題①,シングルスゲーム)
4.バドミントン⑶(課題②,シングルスゲーム)
5.バドミントン⑷(課題③,シングルスゲーム)
6.バドミントン⑸(課題④,グループ分け,ダブルスゲーム)
7.バドミントン⑹(課題⑤,ダブルスゲーム)
8.バドミントン⑺(課題⑥,ダブルスゲーム)
9.卓球⑴(ルール確認,グループ分け,基本ストローク練習)
10.卓球⑵(課題①,シングルスゲーム)
11.卓球⑶(課題②,シングルスゲーム)
12.卓球⑷(課題③,シングルスゲーム)
13.卓球⑸(課題④,グループ分け,ダブルスゲーム)
14.卓球⑹(課題⑤,ダブルスゲーム)
15.卓球⑹(課題⑥,ダブルスゲーム)
[テキスト]
適宜プリント資料配布
[注意事項]
*第1回から第8回まではアリーナに集合すること。
*スポーツのできる軽快な服装に着替えて出席すること。
また,体育館シューズ,筆記用具,タオルなどを準備すること。
*配布するプリントをファイルできるものを準備してもらう。
*第9回から第15回までは多目的ホールに集合すること。
*ラケットなどは準備するが,各自の用具を使用してもよい。
[成績評価の方法]
毎回の活動状況とレポートにより,総合的に評価する。
−21−
教
養
体育Ⅰ(講義及び実技)
体育Ⅰ(講義及び実技)
高 田 哲 史
科・実 1・2年 選択 (教職必修) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
スポーツを通じて自分の身体(からだ)の在り方を意識し,生涯スポーツ・運動の基礎を作る。そのために,
⑴社会的な身体(社会的態度としての身体)を意識できる⑵身体の動きをコントロールできる⑶身体の健康安
全に配慮できる,という3つの目標をかかげ,学習する。
[授業の概要]
バドミントン,卓球の講義及び実技を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.バドミントン⑴(ルール確認,グループ分け,基本ストローク練習)
3.バドミントン⑵(課題①,シングルスゲーム)
4.バドミントン⑶(課題②,シングルスゲーム)
5.バドミントン⑷(課題③,シングルスゲーム)
6.バドミントン⑸(課題④,グループ分け,ダブルスゲーム)
7.バドミントン⑹(課題⑤,ダブルスゲーム)
8.バドミントン⑺(課題⑥,ダブルスゲーム)
9.卓球⑴(ルール確認,グループ分け,基本ストローク練習)
10.卓球⑵(課題①,シングルスゲーム)
11.卓球⑶(課題②,シングルスゲーム)
12.卓球⑷(課題③,シングルスゲーム)
13.卓球⑸(課題④,グループ分け,ダブルスゲーム)
14.卓球⑹(課題⑤,ダブルスゲーム)
15.卓球⑺(課題⑥,ダブルスゲーム)
[テキスト]
適宜プリント資料配布
[注意事項]
*第1回から第8回まではアリーナに集合すること。
*スポーツのできる軽快な服装に着替えて出席すること。
また,体育館シューズ,筆記用具,タオルなどを準備すること。
*配布するプリントをファイルできるものを準備してもらう。
*第9回から第15回までは多目的ホールに集合すること。
*ラケットなどは準備するが,各自の用具を使用してもよい。
[成績評価の方法]
毎回の活動状況とレポートにより,総合的に評価する。
−22−
教養科目
高 田 哲 史
幼児教育学科 1年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
スポーツを通じて自分の身体(からだ)の在り方を意識し,生涯スポーツ・運動の基礎を作る。そのために,
⑴社会的な身体(社会的態度としての身体)を意識できる⑵身体の動きをコントロールできる⑶身体の健康安
全に配慮できる,という3つの目標をかかげ,学習する。
[授業の概要]
テニス,バレーボールの講義及び実技を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.テニス⑴(ルール確認,グループ分け,基本技術練習orダブルスゲーム)
3.テニス⑵(課題①,基本技術練習orダブルスゲーム)
4.テニス⑶(課題②,基本技術練習orダブルスゲーム)
5.テニス⑷(課題③,基本技術練習orダブルスゲーム)
6.テニス⑸(課題④,グループ分け,ダブルスゲーム)
7.テニス⑹(課題⑤,ダブルスゲーム)
8.テニス⑺(課題⑥,ダブルスゲーム)
9.バレーボール⑴(ルール確認,グループ分け,基本技術練習)
10.バレーボール⑵(課題①,ゲーム)
11.バレーボール⑶(課題②,ゲーム)
12.バレーボール⑷(課題③,ゲーム)
13.バレーボール⑸(課題④,ゲーム)
14.バレーボール⑹(課題⑤,ゲーム)
15.バレーボール⑺(課題⑥,ゲーム)
[テキスト]
適宜プリント資料配布
[注意事項]
*第1回から第8回まではテニスコートに集合すること。
*スポーツのできる軽快な服装に着替えて出席すること。
また,運動靴,筆記用具,タオルなどを準備すること。
*配布するプリントをファイルできるものを準備すること。
*雨天の場合,場所・内容が変更になることがある。
*第9回から第15回まではアリーナに集合すること。体育館シューズを準備すること。
*ラケットなどは準備するが,各自の用具を使用してもよい。
[成績評価の方法]
毎回の活動状況とレポートにより,総合的に評価する。
−23−
教
養
体育Ⅱ(講義及び実技)
体育Ⅱ(講義及び実技)
高 田 哲 史
科・実 1・2年 選択(教職必修) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
スポーツを通じて自分の身体(からだ)の在り方を意識し,生涯スポーツ・運動の基礎を作る。そのために,
⑴社会的な身体(社会的態度としての身体)を意識できる⑵身体の動きをコントロールできる⑶身体の健康安
全に配慮できる,という3つの目標をかかげ,学習する。
[授業の概要]
バドミントン,バレーボールの講義及び実技を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.テニス⑴(ルール確認,グループ分け,基本技術練習orダブルスゲーム)
3.テニス⑵(課題①,基本技術練習orダブルスゲーム)
4.テニス⑶(課題②,基本技術練習orダブルスゲーム)
5.テニス⑷(課題③,基本技術練習orダブルスゲーム)
6.テニス⑸(課題④,グループ分け,ダブルスゲーム)
7.テニス⑹(課題⑤,ダブルスゲーム)
8.テニス⑺(課題⑥,ダブルスゲーム)
9.バレーボール⑴(ルール確認,グループ分け,基本技術練習)
10.バレーボール⑵(課題①,ゲーム)
11.バレーボール⑶(課題②,ゲーム)
12.バレーボール⑷(課題③,ゲーム)
13.バレーボール⑸(課題④,ゲーム)
14.バレーボール⑹(課題⑤,ゲーム)
15.バレーボール⑺(課題⑥,ゲーム)
[テキスト]
適宜プリント資料配布
[注意事項]
*第1回から第15回までアリーナに集合すること。
*スポーツのできる軽快な服装に着替えて出席すること。
また,運動靴,筆記用具,タオルなどを準備すること。
*配布するプリントをファイルできるものを準備してもらう。
*雨天の場合,場所・内容が変更になることがある。
*第9回から第15回まではアリーナに集合すること。体育館シューズを準備すること。
*ラケットなどは準備するが,各自の用具を使用してもよい。
[成績評価の方法]
毎回の活動状況とレポートにより,総合的に評価する。
−24−
教養科目
英語Ⅰ(コミュニケーション重視)
森 安 秀 之
科・実 1・2年 選択必修(科) 選択(実) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,発信能力,特に自分で文を構成する能力を強化することを目標とする。間違いやすい単語,
表現を確認しながら,簡単な文を作成できるようにする。
[授業の概要]
原則として1回の授業で2セクションずつ進めていく。なお,センテンスパターン・語彙を強化するために,
時間があればテキスト以外の課題にも取り組んでもらう。
[授業計画]
1.イントロダクション Unit 1
2.Unit 2
3.Unit 3
4.Unit 4
5.Unit 5
6.Unit 6
7.Review 1
8.Unit 7
9.Unit 8
10.Unit 9
11.Unit 10
12.Unit 11
13.Unit 12
14.Review 2
15.全体のまとめ+最後の課題
[テキスト]
福井慶一郎 他『Scaffolding English Composition and Grammar』成美堂 9784791910878
(後期 英語Ⅱで後半を使用する)
[参考図書・参考資料等]
辞書
[成績評価の方法]
2回∼14回の授業での提出用紙等作成状況 7点×13回=91点
最初と最後の提出用紙等作成状況 9点
−25−
教
養
ブラックボード使用
英語Ⅱ(リーディングからコミュニケーションへ )
田 淵 博 文
幼児教育学科 1年 選択必修 1単位 後期(金曜4限)
[授業の到達目標及びテーマ] Course Goals
TOEIC(国際的コミュニケーションのための英語能力検定試験)は,リーディングとリスニングの試験から
成り立っている。コミュニケーション能力を伸ばすためには,名文をじっくり読むことである。この授業では,
精読をすることによって,リーディング力を伸ばし,コミュニケーション能力を高めることを目指す。
[授業の概要]
この授業ではユーモアのある児童書を読む。このテキストは,とても分かりやすく書かれていて,大学(短
大)の1年生の読解力向上をめざした教材となっている。平易で格調高い名文をじっくり味わってもらいたい。
[授業計画]
1.Quentin Blake
2.Little and Large
3.The Pig
4.The Lion
5.The Scorpion
6.The Enormous Crocodile
7.Esio Trot
8.The Crocodile
9.The Cow
10.The Toad and the Snail
11.The Tummy Beast 1回目
12.The Tummy Beast 2回目
13.The Tummy Beast 3回目
14.The Ant-Eater
15.まとめ
[テキスト]
Roald Dahl Dirty Beasts(Puffin)
978-0-141-50174-1
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−26−
教養科目
G.トーマス
幼児教育学科 1年 選択必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
You will learn to exchange information and opinions and practice listening and speaking with the aim of
continuous four minute conversations on everyday topics.
[授業の概要]
The class has vocabulary homework and focused practice of conversational phrases. Timed free
conversation practice is planned and used with a number of different partners. Conversation groups are
changed often.
[授業計画]
1.Review of 英語Ⅲ
2.Unit 7 What does she look like?
3.Unit 7 Practice
4.Unit 8 Which do you prefer?
5.Unit 8 Practice
6.Unit 9 What did you do?
7.Unit 9 Practice
8.Unit 10 What is your future career?
9.Unit 10 Practice
10.Unit 11 Have you ever...?
11.Unit 11 Practice
12.Unit 12 Which is heavier?
13.Unit 12 Practice
14.Consolidation
15.Class evaluation
[テキスト]
Chris Elvin 『Now you are talking ! 』 EFL Press ISBN 4580244428939
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation(10%)homework(10%)and a 3 minute conversation test(80%)
−27−
教
養
英語Ⅱ(Conversation)
英語Ⅱ(リーディングからコミュニケーションへ)
田 淵 博 文
幼児教育学科 1年 選択必修 1単位 後期(火曜3限)
[授業の到達目標及びテーマ]
TOEIC(国際的コミュニケーションのための英語能力検定試験)は,リーディングとリスニングの試験から
成り立っている。コミュニケーション能力を高めるためには,名文をじっくり読むことである。この授業では,
精読をすることによって,リーディング力を伸ばし,コミュニケーション能力を高めることを目指す。
[授業の概要]
この授業では20世紀を代表するイギリスの4人の作家のすぐれた文学作品を読む。これらの作品は,内容的
にもバラエティに富み,各作家の特色がいかんなく発揮されている粒ぞろいの傑作ばかりである。短編小説の
醍醐味を心ゆくまで満喫してもらいたい。注を参考にしながら,読むという知的作業に慣れていただきたい。
(プ
リント配布)
[授業計画]
1.Revolting Rhymes by Roald Dahl 1回目
2.Revolting Rhymes 2回目
3.Revolting Rhymes 3回目
4.Revolting Rhymes 4回目
5.Revolting Rhymes 5回目
6.Revolting Rhymes 6回目
7.The Garden-Party by Catherine Mansfield 1回目
8.The Garden-Party 2回目
9.The Garden-Party 3回目
10.The Rocking-Horse Winner by D.H. Lawrence 1回目
11.The Rocking-House Winner 2回目
12.The Rocking-House Winner 3回目
13.Louise by W.S. Maugham 1回目
14.Louise 2回目
15.まとめ
[テキスト]
Roald Dahl Revolting Rhymes(Puffin)978-0-141-50175-8
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する
−28−
教養科目
英語Ⅱ(コミュニケーション重視)
森 安 秀 之
科・実 1・2年 選択必修(科) 選択(実) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,前期に引き続き,発信能力,特に自分で文を構成する能力を強化することを目標とする。
間違いやすい単語,表現を確認しながら,簡単な文を作成できるようにする。
[授業の概要]
原則として1回の授業で2セクションずつ進めていく。なお,センテンスパターン・語彙を強化するために,
時間があればテキスト以外の課題にも取り組んでもらう。
[授業計画]
1.イントロダクション Unit 13
2.Unit 14
3.Unit 15
4.Unit 16
5.Unit 17
6.Unit 18
7.Review 3
8.Unit 19
9.Unit 20
10.Unit 21
11.Unit 22
12.Unit 23
13.Unit 24
14.Review 4
15.全体のまとめ+最後の課題
[テキスト]
福井慶一郎 他『Scaffolding English Composition and Grammar』成美堂 9784791910878
(前期 英語Ⅰで前半を使用する)
[参考図書・参考資料等]
辞書
[成績評価の方法]
2回∼14回の授業での提出用紙等作成状況 7点×13回=91点
最初と最後の提出用紙等作成状況 9点
−29−
教
養
ブラックボード使用
英語Ⅲ(英語のリズムとユーモア)
田 淵 博 文
幼児教育学科 1年 選択必修 1単位 前期(火曜4限)
[授業の到達目標及びテーマ]
コミュニケーションにおいて,ユーモアの感覚を身につけることはとても大切である。この授業では平易な
童話を読みながら,英語のリズムとユーモアを体得できるようになることを目指す。
[授業の概要]
この本は,昨年イギリスの図書館で,貸出しが多かった本で,子供に絶大なる人気を博している。将来,幼
稚園や保育園で働く可能性のある人にとって,読み聞かせの点で大いに役立つと思われる。ことば遊びが至る
所にちりばめられているので,ユーモア感覚を体得し,現場で活かせるようになってもらいたい。また,音読
することによって自然な英語のリズムとスピードに慣れてもらいたい。
[授業計画]
1.The BFG のあらすじと登場人物の簡単な解説
2.第1章
3.第2章
4.第3章
5.第4章
6.第5章
7.第6章
8.第7章
9.第8章
10.第9章
11.第10章
12.第11章
13.第12章
14.第13章
15.まとめ
[テキスト]
Roald Dahl The BFG(Puffin)
0-14-031597-7
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−30−
教養科目
G.トーマス
幼児教育学科 1年 選択必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
You will learn to exchange information and opinions and practice listening and speaking with the aim of
continuous four minute conversations on everyday topics.
[授業の概要]
The class has vocabulary homework and focused practice of conversational phrases. Timed free
conversation practice is planned and used with a number of different partners. Conversation groups are
changed often.
[授業計画]
1.Orientation
2.Unit 1 How's it going?
3.Practice
4.Unit 2 What am I thinking of?
5.Practice
6.Unit 3 Where's the post office?
7.Practice
8.Unit 4 Let's go shopping!
9.Practice
10.Unit 5 How often do you do exercise?
11.Practice
12.Unit 6 Time for trivia!
13.Practice
14.Review
15.Consolidation
[テキスト]
Chris Elvin 『Now you are talking ! 』 EFL Press ISBN 4580244428939
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Participation(10%)homework(10%)and a 3 minute conversation test(80%)
−31−
教
養
英語Ⅲ(Conversation)
英語Ⅲ(英語のリズムとユーモア)
田 淵 博 文
幼児教育学科 1年 選択必修 1単位 前期(火曜3限)
[授業の到達目標及びテーマ]
コミュニケーションにおいて,ユーモアの感覚を身につけることはとても大切である。この授業では平易な
児童文学作品を読みながら,英語のリズムとユーモアを体得できるようになることを目指す。
[授業の概要]
この本は,欧米の子供に絶大なる人気を博している作品である。将来,幼稚園や保育園で働く可能性のある
人にとって,読み聞かせの点で大いに役立つと思われる。ことば遊びが至る所にちりばめられているので,ユー
モア感覚を体得し,現場で活かせるようになってもらいたい。また,音読することによって自然な英語のリズ
ムとスピードに慣れてもらいたい。
[授業計画]
1.Danny the Champion of the World のあらすじと登場人物の簡単な解説
2.Dream Country
3.What s the Big Secret?(1回目)
4.What s the Big Secret?(2回目)
5.The Horse-Hair Stopper and the Sticky Hat(1回目)
6.The Horse-hair Stopper and the Sticky Hat(2回目)
7.Danny to the Rescue
8.While Dad s Away...(1回目)
9.While Dad s Away...(2回目)
10.Operation Sleeping Beauty
11.Haccusations(1回目)
12.Haccusations(2回目)
13.The Shooting Party(1回目)
14.The Shooting Party(2回目)
15.まとめ
[テキスト]
Roald Dahl Danny the Champion of the World(Puffin)
0-14-131132-0
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−32−
教養科目
英語Ⅲ(リスニング重視)
森 安 秀 之
科・実 1・2年 選択必修(科) 選択(実) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,リスニングの能力を強化することを目標とする。テキストのスクリプトを利用して全体の内
容を確認しながら進めるが,最終的には,ある程度のスピードの音声に対して落ち着いて概要を把握できる能
力を身につけてもらいたい。
[授業の概要]
基本的にテキストに沿って,1回に1レッスンずつ進めていく。テキストの問題を解いて,スクリプトの穴
埋めを行う。なお,確認のため毎回10問程度の文法問題にも取り組む。時間に余裕があるようであれば,ナチュ
ラルスピードの課題にも挑戦する。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.Unit 1
3.Unit 2
4.Unit 3
5.Unit 4
6.Unit 5
7.Review Unit 1
8.Unit 6
9.Unit 7
10.Unit 8
11.Unit 9
12.Unit 10
13.Review Unit 2
14.リスニング追加課題
15.全体のまとめ+最後の課題
[テキスト]
塩見佳代子 他 『Tune up for the TOEIC Test Listening』 成美堂 9784791910861
(後期 英語Ⅳで後半を使用する)
[参考図書・参考資料等]
辞書
[成績評価の方法]
2回∼14回の授業での提出用紙等作成状況 7点×13回=91点
最初と最後の提出用紙等作成状況 9点
−33−
教
養
ブラックボード使用
ブラックボード使用
英語Ⅳ(リスニング重視)
森 安 秀 之
科・実 1・2年 選択必修(科) 選択(実) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,前期に引き続きリスニングの能力を強化することを目標とする。テキストのスクリプトを利
用して全体の内容を確認しながら進めるが,最終的には,ある程度のスピードの音声に対して落ち着いて概要
を把握できる能力を身につけてもらいたい。
[授業の概要]
基本的にテキストに沿って,1回に1レッスンずつ進めていく。テキストの問題を解いて,スクリプトの穴
埋めを行う。なお,確認のため毎回10問程度の文法問題にも取り組む。時間に余裕があるようであれば,ナチュ
ラルスピードの課題にも挑戦する。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.Unit 11
3.Unit 12
4.Unit 13
5.Unit 14
6.Unit 15
7.Review Unit 3
8.Unit 16
9.Unit 17
10.Unit 18
11.Unit 19
12.Unit 20
13.Review Unit 4
14.リスニング追加課題
15.全体のまとめ+最後の課題
[テキスト]
塩見佳代子 他 『Tune up for the TOEIC Test Listening』 成美堂 9784791910861
(前期 英語Ⅲで前半を使用する)
[参考図書・参考資料等]
辞書
[成績評価の方法]
2回∼14回の授業での提出用紙等作成状況 7点×13回=91点
最初と最後の提出用紙等作成状況 9点
−34−
教養科目
華 信 来
短期大学 1・2年 選択必修(幼・科) 選択(実) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
中国語の発音と基礎段階の文型と文法事項を習得し,今後の勉強への基礎づくりをめざす。
① 正確な発音の習得
② 基本の文型と語法の習得
[授業の概要]
楽しく中国語を始めましょう。講義中,ビデオを使用し,日常用語なども紹介し,少しずつ中国語に慣れる
ように指導する。
[授業計画]
1.四声,単母音,子音⑴,会話⑴
2.子音⑵,複合母音,会話⑵
3.-n, -ngをともなう母音,軽声,会話⑶
4.発音まとめ,会話⑷
5.人称代名詞
6.判断文
7.文末の“ ”
8.自己紹介
9.「これ・それ・あれ」の言い方
10.よく使われる呼称
11.形容詞の文
12.“ 是”
13.“怎么 ”
14.数の数え方
15.月,日,曜日の言い方
[テキスト]
編著者名 書名 出版社 ISBN
方 如偉・王 智新・鐙屋 一 著《新版》『中国語10課』(白水社)ISBN978-4-560-06907-3 C3087
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
受講態度と試験の総合評価
−35−
教
養
中国語Ⅰ
中国語Ⅱ
華 信 来
短期大学 1・2年 選択必修(幼・科) 選択(実) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
中国語Ⅰで習得した能力を土台にし,文型と文法事項を習得し,比較的簡単な文章の読解力を養成すること
を主たる目的とする。
① 基本の語彙の習得
② 会話の練習
[授業の概要]
前期に引き続き,楽しく中国語を勉強しましょう。
読み,書き,聞き,話すという4つの技能をある程度身に付けるように練習する。
[授業計画]
1.動詞の文
2.進行を表す“在”
3.時刻の言い方
4.“有”と“在”
5.“ 儿”・“那儿”・“ 儿”
6.場所の言い方
7.“想”と“ ”
8.反復疑問
9.量詞
10.“会”
11.“喜 ”
12.“ ”
13.“好”
14.料理を注文する慣用語
15.“ ”と“祝”
[テキスト]
編著者名 書名 出版社 ISBN
方 如偉・王 智新・鐙屋 一 著《新版》『中国語10課』(白水社)ISBN978-4-560-06907-3 C3087
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
受講態度と試験の総合評価
−36−
教養科目
松 田 文 子
短期大学 1・2年 選択(文コミ) 選択必修(幼・科) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
留学生が日本語を話すとき,中上級の日本語力になっても不自然な日本語表現のために内容が読み手に十分
伝わらない場合が多い。
そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく効率よく,なるべく相手を不快にさせないで話すにはど
うしたらよいかをタスクを通してともに考え,日本語の話す力を高めることを目標とする。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本語1」「日本語2」においては,タスク型の授業を実施し,実際にタスクを行いながら,聞いた人が不
快に思ったり誤解したりしない日本語が話せるようにする。
[授業計画]
1.タスク⑴:「問い合わせをする」①
2.タスク⑴:「問い合わせをする」②
3.タスク⑵:「お店で接客をする」①
4.タスク⑵:「お店で接客をする」②
5.タスク⑶:「お願いをする」①
6.タスク⑶:「お願いをする」②
7.タスク⑷:「お店やサークルの宣伝をする」①
8.タスク⑷:「お店やサークルの宣伝をする」②
9.タスク⑸:「誘う、断る、謝る」①
10.タスク⑸:「誘う、断る、謝る」②
11.タスク⑹:「道や交通の案内をする」①
12.タスク⑹:「道や交通の案内をする」②
13.タスク⑺:「インタビューをする」①
14.タスク⑺:「インタビューをする」②
15.総合課題
[テキスト]
野田 尚史・森口 稔 『日本語を話すトレーニング』 ひつじ書房
ISBN4-89476-210-2
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題への取り組み,期末試験等により総合的に評価する。
−37−
教
養
日本語Ⅰ(外国人留学生履修科目)
日本語Ⅱ(外国人留学生履修科目)
松 田 文 子
短期大学 1・2年 選択(文コミ) 選択必修(幼・科) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
留学生が日本語を話すとき,中上級の日本語力になっても不自然な日本語表現のために内容が読み手に十分
伝わらない場合が多い。
そこで,中上級の日本語力をもつ留学生がなるべく効率よく,なるべく相手を不快にさせないで話すにはど
うしたらよいかをタスクを通してともに考え,日本語の話す力を高めることを目標とする。
(日本語中級後半,上級レベルの留学生対象)
[授業の概要]
「日本語1」(前期)に引き続き、
「日本語2」でもタスク型の授業を実施し、実際にタスクを行いながら、
聞いた人が不快に思ったり誤解したりしない日本語が話せるようにする。
[授業計画]
1.タスク⑻:「雑談をする」①
2.タスク⑻:「雑談をする」②
3.タスク⑼:「スピーチをする」①
4.タスク⑼:「スピーチをする」②
5.タスク⑽:「会議で発言する」①
6.タスク⑽:「会議で発言する」②
7.タスク⑾:「手順を説明する」①
8.タスク⑾:「手順を説明する」②
9.タスク⑿:「やさしい日本語で話す」①
10.タスク⑿:「やさしい日本語で話す」②
11.タスク⒀:「プレゼンテ―ションをする」①
12.タスク⒀:「プレゼンテ―ションをする」②
13.タスク⒁:「研究を発表する」①
14.タスク⒁:「研究を発表する」②
15.タスク⒂:「面接を受ける」
[テキスト]
野田 尚史・森口 稔 『日本語を話すトレーニング』 ひつじ書房
ISBN4-89476-210-2
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料等を配付する。
[成績評価の方法]
受講態度,課題への取り組み,期末試験等により総合的に評価する。
−38−
教養科目
国際交流委員会
短期大学 1・2年 選択 1単位 集中
[授業の到達目標及びテーマ]
海外の大学の語学研修機関で学び,コミュニケーション能力を身につけるとともに,現地での生活で異文化
を体験することにより,国際的視野を広めることを目的とする。
[授業の概要]
[授業計画]
*本学主催の海外研修プログラムの場合
それぞれの研修での具体的な授業内容については,オリエンテーション期間に配布する海外研修募集要項を
参照のこと。
・英国夏期研修(カンタベリー・クライスト・チャーチ大学,8月中旬から約3週間を予定)
・韓国語文化研修(国立公州大学校,8月上旬∼8月下旬,約3週間を予定)
・春のオーストラリア研修(クイーンズランド大学ランゲージセンター,2月中旬∼3月中旬,約3週間を予定)
[注意事項]
・研修希望者は4月初めのオリエンテーション期間中の「海外語学研修説明会」に必ず参加すること。
・ 参加者に対して,研修ごとに事前の研修説明会を4回ないし3回行う。これは単位認定を伴う研修の必須
要件であるので,欠席してはならない。説明会では研修内容,各国事情,滞在形態(カンタベリー・クライ
スト・チャーチ大学ではホームステイ,国立公州大学校ではゲストハウス,オーストラリアではホームステ
イ)に関する説明,旅行傷害保険等の手続,研修中の安全確保などについて指導する。
・履修登録の際に「国際交流」の科目登録は行わない。
[テキスト]
それぞれの研修で指示する。各自で購入すること。
[参考図書・参考資料等]
研修に関するプリントを配布し,映像資料を提示する。
[成績評価の方法]
研修先での学習成績,参加態度,および帰国後に提出する「研修実施報告書」(国際交流センターの定める
様式)による総合評価。
−39−
教
養
国際交流
情報処理論
頼 實 一 全
幼児教育学科 1年 必修 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
情報化社会が急速に発達した近年,幼児教育の現場では事務処理や保護者への案内(お便り)などの付帯的
な業務を効率的に進めたり,保護者とのコミュニケーションを高めたりするツールとしてパソコン(コンピュー
タ)の利用機会が増えている。
本講義では幼児教育における事例に基づいて下記の内容を学習し,幼児教育の現場で必要とされるコン
ピュータリテラシーを習得することを目的とする。
[授業の概要]
Windowsでは,Windowsの基本操作に加えて,簡単なトラブル対処や作業効率向上のためのショートカッ
トキーについて学ぶ。メールやインターネットでは,メールソフトやブラウザの実用的な利用方法を学ぶと同
時に,ネチケット,ウイルス対策,個人情報保護,知的所有権といった情報モラルと情報セキュリティについ
て考える機会を設けている。ワープロや表計算では,幼児教育の現場で必要な文書やファイルを作成し,ワー
プロソフトや表計算ソフトの利用方法を習得する。
[授業計画]
1.Windows:起動と終了,ウインドウの基本操作,ショートカットキー,ファイルとフォルダの管理
2.メール:アドレス帳登録,署名の作成,メールの作成・保存,メールの送受信
3.メール:メールの返信,HTMLメール,添付ファイルの挿入・保存
4.インターネット:ブラウザの基本操作,ブラウザの設定,お気に入り登録,様々なキーワード検索
5.情報モラルと情報セキュリティ:ネチケット,個人情報保護,知的所有権,ウイルス対策
6.情報モラルと情報セキュリティ:Windows・Office・ウイルス対策ソフトのアップデート
7.ワープロ:Wordの概要,ページ設定,図形の挿入・編集,文字書式,段落書式,文書の保存
8.ワープロ:表の挿入・編集,線種と罫線と網かけの設定,飾り文字・イラストの挿入・編集
9.ワープロ:ヘッダーとフッター,均等割り付け,タブ設定,インデント,箇条書きと段落番号
10.ワープロ:総合演習
11.表計算:Excelの概要,セルの編集,ワークシートの編集,オートフィル,ブックの保存
12.表計算:セルの書式設定,計算式(四則演算),関数(合計,平均,最大,最小,条件など)
13.表計算:入力規則,パスワード設定,グラフの作成(縦棒,円,複合グラフ),グラフの書式設定
14.表計算:データの並び替え,オートフィルタ,ウインドウ枠の固定・解除
15.表計算:総合演習
※授業の進行状況により一部の内容を変更したり,順番を入れ替えたりすることがある。
初回の授業にパソコンとGmailのユーザ名とパスワードを記したアカウント通知書を必ず持参すること。
[テキスト]
阿部正平・阿部和子・ホソノヨーコ 著 『保育者のためのパソコン講座』 萌文書林
ISBN4-89347-091-4
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業成果物,課題を総合して評価する。授業成果物,課題は原則としてメールで受け取る。試験は特に実施
しない。
−40−
Ⅱ 専 門 教 育 科 目
<幼 児 教 育 学 科>
幼児教育学科
ブラックボード使用
音楽Ⅰ(声楽)
ズビャーギナ山田章子
幼児教育学科 1年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
発声の基礎的技術を習得し,さらに,共鳴のしくみ,身体の機能を学習することで,自分自身の持つ「こえ」
の可能性を探る。手遊び歌・わらべ歌・童謡・唱歌などレパートリーを充実させ,保育現場での実践力を養う
ことを目指す。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.声はどこから? ヴォイストレーニング①
3.豊かな呼吸法とは? ヴォイストレーニング②
4.美しい姿勢とは? わらべうたによるカノン①
5.共鳴のしくみ わらべうたによるカノン②
6.声と表情 童謡を歌う∼季節の歌①
7.表情筋を鍛えよう 童謡を歌う∼行事の歌
8.地声?裏声? 童謡を歌う∼季節の歌②
9.ことばとメロディー 童謡を歌う∼生活の歌
10.ことばとリズム 童謡を歌う∼季節の歌③
11.声の病気 手遊び歌①
12.声の健康 手遊び歌② 13.魅力的な声とは? 歌とダンス
14.発表会 ステージに立とう
15.まとめ
[テキスト]
伊藤嘉子他編
『保育の四季 歌のカレンダー』 エー・ティー・エヌ出版 ISBN978-4-7549-4030-X
フランツ・ヴュルナー著/信時潔訳『コールユーブンゲン』 大阪開成館 ISBN4-943836-01-1
その他適宜プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演奏実技に対する熱意,受講態度,学期末に実施する発表会への取り組みを総合して評価する。
−41−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
美しくしなやかな声を習得するためのヴォイストレーニングや,音楽理論の基礎となるソルフェージュの
レッスンを行う。また,季節や行事に合った童謡や手遊び,わらべうたなど,豊かな音楽表現を実践するため
の歌唱指導を行う。
音楽Ⅱ(器楽)
秋 山 真理子 他
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
ピアノ演奏および弾き歌いをとおして音楽の基礎知識を獲得し,読譜・演奏法・伴奏法の技術の向上を目指
す。
[授業の概要]
個人のレベルに応じてピアノ奏法の基礎的トレーニングを行う。保育現場における弾き歌いを意識して,多
くの子どもの歌を取り扱うとともに,さまざまなピアノ曲に触れ,演奏技術の向上を図る。
個人およびグループレッスンをとおして,演奏の楽しみ・表現の喜びを体感する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.音楽の基礎理論およびピアノの基本奏法
3.簡易な子どもの歌の演奏と解釈(基礎)①
4.簡易な子どもの歌の演奏と解釈(基礎)②
5.簡易な子どもの歌の演奏と移調のトレーニング①
6.簡易な子どもの歌の演奏と移調のトレーニング②
7.子どもの歌のバリエーション①
8.子どもの歌のバリエーション②
9.子どもの歌のバリエーション③
10.子どもの歌を用いた音楽活動の研究
11.ピアノ曲の演奏と解釈(基礎)①
12.ピアノ曲の演奏と解釈(基礎)②
13.ピアノ曲の演奏と解釈(基礎)③
14.ピアノ曲の演奏と解釈(基礎)④
15.ピアノ曲を用いた音楽活動の研究
[テキスト] 小林美実(編)『こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-48100-4
小林美実(編)『続こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-40002-9
『保育の四季 歌のカレンダー』(atn)ISBN978-4-754-94030-0
その他,演奏能力・進度に応じて教材を配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常点(60%),授業内容の習熟度(40%)
−42−
幼児教育学科
音楽Ⅲ(器楽)
秋 山 真理子 他
幼児教育学科 2年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
1年次で習得した演奏技術をさらに高め,弾き歌いのレパートリーを増やし,保育現場を想定した演奏を自
ら行う技術の獲得を目指す。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ピアノ曲の研究①
3.ピアノ曲の研究②
4.ピアノ曲の研究③
5.ピアノ曲の研究④
6.ピアノ曲の研究⑤
7.弾き歌いの研究①
8.弾き歌いの研究②
9.弾き歌いの研究③
10.弾き歌いの研究④
11.弾き歌いの研究⑤
12.弾き歌いの研究⑥
13.弾き歌いの研究⑦
14.弾き歌いの研究⑧
15.弾き歌いの研究発表
[テキスト]
小林美実(編)『こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-48100-4
小林美実(編)『続こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-40002-9
『保育の四季 歌のカレンダー』(atn)ISBN978-4-754-94030-0
その他,演奏能力・進度に応じて教材を配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常点(60%),授業内容の習熟度(40%)
−43−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
複雑なリズムや和声の楽曲に取り組み,ピアノ演奏における表現の可能性について学ぶ。数多くの子どもの
歌の弾き歌いにを取り組み,弾き歌いのさまざまな形態について実践をとおして理解する。保育所実習・幼稚
園実習・施設実習において音楽活動や音楽指導を行うための集中的なトレーニングを行う。
ブラックボード使用
音楽Ⅳ(アンサンブル)
津 上 崇
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
器楽表現,特に合奏(楽器遊び)を中心に教育現場で応用できるマーチ,ワルツなどの音楽等教材に選び演
習する。基礎楽典やリズン打ち練習から合奏(アンサンブル)を実習する。
[授業の概要]
子ども達が楽しく音楽する喜びを感得させると同時に指導者としての楽器奏法,指導法等を体得させる。身
近にある物を使ったリズム遊びや合奏も取り上げる。
[授業計画]
1.器楽教育のありかた
2.楽器の扱い方,管理方法
3.楽器奏法
4.外国の器楽教育
5.合奏法,指揮法
6.合奏編曲法
7. 楽器製作と活用⑴
8. 楽器製作と活用⑵
9. リズムと表現
10.アンサンブル(選曲)
11.アンサンブル(パート練習)
12.合奏演習⑴
13.合奏演習⑵
14.合奏演習⑶
15.まとめ
[テキスト]
安藤悦夫 他 『幼児の器楽教育法』 建帛社 ISBN4-7679-3039-1 1950E
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,および研究発表の取り組みや発表の成果による総合評価
−44−
幼児教育学科
図画工作Ⅰ
柴 川 敏 之
幼児教育学科 2年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児の造形表現活動を援助していくためには,保育者自らが造形表現の楽しさを味わい,造形表現の豊かな
経験が求められる。この授業では,幼児の多様な造形表現活動を支援するために必要な基礎技術の習得を目指
すとともに,素材・用具の種類や特性及び扱い方を経験し理解することを目的とする。
[授業計画]
1.ガイダンス(授業内容の説明,材料と用具,評価方法等)
2.図画の基礎技法の体験と作品作り①
3.図画の基礎技法の体験と作品作り②
4.図画の基礎技法の体験と作品作り③
5.図画の基礎技法の体験と作品作り④
6.工作の基礎技法の体験と作品作り①
7.工作の基礎技法の体験と作品作り②
8.工作の基礎技法の体験と作品作り③
9.工作の基礎技法の体験と作品作り④
10.保育現場における造形表現活動とその展開①
11.保育現場における造形表現活動とその展開②
12.保育現場における造形表現活動とその展開③
13.保育現場における造形表現活動とその展開④
14.保育現場における造形表現活動とその展開⑤
15.全体のまとめ
[テキスト]
今川公平編著『こどもの造形』ひかりのくに ISBN978-4-564-60312-9
必要な道具類は授業の際に提示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
レポート・提出作品・学習態度による総合評価。
−45−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
幼児の造形表現活動の基礎となる様々な技法を経験し,身近な材料や道具を用いた作品作りを行う。その際,
平面技法と立体技法をバランスよく行い,受講者それぞれの作品等の鑑賞を通して造形表現の幅を広げる。
図画工作Ⅱ
柴 川 敏 之
幼児教育学科 2年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
図画工作Ⅰでの学習をさらに深め,より実践的な内容に発展させた作品作りを通して,造形活動に必要な知
識や技術の習得をめざす。また,造形表現活動の楽しさを十分に味わい,保育現場での教材研究や教材開発に
つなげ,保育者としての造形的な資質を高めることを目的とする。
[授業の概要]
身近な材料や道具,様々な技法を用いて,保育の現場でいかせる具体的な作品作りを行う。また,受講者そ
れぞれの作品等の鑑賞を通して表現の幅や視野を広げ,幼児教育・保育現場での応用力と実践力を身につける。
[授業計画]
1.ガイダンス(授業内容の説明,材料と用具,評価方法等)
2.保育現場における造形表現活動の実践と応用①
3.保育現場における造形表現活動の実践と応用②
4.保育現場における造形表現活動の実践と応用③
5.保育現場における造形表現活動の実践と応用④
6.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践①
7.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践②
8.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践③
9.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践④
10.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践⑤
11.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践⑥
12.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践⑦
13.身近な材料を用いた造形表現活動の教材研究と実践⑧
14.作品の発表会及び講評
15.全体のまとめ
[テキスト]
今川公平編著『こどもの造形』ひかりのくに ISBN978-4-564-60312-9
必要な道具類は授業の際に提示する。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
レポート・提出作品・学習態度による総合評価。
−46−
幼児教育学科
幼児体育Ⅰ
松 本 希
幼児教育学科 2年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児期における心身の発育・発達の特徴を理解し,調和のとれた発達を促すための運動遊びの体験学習を通
して,幼児期に必要な運動遊びのための環境構成の工夫及び指導や援助のあり方を学習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.運動能力の低下からみえてくるもの(講義),遊びの体験学習(集団遊び)
3.運動することで期待できる効果(講義),遊びの体験学習(集団遊び)
4.生活としての運動(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
5.遊びの中の運動(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
6.動機づけと運動(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
7.運動量を考える(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
8.環境を工夫する(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
9.安全を考える(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
10.援助の仕方を考える(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
11.遊びの変化や発展を考える(講義),遊びの体験学習(小型遊具)
12.遊びの体験学習(大型遊具)
13.遊びの体験学習(大型遊具)
14.水遊びの指導と留意事項(講義),遊びの体験学習(大型遊具)
15.まとめ
[テキスト]
岩崎洋子編 『保育と幼児期の運動遊び』 萌文書林 ISBN978-4-89347-130-7 C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常の活動状況,レポートで評価する。
−47−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
テキストを使用した講義と運動遊びの体験学習を行う。
幼児体育Ⅱ
松 本 希
幼児教育学科 2年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児期における運動にかかわる現代的課題を理解し,調和のとれた発達を促すための運動遊びの創造・実践
を通して,幼児期に必要な運動遊びのための環境構成の工夫及び指導や援助のあり方を学習する。
[授業の概要]
テキストを使用した講義と総合的な遊びおよび身近な素材を利用した遊具の創造・実践をし,感想・評価を
まとめる。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.遊びの変化や発展を考える(講義),総合的な遊びの創造①
3.総合的な遊びの創造②
4.総合的な遊びの実践①,感想・評価について討議,発表,まとめ
5.総合的な遊びの実践②,感想・評価について討議,発表,まとめ
6.総合的な遊びの実践③,感想・評価について討議,発表,まとめ
7.総合的な遊びの実践④,感想・評価について討議,発表,まとめ
8.総合的な遊びの実践⑤,感想・評価について討議,発表,まとめ
9.総合的な遊びの実践⑥,感想・評価について討議,発表,まとめ
10.運動にかかわる現代的課題①(講義),身近な素材を利用した遊具の制作①
11.身近な素材を利用した遊具の制作②
12.身近な素材を利用した遊具の実践,感想・評価のまとめ,発表
13.運動にかかわる現代的課題②(講義),遊びの体験学習(伝承遊び)
14.運動にかかわる現代的課題③(講義),遊びの体験学習(伝承遊び)
15.まとめ
[テキスト]
岩崎洋子編 『保育と幼児期の運動遊び』 萌文書林 ISBN978-4-89347-130-7 C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常の活動状況,レポートで評価する。
−48−
幼児教育学科
ブラックボード使用
教師論(幼稚園教諭と保育士の役割とは何か)
笹 倉 千佳弘
幼児教育学科 2年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
保育者(幼稚園教諭と保育士を含む。以下同じ)のおかれている状況に対する批判的検討と,役割としての
保育者の意義と限界を考察する。そして最終的には,それぞれの幼児にとっての最善を現実化させるための,
実践的な力量の形成を目的としている。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育という営み
3.保育者をめぐる法的枠組み(その一)
4.保育者をめぐる法的枠組み(その二)
5.幼稚園における保育者(その一)
6.幼稚園における保育者(その二)
7.保育所における保育者(その一)
8.保育所における保育者(その二)
9.中間のまとめ
10.歴史における保育者像
11.保育の専門家としての保育者(その一)
12.保育の専門家としての保育者(その二)
13.保育者に求められていること(その一)
14.保育者に求められていること(その二)
15.全体のまとめ
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,ISBN4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−49−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「保育という営み」
,「保育者をめぐ
る法的枠組み」,「幼稚園における保育者」,「保育所における保育者」,「歴史における保育者像」,「保育の専門
家としての保育者」,「保育者に求められていること」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,グ
ループワークや発表等を多用するので積極的に参加してほしい。
ブラックボード使用
教育原理(自明性の問い直しという視点から)
笹 倉 千佳弘
幼児教育学科 1年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業では,教育の本質および教育を支える思想的,社会的,制度的側面についての考察をとおして,受講
生が教育をめぐる基本的な事項について,また,現在の教育を取り巻く諸課題について理解することを目的と
している。
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「教育の意義と目的」
,「教育の基礎
的概念と諸理論」,「教育の歴史」,「教育の制度」,「教育の実践」,「生涯学習社会における教育」,「現代の教育
問題」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,グループワークや発表等を多用するので積極的に
参加してほしい。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教育の意義と目的
3.教育の基礎的概念と諸理論(その一)
4.教育の基礎的概念と諸理論(その二)
5.教育の歴史(その一)
6.教育の歴史(その二)
7.教育の制度(その一)
8.教育の制度(その二)
9.教育の実践(その一)
10.教育の実践(その二)
11.生涯学習社会における教育(その一)
12.生涯学習社会における教育(その二)
13.現代の教育問題(その一)
