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2008年度年報 - 黒潮圏総合科学専攻

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2008年度年報 - 黒潮圏総合科学専攻
高知大学 大学院 総合人間自然科学研究科
黒潮圏総合科学専攻年報
高知大学 教育研究部 総合科学系
黒潮圏科学部門年報
2008 年度
2008 年度年報の発行にあたって
黒潮圏総合科学専攻長
黒潮圏総合科学部門長
黒潮圏海洋科学研究科長(学年進行)
奥 田 一 雄
大学院黒潮圏海洋科学研究科は,本学の組織改革に伴い,2008 年度から大きく
様変わりをいたしました。2004 年度の国立大学の法人化を機に本学に新設され
た大学院博士後期課程の独立研究科,黒潮圏海洋科学研究科は,新たに黒潮圏総
合科学専攻および黒潮圏総合科学部門として再出発することになりました。
組織改革による変化は2つあります。
1つは大学院の一元化です。それまで本学にあった6つのすべての研究科を1
つに統合し,大学院総合人間自然科学研究科に改組しました。総合人間自然科学
研究科は修士課程6専攻と博士課程3専攻から構成され,その結果,黒潮圏海洋
科学研究科は黒潮圏総合科学専攻へと名称を変更し,総合人間自然科学研究科の
博士課程教育の一翼を担うことになりました。
もう1つは教育組織と教員組織との分離です。教員は学部または大学院に所属
しておりましたが,新たに教育研究部という教員組織をつくり,そこに全学の
教員が所属することになりました。教員組織の単位は部門であり,教員は専門
分野に応じていずれかの部門に所属します。関連する複数の部門が学系でくくら
れ,4つの学系からなる教育研究部という教員組織が教育組織(学部と大学院)
と対置する形で設置されました。それに伴い,黒潮圏海洋科学研究科に所属してい
た専任教員と海洋センターに所属していた兼担教員が黒潮圏総合科学部門に所属し,
また,黒潮圏海洋科学研究科以外の数人の教員も本部門のメンバーに加わることに
なりました。一方,黒潮圏海洋科学研究科を兼担していたその他の教員は黒潮圏総
合科学部門とは別の部門に所属いたしました。
教員組織が教育組織から分離・独立しましたが,それまで各教員が担当してきた
学生教育はそのまま継続され,学部と大学院の教育はしっかりと担保されておりま
す。従いまして,黒潮圏総合科学専攻の博士課程の学生教育は,一元化した大学院
のスケールメリットを活かし,これまで以上に,着実に充実・発展させていく所存
です。また,黒潮圏総合科学部門は,黒潮圏海洋科学研究科が目指してきた文理融
合の新しい学問領域「黒潮圏科学(Kuroshio Science)」の研究をさらに推進し,自然
と人間との共生を通して社会が進むべき方向を見いだし,人類の持続的発展に貢献
していきます。
本年報では,平成 20(2008)年度における黒潮圏総合科学専攻担当教員の教育活
動と黒潮圏総合科学部門所属教員の研究活動,および大学院生の研究活動をまとめ
ました。「黒潮圏科学(Kuroshio Science)」という新しい学問分野の創生に向かって
努力している私たちのチャレンジに対し,多くの方々にご理解とご賛同をいただき,
また,黒潮圏科学の研究成果を実践につなげる輪を学内・国内のみならず国際的に
広げていく活動にご協力していただきたいと心から願っています。本年報をご覧い
ただき,お気づきになったことやご意見をお聞かせいただければ,幸甚に存じます。
今後とも,本専攻と本部門の活動に対してご支援・ご協力をいただけますよう,
心からお願い申し上げます。
目次
Ⅰ.専攻と部門の概要と特徴 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
1.
「黒潮圏科学」とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1
2.専攻組織と教員構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
3.部門組織と教員構成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
Ⅱ.教育活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
1.教育の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
(1)黒潮圏総合科学専攻 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
(2)修士課程,学部等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
2.その他の活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(1)入試広報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
(2)FD 研修会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
Ⅲ.大学院生の活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
1.2008 年度学位取得者,在籍者および学位論文テーマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
(1)学位取得者(2008 年 9 月,2009 年 3 月)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
(2)在籍者および学位論文テーマ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
2.業績 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
(1)発表論文など(査読審査あり) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
(2)発表論文など(査読審査なし) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
(3)国際学会発表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
(4)国内学会発表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
(5)その他特筆すべき事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16
Ⅳ.研究活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
1.学内研究助成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
(1)高知大学年度計画実施経費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
(2)学長裁量経費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
(3)部局長裁量経費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
2.研究成果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
(1)発表論文 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30
(2)学会活動に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34
(3)その他の研究活動に関する事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
(4)研究費採択状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41
Ⅴ.国際・地域貢献 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
1.公開講座・委員会活動等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
(1)公開講座・講演会・講習会・研修会等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46
(2)他大学講義等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48
(3)他機関との連携 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
(4)委員会・審議会活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49
(5)国際交流・国際セミナー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
(6)留学生・研究者受け入れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
(7)管理運営(学内委員会)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53
(8)ボランティア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
2.シンポジウム・セミナー等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
(1)黒潮圏シンポジウム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
(2)国際シンポジウム・セミナー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57
(3)その他のシンポジウム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57
(4)部門・専攻主催公開セミナー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
(5)その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
Ⅵ.マスコミ報道 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
1.広報・啓発活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
2.新聞報道等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
Ⅰ.専攻と部門の概要と特徴
1.
「黒潮圏科学」とは
黒潮圏総合科学専攻というと,みなさんは黒潮を研究しているように思うかも知れません。しかし,私たち
は黒潮そのものではなく,黒潮圏科学という新しい学問概念を打ち出し,自然と人間の共生を目指す研究を進
めています。では,黒潮圏科学はどのような学問なのでしょうか。
黒潮はフィリピン東沖を起点として台湾付近から南西諸島,そして九州沖や土佐沖を経て房総半島沖まで流
れる大海流です。それゆえ,黒潮は周辺地域の気象や,生物の分布,人間の生活などに大きな影響をもたらし
ています。地理的に黒潮と黒潮の影響を受ける広汎な海域と陸域全体を狭義の黒潮圏域とよびます。そこには
インドネシア,マレーシア,フィリピンなどの熱帯諸国,台湾,中国,本邦などの亜熱帯から温帯までの諸国
が含まれています。一方,これらの国々には当然ながら多くの人間が住み,それぞれ様々な人間生活と活動が
営まれています。そのため,諸国間で文化や経済面での交流が進むだけではなく,自然破壊や公害,食料不足,
疫病などの問題も国境を越えて発生し,拡大してきます。このように,広義の黒潮圏域は,そこにある自然と
そこに住む人間の活動および諸問題等を含んだ全体を指すということになります。
広義の黒潮圏域は黒潮で結びついている運命共同体です。そこには,様々な環境や物質,多様な生物と人間
を含む地球を構成しているすべての要素が存在しています。そこではまた,地球規模の環境問題,食糧問題,
人口問題なども象徴的に表出してきます。これらは 1 つの地域や国の問題を越え,世界的に取り組んで解決し
なければならない大きな課題です。このことは同時に,黒潮圏域を地球全体のモデルとして研究することで,
地球規模の諸問題のありかを明らかにし,ひいては解決への道程を導き出せることを示しています。このよう
な見地で,人類が自然と共生し,持続的に生存できる社会のありかたと方向を科学的に研究する学問が必要で
あり,私たちはこの学問を黒潮圏科学と称しています。
黒潮圏科学は黒潮圏域の地域の諸問題に必ずしも直接対処するわけではありません。言い換えれば,その場
の対症療法的,モグラたたき的な対応に終始する学問ではないのです。黒潮圏科学では,たとえば,一見別々
に起こる諸問題から,どのような人間活動が地球の環境や生態系を攪乱しているのかという根本的な因果関係
を明らかにし,人間活動の方向性を転換させることを考えます。また,現在行っている,またはこれから始め
ようとする人間活動が自然界の正常な物質循環に及ぼす影響を評価し,それが悪い影響であれば,どのような
予防策を採ればよいかを考えます。
黒潮圏科学を実現するには,問題を俯瞰して把握し,専門分野を越えて分析し,協働して解決の道を探るこ
とが必須です。そのため,黒潮圏科学は細分化した従来型の学問ではなく,文理融合した新しい学問分野とし
て創出されました。
以上のような黒潮圏科学のもつコンセプトを理解し,対象とするそれぞれの専門研究を深化させつつ,その
研究を黒潮圏科学の目標につなげて発展させる意欲と想像力,行動力を磨くところ,それが,黒潮圏総合科学
専攻です。
Kuroshio Science
We are now faced with critical issues world-wide, such as rapid increases in population, the food crisis, the depletion of
natural resources, environmental pollution and global warming. These problems are so complex and extensive that they cannot
always be addressed only within classically-defined disciplines. We must consider how we can harmonize human activities with
global ecosystems and what policies and devices are essential to achieve these goals from multiple scientific and sociological
standpoints. We have created a new field of study, "Kuroshio Science", in order to realize these goals along the lines of the
above concepts. Our mission is to contribute to establishing a sustainable socioeconomic system by which substances may be
cycled in natural environments and preserve valuable environments and biological diversity for the next generation.
The Department of Kuroshio Science, Graduate School of Integrated Arts and Sciences, Kochi University, is the first
educational and academic organization in the world that specializes in "Kuroshio Science". Research is carried out in areas
of specialization that cross the boundaries between multidisciplinary sciences concerned with resources, environments,
societies, and human health. Included among the broad areas of specialization are fish ecology, plant morphology,
cell biology, cell physiology, virology, cetacean population biology, microbiology, pedology, social economics, socioeconomic history, meteorology, geology, immunobiology, organic chemistry, molecular genetics, and human care science.
The Department of Kuroshio Science also offers curricula that help graduate students to become aware of the harmonious
coexistence that occurs between nature and human beings.
1
− −
2.専攻組織と教員構成
黒潮圏総合科学専攻は 2 つのコース,4 つの領域,7 つの分野から構成されています。共生科学コースには,
流域圏資源科学領域(生物資源生産分野,生物構造機能分野,鯨類資源生態系分野),流域圏環境科学領域(環
境保全分野,環境変動・社会分野)および海洋健康医科学領域(海洋健康医科学分野)が配置され,人間科学
コースには人間科学領域(人間科学分野)が置かれています。
専攻の教員は黒潮圏総合科学専攻(博士課程)を担当しますが,ほとんどの教員はそれぞれの専門に関連
する学部と修士課程の教育も担当しています。それゆえ,様々な考え方を持った異なる専門分野の教員が文理
を横断した幅広い教育を展開しています。本専攻の学生定員は 1 学年 6 名(収容定員は 6 名× 3 学年= 18 名)
です。連携および客員を含む 33 名の専攻担当教員のカリキュラム上の配置等は表1をご覧下さい。
3.部門組織と教員構成
黒潮圏総合科学部門は教育研究部の 4 つの学系のうちの総合科学系に属しています。本部門の目的は以下の
通りです。
(1)文理融合および分野俯瞰型の新しい学問として「黒潮圏科学」を推進する。人類が自然・生態系に調和・
共生できる社会の実現を目指す研究を行い,多様な専門分野を深化させつつ,その成果と国際ネットワー
クを活かして国内外の研究機関と連携し,共同研究プロジェクトを企画・実施する。
(2)専門を深く究めると同時に,その専門分野を越えて俯瞰的視野で問題を把握し,協働して問題を解決す
る教育・研究を通し,広範な知識を応用できる思考能力と想像力を備え,異文化や多様な自然観・価値観
を理解・共有できる国際性豊かな人材を育成する。
黒潮圏科学のコンセプトに関連し,台湾およびフィリピン両国の研究機関との国際共同研究に基づき,黒
潮圏総合科学部門の研究フィールドとして「黒潮トライアングル」を設定しております(下図を参照)。なお,
本部門に所属する 21 名の教員の専門分野は表 2 をご覧下さい。
黒潮圏域と黒潮トライアングル
黒潮圏域という言葉は,広い意味で黒潮の影響を受ける東南アジア地域一帯を含んでいますが,狭い意味で
は,黒潮が直接に沖を流れ,その影響がより強くもたらされるフィリピン,台湾,本邦の沿岸地域および島嶼
を指します。フィリピンのビコール地方(黒潮上流)と台湾の台東県(黒潮中流)および本邦の高知県(黒潮
下流)を結んだ地帯を私たちは黒潮トライアングルとよび,黒潮圏科学のモデルとなる調査・研究フィールド
としています。
2
− −
表1.黒潮圏総合科学専攻担当教員
領 域
分 野
流域圏資源科学 生物資源生産
職 種
教授
教授
教授
准教授
准教授
助教
教授(客員)
氏 名
ウエ ダ
ヒロ シ
上田 拓史
キノシタ
イズミ
木下 泉
ヤマオカ
コウサク
山岡 耕作
イ タニ
ギョウ
伊谷 行
ヒラオカ
マサノリ
平岡 雅規
ナカムラ
ヨウヘイ
マツ ダ
ヒロユキ
中村 洋平*
松田 裕之
カン ダ
マサル
准教授(客員) 神田 優
生物構造機能
教授
准教授
准教授
准教授
助教
鯨類資源生態系
オク ダ
カズ オ
奥田 一雄
オオシマ
シュンイチロウ
大島 俊一郎
ハラ ダ
テツ オ
原田 哲夫
ミネ
イチロウ
峯 一朗
セキ ダ
サト コ
関田 諭子
イチ イ
タ ロウ
准教授(連携) 一井 太郎
タ ナベ
トシユキ
ガモウ
ケイ ジ
准教授(連携) 田邊 智唯
流域圏環境科学 環境保全
教授
教授
助教
環境変動・社会
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
教授
准教授
海洋健康医科学 海洋健康医科学
教授
教授
教授
准教授
准教授
蒲生 啓司
ワタナベ
イワオ
渡邊 巌
タ ナカ
ソウ タ
田中 壮太
イイグニ
ヨシアキ
飯國 芳明
イシカワ
シン ゴ
石川 愼吾
オギ
シンイチロウ
荻 慎一郎
スギタニ
タカシ
杉谷 隆
タ ムラ
ヤスオキ
田村 安興
チ
バ
オサム
千葉 修
モロオカ
ヨシノリ
諸岡 慶昇
ヨシ オ
ヒロシ
吉尾 寛
ヨシクラ
シンイチ
吉倉 紳一
シン ボ
テルユキ
新保 輝幸
オオタニ
カズヒロ
大谷 和弘
トミナガ
アキラ
富永 明
ハリガイ
ヨリ コ
針谷 順子
ク
ボ
タ
サトシ
久保田 賢
タ グチ
タカヒロ
田口 尚弘
2008 年 4 月 1 日現在
担当学部
担当修士課程
海洋
農学専攻
海洋
農学専攻
農学部
農学専攻
教育学部
教育学専攻
海洋
理学専攻
農学部
農学専攻
横浜国立大学
黒潮実感センター
理学部
理学専攻
農学部
農学専攻
教育学部
教育学専攻
理学部
理学専攻
理学部
理学専攻
水研セ遠洋水研
水研セ遠洋水研
教育学部
教育学専攻
海洋コアセンター 理学専攻
農学部
農学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
理学部
理学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
理学部
理学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
理学部
理学専攻
人文学部
人文社会科学専攻
農学部
農学専攻
医学部
医科学専攻
教育学部
教育学専攻
医学部
農学専攻
医学部
*
3
− −
7 月 1 日着任
表2.黒潮圏総合科学部門所属教員
職 種
教 授
氏 名
イイグニ
ヨシアキ
飯國 芳明 ウエ ダ
ヒロ シ
上田 拓史 オオタニ
カズヒロ
大谷 和弘 オク ダ
カズ オ
奥田 一雄 キノシタ
イズミ
木下 泉 チ
バ
オサム
千葉 修 ツ
ダ
マサ シ
津田 正史 トミナガ
アキラ
富永 明 モロオカ
ヨシノリ
諸岡 慶昇 ヤマオカ
コウサク
山岡 耕作 ワタナベ
イワオ
渡邊 巌 准教授
イシヅカ
サト シ
石塚 悟史 オオシマ
シュンイチロウ
大島 俊一郎
ク
ボ
タ
サトシ
久保田 賢 シン ボ
テルユキ
新保 輝幸 タ グチ
タカヒロ
田口 尚弘 ヒラオカ
マサノリ
平岡 雅規 ミネ
イチロウ
峯 一朗 助 教
セキ ダ
サト コ
関田 諭子 タ ナカ
ソウ タ
田中 壮太 ナカムラ
ヨウヘイ
中村 洋平*
専門分野
農業経済学
動物プランクトン学
天然物有機化学
植物形態学
魚類初期生活史
気象学
海洋天然物化学
免疫学
開発経済学
魚類生態学
船舶海洋工学
産学官民連携
病原微生物学
地域保健栄養学
環境経済学
分子細胞遺伝学
海洋植物学
藻類細胞生物学
細胞生物学
熱帯土壌学
魚類生態学
*
4
− −
7 月 1 日着任
Ⅱ.教育活動
1.教育の概要
(1)黒潮圏総合科学専攻
1 )黒潮圏総合科学特論,セミナー
日時:2008 年 9 月 10 日−12 日
場所:黒潮圏講義室
9 月 10 日(水)
1 限目( 8 : 50−10 : 20)伊谷行
2 限目(10 : 30−12 : 00)吉尾寛
3 限目(13 : 10−14 : 40)戸田安衣子(セミナー)
4 限目(14 : 50−16 : 20)坂口穗子(セミナー)
5 限目(16 : 30−18 : 00)原田哲夫
9 月 11 日(木)
1 限目( 8 : 50−10 : 20)荻慎一郎
2 限目(10 : 30−12 : 00)蒲生啓司
3 限目(13 : 10−14 : 40)田中幸記(セミナー)
4 限目(14 : 50−16 : 20)阿部玲佳(セミナー)
5 限目(16 : 30−18 : 00)吉倉紳一
9 月 12 日(金)
1 限目( 8 : 50−10 : 20)田口尚弘
2 限目(10 : 30−12 : 00)渡邊巖
3 限目(13 : 10−14 : 40)斎田尚希(セミナー)
4 限目(14 : 50−16 : 20)中村洋平
5 限目(16 : 30−18 : 00)関田諭子
2 )特別講究
開催日:2009 年 2 月 25 日(水),3 月 1 日(日)
場所:物部キャンパス 5-2,農学部 1 号棟大会議
室教室
2 月 25 日(水)
13 : 00−13 : 30 山田ちはる
13 : 30−14 : 00 中出美代
14 : 00−14 : 30 CHERYLL CASIWAN LAUNIO
3 月 1 日(日)
16 : 30−17 : 00 木村匡:日本におけるサンゴ
礁保全のための海洋保護区(海
中公園)のあり方についての
考察
16 : 30−17 : 00 八木佑太:有明海における魚
類の成育場に関する研究
3 )集中講義
授業題目:海洋生物資源管理学特論
開催日:2008 年 9 月 26 日(金)− 28 日(日)
場所:黒潮圏会議室
担当教員:松田裕之
(2)修士課程,学部等
1 )担当講義,実験,実習
○上田拓史
浮遊生物学(農学部栽培漁業学科:講義)
公開臨海実習(臨海実習 B)
(理学部:実習)
水産増殖学実習(農学部栽培漁業学科:演習)
海洋浮遊生物学特論(黒潮圏海洋科学研究科:そ
の他)
海洋生物学(全学部:講義)
AAP 沿岸動物プランクトン生産生態学(農学専
攻:集中講義)
○木下泉
魚類学各論(農学部栽培漁業学科:演習)
水産増殖学実習(農・栽培:)
海洋生物育成学特別演習Ⅱ(農・栽漁:演習)
特別講究(黒潮圏海洋科学研究科:集中講義)
水族生態学特論Ⅱ(農学研究科栽培漁業学専攻:
集中講義)
回遊生物学特論(黒潮圏海洋科学研究科:集中講
義)
自然環境と人間(全学部:講義)
海洋生物学(全学部:講義)
○山岡耕作
土佐の海の環境学:柏島から考える(黒潮圏海洋
科学研究科:集中講義)
魚類学(農学部・栽培漁業学科他:講義)
魚類生態学(農学部・栽培漁業学科他:講義)
黒潮圏科学の魅力(共通教育:講義)
自然環境と人間(農学部:講義)
熱帯水産業論(農学部:講義)
学問基礎論(農学部:講義)
○伊谷行
生物環境学(教育学部・生活環境コース:講義)
生物環境学演習 I(教育学部・生活環境コース(学
教内容コース):演習)
生物学関係題目(海洋生態学演習 I)(教育学部・
生活環境コース:演習)
生物学概論 II(生物学 II)
(教育学部・生活環境コー
ス(学教内容コース):講義)
生物環境学演習 II(教科専門演習 IV)
(教育学部・
生活環境コース(学教内容コース):演習)
生物学関係題目(海洋生態学演習 II)(教育学部・
生活環境コース:演習)
環境技術概論(教育学部・生活環境コース:講義)
初等理科(教育学部・学教内容コース:講義)
生物学実験 I(教育学部・生活環境コース(学教
内容コース):実習)
5
− −
生物学実験 II(教育学部・生活環境コース:集中
講義)
教科内容基礎論 生物学 2 I(教育学研究科・教科
教育専攻:講義)
教科内容基礎論 生物学 2 II(教育学研究科・教科
教育専攻:演習)
底生生物学特論(黒潮圏海洋科学研究科:講義)
海洋生物学(全学:講義)
特別講究(黒潮圏海洋科学研究科:集中講義)
黒潮圏総合科学特論(黒潮圏:講義)
黒潮圏総合科学特別研究 1(黒潮圏準専攻:集中
講義)
卒業研究(教育学部生活環境コース:その他)
実践研究 II(教育学研究科・教科教育専攻:実習)
○中村洋平
自然環境と人間(農学部:講義)
黒潮圏総合科学特論(黒潮圏総合科学専攻:講義)
熱帯水産業論(農学部:講義)
魚類生態学(農学部:講義)
土佐の海の環境学:柏島の海から考える(共通教
育:集中講義)
フィールドサイエンス実習(農学部:演習)
○奥田一雄
生物学の基礎(全学:講義)
情報処理 II(人文学部・社会経済学科:演習)
情報処理 II(理学部自然環境科学科:演習)
基礎生物学実験(1 学期)(全学:実習)
黒潮圏科学の魅力(全学:講義)
死を考える(全学:集中講義)
細胞生物学C(理学部・自然環境科学科:講義)
植物生理学(理学部・自然環境科学科:講義)
細胞生理学(理学部・自然環境科学科:講義)
生物科学実験(理学部・理学科:実習)
基礎ゼミナール(理学部・理学科:講義)
専門情報処理演習(理学部・自然環境科学科:演習)
臨海実習(理学部・理学科:実習)
細胞生物学実験(理学部・自然環境科学科:実習)
実験安全教育(理学部:講義)
細胞構築学特講(理学研究科:講義)
自然環境ゼミナール I(理学研究科:演習)
自然環境科学ゼミナール II(理学研究科:演習)
生物構造多様性特論(黒潮圏総合科学専攻:講義)
黒潮圏総合科学特論(黒潮圏海洋科学研究科:講
義)
セミナー(黒潮圏海洋科学研究科:演習)
基礎生物学実験(2 学期)(全学:実習)
生物科学英語ゼミナール(理学部:演習)
○原田哲夫
生物時計のはなし(全学部:講義)
生物学Ⅰ(教育学部:講義)
生物学Ⅲ(教育学部:講義)
環境生理学演習I(教育学部:講義)
環境生理学演習Ⅱ(教育学部:演習)
環境生理学輪読Ⅱ(教育学部理科教育:演習)
環境生理学輪読I(教育学部:演習)
生物環境学(教育学部:講義)
初等理科(教育学部:演習)
生物学実験I(教育学部:実習)
生物学実験Ⅱ(臨海実習)(教育学部:その他)
教科内容基礎論(生物学 1)I(総合人間自然科
学研究科教育学専攻理科教育分野:演習)
教科内容基礎論(生物学 1)Ⅱ(総合人間自然科
学研究科教育学専攻理科教育分野:演習)
理科教育実践研究Ⅱ(教育学研究科教科教育専攻
理科教育専修:その他)
課題研究(修士論文)(教育学研究科教科教育専
攻理科教育専修:その他)
黒潮圏総合科学特論(黒潮圏総合科学専攻(博士
課程):講義)
黒潮圏環境生理学特論(黒潮圏海洋科学研究科:
講義)
課題研究(博士論文)(大学院黒潮圏海洋科学研
究科:その他)
卒業研究(教育学部:その他)
○峯一朗
細胞生理学特講(理学研究科理学専攻:講義)
細胞形態機能特論(黒潮圏総合科学専攻:講義)
形態形成学(理学部理学科:講義)
多様性生物学(理学部理学科:講義)
基礎生物学実験(1 学期)(共通教育:実習)
基礎生物学実験(2 学期)(共通教育:実習)
生物科学実験(理学部理学科:実習)
細胞生物学実験(理学部理学科:実習)
臨海実習(理学部理学科:実習)
○関田諭子
黒潮圏科学の魅力(共通教育:講義)
基礎生物学実験(一学期)(理学部:実習)
基礎生物学実験(二学期)(理学部:実習)
自然環境科学実験 CI(理学部:実習)
自然環境生物学 C(理学部:講義)
自然環境科学ゼミナール CI(理学部:講義)
細胞生物学実験(理学部:実習)
植物のかたち(全学:講義)
6
− −
保全生物学(理学部自然環境科学科:講義)
自然環境生物学 C(理学部自然環境科学科:講義)
植物生態学実験(理学部自然環境科学科:実験)
生物科学序論(理学研究科:講義)
保全生態学特講(理学研究科:講義)
自然環境科学ゼミナールⅠ(理学研究科:演習)
自然環境科学ゼミナール II(理学研究科:演習)
自然環境科学実習 I(理学研究科:演習)
○蒲生啓司
環境化学物質を考える(共通教育:講義)
化学Ⅰ(教育学部:講義)
化学実験Ⅰ(教育学部:実験)
化学演習Ⅰ(教育学部:演習)
分離化学(理学部:講義)
物質の科学(共通教育:講義)
環境化学演習 1(教育学部:演習)
化学Ⅱ(教育学部:講義)
初等理科実験(教育学部:講義・実験)
化学Ⅲ(教育学部:講義)
○渡邊巖
黒潮圏総合科学特論−船舶海洋工学概説(黒潮圏
海洋科学研究科:講義)
○田中壮太
生命科学実験 I(農学部農学科:実習)
植物生育環境学 II(農学部・生物資源科学科:講義)
黒潮圏科学の魅力(共通教育:講義)
ライフサイエンスの世界(共通教育:講義)
食料科学実験 I(農学部農学科:実習)
学問基礎論(農学部農学科:講義)
海外フィールドサイエンス実習 II(農学部農学科:
集中講義)
農学実験・調査 I(農学専攻:実習)
研究プレゼンテーション技法 I(農学専攻:実習)
○飯國芳明
ミクロ経済学(人文学部・社会経済学科:講義)
黒潮圏科学の魅力(全学部:講義)
専門演習Ⅰ(人文学部・社会経済学科:演習)
地域農業構造論特論(人文社会科学研究科:講義)
地域農業構造論演習(人文社会科学研究科:演習)
特別研究(人文社会科学研究科:演習)
流域圏フィールド科学(黒潮圏準専攻:講義)
特別講究(黒潮圏総合科学専攻:演習)
○石川愼吾
生物学の基礎(全学:講義)
基礎生物学実験(1 学期)(全学:実験)
基礎生物学実験(2 学期)(全学:実験)
情報処理演習Ⅱ(人文学部社会経済学科:演習)
情報処理演習Ⅱ(理学部自然環境科学科:演習)
生物の集団(全学:講義)
生態学(理学部:講義)
生物科学実験(理学部理学科:実験)
基礎ゼミナール(理学部理学科:講義)
専門コア情報処理演習(理学部:演習)
植物生態学(理学部自然環境科学科:講義)
○荻慎一郎
大学基礎論(人文学部・人間文化学科:講義)
江戸時代の社会と生活(全学:講義)
日本史概論Ⅰ(人文学部:講義)
日本史基礎演習(人文学部・人間文化学科:演習)
日本近世史演習Ⅰ(人文学部・人間文化学科:演習)
日本近世史演習Ⅱ(人文学部・人間文化学科:演習)
日本近世社会史Ⅰ(人文学部・人間文化学科:講義)
卒業論文(専門ゼミナールⅢ・Ⅳを含む)
(人文
学部・人間文化学科:演習)
近世日本社会史特論(人文社会科学研究科:講義)
特別研究Ⅱ(人文社会科学研究科:演習)
○杉谷隆
環境と人間(共通教育:講義)
地域変動論入門(共通教育:講義)
自然地理学演習 I(人文学部・人間文化学科:演習)
自然地理学演習 II(人文学部・人間文化学科:演習)
自然地理概論 II(人文学部・人間文化学科:講義)
地域調査実習 II(人文学部・人間文化学科:演習)
地域研究基礎演習(人文学部・人間文化学科:演習)
地誌学(人文学部・人間文化学科:講義)
外国地誌学(人文学部・人間文化学科:講義)
地理学文献講読 I(人文学部・人間文化学科:演習)
大学基礎論(人文学部:講義)
環境と人間(物部開講)(共通教育:講義)
卒業論文(人文学部:演習)
人文地理学演習 I(人文学部:その他)
人文地理学演習 II(人文学部:その他)
○諸岡慶昇
専門演習(人文学部社会経済学科:講義)
黒潮圏開発経済特論(黒潮圏海洋科学研究科:集
中講義)
開発支援学(人文学部社会経済学専攻:集中講義)
開発経済論(人文・教育・理学部:講義)
○吉尾寛
東洋史概論Ⅱ(人文学部:講義)
東洋近世近代史 II(人文学部:講義)
アジア文化史Ⅱ(人文学部:講義)
7
− −
講義)
医学英語(医学部・医学科:演習)
細胞分子生物学(理学部:講義)
黒潮圏科学の魅力(共通教育:講義)
生物学 II(医学部:講義)
生物学入門(医学部:講義)
生物学 I(医学部:講義)
外国史基礎演習(人文学部:演習)
東洋近世近代史演習I(人文学部:演習)
東洋近世近代史演習 II(人文学部:演習)
東アジア近世歴史文化論特論(人文社会科学研究
科:講義)
歴史と現在−中国の伝統社会を起点にして−(全
学:講義)
○針谷順子
大学学(共通教育:講義)
健康 C(教育学部:講義)
健康 D(教育学部:講義)
食生活論(教育学部:講義)
調理実習(教育学部:実習)
実践研究Ⅱ(教育学部・教育学研究科:演習)
食物学概論(教育学部:講義)
食生活論演習Ⅱ(教育学部:演習)
スポーツ食栄養管理実習(教育学部:実習)
家庭科概論(教育学部:講義)
課題研究(教育学部教育学研究科:演習)
食物学演習Ⅰ(教育学部:演習)
食物学特論演習Ⅰ(教育学部教育学研究科:講義)
食物学特論(教育学部教育学研究科:講義)
○吉倉紳一
造岩鉱物学(理学部理学科:講義)
火成作用(理学部理学科:講義)
ケーススタディ 2(理学部理学科:実習)
野外巡検 1(理学部理学科:実習)
火成岩岩石学特講(理学専攻:演習)
自然環境科学ゼミナール 1(理学専攻:演習)
自然環境科学ゼミナール 2(理学研究科:演習)
大学基礎論(理学部理学科:演習)
基礎地学実験(理学部理学科:実習)
基礎ゼミナール(理学部理学科:講義)
岩石学実習(理学部理学科:実習)
学問基礎論(理学部理学科:講義)
地史学(理学部理学科:講義)
○新保輝幸
土佐の海の環境学:柏島の海から考える I(全学
部:集中講義)
環境経済学(人文学部社会経済学科(学部共通)
