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平成 26 年 低層住宅の 労働災害発生状況報告書
平成 26 年 低層住宅の 労働災害発生状況報告書 平成 27 年 6 月 は�めに (一社)住宅生産団体連合会の構成団体の会員企業544社から、災害データ及び 関係資料をご提供いただき、平成26年の低層住宅の労働災害発生状況を把握するこ とができました。ここにご協力を賜りました関係者に深く感謝を申し上げます。 平成26年の災害発生の状況は、新築工事 1,000 棟当りの災害発生件数は平成25 年の2.48件から2.77件となり、増改築・リフォーム工事と解体工事を加えた全 体の 1,000 棟当りの災害件数も0.87件から0.94件に増加しました。 災害の原因・型別発生状況からは、 「墜転落」と「工具(切れこすれ)」によるもの が、相変わらず全体の70%前後を占める状態が続いています。 墜転落災害に対する安全対策としては、脚立・足場についての知識と墜転落防止対 策の周知徹底が重要です。工具(切れこすれ)についての安全対策としては工具等の 事前点検および正しい取扱い方法等の教育を推進することが必要です。 平成26年は、職種分類別労働災害発生状況において「その他」の発生率が30% を超えました。これらの職種の大半は一現場での継続した作業ではなく、各現場を巡 回する職種のため、その現場の作業環境に慣れていないために労働災害が発生し易く なります。初めての現場に入る時は、足場掛状況、現場の整理整頓状況、資材搬入の ための通路状況等の把握を確実に行なうことを普及啓発する必要があります。 当連合会では、「災害ゼロ」「危険ゼロ」「安全先取り」の現場の実現を目指して、 安全衛生活動の推進を継続いたします。関係団体ならびに会員各位の一層のご理解と ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 平成27年5月 6 一般社団法人 住宅生産団体連合会 工事CS・安全委員会 委員長 吉田 昭夫 工事CS・労務安全管理分科会 主 査 宗像 祐司 -1- 1.労働災害発生状況の調査について (一社)住宅生産団体連合会の構成メンバーである下記団体所属の会員企業に対して、休業4日以上の 労働災害発生状況について『平成26年1月~12月労働災害発生報告書』 (30~32 頁参照)によりア ンケート調査を実施した。 平成26年のアンケート報告企業総数は544社、過去5年間(平成21 ~25年)を含めた団体別報告企業数推移は表1�1の通りである。 表 1-1 アンケート報告企業数推移 所属団体 プレハブ建築協会 日本ツーバイフォー建築協会 日本木造住宅産業協会 全国住宅産業協会 全国中小建築工事業団体連合会 輸入住宅産業協会 計 平成21年 18社 201社 202社 90社 109社 6社 626社 平成22年 17社 180社 243社 86社 125社 8社 659社 平成23年 18社 203社 220社 83社 104社 7社 635社 平成24年 17社 266社 257社 62社 47社 6社 655社 平成25年 16社 231社 206社 95社 42社 6社 596社 平成26年 18社 213社 133社 101社 73社 6社 544社 団体別、規模別、新築、増改築・リフォーム、解体工事別の労災件数は、表1�2の通りである。 表1�2 アンケート全体 団体別、規模別の労働災害発生件数(休業日数4日以上) 平成26年 休業日数4日以上の労災件数 団 体 別 規 模 別 プレハブ建築協会 日本2×4建築協会 日本木造住宅産業協会 全国住宅産業協会 全国中小建築工事業団体連合会 輸入住宅産業協会 3000棟以上/年 1000~2999棟/年 500~999棟/年 100~499棟/年 50~99棟/年 49棟以下/年 その他 木造在来軸組 回答 社数 完工 棟数 544 556,413 18 387,632 213 49,320 133 94,032 101 21,334 73 1,661 6 2,434 17 465,795 22 39,384 30 21,297 88 19,879 77 5,087 306 4,971 4 0 (割合) % 新築 件数 100.0 166,807 69.7 74,683 8.9 34,850 16.9 42,809 3.8 12,459 0.3 408 0.4 1,598 83.7 110,892 7.1 23,355 3.8 14,091 3.6 11,672 0.9 3,568 0.9 3,229 0 0 全体 内訳 増改築・ リフォー ム 工事 件数 375,027 304,897 12,825 46,882 8,540 1,141 742 344,449 13,916 6,603 7,222 1,355 1,482 0 解体 工事 14,579 8,052 1,645 4,341 335 112 94 10,454 2,113 603 985 164 260 0 新築工事 増改築・リフォーム工事 解体工事 無 1000棟 1000棟 記 1000棟 1000棟 災害 (割合) 当たり 災害 (割合) 当たり 災害 (割合) 当たり 災害 (割合) 当たり 入 % 災害 件数 % 災害 件数 % 災害 件数 % 災害 件数 件数 件数 件数 件数 522 253 93 135 32 2 7 342 73 42 49 6 10 0 164 100.0 48.5 17.8 25.9 6.1 0.4 1.3 65.5 14.0 8.0 9.4 1.1 1.9 0.0 31.4 0.94 0.65 1.89 1.44 1.50 1.20 2.88 0.73 1.85 1.97 2.46 1.18 2.01 0.00- 462 215 84 125 31 1 6 296 62 42 48 5 9 0 150 100.0 46.5 18.2 27.1 6.7 0.2 1.3 64.1 13.4 9.1 10.4 1.1 1.9 0.0 32.5 2.77 2.88 2.41 2.92 2.49 2.45 3.75 2.67 2.65 2.98 4.11 1.40 2.79 0.00- 42 24 7 8 1 1 1 32 8 0 0 1 1 0 12 100.0 57.1 16.7 19.0 2.4 2.4 2.4 76.2 19.0 0.0 0.0 2.4 2.4 0.0 28.6 0.11 0.08 0.55 0.17 0.12 0.88 1.35 0.09 0.57 0.00 0.00 0.74 0.67 0.00 - 18 14 2 2 0 0 0 14 3 0 1 0 0 0 2 100.0 77.8 11.1 11.1 0.0 0.0 0.0 77.8 16.7 0.0 5.6 0.0 0.0 0.0 11.1 1.23 1.74 1.22 0.46 0.00 0.00 0.00 1.34 1.42 0.00 1.02 0.00 0.00 0.00- 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ツーバイフォー 91 17.4 88 19.0 1 2.4 2 11.1 0 木質プレハブ 64 12.3 49 10.6 13 31.0 2 11.1 0 工 鉄骨在来 法 鉄骨プレハブ 別 コンクリート在来 10 1.9 6 1.3 3 7.1 1 5.6 0 175 33.5 156 33.8 11 26.2 8 44.4 0 0 7 1.3 4 0.9 1 2.4 2 11.1 コンクリートプレハブ 9 1.7 8 1.7 1 2.4 0 0.0 0 その他 2 0.4 1 0.2 0 0.0 1 5.6 0 不明 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 ※(全体の 1000 棟当たり災害件数)=(全体の労働災害件数)÷(新築棟数+増改築・リフォーム棟数+解体工 事数)×1000 ※(工事種別の 1000 棟当たり災害件数)=(各工事の労働災害件数)÷(各工事の棟数)×1000 ※規模別の規模は、新築、増改築・リフォーム、解体工事の総和 1ページ −1 − 平成18年調査より次年度以降の定点観測を行なう為、各団体の新築完工棟数上位会社(プレハブ建築協 会3社、日本ツーバイフォー建築協会 3 社、日本木造住宅産業協会 3 社、全国住宅産業協会 2 社、全国中小 建築工事業団体連合会 2 社、輸入住宅産業協会 2 社、合計15社)の団体別、規模別、新築、増改築・リフ ォーム、解体工事別の労災件数を別途集計した。結果は、�1�3の通りである。 定点観測の全体における千棟当たりの労働災害発生件数については、0.94 と前年(0.81)に比べて増加した。 �1�3 定点観測( 団体別、規模別の労働災害発生件数(�業日数�日以上 ) 平成26年 定点観測 平成26年 休業日数4日以上の労災件数 全体 内訳 回答 社数 新築工事 増改築・ (割合) 新築 リフォー 解体 % 件数 ム 工事 工事 件数 268,874 100.0 81,375 179,726 7,773 完工 棟数 15 増改築・リフォーム工事 解体工事 無 1000棟 1000棟 記 1000棟 1000棟 災害 (割合) 当たり 災害 (割合) 当たり 災害 (割合) 当たり 災害 (割合) 当たり 入 災害 件数 災害 % 災害 件数 % 災害 件数 件数 % % 件数 件数 件数 件数 252 100.0 0.94 233 100.0 2.86 13 100.0 0.07 6 100.0 0.77 0 プレハブ建築協会 日本2×4建築協会 団 日本木造住宅産業協会 体 別 全国住宅産業協会 全国中小建築工事業団体連合会 輸入住宅産業協会 3 3 3 2 2 2 225,848 9,893 25,293 5,289 225 2,326 84.0 43,413 178,261 3.7 9,278 0 9.4 22,028 388 2.0 5,094 195 0.1 34 175 0.9 1,528 707 4,174 615 2,877 0 16 91 148 26 58 13 0 7 58.7 10.3 23.0 5.2 0.0 2.8 0.66 2.63 2.29 2.46 0.00 3.01 132 26 56 13 0 6 56.7 11.2 24.0 5.6 0.0 2.6 3.04 2.80 2.54 2.55 0.00 3.93 10 0 2 0 0 1 76.9 0.06 0.00 0.0 #DIV/0! 15.4 5.15 0.0 0.00 0.0 0.00 7.7 1.41 6 0 0 0 0 0 100.0 1.44 0.0 0.00 0.0 0.00 0.00 0.0 #DIV/0! 0.0 0.00 0.0 0.00 0 0 0 0 0 0 3000棟以上/年 1000~2999棟/年 規 500~999棟/年 模 別 100~499棟/年 50~99棟/年 49棟以下/年 9 2 1 2 0 1 257,446 10,513 690 198 0 27 95.7 71,883 178,649 3.9 8,963 707 0.3 495 195 0.1 28 160 0.0 0 0 0.0 6 15 6,914 843 0 10 0 6 . 224 28 0 0 0 0 88.9 0.87 11.1 2.66 0.0 0.00 0.0 0.00 0.00 0.0 #DIV/0! 0.0 0.00 206 27 0 0 0 0 88.4 2.87 11.6 3.01 0.0 0.00 0.0 0.00 0.00 0.0 #DIV/0! 0.0 0.00 12 1 0 0 0 0 92.3 0.07 7.7 1.41 0.0 0.00 0.0 0.00 0.00 0.0 #DIV/0! 0.0 0.00 6 0 0 0 0 0 100.0 0.87 0.0 0.00 0.00 0.0 #DIV/0! 0.0 0.00 0.00 0.0 #DIV/0! 