14.現代の教育問題(その二)
15.全体のまとめ
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,ISBN4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−50−
幼児教育学科
ブラックボード使用
教育心理学(学習支援と社会性発達を中心に)
鎌 田 雅 史
幼児教育学科 2年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.子どもの自発性を育てる教育について,心理学的な視点から考える。
2.子どもの学習支援について,心理学的な視点から考える。
3.子どもの社会性発達について,心理学的な視点から考える。
[授業計画]
1.教育心理学とはどのような学問か
2.子どもの成長・発達についての基礎知識
3.子どもの思考力の発達と教育について
4.社会性の発達
5.学習の基礎理論と教育
6.子どものやる気(動機づけ)
7.有能感と学習意欲
8.原因帰属と学習意欲
9.学習意欲を高める要因
10.知能に関する基礎理論
11.記憶に関する基礎理論
12.学習方法と学習形態
13.個人差と学習支援 (特別支援教育を含む)
14.教育評価と学習支援
15.講義の振り返りとまとめ
[テキスト]
適宜,プリントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義中に紹介します。
[成績評価の方法]
毎回の講義の受講態度および課題プリント(40%)と,小テスト及びレポートの得点(60%)で総合的に判
断します。
−51−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
本講義では,子どものやる気を引き出すための教育について心理学的な視点から考えていきます。
また,学習支援や人格形成などに関し,心理学がどのように役立つのかについて概説します。
ブラックボード使用
教育行政論(教育現場とのつながりを重視して)
笹 倉 千佳弘
幼児教育学科 2年 必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業では,教育の管理・運営を担うわが国の教育行政の組織・機能等の実態および課題を理解するととも
に,具体的な教育政策課題が教育行政によってどのようにして現実化していくのかについて,事例の検討をと
おして把握することを目的としている。
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「教育行政の基本原理」
,「教育行政
の組織」,「教育行政と学校教育」,「教育行政と就学前教育」,「生涯学習社会における教育行政」,「教育行政の
課題」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,グループワークや発表を多用するので積極的に参
加してほしい。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教育行政の基本原理(その一)
3.教育行政の基本原理(その二)
4.教育行政の組織(その一)
5.教育行政の組織(その二)
6.教育行政と学校教育(その一)
7.教育行政と学校教育(その二)
8.教育行政と学校教育(その三)
9.教育行政と就学前教育(その一)
10.教育行政と就学前教育(その二)
11.教育行政と就学前教育(その三)
12.生涯学習社会における教育行政(その一)
13.生涯学習社会における教育行政(その二)
14.教育行政の課題
15.全体のまとめ
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,ISBN4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−52−
幼児教育学科
ブラックボード使用
教育課程論
山 根 薫 子
幼児教育学科 2年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
子どもたちの充実した生活や活動を保障するための保育課程や教育課程とは何かを理解し,保育を実際に運
営する上で必要な指導計画の作成・展開・評価,記録の方法などについて実践的な視点から具体的に学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育の基本と計画
3.指導計画の種類と役割
4.保育における計画の考え方①
5.保育における計画の考え方②
6.保育における計画の変遷
7.日案から週案の作成①
8.日案から週案の作成②
9.保育課程の見直し
10.教育課程の見直し
11.指導計画の実際①
12.指導計画の実際②
13.指導計画の実際③
14.指導計画の実際④
15.まとめ
[テキスト]
文部科学省 『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館 ISBN978-4-577-81245-7
柴崎正行・戸田雅美 『保育課程・教育課程論』 ミネルヴァ書房 ISBN978-4-623-05733-7
増田まゆみ
[参考図書・参考資料等]
1年次一日参加実習時の配付資料
[成績評価の方法]
受講態度(15%)課題への意欲と理解度(15%)提出物(70%)による総合評価
−53−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
幼児期における充実した活動を保障するための保育課程や教育課程について,具体的に学ぶ。
ブラックボード使用
保育内容総論
山 根 薫 子
幼児教育学科 2年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
保育内容を実践に即して総合的にとらえる視点をもち,保育の内容と方法の基礎的事項および5領域を中心
にそれらの関連性について理解する。
[授業の概要]
幼児がさまざまな体験を積み重ねながら総合的に発達することに鑑み,保育内容の全体構成と内容の総合化
について理解し,具体的な保育内容の展開を学ぶ。展開例として絵本の読み語りをグループでおこなう。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育所・幼稚園を知ろう
3.園の一日∼子どもの心もちと保育者の動き①
4.園の一日∼子どもの心もちと保育者の動き②
5.遊びや生活を通して学ぶ①
6.遊びや生活を通して学ぶ②
7.保育所保育指針における保育内容のとらえかた
8.幼稚園教育要領における保育内容のとらえかた
9.領域と保育内容①
10.領域と保育内容②
11.乳幼児の実態と保育内容①
12.乳幼児の実態と保育内容②
13.子育て支援と保育内容
14.保育の内容を深める遊び
15.まとめ
[テキスト]
文部科学省 『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館 ISBN978-4-577-81245-7
『こどものともセレクション 24年度版』 福音館書店
[参考図書・参考資料等]
1年次一日参加実習時の配付資料
[成績評価の方法]
受講態度(15%)課題への意欲と理解度(15%)提出物(70%)による総合評価
−54−
幼児教育学科
保育内容/健康
松 本 希
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
乳幼児の心身の健康,生活習慣や安全管理,基礎的運動に関する内容を中心に,乳幼児の発達に応じた関わ
りを学習し,保育現場において適切な指導援助ができるように知識と技術を習得する。
[授業計画]
1.保育の基本 健康的な生活
2.心身の健康に関する「健康」の位置づけ
3.子どもの体の問題 心と体の未分化
4.子どもの体の問題 心身の健康を支えるもの
5.乳児期の発達 運動機能の発達
6.幼児期の発達 運動機能の発達
7.子どもの体力・運動能力(グループ発表)
8.保育実践から学ぶ
9.乳幼児期の生活習慣 集団の場
10.乳幼児期の生活習慣 家庭との連携
11.健康に関する行事(調査,発表)
12.子どもの健康と安全教育 子どもの事故の実態
13.子どもの健康と安全教育 非常事態,日常生活
14.遊びの中で育む安全の意識 身の回りの道具,遊具
15.「健康」の現代社会における今日的課題
[テキスト]
資料配布
[参考図書・参考資料等]
森上史郎編著 「保育内容 健康」 光生館
[成績評価の方法]
レポート,授業態度,期末試験
−55−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
乳幼児期は生涯にわたって健康な心と体の基礎を作る。子どもの健康をめぐる現状と課題,子どもの運動機
能発達,基本的生活習慣の獲得,幼児期に育む健康と安全に関する基礎的な事項について学習する。保育実践
の場での保育者の子どもへのかかわり方や子どもの育ちを事例を通して理解する。
ブラックボード使用
保育内容/人間関係(子どもと関わる力を育てる)
佐 藤 和 順
幼児教育学科 2年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
・保育者に必要な知識・技術の概要を把握する
・幼稚園教育要領・保育所保育指針における人間関係の理解
・子どもの育ちを理解する
[授業の概要]
園生活の中で大切なことは,子ども自らが人,あるいは物的な環境と積極的にかかわり,さまざまな体験を
積み重ねることを通して,対象についての認識を深め,かかわり方を学んでいくことである。
本講義では,特に人間関係(人とのかかわり)に焦点化し,子どもの豊かな人間関係を作り出す保育者にな
るために必要なことについてともに学ぶ。講義においても,グループ活動を取り入れ,学生自身にも人とかか
わる方法を学んでもらう。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.保育内容の意義
3.保育内容における「人間関係」の位置づけ
4.幼稚園教育要領における人間関係①ねらい
5.幼稚園教育要領における人間関係②内容⑴∼⑺
6.幼稚園教育要領における人間関係③内容⑻∼⒀
7.幼稚園教育要領における人間関係④内容の取扱い
8.保育所保育指針における人間関係①ねらいと内容
9.保育所保育指針における人間関係②幼稚園教育要領との比較
10.グループ活動①1・2班
11.グループ活動②3・4班
12.グループ活動③5・6班
13.グループ活動④7・8班
14.人間関係の現代的課題
15.まとめ
[テキスト]
『保育所保育指針解説書』(フレーベル館,ISBN978-4-577-81242-6)
『幼稚園教育要領解説』(フレーベル館,ISBN978-4-577-81245-7)
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する
[成績評価の方法]
期末レポート(50%)・授業内レポート(40%)・授業態度(10%)を総合的に評価
−56−
幼児教育学科
ブラックボード使用
保育内容/環境
山 根 薫 子
幼児教育学科 1年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
領域「環境」の「ねらい」「内容」「指導上の配慮事項」を身近な動植物等や保育実践例を通して理解する。
また,保育者として必要な基本的技術や知識を身につけると共に,自然の不思議さや美しさに心を揺り動かし
畏敬の念をもつこと,物の仕組みを不思議に思う探求心等をもつことの意義と重要性を学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.領域「環境」のねらい・内容
3.身近な植物栽培
4.身近な植物の遊び
5.身近な動物と遊ぶ
6.身近な動物の飼育
7.自然事象
8.人的環境
9.社会環境
10.もの
11.遊具
12.文字・標識
13.数・量
14.図形
15.まとめ
[テキスト]
文部科学省 『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館 ISBN978-4-577-81245-7
[参考図書・参考資料等]
1年次一日参加実習時の配布資料
他に,適宜紹介する
[成績評価の方法]
受講態度(15%)課題への意欲と理解度と成果(35%)提出物(50%)による総合評価
−57−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
身近な環境を自ら見直すと共に,植物栽培等の実体験を通して,保育者として必要な基本的技術や知識を身
につけると共に,保育者の役割を探っていく。
保育内容/言葉
大 森 知 子
幼児教育学科 1年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
乳幼児の生活の言葉の様子を知り、考える力を育てるよう言葉の発達を日常生活の場面での指導、援助の在
り方を学ぶ。保育内容「言葉」を、子どもの生活の中で考え、理解を深めることができるようにする。
[授業の概要]
『保育所保育指針』『幼稚園教育要領』を基本に、乳幼児期に養うべき「言葉」に対する感覚や言葉で表現す
る力について演習・実技をまじえながら学ぶ。
[授業計画]
1.保育内容「言葉」を学ぶ
2.言葉をめぐるワークショップ
3.言葉の育つ道すじ
4.言葉の前の言葉
5.言葉の誕生・言葉が育まれるために
6.人とつながる言葉⑴
7.人とつながる言葉⑵
8.人とつながる言葉⑶
9.言葉で考える
10.言葉で表現する
11.事例から見る言葉の発達⑴
12.事例から見る言葉の発達⑵
13.事例から見る言葉の発達⑶
14.言葉の育ちを考える
15.子どもの言葉に心を寄せて
[テキスト]
戸田 雅美 『演習保育内容 言葉』 建帛社 ISBN 978-4-7679-3237-8 C3037
厚生労働省 『保育所保育指針解説書』 フレーベル館 ISBN 978-4-577-81242-6
文部科学省 『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館 ISBN 978-4-577-81245-7
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平生の受講態度や課題に取り組む熱意で50%・テーマにそったレポート提出で50%
−58−
幼児教育学科
保育内容/表現Ⅰ
松 本 希
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期・後期
[授業の概要]
前半は,1・2回ごとに異なる課題について,個人やグループで短い表現をつくり,発表,相互鑑賞・評価
する一連の流れを繰り返して行う。後半は,子供達の前で見せるという場面を想定し,テーマに沿って音楽,
衣装や小道具を使い3分程度の作品を作って発表する。鑑賞・評価も行う。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.自分の身体の隅々まで意識を行き届かせる。友達の身体を素材に使って様々な形を作る
3.身体のさまざまな部分を意識して動く。友達と意識を通わせながら,即興的に動く
4.空間を意識して動く
5.リズム・タイミングの変化を意識して動く
6.こどもの日常的な動作から表現運動を生み出し,発展させる
7.身近なモノを工夫して表現に活用する①
8.身近なモノを工夫して表現に活用する②
9.季節にあった表現を作る(グループ創作)①
10.季節にあった表現を作る(グループ創作)②
11.季節にあった表現を作る(グループ創作)③
12.季節にあった表現を作る(グループ創作)④
13.季節にあった表現を作る(グループ創作)⑤
14.発表・記録
15.鑑賞・評価
[テキスト]
特に指定しない。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業の中で紹介する。
[成績評価の方法]
平常の授業態度(60%),提出物(20%),作品発表(20%)で評価する。
−59−
専門︵幼教︶
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽・リズム,身近なモノ,言葉,絵,詩や物語などを手掛かりに,幼児の発達に応じた身体表現を豊かに
引き出すための方法を工夫する。また,自分自身や友人・仲間の身体を意識して,多様に使う,周りの空間を
意識する,動きのリズムの変化を工夫するなど,表現運動を生み出す際に必要な基礎的知識・技能について学
ぶ。
ブラックボード使用
保育内容/表現Ⅱ(幼児の音楽表現)
秋 山 真理子
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
音楽遊びや歌唱の実態などの幼児の音楽的発達について理解し,幼児を取り巻くさまざまな音楽的活動につ
いて実践的に学び,保育者として音楽的活動を形成するための基礎的能力を会得することを目指す。
[授業の概要]
幼児を対象とした音楽的活動を形成するために,まず保育者自身が音楽のしくみについて理解し,音楽的要
素を含んだ遊びの活動を体験し,自ら楽しみながら音楽を表現できるようにトレーニングを行う。また,実践
演習をとおして保育の場における音楽的活動の形成方法を学び,保育者・子ども・第3者の各視点から望まし
い活動の在り方について検討を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.音楽の基礎知識①
3.音楽の基礎知識②
4.幼児の歌唱表現①
5.幼児の歌唱表現②
6.身体を用いた音楽表現①
7.身体を用いた音楽表現②
8.身体を用いた音楽表現③
9.手作り楽器による音楽表現①
10.手作り楽器による音楽表現②
11.保育における音楽活動の実践演習①
12.保育における音楽活動の実践演習②
13.保育における音楽活動の実践演習③
14.保育における音楽活動の実践演習④
15.保育における音楽活動の実践演習⑤
[テキスト] 小林美実(編)『こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-48100-4
小林美実(編)『続こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-40002-9
『保育の四季 歌のカレンダー』(atn)ISBN978-4-754-94030-0
その他適宜プリントを配布
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,演習への意欲・取り組み,発表,提出物等による総合評価
−60−
幼児教育学科
保育内容/表現Ⅲ
柴 川 敏 之
幼児教育学科 1年 必修 1単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,乳幼児期の造形表現活動を発達段階に応じて展開するために必要な基礎的な知識や技術を習
得する。造形表現の意義や内容を具体的な活動を通して理解し,描くことや作ることの喜びと学びを体験し,
幼児教育及び保育実践に生かすことを目的とする。
[授業計画]
1.ガイダンス(授業内容の説明,材料と用具,評価方法等)
2.身近な素材及び画材と表現①
3.身近な素材及び画材と表現②
4.身近な素材及び画材と表現③
5.身近な素材及び画材と表現④
6.保育活動における造形表現① 7.保育活動における造形表現② 8.保育活動における造形表現③
9.保育活動における造形表現④
10.発達段階に応じた造形表現の実践と応用①
11.発達段階に応じた造形表現の実践と応用②
12.発達段階に応じた造形表現の実践と応用③
13.発達段階に応じた造形表現の実践と応用④
14.発達段階に応じた造形表現の実践と応用⑤
15.全体のまとめ
[テキスト]
特になし
必要な道具類は授業の際に提示する。
※図工系教材購入申込書によってオリエンテーション期間中に購入して下さい。
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて授業内でプリントを配布する。
[成績評価の方法]
レポート・提出作品・学習態度による総合評価。
−61−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
身近な物や材料を用いて素材の特性を理解すると共に幅広い表現方法を身につけ,幼児教育及び保育実践で
役立つ造形表現活動の指導法と様々な素材や用具を用いた作品作りや教材研究を行う。
ブラックボード使用
教育方法論
秋 山 真理子
幼児教育学科 1年 必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児教育方法の理論と実践について理解することを目指す。
[授業の概要]
教育・保育方法の基本的な考え方を把握する。事例や演習により,「子ども理解」「環境を通しての保育」「遊
びを通しての総合的な指導」等について学び,幼児期にふさわしい教育・保育について考える。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教育方法の基本
3.保育の中の子ども理解①
4.保育の中の子ども理解②
5.保育の中の子ども理解③
6.環境を通しての保育①
7.環境を通しての保育②
8.環境を通しての保育③
9.遊びを通しての総合的な指導①
10.遊びを通しての総合的な指導②
11.遊びを通しての総合的な指導③
12.保育形態
13.記録と評価
14.保育者の成長と専門性
15.まとめ
[テキスト]
文部科学省「幼稚園教育要領解説」(フレーベル館)ISBN978-4-577-81245-7
厚生労働省「保育所保育指針解説」(フレーベル館)ISBN978-4-577-81242-6
その他適宜プリントを配布
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,提出物,課題への理解度・意欲,発表等の総合評価
−62−
幼児教育学科
教育相談
神 﨑 順 子
幼児教育学科 2年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
保育者は子どもの心情の理解者であるとともに心の拠り所であることが求められる。子どもの言動や内面へ
の深い理解を図るためのカウンセリングの理論・技能を学ぶともに,プレイセラピーの考え方,保護者への対
応も含めた教育相談の実際例を学び,カウンセリングマインドを備えた保育者を目指す。
[授業計画]
1.教育・保育活動における教育相談の意義
2.子どもの発達への援助(3歳未満児)
3.子どもの発達への援助(3歳以上児)
4.カウンセリングの理論と方法(主な理論と原理)
5.カウンセリングの理論と方法(基本的技法)
6.カウンセリング・マインドについて
7.遊びの意義と教育相談(理論と技法)
8.遊びの意義と教育相談(事例)
9.子どもの問題行動とその背景の理解
10.子どもの問題行動とその背景の理解
11.子育て支援のあり方(保護者カウンセリング)
12.子育て支援のあり方(保護者との連携)
13.地域社会・関係機関との連携
14.保育者としての成長とメンタルヘルス
15.まとめ
[テキスト]
清水 勇・阿部裕子 『子育て・保育カウンセリングワークブック』
(学事出版)ISBN4-7619-1181-6C3037
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料を配付する。
[成績評価の方法]
受講態度,演習・討議への参加,レポート,筆記試験による総合評価
−63−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
子育て支援にかかわる者が,カウンセリングの理論や方法を学ぶとともに演習や事例などを通して実践に役
立つよう具体的な授業を工夫する。
ブラックボード使用
保育・教職実践演習(幼稚園)
山根 薫子 他
幼児教育学科 2年 必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園教諭になる上での各自の課題を明確にし,不足している知識や技能等を補い,教職生活を円滑にスター
トできるようにすることを目標としている。
[授業の概要]
幼稚園教諭として身につけておくべき事項を,
① 使命感や責任感,教育的愛情等に関する事項
② 社会性や対人関係能力に関する事項
③ 幼児理解や学級経営等に関する事項
④ 保育内容の指導力に関する事項
という4つの観点から,10名程度の小学習集団による演習,討論,実技,観察等をとおして学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション本授業の目的と進め方
2. 教職経験者から話を聞き,グループでの討論と発表をおこなう。
3.教職経験者から話を聞き,グループでの討論と発表をおこなう
4.各教員がそれぞれの専門性を活かした演習をおこなう。
5.各教員がそれぞれの専門性を活かした演習をおこなう。
6.幼稚園児の保護者への対応をロールプレイをとおして学ぶ。
7.地域の人たちへの対応をロールプレイをとおして学ぶ。
8.保育内容の研究⑴
9.指導計画の立案⑴
10.設定保育実習⑴ 反省と評価
11.保育内容の研究⑵
12.指導計画の立案⑵
13.設定保育実習⑵ 反省と評価
14.模擬保育の総括
15.現職教員(管理職)から話をうかがい,学生と意見交換をする。
[テキスト]
担当者が適宜教材等を準備する
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業の参加姿勢(40%) 発表内容,レポート等(60%)で評価する
−64−
幼児教育学科
ブラックボード使用
教職実践基礎演習
各担当者
幼児教育学科 2年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
人間尊重,地球環境,戦争,平和,食料,家庭,健康,芸術などの人類共通の総合課題を基礎におきながら,
幼児教育や保育に関する問題等の分析・検討を行い,問題解決の過程や判断方法等について学習する。
[授業計画]
各担当者により進め方は異なるが,おおよそ以下のような内容で行う。
1.オリエンテーション
2.テーマの設定方法
3.情報収集の方法
4.レポートの作成方法
5.各自のテーマ設定
6.各自のテーマ設定
7.情報収集
8.情報収集
9.情報収集
10.情報収集
11.情報分析,考察
12.情報分析,考察
13.情報分析,考察
14.レポート作成
15.レポート作成
※担当者よってブラックボード不使用の場合もある。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
研究に取り組む態度40%,レポート60%で評価する。
−65−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
教員一人に学生10名程度の小学習集団を編成し,学生各自のテーマによる自発的,科目横断的学習能力を習
得させ,個別授業,集団討議,必要に応じて全体研修や実地見学,模擬演習なども行う。
ブラックボード使用
教育実習(幼稚園)/実習指導・実習
山根薫子・笹倉千佳弘
幼児教育学科 1年(後期) 2年(前期・後期) 必修 5単位
[授業の到達目標及びテーマ]
幼稚園の教育現場で,幼児と共に生活をすることによって「子どもの心」を感じ,
「子どもを観る眼」を養う。
また幼稚園の実際や幼児の様子を理解し,講義で学んだ理論や実践を統合しながら,幼児教育実践者としての
基本を修得する。
[授業の概要]
幼稚園教育実習生としての心構えを理解し,身につけ,保育実践者としての基本を修得する。
[授業計画]
事前指導:1年後期
1.オリエンテーション
2.幼稚園参加実習事前指導
3.幼稚園参加実習
2月25日(月)26日(火)28日(木)
8:00∼16:00
学生は,上記3日間のうち,1日のみ参加。
事前指導:2年前期 事後指導:2年後期
1.オリエンテーション 1.自己評価
2.日誌,手引き配布等 2.反省会
3.実習関係書類説明 3.発表テーマについてのまとめ①
4.書類作成① 4.発表テーマについてのまとめ②
5.書類作成② 5.発表テーマについてのまとめ③
6.書類確認 6.面接①
7.事前訪問の指導 7.面接②
8.指導案指導① 8.面接③
9.指導案指導② 9.面接④
10.指導案指導③ 10.面接⑤
11.実習録の記入方法① 11.発表テーマについてのまとめ①
12.実習録の記入方法② 12.発表テーマについてのまとめ②
13.実習録の記入方法③ 13.発表テーマについてのまとめ③
14.実習録の記入方法④ 14.発表テーマについてのまとめ④
15.実習直前指導 15.社会人としての心構え
教育実習
9月3日(月)∼9月28日(金)
[テキスト]
文部科学省 『幼稚園教育要領解説』 フレーベル館 ISBN978-4-577-81245-7
[参考図書・参考資料等] [成績評価の方法]
事前・事後指導の受講態度,実習園の評価,実習録,提出物等による総合評価
−66−
幼児教育学科
児童家庭福祉
松 尾 冀
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
・現代における児童福祉の諸問題を認識する
・児童福祉に関する法制度とその運用について理解を深める
・次世代の育成に当たる保育者としての自覚を高める
[授業計画]
1.現代における児童福祉の諸問題を考察検討し,児童福祉への関心を高める
2.欧米及び日本における児童福祉の歴史的変遷を理解する
3.児童福祉の理念とその社会的背景を理解する
4.児童福祉法及び関係諸法と児童福祉行政との関係を理解する
5.児童虐待防止推進月間(11月)を迎えて:児童虐待の現況と児童虐待防止法について
6.保育現場における児童虐待への対応について,保育者としての基礎知識を習得する
7.児童福祉施設のいろいろな種類とその特長について理解する
8.児童福祉における児童相談所の位置づけと役割を理解する
9.保育対策の現状と課題を考察する
10.障害児福祉の現状と課題を考察する
11.母子福祉の現状と課題を考察する
12.母子保健対策の現状と課題を考察する
13.児童福祉を担う人々:専門機関と専門職についての基礎知識を習得する
14.21世紀の子育て支援のあり方について考える
15.まとめ
[テキスト]
松井圭三・小倉毅 『児童家庭福祉』 (大学教育出版) 978-4-86429-022-7
[参考図書・参考資料等]
他の授業で使用されている児童福祉関係法の解説書
[成績評価の方法]
教科書と自筆のノートは持ち込みを許可した記述式及び選択式の試験を実施し,その評価点による。
−67−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
・教科書に従い,児童福祉についての知識を深め,問題点や課題を考察する
・児童の諸問題について,自分なりに考え,子どもの権利擁護の意識を養う
社会福祉
平 松 正 臣
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
社会福祉の理念と現代社会における意義を理解する。社会福祉の理論,思想,歴史,法や制度,組織,財政
について体系的に学び社会福祉の概要をつかむ。また,広範な対象領域をもつ社会福祉現場の諸相の理解と,
複雑な福祉ニーズに対応する社会福祉援助の基本原理の理解を目的とする。
[授業の概要]
社会福祉の各領域についての課題や問題点を具体的に提示し,人が幸せに暮らすための理念や概念を身につ
けさせる。
[授業計画]
1.現代と社会福祉
2.社会福祉の基礎理解
3.社会福祉の歴史
4.社会福祉の法律と制度
5.社会福祉と貧困
6.高齢者福祉
7.児童福祉
8.障害者福祉
9.母子福祉・女性福祉
10.地域福祉
11.医療福祉
12.社会福祉援助活動
13.社会福祉の動向
14.福祉教育
15.福祉文化
[テキスト]
(編者)野口勝己・赤木正典 他 『社会福祉論』 建帛社 ISBN978-4-7679-3333-7 C3036
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,筆記試験の総合評価
−68−
幼児教育学科
相談援助
田 中 誠
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 1単位 前期
[授業の概要]
保育実践に必要な相談援助の概要と方法及び技術について理解する。更に相談援助の具体的展開について理
解し,保育におけるソーシャルワークの応用と事例分析を通して対象への理解を深める。
[授業計画]
1.相談援助の概要
⑴相談援助の理論
⑵相談援助の意義
⑶相談援助の機能
⑷相談援助とソーシャルワーク
⑸保育とソーシャルワーク
2.相談援助の方法と技術
⑴相談援助の対象
⑵相談援助の過程
⑶相談援助の技術とアプローチ
3.相談援助の具体的展開
⑴計画・記録・評価
⑵関係機関との協働
⑶多様な専門職との連携
⑷社会資源の活用,調整,開発
4.事例分析
⑴虐待の予防と対応等の事例分析
⑵障がいのある子どもとその保護者への支援等の事例分析
⑶ロールプレイ,フィールドワーク等による事例分析
[テキスト]
資料配付
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート,筆記試験による総合評価
−69−
専門︵幼教︶
[授業の到達目標及びテーマ]
現在わが国の保育士は「地域や家庭において子育て支援を行う中核者」として大きな期待がかけられている。
わが国では核家族が進むなかで育児の伝承の機会が失われ,親としての養育能力が不十分な状況下での子育て
不安や,就労と育児の両立の難しさから親自身が不安定な状況下に陥りやすくなっているのが現状である。少
子化,子育て不安・児童虐待などの深刻な問題に対処するために,保育士として必要な知識及び技術の習得を
目的とする。
ブラックボード使用
保育原理Ⅰ
澤 津 まり子
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
保育の意義と本質を理解し,保育についての基本的概念及び体系的な知識の修得を図り,これらの理解が実
践につながる力になることを目標とする。
[授業の概要]
保育実践ビデオ視聴を取り入れながら,保育所保育指針における保育の基本及び保育の内容・方法・指導計
画・評価を理解することによって乳幼児保育の基礎理論を学び,保育の思想と歴史をふまえて,今日的課題に
ついて言及する。
[授業計画]
1.保育の理念
2.保育の制度
3.保育所保育指針の概要
4.保育の基本(養護と教育の一体性)
5.保育の基本(環境を通じて行う保育)
6.保育の基本(発達過程に応じた保育①)
7.保育の基本(発達過程に応じた保育②)
8.保育の基本(保護者との連携及び保育士の専門性)
9.保育の内容①
10.保育の内容②
11.保育の方法
12.保育の計画及び評価①
13.保育の計画及び評価②
14.保育の思想と歴史
15.保育の現状と課題
[テキスト]
森上史朗・柏女霊峰遍 『保育用語辞典』ミネルヴァ書房 ISBN4-623-03283-3
ミネルヴァ書房編集部遍 『保育小六法』ミネルヴァ書房 ISBN978-4-623-05706-1
厚生労働省 『保育所保育指針解説書』フレーベル館 ISBN978-4-577-81242-6
[参考図書・参考資料等]
秋田喜代美 『保育の心もち』 ひかりのくに
河合隼雄 『河合隼雄の“こころ”−教えることは寄り添うこと』 小学館
[成績評価の方法]
筆記試験・レポート及び授業態度により総合的に評価する。
−70−
幼児教育学科
子どもの保健Ⅰ(保育の対象の理解)
宮 津 澄 江
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 前期
[授業の概要]
健康とはどういうことか,各個人の健康と比較しながらまた統計から子どもの健康を理解する。
子どもの各期における心身の成長・発達のメカニズムとその特徴を理解できるようにする。
また,子どもの各期の健康づくりの意義とその実践について理解する。
[授業計画]
1.子どもの健康と小児保健の意義と目的
2.子どもの保健の諸統計
3.母子保健の意義(妊娠・出生)
4.身体発育の特徴とその評価
5.子どもの生理機能の発達 1(自律神経,体温,水分代謝と発熱)
6.子どもの生理機能の発達 2(循環)
7.子どもの生理機能の発達 3(呼吸,心拍,血圧)
8.子どもの生理機能の発達 4(消化吸収,排泄)
9.子どもの生理機能の発達 5(睡眠,免疫)
10.運動機能の発達と保健
11.精神機能の発達と保健
12.子どもの発育・発達と生活の支援
13.子どもの栄養の意義
14.子どもの各期の食生活の実際
15.子どもの各期の健康づくりの意義と実践
[テキスト]
竹内義博・大矢紀昭編 『よくわかる小児保健』 ミネルバァ書房
[参考図書・参考資料等]
「保育所保育指針」「新訂・保育の中の保健」その他授業の中で資料を配布する。
[成績評価の方法]
授業への参加態度および試験等から総合的に評価する。
−71−
専門︵幼教︶
[授業の到達目標及びテーマ]
1.生命の保持と情緒の安定を図る保育における子どもの健康の意味を認識し,保健活動の必要性を理解す
る。
2.子どもは常に成長発達しており,それぞれの年齢での特徴を理解する。
3.子どもの健康を保持増進していくためには,小児を取り巻く環境,健康生活の形成,家庭や地域との連
携を通じた保健活動の重要性を理解する。
子どもの保健Ⅱ(保育の対象の理解)
宮 津 澄 江
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.子どもの疾病や事故の特徴とその予防について理解し,また緊急時の応急手当について理解する。
2.子どもの健康が家庭や地域との密接な関係があることを認識し,家庭や地域との連携を通じた保健活動
の重要性を理解する。
[授業の概要]
子どもの疾病,予防接種等保育現場で必要とされる医学的な知識を理解する。また子どもを取り巻く環境に
おける健康生活,集団における健康管理について理解する。子どもの各期の事故防止対策および安全教育につ
いて学ぶ。
[授業計画]
1.乳幼児の健康管理
2.子どもの疾病の特徴とその種類
3.遺伝と先天性疾患
4.呼吸器・循環器・血液の疾病
5.消化器の疾病
6.泌尿器・生殖器の疾病
7.免疫・アレルギーの疾病
8.内分泌・代謝の疾病と悪性新生物
9.神経・筋肉・骨・関節の疾病
10.感染症と感染予防
11.予防接種の種類・受け方
12.発達障害,虐待
13.子どもに多い事故と応急処置
14.事故防止対策と安全教育
15.母子保健サービスの実際および保育との連携
[テキスト]
竹内義博・大矢紀昭編 『よくわかる小児保健』 ミネルバァ書房
[参考図書・参考資料等]
「保育所保育指針」 「新訂・保育の中の保健」その他授業の中で資料を配布する。
[成績評価の方法]
授業への参加態度および試験等から総合的に評価する。
−72−
幼児教育学科
子どもの保健Ⅲ(演習)
太 田 悦 子
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 1単位 後期
[授業の到達目標]
乳幼児の健康を守り,健全な成長発達を援助する役割を担う保育者として,子どもの保健演習は不可欠であ
る。ぜひ身につけておきたい子どもの保健の基礎知識と根拠に基づいた技術を習得する。
〔授業計画〕
1.子どもの保健演習の意義,保健活動の計画と評価
子どもの健康状態の観察
2.発育・発達の観察と評価
3.子どもの保健と環境① ・養護と教育の一体性
・子どもの健康増進と保育の環境
4.子どもの保健と環境② ・子どもの生活習慣と心身の健康
・養護技術
5.子どもの保健と環境③ ・沐浴演習
6.子どもの疾病と対応① ・子どもによくみられる症状の理解と対応
7.子どもの疾病と対応② ・子ども・子どもに多い感染症の理解と対応
8.事故防止及び健康安全管理①
9.事故防止及び健康安全管理②
10.乳幼児心肺蘇生法(日赤指導員による幼児安全法講習会)
*教材及び協力金として500円を開講後集金します。
(注)この授業は,1.5コマ続き(135分)で行います。
[テキスト]
佐藤益子編著 『子どもの保健Ⅱ』 ななみ書房 ISBN978-4-903355-27-6
[参考図書・参考資料等]
授業の際に提示します。
[成績評価の方法]
受講態度,レポート提出,筆記試験の成績で評価
−73−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
授業では,講義とともにできるだけ演習を取り入れ,技術の習得に努める。また救命処置については,日赤岡
山県支部の指導員による幼児安全法の講習会も実施予定である。
社会的養護
高 才 彰
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会における社会的養護の意義や児童家庭福祉制度との関連性,児童福祉施設での支援の実際や専門的
技術を理解する。社会的養護における児童の権利擁護や自立支援について理解する。法律や制度を理解するこ
とと併せて子どもや家族の思いに心を傾け,あるべき支援者像を学ぶ。
[授業の概要]
教科書と参考資料で進める。新聞などの情報を授業導入に使う。施設紹介は,スライド等を使う。
講義ごとに感想やコメントを提出してもらい,双方向での学びを大事にする。
「事例検討」では少人数でのケース検討や模擬面接等を行い実際の援助のあり方を学ぶ。
[授業計画]
1.子育て家庭の現状と社会的養護
2.社会的養護の歴史的変遷と現在の体系
3.社会的養護と相談機関の役割
4.社会的養護の対象と領域(Ⅰ)健全育成と予防
5.社会的養護の対象と領域(Ⅱ)養育環境に問題のある子ども
6.社会的養護の対象と領域(Ⅲ)障がいのある子ども
7.社会的養護の対象と領域(Ⅳ)情緒・行動面に問題のある子ども
8.社会的養護の対象と領域(Ⅴ)家庭的養護について
9.施設養護の基本原理
10.施設養護の実際(Ⅰ)日常生活支援,自己実現等(事例検討)
11.施設養護の実際(Ⅱ)治療的支援,自立支援等(事例検討)
12.施設養護と専門技術(事例検討)
13.児童福祉施設の運営管理と働き方(事例検討)
14.社会的養護と児童の権利擁護システム(事例検討)
15.社会的養護の課題と展望(まとめと振り返り)
[テキスト]
中山正雄編著『実践から学ぶ社会的養護―児童養護の原理―』(保育出版社)ISBN:978-4-938795-85-6
その他,資料配布
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業ごとに記入する感想コメントの内容や小テストの結果(30点)
学期末試験の成績(70点)
−74−
幼児教育学科
ブラックボード使用
保育の心理学Ⅰ(保育実践に関する心理学)
鎌 田 雅 史
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.保育にどのように心理学が役立つのかについて学ぶこと
2.子どもの成長発達やそれぞれの時期の特徴を理解し,保育実践に役立てるようにすること
3.親子関係や子どもどうしの人間関係の重要性とその支援について学ぶこと
[授業計画]
1.発達の基礎理論
2.現代社会の子どもの成長発達の特徴
3.人格形成に関する心理学
4.思考力の発達
5.言葉の発達
6.子どもの発達と遊び
7.乳児期の子どもの特徴
8.親子関係の大切さ
9.幼児期の子どもの特徴
10.メディアと子どもの成長・発達
11.カウンセリングマインドと保育
12.生涯発達という考え方
13.発達のつまずきとその支援
14.教育に関する社会問題とその支援
15.講義の振り返りとまとめ
[テキスト]
適宜,プリントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義中に紹介します。
[成績評価の方法]
毎回の講義の受講態度および課題プリント(40%)と,小テスト及びレポートの得点(60%)で総合的に判
断します。
−75−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
本講義では,主に乳幼児期の子どもの成長・発達に関する心理学について学びます。
また,子どもの発達に合わせた保育や教育を考えていきます。
子どもの食と栄養Ⅰ(栄養の基礎知識)
本 田 真 美
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.小児期の栄養と食生活は,生涯にわたる健康と生活の基礎であることを理解し,小児期から成人に至る
一貫した食生活の意義を理解する。
2.食育の基本とその内容及び食育のための環境を地域社会・文化とのかかわりの中で理解する。
[授業の概要]
小児栄養の基礎的知識を体系的に理解する。
[授業計画]
1.小児期の特徴
2.小児の栄養と食生活
3.食べる機能の発達
4.栄養に関する基礎知識その1
5.栄養に関する基礎知識その2
6.栄養生理に関する基礎知識その1
7.栄養生理に関する基礎知識その2
8.消化吸収機能発達と栄養その1
9.消化吸収機能発達と栄養その2
10.代謝に関する基礎知識
11.「日本人の食事摂取基準」の意義とその活用・食事構成に関する基礎知識
12.食品に関する知識その1
13.食品に関する知識その2
14.食育の基本と内容その1
15.食育の基本と内容その2
[テキスト]
上田礼子編 『子どもの食生活』 ななみ書房 ISBN978-4-903355-14-6
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,筆記試験により評価する。
−76−
幼児教育学科
子どもの食と栄養Ⅱ(子どもの発育・発達をふまえた食と栄養)
本 田 真 美
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.子どもの発育・発達と食生活の関連について理解を深める。
2.家庭や児童福祉施設における食生活の現状と課題について学ぶ。
3.特別な配慮を要する子どもの食と栄養について理解する。
[授業計画]
1.妊娠・授乳期の食生活
2.乳児期の食と栄養その1
3.乳児期の食と栄養その2
4.乳児期の食と栄養その3
5.幼児期の食と栄養その1
6.幼児期の食と栄養その2
7.学童期の食と栄養
8.思春期の食と栄養
9.特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養その1
10.特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養その2
11.児童福祉施設における食生活
12.食育の内容と計画及び評価その1
13.食育の内容と計画及び評価その2
14.食育の計画と評価
15.食を通した保護者への支援
[テキスト]
上田礼子編 『子どもの食生活』 ななみ書房 ISBN978-4-903355-14-6
[参考図書・参考資料等]
適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,筆記試験により評価する。
−77−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
子どもを取り巻く食生態を体系的に把握し,各ライフステージの栄養生理や食べる行動の発達過程,食行動
について学び,子どもの栄養・食生活を支援する保育者の役割を理解する。
家庭支援論
神 﨑 順 子
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
現在の家庭を取り巻く社会状況について考え,家庭における子育ての諸問題について理解する。さらに子育
て支援体制の現状について学び,ニーズに応じた多様な支援と関係機関との連携について理解する。
[授業の概要]
1,保育者は「子育て支援」を重要な社会的役割として理解し,幼児・保護者を含めた家族が保育の対象であ
ることから「子育て家庭への支援」も合わせて推進することを理解する。
2,現在の家庭を取り巻く社会環境における家庭生活,特にその人間関係のあり方を理解すること,およびそ
れを踏まえて適切な 「相談・助言」 が 「子育て支援」 のために欠かせないことを理解する。
3,それぞれの家族のニーズに応じた多様な支援対策を提供するため,児童福祉の基礎となる家族の福祉を図
るための種々の援助活動および関係機関との連携について理解する。
[授業計画]
1.本講のねらいと概要 家庭の意義
2.家庭の機能
3.家庭支援の必要性
4.保育士等が行う家庭支援の原理Ⅰ
5.保育士等が行う家庭支援の原理Ⅱ
6.現代の家庭における人間関係
7.家庭生活を取り巻く社会的状況
8.男女共同参画社会とワークライフバランス
9.子育て家庭の支援体制
10.子育て支援施策・次世代育成支援施策の推進
11.子育て支援サービスの概要
12.保育所における家庭支援
13.子育て支援と保護者の関係づくりへの支援
14.地域の子育て家庭への支援
15.子育て支援サービスの課題
[テキスト]
吉田眞理 『児童の福祉を支える家庭支援論』 萌文書林 ISBN978-4-89347-159-8C3037
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜,参考資料を配付する。
[成績評価の方法]
受講態度,筆記試験による総合評価
−78−
幼児教育学科
ブラックボード使用
乳児保育Ⅰ
澤 津 まり子
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
乳児期の育ちの重要性をふまえ,保育所保育の特性である「発達過程」「体験と遊び」,養護的役割である「配
慮と援助」を理解し,保育技術の習得を目指す。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.「乳児保育」とはなにか
3.乳児保育の基本
4.乳児期の発達の特徴(出生∼6か月未満)
5.乳児期の発達の特徴(6か月∼1歳3か月未満)
6.乳児期の発達の特徴(1歳3か月∼2歳未満)
7.乳児期の発達の特徴(2歳∼3歳未満)
8.愛着関係と自我の育ち
9.乳児の保育内容(受け入れ)
10.乳児の保育内容(安全)
11.乳児の保育内容(保健)
12.乳児の保育内容(環境)
13.乳児の保育内容(人的環境)
14.子育て支援及びまとめ
15.保育所見学(事前学習)
[テキスト]
榊原洋一・今井和子編著『今求められている質の高い乳児保育の実践と子育て支援』ミネルヴァ書房
ISBN4-623-04670-2
[参考図書・参考資料等]
白石正久『発達の扉・上』かもがわ出版
阿部和子『子どもの心の育ち0歳から3歳自己がかたちづくられるまで』萌文書林
[成績評価の方法]
筆記試験及び授業態度により総合的に評価する。
−79−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
乳児保育の基本をふまえた乳児期の発達の特徴及び乳児の集団保育に関し,保育現場に必要な知識や技術に
ついて,保育実践ビデオ視聴も取り入れながら概説する。
ブラックボード使用
乳児保育Ⅱ
澤 津 まり子
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
乳児保育Ⅰにおいて学習した基礎的理論をふまえ,実践的保育の内容について理解し,さらに,理論の意義
と今日的課題を認識し,よりよい保育士となることを目指す。
[授業の概要]
保育実践に関したビデオ視聴や保育所見学によって,乳児期の発達過程を体験的に理解し,乳児保育に必要
な知識・技術など,保育士の専門性を習得できるよう演習を行う。
[授業計画]
1.保育所見学
2.保育所見学(振り返り)
3.乳児の保育内容(排泄環境)
4.乳児の保育内容(睡眠環境)
5.乳児の保育内容(食事環境)
6.乳児の保育内容(離乳食1)
7.乳児の保育内容(離乳食2)
8.乳児の保育内容「遊び」(発達と関わり方①)
9.乳児の保育内容「遊び」(発達と関わり方②)
10.乳児の保育内容「遊び」(発達と関わり方③)
11.乳児の保育内容「遊び」(発達と関わり方④)
12.乳児の遊具の研究
13.担当制の進め方
14.保育課程と指導計画
15.保護者との信頼関係の構築
[テキスト]
榊原洋一・今井和子編著『今求められている質の高い乳児保育の実践と子育て支援』ミネルヴァ書房
ISBN4-623-04670-2
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
筆記試験及び授業態度により総合的に評価する。
−80−
幼児教育学科
障害児保育Ⅰ
田 中 誠
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
障害児保育を支える理念や歴史的変遷について学び,その障害児及びその保育について理解する。
また,様々な障害について学ぶ。
[授業計画]
1.障害のある幼児の保育・教育の理念と制度
2.インクルージョンと保育・教育
3.保育・教育における発達の考え方
4.発達の原則
5.発達過程と発達課題
6.個人差
7.発達に合わせて援助する
8.保育所保育指針の発達観
9.発達検査,医学的・生理学的検査,発達を総合的にとらえる
10.障害という言葉
11.障害の国際分類
12.DSM
13.障害の種別・特質とその理解・知的障害
14.障害の種別・特質とその理解・自閉症
15.障害の種別・特質とその理解・ADD/ADHD
[テキスト]
野本茂夫監修『障害児の保育入門』(ミネルヴァ書房)
ISBN4-623-04059-3
その他,資料配付
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート,筆記試験による総合評価
−81−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
障害児保育・教育の実践では保育者・教師の障害児観が非常に大切であり,障害児保育・教育の基本理念と
施策の動向,さらに適切な支援を行うために障害の種別と特質について学び,障害児の理解を深め,支援の方
法を学ぶ。
障害児保育Ⅱ
田 中 誠
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
子どもの理解や援助の方法,環境構成等に関して学び,個別支援及び他の子どもとのかかわりのなかで育ち
合う保育・教育について理解を深める。
[授業の概要]
障害児保育・教育の実践では,障害のある子どもへの保護者への支援や関係機関との連携,保育・教育にか
かわる保健・医療・福祉・教育等の現状と課題について。
[授業計画]
1.障害の種別・特質とその理解(情緒障害)
2.障害の種別・特質とその理解(言語障害)
3.障害の種別・特質とその理解(学習能力障害)
4.障害の種別・特質とその理解(肢体不自由)
5.障害の種別・特質とその理解(てんかん)
6.保育・教育とカリキュラム
7.子どもの発達・障害とカリキュラム
8.子どもの実態把握と理解(発達の理解・障害の理解)
9.目標・計画の設定
10.健康
11.遊びと表現
12.人間関係
13.認識力
14.家庭ととともにつくる保育・教育
15.まとめ
[テキスト]
野本茂夫監修『障害児の保育入門』(ミネルヴァ書房)
ISBN4-623-04059-3
その他,資料配付
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート,筆記試験による総合評価
−82−
幼児教育学科
社会的養護内容
松 尾 冀
幼児教育学科 1年 選択 (保育士必修) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
社会的養護を要する子ども達の現状や支援のあり方について,体験学習やグループ討議などを取り入れて理
解を深め,保育者としての資質の向上を図る。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.社会的養護の体系と各種児童福祉施設の概要:どんな児童福祉施設を知っていますか?
