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東海地域の産業ビジョン一覧(1/2)
資料4-4 東海地域の産業ビジョン一覧(1/2) 作成者 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 名称 ①長野県ものづくり産業振興戦略プラン ②長野県観光振興基本計画 ③第2期長野県食と農業農村振興計画 岐阜県成長・雇用戦略 静岡県経済産業ビジョン ふじのくに観光アクションプラン あいち産業労働ビジョン2011-2015 みえ産業振興戦略 作成時 期 ①2012年3月 ②2013年3月 ③2013年2月 2014年3月策定予定 2011年3月 2011年6月策定 2012年7月 2014~2018年度 2010~2014年度 2011~2015年 2015年 ①自動車産業を中心とした県経済 ②人口減少、超高齢社会の到来 ③グローバル化の進展、東アジアの発展 ① 経済変動の大幅な振れと低付加価値構造をもたらす脆弱な産業構造 ② 今後成長が期待されるクリーンエネルギーなどの産業育成の遅れ ③ 生産性の高いサービス産業の成長率が相対的に低い ④ 高度部材の強みを経済活動の成果として引き出せていない ⑤ 新興国等の成長する海外市場への展開の遅れ ⑥ 産学官連携など外部との連携比率が低い ⑦ 企業における最新及び今後の立地戦略を踏まえた企業誘致策の遅れ ⑧ 環境や雇用への配慮等社会課題解決に関わる取組の遅れ ⑨ 研究・技術開発を行う高度な専門人材の不足 ⑪ 企業の現場から上がる行政の課題 1.ものづくり戦略 ●国内外で戦っていくものづくり中小企業の育成 ●成長産業や海外市場への参入促進 ①2012~2016年度 ターゲッ ②2013~2017年度 ト年次 ③2013~2017年度 ①長野県ものづくり産業振興戦略プラン ・長野県経済の現状 ・アジア諸国の工業力の台頭など製造業を取り巻く情勢の変化 ・前プラン(2007~2011年度)に基づく取組の結果 ・高度技術を保有する企業の集積、加工組立型産業に特化した産業構 造など長野県・長野県製造業の特徴(強み) 時代の ・新しい産業の創出・育成など長野県製造業の課題 潮流・課 ②長野県観光振興基本計画 題 ・人口減少に伴う地域活力の低下など観光を取り巻く環境 ・長野県観光の現状 ・観光振興施策の点から面への転換など長野県観光の課題 ・豊かな自然がもたらす観光資源など長野県観光の強み ③第2期長野県食と農業農村振興計画 ・農業者の減少、担い手不足、構造改革の遅れなど ○人口減少・少子高齢化の進展 <最近の情勢の変化> ○東日本大震災と原子力災害の発生 ○リーマン・ショックの発生 ○歴史的な円高 ○消費税率の引き上げ(予定) ①長野県ものづくり産業振興戦略プラン <成長分野> 1.ふじのくにグリーンニューディール (5つの施策の柱と12の重点プロジェクト) ●目指すべき方向:未来を拓く次世代産業の創出 ●目指す分野:「健康・医療」、「環境・エネルギー」、「次世代交通」 ●目指す市場:「アジア新興国市場」、「先進国の需要拡大市場」 ●基本戦略と重点プロジェクト (1)成長産業創出戦略 ・国際的産学官連携による次世代リーディング産業の創出支援 ・研究開発型企業への転換支援 ・地域資源を活用した高付加価値産業の集積 ・ICT(情報通信技術)産業の振興 ・中核的な企業の育成 ・創業サポートの強化 (2)次世代産業集積戦略 ・次世代産業集積の強化推進 (3)有望市場開拓戦略 ・中小企業が取り組む国際展開の支援 ・国内におけるビジネスマッチングの強化 (4)人材育成・確保戦略 ・高度技能人材の育成、キャリア形成の支援 ・U・Iターンの戦略的な実施(技術系人材や成長関連分野の人材の獲 得) ・女性や高齢者など潜在的な労働力を十分に活用できるシステムの構 築 ①成長分野(航空宇宙・医療福祉機器・食料品・医薬品)の集積、規模拡 大を目指すプロジェクト ○成長分野を対象とした立地支援策の創設 ○成長分野にかかる人材育成の強化 ○航空宇宙産業の海外展開を支援 等 ●「食と農」を軸とした内需型産業を伸ばす (1) ふじのくに「食の都」づくり (2) 6次産業化の推進 (3) 静岡ブランドの創出 (4) 地産地消の推進 (5) グリーンニューディールを牽引する試験研究の推進 (6) 農地の有効利用の促進 ●施策の柱1:中小企業力の強化 (経営支援、技術開発支援、金融支援、地場産業の振興、創業・ベン チャー企業の支援、魅力ある商店街づくり) ・プロジェクト1:中小企業底力強化プロジェクト ・プロジェクト2:中小企業ジャンプアッププロジェクト ②次世代エネルギー産業の成長を促すプロジェクト ○次世代エネルギー分野を対象とした立地支援策の創設 ○岐阜県版次世代エネルギー産業の創出 ○岐阜県ゼロエネルギーハウスプロジェクトの推進 等 2.