:
講義)
黒潮圏科学の魅力(全学部:講義)
専門演習 IV(人文学部社会経済学科:演習)
地域環境経済論特論(大学院黒潮圏海洋科学専攻:
演習)
土佐の海の環境学:柏島の海から考える II(全学
部:集中講義)
○大谷和弘
生命の科学(農学部:講義)
黒潮圏科学の魅力(共通教育:講義)
天然生物活性物質科学(農学専攻:講義)
土佐の海の環境学(共通教育:集中講義)
生物活性物質科学特論(黒潮圏海洋科学研究科:
講義)
熱帯環境学(農学部:講義)
基礎化学実験(共通教育:集中講義)
外国書購読Ⅱ(農学部:講義)
○富永明
医科生物学実習(医学部・医学科:実習)
遺伝子異常と疾患(医学部・医学科:講義)
PBLII 免疫・アレルギー疾患(医学部・医学科:
○久保田賢
栽培漁業学演習(農学部栽培漁業学科:演習)
卒業論文(農学部栽培漁業学科:演習)
天然生物活性物質化学特論(農学研究科栽培漁業
学専攻:講義)
海洋生物生産化学特別演習 I(農学研究科栽培漁
業学専攻:演習)
海洋生物生産化学特別演習 I(農学研究科栽培漁
業学専攻:演習)
海洋生物生産化学特別実験(農学研究科栽培漁業
学専攻:実験)
食品機能科学特論(大学院黒潮圏海洋科学研究科:
講義)
黒潮圏海洋科学セミナー(大学院黒潮圏海洋科学
研究科:演習)
健康栄養科学特論(黒潮圏海洋科学研究科:講義)
生物学 I(医学部・医学科:講義)
PBL I(医学部・医学科:演習)
医科生物学実習(医学部・医学科:実習)
栄養学(教育学部・家庭科教育:講義)
○田口尚弘
遺伝子異常と疾患(医学部:講義)
黒潮圏の魅力(理学部・人文学部:講義)
分子生物医学実習(医学部医学科:実習)
生物学入門(医学部:講義)
8
− −
横浪林海実験所前藻場におけるウニ・魚類・藻類・
イシサンゴ類4者間の関係(農学部:卒業論文〔山
岡耕作教授との共同指導〕)
チョウチョウウオ科魚類の稚魚期における食性と
頭部形態(農学部:卒業論文〔山岡耕作教授との
共同指導〕)
細胞分子生物学(理学部:講義)
○津田正史
機器解析学(理学部:講義)
化学概論 1 (農学部:講義)
2 )担当修士論文,卒業論文
○木下泉
土佐湾におけるアユの初期生活史の母川間比較
(農学専攻:修士論文)
○山岡耕作
足摺半島の東西に位置する定置網における魚類相
比較(農学部:卒業論文〔中村洋平助教との共同
指導〕)
キューバン・ガーの頭部骨格(農学部:卒業論文)
横浪林海実験所前藻場におけるウニ・魚類・藻類・
イシサンゴ類4者間の関係(農学部:卒業論文〔中
村洋平助教との共同指導〕)
チョウチョウウオ科魚類んち漁期における食性と
頭部形態(農学部:卒業論文〔中村洋平助教との
共同指導〕)
掃除魚ホンソメワケベラのサイズ依存的な寄生戦
略(農学専攻:修士論文)
キューバにおける移入ヒレナマズの生態とその利
用可能性(農学専攻:修士論文)
○伊谷行
浦ノ内湾におけるイガイ科5種の繁殖形態(教育
学部:卒業論文)
ヨコヤアナジャコの水質浄化機能“土佐湾におけ
るヨコヤアジャコの個体群動態”(教育学部:卒
業論文)
腹部寄生性エビヤドリムシ類の分類学的研究(教
育学部:卒業論文)
セジロムラサキエビのヨコヤアナジヤコの巣穴へ
の共生生態(教育専攻:修士論文)
土佐湾における浮遊性有孔虫の群集生態学(教育
専攻:修士論文)
○奥田一雄
多核緑藻の細胞骨格の役割と特徴(理学専攻:修
士論文)
多核緑藻ホソバロニアのレンズ状細胞の形成位置
を決める要因(理学部:卒業論文)
多核緑藻ホソバロニアのレンズ状細胞の形成位置
について(理学部:卒業論文)
○大島俊一郎
サケ科魚類を宿主とする 2 種類の魚病ウイルスの
混合感染における培養細胞でのウイルス競合に関
する研究(農学部:卒業論文)
近年分離されたマダイイリドウイルス 3 株の粒子
サイズと病原性(農学部:卒業論文)
ゼブラフィッシュを用いたマダイイリドウイル
ス感染・免疫実験系の構築(農学専攻:修士論文
〔川合研兒教授との共同指導〕)
○原田哲夫
光環境が生活リズムに及ぼす影響についての年齢
縦断的検討(教育学部:卒業論文)
「生まれ月が朝型・夜型に影響するか」(教育学部:
卒業論文)
幼児・児童・生徒・学生の生活リズムと睡眠習慣
の日−チェコ比較(教育学部:卒業論文)
地球温暖化とアメンボの生活史についての生理生
態学的研究(教育学専攻:修士論文)
地球温暖化による温度変化がアメンボ(Aquarius
paludum)の分散形質に及ぼす影響(教育学専攻:
修士論文)
○平岡雅規
四万十川河口域におけるスジアオノリ生殖型別分
布の要因に関する研究(理学専攻:修士論文)
吉野川産ホソエダアオノリの成長に及ぼす微量元
素およびビタミンの影響(理学専攻:修士論文)
○峯一朗
緑藻 Ulva rigida の鋸歯形成初期における細胞分
裂の進行(理学部:卒業論文)
海産緑藻バロニアの細胞壁構造維持における pH
緩衝剤の影響(理学部:卒業論文)
巨大細胞性黄緑藻フシナシミドロの先端成長にお
ける原形質流動(理学部:卒業論文)
○中村洋平
足摺半島の東西に位置する定置網における魚類相
比較(農学部:卒業論文〔山岡耕作教授との共同
指導〕)
○関田諭子
渦鞭毛藻 Pyrocystis lunula の細胞分裂の過程(理
学部:卒業論文)
渦鞭毛藻 Pyrocystis lunula における表層微小管の
9
− −
役割(理学部:卒業論文)
黄金色藻 Epipyxis pulchra における細胞外被口リ
カの構造(理学部:卒業論文)
多核緑藻ミドリゲ属の一種の生活史の解明(理学
部:卒業論文)
○田中壮太
Soil nutrient fluxes in Hinoki (Chamaecyparis obtusa)
forest in comparison with Bamboo (Phyllostachys
pubescens) stand at Naruyama, Kochi, Japan.(農学
専攻:修士論文)
葬送習俗「正月女」の伝承−高知県における葬儀
社の介在−(人文学部:卒業論文)
高知県の環境保全型農業(人文学部:卒業論文)
○吉尾寛
乾隆年間から道光年間にかけての台湾鹿港の商業
活動(人文学部:卒業論文)
『明史稿』列女伝と明代史の諸問題との関係性に
ついて(人文学部:卒業論文)
明清時代の東シナ海を中心とした国際秩序につい
ての近年の視点(人文学部:卒業論文)
○吉倉紳一
烏帽子山火山岩体・平原流紋岩石英のカソードル
ミネッセンス像(理学部:卒業論文)
室戸ジオパークにおける遺産及びポテンシャルの
評価(理学部:卒業論文)
石英のカソードルミネッセンス像に記録されたマ
グマ混交・混合:足摺岬花崗岩体の例(理学専攻:
修士論文)
○石川愼吾
高知県の棚田卓越地域における地域スケールの植
物多様性の比較(理学研究科:修士論文)
高知県弘岡平野における水生植物の分布と環境要
因との関連性(理学部:卒業論文)
高知県中筋川ヤナギ林伐採跡地における河床植生
の変化(理学部:卒業論文)
高知県仁淀川下流域の砂礫堆における植生と河川
環境の変遷(理学部:卒業論文)
四国山地三嶺におけるニホンジカによる林床植生
の食害と植生保護柵の効果(理学部:卒業論文)
特定外来植物オオキンケイギクの生態学的特性と
駆除方法の検討(理学部:卒業論文)
○新保輝幸
三嶺の森とシカ∼特定鳥獣保護管理計画によるシ
カ対策∼(人文学部:卒業論文)
○荻慎一郎
近世の宿場町−山陽道備中矢掛町を中心に−(人
文学部:卒業論文)
「享保の象」と地域(人文学部:卒業論文)
近世土佐の捕鯨業について(人文学部:卒業論文)
『日州採薬記』の一考察(人文学部:卒業論文)
幕末維新期の農家家訓−秋田藩一豪農の家訓を中
心に−(人文学部:卒業論文)
広島藩の社倉について(人文学部:卒業論文)
土佐藩の医師統制について(人文学部:卒業論文)
近世の四国遍路について(人文学部:卒業論文)
倉吉における稲扱千刃生産について−藩政時代末
期から明治期にかけて−(人文学部:卒業論文)
近世土佐の農書について(人文学部:卒業論文)
幕藩制成立期における山内家(人文社会科学研究
科:修士論文〔津野倫明教授と共同指導〕)
○大谷和弘
B16 メラノーマ細胞を用いたメラニン産生抑制試
験法の改良と海藻エキススクリーニングへの適用
(農学部:卒業論文)
○富永明
クロメ配偶体による糖・中性脂肪低下作用(医科
学専攻:修士論文)
オニアマノリのアレルギー反応抑制効果(医科学
専攻:修士論文)
○杉谷隆
サルとヒトの共存を考える−大阪府近郊箕面市の
場合−(人文学部:卒業論文)
高知県中土佐町の町づくり−「鰹乃國」と「四万十
源流の里」融合の試み−(人文学部:卒業論文)
高知県における香り米の産地形成(人文学部:卒
業論文)
10
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日時:2008 年 7 月 17 日(木)12:10−12:50
場所:物部キャンパス 5-2 教室
参加者:9 名
ハバノリ抽出物による Toll-like receptor 4 を介し
た遅延型アレルギーの抑制機構の解明(医科学専
攻:修士論文)
2 . その他の活動
(1)入試広報
1 )大学院人文社会科学専攻説明会での黒潮圏総合
科学準専攻の説明
日時:2008 年 6 月 30 日(月)
場所:朝倉キャンパス 人文学部第 1 会議室
参加者:7 名
(2)FD 研修会
1 )第 6 回黒潮圏総合科学専攻・部門会議(第 13
回研究交流会 平成 20 年度第 1 回 FD)「今後の
研究体制について」
日時:2008 年 7 月 23 日(水)13:30−
場所:総合研究棟 2 階会議室 3
参加者:18 名
2 )FD 勉強会(第 48 回公開セミナー)
「FD 黒潮
圏総合科学教育・研究計画の検討」
日時:2008 年 9 月 29 日(月)9:00−16:00
場所:総合研究棟 2 階会議室 3
参加者:20 名
2 )黒潮圏総合科学専攻説明会
日時:2008 年 7 月 16 日(水)17:00−17:40
場所:朝倉キャンパス 総合研究棟 2 階会議室 2
参加者:1 名
3 )黒潮圏総合科学専攻説明会
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Ⅲ . 大学院生の活動
Felix Bast:Physiological ecology and phylogenetics of
MONOSTROMA SP. In Tosa Bay,Shioku,Japan.
中出美代:「早寝早起き朝ごはん」推進のための
方策に関する基礎及び実証研究
1.2008 年度学位取得者,在籍者および学位
論文テーマ
(1)学位取得者(2008 年 9 月,2009 年 3 月)
○生物資源生産分野
布部淳一(論博):土佐湾におけるイサキの初期
生活史に関する研究
黄 秉 益( 論 博 ):A direction towards sustainable
feeding fish culture with least material loading in
semi-enclosed seas(閉鎖性海域における物質負
荷を抑えた持続型の給餌魚類養殖の方向)
○環境保全分野
宮川亜利沙(論博):海産珪藻の高効率な形質転
換系の開発に関する研究
○海洋健康医科学分野
木宮隆:海洋深層水培養海藻からの抗アレルギー
作用物質の探索
(2)在籍者および学位論文テーマ
○生物資源生産分野
猪原亮:コウイカ類の左右性に関する研究
黄秉益(中華民国〔台湾〕):閉鎖性海域における
物質負荷を抑えた持続型の給餌魚類養殖の方向
布部淳一:土佐湾におけるイサキの初期生活史に
関する研究
山田ちはる:浦ノ内湾における二枚貝浮遊幼生の
季節変動について
八木佑太:有明海における魚類の成育場に関する
研究
戸田安衣子:黒潮流域における深海性動物プラン
クトンの生態学的研究
斎田尚希:魚類の行動および形態における左右性
坂口穗子:汽水性カイアシ類の動物地理学的研究
田中幸記:ホンダワラ類の分布様式と環境要因の
関係
Rertrao Roberta:有明海の動物プランクトン群集
の長期変動
○鯨類資源生態系分野
岡野和代:沿岸性ニタリクジラの分布特性と生息
環境に関する研究
○環境保全分野
岩瀬文人:ミドリイシの増殖に関する研究
篠崎梓:麻痺性貝毒原因藻 Alexandrium 属の毒分
解機構の解明
宮川亜利沙:海産珪藻の高効率な形質転換系の開
発に関する研究
木村匡:日本におけるサンゴ礁保全のための海洋
保護区(海中公園)のあり方についての考察
Mohd Effendi Bin Wasli:Ethno-cological study on
upland farming systems in Sarawak,Malaysia
○環境変動・社会分野
Saharia Kanak:Microfinance's rule in building trust
as a social capital in rural Bangladesh
永國淳哉:黒潮圏の文化交流史
石川明弘:南西日本における局地的大雨について
の研究
Mohd Effendi Bin Wasli:Ecological study on upland
farming systems by the iban of Sarawak
山本幸生:地縁組織とソーシャルキャピタル
Casiwan Cheryll Launio:Economic valuation of
marine management areas: Claveria and San Miguel
Island,Philippines
賈未悁:中国における食品流通の研究
○海洋健康医科学分野
木宮隆:海洋深層水培養海藻からの抗アレルギー
作用物質の探索
高岡榮二:海洋生物資源からの免疫制御物質の探
索および免疫応答調節機構の解明
阿部玲佳:セルフメディケーションの民族的アプ
ローチ−フィリピン・バタネス諸島における民
間薬調査と科学的実証−
○生物構造機能分野
新元一:マダイイリドウイルス発生防除システム
構築に関する研究
原口展子:土佐湾周辺海域におけるホンダワラ類
の分布の衰退と拡大に関する研究
永野一郎:ブリ類結節症に対する感染機構の解明
と予防に関する研究
12
− −
2 . 業績
(1)発表論文など(査読審査あり)
◆黒潮圏総合科学専攻後期博士課程院生◆
[ 1 ] Takashi Kimiya, Kazuhiro Ohtani, Setsuko Satoh, Yuko Abe, Yoshihiko Ogita, Hirohisa Kawakita, Hideyuki
Hamada, Yuko Konishi, Satoshi Kubota, Akira Tominaga, Inhibitory effects of edible marine algae on
degranulation of RBL-2H3 cells and eosinophils, Fisheries Science, 74(5), 1157-1165, 2008 年.
[ 2 ] Kenji Ishihara, Chiaki Oyamada, Yoko Sato, Hiroko Danno, Takashi Kimiya, Masaki Kaneniwa, Hiromi
Kunitake, Toshihiko Muraoka, Relationships between quality parameters and content of glycerol galactoside
and porphyra-334 in dried laver nori Porphyra yezoensis, Fisheries Science, 74(1), 167-173, 2008 年.
[ 3 ] 大村裕治・渡辺真由・木宮隆・山下由美子・岡崎恵美子・山澤正勝・渡部終五,イカ乾製品の褐変を
促進するスルメイカ水溶性成分,日本水産学会誌,74(1),66-74,2008 年.
[ 4 ] 前田淳子・高岡栄二,非糖尿病者における日常的な血糖自己測定導入の有用性,高知県臨床検査技師
会会誌こうち,37(2),73-78,2008 年.
[ 5 ] C. C. Launio, G.O Redondo, J.C. Beltran, and Y. Morooka, Adoption and Spatial Diversity of Later Generation
Modern Rice Varieties in the Philippines, Agronomy Journal, 100 (5) pp, 1380-1389, 2008 年.
[ 6 ] Mohd Effendi Bin WASLI, Sota TANAKA, Joseph Jawa KENDAWANG, Jonathan LAT, Yoshinori
MOROOKA1, Katsutoshi SAKURAI, Comparisons of the nutrient condition under Imperata cylindrical and
Dicranopteris linearis fallow lands after shifting cultivation, 日本土壌肥料学会関西支部会,43,徳島,2008
年 11 月 28 日.
[ 7 ] Kurotani M, Nakade, An analysis of the relationship between preparation for aging and health behaviors,
Primary Care Japan Vol.5 No.1 2007, 31-39, 2008 年 3 月.
[ 8 ] 黒谷万美子・中出美代(2008.3),喫煙状況と喫煙対策意識との関連性の検討,プライマリ・ケア
Vol.31 No.1 2008 3,26-30,2008 年 3 月.
◆他学部・他研究科の学部生・院生◆
[ 1 ] V.U. Ultra, Jr., A. Nakayama, S. Tanaka, Y. Kang, K. Sakurai and K. Iwasaki:Potential of amorphous iron(hydr)oxide amendment for alleviating arsenic toxicity in paddy rice, Soil Science and Plant Nutrition, 55,
160-169, 2009 年.
[ 2 ] S. Tanaka, S. Tachibe, M.E.B. Wasli, J. Lat, L. Seman, J.J. Kendawang, K. Iwasaki, K. Sakurai:Soil
characteristics under cash crop farming in upland areas of Sarawak, Malaysia, Agric. Ecosyst. Environ, 129,
293-301, 2009 年.
[ 3 ] Kien Chu Ngoc, Noi Van Nguyen, Bang Nguyen Dinh, Son Le Thanh, Sota Tanaka, Yumei Kang, Katsutoshi
Sakurai and Kōzō Iwasaki:Arsenic and heavy metal concentrations in agricultural soils around tin and tungsten
mines in the Dai Tu district, N. Vietnam, Water, Air, & Soil Pollution, 197(1-4), 75-89, 2009 年.
[ 4 ] Arifin Abdu, Sota Tanaka, Shamshuddin Jusop, Nik Muhamad Majid, Zahari Ibrahim, Katsutoshi Sakurai:
Rehabilitation of degraded tropical rainforest in Peninsular Malaysia with a multi-storied plantation technique
of indigenous dipterocarp species, 森林立地, 50(2), 141-152, 2008 年.
[ 5 ] Yamamoto, T., Ultra Jr. U., Tanaka, S., Sakurai, K. and Iwasaki, K.:Effects of methyl bromide fumigation,
chloropicrin fumigation and steam sterilization on soil nitrogen dynamics and microbial properties in a pot
culture experiment, Soil Sci. Plant Nutr, 54(6), 886-894, 2008 年.
(2)発表論文など(査読審査なし)
◆黒潮圏総合科学専攻後期博士課程院生◆
[ 1 ] Y. Morooka, R. G. Bradecina, T. Shinbo, Y. Iiguni and C. C. Launio, Maritime Policies for the Protection of the
Coastal Environment in the Philippines: with reference to Seaweed-based Ecosystem in the Marine Protected
Area, Kuroshio Science, 2 (1), 93-102, 2008 年.
[ 2 ] 木宮隆・岡崎恵美子,解凍魚の判別,食品と容器,49(6),321-327,2008 年.
[ 3 ] Takashi Kimiya, Emiko Okazaki, Michiko Suzuki, Meiko Kimura, Yuji Omura, Yoshinobu Hiraoka, Shintaro
Imamura, Sumio Hirokawa, Ippei Fusejima, Hijiri Iga, Takayoshi Uehara, Kaname Matsumoto, Ikuo Kimura,
13
− −
Frozen tuna quality evaluation based on various indices of fish at the time of catch and chemical analysis of tail
meat, The proceedings of the 5th World Fisheries Congress, in press, Yokohama, Japan, 2008 年 10 月 20-25 日.
[ 4 ] Takashi Kimiya, Emiko Okazaki, Hideyuki Shinzawa, Musleh Uddin, Yuji Omura, Yumiko Yamashita, Yukihiro
Ozaki, Improvements of nondestructive classification between unfrozen and frozen-thawed fish, Pacific saury
by visible/near Infrared spectroscopy, Proceedings of the 1st Asian NIR Symposium, 220-221, Tsukuba, Japan,
2008 年 11 月 10-14 日.
[ 5 ] Kurotani M, Nakade M, Quitting smoking with the aid of nicotine patches (2nd report), Proceedings of the 5 th
International Conference of Health Behavioral Science, 202-203, 2008 年 7 月.
(3)国際学会発表
◆黒潮圏総合科学専攻後期博士課程院生◆
【口頭発表】
[ 1 ] Takashi Kimiya, Visible/near-infrared spectroscopy for differentiation between unfrozen and frozen-thawed
fish, 3rd Joint Workshop for Research Cooperation on Seafood Safety between Japan and Norway, Bergen,
Norway, 2008 年 8 月 25-28 日.
[ 2 ] Takashi Kimiya, Emiko Okazaki, Michiko Suzuki, Meiko Kimura, Yuji Omura, Yoshinobu Hiraoka, Shintaro
Imamura, Sumio Hirokawa, Ippei Fusejima, Hijiri Iga, Takayoshi Uehara, Kaname Matsumoto, Ikuo Kimura,
Frozen tuna quality evaluation based on various indices of fish at the time of catch and chemical analysis of tail
meat, 5th World Fisheries Congress, Yokohama, Japan, 2008 年 10 月 20-25 日.
[ 3 ] Musleh Uddin, Takashi Kimiya, Emiko Okazaki, Near infrared spectroscopy - a rapid and non-destructive
technology in seafood analysis, 5th World Fisheries Congress, Yokohama, Japan, 2008 年 10 月 20-25 日.
[ 4 ] Takashi Kimiya, Musleh Uddin, Emiko Okazaki, Visible/near-infrared spectroscopy for differentiation
between unfrozen and frozen-thawed fish, A Satellite Symposium of WFC2008 5th World Fisheries Congress
International Symposium on SEAFOOD SAFETY, Yokohama, Japan, 2008 年 10 月 27 日.
[ 5 ] C. C. Launio, H. Aizaki and Y. Morooka, Understanding Factors Considered by Fishermen in Marine Protected
Area (MPA) Management: Case of Claveria, Philippines,Paper presented during the 6th Asian Society of
Agricultural Economists (ASAE) International Conference,Manila, Philippines,2008 年 8 月 28-30 日.
[ 6 ] C. C. Launio and Y. Morooka,Use-Rights and Institutional Environment in the Use of Fish Aggregating Device
(FAD) in Lagonoy Gulf and Sirangan Fishing Grounds, Philippines: Implications on Resource Conservation.
Abstract presented during the Ronald Coase Workshop on Institutional Analysis,Beijing, China,2008 年 12
月 13-18 日.
【ポスター発表】
[ 1 ] Takashi Kimiya, Emiko Okazaki, Hideyuki Shinzawa, Musleh Uddin, Yuji Omura, Yumiko Yamashita, Yukihiro
Ozaki,Improvements of nondestructive classification between unfrozen and frozen-thawed fish, Pacific saury
by visible/near Infrared spectroscopy,The 1st Asian NIR Symposium,Tsukuba, Japan,2008 年 11 月 10-14 日.
[ 2 ] Miyagawa, A., Yamaguchi, H., Adachi, M., Stable nuclear transformation of the diatom Chaetoceros sp, The
8th Asia Pacific Marine Biotechnology Conference (APMBC), Busan, Korea, 2008 年 11 月 12-15 日.
[ 3 ] Aide J, Hanibuchi T, Nakade M, Hirai H, Kondo K, Effects of vertical and horizontal social capital on oral
health, 86th General Session and Exhibition of the International, American, and Canadian Associations for
Dental Research, Tronto, 2008 年 7 月 5 日.
[ 4 ] Nakade M, Kurotani M, Takeuchi H, Harada T, The relationship among difficulty falling asleep, sleep-wake
cycle and eating behavior patterns, International Faderation for Home Economics, Lucerne, Switzerland, 2008
年 7 月.
[ 5 ] 黒谷万美子・中出美代 , The relationship between occupational stress factors and eating behavior, International
Faderation for Home Economics, Lucerne, Switzerland, 2008 年 7 月.
[ 6 ] Harada T, Krejci M, Wada K,Ohira Y,Nakade M,Takeuchi H, Video game playing affects the circadian typology
and mental health of young Czech and Japanese Children, ICPA 2008, オランダ, 2008 年 8 月.
[ 7 ] 兼平奈々・小澤佳代・中出美代 , Menus for CKD Patients Created by Dietitian Students Cooperating with a
Corporation, 15th International Congress of Dietetics, Yokohama, 2008 年 9 月.
14
− −
[ 8 ] Aida J, Nakade M, Hanibuchi T, Hirai H, Osaka K, Kondo K, Impact of oral health status on healthy life
expectancy in community-dwelling population: The AGES Project cohort study, The 3rd International
Symposium for Interface Oral Health Science, Sendai, 2009 年 1 月.
(4)国内学会発表
◆黒潮圏総合科学専攻後期博士課程院生◆
【口頭発表】
[ 1 ] 岡崎恵美子・鈴木道子・木村メイコ・木宮隆・大村裕治・廣川純夫・伏島一平・伊加聖・上原崇敬・
松元要・木村郁夫,凍結マグロの漁獲時情報と尾部品質性状との関係,2008 年度日本水産学会春季
大会,東海大学海洋学部,静岡,2008 年 3 月 27-31 日.
[ 2 ] 黒谷万美子・中出美代,中食と生活習慣との関連性,プライマリ・ケア学会,岡山,2008 年 6 月.
[ 3 ] 中出美代・須崎尚・黒谷万美子,女子大生におけるサプリメントおよび中食の利用実態について,日
本健康教育学会,東京,2008 年 6 月.
【ポスター発表】
[ 1 ] 岡崎恵美子・臼井一茂・木宮隆・山下由美子・大村裕治,マグロ肉のテクスチャー測定の試み,2008
年度日本水産学会春季大会,東海大学海洋学部,静岡,2008 年 3 月 27-31 日.
[ 2 ] 大村裕治・鈴木道子・木宮隆・山下由美子・廣川純夫・伏島一平・伊加聖・上原崇敬・岡崎恵美子,
マグロ肉の冷凍貯蔵温度と解凍後の品質,2008 年度日本水産学会春季大会,東海大学海洋学部,静岡,
2008 年 3 月 27-31 日.
[ 3 ] 木宮隆・石原賢司・小山田千秋・佐藤洋子・國武浩美・新澤英之・尾崎幸洋・金庭正樹,近赤外分光
分析による乾ノリのグリセロールガラクトシドの定量,2008 年度日本水産学会春季大会,東海大学
海洋学部,静岡,2008 年 3 月 27-31 日.
[ 4 ] 加藤智美・可児祥子・大村裕治・木宮隆・山下由美子・岡崎恵美子,サケ味噌漬の嗜好性に及ぼす評
価要因の検索,2008 年度日本水産学会春季大会,東海大学海洋学部,静岡,2008 年 3 月 27-31 日.
[ 5 ] 中出美代・和田快・大平容子・竹内日登美・ミラダクレイチイ・原田哲夫,朝食の規則性と栄養バ
ランスが乳幼児の睡眠習慣・生活リズム・精神衛生に果たす役割についてのチェコ−日比較研究,第
33 回日本睡眠学会定期学術集会,郡山市,2008 年 6 月.
[ 6 ] 原田哲夫・大平容子・中出美代・竹内日登美,大学生・専門学校生および幼児におけるゲーム使用が
生活リズムや睡眠習慣に及ぼす影響,第 33 回日本睡眠学会定期学術集会,郡山市,2008 年 6 月.
[ 7 ] 和田快・ミラダクレイチイ・大平容子・中出美代・竹内日登美・小林遼・原田哲夫,乳幼児における
生活リズムと睡眠習慣のチョコ−日比較,第 33 回日本睡眠学会定期学術集会,郡山市,2008 年 6 月.
[ 8 ] 竹内日登美・中出美代・大平容子・和田快・原田哲夫,高知県の大学・専門学校生における(甘い飲
料・菓子の摂取を含む)食習慣と睡眠習慣・生活リズム・精神衛生の関係について,第 33 回日本睡
眠学会定期学術集会,郡山市,2008 年 6 月.
[ 9 ] 兼平奈々・小澤佳代・中出美代,管理栄養士養成課程の学生が企業と連携で行った慢性腎臓病患者へ
の食事療法支援活動の取り組みと効果,栄養改善学会,2008 年 9 月.
[10] 相田潤・中出美代・埴淵知哉・平井寛・近藤克則,口腔機能は健康寿命に影響を与えるか:AGES プ
ロジェクト,コホート調査による検討,第 67 回公衆衛生学会,2008 年 11 月.
[11] 中出美代・竹内日登美・原田哲夫,朝食や間食の摂取が幼児の朝型夜型度や精神衛生に及ぼす影響,
第 14 回日本時間生物学会,岡山,2008 年 11 月.
[12] 原田哲夫・公文千恵子・大谷修一・竹崎美影・中出美代・竹内日登美・針谷順子,乳幼児の生活リズ
ム改善の為の 7 つの取り組みの効果,第 14 回日本時間生物学会,岡山,2008 年 11 月.
[13] 竹内日登美・中出美代・和田快・原田哲夫,高知県内の高校生における間食の摂取リズムと生活リズ
ム・睡眠の関係と大学生との比較,第 14 回日本時間生物学会,岡山,2008 年 11 月.
◆他学部・他研究科の学部生・院生◆
【口頭発表】
[ 1 ] 田中壮太・岩崎貢三・櫻井克年・山本岳彦・辻美希・山根信三・竹内繁治,土壌消毒による土壌環境・
微生物性への影響,第 24 回土壌伝染病談話会,53-58,高知,2008 年 9 月 11 日.
15
− −
[ 2 ] 仁科拓朗・田中壮太・Noi Nguyen Van・Hoa Nguyen Thi・Kien Chu Ngoc・岩崎貢三,ベトナム 紅河流
域農耕地における土壌・作物中の残留農薬に関する実態調査,2008 年度日本土壌肥料学会名古屋大会,
174,愛知,2008 年 9 月 10 日.
【ポスター発表】
[ 1 ] 原田裕人・田中壮太・櫻井克年・二宮生夫・服部大輔・Joseph Jawa Kendawang,マレーシア・サラワ
ク州における生態系修復を目指した試験造林の評価,2008 年度 第 18 回日本熱帯生態学会,71,東京,
2008 年 6 月 21 日.
[ 2 ] 仲本健二・Thanakorn Lattirasuvan・田中壮太・櫻井克年,タイ北部におけるホームガーデンの土壌と
栽培作物の関係,2008 年度 第 18 回日本熱帯生態学会,76,東京,2008 年 6 月 21 日.
[ 3 ] 中原大河・田中壮太・岩崎貢三・山下一穂,無農薬有機栽培圃場における養分動態−高知県本山町で
の事例−,日本土壌肥料学会関西支部会,33,徳島,2008 年 11 月 28 日.
[ 4 ] 山本岳彦・田中壮太・櫻井克年・岩崎貢三,土壌消毒が消毒時及び消毒後初期において窒素の動態と
微生物性の推移へ及ぼす影響,日本土壌肥料学会関西支部会,34,徳島,2008 年 11 月 28 日.
(5)その他特筆すべき事項
◆黒潮圏総合科学専攻後期博士課程院生◆
[ 1 ] 社団法人高知県臨床検査技師会学術奨励賞,前田淳子・高岡榮二,日糖尿病者における日常的な血糖
自己測定導入の有用性,高知県臨床検査技師会会誌こうち,37(2),73-78,2008 年.