3.社会的養護を要する子どもの状況と社会的背景:どんな原因が考えられますか?
4.子どもの権利擁護と児童福祉施設の役割:施設に勤務したとしてどんなことに気をつけますか?
5.児童福祉法と児童福祉施設最低基準について:施設利用者の立場ならどんな施設を希望しますか?
6.児童虐待防止推進月間(11月)を迎えて:児童虐待の現状と児童虐待防止法の課題を考えよう
7.被虐待児の問題行動とその背景:虐待の連鎖を断つために気をつけることは?
8.被虐待児への治療的関わりの重要性:現状の問題点と今後のあり方は?
9.虐待の当事者への支援のあり方のいろいろ:子どもの救済と親への支援の両立を考えよう
10.家族支援に必要なコミュニケーションの技法:カウンセリングやケースワークの原則と留意点
11.親子関係・家族関係修復に向けての機関連携のあり方:各機関の機能と役割を理解しよう
12.社会的養護の現場における「観察」と「記録」の大切さ:支援に役立つ情報の共有と活用
13.児童福祉施設の見学:施設でできるボランティア活動を考え実践してみよう
14.保育者の資質と倫理:児童福祉施設の子ども達はどんな保育者を求めているか
15.まとめ
[テキスト]
櫻井奈津子 『子どもと社会の未来を拓く∼養護内容∼保育士のための演習ワークブック』
青踏社 ISBN 902636-26-0
[参考図書・参考資料等]
他の授業で使用の児童福祉関係図書等
参考資料はテーマに応じて講師作成とすることもある
[成績評価の方法]
筆記試験,学習態度,レポート作成,提出物等で総合的に評価する。
−83−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
・テキストのみならず新聞記事を利用して,社会的養護の具体的な事例を取り上げ,児童問題を身近に感じる
学習としたい。
・児童福祉の現場を直に体験できるように,ボランティア・アルバイトを紹介したい。
保育相談支援
田 中 誠
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
保育相談支援の意義と原則について理解し,保護者支援の基本を学ぶと同時に具体的援助方法,関連援助技
術の基礎を学び,保育者としての資質向上を目指す。
[授業の概要]
人間の尊厳,公正,自由,個性などの価値,これらを基盤に据えて保育相談支援の実際を学び,内容や方法
を理解する。利用児・者のニーズ,目的などに応じて用いられる保育相談支援の方法や技術を習得し,倫理性
と専門性を兼ね備えた専門職としての職業的深さであることを知る。
[授業計画]
1.保育相談の意義
⑴保護者に対する保育相談支援の意義
⑵保育の特性と保育士の専門性を生かした支援
2.保育相談支援の
⑴子どもの最善の利益と福祉の重視
⑵子どもの成長の喜びの共有
⑶保護者の養育力の向上に資する支援
⑷受容的かかわり,自己決定,秘密保持の尊重
⑸地域の資源の活用と関係機関との連携・協力
3.保育相談支援の実際
⑴保育に関する保護者に対する指導
⑵保護者支援の内容
⑶保護者支援の方法と技術
⑷保護者支援の計画,記録,評価,カンファレンス
4.児童福祉施設における保護者支援の実際
⑴保育所における保育相談支援の実際
⑵保育所における特別な対応を要する家庭への支援
⑶児童養護施設等要保護児童の家庭に対する支援
⑷障がい児・者施設等における相談支援
[テキスト]
小林育子 『演習 保育相談支援』 萌文書林 ISBN978-4-89347-146-8C3037
その他,資料配布
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート,筆記試験による総合評価
−84−
幼児教育学科
ブラックボード使用
保育の心理学Ⅱ(発達心理学の理解を深める)(演習)
鎌 田 雅 史
幼児教育学科 2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.心理学における研究法に関して理解する。
2.心理学の調査研究に関して体験する。
2.自分でテーマを決め,文献研究を行う。
[授業計画]
1.発達心理学の研究テーマの紹介と受講学生の興味関心の調査
2.心理学の研究法について
3.調査研究の進め方について
4.調査研究を体験してみよう①(リサーチクエッション,アンケートの作成,実施)
5.文献検索の方法について
6.調査研究を体験してみよう②(結果の分析,報告書の作成)
7.論文の書き方について
8.プレゼンテーションの方法について
9.各班の研究テーマを決めて調べ学習(文献研究)を行う
10.テーマに関する班ごとの討論(文献研究の発表)
11.テーマに関する班ごとの討論(文献研究の発表)
12.各班でのプレゼンテーションの準備
13.各班でのプレゼンテーションの準備
14.研究成果発表
15.研究成果発表
[テキスト]
適宜,プリントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義中に紹介します。
[成績評価の方法]
毎回の講義の受講態度および,研究発表の成果で総合的に判断します。
−85−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
発達心理学への理解を深めるために,実際に調査研究を体験します。
調査のテーマや目的は,話し合いによって決めるので,できるだけ積極的な参加を期待します。
施設実習Ⅰ
田 中 誠
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
福祉施設の役割と利用児・者の生活について理解する。保育士の職務内容や実践方法を学ぶ。
[授業の概要]
保育者としての自覚を持ち,福祉施設の生活に直接参加して利用児・者の生活を学び,援助者としての基本
を習得する。
[授業計画]
1.保育士に求められる専門的力量・資質について考える。
2.施設で暮らしている,利用している子どもたちへの理解を深める。
3.児童福祉施設の種類,対象となる子ども,施設の目的などについて理解する。
4.福祉施設の子どもたちの心の理解。
5.福祉施設の保育士の役割を学ぶ。
■施設実習Ⅰ
10月1日(月)∼10日(水)
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』
内山元夫 岡本幹彦 神戸賢次 『改訂 福祉施設実習ハンドブック』 みらい
ISBN 978-4-86015-098-3C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習指導の受講状況,提出物,実習評価により総合的に評価する。
−86−
幼児教育学科
保育所実習Ⅰ
澤 津 まり子
幼児教育学科 2年 選択 (保育士必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
既習の教科の内容をふまえ,保育所の役割と子どもの生活について理解し,保育士の職務内容や保育実践の
方法を学ぶことを目標とする。
[授業計画]
1.実地体験を通した保育所の内容・機能等の理解
2.観察や子どもとの関わりを通した子ども理解
3.保育士の職務内容・職業倫理及び役割,職員のチームワーク等の理解
4.保育の計画,記録及び自己評価等についての具体的理解
5.習得した理論の実践現場での具体化,統合化の理解及び,学習への目的意識の明確化
保育所実習Ⅰ
7月17日(火)∼7月27日(金)
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会編『保育所実習の手引き』及び必要に応じて資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習園の評価,実習日誌と指導記録の内容等により総合的に評価する。
−87−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
社会人としての自覚を持ち,保育所の生活に直接参加して,乳幼児の生活の実態を観察し,保育実践者とし
ての基本を修得する。
保育実習指導Ⅰ
田 中 誠
幼児教育学科 1年・2年 選択 (保育士必修) 1単位 1年次(前期)・2年次(通年)
[授業の到達目標及びテーマ]
事前指導では,実習の意義を理解し,実習意欲を高め,施設の全体的理解と保育者としての基本の習得を目
指す。
事後指導では,実習体験をもとに,利用児・者観を深め学習課題を明確にして次の学習につなぐ。
[授業の概要]
事前指導では,実習の意義・目的を理解し,実習生としての心構えを学び,援助の方法,記録の取り方,日
誌の書き方などを習得する。
事後指導では,様々な方法で実習を省みて,今後の自己課題を明確にしていく。
[授業計画]
事前指導:1年前期
1.オリエンテーション・実習基準
2.実習の意義・目的
3.実習の概要
4.実習の内容①
5.実習の内容②
6.実習生としての心構え
7.実習計画(希望調査)
事後指導:2年後期
1.自己評価および振り返り
2.面接指導
3.研究レポートの発表
事前指導:2年前期
1.オリエンテーション
2.参加実習に向けて:必要書類の作成等
3.見学実習に向けて:心得・事前学習プリント配
布
4.参加実習に向けて:提出書類の確認,日誌・手
引きの説明等
5.見学実習に向けて:実習計画の発表,事前学習
プリント点検
6.日誌の書き方:日誌の書き方/観察のポイント,
記入方法
7.見学実習に向けて:見学実習レポートの説明
8.日誌の書き方
9.見学実習
10.見学実習 ※1人2カ所,2週実施。それぞれ,
その週のうちにレポート提出。
11.試験 ※著しく評価が低い場合,再試験実施。
それらをふまえ実習の可否を検討。
12.参加実習に向けて:実習課題の設定
13.参加実習に向けて:実習課題について確認
14.参加実習に向けて:注意事項の確認等
15.自己点検・自己評価
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会『施設実習の手引き』
内山元夫 岡本幹彦 神戸賢次 『改訂 福祉施設実習ハンドブック』 みらい
ISBN978-4-86015-098-3C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習指導の受講状況,提出物,実習評価により総合的に評価する。
−88−
幼児教育学科
ブラックボード使用
保育実習指導Ⅰ
澤 津 まり子
幼児教育学科 1年・2年 選択必修 (保育士必修) 1単位 1年次(前期)・2年次(通年)
[授業の到達目標及びテーマ]
事前指導では,実習の意義を理解し,実習意欲を高め,保育所の全体的理解と保育実践者としての基本の習
得を目指す。
事後指導では,実習体験をもとに,子ども観・保育観を深め学習課題を明確にして次の学習につなぐ。
[授業計画]
事前指導:1年前期 90分×7回
1.オリエンテーション・実習基準
2.実習の意義・目的
3.実習の概要
4.実習の内容①
5.実習の内容②
6.実習生としての心構え
7.実習計画(希望調査)
事後指導:2年後期 60分×3回
1.自己評価および振り返り
2.面接指導
3.研究レポートの発表
事前指導:2年前期 60分×15回
1.オリエンテーション
2.実習段階の進め方
3.書類作成①
4.書類作成②
5.観察・参加実習の方法
6.教材研究①
7.教材研究②
8.実習日誌の記入方法①
9.実習日誌の記入方法②
10.事前訪問指導
11.指導計画立案①
12.指導計画立案②
13.指導計画立案③
14.自己課題設定
15.最終伝達
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会編『保育所実習の手引き』
ミネルヴァ書房編集部『保育小六法』ミネルヴァ書房 978-4-623-05706-1
矢田貝公昭・上野通子編『これだけは身につけたい保育者の常識67』一藝社978-4-7628-2596-5
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習指導の受講状況,提出物等により総合的に評価する。
−89−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
事前指導では,実習の意義・目的を理解し,実習生としての心構えを学び,記録の取り方,指導案の書き方
などを習得する。
事後指導では,様々な方法で実習を振り返り,今後の自己課題を明確にしていく。
保育所実習Ⅱ
澤 津 まり子
幼児教育学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
既習の教科や保育所実習Ⅰでの経験をふまえ,自己課題をより具体的に意識し,部分指導と全日指導による
保育援助者の立場を経験し,保育所保育の多様性に対処できる望ましい保育士像の確立を目標とする。
[授業の概要]
保育所保育の多様性の理解を深め,子どもの実態に即した指導案の作成と実践を中心とした実習を行い,自
己課題を明確にする。
[授業計画]
1.保育所の保育内容の各領域とその全体を実践に照らした理解
2.実践における指導技術の習得
3.保育課程に基づく指導計画の体系と立案の方法の理解
4.保育士の指導のもとに子どもの保育を担当し,保育実践の総合的理解
5.個人差や個別的配慮の必要な子どもへの具体的な対応の理解
6.保育士としての自己課題の明確化
保育所実習Ⅱ
7月30日(月)∼8月9日(木)
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会編『保育所実習の手引き』及び必要に応じて資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習園の評価,実習日誌と指導記録の内容等により総合的に評価する。
−90−
幼児教育学科
施設実習Ⅱ
田 中 誠
幼児教育学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の概要]
施設実習Ⅰの経験を生かし,さらに福祉援助の内容,方法について理解を深める。
[授業計画]
1.施設の成り立ち,時代背景,社会的ニーズなど
環境の変化を理化する。
2.施設の果たしている役割や機能など理解する。
3.福祉施設の生活環境を理解する。
4.利用児・者やその家族は,どのような思いや願いもって施設を利用しているのか理解する。
5.施設が地域社会に向けてどのような情報を発信し,機能を提供しようとしているのか理解する。
施設実習Ⅱ
10月11日(木)∼20日(土)
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会編『保育所実習の手引き』及び必要に応じて資料を配付する。
内山元夫 岡本幹彦 神戸賢次 『改訂 福祉施設実習ハンドブック』 みらい
ISBN 978-4-86015-098-3C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習指導の受講状況,提出物,実習評価により総合的に評価する。
−91−
専門︵幼教︶
[授業の到達目標及びテーマ]
施設実習Ⅱは,保育所以外の児童福祉施設等における保育士をめざす人が主に選択する実習である。本学で
は施設実習Ⅰと同じ施設での実施となるため,施設実習Ⅰでの体験,学習を通して得たそれぞれの関心・課題
をさらに深めるとともに,支援プログラムの策定や,地域との連携など,施設・利用者と地域や社会との関係
へも視野を広げる。
保育実習指導Ⅱ
田 中 誠
幼児教育学科 1年・2年 選択必修 (保育士必修) 1単位 1年次(後期)・2年次(後期)
[授業の到達目標及びテーマ]
事前指導では,利用児・者の実態に即した指導実習方法を習得する。
事後指導では,実習の総括と自己評価を行い,望ましい保育士像の確立を目指す。
[授業の概要]
事前指導では,実習に向けて準備するとともに,福祉施設の実態を学ぶ。
事後指導では,実習体験を省みて,援助の方法を再確認する。
[授業計画]
事前指導:1年次(後期)
1.オリエンテーション
2.実習指導講義
3.実習指導講義
4.実習指導講義
5.福祉施設の概要説明・グループ分け
6.書類作成手順,記録の取り方
7.書類作成手順,記録の取り方
事後指導:2年次(後期)
1.振り返り①
2.振り返り②
3.評価票のまとめ
4.面接指導①
5.面接指導②
6.面接指導③
7.面接指導④
8.研究レポートの発表計画・準備
9.研究レポートの発表①
10.研究レポートの発表②
11.研究レポートの発表③
12.社会人としての心構え
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会編『保育所実習の手引き』及び必要に応じて資料を配付する。
内山元夫 岡本幹彦 神戸賢次 『改訂 福祉施設実習ハンドブック』 みらい
ISBN978-4-86015-098-3C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習指導の受講状況,提出物,実習評価により総合的に評価する。
−92−
幼児教育学科
保育実習指導Ⅱ
澤 津 まり子
幼児教育学科 1年・2年 選択必修 (保育士必修) 1単位 1年次(後期)・2年次(後期)
[授業の到達目標及びテーマ]
事前指導では,乳幼児の実態に即した指導実習方法を習得する。
事後指導では,実習の総括と自己評価を行い,保育所保育の多様性に対処できる望ましい保育士像の確立を
目指す。
[授業計画]
事前指導:1年次(後期)90分×7回
1.オリエンテーション
2.指導実習のねらい・内容・方法
3.指導実習と実践例
4.指導計画実施上の留意事項
5.見学実習の事前指導①概要説明・クラス分け
6.見学実習の事前指導②記録の取り方
7.見学実習
事後指導:2年次(後期)60分×12回
1.振り返り①
2.振り返り②
3.評価票のまとめ
4.面接指導①
5.面接指導②
6.面接指導③
7.面接指導④
8.研究レポートの発表計画・準備
9.研究レポートの発表①
10.研究レポートの発表②
11.研究レポートの発表③
12.社会人としての心構え
[テキスト]
岡山県保育士養成協議会編『保育所実習の手引き』及び必要に応じて資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度及び提出物等により総合的に評価する。
−93−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
事前指導では,指導実習に向けて準備するとともに,見学実習により保育所の実態を把握する。
事後指導では,実習体験をもとに振り返り,保育に対する課題や認識を明確にする。
幼児と国語
吉 澤 佳 子
幼児教育学科 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
言語を知識としてというよりも,自分と他人との間の関係をつくる行動のひとつとしてとらえることができ
るようになる。言葉の意味伝達,感情表現の働きと同時に意味や音韻面での遊びの要素も大切にしながら,言
葉の豊かさをまるごととらえること。言葉は,口先だけのものでなく,全身心をあげてかかわるものであるこ
とを学ぶ。
[授業の概要]
「話す」「聞く」ことを中心に,実技・演習を交えたり,詩の暗誦をしたりしながら,今使っている言葉が日
本語の長い伝統によってささえられていることに気づき,母語への感覚が鋭くなるようにする。
[授業計画]
1.おはよう・こんにちは・・こんにちはのいろいろ
2.話す・聞く
3.問いかける・答える
4.ことばとからだ
5.あなた・わたし
6.ことばとこころ
7.ことばさがし
8.さかさことば・はんたいことば
9.ことばのねっこ
10.なぞなぞ
11.おとまねことば ありさまことば
12.おぼえちゃおう
13.ことばのしらべ
14.じしょ
15.おはなし
[テキスト]
『にほんご』 安野 光雅 大岡 信 谷川 俊太郎 松居 直 編集委員 福音館書店
ISBN-8340-0762-6
『24年版こどものともセレクション』 福音館書店
[参考図書・参考資料等]
『おーい ぽぽんた』 茨木 のり子 大岡 信 川崎 洋 岸田 衿子 谷川 俊太郎 編集委員
福音館書店
[成績評価の方法]
平生の受講態度,テーマに取り組む熱意や理解度で50%,課題にそったレポート提出で50%とする。
−94−
幼児教育学科
ブラックボード使用
音楽Ⅴ(声楽)
ズビャーギナ山田章子
幼児教育学科 2年 選択 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ] 音楽Ⅰの学習内容をさらに発展させ,より豊かな発声法を確立する。重唱・合唱曲を通して音楽の基礎能力
を伸ばし,音楽的感性を高めることを目指す。また,ミュージカルやオペレッタを通して創作活動の楽しさを
味わいながら歌唱力を高め,子どもに伝わる音楽表現を研究する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.発声のしくみとヴォイストレーニング
3.身体機能とヴォイストレーニング
4.わらべうたによるユニゾンのエクササイズ
5.わらべうたによるカノンのエクササイズ
6.童謡を歌う ∼歌の表現力∼
7.童謡を歌う ∼詩の世界∼
8.童謡を歌う ∼手遊び歌∼
9.オペレッタ オペレッタについて
10.オペレッタ ストーリーの把握と表現の工夫
11.オペレッタ 音楽表現と朗読表現
12.オペレッタ キャラクター研究
13.オペレッタ 舞台美術と衣装
14.発表会 舞台発表
15.まとめ
[テキスト]
伊藤嘉子他編 保育の四季『歌のカレンダー』 エー・ティー・エヌ出版 ISBN978-4-7549-4030-X
フランツ・ヴュルナー著/信時潔訳『コールユーブンゲン』 大阪開成館 ISBN4-943836-01-1
その他適宜プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演奏実技に対する熱意,受講態度,学期末に実施する発表会への取り組みを総合して評価する。
−95−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
様々なジャンルの楽曲に取り組み,幅広いレパートリーを習得する。声楽アンサンブルや合唱曲,さらに歌
と台詞を伴ったミュージカルやオペレッタを通して,ことばとメロディー・ことばとリズムとのかかわりを考
え,自分の「こえ」と他者の「こえ」との調和を感じながら音楽表現の楽しさを味わう。
音楽Ⅵ(器楽)
秋 山 真理子 他
幼児教育学科 1年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
前期の音楽Ⅱ(器楽)で習得した演奏法を発展させ,子どもの歌を弾き歌いするための基礎的技能を獲得す
るとともに,ピアノをとおした幅広い表現力を培うことを目指す。
[授業の概要]
ピアノ伴奏に合わせて歌唱する「弾き歌い」のための集中的なトレーニングを行う。また異なるジャンルの
楽曲を取り扱い,リズム・ダイナミクス・アーティキュレーションなどの効果的な表現方法について学ぶ。
[授業計画]
1.前期の復習
2.弾き歌いのトレーニング①
3.弾き歌いのトレーニング②
4.弾き歌いのトレーニング③
5.弾き歌いのトレーニング④
6.さまざまなジャンルのピアノ曲①
7.さまざまなジャンルのピアノ曲②
8.さまざまなジャンルのピアノ曲③
9.さまざまなジャンルのピアノ曲④
10.連弾の研究①
11.連弾の研究②
12.子どもの歌とピアノ曲の演奏と解釈(発展)①
13.子どもの歌とピアノ曲の演奏と解釈(発展)②
14.子どもの歌とピアノ曲の演奏と解釈(発展)③
15.ピアノ曲の研究発表
[テキスト]
小林美実(編)『こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-48100-4
小林美実(編)『続こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-40002-9
『保育の四季 歌のカレンダー』(atn)ISBN978-4-754-94030-0
その他,演奏能力・進度に応じて教材を配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常点(60%),授業内容の習熟度(40%)
−96−
幼児教育学科
音楽Ⅶ(器楽)
秋 山 真理子 他
幼児教育学科 2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
2年次前期までに獲得した演奏技能をさらに充実させ,各実習での経験を生かして,保育現場において適切
に音楽活動および音楽指導を行うための諸能力の定着を目指す。また,卒業後に必要とされる自己教育力も合
わせて養うことを目指す。
[授業計画]
1.実習における音楽指導のふりかえり
2.課題研究のテーマ設定
3.弾き歌いの課題研究①
4.弾き歌いの課題研究②
5.弾き歌いの課題研究③
6.弾き歌いの課題研究④
7.弾き歌いの課題研究⑤
8.弾き歌いの課題研究発表
9.ピアノ曲の課題研究①
10.ピアノ曲の課題研究②
11.ピアノ曲の課題研究③
12.ピアノ曲の課題研究④
13.ピアノ曲の課題研究⑤
14.ピアノ曲の課題研究発表
15.まとめ
[テキスト] 小林美実(編)『こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-48100-4
小林美実(編)『続こどものうた200』(チャイルド本社)ISBN978-4-805-40002-9
『保育の四季 歌のカレンダー』(atn)ISBN978-4-754-94030-0
その他,演奏能力・進度に応じて教材を配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平常点(60%),授業内容の習熟度(40%)
−97−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
ピアノ演奏技法のレベルアップを図るとともに,より多くの子どもの歌の弾き歌いに取り組み,保育現場で
即戦力として使えるようにレパートリーを増やす。実習における音楽指導をふりかえり,保育専門職に必要な
音楽的能力を練磨するために,個別に課題研究を行う。
保育内容/表現Ⅳ
虫 明 泰 子
幼児教育学科 2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児の成長・発達に応じた音楽表現を日常生活や遊びの中から引き出す方法を学び,音やリズムに対する感
性・表現する楽しさ・豊かな創造性を育てる力を養う。
[授業の概要]
電子オルガン・キーボードを使い,自然・動物・幼児の動きに合わせた音の使い方を毎回テーマを決めて創っ
ていく。そのための音楽的基礎技術と表現力を身につけるようにする。
[授業計画]
1.幼児はいかに音に反応していくか
2.鍵盤楽器の操作・基礎奏法について
3.黒鍵で遊ぼう ①動物や魚になってみよう
4.黒鍵で遊ぼう ②前回作った動物あてクイズ。お互いに動きをつける。
5.黒鍵で遊ぼう ③わらべ歌を作ろう。効果音の工夫。
6.黒鍵で遊ぼう ④ ①②③の発表
7.ベース音の効果 (リズミカルなベース音:旋律的なベース音に動きをつける)
8.リズムにのってみよう(動く・踊る・止まる。 リズム、 テンポによる感情・身体表現の違いを感じる)
9.和音の不思議 ①協和音・不協和音について
10.和音の不思議 ②天気あてクイズ (晴れ,曇り,雨,風,雷等)発表
11.耳をすませてみよう (半音階,グリッサンド,装飾音の使い方)
12.お話に曲をつけてみよう ①ことば,メロディ作り
13.お話に曲をつけてみよう ②伴奏,音色,リズム,効果音の工夫
14.お話に曲をつけてみよう ③絵,動き,ナレーションを考える
15.お話に曲をつけてみよう ④発表
[テキスト]
プリント配布。教材は適宜選択して使用する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,実技発表により評価する。
−98−
幼児教育学科
ブラックボード使用
保育原理Ⅱ(保育実践研究)
澤 津 まり子
幼児教育学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
乳幼児の発達をふまえた多様な保育場面を想定し,それぞれの保育内容や方法にあわせた環境準備,援助活
動について,事例で学び指導案に表す。また,具体的演習活動の体験をとおして望ましい援助方法の習得を目
標とする。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.実践事例研究(保育内容の多面的理解)
3.実践事例研究(保育場面における具体的な指導法①)
4.実践事例研究(保育場面における具体的な指導法②)
5.素話体験①
6.素話体験②
7.素話体験③
8.遊びの教材研究①
9.遊びの教材研究②
10.遊びの教材研究③
11.指導案の立て方と援助活動の研究①
12.指導案の立て方と援助活動の研究②
13.指導案の立て方と援助活動の研究③
14.模擬保育の計画
15.模擬保育の実践及び振り返り
[テキスト]
必要に応じて資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
研究発表及び受講態度等により総合的に評価する。
−99−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
保育実践ビデオ視聴を取り入れた実践事例研究をもとに,乳幼児の発達過程をふまえた遊びの教材研究及び
素話体験を行う。それらを指導案に立案し,模擬保育及び振り返りによって,保育実践の方法を学ぶ。
子どもの保健Ⅳ
太 田 悦 子
幼児教育学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標]
社会情勢の変化に伴い,保育への要望は著しく多様化し,保育の対象は病児や心身発達障がい児など特別な
乳幼児にまで拡大している。子どもの保健Ⅰ,Ⅱの学習を基盤に,種々の児童福祉施設に入所通所する小児の
障がいや問題点及び保健活動の実際について,基礎的な知識を習得する。
[授業の概要]
種々の児童福祉施設に通所入所している子どもたちの日常生活のケアを担当するのは保育士が大半である。
子ども達は単に障がいがあるだけでなく医療的配慮の必要な場合も少なくない。授業では,種々の障がい・疾
患についての理解と健康管理を中心に学ぶ。また施設では環境衛生,感染症,給食の衛生管理や食教育,事故
防止も欠かせない。それらの基礎的な内容について出来るだけわかりやすく講義する。
[授業計画]
1.施設保健の基本的考え方,健康のとらえ方,脳の発達と可塑性
2.障がい・疾患の理解と支援………①視覚障がい ②聴覚障がい
3.障がい・疾患の理解と支援………③言語発達障がい ④知的障がい
4.障がい・疾患の理解と支援………⑤自閉症と広汎性発達障がい ⑥LD,AD/HD
5.障がい・疾患の理解と支援………⑦子ども虐待
6.障がい・疾患の理解と支援………⑧肢体不自由と脳性麻痺 ⑨重症心身障がい児・超重症児
7.障がい・疾患の理解と支援………⑩てんかん ⑪慢性腎疾患
8.障がい・疾患の理解と支援………⑫アレルギー性疾患(気管支喘息,食物アレルギー,アトピー性皮膚炎)
9.児童福祉施設の実態と保健活動………①乳児院,保育所,児童養護施設
10.児童福祉施設の実態と保健活動………②知的障がい児施設,肢体不自由児施設,重症心身障がい児施設
11.児童福祉施設以外での保育(病棟保育,病(後)児保育)
12.施設・保育における一般的健康管理
13.環境の衛生管理,感染症とその予防
14.給食の衛生管理
15.まとめ
[テキスト]
佐藤益子編著 『子どもの保健Ⅱ』 (ななみ書房) ISBN-978-4-903355-27-6
[参考図書・参考資料等]
宇佐川 浩編著 新版小児保健Ⅱ 障がい児の理解と発達支援 (建帛社)ISBN-978-4-7679-3221-7 C3047
[成績評価の方法]
授業態度,筆記試験,レポート提出にて評価
−100−
幼児教育学科
ブラックボード使用
臨床心理学(心の健康と心理学)
鎌 田 雅 史
幼児教育学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.心の健康について考えること
2.カウンセリングについて理解すること
3.心理療法について理解すること
[授業計画]
1.臨床心理学とは何か
2.ストレスとメンタルヘルス
3.人間関係とメンタルヘルス
4.心の健康の捉え方
5.カウンセリングマインド
6.心理療法の紹介
7.心の健康の測定
8.発達障害
9.統合失調症
10.気分障害(うつ)
11.不安障害
12.摂食障害
13.適応障害
14.物質関連障害
15.講義の振り返りとまとめ
[テキスト]
適宜,プリントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義中に紹介します。
[成績評価の方法]
毎回の講義の受講態度および課題プリント(40%)と,小テスト及びレポートの得点(60%)で総合的に判
断します。
−101−
専門︵幼教︶
[授業の概要]
本講義では,心の健康について,臨床心理学の立場から概説します。
また,精神疾患や心の問題に関する概説をした後,その支援について考えていきます。
ブラックボード使用
児童文化
山 根 薫 子
幼児教育学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
保育内容としての児童文化を子どもの視点から捉え直し,子どもの成長にとってどのような意義を持つのか
を考えるとともに,児童文化の内容を子ども達に伝える保育者としての技能を実際に自分で修得し,児童文化
の指導法を体験的に学ぶ。
[授業の概要]
日本の伝承遊びを中心に遊びのもつ意義を文献で確認しながら,遊びとしての児童文化の技能修得に自ら励
む体験を通して,指導のポイントを体得する。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.子どもの遊び―今と昔―①・・・文献により遊びの歴史的変遷を学ぶ
3.子どもの遊び―今と昔―②・・・子どもの成長にふさわしい遊びとは何かを考える。
4.自然物を使った遊び ・・・取り扱い上の留意点を理解し,指導法を学ぶ。
5.伝承遊び①あやとり
6.伝承遊び②お手玉
伝承遊び①∼⑤
7.伝承遊び③こままわし
それぞれの遊びの特徴を理解し,技術修得をするとともに指導のポイン
8.伝承遊び④けんだま
トを学ぶ。
9.伝承遊び⑤まりつき
10.絵本①選書・・・・・・基本的な選書の方法を学び,保育指導案の作成をおこなう。
11.絵本②読み語り・・・・語りについての基本的技術を学び,保育における絵本指導を考える。
12.絵本③作家・・・・・・作家について調べ,こどもたちやおとなへのメッセージをよみとる。
13.語り①日本の昔ばなし
昔ばなしの特徴を文献で学び,保育における「おはなし」の位置づけを
14.語り②グリム童話
考えるとともに基本的指導法を学ぶ。
15.まとめ
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度および演習への意欲(15%)提出物(15%)技術習得(70%)による総合評価
−102−
幼児教育学科
精神保健
生 田 福 郎
幼児教育学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の概要]
・子どもの発達に関わる,人と人・社会と個のあり方や適応について学ぶ
・現代社会における心の諸問題について検討する
・現実に遭遇しうる,人と人の誤解について検討する
・精神保健について学ぶ
・臨床現場から見た心の病について検討する
・子どもの成長過程における心の病や迷いについて検討する
・障害のある子どもや子どもを育む人への支援について学ぶ
・こころの障害や困難に対処する方法について検討する
[授業計画]
1.精神保健と発達
2.子どもを取り巻く環境と精神保健
3.小児期の精神保健活動
4.子どもの精神機能発達と精神保健 ⑴ 中枢神経系の成熟
5.子どもの精神機能発達と精神保健 ⑵ 精神発達
6.乳児期・幼児期の精神保健
7.学齢期以降の精神保健
8.子どもの心と身体の問題 ⑴ 問題行動
9.子どもの心と身体の問題 ⑵ 子どもの心身症
10.障害のある子どもの精神保健 身体障害,知的障害,発達障害,てんかん など
11.精神保健と保育の実際 気になる子どものケア
12.保護者の精神保健と子育て支援 ⑴ 保護者の精神保健
13.保護者の精神保健と子育て支援 ⑵ 保護者の不健康と子どもの関係 * 虐待を含む
14.保護者の精神保健と子育て支援 ⑶ 保護者に対する支援
15.保育者の精神保健と対処の仕方
[テキスト]
池田勝昭・平松芳樹(編著)『新時代の保育双書 保育者が学ぶ精神保健』 みらい
ISBN978-4-86015-099-0
[参考図書・参考資料等]
授業の中で適宜配布いたします
[成績評価の方法]
受講態度,努力する姿勢,抽象力,コミュニケーション能力,レポートなどによる総合評価
尚,受講を前提とした成績評価であり,出席の多寡を考慮に入れない。
刻苦勉励を期待する(Working Diligently ! )。
−103−
専門︵幼教︶
[授業の到達目標及びテーマ]
・寛容な心・和する心の学び
・人の気持ちのわかること・コミュニケーション能力の育成
・子どもや子どもを育む人々のこころの健康に留意できる専門職としての学び
・心の障害の学習と発達する存在としての理解
・専門職としてのプライドとチーム運営に関する学び
Ⅱ 専 門 教 育 科 目
<生活実践科学科>
生活実践科学科
ブラックボード使用
生活実践論Ⅰ(家庭経営)
足 立 啓 子
生活実践科学科 1年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
到達目標:
急速に変動する現代社会の中で家庭生活や人々の生活意識・生活様式の変化もまた同様である。
現代および将来の生活において,国際化や情報化により多様化する価値観や生活意識・生活様式,また科学
技術の進歩や環境問題などに伴う新たな問題などに対する必要な知識や思考を獲得・理解し,適切な判断や選
択を行い,より良い生活を構築することを目指すとともに将来の家庭や社会へ貢献できうる能力を養成したい。
テーマ:良好な社会と家庭構築のための生活構造と生活様式の理解と考察
[授業の概要]
社会と家庭生活における諸分野の知識と理解および問題の検討・考察を行う。
具体的には,家族と家庭生活の変化,生活時間と生活設計,労働,経済,情報,衣食住,消費者問題,環境
問題,高齢者などについて,現状と課題を明確にし,将来へのより良い解決策を模索する。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.生活経営
2.家族生活の変化
3.家族機能の変化
4.生活時間
5.労働
6.生活設計
7.家庭経済
8.消費者問題
9.生活情報の選択
10.食生活
11.衣生活
12.住生活
13.高齢者問題
14.社会保障
15.環境問題
[テキスト]
奥村美代子・赤星礼子 『生活経営学』 九州大学出版会 4-87378-840-4
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,小テストを総合して判定する。
−105−
生活実践論Ⅱ(衣)
赤 木 陽 子
生活実践科学科 1年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
新しい衣服素材の開発や,服装に関する情報の拡大,生活様式やライフスタイルの変化などにより,服装の
ファッション化が進み衣生活は大きく変化している。人間が衣服を着用する意義と衣服の社会的意味を理解し,
歴史的,文化的,社会的側面から,現代のファッションや衣生活について考えることを目標とする。
[授業の概要]
人間が衣服を着用するようになって約1万年経つが,その間人間と衣服の関わりは大きく変化してきた。古
代から現代に至るまでの衣生活をたどりながら,人と衣服のつながりやファッションの背景,衣生活の現状や
問題点などについて考え,これからの衣生活を探りたい。
[授業計画]
1.人間と衣服
2.社会生活と衣服
3. 〃
4.生活様式と衣服(民族服)
5.西洋の衣生活とファッション(文明と衣服)
6. 〃 (ゴシック,バロック,ロココスタイル)
7. 〃 (フランス革命と現代衣服,クリノリン,バッスルスタイル)
8.日本の衣生活(貴族の服装)
9. 〃 (武士・町人の服装と着物)
10. 〃 (近代化と服装改革,服装の洋装化)
11.現代社会における衣服(生産と消費)
12. 〃 (衣服素材と織物技術)
13. 〃 (ファッションと流行)
14. 〃 (新しい素材)
15. 〃 (衣生活と環境)
[テキスト]
プリントを配布する。授業の中で適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
参考図書・参考資料・関連文献は,授業の中で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
筆記試験により評価する。
−106−
生活実践科学科
生活実践論Ⅲ(食)
岡 本 己恵子
生活実践科学科 2年 必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会における食生活上の問題点について考え,また自分自身の食生活を点検しながら,健康で豊かな食
生活を実践できる力を養う。
[授業の概要]
世界や日本の食生活の歴史を振り返り,増加する生活習慣病,最近話題になっている食品や食の安全性,食
と環境等についての現状を把握し,望ましい食生活のあり方について考える。
[テキスト]
岡崎 光子編著 『新食生活論 第3版』(光生館) ISBN978-4-332-04051-4
[参考図書・参考資料等]
講義時に紹介,または配布します。
[成績評価の方法]
受講態度と講義時の小テストで評価します。
−107−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.食生活の意義:食生活の機能他
2.食生活の現状:食料消費の変容,国民栄養調査結果等
3.食生活の現状:食料自給率について
4.食生活と栄養:食事摂取基準,食事構成について
5.食生活と健康:生活習慣と疾病①
6.食生活と健康:生活習慣と疾病②
7.食生活と健康:生活リズムと健康
8.食生活と健康:健康食品,保健機能食品,他
9.食生活と文化:日本の食文化
10.食生活と文化:世界の食文化
11.食品の調理・加工:保存食品,発酵食品他
12.食と安全性:話題の食品成分
13.食と安全性:食品表示
14.食と安全性:遺伝子組み換え食品
15.食生活と環境
ブラックボード使用
生活実践論Ⅳ(住居)(住宅とまちづくり)
澁 谷 俊 彦
生活実践科学科 1年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
本講義のテーマは「住宅とまちづくり」です。到達目標は,集合住宅と一戸建て住宅の基本知識と,現在日
本の各地でおこなわれているまちづくりの状況について理解することです。
[授業の概要]
住宅とまちづくりについて解説します。住宅については,集合住宅(アパート・マンション)と,一戸建て
住宅に分けて現代の住宅の基本的な事項について説明します。
まちづくりについては「景観」を軸に,基本論の解説と全国各地域の事例の紹介をおこないます。
[授業計画]
1.一人暮らしを始める時(集合方式1)景観まちづくり(序説,自治体,景観権,都道府県)
2.一人暮らしを始める時(集合方式2)景観まちづくり(屋外広告物∼バリアフリー)
3.集合住宅(LDK) 景観まちづくり(大阪,函館)
4.集合住宅(台所1) 景観まちづくり(山形,千葉)
5.集合住宅(台所2) 景観まちづくり(小樽,半田)
6.集合住宅(個室) 景観まちづくり(藤沢,岡山)
7.一戸建て住宅(歴史的変遷) 景観まちづくり(熊本,北九州・下関)
8.一戸建て住宅(配置) 景観まちづくり(川越,柳川)
9.一戸建て住宅(日照・採光) 景観まちづくり(伊勢市河崎,萩)
10.一戸建て住宅(工法) 景観まちづくり(谷中,幕張)
11.一戸建て住宅(施工) 景観まちづくり(掛川,箱根)
12.一戸建て住宅(まとめ) 景観まちづくり(見沼田んぼ,金山)
13.住居の歴史 景観まちづくり(世田谷,高梁)
14.住居のまとめ 景観まちづくり(横浜,神楽坂)
15.期末試験の傾向と対策 景観まちづくりのまとめ
[テキスト]
日本建築学会編 『景観法と景観まちづくり』 (学芸出版) ISBN4-7615-3131-2
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験100点満点で評価します。①テキストの重要項目への見出しの貼り付け,②テキストへのアンダー
ライン,③板書をノートしたものをファイルしているかの三点を期末試験中に確認し,平生の努力と期末試験
の準備状況を把握します。この努力度と受講態度により合否の調整をします。
−108−
生活実践科学科
ブラックボード使用
生活実践論Ⅴ(環境)
阿 蘓 寛 明
生活実践科学科 1年 必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
人間の活動は,社会の発展とともに自然環境に大きな影響を与えてきた。人間社会の経済活動や生活が,ど
のくらい環境に負荷を与えているのかを理解し,生活にフィードバックするかを考えることを目的とする。
[授業の概要]
ヒトが生命を維持するために必要な環境は,これまでの人間社会の活動により影響を受け,少しずつ姿を変
えつつある。自然は,人間活動の与える負荷に対してある程度の自浄的な能力があるが,これを超えるとダメー
ジを蓄積することとなる。環境の持つ自浄作用とその限界を知り,「持続可能な発展」を続けるためには何が
必要かを考え,具体例を示し講義する。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.講義概要,「環境」とは
2.経済活動と環境
3.環境の機能1
4.環境の機能2
5.環境の持つ自浄作用とは
6.ヒトと環境
7.公害問題
8.化学物質と環境1
9.化学物質と環境2
10.放射性物質と環境
11.地球温暖化問題1
12.地球温暖化問題2
13.環境改善の取り組み1
14.環境改善の取り組み2
15.日本の環境の現状
[テキスト]
必要に応じて印刷物を配布する予定である。
[参考図書・参考資料等]
環境白書 環境省
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h23/index.html
[成績評価の方法]
レポート,期末試験を総合的に勘案して評価する。
−109−
生活実践論Ⅵ(経済)
喜 田 栄次郎
必修
生活実践科学科 2年 秘書士選択 2単位 前期
情報処理士選択
[授業の到達目標及びテーマ]
これまでの日本経済の歩みを考えたのち,現在の日本経済の状況を経済学の立場から判断し,現実の経済生
