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2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧

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2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
製造事業所の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
ストレーナー
製造事業所
1
カバーから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
福
2014/7/19 岡
県
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
愛
2014/8/7 知
県
接触改質装
置のフランジ
製造事業所
3
からの水
(コ)
素、ナフサ漏
えい火災
沖
2014/7/7 縄
県
2
附属冷凍設
備の凝縮器
製造事業所
4
接続配管か
(コ)
らのLPガス
漏えい
新
2014/7/20 潟
県
フルオ
ロカー B
0 0 17 17
漏洩
ボン2 1
2
継
手、
冷凍
設
食品 備、ス
トレー
ナー
カ
バー
フルオ
B
0 0 0 0 ロカー
漏洩
2
ボン
<製
配
造中
自動 管、
<腐食管
>(定
車
冷凍
理不良>
常運
設備
転)
0 0 0 0
水素、 B
漏洩
ナフサ 2
液化
0 0 0 0 石油
ガス
B
漏洩
2
継
石油 手、
火災
精製 熱交
換器
<製
造中
<腐食管 <検査管
無
>(定
理不良> 理不良>
常運
転)
<製
造中
>
<締結管
(シャ 理不良>
ットダ
ウン)
無
事故概要
13時20分頃、従業員が工場内に白煙が発生しているのを発見し、工場1階の天井裏から冷媒ガスが漏えいし
ていることを確認した。13時30分頃、冷媒配管の元バルブを全閉したことで漏えいは停止した。その後、避
難、換気、警察・消防への通報およびメーカーへの点検依頼を行った。メーカーが調査を行った結果、天井裏
に設置されたストレーナーのカバー固定用ボルト4本中2本が、腐食により破断していた。また、天井裏の設備
の表面には結露が発生していた。原因は、ストレーナーの本体とカバーの間に水が溜まったため、ボルトの
腐食が進行したものと推定される。なお、事業所は天井裏の配管弁類については日常点検を実施しておら
ず、腐食が事前に発見できなかった。今後は、ストレーナーのカバー用ボルト4本をS45Cからステンレス製に
取り替える。また、同一の腐食環境下にある、天井裏に設置されたボルトを全てステンレス製に取り替える。
さらに、日常点検の方法を見直し、1日1回、天井裏の巡回点検(目視および携帯型漏えい検知器による漏え
い点検)を行うこととした。
冷凍機出口温度(冷水)が高いことを発見した(出口温度設定7℃に対し、温度計12℃)。調査を進める中で、冷
媒の漏えいを発見した。原因は、屋外に設置していること、設置後14年経過していることから、経年劣化よる
ものと推定される。今後は、年次点検にて冷媒系統の腐食状態を確認することで、ピンホールの未然防止に
努める(既存の社内規定にてルールあり)。また、上記のルールを徹底するよう、社内へ再展開する。さらに、1
回/年の冷凍責任者教育の内容に、年次点検のポイントとして配管腐食の目視点検を重視することを織り込
む。
台風8号接近のため、7月7日16時より製造装置の運転停止作業を開始した。オペレーターが17時31分にE302フランジ部から10cm程度の炎が間欠的に上がっているのを確認した。直ちに制御室に連絡し、スチーム
自然 で消火した。原因は、運転停止作業の降温段階で、ボルトその他の部品の熱収縮によりフランジ付近圧の変
発火 動が起こったためと推定される。フランジ接続部から内部ガス(水素+ナフサ)が噴出し、噴出したガスは高温
のため、自然発火したものと考えられる。今後は、類似熱交換器のリークチェックを行い、漏えいが無いことを
確認した。
<製
造中
一般
<設計不 <腐食管
配管 >(定
無
化学
良>
理不良>
常運
転)
7月20日7時頃、メタクリル酸メチル(MMA)製造施設管制室の監視装置(DCS)からプロパン蒸発器(E-812)の液
面低下アラームが発報した。現場確認したところ、7時40分頃、プロパン凝縮器(E-813)から冷凍機エコノマイ
ザー(E-814)へ至る降液配管の床貫通部における防音・防振施工部より、プロパンの漏えいを確認した。緊急
対応として窒素ガスを吹き付け、希釈措置を実施しながら10時に施設を停止させた。11時35分、仮設配管を
接続し、フレアスタックで燃焼させ気相部の処理を実施し、15時52分に手配したローリーにて内液の抜き出し
処理を実施した。21時27分に抜き出しを完了した。22日10時07分に、フレアスタックでの気相部の処理につい
ても完了した。原因は、防音・防振施工の雨仕舞不良により、雨水が配管を伝わり、防音・防振材に浸透し、
湿潤状態となり配管の腐食が進行したものと推定される。また、配管外面目視検査で予兆を発見することが
できず、腐食貫通したものと考えられる。今後は、①床貫通部の防音・防振施工は、配管への腐食環境を形
成しない施工方法へ改善する。②配管の点検基準の項目を追加する。③類似施工箇所の調査および不具合
箇所を早急に改善する。
番
号
事故区分
事故名称
桟橋上の附
属配管圧力
製造事業所
5
計取り出し
(コ)
部からのブ
タン漏えい
LPG貯槽の
製造事業所 放出管から
6
(コ)
の漏えい火
災
附属冷凍設
備の圧縮機
製造事業所 メカニカル
7
(コ)
シールから
のプロピレン
漏えい
ローディング
アームの弁
製造事業所
8
からのアン
(コ)
モニア漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
神
奈
2014/7/24
川
県
三
2014/8/25 重
県
千
2014/9/3 葉
県
三
2014/9/9 重
県
0 0 0 0 ブタン
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0
0 0 0 0
事故概要
船からブタンを揚荷中に、桟橋上に設置してあるガス漏えい検知器が作動し、揚荷ラインの遮断弁が閉止し
て、揚荷が停止した。荷役中断処置を行うとともに現場確認し、桟橋当該箇所よりブタン漏えいを確認した。
当該漏えい個所の縁切りを実施し、降圧を実施して、窒素によるパージ作業を実施し完了した。後日、保冷
材を外して検査した結果、付属配管圧力計取り出し部箇所に腐食減肉および開孔が確認された。原因は、保
冷材下の外面腐食による穿孔のためと推定される。今後は、保冷下腐食の水平展開検査を実施することとし
た。
B
漏洩
2
<荷
石油
<腐食管
継手 役中
精製
理不良>
>
B
漏洩
2
<製
弁、 造中 <シール
石油
火災
放出 >(定 管理不良
精製
管
常運 >
転)
平成26年8月25日(月)20時11分頃、球形貯槽(4基)において、タンクゲージの故障を知らせる警報が計器室
内DCSにて発報した。その後、操油係員がT20-101貯槽上部付設の高所放出管からの火災を発見した。火
災の発生した高所放出管は弁1つで可燃性ガスと大気とを縁切りしている。原因は、弁のシート漏れにより可
燃性ガスが大気放出管より放出され、落雷により着火したものと推定される。しかし、漏えいの原因となった
落雷
弁の分解点検、シート漏れ試験を行った結果、シール性能が維持されていることを確認したため、詳細な漏
えい原因については不明である。今後は、①当該箇所を含む類似の17か所に閉止板を挿入する。②原因に
ついて教育を行うとともに、運転標準を改定する。③運転員能力マップ(習得すべき知識・技術・技能)にシング
ル弁のシート漏れ対策を追記する。④3ヵ月に1度の頻度で球形貯槽上部も点検する。
<製
造中
>(エ
マー <シール
圧縮
ジェン 管理不良
機
シー >
シャッ
トダウ
ン)
無
エチレン製造施設(2UPC)の分解ガス圧縮機駆動用タービンに異常振動等が発生したため、エチレン製造施
設を緊急停止し、エチレン製造施設から原料供給を受けているNo.2プロピレン製造施設(2NFP)も緊急停止し
た。No.2プロピレン製造施設が安全に停止できたことを確認した後、2NFP施設内の付属冷凍設備であるスク
リュー型2段冷凍機の圧縮機(C-6001)を、分散型制御システム(DCS)より停止した直後、C-6001の防音BOX
内のガス検知器の警報が作動し、プロピレン93kgを含む冷凍機油740Lが漏えいした。冷凍機油が溶存酸素
により変質し、酸性物質を副生した。冷凍機油が循環する系に銅製熱交換器があり、酸性物質により銅が溶
出し、メカニカルシール部で析出した(銅メッキ現象)。原因は、摺動面のクリアランスが増し、機内圧が摺動面
全面に作用するようになり、緊急停止時の圧力上昇によって、その作用圧が固定環の押し付け力を超えたた
め、摺動面の面開きが生じたものと推定される。今後は、1)酸素による冷凍機油の劣化を防止するため、冷
凍機油張り込み時は、窒素バブリングにより酸素脱気を実施する。2)機器開放後の脱酸素対策を実施する。
3)冷凍機油給油温度を50℃から45℃に下げ、メカニカルシール摺動部の発熱による銅析出を軽減する。4)メ
カニカルシールバランス比を1.0に設計した固定環に変更し、摺動面の押し付け力を高めた。また水平展開と
して、1)銅メッキ現象の発生要因があるメカニカルシールを調査する。2)銅メッキ現象の可能性のある潤滑油
系の分析項目に銅を追加し、社内要領「潤滑管理要領」に追加する。3)社内の設備技術規格「メカニカルシー
ル選定要領」に銅メッキ現象によるトラブル説明を追記する。
弁、
ロー
<荷 <シール
一般 ディン
<検査管
役中 管理不良
無
化学 グ
理不良>
>
>
アー
ム
ローリーの受け入れ開始10分くらい後に、受け入れ場のガス検知器(25ppm)が発報した。即、受け入れ停止
および散水処置を実施した。漏えい箇所除害後、窒素にて気密確認を実施した(2.05MPa(設備常用圧力
1.77MPa))。漏えい箇所については、ローリー受け入れ設備であるローディングアーム第1弁のボンネットとボ
ディー締結部より、カニ泡程度の漏れを確認した。漏えいした当該バルブを解体点検した。漏えいしたガス
ケットは破損していなかったが、締め付けたときに出来る凸が片面には無い状態であった。また、以下の2点
の状態を現認した(整備については、3月に整備(外部整備会社)を実施)。①ボディー内部のねじ込み部に若
干錆があった(→ねじ込みを阻害した可能性あり)。②整備時、ペンキ剥がれ片がシール面に付着していた(→
クリアランスを作り漏えいにつながった可能性あり)。2点の状態に対して①は錆取り清掃、②は清掃を行い、
新品のパッキンを締め付けた結果、両面凸上に跡が付いた。原因は、シール面圧が出ていなかったことによ
り漏えいしたものと推定される。また、事業者の整備発注時の指示不足、検収および結果確認不足が間接原
因となったものと考えられる。
炭化
水素、 B
漏洩
プロピ 2
レン
アンモ B
漏洩
ニア 2
石油
化学
無
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
CEの蒸発器
製造事業所
9
からの窒素
(コ)
漏えい
大
2014/9/12 阪
府
0 0 0 0 窒素
反応塔の
製造事業所 フィード配管
10
(コ)
からのLPガ
ス漏えい
山
2014/9/18 口
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
11
スタンドの遮
製造事業所
断弁からの
(一般)
水素漏えい
充てん試験
終了後に充
製造事業所
12
てんホース
(一般)
からの水素
漏えい
冷凍設備の
膨張弁2次
製造事業所
13
側エルボ溶
(冷凍)
接部からの
冷媒漏えい
愛
2014/7/3 知
県
愛
2014/7/17 知
県
神
奈
2014/7/2
川
県
0 0 0 0 水素
0 0 0 0 水素
B
漏洩
2
コー
ルド・
エバ
一般
ポ
化学
レー
タ、蒸
発器
B
漏洩
2
<製
配管
造中
<腐食管
石油 (行き
>(定
精製 止まり
理不良>
常運
配管)
転)
B
漏洩
2
研究
所、ス
<製
タン
造中 <シール
遮断
ド、そ
>(定 管理不良
弁
の他
常運 >
(ガス
転)
事業)
B
漏洩
2
研究
所、ス
タン
ホー
ド、そ
ス
の他
(ガス
事業)
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
食品
配
管、
冷凍
設備
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
<停
止中 <製作不
>(休 良>
止中)
事故概要
無
窒素CE設備の蒸発器の霜付が多いため(蒸発器入口側下部)、霜除去中にその部位から霜の蒸発物(白いモ
ヤ)の出方が多くなり、窒素の漏えいが疑われた(この段階では、漏れは確認できず。)。その後、移動式蒸発
器に切り替えた後、蒸発器を停止して霜取りを行い、関係者立会のもと気密検査を実施した。その結果、溶
接部2箇所にき裂を確認した。原因は、蒸発器下部への着氷によりフィンが外側に膨らむ膨張と解氷による収
縮が、設置後約30年間繰り返された。そのため、漏れが生じた溶接部に負荷が繰り返し加わり、溶接部の疲
労割れが発生し、漏えいしたと考えられる。今後は、漏えいの疑いが生じた後、通報までの間は経過観察を
実施した。通報後、消防本部との協議により、漏えいの有無を確認するため、窒素供給を移動式CEへ切り替
え、漏えいの確認作業を実施した。移動式CEによる窒素の代替供給を講じるまでの間は、従業員による常時
監視を実施していた。漏えいを確認後、消防本部の指示により、漏えい個所の肉盛り補修を実施した。
無
運転員の定期巡回の際、第1反応塔(50D-2A/C)フィード配管に霧状のものを発見し、携帯ガス検知器を近づ
けたところ、ガスが微量漏えいしていることを確認したため、当該装置を停止した。検査の結果、配管の割れ
はアルカリ脆化割れが発生し、進展したことが確認された(本装置の流体にはアルカリ成分は含まれていな
い。)。原因は、過去の運転で蒸留装置での苛性ソーダ洗浄により、アルカリ成分が持ち込まれ洗浄が不十分
であったこと、滞留部であったこと、アルカリ脆化割れの発生領域70~80℃であったと推定される。なお、蒸
留装置の苛性ソーダ洗浄は現在は行われていない。
無
管理棟内のガス漏えい検知器(圧縮機室内)の指示が、通常1本バーであるのに対し2本バーになっているこ
とを確認した(ガス検知警報設備は発報せず。)。圧縮機室内に入り、シリンダー部や配管継手類の漏えい検
査を実施した。水素漏れが、圧縮機吐出遮断弁(PV107)グランド部であることを確認した。圧縮機を停止し、
同時に遮断弁(PV101)が閉となり、圧縮機への水素供給が停止した。その後、業者にて遮断弁グランド部の
増し締めを実施し、水素漏えいが停止したことを確認した。原因は、経年および稼動回数が多いことから、遮
断弁グランド部のパッキンの劣化と推定される。今後は、遮断弁の分解点検を実施し、パッキンの劣化具合
を確認すると共に新品に交換することとした。
無
70MPa圧縮水素スタンドにて充てん試験終了後、充てんホースの圧力が急激に低下した。作業員が水素の
漏えい音を確認した。設備を手動で停止した。その後、漏えい箇所がディスペンサー充てんホース上部であ
ることを確認した。何らかの原因でホース内面に発生したき裂が、加圧の繰り返しよって進展し、貫通したこと
により水素の漏えいが生じた。き裂が発生した原因は、メーカーにて調査中である。今後は、き裂の発生原因
が判明するまで、70MPa圧縮水素スタンドでの充てん試験を停止する。また、対策については充てんホース
内面のき裂の発生原因を究明後に検討することとした。
無
6月26日(木)、冬季運転を停止していた2系冷水チラー設備を夏季運用に向け試運転を行ったところ、低圧
カットが作動し、停止した。設備設置業者に点検を依頼した。機器は自動停止をかけ、冷媒はレシーバタンク
に自動回収する措置をとった。7月2日(水)に、業者点検により冷凍機のガス漏れ調査が行われ、レシーバ液
量確認にて液面計の液面確認ができず、また電子膨張弁2次側40Aエルボ溶接部にてピンホールが確認さ
れ、漏えいが判明した。修復手配を取り、修復まで機器は運転停止とし、修復はピンホール発生箇所の肉盛
溶接を行うこととした。原因は、膨張弁出口鋼管(2系)のエルボとレデューサー突き合わせ溶接部の溶接不良
によるピンホールの発生によるものと推定される。今後は、1系配管の保温材を外し、目視および気密試験を
行うこととした。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
14
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
大
2014/7/7 分
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
その
造中
冷凍
<腐食管
他(畜
>(定
設備
理不良>
産)
常運
転)
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
15
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
大
2014/7/7 分
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
その
造中
冷凍
<腐食管
他(畜
>(定
設備
理不良>
産)
常運
転)
<製
その
造中
他(空 冷凍
<製作不
>(定
調設 設備
良>
常運
備)
転)
冷凍設備の
製造事業所 銅管溶接部
16
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
大
2014/7/15 阪
府
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
冷凍設備の
工事中、
製造事業所 誤って凝縮
17
(冷凍)
器を破損さ
せ冷媒漏え
い
神
奈
2014/7/16
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
10A
食品
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
その 設
他(役 備、
所)
冷却
器
冷凍設備の
製造事業所 冷却器から
18
(冷凍)
の冷媒漏え
い
愛
2014/7/16 知
県
冷凍
設
備、
凝縮
器
<そ
の他 <誤操
>(設 作、誤判
置工 断>
事中)
<停
止中 <腐食管
>(休 理不良>
止中)
事故概要
無
7月7日10時頃、内蔵処理室でガス漏れ点検中に、高圧側配管の腐食によるガス漏れを発見した。早急に応
急処置(ゴムチューブ巻き+バンド締め)を行い、漏れを止めた。漏れが止まったことを確認し、配管の一部更
新等について業者と打ち合わせた。原因は、保冷配管の断熱部に水分が浸入し、配管外部腐食が進み、開
孔したものと推定される。今後は、応変更許可申請を行い、周辺部を含め配管を更新することとした。
無
7月7日10時頃、内蔵処理室でガス漏れ点検中に、高圧側配管の腐食によるガス漏れを発見した。早急に応
急処置(ゴムチューブ巻き+バンド締め)を行い、漏れを止めた。漏れが止まったことを確認し、配管の一部更
新等について業者と打ち合わせた。原因は、保冷配管の断熱部に水分が浸入し、配管外部腐食が進み、開
孔したものと推定される。今後は、変更許可申請を行い、周辺部を含め配管を更新する。
無
7月15日16時20分頃に、冷凍設備の点検時に空調用冷凍設備(冷凍ユニット)の1台について、液面レベルの
異常が確認された(この段階で室内に設置されているガス検知器作動無し)。事業者により調査が実施された
結果、冷媒系統の銅管溶接部から微少漏えいが確認された(石けん水の塗布で気泡が発生)。その後の対応
としては、冷媒ガス(フルオロカーボン134a)の残ガスの回収および窒素ガスでの置換を行い、運転を停止して
いる。ガスの漏えい量は約70kgである。原因は、次の2点から製作不良と推定される。①事故発生後に事業
者側が行った非破壊検査で、漏えいが生じた溶接部の内部にブローホールがあることが確認された。これに
より靱性が低下した部分に冷凍機の運転による振動と熱が影響して、溶接部に微細なすき間またはき裂を生
じさせ、漏えいが生じたと考えられる。②漏えいが発生した配管の部分は平成24年11月に取り替えを行って
いる。ただし、今回漏えいが生じた溶接部分についてはあらかじめメーカーの工場で施工した後、現場で冷凍