16
− −
Ⅳ.研究活動
1. 学内研究助成
(1)高知大学年度計画実施経費
◎海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用,プロジェクトリーダー:諸岡慶昇,45,910 千円
◆課題研究 1(サブリーダー:大谷和弘)
分子基盤に基づいた海洋生態系の解明と環境保全・水産業への応用,5,600 千円(分担者:深
見公雄,大島俊一郎,新保輝幸)
◆課題研究 2(サブリーダー:木下泉)
四万十川と黒潮の交錯圏における人間と自然との共生に関する研究,20,310 千円(分担者:
上田拓史,平岡雅規,田中壮太,伊谷行,石川愼吾)
◆課題研究 3(サブリーダー:諸岡慶昇)
新海洋秩序の形成へ向けた黒潮圏島嶼諸国の統合的資源管理,20,000 千円(分担者:山岡耕作,
吉尾寛,峯一朗,飯國芳明)
平成 20 年度「海洋生物研究」プロジェクト報告
研究課題名「海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用」代表者:諸岡慶昇
1.本研究の背景
高知大学の研究に関する中期目標には,「地域社
会を振興し貢献する研究を目指すと同時に,地域の
特色や研究者の個性を活かした独創的な研究を推進
し,種々の研究分野の融合を図りつつ,世界水準の
成果を生み出す研究拠点の形成を目指す」ことが掲
げられている。その目的を達成するための措置・計
画の中で,海洋に関わる研究が本学にとって重点
的に取り組む課題の 1 つであると位置づけられてい
る。このような中期目標・計画の下で,本学は海洋
を中心とする部局横断型の研究プロジェクトを策定
し,年度計画研究として平成 16 年度からスタート
した。
現在本学では,4 本の年度計画研究が継続実施さ
れ,そのうちの 1 つが本海洋生物研究プロジェクト,
すなわち「海洋生態系の解明とその資源の持続的有
効利用」(以下,「海洋生物」と略称)である。黒潮
は世界で最大規模の海流の 1 つであり,高知県の気
候・風土・動植物相はこの黒潮暖流から大きな影響
と恵みを受けている。現代文明と産業の発展は地下
資源の大量消費に支えられてきているが,一方では,
環境破壊や地球温暖化等の大きな問題をもたらし
ている。本海洋生物研究プロジェクトは,黒潮のも
つ永続性と潜在力に注目し,「海洋生態系を解明し,
その資源を持続的に有効利用する方法と方策」を研
究する。そして,その研究成果を,自然の持続的な
循環システムを基盤とする 21 世紀型社会への転換・
確立に結びつけることを意図している。
本海洋生物研究プロジェクトは平成 19 年度で 4
年目が終了し,平成 20 年度からは法人化第 1 期中
期目標・計画の総括部分に入った。この間に,1 )
黒潮圏海洋科学研究科外部評価(平成 18 年 3 月),
2 )大学の認証評価の一環として実施されたピアレ
ビューを含む外部評価(平成 19 年 10 月)を受け
た。また,成果の取りまとめを毎年度行い,成果
の公表もセミナーや公開シンポジウムで行い情報
の社会化に努めた。他方,黒潮沿岸に位置する台
湾,フィリピン両国の大学と共同研究の協定を締結
し,本海洋生物プロジェクトが主催する国際ワーク
ショップ(日台比:黒潮ワークショップ in 高知:
平成 19 年 11 月 21-23 日)を高知大学で開催し,共
同研究の課題と今後の展望を検討した。その成果
は,『黒潮圏科学』第 2 巻 1 号(和英文誌)で既に
公刊されている。平成 20 年度は,同第 2 回シンポ
ジウム(第 2 回からワークショップを改称)を台
湾の国立中山大学で開き(平成 20 年 12 月 1-3 日),
密接な国際連携のもとで当研究を進展させるための
基盤を固めた。
本研究プロジェクトは,これまでのように狭い専
門領域の研究者のみで組織されているのではなく,
様々な専門分野の研究者が集まって構成され,近隣
諸国と連携し進められる異分野融合型の学際的プロ
ジェクトである。この切り口で黒潮圏の環境保全と
資源の持続的有効利用を実現することは,高知大学
に課せられた極めて重要な研究課題の 1 つであると
ともに,新規の学問分野の創造につながると期待さ
れる。
17
− −
2.本研究の目的・目標
黒潮はフィリピン東南部から発し,台湾,南西諸
島を経て高知県沿岸に達する。この海域は,周縁諸
国の人口圧や経済発展に伴う海洋汚染や乱獲などの
人為的インパクトと,グローバルな気候変動や温暖
化が急速に複合する影響下で,とりわけ沿岸一帯の
生態系や環境の劣化が早いテンポで進んでいる。国
境を越えて引き起こされるこうした問題にどう対処
するかの検討を,本研究は主課題としている。
この課題の解決へ向けて,本研究プロジェクト「海
洋生物」では,高知県の周辺海域をはじめとした黒
潮圏における特徴的な 3 つのフィールド,すなわち
「サンゴ群生域」・「四万十川河口域」・「島嶼地域」
の生態系に研究対象を分け対応することとした。目
的は,これら 3 つの視点から,国境を越えて引き起
こされる黒潮沿岸域の環境の劣化を緩和し保全と再
生を図る学際的方途を提示することにある。
3 チームによる課題と目標は,それぞれ以下の通
りである。
(1)黒潮圏の生態系を精査し,多様な生物群集の
相互メカニズムを明らかにし,黒潮海域にお
ける生物の共存構作と人為的インパクトの解
明に科学的知見を提示する。
(2)様々な物質を介した生物相互作用を比較解析
し,特に四万十川流域の淡水・汽水域を事例
に河川一帯の共存機作を解明し,学術研究の
基盤形成に寄与する。
(3)黒潮を共有する諸国の沿岸域における生態系
の変化と社会経済的インパクトの相互関係を
調査し,国ごとの海洋政策や沿岸環境保護の
取り組みに協働で関わる道筋を提示する。
3 )沿岸で進む海洋生態系の劣化に対処するため
に,日本を含め近隣諸国では海洋保護区を設
け,地域住民の賛同を醸成しながら保護・保
全に当たっているが,当事者が海洋環境にど
のような経済価値を認めるかは,環境保護を
底辺から支える意識や意向に深く関わってい
る。そのために共有資源(コモンズ)の経済
価値を計測する環境経済学の観点から,大数
調査に基づく社会経済データベースを整備し,
新しい分析手法による評価結果を提示した。
3.本研究の成果(総括:平成 20 年度)
1 )黒潮海流を共有する沿岸諸国(日本・台湾・
フィリピン)の代表的な大学・政府機関と協
定を締結し,「黒潮関連研究・教育の学術情
報ネットワーク」を形成した。平成 20 年度は,
前年度の第 1 回高知会議を受け,台湾の国立
中山大学の主宰による第 2 回日台比合同国際
シンポジウムを開催し,共同研究の課題の整
理・選定と行動計画を策定した。
6 )黒潮沿岸域で国境を越えて進む海洋生態系の
劣化問題に対処するには,最終的には政府間協
議による外交努力が必要となろう。しかし劣化
の実情や,その速度,温暖化や海水の酸性化な
ど複雑な要因が錯綜する環境下での科学的デー
タも,またその解析結果も蓄積されていない。
課題研究 3 では,「藻場」を最優先の調査対象
地とし,海草・海藻の生態系や藻場付魚類の研
究を展開してきた。協定締結機関も賛同し,既
に 2 回の合同シンポジウムで成果を共有してき
た。まだ限られてはいるが,草食性魚であるア
イゴの生態や,ホンダワラなどの海藻の研究に
進展が期待される。
2 )課題研究 1 チームは,高知沖に広がるサンゴ
群を対象に特にサンゴ粘液の化学分析から陸
上の動物種とは異なる糖鎖のムチンであるこ
とを明らかにした。また海洋生物の疾病に対
する病原因子の研究では,多様化したイリド
ウイルス種の特性解析から,感染制御に対す
る指針を得た。
4 )課題研究 2 では,高知の代表的河川(四万十・
仁淀・物部各川)の流域圏で,山・里・海を
繋ぐ河川を中心に水棲生物(アユ,動物プラ
ンクトン,底生魚類)の生態と相互の連鎖関
係について基礎データを積み上げ,成果を順
次公表した。またスジアオノリなどの生育環
境の経時変化に関わるデータを収集し解析し
た。海藻・海草研究へ向けた科学情報がまだ
限られていることから,先行研究との比較な
どに効力をもつと期待される。
5 ) 河川流域圏では,上流部に位置する山間部
の土壌流出の影響と下流部は不可分に結びつ
く。また方々で進む浚渫工事などの影響で河
川の物理的構造に大きな変化を余儀なくされ
ることが地域開発との関連で顕著になってき
ているが,植生への変化や湿生植物群落の復
元問題とも関わってくる。そうした問題に対
しても,当研究では基礎的知見を積み上げて
きている。
7 )課題研究 3 には,歴史学の観点から,近隣諸
国が黒潮海流とどう関わってきたかを現地の史
書から読み解く作業が進められている。日本に
とって暖流である黒潮海流は,その源流域の熱
18
− −
帯ではほとんど評価されない。このことにも示
されるように,国や地域が変わると,同じ対象
でも価値観が大きく異なる。黒潮をわが国がど
う認知してきたかを,隣国との関係で比較考察
することが重要であることを,このことは教え
ている。史的観点からの研究の重要性をこれは
示唆するものである。
◆ 課題研究 1:「分子基盤に基づいた海洋生態系の
解明と環境保全・水産業への応用」
サブリーダー:黒潮圏海洋科学研究科 大谷和弘
平成 18 年度までの 3 ケ年で実施した「サンゴ礁
海域の多様な生物群集の相互作用および物質循環に
関する研究」は,サンゴを中心とした物質循環やサ
ンゴの病態に関するきわめて有用な知見を与えた。
また,生態系のもつ経済価値の評価も進んでいる。
その成果を踏まえ,これらの海洋生態系に関する理
解をより深化させることが,今後の課題であると考
えた。サンゴ礁海域の生態系で観察・発見された現
象の本質を理解するためには,相互作用に介在する
物質を分子レベルで解析することが必須である。生
態系への深い理解は,環境保全や海を場とした産業
への応用にも不可欠である。そこで,平成 19 年度
からの研究では,サンゴ礁海域を含む海洋生態系に
おける生物間相互作用の物質・分子レベルでの解明
を指向したものへ展開することとした。また,自然
科学的研究で得られた成果を具体的にどのように社
会へ還元していくかについて,社会科学的アプロー
チから具体的な方策を探求することとする
1 A. サンゴ粘液中の生物活性低分子物質の化学
的解明および化学物質のサンゴへのインパ
クト(代表者:大谷和弘)
1 B. サンゴ粘液の抗菌作用とサンゴの白化・疾
病防除機構との関係(代表者:深見公雄)
1 C. 海洋生物の疾病に対する病原因子の解明
(代表者:大島俊一郎)
1 D. 海洋生態系の経済評価とその保全・利用に
関するシステム構築(代表者:新保輝幸)
◆ 課題研究 2:「四万十川と黒潮の交錯圏における
人間と自然との共生に関する研究」
サブリーダー:海洋生物教育研究センター 木下泉
四万十川の保有する生物生産の包容力と多様性
の原因として,足摺岬にぶつかる黒潮による渦流生
成と四万十川流域から供給される栄養塩類供給に焦
点を当てる。特に四万十川流域を縦軸に,黒潮流域
を横軸にした交差圏全体を対象に,自然と人が共生
している環境下における因果関係を自然科学的およ
び社会科学的観点から明らかにすることを目的とす
る。これまでに,四万十川からの沿岸域への栄養塩
の供給による河口域から沿岸域にかけての生物生産
への影響を,ヒノキ林から河川に流出する養分動態,
河口域に生育する海産水草「コアマモ」の現存量,
スジアオノリ生殖型と生育地点との関係,および河
口域における動物プランクトンの季節変化と水平・
鉛直分布等を明らかにしてきた。20 年度は,特に
河口域に注目し,四万十川流域の山地から沿岸まで
を 1 つのシステムとしてとらえ,河口域の生物再生
産機構に対する河川水と黒潮の混合の影響を解明す
る。さらに,土佐湾と同様,多くの河川が流入する
が閉鎖的な有明海と生物生産力について比較し,開
放的な土佐湾の特異性の考察を試みる。
2 A. 河川と土佐湾での生物生産力との関係(河
口域∼海域)(代表者:木下泉)
2 B. 四万十川河口汽水域におけるカイアシ類群
の生態学的解明(下流域∼河口域)
(代表者:
上田拓史)
2 C. 河口域におけるスジアオノリの生活史の解
明(下流域∼河口域)(代表者:平岡雅規)
2 D. 四万十川流域での栄養塩の動態と森林との
関係(上流域∼中流域)
(代表者:田中壮太)
2 E. 四万十川での河口域の生物生産力の要因へ
のアプローチ(河口域)(代表者:伊谷行)
2 F. 四万十川河口域における河床地形と植生の
動態(上流域∼河口域)
(代表者:石川愼吾)
◆ 課題研究 3:「新海洋秩序の形成へ向けた黒潮圏
島嶼諸国の統合的資源管理」
サブリーダー:黒潮圏海洋科学研究科 諸岡慶昇
当課題研究「新海洋」は,第 1 フェーズ(平成
16-18 年度)の日台比 3 国共同研究の準備を終え,
前年度から第 2 フェーズ(平成 19-21 年度)に着手
している。前年度は協定締結機関(フィリピン:フィ
リピン大学,ビコール大学,農業省漁業・水産資源
局,及び台湾:国立中山大学)の関係者を高知大学
へ招聘し,ワークショップ(WS)を開催した。こ
の WS で,1 )黒潮圏域諸国の海洋環境をめぐる社
会経済動向,2 )国連海洋法条約に関連する海洋保
全の取り組み状況,3 )藻場を中心とした研究の系
譜と成果の整序を通し,今後の共同研究の方向性に
関わる意見交換を行った。一連の成果は,現在,プ
ロシーディングスとして取りまとめ,『黒潮圏科学』
第 2 巻第 1 号として刊行した。またこの WS と並行
して日台比 3 ケ国に設定している調査地の定期・定
点観察を実施した。平成 20 年度は,5 つの構成課
題ごとに文献検索及び現地の漁家経済調査を中心と
した社会科学研究と,藻場を対象とした生態系の潜
19
− −
水観察による自然科学調査を行い,これまでの経年
変化のデータベースを拡充させ,比較考察を深める
よう努める。また 20 年度には,国立中山大学で第
2 回 WS を開催し成果の相互評価を行う。
3 A. 黒潮圏諸国における海洋社会経済システム
の国際比較(代表者:諸岡慶昇)
3 B. 黒潮圏における海洋生物資源利用形態の比
較分析(代表者:山岡耕作)
3 C. 前近代・黒潮島嶼諸国における秩序形成の
萌芽(代表者:吉尾寛)
3 D. 黒潮流域における藻場の特徴と藻類の生理
生態学的比較考察(代表者:峯一朗)
3 E. 黒潮圏におけるコモンズ管理の変遷(代表
者:飯國芳明)
4.課題研究成果のまとめ(平成 20 年度)
◆課題研究 1
この課題では,サンゴ礁を取り巻く生態系を分
子レベルで解明することを目標として,自然科学の
立場で研究を展開してきた。1-A では,サンゴ粘液
の粘性の主体であるムチンに着目し,その化学構造
の解明を目指した。その結果,サンゴのムチンは陸
上動物には見られない特異な糖鎖構造を持つことが
示された。この構造は,近年明らかとなったクラゲ
のムチンとも異なっており,サンゴ粘液の特異性が
明らかとなった。1-B では,サンゴ群集周辺海域の
海水中に,サンゴに共生している褐虫藻を殺滅する
バクテリアが生育していることを証明し,サンゴの
白化は高温ストレスだけではなく褐虫藻殺滅バクテ
リアの存在が大きく影響していることを明らかにし
た。1-C では,サンゴが成育する海域での海洋性病
原性ウイルスの特性を解明し,養殖魚等への影響と
それに対応できるワクチンの可能性について明らか
にした。
詳細な個々の成果は後述の課題別成果報告書に譲
るが,これらの成果を 1-D の課題において与論島や
高知県竜串でのサンゴ生態系の再生・保全の試みと
連携させ,農業環境政策によってこの問題へ対処す
る方策を検討した。また,地域社会による生態リス
ク管理という考え方を打ち出し,国の政策による対
処には限界があり,地域社会のステークホルダーの
合意に基づく自主的取組(Voluntary Approach)に
より環境負荷を削減していくことが重要であること
を指摘した。これらの成果に基づき,与論町で立ち
上げの準備が為されている「海の再生協議会(仮称)」
の準備委員会に 2 度出席し(2008 年 6 月,2009 年
3 月)
,問題提起や助言を行うことでサンゴ礁保全
に対する地域住民の合意形成の支援を行うなど,具
体的な活動も行ってきた。
次年度は本プロジェクトの最終年度であるため,
ここで行ってきた自然科学の研究を有機的にリン
クさせ,サンゴを取り巻く生態系を物質レベルで説
明できる基盤を構築したい。そこで,サンゴ粘液を
物質レベルで解明し,真のケミカルシグナルが何で
あるかを明らかにしたい。また,粘液と周辺海域の
ウイルスや微生物との物質を介した相互作用を,病
原微生物と褐虫藻をターゲットとして解き明かした
い。これらの成果は,鹿児島県与論島,高知県竜串,
フィリピン・サンミゲル島などで行われている「サ
ンゴの海の保全」活動の学術的バックボーンとして
地域へ還元する方策を求めたい。
◆課題研究 2
本課題は,高知の主要河川である四万十川・仁淀
川を中心に,山と海を繋ぐ流域圏の生物の相互連鎖
関係の複雑系解析と取り組んでいる。四国の河川の
なかでも四万十川は開発の影響が比較的薄く限られ
た清流と見る向きも多いが,海と山と里の自然的・
人為的影響を受け,一帯の水棲生物や植物相に波及
している。その影響下にある変化の態様を科学的に
解明するために,生物学・プランクトン学・植物学・
土壌学の理系融合のチーム編成で取り組み,成果を
積み上げてきた。
2-A の研究は,高知の特産でもあるアユの生態観
察を四万十川で継続・発展させた研究で,今年度は
特にその産卵場における初期生活史を重点的に調査
した。今回の調査で,産卵場の空間的変動,海域で
の稚魚の分散などが明らかになったが,河口域での
稚魚の密度がかなり減少していることなどが確認さ
れた。2-B の研究は,アユなどの仔稚魚の主要な餌
となる河口域の動物プランクトンの増減と,流域の
栄養塩,それに起因する植物プランクトンの動きと
の関係性を調べ,相互に強い正の相関があることを
検証した。2-C の調査研究では,同様に河口域のス
ジアオノリの生育環境を,毎月計測した水温,塩分,
pH,栄養塩濃度等から解析し,環境条件が河口部
上流域でも激しく変動していることが確認された。
2-E の研究は,四万十川の他に仁淀川や物部川沖で
実施され,ベントス(底生生物)の優占種であるヨ
コヤアナジャコを事例に,その繁殖と水質浄化能力
が推定された。同様に貝類群集が水深ごとにみせる
季節変化についても綿密な観察がなされ,群集組成
が明らかにされた。
2-D と 2-F は, 河 川 域 で は あ る が 陸 域 に 調 査
の 主 眼 を 置 く 点 で 前 4 者 と 異 な る。2-D の 研 究
は,四万十川とは別に仁淀川流域で実施された。前
者は,河川上流部の森林生態系における物質動態
を調べた成果で,大きな大気汚染物質発生源のな
い高知県の森林養分動態は,主に地理的,気候的
要因や,酸性降下物や黄砂などの大陸由来の物質の
20
− −
影響を受けていることが明示された。2-F の研究で
は,四万十川水系の中筋川下流域でヤナギ伐採跡地
の植生の変化と湿生植物群落の復元が調査された。
植生調査で 84 科 379 種の維管束植物が確認され,
うち絶滅危惧種が 9 種含まれていた。また,湿生群
落の再生は面的広がりからみて限られており,河床
の採掘工事に連動し,地下水位を高くする手だてが
不可欠であることが教示された。
◆課題研究 3
本課題は,国境を越えて引き起こされる黒潮海
域の海洋生態系の劣化に対処するために,沿岸諸国
が協働し学術的知見をさらに蓄積・充実させること
を意図し実施されている。前年度にかけ整えてきた
沿岸諸国(日本・台湾・フィリピン)との連携ネッ
トワークを活用し,今年度の研究は以下の進展をみ
せた。自然科学 2 課題(3-B,3-D)及び社会科学 3
課題(3-A,3-C,3-D)から構成される文理融合研
究の当課題では,沿岸域の持続的利用の実態に光を
当ててきた。分野に共通する調査観察地を黒潮の沿
岸に設定し,特に藻場を中心に,3-B では藻場付魚
種の代表例であるアイゴの成長解析に有効な耳石に
よる日齢を確定した。アイゴ類は温暖化に伴い高知
沖にも進行し,温帯産海草・海藻を食害するという
点で,重要な比較標識魚である。また 3-D は,台
湾の東海岸で海草を採取・同定し,高知との比較を
行った。熱帯・亜熱帯には海草は繁茂するが海藻は
限られてくる。海草・海藻の生態の差異は,海域全
体の観察でより具現化するという点で,地味だが意
義ある学術知見が積み上げられている。
社会科学系の 3 課題のうち,3-A では実際に沿
課 題
1A
1B
1C
1D
2A
2B
2C
2D
2E
2F
3A
3B
3C
3D
3E
合計
岸域の海洋生態系を護り,将来へ向けた持続的利
用へ繋ぐ試みとして取り組まれている海洋保護区
(MPA)の漁村経済調査を行ってきた。その調査デー
タを用いて,地域住民の環境保護への意向・意識の
解析を行った。生業との関係で地域住民の資源管理
へ向けるそれは多彩であり,合意形成の難しさを示
唆するが,経年調査によって実態に即した方策が明
らかになってきた。3-E の研究では,日本や先進諸
国の経験を軸に,海や沿岸の共有財産(コモンズ)
の,例えば地先の利用に地域住民がどう関わるかを
比較考察した。開かれた海の利用(オープン・アク
セス)には,一定のルール無しでは管理が進展しな
い。その問題の基部の考察に歩を進めることができ
た。3-C は歴史学の視点から,黒潮海流が持つ史的
意義を西欧の経験則と比較考量した研究である。黒
潮海流がどう認知され,東西の歴史観のなかに位置
づくかについて異色ではあるが貴重な知見を提示し
ている。
次年度は最終年度であるので,これまでの調査研
究結果を踏まえて,「海洋秩序」の総括を文理融合
の観点から行う手だてを講じる計画である。
5.研究業績
当プロジェクト研究では,平成 20 年度からこの
項については,各課題分担者による研究の進捗状況
を理解しやすくするために,別様式(原則として各
自 A4 版 2 頁)を用い整理することとした。従来の
一括掲載方式では相互の理解に齟齬をきたしやすい
点を補強する試みである。報告書に添付された成果
様式を参照いただきたい。
原著論文
1
1
2
3
4
0
3
5
4
著書・総説
0
0
1
2
0
0
0
0
2
学会発表
2
1
5
3
15
4
8
8
6
報 道
2
0
0
2
2
0
10
0
2
獲得外資(千円)
600
0
4,100
900
4,930
0
11,310
3,850
220
2
4
1
0
2
32
1
0
0
0
0
6
3
0
1
2
0
58
0
0
0
0
0
18
4,500
800
10,100
800
3,800
45,910
21
− −
参加者数
1
1
2
25
3
2
2
5
2
3
10
5
2
1
3
67
課 題
1A
1B
1C
1D
2A
2B
2C
2D
2E
2F
3A
3B
3C
3D
3E
合計
科学研究費
共同研究費
受託研究費
その他
600
4,100
900
4,180
750
2,600
11,310
400
2,000
500
2,000
800
16,310
5,220
10,100
800
3,800
24,380
0
850
220
合計(千円)
600
0
4,100
900
4,930
0
11,310
3,850
220
0
4,500
800
10,100
800
3,800
45,910
(2)学長裁量経費
◎培養細胞破砕顕微画像システム,関田諭子(代表者),6,389 千円.
平成 20 年度学長裁量経費報告
研究課題名「培養細胞破砕顕微画像システム」代表者:関田諭子
1.研究等の成果概要
生物にとって,細胞骨格要素(微小管,F アクチ
ン,ペリクル等)は細胞運動や分化・形態形成に
重要な役割を果たす。しかし,微生物(特に渦鞭毛
藻類)では,その細胞壁の薬剤耐性により,細胞骨
格機能の研究が著しく困難であった。本システムの
導入により,高精度の圧力条件と細胞骨格に及ぼす
影響との定量的関係を正確に明らかにすることがで
き,渦鞭毛藻類の形態形成に及ぼす細胞骨格の役割
を正確に解析できるようになった。また,修士課程
での研究および卒業研究においても,本システムを
用いて微生物における様々の成分抽出や細胞骨格要
素の役割についてのテーマで研究を行うことが可能
となり,教育的効果も十分あると言える。
(3)部局長裁量経費
◎日本住血吸虫の DNA マーカー作製,田口尚弘(代表者),300 千円.
◎フィリピン北限の島・バタン島における『黒潮圏科学』の為の拠点づくり,山岡耕作(代表者),300 千円.
◎黒潮圏離島域の民間薬の利用と資源に関する調査,大谷和弘(代表者),300 千円.
平成 20 年度部局長裁量経費報告
研究課題名「日本住血吸虫の DNA マーカー作製」代表者:田口尚弘
1.はじめに
住血吸虫症は数種の住血吸虫に起因し,人体を衰
弱させる寄生虫病である。世界 75 カ国で,およそ
2 億人が感染し,5-6 億人が感染の危険に曝されて
いる(Engel D et al, 2002)。信頼できる唯一の薬は
praziquantel で,治療のために,新しい抗住血吸虫
コントロール戦略の発展が必要となっている。住血
吸虫ゲノム研究は薬やワクチンに対する新しい標的
を見つけるのに,診断の向上,宿主−寄生虫の相互
関係に対する生物学的な基礎を解明するため,最も
22
− −
よい方向性を提供する(Taguchi T et al, 2000; Hirai
H et al, 2002)。マンソンおよび日本住血吸虫はおよ
そ 270Mb のゲノムを持ち,34% の GC 含量を示す。
ゲノムは約 40% が繰り返し配列,60% が単一遺伝
子か小さな遺伝子群である。遺伝情報は 8 対の染色
体つまり,7 対の常染色体と 1 対の性染色体に含ま
れる。染色体は 15-64Mb の間の DNA を含み,サイ
ズ,腕長比,ヘテロクロマチン量の差で区別される。
住血吸虫のゲノムは 15000 から 20000 遺伝子を含む
と見積もられている(Okamoto M et al, 2003)。
種々の住血吸虫の間では,染色体が経験のないも
のには区別が困難である,なぜなら,サイズが小さ
く,形態も似ており,バンディングパターンも乏し
いからである。また,容易で信頼性のある染色体を
区別する方法が住血吸虫ゲノムプロジェクトの遺伝
子マッピングの進歩に求められている(LoVerde PT
et al, 2004),同様に,日本住血吸虫のような他の住
血吸虫との体系的な関係を確立する助けともなる。
住血吸虫の染色体進化研究に利用できるプローブ
を得ること,および,住血吸虫ゲノム研究に貢献す
るため,本研究ではマンソン住血吸虫の各染色体特
異的プローブの作製するため染色体顕微切断法およ
び DOP-PCR 法を使って行った。染色体顕微切断法
は染色体の特異的部位から特異的プローブを得るの
に有用な手法であり,これらのプローブを利用して,
住血吸虫のゲノムプロジェクトのさらなる進歩が期
待できる。各染色体を区別できる染色体プローブの
作製を試みた結果を報告する。
2.材料と方法
染色体標本は Biomphalaria glabrata(感染貝)の
中にあるマンソン住血吸虫のスポロシスト,および
日本住血吸虫の宮入貝(Oncomelania)に寄生して
いる日本住血吸虫スポロシストから作製した。顕微
切断用と FI SH(Fig.1)用の中期染色体はそれぞれ
24×60mm のカバーグラスとスライドグラス上に作
製した。8-20 本の染色体全体を削り取った。
簡 単 に 述 べ る と, マ イ ク ロ ピ ッ ペ ッ ト プ ラ ー
(Narishige,PC-10) で 先 端 が 1-2μm の 硝 子 針
(Narishige, GD1)を準備する。染色体顕微切断は機
械式マイクロマニュピレーター(Eppendorf5171)を
装備した倒立顕微鏡下で行った。削り取った染色
体断片は 0.5ml のチューブに実体顕微鏡下で入れた
(Fig.2)。
日本住血吸虫染色体の顕微切断
Fig.2
DOP-PCR は サ ー マ ル サ イ ク ラ ー(PTC-100, MJ
Research) で 染 色 体 断 片 の DNA を 増 幅 す る た め
に 行 っ た。 方 法 は 本 質 的 に 1999 年 の Christian et
al,と同じだが,少し改変を加えた。1μL サーモ
シークエネース / 1μL サーモシークエネースバッ
ファー / 200μM dNTPs / 4μM DOP primer(5'-CCG
ACT CGA GNN NNN NAT GTG G-3’), 最 終 量 を
10μL とした。30μL のミネラルオイルを入れて反
応させた。温度設定は 95 度 10 分,6 サイクルの 94
度 1 分−30 度 2 分そこから 1 秒当たり 0.1 度ずつ
65 度まで上げて,65 度 3 分,30 サイクルの 4 度 1
分−56 度 1 分−72 度 3 分,その後,72 度 5 分。増
幅 DNA は電気泳動で確認。適正なサイズ(300−
800bp)の DNA が取れていたら,ビオチンまたは
ディゴキシゲニンでラベルする。FISH の方法を図
1 に示す。観察にはオリンパス BX-50 顕微鏡,CCD
カメラ搭載,M-FISH ソフトウエアーを利用した。
3.結果
以下に染色体顕微切断で得られた染色体特異的
マーカーを示す。
染色体顕微切断法で作製に成功したZ染色体
プローブによるFISH像:マンソン
FISH 法(サンドイッチ法)
Fig.3
Fig.1
23
− −
Fig.3 は Z 染色体から得られたプローブで FISH
を行った。a の矢印がマーカーのシグナルを示し,
特異的マーカー作製に成功したことを示す。Fig.3b
は DAPI で の 対 比 染 色 像。Fig.4a は Z 染 色 体 か ら
得られたマーカーを示す。特定の領域にシグナル
が見られる。W 染色体にもシグナルが得られてい
る。共通の DNA シークエンスの存在が示唆される。
Fig.4b は対比 DAPI による染色像。Fig.4c と d はマー
カーをもとに核型を作製した。
できる。Fig.5b,d と f は DAPI による対比染色像で
ある。Fig.6 は同じく W 染色体のマーカーである。
このマーカーは 1 つのドメインあることが分かり,
前者とやや異なる。
Fig.7 染色体 2-4 番のプローブ
Fig.4
Fig.8 染色体 5-8 番のプローブ
Fig.7a と c はそれぞれ 2,3,4 番染色体のヘテロ
クロマチンプローブを示す。2 種類のプローブがと
れていることを示す。Fig.8 は a が 5 番,c は 6 番,
e は 7 番のそれぞれ特異的 DNA プローブを示す。
Fig.5 Z と W 染色体プローブ
染色体顕微切断法で作製に成功したW染色体
プローブによるFISH像:マンソン
Fig.6
Fig.5a は Z 染色体プローブ。ヘテロクロマチンに
シグナルが見られる。バーのある部分が W 染色体
と共通部分である。Fig.5c は W 染色体から得られ
たヘテロクロマチンのマーカーである。2 つのドメ
インに分かれていることも判明した。Fig.5e は W
染色体マーカーは間期核でもシグナルが明瞭に観察
4.考察
ゲノム解析プロジェクトは特に,マンソン住血吸
虫と日本住血吸虫で現在進行している(LoVerde et
al., Parasitol. Int., 2004)。私はこれまでマンソン,日
本住血吸虫の染色体を基礎にした遺伝子解析を継
続して行っている(Taguchi et al,2000; Hirai et al,
2000 ; Okamoto et al,2003; Taguchi et al,2007)。染
色体特異的 DNA を分離し,各々のライブラリーを
作製することにより,薬剤,ワクチン,さらに,よ
り正確な病理診断に対して最適な方向性を示してく
れる情報を得られる。また,宿主−寄生虫の関係を
探る生物学的な基礎について最も重要な手がかりで
ある遺伝情報を網羅する,ゲノムプロジェクトに必
須である。ヒトと比べて,ゲノムサイズ,染色体サ
イズがそれぞれ 1/10,1/2 である住血吸虫染色体は
ソーティングでは容易に分離できないため,顕微切
24
− −
断法を活用した。
本研究で,1 番染色体以外のものはマーカー採取
にほぼ成功した。マンソン住血吸虫染色体特有のゲ
ノム DNA ライブラリー,マーカーを得ること,特
にマンソン住血吸虫の常染色体,5,6,7 番染色体
のゲノム DNA の分離に成功し,その成果は寄生虫
学雑誌に報告した(Taguchi et al,2007)。また,W
染色体のヘテロクロマチンマーカーは 2 種類作製
でき,それぞれドメインが 1 つ,または 2 つに分か
れており,それぞれの違いをさらに詳細に調べるこ
とで,他の住血吸虫との進化についての情報が得ら
れることが期待できる。また,このプローブは雄雌
の細胞レベルでの区別を非常に容易にするため,雌
雄区別の貴重なマーカーとなる。このようにほとん
どの染色体で特異的マーカーが得られたことで,こ
れまでの住血吸虫 DNA 研究にアンカーとなるマー
カー情報を提供でき,今後の住血吸虫ゲノムプロ
ジェクトに大きな貢献ができるものと期待する。現
在,日本住血吸虫の染色体について,DNA ライブ
ラリーの作製を遂行している。
5.引用文献
Taguchi T, Hirai H, Upatham S, Agatsuma T. (2000)
Sex chromosome differences among the three races
(alpha, beta, gamma) of the snail intermediate host of
Schistosoma mekongi, Neotricula aperta. :: Parasitol
Int. 2000 Dec; 49(4):267-72, 2000.