活を送るための基本的な経済知識を得て,これらから学生の皆さんが,自分のライフ・プランを作ることを目
指します。
[授業の概要]
まず,第2次世界大戦後の日本経済の歩みを把握し,日本経済の現状をマクロ経済学の観点からとらえます。
そして生活にとって基本的な経済学の考え方をミクロとマクロに分けて勉強し,現在の自分の経済生活はどの
考え方で説明できるかを判断します。そして,ライフ・プランに関係する主な経済理論を参考にして,卒業後
の進路を含めて自分のライフ・プランの概要を作成します。
[授業計画]
1.オリエンテーション−経済の仕組みや動き
2.日本経済の歩み−①戦時経済,終戦から経済回復まで
3.日本経済の歩み−②高度経済成長期から安定成長期まで
4.日本経済の歩み−③バブル期,バブル崩壊と不況期,回復期,米国発の経済停滞
5.日本経済の現状−経済の低迷と中国の経済発展
6.人間生活と経済−経済と経済原則
7.経済生活と経済循環−家計と企業,家計と国民所得
8.家計の仕組み
9.食と経済
10.住と経済
11.環境と経済生活
12.働くことと経済
13.結婚生活と経済
14.セカンド・ライフと経済
15.ライフ・プランの作成
[テキスト]
国民生活センター『くらしの豆知識 2012年版』(官報扱い)
[参考図書・参考資料等]
必要な図書や資料は,授業中に配布・指示します。
[成績評価の方法]
出席は毎回とります。授業では要点だけを示しますから,教科書や参考書をよく読み,復習をしてください。
試験を中心にして成績を評価しますが,授業中の態度が好ましくない場合には,減点します。
−110−
生活実践科学科
生活実践論Ⅶ(情報)(家庭の機械電気・情報)
原 田 龍 宜
必修
生活実践科学科 1年 秘書士選択 2単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
現代技術の進歩に伴って,家庭生活の中で必需品となったテレビ,冷蔵庫,コンピュータなどの機能や技術
について熟知し,また生活の中にあふれる「情報」を様々な意味で理解することを目指す。現在不可欠になり
つつある,携帯機器やインターネットについて,その問題点や利用価値について考察し理解してもらう。
[授業の概要]
機械や電気製品がどういう技術によって働いているか理解する。その中で,近年爆発的に利用が進んでいる
インターネットと関連して,情報技術の取り扱いについて説明する。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.機械とその仕組み
2.JIS規格について
3.電気とそれを扱った技術について
4.照明の技術と仕組みについて
5.家庭の中の電気と安全
6.情報メディアの変遷
7.インターネットについて
8.電子メール(携帯メールを含む)
9.個人情報
10.肖像権
11.知的財産権
12.著作権
13.情報漏洩
14.コンピュータの歴史
15.携帯機について
[テキスト]
久野靖他 『これだけでわかる最新情報リテラシー(第4版)』 日経BPソフトプレス 978-4-8222-9508-0
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,試験。
−111−
ブラックボード使用
足立啓子・畦 五月・岡本己恵子・
菊永典子・国府島泉・原田龍宜
基礎演習
生活実践科学科 1年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
大学における学習生活の導入および生活実践科学演習の準備を目的とします。
[授業の概要]
自ら目的意識をもち課題に取り組む主体的な学習態度を形成するとともに,生活実践科学演習を進めるにあ
たり必要となる基礎的な知識・技術を習得します。
[授業計画]
1.オリエンテーション(授業の目的など)
2.情報検索・収集法(図書館の利用など)
3.情報検索・収集法(インターネットの利用など)
4.情報検索・収集法
5.研究法
6.研究法
7.課題研究
8.課題研究
9.課題研究
10.レポート作成指導(文章の書き方)
11.レポート作成指導(情報処理・加工法)
12.レポート作成
13.レポート作成
14.レポート作成
15.口頭発表
各項目を講義・演習するが,進め方や順序は担当者により異なります。
形式,提出期日等は,担当者の指示によります。
*担当者によってブラックボード使用の場合もあります。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,口頭発表などにより総合的に評価します。
−112−
生活実践科学科
ブラックボード使用
足立啓子・畦 五月・岡本己恵子・
菊永典子・国府島泉・原田龍宜
生活実践科学演習Ⅰ
生活実践科学科 1年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
基礎演習で習得した基礎的な研究方法の知識・技術を用いて,生活にかかわる課題を認識し,その成果をレ
ポートにまとめます。主体的な学習態度を強化し,論理的思考力と表現力を高めることをねらいとします。
[授業の概要]
科学技術の高度化・情報化などによる産業構造の変化,男女共同参画社会,少子化・高齢化による家族構造
の変容,環境汚染など,現代の生活環境の急速な変化は,生活の仕方にも大きな変容をもたらしています。
生活実践科学演習では,現代社会における諸問題について生活科学的見地から主に文献研究を行い,その成
果をレポートにまとめます。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,口頭発表などにより総合的に評価します。
−113−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.情報収集
3.情報収集
4.情報収集
5.課題設定,研究計画
6.課題研究
7.課題研究
8.課題研究
9.課題研究
10.レポート作成の指導
11.レポート作成
12.レポート作成
13.レポート作成
14.口頭発表
15.口頭発表
各担当者により進め方は異なります。
形式,提出期日等は担当者の指示によります。
*担当者によってブラックボード使用の場合もあります。
ブラックボード使用
畦 五月・岡本己恵子・菊永典子・
国府島泉・原田龍宜
生活実践科学演習Ⅱ
生活実践科学科 2年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
生活実践科学演習Ⅰの研究を深め,主体的な学習態度をさらに強化・定着させ,論理構成力やプレゼンテー
ション技能を向上させることを目的とします。
[授業の概要]
現代社会における諸問題から,各自が選んだテーマについて,さらに文献研究を深め,データを収集し,そ
の成果をレポートにまとめ,発表資料を作成し,口頭発表も行います。
[授業計画]
1.課題研究
2.課題研究
3.課題研究
4.収集資料の分析,整理
5.収集資料の分析,整理
6.収集資料の考察
7.収集資料の考察
8.レポート作成指導
9.レポート作成指導
10.レポート作成指導
11.発表資料作成
12.発表資料作成
13.口頭発表
14.口頭発表
15.討論
各担当者により進め方は異なります。
形式,提出期日等は担当者の指示によります。
*担当者によってブラックボード使用の場合もあります。
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,口頭発表などにより総合的に評価します。
−114−
生活実践科学科
ブラックボード使用
家族関係学
足 立 啓 子
生活実践科学科 2年 選択(教職必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
到達目標:
変動する現代社会において個人や家族が良好な家族・家庭生活を構築するために,必要な知識や態度を理解
し,学習し,現実の生活の中で適切な思考や生き方の選択を行えるようにしたい。
テーマ:現代社会における良好な家族関係の構築と社会への適応
[授業の概要]
家族の基礎概念,家族の成り立ち,配偶者の選択と結婚,離婚,家族の危機,家族の内部構造,親子関係,
高齢者問題,ライフサイクルなどについてテキストや資料に基づいて説明し,問題点を検討しし,現実へのよ
りよい対応を考察する。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.家族とは
2.家族類型と分析
3.青年期の異性交際
4.配偶者選択
5.結婚の意味と機能
6.離婚
7.ライフサイクル
8.家族危機
9.家族の役割構造
10.家族の勢力構造
11.家族の情緒構造
12.子供の養育と社会化
13.老親扶養
14.家族の社会的ネットワーク
15.家族の変化
[テキスト]
森岡清美・望月嵩 『新しい家族社会学』 培風館 4-563-05034-2
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,小テストなどを総合して判定する。
−115−
衣料学
赤 木 陽 子
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
素材超多様化時代,衣料品にも新しい展開が進行し,次々と高性能・高機能繊維が衣服素材として使用され
ている。衣生活やファッションを支える衣服素材の基本的な性質や性能・品質に関する知識を深め,衣服素材
の評価や取扱いなどについて理解し,現代の衣生活に生かすことができるようにすることを目的とする。
[授業の概要]
衣服やファッション用素材としてとして市場に展開されている天然繊維,再生繊維,半合成繊維,合成繊維,
高性能・高機能繊維,その他の新しい繊維の性能,取扱いや評価などの基本的知識について解説する。また,
インテリアや寝具の素材,和服の素材などについても説明する。
[授業計画]
1.ファッションと素材
2.衣服の素材 天然繊維(植物性繊維・動物性繊維)
3. 〃 化学繊維(レーヨン・アセテート・テンセル 他)
4. 〃 合成繊維(ポリエステル・ポリウレタン・ナイロン・アクリル 他)
5. 〃 繊維・糸・布(強さの仕組み)
6.シルエットと色(衣服の美しさ)
7.カジュアルとフォーマル(織物・ニット)
8.カジュアルとフォーマル(レース・ラメ)
9.スポーツ衣料とストレッチ素材
10.毛皮と皮革,フェイクファーとレザーライク
11.和服の基本知識と素材
12.インテリア,寝具の素材
13.衣料用新素材(暖かい繊維,紫外線と繊維,抗菌・防臭繊維 他)
14.衣料用新素材(燃えない繊維,強い繊維,生分解性繊維 他)
15.品質,着用感の評価
[テキスト]
プリントを配布する。授業の中で適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
参考図書・参考資料・関連文献は,授業の中で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
筆記試験により評価する。
−116−
生活実践科学科
被服整理・衛生学
赤 木 陽 子
生活実践科学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
清潔で快適な衣生活を送るための適正衣服について,生理的・保健衛生的背景から考え,また,衣服と汚れ,
洗濯,洗剤,取り扱い,保管などについて,環境に配慮した衣生活や健康衣服のあり方について正しく理解す
ることを目指す。
[授業の概要]
人体の体温調節や運動性などの機能を,衣服はどのように人間を補助しているのか,人間と衣服の関わりを
考え,着用による衣服の汚れはもちろん,寝具やカーペットやカーテンなどの汚れと,その除去に関わる界面
活性剤,助剤,漂白剤,各種洗剤などの働きや問題点について説明する。また,衣服の取扱いや防虫剤などの
保管についても説明をする。
[テキスト]
プリントを配布する。授業の中で適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
参考図書・参考資料・関連文献は,授業の中で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
筆記試験により評価する。
−117−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.衣服と健康 (人体と衣服)
2. 〃 (身体活動と衣服)
3. 〃 (紫外線・汗・皮脂と衣服)
4. 〃 (幼児や高齢者の衣服)
5.汚れと衣服 (汗・皮脂と汚れ)
6. 〃 (臭い,カビ・ダニと衣服)
7. 〃 (寝具,インテリアの汚れ)
8.衣服と洗濯 (汚れと洗剤)
9. 〃 (水と界面活性剤)
10. 〃 (いろいろな洗剤の性質)
11. 〃 (洗濯時間・洗剤の量・水温の影響)
12. 〃 (漂白・仕上げ剤・糊付の実際)
13. 〃 (洗剤利用の問題点)
14.衣服の手入れと保管(シミヌキ・仕上げ・クリーニング)
15.衣服の手入れと保管(防虫剤,衣服の保管の問題点)
ブラックボード使用
生活美学
菊 永 典 子
生活実践科学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
色とはどんなものであるか,色の不思議について学び,色のありがたさに気づき,色を意識して,より楽し
めるようになることを目標としている。
[授業の概要]
色彩学の基本的知識をはじめとし,色が見えるメカニズムや色に左右される心理,色の活用法など,不思議
な色のなぞに触れ,色とはどんなものであるかを解く。
[授業計画]
1.色彩学のあゆみ(アリストテレス,ニュートン,ゲーテ,ヤング,ヘルムホルツ,マンセル他)
2.色の見える仕組み(錐体細胞,桿体細胞)
3.光と色(可視光線,波長,色のスペクトル)
4.光源色と物体色(太陽,蛍光灯,白熱電球,分光反射率)
5.自然現象(青空と夕焼け,虹,オーロラ他)
6.色彩の表し方(色の三属性,色料と色光の三原色,減法混色,加法混色)
7.表色系(修正マンセル体系,オストワルト体系)
8.日本色研配色体系,トーンの概念
9.系統色名,慣用色名
10.明暗順応と色順応,プルキニエ現象
11.色の対比効果(継続対比,同時対比),残像現象
12.色の見えやすさ(視認度,リープマン効果,誘目性)
13.色の進出・後退と膨張・収縮
14.色彩と感情(色の感情効果,色の連想,色の象徴)
15.ファッションと色彩(配色調和の基本,配色の移調,配色の秩序)
[テキスト]
中田満雄・北畠 耀・細野尚志 共著『デザインの色彩』(日本色彩研究所)
[参考図書・参考資料等]
太田昭雄・河原英介 共著 『色彩と配色』
大井義雄・川崎秀昭 共著 『色彩』
日本色研事業株式会社 『新 基本色表シリーズ』
[成績評価の方法]
受講態度,テーマに取り組む熱意,レポートの内容により評価する。
−118−
生活実践科学科
ブラックボード使用
被服構成学
菊 永 典 子
生活実践科学科 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
より着心地の良い被服とはどんなものか,被服はどのようにして作られているのか,どのように着るべきか
などを学ぶことを目標としている。
[授業の概要]
被服がいかに,人体の静的・動的形態に適合し,性,年齢に応じた生理的欲求を満たし,また気候環境に応
じた快適な被服気候を作ることができるかなどを考察しながら,より着心地の良い被服を設計するための基本
的問題を究明してゆく。
[テキスト]
祖父江茂澄子 他著 『基礎被服構成学』 (建帛社)
[参考図書・参考資料等]
松山容子 編著 『衣服製作の科学』
水梨サワ子 著 『被服構成学』
[成績評価の方法]
受講態度,テーマに取り組む熱意,レポートの内容により評価する。
−119−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.被服構成学とは(人体の形態的問題,構成・縫製上の問題,着用上の問題)
2.被服構成計画(被服の理想像,被服の環境,人体との関係,被服の設計,被服の管理・経済)
3.被服設計(男性服,女性服,子供服,特殊服)
4.人体の構造(骨格,筋,皮下脂肪)
5.骨格と筋(骨の連結,関節,筋の働き,身体各部の骨格・筋と動き)
6.人体形態の把握方法(直接法,間接法)
7.人体計測値の扱い(示数,度数分布,散布度,モリソンの関係偏差折線,相関)
8.人体形態の変異及び年齢による変化(性差,時代差,人種差,成長期,成年期,高齢期)
9.体型の個体差と人体形態の類型化(からだつきの変異,体型分類)
10.被服の形(衣服の祖型と主な衣服型,洋服と和服)
11.人体の形と洋服の構造(立体構成)
12.動作と被服(動作に伴う体形の変化,動作に適した被服)
13.洋服の裁断方法(立体裁断法と平面製図法)
14.被服造形における素材と技術(布地の造形技法,被服に適した接合法)
15.被服の生産と衣料サイズ(既製服の生産システム,既製衣料のサイズ)
ブラックボード使用
栄養学
国府島 泉
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
健康を維持・増進するために必須である健全な食生活を営むには,食品に含まれている栄養素について正し
い知識を持つことが重要です。栄養素の性質や体内での役割など栄養学の基礎を解説し,現代の食生活の問題
点についても考えます。
[授業の概要]
五大栄養素の炭水化物・脂質・たんぱく質・無機質・ビタミンおよび水・食物繊維などの性質と体内での役
割の解説,日本人の栄養の現状と食生活上の問題点と改善方法の解説,生活習慣病の現状とその予防方法の解
説をします。
高校で生物・化学を履修していない学生レベルに合わせた,日常生活に役立つ授業内容です。
[授業計画]
1.序論,栄養とは
2.日本人の食事摂取基準と栄養の現状
3.日本人の食生活と健康,肥満
4.食物の消化,食行動異常
5.栄養素の吸収,炭水化物の種類
6.炭水化物の消化,糖尿病
7.炭水化物の代謝と栄養
8.脂質の種類と消化,過酸化脂質
9.脂質の代謝と栄養
10.たんぱく質の種類,消化,代謝
11.たんぱく質の栄養,無機質,骨粗しょう症
12.高血圧,酸性食品とアルカリ性食品,水
13.ビタミン
14.食物繊維,アルコール
15.エネルギー代謝,まとめ
[テキスト]
最初の授業で指示します。
『やさしい栄養学 改訂2010年版』(1,000円程度) *別途販売
[参考図書・参考資料等]
書名が『生化学』,『生物化学』,『栄養学』,『栄養化学』などで,出版年ができるだけ最近(少なくとも10年
以内)のもの。
[成績評価の方法]
与えられた課題に対して,教科書・ノート・プリントを参照してレポートを提出してもらいます。
5回実施しますので,その内容(60%)と提出回数(40%)で評価します。
−120−
生活実践科学科
ブラックボード使用
食品学
岡 本 己恵子
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
食品中の主要成分の特性を中心に学び,生活者として食品や食品成分についての基礎的な知識を養うことを
目標とする。
[授業の概要]
食品の果たす役割について考え,食品の主要成分特性の他,おいしさに関わる嗜好性成分の特性等について
概説する。また,機能性を重視した保健機能食品や健康食品等について解説する。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.食品の需給の現状,食品の機能
2.保健機能食品,サプリメント
3.食品と食生活
4.食品の主要成分―水分,たんぱく質
5.食品の主要成分―たんぱく質
6.食品の主要成分―炭水化物①
7.食品の主要成分―炭水化物②
8.食品の主要成分―脂質①
9.食品の主要成分―脂質②
10.食品の主要成分―ビタミン
11.食品の主要成分―ミネラル
12.食品の品質―おいしさを決める要因
13.食品の品質―色
14.食品の品質―味
15.食品の品質―香り
[テキスト]
五十嵐 脩 編著, 『概説 食品学 第2版』(光生館) ISBN978-4-332-04050-7
[参考図書・参考資料等]
講義時に紹介,または配布します。
[成績評価の方法]
受講態度と講義時の小テストで評価します。
−121−
ブラックボード使用
食品衛生学
国府島 泉
生活実践科学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
食の安心・安全をテーマにした授業です。食品を介して起こる健康障害について最新の知見に基づいて解説
し,その予防方法についても言及します。
[授業の概要]
食品を介して起こる健康障害である感染症・食中毒・寄生虫症などのほか,環境汚染有害物質によるものな
どについて解説します。おそらく皆さんの関心が高いと思われる食品添加物・農薬・環境ホルモン・O157・
ノロウイルス・遺伝子組換え食品・狂牛病などの問題も授業に含まれています。
高校で生物・化学を履修していない学生レベルに合わせた,日常生活に役立つ授業内容です。
[授業計画]
1.序論,食品衛生とは
2.最近の食品衛生上の問題,食品の規格基準
3.食品衛生微生物(細菌,カビ,酵母,原生動物,ウイルス)
4.食中毒発生状況
5.細菌による食品媒介感染症(サルモネラ属,チフス菌,赤痢菌など)
6.細菌による食品媒介感染症(腸炎ビブリオ,コレラ菌,下痢原性大腸菌など) 7.細菌による食品媒介感染症(カンピロバクター属,ウエルシュ菌,黄色ブドウ球菌など)
8.細菌による食品媒介感染症(セレウス菌,ボツリヌス菌など)
9.ウイルスによる食品媒介感染症(ノロウイルスなど),食品媒介寄生虫症
10.プリオン病,動物性自然毒による食中毒
11.植物性自然毒による食中毒,化学物質による食中毒,カビ毒,食品の品質低下とその防止法
12.台所などでの食品衛生微生物対策
13.有害物質による食品汚染(重金属,有機塩素化合物,農薬など)
14.有害物質による食品汚染(内分泌攪乱化学物質,動物用医薬品など),遺伝子組換え食品
15.食品添加物,まとめ
[テキスト]
最初の授業で指示します。
『食の安全と微生物 改訂2010年版』(1,000円程度) *別途販売
[参考図書・参考資料等]
書名が『食品衛生学』,『環境衛生学』などで,出版年ができるだけ最近(少なくとも10年以内)のもの。
[成績評価の方法]
与えられた課題に対して,教科書・ノート・プリントを参照してレポートを提出してもらいます。
5回実施しますので,その内容(60%)と提出回数(40%)で評価します。
−122−
生活実践科学科
ブラックボード使用
食の文化論
畦 五 月
生活実践科学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
日本料理の食材や変遷について学ぶことで食文化への理解を深め,さらには様々な食材や料理が入手できる
現代の日本における食のあり方を見直すことを目標とする。また行事食や郷土料理の地域的な特徴,世界の食
の事情やマナーを学び,食文化の多様性を理解する。
[授業の概要]
日本料理について食材の起源や変遷,調理技術や食事作法等について取り上げる。行事食や郷土料理の地域
的特徴を具体的な事例と共に講義する。また,中国料理と西洋料理を中心に世界の食の事情やマナーを紹介す
る。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.食文化とは
2.日本の食材⑴穀類・豆類
3.日本の食材⑵動物性食品
4.日本の食材⑶野菜・果物等
5.日本の食材⑷飲料・菓子等
6.行事食と郷土料理
7.日本料理の成立と変遷
8.日本料理技術と食事様式の変遷
9.日本料理の飲食店と食具・食器の変遷
10.食事の作法
11.郷土の食文化⑴
12.郷土の食文化⑵
13.郷土の食文化⑶
14.世界の食文化⑴中国料理
15.世界の食文化⑵西洋料理
[テキスト]
吉川誠次(編)『食文化論』建帛社(ISBN:978-4-76791-428-2)
[参考図書・参考資料等]
授業時に指示する。
[成績評価の方法]
授業態度,提出物,試験により総合的に評価する。
−123−
ブラックボード使用
調理学
畦 五 月
生活実践科学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
「調理」は食物を安全に栄養的に,しかも嗜好に合った過程にすることを含んでいる。そこで,各食品の調
理特性を科学的な視点から理解し,食材の特性を生かして適切に調理できる能力を養う。
[授業の概要]
おいしく調理するための調理操作,各種食品の調理特性について身近な調理方法と関連づけながら講義する。
さらに,食事計画,食品衛生,食の安全の問題についても触れる。
[授業計画]
1.調理の意義
2.調理と味
3.調理操作⑴
4.調理操作⑵
5.米・小麦粉の調理特性
6.でんぷん・いもの調理特性
7.砂糖・鶏卵の調理特性
8.獣鳥肉・魚の調理特性
9.牛乳・乳製品の調理特性
10.豆・種実・油脂の調理特性
11.野菜・果物・海藻・きのこの調理特性
12.寒天・ゼラチンの調理特性
13.調理と水
14.調理と衛生
15.食事計画
[テキスト]
大野佳美,冨安郁子,和
敏子 『調理学』 理工学社(ISBN:4-8445-6441-2)
[参考図書・参考資料等]
山崎清子他「調理と理論」,同文書院(ISBN-10:4810312860)
[成績評価の方法]
授業態度,提出物,試験等により総合的に判断する。
−124−
生活実践科学科
健康管理学
小 島 一 志
生活実践科学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
医療は社会生活を営む上で非常に大切なものであるが、病気になって初めてその重要性に気付くことが多い。
いざと言うときにどう考え,どう対処するかという事をある程度理解していることは,多くの場面で役立つこ
とと思われる。この講座を通して基本的な医療知識を身に付け,自分自身,あるいは家族など身近な人の健康
管理に役立てるのみならず,ボランティアなどの社会活動を行う上でもその知識が生かせるようになってもら
うことを目的とする。
[授業の概要]
人体の基本的な構造を説明し,続いて,日常よく遭遇する疾患を中心に,発症頻度の高い疾患について,発
症原因,症状,検査・治療法などを説明する。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.公衆衛生の現状
2.神経系のしくみ・解剖
3.呼吸器系・循環器系のしくみ・解剖
4.消化器系のしくみ・解剖
5.泌尿器系のしくみ・解剖
6.肺炎 気管支喘息 肺がん 肺結核
7.高血圧 狭心症 心筋梗塞
8.心不全 不整脈 大動脈瘤
9.脳卒中
10.認知症 頭部外傷 脳腫瘍
11.食道がん 胃がん 肝臓がん
12.膵臓がん 大腸がん
13.胃・十二指腸潰瘍
14.急性肝炎 肝硬変
15.前立腺肥大 前立腺がん 腎臓がん
[テキスト]
特になし 講義時にプリント配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
平生の受講態度
期末考査
−125−
保育学
神 﨑 順 子
生活実践科学科 2年 選択(教職必修) 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
乳幼児の成長発達と保育の基本を学ぶ。
日本の保育事情,保育思想から乳幼児の健全な発達のための基礎知識を習得し,子どもの可愛さを実感し,
子育ての基礎を身につける。
[授業の概要]
生命の誕生から心身の発達過程を学び,乳幼児への関わりを通して保育の重要性を認識する。
映像を活用し,より具体的に乳幼児を知る。さらに育児をめぐる諸問題や保育所の活用など子育て支援の状
況についてもふれる。
[授業計画]
1.保育学とは
2.生命の誕生
3.新生児の特徴
4.乳児の発達と保育1∼3ヶ月
5.乳児の発達と保育4∼6ヶ月
6.乳児の発達と保育7∼9ヶ月
7.乳児の発達と保育10∼12ヶ月
8.乳児の発達と保育1∼2歳
9.乳児の発達と保育3歳
10.乳児の発達と保育4歳∼5歳
11.育児での心配事(障害,アトピーなど)
12.乳幼児の成長発達を阻む諸問題⑴事故⑵健康問題
13.乳幼児の成長発達を阻む諸問題⑶育児不安⑷児童虐待
14.子どもの育つ場(家庭保育,集団保育)
15.子育て支援の施策
[テキスト]
伊藤わらび 『保育学』 建帛社
ISBN4−7679−3167−3 C3037
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,最終試験成績で評価する
−126−
生活実践科学科
家庭看護学
池 畑 幸 子
生活実践科学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
日頃私たちの身近で起こりうる体の異常に対して,それを発見するために必要な観察のポイントをおさえ,
家庭での対処方法を学ぶ。
そして,私たちが家族の健康を守るキーパーソンとして,必要時この知識を適切に活用することによって,
自分や家族の健康の回復ならびに保持・増進に役立てられることを目指す。
[授業の概要]
前半では日常の健康観察の視点をおさえ,家庭療養時の日常生活の援助方法や異常な症状に対する家庭での
対処方法を学ぶ。
後半では高齢者の介護,こころの病気,女性の病気,生活習慣と病気について家庭でこころがけることを学
び,家族の健康の保持・増進に役立つ学習とする。
[テキスト]
関戸好子 監修 完全図解『からだのしくみ全書 看護編』(東陽出版)
ISBN4-88593-181-9 C2547
[参考図書・参考資料等]
授業でレジュメ,資料プリントを配布する。
[成績評価の方法]
学期末試験,受講態度等により総合的に評価する。
−127−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.家庭看護の特徴
2.身体の観察:健康観察,バイタルサイン
3.病人の日常生活援助:環境整備,衣服の清潔と着替え
4.病人の日常生活援助:身体の清潔
5.病人の日常生活援助:食事,排泄
6.体の異常・急病の看護:かぜ,発熱,吐き気,脱水,倦怠感,めまい
7.体の異常・急病の看護:体の痛み,肩こり,冷え性,むくみ
8.体の異常・急病の看護:子どもに多い急病,中毒症状
9.応急手当て:打撲,骨折,ねんざ,やけど,鼻出血
10.緊急時の対応:心肺蘇生法,出血,窒息,意識消失
11.感染症の予防と対策,家庭でできる消毒法
12.薬の用い方,家庭で行う特別な処置
13.高齢者の看護と介護:高齢者の病気の特徴,床ずれ,認知症,介護の心がまえ
14.こころの病気,女性の病気
15.生活習慣と病気
まとめ:家族の健康を守るために
ブラックボード使用
社会心理学
井 上 祥 治
選択
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 2単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
社会心理学の基礎的概念を学ぶ。社会的存在としての自己理解を深め,人間関係のルールを知る。
[授業の概要]
人は社会の中で生きている。社会とは人と人の関わり合いである。人は他者に影響を与え,また他者から影
響を受ける。相互に影響しあうことの動機やその結果が人の行動にどのような影響を及ぼすかを講義する。
[授業計画]
1.社会心理学の輪郭1
2.社会心理学の輪郭2
3.社会的行動の基礎1
4.社会的行動の基礎2
5.社会的行動の基礎3
6.社会的態度1
7.社会的態度2
8.小集団行動1
9.小集団行動2
10.社会的認知1
11.社会的認知2
12.社会的認知3
13.大衆現象の心理
14.社会的パーソナリティ1
15.社会的パーソナリティ2
16.試験
[テキスト]
田之内厚三 編著 『ガイド社会心理学』 北樹出版 ISBN4779300584
[参考図書・参考資料等]
授業で適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,試験による総合評価による。
−128−
生活実践科学科
ブラックボード使用
日本語表現法(社会人としての日本語常識)
加 藤 美奈子
選択
生活実践科学科 1年 秘書士必修 2単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
就職活動を,
「言葉」の面からサポートすることを目的としています。漢字の読み書き,敬語表現など,正
しい言葉遣いの出来ること,手紙・メールが適切に作成出来ることなど,学生生活で直面する「正しい日本語」
が求められる場面において,自力で対応出来ること,加えて,身につけた日本語の基礎を,社会人として将来,
ビジネスシーンで活用出来ることが目標です。
[授業の概要]
毎時,テキストの指定範囲から出題する「漢字小テスト」を実施します。国語の実用的・基礎的な内容が中
心ですが,講義時間外での小テスト範囲の学習・指定された課題への取り組み等,継続的な努力を必要とする
科目です。漢字・敬語表現など,言葉に直接関わる内容に加え,手紙・メール,原稿用紙の書き方など,様式
についても学び,実践します。覚えた知識を,来るべき就職活動,社会生活に役立てることを意識して身につ
けましょう。
[テキスト]
語研編集部編 『社会人の常識 漢字ドリル』 語研 978-4-87615-177-6
テキストは必ず準備し,初回の講義から持参すること。2回目の講義から,指定された範囲の小テストを毎
時実施します。〔試験1(知識問題)〕の後,取り組んだ「漢字ドリル」の提出をします。
その他,必要に応じて資料を配布します。用紙サイズは基本的に「A4・A3」に統一しています。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
※毎時,漢字の小テストを実施します。
平生点〔授業態度(就活を意識した「マナー指導」が細かいので注意)+小テストの得点〕45%
課題(「漢字ドリル」提出+提出課題):15% 試験:40%
欠席連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−129−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.※「漢字ドリル」∼小テストの学習方法/メールのマナー∼「連絡」のメール
2.日本語の文字:「ひらがな」と「カタカナ」∼「履歴書」を意識した字体〔漢字小テスト1〕
3.日本語の文字:「漢字」1漢字の成立と読み方・部首〔漢字小テスト2〕
4.日本語の文字:「漢字」2人名等の旧字・異体字〔漢字小テスト3〕
5.日本語の文字:「漢字」3自分の名前を構成する文字〔漢字小テスト4〕
6.敬語表現1:丁寧語・尊敬語の基礎〔漢字小テスト5〕
7.敬語表現2:謙譲語の基礎〔漢字小テスト6〕
8.敬語表現3:誤用表現の訂正1〔漢字小テスト7〕
9.敬語表現4:誤用表現の訂正2〔漢字小テスト8〕
10.敬語表現5:ビジネスシーンでの敬語表現 演習問題1〔漢字小テスト9〕
11.敬語表現6:ビジネスシーンでの敬語表現 演習問題2〔漢字小テスト10〕
12.手紙・メール,原稿用紙の書き方1〔漢字小テスト11〕
13.手紙・メール,原稿用紙の書き方2〔試験1(知識問題)〕※「漢字ドリル」提出
14.手紙・メール,原稿用紙の書き方3〔試験2(作文・記述問題)〕
15.手紙・メール,原稿用紙の書き方4〔試験の解説〕
事務管理
小 原 悦 子
選択
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 2単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
社会人として新しいスタートを切るという人生の大きな転換期を控えた学生にとって,オフィスワークを充
実したものとするため,ヒューマンサイドからの視点を考慮しつつ,ビジネスの基本を解説する。
[授業の概要]
オフィス環境からオフィスワークまで,必要な知識を学ぶ。さらに,効率の良いオフィスワークを進めるた
めに,改善意識をもち,気づきとアイデアが持てるよう,身近なケーススタディなどを用いて進める。
[授業計画]
1.事務の必要性
2.事務の役割
3.事務の働き
4.ビジネス文書
5.社内文書
6.社外文書
7.社交文書
8.通信業務
9.ファイリングの手法
10.ファイリングの実務
11.情報と帳票
12.事務分析
13.ビジネス意識
14.事務改善の目的と意味
15.事務管理
[テキスト]
水原 道子 編著 『ビジネスとオフィスワーク実務演習』
ISBN978-4-88367-115-1
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験,グループワーク,受講態度を加味して評価する。
−130−
生活実践科学科
生活簿記・会計論(初級簿記論)
川 本 和 則
選択
生活実践科学科 2年 秘書士必修 2単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
会計制度は現代社会における重要な制度のひとつである。本講義は,その会計制度の社会的役割を説明し,
会計の基礎である簿記の基本的内容を説明することを中心テーマとする。
本講義の到達目標は,受講生が会計制度の社会的役割を意識しつつ,簿記の基本的構造(簿記特有の記録方
法と利益計算方法)を理解できることである。
[授業の概要]
企業が作成する財務諸表(貸借対照表や損益計算書など)においては,企業の純利益(純損失)の金額が報告
されている。この金額は企業にとっても社会にとっても非常に重要な意味を持つものである。簿記とはこの純
利益(純損失)を算出するためのシステムである。
本講義はその簿記の基本的構造と,会計制度の社会的役割を説明していく。さらに,いくつかの具体的項目
に関する会計処理方法についても説明する予定である。
[テキスト]
・渡部裕亘・片山覚・北村敬子(編著)『新検定簿記講義 3級商業簿記』中央経済社
ISBN:978-4-502-82562-0
・渡部裕亘・片山覚・北村敬子(編著)『新検定簿記ワークブック 3級商業簿記』中央経済社
ISBN:978-4-502-03590-6
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
成績は小テストおよび学期末試験の点数によって評価する。
−131−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.会計の社会的役割
2.資産,負債および資本と貸借対照表
3.収益および費用と損益計算書
4.貸借対照表と損益計算書における利益計算方法
5.取引と勘定
6.仕訳
7.元帳への転記
8.決算⑴(試算表の作成)
9.決算⑵(6桁精算表の作成)
10.決算⑶(決算の本手続)
11.決算⑷(簿記一巡の手続)
12.現金・預金取引の基本的会計処理
13.商品売買取引の基本的会計処理
14.その他の取引の基本的会計処理
15.簿記学と会計学の関連
ブラックボード使用
情報文化論
安 田 誠 一
選択 生活実践科学科 2年
2単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会の重要なキーワードである「情報」。「情報社会」という言葉はいまや日常用語である。このところ
の情報機器の進歩には目を見張るものがある。ただ,それは言葉を換えて言えば情報機器の発達という文明の
発達である。もし情報文明の発達が現代社会の文化に影響をもたらしているとしたら,それはどのような形で,
であろうか。情報がもたらすかもしれない自害の変化を考えてみる。
[授業の概要]
情報という新しい概念が生まれた20世紀から講義を始め,情報とは何か,文化とは何か,まず理解を深める。
その上で,まず情報化社会とは何かを文明と文化の2つの視点から比較する。さらに情報のもつさまざまな特
質について考察する。
[授業計画]
1.20世紀とは 情報の概念が生まれた時代背景について
2.情報とは 情報といった時,それが意味する概念について
3.文化とは 文明と比較しながら文化を考える
4.文明的視点からとらえた情報化
5.文化的視点からとらえた情報化
6.情報と言葉の関係
7.言葉と文化の結びつき
8.情報化以前の情報の変遷
9.現代でいう情報化
10.情報の価値の考察
11.情報のもつ機能
12.情報の信頼性
13.情報に働く2つの力
14.情報と社会の関係
15.グローバル化のもたらす影響
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
吉井博明著 『情報化と現代社会(改訂版)』 北樹出版 4-89384-612-4
正村俊之編著 『情報化と文化変容』 ミネルヴァ書房 4-623-03791-6
[成績評価の方法]
学期末試験(小論文形式)。平素の授業態度。
−132−
生活実践科学科
ブラックボード使用
情報処理Ⅰ
原 田 龍 宜
選択(教職必修)
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 1単位 前期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
日常やビジネスにおけるコンピュータの利用が適切に行えるようになることを目的とし,Windowsパソコ
ンを用いた情報処理について学ぶ。WORD,Excel等の利用法を基礎から学習する。
[授業の概要]
WORDの学習については,基本的操作が1年次のビジネス情報演習にて終えているものとする。しかしなが
ら,近年でもタイピングがスムーズにできないものが多いので,その練習も授業の中に取り入れる。Excelは
基礎的なところを中心に基本的な作表と作グラフ,基本関数の利用といった,ごく基礎的なことを勉強する。
[テキスト]
『よくわかるExcel2010ドリル』 FOM出版 978-4-89311-870-7
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業中に指示される提出物。
−133−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.Windowsの基本的操作
2.ファイルとフォルダの扱い
3.タッチタイプ
4.WORDを用いた文書作成
5.Excelによるデータの入力と操作
6.基本的な計算
7.レイアウトの変更と印刷
8.罫線の使い方
9.関数の利用その1
10.関数の利用その2
11.グラフその1(棒グラフ,積み上げ棒グラフ)
12.グラフその2(円グラフ,複合グラフ,3Dグラフ)
13.グラフその3(グラフの整形)
14.データベースとしての利用その1
15.データベースとしての利用その2
ブラックボード使用
情報処理Ⅰ
入 江 真由美
選択(教職必修)
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 1単位 前期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
これからの大学生活で,色々な情報を扱っていくことになる。情報処理Ⅰでは,Word,Excelなど情報を処
理するための基本的なソフトウェアの使い方を基礎から学習する。中でも,Excelでのデータ処理を基礎から
学習する。
[授業の概要]
前期では,主にExcelを中心に,基礎から学習し,表の作成や編集,関数を使った計算処理,グラフの作成,
印刷などの基本操作をはじめ,ワークシート間の連携データの並び替え,抽出,自動集計など便利な機能を学
習する。また,いろいろなシーンでのExcelの活用例を紹介し,演習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション・Windowsの基本操作・タッチタイピングの基本
2.Excelの基礎知識・データの入力・編集
3.表の作成
4.表の作成演習問題
5.表の編集
6.表の編集演習問題・表の印刷
7.グラフの作成
8.グラフの作成演習問題
9.ワークシート間の連携(作業グループの設定・3D集計)
10.データベース機能(並べ替え・抽出)
11.実例演習1
12.実例演習2
13.実例演習3
14.実例演習4
15.Excel基本テクニック総合課題
[テキスト]
飯田慈子,米沢雄介,小林正樹 「30時間アカデミック 情報活用 Excel2010」 実教出版 1,300円(本体:1,238円)
ISBN:978-4-407-32259-0
[参考図書・参考資料等]
テキストに沿って授業を展開する。
随時,配布プリントにおいては,掲載誌名など,詳しく授業で紹介する。
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−134−
生活実践科学科
ブラックボード使用
情報処理Ⅱ
原 田 龍 宜
選択(教職必修)
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 1単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
コンピュータのOfficeソフトの総合的利用について学ぶ。ビジネスシーンでの応用が利くようになるのが,
目標。
[授業の概要]
WORD,Excel,PowerPointの三つのソフトを用いて,現実のビジネスの場での利用などを想定した例題を
こなすことで,総合的な情報処理能力をつける。教科書の内容に沿った授業になる。
[テキスト]
『実践ドリルで学ぶOffice活用術 2010対応』 noa出版Tel 06-6311-9200
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業中に指示される提出物。
−135−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.イントロダクション(概論)
2.基本的な計算と会計用語
3.WORDによるビジネス文書の作成その1
4.WORDによるビジネス文書の作成その2
5.WORDにおける作表
6.WORDによる作図
7.Excelの基本計算,作式
8.Excelの基本関数(sum, average, max, min, rank)
9.Excelの基本関数(round, vlookup, if, and)
10.Excelによるグラフの作成
11.Excelによるデータの並べ替え
12.Excelによるデータの抽出
13.ピボットテーブルの利用
14.Excelの数値等の書式設定
15.ExcelとWORDの統合的な活用
ブラックボード使用
情報処理Ⅱ
入 江 真由美
選択(教職必修)
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 1単位 後期
情報処理士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
情報処理Ⅰで学習したExcelの基礎を踏まえた上で,さらに高度な活用方法を学ぶ。
情報化社会においての大量のデータの処理方法・活用方法・共有方法等を学習し,Excelでの情報処理がスピー