設備に据え付けを行っている。当冷凍事業所には同型の冷凍機が複数あるが、いずれも漏えい等の異常は
生じていない。
無
7月13日に、当該空調機の搬入据付を開始した。7月16日、当該空調機電源供給用の手元開閉器を室外機
側面に設置するために、ホルソーにてケーブル引込用穴開け作業をしていた。作業中に、弾みで内部にある
凝縮器Uベンドが破損し、冷媒(フルオロカーボン410A)が漏えいした。7月19日、破損部(凝縮器(正面左側))を
交換した。漏えい箇所は、凝縮器Uベント(銅管)である。原因は、室外機ケーシング側面にケーブル通線用穴
をホルソーで開けた際、誤って背後にある凝縮器を破損させたためと推定される。今後は、背後に機器類が
ある場合は、養生を行い、施工することとする。
無
平成25年6月27日に冷却用チラーのオーバーホールを行い、平成25年9月13日に夏季期間中の冷房運転を
終えて以降、漏えいした製造設備は休止状態であった。平成26年度に空調機を入れ替えたため、チラー内に
あるフルオロカーボン22(20kg)の処分をフルオロカーボン破壊処理業者に依頼した。平成26年7月16日にガス
を回収した。8月29日に業者より完了検査報告書を受け取った際、報告書中の回収量16.4kgを見て、3.6kg漏
えいしていることが判明した。原因は、冷却配管の劣化によるものと推定される。漏えいしたガスは冷却水に
より運ばれて屋上クーリングタワーより大気に飛散したものと考えられる。今後は、残存する製造設備につい
ては、大型で高精度の圧力計に交換して、運転中か否かを問わず毎日記録することにより、微妙な圧力の低
下を早期発見して敏速に対処することができるようにする。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
事故概要
冷凍設備の
製造事業所
19
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
広
2014/7/17 島
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
<製
その
造中
冷凍
<施工管 <点検不
他(役
>(定
無
設備
理不良>
良>
所)
常運
転)
空冷式ウォーターチリングユニット内の高圧ガス配管に部分的なき裂が入り、配管内部のフルオロカーボン
134aの一部が大気中に漏れ出した。原因は、老朽化により、当該配管の一部分にき裂が入ったものと推定さ
れる。人的被害および物的被害はなかった。
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機から
20
(冷凍)
の冷媒漏え
い
山
2014/7/25 口
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
その 設
他(役 備、
所) 圧縮
機
無
関係団体による定期点検により、圧縮機のヘッドカバーからの漏えいを発見した。調査を実施すると、昨年か
ら漏えいが発覚しており、昨年、今年と冷媒を20kg補充している。設置後30年経過しており、パッキン等の消
耗品では漏えいを止めることが困難であった。詳細な原因については調査中である。
<製
造中 <シール
<検査管
>(定 管理不良
無
理不良>
常運 >
転)
7月25日(金)、設備運転中に2号圧縮機(圧縮機は全4台)において、サーマルトリップが発生した。設備の運転
を停止し、メーカーに点検を依頼した。同日中にメーカーの点検後、圧縮機ターミナル部品から油漏れおよび
ガス漏えいを確認したが、冷媒の再充てん(4kg)を実施し、運転を再開した。8月7日(木)、2号機圧縮機の吐出
しガス温度が高かったため、メーカーによる点検を依頼した。冷媒の追加充てん(2kg)を実施し、運転を継続し
た。8月30日(土)、工場が定期修理の期間に入ったため、設備の運転を停止した。9月22日(月)、冷媒の回収
を行った後、漏えい部の電気端子ターミナルのプラグベース部分のゴム製絶縁ブッシュを劣化防止措置が施
されたものに交換した。10月1日(水)、施設検査(自主検査)の日程調整時に、上記事故が発覚した。10月15日
(水)、県に事故発生の電話連絡を行った。16日(木)、県に事故の経緯等を報告し、今後の対応を確認した。な
お、ガス漏えい量(合計)は、6kg+8kg=14kgと推定された。(7月25日から8月7日まで、充てん量6kg)(8月7日
から9月22日まで、機器保有量25kg-冷媒回収量17kg=漏えい量8kg)原因は、圧縮機本体の電気端子ターミ
ナルのプラグベース部分(騒音対策により、カバーで遮蔽されている状態のため、目視確認が困難)にはめ込
んだゴム製絶縁ブッシュの経年劣化により、気密性が保持できなくなり、漏えいが発生したものと推定され
る。今後は、①他3台の圧縮機について、同部品の交換を実施する。②従業員への事故事例等を用いた保安
教育および事故時の連絡体制について周知徹底する。③月例点検の実施方法を改善し、設備の遮蔽カバー
を外し、リークテスターにて冷媒の漏えいがないか確認することとした。
<製
冷凍
造中 <シール
設
<腐食管
>(定 管理不良
無
備、
理不良>
常運 >
弁
転)
7月26日7時4分頃、アンモニア漏えい警報が発報した。ただちに漏えい検知器の値を確認したところ、50ppm
となっていたため、除害装置の運転を確認し、冷凍保安責任者等へ連絡した。7時25分頃、冷凍保安責任者
が到着し、再度濃度確認を実施した。濃度が18ppmまで下がったことを確認し、漏えい点検を実施した。併せ
て冷凍機室屋上および周辺の臭気確認を実施した結果、外部への影響はなかった。漏えいの発生は系統内
圧力上昇防止のため、自動運転していた第8事業所の冷凍機からの漏えいと判明し、当該機器の運転をただ
ちに中止した。なお、運転時間は10分程度と短く、除害装置にて短時間で濃度が下がったことから、漏えい量
は少ないものと推定される。また、人的・物的被害はなかった。調査の結果、ボルトの緩み、シール面腐食等
は確認されなかった。原因は、圧縮機冷媒過冷却用膨張弁の1次側の接続部のシール用ガスケットの劣化に
よるものと推定される。使用しているダンフォスノンアスベストガスケットの老朽化(硬化)と考えられる。
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機の継
21
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
圧縮機冷媒
過冷却用膨
製造事業所
22
張弁接続部
(冷凍)
からのアン
モニア漏え
い
富
2014/7/25 山
県
佐
2014/7/26 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
継
手、
冷凍
一般
設
化学
備、
圧縮
機
食品
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
冷凍設備の
製造事業所 フランジから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
石
2014/8/3 川
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所
24
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
岩
2014/8/4 手
県
フルオ
ロカー
C 漏洩
0 0 0 0
ボン2
2
冷凍設備の
圧縮機の高
製造事業所
25
圧検出部導
(冷凍)
管からの冷
媒漏えい
神
奈
2014/8/7
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン1
34a
23
26
冷凍設備の
製造事業所 配管溶接部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
冷凍設備の
熱交換器油
製造事業所
27
面スイッチノ
(冷凍)
ズルからの
冷媒漏えい
宮
2014/8/8 城
県
兵
2014/8/12 庫
県
0 0 0 0
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン4
04A
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
造中
その
フラン >(ス <締結管 <施工管
他(ビ
無
ジ
タート 理不良> 理不良>
ル業)
アッ
プ)
事故概要
8月3日8時30分頃に空調ヒートポンプ(冷凍空調設備)が、自動運転開始直後に警報停止したため、保守点検
業者を呼んだ。14時00分にフランジ締付部より冷媒ガス漏れを確認したため、直ちに換気による除外措置を
講じ、フランジボルト締め直しにて漏れを閉止した。なお、フルオロカーボン22ガスの漏えい量は、推定350kg
である。原因は、平成24年12月に実施した電動四方弁オーバーホール工事の復旧の際、当該フランジ部締
結ボルトの締め付け不良により、片締めが発生していたものと推定される。また、工事終了後、通常使用の
繰り返しにより当該部分に疲労(振動・温度変動・圧力変動等)が生じ、フランジ締結ボルトが緩み、冷媒ガス
漏れ事故が発生したものと考えられる。さらに当該部分は、断熱材によって保冷されており、目視点検および
ガス漏れ検査において発見しづらい箇所であった。今後は、同様部位の総点検を実施する。
食品
<停
配
止中
<腐食管
管、
>(検
理不良>
冷凍
査・点
設備
検中)
食品
配
管、
冷凍
設備
食品
<製
配
造中
管、
<設計不
>(定
冷凍
良>
常運
設備
転)
8月7日(木)午前中に、冷凍庫の冷却状態が悪くなったため、冷凍機器のメンテナンス業者に修理を依頼し
た。同日の調査では原因を特定できず、翌8月8日も継続して調査したところ、石けん液の塗布による気泡の
発生から液配管溶接部分で冷媒(フルオロカーボン404A)の漏えいが確認されたため、直ちにガス溶接にて
修理した。気泡の発生状況から、徐々に漏えいしていたものと考えられ、漏えい量は約60kgと推定される。原
因は、圧縮機の振動による疲労または腐食により、配管溶接部に穴があき、冷媒ガスが漏えいしたものと推
定される。今後は、年1回の定期点検(冷凍能力5t/日以上の冷凍機)を実施する。日常点検で冷凍庫の温度
をチェックし、異常の早期発見に努める。
製鉄
所
配
管、
冷凍 <停
<腐食管
設
止中
理不良>
備、 >
熱交
換器
事故当日、冷凍機運転停止後に通りかかった運転員がスイッチノズルからの油漏れを確認した。漏れた油に
溶け込んでいた冷媒フルオロカーボン22の漏えいを確認した。漏えいのあった熱交換器の保温材を取り外
し、目視点検および肉厚測定を行ったところ、漏えい部分について、外部腐食による貫通を発見した。また、
他の部分についても外部腐食による減肉が認められた。原因は、当該冷凍機は設置後35年以上を経過して
おり、長年使用による外部腐食により、配管に穴が開き、そこから油とともに冷媒が漏えいしたものと推定さ
れる。
無
定期自主検査の最中に均圧管(配管)からのガス漏れを発見した。早急に業者へ連絡し、現場確認を実施し
た。処理としてはチューブ巻作業を実施し、1F機械室および屋上機器バルブを閉鎖し、ガス漏れを防止した。
その後は異常なし。原因は、配管の貫通部の老朽化によるものと推定される。
<停
止中 <設計不 <点検不
無
>(休 良>
良>
止中)
平成26年8月7日、運転開始時に、警報ランプ(故障)が点灯し、運転不可能な状況を確認した。圧力計を確認
したところ、0MPaとなっており、充てんしてあった冷媒フルオロカーボン134aの漏えいが考えられたため、点
検を依頼した。8月11日、窒素にて気密試験実施時に、高圧検出部導管にて1ヵ所の穴あき(1mm程度)を確認
した(銅管:φ2mm)。原因は、高圧検出部導管が、コイル状に巻かれ結束バンドにて結束されていたため、圧
縮機の振動により導管が擦れて穴あきが発生したものと推定される。今後は、結束バンドでの導管部の固定
を廃止する。また、定期自主点検項目に高圧検出部導管の目視点検を追加する。
無
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン1
34a
無
8月17日(日)8時19分に、警備員室内の集中監視装置において、空調のチラーの圧力低下の警報が発報し
た。10時00分に別系統のチラーに切替を実施した。14時00分に空調のメンテナンス業者が現地確認したとこ
ろ、凝縮器出口のバイパスラインの銅配管からフルオロカーボン134aが漏えいしていることを確認した。この
ため、漏えいが確認されたチラーの運転を停止した。ガスの漏えい量は100kgと推定される。原因は、凝縮器
出口のバイパスラインの銅配管と接触していた鉄板との間で、運転中の振動による摩擦が生じ、当該配管外
面に傷が付き、その部分に水分が浸入し、金属表面に電位差が生じたことにより外面腐食が起こり、ガスが
漏えいしたものと推定される。今後は、漏えいした配管部および類似した配管の取り替えのため、高圧ガス変
更許可申請を提出した。
無
事故当時、冷凍機は間接冷却装置の設置工事のため、停止中であった。8月20日13時22分頃、請負工事業
者が間接冷却装置の外枠を冷凍機に固定しようと冷凍機筐体の穿孔作業時に体勢を崩し、手で押さえてい
た裏あて材がずれ、冷媒配管を損傷させ、冷媒が漏えいした。冷媒漏えい量は33kgであった。今後は、冷凍
機から作業箇所を取り外して作業する。取り外しが困難な場合は、冷媒配管に達しないドリルを使用し、裏あ
て材は治具で固定する。
無
8月21日8時35分に、始業点検により、冷媒量に異常が無いことを確認した(液面計レベルは、3/10で以前か
ら変化無し)。10時00分に、機械室内冷媒漏れ警報器が発報したため、緊急停止後に冷媒量を確認した結
果、液面計のレベルは1/10となっていた。8月22日13時00分に、冷媒配管の防熱材を撤去して漏えい箇所を
確認した結果、配管のピンホール(1箇所)が確認された。原因は、冷媒ガス配管の断熱材が老朽化で隙間部
が発生し、呼吸作用により、配管外面が劣化・腐食したものと推定される。
無
圧縮機吹き出し配管の油抜きバルブのハンドル・スピンドル部が外れ落ち、冷媒であるアンモニアガスが漏え
いした。原因は、圧縮機の振動等により、当該バルブのハンドル・スピンドル部分が、根元の六角ボルトとも
に緩み、外れたものと推定される。今後は、緊急時の対応マニュアルを作成し、保安教育を実施する予定で
ある。
<製
造中
<製作不 <締結管
>(定
無
良>
理不良>
常運
転)
8月26日、4台設置された製造設備の1台であるスクリュー冷凍機を運転中に、油圧低下警報が出報した。現
地確認したところ、圧縮機と油分離器を結ぶ20A鋼管の異径ニップルで接続された部分(油分離器側)から、
冷凍機油および冷媒の漏れを確認した。漏えい箇所は、油分離器から圧縮機へ油を戻す20A鋼管のねじ込
み接続部と考えられる。受け入れから完成検査に至る2回の気密試験および8月26日~27日に行ったメー
カーの調査結果では、異常は認められなかった。当該設備が2月に設置したものである。原因は、メーカー組
立時の締め付けおよびシール方法等に問題があったため漏えいに至ったものと推定される。今後は、①当該
冷凍機の圧を減じ、同一構造の部位のネジ部の締め付け確認を行い、緩みがないことを確認する。②作業
従事者および運転管理員において、非常措置等の初動対応の徹底などについて保安教育を行う。③製造業
者における製品検査の強化を強く要請する。④工場での製品完成時における立会検査を強化する。
<製
その
造中
他(公 冷凍
<腐食管
>(定
共施 設備
理不良>
常運
設)
転)
冷凍設備の
製造事業所
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
愛
2014/8/17 媛
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
29
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
香
2014/8/20 川
県
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
冷凍
その
設
他(研
備、
究所)
配管
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
30
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
神
奈
2014/8/21
川
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
造中
自動 冷凍
<腐食管
>(定
車
設備
理不良>
常運
転)
28
冷凍設備の
圧縮機吹出
し配管の油
製造事業所
31
抜きバルブ
(冷凍)
が外れアン
モニア漏え
い
冷凍設備の
圧縮機と油
製造事業所 分離器の連
32
(冷凍)
絡配管接続
部からの冷
媒漏えい
北
2014/8/22 海
道
茨
2014/8/26 城
県
0 0 0 0
アンモ
C 漏洩
ニア
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
食品
冷凍
設
備、
バル
ブ、圧
縮機
冷凍
設
その 備、
他(研 配
究所) 管、
圧縮
機
事故概要
<停
止中 <施工管
>(工 理不良>
事中)
<製
造中
<その他
>(定
>(不明)
常運
転)
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
ストレーナー
製造事業所
33
カバーから
(冷凍)
の冷媒漏え
い
冷凍設備の
製造事業所 エルボ溶接
34
(冷凍)
部からの冷
媒漏えい
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
35
(冷凍)
の冷媒漏え
い
冷凍設備の
製造事業所 蒸発器から
36
(冷凍)
の冷媒漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
長
2014/8/26 崎
県
茨
2014/8/27 城
県
神
奈
2014/8/27
川
県
茨
2014/8/28 城
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン4
07E
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
事故概要
無
工場のドッググラインフリーザー電子膨張弁ストレーナーフランジ部より、フルオロカーボン22が150kg(推定)
漏えいした。周辺の従業員6名を、念のため病院で検査した。4名異常なしであった。2名は喉の痛みがあるた
め、投薬した(急性咽頭炎)。原因は、電子膨張弁ストレーナーフランジ部を抑えるボルト4本中2本が腐食に
より、損傷したため、漏えいしものと推定される。今後は、電子膨張弁8箇所分のボルト32本をステンレス製に
交換する。また、防熱カバーのため、内部で結露が発生し腐食が促進したと考えられる。今後は、防熱の設
置を含め防熱仕様の見直しを行う。
<製
冷凍
その
造中
設
<製作不 <検査管
他(研
>(定
無
備、
良>
理不良>
究所)
常運
配管
転)
8月26日に発生した、KEK・Bリングでの冷媒漏えい事故を受けて、8月27日に別の棟のKEK・Bリングでも冷媒
漏れ点検を行った。点検の結果、冷凍設備(OM-R-2)の屋外空気熱交換器の25A鋼管のエルボの溶接部分
のピンホールから、冷媒の漏れを確認した。漏えい箇所は、圧縮機から空気熱交換器へ高温、高圧の冷媒を
分配する25A鋼管の溶接継手部と考えられる。受け入れから完成検査に至る2回の気密試験および8月27日
~28日に行ったメーカーの調査結果では、異常は認められなかった。当該設備は平成26年2月に設置したも
のである。原因は、メーカー製造時の溶接(ガス溶接)に欠陥があったため漏えいに至ったものと推定され
る。今後は、①当該冷凍機の他の溶接部について非破壊検査(浸透探傷試験)を行う。②作業従事者および
運転管理員において、非常措置等の初動対応の徹底などについて保安教育を行う。③製造業者における製
品検査の強化を強く要請する。④工場での製品完成時における立会検査を強化する。
食品
<製
造中
冷凍
<腐食管
>(定
設備
理不良>
常運
転)
電気
冷凍
設
備、
蒸発
器
食品
<停
止中
>(そ
冷凍
の他:
設
工場 <検査管
備、
定期 理不良>
蒸発
修理
器
に伴
う停
止中)
<製
造中
<腐食管
>(定
理不良>
常運
転)
無
8月27日0時50分頃に、水冷チラーが運転停止した。当直者が再起動操作を4時00分頃まで行ったが、発停を