Hirai H, Taguchi T, Saitoh Y, Kawanaka M, Sugiyama
H, Habe S, Okamoto M, Hirata M, Shimada M,
Tiu WU, Lai K, Upatham ES, Agatsuma T. (2002)
Chromosomal differentiation of the Schistosoma
japonicum complex. Int J Parasitol. 10;30 (4):441-52.
Engel D, Chistulo, A. Montresor, L. Savioli (2002) The
global epideminological situation of shistosomiasis
and new approaches to control and research. Act.
Trop. 82, 139-146.
Okamoto M, Lo C-T, Tiu WU, Qui D, Hadidjaja P,
Upatham S, Sugiyama H, Taguchi T, Hirai H, Saitoh H,
Habe S, Kawanaka M, Hirata M, Agatsuma T. (2003)
Phylogenetic relations of snails of genera Oncomerania
and Tricula inferred from the mitochondrial 12S rRNA
gene. Jpn. J. Trop. Med. Hygene, 31, 5-10.
LoVerde PT, Hirai H, Merrick JM, Lee NH, El-Sayed
N (2004) Shistosoma mansoni genome project: an
update.: Parasitology Int. , 53; 182-192.
Taguchi T, Hirai Y, LoVerde PT, Tominaga A, Hirai H.:
(2007) DNA probes for identifying chromosomes
5, 6, and 7 of Schistosoma mansoni. J Parasitol.
93(3):724-726.
6.実施方法及び経過等の概要
住血吸虫は染色体数 16 本(8 対;2n=ZW,7),を
持つが,ヒトと比べて,ゲノムサイズ,染色体サイ
ズがそれぞれ 1/10,1/2 であり,個々のソーティン
グができないことが問題となっている。そこで染色
体顕微切断法を活用し,個別の染色体 DNA を分離・
染色体同定用のペインティングプローブの作製を実
施することで上記の目的を果たそうとするものであ
る。
7.研究の成果及び今後の課題
まずは,住血吸虫の材料が手に入りやすいマンソ
ン及び日本住血吸虫の染色体について,2007 年に
報告している,5-7 番染色体以外の染色体について,
顕微切断により,各染色体のペイントプローブ作成
を試み,一定の成果をえている。現在,さらに,マ
ンソンと比較するために日本住血吸虫の染色体に
も取り組んでいる。染色体ペイントプローブはまだ
バックグラウンドが多く見られるので,より純粋な
染色体特異的 DNA ライブラリーの作成につとめる。
平成 20 年度部局長裁量経費報告
研究課題名「フィリピン北限の島・バタン島における『黒潮圏科学』の為の拠点づくり」
代表者:山岡耕作
1.参加者(高知大学大学院総合人間自然科学研究科黒潮圏総合科学専攻スタッフ 4 名・学生 2 名 計 6 名)
1 :山岡耕作 黒潮圏総合科学専攻教授(専門:黒潮圏科学)
2 :大島俊一郎 同専攻准教授(専門:地球食料問題)
3 :久保田賢 同専攻准教授(専門:人類食科学)
4 :中村洋平 同専攻助教(サンゴ礁魚類生態学)
5 :福田安武 高知大学農学部栽培漁業学科 3 回生(調査補助)
6 :遠山紗季 高知大学農学部農学科 1 回生(調査補助)
25
− −
2.遠征調査日程
3 月 15 日 高知龍馬空港発伊丹空港へ伊丹空港より関西国際空港へ移動空港近くのホテル泊
16 日 関西国際空港発マニラ空港へマニラ泊
17 日 マニラ国内空港よりバタン空港へ午後,ディウラへ。今後の調査協力に着いて漁師のイブイ
氏と相談を行なう。その他,バスコならびに島の集落を巡り,保健関係の施設にて今後の島
民の健康と食に関する調査の為の情報を得る。
18 日 バタン島の南方にあるサブタン島に渡る。東海岸と西海岸の漁村の見学の後,サブタン島の
西方にある小島に渡る。昔は人が住んでいたとのことだが,現在は無人島となり,牛や山羊
の放牧のみが行なわれている。
19 日 午前中はバスコ港よりボートで移動し,マハタオ手前の展望台下にて海中写真撮影。午後は
トビウオすり身を素材としたミンチボールを作り,島民に試食してもらい,その意見を聴取。
20 日 午前中マハタオ南方の白浜にて,潜水調査及び水中撮影。午後は,黒潮圏交流の家の大家さ
んと家賃についての話し合いを持つ。
21 日 バスコ空港よりマニラ国内空港へ。国内空港から国際空港へ移動するものの,搭乗予定のタ
イ航空の飛行機材故障のため出発できず。そのまま,マニラ市街のホテルに移動し宿泊。
22 日 午後 2 時 40 分マニラ発 7 時 10 分関西国際空港着空港近くのホテル泊
23 日 関空発高知龍馬空港着
3.バタン島にて主に行なった内容
1 :黒潮圏交流の家の電気及び水回りに関する施設整備
2 :マハタオ集落の飛び地季節的漁業集落であるディウラにて,シイラ漁の実態を把握する為の予備調査
3 :バタン島の魚類図鑑作成の為の水中写真撮影の実施
4 :バタン島における魚食の普及に向けて,同島にて多く漁獲されるトビウオすり身を材料とした食品の試
食会の開催
1 :黒潮圏交流の家の生活環境面を重視した施設整備
前年より本格的に始動したバスコのチャナリアン
にある「黒潮圏交流の家」の立ち上げに際して,日
常生活面で大まかにいって 2 つの問題があった。一
つは頻繁に起こる停電対策,もう一つは水の出が
悪い点である。それを解消する為に,前者に対して
は小型発電機を購入することで対応し,最低限の夜
間の照明関係の改善を図った。後者の水の出の悪さ
は,炊事やシャワー関係でとくに問題となっており,
黒潮圏交流の家利用者から早急な対応が望まれてい
た。さらにシャワーをこれまでの冷水シャワーから
温水シャワーにする為にも,重要なことである。水
回りに関しては,バスコ市街にある電気屋および建
材屋にて必要部品の調達を行ない,貯水槽のバルブ
の位置の調整を大家さんとともに調整し改善を計る
ことができた。水道管を掘り起こし,途中で繋いだ
りした様だ。しかし,未だ水中に含まれるゴミがす
ぐに詰まることが多く発生し,まだまだ今後の改善
が必要な状況にある。将来的には,電気関係は太陽
光発電パネルの運搬設置により,更なる改善が期待
できる。
2 :ディウラにおけるシイラ漁の実態把握の為の予
備調査
バタン島はフィリピン・ルソン島と台湾との丁
度中間あたりに位置し,黒潮が直接ぶつかる激流の
真っ直中にある離島である。6 月から 11 月までは
台風の直撃を受けることが多く,そのため島の家屋
は石で作られていることが多い。島の主な産業は牛
の放牧と漁業である。漁業としては,リーフ内で行
なわれるものと,リーフ外で行なうトビウオ漁とシ
イラ漁がみられる。シイラ漁はパヤオなどの浮き魚
礁を設置して行なわれることが多いが,バタン島周
辺海域は黒潮の流れが速く,設置・維持をすること
は困難と考えられる。又,1971 年に行なわれた立
命館大学探検部の調査によると,シイラは他の魚と
は位置づけが異なり,その干物は貨幣としての価値
をも有するとされている。しかしその調査は 40 年
近く前のものであるため,その後の変化がどのよう
なものかは分っていない。我国では経済的な価値が
低い本種が,どのような理由でバタン島では価値を
有するのか,その理由を明らかにすることは,人類
学的に興味深いことであると同時に,黒潮圏にすむ
民が有する自然物に対する価値観の由来を知ること
は,黒潮圏科学の発展にも重要だと考えられる。バ
タン島でシイラ漁が行なわれているの漁港は,島の
東岸にあるディウラ,マラタイ,マネチットの 3 カ
所である。しかし,人が住んでいるのは,ディウ
ラのみだ。ただ,このディウラも常に住民がいるわ
けではなく,西海岸のマハタオから 3 月から 6 月の
26
− −
間漁師が移住し,一時的な集落が形成される。漁期
が終わるとマハタオに戻り,漁業ではない他の仕事
に従事する場合が多い。移住の季節には 36 世帯が
住み,その内 28 世帯が漁業を,残り 8 世帯が農業
に従事する。また,漁業者も漁業と同時に自給自足
の為に農業も営んでいる。一年前に訪問した際に知
り合いとなった漁師の一人であるイブイ氏宅を訪問
し,学生のシイラ漁の調査に際し,その協力をお願
いした。彼は快く引き受けてくれ,2009 年 5 月から,
農学部 4 回生福田安武君が卒論研究で当地を訪問す
ることが決まった。
3 :バタン島の魚類図鑑作成の為の水中写真撮影
今回の訪問では,バスコからマハタオへ向かう途
中にある展望台下と,マハタオの南にある白浜の 2
ケ所で潜水撮影することができた。
○白浜(ホワイトビーチ)
測定時刻:3 月 20 日午前 10 時
水温:27.0 ℃
平均潜水水深:10.3 m
最大潜水水深:19.8 m
狭い砂浜が形成され,砂粒の中に多くの星砂を含ん
でいる。砂浜は岸の縁辺のみに発達し,すぐに岩盤
となる。岩盤場には海草が帯状に繁茂する。その後
緩斜面が水深 21 メートルまで落ち,そこで砂底と
なる。柏島の竜ノ浜を複雑にして深くした感じであ
る。生きた造礁サンゴの発達はそれほど顕著ではな
いが,岩場が複雑な構造を形作るため,魚類相は豊
かである様に思われた。水深 20 m 付近でみられた
ホウセキキントキが印象的だった。
○展望台下
測定時刻:3 月 19 日午前 9 時半
水温:27.1 ℃
平均潜水水深:15.1 m
最大潜水水深:23.2 m
展望台から 30 m 以上下にある磯場である。外海に
面している為,波当たりが強く流れも速くなる可能
性がある。水中の垂直に切れ込む壁の側面にはミゾ
レチョウチョウウオが多くみられた。中村洋平氏が
新たに購入したニコン一眼デジタルカメラをネクサ
スハウジングに入れ,初めて水中写真に挑戦した場
所でもある。
4 :トビウオすり身の試食会
トビウオはバタン島では多く漁獲される廉価な
魚の代表である。一尾 5 ペソから 20 ペソくらいで
市場で購入できる。ただ,その食べ方は,焼き魚
にするか干物にするかであるようだ。本当は黒潮の
真っ直中に位置する為,魚を動物タンパクとしてよ
り広く利用することは,バタン島社会の持続性を高
めることに寄与すると考えられる。その意味で,今
回我が国で広く利用される魚肉を利用したすり身を
用い,新たなメニューを開発することを行なうこと
となった。久保田賢氏を中心に,日本より持ち込ん
だ擂り鉢とすりこぎですり身を作成した。すり身を
油で揚げ,魚肉ミンチボールを作成し,黒潮圏交流
の家周辺の住民の人達に試食してもらった。彼らの
反応は,おいしいという意見が大部分であった。た
だ問題は,この様な付加価値を付けた食品を普及
させる場合,どうしても価格が割高となることであ
ろう。島民の懐が豊かにならない限り,ただおいし
いだけでは日常の食品としては普及する可能性は低
い。しかし,バスコにあるホテルやレストランなど
では,一つのメニューとして宿泊客にサービスする
ことは可能だと思われる。また,バタン島を「トビ
ウオが群れ飛ぶ島」と言うキャッチコピーで売り出
し,島のトビウオづくしの名物料理の一つとするこ
とも可能かと思われる。
平成 20 年度部局長裁量経費報告
研究課題名「黒潮圏離島域の民間薬の利用と資源に関する調査」代表者:大谷和弘
1.はじめに
フィリピン・台湾・日本とつながる黒潮圏の島
嶼は黒潮の恩恵に与り,多雨のため豊富な植物相に
恵まれている。この地域では,豊富な植物資源が民
間薬・伝承薬として使用されてきた。しかし,経済
発展に伴い医療の主体はいわゆる西洋医学へと移行
し,住民固有の医療文化の伝承は途絶えつつある。
民間薬・伝承薬は,何千・万年にも及ぶ人間の試行
錯誤により伝えられてきており,その有効性や安全
性は無視すべきものではない。近代医学においては,
ともすれば軽視・異端視される民間薬・伝承薬では
あるが,近年世界的にも,1994 年のアメリカのダ
イエッタリーサップルメント関連法の可決以来,先
進国においても緩和な作用を持つ薬用植物等に多く
の目が集まっている。民間薬・伝承薬は,地産地消
ならぬ「地薬地生」によってその地域の健康維持に
27
− −
利用することのできる貴重な資源である。また,経
済的に不利な状況にある人々にとっては,自然から
得られる民間薬・伝承薬は健康維持に欠かせないも
のであり続けている。
本研究は,伝承薬の有効性の科学的実証を行うこ
とにより,その伝承薬の地域住民の健康維持への応
用,啓蒙を目的としている。単に新たな医薬品ある
いは先導化合物の探索を目的としたものではなく,
それを元に地域住民の健康・福祉に貢献できるシス
テム作りを目指している。国内ではこのような複合
的な研究は数少ない。
世界的には,健康についても不平等な状態が続い
ている。その国の平均寿命と経済指標には強い正の
相関が認められており,貧困が健康な生活を阻害す
る最も大きな要因と考えられている。アジアでは比
較的高い経済成長を続ける国が多く,感染症などに
よる若年での死亡率は急激に低下している。しかし,
経済発展に伴い食事や生活様式の西洋化が激しく,
これに起因する生活習慣病がアジア諸国の死因の上
位を占めるようになった。国家経済の発展の一方で
確実に経済格差は広がっており,最下層の人たちに
も生活習慣病が増え始めているが,医療機関に行け
ない,医薬品を購入できないという現実もあり,貧
困層ほど低寿命であることに変わりはない。
フィリピン・バタネス州はフィリピン最北・最小
の離島域で,経済的にも恵まれず,近年のフィリピ
ン政府の保健分野の予算削減などもあり,近代医療
が充分行われているとは言いがたい。この地域で住
民の健康維持を目指すためには,住民自ら自分の健
康を管理するセルフメディケーションが重要な役割
を担っている。しかし地域により第一医療機関のヘ
ルスセンターが機能しておらず,それに加え医薬品
が高価であることから,日本で行われているような
市販薬によるセルフメディケーションは実現不可能
である。申請者らは地域で伝承されている民間薬に
着目し,これらの効果を科学的に検証することによ
り,科学的根拠に基づいた民間薬を利用したセルフ
メディケーションの普及を通じて貧困地域の健康・
福祉の向上に寄与したい。その基礎として,フィリ
ピン・バタネス諸島における詳細な民間薬の調査を
行うとともに,代表的な民間薬に関する薬理学的検
証を行う事を目的とした。また,それらが今後も持
続的に使用可能であるか否かを判断するために,植
物相並びに植物資源量の調査を行うこととした。今
回行った調査は,予備調査も含め第 4 回,第 5 回調
査となる。
2.調査・研究
2 - 1 研究体制
大谷和弘・石川慎吾・阿部玲佳(博士課程 1 年)
2 - 2 第 4 回現地調査(大谷・阿部)
2008 年 9 月 16 日から 9 月 25 日にかけて,第 4
回目の調査を行った。第 4 回調査には,2 つの目
的があった。1 つ目は,現地の保険局,病院,ヘ
ルスセンターでの住民の健康調査であり,2 つ目
は薬用植物の知識調査ならびに薬草利用の実態調
査である。研究対象地は,州都であり人口の集中
しているバスコと,バタン島南端のウユガン(バ
スコから 20 km 南)の 2 ケ所で行った。
2 - 3 薬草の有効性調査(一次スクリーニング)
第 4 回調査の薬草利用アンケートから選択した
植物を採集し,その有効性について日本で解析す
ることとした。今回ターゲットとした植物は,高
血圧に効くと複数の住民が記入した植物を選択し
た。
2 - 4 第 5 回現地調査(大谷・石川・阿部)
2009 年 3 月 8 日から 3 月 18 日にかけて,第 5
回調査を実施した。第 5 回調査は,主に彼らが
薬草として利用している植物の同定と植物相の調
査,ならびにバタン島の西に位置するサブタン島
での聞き取り調査である。
3.結果
アンケート調査の結果については解析中であり,
ここではその詳細について公表することは控える
が,現在までに明らかとなった点について簡単に触
れる。バスコは,賃金労働者の割合が高く,農業を
専業としている住民は少ない。それに対して,ウユ
ガン地区は半農半漁地域で,一部商品作物も栽培さ
れているが,自家消費作物の栽培を主としている。
収入に関して両地区では大きな開きがあり,ウユガ
ンでは大多数の住民が定常的な金銭収入がないと回
答しているのに対し,バスコでは殆どが何らかの現
金収入源を持っていた。健康保険への加入率はとも
に高く,両地区での差は見られない。これは,収入
によって健康保険料が規定されているため,低所得
者層では年間 100 ペソ程度(日本円で 200 円)とか
なり低く設定されているためだと考えられる。
しかしながら,両地区の住民の医療機関の利用率
には大きな差がある。バタネス州には州都のバスコ
にしか医師が常駐している医療機関がない。そのた
め,ウユガン地区の住民はバスコまで行かないと医
師の診察が受けられない。ウユガン−バスコ間は,
ジプニーと呼ばれるバスが不定期で運行しており,
料金は往復 100 ペソである。この金額について,ウ
ユガン地区の住民の多くは,かなりの負担を感じる
と答えている。これが,医療機関の利用率に大きな
影響を与えていると考えられる。
医療機関を頻繁に利用できないウユガン地区で
は,薬草を日常的に利用していると回答した住民が
28
− −
多数いた。バスコでの調査では,主に 8 種の薬草を
利用している事が判明したが,これらの薬草はフィ
リピン政府が利用を推進しているものであり,地域
の伝承に基づくものではないと考えられる。一方,
ウユガン地区の住民は非常に多くの植物を薬草とし
て利用していると答えており,その数は 45 種であ
る。その利用法は,フィリピン本土でのそれと異な
り,かなりの地域性が見て取れる。少数,書物やメ
ディアからの情報の影響で最近になって使用し始め
たものも見受けられるが,多くは地域固有の利用法
である。今後,これらの知識がどのように伝えられ
たかについて,詳細を調査する予定である。
第 4 回調査の過程で,医師からバタネス州の死因
の上位が高血圧を基礎疾患とするものが占めている
という情報を得た。今回の調査では,その統計デー
タの入手には至らなかったが,医師の話では飲酒
率の高さが原因であろうということであった。アン
ケート調査でも自分は高血圧であると認識している
住民はかなりいたが,特に治療を行っていたり,生
活の改善を心がけていたりする例は少数であった。
これは,バスコとウユガン地区に共通していた。特
に,長期にわたって薬を服用することに抵抗がある
住民が多いと感じられた。彼らに,いい薬草があっ
たら飲んでみたいかと尋ねたところ,簡単に手に入
るのなら飲むという回答が多かった。そこで,第 4
回調査で高血圧に効くと複数の住民が記入した植物
を採集し,日本国内での一次スクリーニングを行う
こととした。
高血圧の原因は多様であり,その治療薬の作用
機序も多岐に渡る。今回は一次スクリーニングとし
て多数の試料を扱うことから,アンギオテンシン変
換 酵 素(Angiotensin Converting Enzyme, ACE)に 着
目して,酵素阻害能について検討した。ACE はア
ンギオテンシンⅠからアンギオテンシンⅡを生成す
る酵素であり,生成したアンギオテンシンⅡが血圧
を上昇させるため,この酵素を阻害することによっ
て血圧の上昇を抑えることができる。第 4 回調査で
採集した植物からアルコール抽出によりエキスを調
製し,ACE に対する阻害作用を検討した。その結
果,試験に供した 32 種の植物のうち 5 種の植物に,
ACE 阻害活性が認められ,そのうち 1 種について
は現在治療薬として用いられているカプトプリルに
匹敵する効果であることが判明した。現在,活性本
体の単離に着手しており,詳細については機を改め
て公表する予定である。
彼らが使用している薬草については,そのいくつ
かは科学的にも有効性が確認されている。また,今
回の研究からその可能性があるものも見いだされ
た。したがって,プライマリーケアとしてこれらの
薬草をより積極的に使用するようになると,その資
源量などが問題となる。住民は,一部の薬草が近年
減少しているとも言っている。そこで,バタン島に
おける植物相の調査や,彼らが繁用している薬草の
分布について調査を行う必要があると考えた。第 5
回調査では,第 4 回調査同様アンケート調査を継続
するとともに,植生予備調査を行った。バタン島は
アクセスの容易な土地は殆どが農地や牧草地となっ
ており,自然林はイラヤ山中腹以高にしか存在しな
い。しかし彼らは,利用している薬草を自然林ある
いは草地から採集しているわけではなく,畑の周辺
部や住宅地の道路脇といったところから得ている。
それゆえ,耕作地や住宅地周辺部での植生調査が主
になる。今回の調査期間中,天候が安定せず大雨や
交通網の遮断などで満足な調査が行えなかったが,
彼らが使用している薬用植物の殆どは同定すること
ができた。
4.今後の展開
今後の研究の展開として,次のような活動を考え
ている。
(1)現在調査は,州都であるバスコと南端のウ
ユガン地区の 2 ケ所で行っているが,中間地点のイ
ヴァナ,隣の島のサブタン島でも調査を進める予定
にしている。
(2)調査結果から,バタネス州における死因の上
位を高血圧が原因である疾患が占めていることが判
明したため,島民の生活習慣の詳細な解析を進める。
(3)彼らの身近にある植物について,血圧降下作
用に対するランダムスクリーニングを実施し,有効
な植物の探索を行う。また,それが発見できた際に
は,有効成分の分離・構造解析を進める。
(4)一方,糖尿病の増加が著しいという発言が現
地の医師からあり(データは未詳),その真偽につ
いて統計データの解析を行う。また,血糖値をコン
トロールすることのできる植物の発見を試みる。
5.印刷物など
平成 21 年度成果を印刷物として公表する予定は
ない。
29
− −
2.研究成果
(1)発表論文
1 )著書
[ 1 ] 過疎の新段階と資源管理問題,飯國芳明,日本農業と農政の新しい展開方向,藤谷築次編著,昭和堂,
53-64,2008.
[ 2 ] 基礎 III-1 免疫学の基礎,富永明,口腔内科学,編者 : 尾崎登喜雄,発行者:永野和宏,飛鳥出版室,
65-75,2008.
[ 3 ] よく似たさかな・マダイとチダイのなわばりと共存,山岡耕作,Liberation vol. 7,高知大学,高知大
学ラジオ公開講座,4-18,2008.
2 )著書(専攻教員分)
[ 1 ] 干潟の巣穴をめぐる様々な共生,伊谷行,寄生と共生,石橋信義・名和行文編,東海大学出版会,
217-237,2008.
[ 2 ] 二十四時間社会による子どものライフスタイルの変化と問題点,原田哲夫,生体リズムと健康(京大
人気講義シリーズ),若村智子,丸善,108-134,2008.
[ 3 ] アメンボ類の温度と乾燥に対する耐性,原田哲夫,耐性の昆虫学,田中誠二・小滝豊美・田中一裕
編著,東海大学出版会,172-184,2008.
[ 4 ] 第 3 編 第 3 章 第 2 節 滑走歩行のメカニズム,原田哲夫,昆虫ミメテイックス,下澤楯夫・針山孝彦
監修,エヌ・テイー・エス,807-813,2008.
[ 5 ] 24 時間型社会,原田哲夫,時間生物学事典,石田直理雄・本間研一編集,朝倉書店,286-289,2008.
[ 6 ] Riparian forests on wide alluvial fan in mountain regions, Ishikawa, S., In:Ecology of Riparian Forests in
Japan: Disturbance, life-history and Regeneration (eds. Sakio, H & Tamura ,T), Springer-Verlag,153-164, 2008.
[ 7 ] 上高地梓川の河畔植生の動態,石川愼吾,山岳 103 号,2008.
[ 8 ] 第 9 章「近代日本における珊瑚漁と黒潮圏」
,第 10 章「近代における高知県の珊瑚漁と地域」
,荻慎
一郎,珊瑚の文化誌,発行者:大塚保,編著者:岩崎望,東海大学出版会,201-300,2008.
[ 9 ] 薩摩藩領鉱山の研究,荻慎一郎,平成 17 年度∼平成 19 年度科学研究費補助金(基盤研究
(C))研究
調査報告書,荻慎一郎,1-110,2008.
[10] 自然環境と人間社会(注:編著書なので分担執筆した部分もあり),杉谷隆,ジオグラフィー入門・
改訂新版,橋本寿資,古今書院,8-9,2008.
[11]「二,社会発展篇」「浅析捻軍,苗練占領堡寨的戦略意図−以介紹賈臻撰《潁州奏稿》為中心−」,吉
尾寛,淮河文化縦論,第四届淮河文化研討会(安徽歴史文化研究文庫・第 4 輯),合肥工業大学出版社,
205-217,2008.
[12] 食事コーディネートのための主食・主菜・副菜料理成分表第 3 版,針谷順子,群羊社,1-263,2008.
3 )総説
[ 1 ] 日本の国際貿易港における外来性カイアシ類の出現の有無とバラスト水との関連,大塚攻・大谷道
夫・H.Y. Soh・M. Kim・W. Lee・C. Huang・W.J. Kimmerer・下埜敬紀・羽生田岳昭・川井浩史・上田
拓史・山口愛果,日本プランクトン学会報,55,(2),115-126,2008.
[ 2 ] Morphogenesis in giant-celled algae., Ichiro Mine, Diedrik Menzel, Kazuo Okuda, International Review of Cell
and Molecular Biology, 266, 37-83, 2008.
[ 3 ] アジア経済のルネッサンスと農業,諸岡慶昇,農業経営研究,46,(4),97-100,2008.
[ 4 ] キューバに移入されたヒレナマズ,山本悠・山岡耕作,海洋と生物,30,
(4),583-588,2008.
[ 5 ] 対数増殖期の菌体を用いた冷水病ワクチンの開発,大嶋俊一郎,アクアネット,2008,
(4)
,22-26,2008.
[ 6 ] Rethinking the sea as commons- from a case of the "Coral Sea" of Kashiwajima Island, Kochi, Japan-, Teruyuki
Shinbo, Kuroshio Science, 2,(1), 77-83, 2008.
4 )総説(専攻教員分)
[ 1 ] 幼児・児童・生徒・学生の生活リズムと睡眠週刊− 24 時間型社会関連因子を含む生活環境因子に注
目して−,原田哲夫,時間生物学,14,(1),36-43,2008.
30
− −
5 )原著論文
[ 1 ] Marine policies for the protection of the coastal environment in the Philippines -with reference to seaweedbased ecosystem in the Marine Protected Area-, Morooka, Y., R. G. Bradecina, T. Shinbo, Y. Iiguni and C. C.
Launio, Kuroshio Science, 2(1), 93-102, 2008.
[ 2 ] Role of Microfinance in Building Trust as a Social Capital in Rural Bangladesh, S.Kanak,Y.Morooka and Y.Iiguni,
Journal Of Agricaltural Development Studies, 19-1, 21-29, 2008.
[ 3 ] Maritime Policies for the Protection of the Coastal Environment in the Philippines with reference to Seaweedbased Ecosystem in the Marine Protected Area, Y. Morooka, R. G. Bradecina, T. Shinbo, Y. Iiguni and C. C.
Launio, Kuroshio Science, 2-1, 93-102, 2008.
[ 4 ] Macrosymbiotic association of the myid bivalve Cryptomya with thalassinidean shrimps: examples from modern
and Pleistocene tidal flats of Japan., Nara, M., H. Akiyama & G. Itani, Palaeogeography, Palaeoclimatology,
Palaeoecology, 261, 100-104, 2008.
[ 5 ]「横浪林海実験所」の教育施設としての活用に向けて −潮間帯貝類と打ち上げ貝類−,山田ちはる,
伊谷行,高知大学教育学部研究報告,68,165-170,2008.
[ 6 ] Redescription of the poorly known calanoid copepod Pontella karachiensis Fazal-Ur-Rehman, 1973 from the
Red Sea with notes on its feeding habits., El-Sherbiny, M.M. & H. Ueda, Plankton and Benthos Research, 3,
10-17, 2008.
[ 7 ] Acartia (Odontacartia) ohtsukai Ueda and Bucklin, 2006 (Copepoda, Calanoida, Acartiidae): first record of its
occurrence in Korean waters and habitat segregation from its sibling species A. pacifica Steuer, 1915., Moon,
S.Y., S. Ohtsuka, H. Ueda & H.Y. Soh, Zootaxa, 1841, 61-64, 2008.
[ 8 ] Centropages aegypticus sp. nov., a new calanoid copepod from the northern Red Sea., El-Sherbiny, M.M. & H.
Ueda, Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom, 88, 69-75, 2008.
[ 9 ] Coastal environment and seaweed-bed ecology in Japan, Okuda K, Kuroshio Science, 2, 15-20, 2008.
[10] 高知県室戸沖の深度 320 m から採水した海洋深層水の懸濁物質による清浄性評価,菅野敬・阿部祐子・
奥田一雄・高橋正征,Deep Ocean Water Research,9,3-13,2008.
[11] Hydrothermal fractional pretreatment of sea algae and its enhanced enzymatic hydrolysis, K. Okuda, K. Oka,
A. Onda, K. Kajiyoshi, M. Hiraoka & K. Yanagisawa, Journal of Chemical Technology and Biotechnology, 83,
836-841, 2008.