ふじのくに新産業創出プロジェクト ●成長が期待される環境や健康、ロボットなどの成長分野の産業を創 出 (1) 地域企業の新成長分野への参入促進 ①環境産業の創出 ②医療・福祉機器、ロボット、航空宇宙、光技術関連など (2) 静岡新産業集積クラスターの推進 ①ファルマバレー(医療・健康)プロジェクトの推進 ④県内外から消費を呼び込む地域商業力の強化 ②フーズ・サイエンスヒルズ(食品)プロジェクトの推進 ○ネットショップの総合支援センターの開設 等 ③フォトンバレー(光・電子技術)プロジェクトの推進 (3) 地域企業の海外展開の支援 ⑤ソフトピアジャパンへのIAMAS移転を契機とする新たなシナジー効果 (4) スポーツ関連産業の振興(地域資源を活用したサービス産業の振 の創出 興) ○産学官連携による共同開発支援事業の創設 ○コンテンツ産業、デザイン産業、ICT産業の振興 (5) 物流産業の創出 重点分 ②長野県観光振興基本計画 ⑥ 成長・雇用戦略推進のための基盤整備 (6) 企業立地の促進 野 (7) 成長分野の試験研究の推進 ●長野県観光の目指す姿:「信州暮らし」が“憧れ”と“感動”を生む観光立 ○成長産業における研究機能を一元的に集約 県 ○試験研究設備の充実 等 3.観光 ●施策の展開 <観光分野> (1)重点的に取り組むプロジェクト (重点的な対応) ・山岳高原などの強みを活かした滞在型観光地の形成 ① 国内外に誇れる「ふじのくにの観光ブランド」を構築する。 ①「人を呼ぶ」観光産業づくり ・県民参加による共創と協働の観光地域づくり ② 観光の国際化を促進し、外国人観光客の倍増を目指す。 ○3大都市圏に狙いを定めた旅行商品造成と誘客PR ・食や物産、サービスの価値の向上とブランドとしての発信 ③ 地域資源を活かしたニューツーリズムの創出を促進する。 ○外国人観光客の更なる拡大に向けた取り組みの強化 (2)県の観光振興施策 ④ 上記を推進し、誘客拡大を図る「ビジットふじのくにキャンペーン」を ○清流の国ぎふめぐる旅の展開 ・観光地域づくりを担う人材の育成 展開する。 ・強みを活かした信州観光の質の向上 ②「おもてなし」の観光産業づくり ・来訪者にやさしいハード・ソフト整備 (施策展開の方向) ○観光資源の魅力向上 ・市場のニーズを踏まえた誘客、交流の促進 ① 世界に誇れる観光ブランドの創出 ○観光産業を支える人材の育成 ・ゴールデンルートに負けない外国人旅行者誘致戦略 ② 海外誘客の推進 ○外国人観光客を受け入れる環境整備 ③ 新しいツーリズムの推進 ③第2期長野県食と農業農村振興計画 ④ ふじのくにMICEの推進 ③「連携する」観光産業づくり ⑤ おもてなし日本一の基盤づくり ○異業種との連携による観光PRの推進 ●基本目標:夢をかなえ人を結ぶ信州の農業・農村 ○異業種連携や産学官連携の推進 ●施策体系、施策の展開 (1)夢に挑戦する農業 <雇用分野> ・夢ある農業を実践する経営体の育成 ・自信と誇りを持てる信州農畜産物の生産 ①誰もが活躍できる場の創出 ・信州ブランドの確立とマーケットの創出 ②安定した雇用の確保 等 (2)皆が暮らしたい農村 ・農村コミュニティの維持・構築 ・地産地消と食に対する理解・活動の促進 ・美しい農村の維持・活用 2014~2019年度を目標にした新ビジョンを検討中。 備考 ③新たな成長企業を生み出す仕組みづくり ○新ビジネス展開応援プログラムの拡充 ○県産品マーケティング支援の強化 ○中小企業の海外展開を支援 ○機械設備の効率化を支援 等 ●施策の柱2:次世代成長産業の育成・振興 (次世代産業の育成・振興<次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネル ギー、ロボット、健康長寿>、産学行政連携による研究開発、企業立地の 推進) ・プロジェクト3:次世代自動車産業振興プロジェクト ・プロジェクト4:航空宇宙産業振興プロジェクト ・プロジェクト5:内需型新産業育成プロジェクト ・プロジェクト6:企業立地強化プロジェクト 2.サービス戦略 ●サービス産業の支援体制強化、高付加価値経営への取組 ●金融機関や個人・団体などと連携した資金供給の促進 ●観光の産業化 3.海外展開戦略(国際戦略) ●メイド・イン・三重ブランドの海外への売り込み ●新たなネットワークの構築や既存ネットワークなどを活用した県内企業 の海外展開などの促進 ●「みえ国際展開に関する基本方針」の推進 4.