繰り返すため、同日、設備点検会社にて冷媒ガス(フルオロカーボン407E)を約30kg注入した。冷媒ガス漏え
いが判明したが、そのまま運転を継続させた。故障していたバックアップ空調機の修理後、9月8日に水冷チ
ラーを停止させ、冷媒ガスを回収した。原因は、蒸発器(プレート熱交換器)内部で冷媒側から冷水側へ漏れ
があることが判明した。原因は、蓄熱槽水質の悪化にて蒸発器内部へのスケール等の堆積(すき間に腐食成
分が濃縮しやすくなる)による腐食が進行し、冷媒圧力により微細な穴が開いたものと推定される。今後は、
①建設管理に関わる部門(総務、建築、工務など)への本事例の周知を徹底する。②高圧ガス保安法対象設
備の「保安教育」の仕組みを構築する。③重要機器室系空調機定期点検内容を見直す。④日常の巡視点検
として、建物設備運転・保守員による巡視、バックアップPACフィルター清掃時の運転確認を実施する。⑤空
調設備機器類故障時の連絡体制の強化として、設備トラブルなどが発生した場合の連絡体制の見直しと責
任箇所の明確化、応急対応手順書の作成と関係者への周知を実施する。
無
機器は、シリンダーと外筒から構成されており、シリンダー内に製品(食品)、シリンダー-外筒管に冷媒が通
る蒸発器である。内筒内に混錬用のローターがある。工場の定期修繕のため、当該設備は8月8日から停止
していた。その後、一日に1回の点検により、8月27日まで停止時圧力に異常がないことを確認している。8月
28日13時から薬品洗浄を含む系内の洗浄を実施後、14時の立ち上げ前の点検時に冷媒圧力が低いことを
確認したため、冷媒配管の各バルブを閉止し、15時から設備の各部点検を実施したところ、蒸発器(コンビ
ネーター)のシリンダーに直径約10mmの開孔を確認した。冷媒は回収できなかったため、洗浄排水系を通し
てほぼ全量漏えいしたと推定される。内面はハードクロムめっきされており、内面を通る製品(食品)に腐食性
はないと考えられる。何らかの原因によりめっきの剥離が生じ、定期的に実施する機器洗浄時に腐食が進行
し、開孔に至ったものと推定される。機器洗浄は年2、3回程度の硝酸または苛性ソーダ(5%程度)による洗
浄および一日1回程度の温水洗浄を実施している。また、2年に1回の軸受け交換時に内面の直接目視点検
を実施している。今後は、点検周期を年1回とする。また、目視点検にファイバースコープを使用する等、めっ
きの点検を強化する。
番
号
37
事故区分
事故名称
冷凍設備の
製造事業所 配管継手か
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
年月日
2014/8/29
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
鹿
児
島
県
0 0 0 0
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン1
34a
<製
造中 <シール
一般 冷凍
>(定 管理不良
化学 設備
常運 >
転)
無
8月29日(金)、定期巡回点検中に冷媒検知器を用いて漏えい検査を実施した。冷媒検知器にて反応のあっ
た圧縮機冷媒冷却戻り配管ユニオン継手部からの漏えいが確認された。配管補修材にて漏えいを停止し
た。漏えい量は冷凍機が継続運転できる程度の量である。配管ユニオン継手部雌ねじ側接触面への異物の
噛みを確認した。原因は、ユニオン部接触面が異物の噛み込みにより気密性が低下していたところに、運用
時の運転振動およびOリングの経時変化によって、漏れに至ったものと推定される。今後は、配管継手接続
時の接触面、接合部の取り付け確認について、整備手順書に除去確認(ゴミ噛み、傷)のチェック項目を追加
する。
<製
冷凍
その
造中
設
<腐食管
他(ビ
>(定
備、
理不良>
ル業)
常運
配管
転)
無
空調機(冷媒ガス:フルオロカーボン22)の定時パトロール時に保温処理された配管部分に結露が生じており、
確認したところ、配管の腐食部分より漏えいが確認された。原因は、当該設備は設置後16年が経過している
ことから、配管の腐食管理が不十分であったことによるものと推定される。
電気
<製
<その他
冷凍 造中
>(調査
設備 >(そ
中)
の他)
無
漏えいのあった工場生産施設用冷却水の製造用空冷式チラーユニットは、通常使用している井戸水のバック
アップの設備であるところ、8月30日(土)の1ヶ月の定期点検時にガス圧低下を確認した。休み明けに専門業
者に点検を依頼した結果、漏えいが判明した。
無
8月29日(金)、スパイラル冷凍機の始業時の冷却に通常より時間がかかるため、8月31日(日)午前10時から
点検を実施した。午前11時頃に、スパイラル冷凍機No.2からフルオロカーボン22の漏えいが判明し、漏えい
箇所は中間冷却器(過冷却器)であった。当該漏えい箇所は修理ができない箇所であり、中間冷却器を一式
交換する必要があるため、交換修理が終わるまで冷凍機を停止する。漏えい量は50~60kg程度と推定され
る。原因は、中間冷却器内の腐食によるピンホールと推定される。
無
8月29日(金)、スパイラル冷凍機の始業時の冷却に通常より時間がかかるため、8月31日(日)午前10時から
点検を実施した。午前11時頃に、スパイラル冷凍機No.2からフルオロカーボン22の漏えいが判明し、漏えい
箇所は中間冷却器(過冷却器)であった。当該漏えい箇所は修理ができない箇所であり、中間冷却器を一式
交換する必要があるため、交換修理が終わるまで冷凍機を停止する。漏えい量は50~60kg程度と推定され
る。原因は、中間冷却器内の腐食によるピンホールであると推定される。
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
38
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
沖
2014/8/29 縄
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍設備か
製造事業所
らの冷媒漏
(冷凍)
えい
福
2014/8/30 島
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 過冷却器か
40
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
佐
2014/8/31 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
食品
冷凍
設
備、
過冷
却器
<停
止中
<腐食管
>(検
理不良>
査・点
検中)
冷凍設備の
製造事業所 過冷却器か
41
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
佐
2014/8/31 賀
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
冷凍
設
食品 備、
過冷
却器
<停
止中
<腐食管
>(検
理不良>
査・点
検中)
39
事故概要
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン4
07C
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
<停
止中 <シール
>(検 管理不良
査・点 >
検中)
無
9月1日8時32分に、冷却温度が高いことが判明した。冷媒が漏えいしていることが想定されたため、機器運転
中に冷媒配管、メカニカルシール、安全弁などをリークディテクタにより確認するが、漏えいは発見できなかっ
た。機器停止時の漏えいを想定し、製造を終了し冷凍機が停止した9月2日1時10分に漏えい確認をしたとこ
ろ、1群-3のメカニカルシールからの冷媒漏えいを確認した。応急措置として、不具合冷凍機の冷媒配管バル
ブを閉とし、漏えい防止措置を実施した。原因は、メカニカルシールのシール不良に加えて、停止時にメカニ
カルシール部を覆っている油圧圧力が低下したことと推定される。恒久措置として、9月7日に漏えい箇所であ
るメカニカルシールを交換した。
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
<製
継
造中
一般 手、
<締結管
>(定
化学 冷凍
理不良>
常運
設備
転)
無
運転中に「低圧異常」の表示により停止した。復帰後に運転再開したものの「低圧異常」が発生し、再度復帰
させ運転したが、「低圧異常」により停止したことから、運転を中止した。原因については調査中である。
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
配
その
造中
管、
<設計不
他(倉
>(定
冷凍
良>
庫)
常運
設備
転)
無
屋上に設置された配管を覆っているラッキングと中の銅管が接触し、振動により摩耗し、その個所から冷媒が
漏えいした。原因は、配管防熱材の経年劣化(縮小)によりラッキング(SUS板0.6t)と冷媒配管(銅管)とが接触
し、冷媒が漏えいしたものと推定される。主に冷凍機運転による振動で、SUSラッキング材の端部が銅管側を
徐々に切削した。銅管肉厚(1.24mm)を切削され、管内冷媒(フルオロカーボン22液相 最大2.3MPa)が大気圧
へ放出された。切削部寸法:幅約1mm 長さ約5mm。今後は、冷凍機稼働前・稼働後点検を継続的に実施する
(夏季使用)。また、倉庫パトロールを強化し、冷凍機異常を早期発見するよう努める。
無
空調用冷凍機日常点検において、圧縮機圧力計の値が異常値(0)を指していたため、メンテナンス業者に依
頼し、調査を行ったところ、圧縮機液側電磁弁フランジ部より冷媒漏れが確認された。原因は、フランジボルト
の経年劣化による緩みと推定される。
無
冷凍設備の蒸発器の油抜き作業中に、No.3冷凍圧縮機ヘッドカバー部よりアンモニアが漏えいしたため、直
ちに作業員を退避させ、工務課員2名が漏えいのため空気マスクと防毒マスクをそれぞれ装着し、漏えい箇
所前後のバルブを閉止した。その後、換気扇およびダクトファンで大気中に安全に放出した。閉止作業を行っ
た工務課員1名は、マスクの装着がずれていたため、目が痛み充血した。原因は、集注器面制御スイッチが
動作不良となり、集注器にアンモニア液が充満し、油抜き作業中にアンモニア冷凍機が液圧縮となったため
圧縮機のヘッドカバーパッキンが破断し、アンモニアが漏えいしたものと推定される。今後は、油抜き作業手
順の見直しを行い、運転日報に集注器液面レベルの確認と、液面制御スイッチ作動点検の項目を追加する。
冷凍設備の
圧縮機駆動
製造事業所 メカニカル
42
(冷凍)
シールから
の冷媒漏え
い
群
2014/9/1 馬
県
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 フレア式継
43
(冷凍)
手からの冷
媒漏えい
岐
2014/9/1 阜
県
冷凍設備の
製造事業所
44
配管からの
(冷凍)
冷媒漏えい
神
奈
2014/9/6
川
県
冷凍設備の
圧縮機電磁
製造事業所
45
弁フランジか
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
冷凍設備の
製造事業所 圧縮機から
46
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
熊
2014/9/8 本
県
北
2014/9/9 海
道
事故概要
フルオ
ロカー
C 漏洩
ボン2
2
フルオ
0 0 0 0 ロカー C 漏洩
ボン
0 0 1 1
アンモ
C 漏洩
ニア
食品
冷凍
設
備、
圧縮
機
一般
化学
継
手、
冷凍
設
備、
圧縮
機
<製
造中
<締結管
>(定
理不良>
常運
転)
食品
冷凍
設
備、
圧縮
機
<製
造中
>(そ
の他)
<その他
>(スイッ
チの動作
不良)
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
熱交換器の
製造事業所
47
配管接続部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
愛
2014/9/10 知
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
<製
配
造中
自動 管、
<設計不
>(定
車
冷凍
良>
常運
設備
転)
事故概要
無
製造過程で使用している冷凍機の圧力計が正常値よりも低かったため、漏えいが分かった。翌日にメーカー
に確認してもらったところ、熱交換器の配管接続部から漏れていることを確認した。25kgの冷媒全てが漏えい
していた。原因は、圧縮機の運転振動による経年劣化と推定される。今後は、①年次点検にて冷媒系統の腐
食状態を確認することで、ピンホールの未然防止に努める(既存の社内規定にてルール有り)。②上記のルー
ルを徹底するよう、社内へ再展開する(9月10日に実施済み)。③1回/年の冷凍責任者教育の内容に、年次点
検のポイントとして配管腐食の目視点検を重視することを織り込む。
冷凍設備の
圧縮機の電
製造事業所
48
磁弁取り付
(冷凍)
け部からの
冷媒漏えい
沖
2014/9/12 縄
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
電気
冷凍
設
備、
圧縮
機、
弁
無
20時05分に、中央操作室内補助盤の「空調機故障」警報が発報した。本館2階空調機械室内制御盤で「高低
圧異常」警報の点灯とNo.2空調チリングユニット圧縮機の電磁弁取付部が折損し、本体のガス圧力が運転時
約10kg/cm2から約2kg/cm2まで低下しているのを確認した。その後、No.2空調機を停止し、ガス漏れを止め
るため、電磁弁を据え付けてロープで抑え、仮固定して処置した。原因は、No.2チリングユニット容量調整用
冷水温度設定機器の誤作動に伴い、容量調整用電磁弁がON-OFFを繰り返したことにより、容量調整用圧
縮弁駆動用シリンダがチャタリング現象に陥り、急速な疲労現象で電磁弁付け根部が折損し、漏えいに至っ
たと推定される。※当該電磁弁は今年6月中旬頃から時折異音が発生していたため、使用禁止とし、7月に点
検を実施した。その際の点検では、再現性および異常な箇所は確認できなかった。その後、連続運転とし再
現性確認を行っていたところ、8月に同現象が稀に発生することを確認した。10月の定期検査の際に、再点検
を行う予定であった。
冷凍設備の
保温材下の
製造事業所
49
フランジ溶接
(冷凍)
部からの冷
媒漏えい
福
2014/9/20 岡
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
その
他(レ
ジャー
)
<製
冷凍
造中
設
<腐食管 <検査管
>(定
無
備、フ
理不良> 理不良>
常運
ランジ
転)
管理者が設備の非定常点検を実施したところ、No.1パンパードラムのガス入口配管のフランジ溶接部にピン
ホールが発生しており、冷媒ガスが漏えいしていることを確認した。パンパードラム直近のバルブを閉止し、
漏えいを停止した。当該設備は設置後23年が経過している。漏えい個所は保温のためにウレタンで被覆され
ており、配管腐食の発見が遅れたものである。
食品
継
手、
冷凍
設備
<製
造中
<誤操
>
作、誤判
(シャ
断>
ットダ
ウン)
電気
配
管、
冷凍
設備
<停
止中 <腐食管 <検査管
無
>(休 理不良> 理不良>
止中)
冷凍設備の
製造事業所 フランジから
50
(冷凍)
のアンモニ
ア漏えい
北
2014/9/20 海
道
0 0 0 0
冷凍設備の
製造事業所 冷媒配管か
51
(冷凍)
らの冷媒漏
えい
愛
2014/9/26 知
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
アンモ
C 漏洩
ニア
<製
造中
>(定
常運
転)
<その他
>(機器
の誤作
動)
無
次の日休日に入るために冷凍機のエンジンを止めたが、本来配管のバルブを閉めてからエンジンのバルブ
を閉めるべきところ、エンジンのバルブを先に閉めたことにより、配管に圧力がかかりフランジからアンモニア
が少量漏えいした(数量不明)。そのことにすぐに気付いた従業員が適正な措置を施し漏えいを止めたが、事
業所内にアンモニアの臭いが立ちこめたため、換気扇を回したところ、隣の事業者が臭いに気付き、警察に
通報した。
屋上に設置されているスクリュー冷凍機の空気交換器の配管から潤滑油が漏れているのを巡視点検中に発
見した。冷媒配管を調査したところ、ピンホールが見受けられて冷媒ガスの漏えいを確認した。原因は、保温
材の経年劣化により、配管と保温カバーの間にすき間が生じ、そこから浸入した雨水により、配管が外部から
腐食してピンホールが生じたものと推定される。今後は、毎日の巡視点検を再度徹底し、ガス漏れ検知器を
使用して漏えいの有無を徹底して確認する。
番
号
事故区分
事故名称
冷凍設備の
保温材下の
製造事業所
52
配管溶接部
(冷凍)
からの冷媒
漏えい
キャビテー
ションにより
製造事業所 ポリブタジエ
53
(コ)
ン設備から
ブタジエンが
逆流し爆発
ナフサ水素
化処理装置
製造事業所
54
の加熱炉内
(コ)
部の異常燃
焼
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
<製
その
造中 <その他
冷凍
他(ビ
>(定 >(調査
設備
ル業)
常運 中)
転)
事故概要
空冷ヒートポンプチラーに油温高のアラームが出たため、管理者が地下階より屋上(14階)までのパイプシャフ
ト内の冷媒配管について、目視点検およびガス漏えい点検を実施した。13階調査時にガス漏れ検知器が反
応したため、保温材を撤去して確認したところ、配管の溶接接続部にピンホールが生じており、ガスが漏えい
していた。設備を停止し、ピンホール部にはゴムチューブを接着し、漏えいは停止した。ピンホール発生個所
は、腐食もなく外観上問題なかった。原因については調査中である。
福
2014/9/29 岡
県
フルオ
ロカー
0 0 0 0
C 漏洩
ボン2
2
千
2014/8/12 葉
県
合成ゴム製造プラントの定期検査終了後、Ⅱ期設備はスタート準備中(溶剤運転)であった。①Ⅱ期仕上工程
点検のため、後処理ヤードからの熱水フィード(113-P12-3,4)をストップした。②熱水の供給先である仕上ヤー
ドクラム脱水機タンク(114-V2)が液面を維持するため、114-V2からの熱水リターンが少なくなり、熱水回収タ
ンク(114-V17-2)の液面が低下した。③スタート準備中であり、熱水回収タンク(114-V17-2)のLCVがマニュア
ル設定であったため、補給水が入らず、さらに液面が低下した。④液面が低下したことにより、熱水回収ポン
<製
非高
プ(114-P4-6)でキャビテーションが発生した。⑤コアギュレーター(113-V7,V7-2:圧力約0.35MPa)からⅡ期再
造中
<情報伝
圧ガ
>(ス
<設計不 電気 処理タンク(117-V1:大気圧)へ熱水+溶剤が逆流した。⑥117-V1を介してⅡ期仕上室に可燃性ガスが充満し
石油
ブタジ
達の不備
C 爆発 火災
ス機
0 0 0 0
タート
良> 機器 た。電気設備が着火源(非防爆エリア)となり、爆発に至った。原因は、Ⅱ期熱水回収タンク(114-V17-2)から
エン
化学
>
器、ポ
熱水をⅡ期熱水回収ポンプ(114-P4-6)で昇圧し、コアギュレーター(113-V7,113-V7-2)とⅡ期再処理タンク
アッ
ンプ
(117-V1)へ移送していた際に、Ⅱ期熱水回収ポンプ(114-P4-6)がキャビテーションを起こしたためと推定さ
プ)
れる。その後に、コアギュレーターから溶剤(ブタジエン、シクロヘキサン)を含む熱水が逆流かつ、Ⅱ期再処
理タンク(117-V1)へ送液された。Ⅱ期再処理タンク(117-V1)は大気開放タンクであるため、液面より溶剤が
揮発して、合成ゴムⅡ期仕上室に滞留し、溶剤ガス爆発混合気を形成し、何らかの稼動中電気設備が着火
源となり、着火爆発したものと考えられる。
愛
2014/8/20 媛
県
8月20日2時20分頃、BTX設備のナフサ水素化処理装置のスタビライザーリボイラー加熱炉(F-4102)内部に
おいて、バーナーからナフサ留分が流出したことにより、火災(異常燃焼)が発生した。6月22日から8月5日ま
で、BTX設備の定期修理工事を行い、8月17日から運転開始準備作業を行っていた。8月20日、計器指示値
の異常を確認したため、作業員が現場に向かい、2時20分頃、加熱炉(F-4102)ののぞき窓から炉内の確認
を行ったところ、炉床で異常燃焼が発生していた。このため、装置の緊急停止を行い、2時29分に公設消防に
