Comments
Description
Transcript
ヨサノオープンテキスタイルプロジェクト
PRESS RELEASE YOSANO TOWN TEL : 0772-43-9012 1798-1 Iwataki,Yosano Town,Yoza-gun,Kyoto 629-2292 FAX : 0772-46-2851 2016.1.19 与謝野ブランド戦略 TAKE ACTION YOSANO BRANDING YOSANO OPEN TEXTILE PROJECT をスタートします ~与謝野発、織物の可能性をみんなで作り考えるプロジェクト 透明塩ビフィルム ホワイト光沢塩ビフィルム 豊かな自然に囲まれ、農林業と織物業を基幹産業とする与謝野町(京都府与謝郡与謝野町/町長 : 山添藤真)は、 「与謝 スミ1色 スミ1色 円形カット 円形カット 野ブランド戦略事業」における「ものづくり産業の強化」の一環として、 「YOSANO OPEN TEXTILE PROJECT(ヨサノオー Φ50mm Φ50mm プンテキスタイルプロジェクト) 」を2016年1月から3月まで実施します。 【プロジェクト概要】 ■名 称/ YOSANO OPEN TEXTILE PROJECT (ヨサノオープンテキスタイルプロジェクト) ■パートナー/株式会社ロフトワーク (東京都渋谷区/代表取締役社長:諏訪光洋) -ロフトワークは、オープンコラボレーションを通じて、Web、コ ンテンツ、コミュニケーション、空間、イベントなどの「デザイ ン」を手がけるクリエイティブ・エージェンシーです。2万3千人のクリエイターが登録するオンラインコミュニティ 「ロフトワークドットコム」 、グローバルに展開するデジタル工作機械を備えたクリエイティブなものづくりカフェ 「FabCafe」 、クリエイター向けコワーキング施設「MTRL KYOTO(マテリアル京都) 」 、クリエイティブな学びを加速 するプラットフォーム「OpenCU」を運営。世界に広がるクリエイティブコミュニティと共創することで、幅広いサー ビスを提供しています。 ■目的・概要/若手織物職人(20代、30代)と異業種のクリエイターたちがコラボレーションしながら、丹後ちりめ んをはじめとする与謝野の「織り」の技術についてリサーチとプロトタイピング※を行うプロジェクトです。土地がも つ伝統と向き合い、未来の織物産業の可能性を描くべく、町民の皆さんや国内外のクリエイターも巻き込みつつ、みん なでつくり考えることを目指します。また、そのプロセスをできる限りオープンに開示・共有・議論することで、多く の方に与謝野町に潜在する魅力とものづくりの楽しさを発信します。 ※プロトタイピング/製品やサービスを作る前に早期に完成形に近い試作品を作って、問題点を検証したり精度を高め たりする手法やそのプロセス。 ■活 動 内 容/2016年3月末のアウトプットに向け、様々な活動を行っていきます。 ◎ 与謝野町織物産業の現状リサーチ ◎ クリエイターとの与謝野ものづくり探訪ツアー ◎ MTRL KYOTO での織物職人とクリエイターとのアイデアソン※ ◎ MTRL KYOTO での中間プレゼンテーションイベント ◎「織」または「加工品」のプロトタイプ提案 ※アイデアソン/多様なバックグラウンドを持つ参加者が集まり、短時間で解決方法のアイデアを出し合いブラッシュ アップしてプレゼンテーションを行うワークショップスタイルです。 ※ MTRL KYOTO(マテリアル京都)/株式会社ロフトワークが運営する、京都市下京区に2015年12月にオープン したクリエイティブラウンジです。コワーキングスペース、イベントスペースのほか、丹後ちりめんをはじめとする、 クリエイティブの源泉となるユニークな素材を収集・展示します。 ■情 報 発 信/プロジェクトの状況は MTRL KYOTO の Web サイトや Facebook ページで随時発信予定です。 ◎ WEB サイト https://mtrl.net/project/yosano/ ◎ Facebook ページ https://www.facebook.com/yosanootp/ 【本件に関するお問い合わせ先】与謝野町 商工観光課 担当:松本・徳澤 TEL:0772-43-9012(直通) 1/3 PRESS RELEASE YOSANO TOWN TEL : 0772-43-9012 1798-1 Iwataki,Yosano Town,Yoza-gun,Kyoto 629-2292 FAX : 0772-46-2851 2016.1.19 【プロジェクト参加者】 ■与 謝 野 町/若手織物職人(20代、30代) ■クリエイター/下記のほか、さまざまなクリエイターが関わる予定です。 (敬称略) ◎ 水野大二郎/慶應義塾大学環境情報学部准教授・芸術博士(ファッションデザイン) ◎ 吉行 良平/プロダクトデザイナー ◎ 浅野 翔/デザインリサーチャー ◎ 高松 一理/ファブディレクター ◎ 三重野 龍/グラフィックデザイナー ● プロジェクトディレクター・水野大二郎氏コメント 「丹後ちりめんをはじめとして、与謝野町にはたくさんの素敵な文化的資産があります。これらの文化的資産を有効活用するためには、 革新と保護の両方が必要です。歴史や伝統といった文化は常に、 『革新と保護』の相反する2つの渦の中で育まれてきましたが、 問題は『誰 が今、 それを決めるのか』です。偉い人、 外からきた人『だけ』で決めるような時代はもう終わり、 『みんなで』できる限り可能性を探索し、 答えをだす過程を共有することがとても大切です。本プロジェクトは、与謝野町のすぐれた文化的資産の利用可能性をできる限りみんな で考える機会を創出するべく、様々な活動にとりくみます。 『みんなで』考え、つくり、答えを模索する。過程と成果、双方を創出する 本プロジェクトにぜひご期待ください。 」 ● 与謝野町長・山添藤真コメント 「与謝野ブランド戦略のコンセプト『みえるまち』では、 まちの『個性』を引き出す仕掛けとして『共創』を重視しています。今回のプロジェ クトは、次世代の織物業を担う若き織物事業者の皆さんを対象に、それぞれが持つものづくりの力と、これまで直接的に出会うことの少 なかったクリエイティブの世界が出会うことにより、誰も考えなかった織物の未来、ものづくりの未来を、共に考え、創出しようとする ものです。伝統は革新の連続で育まれます。織物業の未来を切り拓く一歩としてスタートする本プロジェクトにご期待ください。 」 【今後の展開】 【本件に関するお問い合わせ先】与謝野町 商工観光課 担当:松本・徳澤 TEL:0772-43-9012(直通) 2/3 PRESS RELEASE YOSANO TOWN TEL : 0772-43-9012 1798-1 Iwataki,Yosano Town,Yoza-gun,Kyoto 629-2292 FAX : 0772-46-2851 2016.1.19 【与謝野町とは】 平成18年3月、加悦町・岩滝町・野田川町の 3 町合併により誕生した町です。自然豊かな大江山連峰とその山々を水 源とし天橋立を望む阿蘇海へと流れ込む野田川が形成する肥沃な加悦谷平野において、古くから農林業が営まれ、山林の 保全が図られるとともに、環境に配慮した自然循環農業に先駆的に取り組み、有機質肥料「京の豆っこ」を使い、 「京の豆っ こ米」をはじめ、大豆、京野菜の栽培に力を入れてきました。 冬に降水量の多い日本海側の山陰型気候で「うらにし」と呼ばれる時雨が特徴的で、この地域の気候と風土は絹織物に 適しており、中世には「丹後精好」と呼ばれる絹織物が生産され、江戸時代の享保7年には木綿屋六右衛門の協力を受け た山本屋佐兵衛と手米屋小右衛門が京都西陣から持ち帰った技術をもとに「ちりめん」の製織技術の導入と普及に尽力し、 「丹後ちりめん」を主力とした織物業と織物に関連する産業は今日まで地域経済を牽引してきました。 総面積108平方キロメートルの範囲に約23, 000人が暮らしており、南北約20キロメートルの間に町並みや集 落が連なるというコンパクトなまちです。 平成26年4月に、当時最年少の町長として山添藤真町長が就任し、 「攻める産業振興政策への転換」と「多様性を重 視した教育政策の実現」を政策の2本柱として、平成27年度の施政方針を「GROOVE する年」と位置づけ、与謝野町政 を推進しています。 【本件に関するお問い合わせ先】与謝野町 商工観光課 担当:松本・徳澤 TEL:0772-43-9012(直通) 3/3