ディにかつ正確に処理できることを目標とする。
[授業の概要]
情報処理Ⅰでは,主にExcelの基礎を中心に学習したが,後期は,ビジネスシーンでのよく扱う関数,大量
のデータ処理を行うことができる,データベース機能やデータベース関数等を中心に学習する。
[授業計画]
1.Excel基礎の演習課題
2.表作成実例演習1
3.表作成実例演習2
4.数式と関数実例演習
5.表の編集実例演習
6.ワークシートの連携実例演習
7.グラフの作成実例演習
8.グラフの編集実例演習
9.図形描画機能の利用実例演習
10.データベースの活用実例演習
11.他ソフトとの連携1(Wordとの連携)
12.他ソフトとの連携2(マニュアル作成技法)
13.総合練習1
14.総合練習2
15.Excel応用テクニック総合課題
[テキスト]
飯田慈子,米沢雄介,小林正樹 「30時間アカデミック 情報活用 Excel2010」 実教出版 1,300円(本体:1,238円)
ISBN:978-4-407-32259-0
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−136−
生活実践科学科
ブラックボード使用
生活情報演習Ⅰ
石 岡 文 生
選択
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 1単位 前期
情報処理士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
企業や日常生活において役立つような,ワードプロセッサ「ワード2010」
,プレゼンテーションソフトウェ
ア「パワーポイント2010」の効果的な活用能力を養う。
[授業の概要]
文書作成に必要なワードの基本的な操作から説明し,さらに種々の機能を学ぶ。応用として,生活に関連の
ある文章を作成する。入力速度よりも,機能を中心に学ぶ。また,プレゼンテーションソフトのパワーポイン
トの基礎を学び,自分の調べてきた内容をパワーポイントで作成したスライドで表現する。なお,毎回,課題
問題を与え,それをメールで提出してもらう。
[テキスト]
毎授業時,プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎授業で提出してもらう課題,レポート,授業態度などを総合的に評価する。
−137−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.ワードの使い方・基本的な入力方法
2.書式設定
3.ページ設定・段落設定
4.画像処理
5.図形描画
6.演習課題①
7.インデント・箇条書き・タブとリーダー
8.演習課題②
9.表の挿入と操作
10.ヘッダーとフッター・ハイパーリンク・コメント文・パスワード保護
11.目次の挿入・差し込み印刷・テンプレートを利用した文書作成
12.復習課題
13.演習課題③
14.パワーポイントの基礎
15.演習課題④
ブラックボード使用
生活情報演習Ⅱ
石 岡 文 生
選択
生活実践科学科 2年 秘書士選択必修 1単位 後期
情報処理士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
企業や日常生活において役立つような,表計算ソフト「エクセル2010」の効果的な活用能力を養う。
[授業の概要]
エクセルの多くの関数や機能を学ぶ。さらに,それらを応用して,生活に関連のある問題の計算,データの
集計,簡単なプログラムの作成等を行う。やや高度な内容になるため,基本的な事は理解した上で履修するの
が望ましい。なお,毎回,課題問題を与え,それをメールで提出してもらう。
[授業計画]
1.基本的な使い方・ワークシートの操作・書式設定
2.簡単な計算・オートフィル・絶対参照
3.順位付けの関数・数を数える関数・桁数を調整する関数
4.条件付き書式・スパークライン・IF関数
5.グラフ
6.データベース作成(VLOOKUP関数・HLOOKUP関数)・データの検索と置換・並び替え
7.データベース関数・ピボットテーブル
8.オートフィルタ・ふりがな・シートの保護
9.日付の計算・データの集計
10.乱数・便利なテクニック
11.復習課題
12.カレンダープログラムの作成
13.マクロ
14.占いプログラムの作成①
15.占いプログラムの作成②
[テキスト]
毎授業時,プリントを配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎授業で提出してもらう課題,レポート,授業態度などを総合的に評価する。
−138−
生活実践科学科
ブラックボード使用
被服構成学実習Ⅰ
菊 永 典 子
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
ブラウスの製作を通して,その仕組みや仕立ての技法を理解し,基本的な技術を修得するとともに,苦労し
て完成させた時の格別な喜び,達成感を味わうことを目標としている。
[授業の概要]
一着のブラウスを作ることによって,縫い方の基礎を学び,縫製技術を修得する。また,形作っていく段階
において,被服の構造を理解し,身体と被服との関係を学び,今後の衣生活に生かせる知識を得るように進め
る。
[テキスト]
プリントを配付する。
[参考図書・参考資料等]
杉野芳子 著 『仮縫いから本縫いまで』
杉野芳子 著 『新しい部分縫い』
[成績評価の方法]
製作に取り組む熱意,作品の出来ばえ,実習記録などで評価する。
−139−
専門︵科学︶
[授業計画]
1.ブラウスに関する基礎知識,基本製図
2.採寸,原型製図
3.ブラウス製図練習
4.実物ブラウス製図
5.型紙の整理と裁断
6.仮縫い(袖のいせ込み,袖縫い,ダーツ縫い)
7.仮縫い(肩縫い,脇縫い,衿付け,袖付け)
8.試着,補正
9.ロックミシンかけ
10.袖本縫い
11.衿本縫い
12.衿付け
13.袖付け
14.ボタンホール,ボタン付け
15.仕上げ,完成,着装
ブラックボード使用
被服構成学実習Ⅱ
菊 永 典 子
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
スカートの製作を通して,その仕組みや仕立ての技法を理解し,基本的な技術を修得するとともに,苦労し
て完成させた時の格別な喜び,達成感を味わうことを目標としている。
[授業の概要]
一着のスカートを作ることによって,縫い方の基礎を学び,縫製技術を修得する。また,形作っていく段階
において,被服の構造を理解し,身体と被服との関係を学び,今後の衣生活に生かせる知識を得るように進め
る。
[授業計画]
1.スカートに関する基礎知識,基本製図
2.採寸,スカート製図
3.型紙の整理と裁断
4.印つけ(糸じるし)
5.仮縫い(ウエストいせ込み,ダーツ縫い)
6.仮縫い(脇縫い,ウエスト部仕上げ)
7.試着,補正
8.ロックミシンかけ,表スカートの本縫い(ダーツ縫い)
9.ファスナー付け
10.脇縫い,裾仕上げ
11.裏スカートの裁断
12.裏スカートの本縫い
13.表・裏スカートを合わせ,ファスナー部仕上げ
14.ベルト付け
15.仕上げ,完成,着装
[テキスト]
プリントを配付する。
[参考図書・参考資料等]
杉野芳子 著 『仮縫いから本縫いまで』
杉野芳子 著 『新しい部分縫い』
[成績評価の方法]
製作に取り組む熱意,作品の出来ばえ,実習記録などで評価する。
−140−
生活実践科学科
ブラックボード使用
調理実習Ⅰ
岡本己恵子・畦 五月
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
調理の基本的な知識,技術を習得し,科学的に調理する態度を養う。
[授業の概要]
日本・西洋・中国料理を通して,食品に関する基本的な知識や食材の扱い方を学び,食事のマナーについて
も学ぶ。調理素材は春・夏が旬の食品を中心に取り扱う。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.調理の基本
3.穀類の調理I
4.野菜類の調理I
5.卵の調理I
6.獣鳥肉類の調理I
7.魚介類の調理I
8.牛乳・乳製品の調理I
9.豆類・豆製品の調理I
10.いも類の調理I
11.海藻・きのこ類の調理I
12.果実類の調理
13.油脂の調理
14.食事のマナーについて
15.まとめ
[テキスト]
講義開始時に配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,実習ノート等で総合的に評価する。
−141−
ブラックボード使用
調理実習Ⅱ
岡本己恵子・畦 五月
生活実践科学科 1年 選択(教職必修) 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
調理の基本的な知識,技術を習得し,科学的に調理する態度を養う。
[授業の概要]
日本・西洋・中国料理を通して,食品に関する基本的な知識や食材の扱い方を学び,食事のマナーについて
も学ぶ。調理素材は秋・冬が旬の食品を中心に取り扱い,行事食も取り入れる。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.穀類の調理Ⅱ
3.野菜類の調理Ⅱ
4.卵の調理Ⅱ
5.鳥獣肉類の調理Ⅱ
6.魚介類の調理Ⅱ
7.牛乳・乳製品の調理Ⅱ
8.豆類・豆製品の調理Ⅱ
9.海藻・きのこ類の調理Ⅱ
10.いも類の調理Ⅱ
11.加工食品の利用
12.行事食(クリスマス料理)
13.行事食(正月料理)
14.スピード料理
15.まとめ
[テキスト]
講義開始時に配布する。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,実習ノート等で総合的に評価する。
−142−
生活実践科学科
ブラックボード使用
調理実習Ⅲ
河 原 浩 子
生活実践科学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
調理実習Ⅰ・Ⅱで習得した知識・技術をより高める。また,自律的な食生活を営み,伝統的食文化を継承し
ようとする態度を養う。
[授業の概要]
日本料理・西洋料理・中国料理の春・夏向きの献立を通して,食材の扱い方,調理法を学ぶ。また,行事食,
会席料理,コース料理なども学ぶ。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.ティーパーティの献立
3.日本料理①
4.行事食(こどもの日の献立)
5.西洋料理①
6.中国料理①
7.西洋料理②
8.日本料理②
9.西洋料理③
10.中国料理②
11.西洋料理④
12.日本料理③
13.日本料理④
14.中国料理③
15.まとめ
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,実習ノートにより総合的に評価します。
−143−
ブラックボード使用
調理実習Ⅳ
河 原 浩 子
生活実践科学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
調理実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで習得した知識・技術をより高める。また,自律的な食生活を営み,伝統的食文化を継
承しようとする態度を養う。
[授業の概要]
日本料理・西洋料理・中国料理の秋・冬向きの献立を通して,食材の扱い方,調理法を学ぶ。また,行事食,
会席料理,コース料理なども学ぶ。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.日本料理①
3.日本料理②
4.西洋料理①
5.中国料理①
6.西洋料理②
7.西洋料理③
8.中国料理②
9.西洋料理④
10.行事食(クリスマスの献立)
11.行事食(正月料理)
12.中国料理③
13.日本料理③
14.行事食(雛祭りの献立)
15.まとめ
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,実習ノートにより総合的に評価します。
−144−
生活実践科学科
工芸実習Ⅰ(ガラス工芸)
矢 野 太 昭
生活実践科学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会ではコンピューターなどの情報機器を扱う機会,及び情報そのものは豊富であるのに対し,生活者
としての経験や技能はむしろ貧弱になりつつあるようです。ここではガラスという物質を様々な道具,技法を
使って作品にすることを通じ,直接的な経験の巾を広げたい。又,その経験が人が「豊かに生きる」というこ
との意味につながるような物の見方,考え方を育てたい。
[授業の概要]
ガラスの歴史の中で紀元前に約1500年にわたって用いられた技法を「古代ガラス」と呼んでいます。ここで
はおよそ3500年にわたるガラスの歴史やガラスという物質の化学的な性質の概要を理解した上で主に「古代ガ
ラス」の技法を使ってガラスを加工し,アクセサリーなど自分の生活に使うことの出来る作品を制作します。
専門︵科学︶
[授業計画]
1.人が手を使って物を作るということ
2.ガラス工芸概論 ガラス工芸史
3.ガラスを溶かす,延ばす
4.トンボ玉の基礎
5.装飾トンボ玉1(点打ち 同心円紋)
6.装飾トンボ玉2(ツイスト紋 らせん紋)
7.装飾トンボ玉3(羽状紋 波状紋)
8.人頭型,魚型などの変形トンボ玉
9.トンボ玉自由制作及び作品提出
10.小玉,管玉などのアクセサリーパーツ
11.金太郎飴式のモザイクガラス
12.ガラスの混色によるオリジナルガラス
13.パイプ芯を使ったガラスの指輪
14.自由制作
15.自由制作及び作品提出
[テキスト]
特になし プリント配布
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,および様々な道具や素材を理解して制作できているか,情熱を持って自分の表現を追求できてい
るか,技法の工夫が見られるかが50%,提出作品の完成度,アクセサリーとしての魅力が50%の割合で評価す
る。
−145−
工芸実習Ⅱ(ガラス工芸)
矢 野 太 昭
生活実践科学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
前期に行ったガラス工芸に加えその周辺分野でもある陶芸を通じ,様々な物質をそれぞれの性質に合わせて
加工する技術を学ぶ。特に「ろくろ」という高度な技術を要求されると思われている技法を全員が修得する経
験を通じ,自分の中に潜在する「物を作る能力」の可能性を確認させたい。
[授業の概要]
前半は主に土を使い,様々な技法による陶芸の制作を行う。最終的には全員が「ろくろ」を使って日常生活
に使える器などを作る。後半は完成した土の作品の釉薬がけ,窯焚きとともに,ガラスの制作も平行して行う。
ガラスは前期に経験したバーナーでの制作に加え,窯を使ったモザイクガラスの制作を行う。
[授業計画]
1.土について 陶芸について ガラス工芸と陶芸の関係について
2.粘土の扱い方 様々な陶芸の技法
3.てびねり 紐づくり 板づくり
4.ろくろⅠ
5.ろくろⅡ
6.ろくろⅢ
7.陶芸自由制作
8.素焼き窯づめ 窯を使ったモザイクガラスⅠ
9.釉薬がけ 本焼き窯づめ モザイクガラスⅡ
10.窯出し モザイクガラスⅢ
11.陶芸自由制作 ガラス自由制作(バーナーワーク,モザイクガラス)
12.陶芸自由制作 型を使ったモザイクガラスⅠ
13.素焼き窯づめ 型を使ったモザイクガラスⅡ
14.釉薬がけ 本焼き窯づめ 型を使ったモザイクガラスⅢ
15.窯出し 作品提出
[テキスト]
特に使わない プリント配布
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,及び新しい技法の理解度,習熟度,作品制作における創造的な工夫が50% 提出作品の完成度,
魅力が50%の割合で評価する。
−146−
Ⅱ 専 門 教 育 科 目
<実践コミュニケーション学科>
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
日本語表現法(社会人としての日本語常識)
加 藤 美奈子
必修 実践コミュニケーション学科 1年 秘書士選択必修 2単位 前期
プレゼンテーション実務士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
就職活動を,
「言葉」の面からサポートすることを目的としています。漢字の読み書き,敬語表現など,正
しい言葉遣いの出来ること,手紙・メール,履歴書・自己紹介書が適切に作成出来ることなど,学生生活で直
面する「正しい日本語」が求められる場面において,自力で対応出来ること,加えて,身につけた日本語の基
礎を,社会人として将来,ビジネスシーンで活用出来ることが目標です。
[授業の概要]
毎時,テキストの指定範囲から出題する「漢字小テスト」を実施します。国語の実用的・基礎的な内容が中
心ですが,講義時間外での小テスト範囲の学習・指定された課題への取り組み等,継続的な努力を必要とする
科目です。漢字・敬語表現など,言葉に直接関わる内容に加え,手紙・メール,履歴書,原稿用紙の書き方な
ど,様式についても学び,実践します。覚えた知識を,来るべき就職活動,社会生活に役立てることを意識し
て身につけましょう。
[テキスト]
語研編集部編 『社会人の常識 漢字ドリル』 語研 978-4-87615-177-6
テキストは必ず準備し,初回の講義から持参すること。2回目の講義から,指定された範囲の小テストを毎
時実施します。〔試験1(知識問題)〕の後,取り組んだ「漢字ドリル」の提出をします。
その他,必要に応じて資料を配布します。用紙サイズは基本的に「A4・A3」に統一しています。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
※毎時,漢字の小テストを実施します。
平生点〔授業態度(就活を意識した「マナー指導」が細かいので注意)+小テストの得点〕45%
課題(「漢字ドリル」提出+提出課題):15% 試験:40%
欠席連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−147−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.※「漢字ドリル」∼小テストの学習方法/メールのマナー∼「連絡」のメール
2.日本語の文字:「ひらがな」と「カタカナ」∼「履歴書」を意識した字体〔漢字小テスト1〕
3.日本語の文字:「漢字」1漢字の成立と読み方・部首〔漢字小テスト2〕
4.日本語の文字:「漢字」2人名等の旧字・異体字〔漢字小テスト3〕
5.日本語の文字:「漢字」3自分の名前を構成する文字〔漢字小テスト4〕
6.敬語表現1:丁寧語・尊敬語の基礎〔漢字小テスト5〕
7.敬語表現2:謙譲語の基礎〔漢字小テスト6〕
8.敬語表現3:誤用表現の訂正1〔漢字小テスト7〕
9.敬語表現4:誤用表現の訂正2〔漢字小テスト8〕
10.敬語表現5:ビジネスシーンでの敬語表現 演習問題1〔漢字小テスト9〕
11.敬語表現6:ビジネスシーンでの敬語表現 演習問題2〔漢字小テスト10〕
12.履歴書,手紙・メール,原稿用紙の書き方1〔漢字小テスト11〕
13.履歴書,手紙・メール,原稿用紙の書き方2〔試験1(知識問題)〕※「漢字ドリル」提出
14.履歴書,手紙・メール,原稿用紙の書き方3〔試験2(作文・記述問題)〕
15.履歴書,手紙・メール,原稿用紙の書き方4〔試験の解説〕
ブラックボード使用
人間関係論
足 立 啓 子
実践コミュニケーション学科 1年 必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
到達目標:
現代および将来において,社会及び家庭での人間関係に必要な知識や思考,態度を学習し,理解し,より
良い生活を構築しうる能力を養い,将来の家庭や社会生活に寄与することをめざしたい。
テーマ:良好な人間関係構築の基礎と実践
[授業の概要]
人間および人間関係について,社会や家庭での個々の状況や場面に応じた人間行動の理解と対応について学
習する。
[授業計画]
1.人間関係の基礎理論
2.人間関係成立と相互理解
3.対人認知
4.対人魅力
5.共同と競争
6.集団間葛藤
7.人間関係の類型
8.説得と攻撃
9.援助と共感
10.人間関係の諸相
11.親と子
12.夫と妻
13.職場の人間関係
14.地域生活の人間関係
15.異文化間の人間関係
[テキスト]
安藤延男 『人間関係入門』 ナカニシヤ出版 4-88848-070-2
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,小テストなどを総合して判定する。
−148−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
地域文化論(岡山の地域文化とお国自慢)
芳 賀 修
必修
実践コミュニケーション学科 1年 秘書士選択必修 2単位 前期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
岡山県の歴史,文化,特産品などの基礎的な知識を再確認すること。主に郷土自慢の歴史遺産や特産品,そ
れに全国における岡山の生活度ランキングなどを改めて確認する。また,岡山後楽園も見学学習する。
[授業の概要]
地元岡山の地域文化やお国自慢などについて学習する。
岡山県の産物等ランキングや観光地・史跡・土産物・県民性などについての基礎的な知識や実情を学ぶこと
によって,改めて「岡山」のすばらしさを認識してもらう。この岡山に関する知識は,地元で暮らすものにとっ
ての常識に,また,愛県心を高めると同時に,生活やビジネスでのコミュニケーションの材料にもなると思う。
時期を見て岡山後楽園での見学授業も行う。
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.はじめに 岡山アンケート・岡山のイメージ
2.県内各地の地域自慢 岡山度チェック
3.岡山の人口・観光客数・観光地
4.岡山の地名,カルチャーゾーン
5.岡山後楽園についての説明
6.岡山後楽園見学授業(日程は未定)
7.岡山の庭園,美術館,国宝
8.データから見た岡山日本一,ランキング
9.晴れの国岡山,くだもの王国岡山 10.岡山の日本ベスト3・ベスト5 日本百選
11.倉敷のカルチャーゾーン・大原美術館
12.岡山の特産物・土産物・郷土料理
13.岡山の伝統工芸品
14.岡山の日本一企業
15.岡山の桃太郎伝説,授業のまとめ
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントや小テスト,レポートそれに授業態度などの総合評価
−149−
情報文化論
原 田 龍 宜
必修 実践コミュニケーション学科 1年
2単位 後期
秘書士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
情報化社会を生き抜くための文化的知性と技能を身につけること。
[授業の概要]
情報技術(主にインターネット・携帯機器)に関連して,文化の生成される流れを見る。技術的説明は出来
るだけ簡易に収めるつもりである。
人間社会の文化を担う道具のひとつとして情報機器を見たとき,それとどう関わっていくべきかを考える。
[授業計画]
1.講義全体にわたる説明
2.情報社会の歴史(生物史∼人類の登場)
3.情報社会の歴史(文字の発明∼インターネット)
4.経済における情報流通の重要性
5.文化と情報流通の関係
6.インターネットの仕組み
7.知的所有権について
8.著作権について(その法律的なあらまし)
9.これからの著作権をいかに扱うべきか(本格的複製時代と現代の著作権諸法との問題点)
10.コンピュータの仕組みその1(情報量の基本単位)
11.コンピュータの仕組みその2(コンピュータで使われるメディアについて)
12.生活の中で使われているインターネット
13.携帯機器との関連(インターネットの日常化とその問題)
14.文化的に発展するとはいかなることを指すか
15.インターネットは自由か?
[テキスト]
久野靖他 『これだけでわかる最新情報リテラシー 第4版』日経BPソフトプレス978-4-8222-9508-0
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
開講期間中のレポート,期末試験
−150−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
実践コミュニケーション演習Ⅰ
各担当者
実践コミュニケーション学科 1年 必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,情報収集および情報発信の基礎的な技術の習得を目標とする。最終的には,各自が設定した
テーマでのレポート作成,それに基づいた口頭発表を行う。
[授業の概要]
前半の授業では,各担当者が設定した課題をこなしながら,必要があれば基本ソフトの操作方法を確認する。
後半の授業では,学生自身が設定したテーマに基づいたレポート・発表用資料作成上の指導を行う。具体的な
内容については,イントロダクションで各担当者が指示する。
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.イントロダクション
2.各担当者設定の課題⑴
3.各担当者設定の課題⑵
4.各担当者設定の課題⑶
5.各担当者設定の課題⑷
6.各担当者設定の課題⑸
7.各自のテーマ設定,レポート作成上の注意
8.レポート作成指導⑴
9.レポート作成指導⑵
10.レポート作成指導⑶
11.レポート作成指導⑷
12.レポート作成指導⑸
13.レポート作成指導⑹
14.発表用資料作成
15.発表
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
各担当者が指示する。
[成績評価の方法]
毎回の作業状況30%,レポート40%,レポート以外の提出課題30%
−151−
ブラックボード使用
実践コミュニケーション演習Ⅱ
各担当者
実践コミュニケーション学科 2年 必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
この授業では,実践コミュニケーション演習Ⅰで身につけた情報収集および情報発信の基礎的な技術を更に
応用する能力を身につけることを目標とする。最終的には,演習Ⅰ同様,各自が設定したテーマでのレポート
作成,それに基づいた口頭発表を行う。
[授業の概要]
前半の授業では,演習Ⅰとは違う角度から各担当者が設定した課題をこなす。後半の授業では,学生自身が
設定したテーマに基づいたレポート・発表用資料作成上の指導を行う。なお,具体的な内容については,イン
トロダクションで指示する。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.各担当者設定の課題⑴
3.各担当者設定の課題⑵
4.各担当者設定の課題⑶
5.各担当者設定の課題⑷
6.各担当者設定の課題⑸
7.各自のテーマ設定,レポート作成上の注意
8.レポート作成指導⑴
9.レポート作成指導⑵
10.レポート作成指導⑶
11.レポート作成指導⑷
12.レポート作成指導⑸
13.レポート作成指導⑹
14.発表用資料作成
15.発表
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等] 各担当者が指示する。
[成績評価の方法]
毎回の作業状況30%,レポート40%,レポート以外の提出課題30%
−152−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
日本の歴史と文化(中近世芸能文化史)
田 中 修 實
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ] 日本文化と考えられているものの成立時期は,能・狂言・生け花・茶の湯などが中世,歌舞伎・文楽・日本
舞踊などが近世である。これらの文化を生み出した時代背景(中世∼近世)と,とくに能・狂言・歌舞伎など
の芸能文化について学習する。
[授業の概要]
中世∼近世における芸能文化と,その時代的背景に関する講義を,ビデオ視聴を交えながら学習する。
ビデオ視聴の時間は,要旨・感想を小レポートとして毎回提出する。
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.はじめに・歴史の中のコミュニケーション
2.院政・鎌倉・南北朝時代概説
3.ビデオ視聴①「南北朝の時代」
4.室町・戦国時代概説
5.ビデオ視聴②「金閣と銀閣」
6.古代・中世芸能略史
7.ビデオ視聴③「能」
8.ビデオ視聴④「狂言」
9.近世という時代,安土桃山時代概説
10.ビデオ視聴⑤
11.江戸時代概説
12.近世芸能略史
13.ビデオ視聴⑥「歌舞伎」
14.ビデオ視聴⑦「歌舞伎」
15.まとめ
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
ビデオ視聴要旨・感想小レポート,筆記試験の総合評価
−153−
ブラックボード使用
文化と儀礼
足 立 啓 子
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
社会生活を営むうえで生活秩序を保つ知恵として法律や道徳や礼儀作法などが作られ,発展してきた。
現代社会においてもそれらを学び理解することは重要である。ここでは儀礼の起源を訪ね,儀礼の意味や必
要性を理解するとともに実際生活に役立てられるようにしたい。
[授業の概要]
現代社会において一般的に重要とされている儀礼,たとえば言葉遣いや態度,服装,冠婚葬祭の儀礼などを
中心に儀礼の意味と必要,実際の作法様式などについて学習する。
[授業計画]
1.ガイダンス
2.礼儀作法の起源
3.出会いの作法
4.言葉の作法
5.言葉の作法
6.言葉の作法
7.飲食の作法
8.飲食の作法
9.服装の由来
10.婚礼の由来
11.葬礼の起源
12.葬礼の作法
13.贈答の作法
14.年中行事の由来
15.共同体の儀式
[テキスト]
樋口清之 『日本の風俗起源がよくわかる本』 大和書房978-4-479-39159-3
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度 小テスト レポートまたは学期末試験 などの総合評価
−154−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
アジアの風土と文化(アジア諸国の暮らしと文化)
芳 賀 修
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
アジア諸国の暮らしや民族文化,宗教などの学習のほか,日本の食文化のルーツもたどる。インド,チベッ
ト,タイ,インドネシア,台湾,中国,韓国など,アジア諸民族の暮らしや生き方を探る。
[授業の概要]
アジア諸地域の自然,気候風土と人々の暮らしについて講義する。はじめにアジア全体の自然や宗教などに
ついてみる。その後,主にインド,タイ,インドネシア,中国,韓国などの食文化や住文化を中心にみてみる。
これらの国々の暮らしをみることによって,日本文化とも繋がりが深いアジアの人々の食物や生き方などを
探ってみたい。授業では説明だけでなく,ビデオ映像を通して各国の文化や暮らしなどもみていく。また,ア
ジア諸国の国旗についても考察する。
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.はじめに アジアの国と地域
2.アジアの気候と地形
3.モンゴロイドと日本人
4.アジアの人口,宗教,国旗
5.東南アジア諸国の文化や宗教 インド
6.インド
7.チベット・タイ
8.インドネシア
9.東北アジア諸国の文化や宗教 中国
10.中国
11.韓国・台湾
12.アジアの食・住文化 米
13.醤油,大豆
14.中国(ヤオトン)モンゴル(パオ)ほか
15.日本とアジア 授業のまとめ
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントやレポート,小テスト,それに授業態度などの総合評価
−155−
欧米の言語と文化(英語のジョークとユーモア )
田 淵 博 文
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
英語圏の古典的なジョークに慣れ,ユーモアを解することで,豊かな英語文化への理解を深めてほしい。
[授業の概要]
さまざまな古典的なジョークについて,筆者のチータムさんの書き下ろしの英文を読み解説を加える。
並行して,イギリス人の国民性について書かれたユーモアあふれる文章も読み,日本人と比較して,国民性
や行動様式の違いについても考えてもらいたい。
[授業計画]
1.ユーモア
2.象のジョーク
3.ノック・ノック・ジョーク1回目
4.ノック・ノック・ジョーク2回目
5.ノック・ノック・ジョーク3回目
6.ウエイター・ジョーク
7.謎かけとジョーク
8.謎かけ
9.定義のジョーク
10.ブラック・ユーモア
11.伝統的ジョーク
12.ジョーク以外のユーモア
13.ユーモアのルール
14.皮肉のルール
15.まとめ
[テキスト]
ドミニク・チータム・小林章夫 『イングリッシュ・ジョークを愉しむ』(ベレ出版)4-86064-077-2
Roald Dahl Rhyme Stew (Puffin)9780141323602
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−156−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
比較文化論(気候風土と人間・文化)
芳 賀 修
選択 実践コミュニケーション学科 2年
2単位 後期
秘書士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
気候と文化,日本とヨーロッパにおける民族文化の違いなどを通して,自然環境と人間・文化のかかわりに
ついて理解を深める。
[授業の概要]
はじめに人類の進化と自然環境,気候・地形と文化などのかかわりを考察する。その後はヨーロッパの肉食
とその文化や思想について著したテキスト『肉食の思想』の内容に沿って進める。ヨーロッパの肉食・パン食
文化や日本の米食文化と自然環境とのかかわりなど,比較文化の視点から,日本とヨーロッパの違いについて
考察する。
[テキスト]
鯖田豊之 『肉食の思想』 中公文庫 4-12-100092-7
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントや小テスト,それに授業態度などの総合評価
−157−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.はじめに(ヒトの誕生と自然環境)
2.ヒトの誕生や人種と自然環境
3.気候と暮らし・文化①
4.気候と暮らし・文化②
5.日本と欧米における諸文化の比較
6.テキスト ヨーロッパの肉食文化
7.ヨーロッパのパン食
8.食事様式・食物・食器などの食文化の比較
9.ヨーロッパの気候・農業
10.肉食・麦食文化と米食文化
11.宗教と食のタブー,宗教と動物観
12.動物観,結婚観,人間中心主義(キリスト教)
13.ヨーロッパの都市・庭園(日本との比較)
14.ヨーロッパ人の階層意識・社会意識
15.テキストやヨーロッパと日本との比較文化のまとめ
ブラックボード使用
人格心理学
岩 佐 和 典
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
人間の性質についての心理学的な知識を獲得し,その知識を元に,自分自身や他者,そして人間関係,さら
には社会や文化について考える視点を養う。そのことにより,よりよい人間関係を構築するなど,各自の生活
に活かす。
[授業の概要]
人格や対人関係に関する心理学の基本的な理論を学び,心理テストやワークを通じて自分自身の経験と照ら
し合わせて理解を深めていく。
[授業計画]
1.授業のガイダンス
2.人格とは/人格についての基本的な考え方
3.人格を知るための方法/対話・検査・観察
4.心の仕組み/意識・無意識と,認知・感情・行動
5.自分が好きか,自分らしく感じられるか/自尊心と本来感
6.自分とは何か/アイデンティティと自己実現
7.人との付き合い方/パーソナルスペースと社会的スキル
8.人へのとまどい/対人不安とシャイネス
9.気持ちを知り,表現する/感情と感情表出,感情制御
10.親密な人間関係と人格/人と人との情緒的きずな
11.親密な関係のダークサイド/嫉妬,ねたみ,ストーカー
12.親密な関係のダークサイド/片思い,非婚の離愛
13.人格はどのように育つか/ライフサイクルと生涯発達
14.家族と自分/家族関係の心理学
15.心の健康と人格/ストレスとストレスコーピング
[テキスト]
川瀬正裕・松本真理子 『新自分さがしの心理学−自己理解ワークブック−』
ナカニシヤ出版 4888483566
[参考図書・参考資料等]
詫摩武俊・鈴木乙史・瀧本孝雄・松井豊 性格心理学への招待−自分を知り他者を理解するために
サイエンス社
サトウタツヤ・渡邊芳之 「モード性格」論−心理学のかしこい使い方− 紀伊國屋書店
[成績評価の方法]
授業の感想用紙の提出,学期末試験,授業態度を総合的に評価する。
−158−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
発達心理学(子どもの発達理解と支援)
鎌 田 雅 史
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
1.子どもの成長発達やそれぞれの時期の特徴を理解すること
2.親子関係や子どもどうしの人間関係の重要性とその支援について学ぶこと
3.発達心理学の知見を,教育実践に役立てることができるようになること
[授業の概要]
本講義では,主に乳幼児期の子どもの成長・発達に関する心理学について学びます。
また,子どもの発達に合わせた保育や教育を考えていきます。
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.発達の基礎理論
2.現代社会の子どもの成長発達の特徴
3.人格形成に関する心理学
4.思考力の発達
5.言葉の発達
6.子どもの発達と遊び
7.乳児期の子どもの特徴
8.親子関係の大切さ
9.幼児期の子どもの特徴
10.メディアと子どもの成長・発達
11.カウンセリングマインドと保育
12.生涯発達という考え方
13.発達のつまずきとその支援
14.教育に関する社会問題とその支援
15.講義の振り返りとまとめ
[テキスト]
適宜,プリントを配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義中に紹介します。
[成績評価の方法]
毎回の講義の受講態度および課題プリント(40%)と,小テスト及びレポートの得点(60%)で総合的に判
断します。
−159−
ブラックボード使用
カウンセリング論
山 田 美 穂
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会において,心理的問題とその援助について学ぶ必要性は増している。カウンセリングとは,言語的・
非言語的コミュニケーションを通して,クライエントの自己決定や自己成長を支援する営みである。本講では,
主に臨床心理学を土台としたカウンセリングの理論と技法についての基本的知識を学び,職業上および日常生
活でのコミュニケーションのための「聴く」姿勢と技術を身につけることを目的とする。
[授業の概要]
相手を理解する幅や自分の応答の幅を広げられるよう,演習を通して実践的に学ぶ。関連する理論や技法に
ついても講義を行い,カウンセリングの意義や日常会話との違いについて理解を深める。グループディスカッ
ションやロールプレイなど,体験的学習がこの授業の大きな柱となる。受講者の主体的で相互支援的な取り組
みを期待する。
[授業計画]
Ⅰ カウンセリングとはどんなものか?
1.オリエンテーション:自己紹介・他己紹介と授業計画の検討
2.カウンセリングの実際:ビデオ「グロリアと3人のセラピスト」,臨床心理士の仕事について
3.カウンセリングのイメージづくり
Ⅱ 自分の持ち味やクセを知ろう
4.非言語的コミュニケーション①:ゲーム「無言の整列」「犬と猫」など
5.非言語的コミュニケーション②:「うなずきのレッスン」など
6.個人差の理解:クライエントのもつ枠組みを理解する
7.言語的コミュニケーションのための準備運動:「ほめるレッスン」など
Ⅲ 話をしっかり「聴く」ために
8.クライエントの問題と問題へのアプローチ
9.来談者中心療法の理論と背景,カウンセラーの3条件:「共感」とは?「傾聴」とは?
10.言語的コミュニケーション①:「楽しかった話を聴く」
11.言語的コミュニケーション②:「つらかった話を聴く」
Ⅳ 応用編∼職業上のコミュニケーションに活かす∼
12.「クレーム」への対応①
13.「クレーム」への対応②
14.(予備)
15.まとめと小テスト
[テキスト]
資料を配付する。
[参考図書・参考資料等]
福山清蔵 『独習入門カウンセリング・ワークブック(改訂版)』(日本・精神技術研究所)
[成績評価の方法]
受講態度,ミニレポート,学期末試験による総合評価。
−160−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
異文化コミュニケーション論
小 田 希 望
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
異文化間におけるコミュニケーションでは,たとえ相手の言語で自分の言いたい内容を伝えることができた
としても,失礼な発言・態度だと相手に誤解されるということがしばしばに起こる。これは,お互いが文化の
違いを理解していないことに起因する場合が多い。この講義では,とくに欧米の人々とのコミュニケーション
で起こる問題を中心に取り上げて異文化を理解し,異なる文化背景を持つ人とも良好な対人関係を持つことが
できる能力を養う。
[授業の概要]
講義では受講生に自分が持つ文化的な常識・考え方を意識してもらうため,異文化間でのコミュニケーショ
ンで起こる問題を事例ごとに考える。そのため,受講生には積極的な授業参加が求められる。また,レポート
課題として講義で学んだ異文化コミュニケーションについて映画を見て分析してもらう。
[テキスト]
なし(適宜プリントを配布する)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度・提出物(レポート含む)50%と試験50%の配点で評価する。
−161−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.異文化コミュニケーションとは?①
2.異文化コミュニケーションとは?②
3.はじめまして,どうぞよろしく(自己紹介)①
4.はじめまして,どうぞよろしく(自己紹介)②
5.紹介に続いて①
6.紹介に続いて②
7.宴会?パーティ?
8.褒める・謙遜する
9.褒める・謙遜する
10.謝る・叱る
11.好み・希望を伝える①
12.好み・希望を伝える②
13.コンテクスト
14.非言語コミュニケーション
15.映画のなかから観察できる異文化コミュニケーションの事例
(*講義内容は授業進度により多少変更する場合があります。)
ブラックボード使用
社会福祉概論
村 田 恵 子
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会における生活問題と,社会福祉のニーズについて学習し,日本の社会福祉の制度・実践はそれにど
のように対応しようとしているのか,現状と課題について考察する。
[授業の概要]
社会福祉とはどのような仕組みであるのか,障害者福祉,高齢者福祉,児童福祉の各領域を切り口に,学習
をすすめていく。
[授業計画]
1.オリエンテーション−社会福祉とは何か
2.社会福祉の歴史
3.社会福祉の法と行財政
4.ソーシャルワークの理解
5.最低生活保障と生活保護制度
6.障害者福祉①障害とはなにか-障害の構造的把握
7.障害者福祉②障害者福祉制度の変遷
8.障害者福祉③障害者福祉の課題
9.高齢者福祉①高齢者とは/高齢化社会・高齢社会とは
10.高齢者福祉②高齢者福祉制度の変遷と高齢者福祉の課題
11.児童福祉①子どもとは/「児童の権利に関する条約」にみる子ども・児童福祉の課題
12.児童福祉②児童福祉制度の変遷
13.児童福祉③現代における児童福祉の課題ⅰ
14.児童福祉④現代における児童福祉の課題ⅱ
15.これからの社会福祉
[テキスト]
大久保秀子著『新・社会福祉とは何か』㈱中央法規
ISBN:978-4-8058-3285-1
[参考図書・参考資料等]
適宜指示する。
[成績評価の方法]
受講態度,試験による総合評価とする。
−162−
実践コミュニケーション学科
生涯学習概論Ⅰ
中 井 智 子
選択 実践コミュニケーション学科 1年
2単位 前期
図書館必修
[授業の到達目標及びテーマ]
人が自己実現を目指して生涯にわたり主体的に学ぶ生涯学習について基礎的な知識を身につけ,生涯学習及
び社会教育の本質について理解を深める。
[授業の概要]
自己の学びを振り返ることを入口に,生涯にわたる学びを生涯学習の縦軸に,学びのステージを生涯学習の
横軸として,自己とのかかわりにおいて学習を進めることにより,生涯学習について基礎的な知識を身につけ
る。また,生涯学習の学びや情報の拠点としての生涯学習関連施設について学び,そこでの専門職としての司
書や学芸員等の役割について理解する。学びの方法は,講義を中心とし生涯学習について基礎的な知識を身に
つけるとともに,課題に基づく,主体的な探究活動や議論をとおして理解を深めていく。
[テキスト]
使用しない。
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度,レポート,ノート提出による総合評価
−163−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.ガイダンス・学ぶことに関する自己の振り返り
2.生涯学習の意義
3.生涯学習と学びの時期
4.生涯学習と家庭教育
5.生涯学習と学校教育
6.生涯学習と社会教育
7.生涯学習社会における家庭教育,学校教育,社会教育の役割と連携
8.生涯学習にかかる政策と学びの支援
9.生涯学習関連施設の概要
10.図書館と生涯学習(図書館法,図書館の機能,司書の役割)
11.博物館と生涯学習(博物館法,博物館の機能,学芸員の役割)
12.自己実現のための学びと社会教育施設
13.社会に役立つ学びと社会教育施設
14.自己の生涯における学びのデザイン
15.学習のまとめ
英会話Ⅰ
A.ティジャニ
実践コミュニケーション学科 1・2年 選択 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students speaking and listening skills.
