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第 3 回日本・アラブ経済フォーラムが開催されました

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第 3 回日本・アラブ経済フォーラムが開催されました
平成 25 年 12 月 26 日
第 3 回日本・アラブ経済フォーラムが開催されました
~日アラブ間の協力の一層の促進に向け合意しました~
12 月 16 日、17 日にかけて、ザ・プリンス・パークタワー東京において、経済産業省、
外務省、アラブ連盟の共催の下、「第 3 回日本・アラブ経済フォーラム」が開催されま
した。過去 2 回を上回る約 1,500 名の政府・企業関係者が参加し、資源・エネルギー・
インフラ分野での協力強化、日アラブ間の投資促進、幅広い分野における人的交流
促進等について共同声明を発出しました。
開催結果
今回のフォーラムでは、安倍総理が本年の 5 月、8 月の中東訪問に際して打ち出した
中東・北アフリカ諸国との「安定と繁栄に向けた包括的パートナーシップ」を踏まえ、
経済産業省として、資源・エネルギー・インフラ分野における提携に加え、日本企業の
投資促進を通じた産業協力、医療や教育など人々の生活に直結する分野における
交流促進などの重要性についてアラブ側閣僚との会談や本フォーラムでの講演にお
いて議論するとともに55件の具体的な日アラブ間の協力事例を紹介し、こうした内容
を含む共同声明を発出しました。
具体的な内容と成果は、下記のとおりです。
<共同声明>
● 日本政府とアラブ連盟は、16 日に、本フォーラムの閣僚級セッションを踏まえ、①
天然資源及びエネルギー分野における協力関係の強化、②鉄道・石油化学・水
などインフラ分野における協力強化、③アラブ地域の産業多角化に向けた若年層
の教育と職業訓練に向けた双方の人的交流の促進等について共同声明を発出
しました。
<協力案件の紹介>
● 本フォーラムの場において、貿易投資促進に向けたミッション派遣、人材育成事
業など、日・アラブ間のビジネス活動の促進にむけた関係機関や民間企業が実施
する 55 件の協力事例を発表しました。
<二国間会談>
● 茂木大臣が 16 日にシャハリスターニ・イラク副首相とユースフィー・アルジェリアエ
ネルギー鉱業大臣、17 日にサイーディ・チュニジア首相府付経済担当大臣と会談
し、日本企業が関係する資源・インフラ案件の推進や貿易・投資促進、人材育成
協力等について意見交換を行いました。
● 松島副大臣が、16 日にハビーブ・サウジアラビア経済企画副大臣と会談した他、
同日、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)とサウジアラ
ムコとの間での沖縄における石油共同備蓄に関する契約延長と貸与タンク拡充
等の署名式に立ち会いました。
(参考 1) フォーラム開催概要
日時:平成 25 年 12 月 16 日、17 日
※第 1 回は平成 21 年(於:東京)、第 2 回は平成 22 年(於:チュニジア)開催
場所:ザ・プリンス・パークタワー東京
参加者:約 1,500 名 (日本側:約 1,000 名、アラブ側:約 500 名)
※日本とアラブ地域の政府、経済団体、民間企業関係者が参加。日本からは、茂
木経済産業大臣、松島経済産業副大臣、牧野外務大臣政務官、米倉経済団体
連合会会長、奥田中東協力センター会長、石毛日本貿易振興機構理事長らが出
席しました。
(参考 2) アラブ側主要出席者(閣僚級:50 音順)
アラブ連盟:
ベン・ヘッリー・アラブ連盟副事務総長
アラブ・マグレブ連合: ベン・ヤヒア・アラブ・マグレブ連合事務局長
アルジェリア:
ユースフィー・エネルギー鉱業大臣
イエメン:
ムフセン投資庁長官
イラク:
シャハリスターニ副首相、バービキル貿易大臣
オマーン:
イスマイーリー投資促進・輸出振興庁長官
サウジアラビア:
ハビーブ経済企画副大臣
スーダン:
ハーテム石油担当国務大臣
チュニジア:
サイーディ首相付経済担当大臣
モーリタニア:
ターハ経済開発大臣
モロッコ:
ブーアイダ外務・協力相付特命大臣、ブーヘッドゥッド産業相
付中小企業・インフォーマルセクター統合担当特命大臣
ヨルダン:
サイーフ計画・国際協力大臣
リビア:
アル・ガーウィ工業副大臣
(本発表資料のお問い合わせ先)
通商政策局 中東アフリカ課長 岡田
担当者:菅野、渡辺、中野
電話:03-3501-1511(内線 3008)
03-3501-2283(直通)
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