通報を行うとともに、縁切り操作、降圧、炉内温度を下げる操作や、防消火設備等による措置を行った。4時
53分、消防により鎮火が確認された。今回の異常燃焼は、バーナーからナフサ留分が流出したことによるも
のである。流出は、以下の原因により発生したと考えられる。①長期間の定期修理のため設備内に錆等のス
<製
ケールが生じていた(※1)ところに、運転開始によりスケールで原料供給ポンプの目詰まりが発生したため、
造中
<操作基 <誤操
ポンプの出力が低下し、ナフサの蒸留塔(C-4201)への供給量が減少した。②その結果、蒸留塔の温度が上
石油 加熱 >(ス
準の不備 作、誤判 裸火
昇して、本来気化しない多量のナフサ留分等が頂部から塔頂受槽(V-4205)に流れ、塔頂受槽の液面が上
精製 炉
タート
>
断>
昇した。③その対応として、塔頂受槽の液面調整のためにポンプ(P-4203)を操作したが、過負荷(過電流)
アッ
(※2)によりポンプが停止した。④その結果、塔頂受槽の液面がさらに上昇し、液状のナフサ等が後段の燃
プ)
料ガス系統のドラム(V-4111)に流入した。⑤ドラムへの流入過多により液面上昇の警報が発報されたが、作
業員が見落としたため、液状のナフサ等が直接、加熱炉のバーナーに流入し、異常燃焼に至ったと考えられ
る。※1:今回の定期修理期間は45日間と長期間であったこと、また、天候不順による高湿度状態が続いたた
め、設備内にスケールが生成しやすい環境にあった。※2:当該ポンプはLPGポンプであり、密度の大きいナフ
サ留分が含有されたことにより、過負荷となった。今後は、①運転開始前のスケール除去、②運転開始操作
の中断条件の設定、③燃料ガス系統への回収時期見直し、④警報の差別化、⑤運転要領の改正および保
安教育、⑥警報の差別化の所内水平展開を実施することとした。
0 0 0 0 ナフサ C 火災
無
番
号
事故区分
事故名称
熱交換器の
製造事業所 伝熱管から
55
(コ)
の塩素漏え
い
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
茨
2014/7/30 城
県
フレキシブル
製造事業所 チューブから
(コ)
の水素漏え
い
福
2014/8/6 岡
県
グラインダー
による切断
作業中の火
製造事業所 花がフランジ
57
(コ)
部から漏え
いした酸素
ガスに着火
し火災
愛
2014/8/19 知
県
56
ストリッパー
塔頂油凝縮
製造事業所 器からの炭
58
(コ)
化水素、硫
化水素漏え
い
山
2014/8/30 口
県
0 0 0 0 塩素
0 0 0 0 水素
0 0 0 0 酸素
事故概要
C 漏洩
<製
造中
石油 熱交
<腐食管 <検査管
>(定
無
化学 換器
理不良> 理不良>
常運
転)
当該機器は、No.2液化塩素プラントの横置き(勾配有り)の熱交換器で、シェル側に温水(ボイラードレン水)、
伝熱管に液化塩素を通し塩素を加温する機器である。熱交換後の温水は、No.1液化塩素プラントに設置され
ている温水槽へ送られる。7月30日19時51分にNo.1液化塩素プラントに設置されているガス検知器(設定値
0.5ppm)が発報した。20時00分にNo.1液化塩素プラントおよび後段のNo.1アリルクロライドプラントを停止し、
塩素除害塔を起動した。20時40分にNo.1液化塩素プラントの塩素貯槽の移液を開始した。7月31日1時10分
に敷地境界の塩素濃度を測定し、事業所敷地外への影響がないことを確認した。温水槽ベント管より放出さ
れる塩素濃度が低下しないことから、7時35分にNo.2液化塩素プラントおよび後段のNo.2アリルクロライドプラ
ントを停止した。7時50分にNo.2液化塩素プラントの貯槽の移液を開始した。13時15分に移液が完了し、漏え
いが停止した。機器のパージを行った後に点検を行い、漏えい箇所が熱交換器の伝熱管であることを特定し
た。事業所は当該機器の温水側については腐食のおそれがないと判断しており、設置時より28年間点検を
実施せず、探傷試験、肉厚測定等の検査も実施していなかったため、温水側からの腐食の進行を見落とし
た。なお、塩素側のチューブシート面およびチャンネルカバーについては、開放検査時に異常がないことを確
認している。伝熱管全数を抜管し目視点検および肉厚測定を実施したところ、全域にわたり温水側からの腐
食による減肉が確認された。今後は、①伝熱管の目視検査、肉厚測定を定期的に実施する。②温水貯槽に
窒素ガスを導入する設備を設置した。③温水のpHを常時監視することとし、水質管理および異常時の検出が
できるようにした。④消防通報に係る社員再教育を実施した。
C 漏洩
フレキ
シブ
一般
ル
化学
ホー
ス
平成26年8月6日9時頃、水素ガス検知器が動作したため、石けん水による発泡試験を実施したところ、アル
ゴン精製用に水素ガスローダより水素ガスを供給するフレキシブルチューブからの漏えいを確認した。直ちに
水素ガス供給遮断措置を施した。原因は、当該事業所は沿岸部に位置していることから、塩害によりフレキ
シブルチューブ外面に孔食が発生したものと推定される。孔食を招いた原因としては、フレキシブルチューブ
に巻いていた防食テープが劣化して割れていたことと、当該フレキシブルチューブを20年以上も使用し続けた
ことが考えられる。今後は、①フレキシブルチューブの材質をSUS304から、耐食性の高いSUS316Lに変更す
る。②防食テープを毎年交換することとした。③フレキシブルチューブを10年(現行実績の半分)ごとに取り替
える。
C 漏洩
炭化
水素、
0 0 0 0
C 漏洩
硫化
水素
<製
造中
<腐食管 <設計不
無
>(定
理不良>
良>
常運
転)
<製
造中
一般 フラン
<施工管
火災
>(定
化学 ジ
理不良>
常運
転)
火花
(グ
ライ
ン
ダー
)
<製
造中
石油 凝縮
<腐食管 <施工管
>(定
無
精製 器
理不良> 理不良>
常運
転)
加圧ガス入口元弁下部配管断熱材(硬質ウレタンフォーム)外装板と水切りのシール部分を切断中に、同弁下
部配管外装内部から発煙が見られたので、粉末消火器を使用するも発煙は収まらなかった。そこで、同弁上
部断熱材外装板を取り外したところ、火災が発生したため、水バケツと消火器により消火した。原因は、加圧
ガス入口元弁フランジ部から漏えいした酸素ガスが、同弁下部配管の断熱材と外装板のすき間に滞留し、グ
ラインダーの火花により断熱材が発災したものと推定される。今後は、類似構造物の点検を行う。
運転員の定期巡回の際、携帯ガス検知器が作動したため、インター排水ピット周辺を調べたところ、ピット内
にガスが存在(H2S 60ppm)していることを確認した。調査の結果、3E-5A/B(ストリッパー塔頂油凝縮器)の
不具合であることが確認されたことから、当該装置を停止し、開放検査を実施した結果、3E-5Aにチューブ開
孔1本を確認した。冷却水は海水を使用している。チューブの腐食は、閉塞等により最低流速以下となった場
合にチューブ内面にデポジットが生成され進行する。原因は、運転温度が耐孔食性が低下する高温域での
使用、平成22年の開放検査時に取り替えた犠牲陽極は規格品の27%相当のものであったため100%消耗し
防食効果が無くなっていたこと等により、腐食の進行が早まったものと推定される(チューブ全数(不入、プラ
グ打ちを除く)の渦流探傷検査の結果、今回開口したチューブ以外の減肉は無い。)。また、平成22年の開放
点検でガスケットをノンアスベストに変更し、導電性材質であったため電位がガスケットが貴、管板が卑となっ
たことも、犠牲陽極の消耗が早まり、腐食の進行が早まったものと考えられる(管板面に腐食、割れが発生し
ている。)。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
重質軽油水
素化分解装
置の反応塔
製造事業所
59
出口油冷却
(コ)
器からの炭
化水素、水
素漏えい
北
2014/9/28 海
道
充てん所の
製造事業所 配管からの
60
(LP)
LPガス漏え
い
愛
2014/7/8 知
県
0 0 0 0
液面計から
製造事業所
のLPガス漏
61
(LP)
えい
岩
2014/8/6 手
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス貯槽
の逆止弁の
製造事業所
62
取り外し作
(LP)
業中の漏え
い
宮
2014/8/13 城
県
水素、
0 0 0 0 炭化 C 漏洩
水素
炭化
水素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
<製
造中
石油 熱交
<腐食管
>(定
精製 換器
理不良>
常運
転)
事故概要
無
運転課員が現場点検中に、HC-ALCチューブから油が滴っているのを発見した。その後、直ちに当該装置の
停止操作を開始した。以下の理由により、開孔原因はスケール堆積により流れの乱れが生じ、水硫化アンモ
ニウム(NH4HS)によるエロージョン・コロージョンを引き起こしたことによるものと推定される。(1)2006年に更新
後、4バンドルのみ2009年に清掃を実施したため、バンドル間、パス・チューブごとの汚れ・詰まり状況に差異
が生じ、流量に偏りが生じた。(2)流量の偏りと部分的な詰まりにより流速が早く乱れが生じた箇所においてエ
ロージョン・コロージョンが進行した。(3)減肉部は滑らかで、典型的なエロージョン・コロージョンの形態を呈し
ており、上記を裏付けている。
C 漏洩
<停
止中
<腐食管
充填
配管 >(検
理不良>
所
査・点
検中)
無
配管を固定していたアングル付近で、保安前検査を実施中の検査員のガス漏れ検知器に反応があった。漏
えい検知液により漏えい箇所を検査後、保安係員に連絡し、保安係員が漏えいを確認した。原因は、配管が
腐食していたが、漏えい個所がアングルに配管底面が密着しており、かつ漏えいしていたガスが微量であっ
たため、石けん水での目視等で確認が困難であったためと推定される。今後は、配管固定箇所のアングル等
に密着している配管のU字ボルト等を取り外して腐食状態を確認し、塗装等により腐食を進めさせない措置を
とることとした。
C 漏洩
継
<荷 <シール
販売 手、
<締結管
役中 管理不良
無
店
液面
理不良>
>
>
計
LPガス20トン貯槽への荷卸し作業終了時に立会人がガス臭に気付き、石けん水を用いて配管等を確認した
ところ、液面計の接合部分からのガス漏えいを発見した。直ちに液面計前後のバルブを閉止して点検業者に
修理を依頼した。人的・物的被害はなかった。原因は、液面計の締結部のガスケットの老朽化に伴い、締結
部の密着性が弱まり、ガスが漏えいしたものと推定される。(日中の高温対策としてタンクへの散水は実施し
ていた。)
<停
止中 <操作基 <誤操
逆止
>(検 準の不備 作、誤判 無
弁
査・点 >
断>
検中)
8月13日(水)午後、LPガス容器の残ガス回収作業を行っていたところ、残ガス回収用2.9t貯槽の逆止弁の調
子が悪くなった。元弁を閉めて逆止弁の清掃をしようとしたところ、元弁が完全に閉止されておらず、16時頃
に逆止弁の開放部からガスが漏えいした。気化熱による凍結のため、元弁は人力で閉止できず、直ちに119
番通報した。17時13分頃に到着した指定保安検査機関がレンチで閉止し、漏えいは停止した。消防では警戒
区域を設定し、区域内を通るJR陸羽東線で約20分間運転を見合わせた。原因は、元弁が完全に閉止したこ
とを確認せずに逆止弁を開放したため、LPガスが噴出し、気化熱が奪われて元弁が凍結したものと推定され
る。元弁が凍結したことにより人力では閉止できなくなったものと考えられる。事故現場に保安係員はいたも
のの、レンチで閉止する経験がなかったため、指定保安検査機関に対応を依頼した。後日、貯槽の開放検査
を実施したところ、繊維質の異物等、通常では見られない物が確認されたことから、東日本大震災で被災した
多数の容器の残ガス回収による異物が蓄積したため、逆止弁および元弁の不具合が起こったと考えられる。
事故翌日から2.9t貯槽の開放検査を実施し、全ての弁類を新品に交換した。今後は、①レンチによる元弁閉
止方法を社員全員に周知し、緊急時バルブ閉止専用工具を作成して常備する。②残ガス回収用2.9t貯槽の
ペンタン分をこまめに回収し、貯槽内の残滓物を減らす。③今回の事故のようにガス漏れが発生する可能性
がある場合は、設備検査会社に操作を依頼する。
C 漏洩
容器
検査
所
番
号
事故区分
事故名称
CEの充てん
製造事業所 ライン配管
63
(一般)
からの液化
窒素漏えい
送風機の故
障により塩
製造事業所
64
素が逆流し
(一般)
排気口から
漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
群
2014/7/1 馬
県
千
2014/7/7 葉
県
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0 塩素
バルブ閉め
不足による
製造事業所
容器からの
65
(一般)
アセチレン
漏えい火災
大
2014/7/11 阪
府
0 0 0 0
容器検査所
におけるLP
製造事業所 ガス500kg容
66
(一般)
器の耐圧試
験準備中の
漏えい爆発
埼
2014/7/25 玉
県
液化
0 0 2 2 石油
ガス
C 漏洩
C 漏洩
アセチ
C 漏洩
レン
C 漏洩
配
管、
コー
製鉄
ルドエ
所
バポ
レー
ター
<そ
の他
>
(ロー <設計不
リー 良>
受け
入れ
中)
事故概要
無
液化窒素CEにローリーにて充てん中に、充てんライン銅配管より漏えいがあることを発見した。ガス漏えい確
認後、直ちに充てん作業を中止し、液化窒素CEのガスを充てんラインより放出し、安全の確保を行った。原因
は、ローリー受け入れ時(低温)と受け入れ時以外(常温)の温度変化による熱収縮によって、応力が継ぎ手部
に集中し、経年劣化が起こり、割れが発生したものと推定される(当設備の設置は昭和45年4月2日)。今後
は、充てんラインの逆止弁、放出弁、配管、継手の更新を行う。
排気
<荷
一般 口、
<検査管 <設計不
役中
無
化学 送風
理不良>
良>
>
機
液化塩素7800kgをタンクローリーから貯槽(V-2001)に受入後、ローリーと貯槽の接続配管内に残留している
塩素を乾燥空気で除害設備へパージ作業中に、排気ガスを除害設備に送る送風機が故障し、建屋内の局所
排気口から微量の塩素ガスが逆流し、建屋内に設置してあるガス漏えい検知器が発報した。貯槽建屋の外
部への漏えいはなく、人的被害もなかった。液化塩素設備の設置建屋内を換気するため、室内空気を塩ビ製
配管(10Bのダクト)を経由し送風機で除害設備に送っている。配管先は、液化塩素の除害ラインと合流し除害
設備へと流れる。原因が、送風機のVベルトが摩耗劣化し、モーターの動力が送風機に伝達されず送風停止
状態となったため、除害設備にパージガスが吸引されず、塩素を含んだパージガスが液化塩素設備建屋内
の局所排気口に逆流し、漏えいしたものと推定される。今後は、塩素受入作業点検マニュアルを改訂(事故防
止策を追加)する。
火災 建設
従業員が溶接作業をしていたところ、約3m離れた高圧ガス貯蔵庫内のアセチレンガス容器(1本)から火炎が
噴出しているのを見て、直ちに消防署へ通報した。到着の消防隊が確認すると、容器バルブ側の可溶栓が溶
け、アセチレンガスが火炎となって噴出していた。他に火源がないことから、何らかの原因で漏えいしたガス
に溶接機の火花が着火したものと推定される。消防隊が放水と貯め水で容器を冷却した後、可溶栓部分の
<貯
火花
穴をアルミ栓で閉栓し、火炎の噴出を止めた。溶接作業を行っていた従業員からの聴取では、「作業中に高
バル
<容器管 <点検不
蔵中
(溶
圧ガスボンベ貯蔵庫付近からガスが激しく噴出しているような音を聞いたので様子を見に行くと、貯蔵庫内の
ブ
理不良>
良>
>
接)
アセチレンガスボンベ(1本)から火炎が噴出していた。」とのことであった。原因は、容器の使用後にバルブの
閉めが不足したことからアセチレンが漏えいし、傍で行っていた溶接作業の火花が着火したものと推定され
る。今後は、従業員への高圧ガスに関する安全教育と高圧ガス容器の点検を使用開始時および使用終了時
に必ず実施することとする。
<そ
その
LPガス500kg容器の容器検査中にLPガスが漏えいし、爆発した。その間に消防署に通報し、作業を行ってい
の他 <操作基 <誤操
他(ガ 容器
た従業員2名が火傷を負い、救急搬送された。原因は、検査準備作業の際、当該容器の弁(ガス取り出し弁お
爆発
>(容 準の不備 作、誤判 不明
ス事 本体
よび充てん弁)を開放したことで、容器内に残留していたLPガスの可燃性蒸気が容器検査所内に滞留し、稼
器検 >
断>
業)
動中であった扇風機の電源コードのつなぎ合わせ部分が着火源となって爆発燃焼したものと推定される。
査中)
番
号
67
事故区分
事故名称
CEからロー
製造事業所 リへの充て
(一般)
ん作業中の
窒素漏えい
CEの蒸発器
製造事業所 入口配管溶
68
(一般)
接部からの
窒素漏えい
69
炭酸ガス気
製造事業所 化器のコイ
(一般)
ル配管から
の漏えい
圧縮機の安
製造事業所 全弁用導管
70
(一般)
からの炭酸
ガス漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
長
2014/8/15 野
県
大
2014/8/27 阪
府
千
2014/9/5 葉
県
茨
2014/9/6 城
県
0 0 1 1 窒素
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
0 0 0 0
炭酸
ガス
炭酸
ガス
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
漏洩
その
<荷 <誤操
他(ガ
継手 役中 作、誤判
ス事
>
断>
業)
食品
配
管、
コー
ルド・
エバ
ポ
レータ
食品
<製
造中
気化
<検査管
>(定
器
理不良>
常運
転)
食品
<製
造中
圧縮
<設計不
>(定
機
良>
常運
転)
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
事故概要
<点検不
無
良>
液体窒素貯槽からローリー(関係事業所の運行)へ液体窒素を充てんするため、フレキシブルメタルホース
(内径40mm)を車両側へ接続し充てんを開始したところ、液漏れが生じた。接合部を打撃して漏れを止めよう
としたところ、接合部のホース先端が外れて作業車の胸と足に液体窒素がかかり、作業者1名が軽度の凍傷
を負った。充てん作業時にフレキシブルホースをホース受け側に接続したが、接続が不完全で若干の漏れが
生じたものと考えられる。これを打撃で増し締めして止めようとしたが、打撃によりフレキシブルホースが外れ
液化窒素が漏えいした。原因は、充てん作業の接続不完全の対処に誤判断があったものと推定される。ま
た、通常状態では緩まないはずのフレキシブルホース先端のねじ込み式カラーリング(真鍮製)が何らかの原
因により緩み、脱落したものと推定される(事故後、ねじ山の摩耗が見つかった)。ホースメーカーによる調査
では、ホース接続時の打撃の際、カラーリングに衝撃が伝わり、ホース本体(ステンレス製)のねじ山より軟ら
かい真鍮製のカラーリングのねじ山が徐々に変形し、その状態での繰り返し使用により摩耗したものと考えら
れるとのことである。今後は、ホース先端のカラーリングの材質をステンレス製に変更し、他のフレキシブル
ホースを含め、月1回の点検を実施する。
無
メンテナンス会社による毎月1回の自主検査を実施していたところ、窒素CEの蒸発器本体入口側下部配管部
の溶接部分からのき裂により微量の窒素が漏えいしているのを発見した。原因は、設置後27年が経過してお
り、配管溶接部が熱応力の影響により劣化したものと推定される。
無
9月5日(金)11時00分、炭酸ガス気化器(コイル配管を湯に浸し、熱交換することで気化させる装置)の点検時、
気化器(No.1気化器 平成16年稼動)の液面に泡立ちを発見した(前回点検時には異常は無い)。直ちに気化器
を停止し、人的・物的被害が無い点も含め、県に報告した。9月8日(月)に再度、気化器内部点検を実施したと
ころ、コイル配管のエルボ部にて漏れが確認された。当該エルボは気化器内の熱交換部(湯に浸かっている
部分)において、最初に設置されたエルボであるため、温度変化、配管の収縮が最も激しい箇所と想定され
る。その影響により、エルボにピンホールまたはき裂等の破損が生じたと考えられる。今後は、他のコイル配
管の同一箇所について補修および検査を実施する。
無
0時55分に装置が自動停止したため、巡視者が点検に向かったところ、No.1圧縮機2段出口スナッバの安全
弁用導管(ノズル)から炭酸ガスが漏えいしているのを覚知した。速やかに当該圧縮機前後弁の閉止等の停