[12] 土佐湾におけるイサキ仔魚の分布生態,布部淳一・木下泉・指田穣・村田修,水産海洋研究,72,
83-91,2008.
[13] 四万十川から供給される栄養塩が土佐湾西部沿岸海域の栄養塩分布と基礎生産の季節変化に及ぼす影
響,和吾郎・木下泉・深見公雄,海の研究,17,357-369,2008.
[14] Iriomoteolide-2a, a cytotoxic 23-membered macrolide from marine dinoflagellate Amphidinium species, Keiko
Kumagai, Masashi Tsuda, Eri Fukushi, Jun Kawabata, Atsunori Masuda, and Tomoko Ozawa, Tetrahedron, , -, .
[15] Inhibitory effects of edible marine algae extracts on degranulation of RBL-2H3 cells and mouse eosinophils,
Takashi Kimiya, Kazuhiro Ohtani, Setsuko Sato, Yuko Abe, Yoshihiko Ogita, Hirohisa Kawakita, Hideyuki
Hamada, Satoshi Kubota, and Akira Tominaga, Fisheries Science, 74, 1157-1165, 2008.
[16] Galectin-9 suppresses tumor metastasis by blocking adhesion to endothelium and extracellular matrices.,
Nobumoto, A., Nagahara, K., Oomizu, S., Katoh, S., Nishi, N., Takeshita, K., Niki, T., Tominaga, A., Yamauchi,
A., Hirashima, M., Glycobiology, 18, 735-744, 2008.
[17] Sarcomatoid acquired cystic disease-associated renal cell carcinoma., Kuroda, N., Tamura, M., Taguchi, T.,
Tominaga, A., Hes, O., Michal, M., Ohara, M., Hirouchi, T., Mizuno, K., Hayashi, Y., Shuin, T., Lee, G-H.,
Histol Histopathol., 23, 1327-1331, 2008.
[18] Adoption and Spatial Diversity of Later Generation Modern Rice Varieties in the Philippines, C. C. Launio, G.O
Redondo, J.C. Beltran, and Y. Morooka, Agronomy Journal, 100(5), 1380-1389, 2008.
[19] Life history of the pea crab, Pinnotheres sinensis, in terms of infestation in the bivalve mollusk, Septifer
virgatus, Asama, H. and Yamaoka, K, Journal of Marine Biological Association, internet version, 5980, 1-5,
2008.
[20] 清水さばの四室含量と生態形質の季節変動−旬の解明の一考察−,五十川章子・山岡耕作・森岡克司,
日本水産学会誌,74,207-212,2008.
31
− −
[21] 流動制御構造物による底質改善技術,宮川昌志末・永慶寛・山岡耕作・松島学・堀田健治,EcoEngineering, 20, 67-78, 2008.
[22] Seaweed-associated fihse of Lagonoy Gulf in Bicol, the Philippines- with emphasis on siganids (Teleostei,
Siganidae), Soliman, V.S., Mendoza, A.B., and Yamaoka, K., Kuroshio Science, 2, 67-72, 2008.
[23] 地域社会による生態リスク管理と農業環境政策−鹿児島県与論島のさとうきび農業とサンゴ礁保
全−,新保輝幸,2008 年度日本農業経済学会論文集,2008 年度,32-39,2008.
[24] 鹿児島県与論島におけるサンゴ礁保全と地下水等の富栄養化問題−サトウキビ農業に注目して−,新
保輝幸,農林業問題研究,44(1),72-78,2008.
[25] Significance of D2-40 expression in the diagnosis of gastrointestinal stromal tumor., Kuroda N, Tanida N,
Oonishi K, Inoue K, Ohara M, Mizuno K, Taguchi T, Hayashi Y, Hanazaki K, Lee GH., Mol Morphol., 41,
109-112, 2008.
[26] Tank cultivation of Ulva prolifera in deep seawater using a new "germling cluster" method, M. Hiraoka & N.
Oka, Journal of Applied Phycology, 20, 97-102, 2008.
[27] Phylogeography of the genus Ulva (Ulvophyceae, Chlorophyta), with special reference to the Japanese
freshwater and brackish taxa, S. Shimada, N. Yokoyama, S. Arai & M. Hiraoka, Journal of Applied Phycology,
20, 529-539, 2008.
[28] Rehabilitation of degraded tropical rainforest in Peninsular Malaysia with a multi-storied plantation technique
of indigenous dipterocarp species, Arifin Abdu, Sota Tanaka, Shamshuddin Jusop, Nik Muhamad Majid, Zahari
Ibrahim, Katsutoshi Sakurai, 森林立地, 50(2), 141-152, 2008.
[29] Effects of methyl bromide fumigation, chloropicrin fumigation and steam sterilization on soil nitrogen dynamics
and microbial properties in a pot culture experiment, Yamamoto, T., Ultra Jr. U., Tanaka, S., Sakurai, K. and
Iwasaki, K., Soil Sci. Plant Nutr., 54(6), 886-894, 2008.
[30] Evidence of ontogenetic migration from mangroves to coral reefs by black tail snapper Lutjanus fulvus: stable
isotope approach, Yohei Nakamura, Masahiro Horinouchi, Takuro Shibuno, Yoshiyuki Tanaka, Toshihiro
Miyajima, Isao Koike, Hisashi Kurokura, Mitsuhiko Sano, Marine Ecology Progress Series, 355, 257-266,
2008.
[31] Habitat use patterns of fishes across the mangrove-seagrass-coral reef seascape at Ishigaki Island, southern
Japan., Takuro Shibuno, Yohei Nakamura, Masahiro Horinouchi, Mitsuhiko Sano, Ichthyological Research, 55,
218-237, 2008.
6 )原著論文(専攻教員分)
[ 1 ] Macrosymbiotic association of myid bivalves Cryptomya with thalassinidean shrimps: examples from modern
and Pleistocene tidal flats of Japan, Nara, M., Akiyama, H. and Itani, G, Palaeogeography, Palaeoclimatology,
Palaeoecology, 261, 100-104, 2008.
[ 2 ]「横浪林海実験所」の教育施設としての活用に向けて−潮間帯貝類と打ち上げ貝類−,山田ちはる・
伊谷行,高知大学教育学部研究報告,68,165-170,2008.
[ 3 ] Presence of the water lily, Trapa natans L., Increases fitness of the water strider, Gerris nepalensis, Harada, T.,
Yamashita, J. & Miyashita, T., Physiological Entomology, 33, 181-187, 2008.
[ 4 ] 液体クロマトグラフィー/質量分析法による葉酸類の定量に関する研究,蒲生啓司・秋山真貴子,高
知大学学術研究報告,57,11-26,2008.
[ 5 ] 四国山地塩塚高原における半自然草地植生の種多様性に及ぼす管理様式の影響,河野円樹・福住早
苗・梅森一義・石川愼吾・三宅尚,Hikobia 15,205-215,2008.
[ 6 ] 土佐の交通史,田村安興,社会経済史学会部会会報,2008 年度,1-3,2008.
[ 7 ] 論説「清国創業時代の財政(支那財政通考の断片)
」の分析手法,吉尾寛,研究論集(河合文化教育
研究所)
,5,103-116,2008.
[ 8 ] 清末の変法派人士汪康年から山本憲への手紙−『山本憲関係書簡』の史料的価値を示しつつ−,吉尾寛,
高知市立自由民権記念館紀要,16,9-25,2008.
[ 9 ] 台湾海流考−漢籍文献中記述的台湾周辺海流与黒潮遭遇(経験)−(2006 年の拙稿が台湾で翻訳され
たもの),吉尾寛,(翻訳)顧雅文,白沙歴史地理学報,6,163-198,2008.
[10] 公汎性発達障害を有する学生のサポート,北添紀子・泉本雄司・是永かな子・藤田尚文・植田啝佐・
32
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吉倉紳一,CAMPUS HEALTH,45,93-97,2008.
[11] Electron microprobe dating of monazites from an ultra-temperature granulite in Southern India: Implication
for the timing of Gondwana assembly., Santosh, M., Yokoyama, M., Tsutsumi, Y., Yoshikura, s., Journal of
Mineralogical and Petrological Sciences, 103, 77-87, 2008.
7 )書評
[ 1 ] 昭和農業技術史への証言(第 5 集),諸岡慶昇,開発学研究,18(1),59-60,2008.
8 )その他の報告
[ 1 ] 景観と農業を守るスイスの政策,飯國芳明,九州大学大学院農学研究院環境生命経済学研究分野『環
境支払いが日本の農業の未来を切り拓く』,9-19,2008.
[ 2 ] JA の教育文化活動が経営成果に及ぼす影響の計量分析,飯國芳明,農業開発研修センター「JA の教
育文化活動が経営成果に及ぼす影響に関する調査研究報告書」,32-44,2008.
[ 3 ] メゾエコノミクス・アプローチは有効か,飯國芳明,農林業問題研究,173,530-831,2008.
[ 4 ] スイス家畜保護政策の新段階,飯國芳明,畜産の研究,62,1,23-27,2008.
[ 5 ] 世界の先を行く「エコ・エト」政策,飯國芳明,エコノミスト,86,40,88-88,2008.
[ 6 ] Interrelationships among Seaweed, Fish, Hermatypic Coral and Sea Urchin in the Yokonami Research Site near
Kochi City, Yamaoka, K., Kuroshio Science, 2(1), 2008.
[ 7 ] 知的財産権を生かした農業保護と農業活性化−都道府県は戦略と支援体制構築を急げ−,石塚悟史,
農林経済,第 9940 号,2-6,2008.
[ 8 ] 知的財産権を活かした農業保護と活性化に関する調査報告,石塚悟史,特許ニュース,No.12222,
1-12,2008.
[ 9 ] 知的財産権を用いた農業保護と活性化−過去 30 年間の出願動向からみた課題,石塚悟史,産学官連
携ジャーナル,4,3,-26,2008.
[10] 高知大学国際・地域連携センター,研究機関からのインフォメーション,石塚悟史,STEP ねっとわー
く,Vol.14,1,22-23,2008.
[11]「栄養」情報共有で県民の健康増進目指す高知大学の試み . 特集−医療・福祉の地域産学官ネットワー
ク−,久保田賢・倉本秋・細川公子・河合洋見・片岡浩巳・藤田竜,産官学連携ジャーナル,4(3),
12-14,2008.
[12] 地域社会による生態リスク管理の可能性−サンゴの海の保全と再生をめざして−,新保輝幸,『科学
研究費補助金・特定領域研究「持続可能な発展の重層的環境ガバナンス」中間報告シンポジウム 東
アジアの経済発展と環境政策 / 臨界自然資本の識別による環境リスク管理』,2008.
[13] 趣旨説明,新保輝幸,与論島ミニシンポジウム 与論島のサンゴ再生と環境保全−ウル・プロジェク
ト支援プログラム中間報告−,2008.
[14] 地域社会による生態リスク管理の可能性,新保輝幸,京都だより,2008 年 9 月号(No.386),7-10,
2008.
9 )その他の報告(専攻教員分)
[ 1 ] 干潟の生物多様性−巣穴の中の共生関係−,伊谷行,Liberation,9,4-23,2008.
[ 2 ] 高知大学教育学部中高大連携宿泊研修報告書,蒲生啓司,2008.
[ 3 ] 教育学部附属学校園幼小中合同宿泊学習活動,蒲生啓司,内田純一,教育学部附属学校園幼小中合同
宿泊学習活動報告書,2008.
[ 4 ] 土佐の交通史,田村安興,社会経済史学会中国四国部会,2008 年度( 1 号),2008.
[ 5 ] Trace element in plagioclase in mafic magmatic enclave (MME) analysed by laser ablation inductively coupled
plasma mass spectrometer (LA-ICP-MS), Nishimura, K., Shibata, T., Yoshikura, S. and Yoshikawa, M., Annual
Report FY 2008 of Institute for Geothermal Sciences of Graduate School of Science, Kyoto University, 11-12,
2008.
[ 6 ] Cathodoluminescence zoning and Ti content in quartz from the Cape Ashizuri Igneous Complex in Kochi
Prefecture, Japan, Yokoyama, M., Yoshikura, S., Shibata, T. and Nishido, H., Annual Report FY 2008 of
Institute for Geothermal Sciences of Graduate School of Science, Kyoto Universit, 56-61, 2008.
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[ 7 ] ごはん食を核とした食料自給率向上のためのデータベースの構築 その 3 自給率向上のための学習プ
ログラムの開発,針谷順子,平成 19 年度ごはん食健康データベース事業報告書,2008.
(2)学会活動に関する事項
1 )学会発表
[ 1 ] 飯國芳明,地域材を利用した森と地域の再生,日本地域政策学会,中京大学,2008 年 7 月 5 日−
2008 年 7 月 6 日.
[ 2 ] 飯國芳明,メゾエコノミクス・アプローチは有効か,地域農林経済学会,神戸,2008 年 10 月 24 日
−2008 年 10 月 26 日.
[ 3 ] 飯國芳明,共同討論「食料純輸入先進国・地域の視点から」
,日本農業経済学会,つくば市,2009 年
3 月 28 日−2009 年 3 月 30 日.
[ 4 ] Nishibe, Y., Y. Hirota and H. Ueda, Community structure and vertical distribution of oncaeid copepods in Tosa
bay, southern Japan, 10th International Conference on Copepoda, Pattaya, Thailand, 2008 年 7 月 14 日−2008
年 7 月 19 日.
[ 5 ] El-Sherbiny, M.M. and H. Ueda, Unknown species of the pontellid copepod genus Labidocera (Crustacea)
collected from the northern Red Sea, 10th International Conference on Copepoda, Pattaya, Thailand, 2008 年 7
月 14 日−2008 年 7 月 19 日.
[ 6 ] Sakaguchi, S., H. Ueda, S. Ohtsuka, H.Y. Soh, Y.H. Yoon and M. Tanaka, Brackish-water calanoid copepod
faunas in western Japan in comparison with those in neighboring Korean waters, 10th International Conference
on Copepoda, Pattaya, Thailand, 2008 年 7 月 14 日−2008 年 7 月 19 日.
[ 7 ] 山田ちはる・伊谷行・Vararin vongpanich・上田拓史・木下泉,土佐湾沿岸域における堆積物底の貝類
群集の季節変動,2008 年日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会,熊本,2008 年 9 月 4
日−2008 年 9 月 7 日.
[ 8 ] 坂口穗子・上田拓史・東健作・平賀洋之,強い躍層がある四万十川河口汽水域におけるカイアシ類の
鉛直分布,日本プランクトン学会・日本ベントス学会,熊本,2008 年 9 月 4 日−2008 年 9 月 7 日.
[ 9 ] 坂口穗子・磯部健太郎・上田拓史・木下泉・東健作・平賀洋之,2006-2007 年の四万十川河口砂州の
崩壊と回復が感潮域カイアシ類群集に及ぼした影響,日本プランクトン学会・日本ベントス学会,熊
本,2008 年 9 月 4 日−2008 年 9 月 7 日.
[10] 戸田安衣子・上田拓史・木下泉,黒潮流域中深層における Stephos 属カイアシ類未記載種の優占,日
本プランクトン学会・日本ベントス学会,熊本,2008 年 9 月 4 日−2008 年 9 月 7 日.
[11] 廣田深・伊谷行・池原実・上田拓史・木下泉,土佐湾沿岸域における浮遊性有孔虫群集,日本プラン
クトン学会・日本ベントス学会,熊本,2008 年 9 月 4 日−2008 年 9 月 7 日.
[12] 八木佑太・木下泉・上田拓史・藤田真二・久野勝利,有明海湾奥部河口域におけるニシン目 3 種(エ
ツ,ヒラ,サッパ)仔稚魚の分布および食性の比較,日本魚類学会,愛媛,2008 年 9 月 20 日−2008
年 9 月 23 日.
[13] 布部淳一・木下泉・上田拓史,土佐湾におけるイサキ仔魚の鉛直分布,日本魚類学会,愛媛,2008
年 9 月 20 日−2008 年 9 月 23 日.
[14] Yagi, Y., I. Kinoshita, S. Fujita, H. Ueda & K. Kuno, Importance of the bottom part estuary for fish nurseries in
Ariake Bay, 5th World Fish. Congr., 神奈川県,2008 年 10 月 20 日−2008 年 10 月 25 日.
[15] 八木佑太・木下泉・上田拓史・藤田真二,有明海におけるイヌノシタ属近縁 2 種仔稚魚の初期形態の
比較,第 30 回稚魚研究会,宮城県,2008 年 12 月 6 日−2008 年 12 月 7 日.
[16] Yu Yamamoto, Satoshi Kubota, Kazuhiro Ohtani, Dra. Tsai Garcia, Yamile Comabella, Kosaku Yamaoka.,
Organoleptic test of clarid catfish and Japanese surimi products for Cuban people, The 5th World Fisheries
Congress,横浜市,2008 年 10 月 20 日−2008 年 10 月 23 日.
[17] 木原智香・大谷和弘・久保田賢,宗田節の健康機能性の探索,平成 20 年度日本水産学会春季大会,
静岡,2008 年 3 月 28 日−2008 年 3 月 30 日.
[18] 峯一朗・奥田一雄,植物細胞壁の微細構造研究における原子間力顕微鏡の応用,日本植物学会中国四
国支部第 65 回大会,広島県,2008 年 5 月 17 日−2008 年 5 月 18 日.
[19] 関田諭子・奥田一雄,海産渦鞭毛藻 Pyrocystis lunula の細胞外被の微細構造と形成過程,日本植物学
会中国四国支部第 65 回大会,広島県,2008 年 5 月 17 日−2008 年 5 月 18 日.
34
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[20] Bast F, Shimada S, Hiraoka M, Okuda K, Asexual life history by biflagellate zoids of Monostroma latissimum
(Kuetzing) Wittrock, (Ulotrichales, Monostromataceae), British Phycological Society, Great Britain, London,
2009 年 1 月 5 日−2009 年 1 月 7 日.
[21] 長里千香子・井上晶・尾島孝男・奥田一雄・本村泰三,褐藻類の細胞質分裂時における隔膜発達と細
胞壁沈着過程,日本藻類学会第 33 回大会,沖縄県,2009 年 3 月 27 日−2009 年 3 月 28 日.
[22] 原口展子・平岡雅規・村瀬昇・井本善次・奥田一雄,高知県沿岸に生育するヒラネジモクおよびトゲ
モクの生長の季節変化と温度に対する生育特性,日本藻類学会第 33 回大会,沖縄県,2009 年 3 月 27
日−2009 年 3 月 28 日.
[23] 東健作・平賀洋之・木下泉・高橋勇夫,河口域と海域におけるアユ仔魚の形態と発育の比較,日本水
産学会春季大会,静岡,2008 年 3 月 29 日−2008 年 3 月 31 日.
[24] 岡慎一郎・平賀洋之・木下泉,黒潮の接岸する足摺岬周辺海域に出現する浮遊期仔魚,2008 年度日
本魚類学会年会,愛媛県,2008 年 9 月 20 日−2008 年 9 月 23 日.
[25] 木下泉・八木佑太・後藤晃・横山良太・V.G. シデレワ,バイカル湖における遊泳性カジカ類固有種
の仔魚,2008 年度日本魚類学会年会,愛媛県,2008 年 9 月 20 日−2008 年 9 月 23 日.
[26] 涌井海(木下指導),土佐湾における河川産アユの母川回帰性,2008 年度日本魚類学会シンポジウム
「アユの初期生活史の多様性と地理的変異を探る」,愛媛県,2008 年 9 月 23 日.
[27] Yagi, Y., I. Kinoshita & S. Fujita, Fish larval community in Ariake Bay, being the largest and brackish inlet
along the Tsushima Current, branch of the Kuroshio, in Japan, Internat. Symp. Kuroshio Studies, 高雄,台湾,
2008 年 12 月 1 日−2008 年 12 月 2 日.
[28] 木下泉・八木佑太・後藤晃・横山良太,バイカル湖における沖合性カジカ類の仔魚,第 30 回稚魚研
究会,宮城県,2008 年 12 月 6 日− 2008 年 12 月 7 日.
[29] 布部淳一・木下泉,土佐湾におけるコロダイ仔魚の形態,第 30 回稚魚研究会,宮城県,2008 年 12
月 6 日− 2008 年 12 月 7 日.
[30] 涌井海・木下泉,高知県におけるアユ仔魚の生残の河川間比較,第 30 回稚魚研究会,宮城県,2008
年 12 月 6 日− 2008 年 12 月 7 日.
[31] Yagi, Y., I. Kinoshita & S. Fujita, Fish larval community in Ariake Bay, being the largest and brackish inlet in
Japan, Intern. Larval Fish Workshop, 東京都,2009 年 3 月 2 日− 2009 年 3 月 13 日.
[32] Kinoshita, I, Larvae of pelagic sculpins in the deepest lake, Intern. Larval Fish Workshop, 東京都,2009 年 3
月 2 日− 2009 年 3 月 13 日.
[33] 木下泉,バイカル湖における遊泳性カジカ類固有種の仔魚,12th 水産技術研究報告会,高知県,2009
年 3 月 19 日.
[34] 涌井海(木下指導),土佐湾でのアユの母川回帰性と河川間の初期生態の比較,12th 水産技術研究報
告会,高知県,2009 年 3 月 19 日.
[35] 津田正史,微細藻類由来化学物質の創薬素材としてのポテンシャル,2008 年生態工学会年次大会,
東京都,2008 年 6 月 20 日− 2008 年 6 月 21 日.
[36] Masashi Tsuda, Genomics and Metabonomics Analyses on Marine Dinoflagellate to Discover Antitumor
Macrolides, 11th International Conference on Applied Phycology, Galway, Ireland, 2008 年 6 月 21 日− 2008
年 6 月 27 日.
[37] Tsuda M., Oguchi K., Iriomotelides, a series of cytotoxic macrolides from marine benthic Amphidinium
dinoflagellate, International Conference on Bioderviersity and Natural Products, ICOB-6 & ISCNP-26,
Charlottetown Canada, 2008 年 7 月 13 日− 2008 年 7 月 18 日.
[38] Tsuda M., Oguchi K., Cytotoxic macrolides from benthic Amphidinium dinoflagellate, 7th Joint Meeting of
AFERP, ASP, GA, PSE & SIF, Atheene, Greece, 2008 年 8 月 3 日− 2008 年 8 月 8 日.
[39] Tsuda, M., Oguchi, K., Iwamoto, R., Discovery of cytotoxic macrolides from marine dinoflagellate, 20th
International Symposium on Medicinal Chemistry, Vienna, Austria, 2008 年 8 月 31 日− 2008 年 9 月 4 日.
[40] 熊谷慶子・津田正史・岩本理恵・岡本由美子・福士江里・川端潤,底棲性渦鞭毛藻より単離した新規
奇数員環マクロリド Iriomoteolide-2a と 3a の構造,第 50 回天然有機化合物討論会,福岡県,2008 年
9 月 30 日− 2008 年 10 月 2 日.
[41] Oguchi, K. Tsuda, M., Iriomoteolides-4a and 5a, Unique Macrolides from Benthic Dinoflagellate Amphidinium
Species, 13th International Biotechnology Symposium & Exhibition, Dalian, China, 2008 年 10 月 12 日 −
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2008 年 10 月 17 日.
Tsuda, M., Genomics and Metabonomics Analyses on Marine Dinoflagellate to Discover Antitumor Macrolides,
1st Euro-Mediterranean Conference on Marine Natural Products, Sharm El Sheikh, 2008 年 10 月 31 日− 2008
年 11 月 4 日.
Kumagai, K., Tsuda, M.,Iriomoteolides-4a and 5a, New Macrolides from Dinoflagellate Amphidinium
Species,1st Euro-Mediterranean Conference on Marine Natural Products, Sharm El Sheikh, Egypt, 2008 年 10
月 31 日− 2008 年 11 月 4 日.
Kumagai, K., Tsuda, M., genomics and metabonomics analyses on marine dinoflagellate to discover new
antitumor metabolites, 8th Asia-Pacific Marine Biotechnology Conference, Busan, Korea, 2008 年 11 月 12 日
− 2008 年 11 月 15 日.
Tsuda M., Kumagai K., Cytotoxic Macrolides from Symbiotic Dinoflagellate Amphidinium Species Living in
Flatworm Lake in Palau, 8th Asia-Pacific Marine Biotechnology Conference, Busan, 2008 年 11 月 12 日 −
2008 年 11 月 15 日.
T Taguchi, H Hirai, Y Hirai, PT Loverde, A Tominaga, DNA probes regenerated by chromosome microdissection
for identifying chromosomes of Schistosoma mansoni, 第 17 回国際熱帯医学マラリア会議,大韓民国,
2008 年 10 月 1 日− 2008 年 10 月 4 日.
木下良作・平岡雅規・田口尚弘・富永麻理・富永明,藻類の血糖値降下作用と腸内細菌叢の変化,第
11 回マリンバイオテクノロジー学会,京都,2008 年 5 月 24 日− 2008 年 5 月 25 日.
Yuko Konishi, Takahiro Taguchi, Akira Tominaga, Establishment of a new model of bowel inflammation using
human epithelial cells: Analysis of tight junction injury, 日本免疫学会,京都,2008 年 12 月 1 日− 2008 年
12 月 3 日.
奥山洋美・楠本豊・富永明・小野史郎,藍藻類 Spirulina pacifica 由来複合多糖体の TLR4 を介した抗
腫瘍効果,日本薬学会第 128 年会,神奈川県横浜市,2008 年 3 月 26 日− 2008 年 3 月 27 日.
富永明・奥山洋美・福岡聡・森真有子・田口尚弘・楠本豊・小野史郎,スピルリナ複合多糖体の
TLR4 を介した抗腫瘍効果,第 7 回四国免疫フォーラム,高知県南国市,2008 年 6 月 21 日.
川西裕・富永明・奥山洋美・田口尚弘・楠本豊・八幡俊男・小野史郎・清水恵司,グリオーマに対す
る Spirulina 複合多糖体の抗腫瘍効果,第 67 回日本脳神経外科学会,岩手県盛岡市,2008 年 10 月 2 日.
Akira Tominaga, Hiromi Okuyama, Takahiro Taguchi, Yutaka Kusumoto, Shiro Ono, Antitumor effect of
Spirulina complex polysaccharides through TLR4, 第 67 回日本癌学会学術総会,愛知県名古屋市,2008
年 10 月 28 日− 2008 年 10 月 30 日.
川西裕・富永明・奥山洋美・田口尚弘・楠本豊・八幡俊男・小野史郎・清水惠司,Spirulina 複合多糖
体の Toll-like receptor 4 依存的抗腫瘍効果の検討,第 21 回日本バイオセラピー学会,東京,2008 年
11 月 18 日− 2008 年 11 月 19 日.
Yuko Konishi, Takahiro Taguchi, Akira Tominaga, Establishment of a new model of bowel inflammation using
human epithelial cells: Analysis of tight junction injury, 第 38 回日本免疫学会総会,京都市,2008 年 12 月
1 日− 2008 年 12 月 3 日.
Yu Kawanishi, Akira Tominaga, Hiromi Okuyama, Takahiro Taguchi, Yutaka Kusumoto, Toshio Yawata, Shiro
Ono, Keiji Shimizu, Toll-like receptor 4 dependent antitumor activity of Spirulina complex polysaccharide, 第
38 回日本免疫学会総会,京都,2008 年 12 月 1 日− 2008 年 12 月 3 日.
Mohd Effendi Bin WASLI, Sota TANAKA, Joseph Jawa KENDAWANG, Jonathan LAT, Yoshinori
MOROOKA1, Katsutoshi SAKURAI, Comparisons of the nutrient condition under Imperata cylindrical and
Dicranopteris linearis fallow lands after shifting cultivation, 日本土壌肥料学会関西支部会,徳島,2008 年
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C.C.Launio and Y.Morooka,Use-Rights and Institutional Environment in the Use of Fish Aggregating Device
(FAD) in Lagonoy Gulf and Sirangan Fishing Grounds, Philippins:Implication on Resource Conservation,the
Ronald Coase Workshop on Institutional Analysis,Beijing, China,2008 年 12 月 13 日− 2008 年 12 月 18 日.
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小栗聡介・平田智法・平田しおり・山田秀秋・中村洋平・山岡耕作,横浪林海実験所前海面におけるチョ
ウチョウウオ科稚魚の着底パターン,日本魚類学会,愛媛県,2008 年 9 月 20 日− 2008 年 9 月 23 日.
平田智法・小栗聡介・市場康之・平田しおり・深見裕伸・中村洋平・山岡耕作,横浪林海実験所前
海面におけるイシサンゴ類の分布とチョウチョウウオ科稚魚の加入,日本水産学会,東京,2008 年 3
月 27日−2008 年 3 月 31 日.
中村洋平・小栗聡介・山岡耕作・渋野拓郎・渡邊良朗,ライトトラップによって採集された沖縄県石
垣島と高知県横浪の仔稚魚相,日本魚類学会,松山,2008 年 9 月 20日−2008 年 9 月 23 日.
小栗聡介・平田智法・平田しおり・山田秀秋・中村洋平・山岡耕作,横浪林海実験所前海面における
チョウチョウウオ科稚魚の着底パターン,日本魚類学会,松山,2008 年 9 月 20日−2008 年 9 月 23 日.
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会,静岡市清水区,2008 年 3 月 27日−2008 年 3 月 31 日.
井川拓也・今城雅之・大嶋俊一郎,ゼブラフィッシュ初代培養細胞のマダイイリドウイルス感受性に
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今城雅之・平山健史・大嶋俊一郎,2006 年に高知県の養殖ブリから分離された病原性アクアビルナ
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新元一・井川拓也・大嶋俊一郎,感染性魚類イリドウイルスの多様性−海面養殖における罹患魚から
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井上靖子・川合研児・永野一郎・大嶋俊一郎,ブリ類結節症の感染成立に関わる原因菌の性状,日本
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月 11 日.
片岡浩巳・久保田賢・奥原義保・杉浦哲朗,健診領域に適用可能なデータ解析技術,日本臨床検査自
動化学会シンポジウム,横浜市,2008 年 10 月 9日−2008 年 10 月 11 日.
新保輝幸,地域社会による生態リスク管理と農業環境政策−鹿児島県与論島のさとうきび農業とサン
ゴ礁保全−,2008 年度日本農業経済学会大会,栃木県宇都宮市,2008 年 3 月 27日−2008 年 3 月 28 日.
新保輝幸,地域社会による生態リスク管理と農業環境政策−鹿児島県与論島のさとうきび農業とサン
ゴ礁保全−,日本農業経済学会,栃木県,2008 年 3 月 27日−2008 年 3 月 28 日.
田中幸記・田井野清也・原口展子・平岡雅規,高知県西部海域における藻場の分布と季節変化,日本
藻類学会第 32 回大会,東京都,2008 年 3 月 21日−2008 年 3 月 24 日.
平岡雅規,アオサ属の異種間交雑−接合型の遺伝について,日本藻類学会第 32 回大会,東京都,
2008 年 3 月 21日−2008 年 3 月 24 日.
徳山彰秀・平岡雅規,吉野川産アオノリ 2 種の生長に及ぼす塩分の影響,日本藻類学会第 32 回大会,
東京都,2008 年 3 月 21日−2008 年 3 月 24 日.
平岡雅規,食用海藻の集約的生産技術,2008 生態工学会年次大会,東京都,2008 年 6 月 19日−2008
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年 6 月 20 日.
平岡雅規・田井野清也・田中幸記,土佐湾周辺の海藻植生の変遷∼“プロジェクト M”の中間報告,
日本植物学会第 72 回大会(高知)公開講演会「黒潮に育まれた高知の自然と生物」
,高知県,2008
年 9 月 25日−2008 年 9 月 27 日.
宇和加奈代・平岡雅規,スジアオノリとウスバアオノリおよび種間雑種の分枝形質,日本植物学会第
72 回大会,高知県,2008 年 9 月 25日−2008 年 9 月 27 日.
菅原拓也・平岡雅規,生殖型の異なる四万十川産スジアオノリの生育に及ぼす塩分の影響,日本植物
学会第 72 回大会,高知県,2008 年 9 月 25日−2008 年 9 月 27 日.