0.0 0.00 0 0 0 0 0 0 木造在来軸組 59 23.4 57 24.5 1 7.7 1 16.7 0 40 15.9 39 16.7 1 7.7 0 0.0 0 12 4.8 9 3.9 2 15.4 1 16.7 0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 137 54.4 125 53.6 9 69.2 3 50.0 0 コンクリート在来 4 1.6 3 1.3 0 0.0 1 16.7 0 コンクリートプレハブ 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 ツーバイフォー 工 木質プレハブ 法 鉄骨在来 別 鉄骨プレハブ 平成25年 定点観測 平成25年 休業日数4日以上の労災件数 団 体 別 規 模 別 プレハブ建築協会 日本2×4建築協会 日本木造住宅産業協会 全国住宅産業協会 全国中小建築工事業団体連合会 輸入住宅産業協会 3000棟以上/年 1000~2999棟/年 500~999棟/年 100~499棟/年 50~99棟/年 49棟以下/年 木造在来軸組 工 法 別 回答 社数 15 3 3 3 2 2 2 9 2 1 2 0 1 完工 棟数 272,011 214,910 26,712 23,398 4,836 269 1,886 266,480 3,820 961 702 0 48 (割合) % 100.0 79.0 9.8 8.6 1.8 0.1 0.7 98.0 1.4 0.4 0.3 0.0 0.0 新築 件数 83,752 46,893 10,451 20,378 4,336 17 1,677 79,182 3,635 461 472 0 2 全体 内訳 増改築・ リフォー ム 工事 件数 180,125 163,645 15,501 210 500 245 24 179,356 0 500 224 0 45 新築工事 解体 工事 8,134 4,372 760 2,810 0 7 185 7,942 185 0 6 0 1 . 1000棟 (割合) 当たり 災害 % 災害 件数 件数 1000棟 災害 (割合) 当たり 災害 件数 % 災害 件数 件数 220 101 34 67 10 0 8 201 15 1 3 0 0 100.0 0.81 45.9 0.47 15.5 1.27 30.5 2.86 4.5 2.07 0.0 0.00 3.6 4.24 91.4 0.75 6.8 3.93 0.5 1.04 1.4 4.27 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 増改築・リフォーム工事 205 88 32 67 10 0 8 186 15 1 3 0 0 100.0 2.45 42.9 1.88 15.6 3.06 32.7 3.29 4.9 2.31 0.0 0.00 3.9 4.77 90.7 2.35 7.3 4.13 0.5 2.17 1.5 6.36 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 解体工事 無 1000棟 記 (割合) 当たり 入 災害 % 件数 1000棟 (割合) 当たり 災害 件数 % 災害 件数 10 8 2 0 0 0 0 10 0 0 0 0 0 100.0 0.06 80.0 0.05 20.0 0.13 0.0 0.00 0.0 0.00 0.0 0.00 0.0 0.00 100.0 0.06 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 0.0 0.00 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 5 5 0 0 0 0 0 5 0 0 0 0 0 100.0 0.61 100.0 1.14 0.0 0.00 0.0 0.00 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 0.0 0.00 100.0 0.63 0.0 0.00 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 0.0 #DIV/0! 0.00 0.0 0.00 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 69 31.4 69 33.7 0 0.0 0 0.0 0 ツーバイフォー 46 20.9 44 21.5 2 20.0 0 0.0 0 木質プレハブ 24 10.9 21 10.2 2 20.0 1 20.0 0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 81 36.8 71 34.6 6 60.0 4 80.0 0 コンクリート在来 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 コンクリートプレハブ 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 鉄骨在来 鉄骨プレハブ −2 − 2ページ 2.完工棟数と労働災害発生件数の推移 平成26 年の調査概要は、対象企業数544社、完工棟数(新築)166,807 棟、増改築・リフォーム 375,027 棟、解体工事 14,579 棟、労働災害発生件数は522件であった。 労働災害発生件数(�2-1)及び 1000 棟当たりの労働災害発生件数(�2-2)を見ると総体 的に増加傾向がうかがえることとなった。安全教育、安全設備、不安全行動の排除等基本的事項に ついての今一度の見直し、再徹底が必要である。 表2-1 調査企業数・完工棟数・労働災害件数推移 注)災害件数は休業4日以上の災害で、一人親方、事業主等を含む。 �2-1 労働災害発生件数(�対数) 600 522 492 500 446 400 新築工事 462 433 増改築・リフォー ム工事 378 解体工事 300 全体 200 100 56 39 9 (件) 42 19 18 0 平成24年 平成25年 平成26年 �2-2 労働災害発生件数(���� 棟当たり) 3 2.77 2.5 新築工事 2.48 2.42 増改築・リフォーム 工事 2 解体工事 1.5 1.23 1.00 1 0.94 0.87 0.83 全体 0.69 0.5 0.15 0.11 0.11 平成24年 平成25年 平成26年 0 ※(労働災害件数)÷ (新築棟数+増改築・リフォーム棟数+解体工事数)×1000 −3 − 3 ページ 労働災害発生状況を企業規模別に見るため、アンケート報告企業を年間完工棟数に応じて 表2-2のように分類した。 表2-2 平成21年 16社 25社 13社 132社 101社 337社 2社 626社 年間完工3000棟以上 1000~2999棟 500~999 100~499 50~99 49棟以下 規模不明・その他 計 規模別企業数�� 平成22年 18社 20社 19社 138社 113社 342社 9社 659社 平成23年 18社 16社 16社 133社 104社 338社 10社 635社 平成24年 19社 18社 17社 140社 103社 348社 10社 655社 平成25年 21社 16社 24社 134社 90社 305社 8社 598社 平成26年 17社 22社 30社 88社 77社 306社 4社 544社 ※年間完工棟数は、新築、増改築・リフォーム、解体工事の合計 平成26年の 1,000 棟当たりの規模別労働災害発生件数は、図2-3のように、 年間完工棟数 3,000 棟以上の会社では 0.73 件で、2,999 棟以下の各棟数エリア(1.18 件~2.46 件)と比較すると少ない 件数であるが、やや増加傾向となっている。49 棟以下のエリア・500~999 棟のエリアでは、平成2 5年は 1,000 棟当たり 3 件以上であったが、26年は 2 件程度まで削減となった。 また、表2-3から、完工棟数は平成24年から26年はほぼ横ばいであるが、災害発生件数は、 24年 446 件、25年 492 件、26年 522 件と、毎年増加してきており懸念される状況である。 図2-3 規模別労働災害発生件数 (1000 棟当たり) 平成24年 平成25年 平成26年 4.00 3.50 3.43 3.37 3.12 3.00 2.46 2.50 2.01 1.56 1.50 1.97 1.75 2.00 1.74 1.54 1.85 1.56 1.35 1.18 1.00 0.79 0.68 0.73 0.66 0.50 0.00 (件) 49棟以下 50-99棟 100-499棟 500-999棟 1000-2999棟 3000棟以上 ※(各棟数エリアの労働災害発生件数)÷〔各棟数エリアの(新築棟数+増改築・リフォーム棟数+ 解体工事数)〕×1000 4ページ −4 − 29,207 29,789 51 29,207 46 29,789 51 46 11,672 7,222 985 19,879 48 11,672 0 7,222 1 985 0 19,879 49 7,069 6,291 11 7,0695 6,291 11 5 3,568 1,355 164 労働災害発生件数推移 5,087 51000-2999棟 3,568 1 1,355 0 164 0 労働災害発生件数推移 5,087 6 表2-3 規模別完工棟数 及び 表2-3 規模別完工棟数 及び 5,636 5,456 19 5,636 17 5,456 19 17 3,229 1,482 260 4,971 9 1 1,482 0 260 0 4,971 10 7.1%3,229 災害発生件数 完工棟数 0 0 0 0 完工棟数 0 0 0 0 0 0 0 00 00 0 00 00 平成26年 平成26年 平成26年 表2-3 規模別完工棟数 労働災害発生件数推移 537,410 564,127 166,807 375,027 14,579 及び 556,413 446 537,410 492 564,127 462 166,807 42 375,027 18 14,579 0 556,413 522 446 492 増改築・ 増改築・ 増改築・ 平成24年 平成25年 平成24年 平成24年 平成25年 平成25年 平成24年 平成2 解体 解体 新築 解体 新築 新築 完工棟数 災害発生件数 リフォーム リフォーム 無記入 リフォーム 合計 合計 合計 工事平成26年工事 工事 工事 工事 工事 平成26年 工事 工事 工事 ※規模分けは、新築、増改築・リフォーム、解体工事の合計による。 ※規模分けは、新築、増改築・リフォーム、解体工事の合計による 増改築・344,449 増改築・10,454 450,282 299 450,282 324 299 110,892新築344,449 296新築 110,892 32 14解体 10,454 0 465,795 342 平成24年 478,812 平成25年 平成24年 平成25年478,812 解体465,795 リフォーム リフォーム2,113 無記入 合計 32,591 26,868 44 32,591 42 26,868 44 23,355工事 13,916 62工事 23,355 8 13,916 3工事 2,113 0 39,384 73合計 工事 39,384 工事 工事 12,625 規模別完工棟数比率 16,911 22 12,625 58規模別完工棟数比率 16,911 22 14,091 6,603 603 21,297 42 14,091 0 6,603 0 603 0 21,297 42 図2-4 図2-4 32 7,222 14 985 019,879 29,207450,28229,789478,812 29,207 46 32429,789 51 11,672110,8927,222344,449 985 10,454 19,879465,795 51 299 48 29611,672 0 1 0 49 342 447,0695 42 6,291 62 3,568 8 1,355 3 164 0 5,087 73 7,069 32,591 6,291 26,8683,568 23,3551,355 13,916 164 2,1135,087 39,384 11 11 5 1 0 0 6 225,636 58 5,456 42 3,229 0 1,482 0 260 0 4,971 42 5,636 12,625 5,456 16,9113,229 14,0911,482 6,603 260 6034,971 21,297 19 17 19 9 1 0 0 10 51 0 46 0 0 48 0 0 0 00 1 0 0 3000棟以上 0 0 0 49 0 29,207 0 29,789 0 11,672 0 7,222 0 985 0 19,879 0 0 50-99棟 3,568 50-99棟 7,069 6,291 11 5 1,355 164 5,087 5 1 0 0 83.7% 6 537,410 564,127 166,807 375,027 14,579 556,413 446 537,410 492 564,127 462 166,807 42 375,027 18 14,579 0 556,413 522 446 49棟以下 49棟以下 1.3% 1.3% 5,636 19 17 3,229 1,482 260 4,971 9 1 0 0 10 100-499棟 5,456 100-499棟 1.0% 1.0% 05.4% 0 0 0 0 0 0 26 年 0 0 0 0 0 0 5.4% 平成 537,410 564,127 166,807 375,027 14,579 556,413 ※規模分けは、新築、増改築・リフォーム、解体工事の合計によ 446 462 42 18 0 522 ※規模分けは、新築、増改築・リフォーム、解体工事の合計による。 