[授業の概要]
The class will give students the opportunity to build conversation skills through drills and pairwork.
[授業計画]
1.Greetings
2.Meeting people
3.Asking people to do things
4.Asking for and giving directions
5.Home
6.Asking for permission
7.People
8.Apologizing
9.Sports
10.Offers and invitations
11.Thanking
12.Good news bad news
13.Work
14.Asking for things
15.Food
[テキスト]
David Peaty 『New All Talk 1』 MacMillian Language House
ISBN 9784895854474
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation; final exam; quizes
−164−
実践コミュニケーション学科
英会話Ⅱ
A.ティジャニ
実践コミュニケーション学科 1・2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
To develop the students speaking and listening while focusing on travel topics.
[授業の概要]
The class will give students the opportunity to build conversation skills through drills and pair work.
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.Introduction
2.Asking where things are
3.Talking about meals
4.How things work
5.Transport
6.Food
7.Interests
8.Home
9.Weather
10.Family
11.Plans
12.Prices
13.Japan
14.Public transportation
15.Review
[テキスト]
Buckingham 『My First Passport 1』 Oxford
ISBN 9780194575140
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
Class participation; quizzes: final exam
−165−
英会話Ⅲ(ロンドン英語の響き)
田 淵 博 文
実践コミュニケーション学科 1・2年 選択 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
主にリスニング力とスピーキング能力を高め,自然に会話ができるようになることを目指す。
[授業の概要]
このテキストは,イギリスの文化やイギリス人の考え方がわかるような教材です。英文内容も,文化,歴史,
日常生活,観光など,バラエティーに富んでおり,ユーモア感覚にあふれています。付属のCDは,プロのイ
ギリス人ナレーターによる吹き込みですので,ロンドン英語の響きを楽しんでください。
[授業計画]
1.いよいよ出発
2.ロンドンに到着 3.地下鉄・バスに乗る
4.ホテルに一泊
5.クラス初日
6.イギリスの大学
7.イギリスの遺産
8.「鉄の女」が残したもの
9.身の回りは広告だらけ
10.ショッピングを楽しむ
11.BBC今昔
12.劇場に行く
13.小旅行に出かける
14.郵便局へ
15.まとめ
[テキスト]
今泉志奈子著 『ロンドン最初の1ヶ月を生き抜く方法』(英宝社)978-4-269-43021-1
ジュミック今井著 『やっぱりイギリス英語が好き』(アスカ)978-4-7569-1236-7
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−166−
実践コミュニケーション学科
英会話Ⅳ(映画教材を利用しての英会話習得)
田 淵 博 文
実践コミュニケーション学科 1・2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ] 主にリスニング力とスピーキング能力を高め,自然に会話ができるようになることを目指します。
[授業の概要]
このテキストはDaphne Du Maurierの原作『レベッカ』を映画化した脚本です。会話は平易で役に立つ表
現がたくさん出てきますので,全編収録のDVDを視聴し,ロールプレイをすることによって会話のコツを体
得してください。
[テキスト]
コスミック英会話編集室編 『名作映画で英会話 レベッカ』(コスミック出版)
小川直樹著 『イギリス英語でしゃべりたい』(研究社)978-4-327-44098-5
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
試験を主とし,受講態度や発表内容を加味して評価する。
−167−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.『レベッカ』のあらすじと解説
2.作者Daphne Du Maurierについて
3.1場面
4.2場面
5.3場面
6.4場面
7.5場面
8.6場面
9.7場面
10.8場面
11.9場面
12.10場面
13.11場面
14.12場面
15.まとめ
情報処理論
原 田 龍 宜
選択 実践コミュニケーション学科 2年
2単位 前期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
現代社会で情報と呼ばれていることを,ひとまず一般的に捉えなおす所からはじめる。そして,狭義での情
報と呼べる現在の電気製品の中でうごめいているものを出来るだけ目に見える形で,頭の中で表現できるよう
になること,そして,言葉としても表現できるようになるようにする。
また,多すぎる情報を人が理解しやすくする手段として統計があるが,その基礎を習得する。
[授業の概要]
情報量を厳密に定義する(この辺りは難しすぎるので雰囲気だけ)
。1から順番に20くらいまで二進数と16
進数で書く。コンピュータの内部で二進数(16進数)が使われている様子を説明。コンピュータで使われる情
報量の単位(Byte,bit,K,M,G,T)を説明する。代表値,分散,標準偏差,偏差値等の統計量を実際の例の中で
計算して,計算方法よりも定性的な利用法を考える。
[授業計画]
1.1bit
2.K,M,G,T,1Byte
3.シャノンによる情報量の定義
4.アナログとデジタル
5.二進法と16進法
6.情報の符号化
7.文字コード
8.フランス人はカタカナが苦手?
9.コンピュータの中での色彩の表現
10.統計とはなんでしょうか
11.代表値いろいろ,平均を取るのは平気ですか?
12.分散と標準偏差,新聞で見る「偏差値」って何でしょう
13.度数分布表の作成
14.ヒストグラムの作成
15.統計的処理の危険性
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
レポート,試験。
−168−
実践コミュニケーション学科
簿記・会計論
小 橋 倫太郎
選択 実践コミュニケーション学科 2年
2単位 後期
秘書士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
上場企業でも中小零細企業でも等しく簿記の手続きにより決算書が作成される。本講義は簿記一連の手続き
について学び,決算書の作成ができるようになることを到達目標とする。そして作成した決算書から何が読み
取れるかを理解することをテーマとする。
[授業の概要]
簿記の基本的な手続きについて演習問題を中心に説明する。また,実務では会計ソフトの普及や税法との関
連により異なる取り扱いをしていることがある。よって,テストの対象からは外れるが,実務上の取り扱いに
ついても同時に紹介しながら講義を進める。
[テキスト]
藤本清一,林幸 『会社実務に生かすビジネス簿記入門』 税務研究会出版局 978-4-7931-1781-7
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
中間テストと学期末試験により評価する。
−169−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.会計の目的 ∼決算書より∼
2.簿記の基本
3.取引と仕訳1
4.取引と仕訳2 伝票
5.各論1 現金・預金取引と出納帳
6.各論2 売上・仕入取引と商品有高帳
7.各論3 手形取引
8.元帳転記と試算表の作成
9.各論3 有価証券に係る取引
10.各論4 固定資産に係る取引,引当金に係る取引
11.精算表1 売上原価の計算
12.精算表2 費用・収益の見越し・繰り延べ
13.決算 総勘定元帳の締切り
14.決算 精算表の完成
15.決算書の見方と分析
起業経営学
小 原 悦 子
選択
実践コミュニケーション学科 1年 秘書士必修 2単位 前期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
起業するために必要な柔軟性のあるものの考え方や,経営に必要な心構えや数滴感覚を身につけることを目
標とする。
[授業の概要]
テキストを読み進みながら,起業や経営の知識や考え方を学んでいく。授業の後半では,グループに分かれ
て企業をシュミレーションし体感する。
[授業計画]
1.自己分析と自己投資
2.オンリーワンの商品を考える
3.発想の転換
4.上場戦略と資金調達
5.販路拡大
6.失敗に学ぶ
7.新しいビジネスモデル
8.儲けのバランス
9.営業を変える
10.経営理念にこだわる
11.起業シュミレーション1(メンバーの役割分担,コンセプト)
12.起業シュミレーション2(具体的商品,仕入れ,売り方)
13.起業シュミレーション3(採算,人材育成)
14.起業シュミレーション4(広告,宣伝)
15.グループ単位で事業計画をプレゼンテーション
[テキスト]
樽見 茂 著『豆富一丁をどう売る?』 かんき出版
ISBN4-7612-6350-4
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験ならびに受講態度やグループワークへの取り組みを加味して評価する。
−170−
実践コミュニケーション学科
事務管理
小 原 悦 子
選択
実践コミュニケーション学科 2年 秘書士必修 2単位 後期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
社会人として新しいスタートを切るという人生の大きな転換期を控えた学生にとって,オフィスワークを充
実したものとするため,ヒューマンサイドからの視点を考慮しつつ,ビジネスの基本を解説する。
[授業の概要]
オフィス環境からオフィスワークまで,必要な知識を学ぶ。さらに,効率の良いオフィスワークを進めるた
めに,改善意識をもち,気づきとアイデアが持てるよう,身近なケーススタディなどを用いて進める。
[テキスト]
水原 道子 編著 『ビジネスとオフィスワーク実務演習』
ISBN978-4-88367-115-1
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験,グループワーク,受講態度を加味して評価する。
−171−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.事務の必要性
2.事務の役割
3.事務の働き
4.ビジネス文書
5.社内文書
6.社外文書
7.社交文書
8.通信業務
9.ファイリングの手法
10.ファイリングの実務
11.情報と帳票
12.事務分析
13.ビジネス意識
14.事務改善の目的と意味
15.事務管理
ブラックボード使用
海外事情
小 田 希 望
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
「所変われば品変わる」という表現があるように,世界各国には特有の慣習・生活習慣がある。言葉の問題
もさることながら,例えば,マナー,ジェスチャーなど日常生活レベルの文化的な違いを理解することは,こ
れからの国際社会においてますます必要になってくるだろう。この講義では,世界各国の基本データを学ぶと
ともに,様々な慣習の違いをとりあげ,円滑なコミュニケーションを行うための基礎知識を築くことを目標と
する。
[授業の概要]
授業では,世界各国の政治・経済・産業・気候などの基本事項を確認すると同時に,マナー,ジェスチャー
など,その国の文化的特色を紹介する。また,世界で起こっている出来事に関心をもってもらうため,受講生
には調べてきたことを順に発表してもらう。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.北アメリカ①
3.北アメリカ②
4.中央アメリカ①
5.中央アメリカ②
6.南アメリカ①
7.南アメリカ②
8.オセアニア①
9.オセアニア②
10.オセアニア③
11.東アジア
12.東南アジア
13.西・中央アジア①
14.西・中央アジア②
15.ヨーロッパ
(*講義内容は授業進度により多少変更する場合があります。)
[テキスト]
なし(適宜プリントを配布する)
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
発表・提出物(レポート含む)・受講態度50%と試験50%の配点で評価する。
−172−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
現代社会論
足 立 啓 子
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
到達目標:現代および将来の社会及び家庭生活において,必要な知識や思考を学習し,理解し,適切な判断
や選択を行い,より良い生活を構築しうる能力を養い,将来の家庭や社会へ貢献すること。
テ ー マ:現代社会の構造及び生活様式の理解と適応
[授業の概要]
現代の社会と家族の変化,労働,経済,情報,衣食住における社会的要因,高齢者問題,養育と教育,ジェ
ンダーなどについて現状と問題点について学習・考察しより良い社会と家庭構築の方策を検討する。
[テキスト]
奥村美代子 『生活経営学』 九州大学出版会 4-87378-840-4
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
授業態度,レポート,小テストなどを総合して判定する。
−173−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.ガイダンス
2.社会と家族の変化
3.社会と環境の変化
4.労働
5.生活時間
6.生活設計
7.経済
8.消費者問題
9.生活情報の選択
10.食生活
11.衣生活
12.住生活
13.高齢者問題
14. 教育
15.ジェンダー
プレゼンテーション概論
小 原 悦 子
選択 実践コミュニケーション学科 1年
2単位 後期
プレゼンテーション実務士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
プレゼンテーションとは何か,その目的・目標,情報伝達のためのテクニック,表現方法などについての基
本的な知識を習得する。
[授業の概要]
自分の意志,思考を簡潔に表現し,相手に伝達する技法を習得する。プレゼンテーションの効果について判
断する能力を身につける。プレゼンテーションのシナリオ,説得のプロセスについて理解する。
[授業計画]
1.プレゼンテーションの定義と種類
2.アクティブリスニング
3.パブリックスピーキング
4.聞き取りやす発音・発声 5.ボディーランゲージの役割
6.アイコンタクトの重要性
7.わかりやすい表現
8.正しく話す
9.敬語表現
10.音声表現の技術(ポーズ・イントネーション)
11.音声表現の技術(プロミネンス・アクセント)
12.就職面接試験での自己PR
13.グループディスカッション
14.セールスにおけるプレゼンテーション
15.説得のポイント
[テキスト]
制作・発行NPO法人 日本話しことば協会 『話しことば検定3級テキスト(CD付き)』
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験,実習,受講態度を加味して評価する。
−174−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
プレゼンテーション演習Ⅰ(「面接試験」=「説得」のプレゼンテーション)
加 藤 美奈子
選択 実践コミュニケーション学科 1年
2単位 後期
プレゼンテーション実務士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
人前で話すことに苦手意識を持っており,就職活動での「面接試験」
「自己PR」に大きな不安を感じてい
る人も少なくありません。確かに,就職活動の「面接」は,
「説得のプレゼンテーション」という,最も難易
度の高いプレゼンテーションの一つと位置づけられます。講義では,テクニックと実践の両面から,人前で話
すことの不安を軽減することを目標としています。実技を中心とし,受講者相互にアドバイスし,学び合う姿
勢を重視した講義です。
[授業の概要]
「人前で動作し,話す」ことを何度も「ダメ出し」されながら練習する講義内容であることを,理解した上
での受講をお願いします。正しい姿勢で立つ,歩く,座る,笑顔で「はい」と返事をする,などの基礎的な動
作を反復練習することから始めます。VTRで撮影し,お互いのプレゼンテーションにアドバイスし,学び合
うことで恥ずかしさ,苦手意識を少しずつ克服します。「模擬面接」形式による実技試験を受けることを最終
的な課題としています。
[テキスト]
ありません(必要に応じて講義内で配布します)。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
※毎時の実践・参加態度を重視します。
平生点〔受講態度・相互アドバイスなどへの参加〕:30%
実践・課題〔講義内での実践・提出課題〕:45% 試験〔実技試験〕:25%
欠席連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−175−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.講義概要 「はい」と「姿勢を正す」から始まるプレゼンテーション
2.ノンバーバル非音声コミュニケーション1∼立つ姿勢,座る姿勢,お辞儀
3.ノンバーバル非音声コミュニケーション2∼表情,しぐさ,「無意識の癖」
4.ノンバーバル音声コミュニケーション1∼大きさ,速度,抑揚,「話し癖」
5.ノンバーバル音声コミュニケーション2∼実践練習(朗読・スピーチ)
6.道具を使ったプレゼンテーション1∼ホワイトボード,マイク,指示棒 実践練習1
7.道具を使ったプレゼンテーション2∼ホワイトボード,マイク,指示棒 実践練習2
8.「模擬面接」の準備1
9.「模擬面接」の準備2
10.「模擬面接」の準備3
11.「模擬面接」の準備4
12.「模擬面接」形式による実技練習(VTR撮影)・相互評価1
13.「模擬面接」形式による実技練習(VTR撮影)・相互評価2
14.「模擬面接」形式による実践・実技試験1
15.「模擬面接」形式による実践・実技試験2自己分析・相互アドバイス
ブラックボード使用
プレゼンテーション演習Ⅱ(グループ・ワークのプレゼンテーション+PP入門)
加 藤 美奈子
選択 実践コミュニケーション学科 2年
2単位 前期
プレゼンテーション実務士必修
[授業の到達目標及びテーマ]
「プレゼンテーション演習Ⅰ」では,「面接試験」などの場面で,自分自身の苦手意識を克服することを目標
にしていました。この「演習Ⅱ」では,
「演習Ⅰ」での基礎の定着をはかりつつ,新たなツールとして「パワー
ポイント」利用のプレゼンテーションの実践を取り入れています。グループ・ワークでのプレゼンテーション(例
えば「集団討論」)において,協調性を発揮しつつ,周囲の理解を得るためにはどうしたらよいのか,知識と
実践の両面から身につける場を提供したいと考えています。
[授業の概要]
「プレゼンテーション演習Ⅰ」を受講していることを前提とした講義内容ですが,この教科からの受講も可
能です。グループワークでの実践,VTRを利用した相互アドバイスも実施しますので,
「演習Ⅰ」以上に,
積極的な受講態度が求められます。後半,
「PP」=「パワーポイント」(プレゼンテーション資料作成ソフト)
を利用した実践を取り入れていますので,
「word文書」入力が可能な程度のPCの基礎操作は出来るよう
に準備しておくことが望まれます。
[授業計画]
1.復習と総合実践1∼※テキストによる基礎事項の確認および実践1
2.復習と総合実践2∼※テキストによる基礎事項の確認および実践2
3.復習と総合実践3∼総合的な実践・VTR撮影 相互アドバイス1
4.復習と総合実践4∼総合的な実践・VTR撮影 相互アドバイス2
5.グループ・ワークによるプレゼンテーション1
6.グループ・ワークによるプレゼンテーション2
7.グループ・ワークによるプレゼンテーション3
8.グループ・ワークによるプレゼンテーション4
9.グループ・ワークによるプレゼンテーション5
10.「パワーポイント」の基礎・資料作成1
11.「パワーポイント」の基礎・資料作成2
12.「パワーポイント」の基礎・資料作成3
13.「パワーポイント」の基礎・資料作成4
14.「パワーポイント」を利用したプレゼンテーションの実践・相互アドバイス1
15.「パワーポイント」を利用したプレゼンテーションの実践・相互アドバイス2
[テキスト]
実教出版編集部『30時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint2007』実教出版 978-4-407-31193-8
※後期「情報機器利用プレゼンテーション演習」と同じテキストです。初回より毎時持参のこと。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
※毎時の実践・参加態度を重視します。
平生点〔受講態度・相互アドバイスなどへの参加〕:30%
実践・課題〔講義内での実践・提出課題の内容評価〕:45% 試験〔実技試験〕:25%
欠席連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−176−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
情報機器利用プレゼンテーション演習
森 安 秀 之
選択 実践コミュニケーション学科 2年
2単位 後期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
演習Ⅰ・演習Ⅱで学んだ基礎を振り返りながら,ワード・パワーポイントを使って効果的なプレゼンテーショ
ンを行う方法を考える。発表の経験値を上げることを最大の目標とする。
[授業の概要]
設定したテーマに沿って資料を作成し,決められた時間で発表をしてもらう。受講人数にもよるが,最低5
回の発表を予定している。
[テキスト]
実教出版編集部『30時間でマスター プレゼンテーション+PowerPoint2007』実教出版 978-4-407-31193-8
(プレゼンテーション演習Ⅱと同じ)
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
資料作成状況 60点,発表内容 20点,相互評価内容 20点
−177−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.イントロダクション+「学科A」のプレゼンテーション準備
2.「学科A」のプレゼンテーション①
3.「学科A」のプレゼンテーション②
4.「学科B」のプレゼンテーション準備
5.「学科B」のプレゼンテーション①
6.「学科B」のプレゼンテーション②
7.「商品紹介A」のプレゼンテーション準備
8.「商品紹介A」のプレゼンテーション①
9.「商品紹介A」のプレゼンテーション②
10.「商品紹介B」のプレゼンテーション準備
11.「商品紹介B」のプレゼンテーション①
12.「商品紹介B」のプレゼンテーション②
13.最終プレゼンテーション準備
14.最終プレゼンテーション①
15.最終プレゼンテーション②
コミュニケーション技術論(ビジネスコミュニケーションを含む)
野 澤 千佳子
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
『コミュニケーションはキャッチボール,ドッジボールではありません』コミュニケーションの本質はこの
言葉に言い尽くされています。よい人間関係を築いていくために,感じる力・伝える力を磨き,
「声と言葉」
をもちいたコミュニケーション技術を習得することを目標にしています。
[授業の概要]
前半は,発声練習のあと,テーマにそったコミュニケーションゲームをおこないます。後半は,ビジネスコ
ミュニケーションに欠かせない敬語の運用能力を高めるために,場面にあわせた応答練習をおこないます。授
業には主体的に参加して下さい。
[授業計画]
1.伝える⑴ /あいさつの敬語⑴
2.聞く⑴ /あいさつの敬語⑵
3.聞く⑵ /あいさつの敬語⑶
4.見る /社内の人に対する敬語⑴
5.質問と答え⑴ /社内の人に対する敬語⑵
6.質問と答え⑵ /電話の敬語⑴
7.伝える⑵ /電話の敬語⑵
8.聴く /電話の敬語⑶
9.自己と他人⑴ /電話の敬語⑷
10.自己と他人⑵ /電話の敬語⑸
11.主張する⑴ /応対の敬語⑴
12.主張する⑵ /応対の敬語⑵
13.グループワーク/訪問したときの敬語⑴
14.グループワーク/訪問したときの敬語⑵
15.まとめ
[テキスト]
プリントを使用します。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜指示します。
[成績評価の方法]
授業態度と毎回提出してもらうコメントカードをあわせて評価します。
−178−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
言語コミュニケーション論(言語の仕組み)
森 安 秀 之
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
広い意味での言語学に関する各領域の基礎的な知識を身につけることを目標とする。また,日頃「当たり前」
と思っていることが「当たり前でない」,「全く違う」と思っていることが「それほど違わない」場合もあると
いうことを確認してもらいたい。
[授業の概要]
テキストに従い言語学的な考え方を概観する。詳しい解説は授業中に行うが,あらかじめ該当部分に目を通
してくること。
[テキスト]
黒田龍之助 『はじめての言語学』 講談社 9784061497016
[参考図書・参考資料等]
O Grady等 『Contemporary Linguisitics』
[成績評価の方法]
提出用紙 5点×14回=70点 レポート 30点
−179−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.イントロダクション
2.言語学のイメージ
3.言語学のストレス
4.言語学のポイント+メッセージ
5.キゴウのタイケイ+語・音
6.虹+言語
7.人間のことばの声+言語音を書き表す方法
8.巻舌+声の上げ下げ
9.音韻+文法
10.世界共通の文法
11.意味のまとまり+「寒いねえ」
12.言語のしくみ+言語は数えることができない
13.日本語と英語は「比較」できない+ウラル・アルタイ語族なんてない
14.変わらないわけにはいかない+地域差だけが方言ではない
15.美しい言語も汚い言語もない+お金儲けは難しい
ブラックボード使用
コミュニケーションの諸問題(日本人のコミュニケーション)
芳 賀 修
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
日本の長い歴史や風土から育まれた日本社会や日本人を客観的に見ることによって,今の自分自身が持って
いる日本人らしさや日本人のコミュニケーションについて考察する。
[授業の概要]
はじめに,現在の日本社会におけるコミュニケーションの在り方や問題点について,次に外国人から見た日
本についてみてみる。後半では日本人や日本社会を風土的,歴史的背景,比較文化などの視点から考察するこ
とによって,日本人や日本人のコミュニケーションについて考察する。
[授業計画]
1.はじめに
2.家族・家庭におけるコミュニケーションの在り方と問題点
3.社会におけるコミュニケーションの在り方と問題点①
4.社会におけるコミュニケーションの在り方と問題点②
5.コミュニケーションに関する日本人と外国人とのちがい
6.国際語になった日本語
7.外国人から見た日本人
8.日本語から見た日本社会
9.日本人のコミュニケーションと伝統的な日本社会
10.日本人の暮らし・生き方・習慣
11.日本人の思考・モノづくり①
12.日本人の思考・モノづくり②
13.日本文化の特性
14.国民性と風土
15.小テストとまとめ
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントやレポート・小テスト,それに授業態度などの総合評価。
−180−
実践コミュニケーション学科
ことばと生活
足 立 啓 子
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
言葉は生活にとって必要不可欠なものである。しかし私たちが言葉を適切に使い,上手に理解や伝達ができ
ているかどうかは難しい。そこで今回は言葉の中で特に「話す」,「伝える」ことに焦点を当て,どのような事
柄が重要かを重点的に学習する。
[授業の概要]
言葉の意味,話の目的,話の内容,適切な話し方,どれも重要な事柄である。ただ単に話すのではなく,適
切な言葉や表現をを用いて,わかりやすく魅力的な話ができ,円滑なコミュニケーションがとれるようにトレー
ニングも交えながら授業を行いたい。
[テキスト]
ニックブイチチ 『それでも僕の人生は[希望]でいっぱい』 三笠書房(1,365円)
978-4-8379-5726-3C0030
[参考図書・参考資料等]
斎藤 孝 『話す力』 大和書房 978-4-479-30168-4
[成績評価の方法]
学期末試験またはレポート,小テスト,授業態度などを総合して評価する。
−181−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.ガイダンス
2.言葉の意味と目的
3.魅力的な話し方
4.対話力
5.話の構成
6.話の構成
7.話の構成
8.話のトレーニング
9.話のトレーニング
10.伝える力を培う
11.相手に応じた話し方
12.円滑なコミュニケーション
13.わかりやすく伝える
14.不適切な言葉・表現
15.話の情報源
ブラックボード使用
日本語のしくみ
森 安 秀 之
実践コミュニケーション学科 2年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
普段自分たちがなにげなく使っている日本語がどのような約束に従っているのかを考え,そのしくみとして,
今まで習ってきた国文法+αをどのように整理しなおせばよいかを考える。
[授業の概要]
テキストに従って,それぞれの項目について考える。補足説明も加えたノートを作成していく。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.文節
3.自立語と付属語
4.未然形や連用形
5.自動詞と他動詞
6.未来形
7.「ない」
8.推量や推定
9.「れる」「られる」
10.「格」
11.「は」
12.「太郎は平泳ぎが上手だ」
13.どうして述語は文末に来るのか
14.どうして関係代名詞がないのか
15.全体のまとめ
[テキスト]
町田健 『まちがいだらけの日本語文法』 講談社 9784061496187
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
提出用紙 5点×14回=70点 レポート 30点
−182−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
漢字・日本語演習Ⅰ(漢字と日本語)
芳 賀 修
実践コミュニケーション学科 1年 選択 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
漢字はいうまでもなく中国で発達した文字である。日本に伝来して以来,
「万葉仮名」
「ひらがな」
「カタカナ」
などとともに,漢字仮名交じり文などに巧みに取り入れて独自に発達した。漢字と日本語・日本文化との関係
などを再認識する。
[授業の概要]
漢字の語源についていくつかの漢字事例を調べるほか,近年の日本における漢字,日本語の社会性を考察す
る。授業は履修者の報告を中心に進める。
[テキスト]
小駒勝美 『漢字は日本語である』(新潮新書) 978-4-10-610253-0
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
口頭発表・レポート・小テストの総合評価
−183−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.はじめに 授業の内容や進め方について
2.これまでの「年漢字・流行語」について
3.漢字の語源を調べて発表
4.漢字の語源を調べて発表
5.漢字の語源を調べて発表
6.漢字の語源を調べて発表
7.池田綱政の日記(漢文)を読む
8.池田綱政の日記(漢文)を読む
9.漢和辞典はなぜ役に立たないか
10.斉藤さんと斉藤さん
11.三浦知良はなぜ「カズ」なのか
12.日本の漢字は素晴らしい
13.分解すれば漢字がわかる
14.常用漢字の秘密
15.人名用漢字の不思議
ブラックボード使用
漢字・日本語演習Ⅱ
森 安 秀 之
実践コミュニケーション学科 1年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
日常生活で必要な基本的な漢字の運用能力と日本語運用能力を向上させることを目標とする。演習なので,
受講生の作業を重視する。
[授業の概要]
授業の前半では,日常生活で必要となる漢字についての知識を深める。後半では,テキストに従って効果的
な日本語運用能力の強化をはかる。
[授業計画]
1.イントロダクション
2.問い合わせをする
3.お店で接客をする
4.お願いをする
5.お店やサークルの宣伝をする
6.誘う,断る,謝る
7.道や交通の案内をする
8.インタビューをする
9.雑談をする
10.スピーチをする
11.会議で発言する
12.手順を説明する
13.やさしい日本語で話す
14.研究を発表する
15.全体のまとめ
[テキスト]
野口尚史・森口稔 『日本語を話すトレーニング』 ひつじ書房 9784894762107
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
2回∼14回の授業での提出用紙等作成状況 7点×13回=91点
最初と最後の提出用紙等作成状況 9点
−184−
実践コミュニケーション学科
ブラックボード使用
日本語表現法演習Ⅰ(PCを利用した作文・発表・相互アドバイス)
加 藤 美奈子
実践コミュニケーション学科 1年 選択 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
主として1年生を対象とした基礎的な科目です。
「作文が苦手」
,「読書感想文は出さずじまい」という経験
のある人は少なくないと思います。講義では,繰り返し「書くこと」を通して,
「作文」への抵抗・苦手意識
を少しでも軽くすること,「発表」を通して「話し言葉」と「書き言葉」の違いを知ること,「相互にアドバイ
スする」ことを通して,「伝わる」文章のコツを学ぶことを目標とします。
[授業の概要]
作文のテーマについて考える→手書きで書く→PCでデータ化する→発表する→相互にアドバイスをする,
という一連の作業を繰り返し実践します。発表したり読まれたりすることに耐えられない傾向にある場合,受
講は困難かもしれませんが,挑戦する意欲があれば,「作文が苦手」でも構いません。作文の形式・テーマに
ついては,小論文などの実用的な内容から,小説・詩歌まで,受講者の関心に合わせて考えたいと思っていま
すので,「書くことへの積極的な姿勢」を特に求めます。
[テキスト]
ありません。必要に応じて配布。用紙サイズは基本的に「A4・A3」に統一しています。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
※毎時,課題の作成・提出を求めます。
平生点〔受講態度・相互アドバイスなどへの参加〕:30%
課題〔毎時の作品提出・作品内容〕:45%
実践〔口頭発表等〕:25%
欠席連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−185−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.講義概要 どんな文章が書きたいか? テーマを探る1
2.どんな文章が書きたいか? テーマを探る2
3.テーマに応じた作文・発表・相互アドバイス1
4.テーマに応じた作文・発表・相互アドバイス2
5.テーマに応じた作文・発表・相互アドバイス3
6.テーマに応じた作文・発表・相互アドバイス4
7.与えられた形式(詩歌等)による創作・発表・相互アドバイス1
8.与えられた形式(詩歌等)による創作・発表・相互アドバイス2
9.与えられた形式(詩歌等)による創作・発表・相互アドバイス3
10.与えられた形式(詩歌等)による創作・発表・相互アドバイス4
11.自身で設定したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス1
12.自身で設定したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス2
13.自身で設定したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス3
14.自身で発表したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス4
15.自身で発表したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス5
ブラックボード使用
日本語表現法演習Ⅱ(「名作」から学ぶ創作表現)
加 藤 美奈子
実践コミュニケーション学科 2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
「名作」と言われる,主として日本の文学作品を鑑賞し,自身の創作につなげます。「非実用的」な創作が中
心となりますが,自分のイメージを人に伝えるための表現のあり方を考え,創作する活動を通じて,言語活動
全般への関心を深めることを目標としています。現代社会における様々なメディア・ジャンルの作品を知り,
表現の幅を広げることも試みたいと考えています。講義を通して,社会人としての基礎的な素養を得て,将来
にわたって表現活動に関心を持つことを期待します。
[授業の概要]
文芸的な作品への関心と,創作する意欲をもって受講することが求められる教科内容です。詩歌・小説など,
「非実用的」な作品を鑑賞・創作することに加え,自作を口頭で朗読し,相互に評価し合う実践のあることを
理解した上での受講をお願いします。講義内容の流れによっては,プレゼンテーション科目同様に,VTR等
の機器を利用する可能性があります。また,創作はPCを使って仕上げますので,ワード文書の基礎的なスキ
ルを必要とします。
[授業計画]
1.講義概要 身近な「文芸作品」と私たちの「作文」
2.日本の文学と表現 鑑賞から創作へ1
3.日本の文学と表現 鑑賞から創作へ2
4.日本の文学と表現 鑑賞から創作へ3
5.テーマに応じた創作・発表・相互アドバイス1
6.テーマに応じた創作・発表・相互アドバイス2
7.作品鑑賞 与えられた形式による創作・発表・相互アドバイス1
8.作品鑑賞 与えられた形式による創作・発表・相互アドバイス2
9.作品鑑賞 与えられた形式による創作・発表・相互アドバイス3
10.作品鑑賞 与えられた形式による創作・発表・相互アドバイス4
11.自身で設定したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス1
12.自身で設定したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス2
13.自身で設定したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス3
14.自身で発表したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス4
15.自身で発表したテーマによる作品創作・発表・相互アドバイス5
[テキスト]
ありません。必要に応じて配布。用紙サイズは基本的に「A4・A3」に統一しています。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
※毎時,課題の作成・提出を求めます。
平生点〔受講態度・相互アドバイスなどへの参加〕:30%
課題〔毎時の作品提出・作品内容〕:45%
実践〔口頭発表等〕:25%
欠席連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−186−
実践コミュニケーション学科
日本語表現法演習Ⅲ(新聞を作ろう)
野 澤 千佳子
実践コミュニケーション学科 2年 選択 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
それぞれの興味関心にしたがって,きめ細かく調査する力を養う。内容をわかりやすく伝え,読者を引きつ
けることができる文章力と紙面構成力を身につける。
[授業の概要]
話し合い,取材,記事の執筆,紙面の作成,推敲,校正という一連の作業を,グループや個人でおこない,
フリーソフトを使って新聞を完成させる。アイデアを引き出すさまざまな思考ツールを紹介する。
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.編集会議
2.取材して記事を書く
3.フリーソフトの使い方
4.新聞を製作
5.作品発表会
6.アイデア会議
7.取材・調査
8.記事を書く
9.新聞を制作
10.企画会議⑴
11.企画会議⑵
12.取材・調査
13.企画書の作成
14.PR用の新聞を制作
15.作品発表会
[テキスト]
プリントを使用する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
作品,授業態度,毎回の提出物をあわせて評価する。
−187−
文書表現Ⅰ(ビジネス文章を含む)
野 澤 千佳子
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
「伝わる」文書を書くために必要なことを,実例をとおして学んでいく。日本語の表記・表現についての基
本技能とともに,実務に必要な文書作成の技能を修得する。
[授業の概要]
用語辞典を参照しつつ,さまざまタイプの文書を書いていき,正確で,わかりやすく,誤解されにくい文書
を作成する力を養う。ビジネス文書検定3級に挑戦しよう。
[授業計画]
1.用語辞典の使い方/仮名遣い/送りがな/文字を美しく書く
2.正確な文章を書く/句読点/語順
3.わかりやすい文章を書く/箇条書き/図表
4.礼儀正しい文章を書く/文書の敬語
5.文書の基本書式/算用数字と漢数字
6.社外文書⑴/話し言葉と書き言葉
7.社外文書⑵/慣用表現
8.社交・儀礼文書/郵便の知識
9.社内文書⑴/敬語の選択
10.社内文書⑵/校正の方法
11.さまざまな定型文書
12.前回までのまとめと補足
13.技ありのお礼状を書く
14.伝わる言葉を選ぶ わかりやすく言い換える
15.読み手の感情に配慮する
[テキスト]
『日本語の正しい表記と用語の辞典 第二版』 (講談社) 4-06-123289-4
[参考図書・参考資料等]
財団法人実務技能検定協会編 ビジネス文書検定実問題集3級
[成績評価の方法]
授業時間内に仕上げて提出してもらう課題と授業態度を合わせて評価する。
−188−
実践コミュニケーション学科
文書表現Ⅱ(ビジネス文章を含む)
野 澤 千佳子
実践コミュニケーション学科 1年 選択 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
文書表現Ⅰで学んだ内容を深めていき,
「伝わる」文書を,文例をみながら自分の力で書くことができるよ
うになることを目標とする。
[授業の概要]
さまざまなタイプの文書やビジネスメールを書いていく。文書の作成にはPCも使用する。
[テキスト]
『日本語の正しい表記と用語の辞典 第二版』 (講談社) 4-06-123289-4
[参考図書・参考資料等]
財団法人実務技能検定協会編 ビジネス文書検定実問題集1・2級
[成績評価の方法]
授業時間内に仕上げて提出してもらう課題と授業態度を合わせて評価する。
−189−
専門︵実コミ︶
[授業計画]
1.社交・儀礼文書⑴
2.社交・儀礼文書⑵
3.社外文書⑴
4.社外文書⑵
5.社内文書⑴
6.社内文書⑵
7.さまざまな文書
8.前回までのまとめと補足
9.ビジネスメール⑴
10.ビジネスメール⑵
11.ビジネスメール⑶
12.ビジネスメール⑷
13.企画書⑴
14.企画書⑵
15.まとめ
Ⅲ 教職に関する科目
<生活実践科学科>
教職
教師論
田 口 昭 二
生活実践科学科 1年 教職必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
教職の意義,教員の役割や職務内容などの理解を深め,教師に必要な資質の向上や使命感の涵養に努め,期
待される教師像を明確にすることで,教職への意欲を高め進路選択に資する機会となることを目標とする。
[授業の概要]
教職の意義,教員の仕事や服務,学校教育の目標などを概説するとともに,学習をとおして,教育を「学び」
から「教え育む」へ転換を図ることで,教職に向けての基礎を探究する。
[授業計画]
1.授業の進め方・履修の明確化(ガイダンス)
[教師になろう]
2.教師の養成と任用(期待される教師像)
[学びから教え育むへの意識改革をしようⅠ]
3.教員の服務(先生の勤務条件)
[学びから教え育むへの意識改革をしようⅡ]
4.教師の役割と仕事(指導と教育観)
[教師の仕事を理解しようⅠ]
5.教師の1日・1週間・1日(先生としての職業観)
[教師の仕事を理解しようⅡ]
6.自ら学び自ら考える力の育成(ゆとりと生きる力)
[教師の仕事を理解しようⅢ]
7.心と身体の健康の指導(生徒理解と指導観)
[教師の仕事を理解しようⅣ]
8.学校の組織と運営(学校の職場環境)
[学校という職場を理解しようⅠ]
9.職場としての学校(教職観)
[学校という職場を理解しようⅡ]
10.学習指導要領と教育課程(確かな学力と豊かな心の育成)
[学校教育の目標を理解しようⅠ]
11.分かる授業の創意工夫(指導と評価の一体化)
[学校教育の目標を理解しようⅡ]
12.自分さがしの旅を扶ける指導(自己教育力の支援)
[学校教育の目標を理解しようⅢ]
13.教育改革の動き(今日的な教育課題や社会問題)
[教育をめぐる諸課題を知ろう]
14.教師に求められる資質能力(あるべき教師を目指して)
[期待される教師になろうⅠ]
15.教師への進路選択(まとめ)
[期待される教師になろうⅡ]
[テキスト]
佐藤晴雄 『教職概論』 第3次改訂版(学陽書房) 978-4-313-61137-5
教
職
[参考図書・参考資料等]
必要に応じて資料配付する。
[成績評価の方法]
出席状況,受講の態度や意欲,レポートなどにより総合評価する。
−191−
ブラックボード使用
教育原理(自明性の問い直しという視点から)
笹 倉 千佳弘
生活実践科学科 1年 教職必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業では,教育の本質および教育を支える思想的,社会的,制度的側面についての考察をとおして,受講
生が教育をめぐる基本的な事項について,また,現在の教育を取り巻く諸課題について理解することを目的と
している。
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「教育の意義と目的」
,「教育の基礎