止処置を実施した。残圧がなくなり、漏えいが停止していることを2時30分に確認した。漏えい量は163m3と推
定される。ノズルに溶接されているサポートブラケットの端部からノズルの周方向(両側)に長さ約1cmのクラッ
クが確認された。原因は、安全弁と元弁の荷重および圧縮機の機械振動による繰り返し応力がブラケット端
部に集中し、当該部分が疲労した結果、クラックの発生に至ったものと推定される。今後は、サポートブラケッ
トを直接溶接からボルトアップによる固定方法に変更する。
番
号
71
事故区分
事故名称
熱交換器か
製造事業所
らのヘリウム
(一般)
漏えい
CEの配管溶
製造事業所
72
接部からの
(一般)
窒素漏えい
塩化メチル
蒸留塔上部
製造事業所
73
鏡部分の保
(一般)
温外装下か
らの漏えい
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
業種
計
(1次
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
茨
2014/9/12 城
県
群
2014/9/17 馬
県
群
2014/9/21 馬
県
0 0 0 0
ヘリウ
C 漏洩
ム
0 0 0 0 窒素
0 0 0 0
C 漏洩
クロル
C 漏洩
メチル
窒化処理炉
製造事業所 の補修工事
(一般)
中のLPガス
漏えい爆発
長
2014/9/28 野
県
液化
0 0 1 1 石油
ガス
C 漏洩
スタンド内で
車の誤発進
製造事業所
75
による緊急
(一般)
離脱カプラ
の作動
香
2014/8/24 川
県
天然
0 0 0 0
ガス
破裂
C 破損
等
74
事故概要
<製
造中
その
熱交 >(ス <設計不
他(研
換器 タート 良>
究所)
アッ
プ)
無
9月12日9時頃にヘリウム液化機の起動を行ったが、起動中にタービン冷却水異常で機器が自動停止した。
14時から16時20分にかけてメーカーによる点検を実施した結果、循環水タンク内に気泡が発生していることを
確認した。気体を検査し、気体がヘリウムであることを確認した。冷却水の排水および系内のヘリウムの回収
を行い、18時30分頃漏えいが停止した。なお、冷却水は開放系であり、漏出したヘリウムガスは大気に放出
された。冷却水系統の点検を行い、熱交換器内部で漏えいしていることが判明した。原因は、当該設備の前
回の交換から12年経過していることから、疲労により漏えいに至ったと推定される。
配
管、
コー
ルド・
自動
エバ
車
ポ
レー
タ、蒸
発器
無
9月19日(金)14時00分頃、日常点検中に漏えいがあることを発見した。原因は、ガス使用時(低温)とガス未使
用時(常温)の温度変化による熱収縮によって、応力が配管溶接部に集中し、経年劣化が起こり割れが発生し
たものと推定される。
<製
造中
一般 蒸留
<腐食管 <検査管
>(定
無
化学 塔
理不良> 理不良>
常運
転)
高圧ガス設備の日常点検中に、当該蒸留塔上部鏡部の保温ラッキングとノズルの間が部分的に変色してい
ることを確認した。その保温周辺で、わずかな塩化メチルの臭気がした。なお、このガスはメチルクロロシラン
を微量に含む。(人的被害、漏えいなどによる被害なし。メチルクロロシランは外気の水分と反応して、塩酸、
およびオイルもしくは固形のゲルを生成する)。原因は、保温外装の目止めが劣化し、雨水が外部から侵入
し、塔本体が外部腐食により腐食が徐々に進行し、孔食が貫通したものと推定される。機器自体は錆止め塗
装されていたが、塩化メチルに含まれるメチルクロロシランの外気との加水分解反応により塩酸が生成され、
塔外部より腐食が進行したものと考えられる。
爆発 機械
<製
造中
<設計不
>(定
良>
常運
転)
<停
ガス 止中 <誤操
の元 >(検 作、誤判
栓
査・点 断>
検中)
<製
緊急 造中 <誤操
運送 離脱 >(定 作、誤判
カプラ 常運 断>
転)
火花
(グ
ライ
ン
ダー
)
事業所のチッ化処理炉の補修工事のため、作業員1名が炉内で作業を行っていた。その時、炉内と外気とを
炎で遮断するためのフレームカーテン用のLPガスが噴出していたと思われる。作業員は噴出に気がつかな
いまま、ハンドグラインダでの作業を行い、グラインダの火花が噴出していたLPガスに引火し、爆発した。さら
に、作業員が炉内にいる状態で出入口が炎で遮断されてしまい、作業員は炉の外に出る際、炎で火傷を負っ
た。原因は、メンテナンスを行う前に別業者が周辺機器の修理を行っていたため、ガスの元栓が閉まっている
と誤認したものと推定される。また、工場内にアンモニア臭がするため、LPガスの噴出に気がつかないまま、
グラインダでの作業を行ってしまったものと考えられる。今後は、ガス漏れ検知器の設置を検討する。
無
8月24日20時10分頃に、営業所内の圧縮天然ガススタンドにおいて、車に天然ガスを充てん後、充てんノズ
ルをはずす前に車が誤発進し、安全装置である緊急離脱カプラーが破損した。このときにガスの漏えいはな
かった。今後は、充てん手順書の見直しを行い、見直した手順書の再教育を徹底する。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
移動中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
事象)
1 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
栃
2014/7/4 木
県
2 移動
交通事故に
よる積載して
いた高圧ガ
ス容器から
の漏えい
神
奈
2014/7/14
川
県
3 移動
4 移動
5 移動
移動中にお
ける高圧ガ
ス容器の落
下によるLP
ガス漏えい
荷卸作業中
のタンクロー
リーのニード
ル弁からの
液化天然ガ
ス漏えい
移動式製造
設備の液配
管溶接部か
らの炭酸ガ
ス漏えい
東
2014/7/28 京
都
石
2014/8/18 川
県
2014/9/5
神
奈
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 0 0 窒素
液化
0 0 0 0 石油
ガス
0 0 1 1
0 0 0 0
天然
ガス
炭酸
ガス
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
C 漏洩
容器
<移 <交通事
充填 本体、
動中 故>(自
所
バル
>
損)
ブ
C 漏洩
<移 <交通事
容器
動中 故>(他
本体
>
損)
C 漏洩
C 漏洩
C 漏洩
運送
運送
容器
<移
本体、
<容器管
動中
バル
理不良>
>
ブ
運送
<荷
ニード
<設計不
役中
ル弁
良>
>
運送
<そ
の他
>(荷
配管、 役終 <設計不
ローリ 了直 良>
後の
点検
時)
事故概要
無
13時54分、配送員がLPガス容器(50kg容器25本、20kg容器2本)を積載した車両で移動中に、信号が赤になっ
たためブレーキをかけたところスリップし、車体が横転した。容器が道路に散乱し、転落した衝撃により5本程
度の50kg容器のバルブが開き、少量のガスが噴出したが、すぐにバルブを閉め、噴出は止まった。散乱した
容器により、一時片側車線が通行止めとなったが、14時30分頃に容器は回収され、15時40分頃に通行止め
は解除された。回収された容器は、7月8日に容器検査所において検査が行われ、一部バルブキャップ等の
補修はあったものの、容器およびバルブ本体の異常は確認されなかった。原因は、運転操作ミスに起因する
交通事故によるものと推定される。今後は、①当該事故情報を事業所内で共有する。②配送中は、車間距離
を十分に保ち、法定速度を遵守、安全運転を徹底する。③従前の配送計画は1日20~25軒であったが、配送
計画に余裕を持たせるため、15~20軒に減らす。④転落した容器の安全確認(検査実施)する。
無
工場から出発した配送車が、事業所に荷降ろした後、別の事業所にガスを配送するため、道路を走行してい
た。わき道から一時停止を無視して出てきた4tトラックが右側面から配送車に衝突し、配送車が横転した。積
載していた超低温容器6本(液化酸素175L容器2本、液化窒素175L容器4本)が投げ出され、うち液化窒素
175L容器2本からガスが漏えいした。原因は、容器転倒時にバルブが開いたことにより漏えいしたものと推定
される。
無
配送のため事故発生場所付近のS字カーブを移動中に、前方に停車車両を発見し、ブレーキを踏んだ際、助
手席側荷台のフック掛けに不備があり、全37本のLPガス容器のうち20本の容器を路上に落下させてしまっ
た。落下の衝撃により、LPガス30kg容器3本のバルブ充てん口よりガスが漏えいし、別の30kg容器1本が前方
停車車両後部に当たり、車が損傷した。原因は、運搬車両助手席側荷台のフック掛けの不備のためと推定さ
れる。また、容器バルブ、容器キャップの締め込みが不十分であったものと考えられる。今後は、①配送時
に、バルブ、キャップの締め込み、荷締機の固定、荷台あおりのフック掛けを指差呼称し確実に行う。②周囲
に民家等がある場合、被害の拡大を防止するための注意喚起を行う。③ガス漏えいの際、落ち着いて事故
処置を行うほか、必要に応じ関係機関に救助を求める。④定期に配送者および関係者に事故処置方法等の
安全教育を実施する。⑤関連営業所に事故内容の周知と注意喚起を行う。
無
工場でローリー荷卸し作業準備のため、タンク内圧力を0.55MPaまで上昇中に、液面計下部にあるニードル
弁のスピンドルハンドルが突然外れ飛び、液漏れが発生した。当該スピンドルハンドルについては、常時「開」
にするために、タンク製造メーカーによりスペーサーが施され、「閉」となることを防いでいた。このスピンドル
ハンドルにつき、事業者による後日の事故原因分析作業の中で、構造上の問題(スピンドル部のネジピッチと
袋ナットのピッチ、回す方向が同一であり、ハンドル・スペーサー・表示板・袋ナットが一体となることで供回り
し、場合によっては、外れる危険性があるとのこと)を抱えている可能性があることを確認した。原因は、構造
上の問題によりネジが緩んだものと推定される。8月25日~27日にかけて、全170台のLNG車両について、全
ての「袋ナット」(計1,191箇所)の増し締めを実施した。併せて、常時「開」のバルブ(計318箇所)は、番線S字
固縛を実施し、ハンドルの回転を防止した。今後は、1)スペーサーおよび表示板を取り外す。2)ハンドルを取
り外す、またはVN3とVN2のハンドルをワイヤーで繋ぎ、ステムが回転しない措置を講じる。3)グランドナット締
め付け部に「合いマーク」をつける。(グランド部がねじ込み形状となっている全てのバルブを対象とする。)※
日常点検項目に相マーク確認を追加し、対応する。4)パネルナットをロックナットとして使用する。(パネルナッ
トは現状のまま、寸法・形状の変更は行わない)5)グランドナット締め付け部にロックタイト(ネジゆるみ防止剤)
を塗布する。
無
14時40分頃に液化炭酸ガスの荷卸し作業を開始した。荷卸し作業前点検では、液漏れ等の異常は一切無
かった。荷卸し中においても異常は無かった。15時00分に荷卸しが完了し、荷卸し終了後の点検作業の最中
に、ローリー液ラインの緊急遮断弁とストレーナーとの間で、SUS配管溶接部からシューという音と微量のガ
ス漏れを発見した。点検の結果、配管溶接部に1箇所のピンホールを発見した。直ちにタンク元弁と液排出口
との中間液ラインの圧力抜きをブロー弁にて実施した。原因は、機器の製作後、28年が経過しており、この間
の運転により当該部分の温度変化、圧力変動によりピンホールが発生したものと推定される。なお、当該製
造設備は廃止することとした。
番
号
事故区分
事故名称
6 移動
車両に積載
した炭酸ガ
ス容器の安
全弁作動
7 移動
交通事故に
よる圧縮天
然ガス自動
車の減圧弁
からの漏え
い
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
(1次
業種
計
名 者 傷 傷
名 模
象
事象)
大
2014/9/6 阪
府
岡
2014/7/20 山
県
0 0 0 0
0 0 0 0
炭酸
ガス
天然
ガス
C 漏洩
破裂
C 破損
等
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
その
容器
他(溶
本体
接)
漏洩 運送
弁
<貯
<容器管
蔵中
理不良>
>
<消 <交通事
費中 故>(自
>
損)
事故概要
無
9月6日(土)午前10時頃に、荷台に炭酸ガス15kg容器2本(作業用、予備用)を積載したバラ積みトラックが作業
現場付近のコインパーキングに駐車し、運転手および作業員は作業のため、作業用の容器1本を持ち出し、
予備用の容器1本は荷台に積載したままトラックから離れた。13時頃に会社から、荷台のトラックの容器から
ガスが漏れているとの連絡を受け、車両に戻ると荷台の予備用の容器からガスが噴出・漏えいしていた。原
因は、長時間炎天下に置かれていたため、容器内の内圧が上昇し、安全弁からガスが噴出したと推定され
る。なお、当該容器は横に倒した状態で搬送されており、写真により確認した結果、転倒等による外的な損傷
痕は認められず、バルブ、弁等の損傷により噴出・漏えいした可能性は低いと考えられる。今後は、高温下、
車両での貯蔵をしないこと、その他法令遵守を徹底するよう事業所内で周知する。
無
午前0時30分頃、配送品の積み込みを完了し、配達に出発した。午前0時40分頃東進中に、停車していた車
両後部に衝突し、燃料用圧縮天然ガス容器の低圧縮減圧弁が破損し、燃料用ガスが漏えいした(衝突された
車両は無人)。消防隊は事故車両周囲のガス検知を実施し、助手席側容器から1メートル付近で可燃性ガス
を検知した。警戒区域を設定し、送排風機にて希釈を実施した。また、事故車両のバッテリー端子を外し二次
的災害危険の排除を行った。運転席側容器には破損が無く、容器元弁を閉止した。一方、助手席側容器は、
ガス充てん口付近の破損箇所からガスが漏えいしていたため、危険と判断し容器元弁の閉止は出来なかっ
た。その後、漏えいが弱まったため、警戒筒先を配備した状態で容器元弁の閉止を行った。閉止後、ガス検
知を実施し、漏えい停止を確認した。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
消費中の災害事故
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
1 消費
溶断作業中
の火災
広
2014/8/14 島
県
液化
石油
C 火災
0 0 1 1
ガス、
酸素
2 消費
田地の燃焼
によりアセチ
レン容器が
被災
大
2014/9/23 阪
府
0 0 0 0
3 消費
4 消費
除害設備か
らの臭素漏
えい
炭酸ガス容
器の安全弁
作動
岡
2014/7/7 山
県
京
2014/7/21 都
府
アセチ
C 火災
レン
0 0 0 0 臭素
炭酸
0 0 0 0
ガス
C 漏洩
C 漏洩
その スプ
他(造 レー
船所) 缶
建設
<消
<不良行
費中
為>
>
<そ
<その他
容器 の他
>(田地
本体 >(不
の燃焼)
明)
<製
造中
<誤操
一般 除害 >(ス
作、誤判
化学 設備 タート
断>
アッ
プ)
容器
本
<貯
鉄工
<容器管
体、 蔵中
所
理不良>
安全 >
弁
事故概要
LPガスと酸素を使用し鋼板(SS400)を溶断中に、鋼板の下にあったスプレー缶(防錆剤:LPG)が加熱され、溶
高温
断の火花にガスが引火し、事故に至った。原因は、LPガスの消費設備の直近(1m程度)に、スプレー缶を放置
物体
したまま作業を行ったため、スプレー缶の温度が急激に上昇し引火につながったと推定される。
田地
の燃 隣接している田地の燃焼行為が延焼し、資材置き場の資材とともに空きアセチレンガス容器が燃焼した。
焼
無
事故のあった施設は、工場内でBLプラントと呼ばれる臭素を製造する液化塩素製造所許可設備の特定高圧
ガス消費届出施設であり、海水から採れた苦汁(別名にがり)に塩素を吹き付けて臭素を製造する設備であ
る。当日は、スタートアップ時に人為的ミスで通常より多く塩素を仕込み過ぎたため、通常より大量の臭素が
製造され、除外設備で除外できなくなり、除外設備の排突から大気に漏えいした。従業員が排突から噴出す
る茶色のガスを発見し、制御室に連絡し、直ちにバルブを閉鎖することにより噴出を停止させた。工場外の被
害確認を直ちに行ったが、被害は認められなかった。大気との拡散により、臭素ガスは短時間で消滅したと
考えられる。
無
消費先は、平時は事業所内に容器を保管しているが、一時的に事業所入口横に移動させて事業所内の片付
けを行っていた。このため、容器の納入業者は、消費先に対し屋外保管は危険である旨の注意をし、いった
んは事業所内へ移動させていたが、事業所内の片付けのために再度移動させたまま、事業所内への収容を
忘れてしまった。このため、猛暑で外気温の上昇により容器の内圧が上昇して、炭酸ガス30kg容器1本の安
全弁から液化炭酸ガスが噴出したと考えられる。原因は、猛暑により外気温が上昇したため、屋外に設置し
ていた炭酸ガス容器の内圧が上昇し、容器の安全弁が作動して炭酸ガスが噴出したものと推定される。今後
は、屋内の直射日光の当たらない場所に容器を移動させ、鎖掛けして容易に移動できないようにするととも
に、空容器と混同しないよう保管場所の分離等を設置する。また、他の消費先に対して、同様の事故が発生
しないよう、屋外保管の危険性の注意喚起を実施する。
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
5 消費
炭酸ガス容
器の安全弁
作動
愛
2014/7/25 知
県
0 0 0 0
6 消費
配管の破損
によるLPガ
ス漏えい
石
2014/7/28 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
7 消費
車両接触に
よる供給管
からのLPガ
ス漏えい
島
2014/8/8 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
8 消費
9 消費
回転釜から
のLPガス漏
えい火災
溶接作業中
の逆火によ
る火災
炭酸
ガス
事故概要
無
工場職員が容器置き場の付近へ行ったところ、炭酸ガス容器からガスが噴出しているのを発見した。近隣住
民が通報し、消防と警察が出動した(人身被害、物的被害はなし)。原因は、直射日光により容器内のガスの
圧力が上昇し、安全弁が作動したものと推定される。人身被害、物的被害はなかった。今後は、直射日光が
当たらない場所へ保管場所を変更する。
C 漏洩
窯業 配管
<貯 <交通事
蔵中 故>(他
>
損)
無
事業所に出入りしている業者が、誤ってユニック車のブームを上昇させたまま構内を走行し、LPガス2.0トンバ
ルク貯槽より工場内にガスを供給している配管に、ユニックのブームが接触したため、配管が破断しLPガス
が漏えいした。周囲にいた作業員が異常に気付きガス供給弁を閉にして漏えいを止めた。今後は、事業所に
出入りしている業者へ指導を行う。
C 漏洩
容器
その 本
<消 <交通事
他(個 体、 費中 故>(他
人)
ホー >
損)
ス
無
車両同士の接触事故が発生し、うち1台が建物に衝突した。その際に、容器を倒し、容器チェーンおよび高圧
ホース・ガスメーターを引っ張り、容器の残ガスが18m3流出した。
C 漏洩
機械
<貯
安全
<容器管
蔵中
弁
理不良>
>
北
2014/8/14 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
<消
<その他
費中
>(不明)
>
弁当製造業者の従業員が、業務用回転窯に点火するため末端ガス栓を開にし、パイロットバーナーを点火具
により着火した。その後、メインバーナーに点火するために器具ガス栓を開放したが着火せず、器具ガス栓の
開閉操作を繰り返していたところ、回転窯のガス入口部に向かって火が走り、すぐに末端ガス栓を閉止したと
裸火
ころ、火は収まった。その後、回転窯を確認したところ、ガス入口配管(回転窯の構成部品)が折損していた。
(ラ
従業員から事故発生の連絡を受けたガス販売事業者の社員が現場に駆けつけ、状況を確認後、誤開放によ
イ
るガス漏えい防止のため末端ガス栓のプラグ止めを実施した。原因は、ガスの漏えいに気づかずに回転窯
ター
の点火作業を実施したため火災に至ったものと推定される。折損した回転窯のガス入口配管の折損した付
)
近の表面に腐食や汚れは見られるが、破断面には腐食が確認されなかった。回転窯の製造メーカーに確認
したところ、当該回転窯における同様の折損は発生しておらず、外部から大きな衝撃が加わった可能性が考
えられるが詳細は不明である。
北
2014/8/14 海
道
容器
本
アセチ
体、 <消
自動
<その他
0 0 0 0 レン、 C 漏洩 火災
調整 費中
車
>(不明)