500-999棟 500-999棟492 2.3% 注意!! グラフは 5 ページ 1枚に全て収める ※過去の印刷参考 2.3% ※規模分けは、新築、増改築・リフォーム、解体工事の合計による。 1000-2999棟 1000-2999棟 図2-4 規模別完工棟数比率 図2-4 規模別完工棟数比率 6.1% 6.1% 図2-4 図2-5 規模別完工棟数比率 注意!! 規模別労働災害発生率 50-99棟 500-999棟 1000-2999棟 2.3% 平成1000-2999棟 24 年6.1% グラフは 5 ページ 49棟以下 49棟以下 注意!! 1.0% 1枚に全て収める 4.3% グラフは 5 ページ ※過去の印刷参考 1枚に全て収める 3000棟以上 83.9% ※過去の印刷参考 50-99棟 49棟以下 50-99棟 50-99棟 49棟以下 1.3% 100-499棟 1.3% 49棟以下 1.0% 100-499棟 5.4% 1.0% 50-99棟 5.4% 49棟以下 500-999棟 1.3% 100-499棟 500-999棟 1.0% 2.3% 5.4% 2.3% 3000棟以上 1.3% 100-499棟50-99棟 2.5% 5.4% 500-999棟 100-499棟 2.3% 11.4% 1000-2999棟 平成 24 年6.1% 500-999棟 83.9% 6.1% 2.5% 4.9% 1000-2999棟 6.1% 4.3% 100-499棟 11.4% 1000-2999棟 9.9% 500-999棟 100-499棟 5.3% 50-99棟 1.1%3000棟以上 3000棟以上 83.9% 83.9% 平成 24500-999棟 年 3.0% 平成 24 年 100-499棟 5.3% 500-999棟 1000-2999棟 3.0% 4.8% 4.9% 100-499棟 5.3% 1000-2999棟 平成 24500-999棟 年 9.9% 3.0% 49棟以下 1.0% 3000棟以上 83.9% 50-99棟 1.1% 50-99棟 1.0% 49棟以下 1.0% 1000-2999棟 50-99棟 4.8% 0.9% 平成 25 年 100-499棟 1000-2999棟 3.6% 4.8% 3000棟以上 84.8% 3000棟以上 84.8% 49棟以下 0.9% 1000-2999棟 50-99棟 4.8% 0.9% 500-999棟 3.8% 7.1% 500-999棟 3.8% 1000-2999棟 7.1% 平成 25 年 3000棟以 67.0% 規模不明 0.0% 50-99棟 1.1% 49棟以下 1.0% 3000棟以上 84.8% 3000棟以上 65.9% 49棟以下 0.9% 500-999棟 3.8% 1000-2999棟 7.1% 3000棟以上 84.8% 3000棟以上 84.8% 平成 25 年 50-99棟 49棟以下 1.1% 1.9% 0.0% 100-499棟 9.4% 3000棟以上 84.8% 500-999棟 平成 8.0% 25 年 1000-2999棟 14.0% 3000棟以上 3000棟以上 65.5% 83.7% 3000棟以上 83.7% 平成 26 年 100-499棟 3.6% 1.0% 49棟以下 3.5% 1000-2999棟 8.5% 平成 25 年 50-99棟 49棟以下 0.9% 0.9% 100-499棟 1000-2999棟 3.6% 83.9% 100-499棟 1000-2999棟 平成 24 年 9.3% 4.8% 100-499棟 49棟以下 5.3% 1.0% 500-999棟 49棟以下11.8% 500-999棟 3.0% 1.0% 100-499棟 50-99棟 1.1% 5.3% 1000-2999棟 50-99棟 100-499棟 4.8% 500-999棟 1.1% 5.3% 3.0% 500-999棟 3.0% 3000棟以上 49棟以下 67.0% 50-99棟 1.1%3000棟以上 3000棟以上 83.7% 平成 26 年 −5 − 3.作業分類別労働災害発生状況 平成 26 年も建方、内部造作工事における災害発生比率が高いのは近年と同様の傾向である。 建方作業時の災害は減少傾向にあるが、内部造作工事の災害は増加しており、墜転落災害も 減少していないことから安全帯の装着及び使用は勿論のこと、墜落防護ネットの設置や開口 部転落防止措置等の安全設備の充実をはかる必要がある。内部造作工事では、電動工具や脚 立等が使われ、潜在的に危険な作業が多いにも関わらず、高所ではない作業環境のために精 神的な油断を起因とした不安全行動が起きやすい。そのため熟練作業員であっても、作業手 順の遵守と電動工具等の作業前後における点検実施が必須である。また外構工事の災害も増 加しており適正な工期の確保はもとより現場入場者に対しては、災害発生防止教育の充実と ともに現場で「不安全行動をしない・させない」よう、一人KYの実践の徹底や繰り返しの普 及啓発が必要である。また安全衛生規則の改正が予定されており、その内容についても周知 徹底が重要である。 �3.作業分類別労働災害発生状況 図- 3 作業分類別労働災害発生状況 解体 解体 基礎 基礎 足場 足場 4.04.0 5.15.1 5.65.6 平成24 平成24年 年 平成25年 平成25 平成26年 4.04.0 3.7 3.7 4.84.8 5.25.2 7.17.1 5.25.2 建方 建方 屋根 屋根 外部造作 外部造作 23.2 23.2 5.45.4 4.5 4.5 2.72.7 2.52.5 5.55.5 5.25.2 31.8 31.8 28.7 28.7 17.9 17.9 16.7 16.7 20.8 20.8 内部造作 内部造作 7.27.2 6.56.5 7.17.1 3.13.1 8.18.1 内装 内装 2.72.7 5.6 5.6 4.7 4.7 設備 設備 7.37.3 1.41.4 3.03.0 外構 外構 5.45.4 0.50.5 加工場 加工場 0.60.6 1.41.4 外装 外装 その他 その他 (%) 11.2 11.2 5.3 8.55.3 8.5 10.0 15.0 15.0 20.0 20.0 25.0 25.0 30.0 30.0 35.0 35.0 0.00.0 5.05.0 10.0 (%) ※その他の発生内訳:荷揚げ、断熱、点検・補修、運搬・搬入、仮設、荷役、防水、清掃 ※その他の発生内訳:荷揚げ、断熱、点検・補修、運搬・搬入、仮設、荷役、防水、清掃 など。 6 ページ など。 −6− 4.職種分類別労働災害発生状況 職種分類別労働災害発生状況を見ると、 「大工」が 25 年より 11.2 ポイント減少はしたが、例年 同様に高い割合であり、 「トビ足場」は昨年同様に 10%を占めており例年と同傾向である。 その他が 30%を超えたことが懸念される。これらの職種の大半は一現場での継続した作業では なく、各現場を巡回する職種のため、その現場の作業環境に慣れていないために労働災害が発生 する。初めての現場に入る時は、足場掛状況、現場の整理整頓状況、資材搬入のための通路状況 等の把握を確実に行なうことを普及啓発する必要がある。 �4.職種分類別労働災害発生状況 図- 4 職種分類別労働災害発生状況 大工 大工 41.6 49.8 49.8 52.8 52.8 41.6 6.7 10.2 6.7 平成24年 10.4 10.2 平成24年 10.4 平成25年 平成25年 3.6 3.6 平成26年 3.0 基礎 平成26年 基礎 4.2 3.0 4.2 1.8 1.8 1.4 板金 1.4 板金 1.5 1.5 1.4 1.4 左官 0.8 左官 1.3 0.8 1.3 1.8 1.8 1.0 給排水 給排水 2.9 1.0 2.9 2.7 2.7 1.4 瓦工 1.4 瓦工 0.4 0.4 1.8 1.8 1.4 塗装 塗装 1.7 1.4 1.7 2.2 2.2 1.6 現場監督 現場監督 2.3 1.6 2.3 0.7 0.7 1.0 納材 納材 1.5 1.0 1.5 0.0 0.0 産廃 0.0 0.0 産廃 0.0 0.0 27.6 27.6 25.2 その他 その他 32.025.2 (%) (%) 32.0 トビ足場 トビ足場 0.0 0.0 20.0 20.0 40.0 40.0 60.0 60.0 ※その他の発生内訳:建て方、土工、荷揚げ、仮設、荷役、外構、断熱、組み立て、雑工、レ ※その他の発生内訳:建て方、土工、荷揚げ、仮設、荷役、外構、断熱、組み立て、雑工、 ッカー、金属工、エレベーター技師、ALC、外装、工事主任、太陽光 パネル設置、シャッター工、シール工、土間工、補修工、インテリアコ レッカー、金属工、エレベーター技師、ALC、外装、工事主任、太陽光 ーディネーター、鉄骨鳶、多能工、ブロック工、クリーニング工など。 パネル設置、シャッター工、シール工、土間工、補修工、インテリアコー ディネーター、鉄骨鳶、多能工、ブロック工、クリーニング工など。 7 ページ −7 − 5.原因・型別労働災害発生状況 発生傾向にここ3年間大きな変化は無く、「墜転落」が約50%、「工具(切れ・こすれ)」によるも のが約20%と両項目で全体の70%を占める状況が続いている。 墜転落の内訳では、「屋根」・「梁」からの墜転落は減ってきている反面、「足場」・「脚立」からの墜転 落が相変わらず多く発生している。特に平成26年は脚立からの墜転落災害と開口部からの墜転落災害 が増加してきていることが懸念される。 工具の内訳では、丸鋸・釘打ち機による割合は減少傾向にあるが、カッターやグラインダーによる災 害が増加している。工具災害を防止するためには、使用者へ事故事例や適正使用に関する教育をしっか り行うことが重要である。 足場については、平成27年7月1日より安衛則の改正が施行され、作業者への特別教育の実施や足 場の点検等が充実される予定である。改正により足場の安全性がさらに改善されることを期待したいが、 作業者に不安全行動をさせないことも忘れてはならない。 繰り返し行う安全教育により安全に対する意識向上を図り、作業者が危険な状況を察知した際には予 防行動が取れるようになることが重要である。 図- 5 原因・型別労働災害発生状況 図5.原因・型別労働災害発生状況 50.0 49.2 48.7 墜転落 墜転落 4.0 1.6 2.5 4.0 車両系建設機械 1.6 車両系建設機械 2.5 平成24年平成24年 1.5 1.1 2.4 1.5 0.9 激突 1.4 1.0 0.9 1.4 1.0 平成26年平成26年 1.1 2.4 激突され激突され 激突 5.2 5.9 飛来落下飛来落下 6.5 8.3 転倒 19.7 18.3 19.9 19.7 18.3 19.9 工具(切れ・こすれ) 工具(切れ・こすれ) 50.0 49.2 48.7 転倒 9.3 8.6 10.8 その他 その他11.6 11.3 平成25年平成25年 5.2 5.9 6.5 8.3 9.3 8.6 10.8 11.6 11.3 (%) (%) 0.0 10.00.0 20.010.0 30.020.0 40.030.0 50.040.0 60.050.0 60.0 ※その他の発生内訳:挟まれ、熱中症、崩壊・倒壊、踏み外し、荷崩れ、一酸化炭素中毒、 ※その他の発生内訳:挟まれ、熱中症、崩壊・倒壊、踏み外し、荷崩れ、一酸化炭素中毒、 巻き込まれ、踏み抜きなど。 巻き込まれ、踏み抜きなど。 −8 − 8 ページ 図 5 - 1 原因・型別労災発生状況(墜転落の内訳) 30.0 25.0 20.0 16.6 15.7 15.0 10.3 9.4 7.5 10.0 7.9 平成24年 平成25年 24.2 24.0 15.7 24.8 22.0 12.0 9.4 平成26年 15.0 13.5 13.6 8.1 8.3 6.3 8.7 9.1 6.6 6.3 5.0 1.3 0.8 1.2 1.8 0.0 屋根 梁 足場 開口部 ハシゴ 脚立 脚立足場 車荷台 その他 ※その他の発生内訳:垂木(屋根) 、内部階段、2 階床、道板、タラップ、擁壁、バルコニー、軒先など 図 5 - 2 原因・型別労災発生状況(工具「切れ・こすれ」の内訳) 40.0 35.0 30.0 平成24年 平成25年 35.2 34.4 31.1 31.8 26.9 平成26年 25.0 23.1 25.0 20.5 17.8 20.0 13.5 15.0 10.0 3.3 2.3 1.9 5.0 0.0 丸鋸 釘打ち機 金槌 2.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 1.0 0.0 0.0 ノミ 木材加工機 バール 5.6 4.5 8.7 5.7 5.6 カッター グラインダー その他 ※その他の発生内訳:サンダー、荷揚げ機、ベンダー、チェンソー、玉掛ワイヤー、トリマー、ボーリングマシ ーン、墨壺のカルコ、ヘラなど。 図 5 - 3 参考:原因・型別労災発生状況(車両系建設機械の内訳) 70.0 62.5 61.5 60.0 平成24年 平成25年 50.0 平成26年 40.0 30.0 20.0 10.0 27.8 27.8 22.2 12.5 7.7 5.6 0.0 0.0 0.0 0.0 クレーン 11.1 12.5 0.0 0.0 ドラグショベル ハンドガイドローラー ランマー ※その他の発生内訳:ミキサー、キャタピラー −9 − 12.5 15.4 15.4 5.6 0.0 ユニック車 0.0 トラック その他 6.休業日数別労働災害発生状況 平成26年においては、全年比で休業日数 31 日以上の労働災害発生比率はやや減少したものの、 91 日以上および死亡災害の比率が増加した。 死亡災害および重症災害にいたる割合が高い『墜転落災害』、『電動工具災害』、『車両系建設機械 災害』ついて、予防対策を強化するとともに、元請業者・事業主が協力して労働者に災害防止の 重要性について常に自覚を持つように、安全衛生教育の一層の推進を行っていかなければならな い。 �6図休業日数別労働災害発生状況 - 6 休業日数別労働災害発生状況 4-7日 4-7日 8-30日 8-30日 平成24年 平成24年 31-90日 31-90日 13.7 13.7 35.7 35.7 34.1 34.1 91日以上 91日以上 12.3 12.3 0.9 0.9 死亡 死亡 平成25年 平成25年 12.2 12.2 34.3 34.3 11.4 11.4 1.2 1.2 38.8 38.8 平成26年 平成26年 12.8 12.8 0%0% 10% 10% 36.2 36.2 20% 20% 30% 30% 32.2 32.2 40% 40% 50% 50% 60% 60% 70% 70% 80% 80% 15.1 15.1 2.3 2.3 90% 90% 100% 100% 10 ページ − 10 − 7.雇用形態別労働災害発生状況 前年と比較すると、労働者+6.1%、事業主△0.3%、一人親方△6.4%と、 「労働者」が再び増加に 転ずる一方、 「一人親方」の割合は3年振りに減少した。 今後も、指導・教育する中心的な立場である「事業主」には労働安全衛生に対する意識を高める ことが求められ、労働者・一人親方も含めた具体的な対応としては、安全衛生に係わる必要な知識・ 資格の習得・取得、災害未然防止安全活動の確実な実施が挙げられる。 また、 「一人親方」等に対し、万が一の災害補償対策として「労災保険の特別加入制度」等への加 入促進も引き続き必要である。 �7 図 - 7雇用形態別労働災害発生状況 雇用形態別労働災害発生状況 労働者 事業主 事業主 一人親方 一人親方 労働者 平成24年 平成24年 39.2 39.2 3.8 3.8 56.5 56.5 平成25年 平成25年 53.3 53.3 41.5 41.5 5.3 5.3 平成26年 平成26年 5.0 5.0 59.4 59.4 0%0% 10% 10% 20% 20% 30% 30% 40% 40% 50% 50% 60% 60% 35.1 35.1 70% 70% 80% 80% 90% 90% 100% 100% 11 ページ − 11 − 8.年齢層別労働災害発生状況 平成26年は、平成25年に増加した50歳代及び60歳以上の割合が減少したが、20歳代、 30歳代、40歳代において増加した。 平成26年全体で見ると40歳代以上の割合が58%と平成25年より減少傾向にあるが、特に 40歳代が前年より2.7%の増加を示した。30歳代おいても20%以上の高い割合を示している。 高齢者の割合は、平成25年度に比べ減少しているが、今後も低層住宅工事に携わる作業者の高年 齢化が更に進むことが見込まれる為、40歳代以上の災害発生比率の増加が心配される。 そのため、高齢者による労働災害の防止については、作業者自身が自己の運動能力の低下ならび に判断能力の低下を認識することが大切である。身体的に無理な作業に従事せず、こまめな休憩を 取ることも必要とされる。管理・監督者として注意する事は、できる限り作業手順に基づく作業を 行なうように指導し、若年作業者と協調できるように作業における役割分担を明確にする等の配慮 が必要である。また高齢作業者の日々の健康状態の把握および高所作業をなるべくさせない等の人 員配置も考慮する必要がある。 図 - 8 年齢層別労働災害発生状況 20歳未満 20代 30代 40代 50代 60歳以上 平成24年 3.1 14.1 3.0 13.6 19.7 18.2 21.7 21.5 平成25年 18.9 20.7 22.2 20.5 平成26年 3.3 0% 16.1 10% 22.0 20% 30% 14.8 23.4 40% 50% − 12 − 60% 70% 19.3 80% 90% 100% 9.月別・曜日別・時間別 労働災害発生状況 月別の労働災害発生状況(図9-1)は3月、5・6・8月の災害発生が増加した。これは工事 が集中する年度末の繁忙、例年にない早い時期の猛暑にあったと推測される。年々早期の熱中症対 策が必要となっている。一方、9・10・11・12月の災害発生は減少した。 曜日別(図9-2)においては月曜が微減、水曜日が4.4%減少したが、火・金曜日が2年連 続、土曜日は3.4%増加した。月曜日から金曜日の災害発生のばらつきはより少ないものになり、 平均化してきた。 時間帯別(図9-3)では昨年と比較すると午前中の災害発生率が3.5%増加し、逆に午後は 2.7%減少した。災害が増加した8時以前ならびに11時のことを考慮すると作業前の準備不足、 昼休み前の作業者の目に見えない「疲れ」や「油断」に対しての認識・配慮が必要である。 図9-1.月別 労働災害発生状況 図 9 − 1 月別労働災害発生状況 1月 1月 2月 2月 3月 3月 5.0 4月 4月 5月 7月 8月 8月 9月 11月 12月 9月 10月 11月 12月 0 11.5 7.9 5.9 4.9 7.3 7.3 8.0 8.0 6.3 6.3 9.8 6月 7月 5.0 6.7 7.96.7 平成24年 平成24年 平成25年 平成25年 平成26年 平成26年 5.9 4.9 5月 6月 10月 8.0 8.0 6.5 7.3 6.5 7.3 8.9 8.8 8.9 8.6 8.8 8.6 5.5 5.58.4 8.4 11.5 0 5 9.8 11.2 10.8 11.2 10.8 9.2 9.2 9.2 9.2 8.2 8.2 10.3 10.3 12.1 12.1 11.8 6.7 11.8 6.7 8.0 8.0 7.3 5.9 7.3 5.9 10.5 10.4 10.5 10.4 8.8 8.8 7.6 (%) 7.6 9.8 (%) 9.8 6.7 6.7 10 15 5 10 15 図9-2 曜日別 労働災害発生状況 − 13 − 13 ページ 図 9 − 2 曜日別労働災害発生状況 18.3 18.0 16.5 月 平成24年 平成25年 平成26年 14.4 火 17.3 18.2 17.8 17.8 水 13.4 17.6 17.1 18.2 木 15.3 16.3 16.9 金 14.2 11.4 14.8 土 2.3 2.1 2.1 日 0 5 10 15 (%) 25 20 図 9 − 3 時間帯別労働災害発生状況 7.4 6.3 7.5 8時以前 9 10 10.5 13 12.6 13.2 11.8 15.7 12.4 15.9 11 5.6 6.1 5.6 12 7.0 7.1 7.1 13 14 9.9 15 14.6 11.7 10.6 11.5 10.8 9.2 8.1 9.3 16 9 4.3 平成24年 平成25年 平成26年 7.3 6.5 17 2.2 18時以降 0 2 4.5 3.6 4 6 8 − 14 − 10 12 14 16 (%) 18 [参考資料] 平成 26 年 労働災害発生状況報告事例(順不同) 墜転落 ◎2階ベランダから地上まで転落し、背骨を骨折した。 ◎上棟後の金物取り付けの際に吹き抜けからバランスを崩して転落した。 ◎天井根太が折れ、3階床に背中から転落した。 ◎屋根ルーフィングの施工中に転落した。 ◎3階ベランダの腰壁設置時に地上まで転落、肋骨を骨折した。 ◎屋根幅が異なっていることに気が付かず、足を踏み外して転落し腕を骨折した。 ◎庇の小壁を取り付け中に3階の作業床から転落。 ◎吹き付け前ビニール養生中に足場が外れ、2階ベランダ上の足場から地面に墜落した。 ◎階段踊り場と2階床に脚立を設置し、道板を渡して階段上部の天井断熱施工中にバランスを崩 して転落。頭部・鎖骨裂傷、肋骨を骨折した。 ◎2連梯子を立て掛けて降りようとした際に梯子がぐらつき転落した。 ◎足場タラップを上ろうとした際、火打ちに頭をぶつけてタラップから転落した。 ◎脚立を立てていたが床が抜け、バランスを崩して転落し足を裂傷。 ◎階段室回りの作業中に2階から1階に落ちた。 ◎太陽光パネル固定金物のシーリング施工で、足場の上を移動中に作業床で躓き転落した。 ◎脚立に昇ってシャッター交換中にバランスを崩して転倒した。 ◎昇降設備から2階床に渡ろうとした瞬間に滑り、昇降設備とともに転落。 ◎1階土間で脚立に乗ってALCに穴開けをしていたが、ドリルの反発でバランスを崩し転落。 ◎下屋上のサッシ外側を拭いている際に支えていた左手が離れ、転落した。 ◎忍び返しを作業中に脚立下のアスファルト部分が崩壊し、バランスを崩して転落した。 ◎樹木の撤去作業で切った樹木を下している際に、滑車をセットしていた丸太が折れ転落。 ◎室内作業中にアルミ梯子を固定しなかったことによる落下。 ◎脚立が転倒して墜落被災する。 ◎階段室の外壁目地シーリングで脚立の開き止めを外して使用し、バランスを崩して転落する。 ◎小屋梁を持って脚立を上った際にバランスを崩し転落した。 ◎玄関外壁タイルの清掃作業中に足元の段ボール箱に躓き、玄関ポーチから道路まで転落した。 ◎手上げDSP取り付け中に歩板が外れ2階床に墜落した。 ◎脚立に乗って折り戸枠の計測を終え、降りる際に誤って足を踏み外し転落する。 ◎2階床ごと約3メートル下のコンクリート土間に墜落した。 ◎室内階段部で脚立を伸ばして梯子で昇降中に誤って足を滑らせ、転落して被災した。 ◎2階から1階に降りる際に梯子の足元がずれて梯子とともに墜落した。 ◎1階の土間コン上で、脚立に乗りインパクトドライバーで天井裏配線固定バンドを固定中に誤 ってバランスを崩し、土間まで転落した。 ◎作業員に休憩の声掛けのため足場を移動中に、外して放置してあった床開口部から転落した。 ◎1階土間上で脚立に乗って梁つなぎを取り付け中に身体のバランスを崩して転落した。 ◎2階バルコニーで一時的に外した火打ち材を復旧のため、足場支柱伝いに足を滑らせ転落する。 ◎石膏ボード加工台を手に持って昇降設備で上昇中に、中段付近でバランスを崩して転落した。 -1- − 15 − ◎雨樋を施工中に作業床が外れ転落した。 ◎2階階段の開口部際で石膏ボード荷揚げの片付け中に、誤って開口部から1階に転落した。 ◎上棟作業で垂木取り付けの際に転落した。 ◎可搬式作業台に乗り界壁の石膏ボードを施工中に身体のバランスを崩し、後方に飛び降りたが 着地の際に踵を強打・骨折する。 ◎足場の2層目に手摺りを外して資材を荷揚げしたが、手摺りを戻さないまま作業を行い転落。 ◎擁壁上のGLで基礎工事準備中に足を取られて転落した。 ◎階段室で清掃・養生しながら後ろ向きに下降中に段板を踏み外し、1階まで転落する。 ◎2階床梁のドリフトピン取り付け作業中に脚立から降りようとした時に足を滑らせ、転倒して 土間に足を付いた際に右足首・踵を骨折する。 ◎梯子から足を踏み外し1階に落下した。 ◎脚立足場に乗り天井ボードを施工中に足場材の伸縮部に躓き転落した。 ◎壁面コンクリートを打設中に脚立から落下し、腰と右脛を負傷した。 ◎2階壁の石膏ボード施工中に仮床から落下した。 ◎仮設階段を降りる際に誤って右足を踏み出し、右膝靭帯を損傷した。 ◎足場養生シート貼りで足を滑らせ、足場から墜落した。 ◎足場板上で外部作業者に材料を渡す際にバランスを崩して転落した。 ◎外部足場からサッシ枠の上部を蹴ったところ、足を滑らせ頭を1階床の大引きに叩きつけた。 ◎棟換気の穴開け作業後に足を滑らせ、隣地の基礎コンクリートに墜落した。 ◎足場板からサンルームのガラス枠に足を掛けビニールを養生しようとしたところ滑って転落。 ◎2階床合板張り作業で仮止めの根太に足を乗せたところ、根太が下がって転落した。 ◎3尺の脚立に乗って外壁を解体中にバランスを崩して転落した。 ◎脚立に乗ってトイレの天井ボード貼りの作業中にバランスを崩して転倒した。 ◎足場解体中に足場から約2メートル下に落下した。 ◎モンキータラップから作業床に降りる際に転落し、腰椎を骨折。 ◎2階窓枠に乗って軒天を撤去中に足を滑らせ転落した。 ◎足場上に片持ち状態で仮置きされた作業床に乗り、転落して腰椎を骨折した。 ◎未固定の仮設階段を降りた際に階段がずれて転落した。 ◎脚立が地面に沈み込み、バランスを崩して墜落した。 ◎足場解体工事で安全帯を掛け代える際にバランスを崩して墜落した。 ◎外壁固定の際にビッドが滑った勢いで2階バルコニーから墜落した。 ◎屋根パネルの固定作業で、材料に押されて脚立から墜落した。 ◎破風取り付けで足場の外に身を乗り出して作業して、バランスを崩して墜落した。 ◎2階床梁を設置する際に2階床部分から1階土間に墜落した。 ◎屋根足場を解体していた際に足を滑らせ、2階バルコニーに墜落した。 ◎脚立に昇る際に踏み桟に足を掛け損ねて転落した。 ◎天井吊り下げダクトのボルトを切断中に、落下したダクトに接触し墜落した。 ◎ボルト締め付け中に脚立を踏み外し落下。足首を捻挫。 ◎手が滑って足場から約4メートル転落した。 ◎3階の内部開口から1階に転落した。 -2- − 16 − ◎2階床梁を建て方中に2階足場から転落し、頭部を骨折した。 ◎鉄骨建て方中に梁の上を歩行していてバランスを崩し1階に転落。 ◎ロフト造作作業で脚立から降りる際に足を滑らせ落下。右手首を複雑骨折。 ◎階段吹き抜け部の断熱材施工中に、転落防止ネット及び作業床のない状況下の梁に足を掛けて 誤って足を滑らせ土間に転落した。 ◎4尺脚立の2段目から床に降りる際に足を踏み外し、後ろ向きに転落した。 ◎外壁飾り柱のコーキング施工中に足場の中桟が外れて落下した。 ◎材料荷揚げ中に床開口部より落下した。 ◎木製天井下地の上で電気配線を確認していたところ、天井下地の横桟が外れ床に墜落した。 ◎掃き出しサッシから脚立を使って外部足場1層目に移動中、雨だれを避けようとしてバランス を崩し転落した。 ◎下屋部での外装工事の足場解体作業で、足場を移動中に隣の足場に安全帯を掛け直そうとした 際に雨で濡れた和瓦に足を滑らせ転落した。 ◎外階段で不安定な樋に伸ばした脚立を引っかけて塗装工事中に足を踏み外して墜落した。 ◎補修工事の作業完了後の仮設足場解体撤去中に、足場から踏み外して転落。 ◎2階壁パネルの上部を組み立て中に内部足場から後ろ向きに転落した。 ◎雨養生のシートを手直し中に強風にあおられ、階段吹き抜け部より墜落した。 ◎屋根工が2階屋根上で後片付け中に、放置していたカラーベストのスターターに足を乗せて転 倒。踝を骨折した。 ◎屋根工が破損瓦の交換のため下屋軒先に梯子をかけて上り切ったところ、梯子が未固定だった ため約3メートル転落した。 ◎脚立上で1階壁のボード貼り作業中にバランスを崩して墜落した。 ◎相方が胴縁に跨って溶接中に火花が危ないので移動するよう指示したところ、安全帯を外して 移動し約4メートル下に墜落した。 ◎梱包材の上から作業後に降りようとした際に、梱包材の表面が雨で濡れていたため滑って転落。 ◎糊付け機を持ってスケルトン階段を降りていた時に足を踏み外し、階段下に墜落した。 ◎脚立を降りようとして2段目を1段目と勘違いし、バランスを崩し足を捻った。 ◎3階バルコニーで脚立作業完了後に降りる際にハッチの縁から2階に墜落。ハッチの転落防止 措置はなかった。 ◎塗料を持ちながら足場を上っていた時にバランスを崩し、塗料とともに玄関ポーチに墜落した。 ◎ブルーシートの下に床パネルがあると錯覚し、シートごと1階土間に墜落した。 ◎建て方終了後、屋根にブルーシートを掛けていたところ、足を滑らせ屋根から道路に墜落した。 ◎外部足場からルーフバルコニー内に置いてあった脚立に移動した際に、脚立が滑り転倒した。 ◎換気ダクトの固定作業中にバランスを崩し、脚立から墜落した。 ◎足場上でメッシュシートに背をあて板金作業をしていたところ、シートの紐が切れ、その勢い で転落した。 ◎天井の造作用脚立の足場を組み立て中にバランスを崩し、転倒した。 ◎下屋から外部足場の1層目に移動しようとしたところ、足を踏み外し背中から墜落した。 ◎軒先で太陽光パネルの位置調整の作業中にバランスを崩し、墜落した。 ◎雨養生作業中に墜落防止措置のない階段開口部上のブルーシートに乗り、1階床まで転落。 -3- − 17 − ◎壁のボード貼り作業中に脚立を使った内部作業足場の上でバランスを崩し転落した。 ◎脚立を使用して造作作業中にバランスを崩して落下した。 ◎脚立足場に乗って天井ボードを施工中に足場材の伸縮材に躓き転落した。 ◎2階開口部から材料を引き上げる際に足を滑らせ、1階土間に落下した。 ◎3尺の脚立天板に乗って作業中に足を滑らせ転落した。 ◎建て方作業中に足場から足を踏み外し、土台に転落した。 ◎1階から2階に材料の荷揚げを行っていた際にバランスを崩し転落した。 ◎工具で金物を締める作業をしていたが、梁の上でバランスを崩して転落した。 ◎建て方で梁組み中に脚立の2段目から落下し、股間を強打し睾丸を切傷した。 ◎電気配線作業中に2階階段ホールの脚立上から転落した。 ◎2階建て方中に熱中症となり、ふらついて1階に墜落した。 ◎1階建て方中に足が滑りパネルの上から1階土間に墜落した。 ◎脚立を立てて2階外壁を塗装中にバランスを崩して墜落した。 ◎脚立を使用して外部を塗装中にバランスを崩して墜落した。 ◎電気配線工事中に足を滑らせ、脚立の角で胸を強打し転落した。 ◎足場から下屋根に渡る際に足を踏み外して転落した。 ◎上棟時に未固定部材に足を掛けて転落した。 ◎荷揚げ作業中に2階の階段スペースから落下した。 ◎建て方作業中にバランスを崩して脚立から転落。 ◎建て方中に2階床梁から落下した。 ◎屋内でALCを取り付け中に足場板が割れ、落下した。 ◎脚立足場上で天井断熱材を敷き込み中に作業台が折れ、落下した。 ◎足場の建地から1段目の作業床に上がろうとして転落した。 ◎図面を持って1階から2階に梯子を上る際に足を滑らせ、2メートルほど転落した。 ◎足場解体後に未固定の足場用階段を降りる際に、階段ごと転落した。 ◎柱状改良中に水抜き用に空掘りした穴の埋め戻しが甘く、そこに落ちて腰を打撲。 ◎2階床から脚立で小屋梁の緊結金物を荷揚げする際にバランスを崩し、柱に右肩を打った。 ◎勝手口ポーチ上に脚立を立てて作業中、バランスを崩して転落した。保護帽は未着用。 ◎組み立て作業後に屋根の上で足を滑らせ、地上まで墜落した。 ◎脚立足場を使って天井下地作成中にアルミ製の歩板を踏み外して墜落した。 ◎クロス工が吹き抜け足場で面取りテープを貼っていたところ、足場2層目から降りる際に約1 メートル転落した。昇降梯子がなかった。 ◎荷受け準備のため2階から梯子で降りる際に中間付近から転落。横腹強打、肋骨2本骨折。 ◎建て方が斜めにセットした脚立の3段目で玄関ドア枠上のボルト調整中に足元が傾き転落。 ◎型枠上でアンカーボルトのレベル調整中にズボンの裾に万力を引っかけ、土間に転落した。 ◎解体工が2階ベランダの老朽化した手摺りを乗り越えて梯子で降りる際に手摺りが折れ、地面 に転落した。 ◎建て方が玉掛け中に、あおり固定用チェーンが破断し道路に落下。 ◎設備工が梯子を降りる時に開口部の鉄根太を掴んだ際に根太が動き、1階床に尻から転落した。 ◎大工が2階の職方と話しながら梯子を降りる際に 1.6 メートル転落した。 -4- − 18 − ◎7尺脚立の6段目に跨って配線工事中に脚立ごと転落した。 ◎天井下地作業のため脚立足場の上で寸法取りをしていたところ、道板のないのに気が付かず転 落。腰を強打した。 ◎3尺脚立を降りる時に踏み外し、転落。両手が開いていた。 ◎枠組み足場を組み立て中に、部材を取りに行くためアンチの1段目に足を掛けた時に滑り、地 面まで約 1.8 メートル転落した。 ◎大工が幅の異なる2台の作業台を連ね天井石膏ボードのビス打ち作業中に、端から転落し玄能 の上に落下し坐骨骨折。 ◎仮床をビスで固定していたところ、ビスが抜け仮床が傾いて約 2.5 メートル転落。 ◎大工が脚立に昇る際に4段目に足を掛けたところ、脚を突っ込み転落した。 ◎外部廊下の鉄骨組み立てで、大工が6尺脚立に上る途中で脚立が傾き、飛び降りたが足首を骨 折した。 ◎大工が積み上げたボードに乗って側面ボードをビス打ちし脚立に戻る際に足首を捻った。 ◎大工が2階で石膏ボードを立て起こす際に、勢い余って開口部に足を踏み出し1階に転落した。 ◎建て方工が2階パラペット上で外部階段の梁を調整中にバールが滑り、転落した。転落防止手 摺は外していた。 ◎階段吹き抜け部で2人でボードを支えていたが、1人が踏み面の小さい踊場内側を降り転落。 ◎2階屋根上で樋詰まりを確認中に雨が降り出したため、梯子で降りる際に梯子ごと転落した。 ◎大工が相方と2台の脚立でボード貼り作業中に、1台の脚立が劣化で曲がり転落した。 ◎基礎工が深基礎内部を埋め戻しのため上に足場板を掛け一輪車で土を運んでいた際に脱輪し、 1.3 メートル下に転落した。 ◎雨天時に建て方が内部足場の上で梁を歩行中に、足場板が濡れており滑って土間に転落した。 ◎階段回りの開口部の仮板が固定していなかったため転落した。 ◎脚立ごと滑り、1段目から転倒し後頭部を打撲した。 ◎未固定の天井根太から転落した。 ◎資材置き場の小屋解体作業中に1階天井から転落した。 ◎足場シートの広げ直し作業中に足場から転落した。 ◎パネルの玉掛け作業で脚立から降りる際に踏み外し、地面に打ち付けられた。 ◎建て方で材料をクレーンから取り外す時に梁から転落。 ◎資材を受け取るため、第2作業床から2階床に移る際に転落した。 ◎1階桁上から体勢を崩して転落した。 ◎足場解体中に地上に墜落した。 ◎脚立と資材を足場代わりにして天井の断熱材を施工中に転落した。 ◎先行足場を組み立て中にコーナー部で安全帯を付け替える際にバランスを崩して転落した。 ◎飛散防止ネットを張っている最中に第3作業床の手摺り単管から転落した。 ◎建て方作業中に2階床梁のドリフトピン取り付け作業で脚立から降りる際に転落。 ◎トイレ壁のクロス貼り時に、脚立から降りようとして最後の1段を踏み外し転落した。 ◎吹き抜け部に作業床がない状態で梁に足を掛け、2階壁の断熱材を施工中に墜落した。 ◎梁への配管作業を終えて脚立を降りる際に、脚立とともに転倒した。 ◎大屋根で破風を取り付け中にバランスを崩し、ベランダに転落した。 -5- − 19 − ◎下屋で作業中に足を滑らせ、玄関ポーチの土間に転落した。 ◎天井下地を組んでいたところ、脚立から転落した。 ◎サイディングを持って足場を移動中に風にあおられて墜落。 ◎吹き抜けの足場で作業中に足場材が折れ、墜落した。 ◎2階から1階に降りようとして梯子に足を掛けたところ、踏み外して墜落した。 ◎和室で天井廻り縁を取り付ける際に馬脚立を移動し道板の端から転落した。 ◎足場第1床から脚立を利用して降りる際に落下し、手を骨折した。 ◎屋根から降りる際に梯子がずれて転落。 ◎バルコニーに脚立を設置して作業中に滑り、地上まで墜落した。 ◎足場工が転落防止手摺りの高さ点検のため屋根上を歩行中に野地板の未施工部分から 2.5 メー トル下のルーフバルコニーに転落。開口目印を見落とす。 ◎建て方が内階段を急いで降りる際に転落した。 ◎足場ブラケットで昇降中に固定不良のためバランスを崩して転倒、骨折した。 ◎鉄骨工が足場1層目の上で相方と向き合って寸法計測中に、一段下がった作業床に移る際、踏 み外して地面まで 2.1 メートル転落。安全帯は未使用だった。 ◎トラックの荷台で荷締め確認後、荷台から降りる際に転落し左腕を骨折した。 ◎脚立2段目から降りる際に足を踏み外して墜落した。 ◎施工管理者がユニック荷台の上で荷下ろしの玉掛けをする際、パレットの張り出し部分に足を 掛け、天秤になったパレットごと 2 メートル下に転落した。 ◎シーリング工が外部階段を降りる際に左足が滑り転倒した。 ◎防水工事中に雨養生シートを設置していた際に、脚立から転落して肋骨を骨折した。 ◎3階床の養生シートを撤去中に開口部から1階床に転落した。 ◎階段で造作工事中に意識を失い、転落して頭部を打撲。 ◎2階床で養生シートを施工中に開口部から転落。 ◎手伝いの足場工が先行足場で荷揚げのため1層目を移動し 2.4 メートル転落。人員配置の不備。 ◎大工が天井縁を取り付け中に可搬式作業台から転落。 ◎建て方が3階の非難ハッチを塞いでいた床下地材を外して移動し、ハッチ開口部から 1.6 メー トル転落。 ◎電気工が先行配線で6尺脚立の4段目で、天板を跨ごうとして裾が引っ掛かり転落。 ◎電気工が脚立上で配線を曲げてジョイントボックスに納める際に転落。無理な姿勢での作業。 ◎採用2日目の建て方が水平ブレース取り付け中に脚立から転落した。 ◎トップライト工が下屋に梯子を掛けて屋根に移って点検作業中、駐車場の土間に 2.7 メートル 墜落。親綱設置なし。 ◎防水工が手直し作業後の仕上げ作業のためバルコニーに梯子を掛けてバルコニー笠木に手を掛 けた時、梯子が傾き道路に転落。外傷性脳挫傷。 ◎外壁補修工事で 17 歳の足場工が水平材に足を掛けて手を伸ばした時に足が滑り転倒。 ◎荷揚げ作業で材料を持って下がったところ、足場の段差部に墜落した。 ◎大工が脚立から降りる時に背中から床に転落。ノンスリップなし、足元の確認なし。 ◎鉄筋工がスラブ型枠上で配筋中に足場手摺りの盛り返しがされてなく、端から3m墜落した。 ◎ユニットを牽引中に綱が外れて屋根から転落し、頭蓋骨を骨折した。 -6- − 20 − ◎屋根上にかけた馬足場の足場材が外れ、転落して骨盤を骨折した。 ◎屋根材を撤去中に屋根上から転落し、全身骨折・内臓出血で死亡した。 ◎階段で脚立に乗って作業中にバランスを崩して1階フロアまで落下した。 ◎2階作業で梯子を固定し忘れ、そのまま上がったため梯子ごと滑り落ちた。 ◎勾配天井部分の補修の際に梯子を掛けて加工していたが滑って転落した。 ◎外壁手直し作業中に脚立から墜落して負傷した。 ◎足場からバルコニーに降りようとした際に足が滑り、バルコニーに転落した。 ◎馬足場上で天井クロス施工中に体勢を崩して足を踏み外し、転倒した。 ◎2階屋根から墜落した。 ◎基礎工事用のテントを解体中に屋根から墜落した。 ◎垂木施工中にバランスを崩して転落した。 ◎小屋裏の天井下地施工中に2階に降りる際に脚立から転落した。 ◎屋根作業中にバランスを崩して1階天井パネルまで転落した。 ◎建て方作業中に開口部から転落した。 ◎2階にサッシを搬入時に開口部の養生を外したところから転落、腰を打撲した。 ◎脚立で作業中に開き止め金具が破損して転落した。 ◎屋根下地板を施工中に天窓の開口部から墜落。 ◎開口部を利用してボードを荷揚げ中に墜落した。 ◎外装サイディングシールを施工していて、足場を昇降中に墜落した。 ◎梯子を上った際にバランスを崩して転落した。 ◎墨付けをしながら後ろ向きに移動中、屋根の端部より墜落した。 ◎陸屋根を歩行中に床合板作業で開口部から転落。 ◎断熱材削り作業中に開口部より転落した。 ◎サイディングを施工中にアンチが外され、そこから転落し股関節を打撲。 ◎トイレに行くため安全帯を外して降りる際に屋根上の材料に乗ったものの、開口部から墜落。 ◎足場移動の際にバランスを崩して床に落下した。 ◎2階床合板貼り作業中に転落した。 ◎外部足場作業床で作業中に足を滑らせ落下した。 ◎脚立上に足場板を渡してクロス作業中に落下した。 ◎2階開口部の横を通過中に誤って足を滑らせ落下した。 ◎バルコニー設置時に転落した。 ◎2階から1階に降りる際にアルミ製2連梯子が突然座屈し、バランスを崩して転落した。 ◎小屋梁上で作業をしていたところ、バランスを崩して2階床に転落し背骨を2ヵ所骨折した。 ◎内部作業用足場上で作業中に落下し、左足かかとを骨折した。 ◎小屋梁上で材料を降ろす際に突風にあおられ落下した。 ◎1階の給排水工事を作業中に、床の開口部より転落して骨折した。 ◎外壁張替え作業で既存サイディングの撤去中に手を滑らせ、約 80 センチの背面に転落した。 ◎荷物の搬入時に後ろ向きで足場を踏み外し、落下した。 切れ・こすれ -7- − 21 − ◎1階の給排水工事を作業中に、床の開口部より転落して骨折した。 ◎外壁張替え作業で既存サイディングの撤去中に手を滑らせ、約 80 センチの背面に転落した。 ◎荷物の搬入時に後ろ向きで足場を踏み外し、落下した。 切れ・こすれ ◎外壁サイディング施工中に釘打ち機が接触した。 -7◎ペアガラスを持って移動中に左親指にペアガラスが接触し切創した。 ◎丸鋸が反発し、自分の左太ももを切った。 ◎板金材を手で運んでいた際、重なった板金材がずれて右手小指を切傷した。 ◎作業台上で丸鋸でフロア材を切断中、切った端材に左手を添えてしまい、刃に巻き込まれた。 ◎天井下地の釘打ち作業中に跳ね返ってきた釘で左手人差し指を負傷。 ◎部材を卓上鋸で切断中に刃の回転停止を確認せず、右手で材料を掴んだ際に腕を裂傷。 ◎タイルを切断した際に反発したディスクグラインダーの砥石で左腕を切創した。 ◎鋼製階段をグラインダーで加工中にキックバックし、太腿を裂傷した。 ◎丸鋸を持ち替えた時に誤ってスイッチを押し、キックバックして手の腱を断裂した。 ◎丸鋸を縦使いしてキッチンパネルを切込み中にキックバックして裂傷。工具の選定ミス。 ◎腕をクロスして材料を固定した袖が押切の刃に触れて巻き込まれた。 ◎足場のメッシュの紐をカッターで切断し、指も一緒に切傷した。 ◎軽鉄スタッドの調整時に手の甲を材料の端で切傷した。 ◎掃き出しサッシを入れ替える際にガラスが破損し、動脈を切傷した。 ◎丸鋸を回転させたまま切断物のずれを修正したところ、巻き込まれた。 ◎既設の最終枡へのコアボーリング作業中に左手を巻き込まれ、指2本を切傷した。 ◎アイボルトに通したワイヤー抜き取りで指が絡み、親指を切断した。 ◎足場板の上に木製型枠を乗せて丸鋸で切断中にキックバックして太腿を切った。 ◎界壁工事でスタッド建てこみ中にランナー固定金具が外れて左手甲に落下、裂傷を負った。 ◎足場上でサッシ上部の窓庇をセット中に庇が落ちかけ、手で掴み親指第一関節を裂傷した。 ◎ボードをカッターで切っている際に、刃が定規を乗り越えて指を裂傷。 ◎溝切作業で軍手が回転刃に巻き込まれ、指先を欠損。 ◎シーリングをカッターで切る際に刃が手首に刺さった。 ◎壁をサンダーで切ろうとした際にキックバックを起こして、肩から脇を裂傷。 ◎釘打ち機を手元に寄せた際に、先端が右腿部に接触し、スクリュー釘を太腿に打ちこんだ。 ◎既設管の切断作業でサンダーの刃が管に詰まった反動で、左足上腿付近に接触した。 ◎床パネルの釘打ち作業で暴発により機械内部で破断した釘が左腕に刺さった。 ◎サンダーで補修箇所のサイディング切断作業中に下地の鉄部に反発したサンダーで負傷した。 ◎防水工が不燃ボードをカッターで切断中に切創。ケプラーは使用せず、ボードを定規代わりに 使用していた。 ◎間仕切りランナーに配線用の穴を電気ドリルで空けようとした際にドリルが滑り、左手に接触。 親指付け根を裂傷した。 ◎丸鋸で木材を加工中に不安定な固定でキックバックを起こして切った。 ◎軒裏天井の取り付けで脚立から降りる際に下地材の角で左手を裂傷。20 時過ぎ。年少者の残業 だった。 ◎仮囲い単管パイプ養生のため、壁つなぎ単管に足を掛けたところ単管がずれ落ち、建地クラン プで脛を裂傷した。 ◎サンダーが反発し、左腕を裂傷した。 ◎間仕切り材を切断中に丸鋸で左手に接触し切創した。 -8- − 22 − ◎サイディング小口をサンダーで作業中に左手親指に接触し、腱を断裂した。 ◎玉掛中に4メートルの梁が噛み合っていたので直そうと右手であおったところ、勢いよく梁が 外れて腕にあたり裂傷した。 ◎配線穴開けのため電動ドリルでランナーを床に置き、片足で押さえて作業をしていた際にドリ ルが暴れ右手薬指の根元を骨折した。 ◎塩ビ管を切断中に上手く切れずに塩ビ管が破損し、左手が巻き込まれた。 ◎木枠の加工時に電動丸鋸が滑り、手に当たった。 ◎釘打ち機が石膏ボードの山に接触して発射され、左手首を貫通した。 ◎手摺取り付け工事で丸鋸が跳ねかえり、左手を裂傷した。 ◎ダウンライトの穴開け作業で、無理な体勢で石膏ボードを切っていたところカッターの刃が眼 に刺さった。 ◎外構の左官工事でカッターで切断していたところ、誤って左手親指を切った。 ◎足で材料を押さえて丸鋸を使用中に反発して右足親指を切った。 ◎脚立が倒れ、梁にぶら下がった状態から手が抜け、切った。 ◎合板をカットした際にバランスを崩し、丸鋸が暴れて左手中指を切断した。 ◎丸鋸が引っ掛かり、反動で戻ってきた際に負傷した。 ◎天井下地組みの墨出しの際に、墨壺のカルコが外れて左目に当たり裂傷した。 ◎バルコニーで軒天下地を取り付け後、降りる際に釘打ち機で左手を打ってしまった。 ◎丸鋸で作業中に跳ね返り、左手を裂傷した。 ◎加工材を削っている時に材料が滑り、右手が機械の刃に接触した。 ◎工場内で丸鋸を使用中に丸鋸が材料に引っかかり、抑えていた左手を負傷した。 ◎屋根材加工機の歯車に小指を挟まれた。 ◎野地板の釘打ち中に誤って膝に釘を打ち込んだ。 ◎丸鋸で木材を引き裂いていた時に反発して手を切った。 ◎クロスボードをカッターで切断中にバランスを崩し、小指の外側を削いだ。 ◎丸鋸で杉材を切断中に手元がぶれ、はずみで小指を負傷した。 ◎グラインダーの刃が跳ねかえり、左手首を切った。 ◎荷揚げ作業中にウインチに指を挟まれた。 ◎釘打ち機のホースを払いのける際に左足と釘打ち機が接触して釘が発射され、左足を貫通した。 ◎外装用板金金物の切断中に手を切った。 ◎軒天下地の取り付け作業中に釘打ち機で足を撃った。 ◎サンダーでコンクリートに切り込みを入れる作業で、添えていた左手を切った。 ◎釘打ち機で外部合板を施工中に釘の連結ファイヤーが左目に刺さった。 ◎サンダーが下向きに反発し、左足安全靴の上と足首を切った。 ◎バルコニーの外壁アルミサッシにガラスを組み込み作業中にガラスの角で手首を損傷した。 ◎ベビーサンダーで合板を切断中にサンダーが暴れ、右手を切った。 ◎土間にコンクリート釘で型枠を固定する際に釘の頭が欠け、目に入った。 ◎サンダーに丸鋸の刃を取り付け、合板を切断中に左手親指を切った。 ◎外部造作材を丸鋸で切断中に右手で端材を取り除こうとして巻き込まれた。 ◎造作材を丸鋸で切断中に安全カバーが戻らず、床を走って右足に接触した。 -9- − 23 − ◎基礎排水用の釜場の単管を切断中にグラインダーがホースにあたり反動で左足に接触した。 ◎間柱設置作業で脚立から立ち上がろうとして釘打ち機のホースが絡まり、左足を打った。 ◎建て方作業中に釘打ち機が暴発し、足を撃った。 ◎丸鋸が反発して左指先を切断した。 ◎手組み建て方工事中にハンマーによる接触。 ◎ヘラを持って床開口部のバリ取りをしていた際に、ヘラが右手親指に当たって出血した。 ◎グラインダーのコードが絡み、電源を切らず引っ張ったためグラインダーが手に当たった。 ◎キッチンのパイプスペース壁下地組み立て中に釘打ち機で自分の足首を撃った。 ◎鉄筋を加工中に鉄筋に中指を挟まれた。 ◎垂木と天井根太の固定中に釘打ち機を落とし、誤って足首を撃った。 ◎CN75 の誤射。約 50 センチ離れていた左手親指を貫通した。 ◎釘打ち機で打ち損じ、膝を打ち抜いた。 ◎小屋組み作業中に釘打ち機のワイヤーが左目に刺さった。 ◎丸鋸で木材を切断する際に指を切った。 ◎加工材を削っている時に材料が滑り、右手が機械の刃に接触した。 ◎丸鋸を使用中に材料に引っかかり、押さえていた左手を負傷した。 ◎丸鋸で野縁材を切断中にキックバックし、左手の指を裂傷した。 ◎解体中に引き抜いたチェンソーが首に触れ、裂傷。 ◎下地を釘打ち機で固定しようとした時に釘打ち機の先端に触れ、被災した。 ◎発泡系の床下断熱材を丸鋸で切断中に左人差し指を裂傷。 ◎壁石膏ボードをカッターで切断中に手を切った。 ◎ベランダの脚立で作業中に下を通った大工の頭に釘が刺さった。 ◎ラフカットした軒天材を作業床上で丸鋸を使って切断中に左手中指を切傷した。 ◎現場監督が正しい丸鋸の使い方をせず、左腕を切った。 ◎脚立で作業中に落下し、釘打ち機で自分の胸を撃った。 ◎屋根の母屋を釘打ち機で固定中に先が当たって暴発し、足に釘が刺さった。 ◎土台据え付け時に釘打ち機が接触し、釘が足を貫通した。 ◎基礎工事中にハンマーで叩いたところ、タガネが弾けて刺さった。 車両系建設機械 ◎駐車場の雨水集水マスの据え付けレベル調整のためバックフォーで押さえたところ、誤って集 水マスに添えていた手を挟む。 ◎被災者がバックフォーの前に飛び出しキャタピラーに轢かれた。 ◎基礎工が重機で整地の高低差1メートルを登坂し、アームを旋回したところ重機が転倒し放り 出され膝を支柱に直撃した。 ◎解体工がユンボの後ろで作業中にバックしてきた重機のキャタピラーの下敷きになる。 ◎屋外先行配管作業後にバックフォーのトラック積み込み中に重機が横転し、飛び降りた時に基 礎で脇腹を強打した。 ◎解体工事中に後ろから来たユニボに気付かず、踏まれる。 ◎重機を移動した際に土塊に乗り上げ、重機が倒れて足が挟まれた。 - 10 - − 24 − ◎解体作業中に散水業者が重機と解体物の間に挟まれ死亡した。 ◎稼働中のモルタルミキサーで人差し指を損傷した。 ◎トラックとブロック塀に挟まれ、肋骨を骨折した。 ◎キャタピラーに踏まれ被災した。 ◎レッカー作業中に異音がしたためファン回りを手探りで調べたところ、ファンに巻き込まれた。 激突 ◎外壁から飛び出していたガスメーターの配管に激突し、腕を骨折した。 ◎解体した足場積み込みのため、専用ラックをトラック荷台から降ろす際に誤ってラックに顔面 をぶつけた。 ◎工事搬入資材の面材シート養生を終え、移動の際に面材の角に膝をぶつけた。 ◎基礎工が深基礎ステージで重複コンパネを撤去中に転落。型枠用ベースで膝を強打。 ◎建て方が外部階段で手摺りを取り付け中に、体勢を整えようとして建地コマに左目をぶつけた。 激突され ◎荷を吊っていたワイヤーが破断し、吊り荷が横に揺れて激突した。 ◎重機を使用し駐車場のアスファルト路盤の下地不陸調整作業中に、誤って重機作業範囲に侵入 した被災者が轢かれた。 ◎荷下ろし中の台車のバランスが崩れ、積み荷のボードが被災者の右足親指の上に倒れてきた。 ◎作業に支障のある場所に積んであった石膏ボードを移動し、壁に立て掛けたところ石膏ボード 20 枚ほどが倒れてきた。 ◎杭打ち作業中に頭部にオーガーが激突して死亡した。 ◎荷揚げ機のボードを降ろす際に倒れてきて押しつぶされた。 ◎梁桁組みの作業中に共同作業者のカケヤに叩かれて負傷した。 ◎下カケヤで指を叩かれ負傷。 飛来落下 ◎建て方工事中に地組した界壁パネルを吊り上げ移動中、界壁パネルのナットがフレームごと引 きちぎられて落下。逃げようとしたが咄嗟のことで無理な体勢から足首を捻り骨折した。 ◎2人の共同作業で、脚立に乗って梁を取り付け中に身体のバランスを崩し右腕に梁が落下した。 ◎トラック荷台から石膏ボードを建物内に運搬のため持ち上げようとした際に足の上に落とした。 ◎石膏ボード加工のため墨壺の糸を弾こうとした瞬間、カルコが外れて飛び、目にあたる。 ◎外構工事の改修工事で土間コンクリートをはつり、そのガラをトラックに載せようとして足の 上に落下させた。 ◎クローゼット内の木下地をフィニッシュ釘で仮止めしている際に釘が目に飛び込んできた。 ◎横向きにおいていた硝子障子を縦にしようとした際にガラスが割れて腕に落ちた。 ◎天井下地の釘打ち作業で、跳ね返ってきた釘で左手人差し指を負傷。 ◎足場の組み立てで手摺り設置の際に手摺りが外れて落下し、指を挟んだ。 ◎屋上で3階外壁材をシェルテック吊り具で吊り上げ中に引っかかって外れ、外壁材が落下し押 さえようとした手を挟んだ。 - 11 - − 25 − ◎バルコニーサイディングを釘打ち機で作業中に、釘の連結線の破片が眼に刺さった。 ◎足場工が下屋上で足場材の受け渡し中に突風にあおられた野地板が被災者に当たった。 ◎解体工がハンドエアブレーカーではつり中に、工具の先端を足の甲に落下させた。 ◎基礎工が遣り方で水糸を持ち上げた時に釘が抜け、右目に刺さった。 ◎5尺脚立の上で破風板の出隅をインパクトでビス固定中に、ビスが左目に跳ね返り眼球裂傷。 ◎搬入トラックが荷下ろし中に約 10 キロの部材が荷崩れし、傍らにいた水道工に当たる。 ◎防水戸枠を2人で運搬中に階段踊り場で枠が滑り、足場材との間で小指を挟んだ。 ◎材料を持ち上げた際に後ろに立てかけていた材が倒れ、左足甲に当たって骨折した。 ◎大工が荷揚げするために石膏ボードを脚立の上に置いた直後、ボードの重みに脚立が耐え切れ ずに倒れ、顔面に当たった。 ◎型枠大工が2階スラブ上に部材を荷揚げ中に、スラブが重みに耐えきれずに崩壊し、部材が当 たってしまった。2人が被災。 ◎作業台上で丸鋸で木桟を加工中に木端片が飛び、左目を直撃した。 ◎仮置きしていたルーフィングが滑落し、下にいた作業者に当たった。 ◎ランマーがバランスを崩して被災者を直撃した。 ◎ALC板を吊りこみ中にウインチがレールから外れ、ALCと床に右手を挟んだ。 ◎足場解体で足場部材を受け取る際に手を滑らせ、部材を右足に落とした。 ◎障害物をどけようとしたが、リフト運転者が荷物を落として下敷きになった。 ◎2階に合板を荷揚げした際に手を滑らせ、1階作業者の左足甲に当たった。 ◎養生鉄板を引上げ中に手が滑り、足の上に落とした。 ◎足場組み立て中に誤って歩板を落下させ、地面に跳ねて1階の作業者の頭に当たった。 ◎2人一組で梁材を持って移動中に足を滑らせ、梁材を左足に落とした。 ◎手を滑らせ床養生材を右足親指に落として負傷した。 ◎脚立から降りる際に持っていた釘打ち機を足に落とした。 転倒 ◎ブロックの基礎掘削で小走りで移動中にバランスを崩して転倒。駐車していたバックフォーで 足を打った。 ◎一輪車で採石運搬中に倒れそうになり咄嗟に支えようとしたが転倒した。 ◎休憩しようとして廊下を歩行中に躓き、転倒して膝の靭帯を断裂した。 ◎トラックの積み荷をロープで固定作業で、強く引いた時に勢い余って後ろ向きに転倒した。 ◎解体作業で大引きに足を掛けてゴミを片付け中に、大引きが崩れて背中から転倒した。 ◎補修工が駐車場に材料を取りに行く時に、夕方で暗かったため鉄板と土の境で転倒。 ◎床上に出ていた約6センチのアンカーボルトに躓き、前のめりに転倒した。 ◎現場内を歩いていて泥濘に足を取られ転倒した。 ◎午前中の休憩後に安全通路の養生のために轢いていたブルーシート上の雪で足を滑らせ転倒。 ◎約 10 センチの作業床の隙間に右足が落ち、太腿を挟んだ状態で転倒した。 ◎基礎ベースの打設作業中に立ち上がり鉄筋を跨いだ時にバランスを崩し、鉄筋上部に乗りかか り股下付け根を圧迫した。 ◎建て方作業の前に雪かきをしていた際に滑って転倒した。 - 12 - − 26 − ◎物置を運搬中に転倒し、手を打撲し頸部を挫創した。 ◎下屋の軒天塗装作業で、足場を移動中に隙間に足を踏み入れてしまい、体勢を崩して転倒した。 ◎ベニヤの上で梁桁を移動中に隙間から足を踏み外して転倒した。 ◎脚立作業後に降りる際に足を踏み外し、そのまま転倒して負傷した。 ◎足場作業床で躓き、足を負傷した。 ◎地面の石に躓き、足首を捻って負傷した。 ◎2階から1階に資材を運んでいる時に階段踊り場で足を捻り負傷した。 ◎床パネル配置作業で単管パイプに接触、バランスを崩し土台に手をついた衝撃で右肩を捻った。 ◎エネファームのガス管接続工事で、敷地ブロック塀を跨いだ時に転倒した。 ◎脚立を梯子として使い転倒した。 ◎仮設階段の最下段から床に降りる際に滑って転倒、骨折した。 ◎基礎内部を移動中にバンセンに躓き転倒した。 ◎休憩に入るためレッカーから飛び降り、その際に転倒した。 ◎石膏ボードを運んでいる途中、水道管立ち上がりに躓いて転倒。後ろ向きで足元が確認しにく かった。 ◎建て方が屋根部材を取りに行くために歩行中、台木に躓いて転倒。左足甲を骨折。 ◎大工が両手に物を持って歩行中に配管に躓いた。 ◎大工が3階床を歩行中、放置されていた養生シートに足が絡まり転倒した。 ◎両手に荷物を持ちながら3階から2階に降りる際に、養生材で見え難かった排水溝に足を落と して転倒、足首を捻る。 ◎バスコア工が接地面と床の段差を降りる際に給湯配管に躓いて転倒、足首を捻った。 ◎階段を降りる際に濡れた床で足を滑らせ、左手を階段手摺りにつき転倒。 ◎建て方がシーリング道具を取りに行った時、土間の排水管で躓き転倒、布基礎に顔を強打した。 ◎壁に立てかけたボードが倒れ、大工が転倒して倒壊したボードに腕を挟まれた。 ◎大工が断熱材のそばを通過した時にスペースが狭く、右足が断熱材に引っかかり転倒した。 ◎配管工が6尺脚立の上で配管工事を行っていたが、飛び下りた時に転倒し、右手を基礎に打ち 付けた。 ◎断熱吹き付け作業中に転倒し、側頭部を骨折した。 ◎地盤改良工事中に資材に躓き転倒した。 ◎作業床を歩行中に踏み外し、転倒して手をついて指を骨折した。 ◎工場内の配管に躓いて転倒した。 ◎下地取り付け時に転倒し、左手首を骨折した。 ◎埋設直後の排水枡に躓き、転倒して左肋骨を骨折した。 ◎石膏ボードを移動しようとした時に支えきれず、転倒して右足を打撲、左肩を骨折した。 ◎資材が荷崩れしそうになり、防止するため身体で支えたが転倒して右手首を捻挫した。 ◎梯子を降りる際に1階トイレの排水管の立ち上がりを踏み、バランスを崩して転倒した。 その他 ◎熱中症を発症した。 ◎鋼製枠のフレーム部分を押さえていた右手指を挟まれ、裂傷した。 - 13 - − 27 − ◎過労により手の麻痺と視力が低下した。 ◎ケイカル板が倒れてきて右足を床の間に挟まれ骨折した。 ◎傾斜地で足場材の荷下ろしをしていた時に荷が崩れ、トラックのアオリが外れて足場材に押し つぶされた。 ◎鉄骨組み立て中に鉄骨梁と手摺りパネル上部に挟まれた。 ◎プラスターボードが倒れ、ダンプとプラスターボードに挟まれた。 ◎掘削溝に入ったところ、法面が崩壊した。 ◎移動中に玄関からカーポートに飛び降り、車止めでアキレス腱を断裂した。 ◎外壁を手で解体中に外壁が倒れ、下敷きになり骨折した。 ◎釘の出ている型枠を踏み、足裏を裂傷した。 ◎土留め起こしを設置中に、支保が破断、転倒して負傷した。 ◎資材が荷崩れを起こしてエレベーター手摺りと資材の間にふくらはぎを挟んだ。 ◎ユニック車から杭を積み下ろし中にワイヤーが絡まったために修理していたところ、杭が転が って指を挟んだ。右手薬指の第一関節を切断。 ◎瓦工が大屋根で火打ちを跨ごうとして足が引っ掛かり、足場に飛び移った時に右足首を捻挫し た。高低差は 1.75 メートル。 ◎建て方が2階から1階に降りる時に眩暈を感じ、開口部から土間に転落。熱中症も発症。 ◎鉄骨階段を荷を抱えて降りる時に踏板を1段飛ばしになり、足を負傷した。 ◎基礎工が脱型後にスコップで土を均していた時に気分が悪くなり病院に搬送。 ◎外構工が生コン打設作業中に意識が薄れ、救急車で搬送したが死亡。熱中症。身長 162 センチ、 体重 102 キロ、健康診断異常なし。水分、塩分を摂り、休憩も1時間取っていた。 ◎2階床梁との接続作業で、別の作業者が下からデンデンで被災者の手を叩いた。 ◎1階で根太受け金物を取り付けていた際に、金鎚で打っていた釘が跳ね、左目に当たった。 ◎柱材を支える補助をしていた際に熱中症になった。 ◎固定していた釘を抜いた時に釘が跳ねて目に刺さった。 ◎室内を締め切り発電機を使用して補修中に一酸化炭素中毒になる。 ◎梁配り中に針に足を掛けたところバランスを崩して小指から着地して骨折した。 ◎木材の端に足を乗せたところ、バランスが崩れ右手人差し指上に落下した。 ◎防水作業中に熱中症で気分が悪くなり、病院に搬送したが死亡した。 ◎小屋組みで野地合板を2階から引き揚げた時に腰を痛めた。 ◎2階から1階に降りる際に足を滑らせ、肩を捻って骨折。 ◎小屋組みで跨いで移動しようとしたところ、高さを誤り足先から床面につき負傷した。 ◎地中ダクト掘削工事中に土砂が崩落して負傷した。 ◎モルタルミキサーに右手人差し指を巻き込まれた。 ◎レッカーの運転室で伸びをしたところ、モーターに指を挟まれた。 ◎床ダクト開口部に左足を踏み外す。 ◎台車で滑車を運んでいた時に、滑車が足の上に落ちた。 ◎路地から材料を搬送中にマンホールの蓋がずれて片足を突っ込み、縁で股間を強打した。 ◎気分が悪くなり倒れる。 ◎建て方中にジャッキが倒れ、倒れた壁パネルと脚立に足が挟まれた。 - 14 - − 28 − ◎土嚢を持ち上げた際に腰を痛めた。 ◎2階サッシ取り付け作業中に内部からサッシを持ち上げた際に腰を痛めた。 ◎破風取り付け中に無理な体勢で作業し、背中の筋肉離れを引き起こした。 ◎2階梁を移動中にブロックに挟まれた。 ◎太鼓梁を仕口加工で仮納めの時に、左人差し指を挟んだ。 ◎建て方作業中に2階床上でバランスを崩し、持っていた梁が顎に落ちて負傷した。 ◎脚立のストッパーに指を挟んだ。 ◎側溝を復旧中に体調が悪くなり、足が痺れるなどの症状が出た。 ◎残雪で滑りやすくなっていた駐車スペースで、土間工がコンパネを敷こうとしてギックリ腰に なった。 ◎ベトナム人技能研修生が外装1便の荷受け時に、柱と基礎天端の隙間に小指を挟まれた。 ◎大工が2階開口部床で内装荷揚げ中に、中腰で持ち上げようとしてギックリ腰を起こした。 ◎ポンプ工が公道でミキサー車のステップに乗り、ポンプ車の洗い水をホッパーに返そうとした 時にホースが暴れて道路上に転落。直後に走行中の一般車両に轢かれた。 ◎基礎工が歩行中に鉄板上を生コン車が進入してきたため鉄板が重みで持ちあがって隙間ができ、 その隙間に右足先端が挟まれた。 ◎エコキュート架台のコンクリート打設完了後に熱中症を発症した。 ◎身体を捻った際に持っていた廻し引きの刃の先端が手首に刺さった。 ◎モルタルミキサーの刃に指を挟まれ裂傷。 ◎基礎の段差部を降りる際に、立て掛けてあった鉄筋が太腿に刺さった。 ◎便器のレバーを外そうとバールで叩いたところ、陶器の破片が眼に刺さった。 ◎外部ジョイント部の断熱材を充填作業中に、外壁に立て掛けていたボードが倒壊し、下敷きに なった。 ◎フローリング材3束を担いで運搬中に、重かったので一度降ろし2束を持ち上げようとして、 膝に脱力を感じ倒れ込んだ。 - 15 - − 29 − ����� 1 �~1����住宅��災害発生報告書(戸建住宅���集合住宅) 会 社 No 1 名 ご担当者名 TEL 貴社の請負住宅および建売住宅のうち、3階建以下の戸建住宅・集合住宅工事において発生した災害 (通 �災害を�く)で��1�以上のものについて、ご報告ください。 貴社が、以下A~Fの団体に複数加入されている場合、夫々の団体から当調査用紙が配布されますが、報 告書は工法別に集計して各団体へ返送して下さい。 ご���������を��団体へ��し�い��にお願いいたします。�工��の�����を、�� の団体に��する����まいま��。) �労�災�発生��が�����工��等をご記入の��、���をご���さい。 (貴社が加入されている団体の労災発生率を調査するために、ご協力をお願いいたします。) 以下1~�の各��にご��ください。 1�貴社加入団体(複数加入なら該当団体�てに○印を) A.プレハブ建築協会 B.日本木造住宅産業協会 D.全国住宅産業協会 E.全国中小建築工事業団体連合会 C.日本ツーバイフォー建築協会 F.輸入住宅産業協会 ��当報告書の提出�団体(該当団体1つに○印を:同じ報告書を複数団体へ提出しないで下さい。) A.プレハブ建築協会 B.日本木造住宅産業協会 C.日本ツーバイフォー建築協会 D.全国住宅産業協会 E.全国中小建築工事業団体連合会 F.輸入住宅産業協会 3�まと�(工法区分ごとに集計していれば工法ごとに記入して下さい。該当工法を○で囲んで下さい。) 工法記号(イ・ロ・ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・チ) イ.木造在来軸組 ロ.ツーバイフォー ハ.木質プレハブ ニ.鉄骨在来 ホ.鉄骨プレハブ へ.コンクリート在来 ト.コンクリートプレハブ チ.その他(混構造等) 貴社の�� �� �(���� �)の工事��(工��) ホ イ 新築工事 棟 ・ ・ 年間 完工棟数 ヘロ 工 ・ ・ 増改築・リフォーム 件 法 ト ハ 年間 完了件数 ・ ・ 解体工事 チ ニ 年間 完了件数 貴社の�� �� �(���� �)の工事��(工��) ホ イ 新築工事 棟 ・ ・ 年間 完工棟数 ヘロ 工 ・ ・ 増改築・リフォーム 件 法 ト ハ 年間 完了件数 ・ ・ 解体工事 チ ニ 年間 完了件数 件 貴社の�� �� �(���� �)の 労�災�発生��(��工��) 労働災害 年間 総発生件数 (休業日数 1日以上) 件 貴社の�� �� �(���� �)の 労�災�発生��(��工��) 労働災害 年間 総発生件数 (休業日数 1日以上) 件 件 ・労�災���発生���しの�����ご記入ください。 ・�合住宅������く��にてご記入ください。 ����災害���発生件数�� (��1�以上) *別紙の労�災����発生����(�業�日��)���に記入して下さい。用紙が足りない場合 はコピーしてご使用下さい。 *工法ごとに集計している場合は、1工法1用紙にご記入下さい。 *別添の���災害分��号����ならびに 報告用紙���に記�した記入�を参照してご記入 ください。 以 上 − 30 − ����� ������������������書��������集合��) �������������(����以�)��書 �� � ��� 当用紙を工法区分ごとに集計している時は以下の工法区分の一つに○を付けて下さい。 イ. 木造在来軸組 ロ. ツーバイフォー ハ.木質プレハブ ニ.鉄骨在来 ホ. 鉄骨プレハブ へ.コンクリート在来 ト.コンクリートプレハブ チ.その他(混構造等) ※記入欄が足りない場合は、同じ書式で別紙にご記入下さい。 No 災害発生日時 月・日 曜日 時刻 被災者 区分 年 令 性 別 作業 分類 職種 分類 災害 分類 工法 区分 工事 種別 1~3 休 業 日 数 別 4~7 8~30 31~90 91~ 死亡 1 災害分類: 80.その他 記入欄 作業分類:13.その他 記入欄 職種分類: 26.その他 記入欄 墜転落: 19.その他 記入欄 切れ・こすれ: 29.その他 記入欄 職種分類: 26.その他 記入欄 墜転落: 19.その他 記入欄 切れ・こすれ: 29.その他記入欄 職種分類: 26.その他 記入欄 墜転落: 19.その他 記入欄 切れ・こすれ: 29.その他記入欄 職種分類: 26.その他 記入欄 墜転落: 19.その他 記入欄 切れ・こすれ: 29.その他記入欄 職種分類: 26.その他記入欄 墜転落: 19.その他 記入欄 切れ・こすれ: 29.その他記入欄 車両系建設機械:36.その他 記入欄 発生状況: 2 災害分類: 80.その他 記入欄 作業分類:13.その他 記入欄 車両系建設機械:36.その他 記入欄 発生状況: 3 災害分類: 80.その他 記入欄 作業分類:13.その他 記入欄 車両系建設機械:36.その他 記入欄 発生状況: 4 災害分類: 80.その他 記入欄 作業分類:13.その他 記入欄 車両系建設機械:36.その他 記入欄 発生状況: 5 災害分類: 80.その他記入欄 作業分類:13.その他記入欄 車両系建設機械:36.その他記入欄 発生状況: ※記入例 No 災害発生日時 月・日 曜日 時刻 6・19 記 入 例 ① 木 16:00 災害分類: 80.その他 記入欄 被災者 区分 年 令 性 別 1 45 1 作業分類:13.その他 記入欄 作業 分類 職種 分類 災害 分類 6 4 13 職種分類: 26.その他 記入欄 工法 区分 工事 種別 イ 2 1~3 墜転落: 19.その他 記入欄 休 業 日 数 別 4~7 8~30 31~90 91~ 死亡 ○ 切れ・こすれ: 29.その他 記入欄 車両系建設機械:36.その他 記入欄 発生状況:外壁張替え作業中に足をすべらせて2階作業床から転落。 7・25 金 10:30 記 災害分類: 80.その他 記入欄 入 プライヤーで指を潰す。 例 ② 車両系建設機械:36.その他 記入欄 1 32 1 作業分類:13.その他 記入欄 1 1 80 職種分類: 26.その他 記入欄 ハ 3 墜転落: 19.その他 記入欄 ○ 切れ・こすれ: 29.その他記入欄 発生状況:鉄板をプライヤーではさんで引きはがそうとし、はさむ時に指を潰してしまった。 − 31 − �����分調� 労働災害分類��一�表 被災者区分 1.労働者 作業分類 2.中小事業主 3.一人親方 性別 1.男 2.女 7.内部造作 1.解体 2.基礎 3. 足場 4.建方 5.屋根 6.外部造作 8.外装 9.内装 10.設備 11.外構 12.加工場 13.その他(作業を記入) 3.基礎 4.大工 5.防蟻 1.解体 2.トビ足場 8.瓦 9.防水 14.塗装 21.空調 職種分類 墜転落 切れ・こすれ 災害分類 車両系建設機械 (型・起因) 6.板金 7.スレート 10.コーキング 11.左官 12.サイディング 13.タイル 15.クロス 16.建具 17.タタミ 18.電気 19.給排水 20.ガス 22.造園 23.現場監督 24.納材 25.産廃 26.その他(職種を記入) 11.屋根 12.梁 13.足場 14.開口部 15.ハシゴ 17.脚立足場 18.車荷台 19.その他(記入してください) 21.丸ノコ 22.釘打機 23.金槌 27.カッター 28.グラインダー 30.クレーン 31.ドラグショベル(ユンボ) 32.ハンドガイドローラー 34.ユニック車 35.トラック 24.ノミ 16.脚立 25.木材加工機 26.バール 29.その他(記入してください) 33.ランマー 36.その他(機械名を記入してください) 40.激突 50.激突され 60.飛来落下 70.転倒 80.その他(型・起因を記入してください。表現は用語等を気にせずに記入してくださってかまいません。) イ.木造在来軸組 ロ.ツーバイフォー ハ.木質プレハブ ニ.鉄骨在来 工法区分 ホ.鉄骨プレハブ ヘ.コンクリート在来 ト.コンクリートプレハブ チ.その他(混構造等) *型式適合認定工法以外は、イ.木造在来軸組 選択してください。 工事種別 1.新 築 ロ・ツーバイフォー 2.増改築・リフォーム ニ.鉄骨在来 3.解 体 − 32 − ヘ.コンクリート在来 チ.その他(混構造等) の中 − 33 − 工事 CS・安全委員会 名簿 (順不同) 委 員 長 吉田 昭夫 (一社)輸入住宅産業協会 スウェーデンハウス株式会社 執行役員 生産管理本部 副本部長 委 員 鵜野 靖裕 (一財)住宅生産振興財団 大和ハウス工業株式会社 理事 技術本部 安全管理部長 委 員 宗像 祐司 (一社)プレハブ建築協会 ミサワホーム株式会社 生産設計本部設計建設部 建設業務技術課 参事 委 員 松浦 正 (一社)日本ツーバイフォー建築協会 委 員 小野 元嗣 (一社)日本木造住宅産業協会 委 員 岩脇 泰樹 (一社)全国住宅産業協会 委 員 黒滝 雅仁 (一社)全国中小建築工事業団体連合会 (一社)全国中小建築工事業団体連合会 事務局長 事 務 局 柳 求 (一社)住宅生産団体連合会 (株)東急ホームズ ビルダー事業部 品質管理部 担当部長 住友林業株式会社住宅事業本部 建築技術審査室 副部長 (一社)全国住宅産業協会 事業第2課長 (一社)住宅生産団体連合会 環境安全部長 工事CS ・ 労務安全管理分科会 名簿 (順不同) 主 査 宗像 祐司 (一社)プレハブ建築協会 ミサワホーム株式会社 生産設計本部設計建設部 建設業務技術課 参事 委 員 出川 暁 (一社)プレハブ建築協会 積水ハウス株式会社 施工部安全指導室 安全衛生管理グループ 推進役 委 員 長谷川和幸 (一社)プレハブ建築協会 旭化成ホームズ株式会社 施工本部 安全品質環境推進部長 委 員 伊藤 圭 (一社)プレハブ建築協会 積水化学工業株式会社 住宅カンパニー 技術・ CS部 設計・生産・施工部担当部長 委 員 佐藤 桂太 (一社)全国中小建築工事業団体連合会 (一社)全国中小建築工事業団体連合会 業務課長 委 員 土橋 雄一 (一社)日本ツーバイフォー建築協会 三井ホ―ム株式会社 生産技術本部工事管理部 安全推進グループ マネジャー 委 員 水橋 彰 (一社)日本ツーバイフォー建築協会 住友不動産株式会社 注文住宅事業部 工事統括課 委 員 鵜野 靖裕 (一財)住宅生産振興財団 大和ハウス工業株式会社 理事 技術本部 安全管理部長 委 員 岩脇 泰樹 (一社)全国住宅産業協会 (一社)全国住宅産業協会 事業第 2 課長 委 員 瀧澤 哲也 (一社)日本木造住宅産業協会 委 員 北澤 芳彦 (一社)日本木造住宅産業協会 委 員 秋元 正敏 (一社)輸入住宅産業協会 スウェーデンハウス株式会社 本社生産本部長付 委 員 中部 邦昭 (一社)住宅生産団体連合会 ハンディテクノ株式会社 営業統括部兼品質安全室 顧問 委 員 高木 元也 (独)労働安全衛生総合研究所 人間工学・リスク管理研究グループ 首席研究員 オブザーバー 高橋 明子 (独)労働安全衛生総合研究所 人間工学・リスク管理研究グループ 研究員 事 務 局 柳 求 (一社)住宅生産団体連合会 − 34 − 住友林業株式会社 住宅事業本部 安全環境室チームマネージャー (一社)日本木造住宅産業協会 生産技術部長 (一社)住宅生産団体連合会 環境安全部長 作成日:平成 27 年 6 月 発 行:(一社)住宅生産団体連合会 住 所:〒 102-0085 東京都千代田区六番町 3 番地 六番町SKビル 2 階 電 話:0 3 − 5 2 7 5 − 7 2 5 1 FAX:0 3 − 5 2 7 5 − 7 2 5 7 ホームページ:http : //www. judanren. or. jp 印刷・製本:㈱愛甲社 ※ 無断転載を禁じます