的概念と諸理論」,「教育の歴史」,「教育の制度」,「教育の実践」,「生涯学習社会における教育」,「現代の教育
問題」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,グループワークや発表等を多用するので積極的に
参加してほしい。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.教育の意義と目的
3.教育の基礎的概念と諸理論(その一)
4.教育の基礎的概念と諸理論(その二)
5.教育の歴史(その一)
6.教育の歴史(その二)
7.教育の制度(その一)
8.教育の制度(その二)
9.教育の実践(その一)
10.教育の実践(その二)
11.生涯学習社会における教育(その一)
12.生涯学習社会における教育(その二)
13.現代の教育問題(その一)
14.現代の教育問題(その二)
15.全体のまとめ
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−192−
教職
教育心理学
井 上 祥 治
生活実践科学科 1年 教職必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
教育心理学の基本的事項を理解し,教育の諸問題に対処する教育心理学的な観点からの手がかりを得ること
を目標とする。
[授業の概要]
教育心理学は教育という事象を理論的・実証的に明らかにし,教育の改善に資するための学問である。認知
(記憶・思考・学習),動機づけ,学級内人間関係,学習指導法,教育評価,知能・人格の発達などの基本的事
項の理解を得る。また,傷害のある子どもの発達やそのような子どもに対する支援のあり方についても取り上
げる。
[授業計画]
1.教育心理学とは
2.記憶と忘却
3.知識と問題解決
4.学習(条件づけ)
5.学習(モデリング・自己強化)
6.動機づけと統制感
7.学級内の人間関係(教師と子ども)
8.学級内の人間関係(子どもどうし)
9.学習指導形態と適性処遇交互作用
10.教育評価
11.発達段階と発達課題
12.知能と知能の発達
13.人格の発達と適応1
14.人格の発達と適応2
15.特別支援教育を必要とする子ども(知能障害・発達障害など)
16.試験
[参考図書・参考資料等]
授業時に適宜紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度,試験を総合して評価する。
−193−
教
職
[テキスト]
鎌原雅彦・竹綱誠一郎(著) 『やさしい教育心理学[改訂版](有斐閣アルマ)』 有斐閣
ISBN4-641-12259-8
ブラックボード使用
教育課程論(学習経験の総体としての教育課程)
笹 倉 千佳弘
生活実践科学科 1年 教職必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
学校における授業やその他の諸活動は,一定の教育目的を達成するために計画的におこなわれており,この
ような教育内容の実施計画を教育課程と呼んでいる。しかし,近年,教育課程の概念は拡大し,学習経験の総
体を教育課程とするとらえ方もある。本授業では,後者のような観点から教育課程について考察していく。
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「教育課程と学習指導要領」
,「学習
指導要領の歴史的変遷」,
「教育課程の編成」,
「社会階層と教育課程」,
「能力主義と教育課程」,
「隠れたカリキュ
ラム」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,グループワークや発表を多用するので積極的に参
加してほしい。
[授業計画]
1.教育課程と学習指導要領
2.学習指導要領の歴史的変遷
3.教育課程の編成
4.社会階層と教育課程(その一)
5.社会階層と教育課程(その二)
6.能力主義と教育課程(その一)
7.能力主義と教育課程(その二)
8.隠れたカリキュラム
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−194−
教職
ブラックボード使用
家庭科教育法
畦 五 月
生活実践科学科 1年 教職必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
中学校家庭科の目標,内容,評価を理解し,授業設計ができることを目標とする。また,学習指導案を作製
し,模擬授業を行うことによって,家庭科を指導できる教育実践力の育成を目指す。
[授業の概要]
家庭科の意義,歴史的変遷を理解する。さらに中学校家庭科について学習指導要領より指導目標と内容,授
業設計について解説する。また学習指導案の作成,模擬授業の実施を通して授業評価も行う。
[授業計画]
1.家庭科教育の意義
2.家庭科教育の歴史的変遷
3.中学校「技術・家庭科」の家庭分野の学習指導要領
4.教材研究①家族・家庭とこどもの成長
5.教材研究②食生活と自立
6.教材研究③食生活と自立
7.教材研究④衣生活
8.教材研究⑤住生活
9.教材研究⑥身近な消費生活と環境
10.授業設計
11.学習指導案作成①
12.学習指導案作成②
13.模擬授業①
14.模擬授業②
15.模擬授業評価
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
受講態度,提出物,模擬授業,試験により総合的に判断する。
−195−
教
職
[テキスト]
多々野道子・福田公子(編)『新版 教育実践力をつける家庭科教育法』大学教育出版,
(ISBN:978-4-8873-084-0)
文部科学省(編)『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編(平成20年9月)』教育図書,
(ISBN:978-4-87730-234-4)
中学校教科書『新編 あたらしい技術・家庭(家庭)』東京書籍
ブラックボード使用
道徳の指導法(人権教育と関連付けながら)
笹 倉 千佳弘
生活実践科学科 1年 教職必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業では,「人々が,善悪をわきまえて正しい行為をなすために,守り従わねばならない規範の総体」で
ある「道徳」を,学校教育のなかでどのように教えていくのかについての,実践的な力量の形成を目的として
いる。
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「被教育体験の振り返り」
,「戦前の
道徳教育」,「戦後の道徳教育」,「学習指導要領における道徳教育」,「指導案の作成と模擬授業」というテーマ
で授業をおこなう。授業形態としては,グループワークや発表を多用するので積極的に参加してほしい。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.被教育体験の振り返り
3.戦前の道徳教育
4.戦後の道徳教育
5.学習指導要領における道徳教育
6.指導案の作成と模擬授業(その一)
7.指導案の作成と模擬授業(その二)
8.全体のまとめ
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−196−
教職
ブラックボード使用
教育方法論(子どもの経験を重視する立場から)
笹 倉 千佳弘
生活実践科学科 1年 教職必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
学校における授業やその他の諸活動は,一定の方針に基づいた方法を用いて実施される。しかし,どれほど
すばらしい方法であっても,現実に生きている子どもの姿から出発したものでないと,すぐれた教育実践を生
み出すことはできない。本授業では,具体的な事例の検討をとおして,子どもの経験を重視する教育方法につ
いて考察していく。
[授業の概要]
本授業の概要や授業のすすめ方等について説明した後,
「教育課程と教育方法」,
「系統主義の教育方法」,
「経
験主義の教育方法」,
「事例研究」,
「これからの教育方法」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,
グループワークや発表を多用するので積極的に参加してほしい。
[授業計画]
1.教育課程と教育方法
2.系統主義の教育方法
3.経験主義の教育方法
4.事例研究:きのくに子どもの村学園
5.事例研究:ラミ中学校
6.これからの教育方法:学習主体の育成に向けて
7.これからの教育方法:情報化社会を視野に入れて
8.全体のまとめ
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−197−
教
職
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,4-7503-2308-X
ブラックボード使用
生徒指導の理論及び方法(教育現場とのつながりを重視して)
笹 倉 千佳弘
生活実践科学科 1年 教職必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
本授業では,生徒指導・進路指導をめぐる基礎的事項を理解したうえで,実際の教育場面において適切な働
きかけを可能とする実践的な力量の形成を目的としている。
[授業の概要]
本授業の概要や授業をすすめるうえでのルール等について説明した後,
「生徒指導の意義と課題」
,「生徒指
導の原理と理論」,
「生徒理解の進め方」,
「学級経営の進め方」,
「教科指導と生徒指導」,
「家庭・地域との連携」,
「進路指導の意義と課題」,「自己理解の進め方」,「職業観の育成の進め方」,「学校教育における生徒指導と進
路指導」というテーマで授業をおこなう。授業形態としては,グループワークや発表を多用するので積極的に
参加してほしい。
[授業計画]
1.オリエンテーション
2.生徒指導の意義と課題
3.生徒指導の原理と理論
4.生徒理解の進め方
5.学級経営の進め方
6.教科指導と生徒指導
7.家庭・地域との連携
8.事例研究
9.中間のまとめ
10.進路指導の意義と課題
11.自己理解の進め方
12.職業観の育成の進め方
13.事例研究
14.学校教育における生徒指導と進路指導
15.全体のまとめ
[テキスト]
井上寿美・笹倉千佳弘,『育つ・育てる・育ちあう−子どもとおとなの関係を問い直す』
明石書店,4-7503-2308-X
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
受講態度やレポート,テスト等による総合評価
−198−
教職
教育相談
赤 坂 英 二
生活実践科学科 1年 教職必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
校内で起こる問題行動の原因や背景を理解することができる。また教育相談の技法や生徒理解の図り方を知
り,実践力を身に付ける。
[授業の概要]
教育相談の意義と役割を知らせる。校内で起こる問題行動の原因や背景を理解させ,その対応に教育相談を
取り上げ方法を学ぶ。
[授業計画]
1.教育相談の意義と役割
2.教師に望まれる教育相談
3.問題行動の原因とその背景⑴
4.問題行動の原因とその背景⑵
5.生徒理解の方法⑴
6.生徒理解の方法⑵
7.生徒理解の方法⑶
8.不登校生徒の理解とその対応⑴
9.不登校生徒の理解とその対応⑵
10.学級崩壊の原因とその対応⑴
11.学級崩壊の原因とその対応⑵
12.いじめの理解とその対応⑴
13.いじめの理解とその対応⑵
14.障害のある生徒の理解と援助⑴
15.障害のある生徒の理解と援助⑵
[テキスト]
[成績評価の方法]
授業態度,レポートにより評価する
−199−
教
職
[参考図書・参考資料等]
・『信頼される教師を目指して』赤坂英二(著)(吉備人出版)
・『学級経営に活かす教育相談』高橋史朗(編)(明治図書)
ブラックボード使用
畦 五 月・ 田 口 昭 二・
笹倉千佳弘
教職実践演習(中学)
生活実践科学科 2年 教職必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
教職課程に関する科目の履修により取得した知識・技能をもとに,教員としての資質能力と教科指導力を向
上させ,教員としての使命感,責任感を持ち職務を実践できる能力の育成をめざす。
[授業の概要]
事例研究や現職教員との交流を通して,教職の意義,職務内容,生徒理解等について確認する。また,教材
研究,模擬授業により教科指導の基本的能力の確認を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション(畦)
2.教員に求められる使命感や責任感,教育愛(笹倉・畦)
3.教員に求められる社会性や対人関係能力(笹倉・畦)
4.生徒理解と学級経営(田口・畦)
5.学校現場体験(現職教員との交流)(畦)
6.学校現場体験のふりかえりと学校現場の現状の理解(畦)
7.学校リスクマネイジメントへの対応(畦)
8.教材研究①食生活の安全と衛生(国府島・畦)
9.教材研究②食品の選択(岡本・畦)
10.教材研究③衣類の手入れや製作(菊永・畦)
11.教材研究④家庭生活と消費(足立・畦)
12.教材研究⑤生活と環境,こどもの成長(畦)
13.学習指導案作成(畦)
14.模擬授業(畦)
15.資質能力の確認・まとめ(畦)
[テキスト]
佐藤文子他著『新編 あたらしい技術・家庭 家庭分野』東京書籍(ISBN:4-487-12138-8 C4377)
文部科学省『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』教育図書(ISBN:978-4877302344)
文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』教育図書(ISBN:978-4324900024)
佐藤文子編著『中学校新学習指導要領の展開 技術・家庭科 家庭分野編』明治図書(ISBN:978-4-18843916-6)
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
討論,レポート作成,教材作成,模擬授業,試験などで総合的に判定する。
−200−
教職
ブラックボード使用
教育実習指導
畦 五 月
生活実践科学科 2年 教職必修 1単位 前期集中
[授業の到達目標及びテーマ]
学校現場・教師の仕事・生徒を知るという教育実習の目的が達成できるよう,事前・事後の指導を行い,指
導能力の向上を目的とする。また,介護等体験の意義や実習の心得を理解し,有意義な実習となることをめざ
す。
[授業の概要]
教育実習が円滑に進行し,その成果が上がるように事前・事後の指導を行う。さらに,生徒指導・教育指導
のあり方,模擬授業等について中学校の講師による指導も行う。また,介護等体験についても現場の外部講師
による事前指導を行う。
[授業計画]
1.教育実習の意義(課題提示)
2.教育実習の心得
3.教科指導・生徒指導の実際
4.学習指導案の作成・模擬授業の実践指導
5.教育実習直前指導(課題確認)
6.教育実習事後指導(反省,今後の課題)
7.介護等体験の事前指導(介護等体験の意義)
8.介護等体験の事前指導(介護の心得)
[テキスト]
授業時に指示する。
教
職
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
受講態度,提出物等により総合的に評価する。
−201−
ブラックボード使用
教育実習
畦 五 月
生活実践科学科 2年 教職必修 4単位 前期集中
[授業の到達目標及びテーマ]
特別活動や部活動をも含めた教育活動全体を通して,生徒に対する理解を深め,学校運営や教師の職務の実
態を認識し,教師としての指導能力を高めることをめざす。
[授業の概要]
専門教科や学級経営,道徳,生徒指導,部活動等に係わる実習を3週間行う。第3週目には実習成果を公開
するための授業を行う。
[授業計画]
1.オリエンテーション(学校の概要,教育目標,生徒指導の方針等)
2.オリエンテーション(実習の進め方,教科指導等)
3.観察(生徒の実態,学級運営,学校経営,部活動等)
4.教科の授業参観
5.教科授業実習
6.道徳授業の参観・実習
7.学級活動の参観・実習
8.公開授業準備(教材研究・指導案作成)
9.公開授業実習
10.教育実習評価・反省
[テキスト]
佐藤文子他『新編 あたらしい技術・家庭 家庭分野』東京書籍,4-487-12138-8 C4377
文部科学省『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』教育図書,978-4877302344
文部科学省『中学校学習指導要領解説 総則編』教育図書,978-4324900024
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
実習校による評価および指定の実習記録により評価する。
−202−
Ⅳ 図書館に関する科目
<生活実践科学科>
<実践コミュニケーション学科>
図書館
図書館概論
松 博 子
科・実 1・2年 図書館必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館と社会の関係を理解して「図書館とは何か」という問いかけにそれぞれ自分なりの答えを見つける。
図書館は,図書館員が読者と本を結び付ける場所であり,図書館員は“求める人に求める本を”提供する本の
専門家であることを伝える。
[授業の概要]
現代公共図書館の社会的意義を概観し,日頃利用者が強く意識しない図書館の機能に気づかせる。図書館専
門職の果す役割について概説する。
[授業計画]
1.現代社会と公共図書館
2.図書館専門職の役割
3.司書養成について
4.図書館法
5.図書館のミッション
6.知的自由と図書館⑴:アメリカ図書館協会
7.知的自由と図書館⑵:日本図書館協会
8.図書館の歴史⑴:図書館専門職の出現
9.図書館の歴史⑵:公共図書館の成立
10.図書館の歴史⑶:ドキュメンテーションの発展
11.大学図書館
12.専門図書館
13.学校図書館
14.類縁機関(とくに点字図書館)
15.図書館情報学について
[テキスト]
塩見昇[編著] 『図書館概論』(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ:1) 日本図書館協会
ISBN978-4-8204-0815-4
[参考図書・参考資料等]
塩見昇・山口源治郎[編著] 『図書館法と現代の図書館』
[成績評価の方法]
レポートの内容で判断する。
−203−
図
書
館
ブラックボード使用
ブラックボード使用
図書館経営論(2年生のみ)
菱 川 廣 光
科・実 2年 図書館必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館に関する法律や他の関連する法律に盛り込まれている理念と実際を理解し,望ましい図書館を構築す
るための図書館経営の在り方を学ぶ。また,利用者の立場から図書館の望ましい姿を考えることができる視点
も養う。
[授業の概要]
図書館に関する法律や図書館と深く関連する法律,さらに国や地方公共団体の図書館政策について解説する
とともに,図書館経営の考え方や方法,組織・職員,施設・設備などの経営資源,サービス計画,評価,管理
形態等についても解説する。
[授業計画]
1.法的側面から見た図書館
2.図書館の発展と現状
3.図書館行政・施策
4.図書館の組織・職員,施設・設備
5.図書館経営に必要な視点
6.図書館の管理形態の多様化
7.図書館サービスの計画と評価
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
「図書館経営論」JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ 永田治樹編著 日本図書館協会 2011
「図書館ハンドブック」日本図書館協会 第6版補訂版 図書館ハンドブック編集委員会編 日本図書館協
会 2010
[成績評価の方法]
レポート30点,定期試験70点
−204−
図書館
田 井 郁久雄
科・実 1・2年 図書館必修 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館の実際の状況と現実の課題を知ることにより,図書館の現場で仕事をするための目的意識と実務能力
を身につける。
[授業の概要]
公立図書館のサービス活動の内容を中心に,それを支える理念および近年の公立図書館のサービス活動の歩
みと現在の課題を概説する。
[授業計画]
1.公立図書館とはなにか
2.公立図書館のサービス活動の歩み⑴
3.公立図書館のサービス活動の歩み⑵
4.図書館サービスの構造,貸出の意義,登録
5.貸出方式,貸出の規定
6.資料案内とレファレンスサービス
7.予約サービス,相互協力
8.図書館サービスと著作権
9.Audio Visualサービス
10.利用に障害のある人たちへのサービス
11.全域サービスと図書館システム
12.県立図書館と図書館のネットワーク
13.図書館の自由⑴
14.図書館の自由⑵
15.図書館職員
[テキスト]
塩見昇編『図書館サービス論』新訂版 (新編 図書館学教育資料集成3)教育史料出版会
ISBN 978-4-87652-489-1
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験(70%)
毎回授業後に授業内容に関連した感想,意見,質問などを提出する(30%)
−205−
図
書
館
図書館サービス概論a・b(図書館サービス論a・b)
情報サービス論(情報サービス概説)
渡 部 秀 人
科・実 1・2年 図書館必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
現代の情報社会において情報の重要性は増している。本講義では,図書館において「情報サービス」の業務
を遂行するに必要な基礎知識を学ぶ。
[授業の概要]
図書館における情報サービスの意義を明らかにし,その内容を総合的に解説する。また,
「情報サービス」
に関する事例の紹介・ビデオの活用等により,一層の理解を図る。
[授業計画]
1.情報サービスとはなにか
2.米国における情報サービスの発生と現状
3.日本への導入と展開
4.直接的サービスと間接的サービス
5.各種図書館と情報サービス
6.情報検索の定義と種類
7.情報検索システムの構成とデータベース
8.図書館における情報検索システム
9.情報サービスの組織
10.情報サービスと情報資源
11.情報サービスの収集と運用
12.利用者の情報要求の構造
13.情報探索行動とレファレンスプロセス
14.レファレンスプロセス
15.各種情報源の特徴と利用法
[テキスト]
渋谷嘉彦編著 『情報サービス概説』 樹村房,改訂2010年
ISBN978-4-88367-076-5
適宜プリント配布
[参考図書・参考資料等]
三輪真木子著
『情報検索のスキル:未知の問題をどう解くか』(中央公論社,2003年)
[成績評価の方法]
受講態度,小テスト,最終試験の総合評価。
−206−
図書館
レファレンスサービス演習(2年生のみ)
松 博 子
科・文 2年 図書館必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
利用者の質問に答えるレファレンスサービスと情報検索,発信型情報サービス(パスファインダーの作成)
の演習を通して,実践的な能力を養成する。
[授業の概要]
まず,情報サービスを行うための情報源(参考図書とネットワーク情報資源)とその特性,検索方法につい
て知り,その上で演習問題に取り組む。さらに,発信型情報サービスの一つとしてパスファインダーを取り上
げる。
[授業計画]
1.参考図書とネットワーク情報資源⑴:NDL-OPAC ,NACSIS CAT
2.レファレンス・サービスのロールプレイング
3.参考図書とネットワーク情報資源⑵:雑誌記事索引,cinii
4.レファレンス・サービスのロールプレイング
5.参考図書とネットワーク情報資源⑶:書誌の書誌/言語・文字情報
6.レファレンス・サービスのロールプレイング
7.参考図書とネットワーク情報資源⑷:事物・事象/歴史・日時情報
8.レファレンス・サービスのロールプレイング
9.参考図書とネットワーク情報資源⑸:地理・地名/人物・団体情報
10.レファレンス・サービスのロールプレイング
11.参考図書とネットワーク情報資源⑹:図書・叢書/新聞・雑誌情報
12.レファレンス・サービスのロールプレイング
13.発信型情報サービス⑴:パスファインダー
14.発信型情報サービス⑵:パスファインダー
15.発信型情報サービス⑶:パスファインダーの評価
[テキスト]
長沢雅男,石黒祐子著『問題解決のためのレファレンスサービス』 日本図書館協会(2007年)
ISBN 978-4820407027
[参考図書・参考資料等]
長沢雅男,石黒祐子著『情報源としてのレファレンスブックス』 日本図書館協会
[成績評価の方法]
レポートの内容によって評価する。
−207−
図
書
館
ブラックボード使用
ブラックボード使用
情報検索と蒐集(2年生のみ)(インターネットで探し・伝える技術の基礎)
加 藤 美奈子
科・実 2年 図書館必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
インターネット時代における図書館の役割をイメージし,提案出来ることを目標とします。技術面として,
図書館司書として必要とされる実務的な検索スキルの習得を目指します。
[授業の概要]
図書館における情報検索について概観し,利用者の必要とする情報を取捨選択し,より信頼出来る調査結果
を提供するための知識,特にインターネットを利用した情報検索の基礎的な技術を,実践的に学びます。
[授業計画]
1.PC操作の基礎・利用者へのメールのマナー
2.PC操作の基礎・利用者へのメールのマナー
3.「情報」とは何か 定義・媒体と保存1
4.「情報」とは何か 定義・媒体と保存2
5.検索サイトとネット情報・データベース1
6.検索サイトとネット情報・データベース2
7.検索サイトとネット情報・データベース3
8.検索の種類とOPAC・Webcat Plus等の利用1
9.検索の種類とOPAC・Webcat Plus等の利用2
10.検索の種類とOPAC・Webcat Plus等の利用3
11.情報の蓄積・引用と出典・提供1
12.情報の蓄積・引用と出典・提供2
13.検索課題演習1〔試験1(知識問題)〕
14.検索課題演習2〔試験2(論述・実技試験)〕
15.検索課題演習3〔レポート・試験の講評・解説〕
[テキスト]
教科書は使用しません。教材は必要に応じて配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
平生点〔授業態度+提出用紙への記述等〕:30%
小テスト・演習課題等:20%
レポート・提出課題:15%
試験〔知識問題+論述・PC利用の実技試験〕:35%
※連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−208−
図書館
図書館情報資源概論(図書館資料論)
松 博 子
科・実 1・2年 図書館必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の主たる知識は,資料(ネットワーク情報資源を含む)に関するものである。図書館が扱う資料の
特性について知るとともに,図書館資料について書かれた文献を読み,「利用者の要求」に応えるコレクショ
ン形成が何より重要であることを知る。
[授業の概要]
コレクション形成の意義を認識すると同時に,図書館が扱う各種資料の特性について知る。
[授業計画]
1.資料類型の観点とネットワーク情報資源
2.コレクション形成の意義と理論(‘価値論’対‘要求論’は過去のものか?)
3.資料収集方針(まんがの提供を通して考える)
4.資料の保存(スロー・ファイアー)
5.逐次刊行物
6.雑誌
7.新聞と小冊子,クリッピング
8.政府刊行物
9.郷土資料
10.録音図書(DAISY)
11.視聴覚資料
12.ネットワーク情報資源:電子資料
13.ネットワーク情報資源:図書館ポータル
14.ネットワーク情報資源:図書館利用教育
15.ネットワーク情報資源:グーグルと図書館
[テキスト]
馬場俊明[編著] 『図書館資料論』(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ:7)
日本図書館協会 ISBN 978-4-8204-0816-1
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
小テストの得点によって評価する。
−209−
図
書
館
ブラックボード使用
専門資料論(2年生のみ)
菱 川 廣 光
科・実 2年 図書館必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館で扱われる各専門分野の一次・二次資料(電子資料を含む)の種類や,特性についての基礎知識を習
得する。
[授業の概要]
人文科学,社会科学,自然科学・技術の各主題分野における専門資料の特性とその分野を代表する一次・二
次資料や電子資料について解説する。
[授業計画]
1.専門資料とは
2.人文科学分野の資料⑴ 文献資料
3.人文科学分野の資料⑵ 電子資料
4.社会科学分野の資料⑴ 文献資料
5.社会科学分野の資料⑵ 電子資料
6.自然科学・技術分野の資料⑴ 文献資料
7.自然科学・技術分野の資料⑵ 電子資料
[テキスト]
使用しない
[参考図書・参考資料等]
「専門資料論」新訂版 JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ 三浦逸雄・野末俊比古編著 日本図書館協
会 2010
「図書館ハンドブック」日本図書館協会 第6版補訂版 図書館ハンドブック編集委員会編 日本図書館協
会 2010
[成績評価の方法]
レポート30点,定期試験70点
−210−
図書館
資料組織概説
松 博 子
科・文 2年 図書館必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の知識・技術の一領域は,図書の整理・管理に関するものである。伝統的な図書館分類法,目録記
述法について知り,書誌データベースへの入力作業を行うための前提知識を習得する。
(※「資料組織演習I」と併せて履修することが望ましい。)
[授業の概要]
1.まず,図書および雑誌記事(情報源)から書誌情報を読み取る訓練をする。
2.図書の分類,件名,目録について説明する。
3.書誌情報の流通と提供について概説する。
[授業計画]
1.書誌要素
2.図書の主題分析
3.『日本十進分類法』演習⑴:分類規程
4.『日本十進分類法』演習⑵:一般補助表
5.『日本十進分類法』演習⑶:固有補助表
6.『日本十進分類法』演習⑷:特殊分類規程
7.『基本件名標目標』演習⑴:主標目
8.『基本件名標目標』演習⑵:細目
9.『日本目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示
10.『日本目録規則』演習⑵:版
11.『日本目録規則』演習⑶:出版
12.『日本目録規則』演習⑷:シリーズもの
13.『日本目録規則』演習⑸:合集
14.MARCとメタデータ
15.書誌データベースの構築
[テキスト]
柴田正美[著] 『資料組織概説』(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ:9)
日本図書館協会 ISBN 978-4-8204-0720-1
[参考図書・参考資料等]
千賀正之[著] 『図書分類の実務とその基礎』
[成績評価の方法]
小テストの得点で判断する。
−211−
図
書
館
ブラックボード使用
ブラックボード使用
資料組織演習Ⅰa・b
松 博 子
科・実 2年 図書館必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館員の知識・技術の一領域は,図書の整理・管理に関するものである。伝統的な図書館分類法,目録記
述法について知り,書誌データベースへの入力作業を行うための前提知識を習得する。
(※「資料組織概説」と併せて履修することが望ましい。)
[授業の概要]
1.『日本十進分類法』
『基本件名標目標』
『日本目録規則』の演習問題に解答して,目録作成に関わる技術を
習得する。
[授業計画]
1.書誌要素
2.図書の主題分析
3.『日本十進分類法』演習⑴:分類規程
4.『日本十進分類法』演習⑵:一般補助表
5.『日本十進分類法』演習⑶:固有補助表
6.『日本十進分類法』演習⑷:特殊分類規程
7.『基本件名標目標』演習⑴:主標目
8.『基本件名標目標』演習⑵:細目
9.『日本目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示
10.『日本目録規則』演習⑵:版
11.『日本目録規則』演習⑶:出版
12.『日本目録規則』演習⑷:シリーズもの
13.『日本目録規則』演習⑸:合集
14.MARCとメタデータ
15.書誌データベースの構築
[テキスト]
木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著] 『資料組織法 第6版』 第一法規
ISBN 978-4-474-02291-1
[参考図書・参考資料等]
柴田正美[著]
『資料組織概説』(JLA図書館情報学テキストシリーズⅡ:9)
[成績評価の方法]
学期末レポートの内容で判断する。
−212−
図書館
資料組織演習Ⅱa・b
松 崎 博 子
科・実 2年 図書館必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
各種目録規則に従い目録を作成することができ,また各種コーディングマニュアルに従い書誌データベース
への入力作業ができるようになる。
(※「資料組織概説」および「資料組織演習I」の履修を前提とする。)
[授業の概要]
1.『英米目録規則』について学び,演習問題に取り組む。
2.共同分担目録作業(NACSIS-CAT/ILL図書登録実習)を行う。
[授業計画]
1.『英米目録規則』演習⑴:タイトルと責任表示
2.『英米目録規則』演習⑵:版
3.『英米目録規則』演習⑶:出版
4.『英米目録規則』演習⑷:シリーズもの
5.『英米目録規則』演習⑸:合集
6.『英米目録規則』演習⑹:総合問題
7.『英米目録規則』演習⑺:テスト
8.NACSIS-CAT⑴:目録システム概論
9.NACSIS-CAT⑵:目録情報の基準
10.NACSIS-CAT⑶:目録検索
11.NACSIS-CAT⑷:登録総論
12.NACSIS-CAT図書登録実習⑴:所蔵登録
13.NACSIS-CAT図書登録実習⑵:書誌流用入力
14.NACSIS-CAT図書登録実習⑶:書誌修正
15.NACSIS-CAT図書登録実習⑷:書誌新規入力
[テキスト]
木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著]
『資料組織法 第6版』第一法規 ISBN 978-4-474-02291-1
[参考図書・参考資料等]
ハンター,エリック[著] 『コンサイス AACR2R:プログラム式演習』
[成績評価の方法]
『英米目録規則』のテストの得点で判断する。
−213−
図
書
館
ブラックボード使用
児童サービス論a・b(2年生のみ)
伊 丹 弥 生
科・実 2年 図書館必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
幼児,児童,青少年期における読書の認識を深め,公共図書館においての児童サービスの重要性,専門性を
理解する。児童資料を利用し,課題やレポートでサービスの内容を実践的に学び,児童サービスのあり方を考
える。
[授業の概要]
1.子どもにとっての読書の意義を解説する。
2.児童資料を具体的に解説する。
3.様々なサービスの方法を実践し,ビデオ等で学習を深める。
4.児童サービスのあり方を考える。
[授業計画]
1.子どもと読書・図書館(意義,関係法規,児童サービスの歩み)
2.児童資料の特色と選択(絵本,児童文学,伝承文学 他)
3.児童資料の特色と選択(知識,言葉,伝記,特別支援,図書以外)
4.児童サービスの方法・技術(読み聞かせ,ストーリーテリング,ブックトーク,書評)
5.児童サービス(フロアーワーク,行事,レファレンス,ベビーブックスタート 他)
6.児童サービスの展開(ヤングアダルト・サービス,学校や地域との連携・協力)
7.児童図書館員に求められるもの,児童サービスの最近の動向
[テキスト]
プリント資料配布
授業の中で,適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
佐藤凉子 編著 『児童サービス論 改訂版』(新編図書館学教育資料集成6 教育史料出版会 2009年)
堀川照代 編著 『児童サービス論』
(JRA図書館情報学テキストシリーズⅡ11 日本図書館協会 2009年)他
[成績評価の方法]
授業態度20% レポート30%
課題2(20%+30%)
−214−
図書館
永 井 悦 重
科・実 1年 図書館選択必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
児童・生徒の多様な読書活動を支援し,豊かな教育活動をサポートする図書館サービスについて理解し,そ
の実現のための知識と方法の習得をめざす。
[授業の概要]
児童・生徒への資料提供や様々な取り組み等について,豊富な実践例を素材に学習する。また,児童・生徒
への図書館サービスの発展史等についても考察する。
[授業計画]
1.児童・生徒への図書館サービスの意義とその歴史
2.児童・生徒への日常的な資料提供
3.読書資料としての児童文学概論
4.児童・生徒の調べ学習に役立つ資料
5.児童・生徒への図書館サービスと資料構成
6.図書館サービスと資料を活用した教育活動
7.児童・生徒と資料を結ぶⅠ
資料の展示,読書会,ブックトーク
[テキスト]
特に指定せず,必要な資料を随時配付して使用する。
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する。
[成績評価の方法]
受講態度・小テスト・発表60%,レポート40%を総合して評価する。
−215−
図
書
館
図書館サービス特論(1年生のみ)
図書・図書館史(図書及び図書館史)
松 博 子
科・実 1・2年 図書館選択必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館が過去に果たした役割・機能を知ることにより,図書館が現在果たしている役割・機能についての理
解を深める。また過去の図書館の在り様を通して,当時の社会状況や文化を広く知る。
[授業の概要]
1.記録メディアの変遷を知る。
2.世界の図書館史(通史)を学ぶ。
3.日本の図書館史(通史)を学ぶ。
[授業計画]
1.記録メディアの歴史⑴:図書
2.記録メディアの歴史⑵:マルチメディア
3.図書館の歴史・世界⑴:中世以前
4.図書館の歴史・世界⑵:近世
5.図書館の歴史・世界⑶:近代
6.図書館の歴史・日本⑴:近代以前
7.図書館の歴史・日本⑵:戦中・戦後
8.図書館の歴史・日本⑶:『市民の図書館』
[テキスト]
小黒浩司 [編著] 『図書及び図書館史』(JLA図書館情報学テキストシリーズII:12)日本図書館協会
ISBN 978-4-8204-0919-9
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験の成績によって評価する。
−216−
図書館
松 博 子
科・実 1年 図書館選択必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
図書館の果たす役割・機能と図書館建築の関係について知る。さらに,図書館戦略に基づく図書館建築が図
書館利用者の利用行動にもたらす影響について学ぶ。
[授業の概要]
まず,19世紀末葉から20世紀中葉にかけてのアメリカ公共図書館(とくにカーネギー図書館)の図書館建築
を,次に1960∼80年代日本の図書館建築を例として,図書館の果たす役割・機能の変化がもたらした図書館建
築の変化について学ぶ。最後に,図書館戦略に基づく,図書館員による建築計画書作成について論じる。
[授業計画]
1.アメリカ公共図書館⑴:利用者別閲覧室(労働者,女性,児童)
2.アメリカ公共図書館⑵:閉架書庫と「人的援助(aids to readers)」
3.アメリカ公共図書館⑶:開架化と利用者の監視
4.アメリカ公共図書館⑷:黒人分館・黒人閲覧室
5.日本公共図書館⑴:文化の殿堂
6.日本公共図書館⑵:権威主義からの脱却
7.日本公共図書館⑶:フレキシビリティ
8.図書館戦略と建築計画書
[テキスト]
なし
[参考図書・参考資料等]
なし
[成績評価の方法]
レポートの内容によって評価する。
−217−
図
書
館
図書館施設論(1年生のみ)
視聴覚教育メディア論(2年生のみ)(博物館・図書館とメディア)
中 西 裕
科・文 2年 図書館選択必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
情報社会における博物館ならびに図書館をとりまく状況を把握し,情報化の現状と問題点を見極め,社会教
育施設の目指すべき姿を自ら考えることができるようになる。
[授業の概要]
前半では,博物館・図書館業務に必要な基礎的な情報技術を修得するために,コンピュータやネットワーク
のしくみ,視聴覚メディアの基礎を学習し,デジタルアーカイブなどのオンラインリソースに関する実際的な
知見を得る。
後半では,データベースの基礎を学習した後,博物館・図書館の実務に即した形で所蔵資料のデータベース
化の現状と問題点,業務システムや電子化資料の管理の実際を知る。
[授業計画]
1.司書・学芸員の役割と情報技術
2.情報の表現
3.コンピュータの基礎
4.ネットワークの基礎
5.視聴覚メディアの歴史
6.検索エンジンとオンラインデータベース
7.社会教育とオンラインリソース
8.前半「技術的基盤」のまとめ(小テストと解説)
9.データベースの基礎とデータベース管理システム
10.図書館・博物館資料のデータベース化の現状と問題点
11.図書館・博物館活動の情報化と情報発信
12.業務システムの運用と電子資料の管理
13.図書館・博物館と知的財産
14.情報社会における図書館・博物館をめぐる最新トピックス
15.後半「実務的課題」のまとめ(小テストと解説)
[テキスト]
教科書は使用しない。
[参考図書・参考資料等]
科目の特性上,主としてオンラインリソースを活用する。適宜,ブラックボードで提示。
[成績評価の方法]
小テストと提出課題によって評価する。
−218−
図書館
図書館特論(2年生のみ)(地域の図書館と郷土の文学)
加 藤 美奈子
科・実 2年 図書館選択必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
郷土の著名な人物,特に文学者の業績について関心を持ち,わが国の文学史との関連を理解すること。司書
としての視点から,地域社会における図書館の役割を,調査・体験を通して認識すること。
[授業の概要]
郷土の著名な人物,特に文学者の業績について,講義で事前に概要を把握した上で,地域の図書館で実際に
調査し,レポートで報告をします。講義での各々のプレゼンテーションを通して,相互の情報を共有し,複数
の人物・図書館の特色・役割について関心を深めて頂きたいと思います。
[授業計画]
1.日本の文学と岡山の文学1
2.日本の文学と岡山の文学2 文学史小テスト1
3.日本の文学と岡山の文学3 文学史小テスト2
4.日本の文学と岡山の文学4 文学史小テスト3
5.地域の図書館と郷土の文学者の調査1
6.地域の図書館と郷土の文学者の調査2
7.地域の図書館と郷土の文学者∼調査報告1
8.地域の図書館と郷土の文学者∼調査報告2
[テキスト]
教科書は使用しません。教材は必要に応じて配布します。
[参考図書・参考資料等]
講義で紹介します。
[成績評価の方法]
平生点〔授業態度+小テスト+提出用紙への記述等〕:45%,レポート・提出課題:35%
プレゼンテーション・相互アドバイス:20%
※連絡,その他の問い合わせは,メールまたは直接研究室(B117)まで。
−219−
図
書
館
ブラックボード使用
生涯学習概論Ⅰ
中 井 智 子
−220−
P.163を参照
Ⅴ 司書教諭に関する科目
<生活実践科学科>
司書教諭
学校経営と学校図書館
永 井 悦 重
生活実践科学科 2年 司書教諭必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
学校図書館に関する基本的・総論的な内容を取り上げる。学校図書館の意義や理念を共有すると共に,学校
図書館の充実・発展に意欲的に取り組む力を育成する。
[授業計画]
1.学校図書館とは何か ユネスコ学校図書館宣言
2.学校図書館の成立;デューイと学校図書館
3.戦後の教育改革と学校図書館法の成立
4.学校図書館の発展
5.学校図書館活動Ⅰ 資料提供と図書館の自由
6.学校図書館活動Ⅱ 授業との連携;授業で学校図書館を活用するとは
7.学校図書館活動Ⅲ 広報・行事活動
8.岡山市内の小・中学校図書館の見学
9.学校図書館の教育力と可能性
10.学校図書館の経営;職員・資料・施設
11.司書教諭と学校司書の協働
12.学校図書館の現状と施策
13.図書館ネットワーク;学校図書館と公共図書館の連携
14.生涯学習と学校図書館
15.司書教諭の役割と校内体制
[テキスト]
塩見 昇 編・著 『学校教育と学校図書館 新訂版』 教育史料出版会
ISBN 978-4-87652-496-9
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する。
[成績評価の方法]
小テスト・授業態度60%,レポート40%を総合して評価する。
−221−
司 書 教 諭
[授業の概要]
学校図書館の成立・発展を歴史的にとらえ,現状を把握し,課題を明らかにする。また,学校図書館を活用
した優れた実践を通して学校図書館経営や司書教諭の職務について考察する。学校図書館活動,図書館機能を
活用した授業,それを可能にする校内体制,公共図書館との連携についても学習する。
ブラックボード使用
学校図書館メディアの構成
松 博 子
生活実践科学科 2年 司書教諭必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
学校教育・学校図書館における学校図書館メディアの意義・役割と学校図書館メディアの選択・収集・組織
化(整理・管理)について基礎知識を習得する。
[授業の概要]
まず,多種多様な学校図書館メディアについて知り,選書方法について学ぶ。次に,
『日本図書館分類法』『日
本目録規則』「件名標目表」の基礎を知り,学校図書館メディアへのアクセシビリティを高める方法を学ぶ。
[授業計画]
1.学校教育における学校図書館メディアの意義・役割
2.学校図書館メディアの種類と特性
3.学校図書館メディア構築の方針と基準
4.学校図書館メディアの選択方法とツール
5.『日本十進分類法』⑴:主題分析と分類規程
6.『日本十進分類法』⑵:一般補助表
7.『日本十進分類法』⑶:一般補助表
8.『日本十進分類法』⑷:固有補助表
9.『日本目録規則』⑴:情報源から情報を読み取る
10.『日本目録規則』⑵:情報源から情報を読み取る
11.『日本目録規則』⑶:標目
12.「件名標目表」とシソーラス/件名検索
13.MARCと書誌ユーティリティ
14.児童生徒にOPACの使い方を教える
15.学校図書館メディアの配列・レイアウト
[テキスト]
全国学校図書館協議会「新学校図書館学」編集委員会編 『学校図書館メディアの構成』(新学校図書館学;2) 全国学校図書館協議会 ISBN4-7933-2234-4
[参考図書・参考資料等]
木原通夫・志保田務・高鷲忠美[著] 『資料組織法 第6版』
[成績評価の方法]
学期末試験の得点で判断する。
−222−
司書教諭
学習指導と学校図書館
永 井 悦 重
生活実践科学科 2年 司書教諭必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
学校図書館の機能を活用した授業づくりの意義と目的を理解し,その知識と方法の習得をめざす。
[授業計画]
1.学校図書館の機能とその役割
2.学習における資料活用の意義
3.レファレンス・サービス
4.図書館を活用する授業1 小学校 理論編
5.図書館を活用する授業2 小学校 実際編
岡山市内の小学校における調べ学習を見学
6.図書館を活用する授業3 中・高校編
7.調べ学習の意義と目的・組み立て方
8.教科学習とブックトーク1 理論編
9.教科学習とブックトーク2 実際編
10.図書館利用教育1 図書館オリエンテーション
11.図書館利用教育2 レポートの書き方
12.NIEと学校図書館
13.メディア・リテラシー1世界と日本の動向