酸素
器、 >
ホー
ス
作業台上にて自動車のマフラー修理のため溶接しようと作業台後方のアセチレン7kg容器および酸素ガス
7m3容器のバルブを開き、アセチレンに火をつけ酸素ガスを出した瞬間に、アセチレン容器調整器付近から
裸火
出火した。消火器での消火を試みるが火勢が衰えないため、消防へ通報した。消防車到着後、冷却散水しな
(逆
がら残ガスを燃焼させ、14時50分頃に鎮火した。原因は、逆火によりアセチレンホースが破裂し、その火炎が
火)
アセチレン調整器を外部からあぶり、その火炎で酸素調整器もともに溶損したと推定される。今後は、年式が
古い調整器およびホースについては交換し、新たに逆火防止器を取り付けて、定期的に点検することとした。
C 漏洩 火災 食品 配管
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
10 消費
解体作業中
のバルク貯
槽からのLP
ガス漏えい
神
奈
2014/8/21
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
11 消費
車両衝突に
よる供給設
備のホース
からのLPガ
ス漏えい
鹿
児
2014/8/22
島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
12 消費
ビルの外壁
崩落による
供給設備か
らのLPガス
漏えい
秋
2014/9/1 田
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
13 消費
水素ロー
ダーの安全
弁からの漏
えい
香
2014/9/9 川
県
0 0 0 0 水素
14 消費
天井裏の配
管からのLP
ガス漏えい
鹿
児
2014/9/11
島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
事故概要
<情報伝
達の不備 無
>
休止中のLPガスバルク貯槽を解体業者が鉄くずと思い、プロテクターを取り外した状態で重機にて強制的に
持ち上げ、約20m離れた落差7mの施設中央(旧厨房内)に投下したため、プロテクター内にある各種バルブ類
全てが破損し、貯槽内のLPガス全量が漏えいした。販売事業者所管の供給設備について、供給先の施設管
理者の指示のもと、販売事業者に無断で解体業者により供給設備を解体され、バルクシステムの破損および
漏えい事故が生じた。施設管理者の求めに応じ、解体費用の見積もりを提出していたが、その後連絡のない
まま工事が行われた模様である。
無
当該消費者宅前にて車両衝突による交通事故が発生し、事故車両が消費者宅へ激突した。ブロック塀を崩
し、供給設備の1次側連結ホースを破損し、LPガスが噴出した。すぐに近隣住民が容器バルブを閉栓し、漏え
いは停止した。事故の5分後に近隣にいた販売店社員が、事故処理および仮設処理(塀を撤去するまで容器
の回収ができず)を行った。当日復旧した。原因は、車両運転者が駐車車両を避けるために徐行しようとする
も、アクセルとブレーキを踏み間違えて加速し、そのまま住宅外壁に衝突したものと推定される。
無
9月1日13時53分に、ビルの外壁が崩れ落ちた。隣接する菓子店が市消防本部へ通報した。13時59分に消防
署員が現場に到着し、LPガス50kg容器のバルブを閉止した。消防署員と近隣のLPガス販売店がLPガス容器
を取り外して、安全な場所へ移動した。14時15分頃、販売店にビルの倒壊に伴ってメーター、調整器、配管が
損傷しガスが漏えいしたと連絡が入り、現場へ出動し、事後処理を行った。ビルのモルタル外壁が老朽化に
より倒壊した際に、供給設備を損傷させた。高圧ホースに張力式漏えい防止高圧ホースを使用しており、外
壁倒壊時にガス放出防止装置が作動したため、容器からの漏えいは無かった。LPガス残量とメーター検針
から試算したところ、漏えいは破断した集合装置・調整器・供給配管・メーターおよび配管から残留分ガスが
抜けたのみである。
C 漏洩
バル <貯
一般
<点検不 <腐食管
ブ、安 蔵中
無
化学
良>
理不良>
全弁 >
事故当日は通常運転を行っていた。17時10分頃に水素ガス検知警報器が作動したため、従業員が水素ガス
貯蔵庫に駆けつけたところ、3台のうち1台の水素ローダーの安全弁より漏えいしていた。直ちに水素ガス使
用工程を停止および火災発生に備え散水を開始した後、消防署と県へ緊急通報した。19時50分に、ローダー
の全供給弁(20箇所)と安全弁の元弁の閉止により、漏えいは停止した。原因は、通常時は閉止されている緊
急脱圧弁が運送時の振動もしくは現場作業者の接触などにより、完全閉止の状態から少し緩んだことによ
り、微量の水素が漏れ、放出口から放出されたと推定される。今後は、輸送前後に次の作業を行い、緊急脱
圧弁からの漏れがないことを確認する。①手動で緊急脱圧弁の完全閉止の確認をする。②石けん水塗布に
よる放出口からの漏えいの有無を確認する。
C 漏洩
<消
<腐食管 <点検不
費中
無
理不良>
良>
>
朝礼のため会議室に集まった際に、LPガスと思われる臭気を感じた。LPガスを使用する部屋を確認したが、
臭気の原因が分からず、ガス業者に点検を依頼した。ガス業者の点検の結果、1F天井裏ガス配管のエルボ
部分が腐食しており、ピンホールを確認した。原因は、酸性雰囲気中の結露水が、2階から配管を伝わりエル
ボが腐食し、ピンホールが生じたものと推定される。なお、漏えい試験は4年毎に行っていたが、配管の外観
点検を行っていなかった。今後は、床下へ敷設された配管を、目視可能な箇所へ変更することを計画する。
C 漏洩
<停
バル
<誤操
販売
止中
ク貯
作、誤判
店
>(休
槽
断>
止中)
C 漏洩
その
ホー
他(個
ス
人)
C 漏洩
<消 <交通事
費中 故>(他
>
損)
その 調整 <消 <その他
他(ビ 器、 費中 >(外壁
ル業) 配管 >
崩落)
電気 配管
番
号
事故区分
事故名称
年月日
現象
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
県 死 重 軽
(1次
業種
計
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
名 者 傷 傷
事象)
15 消費
大学の実習
準備中の酸
素容器の飛
翔
岩
2014/9/23 手
県
0 0 0 0 酸素
C 漏洩
その
その
<消 <誤操
他(容
容器
他(学
費中 作、誤判
器が
本体
校)
>
断>
飛翔)
16 消費
台風に伴う
土砂崩れに
より銅管ねじ
部が破損し
LPガス漏え
い
高
2014/8/3 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
破裂
C 破損
等
17 消費
火災により
LPガス容器
が被災
神
奈
2014/8/4
川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他
C (容
器罹
災)
18 消費
解体作業中
のバルク貯
槽からのLP
ガス漏えい
長
2014/9/1 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
破裂
C 破損
等
事故概要
無
学生ら5名が動物を使った実習準備のため、酸素容器にレギュレーターを装着させる際にバルブ操作を誤り、
酸素容器から酸素ガスが噴出した。酸素容器が飛び上がり天井と壁に衝突し、天井には穴、壁には傷が生じ
た。酸素容器は酸素ガスがなくなると同室内の床に転がった。原因は、誤操作に起因するもので、酸素容器
自体には欠陥が見られなかった。なお、負傷者および火災発生はなし。
その
<消 <自然災
漏洩 他(個 導管 費中 害>(台
人)
>
風)
無
一般消費者(集合住宅)に設置されているLPガス容器置き場からの導管に、土砂崩れによる土砂が流れ込
み、導管露出部のネジ部が破断し、ガス漏えいが発生した。消防署員より連絡があり(午前10時37分)、現場
へ急行した。現場到着時は導管破損部からLPガスが漏えいしており、直ちに容器バルブを閉止し、周囲の立
入禁止および火気使用禁止を指示した。容器からの漏えいは無かった。
容器
その 本
漏洩 他(個 体、
人) 安全
弁
火災
住宅火災(原因調査中)の炎でLPガス20kg容器が熱せられ、安全弁よりガスが噴出した。LPガス20kg容器が
焦げた。
無
所有の寮を平成25年8月に業者Aに売却した。施設を使用予定であったため、供給設備は撤去していなかっ
た。(全戸とは解約した)業者Aへ売却の際は、バルクにLPガスが入っている旨(貯蔵量:平成26年9月1日現在
400kg(80%残))を報告したとのことである。業者Aから依頼を受けた解体業者(2次下請け)が当該物件を解体
した(LPガスの話は聞いていないとのこと)。14時00分頃に、当該物件解体工事にあたり、ガス配管を切断した
時にガスが漏えいしない(元弁閉止中)ことから、バルク貯槽が空であると判断し、解体重機(クラッシャー)にて
バルク貯槽プロテクター部分を摘み上げ、7m移動した。その際、調整器元弁根元部分のネジ部が破損し、ガ
ス(高圧)が漏えいした。すぐに止まると思い、その場を離れた。16時30分頃に、再度確認したが、調整器元弁
根元部分からガスが漏えいしており、止めることができない状況となっていた。16時50分に、解体業者がLPガ
ス事業者にガス漏れの報告をした。17時00分に現場到着後、漏えいを確認した。バルクメーカーに応援を要
請した。濡れタオルによる応急措置を行った。17時48分に、消防署に出動要請と近隣住宅にガス漏れのため
火気を使用しないように広報した。(17時50分、バルク残量 60%)。半径5m以内は、燃焼範囲になっているた
め、10m以上離れて監視した。18時53分にバルクメーカーが現状確認したが、漏えいを止める手段なしとの判
断であった。19時50分頃、サイホン容器にバルク貯槽の液の移動を開始した。(残量52%)。21時02分、サイホ
ン容器にガスを移せないと判断した。21時25分に、バルク貯槽の河川敷への移動を開始した。(残量42%)。
22時15分に河川敷にてバルク貯槽より大気への放出を開始した。23時10分に残液量20%を確認した。0時10
分に大気放出を完了した。
その
漏洩
他
<消 <その他
費中 >(住宅
>
火災)
継
手、 <貯 <情報伝
バル 蔵中 達の不備
ク貯 >
>
槽
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
その他の災害事故
番
号
事故区分
1 その他
2 その他
事故名称
解体作業中
の埋設容器
からの塩素
漏えい
酸素ガス移
充てん中の
ホース火災
破裂
年月日
現象
県 死 重 軽
物質 規
2次事
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
計
(1次
業種
名 者 傷 傷
名 模
象
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事象)
群
2014/8/3 馬
県
長
2014/8/11 野
県
0 0 10 10 塩素
0 1 0 1 酸素
B
漏洩
1
C 火災
その
他(プ
容器
ラス
本体
チック
加工)
破裂
ホー
破損 機械
ス
等
事故概要
<そ
の他
>(建
物の
基礎 <腐食管
下に 理不良>
埋
まっ
てい
た)
無
<製
造中
<点検不
>(定
良>
常運
転)
作業者が空調設備施工用の工作機器に使用する酸素の小容器に移充てん機器を使用して大容器から移充
てんを行っていた。小容器への充てんが終わり、ガスを止めようとした際に、ホースが破裂・四散した。この際
に飛び散ったホース内部のワイヤーにより、作業者は右手足を負傷した。作業者は消防署により病院に搬送
され、手術を受けた。事故時にホース破裂部のワイヤー等が火花を上げていた。原因は、何らかの原因で酸
不明
素が介在し、燃焼が起きたことにより、ホースが破裂したものと推定される。なお、作業時に火気は使用して
いなかったため、着火源は不明である。また、ホースにはメーカー名や型式等の表示が見当たらない(擦れ等
により表示が消えたと思われる)ため、ホースが高圧ガスを扱うのに適した性能を有していたかを確認するこ
とはできなかった。
当該工場内のポンプ小屋床部を重機により解体中に、床部コンクリートの下から塩素ガス7m3容器1本が出
土し、その際、近づけないくらいにガスが噴き出していた。作業員がすぐに漏えいを止めようと試みていたとこ
ろ、隣接する工場の従業員が異臭と体調不良を訴え、当該工場および関係機関へ連絡した。原因は、ポンプ
小屋床下に塩素タンクが紛れており、それに気づかず重機で塩素タンクを破損し、内容物が漏出したことによ
る。ポンプ小屋床下からは、該当容器以外発見されていない。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(製造事業所)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(移動中)
番
号
1
事故区分
事故名称
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1
2次事
次事
業種
象
象)
該当事故無し
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
区分 状態 (主因)
(副因)
源
事故概要
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(消費)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
県 死 重 軽
物質 規
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
1 消費
器の盗難
北
2014/7/1 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月1日15時00分頃、販売事業者が当該物件の居住確認のため現地へ訪問し、供
給設備を確認したところ、設置されていたLPガス50kg容器2本のうち予備側1本が無くなって
いるのを発見した。付近を確認するも発見に至らず、同日、交番に届け出た。当該物件は料
金未払いのため長期間閉栓しており、居住者が住んでいるかどうかも把握できない物件で
あった。なお、6月の検針時には異常がないことを確認していた。
LPガス容
器の盗難
三
2014/7/4 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月4日12時30分頃、配送委託を受けている業者の職員が検針を行っていたとこ
ろ、消費者宅に設置してあったLPガス20kg容器2本のうち1本がなくなっていることを発見し
た。
2 消費
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成22年3月30日、引越に伴い閉栓を行った。平成26年7月7日(月)15時05分頃に、LPガス
10kg容器1本が無いことに販売店社員が気付いた。7月8日(火)、手違い有無の調査のため、
販売店内を含めた調査を行った。結果、販売店に原因が無しと確認できたため、盗難と判断
した。12時34分頃に、警察署へ電話で報告した。13時20分頃に、地方事務所へ電話で報告し
た。14時30分頃、現場検証および事情聴取を行い、警察署へ被害届を提出した。原因は、消
費者宅が借家であり、ガス供給を閉栓した後再入居の可能性があったので、容器の引き上
げをすぐには行わなかったためと推定される。
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
鉄工
所
容器
本体
<消
費中 <盗難>
>
無
現場は鉄工工場に隣接した容器庫である。当該容器庫には盗難にあった容器のほかにも複
数の容器が保管されていた。7月7日の終業後から7月8日の始業時までの間に、調整器が取
り付けられていた酸素ガス容器1本とアセチレンガス容器1本のセットと、酸素ガス容器1本が
盗難にあった。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月9日17時30分頃、販売店従業員が業務中に、消費者宅のLPガス10kg容器1本
が所在不明であることを確認した。直近の容器の所在は、7月3日に販売店従業員が業務中
に確認している。容器盗難事故と判断し、7月11日(金)に交番に被害届を提出した。
3 消費
LPガス容
器の盗難
長
2014/7/7 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
4 消費
アセチレン
容器、酸素
容器の盗
難
静
2014/7/8 岡
県
5 消費
LPガス容
器の盗難
愛
2014/7/9 知
県
C
C
その他
(盗難)
その他
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
6 消費
器の盗難
福
2014/7/9 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
屯所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
7 消費
器の盗難
福
2014/7/10 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
8 消費
LPガス容
器の盗難
岡
2014/7/10 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
7月8日午前中に容器交換を実施した。同日の夜までは異常がなかったが、7月9日の午前中
に湯沸器が点火しなかったため、消費者がリンナイサービスへ修理を依頼した。リンナイサー
ビスが現場を確認したところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることを発見し、販売事業
者へ連絡した。
無
消費者から7月10日18時過ぎに連絡があり、現場へ行き確認をしたところ、予備側のLPガス
20kg容器が盗まれていた。7月9日の夕飯での使用後には異常がなかったため、夕食後から
翌日の帰宅(7月10日16時)までの間に盗難にあった模様である。警察署へ盗難届を提出済
みである。
無
7月10日19時15分頃に、消費者より「コンロを使用しようとしたが、ガスが出ない」との電話通
報に合わせ、「容器を確認したところ、2本ともなくなっている」との情報があった。19時40分に
販売店が現地に到着し、LPガス20kg容器が2本とも無いことを確認した。新たに容器を2本配
送し、20時20分に復旧した。盗難時期については、7月10日14時00分頃に検針のため地区担
当者が訪問し、容器の存在を確認していることから、7月10日14時00分から19時15分の間に
盗まれたものと思われる。警察へは20時30分に通報するが、必要と思われる情報が即揃わ
ないことから、警察との話し合いにて、11日に改めて交番で被害届を提出することになった。7
月10日10時30分に、交番にて盗難届を提出し、受理された。実地検分では警察官が行い、販
売店社員2名が立ち会った。
9 消費
LPガス容
器の盗難
香
2014/7/10 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
販売店は事故発生場所にLPガス10kg容器2本を設置していたが、9年前に消費者から閉栓を
依頼され、その後については、年1回(夏頃)の頻度で容器の有無を確認していた。7月10日
に高圧ガス取扱業者から販売店に連絡があり、「解体業者から引き取った容器が、販売店の
所有物なのでお渡ししたい」とのことであった。渡してもらったのはLPガス10kg容器1本だけ
だったので、所在不明のもう1本の容器(LPガス10kg容器)を捜索してもらったが、見つからな
かった。平成25年の夏以降に、容器を設置していた家は解体され、その場所に住宅が新築さ
れて、全く関係のない人が居住している。また、別のLP業者が容器を設置している。
10 消費
LPガス容
器の盗難
千
2014/7/11 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(農 容器
協事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月11日(金)に開栓準備のため訪問したところ、LPガス20kg容器1本が無くなって
いるのを発見した。平成25年9月30日以降、休止していたため、盗難の時期は不明である。
販売事業者が警察へ盗難届を提出した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