田 中 幸 記・ 田 井 野 清 也・ 原 口 展 子・ 渡 邊 美 穂・ 平 岡 雅 規, 高 知 県 で 分 布 を 広 げ る フ タ エ モ ク
Sargassum duplicatum の生育環境,日本藻類学会第 33 回大会,沖縄県,2009 年 3 月 26日−2009 年 3
月 29 日.
田井野清也・田中幸記・原口展子・平岡雅規,高知県中西部海域における藻場の分布状況,日本藻類
学会第 33 回大会,沖縄県,2009 年 3 月 26日−2009 年 3 月 29 日.
原田裕人・田中壮太・櫻井克年・二宮生夫・服部大輔・Joseph Jawa Kendawang,マレーシア・サラワ
ク州における生態系修復を目指した試験造林の評価,第 18 回日本熱帯生態学会,東京,2008 年 6 月
21日−2008 年 6 月 21 日.
仲本健二・Thanakorn Lattirasuvan・田中壮太・櫻井克年,タイ北部におけるホームガーデンの土壌と
栽培作物の関係,第 18 回日本熱帯生態学会,東京,2008 年 6 月 21 日.
仁科拓朗・田中壮太・Noi Nguyen Van・Hoa Nguyen Thi・Kien Chu Ngoc・岩崎貢三,ベトナム,紅河
流域農耕地における土壌・作物中の残留農薬に関する実態調査,2008 年度日本土壌肥料学会名古屋
大会,174,愛知,2008 年 9 月 10 日.
田中壮太・岩崎貢三・櫻井克年・山本岳彦・辻美希・山根信三・竹内繁治,土壌消毒による土壌環境・
微生物性への影響,第 24 回土壌伝染病談話会,高知,2008 年 9 月 11 日.
中原大河・田中壮太・岩崎貢三・山下一穂,無農薬有機栽培圃場における養分動態−高知県本山町で
の事例−,日本土壌肥料学会関西支部会,徳島,2008 年 11 月 28 日.
山本岳彦・田中壮太・櫻井克年・岩崎貢三,土壌消毒が消毒時及び消毒後初期において窒素の動態と
微生物性の推移へ及ぼす影響,日本土壌肥料学会関西支部会,徳島,2008 年 11 月 28 日.
中村洋平・堀之内正博・渋野拓郎・土屋誠・佐野光彦,魚類を介した海草藻場とマングローブ域とサ
ンゴ域のつながり,日本水産学会,東京,2008 年 3 月 27日−2008 年 3 月 31 日.
Yohei Nakamura, Takuro Shibuno, Yoshiro Watanabe, Spatial distribution patterns of pre- and post-settlement
chaetodonid and lethrinid fishes on a fringing coral reef, 11th International Coral Reef Symposium, フロリダ,
2008 年 7 月 7日−2008 年 7 月 11 日.
Takuro Shibuno, Yohei Nakamura, Yoshiro Watanabe, Spatial distribution patterns of pomacentrid fishes before
settlement on a fringing coral reef, 11th International Coral Reef Symposium, フロリダ,2008 年 7 月 7日−
2008 年 7 月 11 日.
Yohei Nakamura, Takuro Shibuno, Nobuaki Suzuki, Yoshimasa Aonuma, Yoshiro Watanabe, Temporal
variability in age and body size at settlement of the emperor fishes (family Lethrinidae) in the Ryukyu Islands,
Japan, 5th World Fisheries Congress, 横浜,2008 年 10 月 20日−2008 年 10 月 25 日.
2 )学会発表(専攻教員分)
[ 1 ] 岩田洋輔・伊谷行,セジロムラサキエビのヨコヤアナジャコの巣穴への共生生態,2008 年日本プラ
ンクトン学会・日本ベントス学会合同大会,熊本県,2008 年 9 月 4日−2008 年 9 月 7 日.
[ 2 ] 岩田洋輔・伊谷行,ヨコヤアナジャコの巣穴における共生者の個体群動態,土佐生物学会,高知,
2008 年 12 月 7 日.
[ 3 ] 竹中志保・田村寿樹・舞原伸也・原田哲夫,アメンボの翅型決定と成虫休眠の光周期性反応の変遷と
温暖化現象,第 52 回日本応用動物昆虫学会(講演要旨集:p.148),宇都宮・栃木県,2008 年 3 月 26
日−2008 年 3 月 8 日.
[ 4 ] 田村寿樹・舞原伸也・竹中志保・原田哲夫,高知県南国市産と四万十市産アメンボの生活史と翅型 2
型の季節変動,第 52 回日本応用動物昆虫学会(講演要旨集:p.183),宇都宮・栃木県,2008 年 3 月
26日−2008 年 3 月 28 日.
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[ 5 ] 原田哲夫・田村寿樹・石橋貴雅・竹中志保・廣田深・井上貴雄,黒潮流域に棲息するウミアメンボ類
の分布と高温耐性,第 52 回日本応用動物昆虫学会(講演要旨集:p.149),宇都宮・栃木県,2008 年
3 月 26日−2008 年 3 月 28 日.
[ 6 ] 原田哲夫・大平容子・中出美代・竹内日登美,高知市の幼児及び大学生・専門学校生によるゲーム使
用が生活リズム・精神衛生に及ぼす影響,日本睡眠学会第 33 回定期学術集会,福島県,2008 年 6 月
25日−2008 年 6 月 26 日.
[ 7 ] Harada, T., Krejci, M., Wada, K., Ohira, Y., Nakade, M., Takeuchi, H., Video game playing affects the circadian
typology and mental health of young Czech and Japanese children., 9th International Congress of Physiological
Anthropology, Delft, The Netherlands, 2008 年 8 月 22日−2008 年 8 月 26 日.
[ 8 ] 竹中志保・田村寿樹・舞原伸也・原田哲夫,アメンボの幼虫生育と産卵前期間に及ぼす光周期の影響,
第 58 回日本昆虫学会大会,香川県,2008 年 9 月 13日−2008 年 9 月 16 日.
[ 9 ] 田村寿樹・舞原伸也・竹中志保・原田哲夫,高知県南国市産と四万十市産アメンボの生活史−幼虫の
季節消長に着目して,第 58 回日本昆虫学会大会,香川県,2008 年 9 月 13日−2008 年 9 月 16 日.
[10] Harada, T., Nakajyo, M., Inoue, T., Geographical distribution and heat-tolerance in the oceanic sea skaters of
Halobates (Heteroptera: Gerridae) and oceanic dynamics, International Council for the Exploration of the Sea,
Halifax, NS, Canada, 2008 年 9 月 22日−2008 年 9 月 26 日.
[11] 原田哲夫・公文千恵子・大谷修一・竹崎美影・中出美代・竹内日登美・針谷順子,乳幼児の生活リズ
ム改善の為の 7 つの取り組みの効果,第 15 回日本時間生物学会,岡山県,2008 年 11 月 8日−2008 年
11 月 9 日.
[12] 竹内日登美・中出美代・和田快・原田哲夫,高知県内の高校生における間食の摂取と生活リズム・睡
眠の関係と大学生との比較,第 15 回日本時間生物学会学術大会,岡山県,2008 年 11 月 8日−2008 年
11 月 9 日.
[13] 中出美代・竹内日登美・原田哲夫,朝食及び間食の摂取が幼児の朝型夜型度及び精神衛生に及ぼす影
響,第 15 回日本時間生物学会学術大会,岡山県,2008 年 11 月 8日−2008 年 11 月 9 日.
[14] 和田快・クレイチミラダ・大平容子・竹内日登美・原田哲夫,朝型夜型度と睡眠習慣についての年齢
別チェコ−日比較研究,第 15 回日本時間生物学会学術大会,岡山県,2008 年 11 月 8日−2008 年 11
月 9 日.
[15] Harada, T., Tamura, T., Maihara, S., Miyoshi, K., Kojima, F., Yokota M., Teaching materials on "How can water
striders float on water surface?" and their using in the science classes of elementary and junior high school., The
22nd Biennial Conference of the Asian Association for Biological Education, Osaka, Japan, 2008 年 11 月 21日
−2008 年 11 月 24 日.
[16] Yokota, M., Tamura, T., Inoue, T., Takenaka, S., Sekimoto, T., Nakajyo, M., Katagiri, C., Harada T., New
teaching materials on "Life of oceanic sea skaters and adaptation on oceanic environment", The 22nd Biennial
Conference of the Asian Association for Biological Education, Osaka, Japan, 2008 年 11 月 21日−2008 年 11
月 24 日.
[17] 原田哲夫・井上貴雄・石橋貴雅・中城満・竹中志保・大角裕貴・関本岳朗・片桐千仭,外洋棲ウミア
メンボ 4 種の 2 大洋分布および環境応答性に果たす海象・気象動態の役割について,Blue Earth'09(海
洋研究開発機構所蔵研究船による航海研究の成果発表会),東京都,2009 年 3 月 12日−2009 月 3 月
13 日.
[18] 原田哲夫・関本岳朗・大角裕貴・竹中志保・片桐千仭,西部熱帯太平洋及び東部熱帯インド洋に棲息
するツヤウミアメンボの高温耐性,第 53 回日本応用動物昆虫学会大会,北海道,2009 年 3 月 28日−
2008 年 3 月 30 日.
[19] 竹中志保・白木隆士・井餘田航希・原田哲夫,様々な温度下での四万十市産と高知産アメンボの胚発
生と温暖化現象,第 53 回日本応用動物昆虫学会大会,北海道,2009 年 3 月 28日−2009 年 3 月 30 日.
[20] Keiji GAMOH, Chiyomi NAKA, Katsumi HISHIDA, Hiroo WADA, Pb Type ligand exchange liquid
chromatography/mass spectrometric analysis of mono- and oligosaccharides, Tenth International Symposium on
Hyphenated Techniques In Chromatography and Hyphenated Chromatographic Analyzers (HTC-10), Belgium,
Bruges, 2008 年 1 月 30日−2008 年 2 月 1 日.
[21] Keiji GAMOH, Yasuo KUZUHARA, Liquid chromatography/fluorometric/mass spectrometric analysis of
organic acids, middle chain fatty acids and phenolic acids, Tenth International Symposium on Hyphenated
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Keiji GAMOH, Chiyomi NAKAO, Katsumi HISHIDA and Hiroo WADA, Pb Type ligand exchange liquid
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on Hyphenated Techniques In Chromatography and Hyphenated Chromatographic Analyzers (HTC-10), Bruges
(Belgium), 2008 年 1 月 30日−2008 年 2 月 1 日.
Keiji GAMOH and Yasuo KUZUHARA, Liquid chromatography/fluorometric/mass spectrometric analysis
of organic acids, middle chain fatty acids and phenolic acids, Tenth International Symposium on Hyphenated
Techniques In Chromatography and Hyphenated Chromatographic Analyzers (HTC-10), Bruges (Belgium),
2008 年 1 月 30日−2008 年 2 月 1 日.
蒲生啓司・葛原康生,1-(4-Dansylaminophenyl)ethylamine を誘導体化試薬として用いる有機酸 , 中鎖脂
肪酸およびフェノール酸の液体クロマトグラフィー / 蛍光検出 / 質量分析法の研究,第 56 回質量分
析総合討論会,茨城県,2008 年 5 月 15日−2008 年 5 月 17 日.
蒲生啓司,教員養成系学生の資質向上を目的とした中高大連携の複合型宿泊研修プログラム,平成
20 年度日本教育大学協会研究集会,三重県,2008 年 10 月 25 日.
蒲生啓司,学生のマネージメント力向上を目的とした異年齢間の複合型宿泊研修プログラム,平成
20 年度日本教育大学協会四国地区研究集会,愛媛県,2008 年 12 月 4 日.
川西基博・石川愼吾,上高地梓川における河畔林の氾濫が林床植生の構造・種組成に及ぼす影響−氾
濫による撹乱と一年後の植生回復−,日本生態学会,福岡県,2008 年 3 月 14日−2008 年 3 月 17 日.
兼田侑也・石川愼吾・三宅尚,放棄棚田の復田作業による植生の変化,日本生態学会中国四国地区会,
広島大学,2008 年 5 月 17 日−2008 年 5 月 18 日.
伊藤徹・石川愼吾・三宅尚,四国剣山山系の植生が支えるツキノワグマの植物性餌資源の評価,日本
生態学会中国四国地区会,広島大学,2008 年 5 月 17 日−2008 年 5 月 18 日.
野村直志・石川愼吾・三宅尚,高知県四万十川下流域の河床における樹林化の進行と河川環境の変化
との関連性,日本生態学会中国四国地区会,広島大学,2008 年 5 月 17 日−2008 年 5 月 18 日.
石川愼吾・川西基博,上高地梓川の河床砂礫部における先駆樹種パッチの動態,第 13 回植生学会,
東京農工大学,2008 年 10 月 11 日−2008 年 10 月 13 日.
兼田侑也・山城沙織・石川愼吾・三宅尚,高知県の中山間地における棚田の耕作放棄及び復田作業に
よる植生変化,第 13 回植生学会,東京農工大学,2008 年 10 月 11 日−2008 年 10 月 13 日.
伊藤徹・金沢文吾・草刈秀紀・石川愼吾,四国山地剣山山系におけるツキノワグマの爪痕跡からみた
利用木本種と植生,第 13 回植生学会,東京農工大学,2008 年 10 月 11 日−2008 年 10 月 13 日.
荻慎一郎,近代日本の珊瑚漁と黒潮圏,東北史学会,秋田県,2008 年 10 月 4日−2008 年 10 月 5 日.
荻慎一郎,近代日本の宝石珊瑚漁と地域,生き物文化誌学会(高知例会),高知県,2008 年 11 月 22 日.
田村安興,土佐の交通史,社会経済史学会,高知大学,2008 年 12 月 6 日.
岡元司・吉尾寛(本人入院につき岡が要旨等を代読)
,東アジア海域交流史における環境の視点をめ
ぐって−主に季節風と海流について−(岡元司が陸域,吉尾が海域)
,シンポジウム「東アジア海域
史研究の課題と新たな視角」,広島県,2008 年 11 月 15日−2008 年 11 月 16 日.
横山正敬・吉倉紳一・西戸裕嗣・広井美邦,石英のカソードルミネセンス像に記録されたマグマ混交・
混合:足摺岬花崗岩体の例,日本地質学会,秋田県秋田市(秋田大学),2008 年 9 月 19日−2008 年 9
月 22 日.
針谷順子・高増雅子・平本福子・吉岡有紀子・大澤佳菜子・森嶋道子,「食事バランスガイド」サン
プル料理の食料自給率を基にした適量摂取と自給率向上の為の学習プログラム開発,日本栄養食糧学
会,埼玉県,2008 年 5 月 2日−2008 年 5 月 4 日.
中村光希・針谷順子,幼児をもつ母親の食事づくり能力の形成に関する研究 3 食事づくりの積極性と
食育前後の幼児の弁当の変化,日本栄養改善学会,神奈川県,2008 年 9 月 5日−2008 年 9 月 7 日.
横山りえ・針谷順子,家庭学習用食事づくりカードによる児童の料理づくり力の形成(1)家族の情
緒的支援を取り入れた教材の開発,日本栄養改善学会,神奈川,2008 年 9 月 5日−2008 年 9 月 7 日.
櫻井愛子・針谷順子,食習慣形成のための親子を対象にした栄養教育の方法論の検討,日本栄養改善
学会,神奈川,2008 年 9 月 5日−2008 年 9 月 7 日.
針谷順子・薄金孝子・平本福子・吉岡有紀子・足立己幸,「自然から食卓まで子ども自身が構想し実
40
− −
践する」食教育プログラムの開発と評価その 1.24 年間の教材としてのメニューを中心に,国際栄養
士会議,神奈川,2008 年 9 月 8日−2008 年 9 月 11 日.
[44] 平本福子・針谷順子・薄金孝子・吉岡有紀子・足立己幸,「自然から食卓まで子ども自身が構想し実
践する」食教育プログラムの開発と評価その 2.学習者(子ども)の発信を中心に,国際栄養士会議,
神奈川,2008 年 9 月 8日−2008 年 9 月 11 日.
[45] 吉岡有紀子・針谷順子・薄金孝子・平本福子・足立己幸,「自然から食卓まで子ども自身が構想し実
践する」食教育プログラムの開発と評価その 3.学習支援者(スタッフ)の専門性を生かした連携を
中心に,国際栄養士会議,神奈川,2008 年 9 月 8日−2008 年 9 月 11 日.
3 )学会主催等
[ 1 ] 飯國芳明,北東アジアにおける共通農業政策の展望,主催,東京大学農学部,2009 年 2 月 1日−2009
年 2 月 1 日.
[ 2 ] 奥田一雄・峯一朗・関田諭子,日本植物学会第 72 回大会,主催,高知大学,2008 年 9 月 24日−2008
年 9 月 27 日.
[ 3 ] 木下泉,2008 年度日本魚類学会シンポジウム「アユの初期生活史の多様性と地理的変異を探る」,共催,
愛媛県,2008 年 9 月 23 日.
[ 4 ] 富永明,第 7 回四国免疫フォーラム,主催,高知大学医学部,2008 年 6 月 21日−2008 年 6 月 21 日.
[ 5 ] 山岡耕作・木下泉,日本魚類学会年会,主催,愛媛県,2008 年 9 月 20日−2008 年 9 月 23 日.
[ 6 ] 新保輝幸,与論島ミニシンポジウム 与論島のサンゴ再生と環境保全−ウル・プロジェクト支援プロ
グラム中間報告−,主催,与論町防災センター(鹿児島県大島郡与論町),2008 年 2 月 28 日.
[ 7 ] 田中壮太,2008 年度(第 104 回)日本土壌肥料学会関西支部講演会・関西土壌肥料協議会講演会,
主催,徳島,2008 年 11 月 28 日.
[ 8 ] 田中壮太,高知大学特別研究プロジェクト公開シンポジウム「黒潮流域圏総合科学の創成」
,主催,
高知,2008 年 12 月 13 日.
4 )学会主催等(専攻教員分)
[ 1 ] 田村安興,社会経済史学会中四国部会,主催,高知大学人文学部,2008 年 12 月 6日.
(3)その他の研究活動に関する事項
1 )受賞
[ 1 ] Brackish-water calanoid copepod faunas in western Japan in comparison with those in neighboring Korean
waters,最優秀学生ポスター発表賞(受賞学生の主指導および共同発表者として),上田拓史,2008
年 7 月.
[ 2 ] 海産渦鞭毛藻由来の抗腫瘍性物質の探索と開発,武田科学振興財団 2008 年度薬学系研究奨励金,津
田正史,2008 年 11 月.
2 )特許
[ 1 ] 新規マクロライド化合物,北海道大学・ヤンマー株式会社,津田正史・小口慶子・岩本理恵・岡本由
美子・福士江里・増田篤稔・小澤知子,2008 年 4 月 3 日特許出願,未取得.
(4)研究費採択状況
1 )科学研究費補助金
〈研究代表者〉
[ 1 ] 飯國芳明:北東アジアにおける共通農業政策の展望,基盤研究
(B),2008-2010,1,170 万円.
[ 2 ] 奥田一雄:黒潮沿岸における海中林保全メカニズムの再検討−保護区の再生機能と住民の協働−,基
盤研究
(B),2007-2009,370 万円.
[ 3 ] 木下泉:諫早湾締切・干拓は本当に有明海異変を引起したのか ?,基盤研究
(C)
,2008-2010,208 万円.
[ 4 ] 石塚悟史:知的財産権を用いた農業の保護と活性化に関する農業政策,萌芽研究,2006-2008,320 万円.
[ 5 ] 峯一朗:植物細胞壁のナノ微細構造の液中連続観察,萌芽研究,2008-2009,170 万円.
[ 6 ] 田中壮太:マレーシア・サラワク州の丘陵地農業の土壌生態学的基盤と持続可能性評価,基盤研究
41
− −
(B),海外学術調査,2007-2009,180 万円.
[ 7 ] 中村洋平:熱帯のサンゴ礁域におけるフエフキダイ類仔稚魚の資源生態学的研究,特別研究員奨励費,
2006-2008,330 万円.
〈研究分担者〉
[ 1 ] 飯國芳明:持続可能な発展の重層的環境ガバナンス,特定領域研究,2006-2011,60 万円.
[ 2 ] 上田拓史:諫早湾締切・干拓は本当に有明海異変を引起こしたのか?,基盤研究
(C),2008-2010,20
万円.
[ 3 ] 上 田 拓 史: 有 明 海 湾 奥 部 に 存 続 す る“ 大 陸 沿 岸 遺 存 生 態 系 ” の 起 源 と 解 析, 基 盤 研 究(A),
2006-2008,50 万円.
[ 4 ] 木下泉:黒潮と日本の魚類相:ベルトコンベアーか障害か,基盤研究
(A),2007-2009,50 万円.
[ 5 ] 新保輝幸:臨界自然資本の識別による環境リスク管理,特定領域研究『持続可能な発展の重層的ガバ
ナンス』,2006-2011,60 万円.
[ 6 ] 新保輝幸:黒潮沿岸における海中林保全メカニズムの再検討−保護区の再生機能と住民の共同−,基
盤研究
(B),2008-2010,0 万円.
[ 7 ] 田中壮太:熱帯泥炭湿地林での CDM 植林を含む総合的環境修復を可能にするための基礎研究,基盤
(A)海外学術調査,2006-2009,128 万円.
[ 8 ] 田中壮太:ハノイにおける広域土壌汚染浄化のための超集積植物の探索と利用,基盤研究
(B),
2006-2008,30 万円.
2 )科学研究費補助金(専攻教員分)
〈研究代表者〉
[ 1 ] 原田哲夫:外洋棲と陸水棲ウミアメンボ類間における行動の温度反応についての比較研究,基盤研究
(C),2007-2008,117 万円.
[ 2 ] 吉尾寛:日本・中国・台湾の研究者による中国民衆運動の史実集積と動態分析,基盤研究
(A),
2007-2010,870 万円.
〈研究分担者〉
[ 1 ] 蒲生啓司:異文化理解マインドの創出と国際的教員養成研究,萌芽研究,2008-2010,55 万円.
[ 2 ] 石川愼吾:国立公園特別保護地区上高地の自然環境保全と適正利用のためのゾーニングの研究,基盤
研究(C),2007-2009,40 万円.
[ 3 ] 荻慎一郎:東アジア海域における黒潮圏交流の総合的研究,特定領域研究,2005-2009,123 万円.
[ 4 ] 荻慎一郎:宝石珊瑚(花虫綱八放サンゴ類)の持続的利用を目指す保全生態学と文化誌に関する研究,
基盤研究
(B),2005-2008,0 万円.
[ 5 ] 吉尾寛:東アジア海域における黒潮圏交流の綜合的研究,特定領域研究,2005-2009,144 万円.
3 )共同研究
[ 1 ] 木下泉:土佐湾における魚類再生産に関する研究,西日本科学技術研究所,2006-2008,25 万円.
[ 2 ] 木下泉:有明海湾奥部における稚仔魚,佐賀県有明海水産振興センター,2002-2008,0 万円.
[ 3 ] 諸岡慶昇:海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用(高知大学年度計画第一プロジェクト),
2008-2009,1,000 万円.
[ 4 ] 久保田賢: 栄 養 指 導 用 情 報 解 析 手 法 の 研 究, 有 限 責 任 中 間 法 人 高 知 予 防 医 学 ネ ッ ト ワ ー ク,
2008-2008,0 万円.
[ 5 ] 津田正史: 微 細 藻 類 の 分 離・ 培 養・ 生 理 活 性 物 質 の 探 索 に 関 す る 研 究, メ ル シ ャ ン 株 式 会 社,
2008-2008,100 万円.
[ 6 ] 津田正史:海洋底微生物からの医薬リードの探索,株式会社ヤクルト本社,2008-2008,100 万円.
[ 7 ] 津田正史:紅藻からの抗インフルエンザ分子の探索,ヤマサ醤油株式会社,2008-2008,20 万円.
[ 8 ] 津田正史:微細藻類の化学成分の分析,ヤンマー株式会社,2008-2008,50 万円.
[ 9 ] 平岡雅規:人工藻礁設置による褐藻類繁茂促進に関する研究,四国開発株式会社,2005-2010,200
万円.
42
− −
[10] 平岡雅規:深層水タンク養殖用の海藻種苗を安定して生産できる方法の開発,高知県漁業協同組合,
2006-2009,255 万円.
[11] 平岡雅規:深層水を使用した海藻種苗生産に関する研究,株式会社海の研究舎,2006-2008,40 万円.
[12] 平岡雅規:二酸化炭素等のプランクトン藻類による高効率回生システムの研究開発,株式会社オフィ
スエスーワン,2007-2008,40 万円.
[13] 平岡雅規:海藻の胞子採取,育苗,成体育成,株式会社オーシャンラック,2008-2008,60 万円.
[14] 平岡雅規:海 藻 を 使 用 し た ア ワ ビ と の 複 合 養 殖 の 研 究, 株 式 会 社 ジ フ ァ ス コ ー ポ レ ー シ ョ ン,
2008-2008,225 万円.
[15] 平岡雅規:海藻類の胞子採取,育苗,成体育成,大恵商事株式会社,2008-2008,11 万円.
4 )共同研究(専攻教員分)
[ 1 ] 原田哲夫:「ウミアメンボ類を含むアメンボ科昆虫の休眠,温度耐性と脂質」,研究分担者:片桐千仭
(北大),竹中志保,横田美香(いずれも高知大)
,北海道大学低温科学研究所共同研究,2008-2009,
30 万円.
[ 2 ] 原田哲夫:外洋棲ウミアメンボ類(Halobates)3 種の太平洋赤道付近の分布・生態と環境因子に
対する応答機能,独立行政法人 海洋研究開発機構 海洋地球研究船「みらい」
(MR08-02 航海),
2008-2008,0 万円.
[ 3 ] 原田哲夫:海洋細菌群集の逆システム的機能解析及び黒潮域におけるウミアメンボ類(Halobates
属)の生態学的及び比較生理学的研究,独立行政法人海洋研究開発機構所属 学術研究船「淡青丸」
(KT-08-13 航海)(東京大学海洋研究所企画),2008-2008,20 万円.
[ 4 ] 原田哲夫:土佐湾の黒潮周辺海域における海洋構造および生物再生産課程に関する研究,独立行政法
人 海洋研究開発機構所属 学術研究船「淡青丸」(KT-08-23 航海),2008-2008,6 万円.
[ 5 ] 蒲生啓司:高性能糖分離基材の開発研究,信和化工株式会社,2008-2008,0 万円.
5 )受託研究・奨学寄附金など
[ 1 ] 木下泉:天然アユを守るための取り組み,受託研究,代表者,四万十市,2008-2008,261 万円.
[ 2 ] 木下泉:集団研修コース・海域における水産資源の管理及び培養,受託研究,代表者,JICA,1987-,
633 万円.
[ 3 ] 津田正史:薬学研究,奨学寄付金,代表者,日本水産株式会社,2008-2008,100 万円.
[ 4 ] 富永明:高知産藻類からのアレルギーおよび糖・脂質代謝制御物質の探索と応用,受託研究,代表者,
独立行政法人科学技術振興機構,2008-2008,200 万円.
[ 5 ] 諸岡慶昇:土壌の地表面流出軽減技術の開発,受託研究,分担者,
(独)
国際農林水産業研究センター,
2007-2010,50 万円.
[ 6 ] 山岡耕作:JICA 國別研修(マダガスカル),受託研究,代表者,日本国際協力機構,2007-2010,100 万円.
[ 7 ] 大島俊一郎:有機酸を用いた魚類細菌感染症に対する防疫,奨学寄付金,代表者,ダイセル化学工業
株式会社,2004-2008,170 万円.
[ 8 ] 大島俊一郎:魚類新規飼料の研究開発,その他,代表者,日本水産株式会社,2008-,190 万円.
[ 9 ] 大島俊一郎:魚類の新規ワクチンの開発,奨学寄付金,代表者,日本水産株式会社,2008-2008,50 万円.
[10] 久保田賢:ICT 活用によるデータ収集・自動解析を可能にする人工知能型栄養指導システムの開発,
受託研究,代表者,総務省,2008-2009,950 万円.
[11] 平岡雅規:地方の元気再生事業 四万十川の資源を活かした環境ビジネスの創出,受託研究,代表
者,四万十市,2008-2008,300 万円.
[12] 平岡雅規:奨学寄付金,代表者,株式会社富山環境整備,2008-2008,30 万円.
[13] 田中壮太:壁面緑化植栽比較実証調査,受託研究,代表者,南国市,2008-2008,40 万円.
6 )受託研究・奨学寄附金など(専攻教員分)
[ 1 ] 伊谷行:高知市総合調査,受託研究,分担者,高知市,2007-2008,22 万円.
[ 2 ] 原田哲夫:朝型生活の復権:「南国市の子ども達に,早寝,早起き,朝ごはんを!」(含:給食導入検
討のための基礎疫学調査),南国市との共同研究,代表者,南国市,2008-2009,9 万円.
[ 3 ] 石川愼吾:河川の生態系に関する研究,奨学寄附金,代表者,西日本科学技術研究所,2008,50 万円.
43
− −
[ 4 ] 石川愼吾:高知県の中山間地における里山の植生と植物相に関する研究,奨学寄附金,代表者,エヌ
エス環境株式会社,2008,10 万円.
[ 5 ] 石川愼吾:高知市総合調査,受託研究,分担者,高知市,2007-2008,22 万円.
[ 6 ] 吉倉紳一:砂岩石材の研究,奨学寄付金,代表者,関西砕石株式会社,2008-2009,50 万円.
7 )高知大学年度計画実施経費
[ 1 ] 海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用,プロジェクトリーダー:諸岡慶昇,45,910 千円
課題研究 1(サブリーダー:大谷和弘)
分子基盤に基づいた海洋生態系の解明と環境保全・水産業への応用,5,600 千円(分担者:深見公雄,大
島俊一郎,新保輝幸)
課題研究 2(サブリーダー:木下泉)
四万十川と黒潮の交錯圏における人間と自然との共生に関する研究,20,310 千円(分担者:上田拓史,平
岡雅規,田中壮太,伊谷行,石川愼吾)
課題研究 3(サブリーダー:諸岡慶昇)
新海洋秩序の形成へ向けた黒潮圏島嶼諸国の統合的資源管理,20,000 千円(分担者:山岡耕作,吉尾寛,
峯一朗,飯國芳明)
8 )学長裁量経費
[ 1 ] 津田正史:海洋微生物からの有用物質発掘プロジェクト,430 万円.
[ 2 ] 石塚悟史:タンパク質生産に関わる新規プロジェクトの立案(アクアプロジェクト),360 万円.
[ 3 ] 関田諭子:培養細胞破砕顕微画像システム,638 万円.
[ 4 ] 田中壮太:無農薬有機栽培農業に関する研究を通した中山間地農業振興と小中学生の理科教育への貢
献,80 万円.
9 )学長裁量経費(専攻教員分)
[ 1 ] 蒲生啓司:教員養成系学生の質保障を目的とした異年齢間の複合型宿泊研修プログラム,1,071 万円.
[ 2 ] 蒲生啓司:高知県の教育課題に応えた「わかりやすく魅力ある授業」と「児童生徒のコミュニケー
ション力育成」を目指した教育研究,170 万円.
[ 3 ] 蒲生啓司:高知システム糖鎖生物学教育研究センターにおける事業推進,40 万円.
[ 4 ] 田村安興:ラジオ公開講座出版助成,300 万円.
[ 5 ] 吉倉紳一:ランカウイ島(マレーシア)におけるジオパークの先行事例の現地および聞き取り調査,
88 万円.
10)部局長裁量経費
[ 1 ] 大谷和弘:黒潮圏離島域の民間薬の利用と資源に関する調査,30 万円.
[ 2 ] 山岡耕作:フィリピン北限の島・バタン島における『黒潮圏科学』の為の拠点づくり,30 万円.