成長産業(社会的問題解決型成長産業)への取組 ●「スマートライフ」の促進による産業振興 ●施策の柱3:グローバル展開への対応・内外交流の拡大 ●「バイオリファイナリー」などに着目した「次世代型産業コンビナート」の (アジアとの経済連携、国際ビジネスの支援、観光客の誘致、イベント・コン 検討 ベンション等(MICE)の戦略的な誘致) ●ライフイノベーションの推進 ・プロジェクト7:アジア展開支援プロジェクト ・プロジェクト8:観光客誘致強化プロジェクト 5.戦略的な企業誘致を推進し、更なる県内への投資促進に挑戦 ●付加価値創出型施設(マザー工場等)の誘致 ●施策の柱4:就労促進に向けた人材対策 ●「マイレージ制」企業立地支援制度による誘致 (人材の育成、就労支援・人材の確保) ●「アジアの拠点化」を目指した外資系企業等の誘致 ・プロジェクト9:就労支援・スキルアッププロジェクト ・プロジェクト10:次世代人材育成プロジェクト 6.振興戦略プラットホームの構築 ●国内外のネットワークの構築 ●施策の柱5:生き生きと働ける環境づくり ●産業政策と雇用政策との連動 (仕事と生活の調和の推進、労働環境の改善・整備) ●中小・小規模企業の振興 ・プロジェクト11:仕事と生活の調和促進プロジェクト ・プロジェクト12:子育てしやすい環境づくりプロジェクト 出所;各県・市HP等、公表資料より産業関係を抜粋 東海地域の産業ビジョン一覧(2/2) 作成者 静岡市 浜松市 名古屋市 名称 静岡市産業振興プラン(後期計画) はままつ産業イノベーション 構想 名古屋市産業振興ビジョン 作成時 期 2010年3月 2011年10月 2011年3月 2011~2015年 2011~2015年度 ①特定産業への依存 製造品出荷額等の減少 輸出型の輸送用機器産業への過度な依存 ②複合的な産業構造への転換 新たな成長市場の創出 ③自主・自立による提案型企業への変革 地域中小企業の依存型、下請け型体質からの脱却 ①産業構造の一層の多様化 1.まちを「楽しむ」産業の振興 産業イノベーション都市 はままつ 重点産業分野 (1)地域資源の観光活用 ①体験型観光の振興 ②スポーツツーリズムの振興 ③地域文化・サブカルチャー観光の推進 ④広域観光の拠点としての機能強化 (2)全国・海外への積極的なプロモーション ①市民が誇れる静岡ブランドの確立 ②シティプロモーションの推進 ③ホスピタリティの推進 戦略1 これからの成長市場・新産業の創出 (1)これからの成長市場とリーディング産業 ① 次世代輸送用機器産業 ② 健康・医療産業 ③ 新農業 ④ 光・電子産業 ⑤ 環境・エネルギー産業 ⑥ デジタルネットワーク・コンテンツ産業 (2)地場産業の革新(地域基盤技術の高度化) (1)環境・エネルギー課題解決産業 次世代自動車、燃料電池、資源リサイクル、太陽光、有機EL 等 2.次世代を担う産業集積の構築 戦略2 オープン・イノベーションの推進 ① 大学の研究施設等を拠点とする「オープン・イノベーションの 場」の設置 ② オープン・イノベーションの推進方法 ターゲッ 2010~2014年度 ト年次 ①人口減少、少子高齢社会への突入 ②グローバル化の進展 ③情報化社会の進行 ④循環型社会への移行 ⑤地域間競争の激化 ⑥世界経済危機の克服 時代の ・米国依存→アジア諸国とのつながり強化 潮流・課 ・輸出主導→内需開拓 題 (1)新産業クラスターの形成 ①健康・食品産業クラスターの形成推進 ②環境関連産業の振興 ③コンテンツ産業の振興 (2)物流クラスターの強化 ①清水港の利活用促進 ②物流機能の高度化推進 ③低・未利用地の活用促進 (3)企業等の誘致・留置 ②グローバル化に対応した中小企業の競争力強化 ③少子・高齢化に対応した就労環境の整備、産業人材の確保 (2)医療・福祉・健康産業 介護・福祉機器 等 (3)クリエイティブ産業 デザイン、ファッション、伝統産業、観光 等 (4)先端分野産業 航空宇宙、ロボット、プラズマ等ナノテクノロジー、機能性材料、バイオ、炭素 繊維、ICT、レアメタル 等 (5)サポート産業 知的ビジネス支援サービス、ものづくり基盤技術 戦略3 企業力の向上支援 (1) 人材育成、技術の高度化 ① 産業人材、経営者等の人材育成 ② 技術スキルの向上、研究開発支援 (2) 知的財産活用 (3) 国際展開、販路開拓支援 (4) 資金調達の支援 ※4本の柱のうち、産業関連を抜粋。 重点分 野 戦略4 企業立地支援 (1) 戦略的な企業立地支援 (2) 立地環境の整備 ■推進体制 オール浜松体制による産業支援 地域産学官の各機関の特色を発揮した、有機的な連携に よる地域一体の産業支援 備考 出所;各県・市HP等、公表資料より産業関係を抜粋