アセチレン
容器、酸素
11 消費
容器の喪
失
宮
2014/7/11 城
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(紛失)
酸素
その
容器
他(解
本体
体業)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
LPガス容
12 消費
器の盗難
茨
2014/7/14 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
その他
C
(盗難)
LPガス容
器の盗難
千
2014/7/14 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
14 消費
器の盗難
茨
2014/7/14 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
15 消費
器の盗難
島
2014/7/14 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
詰所)
<消
費中 <盗難>
>
13 消費
事故概要
無
平成24年1月31日から販売事業者が消費者と取引を開始し、当該容器については平成25年4
月15日にアセチレンガス6.5m3容器1本を、9月12日に酸素ガス7m3容器1本を販売した。平成
26年7月11日に容器未回収のため訪問したが、消費者が事務所を引き払っていたため、10月
に至るまで何度か連絡を試みたが、連絡が取れないため、容器の所在不明と判断した。
無
平成26年7月14日(月)10時頃に、販売店社員が通りかかった際、LPガス20kg容器がないこと
に気付いた。7月10日(木)に容器を配送した際には容器があったこと、13日(日)に消費者が
容器があったことを確認していたことから、13日深夜から14日早朝にかけて盗難されたものと
思われる。
無
平成26年7月6日(日)夕方、消費者が農村協同会館で湯を沸かすため、LPガスを消費した。
7月14日(月)13時15分頃、販売事業者が月例検針のため、消費先に赴いたところ、設置され
ているLPガス20容器2本のうち1本が紛失しているのを発見した。何者かに高圧ホースを切断
され、使用側容器1本を持ち去られ、その際、切断された高圧ホースから予備側容器のガス
が放出したと推定される。消費先には囲い、施錠等がなく、日中、夜間とも敷地内に立ち入る
ことができるため、盗難の被害にあったと思われる。付近および他近隣集会所等を捜索した
が、当該容器等を発見することが出来なかった。その後、13時30分頃に警察署へ連絡し、14
時10分頃に警察署員の現場事情聴取のうえ、盗難届を提出した。消費先は、6月13日(金)10
時頃、月例検針で赴いた際には異常は見られなかった。
無
平成26年6月17日(金)、配送委託先である事業所の配送員が検針で現地を訪問した際に
は、容器があることを確認している。7月14日(月)15時、配送員が検針で現地を訪問した際
に、LPガス50kg容器1本がなくなっていることを確認した。6月17日から7月14日までの間に盗
難されたものと思われる。
無
消費先はLPガス8kg容器2本を屋外設置している。平成26年7月14日(月)に販売事業者地区
担当者がメーター検針を行った際、予備側のLPガス8kg容器1本が無いことを確認した。消費
先関係者に確認し、付近を捜索したが見つからなかったため、警察へ被害届を提出した。6月
17日(金)に行ったメーター検針では確認しているため、以降の7月14日(月)の間に盗難に
あったものと考えられる。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
16 消費
LPガス容
器の盗難
東
2014/7/14 京
都
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
営業が終了した7月12日(土)から14日(月)の深夜の間にLPガス20kg容器2本が盗難にあっ
た。チェーン等で盗難防止措置は施していたが、ホースがきれいに外されていた。
17 消費
LPガス容
器の盗難
青
2014/7/15 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年5月21日に空家となり、入居する見込みがないため、7月15日に配送業者へ容器の
回収を依頼したところ、LPガス10kg容器2本のうち1本が盗難にあっていたことが判明した。
18 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/7/16 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(工
本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月16日、販売店配送員が近くを通りかかった際に、通常4本設置のLPガス20kg容
器のうち2本が無くなっているのを発見した。配送員から連絡を受け、販売店営業担当が再度
現場を確認したが、やはり2本無くなっていたので、警察署に届け出た。配送員は7月14日9時
頃に通常どおり4本設置してあったのを確認しているとのことである。
19 消費
LPガス容
器の盗難
熊
2014/7/19 本
郡
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月19日(土)、住民が公民館前を通った際に、LPガス20kg容器がないことに気がつ
いた。7月2日にガス検針を行った際には、異常はなかった。2年前も盗難にあっており、今回
はアンカーを打ちチェーンに鍵をつけていたが、チェーンが切断された。
LPガス容
20 消費
器の喪失
青
2014/7/22 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(工 容器
事現 本体
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費事業所では、病院宿舎の工事現場にて融雪およびコンクリート乾燥作業用としてLPガス
を消費し、消費しない時はプレハブ倉庫にて保管していた。当該現場での工事が終了し、販
売店へLPガス10kg容器を返却したところ、容器の数が不足していることが判明した。消費事
業所が現場等で不足している容器を探したが見つからず、警察へ容器紛失の届出を行った。
なお、当該容器がいつなくなったのか、日にちの特定はできていない。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
消費事業所では、保育園の工事現場にて融雪およびコンクリート乾燥作業用としてLPガスを
消費し、消費しない時はプレハブ倉庫にて保管していた。当該現場での工事が終了し、販売
店へLPガス10kg容器を返却したところ、容器の数が不足していることが判明した。消費事業
所が現場等で不足している容器を探したが見つからず、警察へ容器紛失の届出を行った。な
お、当該容器がいつなくなったのか、日にちの特定はできていない。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月24日(木)18時00分頃、消費者よりLPガス50kg容器2本設置の片側1本がなく
なっているとの連絡があった。毎日、朝方・夕方に容器設置場所の確認をしているが、朝方は
容器があったことを確認しているとのことである。工具を使って取り外されているため、盗難と
判断した。
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年7月24日の朝、ガスコンロの火が付かなかったため、屋外に設置されている容器を
確認したところ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることが分かった。
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
その
他(解 容器
体工 本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
消費先の敷地内(門を南京錠にて施錠)に保管していた酸素ガス7m3容器1本、アセチレンガ
ス7.2kg容器1本が、7月28日(月)17時00分頃に盗難されていることを確認した。なお、施錠に
使用していた南京錠は切断されていた。
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
容器の周辺から異音がするため、消費者が容器バルブを閉めて販売事業者に連絡した。LP
ガス20kg容器2本を設置しているが、供給側容器1本が無いことを確認し、警察に被害届を提
出した。平成26年7月2日(水)に販売事業者がメーター検針を行った際には確認しているた
め、以降の29日(火)の間に盗難にあったものと考えられる。なお、予備側の容器の残ガス量
を確認したところ、減少していたことから、微量の漏えいがあったと想定される。
その他
(紛失)
その
他(工 容器
場現 本体
場)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(営
本体
業所)
三
2014/7/24 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
アセチレン
容器、酸素
24 消費
容器の盗
難
千
2014/7/28 葉
県
LPガス容
25 消費
器の盗難
島
2014/7/29 根
県
LPガス容
器の喪失
青
2014/7/22 森
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
LPガス容
22 消費
器の盗難
埼
2014/7/24 玉
県
LPガス容
器の盗難
21 消費
23 消費
事故概要
その他
C
(盗難)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
器の盗難
茨
2014/7/30 城
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
27 消費
器の流出
富
2014/8/1 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(工 容器
事現 本体
場)
LPガス容
器の喪失
秋
2014/8/1 田
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
LPガス容
器の盗難
三
2014/8/4 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の喪失
高
2014/8/5 知
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
26 消費
28 消費
29 消費
30 消費
C
C
事故概要
無
7月30日(水)にガス容器の交換に行ったところ、LPガス20kg容器1本がなくなっていることを
発見した。7月22日(火)、販売店の検針員がメーター検針した際は、異常は見られなかったこ
とから、7月22日から30日にかけて盗難されたものと思われる。
<消
費中 <盗難>
>
無
消費者が現場事務所でガスコンロを1台使用していたが、平成26年7月18日に作業が終わり
事務所を閉鎖した。その後、消費者は7月28日に販売事業者に対して8月1日に容器を撤去す
るよう依頼した。これを受け、販売事業者が8月1日10時頃、現場を訪れた際に容器が無く
なっていることを発見し、同日、消費者が警察署に被害届を提出した。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月1日、大雨による河川氾濫により、消費者宅の家屋土台の一部が濁流により削られた。土
台上のLPガス50kg容器2本が流された。低圧ホース、高圧ホースが切断されていた。8月3
日、流された容器のうち1本を発見した。容器内のLPガスは全て抜けていた。
その他
(盗難)
その
他(貸
容器
店舗:
本体
住居
中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月4日午後9時頃、販売店職員が月に1度の検針のため消費先を訪問したところ、
設置してあったLPガス20kg容器2本のうち1本が取り外されていることが確認された。また、前
回7月2日の検針時には異常は確認されていなかった。
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
8月5日14時30分頃に、消費者より、河川が増水し、小屋とLPガス20kg容器1本が流出の旨の
連絡があり、販売店担当者が現場を確認した。供給設備全体としては、供給管側のサドルバ
ンドが外れており、正面から見て自動切替が反時計回りに約半周した状態であった。なお、高
圧ホースは張力式を設置していたが、真鍮部が破断しており、容器内のLPガスは大気放出さ
れたと思われる。喪失日時については、3日夕方から避難勧告が発表され、消費者は避難し
ており、避難勧告の解除後の5日に確認していることから、日時の特定は困難な状況である。
番号
事故
事故名称
区分
アセチレン
容器、酸素
31 消費
容器の盗
難
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
福
2014/8/5 岡
県
アセチ
その他
0 0 0 0 レン、 C
(盗難)
酸素
鉄工
所
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
容器
本体、 <移
溶接・ 動中 <盗難>
溶断 >
機
無
8月4日深夜から8月5日未明にかけて、工場内に停車していたトラック(2tユニック車)が盗難に
あった。荷台には、早朝出発するために酸素7m3容器1本とアセチレン7.2kg容器1本を積んで
いた。
32 消費
LPガス容
器の盗難
大
2014/8/5 阪
府
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(飲
本体
食店)
<消
費中 <盗難>
>
無
通りに面した容易に盗られる場所に供給設備(一般消費者)を設置していたため、LPガス20kg
容器1本が盗難被害にあった。
33 消費
LPガス容
器の盗難
兵
2014/8/6 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成25年8月に、最終の容器交換を行った。平成26年8月6日にガス検針のため訪問したとこ
ろ、LPガス20kg容器2本立てのうち1本が無くなっていた。
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
キャンプ場コテージに設置していたLPガス20kg容器16本が、台風11号による増水のため全て
流出した。後日、下流にて9本を回収した。
<消 <自然災
費中 害>(台
風)
>
無
消費先において、台風11号による増水に備えるため、容器を1階から2階に緊急避難させた
が、想定外の増水で2階まで浸水したため、LPガス20kg容器1本が流出し、喪失した。
34 消費
LPガス容
器の流出
徳
2014/8/10 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他
(キャ
容器
ンプ
本体
場コ
テー
ジ)
35 消費
LPガス容
器の流出
徳
2014/8/10 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
容器
他(公
本体
民館)
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
36 消費
器の盗難
三
2014/8/12 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(工 容器
場事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月12日、検針受託業者職員が消費先を訪問したところ、ガス圧力低下遮断の表示
があったため、販売店へ連絡した。販売店職員が現場で調査したところ、LPガス20kg容器2
本がなくなり、以前に盗難された他販売店の容器が接続されているのを発見した。
LPガス容
37 消費
器の盗難
長
2014/8/14 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
詰所)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月14日(木)に消防団員が詰め所の屋外に設置されていたLPガス8kg容器1本(質量販売)が
無くなっていることに気づき、後日所在の確認を行ったが不明であったため、警察に通報し
た。7月27日(日)の時点ではガスが使用可能であったことが確認されている。
LPガス容
器の盗難
福
2014/8/15 井
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月15日、ガスメーター検針時に、LPガス20kg容器2本設置されていたうちの1本が
無いことが発覚した。8月1日の容器交換時には2本とも設置されていたのを販売店が確認し
ている。
LPガス容
39 消費
器の流出
岐
2014/8/18 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(大
雨)
>
無
8月17日の大雨により川が増水し、川岸に建つ消費者宅の一部も含めて護岸が崩壊した。そ
の際、LPガス20kg容器2本が置いてあった地盤も崩壊したため、容器が宙吊りとなり、うち1本
が川に流出した。なお、残った容器は販売店が回収済みである。また、容器バルブと屋内の
元栓は、消費者が閉めてから避難した。
LPガス容
40 消費
器の盗難
北
2014/8/18 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(事
本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月18日朝、消費先からガスの火がつかないとの連絡を販売事業者が受けた。販
売事業者が10時00分に現地確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本のうち1本
が無くなっていた。付近を確認するも発見には至らず、同日、交番に届け出た。なお、8月13
日には通常どおりガス機器を使用できていた。また、設置されていた容器は容器ボックスに
収納された状態であった。
38 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
LPガス容
41 消費
器の喪失
石
2014/8/19 川
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(建 容器
設営 本体
業所)
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
LPガス容
42 消費
器の盗難
千
2014/8/19 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
LPガス容
器の盗難
岡
2014/8/20 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
44 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
43 消費
45 消費
事故概要
無
LPガス10kg容器を道路舗装業者に納入していたが、そのうちの6本が見当たらず、消費者に
調査を依頼していたが、8月18日現在、不明のため、事故報告をした。
<消
費中 <盗難>
>
無
平成19年3月28日から閉栓中であった空家に、平成26年8月19日に容器の撤去をするために
現地を訪れたところ、設置してあったLPガス20kg容器2本が高圧ホースを切断され盗難され
ているのを確認した。平成21年6月16日にガスメーターの交換を行っており、このときに容器
があるのを確認しているが、この後いつ容器が盗難されたのかは不明である。8月19日に販
売事業者が警察へ盗難届を提出した。
その
容器
他(工
本体
場)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月20日午後3時00分頃、消費先に設置していたLPガス20kg容器4本のうち1本が盗難されて