[ 3 ] 新保輝幸:平成 20 年度人文学部研究プロジェクト「黒潮圏における社会・経済と自然・環境」,0 万円.
[ 4 ] 田口尚弘:日本住血吸虫の DNA マーカー作製,30 万円.
11)部局長裁量経費(専攻教員分)
[ 1 ] 原田哲夫:子ども達の睡眠健康・生活リズムを改善するための介入研究と睡眠健康改善プログラムの
策定,40 万円.
[ 2 ] 蒲生啓司:中山間地生活体験を基にした土佐の環境教育−教科力・教材開発力・マネージメント力育
成を目的とした中学理科教育力強化の取組み−,46 万円.
[ 3 ] 蒲生啓司:教育学部における国際教育ネットワーク確立のための調査研究,10 万円.
[ 4 ] 蒲生啓司:学校教員養成課程改善のための基礎的研究,10 万円.
[ 5 ] 荻慎一郎:臨海地域における戦争と海洋政策の比較研究,2 万円.
[ 6 ] 杉谷隆:情報処理教育,40 万円.
[ 7 ] 田村安興:トヨタのカイゼン活動と地域経済,30 万円.
[ 8 ] 吉尾寛:臨海地域における戦争と海洋政策の比較研究,40 万円.
44
− −
12)その他の研究
[ 1 ] 上田拓史:黒潮流域圏総合科学の創成(サブプロジェクトリーダー),高知大学特別研究プロジェク
ト,2006-2008,50 万円.
[ 2 ] 上田拓史:海洋生物−海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用,高知大学特別研究プロジェク
ト,2004-2009,45 万円.
[ 3 ] 大谷和弘:海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用,年度計画実施経費,2008-2008,120 万円.
[ 4 ] 木下泉:四万十川と黒潮の交錯圏における人間と自然との共生に関する研究,海洋生態系の解明とそ
の資源の持続的有効利用,2006-2009,145 万円.
[ 5 ] 木下泉:河川流域および河口域における生物再生産機構の解明,黒潮流域圏総合科学,2006-2009,
55 万円.
[ 6 ] 石塚悟史:皮膚癌多発マウスを用いた新規シグナル阻害軟膏の紫外線発癌の抑制効果,(独)科学技術
振興機構シーズ発掘試験,2008-2008,0 万円.
[ 7 ] 石塚悟史:筋力訓練の指標となるリアルタイムの積分筋電計の実用化のための研究,(独)科学技術振
興機構シーズ発掘試験,2008-2008,0 万円.
[ 8 ] 石塚悟史:極晩生・極多収・良食味の品種候補‘村井 79 号’の西南暖地における適応性の検討,(独)
科学技術振興機構シーズ発掘試験,2008-2008,0 万円.
[ 9 ] 石塚悟史:白血病細胞増殖機構の網羅的解析・治療戦略決定への応用,(独)科学技術振興機構シーズ
発掘試験,2008-2008,0 万円.
[10] 石塚悟史:小児固形移植における EB ウイルスの制御と対策,
(独)科学技術振興機構シーズ発掘試験,
2008-2008,0 万円.
[11] 石塚悟史:錠剤化酵素を用いるビタミン B6 分別定量キットの開発,(独)科学技術振興機構シーズ発
掘試験,2008-2008,0 万円.
[12] 石塚悟史:高知産藻類からのアレルギーおよび糖・脂質代謝制御物質の探索と応用,(独)科学技術振
興機構シーズ発掘試験,2008-2008,0 万円.
[13] 久保田賢:世界自然遺産で異常繁殖した移入魚種の生態調査と食用利用に関する研究,高知大学国際
交流基金,2008-2008,95 万円.
[14] 新保輝幸:「黒潮流域圏総合科学」の創成−生物資源再生産機構の解明と環境保全型食糧生産システ
ムの構築−,文部科学省特別教育研究経費(研究推進),2006-2008,55 万円.
[15] 新保輝幸:海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用,(高知大学)年度計画実施経費学部横断
研究プロジェクト推進,2004-2009,80 万円.
[16] 田中壮太:特別教育研究経費,「黒潮流域圏総合科学」の創成−生物資源再生産機構の解明と環境保
全型食糧生産システムの構築−,2006-2008,55 万円.
[17] 田中壮太:海洋生態系の解明とその資源の持続的有効利用,高知大学年度計画実施経費,2004-2009,
30 万円.
13)その他の研究(専攻教員分)
[ 1 ] 蒲生啓司:環境調和型物質変換プロセスの構築によるニューマテリアルの創成,特別教育研究経費,
2005-2008,360 万円.
[ 2 ] 蒲生啓司:高知県全域をフィールドとした総合研究に基づく教育・医療・福祉間で一貫した実効性の
ある発達障害支援システムの構築,特別教育研究経費,2008-2010,25 万円.
45
− −
Ⅴ.国際・地域貢献
1. 公開講座・委員会活動等
(1)公開講座・講演会・講習会・研修会等
○上田拓史
海域における水産資源の管理と培養,JICA,
高知大学,海洋生物研究教育施設,2008 年 8
月 22 日− 2008 年 9 月 27 日.
「黒潮圏の特異的な自然環境における生物資源
再生産機構の解明」−我が国の自然遺産ともい
える四万十川と有明海を例に,高知大学,高新
文化ホール,2008 年 12 月 13 日.
○山岡耕作
黒潮流域圏総合科学シンポジウム,黒潮圏総合
科学専攻,高新文化ホール,2008 年 12 月 13 日.
○伊谷行
夏期学習会(実習),高知県科学教育研究会夏
期学習会,高知大学海洋施設,2008 年 7 月 29 日.
夏の研修,高知市教育研究会環境教育部会,高
知大学,2008 年 8 月 7 日.
夏期学習会,高知県科学教育研究会,高知大学
教育学部スキル室,2008 年 8 月 11 日.
『土佐の社会と文化』,土佐清水市,土佐清水市
立中央公民館,2008 年 11 月 22 日.
四万十川河口環境検討会,国土交通省四国地方
整備局,高知県,四万十市,2009 年 1 月 20 日.
○平岡雅規
地域資源活用企業化コーディネート活動等支援
事業第 4 回研究会,鹿児島県中小企業団体中央
会,アーバンポートホテル鹿児島,2008 年 11
月 21 日.
黒潮圏総合科学シンポジウム講演会,高知大学
大学院・総合人間自然科学研究科・黒潮圏総合
科学専攻,高新文化ホール,2009 年 2 月 14 日.
○中村洋平
JICA 国別研修(マダガスカル)
「持続的な水
産資源管理・開発」,JICA,高知大学,2008 年
10 月 6 日− 2008 年 11 月 2 日.
○原田哲夫
教育講演会「早寝,早起き,朝ごはん」で成
績アップ!,津野町教育委員会,津野町,2008
年 4 月 20 日.
平成 20 年度高知大学公開講座「自然と文化」
第 2 回 子どもの健康∼「早寝,早起き,朝ごはん」
で成績アップ!∼,高知大学国際・地域連携セ
46
− −
ンター,土佐町保健福祉センター「あじさいホー
ル」,2008 年 9 月 5 日.
高等学校生徒保健委員会 研修会講演「早寝,
早起き, 朝ごはんで成績アップ!」,高知県
香長支部学校保健会,高知県立城山高等学校,
2008 年 10 月 24 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知市立朝倉中学校,朝倉中学校,2008 年 10
月 31 日.
第 31 回 全国公民館研究集会 in こうち,社団法
人全国公民館連合会,高知市かるぽーと,2008
年 11 月 7 日.
子ども達の健やかな睡眠健康と生活リズムのた
めに,高岡地区養護教諭部会,中土佐交流会館,
2008 年 11 月 11 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
上の加江小学校,上の加江小学校,2008 年 11
月 18 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県四万十市教育委員会 ,四万十市立蕨岡
中学校,蕨岡中学校,2008 年 12 月 4 日.
神田小学校の子ども達の調査結果から∼早寝,
早起き,朝ごはんで成績アップ! 2 ∼,高知市
立神田小学校,神田小学校,2008 年 12 月 6 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
奈半利町教育委員会,奈半利町役場,2009 年 1
月 20 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県南国市立大湊小学校,大湊小学校,2009
年 1 月 21 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県日高村立能津小学校,高知県日高村立能
津小学校,2009 年 1 月 24 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県南国市,高知県南国市立稲生小学校,
2009 年 1 月 25 日− 2009 年 2 月 13 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県安芸郡芸西村立芸西小学校,高知県安芸
郡芸西村立芸西小学校,2009 年 1 月 27 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ,高
知県中土佐町立久礼中学校,高知県中土佐町役
場,2009 年 2 月 2 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県沖の島小中学校,高知県沖の島小中学校,
2009 年 2 月 6 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県中土佐町大野見中学校,高知県中土佐町
大野見中学校,2009 年 2 月 8 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で子どもすくすく!,
佐川町立黒岩中央保育所,佐川町立黒岩中央保
育所,2009 年 2 月 21 日.
「早寝,早起き,朝ごはん」で成績アップ!,
高知県津野町立郷小学校,高知県津野町立郷小
学校,2009 年 3 月 8 日.
○蒲生啓司
私たちの暮らし・健康・環境と化学(物質),
日本化学会,高知県立窪川高等学校,2008 年 6
月 27 日.
私たちの暮らし・健康・環境と化学(物質),
高知県立山田高等学校,高知県立山田高等学校,
2008 年 10 月 21 日.
○渡邊巖
私の携わった海難事故原因調査,社団法人 神
戸海難防止研究会,高知共済会館,2008 年 11
月 26 日.
○田中壮太
「田んぼと畑は生きている」,平成 20 年度 高知
大学学長裁量経費採択事業,有機のがっこう土
佐自然塾,2009 年 3 月 8 日.
○飯國芳明
これからの棚田を考える,高知大学公開講座(土
佐町),2008 年 8 月 29 日.
農業農村工学会中国四国支部学会創立 80 周年
シンポジウム「今後の農業農村工学が目指すも
の」,農業農村工学会 中国四国支部,高知県民
文化ホール,2009 年 1 月 29 日.
平成 20 年 地域農業振興に関する研究会,(社)
農業開発研修センター,(社)農業開発研修セン
ター,2009 年 2 月 16 日.
○荻慎一郎
江戸時代の旅と人生−土佐市の人々はどんな旅
をしたか−,高知銀行高岡支店すみれ会,ウエ
ディングプラザ寿苑,2008 年 12 月 4 日.
四国から見た九州(「九州とは何か」のテー
マ講座)
,朝日カルチャーセンター,朝日カル
チャーセンター福岡,2009 年 2 月 21 日.
○杉谷隆
家族と風土,高知市民の大学,高知市民プラザ,
2008 年 11 月 7 日.
○田村安興
食のシンポジウム,高知大学,高知大学,2008
年 12 月 13 日.
○針谷順子
平成 20 年度高知県国公立幼稚園総会・研究大会,
高知大学教育学部附属幼稚園,高知大学教育学
部附属幼稚園,2008 年 5 月 31 日.
「子育て支援」再養成講座 第 1 期食育実践指導
(基礎)コース第 6 講,文部科学省,島根県立
大学,島根県立大学浜田キャンパス,2008 年 6
月 15 日.
高校生の食事・食生活の現状と課題 自立に備
える,高 P 連高校生育成員制 高知地区連絡研
修協議会,高知会館,2008 年 6 月 20 日.
高知市民大学 社会科学コース,揺れる学校と
高知の教育,高知大学,高知市文化プラザ か
るぽーと,2008 年 7 月 11 日.
3・1・2 弁当箱ダイエット法,平成 20 年度 食
育研修講座,徳島県立総合教育センター,2008
年 8 月 6 日.
平成 20 年度 南国市立小中学校校長会・夏季
研修会,南国市立小中学校校長会,高知会館,
2008 年 8 月 7 日.
高知大学教育学部 附属教育実践総合センター
事業 第 1 回教師力向上実践セミナー 食教育プ
ログラム開発研修,高知大学教育学部 附属教
育実践総合センター,附属教育実践総合セン
タースキル室,2008 年 8 月 8 日.
平成 20 年度 第 45 回 おうぎの会,おうぎの会,
高知会館,2008 年 8 月 9 日.
中土佐町教育委員会研修会,中土佐町教育委員
会,中土佐町交流会館,2008 年 8 月 9 日.
平成 20 年 中・高等学校家庭研修講座,岡山県
総合教育センター,岡山県総合教育センター,
2008 年 8 月 22 日.
平成 20 年秋・冬フレッシュメニュー発表会 食
育講演会,学校給食物資流通研究協会 美濃忠,
ホテルグリーンタワー幕張,2008 年 8 月 26 日.
土佐清水市 高知大学職員による市民教養講座,
土佐清水市教育委員会,土佐清水市立中公民館,
2008 年 10 月 26 日.
第 52 回 高知県小・中・高・大家庭科教育連合
会研究大会,高知県小・中・高・大家庭科教育
連合会研究会,高知女子大学,2008 年 12 月 6 日.
○久保田賢
高齢者の低栄養問題,介護職講座(RKC 調理
師学校),RKC 調理師学校,2008 年 7 月 26 日.
食生活に関する保健指導(基礎編),高知国民
保健連合会,ウェルサンピア高知,2008 年 9
月 1 日.
公衆栄養学,高知学園短期大学,高知学園短期
大学,2008 年 11 月 22 日.
47
− −
保健師・管理栄養士が知っておきたい指導業務
の電子化 みんなで知ろう!特定保健指導の業
務分担 −指導から報告・請求まで−,高知予
防医学ネットワーク,看護学科棟,2008 年 12
月 16 日.
保健師・管理栄養士が知っておきたい指導業
務の電子化 みんなで知ろう!特定保健指導の
業務分担 −指導から報告・請求まで−,高知
予防医学ネットワーク,看護学科棟,2009 年 1
月 16 日.
高知県における管理栄養士・栄養士の活動につ
いて,美作学園,高知共済会館,2009 年 3 月 8
日.
○石塚悟史
高知予防医学ネットワークの取り組みについ
て,土佐経済同友会健康福祉委員会,レ・パル
ミエ,2008 年 6 月 18 日.
「食」に関する産学連携について,(財)奈良県
中小企業支援センター,なら産業活性化プラザ
「イベントホール」,2008 年 7 月 10 日.
知的財産と産学連携,高知県の観光産業活性化
に関する企画,高知大学総合教育センター,高
知県観光コンベンション協会他,2008 年 7 月
17 日− 2009 年 1 月 28 日.
技術移転プロセスの課題と改善策の発見,(独)
科学技術振興機構(JST),(財)全日本地域研
究交流協会,JST 東京本部,2008 年 7 月 28 日.
技術抽出プロセスの課題と改善策の発見,(独)
科学技術振興機構(JST),(財)全日本地域研
究交流協会,JST 東京本部,2008 年 7 月 29 日.
SN変換及びビジネスモデルを考える 事例 3
での討議,
(独)科学技術振興機構(JST),
(財)
全日本地域研究交流協会,四国電力株式会社総
合研修所,2008 年 9 月 2 日− 2008 年 9 月 3 日.
地域資源を活用した商品開発・販路拡大事例∼
六景楽市起業塾活動∼,香南市地域雇用創造協
議会,海辺の果樹園,2008 年 12 月 5 日.
地域経営資源(一次産品等)の強みを見つける,
香南市地域雇用創造協議会,のいちふれあいセ
ンター,2009 年 1 月 19 日.
地域農業の保護と活性化のために必要な知的財
産戦略,南ロータリークラブ,新阪急ホテル,
2009 年 1 月 29 日.
地域活性化の方向感を描く,香南市地域雇用創
造協議会,のいちふれあいセンター,2009 年 2
月 12 日.
香南市の地域活性化(一次産業等)のあるべき
姿を描く,香南市地域雇用創造協議会,のいち
ふれあいセンター,2009 年 3 月 2 日.
(2)他大学講義等
○上田拓史
公開臨海実習,海洋生物研究教育施設.
○木下泉
公開臨海実習,海洋生物研究教育施設.
臨海実験,関西学院大学理工学部.
○平岡雅規
臨海実験,関西学院大学理工学部.
○中村洋平
総合講義 A「都市における自然と市民文化」,
横浜市立大学.
○奥田一雄
生物学のすすめ,神戸大学理学部.
○原田哲夫
人間生物学・生物学・生体リズムと健康,高知
医療学院・国立病院機構高知病院附属看護学校・
京都大学・南ボヘミア大学.
○峯一朗
臨海実習・生殖生物学・生物学,神戸大学理学
部・高知女子大学生活科学部・高知学園短期大
学医療衛生学科.
○蒲生啓司
生活の中の化学,高知女子大学生活科学部.
自然科学概論,高知医療学院.
○荻慎一郎
日本史,高知女子大学文化学部.
経済史,高知短期大学.
○諸岡慶昇
国際農業関係学特論,九州大学大学院農学研究
院.
○針谷順子
食生活論,岐阜県立看護大学.
栄養生態学,川崎医療福祉大学.
食教育特論,上越教育大学.
栄養教育論・栄養教育論実習Ⅰ,高知女子大学.
○久保田賢
公衆栄養学概論,高知学園短期大学.
48
− −
○田口尚弘
解剖生理学,龍馬看護専門学校.
解剖学,高知リハビリテーション学院.
新 規 事 業 に 関 す る 打 ち 合 わ せ な ど,DK 社,
2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
電解還元水の医療分野への応用に関する技術相
談など,NT 社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
竹炭の高度利用と事業化について相談など,T
社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
廃プラスチックの事業について相談など,E 社,
2008 年 5 月− 2008 年 6 月.
LED の医療分野への応用について技術相談な
ど,TD 社,2008 年 5 月− 2008 年 8 月.
廃油のエネルギー利用に関する技術相談など,
TY 社,2008 年 5 月− 2008 年 8 月.
ロボット言語・人工知能に関する技術相談など,
P 社,2008 年 6 月− 2009 年 3 月.
共同研究内容に関する打ち合わせ・依頼分析対
応など,Y 社,2008 年 11 月− 2009 年 3 月.
竹の有効利用に関する技術相談など,TS 社,
2008 年 12 月− 2009 年 3 月.
自然エネルギーを用いた施設栽培方法に関する
相談,PC 社,2009 年 2 月− 2009 年 3 月.
(3)他機関との連携
○伊谷行
外来付着性二枚貝ミドリイガイとムラサキイ
ガイの加入過程に関する研究,水産総合研究セ
ンター瀬戸内海区水産研究所,2008 年 7 月−
2009 年 3 月.
科学番組「アインシュタインの眼」の制作に
あたりアナジャコ類の生態観察に関する技術指
導を行った,テレコムスタッフ株式会社,2008
年 10 月− 2008 年 12 月.
干潟調査に関する技術指導,A社,2008 年 12
月− 2009 年 3 月.
○田中壮太
緑のカーテン事業,南国市・
(株)近未来建設,
2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
有機農業に関する連携,有機のがっこう土佐自
然塾,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
○久保田賢
理事として経営参加,高知予防医学ネットワー
ク,2006 年 2 月− 2009 年 3 月.
技術指導,株式会社ヘルシースマイル,2007
年 10 月− 2009 年 3 月.
○石塚悟史
スギオイルの医療分野への利用に関する技術相
談など,SS 社,2008 年 4 月− 2008 年 6 月.
技術相談・事業計画・販路開拓・資金調達・契
約調整など,H 社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
健康サービス事業への新規参入に関する相談と
販路開拓など,K 社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
新商品開発・健康福祉事業への協力・契約調整
など,S 社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
新規研究開発事業・進捗状況打ち合わせなど,
KK 社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
中山間地域における ICT を活用した健康福祉
事業について協議,県内企業数社,2008 年 4
月− 2009 年 3 月.
研究シーズと企業ニーズのマッチング・技術相
談など,四国銀行・高知銀行,2008 年 4 月−
2009 年 3 月.
医療情報の取り扱い・共同研究打ち合わせなど,
D 社,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
新 規 事 業 打 ち 合 わ せ・ 技 術 相 談 な ど,A 社,
2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
(4)委員会・審議会活動
1 )国内委員会活動
○上田拓史
全国国立大学臨海臨湖実験所所長会議,高知大
学代表,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
○木下泉
全国国立大学水産実験所所長会議,高知大学代
表,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
四万十アドバイザー会議,魚類生態学に関する
学識経験者,2007 年 4 月− 2009 年 3 月.
徳島県飛行場拡張整備事業及び徳島空港周辺整
備事業に係る事後調査及び工事中の環境監視に
関する検討委員会,海洋生物に関するアドバイ
ザー,2007 年 4 月− 2009 年 3 月.
高知県野生動植物専門家会議 汽水・淡水魚分
科会,委員,2007 年 4 月− 2009 年 3 月.
中筋川流域委員会,委員,2007 年 4 月− 2009
年 3 月.
横瀬川環境委員会,委員,2007 年 4 月− 2009
年 3 月.
四国地方ダム等管理フォローアップ委員会,依
属委員,2007 年 4 月− 2009 年 3 月.
河川・渓流環境アドバイザー,依属委員,2007
年 4 月− 2009 年 3 月.
四万十川河口環境検討委員会,委員,2008 年
12 月− 2011 年 3 月.
四万十エコ・リバー研究会 / 自然との共生 21,
委員,2009 年 2 月− 2010 年 3 月.
49
− −
○山岡耕作
NPO 法人黒潮実感センター理事会,副理事長,
2001 年 4 月− 2010 年 12 月.
財団法人黒潮生物研究所評議会,委員,2004
年 4 月− 2010 年 3 月.
高知県漁業基本対策審議会,会長,2006 年 1
月− 2010 年 12 月.
高知県海面利用協議会,会長,2006 年 4 月−
2010 年 3 月.
高知海区漁業調整委員会,委員,2008 年 9 月
− 2011 年 8 月.
○伊谷行
科学の祭典高知大会実行委員会,事務局長,
2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
日本ベントス学会「干潟ベントスのレッドリス
ト」作成ワーキンググループ,委員,2008 年 6
月− 2009 年 3 月.
○関田諭子
高知県環境影響評価技術審査委員会,委員,
2008 年 7 月− 2011 年 6 月.
○蒲生啓司
日 本 教 育 大 学 協 会, 評 議 員,2008 年 3 月 −
2008 年 12 月.
高知県教員免許更新講習実施連絡会,議長,
2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
大学評価・学位授与機構国立大学教育研究評価
委員会,専門委員,2008 年 7 月− 2009 年 6 月.
日本質量分析学会 BMS 研究会,第 36 回 BMS
コ ン フ ァ レ ン ス 実 行 委 員 長 研 究 会 世 話 人,
2008 年 7 月− 2010 年 6 月.
○渡邊巖
財団法人 日本船舶技術研究協会,非常勤顧問,
2007 年 4 月− 2009 年 3 月.
文 部 科 学 省 南 極 輸 送 問 題 調 査 会 議, 委 員,
2007 年 6 月− 2009 年 3 月.
文部科学省 科学技術・学術審議会 海洋開発分
科会,専門委員,2007 年 8 月− 2009 年 1 月.
財団法人 日本造船技術センター「船内居住環
境の改善に向けたモデル設計研究会」,委員長,
2008 年 9 月− 2009 年 3 月.
財団法人 日本船舶技術研究協会「低速肥大船
の 2 軸船型に関する研究委員会,委員長,2008
年 10 月− 2009 年 9 月.
○飯國芳明
農林水産研究高度化事業「環境に配慮した小規
50
− −
模移動放牧における繁殖和牛の飼養管理技術」
評価委員会,委員,2006 年 8 月− 2010 年 3 月.
大 豊 町 町 政 諮 問 会 議, 委 員,2008 年 5 月 −
2009 年 4 月.
日本学術会議,連携会員,2008 年 10 月− 2010
年 9 月.
○石川愼吾
国土交通省,四万十川エコリバー研究会,委員,
1992 年 12 月∼ 2009 年 3 月
高知県,環境影響評価技術審査会,委員,1996
年 7 月∼ 2009 年 3 月
高 知 県, 環 境 審 議 会, 委 員,1996 年 8 月 ∼
2009 年 3 月
高知県,文化環境アドバイザー,1997 年 4 月
∼ 2009 年 3 月
財団法人リバーフロント整備センター,河川水
辺の国勢調査(植物調査)スクリーニング委員
会,委員,1998 年 9 月∼ 2009 年 3 月
財団法人ダム水源地環境整備センター,河川水
辺の国勢調査「ダム湖版」
(植物調査)スクリー
ニング委員会,委員,1999 年 9 月∼ 2009 年 3
月
国土交通省,河川・渓流環境アドバイザー,
2002 年 4 月∼ 2009 年 3 月
高知県,環境審議会自然環境部会,副部会長,
2002 年 4 月∼ 2009 年 3 月
環境省自然環境局,第 6 回自然環境保全基礎調
査植生調査技術専門部会(凡例検討部会),委員,
2003 年 8 月∼ 2009 年 3 月
環境省自然環境局,第 6 回自然環境保全基礎調
査植生調査中国・四国ブロック調査会議,委員,
2003 年 10 月∼ 2009 年 3 月
国土交通省中国地方整備局,旭川植生管理方針
検討委員会,委員,2003 年 9 月∼ 2008 年 3 月
高知県,野生動植物専門家会議,委員,2006
年 9 月∼ 2008 年 3 月
林野庁四国森林管理局,野生鳥獣との共存に向
けた生息環境等整備モデル事業連絡会議,委員,
2008 年 6 月∼ 2011 年 3 月
林野庁四国森林管理局,白髪山天然ヒノキ調
査立ち上げ検討委員会,委員,2008 年 8 月∼
2010 年 3 月
国土交通省四国地方整備局,物部川流域学識者
会議,委員,2008 年 9 月∼ 2010 年 3 月
国土交通省四国地方整備局,横瀬川ダム環境モ
ニタリング委員会,委員,2008 年 9 月∼ 2011
年 11 月
○荻慎一郎
『土佐国群書類従』編集委員会,委員,1998 年
6 月−.
「 平 尾 道 雄 学 術 奨 励 賞 」 選 考 委 員 会, 委 員,
2006 年 1 月−.
委員,2007 年 6 月−.
食育啓発協議会企業等食育実践支援委員会,委
員,2007 年 6 月−.
高知県食育連携推進協議会,会長,2007 年 11
月− 2009 年 3 月.
高知市食育推進計画策定協議会,会長,2008
年 2 月− 2009 年 3 月.
高知県子どもの健康を育む総合食育推進事業検
討委員会,委員,2008 年 11 月− 2009 年 3 月.
○田村安興
高知市スラバヤ市友好協会,副会長,1998 年−.
○諸岡慶昇
高知県農業経営・生産対策等に関する第三者委
員会,委員長,2006 年 4 月− 2010 年 3 月.
(独)国際農林水産業研究センターの国際共同
研究人材育成推進事業審査会,審査委員,2008
年 4 月− 2008 年 12 月.
徳島県立農林水産総合技術支援センター外部評
価委員会,委員長,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
○吉尾寛
大学評価・学位授与機構研究現況評価委員会,
研究現況評価委員,2008 年 1 月− 2009 年 3 月.
○吉倉紳一
ゴンドワナ国際研究連合,副会長,2008 年 1
月− 2010 年 12 月.
四国ジオパーク広域協議会,会長,2008 年 4
月− 2009 年 3 月.
四国ジオパーク検討委員会,副会長,2008 年 4
月− 2009 年 3 月.
高知市民の大学運営委員会,副委員長,2008
年 4 月− 2009 年 3 月.
SSH 運 営 指 導 委 員 会, 委 員,2008 年 6 月 −
2009 年 3 月.
○新保輝幸
竜串自然再生協議会,委員(区分:専門家)お
よび実施計画作成部会委員,2008 年 3 月−.
高知海区漁業調整委員会,知事選任委員(学識
経験委員),2008 年 9 月− 2012 年 8 月.
○針谷順子
フードガイド(仮称)検討会,委員,2004 年
12 月−.
フードガイド(仮称)策定検討作業部会,構成
員,2004 年 12 月−.
高知県食の安全・安心推進審議会,副委員長,
2006 年 2 月−.
高知県野菜健康プロジェクト,推進アドバイ
ザー,2006 年 12 月−.
食育啓発協議会学校等普及・啓発運営委員会,
○久保田賢
高知市地域保健推進協議会,委員,2004 年 4
月− 2010 年 3 月.
高知県地産地消推進ネットワーク,委員,2004
年 7 月− 2009 年 3 月.
高知県児童福祉審議会,委員,2004 年 7 月−
2010 年 3 月.
高知県 8020 運動推進協議会,副会長,2004 年
9 月− 2009 年 3 月.
高知県保険者協議会,オブザーバー,2006 年 2
月− 2009 年 3 月.
高知県高齢者保健福祉推進委員会,委員,2007
年 2 月− 2009 年 3 月.
高知県食育推進協議会,委員,2007 年 11 月−
2009 年 3 月.
高知市食育推進計画策定協議会,委員,2008
年 2 月− 2009 年 3 月.
高知県健康づくり推進協議会,委員,2008 年 5
月− 2010 年 3 月.
高知市学校給食調理業務民間委託業者選定員
会,委員長,2008 年 10 月− 2008 年 12 月.
○石塚悟史
JST 目利き人材育成事業:技術(知識)移転に
係わる目利き人材育成プログラムの運営 WG,
コーディネータ,2002 年 10 月− 2009 年 3 月.
四国経済産業局,テクノプロデューサ,2004
年 10 月− 2008 年 9 月.
高知エコデザイン協議会,幹事,2005 年 6 月
− 2009 年 3 月.
有限責任中間法人高知予防医学ネットワーク,
理事,2006 年 2 月− 2009 年 3 月.
四万十町行政改革推進委員会,副会長,2006
年 8 月− 2010 年 8 月.
有限責任中間法人日本アクアスペース,副理事
長,2006 年 11 月− 2009 年 3 月.
(財)高知県観光コンベンション協会 誘致・受
入推進委員会,委員,2007 年 6 月− 2010 年 3 月.
地域産業活性化協議会,委員,2007 年 8 月−
2009 年 8 月.
51
− −
四万十市環境審議会,委員,2007 年 11 月−
2009 年 10 月.
総務省,地域情報化アドバイザー,2007 年 12
月− 2009 年 3 月.
(独)科学技術振興機構:地域イノベーション創
出総合支援事業及び地域結集型共同研究事業追
跡評価委員会,委員,2008 年 2 月− 2009 年 3 月.
(財)四国産業・技術振興センター 四国テクノ
ブリッジフォーラム運営委員会,委員,2008
年 6 月− 2009 年 3 月.
(財)奈良県中小企業支援センター,スキルバン
ク専門家,2008 年 6 月− 2010 年 12 月.
(社)農林水産技術情報協会 農林水産知的財産
発掘・活用促進事業運営委員会,委員,2008
年 7 月− 2009 年 3 月.
(社)高知県工業会 活性化計画見直し検討委員
会,委員,2008 年 8 月− 2009 年 3 月.
高知エコデザイン協議会 第 8 回高知エコ産業
大賞実行委員会,委員,2008 年 10 月− 2009
年 3 月.
四万十町農林バイオマスエネルギー調査検討委
員会,副委員長,2008 年 10 月− 2009 年 3 月.
香南市地域雇用創造協議会雇用拡大・人材育成
セミナー,講師,2008 年 12 月− 2009 年 3 月.
高知労働局地域雇用創造支援アドバイザー,地
域雇用創造支援アドバイザー(地域アドバイ
ザー),2009 年 2 月− 2009 年 3 月.
2 )国際委員会活動
○諸岡慶昇
アジア農業経済学会管理理事会,アジア農業経
済学会理事,2007 年 4 月− 2012 年 3 月.
2008 年 5 月.
インドネシア・パランカラヤ大学,共同研究,
2008 年 8 月.
マレーシア・サラワク大学,交流協定締結のた
めの事前会議,2009 年 2 月.
マレーシア・サラワク州森林局,共同研究,
2009 年 2 月.