14.メディア・リテラシー2図書館教育と情報教育
15.司書教諭と学校司書,授業担任との協働
[テキスト]
塩見 昇 編・著 『学校教育と学校図書館 新訂版』 教育史料出版会
ISBN 978-4-87652-496-9
[参考図書・参考資料等]
授業中に随時紹介する。
[成績評価の方法]
授業態度・小テスト60%,レポート40%を総合して評価する。
−223−
司 書 教 諭
[授業の概要]
各教科の授業と学校図書館との関わり,とりわけ図書館機能を活用した授業づくりについて,様々な実践例
を素材に学習する。また,その過程で子どもたちがメディア・リテラシーを獲得することの意義と方法につい
ても考察する。
読書と豊かな人間性(一人ひとりの子どもに読書の楽しみを)
伊 丹 弥 生
生活実践科学科 2年 司書教諭必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
子どもたちの読書の実態と読書資料の特性について理解し,さまざまな読書指導の方法で本と子どもたちを
結びつける活動を実践的に学ぶ。また,子どもたちが読書を通して豊かな人間性を育むために,司書教諭のは
たす役割とあり方を考える。
[授業の概要]
1.子どもの発達や読書の実態を把握する。
2.資料の種類,特性を知り,読書指導の方法を具体的に学ぶ。
3.課題や読書体験の発表,レポートで司書教諭の果たす役割を考える。
[授業計画]
1.読書の意義と目的
2.発達段階に応じた読書(段階的な読書傾向と特徴)
3.子どもの読書の実態(学校読書調査等から読書の傾向や実態を探る)
4.読書指導の方法1(読み聞かせ,ストーリーテリング 他)
5.読書指導の方法2(ブックトーク 他)
6.読書指導の実践(書評,総合学習でのNIE実践例)
7.新しく開拓された読書の方法(読書のアニマシオン,読書アクション 他)
8.指導者の読書体験(発表①)
9.指導者の読書体験(発表②)
10.読書資料の種類と特性(絵本,児童文学,伝承文学 他)
11.読書資料の種類と特性(ノンフィクション,知識の本,言葉,郷土資料 他)
12.読書資料の選択
13.読書資料の活用(集団読書テキスト,視覚資料などを使ってのテーマ学習)
14.公共図書館・地域関連機関との連携・協力
15.読書推進のための環境整備
[テキスト]
プリント資料配布
授業の中で,適宜,関連文献を紹介する。
[参考図書・参考資料等]
「シリーズ学校図書館学」編集委員会編 『読書と豊かな人間性』
(シリーズ学校図書館学4 全国学校図書館
協議会 2011年)
監修 鈴木喜代春 ブックトーク研究会編『新版・授業が生きるブックトーク』
(一声社 2011年)
キラキラ読書クラブ著 『キラキラ応援ブックトーク』
(岩崎書店 2009年)
佐藤凉子編 『読書のアニマシオン』
(児童図書館研究会 2005年)
他
[成績評価の方法]
授業態度 20% レポート・発表 20%
課題2 20% 試験 40%
−224−
司書教諭
ブラックボード使用
情報メディアの活用(学校図書館でのメディア利用を指導するために)
中 西 裕
生活実践科学科 2年 司書教諭必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
これからの学校図書館は,学校における学習情報センターとしての役割が期待されており,司書教諭にはメ
ディアのスペシャリストであることが求められています。この授業では,学校図書館で扱う各種の情報メディ
アについて知るとともに,司書教諭として必要な知識と実践的な技能を習得することを目的としています。
[授業計画]
1.情報社会の学校図書館
2.情報メディアとは何か
3.情報メディアの種類と特性⑴ 基礎編
4.情報メディアの種類と特性⑵ 応用編
5.図書館における視聴覚機器の種類と特性
6.インターネット時代の司書教諭の役割
7.web検索演習⑴ 基礎編
8.web検索演習⑵ 応用編
9.ネット上の情報の加工と利用
10.パッケージ型データベース(CD-ROM,DVD-ROM等)
11.図書情報の検索⑴ 基礎編
12.図書情報の検索⑵ 応用編
13.調べ学習とインターネット
14.学校図書館と著作権
15.情報モラル教育とデジタルデバイド
[テキスト]
教科書は使用しません。教材はブラックボードを利用してオンラインで提供します。
[参考図書・参考資料等]
『月刊 学校図書館』(社団法人 全国学校図書館協議会刊)の最近の号に目を通し,学校図書館のおかれて
いる状況を把握しておくことが望ましい。就実の図書館にあります。
[成績評価の方法]
授業への参加姿勢と授業課題評価50%,定期試験の得点50%で評価します。
−225−
司 書 教 諭
[授業の概要]
情報メディアに関する基礎的かつ技術的な知識を学習し,現在の学校図書館の置かれている現状と,これか
らの学校図書館がどうあるべきかを,情報メディア・コンピュータ・インターネットとのかかわりから考えて
いきます。
情報教室で,ほぼ毎時間ブラックボードを利用しながらの授業となります。
Ⅵ 秘書士に関する科目
<生活実践科学科>
生活実践科学科
秘書学概論
小 原 悦 子
科・実 1年 秘書士必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
社会人として一歩踏み出す前に,社会全体の仕組みや流れを知り,最低知っておくべき社会のビジネスルー
ルや常識を学ぶ。社会人としての認識をもった考え方や言動がとれることを目的とする。
[授業の概要]
社会の仕組みや経済の流れ,仕事の基本や取り組み方,会社の存在意義やルールなど講義形式ですすめ,練
習問題などで確認していく。
秘書︵科学︶
[授業計画]
1.働く意義
2.ビジネスマナーの基本
3.話し方の基本
4.敬語の使い方
5.指示の受け方と報告・連絡・相談
6.仕事に対する基本姿勢
7.8つの意識
8.会社のルールとコンプライアンス
9.電子メールの活用
10.情報収集と分析
11.業界の知識
12.会社の仕組みと売上
13.社会保険と税金
14.練習問題
15.練習問題
[テキスト]
『2012年版ビジネス能力検定3級基本問題&模擬問題集』 日本能率協会
ISBN978-4-8207-47475
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
学期末試験ならびに受講態度を加味して評価する。
−227−
足立啓子・小原悦子
藤原明美
秘書実務Ⅰ
科・実 2年 秘書士必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
社会人としての心構えを持つことを目標とする。その上で,オフィスワーカーとして必要な基本的な実務や
立場をわきまえた人との接し方を学ぶ。秘書実務Ⅰでは,就職活動に役立つ内容を中心とする。
[授業の概要]
社会人として必要な基本的な実務を学び,それらを具体的に実行できるようロールプレイングや実習などで,
繰り返しおこなうことで身につける。積極的に授業に取り組むことが必要である。
[授業計画]
1.社会人としての自覚
2.あいさつ・身だしなみ・立ち居振る舞い
3.感じの良い話し方と聞き方
4.敬語の基本
5.接遇用語とビジネス用語
6.面接での話し方(ロールプレイング)
7.指示の受け方と報告の仕方
8.電話応対の心構えと言葉遣い
9.電話応対の受け方・かけ方
10.電話応対(不在時の応対・伝言メモ)
11.スケジュール(作成・変更・出張業務・旅費精算)
12.スケジュール(アポイントメントの処理と調整)
13.会議と会合(種類と目的)
14.会議と会合(知識と運営)
15.イン・バスケット(総合実務演習)
[テキスト]
水原 道子編著 『ビジネスとオフィスワーク実務演習』 樹村房(2007年版 1,900円)
[参考図書・参考資料等]
田中 篤子編著 秘書実務 実習マニュアル 嵯峨野書院
[成績評価の方法]
レポート
筆記試験
授業態度 による総合評価
−228−
生活実践科学科
足立啓子・小原悦子
藤原明美
秘書実務Ⅱ
科・実 2年 秘書士必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
社会人としての心構えを持つことを目標とする。その上で,オフィスワーカーとして必要な基本的な実務や
立場をわきまえた人との接し方を学ぶ。秘書実務Ⅱでは,社会へのスムーズな導入ができる内容を中心とする。
[授業の概要]
社会人として必要な基本的な実務を学び,それらを具体的に実行できるようロールプレイングや実習などで,
繰り返しおこなうことで身につける。積極的に授業に取り組むことが必要である。
秘書︵科学︶
[授業計画]
1.来客の基本
2.名刺の受け渡し・案内の仕方
3.一連の流れ(受付∼見送り)
4.慶事の心得
5.弔事の心得
6.交際の心得
7.法的業務
8.セールス業務
9.セールストークの心構え
10.プレゼンテーション
11.プレゼンテーション(実習)
12.サービス業務
13.クレーム対応
14.総務の仕事
15.イン・バスケット(総合実務演習)
[テキスト]
水原 道子編著 『ビジネスとオフィスワーク実務演習』 樹村房(2007年版 1,900円)
[参考図書・参考資料等]
田中 篤子編著 秘書実務 実習マニュアル 嵯峨野書院
[成績評価の方法]
レポート
筆記試験
授業態度 による総合評価
−229−
ブラックボード使用
ビジネス情報演習Ⅰ
石 岡 文 生
生活実践科学科 1年 秘書士必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
ワードプロセッサ「ワード2010」と表計算ソフト「エクセル2010」を使用して,ビジネスにおける文書実務
の基礎的な知識を身につける。さらに,プレゼンテーションソフト「パワーポイント2010」を使用することに
よって,プレゼンテーション資料をわかりやすく効果的に表現する力を身につける。
[授業の概要]
パソコン初心者の人でも安心して学べるよう,基礎的な部分を重視する。授業はテキストの内容に沿って進
めていき,テキストの問題を解きながら学習していく。なお,毎回,課題問題を与え,それをメールで提出し
てもらう。
[授業計画]
1.Windowsアプリケーションの基本操作・電子メールの利用法
2.[ワード]ワードの基本操作(文字入力,変換)
3.[ワード]ビジネス文書の作成
4.[ワード]表を活用した文書の作成
5.[ワード]画像を活用した文書の作成
6.[ワード]復習問題
7.[エクセル]エクセルの基本操作(データ入力,計算式の入力)
8.[エクセル]関数の利用
9.[エクセル]グラフ
10.[エクセル]条件判定・絶対参照・検索関数
11.[エクセル]エクセルの便利な機能
12.[ワード・エクセル]ワードとエクセルの活用
13.[エクセル]復習問題
14.[パワーポイント]パワーポイントの基本操作
15.[パワーポイント]演習課題
[テキスト]
『30時間でマスター Office2010』 実教出版,ISBN:9784407320954
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎授業で提出してもらう課題,レポート,授業態度などを総合的に評価する。
−230−
生活実践科学科
ブラックボード使用
ビジネス情報演習Ⅰ
入 江 真由美
生活実践科学科 1年 秘書士必修 1単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
情報を効果的に活用するために文書処理の基本技術と関連知識を学修する。文書情報処理に必要なコン
ピュータとインターネットの利用技術,ワープロソフトによる情報の文書化を習得し,ビジネスシーンでのパ
ソコン活用を学ぶ。
[授業の概要]
前期では,主にOfficeアプリケーションの中のWordを中心に,基礎から学習し,ビジネス文書,ポスター,
地図,名刺,ハガキ作成などビジネスシーンで不可欠な書類の作成方法を学習する。また,Wordと他アプリケー
ションの連携も合わせて学習する。
[テキスト]
杉本くみ子・吉田栄子 『30時間アカデミック 情報基礎 Word&Excel2010』 (実教出版)
ISBN978-4-407-32258-3
[参考図書・参考資料等]
随時,配布プリントにおいては,掲載誌名など,詳しく授業で紹介する。
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−231−
秘書︵科学︶
[授業計画]
1.オリエンテーション・Wordの基本操作・タッチタイピングの基本
2.ビジネス文書作成の基本と基礎知識・演習課題
3.Wordで表作成
4.Wordで表作成・演習課題
5.ビジネス文書の編集(箇条書き・均等割り付け・箇条書き・ルビ・行間)
6.ビジネス文書の編集(ヘッダー・フッター)と印刷・演習課題
7.表現力をアップする機能(クリップアート・ワードアート・図の挿入)
8.表現力をアップする機能(オートシェイプ)
9.ラベル印刷演習(インデックス・CD/DVD・背表紙)
12.地図作成の演習・グーグルアースとWordの連携
10.ポスター・チラシ作成の基本と演習
11.ハガキ作成の基本設定
13.名刺作成(ビジネス名刺の基本)
14.Wordでのレポート作成技術(インターネット活用・他アプリケーションとの連携)
15.総合演習課題
ブラックボード使用
ビジネス情報演習Ⅱ
石 岡 文 生
生活実践科学科 1年 秘書士必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
表計算ソフト「エクセル2010」を使用して,ビジネスにおける文書実務の基礎的な知識と,エクセルの関数・
効果的なグラフ作成・データベース活用を使いこなせる力を身につける。
[授業の概要]
基礎的な部分から応用的な操作まで順を追って解説する。授業はテキストの内容に沿って進めていき,テキ
ストの問題を解きながら学習していく。なお,毎回,課題問題を与え,それをメールで提出してもらう。
[授業計画]
1.エクセルの基礎知識
2.ワークシートの活用①(オートフィル・簡単な計算・書式設定)
3.ワークシートの活用②(罫線・絶対参照・表示形式の変更)
4.ワークシートの活用③(基本的な関数・条件判定の関数)
5.ワークシートの活用④(条件付き書式・スパークライン)
6.グラフ①(棒グラフ・積み上げグラフ・折れ線グラフ・円グラフ・3Dグラフ)
7.グラフ②(複合グラフ・ドーナツグラフ・レーダーチャートグラフ・散布図・絵グラフ)
8.復習課題①
9.データベース①(データベースの基本操作・データの抽出)
10.データベース②(集計)
11.Excelの応用①(順序付け関数・検索関数)
12.Excelの応用②(文字列操作・データベース関数)
13.Excelの応用③(条件付き集計・3D集計・Wordへの埋め込み)
14.復習課題②
15.復習課題③
[テキスト]
『30時間でマスター Excel2010』 実教出版,ISBN:9784407320930
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎授業で提出してもらう課題,レポート,授業態度などを総合的に評価する。
−232−
生活実践科学科
ブラックボード使用
ビジネス情報演習Ⅱ
入 江 真由美
生活実践科学科 1年 秘書士必修 1単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
この演習では,ビジネス情報演習Ⅰに引き続き,ビジネスシーンに必要なより高度なビジネス文書作成・管
理に関する演習を主として行う。Windowsやインターネット,ワープロソフトや表計算ソフト,プレゼンテー
ションソフトの知識や操作を習得することを目標とする。また,随時,ビジネスの上で不可欠な情報モラルの
理解も図る。
[授業の概要]
前期で学習したビジネス情報演習Ⅰの内容をベースとし,Wordに関しては,応用的な内容を展開する。
また,Excel,PowerPointに関しては,基本的な内容展開する。
ビジネスシーンでは,メモ書きやヒアリングでの文書作成が不可欠となる。そのための技法も合わせて習得
する。
[テキスト]
杉本くみ子・吉田栄子 『30時間アカデミック 情報基礎 Word&Excel2010』 (実教出版)
ISBN978-4-407-32258-3
[参考図書・参考資料等]
随時,配布プリントにおいては,掲載誌名など,詳しく授業で紹介する。
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−233−
秘書︵科学︶
[授業計画]
1.オリエンテーション・ビジネス文書作法(社内文書・社外文書)
2.メモ書きからのビジネス文書作成技法・演習課題
3.ヒアリングによるビジネス文書の作成技法・演習課題
4.Excel基礎(表作成)
5.Excel基礎(表計算・書式設定)
6.Excel基礎(グラフ作成)
7.Excel基礎(データベース)
8.Excel基礎(関数)
9.PowerPoint作成技法(効果的なプレゼンテーション)
10.PowerPoint作成技法(スライド作成)
11.PowerPoint作成技法(アニメーション設定技法)
12.ビジネスシーンにおける情報モラル(メールマナー・情報漏洩防御策)
13.他アプリケーションとの連携1
14.他アプリケーションとの連携2
15.総合演習課題
ブラックボード使用
地域文化論(岡山の地域文化とお国自慢)
芳 賀 修
生活実践科学科 2年 秘書士必修 2単位 前期・後期
[授業の到達目標及びテーマ]
岡山県の歴史,文化,特産品などの基礎的な知識を再確認すること。主に郷土自慢の歴史遺産や特産品,そ
れに全国における岡山の生活度ランキングなどを改めて確認する。また,岡山後楽園も見学学習する。
[授業の概要]
地元岡山の地域文化やお国自慢などについて学習する。
岡山県における産物等ランキングや観光地・史跡・土産物・県民性などについての基礎的な知識や実態を学
ぶことによって,改めて「岡山」のすばらしさを認識してもらう。この岡山に関する知識は,地元で暮らすも
のにとっての常識に,また,愛県心を高めると同時に,生活やビジネスでのコミュニケーションの材料にもな
ると思う。時期を見て岡山後楽園での見学授業も行う。
[授業計画]
1.はじめに 岡山アンケート・岡山のイメージ
2.県内各地の地域自慢 岡山度チェック
3.岡山の人口・観光客数・観光地
4.岡山の地名,カルチャーゾーン
5.岡山後楽園についての説明
6.岡山後楽園見学授業(日程は未定)
7.岡山の庭園,美術館,国宝
8.データから見た岡山日本一,ランキング
9.晴れの国岡山,くだもの王国岡山
10.岡山の日本ベスト3・ベスト5 日本百選
11.倉敷のカルチャーゾーン・大原美術館
12.岡山の特産物・土産物・郷土料理
13.岡山の伝統工芸品
14.岡山の日本一企業
15.岡山の桃太郎伝説,授業のまとめ
[テキスト]
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
毎回の授業コメントや筆記小テスト,レポートそれに授業態度などの総合評価
−234−
生活実践科学科
加 藤 美奈子
P.129を参照
生活簿記・会計論
川 本 和 則
P.131を参照
情報処理Ⅰ
原 田 龍 宜
P.133を参照
情報処理Ⅰ
入 江 真由美
P.134を参照
情報処理Ⅱ
原 田 龍 宜
P.135を参照
情報処理Ⅱ
入 江 真由美
P.136を参照
生活情報演習Ⅰ
石 岡 文 生
P.137を参照
生活情報演習Ⅱ
石 岡 文 生
P.138を参照
生活実践論Ⅶ(情報)
原 田 龍 宜
P.111を参照
生活実践論Ⅵ(経済)
喜 田 栄次郎
P.110を参照
社会心理学
井 上 祥 治
P.128を参照
事務管理
小 原 悦 子
P.130を参照
−235−
秘書︵科学︶
日本語表現法
Ⅵ 秘書士に関する科目
<実践コミュニケーション学科>
実践コミュニケーション学科
秘書学概論
小 原 悦 子
P.227を参照
秘書実務Ⅰ
足立,小原,藤原
P.228を参照
秘書実務Ⅱ
足立,小原,藤原
P.229を参照
日本語表現法
加 藤 美奈子
P.147を参照
簿記・会計論
小 橋 倫太郎
P.169を参照
起業経営学
小 原 悦 子
P.170を参照
ビジネス情報演習Ⅰ
入 江 真由美
P.245を参照
ビジネス情報演習Ⅱ
入 江 真由美
P.246を参照
情報文化論
原 田 龍 宜
P.150を参照
事務管理
小 原 悦 子
P.171を参照
比較文化論
芳 賀 修
P.157を参照
異文化コミュニケーション論
小 田 希 望
P.161を参照
地域文化論
芳 賀 修
P.149を参照
秘書︵実コミ︶
−237−
Ⅶ 情報処理士に関する科目
<生活実践科学科>
情報処理
ブラックボード使用
ネットワーク演習Ⅰ
原 田 龍 宜
生活実践科学科 2年 情報処理士選択必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
インターネットを用いた情報流通に積極的に参加する。
[授業の概要]
電子メールの使用法や,Webを通しての情報のやり取りについて,主に技術的な面について学習する。
[授業計画]
1.インターネットの仕組み
2.Web上での情報検索
3.セキュリティ
4.電子メールの仕組みと使用法
5.インターネット利用上のマナー
6.メーリングリストの活用
7.Webページの作成の基礎(ハイパーリンク等)
8.HTMLタグについて
9.レイアウトの方法 リスト
10.レイアウトの方法 テーブル
11.画像の表示1
12.画像の表示2
13.スタイルシートの活用
14.フレーム
15.アップロードの方法
[テキスト]
『30時間でマスター Webデザイン』 実教出版 978-4-407-30204-2
情 報 処 理
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
提出するWebページ等
−239−
ブラックボード使用
ネットワーク演習Ⅰ
入 江 真由美
生活実践科学科 2年 情報処理士選択必修 2単位 前期
[授業の到達目標及びテーマ]
ネットワーク社会の中で,インターネットを用いた情報のやり取りの技術は,情報機器を扱う仕事の中でも
大きな位置を占める。
ネットワーク演習Ⅰでは,WWWを用いた情報のやり取り,その技術やマナーなど実際に演習を通して,習
得する。
[授業の概要]
この授業では,HTMLから始まり,ホームページビルダーによる制作紹介,ホームページ公開,サイト管
理,スタイルシートによるデザイン分離,JavaScript を使った動的なページ制作,写真加工やロゴ作成などの
素材作りの方法を学び,Webページ制作の基本をマスターする。
[授業計画]
1.オリエンテーション・授業の概要と進め方・WEBの仕組み
2.ホームページのしくみ
3.ホームページを作る準備
4.サイト管理とサイト転送
5.ホームページの構成・基本タグ
6.リンクの効果・属性と値 の基本
7.ホームページの公開・アップロードの基本
8.表の利用,表によるスタイル調整,レイヤー機能
9.スタイルシートの活用方法
10.ホームページへの画像挿入の基本
11.ホームページ作成ソフト(ホームページビルダー)の基本・構成
12.ネチケットと安全対策について
13.課題 計画書作成 フレームの活用 JavaScriptの基本と活用方法
14.課題 作成
15.課題 完成・提出
[テキスト]
『自分でつくるホームページ HTML / CSS 編』 富士通エフ・オー・エム(FOM出版) 2,100円(2,000円)
FPT0504 ISBN:4-89311-604-5
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−240−
情報処理
ブラックボード使用
ネットワーク演習Ⅱ
原 田 龍 宜
生活実践科学科 2年 情報処理士選択必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
前期のネットワーク演習Ⅰに引き続いて,Webの作成のより高度な利用を考える。
[授業の概要]
スタイルシートやJavascriptを用いたページを作成する。また,他のWebサービスとの連携したものも取り
扱う。
[授業計画]
1.Javascript文字列操作
2.変数と演算
3.イテレータの利用
4.配列とハッシュ
5.ライブラリの活用
6.Javascriptの実装
7.スタイルシートの利用
8.カウンタの作成
9.アンケートページ
10.掲示板
11.ブログの作成
12.インターネット検索サービスと関連した演習
13.独自のWebページの作成1
14.独自のWebページの作成2
15.Webページの公開
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
提出するWebページ等
−241−
情 報 処 理
[テキスト]
『30時間でマスター Windows Vista 対応インターネットⅢ HTMLでつくるWebページ』 実教出版
ISBN:978-4-407-31910-1
ブラックボード使用
ネットワーク演習Ⅱ
入 江 真由美
生活実践科学科 2年 情報処理士選択必修 2単位 後期
[授業の到達目標及びテーマ]
前期のネットワーク演習Ⅰの内容に引き続いて,ホームページ作成技法を習得する。
また,CGIの設置,Flashでの動画サイトの作成等,より高度なホームページ作成技法を学習する。
[授業の概要]
前期のネットワーク演習Ⅰの内容に引き続いて,テキストエディタを使ったHTMLやCSSの記述,さらに進
んだ技術として,Flash動画やJavaScriptと呼ばれるプログラミング言語を用いてのプログラミング演習等を
習得する。
[授業計画]
1.オリエンテーション・授業の概要と進め方・WEBの仕組み
2.Webサイト制作の基礎
3.演習課題(ホームページ全体の構成・複数ページの構成)
4.ホームページにギャラリーページを追加・ギャラリーページ作成の流れ
5.ホームページの公開・アップロードの基本
6.リンクの効果・属性と値 の基本
7.ホームページへの効果の追加の基本
8.簡単なCGIの例(アクセスカウンター)ファイルパーミッションの変更等
9.掲示板作成・Googleマップの作成
12.Flashの基本
10.JavaScriptの基本
11.JavaScriptでのプログラミング技法
13.課題(パワーアップさせたホームページ) 計画書作成
14.課題(パワーアップさせたホームページ) 作成
15.課題(パワーアップさせたホームページ) 完成・提出
[テキスト]
『自分でつくるホームページ HTML / CSS 編』 富士通エフ・オー・エム(FOM出版) 2,100円(2,000円)
FPT0504 ISBN:4-89311-604-5
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−242−
情報処理
生活実践論Ⅶ(情報)
原 田 龍 宜
P.111を参照
情報処理Ⅰ
原 田 龍 宜
P.133を参照
情報処理Ⅰ
入 江 真由美
P.134を参照
情報処理Ⅱ
原 田 龍 宜
P.135を参照
情報処理Ⅱ
入 江 真由美
P.136を参照
生活情報演習Ⅰ
石 岡 文 生
P.137を参照
生活情報演習Ⅱ
石 岡 文 生
P.138を参照
生活簿記・会計論
川 本 和 則
P.131を参照
事務管理
小 原 悦 子
P.130を参照
情報文化論
安 田 誠 一
P.132を参照
生活実践論Ⅵ(経済)
喜 田 栄次郎
P.110を参照
社会心理学
井 上 祥 治
P.128を参照
日本語表現法
加 藤 美奈子
P.129を参照
情 報 処 理
−243−
Ⅷ プレゼンテーション実務士に関する科目
<実践コミュニケーション学科>
プレゼンテーション
ビジネス情報演習Ⅰ
入 江 真由美
選択
実践コミュニケーション学科 1・2年 秘書士必修 1単位 前期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
情報を効果的に活用するために文書処理の基本技術と関連知識を学修する。文書情報処理に必要なコン
ピュータとインターネットの利用技術,ワープロソフトによる情報の文書化を習得し,ビジネスシーンでのパ
ソコン活用を学ぶ。
[授業の概要]
前期では,主にOfficeアプリケーションの中のWordを中心に,基礎から学習し,ビジネス文書,ポスター,
地図,名刺,ハガキ作成などビジネスシーンで不可欠な書類の作成方法を学習する。また,Wordと他アプリケー
ションの連携も合わせて学習する。
[授業計画]
1.オリエンテーション・Wordの基本操作・タッチタイピングの基本
2.ビジネス文書作成の基本と基礎知識・演習課題
3.Wordで表作成
4.Wordで表作成・演習課題
5.ビジネス文書の編集(箇条書き・均等割り付け・箇条書き・ルビ・行間)
6.ビジネス文書の編集(ヘッダー・フッター)と印刷・演習課題
7.表現力をアップする機能(クリップアート・ワードアート・図の挿入)
8.表現力をアップする機能(オートシェイプ)
9.ラベル印刷演習(インデックス・CD/DVD・背表紙)
12.地図作成の演習・グーグルアースとWordの連携
10.ポスター・チラシ作成の基本と演習
11.ハガキ作成の基本設定
13.名刺作成(ビジネス名刺の基本)
14.Wordでのレポート作成技術(インターネット活用・他アプリケーションとの連携)
15.総合演習課題
[テキスト]
杉本くみ子・吉田栄子 『30時間アカデミック 情報基礎 Word&Excel2010』 (実教出版)
ISBN978-4-407-32258-3
[参考図書・参考資料等]
随時,配布プリントにおいては,掲載誌名など,詳しく授業で紹介する。
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−245−
プ レ ゼ ン
ブラックボード使用
ブラックボード使用
ビジネス情報演習Ⅱ
入 江 真由美
選択
実践コミュニケーション学科 1・2年 秘書士必修 1単位 後期
プレゼンテーション実務士選択必修
[授業の到達目標及びテーマ]
この演習では,ビジネス情報演習Ⅰに引き続き,ビジネスシーンに必要なより高度なビジネス文書作成・管
理に関する演習を主として行う。Windowsやインターネット,ワープロソフトや表計算ソフト,プレゼンテー
ションソフトの知識や操作を習得することを目標とする。また,随時,ビジネスの上で不可欠な情報モラルの
理解も図る。
[授業の概要]
前期で学習したビジネス情報演習Ⅰの内容をベースとし,Wordに関しては,応用的な内容を展開する。
また,Excel,PowerPointに関しては,基本的な内容展開する。
ビジネスシーンでは,メモ書きやヒアリングでの文書作成が不可欠となる。そのための技法も合わせて習得
する。
[授業計画]
1.オリエンテーション・ビジネス文書作法(社内文書・社外文書)
2.メモ書きからのビジネス文書作成技法・演習課題
3.ヒアリングによるビジネス文書の作成技法・演習課題
4.Excel基礎(表作成)
5.Excel基礎(表計算・書式設定)
6.Excel基礎(グラフ作成)
7.Excel基礎(データベース)
8.Excel基礎(関数)
9.PowerPoint作成技法(効果的なプレゼンテーション)
10.PowerPoint作成技法(スライド作成)
11.PowerPoint作成技法(アニメーション設定技法)
12.ビジネスシーンにおける情報モラル(メールマナー・情報漏洩防御策)
13.他アプリケーションとの連携1
14.他アプリケーションとの連携2
15.総合演習課題
[テキスト]
杉本くみ子・吉田栄子 『30時間アカデミック 情報基礎 Word&Excel2010』 (実教出版)
ISBN978-4-407-32258-3
[参考図書・参考資料等]
随時,配布プリントにおいては,掲載誌名など,詳しく授業で紹介する。
[成績評価の方法]
演習課題,学年末実技試験,授業態度で総合的評価をする。
−246−
プレゼンテーション
小 原 悦 子
P.174を参照
プレゼンテーション演習Ⅰ
加 藤 美奈子
P.175を参照
プレゼンテーション演習Ⅱ
加 藤 美奈子
P.176を参照
情報機器利用プレゼンテーション演習
森 安 秀 之
P.177を参照
日本語表現法
加 藤 美奈子
P.147を参照
事務管理
小 原 悦 子
P.171を参照
起業経営学
小 原 悦 子
P.170を参照
情報処理論
原 田 龍 宜
P.168を参照
異文化コミュニケーション論
小 田 希 望
P.161を参照
地域文化論
芳 賀 修
P.149を参照
−247−
プ レ ゼ ン
プレゼンテーション概論
Ⅸ 訪 問 介 護 員 養 成 2 級
研修課程に関する科目
<生活実践科学科>
訪問介護
北川歳昭,小島一志,畦 五月,
武本一良,久本澄子,平松正臣,
藤森保枝,宗高弘子
介護概論,介護福祉論,介護援助論,
介護演習Ⅰ,介護演習Ⅱ,介護実習
生活実践科学科 2年 訪問介護必修 6単位 集中
[授業の到達目標及びテーマ]
訪問介護員(2級)と難病患者等ホームヘルパーの資格取得を目的とします。
[授業計画]
平成24年4月2日(月)15:00∼15:30
オリエンテーション
学科長
平成24年4月5日(木)13:00∼13:30
オリエンテーション
学科長
平成24年4月9日(月)9:10∼10:40(講義1−1)福祉理念とケアサービスの意義
平松
平成24年4月9日(月)10:50∼12:20(講義1−1)福祉理念とケアサービスの意義
平松
平成24年4月11日(水)16:30∼18:00(講義4−1)障害・疾病の理解
小島
平成24年4月16日(月)9:10∼10:40(講義1−2)サービス提供の基本視点
平松
平成24年4月16日(月)10:50∼12:20(講義1−2)サービス提供の基本視点
平松
平成24年4月18日(水)16:30∼18:00(講義4−1)障害・疾病の理解
小島
平成24年4月20日(金)9:10∼10:40(講義4−2)高齢者,障害者(児)の心理
北川
平成24年4月23日(月)9:10∼10:40(講義2−1)高齢者保健福祉の制度とサービス
平松
平成24年4月23日(月)10:50∼12:20(講義2−1)高齢者保健福祉の制度とサービス
平松
平成24年4月25日(水)16:30∼18:00(講義4−1)障害・疾病の理解
小島
平成24年4月27日(金)9:10∼10:40(講義4−2)高齢者・障害者(児)の心理
北川
平成24年5月2日(水)16:30∼18:00(講義4−1)障害・疾病の理解
小島
平成24年5月7日(月)9:10∼10:40(講義2−2)障害者(児)福祉の制度とサービス
平松
平成24年5月7日(月)10:50∼12:20(講義2−2)障害者(児)福祉の制度とサービス
平松
平成24年5月7日(月)16:30∼18:00(演習 1 )共感的理解と基本的態度の形成
久本
平成24年5月9日(水)16:30∼18:00(演習4−1)障害・疾病の理解
小島
平成24年5月11日(金)9:10∼10:40(講義8−2)在宅看護の基礎知識Ⅰ
藤森
平成24年5月11日(金)10:50∼12:20(講義8−2)在宅看護の基礎知識Ⅰ
藤森
平成24年5月14日(月)9:10∼10:40(講義3−1)訪問介護概論
平松
平成24年5月14日(月)10:50∼12:20(講義3−1)訪問介護概論
平松
平成24年5月14日(月)16:30∼18:00(演習 1 )共感的理解と基本的態度の形成
久本
平成24年5月16日(水)16:30∼17:00(講義4−1)障害・疾病の理解
小島
平成24年5月16日(水)17:00∼18:00(講義8−1)医学の基礎知識Ⅰ
小島
平成24年5月18日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年5月18日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年5月21日(月)9:10∼10:10(講義3−2)訪問介護員の職業倫理
平松
平成24年5月21日(月)10:20∼11:20(講義3−2)訪問介護員の職業倫理
平松
平成24年5月21日(月)16:30∼17:30(演習 1 )共感的理解と基本的態度の形成
久本
−249−
訪 問 介 護
[授業の概要]
「岡山県訪問介護員養成研修指定要綱」による訪問介護員養成研修(2級課程)・難病基礎課程Ⅰのカリキュ
ラムに基づき,講義58時間,演習42時間,難病4時間,実習30時間行います。
毎回,レポートの提出を求めて,担当講師による内容理解の確認を行い,全科目出席確認を持って修了を認
定します。
平成24年5月21日(月)17:30∼18:00(演習 3 )訪問介護計画の作成と記録,報告の技術
武本
平成24年5月23日(水)16:30∼18:00(講義8−1)医学の基礎知識Ⅰ
小島
平成24年5月25日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年5月25日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年5月28日(月)9:10∼10:40(講義4−3)高齢者,障害者(児)等の家族の理解
平松
平成24年5月28日(月)10:50∼12:20(講義4−3)高齢者,障害者(児)等の家族の理解
平松
平成24年5月28日(月)16:30∼18:00(演習 3 )訪問介護計画の作成と記録,報告の技術
武本
平成24年6月1日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月1日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月4日(月)9:10∼10:40(講義5−1)介護概論
平松
平成24年6月4日(月)10:50∼12:20(講義5−1)介護概論
平松
平成24年6月4日(月)16:30∼18:00(演習 3 )訪問介護計画の作成と記録,報告の技術
武本
平成24年6月6日(水)16:30∼17:00(講義8−1)医学の基礎知識Ⅰ
小島
平成24年6月6日(水)17:00∼18:00(講義8−3)リハビリテーション医療の基礎知識
小島
平成24年6月8日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月8日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月11日(月)9:10∼10:40(講義5−2)介護事例検討
平松
平成24年6月11日(月)10:50∼12:20(講義5−2)介護事例検討
平松
平成24年6月11日(月)16:30∼18:00(演習 3 )訪問介護計画の作成と記録,報告の技術
武本
平成24年6月13日(水)16:30∼17:30(講義8−3)リハビリテーション医療の基礎知識
小島
平成24年6月13日(水)17:30∼18:00(難病2ーア)難病の基礎知識Ⅰ
小島
平成24年6月15日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月15日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月15日(金)16:30∼18:00(演習 4 )レクリエーション体験学習
宗高
平成24年6月18日(月)9:10∼10:10(講義5−2)介護事例検討
平松
平成24年6月18日(月)10:20∼11:20(講義5−3)住宅・福祉用具に関する知識
平松
平成24年6月20日(水)16:30∼18:00(難病2ーア)難病の基礎知識Ⅰ
小島
平成24年6月22日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月22日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月22日(金)16:30∼18:00(演習 4 )レクリエーション体験学習
宗高
平成24年6月25日(月)9:10∼10:40(講義5−3)住宅・福祉用具に関する知識
平松
平成24年6月25日(月)10:50∼12:20(講義5−3)住宅・福祉用具に関する知識
平松
平成24年6月29日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年6月29日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年7月2日(月)9:10∼10:40(講義7−1)相談援助とケア計画の方法
平松
平成24年7月2日(月)10:50∼12:20(講義7−1)相談援助とケア計画の方法
平松
平成24年7月6日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年7月6日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年7月9日(月)9:10∼10:10(講義7−1)相談援助とケア計画の方法
平松
平成24年7月9日(月)10:20∼11:20(難病1−ア)難病の保健・医療・福祉制度Ⅰ
平松
平成24年7月13日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年7月13日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年7月20日(金)9:10∼10:40(演習 2 )基本介護技術
藤森
平成24年7月20日(金)10:50∼12:20(演習 2 )基本介護技術
藤森
−250−
訪問介護
平成24年7月23日(月)9:10∼10:10(難病2−イ)難病患者の心理及び家族の理解
平松
平成24年7月27日(金)13:10∼14:40(講義6−1)生活援助の方法
畦
平成24年7月27日(金)14:50∼16:20(講義6−1)生活援助の方法
畦
平成24年7月27日(金)16:30∼17:30(講義6−1)生活援助の方法
畦
平成24年7月28日(土)9:30∼12:30
オリエンテーション
学科長
平成24年8月または9月の2日間
恵風荘
平成24年8月または9月9:00∼17:30(実習 2 )訪問介護同行訪問
恵風荘
平成24年8月または9月9:00∼17:30(実習 3 )在宅サービス提供現場見学
恵風荘
[テキスト]
「訪問介護員(ホームヘルパー)養成研修テキスト2級課程」 長寿社会開発センター
「難病患者等ホームヘルパー養成研修テキスト」 社会保険出版社 ISBN4-7846-0206-2
[参考図書・参考資料等]
[成績評価の方法]
−251−
訪 問 介 護
各9:00∼17:30(実習 1 )介護実習
Ⅹ 索 引
索引
あ
漢字・日本語演習Ⅱ
184
起業経営学
170
異文化コミュニケーション論
161
基礎演習
112
衣料学
116
キャリアデザイン論
16
インターンシップⅠ・Ⅱ
17
教育課程論(科学)
194
英会話Ⅰ
164
教育課程論(幼教)
53
英会話Ⅱ
165
教育行政論
52
英会話Ⅲ
166
教育原理(科学)
192
英会話Ⅳ
167
教育原理(幼教)
50
英語Ⅰ
25
教育実習(科学)
202
英語Ⅱ
26∼
教育実習(幼稚園)/実習指導・実習
66
英語Ⅲ
30∼
教育実習指導
201
英語Ⅳ
34
教育心理学(科学)
193
栄養学
120
教育心理学(幼教)
51
欧米の言語と文化
156
教育相談(科学)
199
音楽
5
教育相談(幼教)
63
音楽Ⅰ(声楽)
41
教育方法論(科学)
197
音楽Ⅱ(器楽)
42
教育方法論(幼教)
62
音楽Ⅲ(器楽)
43
教職実践演習(中学)
200
音楽Ⅳ(アンサンブル)
44
教職実践基礎演習
65
音楽Ⅴ(声楽)
95
教師論(科学)
191
音楽Ⅵ(器楽)
96
教師論(幼教)
49
音楽Ⅶ(器楽)
97
健康管理学
125
言語コミュニケーション論
179
現代社会論
173
か
海外事情
172
工芸実習Ⅰ
145
介護演習Ⅰ
249
工芸実習Ⅱ
146
介護演習Ⅱ
249
国際交流
39
介護援助論
249
ことばと生活
181
介護概論
249
子どもの食と栄養Ⅰ
76
介護実習
249
子どもの食と栄養Ⅱ
77
介護福祉論
249
子どもの保健Ⅰ
71
カウンセリング論
160
子どもの保健Ⅱ
72
化学
14
子どもの保健Ⅲ
73
学習指導と学校図書館
223
子どもの保健Ⅳ
100
家族関係学
115
コミュニケーション技術論(ビジネスコミュニケー
学校経営と学校図書館
221
ションを含む)
178
学校図書館メディアの構成
222
コミュニケーションの諸問題
180
家庭科教育法
195
家庭看護学
127
さ
家庭支援論
78
施設実習Ⅰ
86
漢字・日本語演習Ⅰ
183
施設実習Ⅱ
91
−253−
引
155
索 アジアの風土と文化
視聴覚教育メディア論
218
生活実践論Ⅰ(家庭経営)
105
実践コミュニケーション演習Ⅰ
151
生活実践論Ⅱ(衣)
106
実践コミュニケーション演習Ⅱ
152
生活実践論Ⅲ(食)
107
児童家庭福祉
67
生活実践論Ⅳ(住居)
108
児童サービス論a・b
214
生活実践論Ⅴ(環境)
109
児童文化
102
生活実践論Ⅵ(経済)
110
事務管理(科学)
130
生活実践論Ⅶ(情報)
111
事務管理(実コミ)
171
生活情報演習Ⅰ
137
社会学
9
生活情報演習Ⅱ
138
社会心理学
128
生活美学
118
社会的養護
74
生活簿記・会計論
131
社会的養護内容
83
精神保健
103
社会福祉
68
生徒指導の理論及び方法
198
社会福祉概論
162
生物学
15
生涯学習概論Ⅰ
163
専門資料論
210
障害児保育Ⅰ
81
相談援助
69
障害児保育Ⅱ
82
情報機器利用プレゼンテーション演習
177
た
情報検索と蒐集
208
体育Ⅰ(講義及び実技)
21∼
情報サービス論(情報サービス概説)
206
体育Ⅱ(講義及び実技)
23∼
情報処理Ⅰ
133∼
地域文化論(科学)
234
情報処理Ⅱ
135∼
地域文化論(実コミ)
149
情報処理論(実コミ)
168
中国語Ⅰ
35
情報処理論(幼教)
40
中国語Ⅱ
36
情報文化論(科学)
132
調理学
124
情報文化論(実コミ)
150
調理実習Ⅰ
141
情報メディアの活用
225
調理実習Ⅱ
142
食の文化論
123
調理実習Ⅲ
143
食品衛生学
122
調理実習Ⅳ
144
食品学
121
哲学
1
資料組織演習Ⅰa・b
212
道徳の指導法
196
資料組織演習Ⅱa・b
213
読書と豊かな人間性
224
資料組織概説
211
図書・図書館史(図書及び図書館史)
216
人格心理学
158
図書館概論
203
人権教育
12
図書館経営論
204
人文地理
8
図書館サービス概論a・b
心理学
7
(図書館サービス論a・b)
205
数学
13
図書館サービス特論
215
図画工作Ⅰ
45
図書館施設論
217
図画工作Ⅱ
46
図書館情報資源概論(図書館資料論)
209
生活実践科学演習Ⅰ
113
図書館特論
219
生活実践科学演習Ⅱ
114
−254−
索引
な
保育学
126
37
保育原理Ⅰ
70
日本語Ⅱ
38
保育原理Ⅱ
99
日本国憲法
11
保育実習指導Ⅰ
88∼
日本語のしくみ
182
保育実習指導Ⅱ
92∼
日本語表現法(科学)
129
保育所実習Ⅰ
87
日本語表現法(実コミ)
147
保育所実習Ⅱ
90
日本語表現法演習Ⅰ
185
保育相談支援
84
日本語表現法演習Ⅱ
186
保育内容/環境
57
日本語表現法演習Ⅲ
187
保育内容/健康
55
日本事情Ⅰ
19
保育内容/言葉
58
日本事情Ⅱ
20
保育内容/人間関係
56
日本の歴史と文化
153
保育内容/表現Ⅰ
59
乳児保育Ⅰ
79
保育内容/表現Ⅱ
60
乳児保育Ⅱ
80
保育内容/表現Ⅲ
61
人間関係論
148
保育内容/表現Ⅳ
98
ネットワーク演習Ⅰ
239∼
保育内容総論
54
ネットワーク演習Ⅱ
241∼
保育の心理学Ⅰ
75
保育の心理学Ⅱ
85
法学
10
は
159
簿記・会計論
169
比較文化論
157
ボランティア入門
18
ビジネス情報演習Ⅰ(科学)
230∼
ビジネス情報演習Ⅰ(実コミ)
245
や
ビジネス情報演習Ⅱ(科学)
232∼
幼児体育Ⅰ
47
ビジネス情報演習Ⅱ(実コミ)
246
幼児体育Ⅱ
48
美術
4
幼児と国語
94
秘書学概論
227
秘書実務Ⅰ
228
ら
秘書実務Ⅱ
229
臨床心理学
101
被服構成学
119
倫理学
2
被服構成学実習Ⅰ
139
歴史
3
被服構成学実習Ⅱ
140
レファレンスサービス演習
207
被服整理・衛生学
117
プレゼンテーション演習Ⅰ
175
プレゼンテーション演習Ⅱ
176
プレゼンテーション概論
174
文学
6
文化と儀礼
154
文書表現Ⅰ(ビジネス文章を含む)
188
文書表現Ⅱ(ビジネス文章を含む)
189
保育・教職実践演習(幼稚園)
64
−255−
引
発達心理学
索 日本語Ⅰ
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