いることに気付いた。4本設置の最終確認は、平成22年8月20日である。いつ盗難にあったか
は不明である。
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器3本が喪失した。
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器2本が喪失した。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
46 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器1本が喪失した。
LPガス容
47 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器6本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器4本とLPガス20kg容器1本が喪失した。
LPガス容
49 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器2本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器4本とLPガス20kg容器7本が喪失した。
48 消費
50 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
51 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器12本が喪失した。
LPガス容
52 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器8本とLPガス20kg容器10本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス20kg容器2本が喪失した。
LPガス容
54 消費
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器3本とLPガス20kg容器3本が喪失した。
LPガス容
器の喪失
広
2014/8/20 島
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消 <自然災
費中 害>(豪
雨)
>
無
8月20日未明の豪雨により、LPガス50kg容器7本とLPガス20kg容器8本が喪失した。
53 消費
55 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
56 消費
器の盗難
島
2014/8/21 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
平成26年8月6日(水)午前11時のメーター検針の際はLPガス20kg容器2本を確認している。そ
の後、21日(木)午後からガスコンロを点火しようとしたが点かなかったので確認したところ、あ
るべきLPガス20kg容器が接続されていなかったため、販売店に連絡した。販売店職員が14
時40分に現場に行き、20kg容器1本がないことを確認した。
57 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/8/22 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月22日18時頃に、販売担当者がLPガス20kg容器1本の紛失に気がついた。確認の上、周
辺を探したが発見できず、8月28日に交番に届出を行った。
58 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/8/23 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(店
本体
舗)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月23日の夕方に、ガスが使えなかったことから、屋外に設置されている容器を確認したとこ
ろ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることが分かった。
LPガス容
59 消費
器の盗難
長
2014/8/24 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(消 容器
防団 本体
詰所)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月24日(日)に消防団員が詰め所の屋外に設置されていたLPガス8kg容器1本(質量販売)が
無くなっていることに気づき、警察に通報した。8月25日(月)、販売店に容器番号の確認を
行った。なお、8月12日(火)にLPガスコンロが使用可能であったことが確認されている。
LPガス容
器の盗難
三
2014/8/24 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
8月23日の夕方に、ガスが使えなかったことから、屋外に設置されている容器を確認したとこ
ろ、LPガス20kg容器1本が無くなっていることが分かった。
60 消費
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
平成26年8月26日(火)午前9時40分頃、販売店社員が滞留容器確認の際、盗難を発見した。
LPガス20kg容器2本立てのうち1本を他販売店所有の空容器に入れ替えられていた。なお、
他の供給設備には異常はなかった。8月18日(月)の検針の際には異常はなく、それ以降の盗
難と考えられる。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
8月29日、消費先に1年に1回の定期調査を実施したところ、契約していた消費者が当該住宅
を売却しており、居住者も契約していた消費者から変わり、LPガス8kg容器が無くなっていた。
契約していた消費者の携帯電話へ連絡し、容器の所在の確認を依頼したが発見にいたら
ず、また、新たな居住者に確認するも所在不明であったため、翌30日、交番に届け出た。
その
容器
他(駐
本体
車場)
<消
費中 <盗難>
>
無
屋台による移動消費者へ質量販売している。消費者は、翌日の出店に備えて自動車に屋台
資材とLPガス20kg容器2本とLPガス8kg容器3本を乗せ、鍵をかけ自動車から離れたところ、
車ごと盗難にあった。
その他
C
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月2日午前中に使用しようとしたところ、LPガス20kg容器が2本とも空になっていることが判
明した。容器の番号を確認したところ、1本は今年の6月に盗難にあった容器であった(盗難に
あった容器が返却されていた)。警察へ通報し、警察による現場検証が行われ、9月2日に被
害届を提出した。
その他
C
(紛失)
容器
本体
<移
<その他
動中
>(紛失)
>
無
9月4日18時30分頃に、通行人が散歩中に、道路脇に窒素15.2kg容器1本が放置されている
のを発見し、警察署に通報した。その後、消防署へ連絡があり、消防隊が出向して、現地で
容器を確認した。容器番号から調査したところ、ガソリンスタンドが消火設備の一部として所
有していたが、2013年に破産し、現在は法律事務所が管理していた。ヤマト消防器具が消火
器具の廃棄を依頼され、従業員が運搬中に喪失したものである。
LPガス容
61 消費
器の盗難
熊
2014/8/26 本
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
LPガス容
62 消費
器の喪失
北
2014/8/29 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(紛失)
その
容器
他(民
本体
家)
LPガス容
器の盗難
新
2014/8/31 潟
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
LPガス容
64 消費
器の盗難
滋
2014/9/2 賀
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
窒素ガス
65 消費 容器の喪
失
岡
2014/9/4 山
県
0 0 0 0 窒素
63 消費
事故概要
運送
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
事故概要
LPガス容
器の盗難
兵
2014/9/5 庫
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
6月26日に容器交換を行った。7月23日に、退去のため、一旦閉栓した。9月5日に、新規消費
者が入居のため、開栓に向かったところ、LPガス50kg容器2本がなくなっていた。
LPガス容
67 消費
器の盗難
福
2014/9/6 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月6日15時頃に、消費者がガスを使おうとしたが使用できなかったため、販売店に連絡し、
LPガス20kg容器2本の盗難が判明した。確認の上、周辺を探したが発見できず、9月8日に、
交番に届出を行った。
LPガス容
器の盗難
島
2014/9/6 根
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
無
現場は道路から容器を確認できる場所で、8月18日(月)10時にメーター検針に行った際はLP
ガス20kg容器が2本接続されていることを確認している。その後、9月11日(木)15時頃、販売
事業者社員が巡回中に、1本であることを確認した。社員が近所の方に確認したところ、7日
(日)に現場集会所で清掃があり、その時には既に1本であったことを聞き取りした。
LPガス容
69 消費
器の盗難
長
2014/9/8 野
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月8日に販売店の職員が検針の際に消費先に通りかかり、設置してあったLPガス20kg容器
4本中3本が無くなっていることに気付いた。確認を行ったが、設置した平成25年5月2日以降
回収した記録は無いため、盗難と判断し、県へ事故報告および警察署へ盗難届の提出を
行った。
無
12月8日(月)の朝、消費者が販売店に、12月6日(土)に公民館のガスコンロを使用中に使用で
きなくなったとの旨を連絡した。連絡を受けた販売店が調査確認したところ、LPガス20kg容器
2本のうち1本が盗難されていることが発覚した。また、残りの1本は残ガスがなくなったため、
使用できなくなったものである。盗難された容器は平成25年12月14日に設置したもので、年
間1m3程度の使用量である。なお、9月8日に委託業者(有資格者)がガスメーターを交換して
おり、その時に既に容器が1本しかなく、取り残されたゴムホースを撤去している。その時点
で、販売店は盗難にあっている認識をしていなかったため、今回に至った。また、定期供給設
備点検は、平成22年に実施し、今年度調査する予定である。以上のことから、盗難被害に
あった日時は平成25年12月14日から平成26年9月8日の間であると推測される。
66 消費
68 消費
70 消費
LPガス容
器の盗難
岐
2014/9/8 阜
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(公
本体
民館)
<消
費中 <盗難>
>
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
<消
費中 <盗難>
>
無
9月12日10時頃、販売店の従業員が消費先へ容器交換に行ったところ、LPガス20kg容器が1
本足りないことを確認した。容器は、高圧ホースとの間で取り外されていた。なお、盗難にあっ
た容器は設置されていた2本のうちの1本であり、使用前であったため、残ガスは約20kgと考
えられる。また、当該容器にはチェーン掛けがされていたが施錠はしていなかった。当該供給
設備は使用が少なく、前回の容器交換が約1年前であったことから、盗難された日時に関して
は不明である。
その
他(民 容器
家:住 本体
居中)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月13日11時30分頃、消費者より、ガスが点かないとの連絡があったため、販売店が現場を
確認したところ、LPガス20kg容器1本が紛失していることを確認した。その後、警察署に通報
し、盗難届を提出した。
その他
C
(盗難)
その
他(会 容器
社事 本体
務所)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月16日19時頃、消費者より容器がなくなっているとの連絡があり、販売店がLPガス20kg容
器1本の盗難を確認した。周辺を探したが発見できず、9月19日に交番に届出を行った。
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月19日、長期間空き家のため閉栓中であった消費先に点検のため訪れたところ、建物が解
体され、設置されていたLPガス20kg容器2本を含む供給設備が無くなっていた。9月26日、交
番に協力を求め、解体業者が判明し確認したところ、建物を解体したのは平成25年11月で
あったが、容器の所在は分からないとのことであった。9月27日、交番に届け出た。
<消
費中 <盗難>
>
C
その他
(盗難)
その
他(従 容器
業員 本体
寮)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
福
2014/9/16 岡
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
北
2014/9/19 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
液化
0 0 0 0 石油
ガス
72 消費
LPガス容
器の盗難
宮
2014/9/12 崎
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
73 消費
LPガス容
器の盗難
福
2014/9/13 岡
県
LPガス容
74 消費
器の盗難
LPガス容
器の盗難
事故概要
9月10日(水)午前10時00分頃、役場職員から販売店に役場内建物のLPガス20kg容器1本が
無くなっているとの連絡が入った。容器の所在確認のため、配送人、緊急時対応担当、役場
職員を含めた関係者へ確認を行った。しかし、容器紛失について誰も気付いておらず、建物
周辺も確認したが見つけることは出来なかった。紛失した容器は役場の給湯室用に使用して
いるが、この給湯室自体の使用頻度が半年に1回程度であり、今年も3月以降の使用がな
かったことから配送も行っておらず、役場職員が発見するまで気付くことが出来なかった。盗
難は最終のガス使用日の3月5日(水)以降であると考えられる。
その
容器
他(公
本体
民館)
沖
2014/9/10 縄
県
75 消費
設備
区分
その他
(盗難)
LPガス容
器の盗難
71 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
C
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
無
<消
費中 <盗難>
>
無
9月19日15時頃、販売事業者が設置容器の内容量を確認した。LPガス20kg容器2本が充て
ん容器であった。9月24日9時頃、販売事業者がガスの開栓のため訪問したところ、容器が2
本ともなくなっており、配送を委託している業者に確認をしたところ、引き上げていないとのこ
とで、盗難が発覚した。
<消
<その他
費中
>(紛失)
>
無
消費事業所内で高圧ガス容器の在庫状況を確認したところ、LPガス8kg容器1本の紛失に気
付いた。現在は使用しておらず、またその間に管理者が数名変わった経緯があったこともあ
り、確認が遅れた。事業所内で再度捜索・確認するも、発見には至らなかった。
その他
(盗難)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(紛失)
その
容器
他(工
本体
場)
LPガス容
器の盗難
C
LPガス容
77 消費
器の盗難
福
2014/9/24 島
県
LPガス容
器の喪失
石
2014/9/24 川
県
事故概要
9月24日8時37分、消費先に設置されたガスメーターから圧力センサ遮断(BCP)の警報を販売
事業者の緊急センター電話回線にて受信した。営業所担当者が現場確認を実施したところ、
容器収納庫内に設置されていたLPガス20kg容器2本のうち予備側の1本が無くなっており、供
給側の容器バルブが閉止されている状態であった。同日、交番に届け出た。消費者に詳細
確認したところ、前日の23日の17時にはガスの使用が可能であった。
<消
費中 <盗難>
>
液化
0 0 0 0 石油
ガス
78 消費
設備
区分
その
容器
他(公
本体
民館)
北
2014/9/24 海
道
76 消費
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
79 消費
LPガス容
器の盗難
北
2014/9/25 海
道
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
当該消費先は7月24日から空家となっており、売買に伴い、ガスの供給を他の販売店に切り
替える予定であった。切り替え日であった9月25日に切り替え先である販売店から、容器が付
いていない旨の連絡を受け現地を確認したところ、設置されていたLPガス20kg容器2本が無く
なっていた。なお、当該容器は9月18日の定期検針時に確認されており、住宅のリフォームが
実施されていたため、リフォーム業者に容器の所在について確認するも不明とのことであり、
9月29日に交番に届け出た。
80 消費
LPガス容
器の盗難
三
2014/9/26 重
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
<消
費中 <盗難>
>
無
9月26日、検針を行った際に、屋外に設置されているLPガス20kg容器1本が無くなっているこ
とが分かった。
番号
事故
事故名称
区分
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 模
名 者 傷 傷
現象(1 2次
次事 事 業種
象
象)
設備
区分
LPガス容
器の盗難
岡
2014/9/29 山
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
C
その他
(盗難)
その
他(家
屋解 容器
体作 本体
業現
場)
LPガス容
82 消費
器の盗難
千
2014/9/30 葉
県
液化
0 0 0 0 石油
ガス
その他
C
(盗難)
その
容器
他(空
本体
家)
81 消費
取扱 事故原因 事故原因 着火
状態
(主因)
(副因)
源
<消
費中 <盗難>
>
<消
費中 <盗難>
>
事故概要
無
8月31日15時00分頃に、ガスメーターを閉栓した(容器有り)。9月26日、消費者宅を解体する
ため、解体業者が容器回収を依頼した。16時00分頃に現場を確認した(容器有り)。9月29日
10時00分頃、販売店社員がメーター、調整器の回収に行ったところ、容器が紛失していること
に気づいた。容器の回収依頼を出していた配送委託業者の社員に確認の電話を入れたが、
回収は行っておらず、解体業者に確認しても知らないとのことであった。
無
リフォーム業者より建物取り壊しの連絡を受けて、、9月30日14時頃に、販売店の配送員が容
器の引き上げに行ったところ、LPガス50kg容器が4本設置してあるべきところ、3本しか設置さ
れていないことを確認した。9月9日の検針時には、販売店の検針員が4本設置してあることを
確認している。このため、9月9日から9月30日の間に容器が盗難にあったと思われる。9月30
日に警察署に盗難届を提出した。
2014年に発生した高圧ガス保安法事故 7-9月一覧表
盗難・紛失事故(その他)
番
事故区分 事故名称
号
1
年月日
物質 規
県 死 重 軽
計
名 者 傷 傷
名 模
現象(1 2次
設備 取扱 事故原因 事故原因 着火
次事 事 業種
区分 状態 (主因)
(副因)
源
象
象)
該当事故無し
事故概要
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