○諸岡慶昇
高知大学大学院総合人間自然科学研究科,ビ
コール大学大学間コンソーシアム担当官の招
聘,高知大学で開催したシンポジウム「サンゴ
の海の保全を考える」へコメンテーターとして
招聘,2009 年 3 月.
○新保輝幸
フィリピン・ビコール大学,共同の調査・研究,
共同研究,2005 年 3 月−.
フィリピン・Partido State University,RONPAKU
プログラムにより現地の大学教員を招聘し学位
取得に向けて研究指導を行う,研究の主指導,
2008 年 3 月−.
2 )在外研究
○木下泉
ロシア科学アカデミー動物学研究所,ロシア,
バイカル湖における淡水カジカ類の生物多様性
と適応放散・種文化,2008 年 7 月.
○山岡耕作
フィリピン,バタン島におけるトビウオ漁業の
事前調査及び魚類生態観察,2008 年 3 月.
フィリピン大学ビサヤス校,フィリピン,コウ
イカ類の左右性研究及び採集,2008 年 9 月.
○渡邊巖
IODP-MI,理事,2008 年 4 月− 2009 年 6 月.
(5)国際交流・国際セミナー
1 )協定校等との学術交流
○木下泉
JICA 集団研修コース,JICA 海域における水産
資源の管理と培養,コースリーダー,2008 年 7
月− 2008 年 10 月.
○山岡耕作
マダガスカル国農業牧畜漁業省他,国際協力機
構による国別研修コース(マダガスカル)の実
施,実施責任者,2008 年 11 月− 2008 年 12 月.
○田中壮太
マレーシア・サラワク州森林局,共同研究,
○田中壮太
サラワク州森林局,マレーシア,丘陵地農業の
土壌生態学的研究,2008 年 5 月.
パランカラヤ大学,インドネシア,焼畑農業の
土壌生態学的研究,2008 年 8 月.
ハノイ科学大学,ベトナム,重金属汚染土壌の
調査,2008 年 9 月.
サラワク州森林局,マレーシア,アカシアマン
ギウム植林地の調査,2009 年 3 月.
○飯國芳明
スイス工科大学,スイス,科研(B)「北東アジ
アにおける共通農業政策の展望」の調査,2008
年 9 月.
52
− −
○諸岡慶昇
アジア農業経済学会,フィリピン,アジア農業
経済学会の日本代表理事として第 6 回マニラ大
会を主催し,学会の個別報告で『海洋管理区の
経済価値:フィリピンの事例分析』の報告と全
体の座長を務めた,2008 年 8 月.
政府派遣研究生の受入,インドネシア,2008
年 10 月− 2009 年 3 月.
○奥田一雄
国費留学生の受入,フィリピン,2008 年 10 月
− 2009 年 3 月.
3 )国際セミナー等
○中村洋平
International Symposium for Kuroshio Current
Studies-Kuroshio Biodiversity Research, 台 湾 中
山大学,招待講演,2008 年 11 月 30 日− 2008
年 12 月 4 日.
○諸岡慶昇
第 2 回日本・台湾・フィリピン黒潮研究国際シ
ンポジウム,国立中山大学(台湾),シンポジ
ウム共催代表者,2008 年 12 月 1 日− 2008 年
12 月 3 日.
○蒲生啓司
協定校(ベトナム国 Lomonoxop 初等中等高等
学校)からの教員の受入,ベトナム,2009 年 1 月.
○諸岡慶昇
日本国政府の国費留学生の受入,フィリピン,
2008 年 10 月− 2012 年 3 月.
特別研究生の受入,台湾,2008 年 7 月− 2008
年 12 月.
○吉尾寛
協定校の公費留学生 1 名,さらに授業で 2 名を
受け入れた,中国,2008 年 4 月− 2009 年 3 月.
○新保輝幸
高知大学シンポジウム サンゴの海の保全を考
える:黒潮圏のフィールドから,高知大学黒潮
圏総合科学専攻,主催者側の一員として企画・
準備・実施等・シンポジウムの報告を行った,
2009 年 3 月 8 日.
○富永明
Antitumor effect of Spirulina complex polysaccharide,
中国科学院上海薬物研究所,講師,2008 年 7
月 10 日.
○田口尚弘
Molecular cytogenetic analysis of human lung and
gastrointestinal tumor cell lines,中国科学院上海
薬物研究所,講師,2008 年 7 月 10 日.
(6)留学生・研究者受け入れ
○上田拓史
国費留学生を博士課程に受け入れた,ブラジル,
2008 年 10 月− 2011 年 3 月.
○木下泉
JICA 海域における水産資源の管理と培養,イ
ンドネシア・マレーシア・フィリピン・トルコ・
ベトナム・バヌアツ,2008 年 7 月− 2008 年 10 月.
○山岡耕作
日本学術振興会論博プログラム研究員の受入,
フィリピン,2007 年 9 月− 2009 年 9 月.
(7)管理運営(学内委員会)
○木下泉
〈研究科〉
総合研究センター戦略運営委員会委員
○伊谷行
〈全学〉
総合研究センター海洋部門管理運営委員会委員
分科共通教育自然分野会委員
〈研究科〉
入学審議決定委員会委員
教育学部改革委員会委員
生活環境コース委員長
○奥田一雄
〈全学〉
全学財務委員会委員
教育研究評議会委員
全学教育機構会議委員
総合人間自然科学研究科委員会委員
大学院入学試験委員会委員
教育研究部会議委員
教員組織 WG 委員
人事委員会委員
〈研究科〉
黒潮圏総合科学専攻会議委員長
黒潮圏総合科学部門会議委員長
人事委員会委員長
53
− −
○杉谷隆
〈全学〉
教職教育委員会委員
〈研究科〉
人間文化学科運営委員会委員
人間文化学科教務委員会委員長
人文学部教務委員会委員
○蒲生啓司
〈全学〉
国際地域連携推進委員会委員
研究拠点形成 WG 委員
国際地域連携センター知的財産専門委員会委員
教育職員免許状更新講習実施委員会委員
〈研究科〉
自己点検評価委員会委員
倫理人権委員会委員
○田村安興
〈全学〉
ラジオ公開講座委員長
若手研究者表彰委員
〈研究科〉
就職委員会委員長
○渡邊巖
〈全学〉
センター等連絡調整会議委員長
国際交流推進委員会委員
教育研究評議会センター長
人事委員会センター長
財務委員会センター長
教員人事審議会センター長
〈研究科〉
物部地区安全衛生委員会委員
○吉尾寛
〈全学〉
年度計画研究 WG 委員
全学入試広報 WG 委員
研究活動に関する現況調査 WG 委員
教育担当副学長委員
入試企画実施機構会議委員
〈研究科〉
人文学部・人文社会科学研究科入試広報委員会
委員長
人文学部研究推進委員会委員
○田中壮太
〈全学〉
統合情報センター(図書館)利用者協議会委員
高知大学総合情報センター(図書館)運営委員
会委員
総合情報センター(図書館)選書委員会委員
研究に関する現況調査 WG 委員
〈研究科〉
黒潮圏総合科学専攻教務委員会委員
黒潮圏総合科学専攻人事委員会委員
○飯國芳明
〈全学〉
高知大学経営・管理推進本部委員
教育に関する現況調査 WG 委員
総合研究センター防災部門管理運営委員会専門
部会委員
拠点検討 WG 委員
平成 20 年度高知大学研究顕彰制度「大学院研究
奨励賞・若手教員研究優秀賞」選考委員会委員
〈研究科〉
自己評価委員会委員長
高知大学倫理・人権・苦情処理委員会委員
将来計画委員会委員
幹事会委員
高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科「黒潮圏
科学」編集委員会委員
高知大学海洋生物教育センター研究報告編集委
員会委員
○吉倉紳一
〈全学〉
副学長
総合教育センター長
教育推進本部長等会議委員
企画戦略機構委員
大学院改組検討委員会委員
国際交流推進委員会委員
国際交流基金管理委員会委員
教育研究評議会評議員
拡大役員会委員
ポリシー策定専門部会委員長
TA の在り方検討 WG 座長
教育改革検討委員会委員
留学生教育のあり方懇談会副委員長
センター改変検討タスクフォース委員
高知大学−高知市コーディネーター会議コー
ディネーター
○新保輝幸
〈全学〉
財務委員会委員
施設整備・施設利用計画 WG 委員
54
− −
全国(事務局:東京),内容:「食」を支える専
門分野の人々に対して,食生態学や関連する分
野の研究・実践の成果を活用する事業を行なう.
〈研究科〉
予算・施設委員会委員長
外部資金獲得タスクフォース委員
プロジェクト研究推進 WG 委員
人事委員会委員
幹事会委員
○久保田賢
社団法人高知県栄養士会,活動場所:高知県全
域,内容:会長として会の運営統括.
社団法人日本栄養士会,活動場所:東京,内容:
代議員として高知県栄養士会の相違を反映.
よい食をすすめるネットワーク,活動場所:高
知県全域,内容:副会長として高知県内の食生
活等関連団体の連携調整.
○大谷和弘
〈全学〉
修士課程教務委員会委員
〈研究科〉
将来計画委員会委員長
○富永明
〈全学〉
動物実験委員会委員長
総合研究センター生命・機能物質部門管理運営
委員会委員
部局間合同研究発表会世話人
〈研究科〉
黒潮圏海洋科学研究科 企画・戦略委員会委員
長
中期目標・中期計画 WG 委員長
○石塚悟史
〈研究科〉
国際・地域連携センター運営戦略室会議委員
国際・地域連携センター国際・地域連携推進委
員会委員
国際・地域連携センター知的財産専門委員会委
員
国際・地域連携センター教員選考委員会委員
(8)ボランティア
○木下泉
㈱大水にかかる不正競争防止法違反被疑事件に
つき大阪府警による国産魚か海外産魚種かの鑑
定,活動場所:海洋生物研究教育施設,内容:
イワシ類稚魚の種査定.
○吉尾寛
高知市立自由民権記念館所蔵「山本憲関係書簡
(中国関係)」の整理と分析,活動場所:高知
市立自由民権記念館,内容:高知市立自由民権
記念館所蔵「山本憲関係書簡(中国関係)」約
130 通の翻刻とその内容を記念館紀要において
発表し,本史料の価値を学界等に知らせる.
○針谷順子
NPO 法人 食生態学実践フォーラム,活動場所:
○石塚悟史
土佐経済同友会一次産業活性化委員会,活動場
所:土佐経済同友会,内容:一次産業活性化に
関する検討.
土佐経済同友会健康福祉委員会,活動場所:土
佐経済同友会,内容:健康福祉政策及び経済活
性化についての検討.
2.シンポジウム・セミナー等
(1)黒潮圏シンポジウム
1 )特別研究プロジェクトシンポジウム「黒潮流域
圏総合科学の創成」(第 51 回公開セミナー)
日時:2008 年 12 月 13 日(土)13 : 00 − 17 : 30
場所:高新文化ホール
主催: 高知大学 特別研究プロジェクト「黒潮流
域圏総合科学の創成」
担当者:田中壮太
参加者:58 名
プログラム:
13 : 00−13 : 10:開会挨拶(相良祐輔〔学長〕)
13 : 10−13 : 20:趣旨説明(田中壮太〔環境保
全分野〕)
○セッション 1 黒潮圏の特異的な自然環境におけ
る生物資源再生産機構の解明
13 : 20−13 : 50:我が国の自然遺産ともいえる
四万十川と有明海を例に(上田拓史〔生物資源
生産分野〕)
13 : 50−14 : 20:黒潮によって横浪半島に運ば
れてくるサンゴ礁性魚類の稚魚たち(山岡耕作
〔生物資源生産分野〕)
○セッション 2 環境保全型食糧生産システムの構
築と付加価値の追求
14 : 20−14 : 50:植物における病原体感染応答
の分子機構(木場章範〔農学部〕)
14 : 50−15 : 20:高知大学で育成した良食味・極
早生・短稈の水稲新品種‘ヒカリッコ’(村井
55
− −
正之〔農学部〕)
○セッション 3 新たな未利用資源の探索とその有
効利用
15 : 30−16 : 00:藻類由来複合多糖体の抗腫瘍
効果(富永明〔海洋健康医科学分野〕)
16 : 00−16 : 30:植物性バイオマスに由来する
有用微生物の探索(永田信治〔農学部〕)
○セッション 4 豊かな資源を育む黒潮圏の環境保
全と環境修復手法の開発
16 : 30−17 : 00:ベトナム・ハノイ近郊の鉱山
周辺農耕地土壌における重金属汚染の実態(岩
崎貢三〔農学部〕)
17 : 00−17 : 30:総合討論と総括(深見公雄〔環
境保全分野〕
)
国際北極圏研究センター創立所長)
○ 第 2 部 シンポジウム「温暖化への適応/持続
可能な世界を目指して」
気候変動への誤りのない適応のため:自然変動
と人類活動の区別(赤祖父俊一:アラスカ大学・
国際北極圏研究センター創立所長)
世界の食糧,エネルギーと地球温暖化問題(大
賀圭治:日本大学・生物資源科学部・食品経済
学科)
温暖化による高知県沿岸の藻場変動とその対応
策(平岡雅規〔生物資源生産分野〕)
高知県の農業における温暖化による問題点とそ
の対策−水稲を中心に−(山本由徳:高知大学
自然科学系・農学部門)
3 )高知大学シンポジウム「サンゴの海の保全を考
える:黒潮圏のフィールドから」
日時:2009 年 3 月 8 日(日)13 : 00 − 17 : 00
場所:高新文化ホール
主催: 高知大学大学院総合人間自然科学研究科
黒潮圏総合科学専攻
担当者:新保輝幸
参加者:43 名
プログラム:
○第 1 部 サンゴ礁保全の科学的基礎
気候変動のインパクトとサンゴ礁生態系保全
2 )黒潮圏総合科学シンポジウム「地球温暖化に生
きる世界と高知の明日」(第 55 回公開セミナー)
日時:2009 年 2 月 14 日(土)9 : 00 − 17 : 00
場所:高新文化ホール
主催: 高知大学大学院総合人間自然科学研究科
黒潮圏総合科学専攻
担当者:富永明
参加者:85 名
プログラム:
○第 1 部 講演会
オーロラの神秘(赤祖父俊一:アラスカ大学・
56
− −
担当者:諸岡慶昇
参加者:100 名
演題(全英文):
論点開示(諸岡慶昇〔環境変動・社会分野〕)
海藻藻場の劣化と保全(中村洋平〔生物資源生
産分野〕)
黒潮海域におけるサンゴ礁の重要性(シャシャ
ンク:台湾中央研究院生物多様性中心)
高知沿岸におけるカジメ類の減少と海中林の再
生(原口展子:黒潮圏総合科学専攻博士課程)
黒潮支流に位置する有明海の幼魚の生態(八木
佑太:黒潮圏総合科学専攻博士課程)
(陳昭倫:台湾中央研究院生物多様性中心)
造礁サンゴの種苗生産と高知県竜串の自然再生
への適用(岩瀬文人:(財)黒潮生物研究所)
サンゴの粘液のはなし(大谷和弘:黒潮圏総合
科学専攻)
○第 2 部 与論島のサンゴ礁再生取り組みに学ぶ
与論島のサンゴ礁の現状とその再生可能性(野
島哲:九州大学天草臨海実験所)
与論島の水質環境とサンゴへのその影響(深見
公雄:高知大学理事)
与論島の環境問題に対する取り組み(元井勝彦:
与論町役場)
地域社会による生態リスク管理とサンゴ礁保全
(新保輝幸:黒潮圏総合科学専攻)
総合討論(
〔司会〕諸岡慶昇:黒潮圏総合科学
専攻,〔海外特別コメンテーター〕K. シャシャ
ンク:台湾中央研究院生物多様性中心,N.R.
ペレア:フィリピン・ビコール大学)
(2)国際シンポジウム・セミナー
1 )第 2 回日台比黒潮研究合同シンポジウム「黒
潮沿岸の藻場生態系を中心とした近年の環境変
化」(「海洋生物研究」プロジェクト)
日時:2008 年 12 月 1 日(月)− 3 日(水)
場所:国立中山大学海洋科学部講堂(台湾)
主催:高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科
2 )ビコール大学特別セミナー
日時:2008 年 12 月 18 日(木)13 : 00 − 16 : 00
場所:ビコール大学水産学部講堂(フィリピン)
主催:ビコール大学
担当者: プルトニオ ニエベス(ビコール大学水
産学部長)
参加者:150 名
演題(全英文):
高知・柏島の海洋生態と里海創り(諸岡慶昇〔環
境変動・社会分野〕)
サンゴと微生物の海の中の見えない攻防(深見
公雄〔環境保全分野〕)
(3)その他のシンポジウム
1 )シンポジウム「木を“生かして生きる”社会
をつくるために」
日時:2008 年 5 月 7 日(水)
場所:須崎市立市民文化会館大ホール
共催:高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科,京
都大学フィールド科学教育研究センター,
須崎市
参加者:500 名
プログラム:
○第 1 部“森里海連環”の心を求めて
13 : 35 − 13 : 50:
“天災は忘れた頃にやってくる”
に学ぶために(尾池和夫:京都大学総長)
13 : 50 − 14 : 10:“森里海連環学”を誕生させ
た心(田中克:京都大学名誉教授・フィールド
科学教育研究センター前センター長)
14 : 10 − 14 : 30:海から見える“森里海”連環(白
山義久:京都大学フィールド科学教育研究セン
ター長・教授)
14 : 30 − 14 : 50:川の物質循環−栄養塩を中心
に−(深見公雄:高知大学理事(教育担当)
・
農学博士)
○ 第 2 部 木を“生かして生きる”社会をつくる
ために
57
− −
15 : 00 − 15 : 20:わが社が須崎市と取り組むバ
イオマス発電(片岡政之:住友大阪セメント高
知工場 環境課長)
15 : 20 − 16 : 10:わが国初の“森と川と海”を
フィールドにする仁淀川での壮大な実験はどん
な社会の形成を教えるか(柴田昌三:京都大学
フィールド科学教育研究センター次長・教授,
天野礼子:アウトドアライター)
(4)部門・専攻主催公開セミナー
1 )第 44 回公開セミナー(第 7 回四国免疫フォー
ラム)
日時:2008 年 6 月 21 日(土)16 : 20 − 17 : 30
場所:高知大学医学部臨床第一講義室
演題: 好塩基球の 21 世紀ルネサンス(烏山一:
東京医科歯科大学大学院〔免疫アレルギー
学分野〕)
担当者:宇高惠子・富永明
参加者:46 名
2 )第 46 回公開セミナー
日時:2008 年 9 月 26 日(金)15 : 00 −
場所:黒潮圏会議室
演題:サンマはいつまで豊漁か−生物の数の不思
議−(松田裕之〔生物資源生産分野〕)
担当者:関田諭子
参加者:13 名
参加者:15 名
5 )第 50 回公開セミナー
日時:2008 年 11 月 19 日(水)13 : 30 − 15 : 00
場所:メディアの森 6 階 高知大学メディアホール
演題:正しく知ろう地球温暖化(近藤純正:東北
大学名誉教授)
担当者:千葉修
参加者:31 名
6 )第 54 回公開セミナー
日時:2009 年 2 月 9 日(月)15 : 00 − 17 : 00
場所:黒潮圏会議室
演題:アジア農業の生態リスクと食料安全保障
(嘉田良平:横浜国立大学大学院教授)
担当者:諸岡慶昇
参加者:21 名
(5)その他
1 )第 13 回高知大学部局間合同研究発表会
日時:2008 年 5 月 14 日(水)17 : 00 − 19 : 50
場所:メディアの森 6 階 高知大学メディアホール
演題:土佐湾沿岸における浮遊性有孔虫群集(伊
谷行〔生物資源生産分野〕)
参加者:22 名
3 )第 47 回公開セミナー「黒潮が育む高知の自然
と生物」(日本植物学会第 72 回大会)
日時:2008 年 9 月 27 日(土)13 : 00 − 16 : 10
場所:高知大学朝倉キャンパス共通教育棟 212 講
義室
演題:土佐湾周辺の海藻植生の変遷−“プロジェ
クト M”の中間報告(平岡雅規〔生物資
源生産分野〕)
高知県西南端の島・柏島−海の中の森づく
り−(神田優〔生物資源生産分野〕)
高知の自然を生かしたこれからの地域社会
の方向(高橋正征〔生物資源生産分野〕)
担当者:関田諭子
参加者:130 名
4 )第 49 回公開セミナー
日時:2008 年 11 月 7 日(金)13 : 00 − 15 : 00
場所:高知大学物部キャンパス黒潮圏会議室
演題:台湾における沿岸域管理の経済と生態(莊
慶達:台湾海洋大学海洋問題資源管理研究
所)
担当者:飯國芳明
2 )第 7 回グリーンサイエンス特別研究プロジェク
ト公開シンポジウム
日時:2008 年 5 月 23 日(金)13 : 00 − 18 : 00
場所:メディアの森 6 階 高知大学メディアホール
演題: 魚類養殖におけえる食糧の安定供給の鍵
は ?(大島俊一郎〔生物構造機能分野〕)
参加者:110 名
3 )第 14 回高知大学部局間合同研究発表会
日時:2008 年 9 月 9 日(火)17 : 30 − 19 : 35
場所:高知大学農学部 4 号棟 1 階 13 教室
演題:海藻の生態調査と利用研究−海洋植物学研
究室の研究紹介−(平岡雅規〔生物資源生
産分野〕)
稚魚成育場としての海草藻場やマングロー
ブ域の役割−大きな魚も海辺が必要−(中
村洋平〔生物資源生産分野〕)
参加者:26 名
4 )土佐の海の環境学(高知大学連携講義)
日時:2008 年 8 月 23 日(土)− 25 日(月)
場所:高知県大月町柏島
参加者:40 名
58
− −
日時:2008 年 10 月 5 日(日)9 : 30 −
場所:秋田大学
参加者:50 名
研究科の寄与:講演(荻慎一郎〔環境変動・社会
分野〕)
5 )第 6 回高知大学物部キャンパスフォーラム「食
と農」で拓く,高知の未来!
日時:2008 年 12 月 13 日(土)13 : 00 − 17 : 00
場所:高知大学物部キャンパス 5 − 1 教室
参加者:150 名
研究科の寄与:講演(田村安興〔環境変動・社会
分野〕)
6 )第 1 回高知大学東京シンポジウム「グリーンサ
イエンスからの発信」
日時:2009 年 1 月 10 日(土)9 : 00 − 17 : 30
場所:日本薬学会 長井記念ホール
参加者:100 名
研究科の寄与:業績紹介(津田正史・大島俊一郎
〔生物構造機能分野〕)
7 )平成 20 年高知大学学長裁量経費採択事業「田
んぼと畑は生きている」
日時:2009 年 3 月 8 日(日)9 : 30 − 15 : 00
場所:土佐町「有機のがっこう土佐自然塾」講義
室とその周辺
担当者:岩崎貢三
参加者:40 名
研究科の寄与:小学生への授業(田中壮太〔環境
保全分野〕)
8 )東北史学会「近代日本の珊瑚漁と黒潮圏」
9 )生き物文化誌学会高知例会 宝石珊瑚の文化誌
日時:2008 年 11 月 22 日(土)13 : 30 −
場所:高知大学人文学部第 1 会議室
参加者:110 名
研究科の寄与:講演(荻慎一郎〔環境変動・社会
分野〕)
10)社会経済史学会中国四国部会高知大会
日時:2008 年 12 月 6 日(土)− 7 日(日)13 : 30 −
場所:高知大学人文学部第 1 会議室
参加者:30 名
研究科の寄与:司会・講演(荻慎一郎〔環境変動・
社会分野〕
・田村安興〔環境変動・
社会分野〕)
11)第 12 回「青少年のための科学の祭典」高知大
会
日時:2008 年 12 月 7 日(日)9 : 30 − 16 : 00
場所:高知大学北体育館
参加者:1958 名
研究科の寄与:実習(伊谷行〔生物資源生産分野〕)
59
− −
Ⅵ.マスコミ報道
1.広報・啓発活動
○伊谷行
科学の祭典高知大会の告知・報道,新聞・ラジオ・テレビなど,2008 年 12 月.
NHK BS-hi「アインシュタインの眼」「多摩川河口の不思議ワールド」にて干潟の生物の紹介を行った,
テレビ,2008 年 12 月.
○中村洋平
高知大学ラジオ講座,高知放送,2009 年 1 月 25 日.
○飯國芳明
高知放送ラジオ「森・里・海を結ぶ物語 08 年シリーズ」のパーソナリティ,ラジオ,2008 年 4 月− 2008
年 12 月.
○杉谷隆
高知大学ラジオ公開講座,高知放送,2008 年 11 月 9 日.
○大谷和弘
高知ケーブルテレビ『KCB エキスパート』に出演し薬草に関する研究について解説した,テレビ,「世界
を歩くクスリ屋−薬草の今−」2008 年 12 月 1 日− 31 日放送.
○久保田賢
シール de 食事バランスガイド・連載「おすすめ!食育グッズ」第 2 回,「栄養と料理」誌,研究代表者を
務めた平成 18 年度農林水産省事業の成果物の紹介,雑誌,2009 年 2 月.
2.新聞報道等
掲載日
掲載紙
【見出し】および記事の概略
2008 年
5月8日
高知新聞 【自然に学ぶ“森里海連環学”】人と自然の共存をテーマに開講(深見公雄:講師)
5月8日
高知新聞 【500 円の森づくり】検証・森林環境税(飯國芳明)
5月9日
高知新聞 【森・里・海 一体保全を】環境保護シンポに 500 人,須崎市(深見公雄:講師)
5月9日
高知新聞
5 月 11 日
高知新聞 【地域の知】黒潮は海の砂漠 !?(深見公雄)
5 月 13 日
高知新聞
5 月 23 日
高知新聞 【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】宝の島へ遠足に(田中幸記:研究員)
5 月 27 日
高知新聞
【柏島サンゴ 再生進む】地元ダイバー“海の健康診断”リーフチェックを実施(神
田優)
6月4日
高知新聞
【特産品販売も企画∼調査中の高知大生】ゼミ生ら集落調査・住民と交流,大豊町
怒田地区(飯國芳明:ゼミ担当)
6月6日
高知新聞 【県内幼児の生活調査へ】保護者へアンケート「朝型」の大切さ啓発(原田哲夫)
6 月 13 日
高知新聞 【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】海の健康診断(神田優:センター長)
6 月 22 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】森の恵み生かす漁師(神田優:セン
ター長)
【平成 20 年度 自然に学ぶ“森里海連環学”】高新文化教室 特別講座 受講生募集(深
見公雄:講師)
【植林で排出枠取得へ】日本の独法・南米で事業,国際認定 2 例目(高知大との関
連?)
60
− −
7 月 11 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】夏本番!サマースクール(神田優:セ
ンター長)
7 月 25 日
日経新聞
【四国の底ぢから∼ガン・糖尿病研究進む】メタボ予防・改善保健指導用ソフト今
夏発売(ヘルシースマイル,高知予防医学ネットワーク)
7 月 25 日
高知新聞 【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】海中を彩る花々(岩瀬文人:研究所長)
8 月 21 日
高知新聞 【“柏島大”で環境学ぼう】23 日から高知大が講義,大月町(大谷和弘:講師)
8 月 26 日
高知新聞 【国挙げ清流再生を】仁淀川シンポに 400 人,土佐市(研究科:共催)
9 月 18 日
高知新聞
9 月 18 日
朝日新聞 【環境エコロジー・サンゴ北上中】低温好む藻・魚は激減(高知大との関連?)
9 月 26 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】磯釣りの人気者,グレ(神田優:セン
ター長)
10 月 1 日
高知新聞
【メタボ対策指導を支援】ヘルシースマイル独自ソフト開発(ヘルシースマイル,
高知予防医学ネットワーク)
10 月 5 日
高知新聞 【高知大学園祭開催】朝倉・岡豊・物部 3 キャンパス
10 月 8 日
毎日新聞 【研究の現場から】アカメの生態明らかに(木下泉)
10 月 10 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】脅威,サンゴの白化(中地シュウ:研
究員)
10 月 24 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】命つないだ「たんだ」の井戸(神田優:
センター長)
10 月 29 日
毎日新聞
【マダガスカルの研修員ウナギ養殖技術を視察】JICA 国別研修生が香南市の養鰻業
者を視察
11 月 1 日
読売新聞
【養鰻技術マダガスカルへ】アフリカ・マダガスカルの研修員 5 人,香南市の業者
見学
【高知の自然・現状学ぼう】27 日高知大,県内研究者 7 人が講座(平岡雅規・町田
吉彦・高橋正征・神田優:講師)
11 月 3 日 文教ニュース
【高知大学・20 年度 JICA 国別特設研修コースを開講】開講式で歓迎の挨拶(諸岡
慶昇)
11 月 6 日
高知新聞
【サンゴ生息調査で明暗】奈半利町沖「良好に成育」
・田野町沖「ほぼ死滅状態」
(高知大との関連?)
11 月 14 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】共生する生き物たち(野澤洋耕:研究
員)
11 月 15 日
高知新聞 【環境異変】やせる稲穂・実らぬコメ,フィリピン(高知大との関連?)
11 月 28 日
毎日新聞
【潮江東小の給食民間委託】高知市教委・東京の「メフォス」選ぶ(久保田賢:選
定委員長)
11 月 30 日
産経新聞
【室戸海洋深層水∼いのちの楽園へ】室戸海洋深層水の特性と利用について高知県
知事と共に紹介(富永明)
12 月 12 日
高知新聞 【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】よみがえれ!藻場(田中幸記:研究員)
12 月 26 日
高知新聞
2009 年
2 月 10 日
高知新聞 【声ひろば】正しい温暖化知識(千葉修:投書)
2 月 13 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】冬に輝く黄色いサンゴ(目崎拓真:研
究員)
2 月 15 日
高知新聞
【温暖化 本当に CO2 原因?】高知大学主催シンポジウム,アラスカ大・赤祖父名誉
教授講演(研究科:企画・運営)
2 月 19 日
高知新聞
【集落の“限界”乗り越えろ】高知大生泊り込み調査,特産品発掘や焼き畑再現,
大豊町怒田(飯國芳明:ゼミ担当)
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】贅沢!モイカのするめ(神田優:セン
ター長)
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【朝食摂取率 10%アップへ】高知市食育推進計画策定協議会,産地消など数値目標
決定(針谷順子:会長)
2 月 24 日
高知新聞
2 月 25 日
朝日新聞 【蛍光灯「夜型進める」】眠り促す物質減少,白熱灯は逆に増加(原田哲夫)
2 月 27 日
高知新聞
【土佐あちこち−山を知る−】若いうちに農山漁村体験を,高知大生による山間集
落調査
2 月 27 日
高知新聞
【スジアオノリ分布調査開始】四万十市 3 河川・高知大准教授ら,安定収穫目指す
(平岡雅規)
2 月 27 日
読売新聞 【スジアオノリ豊作条件は】高知大など育成調査,四万十川(平岡雅規)
2 月 27 日
毎日新聞
2 月 27 日
朝日新聞 【守れ四万十のノリ】高知大や市が調査スタート,安定収穫めざす(平岡雅規)
3月7日
高知新聞
【サンゴの海守ろう・高知大あすシンポ】「サンゴの海の保全を考える・黒潮圏の
フィールドから」(研究科:企画・運営)
3月9日
高知新聞
【堆肥でサンゴに悪影響も】高知市でシンポ・再生方法探る(深見公雄,新保輝幸:
講師)
3 月 13 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】春告げる海辺の祭り(中地シュウ:研
究員)
3 月 16 日
朝日新聞
【人ひととき∼栄養学 30 年・食育にエール】幼児から大学生までの食教育プログラ
ムを盛り込んだ自署を県教委に寄付(針谷順子)
3 月 27 日
高知新聞
【大月発くろしお便り∼黒潮実感センター】魚の性はなぜ変わる?(神田優:セン
ター長)
【アオノリの成育,分布調査】四万十川河口から上流 6 キロ・資源回復へ取り組み
(平岡雅規)
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